JPH09135298A - 電話伝言通知方式 - Google Patents

電話伝言通知方式

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Publication number
JPH09135298A
JPH09135298A JP29092895A JP29092895A JPH09135298A JP H09135298 A JPH09135298 A JP H09135298A JP 29092895 A JP29092895 A JP 29092895A JP 29092895 A JP29092895 A JP 29092895A JP H09135298 A JPH09135298 A JP H09135298A
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JP
Japan
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message
mail
telephone
terminal device
telephone number
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Withdrawn
Application number
JP29092895A
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English (en)
Inventor
Masami Nakamura
正実 中村
Junichi Miyagawa
純一 宮川
Akiko Matsuda
明子 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 留守番サービスと、メールサービスとを容易
に利用可能とする。 【解決手段】 加入電話機を留守状態に設定した場合
に、交換網100を経由して着信した加入電話機から送
信された伝言に、発信者電話番号および着信者電話番号
を付加し、通信網を経由して電子メール装置400に転
送する伝言変換転送手段101を設け、留守番サービス
を登録した場合、利用者の電話番号とメールアドレスと
を対応させて登録する対応登録手段301と、交換網か
ら伝言が転送された場合に、登録済のメールアドレスを
着信者メールアドレスとして伝言に付加して電子メール
として蓄積すると共に、伝言の着信を通知する伝言メー
ル蓄積手段302、再生手段401を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換網が提供する
留守番電話サービスと、電子メールシステムが提供する
メールサービスとを統合利用可能とする電話伝言通知方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は従来ある交換機を例示する図で
あり、図17は従来ある電子メールシステムを例示する
図である。
【0003】図16に示される交換機(EX)(1)
は、交換機(EX)(1)としての基本機能を実現する
ネットワーク(NW)(11)、中央制御装置(CC)
(12)、主記憶装置(MM)(13)、補助記憶装置
(FM)(14)および加入者回路(SLC)(15)
の他に、留守番電話部(AAN)(16)を具備してい
る。
【0004】留守番電話部(AAN)(16)を具備す
る交換機(EX)(1)は、収容加入電話機(2)〔個
々の加入電話機を(21 )、(22 )等と称する、以下
同様〕に対して留守番電話サービスを提供可能であり、
留守番電話サービスの利用を希望する加入電話機
(21 )の利用者〔以後加入電話機(21 )の利用者を
加入者(21 )と称する、以下同様〕が、所定の留守番
電話サービス登録操作を実行すると、当該加入電話機
(21 )を留守状態に設定し、以後加入電話機(21
に対する着信呼に対し、留守状態通知用ガイダンスを送
信し、発信加入者(22)が、加入者(21 )に対する
伝言(MSA )を送話した場合には、該伝言(MSA
を蓄積して保持すると共に、留守状態の加入電話機(2
1 )に伝言保持中表示用のランプ等が付加されていた場
合に、該伝言保持中表示用のランプを点灯させ、伝言
(MSA )の保持を表示し、後刻加入者(21 )が留守
番電話サービス登録解除操作を実行した場合に、保持中
の伝言(MSA )を、宛先加入電話機(21 )に転送す
る。
【0005】加入者(21 )は、交換機(EX)(1)
から転送される伝言(MSA )を聴取する。一方、図1
7に示される電子メールシステム(4)は、複数の端末
装置(PC)(5)〔個々の端末装置(PC)を
(51 )、(52 )等と称する、以下同様〕と、電子メ
ール装置(WS)(6)と、各端末装置(PC)(5)
および電子メール装置(WS)(6)を接続するローカ
ルエリアネットワーク(LAN)(7)とから構成され
ている。
【0006】各端末装置(PC)(5)は、処理部(M
PU)(511 )、記憶部(MEM)(52)、ディス
プレイ(DSP)(53)、キーボード(KB)(5
4)、補助記憶部(FM)(55)および通信制御部
(CCU)(56)を具備するパーソナルコンピュータ
(PC)で構成されており、また電子メール装置(W
S)(6)は、処理部(CPU)(61)、記憶部(M
EM)(62)、ディスプレイ(DSP)(63)、キ
ーボード(KB)(64)、補助記憶部(FM)(6
5)および通信制御部(CCU)(66)を具備するワ
ークステーション(WS)で構成されている。
【0007】電子メールシステム(4)は、収容端末装
置(PC)(5)に対して電子メールサービスを提供し
ており、電子メールサービスを利用する端末装置(P
C)(5)には総てメールアドレス(MA)を付与して
おり、また電子メール装置(WS)(6)に各端末装置
(PC)(5)に対応するメールボックス(MB)を準
備している。
【0008】任意の端末装置(PC)(51 )の利用者
〔以後端末装置(PC)(51 )の利用者を利用者(5
1 )と称する、以下同様〕が図示されぬ他の端末装置
(PC)(52 )に電子メール(ML)の送達を希望
し、自端末装置(PC)(51 )に付与されているメー
ルアドレス(MA)を発信者メールアドレス(SMA)
とし、図示されぬ送達先の端末装置(PC)(52 )に
付与されているメールアドレス(MA52)を着信者メー
ルアドレス(DMA)としてメールデータ(MLD)に
付加して電子メール(ML)を組立て、ローカルエリア
ネットワーク(LAN)(7)に送出すると、電子メー
ル装置(WS)(6)が端末装置(PC)(51 )から
送信された電子メール(ML)を受信し、送達先の端末
装置(PC)(52 )に対応するメールボックス(MB
52)に一旦格納する。
【0009】後刻利用者(52 )が、端末装置(PC)
(52 )により自メールボックス(MB52)に格納済の
電子メール(ML)の送達要求操作を実行すると、電子
メール装置(WS)(6)は、メールボックス(M
52)に格納済の電子メール(ML)を抽出し、ローカ
ルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由して端末
装置(PC)(52 )に送達する。
【0010】端末装置(PC)(52 )は、電子メール
装置(WS)(6)から転送された電子メール(ML)
を、ディスプレイ(DSP)(53)により利用者(5
2 )に可視表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある交換機(EX)(1)は、留守番電話
サービスを提供することにより、留守中の加入電話機
(21 )に対する伝言(MSA )を保持し、後刻加入電
話機(21 )に対して伝言(MSA )を音声形式で通知
し、また従来ある電子メールシステム(4)は、メール
サービスを提供することにより、送達先の端末装置(P
C)(52 )に対する電子メール(ML)を保持し、後
刻端末装置(PC)(52 )に対して電子メール(M
L)を送達し、端末装置(PC)(52 )に可視表示し
ていた為、交換機(EX)(1)の留守番電話サービス
と、電子メールシステム(4)のメールサービスとを併
用する利用者は、常時両サービスに伝言(MSA )およ
び電子メール(ML)の到着を別個に対応する必要があ
り、管理上および操作上の利便性を損なう問題があっ
た。
【0012】本発明は、交換網の提供する留守番電話サ
ービスと、電子メールシステムの提供するメールサービ
スとを、極力容易に利用可能とすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、100は交換網、200は加入電
