JP2006331309A - 遠隔協調作業支援システム及びその制御方法 - Google Patents

遠隔協調作業支援システム及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ページ切替操作時によって、各端末装置における描画操作が強制的にキャンセルされ、またキャンセルされた描画操作の記録が残らない。
【解決手段】 端末装置102がデータオブジェクトを編集しており、その編集情報は他の複数の端末装置で共有されているとき端末装置103がページの表示切替を行うと(602)、端末装置102のでの編集操作がキャンセルされ他の端末装置では編集情報が削除される(603)が、端末装置102はそれまでの編集情報が保存されており、そのデータオブジェクトの再開時に、保存している編集情報を他の端末装置に送信して元の状態に復帰できる(606)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ネットワークを介して複数の端末装置を接続し、これら端末装置を操作するユーザ同士がネットワーク上で協調作業を行うための遠隔協調作業支援システム及びその制御方法に関するものである。
近年、企業や官庁及び自治体等において、複数のユーザがネットワーク上で協調作業を行う遠隔協調作業支援システムが普及している。この普及の要因としては、以下の点が考えられる。
(1)近年、ネットワーク環境やコンピュータの処理能力が大幅に向上し、大容量の情報をリアルタイムで通信して処理できるようになった。このため遠隔協調作業支援システムにおいて重要な、大容量のデータ通信や遅延のないデータ通信が可能になった。
(2)企業や官庁及び自治体ではグローバル化が進み、仕事に関わりのある勤務者同士がそれぞれ全国や世界各地に散らばっているような、分散勤務と呼ばれる状況が増えてきている。このような状況で、これら勤務者が一堂に会して会議を行うには大変なコスト、時間及び労力を要する。しかし遠隔協調作業支援システムを導入すれば、会議に要するコストや時間及び労力を回避でき、分散勤務環境においても実世界の距離を意識することなく何時でも迅速にお互いのコミュニケーションを図ることができる。
などが挙げられる。
このような遠隔協調作業支援システムは、ネットワークを介してユーザ同士が協調作業を行う。そして、ユーザ同士でホワイトボード機能が扱える「遠隔ホワイトボード」や、遠隔地間のユーザ同士でプレゼンテーションが行える「遠隔プレゼンテーション」などの機能を備えている。
このような遠隔協調作業支援システムはネットワークアプリケーションであるため、ネットワークの通信遅延などの問題により、遠隔地の端末間でデータを完全に同期させることは不可能である。また遠隔地間のユーザの操作が衝突する場合もあるため、スムーズな協調作業を行うことは難しい。従って、スムーズな協調作業を実現するためには何らかの仕組みが必要となる。これは遠隔ホワイトボード機能におけるページ切替操作においても同様である。このページ切替操作では、
(A)全ての端末装置の出力画面を同期させる。
(B)ページ切替の操作時間を制限しない(何時でもページ切替操作を行うことができる)。
(C)ページ切替操作を、他の端末装置に即座に反映させる。
といった条件を満たす必要があり、そのための仕組みが従来の遠隔協調作業支援システムには導入されている。例えば、WebEx社のWeb会議システム「Meeting Center」(非特許文献1参照)や、Centra社のWeb会議システム「Centra7」(非特許文献2参照)などがある。これらは、遠隔ホワイトボード機能でのページ切替操作において、ページ切替操作を描画操作よりも優先することで、ページ切替操作が全ての端末装置で同期するようにしている。これら文献に記載の技術によれば、ページ切替操作時には、自及び他端末装置で描画操作が行われている場合は、その描画操作がキャンセルされる。これによって、ページ切替操作が全ての端末装置においてスムーズに行われ、上述の要求が満たされることが説明されている。
Webex社ホームページ(http://www.webex.com/) Centra社ホームページ(http://www.centra.com/)
しかしながら、上述の遠隔協調作業支援システムには、ページ切替操作時に以下のような問題がある。
(1)各端末装置における描画操作が強制的にキャンセルされる。
(2)キャンセルされた描画操作の記録が残らない。
このようにページ切替操作によって描画操作が強制的にキャンセルされるので、各端末装置のユーザは描画操作をスムーズに行えずストレスを感じることになる。
本発明は、上記従来技術の欠点を解決することにある。
また本願発明の特徴は、共通画像を表示している複数の端末装置のいずれかによる表示切替操作が他の端末装置に与える影響をできるだけ減らす。そして、表示切替操作によってキャンセルされたデータオブジェクトの操作を容易に再開できる遠隔協調作業支援システム及びその制御方法を提供することにある。
また本願発明の特徴は、共通画像を表示している複数の端末装置のいずれかによる表示切替操作に対する処理を、操作中の端末装置とそれ以外の端末装置とで異ならせる。そして、操作中の端末装置のユーザに対するストレスを抑制できる遠隔協調作業支援システム及びその制御方法を提供することにある。
上記特徴は、独立クレームに記載の特徴の組み合わせにより達成され、従属項は発明の単なる有利な具体例を規定するものである。
本発明の一態様に係る遠隔協調作業支援システムは以下のような構成を備える。即ち、 端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムであって、
前記複数の端末装置の内の第1端末装置における操作に基づくデータオブジェクトに関連する共通画像を前記複数の端末装置の表示部に共通に表示している際、前記複数の端末装置の内のいずれかの端末装置で表示切替操作が実行されると前記共通画像の表示を停止する表示停止手段と、
前記第1端末装置において前記表示停止手段による表示停止時におけるデータオブジェクトを記憶する記憶手段と、
前記データオブジェクトの処理の再開が指示されると、前記記憶手段により記憶された前記データオブジェクトに基づいて、前記共通画像を表示切替操作前に戻すデータオブジェクト表示再開手段とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る遠隔協調作業支援システムは以下のような構成を備える。即ち、 端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムであって、
前記複数の端末装置の内の第1端末装置で表示切替操作が実行されると当該表示切替情報を前記第1端末装置以外の端末装置に送信する送信手段と、
前記送信手段により送信された前記表示切替情報を各端末装置で記憶させる記憶手段と、
