JP2002232575A - 電話会議システム - Google Patents

電話会議システム

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JP2002232575A
JP2002232575A JP2001026592A JP2001026592A JP2002232575A JP 2002232575 A JP2002232575 A JP 2002232575A JP 2001026592 A JP2001026592 A JP 2001026592A JP 2001026592 A JP2001026592 A JP 2001026592A JP 2002232575 A JP2002232575 A JP 2002232575A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 UnPBXを利用してオペレータを必要とし
ないで複数人が同時に電話できる電話会議システムを提
供する。 【解決手段】 音声応答ボード6で受信した複数の回線
に対して管理部18が各回線の交換接続先の会議ルーム
16を指定し、指定された会議ルーム16で複数の回線
の音声信号を合成して交換接続し、合成した音声信号を
音声応答ボード6から各電話機に発信することによっ
て、複数人が各人の電話機を介して同時に会話できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、簡易型
携帯電話(PHS)、固定電話等の電話で会議を行う電
話会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話会議システムとしては、テレ
ビ電話を用いたものが存在するが、これは通常の電話設
備に加えてマイクロフォン、画像を送信するためのビデ
オカメラや受信した画像を写し出すディスプレイが必要
であり、これらの装置配設の手間やコストがかかってい
た。
【0003】一方、画像データをやりとりしない純粋な
電話の会議システムとしては、東日本電信電話株式会社
(NTT東日本)が提供しているINS電話会議サービ
スがある。このサービスは、会議の召集者が事前に会議
の日時と会議参加者の電話番号を登録しておくと、指定
した日時に会議センターから召集者と参加者を呼び出す
ものであり、定刻に電話会議を始めることができて、同
時に最大30箇所を接続できるサービスである。しか
し、この同時接続サービスはNTT東日本のオペレータ
を介して同時接続するものであり、利用時間も日中に限
られている。
【0004】また、一般に電話の構内交換機(PBX)
は、現在デジタルPBXが主流であるが、交換接続のた
めに記憶機能のないICを用いているので、処理は確実
であっても、PBX自体では内線電話機同志の交換接
続、内線電話機と外部の一般電話機との交換接続等の基
本機能しか有していない。一方、最近ではCTI(コン
ピュータ・テレフォニ)システムが普及してきており、
パソコンなどで電話の機能を利用することが試みられて
いる。これは電話網などの音声ネットワークとLANな
どのデータネットワークとを統合するのがねらいであ
る。具体的には、パソコンにテレフォニ・ボードを搭載
してパソコンを電話及び交換機として利用したりする。
このパソコンにおける交換機(PBX)は、UnPBX
と呼ばれ、パソコンが交換機の役割を果たす。このUn
PBXは、音声処理ボードを搭載し、簡易PBXとして
動作するサーバであり、パソコンのハードディスクを利
用して記憶機能を有するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事実
を考慮し、新たに装置配設の手間やコストをかけない電
話での会議システムであって、UnPBXを利用してオ
ペレータを必要としないで複数人が同時に電話できる電
話会議システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、複
数の電話機を使用して電話会議を行う電話会議システム
であって、各電話機から発信されるプッシュトーン信
号、音声信号を受信したり各電話機へプッシュトーン信
号、音声信号を発信したりすると共にプッシュトーン信
号に応じて音声を録音、再生する音声応答部と、複数の
会議ルームを有し、当該会議ルームにおいて前記音声応
答部で受信した各電話機からの音声信号を合成する音声
合成部と、前記音声合成部の状態を管理すると共に前記
音声応答部からの各電話機からの回線情報を受けて該音
声合成部の状態に応じて前記音声応答部に回線の交換接
続に関する命令を送る管理部と、からなり、前記音声応
答部で受信した複数の回線に対して前記管理部が当該各
回線の交換接続先の会議ルームを指定し、当該指定され
た会議ルームで当該複数の回線の音声信号を合成して交
換接続し、合成した音声信号を前記音声応答部から各電
話機に発信することによって、複数人が各人の電話機を
介して同時に会話できる電話会議システム、からなる。
【0007】請求項1の本発明によれば、音声応答部に
は複数の電話回線が接続されており、この複数の電話回
線を通じて複数の電話機からのプッシュトーン信号、音
声信号を受信する。受信後、管理部は前記音声応答部か
ら各電話機からの回線情報を受けて音声合成部の状態に
応じて前記音声応答部に各回線の交換接続に関する命令
を送る。この命令のなかには各回線がどの会議ルームに
