JP3070568B2 - ボイスメール装置およびボイスメールの処理方法 - Google Patents
ボイスメール装置およびボイスメールの処理方法Info
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- Computer And Data Communications (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータネ
ットワーク等において音声のメッセージあるいは音声メ
ッセージが付加された文書によって情報を交換する場合
に用いて好適なボイスメール装置およびボイスメールの
処理方法に関する。
ットワーク等において音声のメッセージあるいは音声メ
ッセージが付加された文書によって情報を交換する場合
に用いて好適なボイスメール装置およびボイスメールの
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる留守番機能付き電話機や移動電
話の留守番サービスのように、受信側がアクセス可能の
記憶装置にディジタルデータ化した送信者の音声メッセ
ージを記憶させたり、送信側が送信した文書データを受
信側で音声として取り出すことを、一般にボイスメール
サービスという。
話の留守番サービスのように、受信側がアクセス可能の
記憶装置にディジタルデータ化した送信者の音声メッセ
ージを記憶させたり、送信側が送信した文書データを受
信側で音声として取り出すことを、一般にボイスメール
サービスという。
【0003】こういったサービスに用いられるボイスメ
ール装置は特定の情報網等に設けられた記憶装置であ
り、登録された端末(例えばメールアドレス等)毎に記
憶領域が設定されている。
ール装置は特定の情報網等に設けられた記憶装置であ
り、登録された端末(例えばメールアドレス等)毎に記
憶領域が設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のボイスメール装
置では、同一のボイスメール装置内に登録されたボイス
メールユーザ間では、受信ボイスメールに対してボイス
メールで返答することができた。しかしながらこの他の
場合には、返信のためにボイスメール送信者に電話をか
ける必要があった。
置では、同一のボイスメール装置内に登録されたボイス
メールユーザ間では、受信ボイスメールに対してボイス
メールで返答することができた。しかしながらこの他の
場合には、返信のためにボイスメール送信者に電話をか
ける必要があった。
【0005】従って、受信側に返答の時間がない場合や
送信側の電話番号が不明な場合、あるいは受信側の返答
に対して送信側が応対できない場合には、返信が遅れて
しまうことがあった。
送信側の電話番号が不明な場合、あるいは受信側の返答
に対して送信側が応対できない場合には、返信が遅れて
しまうことがあった。
【0006】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、受信者が簡単且つ短時間に返信することがで
きるボイスメール装置およびボイスメールの処理方法を
提供することを目的としている。
たもので、受信者が簡単且つ短時間に返信することがで
きるボイスメール装置およびボイスメールの処理方法を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、受信したボイスメールならびに電子メールを記
憶する記憶手段と、前記ボイスメールの発信者であるボ
イスメールサービス契約者の発信者番号を識別する発信
者識別手段と、複数の前記ボイスメールサービス契約者
の発信者番号と当該複数のボイスメールサービス契約者
の発信者番号の各々に対応した複数の電子メールアドレ
スを記憶した対応テーブルと、前記発信者に対する返答
音声を電子メール形態に変換して返答用の電子メールを
生成する文書化手段と、前記発信者に対する返答用の電
子メールと返答用のボイスメールとを前記発信者に対す
る電子メールアドレスに送信する送信手段を有し、前記
記憶手段に記憶されたボイスメールを取り出す際に、前
記発信者識別手段によってボイスメールの発信者である
ボイスメールサービス契約者の発信者番号を識別して前
記対応テーブルの記憶内容に基づいて当該ボイスメール
サービス契約者の発信者番号に対応した前記電子メール
アドレスを検索し、前記対応テーブル内に当該電子メー
ルアドレスが存在する場合に、前記文書化手段によって
発信者に対する返答音声を電子メール形態に変換すると
ともに、前記送信手段によって前記返答用の電子メール
を発信者に対する電子メールアドレスに送信し、音声メ
ールの返答を相手に電話をかけずに音声で送信する制御
手段を有することを特徴とするボイスメール装置に存す
る。また、請求項2に記載の発明の要旨は、受信したボ
イスメールならびに電子メールを記憶する記憶手段と、
前記ボイスメールの発信者であるボイスメールサービス
契約者の発信者番号を識別する発信者識別手段と、複数
の前記ボイスメールサービス契約者の発信者番号と当該
複数のボイスメールサービス契約者の発信者番号の各々
に対応した複数の電子メールアドレスを記憶した対応テ
ーブルと、前記発信者に対する返答音声を電子メール形
態に変換して返答用の電子メールを生成する文書化手段
