JP2002505781A - 統合電子通信用の電子メール配信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 電子メール、音声メールおよびファックスメールメッセージ通信を統合するシステムを開示する。共通メッセージ形式は電子メールサービスと通信サービスにより使用されるよう定義されているので、音声およびファックスメール付属データを含むことが可能な電子メールメッセージはサービス間で交換できる。メッセージ送信者と受信者は、彼らの通信を管理でき電子メールまたは通信サービスでメッセージを受信するプリファレンスを指定できるオプションを多様なフィルタから選択して発送する。メッセージの発送と変換は自動的に実行される。オプションは到来および発信メッセージに適応される一連の規則を定義するのに使用されるので、メッセージは、送受信者のプリファレンスに応じて送受信される。

Description

【発明の詳細な説明】 統合電子通信用の電子メール配信システム 発明の背景 発明の分野 本発明は全体的に電子メール(ｅメール)、音声メール、ファクシミリ（ファッ クス）メールメッセージ通信などの通信技術に関する。具体的には、本発明は電 子メール、音声メールおよびファックスメールメッセージへのアクセスを容易に するために通信を統合する電子メールゲートウェイに関する。 関連技術の説明 今日の通信技術を用いれば、実際上一日の任意の時間に世界のいかなる場所か らも各個人が互いにメッセージをやり取りできる。多様な通信モード（たとえば 、電話やコンピュータ）ならびに多様な通信媒体（たとえば、ｅメール、音声メ ール、ファックスメール）が今日では利用可能なので各個人が状況に応じて適切 なものを選択できる。 一般に、今日のメッセージの送信者は多様な通信媒体からの選択が可能であるが 、メッセージの受信者は送信者が選択した選択媒体により制限される。送信者が 電話を使用して音声メールメッセージを残す場合、メッセージの受信者は電話を 使用して音声メールメッセージを取り出さなければならない。送信者がコンピュ ータを使用してｅメールメッセージを送る場合、メッセージの受信者はコンピュ ータを使用してｅメールメッセージを取り出す必要がある。将来、メッセージを 取り出すために利用可能な通信モードを使用できないために、メッセージ受信者 がメッセージを取り出すことかできなくなるかもしれない。他の場合では、メッ セージ受信者が電話、コンピユータまたは他の通信装置にアクセスする場合で さえ、受信者はその他の装置よりも１つの装置の使用を好む場合がある。たとえ ば、受信者が就業日の大半をコンピュータに向かって過ごしており、したがって 、自分のコンピュータを用いて到来するメッセージのすべてを（発信通信媒体が なんであれ）取り出すことを好む場合がある。 メッセージが送信された後でメッセージ媒体を変えられないと(または送信者 により選択された通信モード以外の通信モードを使用することができないと)、 メッセージ送信者および受信者両者に不必要な負担をかけることになる。通信が 適時に受信されることが送受信者により確認されるように両者は通信の前に媒体 を選択しなければならない。媒体の選択の後の任意の点で受信者の環境が変化し てその変化を送信者に知らせることができない場合、他の通信モードを用いてメ ッセージにアクセスできないので受信者は送信者の通信を失う危険がある。さら に、単一通信モードまたは装置を用いてメッセージ受信者が到来メッセージすべ てを取り出すことができないために、さらに負担が発生する。たとえば音声メー ルメッセージを取り出す電話とｅメールメッセージを取り出すコンピュータの間 で切り替えを行う必要がある場合には受信者は不便である。 異なるメッセージ通信媒体を幅広く使用することによる不便さに取り組んだ技 術がこれまで導入されてきた。たとえば、テキスト発声（ＴＴＳ：Text-To-Spee ch）技術を用いて電子テキストメッセージをメッセージ受信者が聞き取ることが できる。しかし、メッセージ受信者は一般にこの技術を受信者自身のカスタマイ ズ通信／コンピュータ環境に統合しなければならない。