JPH09214560A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法

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JPH09214560A
JPH09214560A JP8015233A JP1523396A JPH09214560A JP H09214560 A JPH09214560 A JP H09214560A JP 8015233 A JP8015233 A JP 8015233A JP 1523396 A JP1523396 A JP 1523396A JP H09214560 A JPH09214560 A JP H09214560A
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JP
Japan
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user
mail
voice
dial
data
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Pending
Application number
JP8015233A
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English (en)
Inventor
Emiko Sekiguchi
絵美子 関口
Hisaya Kurami
尚也 倉見
Teiji Koga
禎治 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09214560A publication Critical patent/JPH09214560A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータと電話機との間で、メッセージ
のやりとりを行うことができるようにする。 【解決手段】 コンピュータ1と電子メールシステム2
3との間では、電子メールがやりとりされ、携帯電話機
8とボイスメールシステム25との間では、ボイスメー
ルがやりとりされる。この場合において、コンピュータ
1から送信されてきた電子メールは、メディア変換部2
4において、音声データに変換され、ボイスメールシス
テム25に転送される。ボイスメールシステム25で
は、メディア変換部24からの音声データがボイスメー
ルとして記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法に関する。特に、コンピュータおよび電
話機などの異なるメディアの端末の間で、データのやり
とりを行うことができるようにする情報処理装置および
情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電話機どうしや、コンピュ
ータどうしなどの同一のメディアの端末間で、データの
やりとりを行うシステムとしては、ボイスメールシステ
ムや、電子メールシステムなどがある。
【0003】ボイスメールシステムにおいては、例えば
ユーザごとに専用の記憶領域(以下、適宜、ボイスメー
ルシステムにおいて各ユーザ専用に設けられた記憶領域
を、ダイヤルインボックスという)と、その記憶領域に
対する電話番号(以下、ダイヤルインボックス番号とい
う)とが割り当てられ、あるユーザに、メッセージ(ボ
イスメール)を伝える場合には、電話機によって、その
ユーザ専用のダイヤルインボックス番号をダイヤルし、
その番号に割り当てられているダイヤルインボックス
に、音声によりメッセージを記憶させる。そして、ユー
ザが、そのメッセージを聴く場合には、やはり電話機に
よって、そのユーザ専用のダイヤルインボックス番号を
ダイヤルし、その番号に割り当てられているダイヤルイ
ンボックスに記憶されているメッセージを再生させる
(このようにしてボイスメールをやりとりする方式を、
以下、適宜、ダイヤルインボックス方式という)。
【0004】また、電子メールシステムにおいては、例
えばユーザごとに専用の記憶領域(以下、適宜、電子メ
ールシステムにおいて各ユーザ専用に設けられた記憶領
域を、メールボックスという)が割り当てられ、あるユ
ーザに、メッセージ(電子メール)を伝える場合には、
コンピュータによって、ホストにアクセスし、そのユー
ザ宛に、例えばテキストなどで作成したメッセージを送
信することで、そのユーザ専用のメールボックスに記憶
させる。そして、ユーザが、そのメッセージを見る場合
には、やはりコンピュータによって、ホストにアクセス
し、そのユーザ専用のメールボックスに記憶されている
メッセージを読み出させる。
【0005】なお、いわゆるパソコン通信では、同一の
ホストに接続されたコンピュータどうしでしか電子メー
ルの交換(送受信)を行うことができないが、最近急速
に普及してきたインターネットでは、同一のホストに接
続されたコンピュータは勿論、異なるホストに接続され
たコンピュータどうしでも、電子メール(いわゆるE−
mail)の交換をすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、ボイスメールは電話機を持っていなければ利用す
ることができず、また、電子メールもコンピュータを持
っていなければ利用することができなかった。
【0007】しかしながら、例えば、あるユーザから送
られてきた電子メールを、ボイスメールの形で、電話機
により受け取ったり、また、ボイスメールを、電子メー
ルの形で、コンピュータにより受け取ったりすることが
できれば便利である。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、異なるメディアの端末の間で、データの
やりとりを行うことができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、第1または第2の端末それぞれとの間で、デ
ータのやりとりを行う第1または第2の通信手段と、第
1または第2の通信手段により受信された第1または第
2の端末からの所定のユーザ宛のデータをそれぞれ記憶
する、そのユーザ専用の第1または第2の記憶手段と、
第1または第2の記憶手段に記憶されたデータを、第2
または第1の記憶手段にそれぞれ転送する転送手段とを
備え、第1または第2の通信手段が、第1または第2の
記憶手段に記憶されたデータを、第1または第2の端末
にそれぞれ送信することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の情報処理方法は、情報処
理装置が、第1または第2の端末それぞれとの間で、デ
ータのやりとりを行う第1または第2の通信手段と、第
1または第2の通信手段により受信された第1または第
2の端末からの所定のユーザ宛のデータをそれぞれ記憶
する、そのユーザ専用の第1または第2の記憶手段とを
備え、第1または第2の記憶手段に記憶されたデータ
を、第2または第1の記憶手段にそれぞれ転送させると
ともに、第1または第2の通信手段に、第1または第2
の記憶手段に記憶されたデータを、第1または第2の端
末にそれぞれ送信させることを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の情報処理装置において
は、第1または第2の通信手段は、第1または第2の端
末それぞれとの間で、データのやりとりを行うようにな
されている。第1または第2の記憶手段は、第1または
第2の通信手段により受信された第1または第2の端末
からの所定のユーザ宛のデータをそれぞれ記憶するよう
になされており、そのユーザ専用のものとされている。
転送手段は、第1または第2の記憶手段に記憶されたデ
ータを、第2または第1の記憶手段にそれぞれ転送する
ようになされており、この場合において、第1または第
2の通信手段が、第1または第2の記憶手段に記憶され
たデータを、第1または第2の端末にそれぞれ送信する
ようになされている。
【0012】請求項5に記載の情報処理方法において
は、第1または第2の通信手段は、第1または第2の端
末それぞれとの間で、データのやりとりを行い、第1ま
たは第2の記憶手段は、第1または第2の通信手段によ
り受信された第1または第2の端末からの所定のユーザ
宛のデータをそれぞれ記憶するようになされており、そ
のユーザ専用のものとされている。この場合において、
第1または第2の記憶手段に記憶されたデータを、第2
または第1の記憶手段にそれぞれ転送させるとともに、
第1または第2の通信手段に、第1または第2の記憶手
段に記憶されたデータを、第1または第2の端末にそれ
ぞれ送信させるようになされている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したネット
ワークシステムの一実施例の構成を示している。ユーザ
は、パーソナルコンピュータ(以下、適宜、パソコンと
いう)1を有し、例えばPSTN(Public Switched Te
lephone Network)やISDN(Integrated Service Di
gital Network)などの公衆網2、あるいは図示せぬ専
用線を介して、サービスプロバイダ(接続業者)が有す
るSP(Service Provider)サーバ3に接続されてい
る。そして、SPサーバ3は、インターネット4に接続
されている。即ち、パソコン1は、SPサーバ3を介し
て、インターネット4に接続されている。
【0014】なお、図示していないが、他のユーザのパ
ソコンも同様にして、SPサーバ3、あるいは他のサー
ビスプロバイダが有するサーバや、大学や企業その他に
設置されているサーバ(ホストコンピュータ)を介し