と、前記発信者に対する返答用の電子メールと返答用の
ボイスメールとを前記発信者に対する電子メールアドレ
スに送信する送信手段を有し、記憶手段に記憶されたボ
イスメールを取り出す際に発信者識別手段によって前記
ボイスメールの発信者であるボイスメールサービス契約
者の発信者番号を識別するとともに、対応テーブルの記
憶内容に基づいて前記ボイスメールサービス契約者の発
信者番号に対応した電子メールアドレスを検索する工程
と、前記対応テーブル内に前記電子メールアドレスが存
在する場合に送信手段によって前記発信者に対する前記
返答用の電子メールを前記発信者に対する電子メールア
ドレスに送信する工程と、前記対応テーブル内に前記電
子メールアドレスが存在する場合に文書化手段によって
前記発信者に対する返答音声を電子メール形態に変換す
るとともに、送信手段によって前記返答用の電子メール
を前記発信者に対する電子メールアドレスに送信する工
程を実行することで、音声メールの返答を前記電子メー
ルアドレスに電話をかけずに音声で送信するボイスメー
ル装置に対して、公衆電話回線網と構内交換機とを介し
てボイスメール装置に接続し前記記憶手段にボイスメー
ルを蓄積するまで待機する工程と、ボイスメールを受信
した際に前記発信者識別手段によって前記発信者番号が
識別されて前記記憶手段の対応するアドレスに蓄積され
る工程と、前記公衆電話回線網と前記構内交換機とを介
して前記ボイスメール装置に接続した後に、蓄積したボ
イスメールを取り出すまで待機する工程と、ボイスメー
ルが取り出された後に、前記制御手段に対して返信の要
求があるか否かを確認し、返信要求がなければ処理を終
了し返信要求があった場合に前記ボイスメール装置の前
記制御手段がボイスメールを受信した時に識別した発信
者番号が前記対応テーブルにあるか否かを検索する工程
と、ボイスメールを受信した時に識別した前記発信者番
号が前記対応テーブルにある場合に前記制御手段が当該
発信者番号に対応する前記電子メールアドレスが前記対
応テーブルにあるか否かを検索する工程と、前記対応テ
ーブルに前記発信者番号ならびに前記電子メールアドレ
スが存在しなかった場合に電子メールの返信が不可能で
あることを示す音声アナウンスを送信して処理を終了す
る工程と、前記発信者番号に対応する前記電子メールア
ドレスを前記対応テーブルから検索するとともに、前記
記憶手段に返信音声メッセージが蓄積されるまで待機す
る工程と、前記制御手段が返信音声メッセージを添付し
た電子メールを、前記ボイスメール装置に固有の電子メ
ールアドレスを送信元として前記電子メールアドレスに
対して、前記送信手段からLANを介して電子メールサ
ーバに送信する工程と、前記電子メールサーバが、前記
LANとゲートウェイならびにコンピュータネットワー
クを介して前記電子メールアドレスの宛先であるコンピ
ュータに返信音声メッセージを添付した電子メールを送
信する工程を実行することを特徴とするボイスメールの
処理方法に存する。
要旨は、受信したボイスメールならびに電子メールを記
憶する記憶手段と、前記ボイスメールの発信者であるボ
イスメールサービス契約者の発信者番号を識別する発信
者識別手段と、複数の前記ボイスメールサービス契約者
の発信者番号と当該複数のボイスメールサービス契約者
の発信者番号の各々に対応した複数の電子メールアドレ
スを記憶した対応テーブルと、前記発信者に対する返答
音声を電子メール形態に変換して返答用の電子メールを
生成する文書化手段と、前記発信者に対する返答用の電
子メールと返答用のボイスメールとを前記発信者に対す
る電子メールアドレスに送信する送信手段を有し、前記
記憶手段に記憶されたボイスメールを取り出す際に、前
記発信者識別手段によってボイスメールの発信者である
ボイスメールサービス契約者の発信者番号を識別して前
記対応テーブルの記憶内容に基づいて当該ボイスメール
サービス契約者の発信者番号に対応した前記電子メール
アドレスを検索し、前記対応テーブル内に当該電子メー
ルアドレスが存在する場合に、前記文書化手段によって
発信者に対する返答音声を電子メール形態に変換すると
ともに、前記送信手段によって前記返答用の電子メール
を発信者に対する電子メールアドレスに送信し、音声メ
ールの返答を相手に電話をかけずに音声で送信する制御
手段を有することを特徴とするボイスメール装置に存す
る。また、請求項2に記載の発明の要旨は、受信したボ
イスメールならびに電子メールを記憶する記憶手段と、
前記ボイスメールの発信者であるボイスメールサービス
契約者の発信者番号を識別する発信者識別手段と、複数
の前記ボイスメールサービス契約者の発信者番号と当該
複数のボイスメールサービス契約者の発信者番号の各々
に対応した複数の電子メールアドレスを記憶した対応テ
ーブルと、前記発信者に対する返答音声を電子メール形
態に変換して返答用の電子メールを生成する文書化手段
と、前記発信者に対する返答用の電子メールと返答用の
ボイスメールとを前記発信者に対する電子メールアドレ
スに送信する送信手段を有し、記憶手段に記憶されたボ
イスメールを取り出す際に発信者識別手段によって前記
ボイスメールの発信者であるボイスメールサービス契約
者の発信者番号を識別するとともに、対応テーブルの記
憶内容に基づいて前記ボイスメールサービス契約者の発