行くべきかの指示も含まれる。指定された会議ルームで
は、複数の回線の音声信号を合成して交換接続する。合
成した音声信号は前記音声応答部から各電話機に発信さ
れる。各人の電話機には合成した音声信号が流れる。す
なわち、各人の電話機での発話が音声合成され、すべて
の各人の回線へ合成された音声が戻されるので、各人の
電話機で複数の話者の発言が聞ける。
【0008】前記音声合成部には、会議ルームが複数存
在するので、あるルームが交換接続中であっても別の空
いているルームがあればそのルームで複数の電話機の音
声信号が合成されて同時に交換接続される。
【0009】なお、上記電話機には、携帯電話機、簡易
型携帯電話機(PHS)、一般固定電話機を含む。
【0010】請求項2の本発明は、前記複数の回線が接
続している間、前記音声応答部が前記複数の電話機のう
ち少なくとも1つからのプッシュトーン信号を受けて前
記音声応答部はプッシュトーン信号を新たに指定された
電話機に発信することができ、前記音声応答部が新たに
指定された電話機からの回線を受信した後、前記管理部
の命令に従って新たに指定された電話機の回線の音声信
号が、指定された会議ルームで他の電話機の音声信号と
合成され交換接続されて、新たに指定された電話機も他
の複数の電話機同志がすでに回線接続中のところに会議
に参加することができる請求項1の電話会議システム、
からなる。
【0011】請求項2の本発明によれば、電話会議に参
加している者は電話中に電話を切らずに新しい参加者を
会議に呼ぶことができる。
【0012】請求項3の本発明は、前記複数の回線が接
続している間、前記音声応答部は前記複数の電話機のう
ち少なくとも1つからのプッシュトーン信号を受け、該
プッシュトーン信号によって指定された電話機に対して
前記管理部が前記音声応答部からの回線情報を受けて前
記音声合成部に前記指定された電話機への回線を交換切
断する命令をだし、前記指定された電話機の回線が交換
切断される請求項1の電話会議システム、からなる。
【0013】請求項3の本発明によれば、電話会議に参
加している者は電話中に電話を切らずに指定した参加者
の電話機を切ることができる。
【0014】請求項4の本発明は、前記複数の回線が接
続している間、ホスト電話機の回線が切断されると、前
記管理部は接続しているすべてのメンバー電話機に対し
て交換切断する命令を前記音声合成部にだし、すべての
メンバー電話機の回線が交換切断される請求項1の電話
会議システム、からなる。
【0015】請求項4の本発明によれば、前記管理部
は、前記複数の回線が接続している間、すなわち、電話
が通じている間に、ホスト電話機(例えば、会議の主催
者)の回線が切断されると、交換接続されているすべて
のメンバー電話機(例えば、会議の参加者)に対して交
換切断をする命令を前記音声合成部にだす。したがっ
て、前記ホスト電話機の電話が切れると、接続中のすべ
てのメンバー電話機の電話も切れる。
【0016】請求項5の本発明は、前記音声応答部は、
ホスト電話機からのプッシュトーン信号を受信した後、
1つ以上の指定されるメンバー電話機に対する音声を録
音することができ、前記ホスト電話機から1つ以上のメ
ンバー電話機が指定されたら、前記音声応答部はメンバ
ー電話機との回線が接続したとき該録音された音声を再
生することができる請求項1の電話会議システム、から
なる。
【0017】請求項5の本発明によれば、前記音声応答
部でホスト電話機(例えば、会議の主催者)からのプッ
シュトーン信号が受信された後、ホスト電話機は指定す
るメンバー電話機(呼び出す相手)に対して音声(メッ
セージ)を流すことができる。前記ホスト電話機から1
つ以上のメンバー電話機が指定されたら、メンバー電話
機の回線が前記音声応答部と接続したときに、呼び出さ
れた者はその録音された主催者からのメッセージを聞く
ことができる。
【0018】請求項6の本発明は、前記音声応答部がホ
スト電話機からのプッシュトーン信号を受信して、1つ
以上のメンバー電話機が指定された後、前記音声応答部
がメンバー電話機からのプッシュトーン信号を受信して
からメンバー電話機からのホスト電話機に対する音声を
録音することができ、その後前記ホスト電話機が交換接
続している間、前記音声応答部は該録音された音声を再
生することができる請求項1の電話会議システム、から
なる。
【0019】請求項6の本発明によれば、前記音声応答
部がホスト電話機(例えば、会議の主催者)からのプッ
シュトーン信号を受信して、1つ以上のメンバー電話機
(例えば、会議の参加者)が指定される。当該メンバー
電話機の回線が接続されると、前記音声応答部は前記メ
ンバー電話機からのプッシュトーン信号を受信してか
ら、前記メンバー電話機からの前記ホスト電話機に対す
る音声を録音することができる。前記ホスト電話機が交
換接続している間、前記音声応答部は該録音された音声
を再生することができ、主催者は一旦呼びだした相手の
メッセージを聞くことができる。
【0020】請求項7の本発明は、前記音声応答部がホ
スト電話機からの回線を受信して前記音声合成部が会議
ルームで各電話機からの音声信号を合成して交換接続し
ている間、現時点で交換接続しているメンバー電話機を
グループ登録することができる請求項1の電話会議シス
テム、からなる。
【0021】請求項7の本発明によれば、ホスト電話機
(例えば、会議の主催者)が1つ以上のメンバー電話機
(例えば、会議の参加者)に交換接続した後、引き続き