話機、300は電子メール装置、400は端末装置であ
る。
【0014】500は、本発明により設けられた通信網
である。101は、本発明により交換網(100)に設
けられた伝言変換転送手段である。
【0015】301は、本発明により電子メール装置
(300)に設けられた対応登録手段である。302
は、本発明により電子メール装置(300)に設けられ
た伝言メール蓄積手段である。
【0016】401は、本発明により端末装置(40
0)に設けられた伝言再生手段である。通信網(50
0)は、留守番サービス機能を具備する交換網(10
0)と、相互に電子メールを送受信する複数の端末装置
(400)と、端末装置(400)が送信する電子メー
ルを一旦格納し、宛先端末装置(400)に配送する電
子メール装置(300)とを相互に接続する。
【0017】伝言変換転送手段(101)は、加入電話
機(200)および端末装置(400)を併用する利用
者が、加入電話機(200)を留守状態に設定した場合
に、交換網(100)を経由して着信した加入電話機
(200)から送信された伝言に、発信者電話番号およ
び着信者電話番号を付加した伝言データを作成し、前記
通信網(500)を経由して前記電子メール装置(30
0)に転送する。
【0018】対応登録手段(301)は、加入電話機
(200)および端末装置(400)を併用する利用者
が、交換網(100)に留守番サービスの利用を登録し
た場合に、利用者が利用する加入電話機(200)の電
話番号(DN)と、利用者が利用する端末装置(40
0)のメールアドレス(MA)とを対応させて登録す
る。
【0019】伝言メール蓄積手段(302)は、交換網
(100)から伝言データが、通信網(500)を経由
して転送された場合に、対応登録手段(301)を参照
し、伝言データに付加されている着信者電話番号に対応
して対応登録手段(301)に登録済のメールアドレス
を着信者メールアドレスとして抽出し、伝言データに付
加して伝言メールを組立て蓄積すると共に、着信者メー
ルアドレスに対応する端末装置(400)に伝言メール
の着信を通知する。
【0020】伝言再生手段(401)は、電子メール装
置(300)から受信した伝言メールから伝言データを
抽出し、音声形式の伝言に再生して送出する。以上によ
り、端末装置(400)により留守中の加入電話機(2
00)に着信した伝言を受信可能とする。
【0021】なお対応登録手段(301)は、加入電話
機(200)および端末装置(400)を併用する利用
者が、交換網(100)に留守番登録を要求した場合
に、利用者の使用する加入電話機(200)の電話番号
に対応させて登録済のメールアドレスを交換網(10
0)を経由して加入電話機(200)に返送し、加入電
話機(200)の利用者に、併用する端末装置(40
0)のメールアドレスに相違無いことを確認させること
が考慮される。
【0022】また対応登録手段(301)は、電話番号
に対応して登録済のメールアドレスを、端末装置(40
0)からメールアドレス変換用に定められた特定の電子
メールを送信することにより変更可能とすることが考慮
される。
【0023】また端末装置(400)は、受信した伝言
メールに対する返信を、通信網(500)を経由して端
末装置(400)相互間で電子メールを転送する方法
と、交換網(100)を経由して加入電話機(200)
相互間で通話を行う方法とを選択可能とすることが考慮
される。
【0024】また対応登録手段(301)は、端末装置
(400)が受信した伝言メールに対する返信を端末装
置(400)相互間で電子メールを転送する方法で実行
する場合に、伝言データに発信者電話番号として付加さ
れていた電話番号に対応して登録済のメールアドレス
を、返信用の電子メールの着信者メールアドレスとして
検索することが考慮される。
【0025】また対応登録手段(301)は、端末装置
(400)が受信した伝言メールに対する返信を端末装
置(400)相互間で電子メールを転送する方法で実行
する場合に、伝言データに発信者電話番号として付加さ
れていた電話番号に対応して登録済のメールアドレスが
検出されなかった場合に、端末装置(400)から新た
に入力されたメールアドレスを、返信用の電子メールの
着信者メールアドレスとして使用することが考慮され
る。
【0026】また対応登録手段(301)は、端末装置
(400)が受信した伝言メールに対する返信を加入電
話機(200)相互間で通話する方法で実行する場合
に、伝言データに着信者メールアドレスとして付加され
ていたメールアドレスに対応して登録済の電話番号を検
索し、伝言データに発信者電話番号として付加されてい
た電話番号と共に交換網(100)に伝達し、両電話番
号により指定される加入電話機(2)間に返信用の通話
路の設定を要求することが考慮される。
【0027】また対応登録手段(301)は、登録済の
前記電話番号とメールアドレスとの対応の一部を、端末
装置(400)にも保有させることが考慮される。また
伝言メール蓄積手段(302)は、対応登録手段(30
1)にメールアドレスに対応する電話番号が未登録の場
合に、伝言の送信加入電話機(22 )から特定の番号を
選択した後、着信者電話番号を選択することにより、着
信者電話番号に対応して対応登録手段(301)に登録
済メールアドレスを伝言の送信加入電話機(200)の
利用者に確認させた上、伝言メールの蓄積および通知を
実行することが考慮される。
【0028】また伝言メール蓄積手段(302)は、端
末装置(400)により再生した後の伝言メールを消去
するか保存するかを、伝言メールを受信した端末装置
(400)からの指定により決定することが考慮され
る。
【0029】従って、交換網の加入電話機と、電子メー
ルシステムの端末装置とを併用する利用者は、端末装置
に着信する電子メールの他に、留守中の加入電話機に着
信する伝言も、同一端末装置で統一して受信可能とな
り、また伝言に対する返信も、端末装置から相手の端末
装置に電子メールで返信することも、また端末装置から
の操作により、併用する加入電話機から相手の加入電話
機に対して通話で返信することも可能となり、利用者に
対する利便性が大幅に向上する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態による通信網構
成図であり、図3は本発明の実施形態による通信網機能
図であり、図4はDN対MAテーブルを例示する図であ
り、図5は伝言データを例示する図であり、図6は伝言
通知用電子メールを例示する図であり、図7は受信メー
ルリストを例示する図であり、図8は特殊電子メールを
例示する図で、同図(a) は電話番号−メールアドレス新
規登録用を、また同図(b) はメールアドレス訂正用をそ
れぞれ例示し、図9は図3における留守番登録処理を例
示する図であり、図10は図3における伝言録音処理
(留守番登録時)を例示する図であり、図11は図3に
おける伝言録音処理(留守番未登録時)を例示する図で
あり、図12は図3における伝言再生処理を例示する図
であり、図13は図3における電子メール返信処理を例
示する図であり、図14は図3における電話による返信
処理を例示する図であり、図15は交換機と電子メール
装置との間のプロトコルを例示する図である。なお、全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0031】図2においては、従来ある交換機(EX)
(1)〔図16参照〕と、従来ある電子メールシステム
(4)〔図17参照〕とが、ローカルエリアネットワー
ク(LAN)(7)により結合されている。
【0032】また図3においては、交換機(EX)
(1)を構成する各種機能部の内、本発明の実施形態に
関連ある機能部、即ち交換処理制御部(1A)、局/顧
客データ群(1B)、電話サービス部(1C)、受信伝
言格納部(1D)、電子メール通信制御部(1E)、音
声合成部(1C1)、電話ランプ制御部(1C2)、留
守番サービス部(1C3)、電子メール連携制御部(1
C4)および音声変換部(1C5)が、図1における伝
言変換転送手段(101)として示されている。
【0033】電子メール通信制御部(1E)はローカル
エリアネットワーク(LAN)(7)を経由して電子メ
ール装置(WS)(6)とのデータ送受信を制御する機
能部であり、留守番管理制御部(1A1)は留守番サー
ビス機能を制御する機能部であり、留守番条件データ
(1B1)は留守番登録の可否・登録状態・登録情報を
格納する機能部であり、留守番サービス部(1C3)は
留守番登録に関する電話サービスを行う機能部であり、
音声変換部(1C5)は伝言(MSA )を電子メール装
置(WS)(6)および端末装置(PC)(5)で処理