信者番号に対応した電子メールアドレスを検索する工程
と、前記対応テーブル内に前記電子メールアドレスが存
在する場合に送信手段によって前記発信者に対する前記
返答用の電子メールを前記発信者に対する電子メールア
ドレスに送信する工程と、前記対応テーブル内に前記電
子メールアドレスが存在する場合に文書化手段によって
前記発信者に対する返答音声を電子メール形態に変換す
るとともに、送信手段によって前記返答用の電子メール
を前記発信者に対する電子メールアドレスに送信する工
程を実行することで、音声メールの返答を前記電子メー
ルアドレスに電話をかけずに音声で送信するボイスメー
ル装置に対して、公衆電話回線網と構内交換機とを介し
てボイスメール装置に接続し前記記憶手段にボイスメー
ルを蓄積するまで待機する工程と、ボイスメールを受信
した際に前記発信者識別手段によって前記発信者番号が
識別されて前記記憶手段の対応するアドレスに蓄積され
る工程と、前記公衆電話回線網と前記構内交換機とを介
して前記ボイスメール装置に接続した後に、蓄積したボ
イスメールを取り出すまで待機する工程と、ボイスメー
ルが取り出された後に、前記制御手段に対して返信の要
求があるか否かを確認し、返信要求がなければ処理を終
了し返信要求があった場合に前記ボイスメール装置の前
記制御手段がボイスメールを受信した時に識別した発信
者番号が前記対応テーブルにあるか否かを検索する工程
と、ボイスメールを受信した時に識別した前記発信者番
号が前記対応テーブルにある場合に前記制御手段が当該
発信者番号に対応する前記電子メールアドレスが前記対
応テーブルにあるか否かを検索する工程と、前記対応テ
ーブルに前記発信者番号ならびに前記電子メールアドレ
スが存在しなかった場合に電子メールの返信が不可能で
あることを示す音声アナウンスを送信して処理を終了す
る工程と、前記発信者番号に対応する前記電子メールア
ドレスを前記対応テーブルから検索するとともに、前記
記憶手段に返信音声メッセージが蓄積されるまで待機す
る工程と、前記制御手段が返信音声メッセージを添付し
た電子メールを、前記ボイスメール装置に固有の電子メ
ールアドレスを送信元として前記電子メールアドレスに
対して、前記送信手段からLANを介して電子メールサ
ーバに送信する工程と、前記電子メールサーバが、前記
LANとゲートウェイならびにコンピュータネットワー
クを介して前記電子メールアドレスの宛先であるコンピ
ュータに返信音声メッセージを添付した電子メールを送
信する工程を実行することを特徴とするボイスメールの
処理方法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
ついて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかか
るボイスメール装置20の構成を示すブロック図であ
る。図1において、21はボイスメール装置20全体を
制御する制御部であり、この制御部21によって、次の
各部が制御される。まず24は、後述する構内交換機3
0とこのボイスメール装置20との間で回線を接続する
回線インターフェイス部である。
ついて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかか
るボイスメール装置20の構成を示すブロック図であ
る。図1において、21はボイスメール装置20全体を
制御する制御部であり、この制御部21によって、次の
各部が制御される。まず24は、後述する構内交換機3
0とこのボイスメール装置20との間で回線を接続する
回線インターフェイス部である。
【0009】22は、電子メールサーバ10(後述)に
電子メールを送信する電子メール送信部である。23
は、ボイスメールを記憶する記憶部、26は受信ボイス
メールに付加される発信者番号を識別する発信者番号識
別部、そして25は発信者番号と電子メールアドレスの
対応関係を保存する対応テーブルである。
電子メールを送信する電子メール送信部である。23
は、ボイスメールを記憶する記憶部、26は受信ボイス
メールに付加される発信者番号を識別する発信者番号識
別部、そして25は発信者番号と電子メールアドレスの
対応関係を保存する対応テーブルである。
【0010】図2は、本実施の形態が適用される通信網
の構成例を示すブロック図である。この図に示す構成で
はボイスメール装置20は、LAN(Local Area Ne
twork)70に接続されている。
の構成例を示すブロック図である。この図に示す構成で
はボイスメール装置20は、LAN(Local Area Ne
twork)70に接続されている。
【0011】このLAN70は、電子メールサーバ10
やコンピュータ50、50・・・を収容する他、ゲート
ウェイ80を介してコンピュータネットワーク90に接
続されている。
やコンピュータ50、50・・・を収容する他、ゲート
ウェイ80を介してコンピュータネットワーク90に接
続されている。
【0012】上述のゲートウエイ80は、一例として一
般のプロバイダ(接続業者)等であり、コンピュータネ
ットワーク90としてはインターネットやイントラネッ
ト等が挙げられる。
般のプロバイダ(接続業者)等であり、コンピュータネ
ットワーク90としてはインターネットやイントラネッ
ト等が挙げられる。
