JP2010021757A - 留守番電話システム、それに用いられるメッセージ提供方法およびプログラム - Google Patents

留守番電話システム、それに用いられるメッセージ提供方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電話端末からのアクセスに限らずに、ユーザ操作により留守番メッセージに対する制御を行うことを可能にする。
【解決手段】留守番電話センタサーバが、留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有するメールボックス手段と、録音されたメッセージを音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成して該メッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させるメッセージ登録手段と、所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末からメールボックスに対する操作要求を受け付けるメールプロトコル処理手段と、ユーザの管理情報として電話番号とメールプロトコルにおけるユーザ識別子とユーザ認証用の情報とを対応づけて記憶するユーザ管理情報記憶手段とを含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して留守番電話サービスを提供する留守番電話システム、それに用いられるメッセージ提供方法およびメッセージ提供用プログラムに関する。
例えば、携帯電話システムの利用者に対して提供される留守番電話サービスとして、各携帯電話会社により提供される留守番電話サービスがある。各携帯電話会社により提供される留守番電話サービスを契約すると、契約者の携帯電話機が圏外にいたり電源が入ってなかったりしてかかってきた電話にでることができない場合に、その発信者が留守番電話センタにメッセージを録音することができるようになる。そして、契約者の携帯電話機が通話可能になったところで、留守番電話センタに電話をかけ、携帯電話機に対して所定の操作を実行することで録音されたメッセージを聞くことができる。
なお、関連する先行技術文献として、例えば、特許文献1がある。
特開2005−260855号公報
しかし、録音されたメッセージを再生するのに、音声回線での接続インタフェースしか有さない留守番電話サービスでは、録音されたメッセージ(以下、留守番メッセージという。)の内容を確認するために、音声回線により留守番電話センタ側へ接続を実施しなければならないという問題があった。また、複数の留守番メッセージがある場合に、順番に再生していかなければならないという問題や、再生しなければ誰からのメッセージかが分からないという問題もあった。また、留守番メッセージの確認や再生が、電話機以外の端末で行えないという問題があった。
例えば、留守番メッセージの対象となった電話番号をもつ電話端末以外の端末からも留守番電話メッセージの内容を確認できることがより好ましい。また、留守番メッセージの再生順序だけでなく、そのメッセージの内容を確認するか否か、保存するか否かといったメッセージに対する制御をユーザがある程度自由に行えることが好ましい。
そこで、本発明は、音声回線による留守番電話センタへの発呼をしなくても、再生前に留守番メッセージを残した人を特定でき、かつ留守番メッセージの対象となった電話番号をもつ電話端末からのアクセスに限らずにユーザ操作により留守番メッセージに対する制御を行うことができる留守番電話システム、それに用いられるメッセージ提供方法およびメッセージ提供用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による留守番電話システムは、電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して留守番電話サービスを提供する留守番電話システムであって、電話端末が着信に応答しない場合に発信者からのメッセージを録音するメッセージ録音手段を有する留守番電話センタサーバを備え、留守番電話センタサーバは、電話システムの利用者のうち少なくとも留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有するメールボックス手段と、メッセージ録音手段によって録音されたメッセージを音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成し、作成した電子メールを当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させるメッセージ登録手段と、所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理するメールプロトコル処理手段と、ユーザの管理情報として、少なくとも電話システムにおいて通話の際に宛て先情報として用いられる電話番号と、メールプロトコル処理手段が実装しているメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、該メールプロトコルにおけるユーザ認証用の情報とを対応づけて記憶するユーザ管理情報記憶手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明によるメッセージ提供方法は、電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して提供される留守番電話サービスにおいて録音されたメッセージを該当する利用者に提供するためのメッセージ提供方法であって、電話システムの利用者のうち少なくとも留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有するメールボックス手段を備えた留守番電話センタサーバが、予めユーザの管理情報として記憶されている電話システムにおいて通話の際に宛て先情報として用いられる電話番号と、所定のメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、該メールプロトコルにおけるユーザ認証用の情報とを対応づけた情報に基づいて、電話端末が着信に応答しない場合に録音された発信者からのメッセージを、音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成し、作成した電子メールを、当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させ、所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理することを特徴とする。
