JPH10187614A - 複数wwwブラウザの同期ページ表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
複数wwwブラウザの同期ページ表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体Info
- Publication number
- JPH10187614A JPH10187614A JP9296003A JP29600397A JPH10187614A JP H10187614 A JPH10187614 A JP H10187614A JP 9296003 A JP9296003 A JP 9296003A JP 29600397 A JP29600397 A JP 29600397A JP H10187614 A JPH10187614 A JP H10187614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- client
- cgi
- www
- server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のクライアントのWWWブラウザにおい
て同期をとってページを表示させることを可能にする。 【解決手段】 サーバ3にページ同期操作の準備用ペー
ジ(ページ1、ページ2)とCGIソフトウェア(CG
I1、CGI2)を追加する。ページ切り替えに従うク
ライアント1はサーバ上にCGI1を起動し、CGI1
からページ1を受信することにより、WWWサーバと接
続したままページを待つ状態となる。CGI1はCGI
2からページ切り替え情報を通知されると、該ページを
読み込んでクライアント1へ送信する。ページ切り替え
を行うクライアント2はパラメータでページ切り替えを
指定してCGI2を起動する。CGI2は、該ページを
読み込み、クライアント2へ送信すると同時に、該ペー
ジ切り替え情報をCGI1へ通知する。
て同期をとってページを表示させることを可能にする。 【解決手段】 サーバ3にページ同期操作の準備用ペー
ジ(ページ1、ページ2)とCGIソフトウェア(CG
I1、CGI2)を追加する。ページ切り替えに従うク
ライアント1はサーバ上にCGI1を起動し、CGI1
からページ1を受信することにより、WWWサーバと接
続したままページを待つ状態となる。CGI1はCGI
2からページ切り替え情報を通知されると、該ページを
読み込んでクライアント1へ送信する。ページ切り替え
を行うクライアント2はパラメータでページ切り替えを
指定してCGI2を起動する。CGI2は、該ページを
読み込み、クライアント2へ送信すると同時に、該ペー
ジ切り替え情報をCGI1へ通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
に接続された複数のコンピュータにより構成されるクラ
イアント・サーバ型システムにおけるサーバ経由のクラ
イアント間通信方法に関し、詳しくは、複数のクライア
ントが既存のWWWブラウザを使用して既存のWWWサ
ーバにアクセスしてページを開く場合に、あるクライア
ントのWWWブラウザがページ切り替えが行われた場合
に、他のクライアントのWWWブラウザでも同じページ
切り替えが行われる複数ブラウザの同期ページ表示方法
及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
に接続された複数のコンピュータにより構成されるクラ
イアント・サーバ型システムにおけるサーバ経由のクラ
イアント間通信方法に関し、詳しくは、複数のクライア
ントが既存のWWWブラウザを使用して既存のWWWサ
ーバにアクセスしてページを開く場合に、あるクライア
ントのWWWブラウザがページ切り替えが行われた場合
に、他のクライアントのWWWブラウザでも同じページ
切り替えが行われる複数ブラウザの同期ページ表示方法
及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクライアント・サーバ型システム
においては、クライアントによるWWWブラウザを用い
てWWWサーバ上のページを開く操作は、個々のWWW
ブラウザが要求するページをWWWサーバが要求元のW
WWブラウザに個々に送出するだけの、個々のWWWブ
ラウザ毎に完結した方式となっている。
においては、クライアントによるWWWブラウザを用い
てWWWサーバ上のページを開く操作は、個々のWWW
ブラウザが要求するページをWWWサーバが要求元のW
WWブラウザに個々に送出するだけの、個々のWWWブ
ラウザ毎に完結した方式となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このよに、従来のクラ
イアント・サーバ型システムでは、WWWサーバ上のペ
ージを開く操作は、WWWブラウザから要求が発生した
時点で、WWWサーバがその要求に個々に応答する方式
となっており、複数のWWWブラウザで同時に同一ペー
ジを表示する仕組みについては考慮されていなかった。
イアント・サーバ型システムでは、WWWサーバ上のペ
ージを開く操作は、WWWブラウザから要求が発生した
時点で、WWWサーバがその要求に個々に応答する方式
となっており、複数のWWWブラウザで同時に同一ペー
ジを表示する仕組みについては考慮されていなかった。
【0004】本発明の目的は、あるクライアントのWW
Wブラウザにおけるページ切り替えを他の一つあるいは
複数のクライアントのWWWブラウザに反映すること
で、複数のクライアントのWWWブラウザにおいて同期
をとってページを表示することを、既存の動作環境に操
作の準備用ページとCGIソフトウェアを追加するだけ
で実現することにある。
Wブラウザにおけるページ切り替えを他の一つあるいは
複数のクライアントのWWWブラウザに反映すること
で、複数のクライアントのWWWブラウザにおいて同期
をとってページを表示することを、既存の動作環境に操
作の準備用ページとCGIソフトウェアを追加するだけ
で実現することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、このようなC
GIソフトウェア(プログラム)を記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
GIソフトウェア(プログラム)を記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一般にクライアント・サ
ーバ型システムにおいて、WWWブラウザを用いてWW
Wサーバ上のページを開く操作は、WWWブラウザから
要求が発生した時点で、WWWサーバがその要求に個々
に応答する方式となっており、異なるクライアントのW
WWブラウザ同士が情報をやり取りする仕組みはWWW
サーバにもWWWブラウザにも用意されていない。そこ
で、本発明では、操作の準備用ページとCGIソフトウ
ェアを追加し、WWWブラウザにおける操作を契機とし
てサーバにおけるソフトウェア(CGI)を起動する既
存の仕組みを利用して、CGI経由でページ情報を渡
し、CGIでページの読み込みと出力を行う。
ーバ型システムにおいて、WWWブラウザを用いてWW
Wサーバ上のページを開く操作は、WWWブラウザから
要求が発生した時点で、WWWサーバがその要求に個々
に応答する方式となっており、異なるクライアントのW
WWブラウザ同士が情報をやり取りする仕組みはWWW
サーバにもWWWブラウザにも用意されていない。そこ
で、本発明では、操作の準備用ページとCGIソフトウ
ェアを追加し、WWWブラウザにおける操作を契機とし
てサーバにおけるソフトウェア(CGI)を起動する既
存の仕組みを利用して、CGI経由でページ情報を渡
し、CGIでページの読み込みと出力を行う。
【0007】ページ切り替えに従うクライアントは、サ
ーバ上にCGI(CGI1)を起動し、WWWサーバと
の接続を閉じることなくページが送信されるのを待ち受
ける状態にしておく記述がされたページをCGI1から
WWWサーバ経由で受信する。これにより、当該クライ
アントのWWWブラウザは、WWWサーバとの接続を閉
じることなくページが送信されるのを待ち受ける状態に
なる。起動されたCGI1は、ページ切り替えの情報を
送信するためにサーバ上に起動されるもう1つのCGI
からの情報入力を待ち、ページ切り替えの情報の入力が
あった場合は、そのページの内容が記述されているファ
イルを読み込み、WWWサーバ経由で、ページが送信さ
れるのを待ち受ける状態になっているWWWブラウザへ
ページを送信する。
ーバ上にCGI(CGI1)を起動し、WWWサーバと
の接続を閉じることなくページが送信されるのを待ち受
ける状態にしておく記述がされたページをCGI1から
WWWサーバ経由で受信する。これにより、当該クライ
アントのWWWブラウザは、WWWサーバとの接続を閉
じることなくページが送信されるのを待ち受ける状態に
なる。起動されたCGI1は、ページ切り替えの情報を
送信するためにサーバ上に起動されるもう1つのCGI
からの情報入力を待ち、ページ切り替えの情報の入力が
あった場合は、そのページの内容が記述されているファ
イルを読み込み、WWWサーバ経由で、ページが送信さ
れるのを待ち受ける状態になっているWWWブラウザへ
ページを送信する。
【0008】一方、ページ切り替えを行うクライアント
の画面に表示されるページの、ページ切り替えを行う記
述は従来のように切り替えたいページへのリンクを記述
するのではなく、CGI(CGI2)によって、切り替
えたいページをパラメータとしてサーバ上にCGIを起
動する記述に変換するようにする。ページ切り替えを行
うクライアントは、切り替えたいページをパラメータで
指定してCGI(CGI2)を起動する。起動されたC
GI(CGI2)は、パラメータとして渡されたページ
情報をページ切り替えに従うクライアントが起動したC
GI1に通知するとともに、そのページの内容が記述さ
れたファイルを読み込み、ページ切り替え部分をリンク
ではなくCGIへパラメータとしてわたす形に変換し
て、ページ切り替えを行うクライアントのWWWブラウ
ザへWWWサーバ経由で指定のページを送信する。
の画面に表示されるページの、ページ切り替えを行う記
述は従来のように切り替えたいページへのリンクを記述
するのではなく、CGI(CGI2)によって、切り替
えたいページをパラメータとしてサーバ上にCGIを起
動する記述に変換するようにする。ページ切り替えを行
うクライアントは、切り替えたいページをパラメータで
指定してCGI(CGI2)を起動する。起動されたC
GI(CGI2)は、パラメータとして渡されたページ
情報をページ切り替えに従うクライアントが起動したC
GI1に通知するとともに、そのページの内容が記述さ
れたファイルを読み込み、ページ切り替え部分をリンク
ではなくCGIへパラメータとしてわたす形に変換し
て、ページ切り替えを行うクライアントのWWWブラウ
ザへWWWサーバ経由で指定のページを送信する。
