JP2000152201A - 電子通話システム - Google Patents

電子通話システム

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JP2000152201A
JP2000152201A JP31770498A JP31770498A JP2000152201A JP 2000152201 A JP2000152201 A JP 2000152201A JP 31770498 A JP31770498 A JP 31770498A JP 31770498 A JP31770498 A JP 31770498A JP 2000152201 A JP2000152201 A JP 2000152201A
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JP
Japan
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host
function
host base
electronic communication
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JP31770498A
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English (en)
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Ikuhiro Oomi
育洋 大美
Kazumi Kobayashi
一三 小林
Toshikazu Kaneko
俊和 金子
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MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
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Publication date
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子通話において、一般のテレビジョン受像
器に簡単に通話に係る関連資料の閲覧を併せて表示す
る。 【解決手段】 電子通話端末25a,25bとホスト基
地局23との間で、音声及び映像に係る信号を送受信し
て電子通話により相互通信を行う際、ホスト基地局23
で指定したウェブ情報を電子通話端末25a,25bに
送信し、双方で画面表示して通話する。電子通話端末2
5a,25bでは、パソコンではなく市販のテレビジョ
ン受像器42に表示し、マウスやキーボード等の入力操
作等、パソコン操作に伴う手間を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子通話システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ回線等の公衆電話回線を使用し
たテレビ電話システム(電子通話システム)が普及しつ
つある。これは、図7の如く、相手先に電話器1で電話
をかけた際に、CCDカメラ2を内蔵した通信ユニット
3を通じて音声信号及び映像信号を送受信するもので、
受信した音声信号及び映像信号を、一般的なテレビジョ
ン受像器4のビデオ入力端子へ伝送し、このテレビジョ
ン受像器4にて音声及び映像の再生を行うようになって
いる。尚、この明細書で「ビデオ入力端子」という場合
は、映像入力端子だけでなく音声入力端子をも含むもの
をいうこととする。
【0003】テレビジョン受像器4での音声及び映像の
再生は、テレビジョン放送のための複数のチャンネルの
うちの空きチャンネルやビデオ再生モード等を利用し、
電話器1での通話時に自動的に、または通信ユニット3
上のスイッチ入力操作を行ったときに、ビデオ映像の再
生と同様の操作感覚で再生を行えるようになっている。
【0004】また、公衆電話回線とに対する接続は、2
芯または4芯等の一般的なモジュラコネクタ5を介して
行われるため、一般の事務所や家庭等でも特殊な接続工
事を行うことなく、容易に接続を行ってテレビ電話によ
る通話を行うことができる。
【0005】このような電子通話システムでは、上記音
声信号及び映像信号等といった通信信号について、IT
U(国際電気通信連合)のテレビ会議標準化方式(H.
324)に準拠した圧縮/伸張方式が採用されている。
これにより、様々な機種の間で通信信号のプロトコル互
換がとられ、幅広い地域で優れた双方向性を楽しむこと
ができる。
【0006】図8はこのテレビ会議標準化方式(H.3
24)の概要を示す図である。この方式は、公衆電話回
線との接続標準であるネットワークインターフェース1
1を前提に構成されたプロトコル方式であって、V.3
4、V.8またはV.8bis等の一般的な標準規格の
モデム12を利用し、その上でマルチメディア多重/同
期(H.223)13の方式を用いて、複数のパケット
14〜17の伝送を行うようになっている。ここで、こ
れらのパケット14〜17としては、図8のように、シ
ステム制御(H.245)14、音声符号化(G.72
3.1)15、映像符号化(H.263、H.261)
16及びホワイトボードでの描写データ等の補助装置用
信号の伝送を行うためのT.120(V.14、LAP
M等)17の4種類のパケットボックスが定義されてお
り、必要に応じてこれらのパケット14〜17内にデー
タが格納され伝送される。尚、図8中の符号18は、信
号伝送時の発呼及び返信を行うタイミングを規定する呼
制御国内標準方式を示したものである。
【0007】このような電子通話システムは、例えば次
のような用途に使用される。
【0008】(1)単身赴任、海外留学または療養・入
院等の場合に遠隔地から家族等の様子を見たい・励まし
たい、あるいは親しい友人や親戚と連絡を取りたい、
(2)耳の不自由な方がテレビ画面を見ながら通話した
い、(3)店舗等での店内状況把握・巡回・監視、
(4)お得意さまに対する新製品・情報紹介・営業教育