また、本発明によるメッセージ提供用プログラムは、電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して提供される留守番電話サービスにおいて録音されたメッセージを利用者に提供するためのメッセージ提供用プログラムであって、電話システムの利用者のうち少なくとも留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有する記憶装置を備えたコンピュータに、予めユーザの管理情報として記憶されている電話システムにおいて通話の際に宛て先情報として用いられる電話番号と、所定のメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、該メールプロトコルにおけるユーザ認証用の情報とを対応づけた情報に基づいて、電話端末が着信に応答しない場合に録音された発信者からのメッセージを、音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成する処理、作成した電子メールを、当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させる処理、および所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付ける処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、音声回線による留守番電話センタへの発呼をしなくても、再生前に留守番メッセージを残した人を特定でき、かつ留守番メッセージの対象となった電話番号をもつ電話端末からのアクセスに限らずにユーザ操作により留守番メッセージに対する制御を行うことができる。
以下、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明による留守番電話システムが備える留守番電話センタサーバの構成例を示すブロック図である。図1に示す留守番電話センタサーバ100は、電話端末が着信に応答しない場合に発信者からのメッセージを録音するメッセージ録音手段101の他に、メールボックス手段102と、メッセージ登録手段103と、メールプロトコル処理手段104と、ユーザ管理情報記憶手段105とを含む。
メールボックス手段102は、本留守番電話サービスを提供している電話システムの利用者のうち少なくとも留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有する記憶装置である。
メッセージ登録手段103は、メッセージ録音手段101によって録音されたメッセージを音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成し、作成した電子メールを当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させる。
また、メッセージ登録手段103は、録音されたメッセージをユーザ別に設定されている音声メディアファイルの形式に変換した上で、変換後の音声メディアファイルが添付され、かつヘッダ情報または本文に添付した音声メディアファイルの情報を有する電子メールを作成して、メールボックス手段の該当するユーザのメールボックスに保持させてもよい。
メールプロトコル処理手段104は、所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理する。
また、メールプロトコル処理手段104は、当該メールプロトコル処理手段104が実装しているメールプロトコルが、本留守番電話サービスを提供している電話システムで用いられる電話端末に共通して実装されているメールプロトコルである場合には、該電話システムの電話端末からであれば、実装しているメールプロトコルに沿って独自に定義された操作要求も受け付けるようにしてもよい。
ユーザ管理情報記憶手段105は、ユーザの管理情報として、少なくとも電話システムにおいて通話の際に宛て先情報として用いられる電話番号と、メールプロトコル処理手段が実装しているメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、該メールプロトコルにおけるユーザ認証用の情報とを対応づけて記憶する。
また、留守番電話センタサーバ100は、図2に示すように、さらにメッセージメール管理手段106を備えていてもよい。図2は、留守番電話センタサーバ100の他の構成例を示すブロック図である。
メッセージメール管理手段106は、録音されたメッセージが音声メディアファイルとして添付された電子メールをメールボックスにより管理する。例えば、メールプロトコル機能手段104が、所定のメールプロトコルに従って端末から受け付けたメールボックスに対する操作要求の実行をメッセージメール管理手段106に要求するようにし、メッセージメール管理手段106は、メールプロトコル処理手段104からの要求に基づき、メールボックスに対する各種操作を行ってもよい。
また、異なるメールプロトコルを実装している複数のメールプロトコル処理手段104(104A,104B)を備える場合には、各メールプロトコル処理手段104は、所定のメールプロトコルに従って端末から受け付けたメールボックスに対する操作要求を、内部コマンドに変換してメッセージメール管理手段106に通知するようにし、メッセージメール管理手段106は、各メールプロトコル処理手段104から通知される内部コマンドに従って、メールボックスに対する各種操作を行ってもよい。
また、図2に示すように、留守番電話センタサーバ100は、さらにメッセージ通知手段107を備えていてもよい。メッセージ通知手段107は、メールボックスに新たなメールが保持された旨を、そのユーザが本留守番電話サービスを提供している電話システムで用いている電話端末に、該電話システムにおけるメッセージ通知プロトコルを利用して通知する。例えば、携帯電話システムであれば、ショートメッセージプロトコルを利用してショートメッセージで通知してもよい。
実施形態1.