て、インターネット4に接続されている。
【0015】また、ユーザは、インターネット4に直接
接続することも可能であるが、通常は、サービスプロバ
イダと契約し、図1に示したように、公衆網2を介し
て、SPサーバ3にアクセスすることで、インターネッ
ト4に接続される。
【0016】インターネット4においては、TCP/I
P(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)と呼ばれるプロトコルにしたがって、コンピュータ
相互間で通信を行うようになされている。また、インタ
ーネット4上には、WWWが構築されており、このWW
Wでは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と
呼ばれるプロトコルにより、データの転送を行い、HT
ML(Hyper Text Markup Language)で画面を記述する
ことにより、情報の検索や表示を、簡単に行うことがで
きるようになされている。さらに、インターネット4に
おいては、WWWの他、例えば、いわゆる電子メール
(E−mail)や、パソコン通信でいうところの掲示
板に相当するネットニュースなどのサービスも提供され
ており、パソコンを有するユーザどうしは、電子メール
のやりとりをしたり、また、特定のテーマについての記
事を書き込み、その記事を読むことができるようになさ
れている。なお、電子メールは、SMTP(Simple Mai
l Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコルで、ま
た、ネットニュースにおける記事は、NNTP(Networ
k News Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコルで、
それぞれ転送されるようになされている。
【0017】ところで、図1においては、パソコン1の
他、例えばゲーム端末6、電話機7、携帯電話機8、フ
ァクシミリ(以下、適宜、FAXという)9,AV(Au
dio/Visual)機器10なども公衆網2を介して、SPサ
ーバ3にアクセスすることができるようになされてお
り、これにより、これらの端末を用いても、インターネ
ット4におけるサービスの提供を受けることができるよ
うになされている。インターネット4で利用することの
できるサービスの1つである、例えば電子メールを例に
説明すれば、ユーザは、パソコン1によって、電子メー
ルの送受信をすることができる他、ゲーム端末6、電話
機7、携帯電話機8,FAX9,AV機器10によって
も、電子メールの送受信をすることができる。
【0018】即ち、ゲーム端末6においては、それを操
作することで、パソコン1における場合と同様にして、
電子メールのやりとりをすることができるようになされ
ている。電話機7および携帯電話機8では、電子メール
を音声で送信し、また、電子メールを音声で受信するこ
とができるようになされている。FAX9では、電子メ
ールをイメージのデータで送信し、また、電子メールを
イメージのデータで受信することができるようになされ
ている。AV機器10においては、それに付随するリモ
ートコマンダなどを操作することで、パソコン1におけ
る場合と同様にして、電子メールのやりとりをすること
ができるようになされている。
【0019】この場合、パソコン1、ゲーム端末6、ま
たはAV機器10と、電話機7または携帯電話機8との
間で、電子メールの送受信を行うためには、音声データ
を、通常の電子メールのデータに変換するとともに、そ
の逆の変換も行う必要があり、パソコン1、ゲーム端末
6、またはAV機器10と、FAX9との間でも、イメ
ージのデータの変換と、通常の電子メールのデータの変
換との双方の変換が必要となる。さらに、電話機7また
は携帯電話機8と、FAX9との間では、イメージのデ
ータと音声データとの間の変換が必要となる。これらの
変換は、SPサーバ3によって行われるようになされて
いる。
【0020】なお、このような異なるメディアのデータ
間の変換を行う方法については、例えば特公平7−10
5848号公報などに、その詳細が開示されている。
【0021】SPサーバ3は、このように異なるメディ
アの端末間で、電子メールなどのデータをやりとりする
ためのサービスを提供するが、以下、このサービスを、
上述の端末のうち、異なるメディアの端末である、例え
ばパソコンおよび携帯電話機を用いる場合について説明
する。なお、このサービスは、いわば、メディアの混在
した中で、電子メールのやりとりをすることができるよ
うにするものであるから、以下、適宜、メディアミック
スメーリングという。
【0022】次に、図2を参照して、メディアミックス
メーリングサービスの内容について説明する。いま、ユ
ーザAがパソコン(PC)1のみを有し、そのユーザA
が、携帯電話機(セルラー)8のみを有するユーザB
と、パソコン11および携帯電話機12の両方を有する
ユーザCとに、電子メール(E−Mail)を送ろうと
している。
【0023】なお、ユーザA乃至Cは、SPサーバ3を
有するサービスプロバイダと契約しており、メディアミ
ックスメーリングサービスの提供を受けるために必要な
情報は、この契約をすることによって、SPサーバ3に
登録されるようになされている。
【0024】また、この実施例では、ユーザCは、SP
サーバ3を有するサービスプロバイダだけでなく、他の
サービスプロバイダとも契約しており、ユーザCが有す
るパソコン11は、SPサーバ3ではなく、他のサービ
スプロバイダのサーバを介してインターネット4と接続
されている。
【0025】この場合、ユーザAがパソコン1を操作し
て、メッセージを作成し、ユーザBおよびユーザCを宛
先とする電子メールとして送信すると、この電子メール
は、SPサーバ3で受信される。SPサーバ3において
は、ユーザBを宛先とする電子メールは、携帯電話機8
に送信する旨が登録されており、従って、ユーザAから
の電子メールは、携帯電話機8に送信される。
【0026】即ち、SPサーバ3は、ユーザAからの電
子メールを、例えば音声合成などのアプリケーションを
用いて、携帯電話機で取扱いが可能な音声データ(携帯
電話機用のデータ)に変換する。この音声データは、ユ
ーザB宛の、例えばボイスメール(Voice Mai
l)として、SPサーバ3に設けられた、ユーザB専用
のダイヤルインボックスに記憶される。
【0027】ユーザBは、携帯電話機8により、基地局
15および公衆網2介して、SPサーバ3にアクセス
し、自身のダイヤルインボックスに記憶された音声デー
タを再生させる。この再生された音声データは、D/A
変換器13を介することによって、アナログの音声信号
に変換され、公衆網2を介して、基地局15に転送され
る。基地局15では、この音声信号が、無線により携帯
電話機8に送信され、これにより、携帯電話機8を有す
るユーザBは、ユーザAから電子メールとして送られて
きたメッセージを、音声で聴くことができる。なお、ダ
イヤルインボックスに音声データが記憶された場合に
は、ユーザBからのアクセスを待って送信するのではな
く、その旨を、携帯電話機8を介して、ユーザBに報知
するようにすることも可能である。
【0028】また、SPサーバ3においては、ユーザC
を宛先とする電子メールは、パソコン11または携帯電
話機12のうち、例えば携帯電話機12に送信する旨が
登録されており、従って、ユーザAからの電子メール
は、携帯電話機12に送信される。即ち、SPサーバ3
は、上述した場合と同様に、ユーザAからの電子メール
を、ディジタルの音声データに変換し、ユーザC専用の
ダイヤルインボックスに記憶させる。この音声データ
は、D/A変換器13を介することによって、アナログ
の音声信号に変換され、公衆網2を介して、基地局14
に転送される。基地局14では、この音声信号が、無線
により携帯電話機12に送信され、これにより、ユーザ
Bは、例えば外出先などにおいて、携帯電話機12によ
り、ユーザAから電子メールとして送られてきたメッセ
ージを音声で聴くことができる。
【0029】なお、SPサーバ3には、ユーザCを宛先
とする電子メールは、携帯電話機12ではなく、パソコ
ン11に送信する旨を登録することもでき、この場合
は、従来と同様にして(インターネット4において通常
行われるようにして)、ユーザAからの電子メールが、
ユーザCに送信される。即ち、SPサーバ3は、ユーザ
Aからの電子メールを、ユーザCの電子メールアドレス
に含まれるドメイン名に対応するサーバ(メールサー
バ)に送信する。メールサーバでは、そこに設けられ
た、ユーザC専用のメールボックスにユーザAからの電
子メールが記憶される。従って、ユーザCは、パソコン
1により、そのメールボックスに記憶されている電子メ
ールを読み出すことで、ユーザAからの電子メールを見
ることができる。
【0030】以上のようにして、ユーザAからのメッセ
ージを聴いたユーザBが、ユーザAに返事をする場合、
即ち、例えばユーザAからのメッセージが、ミーティン
グを日時を連絡するものであり、その日時の都合につい
て返事をする場合、ユーザBは、基地局15および公衆
網2を介して、SPサーバ3にアクセスし、携帯電話機
8により、音声で、ユーザAを宛先とするメッセージを
入力する。この音声は、音声信号として、基地局15に
無線で送信され、さらに、公衆網2を介して、A/D変
換器16に供給される。A/D変換器16では、その音
声信号が、A/D変換されることにより、ディジタルの
音声データとされ、ボイスメールとして、SPサーバ3
に供給される。
【0031】SPサーバ3においては、ユーザAを宛先
とする電子メールは、パソコン1に送信する旨が登録さ
れており、従って、ユーザBからのボイスメールは、パ