・情報伝達等、(5)在宅勤務、海外の支店・工場間で
の日常的な事務連絡、または国内・海外出張時の本社と
のコミュニケーション、(6)学習塾や語学の対人形式
での遠隔教育、(7)金融機関各店舗と優良顧客(自
宅)とのプライベートな投資・運用相談、(8)遠隔医
療、簡単な問診等、(9)広告代理店やモデルエージェ
ンシーのプレゼンテーションやオーディションまたは面
接等、(10)弁護士・弁理士・税理士等の専門職のク
ライアントとの打ち合わせ、(11)経営相談や就職相
談等の対人型のコンサルタント業務、(12)通信販売
等のビデオ・オン・デマンド(VOD)によるネットワ
ーク拡張、(13)ISDN(デジタル)回線の普及が
遅れている国や、地域とのコミュニケーション、等、特
に、この電子通話システムでは、一般的なテレビジョン
受像器4のビデオ入力端子へ伝送し、このテレビジョン
受像器4にて音声及び映像の再生を行うようになってい
るため、いわゆるパーソナルコンピュータ(パソコン)
やハイテク機器が苦手な人でもテレビ電話による通話を
簡単に行えるという点で、パソコンを用いたインターネ
ット上のテレビ電話に比べてなじみやすいと言う利点が
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電子通話
システムにおいては、通常の音声及び映像による対話だ
けでなく、文字情報及び画像情報といった所望の資料を
画面に表示しながら通話を行いたい場合がある。例え
ば、学習塾やコンサルタント業務等においては、例えば
学習内容や財務諸表等をリアルタイムで表示しながら、
その内容について電子通話システムの機能を用いて同時
に解説を行いたいような場合がある。この際、解説資料
の内容量が多いときには、解説資料中にいわゆるハイパ
ーリンク機能を持たせ、画面に解説資料を表示しなが
ら、解説者(資料情報の送信者)または視認者(資料情
報の受信者)においてが恣意的に次々と別の関連資料に
リンクジャンプを行えると便利である。
【0010】このようなリンクジャンプを行えるものと
しては、例えばインターネットで普及されているワール
ドワイドウェブ(WWW)が普及している。しかしなが
ら、上記した一般のテレビジョン受像器4でテレビ電話
の通話を行うものには、通話と同時にWWWコンテンツ
の閲覧を行えるものはなかった。
【0011】尚、いわゆるパソコンにおいて、モデム接
続を行ってインターネット上でテレビ電話のような通話
を行えるソフトウェアが存在しており、このような擬似
テレビ電話とWWWコンテンツの閲覧(プラウジング)
を同時に行うことは、インターネットの接続サービスを
提供するサービス提供者(ISP:インターネットサー
ビスプロバイダ)側で所定の設定サポートを行うことで
技術的には可能である。しかしながら、このような接続
操作には、パソコンのマウス操作やキーボード操作を伴
うため、これらの操作が苦手な人にとっては操作が困難
であり、児童向けの学習塾や年輩の経営者等に対する経
営相談等には必ずしも適したものとは言えない場合が多
かった。
【0012】また、テレビジョン受像器4及び通信ユニ
ット3でテレビ電話による通話を行うのと同時に、パソ
コンを用いてインターネットに接続し、このパソコンで
WWWコンテンツなどを閲覧しながら通話を行うことも
可能であるが、この場合も上記と同様に、パソコンを操
作しなければならないことに加えて、公衆電話回線への
接続ルートが2本以上必要になり、接続料が高くついた
り、場合によっては電話回線の増設工事が必要であるな
ど、接続に手間がかかる。
【0013】そこで、この発明の課題は、一般のテレビ
ジョン受像器で簡単にテレビ電話の通話を行う場合に、
同時に当該テレビジョン受像器に関連資料の閲覧を併せ
て容易に表示できる電子通話システムを提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、複数の電子通話端末とホスト
基地局との間で通話を行う電子通話システムであって、
前記ホスト基地局は、少なくとも、当該ホスト基地局内
のオペレータの音声を入力するホスト側マイクロフォン
機器と、所定の情報についての画像表示を行う表示ディ
スプレイと、少なくとも前記オペレータの音声に係る信
号を前記各電子通話端末との間で送受信するホスト側制
御部とを備え、前記各電子通話端末は、少なくとも、各
端末利用者の音声を入力する支局側マイクロフォン機器
と、公共テレビ放送を受信するテレビジョン受像器の所
定の端子に接続されて、少なくとも音声に係る信号を前
記ホスト基地局との間で送受信する支局側制御部とを備
え、前記ホスト側制御部は、インターネットに接続され
て当該インターネット内のウェブ情報を取り込み、当該
ウェブ情報を前記表示ディスプレイの少なくとも一部に
表示する機能と、ダウンロードした前記ウェブ情報を、
少なくとも前記ホスト側マイクロフォン機器で入力され
た前記オペレータの音声に係る信号と共に前記各電子通
話端末へ送信する機能と、前記各電子通話端末から送信
されてきた少なくとも前記各端末利用者の音声に係る信
号に基づき、所定のスピーカを通じて前記各端末利用者
の音声を出力する機能とを備え、前記支局側制御部は、
少なくとも前記支局側マイクロフォン機器に入力された
前記各端末利用者の音声に係る信号を前記ホスト基地局
に送信する機能と、前記ホスト基地局から受信した前記
オペレータの音声に係る信号に基づいて前記テレビジョ
ン受像器を通じて前記オペレータの音声を出力する機能
と、前記ホスト基地局から受信した前記ウェブ情報を前
記テレビジョン受像器に表示する機能とを備えるもので
ある。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記ホスト基地
局は、当該ホスト基地局内のオペレータの映像を撮像す
るホスト側テレビカメラをさらに備え、前記ホスト側制
御部は、前記ホスト側テレビカメラで撮像された前記オ
ペレータの映像に係る信号を、前記ウェブ情報及び前記
ホスト側マイクロフォン機器で入力された前記オペレー
タの音声に係る信号と共に前記各電子通話端末へ送信す