主催者が1つ以上のメンバー電話機と会話をしているよ
うな場合は、その時点での会話の参加者をグループ登録
することができる。
【0022】請求項8の本発明は、複数の音声信号を合
成して同時に交換接続できる電話機の台数は各会議ルー
ム毎に設定可能である請求項1の電話会議システム、か
らなる。
【0023】請求項8の本発明によれば、各会議ルーム
毎に同時会話可能人数を設定できる。
【0024】請求項9の本発明は、複数の音声信号を合
成して同時に交換接続できる時間は所定時間に設定可能
である請求項1の電話会議システム、からなる。
【0025】請求項9の本発明によれば、同時に会話で
きる時間を所定時間に設定することにより、その所定時
間がきたら会話が自動的に終了するようになる。
【0026】請求項10の本発明は、複数の音声信号を
合成して同時に交換接続した情報を記録する記録部が設
けられている請求項1の電話会議システム、からなる。
【0027】請求項10の本発明によれば、記録部が自
動的に、合成・交換接続した情報を記録する。
【0028】請求項11の本発明は、前記記録部に記録
されている情報をリアルタイムで目視可能な装置が設け
られている請求項10の電話会議システム、からなる。
【0029】請求項11の本発明によれば、合成・交換
接続の情報がリアルタイムで見ることができる。
【0030】請求項12の本発明は、前記複数の回線が
接続している間にホスト電話機の回線が切断された場
合、当該切断後所定時間以内にホスト電話機の回線が交
換接続されて会議ルームに再入室することができ、所定
時間以内にホスト電話機の回線が交換接続されなかった
場合はすべてのメンバー電話機の回線が切断される請求
項1の電話会議システム、からなる。
【0031】請求項12の本発明によれば、ホスト電話
機(例えば、会議の主催者)の回線が切れても、所定時
間以内にホスト電話機回線の交換接続が再開されると会
議を引き続き行うことができる。所定時間以内にホスト
電話機回線の交換接続が再開されなかった場合にはメン
バー電話機全員の回線が切断されて会議が終了する。
【0032】請求項13の本発明は、前記音声応答部
は、電話機能を有すると共にインターネット回線を介し
て画面上から入力された命令や情報を発信できる携帯電
話機から、インターネット回線を介しての画面上から入
力された命令や情報を受け付けることができ、前記管理
部は当該受け付けた命令や情報に応じた回線情報を受け
て前記音声応答部に回線の交換接続に関する命令を送る
ことができる請求項1の電話会議システム、からなる。
【0033】請求項13の本発明によれば、電話回線と
インターネット回線とを利用できる携帯電話機の画面か
ら命令や情報を入力して音声応答部にインターネット回
線を通じて送信する。前記音声応答部は送信された命令
や情報を受け付ける。管理部は前記音声応答部から当該
受け付けた命令や情報に応じた回線情報を受けて前記音
声応答部に回線の交換接続に関する命令を送る。
【0034】請求項14の本発明は、前記音声応答部が
受け付けることができる前記命令や情報は、会議を召集
したりメンバー電話機を呼び出したりする情報を含む請
求項13の電話会議システム、からなる。
【0035】請求項14の本発明によれば、会議召集や
メンバー電話機呼び出しに必要な電話番号入力、グルー
プ呼び出し、さらにはメッセージ録音等の情報発信を上
記携帯電話機からインターネット回線を通じてできる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、複数人で同
時に電話機で会話ができ、電話機という身近な装置で簡
易に複数人が会議できるので大変便利であり、設備コス
トも電話機だけですむので安い。また、オペレータを介
在させずに24時間体制で会議システムが利用できるの
で大変便利である。
【0037】請求項2の本発明によれば、電話会議に参
加している者は電話中に新しい参加者を会議に呼ぶこと
ができるので、会議を続行しながら新参加者を呼べる点
で便利である。
【0038】請求項3の本発明によれば、電話会議に参
加している者は電話中指定した参加者の電話機を切るこ
とができるので、会議の内容からして参加してほしくな
い者を会議からはずすことができ、便利である。
【0039】請求項4の本発明によれば、会話の主催者
の電話が切れると参加者全員の電話も切れるので、会議
の機能を有効化することができる。
【0040】請求項5の本発明によれば、主催者は呼び
出す相手に対してメッセージを流すことができ、呼び出
された者は主催者からの電話を受けたときにそのメッセ
ージを聞くことができる。主催者は呼び出す相手個々に
メッセージを流す必要はなく、メッセージを1つ流せば
呼び出す相手全員にそのメッセージが流れ、便利であ
る。
【0041】請求項6の本発明によれば、主催者から電
話で呼び出された者は、主催者に対しその呼び出された
電話においてメッセージを流すことができ、主催者は会
議中にそのメッセージを聞くことができる。従って、例
えば、電話会議召集をかけられた者が電話会議に出られ
ないときに主催者に対しメッセージを流すことができ、
主催者と呼び出された者との意思疎通が図れる。
【0042】請求項7の本発明によれば、主催者がその
時点での参加者に別のときに電話をかけて会議を召集し
たいときには、グループを指定して音声応答部にアクセ
スすればよいので、便利である。
【0043】請求項8の本発明によれば、部屋毎に同時
に会話できる人数の設定を変えることができる。