ソコン1に送信される。
【0032】即ち、SPサーバ3は、ユーザBからのボ
イスメールとしての音声データを、例えば、いわゆるA
V形式や、WAV形式、AIFC形式、AIFF形式な
どのパソコンで取扱いが可能な音声ファイル(パソコン
用のデータ)に変換する。さらに、SPサーバ3では、
この音声ファイルが、所定のフォーマットの電子メール
に添付され(このように、音声ファイルが添付された電
子メールを、以下、適宜、ボイス貼付電子メール(ボイ
ス貼付E−Mail)という)、これを、ユーザA宛の
電子メール(ボイス貼付電子メール)として、SPサー
バ3に設けられた、ユーザA専用のメールボックスに記
憶させる。
【0033】従って、ユーザAは、パソコン1により、
そのメールボックスに記憶されているボイス貼付電子メ
ールを読み出し、そこに添付されている音声ファイルを
再生させることで、例えば、パソコン1が内蔵するスピ
ーカなどから、ユーザBからのメッセージ(返事)を聴
くことができる。
【0034】なお、上述の場合においては、ユーザBか
らのボイスメールとしての音声データを、AU形式など
の音声ファイルに変換し、所定フォーマットの電子メー
ルに添付するようにしたが、その他、例えば、ユーザB
からのボイスメールとしての音声データは、例えばテキ
ストデータに変換し、それを、電子メールとして、ユー
ザA専用のメールボックスに記憶させるようにすること
も可能である。この場合、ユーザAは、パソコン1によ
り、そのメールボックスに記憶されている電子メールを
読み出すことで、ユーザBからの電子メール(メッセー
ジ)を見ることができる。
【0035】ユーザCが、携帯電話機12により、ユー
ザAに対してメッセージを送信する場合も、上述のユー
ザBにおける場合と同様にして、ボイスメールとしての
音声データが、電子メールの形に変換される。
【0036】なお、ユーザBが、携帯電話機8を用い
て、ユーザCの有するパソコン11に対し、メッセージ
を送信する場合においては、SPサーバ3では、携帯電
話機8からのボイスメールが、上述したようにボイス貼
付電子メールに変換された後、インターネット4におい
て通常行われる方式で、パソコン11に送信される。
【0037】以上のように、メディアミックスメーリン
グサービスによれば、異なるメディアの端末間で、メッ
セージ(データ)のやりとりをすることができる。即
ち、例えばユーザBは、ユーザAから送られてきた電子
メールを、ボイスメールの形で、携帯電話機8により受
け取り、ユーザAは、ユーザBからのボイスメールを、
電子メールの形で、パソコン1により受け取ることがで
きる。また、パソコン11および携帯電話機12の両方
を有するユーザCは、例えば会社や自宅などでは、その
会社や自宅に設置してあるパソコン11により、自身宛
のメッセージを、電子メールの形で受け取ることがで
き、また、例えば外出先などでは、自身宛のメッセージ
を、ボイスメールの形で受け取ることができる。
【0038】次に、図3は、以上のようなメディアミッ
クスメーリングサービスを提供するSPサーバ3の構成
を示している。通信部21は、パソコン1(第1の端
末)や携帯電話機8(第2の端末)などの端末からアク
セスがあったときに、その端末との通信リンクを確立
し、さらにその他通信に必要な制御を行うようになされ
ている。メディア判定部22は、アクセスのあった端末
のメディア(種類)を判定し、端末がパソコン1であっ
た場合には、パソコン1を電子メールシステム23と接
続し、端末が携帯電話機8であった場合には、携帯電話
機8をボイスメールシステム25と接続するようになさ
れている。
【0039】電子メールシステム23(第1の通信手
段)は、いわゆるメールサーバの機能を少なくとも有す
るもので、メディア判定部22によって接続されたパソ
コン1と電子メールのやりとりを行う他、その他必要な
情報のやりとりを行うようになされている。また、電子
メールシステム23は、電子メール記憶部23Aを有し
ており、この電子メール記憶部23Aは、各ユーザ専用
のメールボックス(第1の記憶手段)から構成されてい
る。メールボックスは、ユーザごとに設けられており、
あるユーザ宛の電子メールは、そのユーザ専用のメール
ボックスに記憶されるようになされている。なお、各ユ
ーザ専用のメールボックスは、契約することによって設
けられるようになされている。また、契約したユーザに
は、電子メールアドレスが発行されるようになされてお
り、各ユーザ専用のメールボックスは、そのユーザの電
子メールアドレスのうちのID(電子メールアドレスx
xx@yyy.zzz.jpのうちのxxx)によって
特定されるようになされている。
【0040】メディア変換部24は、ユーザデータベー
ス26の内容に対応して、あるユーザ専用のメールボッ
クスに記憶された電子メールをボイスメールの形に変換
して、そのユーザ専用のダイヤルインボックスに転送
し、また、あるユーザ専用のダイヤルインボックスに記
憶されたボイスメールを電子メールの形に変換して、そ
のユーザ専用のメールボックスに転送するようになされ
ている。なお、メディア変換部24における、このよう
なメディアの変換が、例えば上述した特公平7−105
848号公報などに開示されている手法によって行われ
る。
【0041】ボイスメールシステム25(第2の通信手
段)は、メディア判定部22によって接続された携帯電
話機8と、例えば前述したようなダイヤルインボックス
方式で、ボイスメールのやりとりを行う他、その他必要
な情報のやりとりを行うようになされている。また、ボ
イスメールシステム25は、ボイスメール記憶部25A
を有しており、このボイスメール記憶部25Aは、各ユ
ーザ専用のダイヤルインボックス(第2の記憶手段)か
ら構成されている。ダイヤルインボックスは、ユーザご
とに設けられており、あるユーザ宛のボイスメールは、
そのユーザ専用のメールボックスに記憶されるようにな
されている。なお、ダイヤルインボックスについても、
メールボックスと同様に契約することによって、そのユ
ーザ専用のものが設けられるようになされている。ま
た、契約したユーザには、電話番号に対応するダイヤル
インボックス番号が発行されるようになされており、各
ユーザ専用のダイヤルインボックスは、そのユーザのダ
イヤルインボックス番号によって特定されるようになさ
れている。
【0042】ユーザデータベース26(情報記憶手段)
は、契約時にユーザに対して発行されるパスワードや、
電子メールアドレス(E−Mailアドレス)、ダイヤ
ルインボックス番号、さらには、上述したユーザBを宛
先とする電子メールを、携帯電話機8にボイスメールと
して送信する旨などの情報(このような情報を、以下、
適宜、環境設定情報という)を記憶するようになされて
いる。ユーザデータベース26では、あるユーザについ
てのパスワード、電子メールアドレス、ダイヤルインボ
ックス番号、および環境設定情報(以下、適宜、これら
をまとめてユーザ情報という)は、例えば図4に示すよ
うに対応付けられて記憶されるようになされている。
【0043】なお、パスワード、電子メールアドレス、
およびダイヤルインボックス番号は、SPサーバ3を有
するサービスプロバイダによってユーザデータベース2
6に登録されるが、環境設定情報は、後述するようにし
て、パソコン1または携帯電話機8を操作することによ
り、ユーザが設定することができるようになされてい
る。即ち、例えば、パソコン1を有するユーザAが、通
信部21およびメディア判定部22を介して、電子メー
ルシステム23にアクセスし、必要な環境設定情報を入
力すると、その環境設定情報は、電子メールシステム2
3によってユーザデータベース26に登録されるように
なされている。また、携帯電話機8を有するユーザB
が、通信部21およびメディア判定部22を介して、ボ
イスメールシステム25にアクセスし、必要な環境設定
情報を入力すると、その環境設定情報は、ボイスメール
システム25によってユーザデータベース26に登録さ
れるようになされている。
【0044】次に、ユーザAから電子メールが送られ、
これが、ボイスメールとして、ユーザBによって受け取
られる場合の、SPサーバ3の動作について、図5を参
照して説明する。なお、ユーザデータベース26には、
環境設定情報として、ユーザBを宛先とする電子メール
は、携帯電話機8にボイスメールとして送信する旨が登
録されているものとする。
【0045】まず、ユーザAは、パソコン1を操作し
て、SPサーバ3にアクセスする。この場合、パソコン
1は、通信部21およびメディア判定部22を介して、
電子メールシステム23と接続される。そして、ユーザ
は、ユーザBを宛先とする電子メールを送信する。この
ユーザB宛の電子メールは、電子メールシステム23で
受信され、電子メール記憶部23Aに設けられたユーザ
B専用のメールボックスEB(第1の記憶手段)に記憶
される(1)。
【0046】メディア変換部24は、メールボックスE
Bに電子メールが記憶されると、ユーザデータベース2
6に登録されている環境設定情報を参照し、ユーザBを
宛先とする電子メールを、携帯電話機8にボイスメール
として送信する旨が登録されているかどうかを確認し、
その旨が登録されている場合、上述したように、メール
ボックスEBに記憶された電子メールをボイスメールに
変換し、ボイスメールシステム25のボイスメール記憶
部25Aに設けられたユーザB専用のダイヤルインボッ
クスVB(第2の記憶手段)に転送して記憶させる。
【0047】一方、ユーザBは、契約時に発行されたダ
イヤルインボックス番号をダイヤルすることで、携帯電
話機8により、通信部21およびメディア判定部22を
介して、ボイスメールシステム25が有するボイスメー
ル記憶部25AのユーザB専用のダイヤルインボックス