可能なディジタル情報に変換する機能部である。
【0034】また端末装置(PC)(5)を構成する各
種機能部の内、本発明の実施形態に関連ある機能部、即
ちメールシステム部(5A)、通信制御部(5B)、伝
言再生部(5C)、アドレス管理部(5D)および個別
DN対MAテーブル(5E)が、図1における伝言再生
手段(401)として示されている。
【0035】メールシステム部(5A)は通常の電子メ
ール(ML)以外に伝言(MSA )を処理する機能部で
あり、通信制御部(5B)は電子メール装置(WS)
(6)との間の通信を制御する機能部であり、伝言再生
部(5C)は電子メール装置(WS)(6)から電子メ
ール(ML)により転送される伝言(MSA )を音声形
式に再生する機能部であり、個別DN対MAテーブル
(5E)は個人用の加入電話機(2)の電話番号(D
N)と、対応する端末装置(PC)(5)のメールアド
レス(MA)とを管理する機能部である。
【0036】また電子メール装置(WS)(6)を構成
する各種機能部の内、本発明の実施形態に関連ある機能
部、即ち交換通信制御部(6A)、アドレス管理部(6
B)、共通DN対MAテーブル(6C)、登録状況管理
部(6D)、メール生成部(6E)、音声・メール発信
管理格納部(6F)、端末通信制御部(6G)、伝言デ
ータ管理部(6H)、伝言データ格納部(6I)および
呼制御部(6J)が、図1における対応登録手段(30
1)および伝言メール蓄積手段(302)として示され
ている。
【0037】交換通信制御部(6A)はローカルエリア
ネットワーク(LAN)(7)を経由して交換機(E
X)(1)との間の通信を制御する機能部であり、アド
レス管理部(6B)は共通DN対MAテーブル(6C)
の検索〔検索部(6B1)による〕、管理、メール発信
有無の管理を実行する機能部であり、共通DN対MAテ
ーブル(6C)は複数の端末装置(PC)(5)に共用
される加入電話機(2)の電話番号(DN)と、対応す
る端末装置(PC)(5)のメールアドレス(MA)と
を管理する機能部であり、メール生成部(6E)は不在
登録者の端末装置(PC)(51 )への送信メールを生
成する機能部であり、端末通信制御部(6G)はローカ
ルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由して端末
装置(PC)(5)との間の通信を制御する機能部であ
り、伝言データ格納部(6I)は交換機(EX)(1)
内で変換された伝言(MSD )を蓄積管理する機能部で
あり、呼制御部(6J)は交換機(EX)(1)に呼設
定を行わせる為の制御情報を生成する機能部である。
【0038】最初に、本発明の実施形態による留守番登
録処理を、図2乃至図9を用いて説明する。加入電話機
(21 )および端末装置(PC)(51 )の利用者が、
本発明の実施形態による留守番サービスおよび電子メー
ルサービスを利用する場合には、電子メール装置(W
S)(6)内の共通DN対MAテーブル(6C)に、図
4に示される如く、交換機(EX)(1)から加入電話
機(21 )に付与されている電話番号(DN21)と、電
子メールシステム(4)から端末装置(PC)(51
に付与されているメールアドレス(MA51)とを、事前
に対応させて登録して置く必要がある。
【0039】なお電話番号(DN)およびメールアドレ
ス(MA)の登録処理は、例えば電子メールシステム
(4)の管理者または保守者が、ディスプレイ(DS
P)(63)およびキーボード(KB)(64)により
実行するものとするが、利用者(21 1 )自身が、図
8(a) に例示される如き、電話番号(DN)およびメー
ルアドレス(MA)の新規登録用の特殊電子メール(M
DM)を編集して端末装置(PC)(51 )から送信
し、ローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経
由して電子メール装置(WS)(6)に転送することに
より、利用者(21 1 )自身が直接、共通DN対MA
テーブル(6C)に電話番号(DN21)とメールアドレ
ス(MA51)とを登録することも可能である。
【0040】加入電話機(21 )および端末装置(P
C)(51 )の利用者〔以後加入電話機(21 )および
端末装置(PC)(51 )の利用者を、利用者(21
1 )と称する、以下同様〕が、加入電話機(21 )を留
守状態とするに先立ち、加入電話機(21 )から発呼
し、留守番登録用特殊番号(SPNA )を選択する。
【0041】交換機(EX)(1)においては、交換処
理制御部(1A)が、加入電話機(21 )の発呼を検出
し、続いて送出される留守番登録用特殊番号(SP
A )を受信・分析した後、留守番管理制御部(1A
1)を起動する。
【0042】起動された留守番管理制御部(1A1)
は、電話サービス部(1C)内の留守番サービス部(1
C3)に設けられている電子メール連携制御部(1C
4)を起動する。
【0043】起動された電子メール連携制御部(1C
4)は、電子メール通信制御部(1E)およびローカル
エリアネットワーク(LAN)(7)を経由して電子メ
ール装置(WS)(6)に、交換処理制御部(1A)に
より検出済の発呼加入電話機(21 )の電話番号(DN
21)を転送する。
【0044】電子メール装置(WS)(6)において
は、アドレス管理部(6B)が、交換機(EX)(1)
からローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経
由して転送される電話番号(DN21)を、交換通信制御
部(6A)を介して受信すると、内蔵する検索部(6B
1)を起動する。
【0045】起動された検索部(6B1)は、共通DN
対MAテーブル(6C)を参照し、受信した電話番号
(DN21)がメールアドレス(MA)に対応して登録済
か否かを検索する。
【0046】検索の結果、電話番号(DN21)がメール
アドレス(MA51)に対応して登録済の場合には、電話
番号(DN21)に対応するメールアドレス(MA51)を
共通DN対MAテーブル(6C)から抽出し、抽出した
メールアドレス(MA51)を含む登録MA通知信号(A
K(MA51))を作成し、交換通信制御部(6A)およ
びローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由
して交換機(EX)(1)に返送する。
【0047】交換機(EX)(1)においては、電子メ
ール連携制御部(1C4)が、電子メール装置(WS)
(6)からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して返送される登録MA通知信号(AK
(MA51))を、電子メール通信制御部(1E)を介し
て受信すると、登録MA通知信号(AK(MA51))か
らメールアドレス(MA51)を抽出し、留守番管理制御
部(1A1)を介して音声合成部(1C1)に伝達す
る。
【0048】音声合成部(1C1)は、電子メール連携
制御部(1C4)から伝達されたメールアドレス(MA
51)を音声合成して登録MA確認ガイダンス(AN
1 (MA 51))を編集し、発呼加入電話機(21 )に返
送し、メールアドレス(MA51)が利用者(21 1
にとって正当なメールアドレスであるか否かを確認さ
せ、確認結果を示す操作の入力を促す。
【0049】利用者(21 1 )は、交換機(EX)
(1)から返送される登録MA確認ガイダンス(AN1
(MA51))を加入電話機(21 )により聴取し、メー
ルアドレス(MA51)の正当性を確認すると、加入電話
機(21 )を操作し、メールアドレス(MA51)の正当
性を示す登録MA確認信号(NAK)を交換機(EX)
(1)に送出する。
【0050】交換機(EX)(1)においては、留守番
サービス部(1C3)が、加入電話機(21 )から送出
された登録MA確認信号(NAK)を、交換処理制御部
(1A)および電話サービス部(1C)を介して受信す
ると、留守番管理制御部(1A1)を介して留守番条件
データ(1B1)に、加入電話機(21 )を留守番登録
状態に設定すると共に、電話サービス部(1C)内の電
話ランプ制御部(1C2)を制御し、加入電話機
(21 )に付加されている留守番登録中表示用ランプを
点灯させる。
【0051】更に留守番サービス部(1C3)は、電子
メール連携制御部(1C4)を起動し、メールアドレス
(MA51)の正当性を確認し、メールアドレス(M
51)に対して留守番登録を依頼する留守番登録依頼
(RQAA)を作成させ、電子メール通信制御部(1E)
およびローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を
経由して電子メール装置(WS)(6)に転送させる。
