JP2003008778A - インターネットマルチ通話システム - Google Patents

インターネットマルチ通話システム

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JP2003008778A
JP2003008778A JP2001187441A JP2001187441A JP2003008778A JP 2003008778 A JP2003008778 A JP 2003008778A JP 2001187441 A JP2001187441 A JP 2001187441A JP 2001187441 A JP2001187441 A JP 2001187441A JP 2003008778 A JP2003008778 A JP 2003008778A
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Mugai Fukumoto
無外 福元
Kyoko Tamamitsu
恭子 瑞光
Eiichi Yamaga
栄一 山賀
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】呼出側と相手側の双方の通話者が同一の画面を
見ながら電話をしたり、自己の端末画面を相互に見なが
ら、または、相手側の端末画面を遠隔操作、加工しなが
らの音声通話を行うことができるインターネットマルチ
通話システムを提供する。 【解決手段】呼出側マルチ通話端末と、相手側マルチ通
話端末と、これらの両マルチ通話端末間の音声と画像に
よるマルチ通話を仲介するマルチ通話仲介サーバーとを
備え、両マルチ通話端末には、それぞれ、自己の音声デ
ータと自己の表示画面データを接続相手側にインターネ
ットを介して送信する送信機能と、該接続相手側の送信
機能をインターネットを介して操作する遠隔操作機能
と、該遠隔操作機能により該接続相手側の音声データお
よび表示画面データをインターネットを介して取り込
み、該相手側音声データを自己の音声発生器で再生させ
るとともに該相手側表示画面データを自己の表示装置で
表示させる機能とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと称す)等のインターネット端末
を電話器の代りとして利用する通話システムに関し、特
に音声通信と画像通信の両方を可能とするインターネッ
トマルチ通話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット接続を利用して遠隔地と
通信する場合、利用契約したプロバイダから先の回線料
金が原則的に無料なので、従来、インターネットに接続
したインターネット端末から接続相手方の一般加入電話
器を呼び出し、一般電話器と同様に音声通話を行えるイ
ンターネット電話システムがあった。しかしながら、こ
のシステムでは、インターネットでの通話を一般電話器
に接続可能なプロトコルに変換するゲートウェイを接続
先に近い場所に設置する必要があり、また、このシステ
ムでは、インターネット回線内の通話料金が無料と言う
利点を生かし全国的に展開するにはゲートウェイと言う
プロトコル変換機を各市内通話範囲内にそれぞれ最低1
台設置をしなければならず、システム構築としてはプロ
トコル変換と言う単純な機能ではあるが台数的には膨大
な設備投資が必要であった。また、さらにこのシステム
では音声通話のみしか行えず、インターネット端末とし
て通常利用するパソコンの画像処理等折角の多くの機能
を有効利用できない不満があった。
【0003】また、特開2000−172611号公報に記
載されているように、従来、WWWサーバとIPアドレ
ス管理装置を備え、各テレビ電話端末装置の画面でのW
WWブラウザの切替を共通に行えるように非固定IPア
ドレスを管理する構成のインターネットテレビ電話シス
テムがあったが、このシステムでは、単に共通の画面を
見ながら音声通話ができるのみで、利用者に充分な満足
が得られず、また一般の呼び出しを必要とする一般加入
回線を利用できず、伝送網WAN等の専用回線での利用
に限られる欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来の欠点を鑑み、呼出側と相手側の双方の通話者が同一
の画面を見ながら電話することはもちろん、自己の端末
画面を相互に見ながら、または、相手側の端末画面を遠
隔操作、変更しながらの音声通話を行うことができ、通
話者間での意思疎通が容易で、しかも通常のインターネ
ット端末を利用して安価に構築できるインターネットマ
ルチ通話システムを提供することを目的とする。
【0005】具体的に言えば、本発明は、通常の電話の代り
として1対1の通話を行える電話モードの機能を有する
インターネットマルチ通話システムを提供することを目
的とする。また本発明は、遠隔地にいる参加者を対象と
するセミナーを開催できるセミナモードの機能を有する
インターネットマルチ通話システムを提供することを目
的とする。また本発明は、互いに離れた場所に居る出席
者で会議を開催できる会議モードの機能を有するインタ
ーネットマルチ通話システムを提供することを目的とす
る。また本発明は、複数台のインターネット端末での作
業を管理者側端末で監視できるインターネットマルチ通
話システムを提供することを目的とする。また本発明
は、呼出側から音声と画面を複数の相手側に一方的に配
信できる配信モードの機能を有するインターネットマル
チ通話システムを提供することを目的とする。また本発
明は、インターネットを介して接続されたインターネッ
ト端末にマルチ通話ソフトをインストールできるインタ
ーネットマルチ通話システムを提供することを目的とす
る。また本発明は、セキュリティ強化のために端末のI
Pアドレスを変更させるNAT機能を有するルータ経由
で接続された端末でも利用できるインターネットマルチ
通話システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインターネット
マルチ通話システムは、少なくとも1台以上の呼出側マ
ルチ通話端末と、該端末とインターネットを介して接続
された少なくとも1台以上の相手側マルチ通話端末と、
これらの両マルチ通話端末のIPアドレスを含む通話仲
介管理用テーブルに基いて該両マルチ通話端末間の音声
と画像によるマルチ通話を仲介するマルチ通話仲介サー
バーとを備え、両マルチ通話端末には、それぞれ、自己
の音声データと自己の表示画面データを接続相手側にイ
ンターネットを介して送信する送信機能と、該送信機能
と同等の該接続相手側の送信機能をインターネットを介
して操作する遠隔操作機能と、該遠隔操作機能により該
接続相手側の送信機能を操作することにより該接続相手
側の音声データおよび表示画面データをインターネット
を介して取り込み、該相手側音声データを自己の音声発