前記送信手段により送信された前記表示切替情報を受信した第2端末装置が、当該第2端末装置における操作によりデータオブジェクトを操作中かどうかを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記データオブジェクトを操作中と判別されると、前記第2端末装置における表示切替を禁止する禁止手段とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る遠隔協調作業支援システムの制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムの制御方法であって、
前記複数の端末装置の内の第1端末装置における操作に基づくデータオブジェクトに関連する共通画像を前記複数の端末装置の表示部に共通に表示している際、前記複数の端末装置の内のいずれかの端末装置で表示切替操作が実行されると前記共通画像の表示を停止する表示停止工程と、
前記表示停止工程による表示停止時におけるデータオブジェクトを前記第1端末装置において記憶する記憶工程と、
前記データオブジェクトの処理の再開が指示されると、前記記憶工程で記憶された前記データオブジェクトに基づいて、前記共通画像を表示切替操作前に戻すデータオブジェクト表示再開工程とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る遠隔協調作業支援システムの制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムの制御方法であって、
前記複数の端末装置の内の第1端末装置で表示切替操作が実行されると当該表示切替情報を前記第1端末装置以外の端末装置に送信する送信工程と、
前記送信工程で送信された前記表示切替情報を各端末装置で記憶させる記憶工程と、
前記送信工程で送信された前記表示切替情報を受信した第2端末装置が、当該第2端末装置における操作によりデータオブジェクトを操作中かどうかを判別する判別工程と、
前記判別工程で前記データオブジェクトを操作中と判別されると、前記第2端末装置における表示切替を禁止する禁止工程とを有することを特徴とする。
尚、この発明の概要は、必要な特徴を全て列挙しているものでなく、よって、これら特徴群のサブコンビネーションも発明になり得る。
本発明によれば、共通画像を表示している複数の端末装置のいずれかによる表示切替操作が他の端末装置に与える影響をできるだけ減らし、表示切替操作によってキャンセルされたデータオブジェクトの操作を容易に再開できる。
また本願発明によれば、共通画像を表示している複数の端末装置のいずれかによる表示切替操作に対する処理を、操作中の端末装置とそれ以外の端末装置とで異ならせる。それにより、操作中の端末装置のユーザに対するストレスを抑制できるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る遠隔協調作業支援システムの構成を説明する概略図である。
図において、102〜104のそれぞれは端末装置であり、それぞれ通信機能を備え、ネットワーク101に接続されている。尚、端末装置102〜104は各々、端末用コンピュータ、遠隔協調作業支援システム端末装置用プログラムデータ、ディスプレイ、及び入力装置(デジタイザ、キーボード、マウス)等を備えている。この実施の形態1では、各端末装置の構成は基本的に同一であるため、ここでは端末装置102の構成について説明する。
端末装置102は、通信部111、ジョブバッファ112、データ制御部113、データ保管部114、データ表示部115、入力部116、ディスプレイ117と入力装置118を備えている。通信部111は、ネットワーク101を介して別の端末装置と、情報をやり取りするための通信制御処理を行う。ジョブバッファ112は、通信部111或は入力部116から入力された処理内容をジョブとして蓄えておくためのバッファ領域である。このバッファ領域はキュー構造であるため、最初に入ったジョブが最初に処理される。データ制御部113は、協調作業の開始及び終了処理、遠隔ホワイトボード処理等の、協調作業で使用されるデータの処理を制御する。データ保管部114は、自端末の設定情報、接続先の端末情報や遠隔協調作業支援システムを使用する際にやり取りされる情報などを格納する。データ表示部115は、情報をディスプレイ117に出力するための処理を行う。入力部116は、デジタイザ、キーボードやマウス等を使用したユーザによる操作により入力された情報を受け取り、その情報をデータ制御部113に伝達する。ディスプレイ(表示装置)117は、CRTや液晶ディスプレイなどで構成され、ユーザに各種情報を提示する。入力装置118は、デジタイザ、キーボードやマウス等を有し、ユーザによる操作に基づいて各種データや指示信号を発生して入力部116に供給する。
また端末装置103は、通信部211、ジョブバッファ212、データ制御部213、データ保管部214、データ表示部215、入力部216、ディスプレイ217と入力装置218を備えている。これら各部の構成、動作及び処理は端末装置102の場合と基本的に同じであるため、その説明を省略する。
次に、本実施の形態1に係る遠隔協調作業支援システムにおける新規データオブジェクト共有動作の流れを、図2及び図3を参照して詳細に説明する。ここでは、2つの端末装置102,103による新規データオブジェクト共有動作を例にとって説明する。尚、ここでは2つの端末装置102,103の場合で説明するが、ネットワーク101に接続されている他の端末装置の場合も同様であることは言うまでもない。
図2は、本実施の形態1に係る端末装置102でデータオブジェクトを新規作成し、そのデータオブジェクトを端末装置103が受信して、そのデータオブジェクトを端末装置102と共有する例を説明するフローチャートである。また図3は、これら2つの端末装置102,103のディスプレイ117,217に表示される表示内容の遷移図である。尚、ここでは説明を簡略化するため、予め端末装置102〜104はそれぞれの通信部を用いてネットワーク101を介してお互いに接続が確立され、遠隔強調作業支援システムの開始処理(システム参加処理、遠隔ホワイトボード機能の開始処理など)は既に実行されているものとする。
図2のフローチャートで示す処理の開始時点では、端末装置102,103は遠隔ホワイトボード機能を開始しており、其々の端末装置のディスプレイ117,217に表示されているホワイトボードは共有されている。しかし、このホワイトボードにはまだ何も描画されていない(図3の300)。
端末装置102は、図2のステップS201で、入力装置118から入力部116を介して、データオブジェクトを新規作成するユーザによる操作の受け取りを開始する。次にステップS202で、データ制御部113は、ステップS201で入力された情報に関するデータオブジェクトが存在するか否かを確認するためにデータ保管部114を検索する。そして、この操作入力に関するデータオブジェクトが存在しないことを認識する。即ち、新規のデータオブジェクトであることを認識する。次にステップS203で、データ制御部113は、そのデータオブジェクトに関する処理を、入力装置118を使用したユーザによる入力操作が完了するまでリアルタイムで行う。そして、入力途中のデータオブジェクト情報を逐次データ保管部114に保管する。そしてこれと並行してユーザに伝えるために、データ表示部115を用いてディスプレイ117に表示する(図3における端末装置102の表示例301〜304に相当)。そして、このデータオブジェクトに対する操作が一定量行われるごとにステップS204が実行される。データ制御部113は、そのデータオブジェクト情報を通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している端末装置103に送信してステップS203に戻る。また、このデータオブジェクトに対するユーザの操作が完了するとステップS205からステップS206に進む。そして、データ制御部113はそのデータオブジェクトの情報を通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している端末装置103に送信して端末装置102の処理を終了する。
尚、この例では、新規のデータオブジェクトの場合で説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えばデータ保管部114に、そのデータオブジェクトが存在している場合には、そのデータオブジェクトをデータ保管部114から読み出す。そして、ディスプレイ117に表示し、ユーザの操作に従って、そのデータオブジェクトを編集する場合にも同様に適用できる。
次に端末装置103における処理について説明する。
端末装置103は、ステップS207で、端末装置102によって新規作成されたデータオブジェクト情報を、ネットワーク101、通信部211を介して受け取る。次にステップS208で、その受信したデータオブジェクトをデータ制御部213に供給して処理し、一旦ジョブバッファ212に蓄える。次にステップS209で、ジョブバッファ212に蓄えたデータオブジェクトを、先に蓄えたものから順にデータ制御部213によって処理する。次にステップS210で、データ制御部213はこの入力に関するデータオブジェクトが存在するか否かを確認するためにデータ保管部214を検索し、この入力に関するデータオブジェクトが存在しないことを認識する。次にステップS211で、データ制御部213は、この入力(データオブジェクトを新規作成する命令)を処理するために、受信したデータオブジェクト情報をデータ保管部214に保管する。また、ユーザに伝えるためにデータ表示部215を介してディスプレイ217に表示する。この場合の表示例を図3の端末装置103における表示例301〜304として示す。このように端末装置103では、端末装置102での描画操作を反映した画像がディスプレイ217に表示されている。
次にステップS212で、データ制御部213はジョブバッファ212のキューを調べて未処理のジョブがあるかどうかを調べる。そして、ジョブバッファ212に記憶されている未処理のジョブがあればステップS209に戻り前述の処理を実行するが、未処理のジョブがなくなると、この処理を終了する。
次に、本実施の形態1に係る遠隔協調作業支援システムにおけるページ切替動作について詳しく説明する。この動作説明は2つの視点から2度行う。1つは図4及び図5のフローチャートを参照して端末装置102,103における動作を詳細に説明する。一方、2つ目として、図6に示す端末装置102〜104のそれぞれにおける表示画面の遷移図を参照して画面の遷移を詳細に説明する。
まず図4及び図5のフローチャートを参照して、2つの端末装置102,103でのページ切替動作を例にして、本実施の形態1に係る遠隔協調作業支援システムにおけるページ切替動作の流れを説明する。
図4は、本実施の形態1に係る端末装置103でページ切替操作を行った場合の端末装置102,103における処理を説明するフローチャートである。
また図5は、端末装置103でのページ切替操作によって端末装置102で描画操作がキャンセルされたデータオブジェクトの操作を再開する場合の端末装置102,103における処理を説明するフローチャートである。尚、前述の図2のフローチャートの場合と同様に説明を簡略化するため、端末装置102〜104のそれぞれは、これら処理の開始時には、各通信部によりネットワーク101を介して接続を確立している。そして、遠隔強調作業支援システムの開始処理(システム参加処理、遠隔ホワイトボード機能開始処理など)は既に実行されているものとする。
まず図4のフローチャートを参照して、端末装置102,103におけるページ切替動作を詳細に説明する。この処理の開始前は、端末装置102,103は予め遠隔ホワイトボード機能を開始していて、この遠隔ホワイトボード機能で共有しているホワイトボードは複数ページで構成されているものとする。更に、端末装置102,103の各ディスプレイ117,217には、ホワイトボードの1ページ目が表示されていて、その1ページ目にはデータオブジェクトが1つ描画されている。このページ遷移やデータオブジェクトは、これら端末装置102,103で共有されているものとする。
まずステップS301で、端末装置103は、入力装置218から入力部216を介して、ページ切替えを指示するユーザの入力操作を受け取る。次にステップS302で、端末装置103のデータ制御部213は、このページ切替指示に伴ってデータ保管部214から、その切替先のページ情報を取得し、その情報をデータ表示部215を介してディスプレイ217に表示する。次にステップS303で、データ制御部213は、そのページ切替情報を通信部211、ネットワーク101を介して、このホワイトボードを共有している別の端末装置(ここでは端末装置102)に送信する。
これにより端末装置102は、ステップS304で、ネットワーク101を介して通信部111により、端末装置103から送信されたページ切替情報を受け取る。次にステップS305で、端末装置102のデータ制御部113は、その受け取ったページ切替情報を処理するために、データ保管部114から、その切替先のページ情報を取得する。そして、その情報をデータ表示部115を介してディスプレイ117に表示する。次にステップS306で、ステップS305のページの表示変更時に、ユーザがデータオブジェクトを操作していて、そのための情報が入力装置118から入力されているか否かを判定する。データオブジェクトを操作するための情報が入力されている場合はステップS307に進み、逆にユーザがデータオブジェクトを操作していない場合には、これら端末装置102での処理を終了する。
この実施の形態1では、端末装置102ではユーザがデータオブジェクトを操作していて、そのための情報が入力装置118から入力されているためステップS307に進む。制御部113は、ユーザによるデータオブジェクトの操作を中止するために、この時点でのデータオブジェクトの操作に関するユーザ入力を無視する。次にステップS308で、端末装置102の制御部113は、その操作をキャンセルしたデータオブジェクトを識別するために、データ保管部114を検索する。次にステップS309で、制御部113は、ステップS308のデータ検索で見つかったデータオブジェクトにキャンセル情報を追加して記憶する。このキャンセル情報は、そのデータオブジェクトの操作が途中で止まっていることを指示するものである。よって、このキャンセル情報が付与されているデータオブジェクトは、再表示の際に、操作が中断されていることが分かるように、通常とは異なる表示形態(図6の例ではグレイ表示)で表示される。次にステップS310で、端末装置102のデータ制御部113は、そのデータオブジェクトのキャンセル情報を、通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している他の端末装置(ここでは端末装置103)に送信する。
これにより端末装置103は、ステップS311で、ネットワーク101を介して端末装置102から送信されたデータオブジェクトのキャンセル情報を受け取る。次にステップS312で、端末装置103のデータ制御部213は、その受け取った情報を一旦ジョブバッファ212に蓄える。次にステップS313で、データ制御部213は、そのジョブバッファ212に記憶した入力の中で最初に蓄えられたものを取得する。次にステップS314で、データ制御部213は、この入力に関するデータオブジェクトを識別するためにデータ保管部214を検索する。そしてステップS315で、データ制御部213は、ステップS308のデータ検索で見つかったデータオブジェクト情報を削除する。そしてステップS316で、データ制御部213は、ジョブバッファ212のキューの中に未処理のジョブがないか調べる。未処理のジョブがない場合は、端末装置102による図5のステップS401の処理が開始されるが、未処理のジョブがある場合はステップS313に進み、前述の処理を繰り返す。
また前述のステップS310の後ステップS317で、端末装置102は、それまで行っていた描画処理を継続するように指示されるかどうかを判定する。ここで端末装置102のユーザが、入力装置118により操作を継続する指示をするとステップS318に進み、元の描画を行っていたページを表示する。このとき前述のステップS309で記憶されたキャンセル情報に基づいて、そのページの表示を、通常表示とは変更して表示する(図6の604)。そしてステップS319で、入力装置118により元の1ページ目に切り替えるように指示されるとステップS401(図5)に進む。そして、ディスプレイの表示を、ページ切替指示の前の元の1ページ目の表示に切り替えるための処理を開始する。
次に図5のフローチャートを説明する。
端末装置102は、ステップS401で、入力装置118から入力部116を介して、キャンセルされたデータオブジェクトの編集するためのユーザによる入力操作の受け取りを開始する。ステップS402で、端末装置102のデータ制御部113は、この入力に関するデータオブジェクトを識別するためにデータ保管部114を検索する。次にステップS403で、データ制御部113は、ステップS403のデータ検索で見つかったデータオブジェクトのキャンセル情報を削除する。そして、データ表示部115を介してディスプレイ117に表示しているデータオブジェクトの表示をキャンセル前の状態に戻す。次にステップS404で、データ制御部113は、そのデータオブジェクト情報を通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している別の端末装置(ここでは端末装置103)に送信する。これにより各端末装置(ここでは端末装置103)の表示は図6の606に示すように変更される。
次にステップS405で、データ制御部113は、そのデータオブジェクトに関する処理を、そのデータ入力が完了するまでリアルタイムで行う。ここでは逐次、入力途中のデータオブジェクト情報をデータ保管部114に保管し、且つユーザに伝えるために、データ表示部115を用いてディスプレイ117に表示する。そして、そのデータオブジェクトに対する操作が一定量行われるごとにステップS406が実行される。データ制御部113は、そのデータオブジェクト情報を通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している別の端末装置(ここでは端末装置103)に送信してステップS405に進む。
またステップS407で、データオブジェクトに対する操作が完了するとステップS408に進む。データ制御部113は、そのデータオブジェクト情報を通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している別の端末装置(ここでは端末装置103)に送信して端末装置102における処理を終了する。
これにより端末装置103は、まずステップS409で、ネットワーク101を介して通信部211により、端末装置102から送信されたデータオブジェクトのキャンセル情報を受け取る。次にステップS410で、端末装置103のデータ制御部213は、その受け取った情報を一旦ジョブバッファ212に蓄える。次にステップS411で、データ制御部213は、ジョブバッファ212に蓄えられた入力の中で最初に蓄えられたものを取得する。次にステップS412で、データ制御部213は、この入力に関するデータオブジェクトを識別するためにデータ保管部214を検索する。次にステップS413で、データ制御部213は、ステップS412のデータ検索で見つかったデータオブジェクト情報を削除する。次にステップS414で、データ制御部213はジョブバッファ212のキューの中に未処理のジョブがあるかを調べる。未処理のジョブがなかった場合は、この処理を終了するが、未処理のジョブがある場合はステップS411に進み、前述の処理を繰り返す。
次に図6の画面遷移図を参照して、上述した図4及び図5のフローチャートで説明したページ切替の共有動作の流れを詳細に説明する。先ほども述べたが、図6はページ切替の共有動作における、端末装置102〜104における画面遷移図である。ここでも、端末装置102,103,104は予め遠隔ホワイトボード機能を開始しており、各端末装置で共有されているホワイトボードは4ページで構成されているものとする。
最初は、図6の601で示すように、各端末装置102,103,104のディスプレイには、ホワイトボードの1ページ目が表示されている。この1ページ上に端末装置102が自由曲線を描画していて、その情報が端末装置103,104でも共有されている。但し、ネットワーク101の遅延やデータオブジェクトを共有するタイミングなどにより、端末装置102と端末装置103,104とでは、データオブジェクトの表示には多少の時間差がある。
この状態で、端末装置103のユーザが、表示を3ページ目に切り替える操作を行う(図6の602)。このとき端末装置103は、端末装置102から受信していた自由曲線の描画データを削除する。
この端末装置103におけるページ切替の情報は、端末装置103から端末装置102,104に送信される。これにより端末装置102,104の表示も3ページ目に切り替えられる(図6の603)。このとき端末装置102では、1ページ目への自由曲線の描画がキャンセルされる。一方、端末装置104では、1ページ目のデータオブジェクトの情報が削除される。次に端末装置102のユーザは、前述したように、再び1ページ目に表示を切り替えるための操作を行う。これにより1ページ目に描画していたデータオブジェクトが表示される(図6の604)。このとき端末装置102では、603で操作がキャンセルされた1ページ目のデータオブジェクトを、そのキャンセルされたことが分かるように、キャンセル前(602)とは異なる表示形態で表示する(この例では、604でグレー表示されている)。
こうして端末装置102で、再度ページ切替が指示されると、このページ切替の情報は端末装置102から端末装置103,104に伝えられる。これにより端末装置103,104の表示も1ページ目に切り替えられる(図6の605)。このとき、端末装置103,104では、先ほどキャンセルされた1ページ目のデータオブジェクトの情報が削除されているので、この1ページ目のデータオブジェクトは表示されない。
この状態で、端末装置102のユーザが、1ページ目のデータオブジェクトを選択すると、その1ページ目のデータオブジェクトの表示がキャンセル前の状態(602)に戻る。そして、この端末装置102で、先ほどキャンセルされたデータオブジェクトに対する操作を再開することができる。またこの1ページ目のデータオブジェクトの情報が端末装置103,104に送信されて、各端末装置で表示される(図6の606)。
このように本実施の形態1によれば、それぞれが、少なくとも表示部と入力装置とを有する複数の端末装置がネットワークを介して接続され、これら端末装置間でデータオブジェクトを共有している遠隔協調作業支援システムにおいて、ある端末装置でのページ切替等の操作によって、他の端末装置における、そのページに対するデータオブジェクトの作成、編集処理が途中でキャンセルされても、それまでのデータオブジェクトの情報を消去することなく保持しておくことにより、そのデータオブジェクトを再操作できる。これにより、ある端末装置でのページ切替等によって自端末装置での処理が途中でキャンセルされたとしても、容易にその処理を再開させることができる。
更に、処理がキャンセルされたデータオブジェクトの情報を保持して再表示するとき、そのデータオブジェクトが操作途中の状態であることをユーザが判別できるように明示する。これにより、各端末装置のユーザは、そのデータオブジェクトが操作途中で、それまで操作したユーザの意図が反映されているか、もしくは更に操作するための処理を再開する必要があるか否かを認識できる。
[実施の形態2]
図7は、本発明の実施の形態2に係る遠隔協調作業支援システムの構成を説明する概略図で、前述の実施の形態1の構成(図1)と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略している。
この実施の形態2では、各端末装置1102〜1104は前述の実施の形態1の端末装置102〜104に相当している。これら端末装置1102〜1104は前述の実施の形態1の構成に加えて、ページ切替記憶部119(219)を備えている点が前述の実施の形態1の構成と異なっている。このページ切替記憶部119(219)は、自端末装置もしくは他端末装置でのページ切替え操作によって指示されたページ切替の切替先を保存する。
次に本実施の形態2に係る遠隔協調作業支援システムにおけるデータオブジェクトの共有動作の流れを図8のフローチャートを参照して詳細に説明する。ここでは、2つの端末装置1102,1103での新規データオブジェクト共有動作を例にとって説明する。
図8は、本実施の形態2に係る端末装置1102によりデータオブジェクトを新規作成・編集し、この新規作成・編集したデータオブジェクトを端末装置1103で受信して共有する処理を説明するフローチャートである。尚、この場合の2つの端末装置1102,1103における画面表示の遷移は、前述の図3で説明した通りである。尚、ここでも説明を簡略化するために、端末装置1102〜1104はそれぞれの通信部を用いてネットワーク101を介してお互いに接続を確立する。そして、遠隔強調作業支援システムの開始処理(システム参加処理、遠隔ホワイトボード機能開始処理など)が既に実行されているものとする。
端末装置1102,1103はそれぞれ遠隔ホワイトボード機能を開始し、其々の端末装置のディスプレイ117(217)に表示されているホワイトボードは共有されている状態である。最初は、図3の300で示すように、このホワイトボードにはまだ何も描画されていない。
この状態で端末装置1102は、まずステップS501で、入力装置118から入力部116を介して、ユーザによる入力操作に伴うデータを入力する。こうしてデータを入力を受信するとステップS502に進み、データ制御部113は、この入力データに関するデータオブジェクトが存在するか否かを確認するためにデータ保管部114を検索する。そしてステップS503で、データオブジェクトが存在するか否かを判定し、存在するときはステップS504に進む。そして、該当するデータオブジェクトの編集処理を行って、そのデータオブジェクト情報をデータ保管部114に保管する。またユーザに伝えるためにデータ表示部115を用いてディスプレイ117に表示する。そしてステップS506に進み、ユーザによる操作が終了したかを判定し、終了していないときはステップS507に進む。
一方、ステップS503で、データオブジェクトが存在しない場合はステップS505に進み、データオブジェクトの新規作成処理を行って、そのデータオブジェクト情報をデータ保管部114に保管する。そしてユーザに伝えるために、データ表示部115を用いてディスプレイ117に表示する(図3の301〜304)。そしてステップS506で入力操作の終了を示していないときはステップS507に進む。そして、データ制御部113はそのデータオブジェクト情報を通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している別の端末装置(ここでは端末装置1103)に送信する。次にステップS508で、入力装置118から入力部116を介してユーザによる入力操作を受け取ってステップS503に進む。またステップS506で、入力操作の終了である場合はステップS509に進む。データ制御部113は、そのデータオブジェクト情報を通信部111、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している別の端末装置(ここでは端末装置1103)に送信し、端末装置1102における処理を終了する。
尚、ステップS507では、端末装置1102と1103との間の通信処理に時間がかかる可能性があるため、一定時間間隔や一定回数間隔などで間引きをした後に一括送信してもかまわない。
次に端末装置1103の処理について説明する。
端末装置1103は、まずステップS510で、端末装置1102で新規作成、編集されたデータオブジェクト情報を、ネットワーク101を介して通信部211により受け取る。次にステップS511で、その受け取った情報をデータ制御部213に渡して処理させ、一旦ジョブバッファ212に蓄える。次にステップS512で、ジョブバッファ212に蓄えられた入力を、先に蓄えられたものから順にデータ制御部213によって処理する。次にステップS513で、データ制御部213は、この入力に関するデータオブジェクトが存在するか確認するためにデータ保管部214を検索する。そしてステップS514で、データオブジェクトが存在するか否かを判定し、存在する場合はステップS515に進み、該当するデータオブジェクトの編集処理を行う。そして、そのデータオブジェクト情報をデータ保管部214に保管する。また、そのデータオブジェクトが現在表示中のページに含まれる場合には、データ表示部215を用いてディスプレイ217に表示する。そしてステップS517に進む。
一方、ステップS514でデータオブジェクトが存在しない場合はステップS516に進み、データオブジェクトの新規作成処理を行い、そのデータオブジェクト情報をデータ保管部214に保管する。また、そのデータオブジェクトが現在表示中のページに含まれる場合は、データ表示部215を用いてディスプレイ217に表示して(図3の端末装置103の302〜304)ステップS517に進む。ステップS517では、データ制御部213はジョブバッファ212を調べ、キューの中に未処理のジョブがないか調べ、未処理のジョブがない場合は、この端末装置1103による処理を終了する。一方、まだ未処理のジョブがある場合はステップS512に進み、前述の処理を実行する。
次に本実施の形態2に係る遠隔協調作業支援システムにおけるページ切替動作時の処理について詳細に説明する。この動作説明は2つの視点から2度行う。1つは、図9のフローチャートを参照して2つの端末装置1102,1103の動作を詳細に説明する。一方2つ目は、図10の画面遷移図を参照して、3つの端末装置1102,1103,1104におけるディスプレイ画面の遷移を説明する。
まず図9を参照して、2つの端末装置1102,1103でのページ切替動作を例にとって、遠隔協調作業支援システムにおけるページ切替動作の流れを説明する。
図9は、本実施の形態2に係る端末装置1102,1103において、ページ切替操作を行う場合の処理を説明するフローチャートである。尚、ここでは説明を簡略化するため、予め端末装置1102〜1103はそれぞれの通信部を用い、ネットワーク101を介してお互いに接続を確立する。そして、遠隔強調作業支援システムの開始処理(システム参加処理、遠隔ホワイトボード機能開始処理など)は既に行われているものとする。また図9のフローチャート開始前には、端末装置1102,1103は、予め遠隔ホワイトボード機能を開始していて、この遠隔ホワイトボード機能で共有しているホワイトボードは、複数ページで構成されているものとする。更に、端末装置1102,1103のディスプレイ117(217)には、ホワイトボードの1ページ目が表示されている。その1ページ目に対し端末装置1103のユーザが新規オブジェクトデータの操作中に、端末装置1102がページ切替を行うものとする。
まずステップS601で、端末装置1103は、入力装置218から入力部216を介して、ユーザによる入力操作の受け取りを開始する。次にステップS601で入力を受信するとステップS602で、データ制御部213はこの入力操作がページ切替を指示しているか否かを判定する。ページ切替の指示でなければ、その指示された処理に対応する処理ステップに進むが、ここではページ切替にのみ着目しているのでステップS601へ戻るものとして説明する。ページ切替であればステップS603に進む。端末装置1103のデータ制御部213は、ページ切替え情報を通信部211、ネットワーク101を介して、ホワイトボードを共有している端末装置(端末装置1102(1104))にページ切替情報を送信する。これにより端末装置1102は、ステップS610で、端末装置1103から送信されたページ切替情報をネットワーク101、通信部111により受け取る。これ以降の処理は、端末装置1102及び端末装置1103で共通である。
次に端末装置1103では、ステップS604で、ページ切替情報をページ切替記憶部219に保存する。次にステップS605で、端末装置1103のデータ制御部213が操作中であるか確認する。操作中であればステップS606で、その操作を継続してステップS607に進む。またステップS605で操作中でない場合はステップS607に進み、データ制御部213が、ページ切替記憶部219からページ切替情報を取得する。ページ切替を実行するために、ページ切替記憶部219から、その切替先のページ情報を取得し、データ表示部215を介してその情報をディスプレイ217に表示する。
また端末装置1102でも同様に、ステップS611で、ページ切替情報をページ切替記憶部119に保存する。次にステップS612で、端末装置1102のデータ制御部113が操作中であるか否かを確認する。操作中であればステップS613で、その操作を継続してステップS614に進む。またステップS612で操作中でない場合はステップS614に進み、データ制御部113が、ページ切替記憶部119からページ切替情報を取得する。ページ切替を実行するために、ページ切替記憶部119から、その切替先のページ情報を取得し、データ表示部115を介してその情報をディスプレイ117に表示する。
次に、上述の図9のフローチャートで説明したページ切替の共有動作の流れを図10の画面遷移図を参照して詳細に説明する。前述したように、図10はページ切替の共有動作における、端末装置1102,1103,1104における画面表示の遷移図である。
端末装置1102,1103,1104はそれぞれ、予め遠隔ホワイトボード機能を開始し、各端末装置で共有されているホワイトボードは4ページで構成されている。尚、501は、各端末装置のページ切替記憶部119(219)が保存しているページ切替情報を示し、「−」はページ切替情報が存在しないことを示す。尚、ここでは、ページ切替の履歴を1つとしたが複数であっても良い。1つとしたのは、操作終了時に最新のページへスムーズな切替を行うためである。複数の履歴を保存するものとした場合、ページ切替の履歴を再現することも可能である。
図10の1001では、端末装置1102〜1104のそれぞれのディスプレイ117(217)には、ホワイトボードの1ページ目が表示されている。そして、この1ページ目に、端末装置1102のユーザが入力装置118を使用して自由曲線を描画しており、その情報は端末装置1103,1104でも共有されている。この時、端末装置1103において、1ページ目から3ページ目へのページ切替が指示される(図10の1001)。
これにより端末装置1103から全ての端末にページ切替情報「P3」が送信され、各端末装置のページ切替記憶部119(219)に保存される(図10の1002と、対応する501)。この場合のページ切替は、描画操作中の端末装置1102では実行されず、描画操作中ではない端末装置1103及び端末装置1104で実行される(図10の1003)。
そして端末装置1102における、1ページ目への描画操作が終了すると、データ制御部113は、ページ切替記憶部119からページ切替情報「P3」を取得する。そして、端末装置1102のディスプレイ117に表示するページを切り替える(図10の1004)。
尚、他の端末装置1103,1104でページ切替が行われたことを端末装置1102のユーザに知らせるため、画面を点滅させたり、3ページ目に切り替わったことを示す「P3」等を、端末装置1102のディスプレイ117に表示しても良い。これにより、端末装置1102のユーザが、他の端末装置1103,1104でのページ切替が行われたのを気づかずに描画操作を続行してしまうという問題を解決できる。
このように本実施の形態2によれば、それぞれが少なくとも表示装置と入力装置を有する複数の端末装置同士がネットワークを介して接続されてデータオブジェクトを共有している遠隔協調作業支援システムにおいて、自端末装置或は他端末装置でのページ切替等の操作によってページ切替が指示されたとしても、自端末装置で、そのページに対して操作中であればその操作を継続でき、そのページに対する操作が完了した後に、その切り替えられたページを表示できる。
尚、上述した実施の形態において、遠隔協調作業支援システムの構成が上述したようなP2P構成でなく、クライアントサーバ構成であっても良いことは言うまでもない。
また上述した実施の形態において、遠隔協調作業支援システムの参加者(端末装置)は2又は3としたが、それ以上であっても良いことはもちろんである。
尚、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD−DVD,Blu−rayDisc、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、このプログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
以上説明したように本実施の形態によれば、自端末装置もしくは他端末装置でのページ切替等の操作によって、自端末装置でのデータオブジェクトに対する操作が中止になっても、前記データオブジェクトの情報を消さずに保持した上で、再操作できるように表示を継続するので、ページ切替等によって操作が中止になったとしても、容易にその操作を再開することができる。
更に、操作が中止になったデータオブジェクトの情報を保持し、表示するとき、そのデータオブジェクトが操作途中の状態であることを明示するので、ユーザはそのデータオブジェクトの操作が中断されており、この状態では操作したユーザの意図とは異なっているか、もしくは意図と比べて足りないので操作を再開する必要があることを認識できる。
また本実施の形態によれば、自端末装置もしくは他端末装置での操作によって、ページ切替が指示された場合、操作中ではない端末装置ではページ切替が反映され、操作中の端末装置では操作を継続でき、端末装置の操作完了後に個々に最新のページを表示することができる。
本発明の実施の形態1に係る遠隔協調作業支援システムの構成を説明する概略図である。 本実施の形態1における、データオブジェクトを新規作成する端末装置と、その端末装置で新規作成したデータオブジェクトを受信し共有する別の端末装置での処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係る2つの端末装置のディスプレイに表示される表示内容の遷移図である。 本実施の形態1に係る端末装置103でページ切替操作を行った場合の端末装置102,103における処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係る端末装置103でのページ切替操作によって端末装置102で描画操作がキャンセルされたデータオブジェクトの操作を再開する場合の端末装置102,103における処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係るページ切替操作を共有する3つの端末装置における画面表示の遷移図である。 本発明の実施の形態2に係る遠隔協調作業支援システムの構成を説明する概略図である。 本実施の形態2に係る端末装置によりデータオブジェクトを新規作成・編集し、この新規作成・編集したデータオブジェクトを他の端末装置で受信して共有する処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態2に係る端末装置において、ページ切替操作を行う場合の処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態2に係るページ切替の共有動作における各端末装置における画面表示の遷移図である。

Claims (18)

  1. 端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムであって、
    前記複数の端末装置の内の第1端末装置における操作に基づくデータオブジェクトに関連する共通画像を前記複数の端末装置の表示部に共通に表示している際、前記複数の端末装置の内のいずれかの端末装置で表示切替操作が実行されると前記共通画像の表示を停止する表示停止手段と、
    前記第1端末装置において前記表示停止手段による表示停止時におけるデータオブジェクトを記憶する記憶手段と、
    前記データオブジェクトの処理の再開が指示されると、前記記憶手段により記憶された前記データオブジェクトに基づいて、前記共通画像を表示切替操作前に戻すデータオブジェクト表示再開手段と、
    を有することを特徴とする遠隔協調作業支援システム。
  2. 前記第1端末装置以外の端末装置は、前記表示停止手段による表示停止時、該当するデータオブジェクトを削除することを特徴とする請求項1に記載の遠隔協調作業支援システム。
  3. 前記第1端末装置は、前記表示停止手段による表示の停止時、該当するデータオブジェクトの表示方法を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔協調作業支援システム。
  4. 前記表示切替操作は、表示するページの切替操作であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遠隔協調作業支援システム。
  5. 前記データオブジェクト表示再開手段は、前記記憶手段に記憶された前記データオブジェクトを前記第1端末装置から他の端末装置に送信して前記共通画像を表示切替操作前に戻すことを特徴とする請求項1に記載の遠隔協調作業支援システム。
  6. 端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムであって、
    前記複数の端末装置の内の第1端末装置で表示切替操作が実行されると当該表示切替情報を前記第1端末装置以外の端末装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された前記表示切替情報を各端末装置で記憶させる記憶手段と、
    前記送信手段により送信された前記表示切替情報を受信した第2端末装置が、当該第2端末装置における操作によりデータオブジェクトを操作中かどうかを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記データオブジェクトを操作中と判別されると、前記第2端末装置における表示切替を禁止する禁止手段と、
    を有することを特徴とする遠隔協調作業支援システム。
  7. 前記判別手段により前記データオブジェクトを操作中でないと判別されると前記第2端末装置に表示切替を実行させ、前記判別手段により前記データオブジェクトを操作中であると判別されると前記データオブジェクトの操作完了後に前記第2端末装置に表示切替を実行させる手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の遠隔協調作業支援システム。
  8. 前記第2端末装置は、前記禁止手段により表示切替が禁止された場合に、表示切替処理が保留中であることを明示することを特徴とする請求項6又は7に記載の遠隔協調作業支援システム。
  9. 前記表示切替操作は、表示するページの切替操作であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の遠隔協調作業支援システム。
  10. 端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムの制御方法であって、
    前記複数の端末装置の内の第1端末装置における操作に基づくデータオブジェクトに関連する共通画像を前記複数の端末装置の表示部に共通に表示している際、前記複数の端末装置の内のいずれかの端末装置で表示切替操作が実行されると前記共通画像の表示を停止する表示停止工程と、
    前記表示停止工程による表示停止時におけるデータオブジェクトを前記第1端末装置において記憶する記憶工程と、
    前記データオブジェクトの処理の再開が指示されると、前記記憶工程で記憶された前記データオブジェクトに基づいて、前記共通画像を表示切替操作前に戻すデータオブジェクト表示再開工程と、
    を有することを特徴とする遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  11. 前記第1端末装置以外の端末装置は、前記表示停止工程による表示停止時、該当するデータオブジェクトを削除することを特徴とする請求項10に記載の遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  12. 前記第1端末装置は、前記表示停止工程による表示の停止時、該当するデータオブジェクトの表示方法を変更することを特徴とする請求項10又は11に記載の遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  13. 前記表示切替操作は、表示するページの切替操作であることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  14. 前記データオブジェクト表示再開工程では、前記記憶工程で記憶された前記データオブジェクトを前記第1端末装置から他の端末装置に送信して前記共通画像を表示切替操作前に戻すことを特徴とする請求項10に記載の遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  15. 端末装置同士をネットワークを介して接続し、複数の端末装置間でデータオブジェクトを共有可能な遠隔協調作業支援システムの制御方法であって、
    前記複数の端末装置の内の第1端末装置で表示切替操作が実行されると当該表示切替情報を前記第1端末装置以外の端末装置に送信する送信工程と、
    前記送信工程で送信された前記表示切替情報を各端末装置で記憶させる記憶工程と、
    前記送信工程で送信された前記表示切替情報を受信した第2端末装置が、当該第2端末装置における操作によりデータオブジェクトを操作中かどうかを判別する判別工程と、
    前記判別工程で前記データオブジェクトを操作中と判別されると、前記第2端末装置における表示切替を禁止する禁止工程と、
    を有することを特徴とする遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  16. 前記判別工程で前記データオブジェクトを操作中でないと判別されると前記第2端末装置に表示切替を実行させ、前記判別工程で前記データオブジェクトを操作中であると判別されると前記データオブジェクトの操作完了後に前記第2端末装置に表示切替を実行させる工程を更に有することを特徴とする請求項15に記載の遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  17. 前記第2端末装置は、前記禁止工程で表示切替が禁止された場合に、表示切替処理が保留中であることを明示することを特徴とする請求項15又は16に記載の遠隔協調作業支援システムの制御方法。
  18. 前記表示切替操作は、表示するページの切替操作であることを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載の遠隔協調作業支援システムの制御方法。
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