【0052】電子メール装置(WS)(6)において
は、登録状況管理部(6D)が、交換機(EX)(1)
からローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経
由して転送される留守番登録依頼(RQAA)を、交換通
信制御部(6A)を介して受信すると、音声・メール発
信管理格納部(6F)内の、メールアドレス(MA51
に対応する留守番登録フラグ(F6F1 )を登録状態〔例
えばF6F1 =論理“1”〕に設定した後、留守番登録完
了通知信号(AKAA)を作成し、交換通信制御部(6
A)およびローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して交換機(EX)(1)に返送する。
【0053】交換機(EX)(1)においては、電子メ
ール連携制御部(1C4)が、電子メール装置(WS)
(6)からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して返送される留守番登録完了通知信号
(AKAA)を、電子メール通信制御部(1E)を介して
受信すると、留守番管理制御部(1A1)を介して音声
合成部(1C1)に伝達する。
【0054】音声合成部(1C1)は、電子メール連携
制御部(1C4)から留守番登録完了通知信号(A
AA)を伝達されると、留守番登録完了ガイダンス(A
2 )を編集し、発呼加入電話機(21 )に返送し、留
守番登録の完了を利用者(21 1 )に通知する。
【0055】利用者(21 1 )は、交換機(EX)
(1)から返送される留守番登録完了ガイダンス(AN
2 (AA))を加入電話機(21 )により聴取し、加入
電話機(21 )が留守番登録されたことを確認し、留守
番登録要求呼を解放する。
【0056】なお、交換機(EX)(1)から電話番号
(DN21)を転送された電子メール装置(WS)(6)
において、検索部(6B1)が、共通DN対MAテーブ
ル(6C)を参照し、メールアドレス(MA)に対応し
て登録済の電話番号(DN21)を検索の結果、電話番号
(DN21)が未登録の場合には、電話番号(DN21)が
未登録であることを通知するDN未登録通知信号(NK
(NDN))を作成し、交換通信制御部(6A)および
ローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由し
て交換機(EX)(1)に返送する。
【0057】交換機(EX)(1)においては、電子メ
ール連携制御部(1C4)が、電子メール装置(WS)
(6)からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して返送されるDN未登録通知信号(NK
(NDN))を、電子メール通信制御部(1E)を介し
て受信すると、留守番管理制御部(1A1)を介して音
声合成部(1C1)を起動し、電話番号(DN21)が未
登録の為、留守番登録不能を通知するガイダンスの返送
を指示する。
【0058】起動された音声合成部(1C1)は、電話
番号(DN21)が未登録の為、留守番登録不能を通知す
るDN未登録ガイダンス(AN3 )を編集し、発呼加入
電話機(21 )に返送する。
【0059】利用者(21 1 )は、交換機(EX)
(1)から返送されるDN未登録ガイダンス(AN3
を加入電話機(21 )により聴取すると、留守番登録を
諦め、留守番登録要求呼を解放する。
【0060】また、利用者(21 1 )が、交換機(E
X)(1)から返送される登録MA確認ガイダンス(A
1 (MA51))を加入電話機(21 )により聴取し、
メールアドレス(MA51)の誤りを検出すると、加入電
話機(21 )を操作し、メールアドレス(MA51)の誤
りを示す登録MA否認信号(NNK)を交換機(EX)
(1)に送出する。
【0061】交換機(EX)(1)においては、留守番
サービス部(1C3)が、加入電話機(21 )から送出
された登録MA否認信号(NNK)を、交換処理制御部
(1A)および電話サービス部(1C)を介して受信す
ると、留守番登録要求呼を解放する。
【0062】なお誤りが検出されたメールアドレス(M
51)は、誤りを検出した利用者が、電子メールシステ
ム(4)の管理者または保守者に訂正を依頼することも
可能であるが、利用者(21 1 )自身が、図8(b) に
示される如き、共通DN対MAテーブル(6C)に登録
済のメールアドレス(MA)を訂正する為の特殊電子メ
ール(MLMA)を編集して端末装置(PC)(51 )か
ら送信し、ローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して電子メール装置(WS)(6)に転送
することにより、利用者(21 1 )自身が直接、共通
DN対MAテーブル(6C)の電話番号(DN21)に対
応するメールアドレス(MA51)を訂正することも可能
となる。
【0063】次に、本発明の実施形態による伝言録音処
理を、図2乃至図11を用いて説明する。加入電話機
(21 )が留守番登録された状態で、他の加入電話機
(22 )の利用者〔加入者22 〕が発呼し、加入電話機
(21 )の電話番号(DN21)を被呼者番号として選択
すると、交換機(EX)(1)においては、交換処理制
御部(1A)内の留守番管理制御部(1A1)が、局/
顧客データ群(1B)内の加入電話機(21 )に対応す
る留守番条件データ(1B1)を参照し、留守番登録済
であることを識別すると、電話サービス部(1C)内の
留守番サービス部(1C3)に設けられている電子メー
ル連携制御部(1C4)を起動する。
【0064】起動された電子メール連携制御部(1C
4)は、被呼電話番号(DN21)が電子メール装置(W
S)(6)内の共通DN対MAテーブル(6C)に、メ
ールアドレス(MA)と対応して登録済であり、且つ音
声・メール発信管理格納部(6F)に留守番登録済〔留
守番登録フラグ(F6F1 )=論理“1”〕であることを
確認する為に、電子メール通信制御部(1E)およびロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由して
電子メール装置(WS)(6)に、被呼者番号(D
21)を転送する。
【0065】電子メール装置(WS)(6)において
は、アドレス管理部(6B)が、交換機(EX)(1)
からローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経
由して転送される電話番号(DN21)を、交換通信制御
部(6A)を介して受信すると、内蔵する検索部(6B
1)を起動する。
【0066】起動された検索部(6B1)は、共通DN
対MAテーブル(6C)を参照し、受信した電話番号
(DN21)がメールアドレス(MA)に対応して登録済
か否かを検索する。
【0067】検索の結果、電話番号(DN21)がメール
アドレス(MA51)に対応して登録済の場合には、次に
登録状況管理部(6D)を起動する。起動された登録状
況管理部(6D)は、音声・メール発信管理格納部(6
F)をメールアドレス(MA51)により検索し、メール
アドレス(MA51)に対応する留守番登録フラグ(F
6F1 )が論理“1”に設定済であることを確認すると、
端末装置(PC)(51 )に対応する加入電話機
(21 )が、電子メールシステム(4)においても留守
番登録済であることを示す留守番登録済通知信号(AK
(DN21))を作成し、交換通信制御部(6A)および
ローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由し
て交換機(EX)(1)に返送する。
【0068】交換機(EX)(1)においては、電子メ
ール連携制御部(1C4)が、電子メール装置(WS)
(6)からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して返送される留守番登録済通知信号(A
K(DN21))を、電子メール通信制御部(1E)を介
して受信すると、留守番管理制御部(1A1)を介して
音声合成部(1C1)を起動し、加入電話機(21 )が
留守中であり、伝言(MS)の受付を通知する留守中伝
言録音ガイダンス(AN4 )の返送を指示する。
【0069】音声合成部(1C1)は、電子メール連携
制御部(1C4)からの指示に基づき、留守中伝言録音
ガイダンス(AN4 )を編集し、発呼加入電話機
(22 )に返送し、被呼加入電話機(21 )が留守中で
あり、必要あれば伝言(MSA )を受付可能であること
を通知する。
【0070】加入者(22 )が伝言(MSA )を送話す
ると、交換機(EX)(1)においては、電話サービス
部(1C)内の音声合成部(1C1)が、加入電話機