VBにアクセスする(2)。そして、ユーザBが、携帯
電話機8を操作することにより、契約時に発行されたパ
スワードを入力すると、ボイスメールシステム25で
は、ダイヤルインボックスVBに記憶されたボイスメー
ルが再生され、メディア判定部22および通信部21を
介して、携帯電話機8に送信される(3)。
【0048】なお、メールボックスEBに記憶された電
子メールをボイスメールに変換し、ダイヤルインボック
スVBに転送した後、メールボックスEBに記憶された
電子メールをそのまま残しておくか、または消去するか
は、環境設定情報として登録しておくことができるよう
になされており、メディア変換部24では、そのような
環境設定情報にしたがって、メールボックスEBに記憶
された電子メールをそのまま残し、または消去するよう
になされている。
【0049】次に、ユーザBから送られてくるユーザA
宛のボイスメールは、次のようにして、電子メールの形
で、ユーザAに届けられる。なお、ユーザデータベース
26において、ユーザAを宛先とするボイスメールは、
パソコン1に電子メールとして送信する旨の環境設定情
報が登録されているものとする。
【0050】即ち、ユーザBは、携帯電話機8により、
ユーザAのダイヤルインボックス番号をダイヤルし、通
信部21およびメディア判定部22を介して、ボイスメ
ールシステム25が有するボイスメール記憶部25Aの
ユーザA専用のダイヤルインボックスVAにアクセスす
る。そして、ユーザBは、携帯電話機8により、音声で
メッセージを送信する。この音声メッセージは、ボイス
メールとして、ユーザA専用のダイヤルインボックスV
A(第2の記憶手段)に記憶される。
【0051】メディア変換部24は、ダイヤルインボッ
クスVAにボイスメールが記憶されると、ユーザデータ
ベース26に登録されている環境設定情報を参照し、ユ
ーザAを宛先とするボイスメールを、パソコン1に電子
メールとして送信する旨が登録されているかどうかを確
認し、その旨が登録されている場合、上述したように、
ダイヤルインボックスVAに記憶されたボイスメール
を、ボイス貼付電子メールに変換し、ボイスメールシス
テム25のボイスメール記憶部25Aに設けられたユー
ザA専用のメールボックスEA(第1の記憶手段)に転
送して記憶させる。
【0052】従って、ユーザAは、パソコン1により、
通信部21およびメディア判定部22を介して、電子メ
ールシステム23が有する電子メール記憶部23Aのユ
ーザA専用のメールボックスEAにアクセスし、そこか
らボイス貼付電子メールを読み出すことで、上述したよ
うに、ユーザBからのメッセージを聴くことができる。
【0053】なお、ダイヤルインボックスVAに記憶さ
れたボイスメールをボイス貼付電子メールに変換し、メ
ールボックスEAに転送した後、ダイヤルインボックス
VAに記憶されたボイスメールをそのまま残しておく
か、または消去するかについては、上述したメールボッ
クスEBに記憶された電子メールと同様に、環境設定情
報として登録しておくことができるようになされてい
る。
【0054】次に、ユーザAがパソコン1を操作して、
ユーザBに対して電子メールを送信するときの操作手順
を、図6のフローチャートを参照して説明する。まず、
ユーザAは、ステップS1において、パソコン1を操作
し(例えば、電子メールをやりとりするためのアプリケ
ーション(以下、適宜、電子メール用アプリケーション
という)に対応するアイコンを、マウスなどによってク
リックし)、電子メール用アプリケーションを起動す
る。
【0055】電子メール用アプリケーションからは、そ
の後、例えば、IDとパスワードとの入力が要求される
ので、ユーザAは、ステップS2において、パソコン1
を操作して、契約時に発行されたIDとパスワードを入
力する。そして、ステップS3に進み、ユーザは、電子
メールとして送信するメッセージを記述するためのペー
ジを開くようにパソコン1を操作する。これに対応し
て、電子メール用アプリケーションでは、例えば図7に
示すようなメッセージを記述するためのページが開かれ
る。なお、同図の上部に設けられた環境設定ボタン31
または送信ボタン32は、環境設定情報を設定するとき
に、または電子メールを送信するときに、それぞれ操作
(クリック)される。再生ボタン33については後述す
る。
【0056】さらに、ステップS3において、ユーザ
は、図7に示したページに、パソコン1を操作すること
によりメッセージを入力する(図7の実施例では、「こ
んにちは、・・・」が入力されている)。そして、ユー
ザは、メッセージの入力を終了した後、ステップS4に
おいて、送信ボタン32をクリックする。
【0057】送信ボタン32がクリックされると、パソ
コン1は、電子メールシステム23にアクセスし、ステ
ップS2で入力されたIDとパスワードを送信する。電
子メールシステム23は、パソコン1からのIDとパス
ワードとの組合せが、ユーザデータベース26に記憶さ
れているかどうかを確認し、記憶されている場合(即
ち、ユーザAが契約者である場合)、パソコン1のアク
セスを許可する。なお、パソコン1からのIDとパスワ
ードとの組合せが、ユーザデータベース26に記憶され
ていない場合には、電子メールシステム23において、
パソコン1からのアクセスは拒否される。
【0058】パソコン1(電子メール用アプリケーショ
ン)では、電子メールシステム23からアクセスが許可
されると、ステップS3で入力されたメッセージが電子
メールとして、電子メールシステム23に送信される。
電子メールシステム23では、パソコン1からの電子メ
ールが、例えばユーザB宛のものであれば、その電子メ
ールは、ユーザB専用のメールボックスEBに記憶され
る。
【0059】なお、ユーザB専用のメールボックスEB
に記憶されたユーザAからの電子メールは、上述したよ
うに、ユーザデータベース26に記憶された環境設定情
報にしたがって処理されるので、ユーザAは、ユーザB
が使用する端末のメディアが何であるかに拘らず(ここ
では、パソコンまたは携帯電話機のうちのいずれである
かに拘らず)、従来と同様の手順で、電子メールを送信
することができる。
【0060】次に、ユーザAがパソコン1を操作して、
電子メールを受信するときの操作手順を、図8のフロー
チャートを参照して説明する。まず、ユーザAは、ステ
ップS11またはS12において、図6におけるステッ
プS1またはS2それぞれにおける場合と同様に、電子
メール用アプリケーションを起動し、IDとパスワード
を入力する。
【0061】そして、ユーザAは、ステップS13にお
いて、ユーザA専用のメールボックスEAに記憶された
電子メールの一覧表である受信メールリストを、電子メ
ールシステム23に対して要求するように、パソコン1
を操作する。この場合、パソコン1からは、この要求と
ともに、ステップS12で入力されたIDとパスワード
が、電子メールシステム23に送信される。電子メール
システム23は、パソコン1からのIDとパスワードと
の組合せが、ユーザデータベース26に記憶されている
かどうかを確認し、記憶されている場合、パソコン1の
アクセスを許可し、ユーザA専用のメールボックスEA
に記憶された電子メールについての受信メールリストを
作成して、パソコン1に送信する。
【0062】パソコン1では、電子メールシステム23
からの電子メールリストが受信されて表示される。
【0063】ここで、図9(A)は、受信メールリスト
の例を示している。この実施例では、最も左に、差出人
の欄が設けられ、その右隣に、電子メールがボイス貼付
電子メールである場合には、そのことを示すマーク(ボ
イスメールマーク)「V」が表示される欄(以下、適
宜、ボイスメールマーク欄という)が設けられている。
さらに、最も右には、電子メールに付されたタイトルを
表示するための欄が設けられている。従って、ユーザ
は、ボイスメールマーク欄を参照することで、各電子メ
ールが、ボイスメールが変換されたものであるかどうか
を知ることができる。なお、図9(A)の実施例では、
差出人がzzz,bbb、およびcccの電子メール
が、ボイス貼付電子メールとなっている。
【0064】ユーザAは、電子メールを読むとき、ステ
ップS14において、受信メールリストの中の所望する
電子メールを、その表示部分をクリックすることなどに
よって指定する。この場合、パソコン1(電子メール用
アプリケーション)において、その電子メールがダウン
ロードされ、例えば図9(B)に示すような、図7に示
したページと同様に構成されるページに表示される。
【0065】なお、ダウンロードされた電子メールが、
ボイス貼付電子メールであるときには、通常(電子メー
ルを送信するときや、ダウンロードされた電子メール
が、ボイス貼付電子メールでないときなど)は、図7に
示したように、淡く表示される再生ボタン33が濃く表
示され(例えば、環境設定ボタン31や送信ボタン32
と同様の濃さで表示され)、クリックが可能な状態とさ
れる。
【0066】この場合、ユーザAが、再生ボタン33を
クリックすると、パソコン1(電子メール用アプリケー
ション)では、そのボイス貼付電子メールに添付されて
いる音声ファイルが再生され、その内蔵するスピーカか
ら出力される。
【0067】次に、図10乃至図12のフローチャート
を参照して、例えばユーザBが携帯電話機8により、メ
ディアミックスメーリングサービスを利用する場合のS
Pサーバ3の動作について説明する。
【0068】ユーザBが、携帯電話機8を操作すること
により、所定のダイヤルインボックス番号をダイヤル
し、ボイスメールシステム25にアクセスすると、ボイ
スメールシステム25では、ステップS21において、
例えば音声メッセージ「こちらは、××さんのボイスメ
ールボックス(ダイヤルインボックス)です。メッセー