異なる媒体のメッセージ （たとえば、ｅメール、音声メール、ファックスメール）は均質に統合できない ので、メッセージ受信者は単純に好ましいメッセージ通信媒体を選択して、それ に応じて到来メッセージをすべて処理する。 発明の要約 本発明は、所定の通信媒体または送信者が選択した通信モードに応じて受信者 がメッセージを取り出さなければならない現在の通信技術の制約に取り組む。本 発明は、ｅメール、音声メールおよびファックスメールメッセージ通信を組み合 わせた均質な統合通信システムである。本発明の相互媒体メッセージ通信システ ムを用いると、電子メールと通信サービスプロバイダの間で交換可能になるので 、到来メッセージをすべて電話またはコンピュータを用いて（発信通信媒体とは 無関係に）メッセージ受信者により取り出すことができる。 本発明は、電子メッセージを電子メールサービスと通信サービスの間で交換可 能にする電子メールゲートウェイである。電子メールサービスから通信サービス に送られたメッセージは電話を用いて取り出される。標準的な電話を用いて、受 信者は音声メールメッセージを聴き、ファックスメールをファックス装置に向け たり、テキストメッセージとして発信され電子メールサービスから通信サービス スイッチに送られたｅメールメッセージを「聴く」ことができる。メッセージを 通信サービスから電子メールサービスに送ることもできる。コンピュータとモデ ムを用いると、ユーザは音声メールメッセージを再生したり、ファックスメール メッセージを見たり、音声またはファックスメッセージとして発信されたｅメー ルメッセージを読んだりできる。電子メールメッセージ通信技術を用いて交換さ れるメッセージおよび／またはメッセージ付属データは自動的に再フォーマット 化または適切な形式（たとえば、xingプロトコル、TIFF形式）に変換される。メ ッセージ再フォーマット化または変換は、到来メッセージを配送する通信または 電子メールサービスプロバイダで自動的に実行されるので、メッセージ受信者は 好ましい通信媒体を指定しさえすれば、本発明の特色と機能性を活かすことがで きる。 図面の簡単な説明 第１図は本発明の好ましい実施例の主な構成要素のシステム構成図である。 第２図は本発明の主な処理工程の流れ図である。 第３図は本発明の好ましい実施例の共通メッセージ形式の構成表示である。 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、ｅメール、音声メールおよびファックスメールメッセージの送受信 者の間の通信を容易にする複雑なコンピュータシステムである。このシステムは 、参加構成要素間の電子メール通信を支持しているインフラストラクチャまたは ゲートウェイにより相互接続された異なるコンピュータ（またはサーバー）およ び様々な装置上のアプリケーションプログラムおよびサービスの集合から構成さ れる。本発明の好ましい実施形態では、アプリケーションプログラムおよびサー ビスならびに本発明の支持ハードウェア構成要素は、本発明の特色と機能性を出 すために互いに共同する様々なサービスプロバイダにより開発維持可能である。 この構成を用いると、各サービスプロバイダは企業の特定の領域に適合した技術 の開発に専念することができる。本発明の他の実施形態では、特色と機能性は単 一のサービスプロバイダまたはアクセスサービスにより開発保持できる。音声メ ール、ｅメールおよびファックスメールメッセージを配送するためにメッセージ 受信者が依存しているサービスプロバイダまたはアクセスサービスは、メッセー ジ受信者またはユーザプロファイルデータベースに記憶された一連の規則で定義 されたものとして受信者のプリファレンス(preference)を把握しているので、メ ッセージはすべて受信者のプリファレンスに応じて受信者に配送される。ユーザ のプリファレンスに応じて定義された規則に基づいたサービスプロバイダ間で電 子メッセージを交換することができるのは本発明のみである。 本発明はメッセージの「送信者」と「受信者」両方に様々な特色を提供する。 送信者とは、通信をメッセージ受信者に送るユーザのことである。送信者は特定 の通信モード（たとえば、電話、コンピュータ／モデム）を使用してメッセージ を送信する。