(22)から送出された伝言(MSA )を、交換処理制
御部(1A)を介して受信すると、電子メールシステム
(4)において処理可能なディジタル形式の伝言(MS
D )に変換し、電話サービス部(1C)に伝達する。
【0071】電話サービス部(1C)は、音声合成部
(1C1)から伝達された伝言(MS D )に、加入電話
機(22 )の電話番号(DN2 )を発信者電話番号(S
DN)とし、被呼加入電話機(21 )の電話番号(DN
1 )を着信者電話番号(DDN)として付加し、図5に
示す如き伝言データ(DMS)を生成し、受信伝言格納部
(1D)に一時的に格納する。
【0072】加入者(22 )が、伝言(MSA )を送信
し終わった後、加入電話機(21 )への発信呼を解放す
ると、交換処理制御部(1A)は電話サービス部(1
C)内の留守番サービス部(1C3)内の電子メール連
携制御部(1C4)を起動する。
【0073】起動された電子メール連携制御部(1C
4)は、受信伝言格納部(1D)に格納した伝言データ
(DMS)を抽出し、電子メール通信制御部(1E)およ
びローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由
して電子メール装置(WS)(6)に転送する。
【0074】電子メール装置(WS)(6)において
は、伝言データ管理部(6H)が、交換機(EX)
(1)からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して転送された伝言データ(DMS)を、交
換通信制御部(6A)を介して受信すると、伝言データ
格納部(6I)に蓄積する。
【0075】続いてアドレス管理部(6B)内の検索部
(6B1)が、伝言データ(DMS)に着信者電話番号
(DDN)として付加されている電話番号(DN21)を
抽出し、抽出した電話番号(DN21)により共通DN対
MAテーブル(6C)を検索し、電話番号(DN21)に
対応して登録済のメールアドレス(MA51)を検出す
る。
【0076】続いてメール生成部(6E)が、図6に示
される如き伝言通知用電子メール(MLMS)を作成し、
端末通信制御部(6G)およびローカルエリアネットワ
ーク(LAN)(7)を経由して端末装置(PC)(5
1 )に転送する。
【0077】伝言通知用電子メール(MLMS)には、図
6に示される如く、検索部(6B1)が共通DN対MA
テーブル(6C)から検出したメールアドレス(M
51)を着信者メールアドレス(DMA)とし、交換機
(EX)(1)から転送された伝言データ(DMS)であ
ることを示す発信者メールアドレス(SMA)と、伝言
データ(DMS)に含まれる発信者電話番号(SDN)
と、題名(SJT)〔音声メッセージ@94/02/20 12:2
0〕と、Content−Type(CTT)、即ち伝言データ格
納部(6I)における伝言データ(DMS)の所在場所
〔即ちファイル名〕〔例えばMessage/ External-Bod
y ,name= ”音声メッセージ@94/02/20 12:20”,site
= ”pbx-mgr.domain" 〕から構成される。
【0078】メール生成部(6E)は、伝言通知用電子
メール(MLMS)を端末装置(PC)(51 )に送信し
終わると、音声・メール発信管理格納部(6F)に送信
フラグ(F6F2 )を論理“1”に設定し、伝言通知用電
子メール(MLMS)を送信済状態に設定する。
【0079】なお共通DN対MAテーブル(6C)に、
電話番号(DN)に対応して利用者の名前も登録して置
くと、発信者電話番号(SDN)〔=電話番号(D
22)〕も対等するメールアドレス(MA)と共に共通
DN対MAテーブル(6C)に登録されていた場合に、
発信者電話番号(SDN)〔=電話番号(DN22)〕に
対応して登録済の名前を電子メール(ML)に含ませる
ことにより、端末装置(PC)(51 )で表示する受信
メール一覧に、発信者の名前を表示することも可能であ
る。
【0080】以上の処理が終了すると、電子メール装置
(WS)(6)は交換機(EX)(1)に対して完了通
知を返送する。以上で、留守番登録済の加入電話機(2
1 )に対する着信加入電話機(22 )から送出された伝
言(MSA )が、電子メール装置(WS)(6)に蓄積
され、端末装置(PC)(51 )に通知されたこととな
る。
【0081】なお、被呼加入電話機(21 )が留守番登
録操作を実行していなかった場合に、加入電話機
(22 )から発信した利用者が、電子メールによる伝言
送達用の特殊番号(SPNB )を選択すると、交換機
(EX)(1)においては、交換処理制御部(1A)が
加入電話機(22 )の発呼を検出し、続いて送出される
電子メールによる伝言送達用の特殊番号(SPNB )を
受信・分析した後、留守番管理制御部(1A1)を起動
する。
【0082】起動された留守番管理制御部(1A1)
は、電話サービス部(1C)内の留守番サービス部(1
C3)を起動する。起動された留守番サービス部(1C
3)は、留守番管理制御部(1A1)を介して音声合成
部(1C1)を起動する。
【0083】起動された音声合成部(1C1)は、電子
メールによる伝言送達先の着信者電話番号(DDN)の
送出を促すガイダンス(AN5 )を発呼加入電話機(2
2 )に返送し、着信者電話番号(DDN)の送出を促
す。
【0084】加入者(22 )は、交換機(EX)(1)
から返送される電子メールによる伝言送達先の着信者電
話番号(DDN)の送出を促すガイダンス(AN5 )を
加入電話機(22 )により聴取し、被呼加入電話機(2
1 )の電話番号(DN21)を着信者電話番号(DDN)
として、加入電話機(22 )を操作して送出する。
【0085】交換機(EX)(1)においては、交換処
理制御部(1A)がが、加入電話機(22 )から送出さ
れた電話番号(DN21)を受信すると、図9におけると
同様の過程で、留守番管理制御部(1A1)を起動す
る。
【0086】起動された留守番管理制御部(1A1)
は、電話サービス部(1C)内の留守番サービス部(1
C3)に設けられている電子メール連携制御部(1C
4)を起動する。
【0087】起動された電子メール連携制御部(1C
4)は、電子メール通信制御部(1E)およびローカル
エリアネットワーク(LAN)(7)を経由して電子メ
ール装置(WS)(6)に、交換処理制御部(1A)に
より検出済の発呼加入電話機(21 )の電話番号(DN
21)を転送する。
【0088】電子メール装置(WS)(6)において
は、アドレス管理部(6B)が、交換機(EX)(1)
からローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経
由して転送される電話番号(DN21)を、交換通信制御
部(6A)を介して受信すると、図9におけると同様の
過程で、内蔵する検索部(6B1)を起動する。
【0089】起動された検索部(6B1)は、共通DN
対MAテーブル(6C)を参照し、受信した電話番号
(DN21)がメールアドレス(MA)に対応して登録済
か否かを検索する。
【0090】検索の結果、電話番号(DN21)がメール
アドレス(MA51)に対応して登録済の場合には、電話
番号(DN21)に対応するメールアドレス(MA51)を
共通DN対MAテーブル(6C)から抽出し、抽出した
メールアドレス(MA51)を含む登録MA通知信号(A
K(MA51))を作成し、交換通信制御部(6A)およ
びローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由
して交換機(EX)(1)に返送する。
【0091】交換機(EX)(1)においては、電子メ
ール連携制御部(1C4)が、電子メール装置(WS)
(6)からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して返送される登録MA通知信号(AK
(MA51))を、電子メール通信制御部(1E)を介し
て受信すると、登録MA通知信号(AK(MA51))か
らメールアドレス(MA51)を抽出し、留守番管理制御
部(1A1)を介して音声合成部(1C1)に伝達す
る。
【0092】音声合成部(1C1)は、電子メール連携
制御部(1C4)から伝達されたメールアドレス(MA
51)を音声合成して登録MA確認ガイダンス(AN
1 (MA 51))を編集し、発呼加入電話機(22 )に返
送し、メールアドレス(MA51)が電子メールによる伝
言送達用の電子メールの送達先として正当なメールアド
レスであるか否かを確認させ、確認結果を示す操作の入
力を促す。
【0093】加入者(22 )は、交換機(EX)(1)
から返送される登録MA確認ガイダンス(AN1 (MA