以下、より具体的な実施形態について説明する。図3は、留守番電話システムの構成例を示す説明図である。図3に示す留守番電話システムは、ある通信事業者による携帯電話システムに適用した場合の留守番電話システムの例であって、留守番電話センタ10と、携帯電話機20と、パーソナルコンピュータ(以下、PCという。)30とを備える。
留守番電話センタ10は、具体的には1つ以上のサーバ装置によって実現されるサーバシステムであって、図3に示すように、携帯電話網における音声回線インタフェースを有するとともに、ネットワーク40に接続されるデータ回線インタフェースを有している。なお、携帯電話機20およびPC30もネットワーク40に接続されるデータ回線インタフェースを有しており、留守番電話センタ10と携帯電話機20とPC30とはネットワーク40を介して接続される。また、図示省略しているが、携帯電話機20は、基地局と無線通信を行うことにより携帯電話網に接続される。
また、留守番電話センタ10は、メッセージメール管理部11と、メッセージ録音部12と、メッセージ再生部13と、メッセージ登録部14と、メッセージ通知部15と、メールプロトコル機能部16と、メールボックス部17と、ユーザ管理情報記憶部18とを備える。
メッセージメール管理部11は、留守番メッセージをメールボックスにより管理する。メッセージメール管理部11は、いわゆるメールサーバにおけるコマンド処理の実体を実装し、留守番メッセージが音声メディアファイルとして添付されたメールをユーザ別のメールボックスに登録したり、メールボックスの登録状況をユーザに通知したり、メールを読み出す等のメールボックスに対する各種操作を取りまとめて行う。また、各処理部(メールプロトコル機能部16やメッセージ再生部13)からの各メールに対するアクセス状況を管理し、排他制御や、音声メッセージとしての再生有無等の判定を行ってもよい。また、バックアップ処理による同期制御を行うことも可能である。なお、メッセージメール管理部11は、図2に示したメッセージメール管理手段106に相当する処理部である。
メッセージ録音部12は、音声メッセージを録音する。メッセージ録音部12は、例えば、当該システムが適用される携帯電話網において、ある携帯電話機への発信が行われた場合に、その携帯電話機が所定時間内に着信を受理しなかった場合に、回線制御装置等からの指示によって、その発信元端末との通話用に割り当てられた音声回線上に流れる発信元端末からの音声メッセージを録音する。メッセージ録音部12は、留守番メッセージを受け付ける旨のメッセージを流した上で、発信元端末からの音声メッセージを録音してもよい。なお、メッセージ録音部12は、図1に示したメッセージ録音手段101に相当する処理部である。
メッセージ再生部13は、携帯電話機等の本留守番電話サービスを契約している利用者が使用している電話端末からの要求に応じて、録音された音声メッセージである留守番メッセージを再生する。メッセージ再生部13は、例えば、音声回線を用いて電話端末から送信される再生コマンド等に従い、メールの添付ファイルとして保持されている留守番メッセージをメールボックスから読み出し、音声に変換して出力することにより再生する。なお、実際のメールボックスに対する操作は、メッセージメール管理部11を介して行われることが好ましい。
メッセージ登録部14は、留守番メッセージおよびそれに関する情報を、音声データを添付ファイルにもつメールにしてユーザ別メールボックスに保存する(記憶させる)。メッセージ登録部14は、例えば、宛て先情報として留守番メッセージの対象となった利用者のメールプロトコルにおけるユーザ識別子を有するとともに、その他のヘッダ情報や本文にその留守番メッセージに関する他の情報(録音者の電話番号、録音時間、音声コーデック情報等)を有し、かつ添付ファイルとしてその留守番メッセージの音声データが添付されたメールを新規に作成し、その作成したメールの宛て先情報に従って、該当するユーザのメールボックスに保存すればよい。なお、メッセージ登録部14は、図1に示したメッセージ登録手段103に相当する処理部である。
なお、本システムにおいて、メッセージ登録部14とメールボックス部17とが異なるサーバ装置によって実現されている場合には、例えば、メールボックス部17を具備しているサーバ装置が本システム用のメールサーバであるとして、メッセージ登録部14は、メール送信プロトコルを用いて作成したメールを本システム用のメールサーバ宛てに送信することにより、メールボックス部17の該当するユーザのメールボックスに登録されるようにしてもよい。
メッセージ通知部15は、留守番メッセージが保存された旨をその通話の発信先である携帯電話機に通知する。メッセージ通知部15は、例えば、携帯電話網が提供する通信機能の1つであるショートメッセージを利用して、留守番メッセージが保存された旨を通知してもよい。なお、メッセージ通知部15による通知は、発信先の携帯電話機が利用可能になったときに、すばやく音声メッセージの有無を知ることができるようにするための機能であって、例えば、ユーザからの設定により通知有無を選択できるようにしてもよい。なお、メッセージ通知部15は、図2に示したメッセージ通知手段107に相当する処理部である。
メールプロトコル機能部16は、所定のメールプロトコルに従い、メールクライアントを実装した端末からのメールボックスに対する操作要求を、ユーザ認証を行った上で受け付けて処理し、必要に応じて応答を行うプロトコル制御の実行部である。なお、実際のメールボックスに対する操作は、メッセージメール管理部11を介して行われることが好ましい。メールプロトコル機能部16は、例えば、端末から送信されるメッセージがどのような要求であるかを所定のメールプロトコルに基づき解析し、その要求内容をメッセージメール管理部11に処理させ、その結果を所定のメールプロトコルの応答メッセージにして返信すればよい。なお、メールプロトコル機能部16は、図1に示したメールプロトコル処理手段104に相当する処理部である。