最初に、送信者の通信モード／媒体に適応したメールボックスに送 られて記憶される。たとえば、電話を介して送られたメッセージは音声メールボ ックスに記憶できる。コンピュータとモデムを介して送られたメッセージは電子 メールボックスに記憶できる。 受信者とは、個々の音声メール、ファックスメールおよびｅメールメッセージ が送られるユーザのことである。受信者は、通信および／または電子メールサー ビスの加入者またはユーザであるのが好ましい。電子メールサービスはコンピュ サーブ情報サービスなどのオンライン情報サービスにより提供されている。コン ピュサーブ情報サービスなどのオンライン情報サービスは、電子メールサービス の提供に加えてインターネットアクセスまたは専用データベースへのアクセスを 提供している。情報サービスは、全世界のネットワークを創りだすために世界中 に配置され互いに通信可能な多数のネットワークノードまたはサービスから構成 可能である。 電子メールサービスが提供する接続ソフトウェアを用いるとメッセージ受信者 はサービスに接続され通信可能になる。接続ソフトウェアは、グラフィックディ スプレイやマウスなどのポインティング装置を用いてユーザがサービスと相互通 信できるグラフィックユーザインタフェースで具体化されるのが好ましい。コン ピュサーブのＷｉｎＣＩＭバージョン３．０は電子メールサービスへのアクセス とそのサービスとの相互通信を支持する接続ソフトウェアの例である。サービス と通信するためには、加入者またはユーザが情報サービスに属しているノードま たはサーバーの１つとの接続を確立する。 電子メールサービスへのアクセスの提供およびそのサービスとの相互通信に加 えて、接続ソフトウェアを用いれば、ユーザは、規則を定義したり到来および発 信メッセージを管理する命令にフィルタをかけて送信することができる。他の規 則や命令のフィルタおよび送信に加えて、メッセージ受信者は、電子メールサー ビスプロバイダにより自動的に到来メッセージに適用される１つまたは複数の規 則を定義するオプションを選択することで好ましい通信媒体を示すことができる 。 たとえば、いくつかオプションを選択すると、受信者は、電話を介して発信され たメッセージを音声メールボックスに記憶して後で見るためにｅメールメールボ ックスに送ることを要求する規則を定義することができる。代わりに、いくつか オプションを選択すると、受信者は、コンピュータ／モデム（すなわち、ｅメー ルメッセージ）を介して発信されたメッセージをｅメールメールボックスに記憶 され後で見るために音声メールボックスに送ることを要求する規則を定義するこ とができる。 本発明の他の実施形態では、メッセージ受信者が電話音声応答装置と相互通信 して、到来音声およびファックスメールメッセージに適用する規則を定義する複 数のオプションを選択する。これらの規則は通信サービスのデータベースに記憶 されて到来メッセージに適用される。 当然のことながら、電子メールサービスまたは通信サービスではユーザのプリ ファレンスを選択してデータベースに記憶することが可能である。受信者に送ら れたメッセージは通信または電子メールサービス（どちらか一方がメッセージの 配送を容易にする）に到達するので、受信者の規則は電子メール配信機構または 他のメッセージ配送機構により適用されるので、メッセージの送信および変換（ 必要なら）は自動的に行われる。次いで、受信者は適切な通信モード（たとえば 、電話、コンピュータ）を使用して到来メッセージを取り出す。たとえば、受信 者は標準的な電話で音声メールボックスにダイアルし、音声メールメッセージを 聴き、メールファックスを市内区域のファックス装置に再送信したり、ｅメッセ ージを「聴く」ことができる。代わりに、ユーザはコンピュータとｅメールボッ クスにダイアルして音声メールメッセージを再生し、ファックスメールメッセー ジを見、ｅメールメッセージを読み取ることができる。 第１図を参照すると、本発明は、相互媒体メッセージ通信を支持するために電 子メールサービス１０と通信サービス１２の間で電子メッセージを交換するのが 容易な電子メールゲートウェイである。メッセージは共通メッセージ形式に応じ て交換される。