【0009】サーバにおいて同一のCGIを並行して複
数起動可能であり、1つだけ起動されるページ情報の送
信側CGIが複数同時に起動されうるページ情報の受信
側CGIのすべてにページ情報を送信することにより、
ページ切り替えに従うクライアントは複数であってもよ
い。ページ切り替えを行う機能とページが送信されるの
を待ち受ける機能の両方を各クライアントに実装するこ
とにより、複数のクライアントがどのクライアントのペ
ージ切り替えによってもページ切り替えの同期をとるこ
とができる。
数起動可能であり、1つだけ起動されるページ情報の送
信側CGIが複数同時に起動されうるページ情報の受信
側CGIのすべてにページ情報を送信することにより、
ページ切り替えに従うクライアントは複数であってもよ
い。ページ切り替えを行う機能とページが送信されるの
を待ち受ける機能の両方を各クライアントに実装するこ
とにより、複数のクライアントがどのクライアントのペ
ージ切り替えによってもページ切り替えの同期をとるこ
とができる。
【0010】また、このような複数WWWブラウザの同
期ページ表示のためのプログラム(CGIソフトウェ
ア)は、FDもしくはCD−ROM等の記録媒体にコン
ピュータで読み取り可能な形式で記録して、該記録媒体
単体で提供することができる。
期ページ表示のためのプログラム(CGIソフトウェ
ア)は、FDもしくはCD−ROM等の記録媒体にコン
ピュータで読み取り可能な形式で記録して、該記録媒体
単体で提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0012】図1及び図2は本発明の一実施形態を示す
クライアント・サーバ型システムの構成図である。クラ
イアント・サーバ型システムは、図1の場合はクライア
ント1、クライアント2、サーバ3から構成され、図2
の場合はクライアント1、クライアント2、サーバ3、
クライアント4、クライアント5から構成される。
クライアント・サーバ型システムの構成図である。クラ
イアント・サーバ型システムは、図1の場合はクライア
ント1、クライアント2、サーバ3から構成され、図2
の場合はクライアント1、クライアント2、サーバ3、
クライアント4、クライアント5から構成される。
【0013】クライアント1、クライアント2、クライ
アント4、クライアント5は、ハードウェアは既存のパ
ーソナルコンピュータ等であって、既存の他のコンピュ
ータとデータ通信を行う機能を装備するものであり、ソ
フトウェアは既存のオペレーティングシステムと既存の
WWWブラウザから構成されるもの、または、既存のW
WWサーバにアクセスしてページを表示するWWWブラ
ウザの機能だけに特化したインターネツト専用端末も含
む。
アント4、クライアント5は、ハードウェアは既存のパ
ーソナルコンピュータ等であって、既存の他のコンピュ
ータとデータ通信を行う機能を装備するものであり、ソ
フトウェアは既存のオペレーティングシステムと既存の
WWWブラウザから構成されるもの、または、既存のW
WWサーバにアクセスしてページを表示するWWWブラ
ウザの機能だけに特化したインターネツト専用端末も含
む。
【0014】サーバ3は、ハードウェアは既存のコンピ
ュータであって、既存の複数のクライアントとデータ通
信を行う機能を装備するものであり、通常は、複数のク
ライアントへ迅速にサービスを提供するのに十分な処理
能力のあるコンピュータが使用される。サーバ3のソフ
トウェアはWWWサーバ、ページA、ページB、ページ
C、ページ1、ページ2、CGI1、CGI2から構成
される。WWWサーバは既存のソフトウェアであり、ペ
ージ1、ページ2は本発明を実現するための同期操作準
備用ページで、後述に示す内容を記述したHTMLファ
イルであり、ページA、ページB、ページCはサーバに
保持されてクライアントからの要求でサーバからクライ
アントへ送信されるところの現在までにWWWサーバと
WWWブラウザの間で流通しているHTMLファイルで
ある。CGI1、CGI2は、ページ1およびページ2
と同様に後述に示す機能を実現する実行可能ファイル
で、WWWブラウザにおける操作を契機としてWWWサ
ーバにより起動されるもので、WWWサーバとの間の既
存の入出力インタフェースに従ったものである。なお、
該CGI1,CGI2はあらかじめサーバ3に具備され
ていても、また、FDやCD−ROM等の記録媒体に記
録されて提供を受け、これをサーバ32にインストール
することでもよい。
ュータであって、既存の複数のクライアントとデータ通
信を行う機能を装備するものであり、通常は、複数のク
ライアントへ迅速にサービスを提供するのに十分な処理
能力のあるコンピュータが使用される。サーバ3のソフ
トウェアはWWWサーバ、ページA、ページB、ページ
C、ページ1、ページ2、CGI1、CGI2から構成
される。WWWサーバは既存のソフトウェアであり、ペ
ージ1、ページ2は本発明を実現するための同期操作準
備用ページで、後述に示す内容を記述したHTMLファ
イルであり、ページA、ページB、ページCはサーバに
保持されてクライアントからの要求でサーバからクライ
アントへ送信されるところの現在までにWWWサーバと
WWWブラウザの間で流通しているHTMLファイルで
ある。CGI1、CGI2は、ページ1およびページ2
と同様に後述に示す機能を実現する実行可能ファイル
で、WWWブラウザにおける操作を契機としてWWWサ
ーバにより起動されるもので、WWWサーバとの間の既
存の入出力インタフェースに従ったものである。なお、
該CGI1,CGI2はあらかじめサーバ3に具備され
ていても、また、FDやCD−ROM等の記録媒体に記
録されて提供を受け、これをサーバ32にインストール
することでもよい。
【0015】図3は、本発明の一実施形態における処理
シーケンスを示したものである。ここで、クライアント
1をページ切り替えに従うクライアント(被制御クライ
アント)、クライアント2をページ切り替えを行うクラ
イアント(制御クライアント)とする。
シーケンスを示したものである。ここで、クライアント
1をページ切り替えに従うクライアント(被制御クライ
アント)、クライアント2をページ切り替えを行うクラ
イアント(制御クライアント)とする。
【0016】クライアント2の操作者がクライアント1
の操作者へ電話またはインターネットホンなどで発信し
(ステップ310)、互いにページ表示の同期操作を行
うための意見疎通を行う(ステップ320)。なお、ク
ライアントが3以上などの場合には、会議電話、インタ
ーネットホンの会議機能、インターネットテレビ会議な
どを利用することでもよい。その後、クライアント1は
サーバ上にCGI1を起動し、WWWサーバとの接続を
閉じることなくページが送信されるのを待ち受ける状態
にしておく記述がされたページ(ページ1)をCGI1
からWWWサーバ経由で受信して、ページが送信されて
くるのを待つ状態となる(ステップ330)。起動され
たCGI1は、後述のソケットあるいは共通ファイルの
CGI間通信形態によりCGI2からの情報入力待ちと
なる。一方、クライアント2は、切り替えたいページを
パラメータとしてサーバ上にCGI2を起動する記述の
ページ(ページ2)を読み込み、画面に表示する(ステ
ップ340)。
の操作者へ電話またはインターネットホンなどで発信し
(ステップ310)、互いにページ表示の同期操作を行
うための意見疎通を行う(ステップ320)。なお、ク
ライアントが3以上などの場合には、会議電話、インタ
ーネットホンの会議機能、インターネットテレビ会議な
どを利用することでもよい。その後、クライアント1は
サーバ上にCGI1を起動し、WWWサーバとの接続を
閉じることなくページが送信されるのを待ち受ける状態
にしておく記述がされたページ(ページ1)をCGI1
からWWWサーバ経由で受信して、ページが送信されて
くるのを待つ状態となる(ステップ330)。起動され
たCGI1は、後述のソケットあるいは共通ファイルの
CGI間通信形態によりCGI2からの情報入力待ちと
なる。一方、クライアント2は、切り替えたいページを
パラメータとしてサーバ上にCGI2を起動する記述の
ページ(ページ2)を読み込み、画面に表示する(ステ
ップ340)。
【0017】クライアント2が、表示画面のページ2の
例えばページAへの切り替えの部分をクリックすると、
該ページ(ページA)をパラメータとしてWWWサーバ
経由でCGI2が起動される。CGI2は、パラメータ
で渡されたページ(ページA)を読み込み、そのページ
切り替えのリンク記述をパラメータ記述に変換して、該
ページ(ページA)をWWWサーバ経由でクライアント
2へ送信する。こうして、ページAがクライアント2に
表示される。同時に、CGI2は、後述のソケットある
いは共通ファイルにより、パラメータで渡されたページ
(ページA)をCGI1へ通知する。CGI1は、CG
I2から通知されたページ(ページA)を読み込み、W
WWサーバ経由でクライアント1へ送信する。これによ
り、ページAがクライアント1に表示される。これが、
1回目のページ表示の同期操作である(ステップ35
0)。次に、クライアント2が、表示画面のページAの
例えばページBへの切り替えの部分をクリックすると、
同様にして2回目のページ表示の同期操作が実行され
て、クライアント2およびクライアント1にページBが
表示される(ステップ360)。クライアント1が同期
ページ表示を終了する場合は、クライアント1の操作が
WWWブラウザの読み込みストップボタンをクリックす
ればよい。
例えばページAへの切り替えの部分をクリックすると、
該ページ(ページA)をパラメータとしてWWWサーバ
経由でCGI2が起動される。CGI2は、パラメータ
で渡されたページ(ページA)を読み込み、そのページ
切り替えのリンク記述をパラメータ記述に変換して、該
ページ(ページA)をWWWサーバ経由でクライアント
2へ送信する。こうして、ページAがクライアント2に
表示される。同時に、CGI2は、後述のソケットある
いは共通ファイルにより、パラメータで渡されたページ
(ページA)をCGI1へ通知する。CGI1は、CG
I2から通知されたページ(ページA)を読み込み、W
WWサーバ経由でクライアント1へ送信する。これによ
り、ページAがクライアント1に表示される。これが、
1回目のページ表示の同期操作である(ステップ35
0)。次に、クライアント2が、表示画面のページAの
例えばページBへの切り替えの部分をクリックすると、
同様にして2回目のページ表示の同期操作が実行され
て、クライアント2およびクライアント1にページBが
表示される(ステップ360)。クライアント1が同期
ページ表示を終了する場合は、クライアント1の操作が
WWWブラウザの読み込みストップボタンをクリックす
ればよい。
【0018】図3では、便宜上、被制御クライアントお
よび制御クライアントを各々一つとしたが、CGI1を
複数設定することにより、1対複数の通信が可能であ
り、また、CGI2も複数設定することにより、一つの
サーバを介して通信グループを複数混在させたり、一つ
の制御クライアント上に複数のWWWブラウザを起動し