生器で再生させるとともに該相手側表示画面データを自
己の表示装置で表示させる機能とを有するマルチ通話ソ
フトがインストールされていることを特徴としている。
さらに詳細には、本発明のインターネットマルチ通話シ
ステムは、前記呼出側マルチ通話端末が相手側マルチ通
話端末のビデオRAMデータを取り込み、該データを自
己の表示装置に表示させながら相手側マルチ通話端末を
遠隔操作することを特徴としている。また、本発明のイ
ンターネットマルチ通話システムは、前記呼出側マルチ
通話端末と相手側マルチ通話端末の何れか一方が、他方
の端末画面のマウスポインタを遠隔操作することを特徴
としている。また、本発明のインターネットマルチ通話
システムは、インターネット内に前記マルチ通話仲介サ
ーバーを複数台設け、これらのサーバーをディジーチェ
ーン接続したことを特徴としている。また、本発明のイ
ンターネットマルチ通話システムは、複数のマルチ通話
端末に接続されたマルチ通話端末の画面が、画面分割な
いし画面切換えにより当該複数と同数以上の画面を表示
するように構成されたことを特徴としている。また、本
発明のインターネットマルチ通話システムは、マルチ通
話端末が複数の接続モードを有し、該マルチ通話端末の
接続モード設定画面で、何れかの接続モードに設定でき
るように構成されたことを特徴としている。
【0007】また、本発明のインターネットマルチ通話シス
テムは、複数の接続モードの一つとして前記マルチ通話
端末が1対1の通話を行う電話モードの機能を有するこ
とを特徴としている。またさらに、本発明のインターネ
ットマルチ通話システムは、複数の接続モードの一つと
して呼出側マルチ通話端末が自己の画面を複数の相手側
マルチ通話端末に配信するとともに、相手側マルチ通話
端末の画面に設けられている質問ボタンの操作により質
問意志表示が呼出側マルチ通話端末の画面に表示され、
該呼出側マルチ通話端末の許可操作により該質問意志表
示の端末から他の端末への音声と画像の送信が可能とな
るセミナーモードの機能を有することを特徴としてい
る。また、本発明のインターネットマルチ通話システム
は、複数の接続モードの一つとして前記呼出側マルチ通
話端末の複数台の内の1台を議長端末として、該複数台
の端末と相手側マルチ通話端末の複数台とが相互に通話
可能に接続され、各端末の質問ボタン操作で他の端末に
質問意志表示がされ、議長端末の許可操作で当該質問端
末から他の端末への画像送信が可能となる会議モードの
機能を有することを特徴としている。また、本発明のイ
ンターネットマルチ通話システムは、複数の接続モード
の一つとして前記呼出側マルチ通話端末が複数の相手側
マルチ通話端末の画面操作を自己の複数分割画面ないし
切換え画面に表示させて監視する監視モードの機能を有
することを特徴としている。また、本発明のインターネ
ットマルチ通話システムは、複数の接続モードの一つと
して前記呼出側マルチ通話端末が自己の画面を複数の相
手側マルチ通話端末に一方的に配信する配信モードの機
能を有することを特徴としている。また、本発明のイン
ターネットマルチ通話システムは、インターネットを介
して接続されたインターネット端末に前記マルチ通話ソ
フトをインストールする機能を前記マルチ通話仲介サー
バーないしマルチ通話端末に持たせたことを特徴として
いる。また、本発明のインターネットマルチ通話システ
ムは、前記マルチ通話端末からの接続がLANのルータ
ー経由の場合に、前記マルチ通話仲介サーバーは該ルー
ターからの信号に基いて該ルーター経由の接続を判別す
るとともに当該マルチ通話端末の一時的IPアドレスが
当該接続の期間内で変更されないように該ルーターに指
示することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (システムの全体構成)図1は、本発明の実施形態であ
るインターネットマルチ通話システムの全体構成を示す
もので、システムは、インターネット100に接続され
た複数台の呼出側マルチ通話端末(以下、呼出側端末と
称する)200と、複数台の相手側マルチ通話端末(以
下、相手側端末と称する)300と、これらの両マルチ
通話端末間の音声と画像によるマルチ通話を仲介するマ
ルチ通話仲介サーバー400とで構成されている。
【0009】マルチ通話端末200、300は、通常インタ
ーネットサービスプロバイダ(以下、ISPと略称す
る)を介してインターネット100に接続されている。
さらに一部のマルチ通話端末は、LANのルーター35
0を介してインターネット100に接続されている。
【0010】これらの構成を説明すると、 (マルチ通話仲介サーバーの構成)まず、マルチ通話仲
介サーバー400は、図2に示されているように、イン
ターネットへの接続機能410、ブラウザー機能42
0、およびその他一般的電算処理機能430以外に、ハ
ードディスク等の記憶装置にサーバー用マルチ通話仲介
ソフト450および端末用マルチ通話ソフト455が記
憶されていて、通常、そのマルチ通話仲介ソフトの起動
状態で、インターネットマルチ通話仲介機能(以下、マ
ルチ通話仲介機能と称す)460と、この仲介機能の一
部としてのインターネット接続管理機能462と、ルー
ター制御機能464と、インストール機能466とを有
し、また、インターネットマルチ通話仲介の基本データ
ベースとして、ハードディスク等の記憶装置に利用者管
理用データベース470、および動作時のメモリ上にマ
ルチ通話仲介管理用テーブル480を有する。またこの
サーバー400は、パソコン等のウインドウズ(Win
dows:米国マイクロソフト社の商標)マシンで構成
され、またインターネット接続プロトコル(TCP/I
P)を有するインターネット用接続インターフェース
(図示せず)を備えている。
【0011】また、そのインターネットへの接続機能410
は、一般回線、専用回線、デジタル回線、無線回線、そ
の他の商用通信回線の何れかを通してインターネット1
00に固定アドレスで常時接続している。またルータ制
御機能464は、LANのルーター経由で接続しにきた
端末の一時的IPアドレスを接続中は固定するようにル
ーターに指示する機能である。またインストール機能4
66は、接続されたインターネット端末に端末用マルチ
通話ソフト455をインストールする機能である。その
他一般的電算処理機能430は、演算、その他一般的デ
ータ処理等を含む通常の機能である。
【0012】その利用者管理用データベース470のレコー
ドは、図3に示されているように利用者コード(I
D)、パスワード(PW)、IPアドレス、利用者名、
メールアドレス、月間接続時間、および年間接続時間か
ら構成されている。またマルチ通話仲介管理用テーブル
480のレコードは、図4に示されているように、利用
者コード(ID)、利用者端末IPアドレス、接続状況
フラグ、指定接続モード、接続開始日時、接続終了日