る機能をさらに備え、前記支局側制御部は、前記各電子
通話端末から送信されてきた映像を前記表示ディスプレ
イの他の一部に前記ウェブ情報と同時に表示する機能を
さらに備えるものである。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記各電子通話
端末は、前記端末利用者の映像を撮像する支局側テレビ
カメラをさらに備え、前記支局側制御部は、前記支局側
テレビカメラで撮像された前記端末利用者の映像に係る
信号を、前記支局側マイクロフォン機器で入力された前
記端末利用者の音声に係る信号と共に前記ホスト基地局
へ送信する機能をさらに備え、前記ホスト側制御部は、
前記各電子通話端末から送信されてきた前記端末利用者
の映像を前記表示ディスプレイの他の一部に前記ウェブ
情報と同時に表示する機能をさらに備えるものである。
【0017】請求項4に記載の発明は、前記各電子通話
端末は、前記支局側制御部に、前記ウェブ情報内に盛り
込まれて他のアドレスのウェブ情報を要求するよう連携
して掲載されたハイパーリンクを指定し、または受信を
要求する前記ウェブ情報のアドレスを指定するための支
局側入力装置をさらに備え、前記支局側制御部は、前記
支局側入力装置により指定された前記ハイパーリンクま
たは前記アドレスの情報を前記ホスト基地局に送信して
要求する機能をさらに有し、前記ホスト側制御部は、前
記支局側制御部から前記ハイパーリンクまたは前記アド
レスの情報が送信されたときに、当該ハイパーリンクま
たは当該アドレスに係るウェブ情報を前記インターネッ
トからダウンロードし、前記支局側制御部に配信する機
能をさらに備えるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】{第1の実施の形態}図1はこの
発明の第1の実施の形態に係る電子通話システムを示す
ブロック図である。この電子通話システム(テレビ電話
システム)は、例えば学習塾、経営指導または職業安定
所等において、講師や指導員等と受講生・相談者等とが
テレビジョン受像器を用いて双方向の通話を行う際に、
音声や映像とともに、インターネットIn上のWWWコ
ンテンツを併せてテレビジョン受像器の画面内にマルチ
ウィンドウで表示するものである。
【0019】この電子通話システムは、図1の如く、テ
レビカメラ21及びコンピュータリングシステムCS
(ホスト側制御部)を備えたウェブコンテンツ発信ホス
ト基地局23と、このウェブコンテンツ発信ホスト基地
局23に公衆電話回線である通信回線24を介してそれ
ぞれ接続される複数のテレビ(TV)電話端末(電子通
話端末)25a,25bからなるものである。
【0020】ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23
は、上記各テレビ電話端末25a,25bとの間で通信
回線24を通じて図8に示したH.324方式で通信を
行うとともに、例えばISDN通信網または光通信網等
を介してインターネットInに接続されており、このイ
ンターネットInで得られた後述のWWWウェブコンテ
ンツ等をコンピュータリングシステムCSに接続された
所定のサーバ(大容量記憶装置:代理(プロキシ)サー
バ)Svにダウンロードできるようになっている。
【0021】ここで、インターネットInとは、通信プ
ロトコル(通信接続手段)として異機種間接続が可能な
TCP/IP(Transmission Contr
olprotocol/Internet proto
col)方式が適用されて、コンピュータネットワーク
がいくつかの基幹ネットワークを中心として構成された
1つの世界規模のネットワークであって、多数のサービ
ス提供者(ISP:インターネットInサービスプロバ
イダ)にそれぞれ設置された通信ノードとしてのサーバ
(大容量記憶装置)内において、様々なWWWウェブコ
ンテンツ等が格納され、当該インターネットInに接続
されるパソコン等の端末で閲覧(プラウジング)できる
ようになっている。また、WWWウェブコンテンツは、
一般にホームページと呼称されるもので、一般に、HT
ML(Hyper TextMarkup Langu
age)形式で記述された言語をブラウザと呼ばれる閲
覧ソフトウェアプログラムを用いてパソコン等の表示デ
ィスプレイに表示できるようになっている。ただし、こ
の実施の形態のウェブコンテンツ発信ホスト基地局23
では、一般的なコンピュータリングシステム用のディス
プレイ装置を接続するのではなく、コンピュータリング
システムCS内に設置されたテレビ電話通信装置22を
通じて、WWWウェブコンテンツ等の情報を一般のテレ
ビジョン受像器を使用した表示ディスプレイ35の所定
領域35bに表示するように構成している。尚、インタ
ーネットInからWWWウェブコンテンツをダウンロー
ドする場合には、通常のパソコン等で行われている操作
と同様の操作、即ち、URLアドレスの入力操作やマウ
ス等の入力機器によりハイパーリンク部分をクリックす
るなどして文字情報や画像情報等をダウンロードし、サ
ーバSvに格納(キャッシュ)するようにして行うよう
になっている。
【0022】また、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局
23のテレビカメラ21には、音声を入力するマイクロ
フォン機器(図示しない)が内蔵されており、テレビカ
メラ21でホスト局オペレータの映像を撮像すると共
に、内蔵されたマイクロフォン機器でホスト局オペレー
タの音声を入力するようになっている。
【0023】そして、ウェブコンテンツ発信ホスト基地
局23のコンピュータリングシステムCSは、図2の如
く、TCP/IP方式でインターネットIn内のWWW
ウェブコンテンツ(HTTP)を選択してサーバSvへ
ダウンロードするダウンロード機能31と、テレビカメ
ラ21でホスト局オペレータの音声及び映像を採取(入
力及び撮像)する音声・映像採取機能32と、音声・映
像採取機能32で採取された音声及び映像とダウンロー
ド機能31でダウンロードされたWWWウェブコンテン
ツとを図8に示したH.324方式の信号として公衆電