51))を加入電話機(22 )により聴取し、メールアド
レス(MA51)の正当性を確認すると、加入電話機(2
2 )を操作し、メールアドレス(MA51)の正当性を示
す登録MA確認信号(NAK)を交換機(EX)(1)に
送出する。
【0094】交換機(EX)(1)においては、留守番
サービス部(1C3)が、加入電話機(22 )から送出
された登録MA確認信号(NAK)を、交換処理制御部
(1A)および電話サービス部(1C)を介して受信す
ると、図10におけると同様の過程で、加入電話機(2
2 )に留守中伝言録音ガイダンス(AN4 )を返送して
伝言(MSA )の送出を促し、加入電話機(22 )から
送出された伝言(MSA)を、電子メール装置(WS)
(6)へ転送して伝言データ格納部(6I)に格納さ
せ、更に伝言通知用電子メール(MLMS)を端末装置
(PC)(51 )へ転送させる。
【0095】次に、本発明による伝言の再生処理を、図
2乃至図12を用いて説明する。加入電話機(21 )を
留守番登録した利用者(21 1 )が、留守中に到着し
ている伝言(MSA )を聴取する為には、端末装置(P
C)(51 )を操作してメールシステム部(5A)を起
動する。
【0096】起動されたメールシステム部(5A)は、
電子メール装置(WS)(6)から通知されている新着
の電子メール(ML)を示す、図7に示される如き受信
メールリストを作成し、ディスプレイ(DSP)(5
3)に表示する。
【0097】受信メールリストの中には、電子メールシ
ステム(4)内の端末装置(PC)(5)相互間で転送
する電子メール(ML)と共に、電子メール装置(W
S)(6)から伝言通知用電子メール(MLMS)により
通知された伝言データ(DMS)の題名(SJT)も表示
されている。
【0098】利用者が、受信リストの中から伝言データ
(DMS)の題名(SJT)を指定すると、メールシステ
ム部(5A)は、電子メール装置(WS)(6)から伝
達された伝言通知用電子メール(MLMS)〔図6参照〕
をディスプレイ(DSP)(53)上に表示し、更に利
用者が、ディスプレイ(DSP)(53)上に表示され
ている伝言通知用電子メール(MLMS)の中からConte
nt−Type(CTT)を指定すると、メールシステム部
(5A)は、指定されたContent−Type(CTT)、即
ち電子メール装置(WS)(6)に蓄積済の伝言データ
(DMS)の転送を要求する伝言データ転送要求信号(R
Q(CTT))を作成し、通信制御部(5B)およびロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由して
電子メール装置(WS)(6)に転送する。
【0099】電子メール装置(WS)(6)において
は、伝言データ管理部(6H)が、端末装置(PC)
(51 )からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して転送される伝言データ転送要求信号
(RQ(CTT))を、端末通信制御部(6G)を介し
て受信すると、Content−Type(CTT)により指定さ
れた伝言データ(DMS)を伝言データ格納部(6I)か
ら抽出し、端末通信制御部(6G)およびローカルエリ
アネットワーク(LAN)(7)を経由して端末装置
(PC)(51 )へ、所定のプロトコルに従って転送し
た後、音声・メール発信管理格納部(6F)内の再生中
フラグ(F6F3 )を論理“1”に設定する。
【0100】端末装置(PC)(51 )においては、伝
言再生部(5C)が、電子メール装置(WS)(6)か
らローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由
して転送される伝言データ(DMS)を、通信制御部(5
B)を介して受信すると、伝言データ(DMS)からディ
ジタル形式に変換された伝言(MSD )を抽出し、音声
形式の伝言(MSA )に再生し、スピーカ(57)から
出力する。
【0101】伝言(MSA )を再生終了後、メールシス
テム部(5A)は、再生済の伝言(MSA )を消去する
か保存するかの選択を促す伝言消去/保存指定要求をデ
ィスプレイ(DSP)(53)上に表示する。
【0102】利用者(21 1 )が、ディスプレイ(D
SP)(53)またはキーボード(KB)(54)によ
り伝言(MSA )の消去を指定すると、メールシステム
部(5A)は伝言データ(DMS)の消去要求信号(CL
(DMS))を作成し、通信制御部(5B)およびローカ
ルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由して電子
メール装置(WS)(6)に転送し、また利用者(21
1 )が、ディスプレイ(DSP)(53)またはキー
ボード(KB)(54)により伝言(MSA )の保存を
指定すると、メールシステム部(5A)は伝言データ
(DMS)の保存要求信号(HL(DMS))を作成し、通
信制御部(5B)およびローカルエリアネットワーク
(LAN)(7)を経由して電子メール装置(WS)
(6)に転送する。
【0103】電子メール装置(WS)(6)において
は、伝言データ管理部(6H)が、端末装置(PC)
(51 )からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して転送される消去要求信号(CL
(DMS))を、端末通信制御部(6G)を介して受信す
ると、伝言データ格納部(6I)から伝言データ
(DMS)を消去した後、登録状況管理部(6D)が、音
声・メール発信管理格納部(6F)内の送信フラグ(F
6F2 )および再生中フラグ(F6F3 )を論理“0”に初
期化する。
【0104】また伝言データ管理部(6H)が、端末装
置(PC)(51 )からローカルエリアネットワーク
(LAN)(7)を経由して転送される保存要求信号
(HL(DMS))を、端末通信制御部(6G)を介して
受信すると、伝言データ格納部(6I)から伝言データ
(DMS)を蓄積状態の儘保持し、また登録状況管理部
(6D)が、音声・メール発信管理格納部(6F)内の
再生中フラグ(F6F3 )を論理“0”に初期化したのみ
で、送信フラグ(F6F2 )は論理“1”の儘に保持す
る。
【0105】伝言データ管理部(6H)は、以上の結果
を、ローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経
由して端末装置(PC)(51 )に通知する。利用者
(21 1 )が、留守番登録中に到着した伝言(M
A )を、端末装置(PC)(51 )により聴取した
後、伝言(MSA )の送信元に返信を希望する場合に
は、電子メールシステム(4)を経由して電子メール
(ML)により返信する場合と、交換機(EX)(1)
を経由して通話により返信する場合とが可能である。
【0106】最初に、電子メールシステム(4)を経由
して電子メール(ML)で返信する処理を、図13を用
いて説明する。利用者(21 1 )は、伝言通知用電子
メール(MLMS)をディスプレイ(DSP)(53)に
より参照した際に、発信者電話番号(SDN)〔=DN
22〕を認識可能であるが、発信者に対応する端末装置
(PC)(52 )の有無、並びに電子メールシステム
(4)から付与されている発信者メールアドレス(SM
A)は認識不能である。
【0107】そこで、利用者(21 1 )は、ディスプ
レイ(DSP)(53)またはキーボード(KB)(5
4)により、再生した伝言(MSA )の返信処理を選択
する操作を実行すると〔図13ステップS1〕、アドレ
ス管理部(5D)が内蔵する検索部(5D1)を起動
し、端末装置(PC)(51 )内に設けられている個別
DN対MAテーブル(5E)を参照する。
【0108】なお個別DN対MAテーブル(5E)に
は、端末装置(PC)(51 )の利用者個人に関連する
電話番号(DN)とメールアドレス(MA)とが登録さ
れている。
【0109】即ち個別DN対MAテーブル(5E)に
は、電子メール装置(WS)(6)が所有する共通DN
対MAテーブル(6C)に登録済の電話番号(DN)お
よびメールアドレス(MA)の中で、利用者(2
1 1 )に関連する一部が登録されていることとなる。
【0110】検索部(5D1)は、伝言(MSA )の発
信者電話番号(SDN)〔=DN22〕に対応して登録済
のメールアドレス(MA)を検索し〔ステップS2〕、
発信者電話番号(SDN)〔=DN22〕に対応して登録
済のメールアドレス〔例えば(MA52)を検出すると、
メールシステム部(5A)が、検出されたメールアドレ
ス(MA52)を返信の着信者メールアドレス(DMA)
として採用し、返送する電子メール(ML)の作成処理
を実行する〔ステップS8〕。