【0044】請求項9の本発明によれば、電話会議が延
々と続くのを防止でき、会議にメリハリをつけることが
できる。
【0045】請求項10の本発明によれば、合成・交換
接続の状況を管理することができる。
【0046】請求項11の本発明によれば、合成・交換
接続の情報をリアルタイムで管理できる。
【0047】請求項12の本発明によれば、ホスト電話
機の回線が何らかの理由で切断されても会議をすぐさま
終了させることなく引き続き会議を続行させる途を設け
たので、便利である。
【0048】請求項13の本発明によれば、電話回線と
インターネット回線とを利用できる携帯電話機を使用す
れば、携帯電話機から入力した命令や情報を携帯電話機
の画面で確認しながら音声応答部に送信できるので、確
実かつ時間にゆとりをもって命令・情報を音声応答部に
送信できる。
【0049】請求項14の本発明によれば、会議召集や
メンバー電話機呼び出しをインターネット回線を通じて
携帯電話機から画面をみながらできるので、確実かつ時
間に余裕を持って会議召集等が行なえる。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。
【0051】本形態では、携帯電話機、簡易型携帯電話
機(PHS)、一般固定電話機(これらを、以下「電話
機」という)から電話会議システムに電話して電話会議
を行う例を説明する。
【0052】図1は本形態における電話会議システム2
の機能構成を示したブロック図である。サーバ4は、N
TT(日本電信電話株式会社)またはTTN(東京通信
ネットワーク株式会社)等の公衆網とISDN23回線
を介して接続され、最終的にユーザの電話機と電話回線
を介して接続されている。
【0053】サーバ4は、音声応答ボード6、音声合成
ボード8、記録部10、表示作動部12からなる。表示
部20がLANによってサーバ4と接続されている。
【0054】音声応答ボード6はユーザの電話機と電話
回線を介して接続されており、電話通信やプッシュトー
ン信号をユーザから受信したり、ユーザに発信したりす
る受発信部の機能を有する。さらに、音声応答ボード6
は受発信したプッシュトーン信号や回線信号に応じて音
声を録音、再生する音声案内部の機能も有する。
【0055】音声応答ボード6には簡易言語14が収め
られている部署が複数存在する。簡易言語14は、各種
音声/FAXボードの機能を簡単な関数の呼び出しCa
ll形式で指定できる言語である。簡易言語14はプッ
シュトーンの上記受発信機能、音声の上記録音・再生機
能を有する言語であり、音声応答ボード6の機能を容易
に利用できる。また、簡易言語14はこの簡易言語から
外部のプログラムを起動してその実行結果を受け取る機
能もあるので、データベースや各種アプリケーションプ
ログラムと自由に組み合わせて大規模なプログラムを構
築することができ、音声応答システムの構築の生産性を
向上させるものである。
【0056】音声合成ボード8は音声応答ボード6と接
続されており、ルーム16が複数存在する。各ルーム1
6は音声応答ボード6から送出される信号を指定された
電話機に交換接続したり交換切断したりする部署であ
る。各ルーム16は、ある電話機(ホスト)から発信さ
れた回線信号に対し、複数の電話機(メンバー)に同時
に交換接続する機能を有する。さらに、各ルーム16
は、交換接続中、ホストやメンバーの電話機からのプッ
シュトーン信号を受けて、その受けたプッシュトーン信
号によって新たに指定された電話機に交換接続すること
ができる。なお、新たに指定された電話機に発信すると
きは、上記音声応答ボード6が代行して発信するのだ
が、現在使用している以外の回線を使って発信する。あ
る時点で共に交換接続できる電話機の台数は各ルーム1
6によって異なるが、各ルーム16共、所定台数までと
決まっている。
【0057】音声合成ボード8はさらに管理部18を有
している。この管理部18は各ルーム16の状況を管理
すると共にその管理している状況に応じて音声応答ボー
ド6の簡易言語14からの信号を受けて簡易言語14に
指示信号を送る役割をもっている。各ルーム16の状況
とは、例えば、そのルーム16が現時点で何台の電話機
と交換接続していてあと何台まで交換接続可能である
か、等の状況である。また、最初に主催者のプッシュト
ーン信号がサーバ4に着信すると、この管理部18の指
示を受けて会議を行う特定のルームが確保される。
【0058】記録部10は音声応答ボード6、音声合成
ボード8と接続していて、主にログ情報を記録する。す
なわち、記録部10は、簡易言語14からの情報と管理
部18からの情報を受けて、「○○時に○人ログインし
て、制限人数○人の部屋で○人で○分電話会議が行われ
た」という情報を蓄積していく。
【0059】表示作動部12は、記録部10と接続して
おり、記録部10のログ情報を、特定のソフトで特定の
言語を起動させて表示させる。特定の言語を起動させて
特定のアプリケーションが実行されることにより、ログ
情報はHTMLの形式に置き換わって出てくる。
【0060】表示部20はサーバ4とLANで接続され
ていて、表示作動部12のログ情報を受け取る。表示部
20はパソコンの管理・設定画面であり、表示作動部1
2からのHTML形式のログ情報をインターネット・エ
クスプローラ(IE)で画面に表示させて見る。人間が
この画面を見ながらサーバ4の管理、設定を行なう。各
ルーム16の同時に交換接続できる電話機数(定員数)