話回線24を通じて各テレビ電話端末25a,25bに
送信する信号送信機能33と、その逆に各テレビ電話端
末25a,25bから公衆電話回線24を通じてH.3
24方式の信号を受信する信号受信機能34と、上記信
号送信機能33で送信したWWWウェブコンテンツと信
号受信機能34で受信した各テレビ電話端末25a,2
5bからの映像とを表示ディスプレイ35上の画面内の
所定領域35a,35bのそれぞれにマルチウィンドウ
で再生・表示するホスト側表示機能36と、信号受信機
能34で受信した各テレビ電話端末25a,25bから
の音声信号をテレビジョン受像器(表示ディスプレイ3
5)のスピーカ38に出力して音声再生を行う音声再生
機能37とを有している。
【0024】尚、上記の音声・映像採取機能32、ホス
ト側表示機能36及び音声再生機能37は、コンピュー
タリングシステムCS内のホスト側テレビ電話制御機4
0が司り、また、上記信号送信機能33において、音声
・映像採取機能32で採取された音声及び映像とダウン
ロード機能31でダウンロードされたWWWウェブコン
テンツとを複合データとして合成する機能は、コンピュ
ータリングシステムCS内の複合データ合成回路39が
司るようになっている。特に、複合データ合成回路39
は、テレビカメラ21からの音声信号をホスト側テレビ
電話制御機40を通じて受信した後、一般的なG.72
3.1方式で音声符号化し(図8中の符号15)、また
同じくテレビカメラ21からの映像信号をホスト側テレ
ビ電話制御機40を通じて受信した後、一般的なH.2
63方式及びH.261方式で映像符号化(図8中の符
号16)するとともに、インターネットInからダウン
ロードしたHTML形式のWWWウェブコンテンツを、
本来的にはホワイトボードでの描写データ等の補助装置
用信号の伝送を行うためのT.120(V.14、LA
PM等)17のパケットボックス内に格納した後、シス
テム制御(H.245)14のパケットボックスと併せ
てH.324方式の信号として公衆電話回線24を通じ
て各テレビ電話端末25a,25bに送信する機能を有
している。ここで、複合データ合成回路39は、トラン
ジスタやダイオード等の半導体素子を組み合わせてハー
ドウェア的に構成した回路であっても良いし、あるいは
RAM及びROMを備えたCPUにおいて所定のソフト
ウェアプログラムによって動作するソフトウェア的な回
路であってもよい。
【0025】尚、T.120(V.14、LAPM等)
17は、本来的にはホワイトボード等についての信号を
伝送するためのものであるが、このT.120(V.1
4、LAPM等)17にHTML形式のWWWウェブコ
ンテンツのデータを含ませて伝送することで、H.32
4方式の信号プロトコルをその大枠でほとんど変更せず
にプロトコル定義しながら通信でき、既存の電子通話シ
ステムとデータ形式において互換性を保つことができる
ようになっている。また、複合データ合成回路39は、
各テレビ電話端末25a,25bから受信したH.32
4方式の信号をホスト側テレビ電話制御機40に送信す
る機能をも有している。
【0026】そして、ホスト側テレビ電話制御機40
は、テレビカメラ21で撮像した映像と、テレビカメラ
21中のマイクロフォン機器から得られた音声とを複合
データ合成回路39に伝達する機能と、当該テレビ電話
制御機40内に設置された所定のスイッチ部でのスイッ
チ操作により、複数のテレビ電話端末25a,25bか
らの音声及び映像のうち、一つのテレビ電話端末25
a,25bのみの音声及び映像を選択し、かかる音声及
び映像と、インターネットInからダウンロードされた
WWWウェブコンテンツとを表示ディスプレイ35に伝
送してその所定領域35a,35bにそれぞれ表示しま
た音声出力する機能とを有している。
【0027】尚、ホスト側テレビ電話制御機40と複合
データ合成回路39とは、スロットまたはプラグ等の所
定の接続端子を介して脱着可能に接続される。さらに、
ホスト側テレビ電話制御機40とテレビジョン受像器
(表示ディスプレイ35及びスピーカ38)、及びホス
ト側テレビ電話制御機40とテレビカメラ21とは、一
般的なビデオ入出力端子を介して脱着可能に接続され
る。
【0028】各テレビ電話端末25a,25bは、例え
ば一般家庭や、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23
から離れた一般事務所、相談室または教室等に設置され
ており、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23との間
でH.324方式の信号を送受信する支局側テレビ電話
制御機41(支局側制御部)を備えており、一般的なテ
レビジョン受像器42に対して、一般的なビデオ入力端
子付きの接続コードで着脱自在に接続される。そして、
ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23からH.324
方式の信号が受信されたときには、そのうちの映像情報
とWWWウェブコンテンツとを一定のレイアウトで画像
編集した後、かかる編集後の画像信号と音声信号とを一
般のテレビジョン受像器42に伝送し、これらの情報
(ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23側から送信さ
れてきたオペレータの音声及び映像とWWWウェブコン
テンツ)をテレビジョン受像器42にマルチウィンドウ
で同時に再生・表示するようになっている(図1及び図
3参照)。尚、図1及び図3中の符号42aはウェブコ
ンテンツ発信ホスト基地局23のオペレータの映像を表
示する領域、符号42bはWWWウェブコンテンツを表
示する領域をそれぞれ示している。
【0029】また、各支局側テレビ電話制御機41に
は、一般的なビデオ入力端子が形成されており、図1の
如く、市販のマイクロフォン機器(図示しない)が内蔵
されたテレビカメラ43からの音声信号及び映像信号を
入力できるようになっており、このテレビカメラ43か
ら上記音声信号及び映像信号の入力があったときには、