本発明の好ましい実施形態では、電子メールサービス１０と通信 サービス１２の間のメッセージは音声メールまたはファックスメール付属データ を含む電子メールメッセージである。メッセージはシステムのユーザのプリファ レンスに基づいてサービス間で交換される。電子メールメッセージが通信サービ スに送られる本発明の好ましい実施形態では、電子メールサービス１０に配置さ れた電子メール配信機構１４が、サービスの他のユーザ（すなわち、メッセージ 受信者）にメッセージを送るためにダイアルアップアクセス２０を使用できる電 子メールサービス１０のユーザ（すなわちメッセージ送信者）１８からの到来メ ッセージ１６を検査する。代わりに、到来メッセージ１６を他の電子メールサー ビスまたはインターネットからサービスに送ることができる。電子メールサービ スに配置されたサーバで動作するアプリケーションプログラムであるのが好まし い電子メール配信機構１４がメッセージの受信者を吟味して、メッセージ受信者 プロファイルデータベース２２にアクセスしてメッセージの受信者が受信者のプ ロファイルに規則２４を持っているかどうかを判定する。この規則は、メッセー ジ受信者がメッセージが通信サービス１２に送られて電話を介して後から取り出 すことを望んでいることを示している。受信者が（自分のメッセージ受信者プロ ファイルの規則を介して）プリファレンスを指定して通信サービス１２で到来メ ッセージを受信する場合、到来メッセージ１６は電子メール配信機構１４により 修正されて通信サービス経路情報２６を含むようになる。通信サービス経路情報 は、電子メール配信機構１４によりアクセス可能な通信サービス経路情報データ ベース２８に記憶されるのが好ましい。たとえば、情報はデータベース２８内の サービス名経路情報対に記憶される。メッセージの受信者のプロファイルには電 子メールメッセージが送信される通信名が含まれる。通信サービス経路情報デー タベース２８にサービス名経路情報対が含まれていると、配送機構がメッセージ 受信者のプロファイル２２にあるサービス名に基づいてデータベースの探索を実 行する。 次いで、修正電子メッセージ３０は電子メール配信機構１４により、電子メー ルサービス１０での電子メールサービスネットワークノード３２とつながり特に 通信サービス１２に対して作成された電子メールボックス３４に送られる。本発 明の好ましい実施形態では、通信サービス１２に配置された電子メールサービス ネットワークノード３８が電子メールサービス１０の電子メールサービスネット ワークノード３２を定期的にポーリングして、通信サービスメールボックス３４ が通信サービス１２に送られる任意の修正メッセージを含んでいるかどうかを判 定する。ポーリング動作およびサービス間のメッセージの交換はサービス間で確 立したＸ．２５リンク３６を用いて実行されるのが好ましい。次いで、通信サー ビスメールボックス３４からの修正メッセージ３０はＸ．２５リンク３６を介し て電子メールサービス３２の電子メールサービスネットワークノードから通信サ ービス３８の電子サービスネットワークノードに送られる。 通信サービス１２で一度、到来メッセージが検査されて個々のメッセージ受信 者を識別する。次いで、各メッセージ受信者の個人メッセージが電子メールサー ビスネットワークノード３８に配置された電子メールボックス４０に記憶される 。次いで、通信サービス１２の電話スイッチ４６を介してメッセージが利用可能 になり、メッセージ３０は電話を介してメッセージ受信者により取り出される。 メッセージ受信者が電話スイッチ４６を呼び出してメッセージを取り出すときに は、電話スイッチ４６はローカルエリアネットワーク４２を介して接続されたス イッチノード４４を介して電子メールサービスネットワークノード３８につなが る。受信者がスイッチを呼び出してメッセージを聞くときにはテキスト発声動作 が通信サービスで実行され、電子メールメッセージがメッセージ受信者により聞 かれる。代わりに、メッセージ受信者は自らが指定したファックス装置で電子メ ール メッセージを受信するよう決定する。 