ジを聞くときは1#を、録音するときには2#をダイヤ
ルしてください。」などが、携帯電話機8に送信され
る。
【0069】ユーザBは、この音声メッセージに対応
し、ステップS22において、メッセージを聞く場合に
は1#を、メッセージを録音する場合には2#を、それ
ぞれダイヤルする。
【0070】なお、ユーザBは、メッセージを聞く場合
には、自身のダイヤルインボックスに割り当てられたダ
イヤルインボックス番号をダイヤルし、また、メッセー
ジを録音する場合には、そのメッセージを送りたい相手
のダイヤルインボックスに割り当てられたダイヤルイン
ボックス番号をダイヤルすることにより、ボイスメール
システム25にアクセスする必要がある。
【0071】ステップS22において、ユーザにより携
帯電話機7が操作(ダイヤル)されると、その操作に対
応した信号(以下、適宜、入力ダイヤルという)が、ボ
イスメールシステム25で受信され、ステップS23に
おいて、その入力ダイヤルが何であるかが判定される。
ステップS23において、ステップS22で入力された
入力ダイヤルが、1#であると判定された場合、即ち、
ユーザBがダイヤルインボックスに記憶されたボイスメ
ールを聴こうとしている場合、ステップS24に進み、
ボイスメールシステム25から携帯電話機8に対し、例
えば音声メッセージ「パスワードを入れてください。」
などが送信される。
【0072】これに対応して、ユーザBは、ステップ2
5において、契約時に発行されたパスワードを、携帯電
話機8を操作することにより入力する。パスワードが入
力されると、ボイスメールシステム25では、ユーザデ
ータベース26が参照され、ユーザBからアクセスのあ
ったダイヤルインボックスのダイヤルインボックス番号
に、入力されたパスワードが対応付けられているかどう
かが確認され、対応付けられている場合、即ち、ユーザ
Bが、ユーザB自身のダイヤルインボックスVBに記憶
されたメッセージ(ボイスメール)を聴こうとしている
場合、ステップS26に進む。
【0073】なお、ユーザBからアクセスのあったダイ
ヤルインボックスのダイヤルインボックス番号に、入力
されたパスワードが対応付けられていない場合、ボイス
メールシステム25は、ユーザBがアクセスしているダ
イヤルインボックスが、他人のものであるとして(ある
いは、ユーザBが契約を行ったものでないとして)、携
帯電話機8に対し、例えば音声メッセージ「パスワード
が間違っています。」などを送信して、携帯電話機8と
の回線を切断するようになされている。
【0074】ステップS26では、ボイスメールシステ
ム25は、ユーザB専用のダイヤルインボックスVBを
参照し、そこに記憶されているボイスメールの数をカウ
ントする。さらに、ボイスメールシステム25は、その
数をユーザBに報知する音声メッセージとして、例えば
「メール(ボイスメール)が、○○(カウント数)通届
いています。いま聞くときは1#を、後で聞くときは2
#をダイヤルしてください。」などを、携帯電話機8に
送信する。
【0075】ユーザBは、この音声メッセージに対応
し、ステップS27において、メッセージを聴く場合に
は1#を、聴かない場合には2#を、それぞれダイヤル
する。ステップS27において入力された入力ダイヤル
は、ボイスメールシステム25で受信される。そして、
ボイスメールシステム25では、ステップS28におい
て、その入力ダイヤルが何であるかが判定される。
【0076】ステップS28において、ステップS27
で入力された入力ダイヤルが2#であると判定された場
合、即ち、ユーザBが、例えば後日改めてアクセスし、
そのときにボイスメールを聴こうとしている場合、ステ
ップS29に進み、ボイスメールシステム25では、携
帯電話機8に対し、例えば音声メッセージ「ご利用あり
がとうございました。」が送信され、ステップS30に
進む。ステップS30では、ボイスメールシステム25
によって、携帯電話機8との回線が切断され、処理を終
了する。
【0077】また、ステップS28において、ステップ
27で入力された入力ダイヤルが1#であると判定され
た場合、即ち、ユーザBがボイスメールを聴こうとして
いる場合、ステップS31に進み、ボイスメールシステ
ム25から携帯電話機8に対し、例えば音声メッセージ
「準備をしています。少しお待ちください。」が送信さ
れ、さらに、それに続いて、音声メッセージ「それぞれ
のメールを読み上げた後で、もう一度再生したいときは
1#、返事のボイスメールを録音するときは2#をダイ
ヤルしてください。また、9#で、次のメールに移りま
す。」などが送信される。
【0078】そして、ボイスメールシステム25は、ユ
ーザBのダイヤルインボックスから、例えばそこに記憶
された日時の古い順に、ボイスメールを読み出し、携帯
電話機8に送信する。即ち、ボイスメールシステム25
では、図10のステップS31から図11のステップS
41に進み、最も古い日時のボイスメールが読み出さ
れ、そのボイスメールの差出人と、可能ならばそのタイ
トルとが認識される。そして、携帯電話機8に対し、例
えば音声メッセージ「○○(差出人)さんから、○○
(タイトル)についてのメールです。」が送信され、さ
らにそれに続いて、読み出したボイスメールが送信され
る。
【0079】ユーザBは、このボイスメールを聴いて、
ステップS42において、ステップS31で送信されて
きた音声メッセージに対応した操作を行う。即ち、ユー
ザBは、ステップS42において、ステップS41で送
信されてきたボイスメールを再度聴くときは1#を、そ
のボイスメールに対する返事を録音するときには2#
を、その次のボイスメールを聴くときには9#を、それ
ぞれダイヤルする。
【0080】これに対応して、ボイスメールシステム2
5では、ステップS43において、ステップS42で入
力された入力ダイヤルが何であるかが判定される。ステ
ップS43において、入力ダイヤルが1#であると判定
された場合、ボイスメールシステム25では、前回のス
テップS41で送信したボイスメールが、再びユーザB
のダイヤルインボックスVBから読み出され、ステップ
S41に戻る。従って、この場合、ステップS41で
は、前回のステップS41で送信したボイスメールが再
び送信される。
【0081】また、ステップS43において、ステップ
S42で入力された入力ダイヤルが、2#または9#の
うちのいずれかであると判定された場合、ステップS4
4に進み、ボイスメールシステム25は、ユーザデータ
ベース26に記憶された、ボイスメールの差出人(ここ
では、例えばパソコン1および携帯電話機12を有する
ユーザC(図2)とする)の環境設定情報を参照し、そ
こに、ユーザBがボイスメールを聴いたならば、即座に
連絡をしてほしい旨の設定(以下、適宜、「相手とすぐ
つなぐ」設定という)(この設定については、後述す
る)が行われているかどうかが判定される。
【0082】ステップS44において、「相手とすぐつ
なぐ」設定が行われていると判定された場合、ステップ
S45に進み、ボイスメールシステム25は、例えば音
声メッセージ「○○(ボイスメールの差出人であるユー
ザC)さんに電話をかけます。おつなぎしますので、少
しお待ちください。」などを、携帯電話機8に送信し、
その後、ユーザCのユーザ情報を参照して、その携帯電
話機12の電話番号を認識する。そして、その電話番号
をダイヤルすることで、ユーザCが有する携帯電話機1
2との通信リンクを確立した後、ステップS46に進
み、例えば音声メッセージ「ご利用ありがとうございま
した。どうぞ、お話しください。」などを送信する。さ
らに、ボイスメールシステム25は、ユーザBの有する
携帯電話機8と、ユーザCの有する携帯電話機12との
通信リンクを確立させ、ユーザBの有する携帯電話機8
との回線を切断して、処理を終了する。
【0083】従って、この場合、ユーザCは、ユーザB
がボイスメールを聴いた後、即座に、ユーザBと連絡を
とることができる。
【0084】一方、ステップS44において、「相手と
すぐつなぐ」設定が行われていないと判定された場合、
ステップS48に進み、ボイスメールシステム25にお
いて、ステップS42で入力された入力ダイヤルが何で
あるかが、再び判定される。
【0085】ステップS48において、入力ダイヤルが
9#であると判定された場合、さらにユーザBのダイヤ
ルインボックスVBに記憶されたボイスメールの読み出
しがすべて終了したかどうかが判定され、すべて終了し
たと判定された場合、ステップS49に進み、ボイスメ
ールシステム25は、例えば音声メッセージ「メールの
読み上げはすべて終了しました。」などを送信する。さ
らに、ボイスメールシステム25は、ステップS50に
おいて、例えば音声メッセージ「ありがとうございまし
た。」などを送信し、ステップS51に進み、携帯電話
機8との回線を切断して処理を終了する。
【0086】また、ステップS48において、入力ダイ
ヤルが9#であり、ボイスメールの読み出しがまだ終了
していないと判定された場合、ボイスメールシステム2
5は、次のボイスメールを、ユーザBのダイヤルインボ
ックスVBから読み出し、ステップS41に戻る。従っ
て、この場合、ステップS41では、次のボイスメール
が、携帯電話機8に送信される。
【0087】一方、ステップS48において、入力ダイ
ヤルが2#であると判定された場合、ステップS52に
進み、ボイスメールシステム25から携帯電話機8に対
し、例えば音声メッセージ「○○(ボイスメールの差出
人)(ここでは、上述したようにユーザC)さんに返事
を出します。録音時間は30秒です。ピッと鳴った後、
お話しください。」などが送信される。
【0088】この音声メッセージに対応して、ユーザB
がメッセージを発声すると、その音声は、携帯電話機8
からボイスメールシステム25に送信される。一方、ボ