H.324方式中のG.723.1方式での音声符号化
(図8中の符号15)及びH.263方式及びH.26
1方式での映像符号化(図8中の符号16)を行い、シ
ステム制御(H.245)14のパケットボックスと併
せてH.324方式の信号として公衆電話回線24を通
じてウェブコンテンツ発信ホスト基地局23へ送信する
ようになっている。ただし、この実施の形態の電子通話
システムでは、図3のように、必ずしもテレビカメラ4
3を支局側テレビ電話制御機41に接続しなくても良い
構成となっており、この場合は、各テレビ電話端末25
a,25bからの音声及び映像に関する情報がウェブコ
ンテンツ発信ホスト基地局23に送信されることはな
く、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23からの一方
的な情報提供が行われることになる。
【0030】上記構成の電子通話システムにおいて、図
1のように各テレビ電話端末25a,25b側にテレビ
カメラ43を設置している場合は、ウェブコンテンツ発
信ホスト基地局23と、このウェブコンテンツ発信ホス
ト基地局23のテレビ電話制御機41で選択した一つの
支局(テレビ電話端末25a,25b)との間で相互に
テレビ電話の通信が行われると共に、ウェブコンテンツ
発信ホスト基地局23でインターネットInからダウン
ロードしたWWWウェブコンテンツを各テレビ電話端末
25a,25bへ配信する。
【0031】即ち、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局
23では、オペレータの音声及び映像をテレビカメラ2
1に入力し、コンピュータリングシステムCS内のテレ
ビ電話制御機40を通じて複合データ合成回路39へ伝
送する。
【0032】これと並行して、インターネットInから
WWWウェブコンテンツをダウンロードし、これらの情
報をH.324方式の信号として、公衆電話回線24を
通じて、すべてのテレビ電話端末25a,25bに配信
する。尚、インターネットInからWWWウェブコンテ
ンツをダウンロードする場合には、通常のパソコン等で
行われている操作と同様の操作、即ち、URLアドレス
の入力操作やマウス等の入力機器によりハイパーリンク
部分をクリックするなどして文字情報や画像情報等をダ
ウンロードし、サーバSvに格納(キャッシュ)するよ
うにして行う。
【0033】各テレビ電話端末25a,25bでは、ウ
ェブコンテンツ発信ホスト基地局23から配信されてき
たH.324方式を支局側テレビ電話制御機41で受信
し、そのうちの映像情報とWWWウェブコンテンツとを
一定のレイアウトで画像編集した後、かかる編集後の画
像信号と音声信号とを一般のテレビジョン受像器42に
伝送し、これらの情報(ウェブコンテンツ発信ホスト基
地局23側から送信されてきたオペレータの音声及び映
像とWWWウェブコンテンツ)をテレビジョン受像器4
2の所定領域42a,42bにマルチウィンドウで同時
にそれぞれ再生・表示する。
【0034】また、各支局側テレビ電話制御機41で
は、利用者1,2の音声と映像をテレビカメラ43を通
じて入力し、H.324方式中のG.723.1方式で
の音声符号化(図8中の符号15)及びH.263方式
及びH.261方式での映像符号化(図8中の符号1
6)を行い、システム制御(H.245)14のパケッ
トボックスと併せてH.324方式の信号を生成し、公
衆電話回線24を通じてウェブコンテンツ発信ホスト基
地局23へ送信する。
【0035】ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23で
は、いくつかのテレビ電話端末25a,25bから信号
が与えられると、そのうちのひとつをホスト側テレビ電
話制御機40中のスイッチ部でスイッチ切り替えして選
択し、表示ディスプレイ35の一部の領域35aに映像
を表示するとともに、そのスピーカ38から音声を出力
する。また、表示ディスプレイ35の他の一部の領域3
5bには、インターネットInからダウンロードしたW
WWウェブコンテンツを併せて表示する。
【0036】このようにして、いずれかひとつのテレビ
電話端末25a,25bとウェブコンテンツ発信ホスト
基地局23との間で、音声及び映像によるテレビ電話に
より相互通信を行いながら、同時にウェブコンテンツ発
信ホスト基地局23で指定したWWWウェブコンテンツ
を双方で画面表示できるので、例えば経営・就職相談や
学習塾等などを事務所間同士または事務所と家庭との間
での通信により行う場合には、同一のWWWウェブコン
テンツの資料を見ながら容易にテレビ電話の通話を行う
ことが可能である。特に、いわゆるパソコンを使用せず
に一般的なテレビジョン受像器42を使用して通話及び
WWWウェブコンテンツの表示を行えるので、パソコン
につきものであるキーボードやマウス等の入力装置を用
いずにビデオ感覚で通話操作を行うことができ、操作性
を簡単なものに維持できるという利点がある。
【0037】また、図3のように、テレビカメラ43を
支局側テレビ電話制御機41に接続しない場合には、各
テレビ電話端末25a,25bからの音声及び映像に関
する情報がウェブコンテンツ発信ホスト基地局23に送
信されることはなく、上記のうような双方向通信の可能
な支局側テレビ電話制御機41をそのまま使用して、ウ
ェブコンテンツ発信ホスト基地局23からの一方的な情
報提供を容易に行うことができる。
【0038】{第2の実施の形態}図4はこの発明の第
2の実施の形態に係る電子通話システムを示すブロック
図である。なお、図4では第1の実施の形態と同様の機
能を有する要素については同一符号を付している。図4
の如く、この実施形態の電子通話システムは、各テレビ
電話端末25a,25b側において、WWWウェブコン
テンツに関するURLアドレスの入力操作や、マウス等
の入力機器によりWWWウェブコンテンツのハイパーリ
ンク部分をクリックするなどして、自由にWWWウェブ
コンテンツの文字情報や画像情報等をダウンロードでき
るようにしたものである。
【0039】即ち、各テレビ電話端末25a,25b内