時、接続時間、接続先指定数、および9個の接続先IP
アドレスから構成されている。また、サーバー400の
マルチ通話仲介機能460は、呼出側端末200からの
マルチ通話接続指示の受付、相手側端末300からのマ
ルチ通話接続スタンバイの通知の受付、および端末20
0、300相互のマルチ通話接続を主要な動作とする機
能である。
【0013】さらにこのマルチ通話仲介機能460を図5に
基いて詳述すると、まず、マルチ通話接続スタンバイの
相手側端末300からマルチ通話仲介サービスの要求が
あると、マルチ通話仲介機能460は、相手側端末30
0に対し利用者コード(ID)、パスワード(PW)を
照会し、これらの送信を受けると、利用者管理用データ
ベース470の情報を参照して、登録済の利用者である
かどうかを確認する。確認すると、マルチ通話仲介サー
ビスの開始を相手側端末300に通知し、同時にマルチ
通話仲介管理用テーブル480に1レコードを作成し
て、このレコードに相手側端末300のマルチ通話接続
のスタンバイ状況を書き込んだ後、該相手側端末300
に対するマルチ通話仲介サービスを開始する。そのレコ
ードには、ISPから与えれた一時的IPアドレスを含
み、仮にルーター350経由で接続されている場合、マ
ルチ通話仲介機能460は、ルーター350に対して一
時的IPアドレスを固定するように制御信号を送信す
る。なお、相手側端末300に対し利用者コード(I
D)、パスワード(PW)を照会した後、利用者管理用
データベース470に登録されていない相手側端末30
0には、マルチ通話ソフトのインストール希望の有無を
確認し、希望があれば同ソフトをインストールする。希
望がない場合、利用者コード(ID)、パスワード(P
W)の無い新たなレコードを作成しては、取り合えずイ
ンターネット接続を維持する。
【0014】次に、マルチ通話仲介機能460は、呼出側端
末200からの接続要求を受け付けると、まず、呼出側
端末200に対し利用者コード(ID)、パスワード
(PW)を照会し、これらの送信を受けると、利用者管
理用データベース470の情報を参照して、登録済の利
用者であるかどうかを確認する。確認すると、マルチ通
話仲介サービスの開始を相手側端末300に通知し、同
時にマルチ通話仲介管理用テーブル480に1レコード
を作成して、このレコードに呼出側端末200のマルチ
通話接続のスタンバイ状況を書き込んだ後、該相手側端
末300とインターネット接続する。なお、呼出側端末
200に対し利用者コード(ID)、パスワード(P
W)を照会した後、マルチ通話ソフトの未だインストー
ルされていない呼出側端末200には、マルチ通話ソフ
トをインストールする。この後、呼出側端末200とマ
ルチ通話接続のスタンバイの相手側端末300とはマル
チ通話接続し、両端末の接続情報としてマルチ通話仲介
管理用テーブル480の該当レコードの接続状況フラグ
に”接続中”と書き込む等、その他フィールドに書込
み、該レコードについて接続開始日時からの接続時間の
カウントを開始する。このようにこのマルチ通話接続に
おけるサーバー400の接続仲介処理とは、サーバー4
00が呼出側端末200と相手側端末300とのインタ
ーネット接続を仲介することである。この後、マルチ通
話の終了後、何れか一方の端末画面の通話終了ボタンを
クリックするとマルチ通話接続は切断される。呼出側端
末200と相手側端末300から当該マルチ通話の切断
通知を受けると、サーバー400は、通話仲介管理用テ
ーブルのレコードを削除するとともに接続時間等通話記
録データを作成して利用者管理用データベース470に
書き込んでこのセッションを終了する。
【0015】(呼出側端末の構成)次に呼出側端末200
は、オペレーティングシステムとしてウインドウズをイ
ンストールされた通常のパソコン等の小型コンピュータ
で、図6に示されているようにインターネットへの接続
機能210、ブラウザー機能220、およびその他一般
的電算処理機能230以外に、ハードディスク等の記憶
装置にマルチ通話ソフト250が記憶されていて、通
常、このマルチ通話ソフトの起動状態で、マルチ通話機
能270、および接続モード設定機能280を有し、ま
たインターネット接続管理用としてマルチ通話接続管理
用テーブル260を有する。また、この呼出側端末20
0もサーバー400と同様にインターネット接続プロト
コル(TCP/IP)を有するインターネット接続用イ
ンターフェース(図示せず)を備えている。
【0016】そのマルチ通話機能270では、インターネッ
トプロトコル接続(以下、IP接続と称す)における通
信において、設定した接続モードに応じて、その音声送
受信機能272では、通話者の双方が両端末のマイクか
ら入力された相手の音声をそれぞれ聞くことができるこ
とはもちろん、画像送受信機能274では必要に応じて
一方の端末画面のアイコン操作ボタン(図示省略)をク
リックして、同端末の画面を他方の端末に送信すること
により同他方の端末画面に表示させることができるよう
に構成されている。また、入力情報送受信機能276で
も、一方の端末画面のアイコンボタン(図示省略)をク
リックすることにより、一方のマウスポインタあるいは
キーボード入力等の情報を他方の画面に表示できるよう
に構成されている。すなわち、相手側端末のマウスまた
はキーボードを呼出側端末から遠隔操作するために、こ
れらの制御用入力回路をOR回路としてある。例えば、
マウス情報の場合、OR回路の一つの入力信号として、
呼出側端末のマウス位置及びクリックボタン情報を司る
位置情報が送信され、マウス位置及びクリックボタン情
報が置換される。キーボード情報についても同様であ
る。
【0017】また、インストール機能278では、相手側端
末、特にインターネット経由で接続された相手側端末3
00に、マルチ通話機能がない場合ないし機能が不充分
な場合、インターネット経由で相手側端末に自己のマル
チ通話ソフトをインストールする機能を有する。また、
接続モード設定機能280では、当該ソフトのモード設
定画面で接続時の接続モードを電話モード282、セミ
ナーモード284、および会議モード286の何れかに
設定できるように構成されている。さらにこれらのモー
ドは、必要に応じて画面下欄のアイコンをクリックする
ことにより接続モード設定用のポップアップ画面(図示
省略)を表示させ、この画面で、追加接続モードの監視
モード、あるいは配信モードに固定できる。
【0018】呼出側端末の数を1、n(整数)、相手側端末
の数を1、m(整数)とした場合、各モードの標準的接
続形態は、図7に示されているように、 (イ)電話モード282の接続形態では、呼出側1:相
手側1、 (ロ)セミナーモード284の接続形態では、呼出側
1:相手側m、 (ハ)会議モード286の接続形態では呼出側n:相手
側m (ニ)監視モードの接続形態では、呼出側1:相手側
m、 (ホ)配信モードの接続形態では、呼出側1:相手側