イスメールシステム25は、ボイスメールシステムの差
出人であるユーザCのユーザ情報を参照し、ユーザCの
ダイヤルインボックスを認識する。そして、ボイスメー
ルシステム25は、携帯電話機8から音声を受信する
と、ステップSS53において、その音声をボイスメー
ルとして、ユーザCのダイヤルインボックスに記憶させ
る(録音する)。
【0089】以上の処理後、ボイスメールシステム25
では、ステップS54において、例えば音声メッセージ
「次のメールを聞くときは9#を、終了するときは0#
をダイヤルしてください。」などが、携帯電話機8に送
信される。この音声メッセージに対応して、ユーザBが
携帯電話機8を操作すると、ボイスメールシステム25
では、ステップS55において、その操作によって入力
された入力ダイヤルが何であるかが判定される。
【0090】ステップS55において、入力ダイヤルが
9#であると判定された場合、ボイスメールシステム2
5は、次のボイスメールを、ユーザBのダイヤルインボ
ックスVBから読み出し、ステップS41に戻る。従っ
て、この場合、ステップS41では、次のボイスメール
が、携帯電話機8に送信される。
【0091】また、ステップS55において、入力ダイ
ヤルが0#であると判定された場合、ステップS56に
進み、例えば音声メッセージ「ご利用ありがとうござい
ました。」などが、ボイスメールシステム25から携帯
電話機8に対して送信され、ステップS51を介して、
処理を終了する。
【0092】図10に戻り、ステップS23において、
ステップS22で入力された入力ダイヤルが、2#であ
ると判定された場合、即ち、ユーザBが、他の契約済み
のユーザ(例えば、ユーザCとする)にボイスメールを
送ろうとしている場合(従って、この場合、ユーザB
は、ユーザCのダイヤルインボックス番号をダイヤルし
て、ボイスメールシステム25にアクセスしている)、
図12のステップS61に進み、ボイスメールシステム
25から携帯電話機8に対し、例えば音声メッセージ
「○○(ここでは、上述したようにユーザC)さんへの
メッセージを録音します。録音時間は30秒です。ピッ
と鳴った後、お話しください。」などが送信される。
【0093】この音声メッセージに対応して、ユーザB
がメッセージを発声すると、その音声は、携帯電話機8
からボイスメールシステム25に送信される。そして、
ボイスメールシステム25は、ステップS62において
ユーザBからの音声を、ユーザCのダイヤルインボック
スに記憶させる(録音する)。
【0094】その後、ボイスメールシステム25は、ス
テップS63において、例えば音声メッセージ「折り返
し電話がほしいときは1#、不要のときは2#をダイヤ
ルしてください。」などを、携帯電話機8に送信する。
この音声メッセージに対応して、ユーザBが、ステップ
S64において携帯電話機8を操作すると、ボイスメー
ルシステム25では、ステップS65において、その操
作によって入力された入力ダイヤルが何であるかが判定
される。
【0095】ステップS65において、ステップS64
で入力された入力ダイヤルが1#であると判定された場
合、ユーザBの環境設定情報に、ユーザCがボイスメー
ルを聴いたならば、即座に連絡をしてほしい旨が登録さ
れる。即ち、「相手とすぐつなぐ」設定が行われる。
【0096】その後、ボイスメールシステム25は、ス
テップS66において、例えば音声メッセージ「折り返
しかけてほしい電話番号をダイヤルしてください。」な
どを、携帯電話機8に送信する。ユーザBは、この音声
メッセージに対応して、ステップS67において、例え
ば自身の有する携帯電話機8の電話番号をダイヤルす
る。この電話番号は、ボイスメールシステム25におい
て受信され、ユーザBの環境設定情報として、ユーザデ
ータベース26に登録される。
【0097】従って、この場合、ユーザCが、ユーザB
からのボイスメールを、例えば携帯電話機12などによ
って聴いた場合、上述した場合と同様に、ユーザBの携
帯電話機8に電話がかけられ、これにより、ユーザB
は、ユーザCと連絡をとることができる。
【0098】その後、ボイスメールシステム25では、
ステップS68,S69に順次進み、図11のステップ
S56,S51それぞれにおける場合と同様の処理が行
われ、処理を終了する。
【0099】一方、ステップS65において、ステップ
S64で入力された入力ダイヤルが2#であると判定さ
れた場合、ステップS66およびS67をスキップし、
ステップS68,S69を介して、処理を終了する。
【0100】次に、ユーザデータベース26に対する環
境設定情報の登録(設定)について説明する。環境設定
情報は、パソコンおよび携帯電話機のいずれを利用して
も登録することができるようになされており、まず最初
に、図13乃至図18を参照して、パソコンにより環境
設定情報を登録(設定)する場合について説明する。
【0101】なお、ここでは、例えばパソコン11およ
び携帯電話機12を有するユーザCがパソコン11を用
いて環境設定情報を登録するものとする。
【0102】環境設定情報の登録を行う場合、ユーザC
は、パソコン11により電子メールシステム23にアク
セスし(なお、この場合、例えば、ユーザCは、インタ
ーネット4を介するのではなく、公衆網3などを介し
て、SPサーバ3にアクセスするようにする)、図7ま
たは図9(B)に示した画面を表示させる。そして、そ
の画面の中の環境設定ボタン31をクリックする。この
場合、電子メールシステム23からパソコン11に対
し、例えば図13に示すような環境設定画面<1>が送
信され、パソコン11において表示される。
【0103】ユーザCは、この環境設定画面<1>が表
示されている状態において、自身の呼び名(例えば、ニ
ックネームなど)、氏名、パスワード、電子メールアド
レス、または自身宛に送信されてきた電子メールをボイ
スメールに変換したものを受信するための、例えば携帯
電話機12などの電話番号を、「あなたの呼び名(全角
平仮名で)」の欄45、「本当の氏名」の欄46、「パ
スワード」の欄47、「あなたの電子メールアドレス」
の欄48、または「電子メールを転送する先の電話番
号」の欄49にそれぞれ入力する。
【0104】そして、ユーザCは、自身宛に送信されて
きた電子メールをボイスメールに変換する場合には、
「する(これから外出する)」の表示部分をクリックし
て選択する。また、自身宛に送信されてきた電子メール
をボイスメールに変換しない場合には、「しない(家・
オフィスに戻った)」の表示部分をクリックして選択す
る。
【0105】ここで、「する(これから外出する)」の
表示部分が選択された場合には、上述したように、SP
サーバ3において、ユーザC宛の電子メールは、ボイス
メールに変換される。また、「しない(家・オフィスに
戻った)」の表示部分が選択された場合には、SPサー
バ3において、ユーザC宛の電子メールのボイスメール
への変換は行われない。
【0106】さらに、ユーザCは、「する(これから外
出する)」の表示部分を選択した場合、電子メールがボ
イスメールに変換され、ユーザC専用のダイヤルインボ
ックスに転送されたときに、その旨を報知させるように
するか否かを選択する。
【0107】即ち、ユーザCは、ボイスメールが、ユー
ザC専用のダイヤルインボックスに転送された場合に、
その旨を報知させるようにするとき、またはしないと
き、「自動的に電話がかかってくる」または「自分から
聞きに行く」の表示部分をそれぞれクリックして選択す
る。
【0108】ここで、「自動的に電話がかかってくる」
の表示部分が選択された場合、電子メールがボイスメー
ルに変換され、ユーザC専用のダイヤルインボックスに
転送されたときには、ボイスメールシステム25におい
て、「電子メールを転送する先の電話番号」の欄49に
入力された電話番号の電話機、即ち、ここでは、例えば
携帯電話機12に電話がかけられ、これにより、ボイス
メールが転送された旨が報知される。
【0109】上述の「する(これから外出する)」の表
示部分が選択された場合においては、特定の差出人の電
子メールだけをボイスメールに変換することができるよ
うになされており、設定ボタン41は、この特定の差出
人の設定を行うときに操作される。
【0110】また、設定ボタン41の下部にある設定ボ
タン42は、ユーザCがメッセージを送る相手に関する
情報を設定するときに操作される。
【0111】設定ボタン42の下部に設けられているキ
ャンセルボタン43またはOKボタン44は、この環境
設定画面<1>の他、後述する環境設定画面<2>乃至
<6>(図14乃至図18)においてユーザCが入力し
た情報を、環境設定情報としてユーザデータベース26
に登録することをキャンセルする場合、または登録する
場合に、それぞれ操作される。即ち、キャンセルボタン
43が操作された場合、入力された環境設定情報は、電
子メールシステム23には送信されず。また、OKボタ
ン44が操作された場合、入力された環境設定情報は、
電子メールシステム23に送信され、ユーザデータベー
ス26に登録される。
【0112】図14は、設定ボタン41が操作されたと
きに、電子メールシステム23からパソコン11に対し
て送信されてくる環境設定画面<2>を示している。環
境設定情報としては、自身(ここでは、ユーザC)宛に
電子メールが送信されてきた場合に、その電子メールす
べてをボイスメールに変換するのではなく、特定の差出
人からの電子メールのみ変換する旨を登録することがで
きるようになされており、この環境設定画面<2>で
は、その特定の差出人に関する情報を入力することがで
きるようになされている。
【0113】なお、図14の実施例において、「呼び
名」の欄には、特定の差出人とするユーザの呼び名(例
えば、図13の環境設定画面<1>の「あなたの呼び名