の支局側テレビ電話制御機41には、マウス等の画面ポ
インタ入力装置45(支局側入力装置)が接続されてお
り、この画面ポインタ入力装置45で画面上のハイパー
リンク部分をクリックすることで、利用者1,2の希望
に応じて自由にインターネットIn上のWWWウェブコ
ンテンツにアクセスできるようになっている。あるい
は、いくつかのURLアドレスリストを画面上に表示す
るなどして、これを画面ポインタ入力装置45で選択す
ることでアクセスしたいWWWウェブコンテンツを特定
するようにしても良い。あるいは、画面ポインタ入力装
置45を使用して、画面上で文字入力モードを設定でき
るようにし、この文字入力モードにおいて画面ポインタ
入力装置45で文字を指定入力することで、URLアド
レスを直接入力できるようにしても良い。
【0040】また、各支局側テレビ電話制御機41内に
は、所定容量の記憶装置(図示しない)が内蔵されてお
り、指定したWWWウェブコンテンツが記憶装置内に格
納(キャッシュ)するようになっている。
【0041】そして、各利用者1,2によって指定され
たWWWウェブコンテンツのアドレス情報は、支局側テ
レビ電話制御機41によってウェブコンテンツ発信ホス
ト基地局23に送信されるようになっている。
【0042】一方、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局
23は、基本的に第1の実施の形態と同様の構成を有し
ているが、ただし、各テレビ電話端末25a,25b内
の支局側テレビ電話制御機41から送信されたアドレス
情報に基づいて、インターネットIn上のWWWウェブ
コンテンツにアクセスしてこれをダウンロードし、各テ
レビ電話端末25a,25b毎に個別にWWWウェブコ
ンテンツを配信するようになっている。尚、図4では、
簡便のため、テレビカメラ21、ホスト側テレビ電話制
御機40、表示ディスプレイ35及びサーバSvを図示
省略しているが、これらがウェブコンテンツ発信ホスト
基地局23内に設置されている点で第1の実施の形態と
同様である。また、この実施の形態においても、ウェブ
コンテンツ発信ホスト基地局23でオペレータがインタ
ーネットInから所望のWWWウェブコンテンツをダウ
ンロードして各テレビ電話端末25a,25bに配信す
る機能を備えている点で、第1の実施の形態と変わるも
のではない。
【0043】この実施の形態の電子通話システムにおい
て、まず、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23で
は、オペレータによって選択的にダウンロードされたW
WWウェブコンテンツを各テレビ電話端末25a,25
bに配信する。また、これと並行して、いずれかのテレ
ビ電話端末25a,25bとウェブコンテンツ発信ホス
ト基地局23との間でテレビ電話の相互通話が行われ
る。そうすると、各テレビ電話端末25a,25bにお
いて、支局側テレビ電話制御機41でWWWウェブコン
テンツの情報とウェブコンテンツ発信ホスト基地局23
内のオペレータの映像情報及び音声情報がテレビジョン
受像器42に伝送され、これらが画面の所定領域42
a,42bそれぞれ表示されまた音声出力される。
【0044】このときに、各テレビ電話端末25a,2
5bでは、利用者1,2が希望する場合は、マウス等の
画面ポインタ入力装置45を使用し、画面上のハイパー
リンク部分をクリックしたり、画面上に表示されたいく
つかのURLアドレスリストのうちのひとつを選択した
り、所定の操作により文字入力モードに切り替えて、画
面ポインタ入力装置45で文字を指定入力することで、
URLアドレスを直接入力したりして、利用者1,2の
希望に応じて自由にインターネットIn上のWWWウェ
ブコンテンツのアドレス情報を指定する。
【0045】指定されたアドレス情報は、ウェブコンテ
ンツ発信ホスト基地局23に送信される。ウェブコンテ
ンツ発信ホスト基地局23では、送信されてきたアドレ
ス情報に基づいて、インターネットIn上のWWWウェ
ブコンテンツにアクセスしてこれをダウンロードし、各
テレビ電話端末25a,25b毎に個別にWWWウェブ
コンテンツを配信する。
【0046】そうすると、各テレビ電話端末25a,2
5bでは、新たにウェブコンテンツ発信ホスト基地局2
3から送信されてきたWWWウェブコンテンツを支局側
テレビ電話制御機41で受信し、テレビジョン受像器4
2の一部の領域42bに表示する。これにより、各利用
者1,2においては、ウェブコンテンツ発信ホスト基地
局23で選択されたWWWウェブコンテンツだけでな
く、それぞれの利用者1,2の希望によって選択された
WWWウェブコンテンツを閲覧(プラウジング)でき、
通常のテレビジョン受像器42を通じてインターネット
In上の様々なWWWウェブコンテンツを楽しむことが
可能となって便利である。
【0047】ただし、マウス等の画面ポインタ入力装置
45を使用するのが苦手な利用者1,2については、予
めウェブコンテンツ発信ホスト基地局23で選択された
WWWウェブコンテンツを閲覧できるため、これらの利
用者1,2によけいな負担をかけることもない。
【0048】{第3の実施の形態}図5はこの発明の第
3の実施の形態に係る電子通話システムを示すブロック
図である。なお、図5では第1の実施の形態と同様の機
能を有する要素については同一符号を付している。
【0049】この実施の形態の電子通話システムは、ウ
ェブコンテンツ発信ホスト基地局23及び各電子通話端
末25a,25bの双方とも、テレビカメラを設置しな
い構成となっており、音声入力用のマイクロフォン機器
51,52で音声を入力して相互通信を行うようになっ
ている。
【0050】尚、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局2
3側において、インターネットIn上のWWWウェブコ
ンテンツをダウンロードして各電子通話端末25a,2
5bに配信する点では第1の実施の形態と同様である。
【0051】また、ウェブコンテンツ発信ホスト基地局
23及び各電子通話端末25a,25bにおいて、表示