m、 となっている。なお、電話モード282については、第
三者の割込み接続が可能である。またセミナーモード2
84、および会議モード286については、特異な接続
形態として、呼出側1:相手側1の接続が可能である。
さらに、会議モード286は、呼出側1:相手側mの接
続形態を可能としている。
【0019】次に、音声送信、画像送信、マウスポインタの
遠隔操作、およびキーボード入力の遠隔操作について、
各モードにおける標準的動作特性を説明すると、図8に
示されているように、 (イ)電話モード282の接続形態では、音声送受信機
能および画像送受信機能がディフォルトで動作するの
で、音声送信は、呼出側端末と相手側端末の双方から同
時に可能である。画像送信は、双方のうちの先にした操
作が優先する。マウスポインタの遠隔操作、およびキー
ボード入力の遠隔操作も、双方の内の先にした操作が優
先する。 (ロ)セミナーモード284の接続形態では、音声送
信、画像送信、マウスポインタの遠隔操作、およびキー
ボード入力の遠隔操作の何れも、呼出側端末(講師)か
ら相手側端末(受講者)への送信が優先され、原則とし
て、逆の送信は禁止されているが、相手側端末画面に
は、質問ボタンが表示されており、このボタンのクリッ
クにより、呼出側端末画面に質問の意志表示サインが表
示され、呼出側端末でこのサインをクリックすることに
より、その相手側端末から呼出側端末、およびその他の
相手側端末(受講生)への送信が可能となる。 (ハ)会議モード286の接続形態では、音声送信は、
呼出側端末(議長、他の参加者)と相手側端末(参加
者)の何れからも同時に可能である。画像送信、マウス
遠隔操作、およびキーボード入力遠隔操作の何れも、呼
出側の議長端末、必要に応じて副議長端末から他の呼出
側端末(参加者)、相手側端末(参加者)への送信が優
先され、原則として、逆の送信は禁止されているが、各
端末画面には、質問ボタンが表示されており、このボタ
ンのクリックにより、議長団端末画面に質問の意志表示
サインが表示され、議長団端末でこのサインをクリック
することにより、その参加者端末から他の全参加者の端
末への送信が可能となる。 (ニ)監視モードの接続形態では、音声送信、画像送
信、マウスポインタの遠隔操作、およびキーボード入力
の遠隔操作の何れも、相手側端末(被監視者)から呼出
側端末(監視者)への送信のみである。 (ホ)配信モードの接続形態では、音声送信、画像送
信、マウスポインタの遠隔操作、およびキーボード入力
の遠隔操作の何れも、呼出側端末(配信者)から相手側
端末(配信先)への送信のみである。
【0020】また、マルチ通話接続先管理用データベース2
60レコード構成は、図9に示されているように、利用
者コード(IP)、メールアドレス、接続先端末IPア
ドレス、接続状況フラグ、指定接続モード、接続取扱条
件、セット状況フラグ、接続開始日時、接続終了日時、
および端末区分から構成されている。なお、このレコー
ドは、接続先毎に1レコード作成される。
【0021】(動作の説明)次にこの実施形態で、マルチ通
話接続管理サーバー400、呼出側マルチ通話端末20
0、および相手側マルチ通話端末300の各基本的動作
について順に説明する。 (サーバー400の動作)まず、サーバー400の動作
を説明すると、サーバー400はインターネットに常時
接続されていて、次のようなステップS101〜S10
6のように動作する。 S101:<サーバー用マルチ通話仲介ソフトの立上げ
> 電源投入後、もしくはリセット後、サーバー用マルチ通
話仲介ソフトが自動的に起動し、インターネットマルチ
通話接続サービスのためのマルチ通話仲介サービスの受
付を開始する。 S102:<相手側端末からの呼出待ち接続の通知の受
付> 相手側端末300から呼出待ち接続の通知がサーバー4
00にあると、サーバーはこれを受け付け、IPアドレ
ス、指定接続モード、その他からなる1レコードを作成
して、これをマルチ通話仲介管理用テーブル480に記
録する。この後、呼出待ち接続を完了した旨を相手側端
末300に連絡する。 S103:<呼出側端末からのマルチ通話接続要求の受
付> 呼出側端末200からマルチ通話仲介サービスの要求が
あると、サーバーはこれを受け付け、IPアドレス、指
定接続モード、その他からなる1レコードを作成して、
これをマルチ通話仲介管理用テーブル480に記録す
る。 S104:<呼出側端末と相手側端末とのマルチ通話接
続> 呼出側端末200と、この呼出側端末から指定されたメ
ールアドレスに対応するIPアドレスを持つ相手側端末
300とをマルチ通話接続する。なお、この接続で相手
側端末にマルチ通話機能がない場合、単なるインターネ
ット接続となる。 S105:<呼出側端末と相手側端末とのマルチ通話> 呼出側端末200と相手側端末300とのマルチ通話に
おけるパケット通信データの送受信が行われ、サーバー
400がこの間、接続時間のカウントを行い、マルチ通
話仲介管理用テーブル480の該当レコードを維持す
る。 S106:<呼出側端末と相手側端末との接続の切断と
通話終了> サーバー400は通話端末200、300から接続終了
通知を受けた場合、もしくはタイムアップの場合(端末
から所定期間内に接続継続中の報告が無い場合)に、呼
出側端末と相手側端末とのインターネット接続が切断し
たものとして、当セッションのマルチ通話が終了する。
【0022】(呼出側端末200の動作)次に、呼出側端末
200の動作を説明すると、この呼出側端末は、たとえ
ばISPにダイヤルアップ接続契約を済ませているか、
あるいはLAN経由等でインターネットと接続可能な場
合、通常、次のようなステップC201〜C209で動
作する。 C201:<マルチ通話ソフトの立上げ> 電源投入後、もしくはリセット後、ウインドウズの初期
画面ないしアプリケーションソフトの起動状態で、図1
0に示されているようなマルチ通話ソフトのアイコン2
05をクリックする。なお、このアイコンは、表計算ソ
フト、例えば、EXCEL等のアプリケーションソフト
の動作画面でも下欄に表示される。 C202:<接続モードの選択> 図11で示されているように、ポップアップメニュー
「接続モード選択画面」で、該当の接続モードを選択す
る(マウスでクリックする)。なお、このポップアップ
メニューは、アプリケーションソフトの動作画面にも現
れる。 C203:<接続先入力> 図12で示されているようなポップアップメニューで相
手側端末のメールアドレスを入力する。なお、入力に際
しては、図13に示されているようなプルダウンメニュ
ーで予め登録された相手側端末のメールアドレスを選択
入力できる。
【0023】C204:<サーバーへ接続> 実行キーをクリックすると、ダイアルアップ等によりサ
ーバー400にインターネット接続する。 C205:<相手側端末との接続> 相手側端末に接続されると、サーバーからの接続完了の