メールボックス部17は、ユーザ別にそのユーザ宛てのメール(本実施形態では、そのユーザに対する留守番メッセージが音声メディアファイルとして添付されたメール)を保持しておくための記憶領域(すなわち、メールボックス)が確保されている記憶装置である。留守番メッセージをメールにし、ユーザ別に確保されているメールボックスで保持するとともに、これらメールに対するアクセスインタフェースを提供することによって、個々のユーザに対して留守番メッセージの取り込み等の制御がメールクライアントによる自由裁量において可能になる。なお、メールボックス部17は、図1に示したメールボックス手段102に相当する記憶装置である。
ユーザ管理情報記憶部18は、ユーザの管理情報を記憶する。本実施形態では、少なくとも携帯電話網における通話の宛先情報である電話番号と、メールプロトコル機能部16が実装しているメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、認証用パスワードとを対応づけて記憶する。なお、認証用パスワードは、メールプロトコル機能部16が用いるメールプロトコルにおけるユーザ認証に用いる情報であればよく、必ずしもパスワードに限らない。採用するプロトコルによっては、電子証明書である場合も考えられる。また、メールプロトコルにおけるユーザ識別子は、当該留守番電話センタ10においてユーザを識別できる情報であればよく、電話番号をそのまま用いることも可能である。なお、ユーザ管理情報記憶部18は、図1に示したユーザ管理情報記憶手段105に相当する記憶装置である。
なお、本実施形態において、メッセージメール管理部11は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。また、メッセージ録音部12やメッセージ再生部13は、音声を符号化または復号化するための回路群およびそれを制御するCPUによって実現される。また、メッセージ登録部14、メッセージ通知部15、メールプロトコル機能部16は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。なお、メッセージ録音部12、メッセージ再生部13、メッセージ通知部15については、さらに携帯電話網とのインタフェース部を含めて実装される場合も考えられる。また、メールプロトコル機能部16は、さらにデータ通信を行うためのプロトコルスタックやネットワークとのインタフェース部を含んで実装される場合も考えられる。
また、メールボックス部17、ユーザ管理情報記憶部18は、メモリやデータベースシステムといった記憶装置によって実現される。
また、携帯電話機20およびPC30には、所定のメールプロトコルを用いてメールサーバにアクセスするためのメールクライアント・アプリケーション(以下、単にメールクライアントという。)21,31がそれぞれインストールされているものとする。
以下、本実施形態の動作を説明する。まず、留守番メッセージの登録動作について図4を参照して説明する。図4は、本実施形態の留守番電話システムにおける留守番メッセージの登録動作の一例を示すシーケンス図である。図4に示す例では、ユーザαが使用する電話端末を電話端末αとして示し、ユーザβが使用する携帯電話機を携帯電話機βとして示している。ここで、少なくともユーザβは、本留守番電話システムが適用される携帯電話システムにおいて留守番電話サービスに加入しているものとする。
図4に示すように、当該システムが適用される携帯電話網において、ユーザαが操作する電話端末αから、ユーザβに対して割り当てられている携帯電話番号宛てに発信が行われたとする(ステップS101)。このとき、ユーザβの携帯電話番号の使用端末である携帯電話機βが、圏外等により着信を受理しなかったとする。留守番電話センタ10では、メッセージ録音部12が、図示しない回線制御装置等からの指示により、その電話端末αからの音声メッセージを録音する(ステップS102)。
メッセージ録音部12によって音声メッセージが録音されると、その旨の通知を受けたメッセージ登録部14は、その録音された音声メッセージ(留守番メッセージ)およびそれに関する情報を、音声データを添付ファイルにもつメールにしてユーザ別メールボックスに保存する(ステップS103)。メッセージ登録部14は、例えば、送信元情報として留守番メッセージが登録された通話の発信元の電話番号を有し、宛て先情報として該通話の発信先の電話番号を有し、添付ファイルとしてその留守番メッセージの音声データが添付されたメールを作成し、作成したメールをその宛て先情報で示される電話番号をユーザ識別子にして特定されるメールボックス部17上のユーザ別のメールボックスに記憶させる。
なお、メッセージ登録部14は、作成したメールをメッセージメール管理部11に引き渡して登録を依頼することによって、メッセージメール管理部11にメールボックスへの登録を行わせてもよい。このとき、該メールに対してユニークな識別子(以下、UIDという。)が割り当てられるとともに、該メールのステータス情報が生成されるようにしてもよい。