ディスプレイ35及びテレビジョン受像器42に表示さ
れる画面は、WWWウェブコンテンツを表示する領域の
みとなる。また、音声の出力は、表示ディスプレイ35
中のスピーカ38及びテレビジョン受像器42内のスピ
ーカを通じて出力する。
【0052】その他の構成は第1の実施の形態と同様で
ある。
【0053】この実施の形態の電子通話システムでは、
ウェブコンテンツ発信ホスト基地局23と電子通話端末
25a,25bとの間で、共通のWWWウェブコンテン
ツを閲覧しながら、そのWWWウェブコンテンツについ
ての音声による通話を双方向で行うことが容易に可能と
なる。
【0054】尚、上記各実施の形態では、各一般的なテ
レビ会議標準化方式(H.324)で通信を行う例につ
いて説明したが、固有の学習塾や経営指導ネットワーク
内において必ずしも他のシステムとの通信互換を考慮に
入れる必要がない場合は、このようなH.324方式以
外の固有のプロトコルで通信することも可能である。例
えば、図6のように、WWWウェブコンテンツ(HTM
Lデータ)をT.120データではなく別のパケットを
設定して送受信するようにしてもよい。
【0055】また、上記各実施の形態では、T.120
に含ませる情報としてWWWウェブコンテンツのみを説
明したが、これに加えて、ウェブコンテンツ発信ホスト
基地局23と各電子通話端末25a,25bとの間でそ
れぞれの所有するテキストデータやホワイトボードの描
写画像情報、あるいはその他の種々のデータを交換また
は送信するようにしても良いことは勿論である。
【0056】さらに、上記各実施の形態では、ウェブコ
ンテンツ発信ホスト基地局23と各電子通話端末25
a,25bとの間の通信を、一般的な公衆電話回線24
を通じて行っていたが、専用回線を通じて行っても良
い。
【0057】さらにまた、第2の実施の形態では、画面
ポインタ入力装置45としてマウスを例にあげて説明し
たが、これに代えて、またはこれに加えて、キーボー
ド、リモコン、タッチスクリーンまたはスタイラスペン
等を使用してもよい。この場合でも、これらの画面ポイ
ンタ入力装置45を使用したくないときは、ウェブコン
テンツ発信ホスト基地局23のオペレータが選択したW
WWウェブコンテンツを各電子通話端末25a,25b
に配送してテレビジョン受像器42に表示できるので、
これらの画面ポインタ入力装置45が苦手な人に特別の
手間をとらせることはない。
【0058】また、上記実施の形態では、ホスト基地局
23側の表示ディスプレイ35としてテレビジョン受像
器を使用していたが、通常のコンピュータリングシステ
ムにおけるディスプレイ装置を使用してもよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4に記載の発明によ
れば、電子通話端末とホスト基地局との間で、少なくと
も音声による電子通話により相互通信を行いながら、同
時にホスト基地局で指定したウェブ情報を双方で画面表
示できるので、例えば経営・就職相談や学習塾等などを
事務所間同士または事務所と家庭との間での通信により
行う場合には、同一のウェブ情報を見ながら容易に電子
通話を行うことが可能である。特に、各電子通話端末に
おいて、いわゆるパソコンを使用せずに一般的なテレビ
ジョン受像器を使用して通話及びウェブ情報の表示を行
えるので、パソコンにつきものであるキーボードやマウ
ス等の入力装置を用いずにビデオ感覚で通話操作を行う
ことができ、操作性を簡単なものに維持できるという利
点がある。
【0060】また、請求項2及び請求項3に記載の発明
によれば、電子通話端末において、ホスト基地局のオペ
レータの音声だけでなくその映像を見ながら通話できる
ようになっているので、通話相手の表情とウェブ情報の
両方を同時に見ながら通話を行うことができる。したが
って、ホスト基地局から各電子通話端末に提供される研
修や情報提供等の一方向型の情報発信に有効に活用でき
る。
【0061】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
ホスト基地局側でも、各電子通話端末内の端末利用者の
音声だけでなくその映像を見ながら通話できるようにな
っているので、通話相手の表情とウェブ情報の両方を同
時に見ながら通話を行うことができる。したがって、相
談や知人同士の通話等、双方向発信型の通話に有効に活
用できる。
【0062】さらにまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、各電子通話端末内の端末利用者が希望すれば、当該
端末利用者が端末側入力装置を使用して所望のウェブ情
報を要求でき、係る要求に応えてホスト基地局側から要
求のあったウェブ情報を各電子通話端末に送信し、各電
子通話端末のテレビジョン受像器に表示できるので便利
である。ただし、この場合においても、端末側入力装置
を使用するのが苦手な利用者については、ホスト基地局
から送信されたウェブ情報のみをテレビジョン受像器に
表示したままで通話できるので、これらの利用者によけ
いな負担をかけることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る電子通話シ
ステムの一の実施例を示すブロック図である。
【図2】ウェブコンテンツ発信ホスト基地局を示すブロ
ック図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係る電子通話シ
ステムの他の実施例を示すブロック図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係る電子通話シ
ステムを示すブロック図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態に係る電子通話シ
ステムを示すブロック図である。
【図6】変形例に係る電子通話システムのデータ形式を
示す図である。
【図7】従来の電子通話システムにおける支局側の概略
を示す図である。
【図8】一般的なテレビ会議標準化方式(H.324)
の概要を示す図である。
【符号の説明】