て別々の同期操作を行ったりすることが可能である。
よび制御クライアントを各々一つとしたが、CGI1を
複数設定することにより、1対複数の通信が可能であ
り、また、CGI2も複数設定することにより、一つの
サーバを介して通信グループを複数混在させたり、一つ
の制御クライアント上に複数のWWWブラウザを起動し
て別々の同期操作を行ったりすることが可能である。
【0019】以下に、クライアント間の通信形態(一方
向、両方向、1対1、1対複数、複数クライアント間な
ど)、ページ送受信形態(クライアントプル、サーバプ
ッシュ)及びCGI間の通信形態(ソケット、共有ファ
イル)の種々の組合せの具体的な実施形態(実施例)に
ついて示す。
向、両方向、1対1、1対複数、複数クライアント間な
ど)、ページ送受信形態(クライアントプル、サーバプ
ッシュ)及びCGI間の通信形態(ソケット、共有ファ
イル)の種々の組合せの具体的な実施形態(実施例)に
ついて示す。
【0020】以下の説明で、クライアントプルとは、ク
ライアント(被制御クライアント)からサーバに、一つ
のページを受信する毎にCGI1を起動して、次のペー
ジの受信を要求する方式であり、サーバプッシュとは、
サーバからクライアントに対してページ受信を待つ状態
を続ける命令を送信して、サーバから複数のヘージを送
信していく方式である。
ライアント(被制御クライアント)からサーバに、一つ
のページを受信する毎にCGI1を起動して、次のペー
ジの受信を要求する方式であり、サーバプッシュとは、
サーバからクライアントに対してページ受信を待つ状態
を続ける命令を送信して、サーバから複数のヘージを送
信していく方式である。
【0021】また、ソケットとは、クライアントとサー
バがTCP/IPプルトコルあるいはUDP/IPプロ
トコルを用いて通信を行うプログラムを記述する場合に
おける、トランスポート層(TCPあるいはUDP)と
ユーザプログラムのインタフェースである。ソケットに
はコネクション型(TCPプルトコルとユーザプログラ
ムのインタフェース)とコネクションレス型(UDPプ
ルトコルとユーザプログラムのインタフェース)があ
る。ソケットを生成するために(オペレーティングシス
テムに対して、ソケット通信を行うというサービスを要
求するために)、socketシステムコールを発行す
るときに、パラメータでコネクション型とコネクション
レス型を選択する。具体的にはsocketシステムコ
ールの第2パラメータにSOCK_STREAMと記述
した場合はストリーム型ソケット(コネクション型ソケ
ット)、SOCK_DGRAMと記述した場合はデータ
グラム型ソケット(コネクションレス型ソケット)が生
成される。このsocketシステムコールによってオ
ペレーティングシステムから与えられる識別子を用い
て、ユーザプログラムでデータ送受信の通信路の識別を
行う。ソケット通信に関する操作内容と対応するシステ
ムコールを図4に示す。本発明の一実施形態では、この
ソケット通信をCGI1とCGI2間の通信に利用す
る。
バがTCP/IPプルトコルあるいはUDP/IPプロ
トコルを用いて通信を行うプログラムを記述する場合に
おける、トランスポート層(TCPあるいはUDP)と
ユーザプログラムのインタフェースである。ソケットに
はコネクション型(TCPプルトコルとユーザプログラ
ムのインタフェース)とコネクションレス型(UDPプ
ルトコルとユーザプログラムのインタフェース)があ
る。ソケットを生成するために(オペレーティングシス
テムに対して、ソケット通信を行うというサービスを要
求するために)、socketシステムコールを発行す
るときに、パラメータでコネクション型とコネクション
レス型を選択する。具体的にはsocketシステムコ
ールの第2パラメータにSOCK_STREAMと記述
した場合はストリーム型ソケット(コネクション型ソケ
ット)、SOCK_DGRAMと記述した場合はデータ
グラム型ソケット(コネクションレス型ソケット)が生
成される。このsocketシステムコールによってオ
ペレーティングシステムから与えられる識別子を用い
て、ユーザプログラムでデータ送受信の通信路の識別を
行う。ソケット通信に関する操作内容と対応するシステ
ムコールを図4に示す。本発明の一実施形態では、この
ソケット通信をCGI1とCGI2間の通信に利用す
る。
【0022】共通ファイルは、CGI1とCGI2でそ
れぞれアクセス可能なファイル(共通ファイル)を介し
て通信を行う方式である。
れぞれアクセス可能なファイル(共通ファイル)を介し
て通信を行う方式である。
【0023】〈実施例1〉これは、ページ送受信形態を
クライアントプル、CGI間の通信形態をソケット方式
とした実施例である。クライアント間の通信形態は一方
向で、1対1または1対複数のずれでもよい。図5およ
び図6に本実施例1の処理シーケンス、図7にCGI1
の処理フロー、図8にCGI2の処理フローを示す。
クライアントプル、CGI間の通信形態をソケット方式
とした実施例である。クライアント間の通信形態は一方
向で、1対1または1対複数のずれでもよい。図5およ
び図6に本実施例1の処理シーケンス、図7にCGI1
の処理フロー、図8にCGI2の処理フローを示す。
【0024】クライアント1は、ページ1を読み込み、
該ページ1の「ページの自動受信」の部分をクリック
し、WWWサーバ経由でCGI1を起動する。ここで、
クライアント1はページが送信されてくるのを待つ状態
となる。CGI1はソケットを生成し、該ソケットにポ
ート番号を対応させて、CGI2からの入力を待つ。ポ
ート番号は、1対1通信の場合はCGI2が使用するの
と同じ固定番号を使用する。また、1対複数通信の場合
は、図9に示すようなポート番号管理ファイル900を
使用して、該ファイルから空きポート番号を取得する。
該ページ1の「ページの自動受信」の部分をクリック
し、WWWサーバ経由でCGI1を起動する。ここで、
クライアント1はページが送信されてくるのを待つ状態
となる。CGI1はソケットを生成し、該ソケットにポ
ート番号を対応させて、CGI2からの入力を待つ。ポ
ート番号は、1対1通信の場合はCGI2が使用するの
と同じ固定番号を使用する。また、1対複数通信の場合
は、図9に示すようなポート番号管理ファイル900を
使用して、該ファイルから空きポート番号を取得する。
【0025】ポート番号管理ファイル900はポート番
号と使用中/未使用の識別子を列挙したテキストファイ
ルである。該ポート番号管理ファイルに対して次の操作
を行うことができる。 (1) 空きポート番号の取得(以後ソケット通信に使用
する場合) 使用中/未使用の識別子が未使用となっているものに対
応するポート番号を取得する。使用中/未使用の識別子
を使用中に変更する。 (2) 使用中ポート番号の取得 使用中/未使用の識別子が使用中となっているポート番
号をすべて取得する。 (3) 使用中ポート番号の取得の返却(そのポート番号
を使用したソケット通信を終了する場合) 指定されたポート番号に対応する使用中/未使用の識別
子を未使用に変更する。
号と使用中/未使用の識別子を列挙したテキストファイ
ルである。該ポート番号管理ファイルに対して次の操作
を行うことができる。 (1) 空きポート番号の取得(以後ソケット通信に使用
する場合) 使用中/未使用の識別子が未使用となっているものに対
応するポート番号を取得する。使用中/未使用の識別子
を使用中に変更する。 (2) 使用中ポート番号の取得 使用中/未使用の識別子が使用中となっているポート番
号をすべて取得する。 (3) 使用中ポート番号の取得の返却(そのポート番号
を使用したソケット通信を終了する場合) 指定されたポート番号に対応する使用中/未使用の識別
子を未使用に変更する。
【0026】一方、クライアント2は、ページ2を読み
込む。このページ2がクライアント2のWWWブラウザ
により表示される。
込む。このページ2がクライアント2のWWWブラウザ
により表示される。
【0027】1回目のページ同期表示操作は次のように
行われる。クライアント2が画面のベージ2の「ページ
切り替え」(ここでは、ページAへの切り替えとする)
の部分をクリックし、WWWサーバ経由でCGI2を起
動する。CGI2は、パラメータで渡されたページAを
読み込み、ページへのリンクとして記述されたページ切
り替えが含まれている場合、該ページ切り替へのリンク
記述をパラメータ記述に変換して、該ページAをWWW
サーバ経由でクライアント2へ送信する(標準出力)。
これにより、クライアント2にページAが表示される。
同時に、CGI2は、CGI1と同様にソケットを生成
し、パラメータで渡されたページAをCGI1へ通知す
る。CGI1は、パラメータで渡されたページAを読み
込み、ページ表示後にCGI1を自動起動する記述を追
加し、WWWサーバ経由でクライアント1へ送信する。
これにより、クライアント1にページAが表示される。
クライアント1は、ページA中の自動起動記述により、
所定時間後(例えば1秒後)、WWWサーバ経由でCG
I1を自動で起動する。その後、クライアント1は、再
びページが送信されてくるのを待つ状態となり、CGI
1は再びソケットを生成し、CGI2からの入力を待つ
状態となる。
行われる。クライアント2が画面のベージ2の「ページ
切り替え」(ここでは、ページAへの切り替えとする)
の部分をクリックし、WWWサーバ経由でCGI2を起
動する。CGI2は、パラメータで渡されたページAを
読み込み、ページへのリンクとして記述されたページ切
り替えが含まれている場合、該ページ切り替へのリンク
記述をパラメータ記述に変換して、該ページAをWWW
サーバ経由でクライアント2へ送信する(標準出力)。
これにより、クライアント2にページAが表示される。
同時に、CGI2は、CGI1と同様にソケットを生成
し、パラメータで渡されたページAをCGI1へ通知す
る。CGI1は、パラメータで渡されたページAを読み
込み、ページ表示後にCGI1を自動起動する記述を追
加し、WWWサーバ経由でクライアント1へ送信する。
これにより、クライアント1にページAが表示される。
クライアント1は、ページA中の自動起動記述により、
所定時間後(例えば1秒後)、WWWサーバ経由でCG
I1を自動で起動する。その後、クライアント1は、再
びページが送信されてくるのを待つ状態となり、CGI
1は再びソケットを生成し、CGI2からの入力を待つ
状態となる。
【0028】次に、クライアント2が、ページAの画面
の「ページ切り替え」の部分をクリックすることによ
り、2回目のページ同期表示動作が開始する。このとき
の処理シーケンスは1回目の場合とまったく同じであ
る。以下、クライアント1、2で同様の操作を繰り返
し、終了する場合はクライアント1のWWWブラウザの
読み込みストップボタンをクリックする。
の「ページ切り替え」の部分をクリックすることによ
り、2回目のページ同期表示動作が開始する。このとき
の処理シーケンスは1回目の場合とまったく同じであ
る。以下、クライアント1、2で同様の操作を繰り返
し、終了する場合はクライアント1のWWWブラウザの