次に、メッセージ通知部15は、メールボックスに新たな留守番メッセージが保存されたことを受けて、その旨を発信先である携帯電話機β宛てのショートメッセージを送信することにより通知する(ステップS104)。メッセージ通知部15は、例えば、メッセージメール管理部11からの指示に従い、携帯電話機β宛てのショートメッセージを作成し、携帯電話網に対して送出すればよい。
以上の動作により、留守番メッセージは、その留守番メッセージを音声メディアファイルとして添付するメール形式に変換されてメールボックス上で管理されるようになる。
次に、留守番メッセージの確認動作について図5および図6を参照して説明する。図5および図6は、本実施形態の留守番電話システムにおける留守番メッセージの確認動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図5に示す例は、携帯電話機を用いて留守番メッセージを確認する場合の動作例である。また、図6に示す例は、パーソナルコンピュータを用いて留守番メッセージを確認する場合の動作例である。
例えば、ユーザβは、自分宛の留守番メッセージを携帯電話機βから確認したい場合には、携帯電話機βにインストールされているメールクライアント・アプリケーションを操作して、本システム用のメールサーバとしての留守番電話センタ10に対して、所定のメールプロトコル(例えば、POP,IMAP等)によりアクセスする(ステップS201)。なお、留守番電話センタ10では、当該留守番電話センタ10を具体的に構成している装置のうち少なくともメールプロトコル機能部16を実現している装置がメールサーバとしてネットワーク40上に公開されていればよい。
留守番電話センタ10では、メールプロトコル機能部16が、所定のメールプロトコルに従い、携帯電話機βのメールクライアント21からのアクセスを待ち受けている。メールプロトコル機能部16は、メールクライアントからのアクセスを検出すると、まずユーザ認証を行う(ステップS202)。
ユーザ認証は、例えば、アクセスコマンドに含まれるユーザ識別子とパスワードの組が、ユーザ管理情報記憶部18に登録されているユーザ識別子と認証用パスワードの組みと一致するか否かを判定することにより行う。メールプロトコルによっては、複数シーケンスに渡るメッセージのやりとりによって、アクセスしてきたユーザが正しいユーザであることを確認する方法をとることも考えられる。なお、メールプロトコルに従った認証方法であれば、どのような方法であってもよい。
ユーザ認証に成功すれば(ステップS202のYes)、メールプロトコル機能部16は、引き続き同コネクション上で、メールプロトコルによる携帯電話機βからの操作コマンドを待ちうける。なお、メールプロトコル機能部16は、メールプロトコルにおける正規のコマンド以外のコマンドを受け付けることも可能である。例えば、メールプロトコルにおける正規のコマンドに真似た形式で別途規定したコマンドを待ち受けて処理することも可能である。
一方、携帯電話機βは、一連の操作コマンドとして、例えば、ユーザ認証実施後に、当該ユーザのメールボックスに保存されているメールの件数の確認をしたり、未読メールのヘッダ情報の一覧を取得したり、メール本体の取り込みを実施するためのコマンドを送信する。
以下に、メッセージを確認するための一連の操作コマンドの例を示す。例えば、携帯電話機βのメールクライアント21は、所定のメールプロトコルに従って、当該メールクライアント21に設定されているユーザのメールボックスに保持されているメール(ここでは、留守番メッセージが音声メディアファイルとして添付されているメール)のうち未読件数を確認するコマンドを送信する(ステップS203)。
留守番電話センタ10では、メールプロトコル機能部16がそのコマンドを受信し、コマンドの種別に応じて所定の処理を行う。メールの件数を確認する旨のコマンドであれば、接続中のユーザのメールボックスに現在保持されているメールのうち携帯電話機βによってまだ取得されていないメール(すなわち、未読メール)の件数を確認し、その結果を付加した応答コマンドを要求元の携帯電話機βに送信すればよい(ステップS204)。なお、未読メールの件数は、例えば、各メールのステータス情報(IMAP4であれば、識別属性)として未読か否かを示すフラグを保持しておき、各メールのフラグ値を確認することにより、確認すればよい。
なお、メールプロトコルが提供しているコマンドの種類によっては、未読か否かをメールサーバ側で管理せずに、メールクライアント側でメールサーバに保存されているメールの件数やヘッダ情報を取得し、自身が保持しているメールのヘッダ情報と比較することにより判断する場合もある。
応答コマンドを受信した携帯電話機βのメールクライアント21は、例えば、未読メールの件数分、メールの取り込みコマンド(ダウンロードコマンド)を送信する(ステップS205)。
留守番電話センタ10では、メールプロトコル機能部16がそのコマンドを受信し、コマンドの種別に応じて所定の処理を行う。メールの取り込みを要求する旨のコマンドであれば、接続中のユーザのメールボックスに現在保持されているメールのうち携帯電話機βによって指定されたメールを読み出して、その内容を付加した応答コマンドを要求元の携帯電話機βに送信すればよい(ステップS206)。なお、どのメールを取り出すかは、例えば、先に取得したヘッダ情報に記載されているメールのUIDを用いて指定できる。
この他にも、例えば、フォルダの作成や、フォルダ間の移動、ファイルの削除等のコマンド処理を実装してもよい。
以上の動作により、携帯電話機βに留守番メッセージが音声メディアファイルとして添付されたメールがダウンロードされる。携帯電話機βのメールクライアント21は、受信したメールを自端末上のメールボックスに保存し、受信したメールの情報を一覧形式等により表示する(ステップS207)。