(全角平仮名で)」の欄45に入力された特定の差出人
の呼び名)が入力される。また、「電子メールアドレ
ス」の欄には、「呼び名」の欄に入力されたユーザの電
子メールアドレスが入力される。さらに、「備考」の欄
には、「呼び名」の欄に入力されたユーザについての特
記事項が必要に応じて入力される。
【0114】また、新規ボタン51は、特定の差出人と
して、新たなユーザに関する情報(新たなユーザの呼び
名や電子メールアドレスなど)を入力するときに操作さ
れ、変更ボタン52は、既に特定の差出人として設定さ
れているユーザに関する情報を変更するときに操作され
る。さらに、削除ボタン53は、特定の差出人として既
に設定されているユーザに関する情報を削除するときに
操作され、キャンセルボタン54は、ユーザに関する情
報を入力している場合に、その入力をキャンセルすると
きに操作される。OKボタン55は、入力したユーザに
関する情報を確定するときに操作される。
【0115】図15は、図13の設定ボタン42が操作
されたときに、電子メールシステム23からパソコン1
1に対して送信されてくる環境設定画面<3>を示して
いる。環境設定情報としては、ユーザCがメッセージを
送る相手(ユーザ)に関する種々の情報を、一人ごと、
あるいは何人かをグループ化して設定することができる
ようになされており、この環境設定画面<3>では、
「01#」ボタン乃至「10#」ボタンの10のボタン
の中から、あるユーザ一人に関する情報を対応付けるも
のを選択し、また、「11#」ボタン乃至「15#」ボ
タンの中から、グループ化された複数のユーザに関する
情報を対応付けるものを選択することができるようにな
されている。
【0116】環境設定画面<3>において、「01#」
ボタン乃至「10#」ボタンのうちのいずれか(ここで
は、例えば「01#」ボタンとする)が選択された場
合、電子メールシステム23からパソコン11に対して
は、例えば図16に示すような環境設定画面<4>が送
信される。
【0117】この環境設定画面<4>が表示されている
状態において、ユーザCは、「相手の呼び名(全角平仮
名で)」の欄に、相手の呼び名(例えば、図13の環境
設定画面<1>の「あなたの呼び名(全角平仮名で)」
の欄45に、相手が入力したもの)を入力する。この実
施例では、相手の呼び名として「くらみ」が入力されて
おり、「01#」ボタンには、呼び名が「くらみ」のユ
ーザに関する情報が対応付けられる。
【0118】さらに、ユーザCは、「相手の呼び名(全
角平仮名で)」の欄の下部にある「メールを届ける方
法」の欄における「電子メール」、「ボイスメール」、
または「電話」の表示のうち、相手(ここでは、上述し
たように呼び名が「くらみ」のユーザ)と連絡をとる方
法として希望する方法に対応するものを選択する。
【0119】ここで、「電子メール」の表示が選択され
た場合、ユーザCが、呼び名が「くらみ」のユーザに送
信した電子メールは、従来と同様に、電子メールの形
で、そのユーザに届けられる。また、「ボイスメール」
の表示が選択された場合、ユーザCが、呼び名が「くら
み」のユーザに送信した電子メールは、上述したように
ボイスメールの形に変換されて、そのユーザに届けられ
る。さらに、「電話」の表示が選択された場合、ユーザ
Cが、パソコン11を操作して、「01#」ボタンに対
応する01#を入力すると、呼び名が「くらみ」のユー
ザに電話がかけられる。
【0120】「相手の電子メールアドレス」の欄、「相
手のダイヤルイン・ボックス」の欄、または「相手の電
話番号」の欄には、呼び名が「くらみ」のユーザの電子
メールアドレス、ダイヤルインボックス番号、または電
話番号が入力される。「相手の電子メールアドレス」の
欄に入力された電子メールアドレスは、ユーザCが、0
1#を宛先として電子メールを送信した場合の、その電
子メールの宛先とされる。また、「相手のダイヤルイン
・ボックス」の欄に入力されたダイヤルインボックス番
号は、SPサーバ3において電子メールを変換したボイ
スメールを転送するダイヤルインボックスを特定するた
めに用いられる。「相手の電話番号」の欄に入力された
電話番号は、上述の「電話」の表示が選択された場合に
おいて、ユーザCが、パソコン11を操作して01#を
入力したときにダイヤルされる。従って、01#は、短
縮ダイヤル番号ということができる。
【0121】「相手の電話番号」の欄の下部には、「す
ぐつないで話したい」の表示と「つながなくてよい」の
表示とがあり、呼び名が「くらみ」のユーザが、ユーザ
Cからのボイスメールを聴いたならば、即座に連絡をし
てほしい場合には、「すぐつないで話したい」の表示が
選択され、連絡が不要な場合には、「つながなくてよ
い」の表示が選択される。なお、「すぐつないで話した
い」の表示が選択された場合、上述の「相手とすぐつな
ぐ」設定が行われる。
【0122】キャンセルボタン71または設定ボタン7
2は、環境設定画面<4>に入力した事項をキャンセル
する場合、または確定する場合に、それぞれ操作され
る。
【0123】図15に戻り、環境設定画面<3>におい
て、「11#」ボタン乃至「15#」ボタンのうちのい
ずれか(ここでは、例えば「11#」ボタンとする)が
選択された場合、電子メールシステム23からパソコン
11に対しては、例えば図17に示すような環境設定画
面<5>が送信される。
【0124】図17の実施例において、「グループ名
(全角平仮名で)」の欄には、「11#」ボタンに対応
付けるグループのグループ名が入力される。ここでは、
グループ名は「ぐるーぷ1」とされている。「呼び名」
の欄には、グループ名が「ぐるーぷ1」のグループを構
成するユーザの呼び名が入力される。また、「電子メー
ルアドレス」の欄には、「呼び名」の欄に入力されたユ
ーザの電子メールアドレスが入力される。さらに、「備
考」の欄には、「呼び名」の欄に入力されたユーザにつ
いての特記事項が必要に応じて入力される。
【0125】なお、新規ボタン81、変更ボタン82、
削除ボタン83、キャンセルボタン84、またはOKボ
タン85は、図14で説明した新規ボタン51、変更ボ
タン52、削除ボタン53、キャンセルボタン54、ま
たはOKボタン55それぞれと同様の機能を有する。
【0126】グループに登録されたユーザそれぞれにつ
いては、詳細な情報を入力することができるようになさ
れており、例えば図17に影を付して示した、呼び名が
「くらみ」のユーザを指定して、変更ボタン82が操作
された場合、電子メールシステム23からパソコン11
に対しては、例えば図18に示すような、呼び名が「く
らみ」のユーザに関する詳細な情報を設定するための環
境設定画面<6>が送信される。
【0127】この場合、ユーザの呼び名はあらかじめわ
かっているので、「相手の呼び名」の欄には、その呼び
名が表示されている。以下、この環境設定画面<6>に
は、「メールを届ける方法」の欄、「相手の電子メール
アドレス」の欄、「相手のダイヤルイン・ボックス」の
欄、「相手の電話番号」の欄、並びに「すぐつないで話
したい」の表示および「つながなくてよい」の表示が設
けられているが、これらについては、図16で説明した
場合と同様の入力、選択が行われる。
【0128】キャンセルボタン91またはOKボタン7
2は、環境設定画面<6>に入力した事項をキャンセル
する場合、または確定する場合に、それぞれ操作され
る。
【0129】なお、グループ名が「ぐるーぷ1」のグル
ープに対応付けられた「11#」ボタンに対応する11
#は、上述の「01#」ボタンに対応する01#と同様
に、いわばグループの短縮番号として機能する。
【0130】即ち、ユーザCが、電子メールの宛先とし
て11#を指定した場合、その電子メールは、そのま
ま、あるいはボイスメールに変換されて、グループ名が
「ぐるーぷ1」のグループに属するユーザすべてに送信
される。また、ユーザCが、パソコン11を操作して1
1#を入力した場合、グループ名が「ぐるーぷ1」のグ
ループに属するユーザすべてに電話がかけられる。
【0131】なお、図13乃至図18の実施例では、説
明を簡単にするため、ユーザCが電子メールを送信する
場合、およびユーザCに電子メールが送信されてきた場
合において、その電子メールをボイスメールに変換する
かどうかの設定についてしか言及しなかったが、ユーザ
Cがボイスメールを送信する場合、およびユーザCにボ
イスメールが送信されてきた場合において、そのボイス
メールを電子メールに変換するかどうかについても、必
要に応じてその設定を行うことができるようになされて
いる。
【0132】次に、図19のフローチャートを参照し
て、携帯電話機により環境設定情報を登録(設定)する
場合について説明する。
【0133】なお、ここでも、ユーザCが環境設定情報
を設定するものとする。
【0134】環境設定情報の設定を行う場合、ユーザC
は、携帯電話機12によりボイスメールシステム25に
アクセスし、環境設定情報の設定に対応する所定の番号
をダイヤルする。この入力ダイヤルは、ボイスメールシ
ステム25において受信され、すると、ボイスメールシ
ステム25では、携帯電話機12に対し、例えば音声メ
ッセージ「こちらは、×××のボイスメール・センター
です。設定したい環境をダイヤルしてください。」が送
信され、さらに、それに続いて音声メッセージ「電子メ
ールを電話に転送させるときは1#、転送を解除すると
きは2#、転送された後すぐに電話を鳴らすときは3
#、自分からメールを聞きに行くときは4#をダイヤル
してください。」が送信される。
【0135】ユーザCは、ステップS72において、こ
の音声メッセージに対応して、電子メールをボイスメー
ルに変換させるときは1#を、その変換を行わないよう
にするときは2#を、電子メールがボイスメールに変換
され、ユーザCのダイヤルインボックスに記憶された場