の変更や、複数の電話機を同時に交換接続できる時間の
設定などもこの画面を通して行なう。この表示部20の
画面は、ログ情報をリアルタイムで見ることができるの
で、現在のサーバ4の状況もよく把握できる。この電話
会議システムの利用者側で上記定員数の設定や会議時間
の設定を行なうようにすることもできる。
【0061】上記構成の処理動作を本実施形態の作用と
して説明する。
【0062】ユーザが電話機から公衆網回線を通じてプ
ッシュトーン信号を発信させてサーバ4に接続させる。
サーバ4では音声応答ボード6の簡易言語14がプッシ
ュトーン信号からの呼出信号を受信する。その後、管理
部18に各部屋16の状況を照会する信号が届き、管理
部18は、各部屋の状況に応じて、回線信号の交換接続
先を指示する信号を簡易言語14に出す。簡易言語14
ではその指示信号に従って回線信号の交換接続先のルー
ム16に信号を出し、指示されたルーム16で回線信号
が交換接続される。交換接続されたら交換接続後の信号
が簡易言語14に出され、簡易言語14からプッシュト
ーンが発信されて指定された電話機まで行く。これらの
間のログ情報は簡易言語14、管理部18から記録部1
0に行き、ログ情報は表示作動部12を介して表示部2
0でリアルタイムに見ることができる。
【0063】上記ハード構成に基づいて、具体的にどの
ような手順で処理動作が進んでいくのかを説明する。図
2は本形態の電話会議システム2の特徴機能をピックア
ップした図である。図3−図10は本形態の電話会議シ
ステム2のサーバ4の詳細処理動作を示したフローチャ
ートである。フローチャートにおいて、指し示す箇所が
ついた四角枠は音声として流れるメッセージである。
【0064】電話会議する場合の呼びかけ人を「主催者
(ホスト)」とする。呼ばれて参加する人を「参加者
(メンバー)」とする。
【0065】まず、図3には主催者のスタートメニュー
が示されている。主催者がサーバ4に電話をかける。サ
ーバ4は主催者からのプッシュトーン信号の着信がある
と、会議室(ルーム)16が空いているかどうかチェッ
クする(ステップ30)。利用中の場合は会議室利用中
をメッセージで告知して(ステップ32)、主催者が回
線切断する。空いている場合はオープニングメッセージ
が流れ(ステップ34)、メッセージを録音するかどう
か尋ねる(ステップ36)。このメッセージは主催者が
参加者に流すメッセージである。録音する場合は「録音
A−1」モードへ移行する。録音しない場合は参加者の
電話番号の入力を促すメッセージが流れる(ステップ3
8)。
【0066】参加者の電話番号を入力したとき(ステッ
プ40)、会議室16の定員をオーバーした場合は「席
数いっぱいEr−1」メニューへ移行する。適式に入力
された場合は、会議室(ルーム)16において参加者へ
の交換接続が行われ、参加者を呼び出す(ステップ4
6)。電話がつながれば会議が始まる(ステップ4
8)。電話を受けた参加者は「参加者」モードへ移行す
る。
【0067】図4には主催者の録音メニューが示されて
いる。図3の、「録音A−1」モードからのルーチンで
ある。発信音の後、主催者がメッセージを録音する(ス
テップ56)。録音後、参加者を呼ぶので「A−2」モ
ードへ移行する。「A−2」モードは図3のステップ3
8につながる。
【0068】図5には参加者のスタートメニューが示さ
れている。主催者からのコールで参加者が電話をとる
と、オープニングメッセージが流れ、主催者からのメッ
セージがある場合は再生をする(ステップ66)。会議
に参加するかどうかの尋問が行われ(ステップ68)、
参加する場合は会議室に入室する(ステップ70)。参
加しない場合は主催者へのメッセージを録音するかどう
か尋ねる(ステップ72)。録音しない場合は参加者が
電話を切断する。録音する場合は参加者がメッセージを
録音する(ステップ74)。録音後、メッセージを預か
り(ステップ78)、参加者は電話を切断する。
【0069】図6には基本メニューが示されている。会
議中、基本メニューを呼び出すと基本メニュースタート
のメッセージが流れる(ステップ86)。現在の会議の
参加人数の告知があり(ステップ88)、不参加メッセ
ージがある場合は不参加メッセージ件数告知がある(ス
テップ90)。新しい参加者を呼ぶか、今いる参加者の
電話を切るか、不参加者のメッセージを聞くか、グルー
プ登録するか、現在の参加者を確認するか、会議に戻る
かの選択について尋問する(ステップ92)。ステップ
88で不参加メッセージがない場合はステップ92に移
行してくる。
【0070】新参加者を呼ぶ場合は新参加者の電話番号
を入力し(ステップ94)、満席だと「席数いっぱいE
r−2」メニューへ移行し、席数に空きがあると「新参
加者呼ぶ[1]」モードへ移行する。「席数いっぱいEr
−2」メニューは、満席である旨のメッセージが流れ、
誰か切るかまたは会議に戻るかを尋ね、今いる参加者を
切る場合は図6の「満席R−5」メニューへ移行し、会
議に戻る場合は、その旨のメッセージが流れ、会議に戻
る。
【0071】今いる参加者の電話を切る場合は参加者の
電話を切るステップへ移行し(ステップ96)、参加者
がいる場合は図7下段の「参加者切る[2]」モードへ移
行する。
【0072】不参加者のメッセージを聞く場合は不参加
メッセージの件数告知をし(ステップ100)、不参加
メッセージを再生する(ステップ102)。再生後、再
度そのメッセージを聞く場合は、ステップ102に戻り