読み込みストップボタンをクリックする。
【0029】図10の(A)に、ページ1の「ページの
自動受信」の部分の記述例を示す。また、図10の
(B)に、CGI1がソケットから通知されたページ名
のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力へ
出力する処理の中で、ページ本体の記述開始のマーク
(〈BODY〉)を検出したときにその行を標準出力へ
出力した次に出力する、ページ表示後CGI1を自動で
起動するための記述例(1秒後に自動でCGI1を起動
するという記述)を示す。CGI1がソケットから通知
されたページ名のファイルの内容と、CGI1が標準出
力へ出力する内容の違いは、図10(B)に示す1行だ
けである。
自動受信」の部分の記述例を示す。また、図10の
(B)に、CGI1がソケットから通知されたページ名
のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力へ
出力する処理の中で、ページ本体の記述開始のマーク
(〈BODY〉)を検出したときにその行を標準出力へ
出力した次に出力する、ページ表示後CGI1を自動で
起動するための記述例(1秒後に自動でCGI1を起動
するという記述)を示す。CGI1がソケットから通知
されたページ名のファイルの内容と、CGI1が標準出
力へ出力する内容の違いは、図10(B)に示す1行だ
けである。
【0030】図10の(C)に、ページ2の「ページ切
り替え」の部分の記述例を示す。これは、通常、『〈A
HREF=“http://WWW.a.com/p
age−a.html”〉ページAへの切り替え〈/
A〉』のように、ページへのリンクとして記述されてい
た部分を、CGI2のパラメータとしてページを指定す
る形式に変えたものである。また、図10の(D)に、
CGI2にパラメータとしてpage−a.htmlを
わたした結果、CGI2がクライアント2に対して出力
する、ページAの記述の中の「ページ切り替え」の部分
の記述例を示す。これは、通常、page−a.htm
l記述としては『〈A HREF=“http://W
WW.a.com/page−b.html”〉ページ
Bへの切り替え〈/A〉』のように、ページへのリンク
として記述されていた部分が、CGI2によって、CG
I2のパラメータとしてページを指定する形式に変換さ
れたものである。更に、図10の(E)に、CGI2に
パラメータとしてpage−b.htmlをわたした結
果、CGI2がクライアント2に対して出力する、ペー
ジBの記述の中の「ページ切り替え」の部分の記述例を
示す。これは、基本的には図10(D)と同様である。
り替え」の部分の記述例を示す。これは、通常、『〈A
HREF=“http://WWW.a.com/p
age−a.html”〉ページAへの切り替え〈/
A〉』のように、ページへのリンクとして記述されてい
た部分を、CGI2のパラメータとしてページを指定す
る形式に変えたものである。また、図10の(D)に、
CGI2にパラメータとしてpage−a.htmlを
わたした結果、CGI2がクライアント2に対して出力
する、ページAの記述の中の「ページ切り替え」の部分
の記述例を示す。これは、通常、page−a.htm
l記述としては『〈A HREF=“http://W
WW.a.com/page−b.html”〉ページ
Bへの切り替え〈/A〉』のように、ページへのリンク
として記述されていた部分が、CGI2によって、CG
I2のパラメータとしてページを指定する形式に変換さ
れたものである。更に、図10の(E)に、CGI2に
パラメータとしてpage−b.htmlをわたした結
果、CGI2がクライアント2に対して出力する、ペー
ジBの記述の中の「ページ切り替え」の部分の記述例を
示す。これは、基本的には図10(D)と同様である。
【0031】〈実施例2〉これは、ページ送受信形態を
サーバプッシュ、CGI間の通信形態は実施例1と同じ
ソケット方式とした実施例である。クライアント間の通
信形態は一方向で、1対1または1対複数のいずれでも
よい。図11に本実施例2の処理シーケンス、図12に
CGIの処理フローを示す。なお、CGI2の処理フロ
ーは図8に示した実施例1の処理フローと同じであるの
で省略する。
サーバプッシュ、CGI間の通信形態は実施例1と同じ
ソケット方式とした実施例である。クライアント間の通
信形態は一方向で、1対1または1対複数のいずれでも
よい。図11に本実施例2の処理シーケンス、図12に
CGIの処理フローを示す。なお、CGI2の処理フロ
ーは図8に示した実施例1の処理フローと同じであるの
で省略する。
【0032】クライアント1は、ページ1を読み込み、
該ページ1の「ページの自動受信」の部分をクリック
し、CGI1を起動する。CGI1は、ページが送信さ
れてくるのを待ち続ける状態にする記述をクライアント
1へ送信する。これにより、クライアント1では、スト
ップボタンをクリックするまで、ページが送信されてく
るのを待つ状態が続く。同時に、CGI1はソケットを
生成し、CGI2からの入力を待つ状態となる。その
後、CGI1は、CGI2から送信ページがパラメータ
で渡されるごとに、該ページを読み込んでクライアント
1へ送信する。CGI2およびクライアント2の動作は
実施例1の場合と同じである。
該ページ1の「ページの自動受信」の部分をクリック
し、CGI1を起動する。CGI1は、ページが送信さ
れてくるのを待ち続ける状態にする記述をクライアント
1へ送信する。これにより、クライアント1では、スト
ップボタンをクリックするまで、ページが送信されてく
るのを待つ状態が続く。同時に、CGI1はソケットを
生成し、CGI2からの入力を待つ状態となる。その
後、CGI1は、CGI2から送信ページがパラメータ
で渡されるごとに、該ページを読み込んでクライアント
1へ送信する。CGI2およびクライアント2の動作は
実施例1の場合と同じである。
【0033】ページ1および2の記述は実施例1と同様
である。図13の(A)に、CGI1が最初に標準出力
へ出力する、クライアント1をページが送信されてくる
のを待つ状態にするための記述例を示す。また、図13
の(B)に、CGI1がソケットから通知されたページ
名のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力
へ出力する処理の前に、標準出力へ出力(クライアント
1へ出力)する内容を示す。即ち、CGI1がソケット
から通知されたページ名のファイルの内容の先頭に、図
13(B)に示す2行をつけて標準出力へ出力すること
になる。
である。図13の(A)に、CGI1が最初に標準出力
へ出力する、クライアント1をページが送信されてくる
のを待つ状態にするための記述例を示す。また、図13
の(B)に、CGI1がソケットから通知されたページ
名のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力
へ出力する処理の前に、標準出力へ出力(クライアント
1へ出力)する内容を示す。即ち、CGI1がソケット
から通知されたページ名のファイルの内容の先頭に、図
13(B)に示す2行をつけて標準出力へ出力すること
になる。
【0034】〈実施例3〉これは、ページ送信形態をク
ライアントプル、CGI1間の通信形態を共通ファイル
とした実施例である。クライアント間の通信形態は一方
向で、1対1または1対複数のいずれでもよい。即ち、
本実施例3は、実施例1におけるCGI間の通信形態の
みが異なる。図14および図15に本実施例3の処理シ
ーケンス、図16にCGI1の処理フロー、図17にC
GI2の処理フローを示す。
ライアントプル、CGI1間の通信形態を共通ファイル
とした実施例である。クライアント間の通信形態は一方
向で、1対1または1対複数のいずれでもよい。即ち、
本実施例3は、実施例1におけるCGI間の通信形態の
みが異なる。図14および図15に本実施例3の処理シ
ーケンス、図16にCGI1の処理フロー、図17にC
GI2の処理フローを示す。
【0035】クライアント1は、ページ1を読み込み、
該ページ1の「ページ自動受信」の部分をクリックし、
CGI1を起動する。ここで、クライアント1は、ペー
ジが送信されてくるのを待つ状態となる。起動されたC
GI1は、定期的にファイル1(CGI2との共有ファ
イル)を読み込む。ここで、ファイル1はページ名が一
つだけ書き込まれたファイルである。一方、クライアン
ト2は、ページ2を読み込み表示する。
該ページ1の「ページ自動受信」の部分をクリックし、
CGI1を起動する。ここで、クライアント1は、ペー
ジが送信されてくるのを待つ状態となる。起動されたC
GI1は、定期的にファイル1(CGI2との共有ファ
イル)を読み込む。ここで、ファイル1はページ名が一
つだけ書き込まれたファイルである。一方、クライアン
ト2は、ページ2を読み込み表示する。
【0036】本実施例における1回目のページ同期表示
操作は次のようなシーケンスとなる。クライアント2が
ページ2の「ページ切り替え」(ここでは、ページAへ
の切り替えとする)の部分をクリックし、CGI2を起
動する。CGI2は、パラメータで渡されたページAを
読み込み、ページへのリンクとして記述されたページ切
り替えが含まれている場合、該ページ切り替えのリンク
記述をパラメータ記述に変換して、該ページAをクライ
アント2へ送信する。これにより、クライアント2にペ
ージAが表示される。同時に、CGI2は、ファイル1
(CGI1との共有ファイル)を該パラメータで渡され
たページ名(ページA)で更新する。CGI1は定期的
にファイル1を読み込み、該読み込んだページ名が現在
のページ名(ページ2あるいはNull)と異なる場
合、該読み込んだページ名のページ(ここではページ
A)を読み込み、ページ表示後にCGI1を自動起動す
る記述を追加し、WWWサーバ経由でクライアント1へ
送信する。これにより、クライアント1にページAが表
示される。クライアント1は、ページA中の自動起動記
述により、所定時間後(例えば1秒後)、WWWサーバ
経由でCGI1を自動で起動する。その後、クライアン
ト1は、再びページが送信されてくるのを待つ状態とな
り、CGI1は再び定期的にファイル1を読み込む。
操作は次のようなシーケンスとなる。クライアント2が
ページ2の「ページ切り替え」(ここでは、ページAへ
の切り替えとする)の部分をクリックし、CGI2を起
動する。CGI2は、パラメータで渡されたページAを
読み込み、ページへのリンクとして記述されたページ切
り替えが含まれている場合、該ページ切り替えのリンク
記述をパラメータ記述に変換して、該ページAをクライ
アント2へ送信する。これにより、クライアント2にペ
ージAが表示される。同時に、CGI2は、ファイル1
(CGI1との共有ファイル)を該パラメータで渡され
たページ名(ページA)で更新する。CGI1は定期的
にファイル1を読み込み、該読み込んだページ名が現在
のページ名(ページ2あるいはNull)と異なる場