通知が画面(図示省略)に表示される。 C206:<相手側端末のマルチ通話機能の調整> 相手側端末にマルチ通話機能がない場合、例えば、マル
チ通話ソフトがインストールされていない場合、相手側
端末にマルチ通話ソフトをインストールする旨のメッセ
ージを送り、同インストールを実行する。なお、この機
能補充により呼出側端末200の接続条件に基き、サー
バー400の利用者管理用データベース470とマルチ
通話仲介管理用テーブル480のレコードが修正され
る。ここで、相手側端末300にマルチ通話ソフトが既
にインストールされている場合、直ちに次のステップに
進む。 C207:<マルチ通話> 呼出側端末200と相手側端末300との間で音声と画
像によるインターネットマルチ通話が接続モードに応じ
て可能となる。 C209:<通話の終了> 通話の終了後、画面の通話終了ボタンをクリックすると
相手側端末300とのインターネット接続が切断され
る。
【0024】(相手側端末300の動作)次に、相手側端末
300の動作を説明すると、この相手側端末も、たとえ
ばISPにダイヤルアップ接続契約を済ませているか、
あるいはLAN経由等でインターネットと接続可能な場
合、通常、次のようなステップR301〜R308で動
作する。 R301:<マルチ通話ソフトの立上げ> 電源投入後、もしくはリセット後、ウインドウズの初期
画面ないしアプリケーションソフトの起動状態で、図1
0に示されているようなマルチ通話ソフトのアイコン2
05をクリックする。なお、マルチ通話ソフトがインス
トールされていない場合、通常のWWWブラウザソフト
を立ち上げる。 R302:<接続モードの選択> 図11で示されているように、ポップアップメニュー
「接続モード選択画面」で、該当の接続モードを選択す
る(マウスでクリックする)。なお、このポップアップ
メニューは、アプリケーションソフトの動作画面にも現
れる。 R303:<接続先入力> 図12で示されているようなポップアップメニューでサ
ーバー400の会議用ドメイン名を入力する。なお、通
常のWWWブラウザソフトの場合、サーバー400のU
RLを入力する。
【0025】R304:<サーバーへ接続> 実行キーをクリックすると、ダイアルアップ等によりサ
ーバー400にインターネット接続する。 R305:<呼出側端末との接続> サーバー400に接続され、呼出側端末200の呼出が
既にある場合、この呼出側端末に接続され、サーバー4
00からの接続完了の通知が画面(図示省略)に表示さ
れる。呼出側端末200の呼出が未だ無い場合、サーバ
ー400からの呼出待ち接続完了の通知が画面(図示省
略)に表示され、この後、呼出待ち接続に維持される。
なお、相手側端末300が未だサーバー400に接続さ
れていなかった場合、呼出側端末200の呼出がある
と、相手側端末300のOS立上げ画面等に図14で示
されるようなポップアップ画面で通話の呼出案内が表示
させる。この画面で、通話ボタンをクリックすれば、相
手側端末300は呼出側端末200に接続される。 R306:<呼出側端末によるマルチ通話機能のインス
トール> マルチ通話ソフトがインストールされていない場合、マ
ルチ通話ソフトをインストールする旨のメッセージが画
面に表示され、呼出側端末からインストールされる。な
お、この機能補充により呼出側端末200の接続条件に
基き、サーバー400の利用者管理用データベース47
0とマルチ通話仲介管理用テーブル480のレコードが
修正される。ここで、マルチ通話ソフトが既にインスト
ールされている場合、直ちに次のステップに進む。 R307:<マルチ通話> 呼出側端末200と相手側端末300との間で音声と画
像によるインターネットマルチ通話が接続モードに応じ
て可能となる。 R308:<通話の終了> 通話の終了後、画面の通話終了ボタンをクリックすると
相手側端末300とのインターネット接続が切断され
る。
【0026】次に接続モード別に通話例を詳細に説明する
と、 (電話モードでのマルチ通話例)電話モードでのマルチ
通話の一例として、表計算、例えばエクセル(EXCE
L:米国マイクロソフト社の商標)を使用している学生
(呼出側)が、その操作方法の分からない点を学校の先
生(相手側)に教わる場合について、次のステップ
(イ)〜(ワ)で説明する。 この場合、学生は本発明
のインターネットマルチ通話システムをサービスする業
者と契約して既にマルチ通話ソフトをインストールした
端末を所有している場合として説明する。 (イ)まず、学生は、通常の電話で先生にマルチ通話仲
介サーバーのドメイン名を連絡するとともにこのサーバ
ーにインターネット端末を接続するようにお願いしてお
く。 (ロ)次に学生は表計算の分からない動作画面の下欄に
表示されているマルチ通話ソフトの起動用アイコンをク
リックすることにより同ソフトを立ち上げ、直後に表計
算画面に現れるポップアップ画面で通話モード接続をマ
ウスで選択する。 (ハ)学生は表計算画面に現れた次のポップアップ画面
に先生のメールアドレスを入力することにより先生の端
末とのマルチ通話接続をサーバーに要求する。 (ニ)サーバーは通話仲介管理用テーブルにある先生の
メールアドレスを見つけることにより、学生の端末と先
生の端末とをインターネット接続をする。 (ホ)学生の端末は、画面に「相手側端末に接続した」
旨のメッセージを表示するとともに、「マルチ通話ソフ
トを相手側端末にインストール中である。」旨のメッセ
ージを表示する。 (ヘ)前ステップのインストールが終了すると、学生の
端末と先生の端末とのマルチ通話接続が完成する。
【0027】(ト)学生は先生に挨拶と質問の概要を音声で
送信するとともに、端末画面の画像送信ボタンを押して
理解できない表計算の画面を先生の端末画面に表示させ
る。 (チ)さらに学生は画面の入力遠隔制御ボタンを押し
て、学生側画面のマウスポインタを先生側画面に表示さ
せる。 (リ)学生は、端末画面でのマウス操作で表計算画面の
理解できない点を指し示し、同じ画面が表示されている
画面を見ている先生に分からない点を音声で質問する。 (ヌ)これに対し、先生は、入力遠隔制御ボタンを押し
て、先生側画面のマウスポインタを学生側画面に表示さ
せる。 (ル)先生は、同じ画面が表示されている画面を見てい
る学生に音声で教えながら端末画面でのマウス操作で学
生の質問に対する表計算画面の操作方法を示す。 (ヲ)通話の終了後、何れか一方の端末画面の通話終了
ボタンをクリックするとマルチ通話接続は切断される。 (ワ)サーバーは、通話仲介管理用テーブルのレコード
を削除するとともに通話記録レコードを作成してを利用
者管理用データベースに書き込んでこのセッションを終
了する。 なお、この電話モードで先生と学生とのマルチ通話接続
時に学生の友人が両者の端末への同時接続(割込み接
続)をサーバー400を介して要求した場合、両者の端
末画面には、図14で示されるようなポップアップ画面