代わりに、メッセージ受信者が、通信サービスで到来メッセージを受信するた めにプリファレンスを指定しない場合、他のプリファレンスまたはメッセージ受 信者の動作に基づく電子メール配信機構１４が電子メールサービス１０の受信者 のメールボックス４８または電子メールサービス１０の他のメンバにより使用さ れるよう指定された１つまたは複数の電子メールボックス５０に電子メッセージ １６を送信可能である。最後に、メッセージ１６はインターネットまたは他の電 子メールサービス５２に送られる。 第２図を参照すると、本発明の好ましい実施形態の主要工程の流れ図が示され ている。この好ましい実施形態では電子メールサービスから通信サービスに電子 メールメッセージが送られる。第２図に示す工程または処理は本発明の電子メー ル配信機構により実行されるのが好ましい。電子メール配信機構が到来メッセー ジを受け取ると、最初に、配送機構はメッセージ受信者のプリファレンスを検査 して、メッセージ受信者プロファイルデータベース６０に記憶されたメッセージ 受信者のプロファイルで定義された命令にフィルターをかけて送信する。到来メ ッセージは、メッセージ受信者または利用者の識別子を含むメッセージヘッダと メッセージのテキストデータから構成されるのが好ましい。次いで、電子メール 配信機構はメッセージのヘッダの識別子に基づいて受信者のプロファイルを探す ことができる。次の工程では、プロファイルに記憶された情報または命令に基づ いて、メッセージ受信者が通信サービス６２に送る電子メールメッセージを希望 しているかどうかを判定する。メッセージ受信者が通信スイッチに送られる電子 メールメッセージを望んでいない場合、電子メール配信機構は、電子メールサー ビスに配置されたメッセージ受信者のメールボックス、他のサービス加入者、イ ンターネットまたは他の電子メールサービス６４にメッセージを送るよう決定す る。メッセージ受信者は通信スイッチに送られる電子メールメッセージを希望し ている場合には、電子メール配信機構は、電子メールサービス６６に配置されて いる通信サービス電子メールボックスの経路情報を含むようにメッセージを修正 する。次いで、メッセージが通信サービスメールボックス６８に送られる。通信 サービスメールボックスでは、通信サービスに配置された電子メールサービスネ ットワークノードがメールボックス７０をポールするとメールボックスに記憶さ れたメッセージが通信サービスに配置された電子メールサービスネットワークに 送られる。通信サービスでは、メッセージ受信者が電話を介してメッセージを取 り出すことができる。 第３図を参照すると、電子メールサービスと通信サービスの間で交換されたメ ッセージの共通メッセージ形式が示されている。メッセージはエンベロープ部８ ０と本体部８２から構成されるのが好ましい。共通メッセージ形式の本体部はメ ッセージ送信者により送られたオリジナルメッセージであるのが好ましい。オリ ジナルメッセージは、オリジナルメッセージの主題と、受信者と、送信者と、日 付と時間を識別するメッセージヘッダ８４も含むことが好ましい。オリジナルメ ッセージ８６はさらにそのテキストも含んでいる。共通メッセージ形式では、エ ンベロープ部８０は、情報付きフィールドをいくつか含むメッセージヘッダ８８ から構成されるのが好ましい。これらのフィールドによりメッセージは通信サー ビスまたは電子メールサービスで処理可能になる。第１のフィールド９０は、そ のメッセージが送られる通信または電子メールサービスプロバイダを識別する。 エンベロープ部８８のメッセージヘッダはさらに、通信または電子メールサービ スを参照するサブジェクトライン９２をもつフィールドと、オリジナルメッセー ジが修正された日付と時間９４をもつフィールドも含む場合がある。最後に、エ ンベロープ部８８のメッセージヘッダは、オリジナルメッセージの送信者以外に 、メッセージ送信者９６を通信または電子メールサービスとして識別するフィー ルドを含む場合がある。 新しいエンベロープ部を含むようにオリジナルメッセージを修正すると、電子 メッセージは電子メールサービスと通信サービスの間で交換可能になる。メッセ ージは、サービスにより使用するよう指定されたメールボックス間で交換される 。各サービスに配置された１つまたは複数の配送機構が電子メッセージをサービ スの中央リポジトリに発送する。