携帯電話機βのユーザβは、受信したメールの情報を確認した上で、再生したいメッセージが添付されているメールを選択して、そのメールに添付されている音声メディアファイルを再生するための操作を行えばよい。例えば、携帯電話機βのメールクライアント21がこの操作を受け付けて、OSを介して音声再生用のコーデック部等に指定された音声メディアファイルを出力することにより、所望の留守番メッセージを再生させる(ステップS208)。
また、例えば、ユーザβは、PCβから自分宛の留守番メッセージを確認したいとする。このような場合には、図6に示すように、PCβにインストールされているメールクライアント・アプリケーションを操作して、本システム用のメールサーバとしての留守番電話センタ10に対して、所定のメールプロトコル(例えば、POP,IMAP等)によりアクセスすればよい(ステップS301)。
なお、図6に示すように、PCβを用いて留守番電話センタ10にアクセスする場合であっても、基本的な動作は、携帯電話機βを用いて留守番電話センタ10にアクセスする場合と同様である。すなわち、図4に示すステップS201〜S208と、図5に示すステップS301〜308の動作は利用者側の端末が異なるだけで同様である。仮に、携帯電話機βのメールクライアント21で実装しているメールプロトコルと、PCβのメールクライアント31で実装しているメールプロトコルが異なる場合には、留守番電話センタ10が、それぞれのメールプロトコルに対応したメールプロトコル機能部16を備えればよい。
なお、メールプロトコル毎に、要求できる処理が異なる場合もありうるが、そのような場合には、各メールプロトコルで要求できる処理内容に対応させた内部コマンドを定義しておき、各メールプロトコル機能部16は、受け付けた操作内容を内部コマンドに変換してメッセージメール管理部11に通知するようにすればよい。
メッセージメール管理部11では、各メールプロトコル処理手段104から通知される内部コマンドに従って、メールボックスに対する各種操作を行えばよい。メールボックス内に振り分け用のフォルダを生成可能なプロトコルとそうでないプロトコルとを併存させる場合には、例えば、データベースシステム上において実メールボックスとの整合性をとりつつ仮想メールボックスとして各プロトコル別のメールボックスの状態を保持させるといった方法により、プロトコル間の整合性を保つようにすればよい。
実施形態2.
また、図7に、留守番電話センタ10の他の構成例を示す。図7に示すように、例えば、既存の留守番電話センタと組み合わせて、本発明による留守番電話センタ10を構築することも可能である。図7に示す留守番電話センタ10は、従来のように音声でのメッセージ提供を行う音声用留守番電話センタ10aと、メール用留守番電話センタ10bと、これら2つのセンタから共通で利用されるユーザ管理情報記憶部18とによって構成される。
音声用留守番電話センタ10aは、メッセージ管理部12と、メッセージ録音部13と、メール作成部141と、メッセージボックス部17aとを含む。なお、メール作成部141以外の処理部は、一般的な留守番電話センタに含まれる処理部である。
本例では、メッセージ管理部12は、音声データのままメッセージをメッセージボックス部17aにより管理する。なお、メッセージ管理部12は、メッセージボックスに対する操作を受け付けて処理する機能を有し、その一部には、上述のメッセージ再生部12の機能であるメッセージの再生処理も含まれる。
また、メール作成部141は、上述のメッセージ登録部14の一機能として実装され、メッセージ録音部13によって録音されたメッセージ(留守番メッセージ)を音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成し、メール用留守番電話センタ10bに送信する。
また、メッセージボックス部17aは、留守番電話サービスに加入している利用者別に、メッセージボックスとして該利用者に向けて録音されたメッセージ(留守番メッセージ)である音声データを保持するための記憶領域を有する記憶装置である。
一方、メール用留守番電話センタ10bは、メール登録部142と、メールボックス部17と、メッセージメール管理部11と、メールプロトコル機能部16と、メールボックス部17とを含む。
本例では、メール登録部142は、上述のメッセージ登録部14の一機能として実装され、音声用留守番電話センタ10aのメール作成部141から送信された留守番メッセージが音声メディアファイルとして添付された電子メールを受信し、受信した電子メールを当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させる。なお、どのユーザのメールボックスに保持させるかは、電子メールのヘッダ情報に付与されているあて先情報によって示されるユーザ識別子により判断すればよい。
以上のように、本実施形態によれば、留守番メッセージの内容を確認するために、音声回線により留守番電話センタ側へ接続を実施しなくても、留守番メッセージの内容を確認することが可能である。また、複数の留守番メッセージがある場合であっても、メールクライアント・アプリケーションを操作するだけで、ユーザがその再生順序や再生有無を自由に選択することができる。また、メールのヘッダ情報により、再生する前に誰からのメッセージかといった情報を知ることも可能である。また、留守番メッセージの対象となった電話番号をもつ電話端末に限らず、電話端末以外の端末からでも、録音メッセージの確認や再生を行うことが可能である。
また、図7に示す例では、メール用留守番電話センタ10aが2つのメールプロトコル機能部16(16−1,16−2)を備える例を示している。