(ステップ104)、再生したメッセージを消去する場
合は(ステップ104)、メッセージを消去する(ステ
ップ106)。
【0073】グループ登録をする場合は図8の「グルー
プ登録[4]」のモードへ移行する。
【0074】現在の参加者を確認する場合は、現在の参
加者を告知する(ステップ107)。
【0075】会議に戻るときはその旨のメッセージが流
れ、会議に戻る(ステップ108)。
【0076】図7上段には「新参加者呼ぶ[1]」モード
が示されている。新参加者の電話番号が入力される(ス
テップ110)。ここでの入力は内線番号を指定するこ
ともできる。会議室の定員オーバーとなった場合、「席
数いっぱいEr−2」メニューへ移行する。これは、満
席である旨のメッセージが流れ、誰か切るかまたは会議
に戻るかを尋ね、今いる参加者を切る場合は図6の「満
席R−5」メニューへ移行し、会議に戻る場合は、その
旨のメッセージが流れ、会議に戻る。ステップ110で
電話番号入力が適式だったときは参加者の呼びだしを行
い(ステップ112)、図6基本メニューの「呼んだ後
D−1」メニューに接続し、ステップ86へ移行する。
電話を受けた側は図5の「参加者」モードへ移行する。
【0077】図7下段には「参加者切る[2]」モードが
示されている。切りたい番号が入力される(ステップ1
14)。ここでの入力は内線番号を指定することもでき
る。切りたい参加者との電話は切断され(ステップ11
6)、図6の「切った後D−1」メニューへ接続されて
ステップ86へ移行する。ステップ116で、切られた
参加者の電話も切断される。
【0078】図8にはグループ登録のメニューが示され
ている。図6のステップ92で現在の参加者のグループ
登録が選択された場合、グループ番号付けの指示をする
と共にグループ番号が入力される(ステップ118)
と、入力された番号の確認をする(ステップ122)。
入力し直すときはステップ118へ戻る。入力された番
号が正しいときはグループ番号の告知をする(ステップ
124)。この後、図6の「登録した後D−1」メニュ
ーに接続し、ステップ86に移行する。グループ登録を
すると、次回からグループ番号を入力すればそのグルー
プに属する参加者を呼ぶことができる。
【0079】図9上段には、エラーメッセージ:主催者
が呼ぶ際の参加者の人数オーバーのメニューが示されて
いる。図3の「席数いっぱいEr−1」メニューからの
ルーチンである。すでに席数がいっぱいの旨のメッセー
ジが流れ(ステップ126)、入力した参加者をどうす
るか尋ねる(ステップ128)。入力しなおす場合は、
図3の「A−2」モードへ移行する。今まで入力した相
手を呼び出す場合は、図3の「A−3」モードへ移行す
る。
【0080】図10上段には、エラーメッセージ:主催
者の電話が切れたときのメニューが示されている。主催
者の電話が切れると、主催者の電話が切れた旨の告知が
され(ステップ136)、全員の電話が切れる。
【0081】図10下段には、エラーメッセージ:主催
者の電話が切れたときの再入室処理のメニューが示され
ている。このメニューは上記ステップ136と択一的に
使用されるものである。主催者の電話が切れると、会議
を終了させるかどうか尋ね(ステップ138)、会議が
終了したら1分後に全員の電話が切れる。主催者の再入
室を待つ場合は(ステップ140)、1分以内に再入室
があると主催者を交えた会議が再開される。なお、主催
者が再入室する前でも参加者同志の会議はできる状態に
なっている。1分後再入室がないと会議終了のメッセー
ジが流れ、全員の電話を切断する。
【0082】なお、会議中、通話音量の調節が可能であ
る。また、参加者のある特定の者にのみ主催者が発言権
を与えて発言させることも可能である。この場合、この
特定の者に発言権を与えている間は、他の参加者は発言
できない。また、会議室は複数設定できるので、複数の
グループが同時に電話会議できる。
【0083】上記フローチャートを使用することによ
り、本発明を具体的に実施でき、上記各機能を備えたこ
とにより大変便利であると共に遠隔地同志でかつテレビ
電話等の設備がないところでも同時に会議でき、便利で
あると共にコストも安くおさまる。
【0084】本実施の形態によれば、オペレータを介在
させずに交換接続でき、会議の途中で新しい参加者を呼
ぶことができ、24時間体制で会議システムの利用がで
きる。さらに、利用者がこの電話会議システムを利用す
るにあたり、会議システム利用のスタートの段階では、
パスワードは必要だが、初期登録は不要であり、どんな
電話機からも利用できる。
【0085】以下に本実施の形態の変形例を説明する。
上記実施の形態では、音声応答ボード6が発する音声メ
ッセージに従って電話機のボタンを操作してプッシュト
ーン信号を送信し、会議召集やメンバー電話機呼出を行
う例を説明したが、そのような会議召集等の操作をイン
ターネット回線を通じて携帯電話機で行う例を説明す
る。図11−13には、電話機能を有すると共にインタ
ーネット回線を介して命令や情報を送信できる携帯電話
機から、命令や情報を音声応答ボード6に送信して各種
設定をする場合の携帯電話機の入力画面が示されてい
る。
【0086】図11は「主催者:スタート」メニューの
入力画面である。まず、インターネット回線を利用する
際のIDとパスワードを入力する。設定可能なアイテム
は、1.会議をする 2.メッセージ登録 3.グルー
プ登録 4.アドレス帳 である。
【0087】「会議をする」の場合は、画面上で「1.