【0111】一方、アドレス管理部(5D)が、個別D
N対MAテーブル(5E)を検索した結果、発信者電話
番号(SDN)〔=(DN22)〕に対応するメールアド
レス(MA)を検出出来なかった場合には、共通DN対
MAテーブル(6C)を発信者電話番号(SDN)〔=
(DN22)〕で検索を要求する信号を作成し、通信制御
部(5B)およびローカルエリアネットワーク(LA
N)(7)を経由して電子メール装置(WS)(6)に
転送する〔ステップS4〕。
【0112】電子メール装置(WS)(6)において
は、アドレス管理部(6B)内の検索部(6B1)が、
伝言(MSA )の発信者電話番号(SDN)〔=D
22〕に対応して登録済のメールアドレス(MA)を共
通DN対MAテーブル(6C)から検索し、発信者電話
番号(SDN)〔=DN22〕に対応して登録済のメール
アドレス(MA)を検出すると、検出したメールアドレ
ス(MA)を、端末通信制御部(6G)およびローカル
エリアネットワーク(LAN)(7)を経由して端末装
置(PC)(51 )に返送するが、発信者電話番号(S
DN)〔=DN22〕に対応して登録済のメールアドレス
(MA)を検出出来なかった場合には、検索不成功を示
す信号を、端末通信制御部(6G)およびローカルエリ
アネットワーク(LAN)(7)を経由して端末装置
(PC)(51 )に返送する。
【0113】端末装置(PC)(51 )においては、メ
ールシステム部(5A)が、電子メール装置(WS)
(6)からローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して返送されるメールアドレス(MA)の
検索結果を受信し、該当するメールアドレス(MA)が
返送された場合には〔ステップS6〕、前述と同様に、
返送されたメールアドレス(MA)を返信の着信者メー
ルアドレス(DMA)として採用し、返送する電子メー
ル(ML)の作成処理を実行するが〔ステップS8〕、
該当するメールアドレス(MA)が検出されなかった場
合には〔ステップS6〕、メールシステム部(5A)
は、返信先のメールアドレス(MA)をキーボード(K
B)(54)等から入力して返信用の電子メール(M
L)を作成する〔ステップS7〕。
【0114】次に、交換機(EX)(1)を経由して通
話で返信する処理を、図14を用いて説明する。利用者
(21 1 )が、ディスプレイ(DSP)(53)また
はキーボード(KB)(54)により、再生した伝言
(MSA )の返信処理を、加入電話機(2 1 )から交換
機(EX)(1)を経由して通話で要求する操作を実行
すると、メールシステム部(5A)が呼データ生成部
(5F)を起動し、伝言通知用電子メール(MLMS)か
ら着信者メールアドレス(DMA)〔=(MA51)〕お
よび発信者電話番号(SDN)〔=(DN22)〕を抽出
して発呼命令(RQC (DMA、SDN))を作成し、
通信制御部(5B)およびローカルエリアネットワーク
(LAN)(7)を経由して電子メール装置(WS)
(6)へ転送する。
【0115】電子メール装置(WS)(6)において
は、呼制御部(6J)が、端末装置(PC)(51 )か
らローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由
して転送された発呼命令(RQC (DMA、SDN))
を、端末通信制御部(6G)を介して受信すると、アド
レス管理部(6B)内の検索部(6B1)を起動する。
【0116】起動された検索部(6B1)は、共通DN
対MAテーブル(6C)を参照し、着信者メールアドレ
ス(DMA)〔=(MA51)〕 に対応して登録済の電
話番号(DN21)を抽出すると、発信者電話番号(SD
N)として呼制御部(6J)に伝達する。
【0117】呼制御部(6J)は、端末装置(PC)
(51 )から転送された発信者電話番号(SDN)〔=
(DN22)〕を着信者電話番号(DDN)とし、検索部
(6B1)から伝達された発信者電話番号(SDN)
〔=(DN21)〕とを含む発呼命令(RQC (SDN、
DDN))を作成し、交換通信制御部(6A)およびロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由して
交換機(EX)(1)に転送する。
【0118】交換機(EX)(1)においては、留守番
サービス部(1C3)内の電子メール連携制御部(1C
4)が、電子メール装置(WS)(6)からローカルエ
リアネットワーク(LAN)(7)を経由して転送され
る発呼命令(RQC (SDN、DDN))を、電子メー
ル通信制御部(1E)を介して受信すると、電話サービ
ス部(1C)を起動する。
【0119】起動された電話サービス部(1C)は、発
信者電話番号(SDN)〔=(DN 21)〕を用いて加入
電話機(21 )に対して着信接続し、続いて着信者電話
番号(DDN)〔=(DN22)〕を用いて加入電話機
(22 )に対して着信接続し、両加入電話機(21 )お
よび(22 )が応答すると、両加入電話機(21 )およ
び(22 )間を接続する通話路を設定した後、電子メー
ル連携制御部(1C4)、電子メール通信制御部(1
E)およびローカルエリアネットワーク(LAN)
(7)を経由して電子メール装置(WS)(6)に、発
呼命令(RQC (SDN、DDN))の実行完了通知
(AKC )を返送する。
【0120】電子メール装置(WS)(6)において
は、呼制御部(6J)が、交換機(EX)(1)からロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経由して
返送される実行完了通知(AKC )を、交換通信制御部
(6A)を介して受信すると、受信した実行完了通知
(AKC )を、端末通信制御部(6G)およびローカル
エリアネットワーク(LAN)(7)を経由して端末装
置(PC)(51 )に転送する。
【0121】端末装置(PC)(51 )においては、呼
データ生成部(5F)が電子メール装置(WS)(6)
からローカルエリアネットワーク(LAN)(7)を経
由して返送された実行完了通知(AKC )を、通信制御
部(5B)を介して受信すると、再生した伝言(M
A )の返信処理を交換機(EX)(1)を経由して通
話で実行可能となったことを表示する。
【0122】以後利用者(21 1 )は、加入者
(22 )に対し、加入電話機(21 )、交換機(EX)
(1)および加入電話機(22 )により通話で返信可能
となる。以上の過程で、交換機(EX)(1)と電子メ
ール装置(WS)(6)、並びに電子メール装置(W
S)(6)が複数存在する場合の電子メール装置(W
S)(6)相互間のプロトコルを、図15に例示する
が、説明は省略する。
【0123】以上の説明から明らかな如く、本発明の実
施形態によれば、利用者(21 1)は、加入電話機
(21 )を留守番登録することにより、留守中の着信者
からの伝言(MSA )を、電子メール(ML)により受
信・蓄積し、端末装置(PC)(51 )に新着電子メー
ル(ML)として通知する為、利用者(21 1 )は、
新着電子メール(ML)の受信処理と言う統一操作を実
行するのみで、留守中の加入電話機(21 )に対する伝
言(MSA )も併せて再生可能となり、交換機(EX)
(1)による伝言(MS)と、電子メールシステム
(4)による電子メール(ML)とを個別に受信操作を
実行しなければならなかった従来ある交換機(EX)
(1)および電子メールシステム(4)に対して利便性
が大幅に向上する。
【0124】また端末装置(PC)(51 )により再生
した伝言(MSA )に対する返信を、交換機(EX)
(1)を経由して通話で実行する場合にも、端末装置
(PC)(51 )から発呼命令(RQC (DMA、SD
N))を入力することにより、加入電話機(21 )と
(22 )とによる交換機(EX)(1)を経由する通話
が可能となり、交換機(EX)(1)を経由する伝言
(MSA )に対する返信は加入電話機(21 )から加入
電話機(22 )へ発信し、電子メールシステム(4)を
経由する電子メール(ML)に対する返信は端末装置
(PC)(51 )から端末装置(PC)(52 )へ電子
メール(ML)を返送しなければならぬ従来ある交換機
(EX)(1)および電子メールシステム(4)に対し
て利便性が大幅に向上する。
【0125】なお、図2乃至図15はあく迄本発明の一
実施形態に過ぎず、例えば交換網(100)、電子メー
ルシステム〔即ち電子メール装置(300)、端末装置
(400)〕および通信網(500)、並びに各種デー
タ形式は図示されるものに限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。
【0126】
【発明の効果】以上、本発明によれば、交換網の加入電