【0013】またボイスメール装置20は、構内交換機
30に接続されており、この構内交換機30は電話機6
0、60・・・を収容する他、公衆電話回線網40に接
続されている。
30に接続されており、この構内交換機30は電話機6
0、60・・・を収容する他、公衆電話回線網40に接
続されている。
【0014】公衆電話回線網40には、電話機61、電
話機62等が接続されている。電話機62は、一例とし
て一般家庭71等に設置された加入電話である。また一
般家庭71には、上述のコンピュータネットワーク90
と接続されたコンピュータ51(例えば一般的なパーソ
ナルコンピュータ)も設置されている。
話機62等が接続されている。電話機62は、一例とし
て一般家庭71等に設置された加入電話である。また一
般家庭71には、上述のコンピュータネットワーク90
と接続されたコンピュータ51(例えば一般的なパーソ
ナルコンピュータ)も設置されている。
【0015】本実施の形態では、上述の対応テーブル2
5に、ボイスメールサービス契約者の発信者番号と、対
応する電子メールアドレスを記憶しておく。図3は、上
述の対応テーブル25の記録内容を示す説明図である。
この図に示すように対応テーブル25には、発信者番号
A1、A2・・・An)と、これらの各々に対応する電子メ
ールアドレスB1、B2・・・Bnが記録されている。
5に、ボイスメールサービス契約者の発信者番号と、対
応する電子メールアドレスを記憶しておく。図3は、上
述の対応テーブル25の記録内容を示す説明図である。
この図に示すように対応テーブル25には、発信者番号
A1、A2・・・An)と、これらの各々に対応する電子メ
ールアドレスB1、B2・・・Bnが記録されている。
【0016】図4は、本実施の形態における処理の流れ
の一例を示すフローチャートである。ここでは、電話機
62から送信する場合について説明する。まずボイスメ
ール装置20(図1、図2参照)は、電話機62(図2
参照)が公衆電話回線網40と構内交換機30とを介し
てボイスメール装置20に接続し、記憶部23(図1参
照)にボイスメールを蓄積するまで待機する(ステップ
S101)。
の一例を示すフローチャートである。ここでは、電話機
62から送信する場合について説明する。まずボイスメ
ール装置20(図1、図2参照)は、電話機62(図2
参照)が公衆電話回線網40と構内交換機30とを介し
てボイスメール装置20に接続し、記憶部23(図1参
照)にボイスメールを蓄積するまで待機する(ステップ
S101)。
【0017】ボイスメール装置20がボイスメールを受
信した際、発信者番号識別部26によって、電話機62
に対応した例えば発信者番号A2が識別され、記憶部2
3の対応するアドレスに蓄積される。
信した際、発信者番号識別部26によって、電話機62
に対応した例えば発信者番号A2が識別され、記憶部2
3の対応するアドレスに蓄積される。
【0018】次にボイスメール装置20は、電話機61
が公衆電話回線網40と構内交換機30とを介してボイ
スメール装置20に接続し、先般電話機62が蓄積した
ボイスメールを取り出すまで待機する(ステップS10
2)。
が公衆電話回線網40と構内交換機30とを介してボイ
スメール装置20に接続し、先般電話機62が蓄積した
ボイスメールを取り出すまで待機する(ステップS10
2)。
【0019】電話機61によってボイスメールが取り出
された後、ボイスメール装置20は、電話機61から制
御部21に対して返信の要求があるか否かを確認する
(ステップS103)。この返信要求は、一例として電
話機61からのDTMF(Dual Tone Multi Freque
ncy)発信等によってなされる。
された後、ボイスメール装置20は、電話機61から制
御部21に対して返信の要求があるか否かを確認する
(ステップS103)。この返信要求は、一例として電
話機61からのDTMF(Dual Tone Multi Freque
ncy)発信等によってなされる。
【0020】上述のステップS103において、電話機
61から返信要求がなければ処理を終了する。一方、返
信要求があった場合には、ボイスメール装置20の制御
部21は、電話機62からのボイスメールを受信した時
に識別した発信者番号A2が対応テーブル25にあるか
否かを検索する(ステップS104)。
61から返信要求がなければ処理を終了する。一方、返
信要求があった場合には、ボイスメール装置20の制御
部21は、電話機62からのボイスメールを受信した時
に識別した発信者番号A2が対応テーブル25にあるか
否かを検索する(ステップS104)。
【0021】ステップS104において、電話機62か
らのボイスメールを受信した時に識別した発信者番号A
2が対応テーブルに25にある場合には、次に制御部2
1は、この発信者番号A2に対応する電子メールアドレ
スB2が対応テーブル25にあるか否かを検索する(ス
テップS105)。
らのボイスメールを受信した時に識別した発信者番号A
2が対応テーブルに25にある場合には、次に制御部2
1は、この発信者番号A2に対応する電子メールアドレ
スB2が対応テーブル25にあるか否かを検索する(ス
テップS105)。
【0022】なお、上述のステップS104およびステ
ップS105において、対応テーブル25に発信者番号