メッセージが指定サービスに到着すると、メッ セージは、個々のメッセージ受信者に関連するメールボックスに送られ、そこで 記憶されて、メッセージ受信者によりその後で取り出される。検索されると、メ ッセージは、サービスおよび／またはメッセージ受信者のサイトに配置された追 加機器が要求すれば変換される場合がある。 共通メッセージ形式と、各サービスの中央メッセージリポジトリの使用により 、電子メールサービスと通信サービスの間でのメッセージの交換が容易になる。 共通形式は、標準電子メールプロトコルを用いてメッセージが電子メールサービ スから通信サービスに又はその逆に送れるように周知のｅメール形式に基づいて いる。この方法を用いると、通信サービスは、電子メールサービスには電子メー ルサービス世界ネットワークの一部およびメッセージが送られるサービスの他の メンバーとなる。通信サービスは、電子メールサービスが処理可能な複数パート および２進メッセージなどあらゆる型のメッセージを受け入れることができる。 たとえば、電子メールサービスにより処理されたメッセージと、その結果、通信 サービスは、音声メール付属データ（たとえば、ｘｉｎｇプロトコル）およびフ ァックスメール付属データ（たとえば、ＴＩＦＦファイル）などの付属データを 含む場合がある。次いで、通信サービスの機器は共通メッセージ形式を理解する よう適用されるので、もともとテキストデータで構成される電子メールメッセー ジは通信スイッチで処理される。たとえば、オリジナルテキストデータはテキス ト発声処理により変換されるので、メッセージ受信者は電話を介してオリジナル メッセージを聞くことができる。オリジナルテキストはさらにＴＸＦＦ映像に変 換 されることもできるので、メッセージはファックス機器を介して処理できる。 共通メッセージ形式方式を用いると、通信サービスは、電子メールサービスに とって電子メールメッセージも受け取ることができる他の電子メールサービスと なる。通信サービスで発信した音声メールサービスは、オリジナルの音声メール メッセージを含む付属音響ファイルをもつ電子メールメッセージに応じて電子メ ールサービスに送られる。次いで、コンピュータユーザは接続ソフトウェアを使 用して、音響ファイルに関連した電子メールメッセージを含む電子メールメッセ ージを取り出すことができる。接続ソフトウェアは、音響ファイル再生機構を装 備でき、ユーザの要請に応じて、コンピュータユーザの音声メールメッセージを 再生可能である。代わりに、通信サービスで発信したファックスメールメッセー ジは、オリジナルファックスメールメッセージを含む付属ＴＩＦＦファイルを備 えた電子メールメッセージに応じて電子メールサービスに送られる。次いで、コ ンピュータユーザは接続ソフトウェアを使用して、ファックスファイルに関連し た電子メールメッセージを含む電子メールメッセージを取り出すことができる。 ファックスファイルは接続ソフトウェアを備えたファックスビューワを用いて見 ることができる。 本発明は好ましい実施形態を１つとその代替構成を特に参照して詳細に説明し たが、この特定の実施形態や代替構成に限られるものではない。たとえば、本発 明の特色と機能を備える構成要素の構成を変えても本発明の範囲と精神に当ては まる。本発明の範囲は以下の請求の範囲により規定される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ， ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，Ｌ Ｓ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ， ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，Ｅ Ｅ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 マイケル、エル．スナイダー アメリカ合衆国オハイオ州、コロンブス、 ブラインド、ブルック、ドライブ、1078 (72)発明者 ランダール、エス．ライト アメリカ合衆国オハイオ州、ワーシント ン、ブライアント、アベニュ、290 (72)発明者 ジェイムズ、ダブリュ．ペインター アメリカ合衆国オハイオ州、ヒリアード、 ダービー、グレン、ブールバード、3327 (72)発明者 ロビン、アール．バード アメリカ合衆国オハイオ州、ダブリン、ソ ーダスト、レイン、2896