で通話の呼出案内が表示させる。この画面で、画面下欄
の複数端末間通話への切換えアイコン(図示省略)をク
リックした後、ポップアップ画面の通話ボタンをクリッ
クすれば、相手側端末は呼出側端末に接続される。この
場合、先生側端末画面には、学生側端末画面と友人側端
末画面とが分割表示され、また学生側端末画面には、先
生側端末画面と友人側端末画面とが分割表示され、また
友人側端末画面には、先生側端末画面と学生側端末画面
とが分割表示される。各端末間は平等にインターネット
上で接続されることとなり、互いの音声通話は、接続さ
れているセッションに対して、タイムシェアにより伝送
されるので、端末相互間の遅れは無視できる。
【0028】(セミナーモードでのマルチ通話例)次にセミ
ナーモードでのマルチ通話の一例として、会社内で開催
日時を決めて研究所員が一般技術者を対象として集合場
所を定めずに技術セミナーを開催する場合について、次
のステップ(イ)〜(ル)で説明する。この場合も、展
示の研究所員は本発明のインターネットマルチ通話シス
テムをサービスする業者と契約して既にマルチ通話ソフ
トをインストールした端末を所有しており、さらにセミ
ナーに参加する技術者の各端末はインターネットと接続
しているLANに接続されているか、もしくはISPに
ダイアルアップ接続している場合として説明する。 (イ)まず、研究所員は、端末画面の下欄に表示されて
いるマルチ通話ソフトの起動用アイコンをクリックする
ことにより同ソフトを立ち上げ、直後に画面に現れるポ
ップアップ画面で「セミナーモード」接続をマウスで選
択する。 (ロ)研究所員は、画面に現れた次のポップアップ画面
に各一般技術者のメールアドレスを入力することにより
参加者の端末とのマルチ通話接続をサーバーに要求す
る。 (ハ)サーバー400は、LAN経由でインターネット
接続できる指定メールアドレスの各一般技術者端末と研
究所員の端末とをインターネット接続をする。 (ニ)研究所員の端末は、画面に「相手側端末に接続し
た」旨のメッセージを表示するとともに、「マルチ通話
ソフトを相手側端末にインストール中である。」旨のメ
ッセージを表示する。なお、このインストールは、既に
インストール済の端末には省略される。
【0029】(ホ)この後、サーバーをゲートウエイとする
研究所員の端末と各一般技術者の端末とのマルチ通話接
続が完成し、同時に研究所員の端末画面の左下には、質
問許可ボタンと質問不許可ボタンが表示される。また一
般技術者の端末画面の左下には、質問ボタンが表示され
る。 (ヘ)研究所員の端末でセミナー用画面のプログラムを
作動させながらマイクで講義をすると、研究所員側端末
の音声送受信機能、画像送受信機能、およびマウス情報
送受信機能の各送信機能が、セミナー用画面、マウス操
作、および音声案内等を自動的に各一般技術者の端末に
送信する。なお、この場合、研究所員は画面下欄の配信
モードへの切換えアイコン(図示省略)をクリックする
ことにより、配信モードでの講義に切換えることがで
き、一般技術者には、質問が許されない。また、セミナ
ーで自習時間を設ける場合、研究所員は画面下欄の監視
モードへの切換えアイコン(図示省略)をクリックする
ことにより、監視モードで一般技術者の作業状況を複数
の画面で監視できる。 (ト)セミナーモードでの通常モードでは、一般技術者
で質問がある場合、端末画面の質問ボタンを押すと、研
究所員の端末画面には、「メールアドレス」と「質問あ
り」の表示がポップアップ表示される。 (チ)研究所員の端末で質問不許可ボタンを押すと、一
般技術者の端末画面には、「暫く後で質問して下さ
い。」の表示がポップアップ表示され、待たされるが、
研究所員の端末で質問可ボタンを押すと、一般技術者の
端末の通話禁止が解除され、一般技術者の端末画面に
は、「質問の内容を話して下さい。」の表示がポップア
ップ表示される。 (リ)一般技術者は研究所員と他の技術者に挨拶と質問
の概要を音声で送信するとともに、必要に応じて端末画
面の入力遠隔制御ボタンを押して、学生側画面のマウス
ポインタを研究所員と他の技術者の画面に表示させて質
問該当部分を指し示す。 (ヌ)研究所員は質問に対する回答を質問者と他の技術
者に音声で送信するとともに、必要に応じて端末画面の
入力遠隔制御ボタンを押して、研究所員側画面のマウス
ポインタを研究所員と他の技術者の画面に表示させて質
問該当部分を指し示す。 (ル)セミナーの終了後、研究所員側端末画面の通話終
了ボタンをクリックするとマルチ通話接続は総て切断さ
れる。
【0030】(会議モードでのマルチ通話例)次に会議モー
ドでのマルチ通話の一例として、会社内で開催日時を決
めて本社部門の社員2人(含む議長)と地方工場の社員
5人との営業会議を開催する場合について、次のステッ
プ(イ)〜(ル)で説明する。この場合も、議長は本発
明のインターネットマルチ通話システムをサービスする
業者と契約して既にマルチ通話ソフトをインストールし
た端末を所有しており、さらに会議に参加する他の出席
社員の各端末はインターネットと接続しているLANに
接続されているか、もしくはISPにダイアルアップ接
続している場合として説明する。 (イ)まず、議長は、端末画面の下欄に表示されている
マルチ通話ソフトの起動用アイコンをクリックすること
により同ソフトを立ち上げ、直後に画面に現れるポップ
アップ画面で「会議モード」接続をマウスで選択する。 (ロ)議長は、画面に現れた次のポップアップ画面に各
出席社員のメールアドレスを入力(出席許可)すること
により出席社員の端末とのマルチ通話接続をサーバーに
要求する。なお、この場合、入力プルダウンメニューの
中から所定会議の名称をクリックすることにより出席者
のメールアドレスリストを呼び出し、これらの中から選
択してクリックしてもよい。 (ハ)サーバーは、LAN経由でインターネット接続で
きる指定メールアドレスの各出席社員端末と議長の端末
とをインターネット接続をする。 (ニ)議長の端末は、画面に「相手側端末に接続した」
旨のメッセージを表示するとともに、「マルチ通話ソフ
トを相手側端末にインストール中である。」旨のメッセ
ージを表示する。なお、このインストールは、既にイン
ストール済の端末には省略される。
【0031】(ホ)この後、議長の端末と各出席社員の端末
とのマルチ通話接続が完成し、議長、および出席社員の
各端末には、お互いに他の出席者の端末画面が分割表示
される。また同時に議長の端末画面の左下には、質問許
可ボタン、質問不許可ボタン、議事進行ボタン、および
出席者表示ボタンが表示され、また出席社員の端末画面
の左下には、質問ボタン、意見発表ボタン、および出席
者表示ボタンが表示される。 (ヘ)議長の端末で議事進行ボタンを押して画面を単一
画面に切り替えるとともにセミナー用画面のプログラム
を作動させながらマイクで議事進行を図ると、議長側端
末の音声送受信機能、画像送受信機能、およびマウス情