A2ならびに電子メールアドレスB2が存在しなかった場
合、電子メールの返信が不可能であることを示す音声ア
ナウンス等を電話機61に対して送信し(ステップS1
06)、処理を終了する。
ップS105において、対応テーブル25に発信者番号
A2ならびに電子メールアドレスB2が存在しなかった場
合、電子メールの返信が不可能であることを示す音声ア
ナウンス等を電話機61に対して送信し(ステップS1
06)、処理を終了する。
【0023】ステップS105において、発信者番号A
2に対応する電子メールアドレスB2を対応テーブル25
から検索したボイスメール装置20は、記憶部23に電
話機61からの返信音声メッセージが蓄積されるまで待
機する(ステップS107)。
2に対応する電子メールアドレスB2を対応テーブル25
から検索したボイスメール装置20は、記憶部23に電
話機61からの返信音声メッセージが蓄積されるまで待
機する(ステップS107)。
【0024】この後制御部21は、返信音声メッセージ
を添付した電子メールを、ボイスメール装置20に固有
の電子メールアドレスを送信元として、電子メールアド
レスB2に対して、電子メール送信部22からLAN70
を介して電子メールサーバ10に送信する(ステップS
108)。
を添付した電子メールを、ボイスメール装置20に固有
の電子メールアドレスを送信元として、電子メールアド
レスB2に対して、電子メール送信部22からLAN70
を介して電子メールサーバ10に送信する(ステップS
108)。
【0025】ここで電子メールサーバ10は、LAN7
0とゲートウェイ80ならびにコンピュータネットワー
ク90を介して、電子メールアドレスB2の宛先であるコ
ンピュータ51に返信音声メッセージを添付した電子メ
ールを送信する。こうして電子メール受信者は、返信電
子メールに添付された音声メッセージを、コンピュータ
51で再生して聞く。
0とゲートウェイ80ならびにコンピュータネットワー
ク90を介して、電子メールアドレスB2の宛先であるコ
ンピュータ51に返信音声メッセージを添付した電子メ
ールを送信する。こうして電子メール受信者は、返信電
子メールに添付された音声メッセージを、コンピュータ
51で再生して聞く。
【0026】上述の実施の形態の応用例として、音声を
テキストに変換するメディア変換部をボイスメール装置
内に設けたものが挙げられる。これによって、返信音声
メッセージをテキスト化して電子メールとして送信す
る。なおこの場合には、返信電子メール受信者は添付音
声メッセージを再生することなく、文章で返信メールを
読むことができる。
テキストに変換するメディア変換部をボイスメール装置
内に設けたものが挙げられる。これによって、返信音声
メッセージをテキスト化して電子メールとして送信す
る。なおこの場合には、返信電子メール受信者は添付音
声メッセージを再生することなく、文章で返信メールを
読むことができる。
【0027】また、ボイスメール装置内にボイスメール
ユーザと電子メールアドレスの対応テーブルを持たせて
もよい。これより、ボイスメール装置が返信電子メール
を送信する際の送信元アドレスを、ボイスメールユーザ
の電子メールアドレスとすることができる。なおこの場
合には、返信電子メール受信者が返信メッセージを取り
出すことなく、発信者を容易に認識できる。
ユーザと電子メールアドレスの対応テーブルを持たせて
もよい。これより、ボイスメール装置が返信電子メール
を送信する際の送信元アドレスを、ボイスメールユーザ
の電子メールアドレスとすることができる。なおこの場
合には、返信電子メール受信者が返信メッセージを取り
出すことなく、発信者を容易に認識できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、記憶手段に記憶されたディジタル化音声を取り出す
際に、発信者識別手段によってディジタル化音声の発信
者を識別し、対応テーブルの記憶内容に基づいて発信者
に対応した送信先を検索する。または、記憶手段に記憶
されたディジタル化音声を取り出す際に、発信者番号識
別手段によってディジタル化音声の発信者に固有の固有
番号を識別し、対応テーブルの記憶内容に基づいて固有
番号に対応した送信先を検索する。そして対応テーブル
内に送信先が存在する場合に、送信手段によって発信者
に対するディジタル返答文書とディジタル化返答音声と
を発信者に対する送信先に送信する。または対応テーブ
ル内に送信先が存在する場合に、文書化手段によって発
信者に対する返答音声をディジタル文書化し、送信手段
によってディジタル文書化返答音声を発信者に対する送
信先に送信するので、受信者が簡単且つ短時間に返信す
ることができるボイスメール装置およびボイスメールの
処理方法が実現可能であるという効果が得られる。
ば、記憶手段に記憶されたディジタル化音声を取り出す
際に、発信者識別手段によってディジタル化音声の発信
者を識別し、対応テーブルの記憶内容に基づいて発信者
に対応した送信先を検索する。または、記憶手段に記憶
されたディジタル化音声を取り出す際に、発信者番号識
別手段によってディジタル化音声の発信者に固有の固有
番号を識別し、対応テーブルの記憶内容に基づいて固有
番号に対応した送信先を検索する。そして対応テーブル
内に送信先が存在する場合に、送信手段によって発信者