会議をする」を選択する。その後、「1.電話番号を入
力して参加者を指定する」か、参加者をグループ登録し
てある場合の「2.グループを呼出す」かを選択する。
図12にはこれらの後の選択画面が示されている。1.
を選択した場合は、参加者の電話番号(短縮番号でもよ
い)を入力する。入力後、呼び出すときは「呼出」ボタ
ンを押す。2.を選択した場合は、グループ番号を入力
する。グループ番号を入力すると、そのグループに属す
るメンバーの一覧がでる。一覧ででたメンバーでよいと
きは、「OK」ボタンを押して、呼び出すときは「呼
出」ボタンを押す。一覧ででたメンバーのうち除外する
人にはチェックボックスのチェックをはずしてから、
「OK」ボタン、「呼出」ボタンを押す。
【0088】「メッセージ登録」の場合は、画面上で
「2.メッセージ登録」を選択する。その後、「1.新
規メッセージ録音」か、「2.録音済メッセージの変
更」かを選択する。図13にはこれらの後の選択画面が
示されている。1.を選択した場合は、録音ボタンを押
した後、メッセージを録音して#を押す。2.を選択し
た場合は、変更したいメッセージ番号を入力してそれに
代わるメッセージを録音する。
【0089】「グループ登録」、「アドレス帳」の場合
は、上述の「1.会議をする」、「2.メッセージ登
録」と同様な要領で、選択画面から所望の選択枝を選ん
で進んでいく。
【0090】音声応答ボード6は、上記携帯電話機の画
面から入力した命令、情報を受け付けることができ、管
理部18は受け付けた命令や情報に応じた回線情報を音
声応答ボード6から受けて音声応答ボード6に回線の交
換接続に関する命令を送る。
【0091】上記のように、インターネット回線を利用
できる携帯電話機の画面を通して命令や情報を入力して
送信することにより、入力した情報を画面で確認しなが
ら送信できるので、操作に間違いが発生しにくく、確実
で余裕のある操作及び情報送信をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電話会議システムの機能構成を示したブロッ
ク図。
【図2】 電話会議システムの特徴機能をピックアップ
した模式図。
【図3】 サーバの処理動作で主催者のスタートメニュ
ーを示したフローチャート。
【図4】 サーバの処理動作で主催者の録音メニューを
示したフローチャート。
【図5】 サーバの処理動作で参加者のスタートメニュ
ーを示したフローチャート。
【図6】 サーバの処理動作で基本メニューを示したフ
ローチャート。
【図7】 サーバの処理動作で上段には「新参加者呼ぶ
[1]」モード、下段には「参加者切る[2]」モードを示
したフローチャート。
【図8】 サーバの処理動作でグループ登録のメニュー
を示したフローチャート。
【図9】 サーバの処理動作でエラーメッセージ:主催
者が呼ぶ際の参加者の人数オーバーのメニューを示した
フローチャート。
【図10】 サーバの処理動作で上段はエラーメッセー
ジ:主催者の電話が切れたときのメニュー、下段はエラ
ーメッセージ:主催者の電話が切れたときの再入室処理
のメニューを示したフローチャート。
【図11】 携帯電話機の「主催者:スタート」メニュ
ーの入力画面を示した図。
【図12】 図11で1を選択した後の携帯電話機の入
力画面を示した図。
【図13】 図11で2を選択した後の携帯電話機の入
力画面を示した図。
【符号の説明】
2 電話会議システム 4 サーバ 6 音声応答ボード 8 音声合成ボード 10 記録部 12 表示作動部 14 簡易言語 16 ルーム 18 管理部 20 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AA01 AA02 AA03 AA04 AA10 AF05 JA02 5K024 AA02 AA52 AA72 BB05 BB07 CC01 EE02 EE09 FF06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話機を使用して電話会議を行う
    電話会議システムであって、 各電話機から発信されるプッシュトーン信号、音声信号
    を受信したり各電話機へプッシュトーン信号、音声信号
    を発信したりすると共にプッシュトーン信号に応じて音
    声を録音、再生する音声応答部と、 複数の会議ルームを有し、当該会議ルームにおいて前記
    音声応答部で受信した各電話機からの音声信号を合成す
    る音声合成部と、 前記音声合成部の状態を管理すると共に前記音声応答部
    からの各電話機からの回線情報を受けて該音声合成部の
    状態に応じて前記音声応答部に回線の交換接続に関する
    命令を送る管理部と、からなり、 前記音声応答部で受信した複数の回線に対して前記管理
    部が当該各回線の交換接続先の会議ルームを指定し、当
    該指定された会議ルームで当該複数の回線の音声信号を
    合成して交換接続し、合成した音声信号を前記音声応答
    部から各電話機に発信することによって、複数人が各人
    の電話機を介して同時に会話できる電話会議システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の回線が接続している間、前記
    音声応答部が前記複数の電話機のうち少なくとも1つか
    らのプッシュトーン信号を受けて前記音声応答部はプッ
    シュトーン信号を新たに指定された電話機に発信するこ
    とができ、前記音声応答部が新たに指定された電話機か
    らの回線を受信した後、前記管理部の命令に従って新た
    に指定された電話機の回線の音声信号が、指定された会
    議ルームで他の電話機の音声信号と合成され交換接続さ
    れて、新たに指定された電話機も他の複数の電話機同志
    がすでに回線接続中のところに会議に参加することがで
    きる請求項1の電話会議システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の回線が接続している間、前記
    音声応答部は前記複数の電話機のうち少なくとも1つか
    らのプッシュトーン信号を受け、該プッシュトーン信号
    によって指定された電話機に対して前記管理部が前記音
    声応答部からの回線情報を受けて前記音声合成部に前記
    指定された電話機への回線を交換切断する命令をだし、
    前記指定された電話機の回線が交換切断される請求項1
    の電話会議システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の回線が接続している間、ホス
    ト電話機の回線が切断されると、前記管理部は接続して
    いるすべてのメンバー電話機に対して交換切断する命令
    を前記音声合成部にだし、すべてのメンバー電話機の回
    線が交換切断される請求項1の電話会議システム。
  5. 【請求項5】 前記音声応答部は、ホスト電話機からの
    プッシュトーン信号を受信した後、1つ以上の指定され
    るメンバー電話機に対する音声を録音することができ、
    前記ホスト電話機から1つ以上のメンバー電話機が指定
    されたら、前記音声応答部はメンバー電話機との回線が
    接続したとき該録音された音声を再生することができる
    請求項1の電話会議システム。
  6. 【請求項6】 前記音声応答部がホスト電話機からのプ
    ッシュトーン信号を受信して、1つ以上のメンバー電話
    機が指定された後、前記音声応答部がメンバー電話機か
    らのプッシュトーン信号を受信してからメンバー電話機
    からのホスト電話機に対する音声を録音することがで
    き、その後前記ホスト電話機が交換接続している間、前
    記音声応答部は該録音された音声を再生することができ
    る請求項1の電話会議システム。
  7. 【請求項7】 前記音声応答部がホスト電話機からの回
    線を受信して前記音声合成部が会議ルームで各電話機か
    らの音声信号を合成して交換接続している間、現時点で
    交換接続しているメンバー電話機をグループ登録するこ
    とができる請求項1の電話会議システム。
  8. 【請求項8】 複数の音声信号を合成して同時に交換接
    続できる電話機の台数は各会議ルーム毎に設定可能であ
    る請求項1の電話会議システム。
  9. 【請求項9】 複数の音声信号を合成して同時に交換接
    続できる時間は所定時間に設定可能である請求項1の電
    話会議システム。
  10. 【請求項10】 複数の音声信号を合成して同時に交換
    接続した情報を記録する記録部が設けられている請求項
    1の電話会議システム。
  11. 【請求項11】 前記記録部に記録されている情報をリ
    アルタイムで目視可能な装置が設けられている請求項1
    0の電話会議システム。
  12. 【請求項12】 前記複数の回線が接続している間にホ
    スト電話機の回線が切断された場合、当該切断後所定時
    間以内にホスト電話機の回線が交換接続されて会議ルー
    ムに再入室することができ、所定時間以内にホスト電話
    機の回線が交換接続されなかった場合はすべてのメンバ
    ー電話機の回線が切断される請求項1の電話会議システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記音声応答部は、電話機能を有する
    と共にインターネット回線を介して画面上から入力され
    た命令や情報を発信できる携帯電話機から、インターネ
    ット回線を介しての画面上から入力された命令や情報を
    受け付けることができ、前記管理部は当該受け付けた命
    令や情報に応じた回線情報を受けて前記音声応答部に回
    線の交換接続に関する命令を送ることができる請求項1
    の電話会議システム。
  14. 【請求項14】 前記音声応答部が受け付けることがで
    きる前記命令や情報は、会議を召集したりメンバー電話
    機を呼び出したりする情報を含む請求項13の電話会議
    システム。
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