合、該読み込んだページ名のページ(ここではページ
A)を読み込み、ページ表示後にCGI1を自動起動す
る記述を追加し、WWWサーバ経由でクライアント1へ
送信する。これにより、クライアント1にページAが表
示される。クライアント1は、ページA中の自動起動記
述により、所定時間後(例えば1秒後)、WWWサーバ
経由でCGI1を自動で起動する。その後、クライアン
ト1は、再びページが送信されてくるのを待つ状態とな
り、CGI1は再び定期的にファイル1を読み込む。
【0037】次に、クライアント2が、ページAの画面
の「ページ切り替え」の部分をクリックすることによ
り、2回目のページ同期表示動作が開始する。このとき
の処理シーケンスは1回目の場合とまったく同じであ
る。以下、クライアント1、2で同様を繰り返し、終了
する場合はクライアント1のWWWブラウザの読み込み
ストップボタンをクリックする。
の「ページ切り替え」の部分をクリックすることによ
り、2回目のページ同期表示動作が開始する。このとき
の処理シーケンスは1回目の場合とまったく同じであ
る。以下、クライアント1、2で同様を繰り返し、終了
する場合はクライアント1のWWWブラウザの読み込み
ストップボタンをクリックする。
【0038】図18の(A)にページ1の「ページの自
動受信」の部分の記述例、同(B)にCGI1がクライ
アント1に出力するページに追加する、ページ表示後C
GI1を自動で起動する記述例、同(C)にページ2の
「ページ切り替え」の部分の記述例、同(D)にCGI
2がクライアント2に出力するページAの記述中の「ペ
ージ切り替え」の部分の記述例、同(E)にCGI2が
クライアント2に出力するページBの記述中の「ページ
切り替え」の部分の記述例を示す。これらは図10の
(A)〜(E)にそれぞれ対応するものである。
動受信」の部分の記述例、同(B)にCGI1がクライ
アント1に出力するページに追加する、ページ表示後C
GI1を自動で起動する記述例、同(C)にページ2の
「ページ切り替え」の部分の記述例、同(D)にCGI
2がクライアント2に出力するページAの記述中の「ペ
ージ切り替え」の部分の記述例、同(E)にCGI2が
クライアント2に出力するページBの記述中の「ページ
切り替え」の部分の記述例を示す。これらは図10の
(A)〜(E)にそれぞれ対応するものである。
【0039】〈実施例4〉これは、ページ送受形態をサ
ーバプッシュ、CGI間の通信形態を共有ファイル方式
とした実施例である。クライアント間の通信形態は一方
向で、1対または1対複数である。即ち、実施例4は、
実施例2とCGI間の通信形態のみが異なる。図19お
よび図20に実施例4の処理シーケンス、図20にCG
I1の処理フローを示す。CGI2の処理フローは図1
7に示した実施例3の処理フローと同じであるので省略
する。
ーバプッシュ、CGI間の通信形態を共有ファイル方式
とした実施例である。クライアント間の通信形態は一方
向で、1対または1対複数である。即ち、実施例4は、
実施例2とCGI間の通信形態のみが異なる。図19お
よび図20に実施例4の処理シーケンス、図20にCG
I1の処理フローを示す。CGI2の処理フローは図1
7に示した実施例3の処理フローと同じであるので省略
する。
【0040】クライアント1は、ページ1を読み込み、
該ページ1の「ページの自動受信」の部分をクリック
し、CGI1を起動する。CGI1は、ページが送信さ
れてくるのを待ち続ける状態にする記述をクライアント
1へ送信する。これにより、クライアント1では、スト
ップボタンをクリックするまで、ページが送信されてく
るのを待つ状態が続く。同時に、CGI1は定期的にフ
ァイル1を読み込み、CGI2からの入力を待つ。CG
I2およびクライアント2の動作は実施例3の場合と同
じである。
該ページ1の「ページの自動受信」の部分をクリック
し、CGI1を起動する。CGI1は、ページが送信さ
れてくるのを待ち続ける状態にする記述をクライアント
1へ送信する。これにより、クライアント1では、スト
ップボタンをクリックするまで、ページが送信されてく
るのを待つ状態が続く。同時に、CGI1は定期的にフ
ァイル1を読み込み、CGI2からの入力を待つ。CG
I2およびクライアント2の動作は実施例3の場合と同
じである。
【0041】CGI1はファイル1から読み込んだペー
ジ名が現在のページ名と異なる場合、該読み込んだペー
ジ名のページを読み込み、クライアント1へ送信する。
その後、CGI1は再び定期的にファイル1を読み込
み、CGI2からの入力を待つ。以下、同様の動作を繰
り返す。
ジ名が現在のページ名と異なる場合、該読み込んだペー
ジ名のページを読み込み、クライアント1へ送信する。
その後、CGI1は再び定期的にファイル1を読み込
み、CGI2からの入力を待つ。以下、同様の動作を繰
り返す。
【0042】CGI1が最初にクライアント1へ出力す
るところの、該クライアント1をページが送信されてく
るのを待つ状態にするための記述、また、CGI1がフ
ァイル1で示されるページ名のファイルを開き、そのペ
ージをクライアント1へ送出する前に、クライアント1
へ送出するヘッダ内容は、実施例2の図13と同じであ
る。
るところの、該クライアント1をページが送信されてく
るのを待つ状態にするための記述、また、CGI1がフ
ァイル1で示されるページ名のファイルを開き、そのペ
ージをクライアント1へ送出する前に、クライアント1
へ送出するヘッダ内容は、実施例2の図13と同じであ
る。
【0043】〈実施例5〉これは、実施例1を実現する
通信が一つのサーバ上に複数混在させる方式に拡張した
実施例である。各通信はキーワードで識別する。このた
め、サーバ上に、キーワード・クライアント識別子管理
ファイルとキーワード・ポート番号管理ファイルを設け
る。キーワード・クライアント識別子管理ファイルはキ
ーワードと対応するクライアント識別子(IPアドレス
等)を書き込んだテキストファイルである。また、キー
ワード・ポート番号管理ファイルはキーワードと対応す
るポート番号を書き込んだテキストファイルで、複数ク
ライアントがページ切り替えに従う場合は、同じキーワ
ードに異なるポート番号を対応させたものが複数登録さ
れることになる。
通信が一つのサーバ上に複数混在させる方式に拡張した
実施例である。各通信はキーワードで識別する。このた
め、サーバ上に、キーワード・クライアント識別子管理
ファイルとキーワード・ポート番号管理ファイルを設け
る。キーワード・クライアント識別子管理ファイルはキ
ーワードと対応するクライアント識別子(IPアドレス
等)を書き込んだテキストファイルである。また、キー
ワード・ポート番号管理ファイルはキーワードと対応す
るポート番号を書き込んだテキストファイルで、複数ク
ライアントがページ切り替えに従う場合は、同じキーワ
ードに異なるポート番号を対応させたものが複数登録さ
れることになる。
【0044】サーバ上にCGI1とCGI3がCGI2
と通信する場合の本実施例の処理シーケンスを図22と
図23に示す。これは、CGI間の通信を、1回目のペ
ージ同期操作ではCGI1−CGI2で行い、2回目の
ページ同期操作ではCGI3−CGI2で行うようにし
たものである。処理シーケンスはキーワードの入力、管
理ファイルの登録・参照以外は実施例1と基本的に同様
である。
と通信する場合の本実施例の処理シーケンスを図22と
図23に示す。これは、CGI間の通信を、1回目のペ
ージ同期操作ではCGI1−CGI2で行い、2回目の
ページ同期操作ではCGI3−CGI2で行うようにし
たものである。処理シーケンスはキーワードの入力、管
理ファイルの登録・参照以外は実施例1と基本的に同様
である。
【0045】図24はCGI1およびCGI3の処理フ
ローである。図24において、キーワード取得処理で、
CGI1はキーワードをWWWブラウザに表示されたペ
ージの入力域から取得し、CGI3はキーワードをCG
I2からパラメータとして受け取る。ソケットにポケッ
ト番号を対応させる処理では、ポート番号管理ファイル
から空きポート番号を取得し、キーワードとポート番号
をキーワード・ポート番号管理ファイルへ登録する。ソ
ケットをクローズする処理では、ポート番号をポート番
号管理ファイルへ返却し、キーワード・ポート番号ファ
イルから、該返却したポート番号に対応するエントリを
削除する。
ローである。図24において、キーワード取得処理で、
CGI1はキーワードをWWWブラウザに表示されたペ
ージの入力域から取得し、CGI3はキーワードをCG
I2からパラメータとして受け取る。ソケットにポケッ
ト番号を対応させる処理では、ポート番号管理ファイル
から空きポート番号を取得し、キーワードとポート番号
をキーワード・ポート番号管理ファイルへ登録する。ソ
ケットをクローズする処理では、ポート番号をポート番
号管理ファイルへ返却し、キーワード・ポート番号ファ
イルから、該返却したポート番号に対応するエントリを
削除する。
【0046】図25はCGI2の処理フローである。基
本的処理は図8と同じであるが、パラメータで渡された
ページ名をCGI1またはCGI3へ通知する場合、C
GI2起動時、環境変数としてわたされるクライアント
2のクライアント識別子(IPアドレス)をもとにキー
ワード・クライアント識別子管理ファイルからキーワー
ドを取得し、キーワードをもとにキーワード・ポート番
号管理ファイルからページ名をわたすクライアントのポ
ート番号を取得する。これは、送信先はポート番号で識
別され、プログラム名では識別されないためである。
本的処理は図8と同じであるが、パラメータで渡された
ページ名をCGI1またはCGI3へ通知する場合、C
GI2起動時、環境変数としてわたされるクライアント
2のクライアント識別子(IPアドレス)をもとにキー
ワード・クライアント識別子管理ファイルからキーワー
ドを取得し、キーワードをもとにキーワード・ポート番
号管理ファイルからページ名をわたすクライアントのポ
ート番号を取得する。これは、送信先はポート番号で識
別され、プログラム名では識別されないためである。
【0047】図26の(A)にページ1の「ページの自
動受信」の部分の記述例を示す。また、同図(B)に、
CG13がソケットから通知されたページ名のファイル
を開き、1行づつ読み込みながら標準出力へ出力する処
理の中で、ページ本体の記述開始のマーク(〈BOD
Y〉)を検出したときにその行を標準出力へ出力した次
に出力する、ページ表示後CG13を自動するための記
述例(1秒後に自動でCG13を起動するという記述)
を示す。CG13がソケットから通知されたページ名の
ファイルの内容と、CG13が標準出力へ出力する内容
の違いはこの1行だけである。
動受信」の部分の記述例を示す。また、同図(B)に、
CG13がソケットから通知されたページ名のファイル
を開き、1行づつ読み込みながら標準出力へ出力する処
理の中で、ページ本体の記述開始のマーク(〈BOD
Y〉)を検出したときにその行を標準出力へ出力した次
に出力する、ページ表示後CG13を自動するための記
述例(1秒後に自動でCG13を起動するという記述)