に対するディジタル返答文書とディジタル化返答音声と
を発信者に対する送信先に送信する。または対応テーブ
ル内に送信先が存在する場合に、文書化手段によって発
信者に対する返答音声をディジタル文書化し、送信手段
によってディジタル文書化返答音声を発信者に対する送
信先に送信するので、受信者が簡単且つ短時間に返信す
ることができるボイスメール装置およびボイスメールの
処理方法が実現可能であるという効果が得られる。
【0029】即ち本発明では、発信者番号に対応した電
子メールアドレスを検索するとともに返信音声メッセー
ジを添付した電子メールをボイスメール送信者に送信す
る手段を持つため、ボイスメール受信者がボイスメール
送信者に電話をかけることなく、返信音声メッセージを
入力することで簡単に且つ短時間で返信することができ
る。
子メールアドレスを検索するとともに返信音声メッセー
ジを添付した電子メールをボイスメール送信者に送信す
る手段を持つため、ボイスメール受信者がボイスメール
送信者に電話をかけることなく、返信音声メッセージを
入力することで簡単に且つ短時間で返信することができ
る。
【図1】 本発明の一実施の形態にかかるボイスメール
装置20の構成を示すブロック図である。
装置20の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態が適用される通信網の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】 同実施の形態における対応テーブル25の記
録内容を示す説明図である。
録内容を示す説明図である。
【図4】 同実施の形態における処理の流れの一例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
10 電子メールサーバ 20 ボイスメール装置 21 制御部 22 電子メール送信部 23 記憶部 24 回線インターフェイス部 25 対応テーブル 26 発信者番号識別部 30 構内交換機 40 公衆電話回線網 50、51 コンピュータ 60〜62 電話機 70 LAN 71 一般家庭 80 ゲートウェイ 90 コンピュータネットワーク A1、A2・・・An 発信者番号 B1、B2・・・Bn 電子メールアドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 12/58 H04L 11/20 101B H04M 11/00 303 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 H04M 3/58 G06F 3/16 G06F 13/00 351 H04L 12/00 - 12/60 H04M 11/00 - 11/10
Claims (2)
- 【請求項1】 受信したボイスメールならびに電子メー
ルを記憶する記憶手段と、 前記ボイスメールの発信者であるボイスメールサービス
契約者の発信者番号を識別する発信者識別手段と、 複数の前記ボイスメールサービス契約者の発信者番号と
当該複数のボイスメールサービス契約者の発信者番号の
各々に対応した複数の電子メールアドレスを記憶した対
応テーブルと、 前記発信者に対する返答音声を電子メール形態に変換し
て返答用の電子メールを生成する文書化手段と、 前記発信者に対する返答用の電子メールと返答用のボイ
スメールとを前記発信者に対する電子メールアドレスに
送信する送信手段を有し、 前記記憶手段に記憶されたボイスメールを取り出す際
に、前記発信者識別手段によってボイスメールの発信者
であるボイスメールサービス契約者の発信者番号を識別
して前記対応テーブルの記憶内容に基づいて当該ボイス
メールサービス契約者の発信者番号に対応した前記電子
メールアドレスを検索し、前記対応テーブル内に当該電
子メールアドレスが存在する場合に、前記文書化手段に
よって発信者に対する返答音声を電子メール形態に変換
するとともに、前記送信手段によって前記返答用の電子
メールを発信者に対する電子メールアドレスに送信し、
音声メールの返答を相手に電話をかけずに音声で送信す
る制御手段を有することを特徴とするボイスメール装
置。 - 【請求項2】 受信したボイスメールならびに電子メー
ルを記憶する記憶手段と、前記ボイスメールの発信者で
あるボイスメールサービス契約者の発信者番号を識別す
る発信者識別手段と、複数の前記ボイスメールサービス
契約者の発信者番号と当該複数のボイスメールサービス
契約者の発信者番号の各々に対応した複数の電子メール
アドレスを記憶した対応テーブルと、前記発信者に対す
る返答音声を電子メール形態に変換して返答用の電子メ
ールを生成する文書化手段と、前記発信者に対する返答
用の電子メールと返答用のボイスメールとを前記発信者
に対する電子メールアドレスに送信する送信手段を有
し、記憶手段に記憶されたボイスメールを取り出す際に
発信者識別手段によって前記ボイスメールの発信者であ
るボイスメールサービス契約者の発信者番号を識別する
とともに、対応テーブルの記憶内容に基づいて前記ボイ
スメールサービス契約者の発信者番号に対応した電子メ
ールアドレスを検索する工程と、前記対応テーブル内に
前記電子メールアドレスが存在する場合に送信手段によ
って前記発信者に対する前記返答用の電子メールを前記