報送受信機能の各送信機能が、セミナー用画面、マウス
操作、キーボード入力、および音声案内等を自動的に各
出席社員の端末に送信する。 (ト)出席社員で意見がある場合、端末画面の意見発表
ボタンを押すと、議長の端末画面には、「メールアドレ
ス」と「意見あり」の表示がポップアップ表示される。 (チ)議長の端末で意見発表不許可ボタンを押すと、出
席社員の端末画面には、「暫く後で発表して下さい。」
の表示がポップアップ表示され、待たされるが、議長の
端末で意見発表許可ボタンを押すと、出席社員の端末の
発表禁止が解除され、その出席社員の端末画面には、
「発表の内容を話して下さい。」の表示がポップアップ
表示される。 (リ)出席社員は議長と他の出席社員に挨拶と意見を音
声で送信するとともに、必要に応じて端末画面の入力遠
隔制御ボタンを押して、相手側画面のマウスポインを議
長と他の出席社員の画面に表示させて質問該当部分を指
し示す。 (ヌ)議長は意見発表に対する回答を意見発表者と他の
出席社員に音声で送信するとともに、必要に応じて端末
画面の入力遠隔制御ボタンを押して、議長側画面のマウ
スポインタを議長と他の出席社員の画面に表示させて該
当部分を指し示す。 (ル)会議の終了後、研究所員側端末画面の通話終了ボ
タンをクリックするとマルチ通話接続は総て切断され
る。
【0032】(実施態様の変形例)以上述べた実施例は、三
つの接続モード、および追加接続モードを持たせて構成
されているが、これに限らず、その一つないし二つの接
続モードを持たせた構成とすることができる。また、マ
ルチ通話仲介管理用テーブルのレコードの仕様で接続先
IPアドレスの数を9個としたが、これに限らずシステ
ムの必要に応じてこの数を増減できるものである。ま
た、本発明のマルチ通話端末として、有線に限らず無線
回線を利用する例えばパソコン機能付の携帯電話も利用
できる。また、本発明では、マルチ通話仲介サーバーが
インターネット上に1つである必要は無く、ディジーチ
ェーン接続した複数台のマルチ通話仲介サーバーをイン
ターネット上に存在させることができる。例えば、IS
P単位にマルチ通話仲介サーバーが存在しても、その間
を接続して全て検索する事によつて、呼出側端末の接続
をしようとする相手側端末を探し出すことが可能とな
る。また、本発明では、端末のアプリケーション画面に
限らず、例えば、カメラを接続した端末で画像キャプチ
ャーソフトウェアを稼動させ、オペレーターの映画像を
撮影して、端末画面上に表示させた場合、これを接続相
手側端末に送信、表示させることができるので、テレビ
電話としても利用可能である。さらには、本発明では、
端末画面上に表計算などのアプリケーションソフトを稼
動させるとともに、同時に画像キャプチャー画面を分割
ウィンドウにて端末画面に表示させることにより、オペ
レーターの顔と、音声による通話と、アプリケーション
画面の3つを同時にコミュニケーションできるので、相
互間の意志の伝達は、通常の電話器による音声のみに比
べれば格段に向上する。なお、本発明において使用され
るマルチ通話端末としては、には一般に販売されている
パソコンを使用でき、特別なハードウェアを使用しな
い。また、基本的にはウインドウズ系のOS(マイクロ
ソフト社製)を使用しているものを前提とするが、これ
に限らず、他のOS下においても適用できるものであ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、音声デ
ータと画面データをインターネットを介して送受信で
き、さらに接続相手側の送受信機能を遠隔操作できるよ
うにしたので、呼出側と相手側の双方の通話者が同一の
画面を見ながら電話することはもちろん、自己の端末画
面を相互に見ながら、または、相手側の端末画面を遠隔
操作、変更しながらの音声通話を行うことができ、通話
者間での意思疎通が容易で、しかも通常のインターネッ
ト端末を利用して安価に構築できる。例えば、表計算の
画面を表示しながら、本発明のシステムでその画面を接
続相手の画面に変更を加えながら表示し、音声通話で説
明ができる。また、本発明によれば、幾つかの通話モー
ドに機能を設定できるようにしたので、必要に応じて1
対1の電話、遠隔地にいる参加者を対象とするセミナー
の開催、互いに離れた場所に居る出席者による会議の開
催が可能である。また、本発明によれば、複数の相手側
に一方的に配信できる配信モードを設けたので、セミナ
ーの講義を受講生側に乱されることなく行うことができ
る。また、複数台のインターネット端末での作業を複数
分割画面に表示させて管理者側端末で監視できる監視モ
ードを設けたので、例えば、学校等での学生の自習状況
を学生に分からないように監視できる。また、本発明に
よれば、端末用マルチ通話ソフトをマルチ通話仲介サー
バー、あるいはマルチ通話端末からインターネットを通
じてインストールできるので、システムの運用を容易に
できる。また、本発明によれば、マルチ通話端末の一時
的IPアドレスが当該接続の期間内で変更されないよう
に該ルーターに指示するので、LANのルーター経由で
接続される端末でも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様として示すインターネット
マルチ通話システムの全体構成図である。
【図2】図1のシステムの一部を構成するマルチ通話仲
介サーバーの構成図である。
【図3】図2のサーバーの一部を構成する利用者管理用
データベースのレコード構成を示す図である。
【図4】図2のサーバーの一部を構成するマルチ通話仲
介管理用テーブルのレコード構成を示す図である。
【図5】図2のサーバーのマルチ通話仲介機能を示す図
である。
【図6】図1のシステムの一部を構成するインターネッ
トマルチ通話端末の構成図である。
【図7】図6のインターネットマルチ通話端末における
接続モードと接続形態との関係を示す図である。
【図8】図6のインターネットマルチ通話端末における
接続モードの主な機能の特性を示す図である。
【図9】図6のインターネットマルチ通話端末のマルチ
通話接続先管理用テーブルのレコード構成を示す図であ
る。
【図10】図6のインターネットマルチ通話端末で使用
中の表計算ソフト画面の下欄要部を示す図である。
【図11】図6のインターネットマルチ通話端末におけ
る接続モード選択用ポップアップ画面を示す図である。
【図12】図6のインターネットマルチ通話端末におけ
るメールアドレス入力用ポップアップ画面を示す図であ
る。
【図13】図12のポップアップ画面でのプルダウンメ
ニューを示す図である。
【図14】図6のインターネットマルチ通話端末におけ
る電話呼出通知用ポップアップ画面を示す図である。
【符号の説明】