合に、携帯電話機12に電話をかけることなどによっ
て、その旨をユーザCに報知させるようにするときは3
#を、電子メールがボイスメールに変換され、ユーザC
のダイヤルインボックスに記憶された場合にであても、
特にその旨を報知してもらう必要がないときは4#を、
それぞれダイヤルする。
【0136】この入力ダイヤルは、携帯電話機12から
ボイスメールシステム25に送信され、ボイスメールシ
ステム25は、ステップS72で入力された入力ダイヤ
ルを受信すると、ステップS73において、その入力ダ
イヤルが何であるかを判定する。そして、ボイスメール
システム25は、ステップS74において、その判定結
果に対応した環境設定情報を、ユーザデータベース26
に登録する。
【0137】さらに、ボイスメールシステム25は、環
境設定情報の登録が終了すると、例えば音声メッセージ
「設定が終了しました。」などを、携帯電話機12に送
信し、回線を切断して処理を終了する。
【0138】以上のような環境設定情報の登録処理にお
いて、ステップS72で、1#がダイヤルされた場合に
は、以後、ユーザC宛に送信されてきた電子メールは、
すべてボイスメールに変換されるようになる。また、ス
テップS72で、2#がダイヤルされた場合には、以
後、ユーザC宛に送信されてきた電子メールのボイスメ
ールへの変換は行われないようになる。さらに、ステッ
プS72で、3#がダイヤルされた場合には、以後、ユ
ーザC宛に電子メールが送信されてくると、携帯電話機
12に電話がかけられるようになる。また、ステップS
72で、4#がダイヤルされた場合には、以後、ユーザ
C宛に電子メールが送信されてきても、携帯電話機12
に電話はかけられてこないようになる。
【0139】なお、図19の実施例においても、図13
乃至図18の実施例における場合と同様に、ユーザCが
電子メールを送信する場合、およびユーザCに電子メー
ルが送信されてきた場合において、その電子メールをボ
イスメールに変換するかどうかの設定についてしか言及
しなかったが、ユーザCがボイスメールを送信する場
合、およびユーザCにボイスメールが送信されてきた場
合において、そのボイスメールを電子メールに変換する
かどうかについても、必要ならば設定は可能である。
【0140】以上、本発明を、異なるメディアの端末と
して、パソコンと携帯電話機を用いる場合を例に説明し
たが、本発明は、その他、例えばパソコンとFAXとの
間のデータのやりとりや、電話機とFAXとの間のデー
タのやりとり、さらには、パソコン、電話機、およびF
AXの3つの端末間でのデータのやりとりなどに適用可
能である。
【0141】なお、本実施例では、メディア変換部24
において、電子メールおよびボイスメール相互の変換を
行うようにしたが、メディア変換部24には、そのよう
なデータの変換を行わせず、メールボックスとダイヤル
インボックスとの間のデータの転送のみを行わせるよう
にし、データの変換は、電子メールやボイスメールの読
み出し時(パソコンや携帯電話機への送信時)に行うよ
うにすることが可能である。
【0142】また、ボイスメールシステム25において
は、ボイスメールを、例えばAU形式その他のパソコン
で取扱いが可能な形式で記憶しておくようにすることが
可能である。この場合、ボイスメールは、そのまま電子
メールに添付すれば良く、従って、メディア変換部24
において、ダイヤルインボックスからメールボックスに
データを転送する際に、そのデータの変換を行う必要は
なくなる。但し、この場合、逆に、メールボックスから
ダイヤルインボックスにデータを転送するときには、そ
のデータを、AU形式に変換するようにする必要があ
る。
【0143】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置および請
求項5に記載の情報処理方法によれば、第1または第2
の記憶手段には、第1または第2の端末からの所定のユ
ーザ宛のデータがそれぞれ記憶され、第1または第2の
記憶手段に記憶されたデータは、第2または第1の記憶
手段にそれぞれ転送される。そして、転送後に第1また
は第2の記憶手段に記憶されたデータは、第1または第
2の端末にそれぞれ送信される。従って、第1および第
2の端末の間で、データのやりとりを行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】メディアミックスメーリング(Media Mix Mail
ing)サービスを説明するための図である。
【図3】図1(図2)のSPサーバ3の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】図3のユーザデータベース26に記憶されるユ
ーザ情報を示す図である。
【図5】図3のSPサーバ3の動作を説明するための図
である。
【図6】ユーザがパソコンにより電子メールを送信する
場合の操作手順を示すフローチャートである。
【図7】電子メールを記述する画面を示す図である。
【図8】ユーザがパソコンにより電子メールを受信する
場合の操作手順を示すフローチャートである。
【図9】電子メールを受信したときの画面を示す図であ
る。
【図10】図3のSPサーバ3の動作を説明するための
フローチャートである。
【図11】図10のフローチャートに続くフローチャー
トである。
【図12】図10のフローチャートに続くフローチャー
トである。
【図13】環境設定画面を示す図である。
【図14】環境設定画面を示す図である。
【図15】環境設定画面を示す図である。
【図16】環境設定画面を示す図である。
【図17】環境設定画面を示す図である。
【図18】環境設定画面を示す図である。
【図19】電話機による環境設定情報の設定処理を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 公衆網, 3 S
Pサーバ, 4 インターネット, 6 ゲーム端末,
7 電話機, 8 携帯電話機, 9 ファクシミ
リ, 10 AV機器, 11 パーソナルコンピュー
タ, 12 携帯電話機, 21 通信部, 22 メ
ディア判定部, 23 電子メールシステム(第1の通
信手段), 23A 電子メール記憶部, 24 メデ
ィア変換部(転送手段), 25 ボイスメールシステ
ム(第2の通信手段), 25Aボイスメール記憶部,
26 ユーザデータベース(情報記憶手段), E
A,EB メールボックス(第1の記憶手段), V
A,VB ダイヤルインボックス(第2の記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/50 H04M 11/00 303 11/00 303 H04L 13/00 305B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるメディアの第1および第2の端末
    の間で、データをやりとりするための情報処理装置であ
    って、 前記第1または第2の端末それぞれとの間で、データの
    やりとりを行う第1または第2の通信手段と、 前記第1または第2の通信手段により受信された前記第
    1または第2の端末からの所定のユーザ宛のデータをそ
    れぞれ記憶する、そのユーザ専用の第1または第2の記
    憶手段と、 前記第1または第2の記憶手段に記憶されたデータを、
    前記第2または第1の記憶手段にそれぞれ転送する転送
    手段とを備え、 前記第1または第2の通信手段は、前記第1または第2
    の記憶手段に記憶されたデータを、前記第1または第2
    の端末にそれぞれ送信することを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記転送手段は、前記第1の記憶手段に
    記憶されたデータを前記第2の記憶手段に転送する場
    合、そのデータを前記第2の端末用のデータに変換し、
    前記第2の記憶手段に記憶されたデータを前記第1の記
    憶手段に転送する場合、そのデータを前記第1の端末用
    のデータに変換することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記転送手段によるデータの転送を行う
    かどうかに関する情報を記憶する情報記憶手段をさらに
    備え、 前記転送手段は、前記情報記憶手段の記憶内容に対応し
    て、前記データの転送を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1または第2の端末のうちの一方
    がコンピュータであり、他方が電話機であることを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 異なるメディアの第1および第2の端末
    の間で、データをやりとりするための情報処理装置の情
    報処理方法であって、 前記情報処理装置は、 前記第1または第2の端末それぞれとの間で、データの
    やりとりを行う第1または第2の通信手段と、 前記第1または第2の通信手段により受信された前記第
    1または第2の端末からの所定のユーザ宛のデータをそ
    れぞれ記憶する、そのユーザ専用の第1または第2の記
    憶手段とを備え、 前記第1または第2の記憶手段に記憶されたデータを、
    前記第2または第1の記憶手段にそれぞれ転送させると
    ともに、 前記第1または第2の通信手段に、前記第1または第2
    の記憶手段に記憶されたデータを、前記第1または第2
    の端末にそれぞれ送信させることを特徴とする情報処理
    方法。
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