発信者に対する電子メールアドレスに送信する工程と、
前記対応テーブル内に前記電子メールアドレスが存在す
る場合に文書化手段によって前記発信者に対する返答音
声を電子メール形態に変換するとともに、送信手段によ
って前記返答用の電子メールを前記発信者に対する電子
メールアドレスに送信する工程を実行することで、音声
メールの返答を前記電子メールアドレスに電話をかけず
に音声で送信するボイスメール装置に対して、 公衆電話回線網と構内交換機とを介してボイスメール装
置に接続し前記記憶手段にボイスメールを蓄積するまで
待機する工程と、 ボイスメールを受信した際に前記発信者識別手段によっ
て前記発信者番号が識別されて前記記憶手段の対応する
アドレスに蓄積される工程と、 前記公衆電話回線網と前記構内交換機とを介して前記ボ
イスメール装置に接続した後に、蓄積したボイスメール
を取り出すまで待機する工程と、 ボイスメールが取り出された後に、前記制御手段に対し
て返信の要求があるか否かを確認し、返信要求がなけれ
ば処理を終了し返信要求があった場合に前記ボイスメー
ル装置の前記制御手段がボイスメールを受信した時に識
別した発信者番号が前記対応テーブルにあるか否かを検
索する工程と、 ボイスメールを受信した時に識別した前記発信者番号が
前記対応テーブルにある場合に前記制御手段が当該発信
者番号に対応する前記電子メールアドレスが前記対応テ
ーブルにあるか否かを検索する工程と、 前記対応テーブルに前記発信者番号ならびに前記電子メ
ールアドレスが存在しなかった場合に電子メールの返信
が不可能であることを示す音声アナウンスを送信して処
理を終了する工程と、 前記発信者番号に対応する前記電子メールアドレスを前
記対応テーブルから検索するとともに、前記記憶手段に
返信音声メッセージが蓄積されるまで待機する工程と、 前記制御手段が返信音声メッセージを添付した電子メー
ルを、前記ボイスメール装置に固有の電子メールアドレ
スを送信元として前記電子メールアドレスに対して、前
記送信手段からLANを介して電子メールサーバに送信
する工程と、 前記電子メールサーバが、前記LANとゲートウェイな
らびにコンピュータネットワークを介して前記電子メー
ルアドレスの宛先であるコンピュータに返信音声メッセ
ージを添付した電子メールを送信する工程を実行するこ
とを特徴とするボイスメールの処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021554A JP3070568B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | ボイスメール装置およびボイスメールの処理方法 |
US09/233,475 US7065189B2 (en) | 1998-01-20 | 1999-01-20 | Voice mail apparatus and method of processing voice mail |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021554A JP3070568B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | ボイスメール装置およびボイスメールの処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11205450A JPH11205450A (ja) | 1999-07-30 |
JP3070568B2 true JP3070568B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=12058235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10021554A Expired - Fee Related JP3070568B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | ボイスメール装置およびボイスメールの処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7065189B2 (ja) |
JP (1) | JP3070568B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6636733B1 (en) | 1997-09-19 | 2003-10-21 | Thompson Trust | Wireless messaging method |
US6253061B1 (en) | 1997-09-19 | 2001-06-26 | Richard J. Helferich | Systems and methods for delivering information to a transmitting and receiving device |
US7003304B1 (en) | 1997-09-19 | 2006-02-21 | Thompson Investment Group, Llc | Paging transceivers and methods for selectively retrieving messages |