を示す。CG13がソケットから通知されたページ名の
ファイルの内容と、CG13が標準出力へ出力する内容
の違いはこの1行だけである。
【0048】図26の(C)に、ページ2の「ページ切
り替え」の部分の記述例を示す。また、同図(D)に、
CG12にパラメータとしてpage−a.htmlを
わたした結果、CG12がクライアント2に対して出力
する、ページAの記述の中の「ページ切り替え」の部分
の記述例を示す。さらに、同図(E)に、CG12にパ
ラメータとしてpage−a.htmlをわたした結
果、CG12がクライアント2に対して出力する、ペー
ジBの記述の中の「ページ切り替え」の部分の記述例を
示す。
り替え」の部分の記述例を示す。また、同図(D)に、
CG12にパラメータとしてpage−a.htmlを
わたした結果、CG12がクライアント2に対して出力
する、ページAの記述の中の「ページ切り替え」の部分
の記述例を示す。さらに、同図(E)に、CG12にパ
ラメータとしてpage−a.htmlをわたした結
果、CG12がクライアント2に対して出力する、ペー
ジBの記述の中の「ページ切り替え」の部分の記述例を
示す。
【0049】〈実施例6〉これは、実施例1を実現する
通信が一つのサーバ上に複数混在させる方式に拡張した
実施例で、基本的考えは実施例5と同じである。図27
と図28に本実施例の処理シーケンス(ただし、CGI
1−CGI2間の通信のみを示す)、図29にCGI1
の処理フローを示す。CGI2の処理フローは図25に
示した実施例7の場合と同じであるので省略する。
通信が一つのサーバ上に複数混在させる方式に拡張した
実施例で、基本的考えは実施例5と同じである。図27
と図28に本実施例の処理シーケンス(ただし、CGI
1−CGI2間の通信のみを示す)、図29にCGI1
の処理フローを示す。CGI2の処理フローは図25に
示した実施例7の場合と同じであるので省略する。
【0050】なお、CGI1の処理では、複数のWWW
ブラウザが同期をとってページ開く方法を終了した後、
キーワードに対応するポート番号をキーワード・ポート
番号管理ファイルで取得し、ポート番号管理ファイルへ
返却する操作、及びキーワード・ポート番号管理ファイ
ルから返却したポート番号に対応するエントリを削除す
る操作が別途必要となる。
ブラウザが同期をとってページ開く方法を終了した後、
キーワードに対応するポート番号をキーワード・ポート
番号管理ファイルで取得し、ポート番号管理ファイルへ
返却する操作、及びキーワード・ポート番号管理ファイ
ルから返却したポート番号に対応するエントリを削除す
る操作が別途必要となる。
【0051】図30の(A)にページ1の「ページの自
動受信」の部分の記述例、同図(B)に、CGI1が最
初に標準出力へ出力する、クライアント1をページが送
信されてくるのを待つ状態にするための記述例、同図
(C)に、CGI1がソケットから通知されたページ名
のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力へ
出力する処理の前に、標準出力へ出力するヘッダ内容を
示す。
動受信」の部分の記述例、同図(B)に、CGI1が最
初に標準出力へ出力する、クライアント1をページが送
信されてくるのを待つ状態にするための記述例、同図
(C)に、CGI1がソケットから通知されたページ名
のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力へ
出力する処理の前に、標準出力へ出力するヘッダ内容を
示す。
【0052】〈実施例7〉これは、実施例5を改良し、
一つのクライアント上に複数のWWWブラウザを起動し
て、別々のページ同期操作を行う実施例である。別々の
ページ同期操作はキーワードで識別する。また、複数の
WWWブラウザに対応して、CGI2は複数生成され
る。
一つのクライアント上に複数のWWWブラウザを起動し
て、別々のページ同期操作を行う実施例である。別々の
ページ同期操作はキーワードで識別する。また、複数の
WWWブラウザに対応して、CGI2は複数生成され
る。
【0053】図31および図32に本実施例の処理シー
ケンスを示す。ただし、ここでは、クライアント2上に
二つのWWWブラウザを起動し、それぞれにCGI2、
CGI4を対応させ、そのうちのCGI4に着目して、
CGI3−CGI4間による通信の処理シーケンスを示
している。
ケンスを示す。ただし、ここでは、クライアント2上に
二つのWWWブラウザを起動し、それぞれにCGI2、
CGI4を対応させ、そのうちのCGI4に着目して、
CGI3−CGI4間による通信の処理シーケンスを示
している。
【0054】図33にCGI2の処理フロー、図34に
CGI4の処理フローを示す。CGI1とCGI3の処
理フローは実施例5の場合と同じである。ここで、図3
4において、CGI4がパラメータでわたされたページ
名をソケットでCGI3へ通知する場合、送信先ポート
番号はCGI4にパラメータとしてわたされたキーワー
ドに対応するポート番号を、キーワード・ポート番号管
理ファイルから取得する。
CGI4の処理フローを示す。CGI1とCGI3の処
理フローは実施例5の場合と同じである。ここで、図3
4において、CGI4がパラメータでわたされたページ
名をソケットでCGI3へ通知する場合、送信先ポート
番号はCGI4にパラメータとしてわたされたキーワー
ドに対応するポート番号を、キーワード・ポート番号管
理ファイルから取得する。
【0055】図35の(A)にページ1の「ページの自
動受信」の部分の記述例、同図(B)にページ2−1の
「ページ自動送信」の部分の記述例を示す。また、同図
(C)に、CGI1及びソケットから通知されたページ
名のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力
へ出力する処理の中で、ページ本体の記述開始のマーク
(〈BODY〉)を検出したときにその行を標準出力へ
出力した次に出力する、ページ表示後CGI3を自動で
起動するための記述例(1秒後に自動でCGI3を起動
するという記述)を示す。また、同図(D)にページ2
−2の「ページ切り替え」の部分の記述例を示す。
動受信」の部分の記述例、同図(B)にページ2−1の
「ページ自動送信」の部分の記述例を示す。また、同図
(C)に、CGI1及びソケットから通知されたページ
名のファイルを開き、1行づつ読み込みながら標準出力
へ出力する処理の中で、ページ本体の記述開始のマーク
(〈BODY〉)を検出したときにその行を標準出力へ
出力した次に出力する、ページ表示後CGI3を自動で
起動するための記述例(1秒後に自動でCGI3を起動
するという記述)を示す。また、同図(D)にページ2
−2の「ページ切り替え」の部分の記述例を示す。
【0056】図35の(E)には、CGI4にパラメー
タとしてpage−a.htmlをわたした結果、CG
I4がクライアント2に対して出力する、ページAの記
述の中の「ページ切り替え」の部分の記述例を示す。p
age−a.htmlの記述としては『〈A HREF
=“http://WWW.a.com/page−
a.html”〉ページBへの切り替え〈/A〉』のよ
うに、ページへのリンクとして記述されていた部分が、
CGI4によって、CG14のパラメータとしてキーワ
ードとページを指定する形式に変換されたものとなる。
同図(F)には、CGI4にパラメータとしてpage
−a.htmlをわたした結果、CGI4がクライアン
ト2に対して出力する、ページBの記述の中の「ページ
切り替え」の部分の記述例を示す。記述の仕方は(E)
と同様である。
タとしてpage−a.htmlをわたした結果、CG
I4がクライアント2に対して出力する、ページAの記
述の中の「ページ切り替え」の部分の記述例を示す。p
age−a.htmlの記述としては『〈A HREF
=“http://WWW.a.com/page−
a.html”〉ページBへの切り替え〈/A〉』のよ
うに、ページへのリンクとして記述されていた部分が、
CGI4によって、CG14のパラメータとしてキーワ
ードとページを指定する形式に変換されたものとなる。
同図(F)には、CGI4にパラメータとしてpage
−a.htmlをわたした結果、CGI4がクライアン
ト2に対して出力する、ページBの記述の中の「ページ
切り替え」の部分の記述例を示す。記述の仕方は(E)
と同様である。
【0057】〈実施例8〉これは、実施例6を改良し、
実施例7と同様に一つのクライアント上に複数のWWW
ブラウザを起動して別々の同期操作を行う実施例であ
る。図36および図37に本実施例の処理シーケンスを
示す。動作は実施例6および実施例7から容易に類推で
きるため説明を省略する。
実施例7と同様に一つのクライアント上に複数のWWW
ブラウザを起動して別々の同期操作を行う実施例であ
る。図36および図37に本実施例の処理シーケンスを
示す。動作は実施例6および実施例7から容易に類推で
きるため説明を省略する。
【0058】〈実施例9〉これまでの実施例1乃至8
は、クライアント間の通信形態はすべて一方向であっ
た。本実施例9は、複数のクライアント間で両方向のペ
ージ同期操作を実現するものである。各々ページ同期操
作のキーワードで識別する。本実施例では、サーバ上に
キーワード・ページ名管理ファイルを設ける。該管理フ
ァイルはキーワードと対応するページ名を書き込んだテ
キストファイルである。
は、クライアント間の通信形態はすべて一方向であっ
た。本実施例9は、複数のクライアント間で両方向のペ
ージ同期操作を実現するものである。各々ページ同期操
作のキーワードで識別する。本実施例では、サーバ上に
キーワード・ページ名管理ファイルを設ける。該管理フ
ァイルはキーワードと対応するページ名を書き込んだテ
キストファイルである。
【0059】図38に、ページ送受信をクライアントプ
ル、CGI間の通信形態を共有ファイルとした場合の、
本実施例の処理シーケンスを示す。ページの自動切り替
え、ページの手動切り替えは、ページ1を読み込んでキ
ーワードを入力したすべてのクライアントで同じように
実行される。これにより、1つのクライアントにおける
ページ切り替えが、ページ1を読み込んでキーワードを
入力したすべてのクライアントに反映される。
ル、CGI間の通信形態を共有ファイルとした場合の、
本実施例の処理シーケンスを示す。ページの自動切り替
え、ページの手動切り替えは、ページ1を読み込んでキ
ーワードを入力したすべてのクライアントで同じように
実行される。これにより、1つのクライアントにおける
ページ切り替えが、ページ1を読み込んでキーワードを
入力したすべてのクライアントに反映される。
【0060】図39乃至図41に、それぞれ本実施例に
おけるCGI1、CGI2、CGI3の処理フローを示
す。図42の(A)は、本実施例の場合のページ1の
「ページ自動切り替え」の部分の記述例である。また、
同図(B)は、ページAの「ページ切り替え」の部分の
記述例である。ここで、page−a.htmlの記述
としては『〈A HREF=“http://WWW.