メールプロトコル機能部16−1は、IMAP4(Internet Mail Access Protocol version 4 )対応のメールプロトコル機能部16であって、IMAP4に従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理する。
また、メールプロトコル機能部16−2は、POP3(Post Office Protocol version 3)対応のメールプロトコル機能部16であって、POP3に従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理する。
本例では、各メールプロトコル機能部16は、それぞれIMAP4やPOP3に従って端末から受け付けたメールボックスに対する操作要求を、内部コマンドに変換してメッセージメール管理部11に通知する。メッセージメール管理部11は、各メールプロトコル機能部16から通知される内部コマンドに従って、メールボックス部17上のメールボックスに対する各種操作を行えばよい。
または、メッセージメール管理部11は、メールボックス上のメールに対する操作を行うための手続きを提供するに留め、各メールプロトコル機能部16が、それぞれメッセージメール管理部11により提供される手続きを利用して、メールボックスに対する操作を行うことも可能である。
また、本例のように、既存の留守番電話センタ(音声用留守番電話センタ10a)を利用する場合、メール作成部141またはメール登録部142に、ヘッダ情報の編集機能や音声ファイルのデコードおよびエンコード機能を追加してもよい。より具体的には、本留守電話サービスを提供している電話システムに応じて、音声メディアファイルの形式を変換したり、ヘッダ情報にシステム固有の情報を付加するといった機能を追加してもよい。このような機能を有することで、例えば、当該電話システムに用いられる本サービス対応の電話端末で確実に再生可能にすることができる。なお、他の点に関しては、図3に示した留守番電話センタ10と同様である。
本発明は、留守番メッセージに限らず、電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して、データを保存し、かつ保存したデータを提供する用途に好適に適用可能である。
本発明による留守番電話システムが備える留守番電話センタサーバの構成例を示すブロック図である。 留守番電話センタサーバの他の構成例を示すブロック図である。 本発明による留守番電話システムの構成例を示すブロック図である。 本発明による留守番電話システムの動作(メッセージ登録動作)の一例を示すシーケンス図である。 本発明による留守番電話システムの動作(メッセージ確認動作)の一例を示すシーケンス図である。 本発明による留守番電話システムの動作(メッセージ確認動作)の一例を示すシーケンス図である。 本発明による留守番電話システムの他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100 留守番電話センタサーバ
101 メッセージ録音手段
102 メールボックス手段
103 メッセージ登録手段
104 メールプロトコル処理手段
105 ユーザ管理情報記憶手段
106 メッセージメール管理手段
107 メッセージ通知手段
10 留守番電話センタ(サーバシステム)
11 メッセージメール管理部
12 メッセージ録音部
13 メッセージ再生部
14 メッセージ登録部
15 メッセージ通知部
16 メールプロトコル機能部
17 メールボックス部
18 ユーザ管理情報記憶部
20 携帯電話機
21 メールクライアント
30 PC
31 メールクライアント
40 ネットワーク

Claims (10)

  1. 電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して留守番電話サービスを提供する留守番電話システムであって、
    電話端末が着信に応答しない場合に発信者からのメッセージを録音するメッセージ録音手段を有する留守番電話センタサーバを備え、
    前記留守番電話センタサーバは、
    前記電話システムの利用者のうち少なくとも留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有するメールボックス手段と、
    前記メッセージ録音手段によって録音されたメッセージを音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成し、作成した電子メールを当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させるメッセージ登録手段と、
    所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理するメールプロトコル処理手段と、
    ユーザの管理情報として、少なくとも前記電話システムにおいて通話の際に宛て先情報として用いられる電話番号と、前記メールプロトコル処理手段が実装しているメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、該メールプロトコルにおけるユーザ認証用の情報とを対応づけて記憶するユーザ管理情報記憶手段とを含む
    ことを特徴とする留守番電話システム。
  2. 留守番電話センタサーバは、メールボックスに新たなメールが保持された旨を、そのユーザが本留守番電話サービスを提供している電話システムで用いている電話端末に、該電話システムにおけるメッセージ通知プロトコルを利用して通知するメッセージ通知手段を含む
