JP2006129379A - 携帯電話端末の録画メッセージ提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 キャリアや相手側の携帯電話端末の機能の差異を意識することなく、録画メッセージを伝言情報として蓄積しておくことが可能な携帯電話端末の録画メッセージ提供技術を実現する
【解決手段】 録画メッセージを入力が可能な発呼側携帯電話端末と、前記で入力された録画メッセージを公衆電話回線網(PSTN)を介して被呼側の携帯電話端末番号と関連付けて登録する録画メッセージ蓄積手段と、被呼側携帯電話端末番号と被呼者の個人識別子と被呼側携帯電話端末の機種識別子とを関連付けて登録する関連付手段とを有するCTIサーバと、前記CTIサーバの前記関連付手段にアクセスして、個人識別子を検索し、個人識別子に対する録画メッセージが前記録画メッセージ蓄積手段に存在するときには、当該個人識別子に対する通知情報を生成し、該通知情報を前記公衆電話回線網(PSTN)又は汎用通信網を介して前記個人識別子を有する情報端末に送信する通知サーバとで構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話端末を用いた録画メッセージ提供方法に係り、特に録画メッセージを用いて通話可能な携帯電話端末(テレビ電話システム)において、相手側の携帯電話端末が録画メッセージを受信できない状況のときに、ネットワーク上のサーバに録画メッセージを蓄積しておけるいわゆるテレビ留守電、すなわちTV録画メッセージ機能を提供するものである。
従来の音声通信のみによる携帯電話端末間での通話では、相手側(被呼側)の携帯電話端末の電源が投入されていなかったり、通信可能範囲内にない場合には、所定回数のリンギングの後に、キャリア(通信会社)が設定した留守番伝言センターに接続され、発呼者が自身の携帯電話端末を介して伝言を音声情報(音声伝言情報)として前記センターに蓄積しておくことが可能であった。
そして、このような音声伝言情報は、相手側(被呼側)の携帯電話端末の電話番号と関連付けられてセンターに蓄積されており、相手側では必要に応じて前記センターに発呼して自身の携帯電話端末の電話番号に関連付けられた音声伝言情報を再生して聴取することができるようになっていた。
特開2003−333170号公報
近年、NTTドコモ社が提供するFOMA(登録商標)と呼ばれるW−CDMA方式による広帯域の携帯電話端末間通話では、携帯電話端末に付加されたカメラ機能を用いて双方向の動画像通話、すなわちテレビ電話が可能となっている。
しかし、相手側(被呼側)がテレビ電話を拒否した場合には、通常の音声通話を行うしかなく、また、相手側の携帯電話端末の電源が投入されていなかったり、通信可能範囲内にない場合には、前述の音声通話端末と同様に留守番伝言センターに音声のみによる音声伝言情報を登録しておく他なかった。
このように、本来広帯域性を利用した動画像通話(テレビ電話)が可能であるにもかかわらず、発呼側と被呼側の双方の携帯電話端末が同時に動画像通話可能な状態でなければこのような動画像通話を行うことができず、結果的にこの種の携帯電話端末では大半のユーザが音声通話しか行っていないのが現状だった。
また、このような点に鑑みて、留守番伝言センターに発呼側のユーザの録画メッセージを伝言として蓄積しておくことも考えられる(前述の特許文献1)。
しかし、音声通話のみの場合には、音声情報のみが送受信できればよいため、発呼者は、相手側(被呼側)のキャリアが構築した留守番伝言センターに音声情報を登録するだけでよかったが、動画像通話(テレビ電話)ではキャリア毎の規格が異なり、かつ発呼側と被呼側の携帯電話端末が同一キャリアであっても相手側の携帯電話端末が動画像通話に対応していない場合には、動画像伝言情報を蓄積しておいても相手側はこれを視聴できないという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、キャリアや相手側の携帯電話端
末の機能の差異を意識することなく、録画メッセージを伝言情報として蓄積しておくことが可能な携帯電話端末の録画メッセージ提供技術を実現することを技術的課題とする。
末の機能の差異を意識することなく、録画メッセージを伝言情報として蓄積しておくことが可能な携帯電話端末の録画メッセージ提供技術を実現することを技術的課題とする。
前記課題を解決するために、本発明では、以下の手段を採用した。
本発明の請求項1は、録画メッセージを入力が可能な発呼側携帯電話端末と、前記で入力された録画メッセージを公衆電話回線網を介して受信し、発信者番号に基づいて、被呼側の携帯電話番号と関連付けて登録する録画メッセージ蓄積手段と、被呼側携帯電話端末番号と被呼者の個人識別子と被呼側携帯電話端末の機種識別子とを関連付けて登録する関連付手段とを有するCTIサーバと、前記CTIサーバの前記関連付手段にアクセスして、個人識別子を検索し、個人識別子に対する録画メッセージが前記録画メッセージ蓄積手段に存在するときには、当該個人識別子に対する通知情報を生成し、該通知情報を前記公衆電話回線網又は汎用通信網を介して前記個人識別子を有する情報端末に送信する通知サーバとからなる携帯電話端末の録画メッセージ提供システムである。
この請求項によれば、被呼側携帯電話端末の電源が投入されていない等の理由で動画像通話が実現できないときでも、発呼者は発呼側携帯電話端末から入力した録画メッセージを被呼側携帯電話番号や個人識別子と関連付けて録画メッセージ蓄積手段に蓄積しておくことができる。ここで、個人識別子とは、当該サービスを利用するユーザのユーザID、当該ユーザのメールアドレス、当該ユーザのための情報格納アドレス(URL)等を含んでいてもよい。このように録画メッセージが登録されると、通知サーバは登録された個人識別子を有する情報端末に送信する。たとえば、通知サーバ(WEBサーバやメールサーバ)では通知情報をショートメッセージ(SMS)として被呼側携帯電話端末に、公衆電話回線網(PSTN)を介して直接送信してもよいし、電子メールを生成して汎用通信網を介して被呼側携帯電話端末又はその他の情報端末に送信してもよい。ショートメッセージや電子メールの場合には、前記録画メッセージを再生するためのCTIサーバの発呼用電話番号を含めることが可能である。また、通知情報にCTIサーバの録画メッセージ蓄積手段のURLを含めておけば汎用のパーソナルコンピュータ等の通信端末でも前記録画メッセージのダウンロードまたは再生が可能となる。したがって、通知情報としてはショートメッセージ(SMS)の他、汎用の電子メールが含まれる。
CTIサーバにおいて、発呼側/被呼側携帯電話端末番号(電話番号)は、公衆電話回
線網(PSTN)の発信番号通知により自動的に(ユーザの入力等の外部入力なしに)取得できる。
線網(PSTN)の発信番号通知により自動的に(ユーザの入力等の外部入力なしに)取得できる。
このように、異なるメディア(公衆電話網による携帯電話端末間のショートメッセージ、汎用通信網による電子メール、WEB等)においてそれぞれ自動的に取得できる電話番号や識別子を相互に関連付けることにより、それぞれのメディアでのユーザアクセスにおいて適切な提供サービス、表示項目等を動的に決定することができる。
本発明の請求項2は、前記請求項1において、通知情報を、通知サーバによって生成されて前記公衆電話回線網PSTNを介して被呼側携帯電話端末に送信されるショートメッセージとし、該ショートメッセージ中には前記CTIサーバの録画メッセージ蓄積手段に登録された前記被呼側携帯電話端末のための録画メッセージを被呼側携帯電話端末で再生するための特番を含めたものである。
本発明の請求項3は、関連付手段を、WEBサーバによって管理するようにし、発呼側携帯電話端末の個人識別子毎に複数の被呼側携帯電話番号又は被呼側個人識別子を登録可能にして、該WEBサーバが前記関連付手段を参照して生成した関連付情報を含む表示情
報を、該WEBサーバは前記汎用通信網を介して発呼側携帯電話端末に送信し、発呼側携帯電話端末は、前記表示情報を表示手段に表示して1又は2以上の被呼側携帯電話端末を選択して録画メッセージの入力が可能としたものである。
報を、該WEBサーバは前記汎用通信網を介して発呼側携帯電話端末に送信し、発呼側携帯電話端末は、前記表示情報を表示手段に表示して1又は2以上の被呼側携帯電話端末を選択して録画メッセージの入力が可能としたものである。
この請求項によれば、発呼側携帯電話端末では、あらかじめ録画メッセージを送信したい1又は2以上の相手先の携帯電話番末の番号又は個人識別子を選択して録画メッセージを入力することにより、相手側の携帯電話端末の電源が投入されているか否か、相手側が録画メッセージ通話に対応できる状態にあるか否かを判断する必要なく、また複数の被呼者に対しても同時に録画メッセージを入力することができる。
本発明の請求項4は、前記請求項1〜3のいずれかにおいて、発呼側携帯電話端末での録画メッセージの入力を、前記WEBサーバ又は他のアプリケーションサーバから携帯電話端末にダウンロードされ、該携帯電話端末内で実行されるアプリケーションプログラムによって制御するようにしたものである。このアプリケーションプログラムはJAVA(登録商標)等の小型情報端末用のプログラムが適している。このように端末側にインストールされたアプリケーションプログラムにより録画メッセージの入力が容易になる。
本発明の請求項5は、前記情報端末として、汎用通信網に接続され、受信した録画メッセージが再生可能なパーソナルコンピュータ等の通信端末を用いることによって、前記CTIサーバの関連付手段に登録された被呼側携帯電話端末が録画メッセージの受信に対応していない場合であっても、該通信端末において録画メッセージを再生可能としたものである。
本発明によれば、録画メッセージ通話が可能な携帯電話端末を用いて、キャリアや相手側の携帯電話端末の機能の差異を意識することなく、録画メッセージを伝言情報として蓄積しておくことが可能となる。
図1は、本システムの全体構成を示すブロック図である。
同図に示すように、発呼側携帯電話端末(SMP)は、公衆電話回線網(PSTN)を介してCTIサーバに接続されるようになっている。
CTIサーバはコンテンツストレージ(CSR)と、ユーザデータベース(UDB)を有しており、コンテンツストレージ(CSR)は発呼側携帯電話端末(SMP)から入力された録画メッセージが蓄積されるようになっている。また、ユーザデータベース(UDB)には、ユーザIDと、携帯電話端末の電話番号と、機種情報が登録されるようになっている。なお、図示は省略したが、この他にユーザ毎のメールアドレス、ユーザ毎に生成されるURL(Uniform Resource Locator)、パスワード等が登録されていてもよい。
該ユーザデータベース(UDB)には、ユーザ毎の記憶領域が割り当てられており、前記ユーザID毎に複数の電話番号やアドレス帳等の情報が登録可能なユーザ領域が確保されている。
当該ユーザデータベース(UDB)には図1に示すように、ユーザIDと、携帯電話端末の電話番号と、機種情報とが登録されている。この他にユーザIDに対応するメールアドレス、当該ユーザに確保されるユーザ領域のアドレス(URL)が登録されるようになっている。
このユーザデータベース(UDB)へのユーザID等の登録手順を示したものが図15である。
ユーザデータベース(UDB)に登録するためのユーザIDや携帯電話番号の登録は、携帯電話端末の通信機能を用いてWEBサーバにアクセスして、当該WEBサーバに用意されているCGI機能を用いて登録されるようになっている。
前記ユーザデータベース(UDB)は、WEBサーバからアクセス可能となっている。WEBサーバは、中央処理装置によって制御される汎用の情報処理サーバであり、ハードディスク装置等の記憶装置を備えており、該記憶装置に格納された処理プログラムを読み込んで順次実行処理することにより、以下の機能を実現している。
すなわち、WEBサーバの機能としては、ユーザデータベース(UDB)から機種情報を読み込んで当該機種情報に基づいて当該携帯電話端末がテレビ電話機能に対応しているか否かを判定する。そして、テレビ電話機能に対応している機種である場合には録画メッセージをダウンロードするためのショートメッセージ(SMS)(後述)を生成して当該携帯電話端末に送信する処理を行うが、テレビ電話機能に対応していない機種である場合にはユーザデータベース(UDB)の当該携帯電話端末に関連付けられた汎用のメールアドレスに対して録画メッセージをダウンロードするためのアドレス(URL)を表記した電子メールをパーソナルコンピュータ等の汎用のユーザ端末に送信する。この電子メールの送信についてはメールサーバを介して行わせる。このようにすることで、テレビ電話機能に対応していない機種を所有するユーザであってもパーソナルコンピュータ等を用いて録画メッセージを再生することが可能となっている。
また、WEBサーバで生成されるショートメッセージ(SMS)は、変調装置(MODEM)を介して公衆電話回線網(PSTN)を経由して携帯電話端末に送信可能となっている。一方、WEBサーバ(メールサーバ)で生成される電子メールは汎用通信網(TCP/IPによるデータ転送網、いわゆる「インターネット」)を介してユーザ端末に送信されるようになっている。
また、図1ではWEBサーバとは別にメールサーバを記載しているが、WEBサーバとメールサーバを兼用したサーバシステムを構築してもよい。
また、前記汎用通信網はパーソナルコンピュータ、PDA等の汎用のユーザ端末が接続されている。
携帯電話端末は、広帯域通信可能な携帯電話端末であり、CDMA方式又はW−CDMA方式による携帯電話端末であり、カメラ機能を備えておりいわゆる双方向のテレビ電話が可能な端末となっている。なお、図1では便宜上、発呼側携帯電話端末(SMP)と、被呼側携帯電話端末(RMP)とを単一の図で示している。
図2および図3は本実施形態により実現されるサービスを概略的に示したものであり、図2は、CTI技術(CTI:Computer Telephony Integration)とSMS技術(SMS:Short Message Service)を組み合わせて実現する方式、図3は、WEB技術とSMS
技術とCTI技術を組み合わせて実現する方式を示している。
技術とCTI技術を組み合わせて実現する方式を示している。
図2では、発呼側携帯電話端末(SMP)から入力された録画メッセージ(動画像情報)がCTIサーバを介してコンテンツストレージ(CSR)に登録され、録画メッセージが登録されると、ショートメッセージ(SMS)が生成されて公衆電話回線網(PSTN)を介したSMS技術により被呼側携帯電話端末(RMP)に録画メッセージの存在が文
字情報として送信されるようになっている。
字情報として送信されるようになっている。
図3では、通知情報をWEBサーバ(メールサーバでも可)が管理するようになっており、コンテンツストレージ(CSR)に録画メッセージが登録されると、WEBサーバ(メールサーバ)はユーザデータベース(UDB)を検索して、被呼側携帯電話端末(RMP)のユーザID(個人識別子)を抽出して、当該ユーザIDに対応するメールアドレス(このメールアドレスはユーザデータベース(UDB)に登録しておいてもよいし、メールサーバが独自に有しているユーザIDとメールアドレスの対応テーブルを参照して索出してもよい。)に対して録画メッセージ(動画像情報)が存在することを知らせる文字情報からなる電子メールを生成する。この電子メール中には、録画メッセージ(動画像情報)を再生するためのCTIサーバの特番(電話番号)を表示しておいてもよいし、あるいは録画メッセージ(動画像情報)を動画ファイルとしてダウンロードするためのアドレス(URL)を表示しておいてもよい。この電子メールは、WEBサーバ(メールサーバ)より汎用通信網を介して被呼側携帯電話端末(RMP)に送信される。なお、WEBサーバ(メールサーバ)は、ユーザデータベース(UDB)の機種情報を参照して被呼側携帯電話端末(RMP)がテレビ電話対応の携帯電話端末でない場合には、ユーザデータベース(UDB)に登録された被呼側ユーザの汎用のメールアドレスに対して前記電子メールを送信してもよい。このような電子メールは、被呼側携帯電話端末(RMP)のユーザが所有するパーソナルコンピュータやPDA等のユーザ端末によって受信可能である。これによって被呼側の携帯電話端末がテレビ電話対応機能を有していない場合でも、当該ユーザは自身のパーソナルコンピュータ等の別のユーザ端末で録画メッセージ(動画像情報)を受信することが可能となる。
図4および図5は、発呼側携帯電話端末(SMP)を用いてCTIサーバに発呼して録画メッセージ(動画像情報)を登録する手順を示す概念図である。
発呼側携帯電話端末(SMP)を操作する発呼者は、CTIサーバに割り当てられた電話番号(たとえば#XXXXというような番号)を押釦して(401)、CTIサーバとの呼を設定する。発呼側携帯電話端末(SMP)とCTIサーバとの接続が完了すると、CTIサーバより録画メッセージ(動画像情報)の録画を促すメッセージが発呼側携帯電話端末(SMP)に送信される(402)。発呼者は、これに対応して携帯電話端末のカメラとマイクに向かって録画メッセージ(動画像情報)を入力する。この録画メッセージ(動画像情報)の入力が完了し(403)、録画内容を確認する場合には「1」を、そのままコンテンツストレージ(CSR)に登録する場合には「2」を押釦する(501)。前記で「1」を押釦した場合には録画メッセージの再生が行われ、録画状態を確認することができる(502)。このとき、CTIサーバは、発呼側携帯電話端末(SMP)との呼の接続により、発信者番号を取得できるため、発呼側携帯電話端末番号を認識することでき、この発呼者に割り当てられたユーザデータベース(UDB)を読み出すことができる。
登録する場合(「2」を押釦した場合)には被呼側の携帯電話番号を入力して処理を終了する(503,504)。
このようにしてコンテンツストレージ(CSR)に録画メッセージが登録されると、WEBサーバは、ユーザデータベース(UDB)を参照して、当該被呼側携帯電話番号に対して、ショートメッセージ(SMS)(601)を生成して公衆電話回線網(PSTN)を経由して被呼側携帯電話端末(RMP)に送信する。
このショートメッセージ(SMS)(601)を受信した被呼側携帯電話端末(RMP)の被呼者は、ディスプレイに表示されたショートメッセージ(SMS)に表示された電
話番号を選択して当該電話番号に発呼する。この電話番号は、CTIサーバの録画メッセージを再生するための特番が設定されている。被呼側携帯電話端末(RMP)で当該特番への発呼が行われると、CTIサーバに接続され、CTIサーバでは発信番号通知機能により取得した被呼側携帯電話端末(RMP)の電話番号からユーザデータベース(UDB)を検索して、コンテンツストレージ(CSR)から録画メッセージを読み出し被呼者から再生指示を待って(602)、被呼側携帯電話端末(RMP)に送信する(603)。
話番号を選択して当該電話番号に発呼する。この電話番号は、CTIサーバの録画メッセージを再生するための特番が設定されている。被呼側携帯電話端末(RMP)で当該特番への発呼が行われると、CTIサーバに接続され、CTIサーバでは発信番号通知機能により取得した被呼側携帯電話端末(RMP)の電話番号からユーザデータベース(UDB)を検索して、コンテンツストレージ(CSR)から録画メッセージを読み出し被呼者から再生指示を待って(602)、被呼側携帯電話端末(RMP)に送信する(603)。
図7〜図9は、WEBサーバを用いて、発呼側携帯電話端末(SMP)のユーザがサービス登録を行う場合の画面遷移を示している。
録画メッセージのWEBサービスを利用する場合、まず携帯電話端末でゲートウェイサーバおよび汎用通信網を介してWEBサーバのURLにアクセスし、ユーザ登録を行う(701〜703)。
そして、録画メッセージの登録を行う場合には、ログイン処理を行い(801〜803)、メニューからメッセージ登録を選択する(803)。本実施形態では、コンテンツストレージ(CSR)に1ユーザにつき6個のメッセージボックスが設定されており、メッセージボックス毎に録画メッセージを登録できるようになっている(804)。ここでの録画メッセージの登録手順は図4おおび図5の401〜504の処理と同じである。
そして、メッセージボックス毎に録画メッセージの送信先電話番号を登録できるようになっている(901〜905)。902〜904に示すように複数の電話番号を設定することにより前述の録画メッセージをこれらの電話番号を有する携帯電話端末に対して一斉配信することが可能となる。
図16〜図18は、図8〜図9に対応して、複数のメッセージボックスが設定されている場合の、処理手順をWEBサーバ、CTIサーバ、ユーザデータベース(UDB)を中心に示したものである。
図19は、図9の902〜904で選択した相手先電話番号(録画メッセージの再生を許可する携帯電話端末)を登録し、被呼側携帯電話端末(RMP)がショートメッセージ(SMS)を受信する手順を、WEBサーバ、CTIサーバ、ユーザデータベース(UDB)を中心に示したものである。
図20〜図22は、図10の1001〜1003で示した録画メッセージを被呼側携帯電話端末(RMP)で視聴する手順を、WEBサーバ、CTIサーバ、ユーザデータベース(UDB)を中心に示したものである。
なお、図10では、録画メッセージを被呼側携帯電話端末(RMP)で視聴する場合で説明したが、被呼側携帯電話端末(RMP)がテレビ電話機能を有していない場合には、WEBサーバは、ユーザデータベース(UDB)を参照して機種情報から当該被呼側携帯電話端末(RMP)がテレビ電話機能を有していないことを識別すると、ユーザデータベース(UDB)に登録されたメールアドレス(情報端末)に対して電子メールを送信する。この電子メールには、図10の1001に示すような情報が表示可能なHTML形式のファイルを添付することが好ましい。なお、図10の1001ではメッセージの視聴をCTIサーバの電話番号を選択するようになっているが、ここに録画メッセージが登録されたコンテンツストレージ(CSR)のURLを選択するようにしてもよい。当該URLを選択することにより、当該情報端末に録画メッセージをダウンロードして再生することができる。この録画メッセージは、たとえばASF、WMS、MP4、AVI、MOV等の動画形式のファイルとなっており、情報端末(マイクロソフト社のWINDOWS(登録
商標)がインストールされたパーソナルコンピュータ)上のムービープレーヤーアプリケーションプログラムで再生することができるようになっている。
商標)がインストールされたパーソナルコンピュータ)上のムービープレーヤーアプリケーションプログラムで再生することができるようになっている。
図10および図11は、WEBサーバで生成されたショートメッセージ(SMS)を受信した被呼側携帯情報端末が録画メッセージを再生する手順を示している(1001〜1003)。
このようにして録画メッセージを視聴した被呼側携帯電話端末(RMP)のユーザがさらに返信録画メッセージを入力した場合には図11に示す手順で発呼側携帯電話端末(SMP)にショートメッセージ(SMS)が返信されるようになっている。
図12の1201〜1205は、ユーザデータベース(UDB)に登録されるアドレス帳データを登録する手順を示しており、図13の1301〜1303はこのアドレス帳データを編集する手順を示している。
図14の1401〜1405は、WEBサーバからアプリケーションプログラムを発呼側携帯電話端末(SMP)にダウンロードして実行処理した場合の手順を示している。
当該アプリケーションプログラムはWEBサーバよりダウンロードすることができるようになっており、当該アプリケーションプログラムでは、携帯電話端末に登録された既存の電話帳データを読み出すことにより、録画メッセージを受信させたい相手(被呼側携帯電話端末(RMP))を、新たに電話番号を入力することなく、選択することができる。
本発明は、双方向テレビ電話機能を備えた携帯電話端末を用いた留守番録画サービスに適用することができる。
SMP 発呼側携帯電話端末
RMP 被呼側携帯電話端末
PSTN 公衆電話回線網(PSTN)
CSR コンテンツストレージ(CSR)
UDB ユーザデータベース(UDB)
CTI CTIサーバ
RMP 被呼側携帯電話端末
PSTN 公衆電話回線網(PSTN)
CSR コンテンツストレージ(CSR)
UDB ユーザデータベース(UDB)
CTI CTIサーバ
Claims (5)
- 録画メッセージを入力が可能な発呼側携帯電話端末と、
前記で入力された録画メッセージを公衆電話回線網を介して受信し、発信者番号に基づいて、被呼側の携帯電話番号と関連付けて登録する録画メッセージ蓄積手段と、被呼側携帯電話端末番号と被呼者の個人識別子と被呼側携帯電話端末の機種識別子とを関連付けて登録する関連付手段とを有するCTIサーバと、
前記CTIサーバの前記関連付手段にアクセスして、個人識別子を検索し、個人識別子に対する録画メッセージが前記録画メッセージ蓄積手段に存在するときには、当該個人識別子に対する通知情報を生成し、該通知情報を前記公衆電話回線網又は汎用通信網を介して前記個人識別子を有する情報端末に送信する通知サーバとからなる携帯電話端末の録画メッセージ提供システム。 - 前記通知情報は、通知サーバによって生成されて前記公衆電話回線網を介して被呼側携帯電話端末に送信されるショートメッセージであり、
該ショートメッセージ中には前記CTIサーバの録画メッセージ蓄積手段に登録された前記被呼側携帯電話端末のための録画メッセージを被呼側携帯電話端末で再生するための特番を含む請求項1記載の携帯電話端末の録画メッセージ提供システム。 - 前記関連付手段は、WEBサーバによって管理され、発呼側携帯電話端末の個人識別子毎に複数の被呼側携帯電話番号又は被呼側個人識別子が登録可能であり、
該WEBサーバが前記関連付手段を参照して生成した関連付情報を含む表示情報を、該WEBサーバは前記汎用通信網を介して発呼側携帯電話端末に送信し、
発呼側携帯電話端末は、前記表示情報を表示手段に表示して1又は2以上の被呼側携帯電話端末を選択して録画メッセージの入力が可能な請求項1記載の携帯電話端末の録画メッセージ提供システム。 - 前記発呼側携帯電話端末での録画メッセージの入力は、前記WEBサーバ又は他のアプリケーションサーバから携帯電話端末にダウンロードされ、該携帯電話端末内で実行されるアプリケーションプログラムによって制御される請求項1又は3のいずれかに記載の携帯電話端末の録画メッセージ提供システム。
- 前記情報端末は、汎用通信網に接続され、受信した録画メッセージが再生可能なパーソナルコンピュータ等の通信端末であり、前記CTIサーバの関連付手段に登録された被呼側携帯電話端末が録画メッセージの受信に対応していない場合であっても、該通信端末において録画メッセージを再生可能とした請求項1記載の携帯電話端末の録画メッセージ提供システム。
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