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 電子メールメッセージ通信システムと通信スイッチの間で相互媒体メッ セージ通信を容易にする電子メールゲートウェイであって、 前記メールメッセージ通信システムにつながり、複数の電子メールメッセージ を記憶して送るように適応されている第１ホストコンピュータと、 前記通信スイッチに関連する複数の電子メールボックスに送るために前記電子 メールメッセージを選択的に変える前記第１ホストコンピュータにおける電子メ ール配信機構と、 前記通信スイッチにつながり、前記通信スイッチに関連した前記電子メールボ ックスから電子メールメッセージを受け取るように適応されている第２ホストコ ンピュータと、を備えることを特徴とする前記電子メールゲートウェイ。 ２． 前記電子メールメッセージ通信システムはオンライン情報サービスの一 部である請求の範囲第１項に記載のゲートウェイ。 ３． 前記電子メール配信機構が前記電子メールメッセージを選択的に変化さ せて、電子メールメッセージ利用者のプロファイルに応じて前記通信スイッチに 関連した前記電子メールボックスに発送する請求の範囲第１項に記載のゲートウ ェイ。 ４． 前記電子メール配信機構は共通メッセージ形式に応じて前記電子メール メッセージを選択的に変える請求項１に記載のゲートウェイ。 ５． 前記電子メール配信機構は、新しい経路情報を前記複数の電子メールメ ッセージに連結することで、前記電子メールメッセージを選択的に変える請求の 範囲第１項に記載のゲートウェイ。 ６． 新しい経路情報は、電子メールサービスプロバイダを識別する送信者フ ィールドと、通信サービスプロバイダを識別する受信者フィールドとを含む請求 の範囲第５項に記載の電子メール配信機構。 ７． 電子メールメッセージ通信システムと通信スイッチの間の相互媒体メッ セージ通信を容易にする電子メールゲートウェイであって、 前記通信スイッチにつなかり、音声メールまたはファックスメール付属データ を有する複数の電子メールを記憶して送信するよう適応された第１ホストコンピ ュータと、 前記電子メールメッセージ通信システムにつながり、前記第１ホストコンピユ ータから前記付属データを有する電子メールメッセージを受け取るよう適応され た第２ホストコンピュータと、 前記付属データを有する前記電子メールメッセージを複数の電子メールボック スに配信する電子メール配信機構と、 前記電子メールメッセージの利用者により使用され、前記電子メールボックス とつながるよう適応され、前記音声メール付属データを再生する音響再生機構と 前記ファックスメール付属データを表示するファックスビューワとを含むグラフ ィカルユーザインタフェースと、を備えることを特徴とする前記電子メールゲー トウェイ。 ８． 前記電子メールメッセージ通信システムはオンライン情報サービスの一 部である請求の範囲第７項に記載のゲートウェイ。 ９． 電子メールメッセージを通信スイッチに送る方法であって、 （ａ）電子メッセージ通信システムから第１形式に応じて電子メールメッセー ジを受け取る工程と、 （ｂ）前記電子メールメッセージの利用者に関連した、発送命令を含むプロフ ァイルを見つける工程と、 （ｃ）前記発送命令に応じて前記電子メールメッセージを変えて、前記通信ス イッチに応じて電子メールボックスに送る工程と、 （ｄ）前記電子メールメッセージを前記通信スイッチに送る工程と、を備える ことを特徴とする前記方法。 １０． 前記電子メールメッセージは共通メッセージ形式に応じて変えられる 請求の範囲第９項に記載の方法。 １１． 前記工程（ｃ）は新しい経路情報を前記電子メールメッセージに連結 する動作を含む請求の範囲第９項に記載の方法。 １２． 前記新しい経路情報は、電子メールサービスプロバイダを識別する送 信者フィールドと、通信サービスプロバイダを識別する受信者フィールドと、を 有する請求の範囲第１１項に記載の方法。