    請求項1に記載の留守番電話システム。
  3. 録音されたメッセージが音声メディアファイルとして添付された電子メールをメールボックスにより管理するメッセージメール管理手段を含み、
    メールプロトコル処理手段は、所定のメールプロトコルに従って端末から受け付けたメールボックスに対する操作要求の実行を前記メッセージメール管理手段に要求し、
    前記メールメッセージ管理手段は、前記メールプロトコル処理手段からの要求に基づき、メールボックスに対する各種操作を行う
    請求項1または請求項2に記載の留守番電話システム。
  4. 異なるメールプロトコルを実装している複数のメールプロトコル処理手段を含み、
    各メールプロトコル処理手段は、所定のメールプロトコルに従って端末から受け付けたメールボックスに対する操作要求を、内部コマンドに変換してメッセージメール管理手段に通知し、
    メッセージメール管理手段は、前記各メールプロトコル処理手段から通知される内部コマンドに従って、メールボックスに対する各種操作を行う
    請求項3に記載の留守番電話システム。
  5. メッセージ登録手段は、録音されたメッセージをユーザ別に設定されている音声メディアファイルの形式に変換した上で、変換後の音声メディアファイルが添付され、かつヘッダ情報または本文に添付した音声メディアファイルの情報を有する電子メールを作成して、メールボックス手段の該当するユーザのメールボックスに保持させる
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の留守番電話システム。
  6. 本留守番電話サービスを提供している電話システムで用いられる電話端末に共通して実装されているメールプロトコルを実装するメールプロトコル処理手段は、前記電話端末から前記メールプロトコルに沿って独自に定義された操作要求も受け付ける
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の留守番電話システム。
  7. 電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して提供される留守番電話サービスにおいて録音されたメッセージを該当する利用者に提供するためのメッセージ提供方法であって、
    前記電話システムの利用者のうち少なくとも留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有するメールボックス手段を備えた留守番電話センタサーバが、
    予めユーザの管理情報として記憶されている前記電話システムにおいて通話の際に宛て先情報として用いられる電話番号と、所定のメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、該メールプロトコルにおけるユーザ認証用の情報とを対応づけた情報に基づいて、電話端末が着信に応答しない場合に録音された発信者からのメッセージを、音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成し、
    作成した電子メールを、当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させ、
    所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理する
    ことを特徴とするメッセージ提供方法。
  8. 留守番電話センタサーバが、
    異なるメールプロトコルに対応し、それぞれのメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付けて処理する
    請求項7に記載のメッセージ提供方法。
  9. 電話端末による通話を実現する電話システムの利用者に対して提供される留守番電話サービスにおいて録音されたメッセージを前記利用者に提供するためのメッセージ提供用プログラムであって、
    前記電話システムの利用者のうち少なくとも留守番電話サービスに加入している利用者別に、メールボックスとして該利用者宛の電子メールを保持するための記憶領域を有する記憶装置を備えたコンピュータに、
    予めユーザの管理情報として記憶されている前記電話システムにおいて通話の際に宛て先情報として用いられる電話番号と、所定のメールプロトコルにおけるユーザ識別子と、該メールプロトコルにおけるユーザ認証用の情報とを対応づけた情報に基づいて、電話端末が着信に応答しない場合に録音された発信者からのメッセージを、音声メディアファイルとして添付した電子メールを作成する処理、
    作成した電子メールを、当該電子メールに音声メディアファイルとして添付されているメッセージが録音された際の着信先であるユーザのメールボックスに保持させる処理、および
    所定のメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付ける処理
    を実行させるためのメッセージ提供用プログラム。
  10. コンピュータに、
    異なるメールプロトコルに対応させ、それぞれのメールプロトコルに従って、メールクライアント・アプリケーションを実装している端末から、メールボックスに対する操作要求を受け付ける処理
    を実行させる請求項9に記載のメッセージ提供用プログラム。
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