US6826407B1 (en) | 1999-03-29 | 2004-11-30 | Richard J. Helferich | System and method for integrating audio and visual messaging |
US6983138B1 (en) | 1997-12-12 | 2006-01-03 | Richard J. Helferich | User interface for message access |
US7444375B2 (en) * | 2001-06-19 | 2008-10-28 | Visto Corporation | Interactive voice and text message system |
US8750480B2 (en) * | 2001-08-03 | 2014-06-10 | Nokia Corporation | Mobile browsing |
EA200501084A1 (ru) * | 2005-08-03 | 2006-06-30 | Мэйфэир Курт Консултантс Лимитед | Способ передачи звукового сообщения с мобильного терминала, в том числе не имеющего доступа к сети интернет, в любой адрес электронной почты |
JP5049203B2 (ja) * | 2008-06-12 | 2012-10-17 | 日本電信電話株式会社 | サービス提供方法及びサーバ装置 |
WO2012015442A1 (en) | 2010-07-30 | 2012-02-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | File transfers based on telephone numbers |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4972461A (en) * | 1989-09-20 | 1990-11-20 | At&T Bell Laboratories | Call message delivery system and method |
JP2783630B2 (ja) | 1990-02-15 | 1998-08-06 | キヤノン株式会社 | 端末装置 |
JPH05227274A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 留守番電話装置 |
JP3476209B2 (ja) | 1992-10-06 | 2003-12-10 | 富士通株式会社 | データ端末と電話端末の連携動作を実現する複合交換制御装置 |
ATE136183T1 (de) * | 1993-06-22 | 1996-04-15 | Vmx Inc | Elektronisches mitteilungssystem mit integrierten sprachnachrichten |
AU7528296A (en) * | 1995-11-07 | 1997-05-29 | R. Ross Cooper | Internet answering machine |
JPH09214560A (ja) | 1996-01-31 | 1997-08-15 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法 |
JP3753198B2 (ja) | 1996-06-27 | 2006-03-08 | 松下電器産業株式会社 | 電子メール受信電話機および通信端末装置 |
JPH10262077A (ja) | 1997-03-18 | 1998-09-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電子メール通信方法及び電子メールシステム |
JPH10303970A (ja) | 1997-04-23 | 1998-11-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 返信メール提供方法及びシステム |
US6304636B1 (en) * | 1997-12-23 | 2001-10-16 | At&T Corp. | Forwarding voice messages to a called party using electronic mail |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP10021554A patent/JP3070568B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-01-20 US US09/233,475 patent/US7065189B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US20030043973A1 (en) | 2003-03-06 |
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