話機と、電子メールシステムの端末装置とを併用する利
用者は、端末装置に着信する電子メールの他に、留守中
の加入電話機に着信する伝言も、同一端末装置で統一し
て受信可能となり、また伝言に対する返信も、端末装置
から相手の端末装置に電子メールで返信することも、ま
た端末装置からの操作により、併用する加入電話機から
相手の加入電話機に対して通話で返信することも可能と
なり、利用者に対する利便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による通信網構成図
【図3】 本発明の実施形態による通信網機能図
【図4】 DN対MAテーブル
【図5】 伝言データ
【図6】 伝言通知用電子メール
【図7】 受信メールリスト
【図8】 特殊電子メール
【図9】 図3における留守番登録処理
【図10】 図3における伝言録音処理(留守番登録
時)
【図11】 図3における伝言録音処理(留守番未登録
時)
【図12】 図3における伝言再生処理
【図13】 図3における電子メール返信処理
【図14】 図3における電話による返信処理
【図15】 交換機と電子メール装置との間のプロトコ
【図16】 従来ある交換機
【図17】 従来ある電子メールシステム
【符号の説明】
1 交換機(EX) 2、200 加入電話機 4 電子メールシステム 5、400 端末装置(PC) 6、300 電子メール装置(WS) 7 ローカルエリアネットワーク(LAN) 11 ネットワーク(NW) 12 中央制御装置(CC) 13 主記憶装置(MM) 14 補助記憶装置(FM) 15 加入者回路(SLC) 16 留守番電話部(AAN) 17、56、66 通信制御部(CCU) 1A 交換処理制御部 1A1 留守番管理制御部 1B 局/顧客データ群 1B1 留守番条件データ 1C 電話サービス部 1C1 音声合成部 1C2 電話ランプ制御部 1C3 留守番サービス部 1C4 電子メール連携制御部 1C5 音声変換部 1D 受信伝言格納部 1E 電子メール通信制御部 51 処理部(MPU) 52、62 記憶部(MEM) 53、63 ディスプレイ(DSP) 54、64 キーボード(KB) 55、65 補助記憶部(FM) 57 スピーカ 5A メールシステム部 5B 通信制御部 5C 伝言再生部 5D、6B アドレス管理部 5D1、6B1 検索部 5E 個別DN対MAテーブル 5F 呼データ生成部 61 処理部(CPU) 6A 交換通信制御部 6C 共通DN対MAテーブル 6D 登録状況管理部 6E メール生成部 6F 音声・メール発信管理格納部 6G 端末通信制御部 6H 伝言データ管理部 6I 伝言データ格納部 6J 呼制御部 100 交換網 101 伝言変換転送手段 301 対応登録手段 302 伝言メール蓄積手段 401 伝言再生手段 500 通信網

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番サービス機能を具備する交換網
    と、 相互に電子メールを送受信する複数の端末装置と、 前記端末装置が送信する電子メールを一旦格納し、宛先
    端末装置に配送する電子メール装置とを通信網により相
    互に接続し、 前記交換網に、前記加入電話機および前記端末装置を併
    用する利用者が、前記加入電話機を留守状態に設定した
    場合に、交換網を経由して着信した加入電話機から送信
    された伝言に、発信者電話番号および着信者電話番号を
    付加した伝言データを作成し、前記通信網を経由して前
    記電子メール装置に転送する伝言変換転送手段を設け、 前記電子メール装置に、前記加入電話機および前記端末
    装置を併用する利用者が、前記交換網に留守番サービス
    の利用を登録した場合に、前記利用者が利用する加入電
    話機の電話番号と、前記利用者が利用する端末装置のメ
    ールアドレスとを対応させて登録する対応登録手段と、 前記交換網から前記伝言データが、前記通信網を経由し
    て転送された場合に、前記対応登録手段を参照し、前記
    伝言データに付加されている着信者電話番号に対応して
    前記対応登録手段に登録済のメールアドレスを着信者メ
    ールアドレスとして抽出し、前記伝言データに付加して
    伝言メールを組立て蓄積すると共に、前記着信者メール
    アドレスに対応する端末装置に伝言メールの着信を通知
    する伝言メール蓄積手段とを設け、 前記端末装置に、前記電子メール装置から受信した前記
    伝言メールから前記伝言データを抽出し、音声形式の伝
    言に再生して送出する伝言再生手段を設けることを特徴
    とする電話伝言通知方式。
  2. 【請求項2】 前記対応登録手段は、前記加入電話機お
    よび前記端末装置を併用する利用者が、前記交換網に留
    守番登録を要求した場合に、前記利用者の使用する加入
    電話機の電話番号に対応させて登録済の前記メールアド
    レスを前記交換網を経由して前記加入電話機に返送し、
    該加入電話機の利用者に、併用する端末装置のメールア
    ドレスに相違無いことを確認させることを特徴とする請
    求項1記載の電話伝言通知方式。
  3. 【請求項3】 前記対応登録手段は、前記電話番号に対
    応して登録済のメールアドレスを、前記端末装置からメ
    ールアドレス変換用に定められた特定の電子メールを送
    信することにより変更可能とすることを特徴とする請求
    項1記載の電話伝言通知方式。
  4. 【請求項4】 前記端末装置は、受信した伝言メールに
    対する返信を、前記通信網を経由して前記端末装置相互
    間で電子メールを転送する方法と、前記交換網を経由し
    て加入電話機相互間で通話を行う方法とを選択可能とす
    ることを特徴とする請求項1記載の電話伝言通知方式。
  5. 【請求項5】 前記対応登録手段は、前記端末装置が受
    信した伝言メールに対する返信を前記端末装置相互間で
    電子メールを転送する方法で実行する場合に、前記伝言
    データに発信者電話番号として付加されていた電話番号
    に対応して登録済のメールアドレスを、前記返信用の電
    子メールの着信者メールアドレスとして検索することを
    特徴とする請求項2記載の電話伝言通知方式。
  6. 【請求項6】 前記対応登録手段は、前記端末装置が受
    信した伝言メールに対する返信を前記端末装置相互間で
    電子メールを転送する方法で実行する場合に、前記伝言
    データに発信者電話番号として付加されていた電話番号
    に対応して登録済のメールアドレスが検出されなかった
    場合に、前記端末装置から新たに入力されたメールアド
    レスを、前記返信用の電子メールの着信者メールアドレ
    スとして使用することを特徴とする請求項2記載の電話
    伝言通知方式。
  7. 【請求項7】 前記対応登録手段は、前記端末装置が受
    信した伝言メールに対する返信を前記加入電話機相互間
    で通話する方法で実行する場合に、前記伝言データに着
    信者メールアドレスとして付加されていたメールアドレ
    スに対応して登録済の電話番号を検索し、前記伝言デー
    タに発信者電話番号として付加されていた電話番号と共
    に前記交換網に伝達し、前記両電話番号により指定され
    る加入電話機間に前記返信用の通話路の設定を要求する
    ことを特徴とする請求項2記載の電話伝言通知方式。
  8. 【請求項8】 前記対応登録手段は、登録済の前記電話
    番号とメールアドレスとの対応の一部を、前記端末装置
    にも保有させることを特徴とする請求項1記載の電話伝
    言通知方式。
  9. 【請求項9】 前記伝言メール蓄積手段は、前記対応登
    録手段に前記メールアドレスに対応する電話番号が未登
    録の場合に、前記伝言の送信加入電話機から特定の番号
    を選択した後、前記着信者電話番号を選択することによ
    り、前記着信者電話番号に対応して前記対応登録手段に
    登録済メールアドレスを前記伝言の送信加入電話機の利
    用者に確認させた上、前記伝言メールの蓄積および通知
    を実行することを特徴とする請求項1記載の電話伝言通
    知方式。
  10. 【請求項10】 前記伝言メール蓄積手段は、前記端末
    装置により再生した後の伝言メールを消去するか保存す
    るかを、前記伝言メールを受信した端末装置からの指定
    により決定することを特徴とする電話伝言通知方式。
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