a.com/page−b.html”〉ページBへの
切り替え〈/A〉』のように、ページへのリンクとして
記述されていた部分が、CGI3によって、CG13の
パラメータとしてキーワードとページを指定する形式に
変換されたものとなる。同図(C)は、ページBの記述
の中の「ページ切り替え」の部分の記述例である。ま
た、同図(D)は、ページ表示の5秒後CGI2を自動
するための記述例である。
おけるCGI1、CGI2、CGI3の処理フローを示
す。図42の(A)は、本実施例の場合のページ1の
「ページ自動切り替え」の部分の記述例である。また、
同図(B)は、ページAの「ページ切り替え」の部分の
記述例である。ここで、page−a.htmlの記述
としては『〈A HREF=“http://WWW.
a.com/page−b.html”〉ページBへの
切り替え〈/A〉』のように、ページへのリンクとして
記述されていた部分が、CGI3によって、CG13の
パラメータとしてキーワードとページを指定する形式に
変換されたものとなる。同図(C)は、ページBの記述
の中の「ページ切り替え」の部分の記述例である。ま
た、同図(D)は、ページ表示の5秒後CGI2を自動
するための記述例である。
【0061】〈動作環境〉図43に本発明の動作環境の
一例を示す。同図(A)は一般家庭からWWWブラウザ
でページを閲覧し、電話で問い合わせると、コールセン
タの説明者がページを切り替えながら説明する例であ
る。また、同図(B)は、プレゼンテーション、教育等
で、一人の説明者が複数の相手に対してページを切り替
えながら説明する例である。
一例を示す。同図(A)は一般家庭からWWWブラウザ
でページを閲覧し、電話で問い合わせると、コールセン
タの説明者がページを切り替えながら説明する例であ
る。また、同図(B)は、プレゼンテーション、教育等
で、一人の説明者が複数の相手に対してページを切り替
えながら説明する例である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来WWWブラウザの利用はWWWサーバに存在する情
報を閲覧する用途にしか利用できなかったものが、複数
のWWWブラウザで同期をとってページを表示すること
により、情報発信に人が介在し、情報受信者の反応を確
認しながら情報伝達を行う用途などに利用できるように
なる。
従来WWWブラウザの利用はWWWサーバに存在する情
報を閲覧する用途にしか利用できなかったものが、複数
のWWWブラウザで同期をとってページを表示すること
により、情報発信に人が介在し、情報受信者の反応を確
認しながら情報伝達を行う用途などに利用できるように
なる。
【0063】また、本発明の複数WWWブラウザの同期
ページ表示のためのプログラム(CGIソフトウェア)
を記録した記録媒体は、該記録媒体単体で広く市販に供
することができる。
ページ表示のためのプログラム(CGIソフトウェア)
を記録した記録媒体は、該記録媒体単体で広く市販に供
することができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すクライアント・サー
バ型システムの構成図である。
バ型システムの構成図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すクライアント・サ
ーバ型システムの構成図である。
ーバ型システムの構成図である。
【図3】本発明の一実施形態における全体的処理シーケ
ンスである。
ンスである。
【図4】ソケット通信に関する操作内容と対応するシス
テムコールである。
テムコールである。
【図5】本発明の実施例1の処理シーケンスである。
【図6】図5の続きの処理シーケンスである。
【図7】本発明の実施例1のCGI1の処理フローであ
る。
る。
【図8】本発明の実施例1のCGI2の処理フローであ
る。
る。
【図9】ポート番号管理ファイルの構成例である。
【図10】実施例1に関係する各記述例である。
【図11】本発明の実施例2の処理シーケンスである。
【図12】本発明の実施例2のCGI1の処理フローで
ある。
ある。
【図13】実施例2に関係する各記述例である。
【図14】本発明の実施例3の処理シーケンスである。
【図15】図14の続きの処理シーケンスである。
【図16】本発明の実施例3のCGI1の処理フローで
ある。
ある。
【図17】本発明の実施例3のCGI2の処理フローで
ある。
ある。
【図18】実施例3に関係する各記述例である。
【図19】本発明の実施例4の処理シーケンスである。
【図20】図19の続きの処理シーケンスである。
【図21】本発明の実施例4のCGI1の処理フローで
ある。
ある。
【図22】本発明の実施例5の処理シーケンスである。
【図23】図22の続きの処理シーケンスである。
【図24】本発明の実施例5のCGI1、CGI3の処
理フローである。
理フローである。
【図25】本発明の実施例5のCGI2の処理フローで
ある。
ある。
【図26】実施例5に関係する各記述例である。
【図27】本発明の実施例6の処理シーケンスである。
【図28】図27の続きの処理シーケンスである。
【図29】本発明の実施例6のCGI1の処理フローで
ある。
ある。
【図30】実施例6に関係する各記述例である。
【図31】本発明の実施例7の処理シーケンスである。
【図32】図31の続きの処理シーケンスである。
【図33】本発明の実施例7のCGI2の処理フローで
ある。
ある。
【図34】本発明の実施例7のCGI4の処理フローで
ある。
ある。
【図35】実施例7に関係する各記述例である。
【図36】本発明の実施例8の処理シーケンスである。
【図37】図36の続きの処理シーケンスである。
【図38】本発明の実施例9の処理シーケンスである。
【図39】本発明の実施例9のCGI1の処理フローで
ある。
ある。
【図40】本発明の実施例9のCGI2の処理フローで
ある。
ある。
【図41】本発明の実施例9のCGI3の処理フローで
ある。
ある。
【図42】図実施例9に関係する各記述例である。
【図43】本発明の動作環境の一例を示す図である。
1,2 クライアント 3 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 康博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (17)
- 【請求項1】 通信ネットワークに接続された複数のコ
ンピュータにより構成されるクライアント・サーバ型シ
ステムにおけるサーバ経由のクライアント間通信におい
て、WWWブラウザにおける操作を契機としてWWWサ
ーバのCGIソフトウェアを起動し、該CGI経由でペ
ージ情報を渡すことで、あるクライアントのWWWブラ
ウザでページ切り替えが行われたときに、他の一つある
いは複数のクライアントのWWWブラウザでも同一ペー
ジに切り替えることを特徴とする複数WWWブラウザの
同期ページ表示方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の複数WWWブラウザの同
期ページ表示方法において、 ページ切り替えに従うクライアント(クライアント1)
はサーバ上にCGI1を起動し、CGI1からWWWサ
ーバとの接続を閉じることなくページが送信されてくる
のを待ち受ける状態にしておく記述がされたページを受
信して、WWWサーバとの接続を閉じることなくページ
が送信されてくるのを待つ状態とし、 前記起動されたCGI1は、ページ切り替えを行うクラ
イアントにより起動されるCGI2からの情報待ち状態
とし、該CGI2からページ切り替えの情報が通知され
ると、該当ページを読み込み、WWWサーバ経由で前記
クライアント1へ送信し、 ページ切り替えを行うクライアント(クライアント2)
は、切り替えたいページへのリンクをパラメータで指定
してサーバ上にCGI2を起動し、 前記起動されたCGI2は、パラメータで指定されたペ
ージを読み込み、そのページ切り替えの記述をパラメー
タの記述に変換して、WWWサーバ経由で前記クライア
ント2へ送信し、且つ、当該ページ切り替えの情報を前
記CGI1へ通知することを特徴とする複数WWWブラ
ウザの同期ページ表示方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の複数WWWブラウザの同
期ページ表示方法において、 CGI1はクライアント1に送信するページに、ページ
表示後に当該CGI1を自動で起動する記述を追加し、
クライアント1は送信されてきたページを表示後、WW
Wサーバ経由で前記CGI1を自動で起動することを特
徴とする複数WWWブラウザの同期ページ表示方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の複数WWWブラウザの同
期ページ表示方法において、 CGI1はクライアント1から起動されると、ページが
送信されてくるのを継続して待つ状態にする記述をクラ
イアント1へ送信し、CGI2からページ切り替えの通
知があるごとに、当該ページをクライアント1へ送信す
ることを特徴とする複数WWWブラウザの同期ページ表
示方法。 - 【請求項5】 請求項3もしくは4記載の複数WWWブ
ラウザの同期ページ表示方法において、 CGI1とCGI2との間の通信は、互いにソケットを
生成し、該ソケットにポート番号を対応させることで行
うことを特徴とする複数WWWブラウザの同期ページ表
示方法。 - 【請求項6】 請求項3もしくは4記載の複数WWWブ
ラウザの同期ページ表示方法において、 CGI1とCGI2との間の通信は共有ファイルを介し
て行い、CGI2は前記共有ファイルをパラメータで渡
されたページ名で更新し、CGI1は前記共有ファイル
を定期的に検索して、そのページ名が更新されている
と、当該ページ名のページを読み込んでクライアント1
に送信することを特徴とする複数WWWブラウザの同期
ページ表示方法。 - 【請求項7】 請求項2乃至5記載の複数WWWブラウ
ザの同期ページ表示方法において、一つのサーバ上にペ
ージ切り替えの通信を複数混在させることを特徴とする
複数WWWブラウザの同期ページ表示方法。 - 【請求項8】 請求項2乃至5記載の複数WWWブラウ
ザの同期ページ表示方法において、一つのクライアント
上に複数のWWWブラウザを起動して別々のページ同期
操作を行うことを特徴とする複数WWWブラウザの同期
ページ表示方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至8記載の複数WWWブラウ
ザの同期ページ表示方法において、複数のクライアント
間で両方向にページ同期操作を動作させることを特徴と
する複数WWWブラウザの同期ページ表示方法。 - 【請求項10】 通信ネットワークに接続された複数の
コンピュータにより構成されるクライアント・サーバ型
システムにおけるWWWサーバ経由のクライアント間通
信において、あるクライアントのWWWブラウザでペー
ジ切り替えが行われたときに、他のクライアントのWW
Wブラウザでも同一ページに切り替える複数WWWブラ
ウザの同期ページ表示のためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 ページ切り替えに従うクライアント(クライアント1)
から起動される第1のプログラム(CGI1)とページ
切り替えを行うクライアント(クライアント2)から起
動される第2のプログラム(CGI2)を具備し、 CGI1は、クライアント1に対してWWWサーバとの
接続を閉じることなくページが送信されてくるのを待ち
受ける状態にしておく記述がされたページ(ページ1)
を送信する処理プロセスと、CGI2からページ切り替
えの情報が通知されると、該当ページを読み込んでクラ
イアント1へ送信する処理プロセスを有し、 CGI2は、クライアント2に対して切り替えたいペー
ジをパラメータとしてCGIを起動する記述に変換され
たページ(ページ2)を送信する処理プロセスと、クラ
イアント2から切り替えたいページをパラメータとして
渡されると、該パラメータで指定されたページを読み込
み、そのページ切り替えの記述をパラメータの記述に変
換してクライアント2へ送信し、当該ページ切り替えの
情報をCGI1へ通知する処理プロセスを有することを
特徴とする記録媒体。 - 【請求項11】 請求項10記載の記録媒体において、
CGI1はクライアント1に送信するページに、ページ
表示後に当該CGI1を自動で起動する記述を追加し
て、該ページをクライアント1に送信する処理プロセス
を有することを特徴とする記録媒体。 - 【請求項12】 通信ネットワークに接続された複数の
コンピュータにより構成されるクライアント・サーバ型
システムにおけるWWWサーバ経由のクライアント間通
信において、あるクライアントのWWWブラウザでペー
ジ切り替えが行われたときに、他のクライアントのWW
Wブラウザでも同一ページに切り替える複数WWWブラ
ウザの同期ページ表示のためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 ページ切り替えに従うクライアント(クライアント1)
から起動される第1のプログラム(CGI1)とページ
切り替えを行うクライアント(クライアント2)から起
動される第2のプログラム(CGI2)を具備し、 CGI1は、クライアント1から起動されると、該クラ
イアントに対してページが送信されてくるのを継続して
待つ状態にする記述を送信する処理プロセスと、CGI
2からページ切り替えの情報が通知されるごとに、該当
ページを読み込んでクライアント1へ送信する処理プロ
セスを有し、 CGI2は、クライアント2に対して切り替えたいペー
ジをパラメータとしてCGIを起動する記述に変換され