100 インターネット 200 呼出側マルチ通話端末 250 マルチ通話ソフト 260 マルチ通話接続管理用テーブル 270 マルチ通話機能 272 音声送受信機能 274 画像送受信機能 276 入力情報送受信機能 278 インストール機能 280 接続モード設定機能 282 電話モード 284 セミナーモード 286 会議モード 300 相手側マルチ通話端末 350 ルーター 400 マルチ通話仲介サーバー 450 マルチ通話仲介ソフト 455 マルチ通話ソフト 462 インターネット接続管理機能 464 ルーター制御機能 466 インストール機能 470 利用者管理用データベース 480 マルチ通話仲介管理用テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山賀 栄一 東京都練馬区北町7丁目8番10号 株式会 社トライコアインターナショナル内 Fターム(参考) 5C064 AA01 AA02 AC01 AC07 AC11 AC12 AC13 AC16 AD14 AD16 5K030 HA08 HB01 HB02 HC01 JT10 LD08 LE07 5K101 KK04 KK07 LL02 MM07 NN07 NN15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1台以上の呼出側マルチ通話端
    末と、該端末とインターネットを介して接続された少な
    くとも1台以上の相手側マルチ通話端末と、これらの両
    マルチ通話端末のIPアドレスを含む通話仲介管理用テ
    ーブルに基いて該両マルチ通話端末間の音声と画像によ
    るマルチ通話を仲介するマルチ通話仲介サーバーとを備
    え、両マルチ通話端末には、それぞれ、自己の音声デー
    タと自己の表示画面データを接続相手側にインターネッ
    トを介して送信する送信機能と、該送信機能と同等の該
    接続相手側の送信機能をインターネットを介して操作す
    る遠隔操作機能と、該遠隔操作機能により該接続相手側
    の送信機能を操作することにより該接続相手側の音声デ
    ータおよび表示画面データをインターネットを介して取
    り込み、該相手側音声データを自己の音声発生器で再生
    させるとともに該相手側表示画面データを自己の表示装
    置で表示させる機能とを有するマルチ通話ソフトがイン
    ストールされていることを特徴とするインターネットマ
    ルチ通話システム。
  2. 【請求項2】前記呼出側マルチ通話端末が相手側マルチ
    通話端末のビデオRAMデータを取り込み、該データを
    自己の表示装置に表示させながら相手側マルチ通話端末
    を遠隔操作することを特徴とする請求項1記載のインタ
    ーネットマルチ通話システム。
  3. 【請求項3】前記呼出側マルチ通話端末と相手側マルチ
    通話端末の何れか一方が、他方の端末画面のマウスポイ
    ンタを遠隔操作することを特徴とする請求項1ないし2
    記載の何れかのインターネットマルチ通話システム。
  4. 【請求項4】インターネット内に前記マルチ通話仲介サ
    ーバーを複数台設け、これらのサーバーをディジーチェ
    ーン接続したことを特徴とする請求項1ないし3記載の
    何れかのインターネットマルチ通話システム。
  5. 【請求項5】複数のマルチ通話端末に接続されたマルチ
    通話端末の画面が、画面分割ないし画面切換えにより当
    該複数と同数以上の画面を表示するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1ないし4記載の何れかのインタ
    ーネットマルチ通話システム。
  6. 【請求項6】マルチ通話端末が複数の接続モードを有
    し、該マルチ通話端末の接続モード設定画面で、何れか
    の接続モードに設定できるように構成されたことを特徴
    とする請求項1ないし5記載の何れかのインターネット
    マルチ通話システム。
  7. 【請求項7】複数の接続モードの一つとして前記マルチ
    通話端末が1対1の通話を行う電話モードの機能を有す
    ることを特徴とする請求項6記載のインターネットマル
    チ通話システム。
  8. 【請求項8】複数の接続モードの一つとして呼出側マル
    チ通話端末が自己の画面を複数の相手側マルチ通話端末
    に配信するとともに、相手側マルチ通話端末の画面に設
    けられている質問ボタンの操作により質問意志表示が呼
    出側マルチ通話端末の画面に表示され、該呼出側マルチ
    通話端末の許可操作により該質問意志表示の端末から他
    の端末への音声と画像の送信が可能となるセミナーモー
    ドの機能を有することを特徴とする請求項6記載のイン
    ターネットマルチ通話システム。
  9. 【請求項9】複数の接続モードの一つとして前記呼出側
    マルチ通話端末の複数台の内の1台を議長端末として、
    該複数台の端末と相手側マルチ通話端末の複数台とが相
    互に通話可能に接続され、各端末の質問ボタン操作で他
    の端末に質問意志表示がされ、議長端末の許可操作で当
    該質問端末から他の端末への画像送信が可能となる会議
    モードの機能を有することを特徴とする請求項6記載の
    インターネットマルチ通話システム。
  10. 【請求項10】複数の接続モードの一つとして前記呼出
    側マルチ通話端末が複数の相手側マルチ通話端末の画面
    操作を自己の複数分割画面ないし切換え画面に表示させ
    て監視する監視モードの機能を有することを特徴とする
    請求項7ないし9記載の何れかのインターネットマルチ
    通話システム。
  11. 【請求項11】複数の接続モードの一つとして前記呼出
    側マルチ通話端末が自己の画面を複数の相手側マルチ通
    話端末に一方的に配信する配信モードの機能を有するこ
    とを特徴とする請求項7ないし9記載の何れかのインタ
    ーネットマルチ通話システム。
  12. 【請求項12】インターネットを介して接続されたイン
    ターネット端末に前記マルチ通話ソフトをインストール
    する機能を前記マルチ通話仲介サーバーないしマルチ通
    話端末に持たせたことを特徴とする請求項1ないし11
    記載の何れかのインターネットマルチ通話システム。
  13. 【請求項13】前記マルチ通話端末からの接続がLAN
    のルーター経由の場合に、前記マルチ通話仲介サーバー
    は該ルーターからの信号に基いて該ルーター経由の接続
    を判別するとともに当該マルチ通話端末の一時的IPア
    ドレスが当該接続の期間内で変更されないように該ルー
    ターに指示することを特徴とする請求項1ないし12記
    載の何れかのインターネットマルチ通話システム。
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