21 テレビカメラ 22 テレビ電話通信装置 23 ウェブコンテンツ発信ホスト基地局 24 通信回線 25a,25b テレビ電話端末(電子通話端末) 31 ダウンロード機能 32 音声・映像採取機能 33 信号送信機能 34 信号受信機能 35 表示ディスプレイ 36 ホスト側表示機能 37 音声再生機能 38 スピーカ 39 複合データ合成回路 40 ホスト側テレビ電話制御機 41 支局側テレビ電話制御機 42 テレビジョン受像器 43 テレビカメラ 45 画面ポインタ入力装置 51,52 マイクロフォン機器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 (72)発明者 金子 俊和 大阪市淀川区宮原4丁目5番36号 株式会 社メガチップス内 Fターム(参考) 5B089 GA00 GA01 GA26 HA10 JA22 JB03 JB22 KB06 LB10 LB13 LB14 5C064 AA01 AB06 AC02 AC06 AC12 AC20 AD02 AD08 AD09 AD14 5K030 GA18 GA19 HA07 HB02 HC14 HD03 HD06 JT04 LB15 LE11 5K051 BB04 5K101 KK04 MM07 NN06 NN07 NN37

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子通話端末とホスト基地局との
    間で通話を行う電子通話システムであって、 前記ホスト基地局は、少なくとも、 当該ホスト基地局内のオペレータの音声を入力するホス
    ト側マイクロフォン機器と、 所定の情報についての画像表示を行う表示ディスプレイ
    と、 少なくとも前記オペレータの音声に係る信号を前記各電
    子通話端末との間で送受信するホスト側制御部とを備
    え、 前記各電子通話端末は、少なくとも、 各端末利用者の音声を入力する支局側マイクロフォン機
    器と、 公共テレビ放送を受信するテレビジョン受像器の所定の
    端子に接続されて、少なくとも音声に係る信号を前記ホ
    スト基地局との間で送受信する支局側制御部とを備え、 前記ホスト側制御部は、 インターネットに接続されて当該インターネット内のウ
    ェブ情報を取り込み、当該ウェブ情報を前記表示ディス
    プレイの少なくとも一部に表示する機能と、 ダウンロードした前記ウェブ情報を、少なくとも前記ホ
    スト側マイクロフォン機器で入力された前記オペレータ
    の音声に係る信号と共に前記各電子通話端末へ送信する
    機能と、 前記各電子通話端末から送信されてきた少なくとも前記
    各端末利用者の音声に係る信号に基づき、所定のスピー
    カを通じて前記各端末利用者の音声を出力する機能とを
    備え、 前記支局側制御部は、 少なくとも前記支局側マイクロフォン機器に入力された
    前記各端末利用者の音声に係る信号を前記ホスト基地局
    に送信する機能と、 前記ホスト基地局から受信した前記オペレータの音声に
    係る信号に基づいて前記テレビジョン受像器を通じて前
    記オペレータの音声を出力する機能と、 前記ホスト基地局から受信した前記ウェブ情報を前記テ
    レビジョン受像器に表示する機能とを備える電子通話シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子通話システムであ
    って、 前記ホスト基地局は、当該ホスト基地局内のオペレータ
    の映像を撮像するホスト側テレビカメラをさらに備え、 前記ホスト側制御部は、前記ホスト側テレビカメラで撮
    像された前記オペレータの映像に係る信号を、前記ウェ
    ブ情報及び前記ホスト側マイクロフォン機器で入力され
    た前記オペレータの音声に係る信号と共に前記各電子通
    話端末へ送信する機能をさらに備え、 前記支局側制御部は、前記各電子通話端末から送信され
    てきた映像を前記表示ディスプレイの他の一部に前記ウ
    ェブ情報と同時に表示する機能をさらに備えることを特
    徴とする電子通話システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子通話システムであ
    って、 前記各電子通話端末は、前記端末利用者の映像を撮像す
    る支局側テレビカメラをさらに備え、 前記支局側制御部は、前記支局側テレビカメラで撮像さ
    れた前記端末利用者の映像に係る信号を、前記支局側マ
    イクロフォン機器で入力された前記端末利用者の音声に
    係る信号と共に前記ホスト基地局へ送信する機能をさら
    に備え、 前記ホスト側制御部は、前記各電子通話端末から送信さ
    れてきた前記端末利用者の映像を前記表示ディスプレイ
    の他の一部に前記ウェブ情報と同時に表示する機能をさ
    らに備えることを特徴とする電子通話システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の電子通話システムであって、 前記各電子通話端末は、前記支局側制御部に、前記ウェ
    ブ情報内に盛り込まれて他のアドレスのウェブ情報を要
    求するよう連携して掲載されたハイパーリンクを指定
    し、または受信を要求する前記ウェブ情報のアドレスを
    指定するための支局側入力装置をさらに備え、 前記支局側制御部は、前記支局側入力装置により指定さ
    れた前記ハイパーリンクまたは前記アドレスの情報を前
    記ホスト基地局に送信して要求する機能をさらに有し、 前記ホスト側制御部は、前記支局側制御部から前記ハイ
    パーリンクまたは前記アドレスの情報が送信されたとき
    に、当該ハイパーリンクまたは当該アドレスに係るウェ
    ブ情報を前記インターネットからダウンロードし、前記
    支局側制御部に配信する機能をさらに備える電子通話シ
    ステム。
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