たページ(ページ2)を送信する処理プロセスと、クラ
イアント2から切り替えたいページをパラメータとして
渡されると、該パラメータで指定されたページを読み込
み、そのページ切り替えの記述をパラメータの記述に変
換してクライアント2へ送信し、当該ページ切り替えの
情報をCGI1へ通知する処理プロセスを有することを
特徴とする記録媒体。 - 【請求項13】 請求項10,11もしくは12記載の
記録媒体において、CGI1とCGI2は、ページ切り
替え情報の送受信のために、互いにソケットを生成し、
該ソケットにポート番号を対応させる処理プロセスを有
することを特徴とする記録媒体。 - 【請求項14】 請求項10,11もしくは12記載の
記録媒体において、ページ切り替え情報の送受信をCG
I1とCGI2の共有ファイルを介して行うため、CG
I2は共有ファイルをパラメータで渡されたページ名で
更新する処理プロセスを有し、CGI1は共有ファイル
を定期的に検索し、ページ名が更新されていると、当該
ページ名のページを読み込む処理プロセスを有すること
を特徴とする記録媒体。 - 【請求項15】 請求項10乃至14記載の記録媒体に
おいて、一つのサーバ上にページ切り替えの通信を複数
混在させるための処理プロセスを有することを特徴とす
る記録媒体。 - 【請求項16】 請求項10乃至14記載の記録媒体に
おいて、一つのクライアント上に複数のWWWブラウザ
を起動して別々のページ同期操作を行うための処理プロ
セスを有することを特徴とする記録媒体。 - 【請求項17】 請求項10乃至16記載の記録媒体に
おいて、複数のクライアント間で両方向にページ同期操
作を動作させるための処理プロセスを有することを特徴
とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9296003A JPH10187614A (ja) | 1996-10-28 | 1997-10-28 | 複数wwwブラウザの同期ページ表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30368596 | 1996-10-28 | ||
JP8-303685 | 1996-10-28 | ||
JP9296003A JPH10187614A (ja) | 1996-10-28 | 1997-10-28 | 複数wwwブラウザの同期ページ表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10187614A true JPH10187614A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=26560498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9296003A Pending JPH10187614A (ja) | 1996-10-28 | 1997-10-28 | 複数wwwブラウザの同期ページ表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10187614A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000152201A (ja) * | 1998-11-09 | 2000-05-30 | Mega Chips Corp | 電子通話システム |
EP1018689A2 (en) * | 1999-01-08 | 2000-07-12 | Lucent Technologies Inc. | Methods and apparatus for enabling shared web-based interaction in stateful servers |
EP1022664A2 (en) * | 1999-01-21 | 2000-07-26 | International Business Machines Corporation | Method and system for sharing between browsers |
JP2003030121A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Hitachi Commun Syst Inc | Web共有システムおよびWeb共有システムにおける通信端末 |
US6591293B1 (en) | 1999-03-31 | 2003-07-08 | International Business Machines Corporation | Application presentation synchronizer |
KR100429059B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2004-04-28 | 주식회사 비즈모델라인 | 클라이언트간 데이터 직접 통신을 이용한 다자간웹브라우저 동기화 방법 및 시스템 |
JP2006331309A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Canon Inc | 遠隔協調作業支援システム及びその制御方法 |
JP2007293885A (ja) * | 2001-03-30 | 2007-11-08 | Sharp Corp | ウェブブラウザ、コンピューター読取可能なウェブドキュメント、リモートユーザデータ処理装置、およびウェブブラウザを操作するための方法 |
CN100367172C (zh) * | 2005-02-05 | 2008-02-06 | 联想(北京)有限公司 | 一种多页面同屏锁定显示的方法 |
JP2009502087A (ja) * | 2005-07-19 | 2009-01-22 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | ネットワーク装置へ非同期通知を伝送する方法及びシステム |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP9296003A patent/JPH10187614A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000152201A (ja) * | 1998-11-09 | 2000-05-30 | Mega Chips Corp | 電子通話システム |
EP1018689A2 (en) * | 1999-01-08 | 2000-07-12 | Lucent Technologies Inc. | Methods and apparatus for enabling shared web-based interaction in stateful servers |
EP1018689A3 (en) * | 1999-01-08 | 2001-01-24 | Lucent Technologies Inc. | Methods and apparatus for enabling shared web-based interaction in stateful servers |
EP1022664A2 (en) * | 1999-01-21 | 2000-07-26 | International Business Machines Corporation | Method and system for sharing between browsers |
EP1022664A3 (en) * | 1999-01-21 | 2001-01-31 | International Business Machines Corporation | Method and system for sharing between browsers |
US6950852B1 (en) | 1999-01-21 | 2005-09-27 | International Business Machines Corporation | Method and system for sharing the browser |
US6591293B1 (en) | 1999-03-31 | 2003-07-08 | International Business Machines Corporation | Application presentation synchronizer |
JP2007293885A (ja) * | 2001-03-30 | 2007-11-08 | Sharp Corp | ウェブブラウザ、コンピューター読取可能なウェブドキュメント、リモートユーザデータ処理装置、およびウェブブラウザを操作するための方法 |
JP4540689B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2010-09-08 | シャープ株式会社 | ウェブブラウザ、データ処理装置、およびウェブページデータ処理方法 |
KR100429059B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2004-04-28 | 주식회사 비즈모델라인 | 클라이언트간 데이터 직접 통신을 이용한 다자간웹브라우저 동기화 방법 및 시스템 |
JP2003030121A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Hitachi Commun Syst Inc | Web共有システムおよびWeb共有システムにおける通信端末 |
CN100367172C (zh) * | 2005-02-05 | 2008-02-06 | 联想(北京)有限公司 | 一种多页面同屏锁定显示的方法 |
JP2006331309A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Canon Inc | 遠隔協調作業支援システム及びその制御方法 |
JP2009502087A (ja) * | 2005-07-19 | 2009-01-22 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | ネットワーク装置へ非同期通知を伝送する方法及びシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100318781B1 (ko) | 서버측의비동기적양식관리방법및그시스템 | |
EP1811747B1 (en) | Method and apparatus for storing and restoring state information of remote user interface | |
US6754710B1 (en) | Remote control of computer network activity | |
JP4154364B2 (ja) | 通知方法 | |
TW541452B (en) | Remote boot-up system and method for multiple terminal equipments | |
US7526482B2 (en) | System and method for enabling components on arbitrary networks to communicate | |
EP1940126A2 (en) | Relay server and client terminal | |
US20070189486A1 (en) | Communication apparatus, system, method and computer readable medium | |
JPH11112562A (ja) | 中継装置及びシステム及び方法及び記憶媒体 | |
CN103051663A (zh) | 图片共享对等网络中用于改进访客图像查看性能的代理高速缓存技术 | |
JP2001273219A (ja) | 画面共有システム | |
JP2005149387A (ja) | リアルタイムWeb共有システム | |
JP2003283559A (ja) | データ通信方法、データ通信システム、データ通信プログラム及び記憶媒体 | |
JPH1141294A (ja) | インターネット・電話網統合利用方法及びそのシステム | |
JP2003122694A (ja) | プロキシサーバ付きブラウザおよび情報複写システム | |
JPH10187614A (ja) | 複数wwwブラウザの同期ページ表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JPH11353325A (ja) | 映像と関連情報の同期表示システム | |
JPH11306116A (ja) | 1サイト複数表示システム | |
JP2009053957A (ja) | 情報処理装置及びその制御方法 | |
JPH11331812A (ja) | 動画データ配信用代理サーバおよび動画データ配信方法 | |
JP3581913B2 (ja) | 情報提供方法及び中継サーバ及び情報端末 | |
JP2001333062A (ja) | Webページ共有システム | |
KR100276438B1 (ko) | 서버 사이의 통신을 이용한 인터넷 사이트의 인기도 관리 방법 | |
JP2004094928A (ja) | Webページ同期閲覧方法及びシステム | |
JP2000215137A (ja) | 遠隔端末制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |