JPH07307935A - 会議画面表示制御装置 - Google Patents

会議画面表示制御装置

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Publication number
JPH07307935A
JPH07307935A JP6097173A JP9717394A JPH07307935A JP H07307935 A JPH07307935 A JP H07307935A JP 6097173 A JP6097173 A JP 6097173A JP 9717394 A JP9717394 A JP 9717394A JP H07307935 A JPH07307935 A JP H07307935A
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JP
Japan
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conference
window
display control
screen display
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6097173A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiho Kitahara
千穂 北原
Toshimitsu Hayashi
俊光 林
Takeshi Ishizaki
健史 石▲崎▼
Kenjiro Mori
賢二郎 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、共同作業を支援するための電話機と
端末装置とからなる会議システムにおいて、利用者の操
作性を向上することを目的とする。会議ウィンドウを提
供する実現方法を提供することを目的とする。 【構成】会議実行中の端末画面に会議ウィンドウ110
を表示し、この会議ウィンドウ上には、会議への参加、
退席、相手の呼出しを行うのに利用する各種オブジェク
トを配置表示する。 【効果】会議ウィンドウ110において、会議進行支援
が、オブジェクトへの直接操作により可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチウィンドウ機能を
有するデータ処理装置の画面表示制御方式に関し、特
に、複数の端末装置(パソコン、ワークステーション)
をネットワークで接続し、遠隔の利用者が画面上に表示
された共通の資料を参照しながら会議、打合せなど共同
作業を行うようにしたリアルタイム共同作業システムへ
の応用に適した画面表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の端末装置を通信ネットワークで接
続し、複数のユーザが端末画面を介してAP共有による
共同作業に参加できるようにしたシステムに関する技術
は多く、例えば、特開平2−96262号公報、特開平
96263号公報などがある。こうして実行する共同作
業のためのユーザインタフェースの技術としては、特開
昭64−49465号公報がある。これは、参加者を特
定する文字、図形の周りに意思表示データを表示する技
術に関するものであるり、進行中の共同作業の状況表示
に関する。この他、テレビ会議中に、発言者の検出や強
調表示といったユーザインタフェース技術に関しても多
数発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では、共同作
業実行中の状況、情報を提供する技術に限定されてい
る。こうした技術は、すでに共同作業が始まった後で
の、ユーザに対する情報提供ということになるが、これ
だけでは、初めて共同作業システムを利用して共同作業
を行いたい人や、日常コンピュータにあまり慣れていな
い人などが、まず共同作業の開始の時点で操作にとまど
う恐れがある。これを解決するため、直感的に見て理解
できる操作方法が必要であり、そのためには、会議を開
催するまでの操作、例えば、会議への参加、相手の呼出
し、あるいは、会議の終了、退席といった、会議準備、
終了に不可欠な操作をビジュアルに行うことが必要だ。
これらについての技術は、これまでのところ見当らな
い。
【0004】本発明の目的は、電子的な会議作業におい
て、会議をビジュアルに表した会議ウィンドウ上の、直
接操作可能なオブジェクトを使って、会議への参加/退
席、呼出しといった操作を可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明では、共同作業進行中の端末画面上に、
共同作業の場を表示する会議ウィンドウを設け、会議ウ
ィンドウ上にドアオブジェクト、ミラーオブジェクト、
参加者オブジェクト、電話オブジェクト、電話帳オブジ
ェクトなどを配置し、これらのオブジェクトを移動した
り、お互いに重ねたりすることにより、共同作業への参
加、相手の呼出し、退席などを実行可能な手段を備えて
いることを特徴とする。
【0006】本発明の他の特徴は、実際の会議室やオフ
ィスにある部品であるドア、参加者、電話帳、電話など
を模したオブジェクトを複数種類設け、これらに対する
操作により、共同作業を柔軟に行なうユーザインタフェ
ースを提供することにある。
【0007】
【作用】本発明によれば、ユーザは、ドアオブジェクト
に対する直感的な操作により、共同作業への参加、退
席、呼出しを制御することが可能である。これにより、
初めて本共同作業システムを使うユーザでも、見た目に
判り易いユーザインタフェースにより、簡便に共同作業
を進めることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1つの実施例として、会議ウ
ィンドウを備える共同作業システムについて、図面を参
照しながら説明する。なお、共同作業システムで行われ
る共同作業の1例として、ここでは「会議」を例にと
る。
【0009】図1は、通信ネットワーク108によって
結合された複数台のパソコンやワークステーションなど
の端末装置102(102−A,102−B,102−
C)からなる共同作業システムの構成図を示す。通信ネ
ットワーク108としては、WAN(Wide Are
a Network),LAN(Local Area
Network)やISDN(Integrated
ServicesDigital Network)
などを適用できる。端末装置102の表示画面104
(104−A,104−B,104−C)には、会議資
料を表示するためのウィンドウや、会議ウィンドウなど
がマルチウィンドウ機能によって生成される。
【0010】電子的な会議実行中の端末画面104C上
に、会議ウィンドウ110を表示している様子を拡大し
て示す。端末画面104には、個人作業で利用する個人
利用APのウィンドウ116や共同作業で利用する共同
利用APのウィンドウ118及びデスクトップウィンド
ウである個人環境ウィンドウ112が表示されている。
個人環境ウィンドウ112上には、会議ウィンドウ11
0を起動するための会議オブジェクト114(114−
A,114−B,114−C)を配置する。会議オブジ
ェクト114は、個人環境ウィンドウ112のような特
定のウィンドウではなく、端末画面104上の他の場所
に配置してもよい。
【0011】共同利用APのウィンドウ118の上部
は、個人利用のウィンドウと区別するため、色を変化さ
せている。これは、ウィンドウ118の枠の色、パター
ンを変化させて、他と区別してもよい。120は、共同
利用APのウィンドウ118上で、他の参加者とお互い
に同じ場所を差し示すための指示棒である。
【0012】会議ウィンドウ110は会議全体を仮想的
に表現するもので、そこには会議への参加者を表す参加
者オブジェクト718(718−A,718−B)、会
議の場で利用する資料を配置する会議机エリア122、
この画面を見ている参加者C、つまり自分自身が個人的
に資料を配置する個人エリア124がある。会議机エリ
ア122、個人エリア124には、会議で共同利用する
APを表す資料オブジェクト708が任意個数配置され
ている。個人エリア124は、この画面を見ている参加
者C、つまり端末装置102−Cを利用しているユーザ
が自分自身で個人的に資料を配置するエリアである。
【0013】また、各端末装置102には、表示画面を
介して行われる会議を会話によって補助するために、通
信ネットワーク108によって相互接続される電話機1
06(106−A,106−B,106−C)が備えら
れている。
【0014】図2は、端末装置102の基本的な構成を
示すブロック図である。図においては、212は会議ウ
ィンドウのプログラム等の各種プログラムやデータを格
納するための記憶装置である。204は上記記憶装置2
12から読み出したプログラム命令に従ってデータ処理
を実行する中央処理装置(CPU)、206は、上記C
PU204の命令に従って表示画面へ出力すべき内容を
イメージデータとしてフレームメモリ208に書き込む
ビットマッププロセッサBMPを示す。フレームメモリ
208の内容は、ディスプレイコントローラ210によ
り読み出され、表示画面(出力装置)104に表示され
る。220−Aは入力装置220の1つであるキーボー
ド、216は上記キーボードから入力されたコードをレ
ジスタ214−Aに格納するキーボードドライバ216
である。220−Bは入力装置の1つであるマウス、2
18は上記マウスから入力されたコードをレジスタ21
4−Bに格納するマウスドライバ218を示す。各端末
装置102は、通信インタフェース装置202を介し
て、WAN,LANあるいはISDNなどの通信ネット
ワーク108に接続されている。
【0015】図3は、本発明を実現する会議ウィンドウ
プログラム300の構成図を示す。会議ウィンドウプロ
グラム300は、通信制御部302、ユーザインタフェ
ース部310、個人環境処理部314、会議中に種々の
情報を保持する会議データテーブル316、会議の相手
の宛先を格納したアドレスファイル318、会議終了後
に会議の情報を格納する会議データファイル320とか
ら構成される。この他、会議をすすめる上で必要なの
は、共同で参照する各種資料AP118、資料APを共
有実行するための共有制御プログラム312である。
【0016】通信制御部302は、他サイトの通信制御
部302とのデータの受渡しを行なう。新たな参加者が
増えた場合や、途中で退席者が発生した場合の通信路の
接続変更を行なったり、自サイトで発生したAPへのデ
ータを他へ伝えたりする。ユーザインタフェース部31
0は、ユーザが入力装置であるマウス220−Bやキー
ボード220−Aを利用した入力を解析して会議ウィン
ドウ110に表示変更を行なったり、他サイトから通信
制御部302を介して受け取ったデータの解析を行ない
会議ウィンドウ110の表示変更などの処理を行なう。
資料AP118は、同時に複数起動することが可能であ
る。
【0017】図4は、個人環境処理部314の処理を示
すフローである。個人環境処理部314は、会議の実行
中か否かにかかわらずに起動されている。
【0018】個人環境処理部314は起動されると、会
議データファイル320読み込む(404)。会議デー
タファイル320に格納されている過去の保存会議(つ
まり、履歴をとった各種会議)の情報をもとに、それぞ
れの会議について会議オブジェクト114を作成し(4
06)、個人環境ウィンドウ112上に表示する(40
8)。この後、会議オブジェクト114への入力待ち状
態になり(410)、入力があればそれを判定し(41
2)、会議オブジェクト114への入力であれば、会議
オブジェクト処理420を起動する。
【0019】図5は、会議オブジェクト処理420の処
理を示すフローである。会議オブジェクト処理420
は、個人環境ウィンドウ112上の会議オブジェクト1
14に対する入力に呼応して、会議ウィンドウ110を
開いて会議を開始するための処理を行う。
【0020】まず入力を受け取ると(504)、どの会
議オブジェクト114への入力かどうかを判定して、会
議データファイルを参照し(506)、該当する会議デ
ータを得る。次に、ユーザインタフェース部310を起
動する(508)。この起動時には、ユーザインタフェ
ース部310へ会議名、メンバなどの情報を渡す(51
0)。
【0021】図6は、会議ウィンドウプログラム300
におけるユーザインタフェース部310の処理を示す図
である。ユーザインタフェース部310は、会議実行
中、ユーザから会議ウィンドウ110への入力を受け付
けて、解析し、必要な処理へ入力を渡したり、通信制御
部302を介して得た入力も解析する。
【0022】ユーザインタフェス部310は、起動され
るとまず、会議データファイル320を参照して(60
4)、会議データテーブル316を設定する(60
6)。そして、端末画面上104に会議ウィンドウ11
0を表示する(608)。会議ウィンドウ表示608
は、はず、ウィンドウ上にオブジェクト以外の会議室風
景を描画し(610)、必要なオブジェクトを作成し
(612)、会議室風景を描画した会議ウィンドウ上に
これらのオブジェクトを表示する(614)。会議ウィ
ンドウを表示した後は、ユーザによるオブジェクトへの
入力や、通信制御部302からの入力などの待ち状態に
なる(616)。入力を判定し(616)、オブジェク
トへの入力であれば、受け取った入力をオブジェクト処
理(620)へ渡し、通信制御部302からの入力であ
れば、通信制御部からの処理(630)へ渡す。その他
の入力であれば、その入力に対応したその他の処理を行
う(640)。
【0023】図7は、ユーザインタフェース部310に
より端末画面上に表示された会議ウィンドウ110の詳
細を示す。会議ウィンドウ110には、自分を除いた他
の会議参加者に対応した参加者オブジェクト718(7
18−A,718−B,718−C)、会議で共同利用
する資料AP118に対応した資料オブジェクト708
(708−A,708−B,708−C,708−D,
708−E,708−E)、新たな参加者を呼び出すた
めのツールである電話オブジェクト710、登録された
メンバの名前オブジェクトを表示するための電話帳オブ
ジェクト706、必要に応じて自分の顔を写し出すため
のミラーオブジェクト716、会議への参加、退席など
の進行操作を実現するドアオブジェクト702などが表
示されている。各オブジェクトに対しては、マウス22
0−Bによる選択、移動操作が可能であり、オブジェク
トへのダブルクリックや、他のオブジェクトとの重なり
などにより、特定の処理を呼び出すことができる。参加
者オブジェクト718は、対応する参加者の動画を利用
してもよく、また、静止画や、似顔絵、アニメーション
あるいは、参加者を特定できる図形やマークでもよい。
【0024】図8は、ユーザインタフェース部310に
おけるオブジェクト処理620の詳細を示す図である。
ユーザのオブジェクトへの入力を受け取ると(80
4)、入力がどのオブジェクトへのものかを判定する
(806)。入力がドアオブジェクト702に対するも
のであれば、ドアオブジェクト処理810へ入力を渡
し、参加者オブジェクト718に対するものであれば、
参加者オブジェクト処理820へ渡し、電話帳オブジェ
クト706に対するものであれば、電話帳オブジェクト
処理830へ渡し、その他のオブジェクトへのものであ
れば、入力内容に対応したその他オブジェクト処理84
0へ入力を渡す。
【0025】図9は、ユーザインタフェース部における
ドアオブジェクト処理810の詳細を示す図である。ド
アオブジェクト処理810は、入力を受け取ると、その
入力が参加待機を行うためのものであるか、または、ド
アオブジェクト702にミラーオブジェクト716が重
なったのか、ドアオブジェクト702に参加者オブジェ
クト718が重なったのかどうかを判定する(90
6)。参加待機の要求であれば、ドアオブジェクト70
2の表示を変更し(910)(表示例は図10、図11
に示す)、通信制御部(302)へ通信待ち状態要求を
発行する(912)。ドアオブジェクト702にミラー
オブジェクト716が重なったのであれば、自分が退席
する場合の処理を行う。まず、通信制御部302へ退席
処理要求を発行する(920)。これにより、通信制御
部302は、他の参加者の通信制御部302’へ退席通
知を発行し、通信路を切断する。つぎに、ドアオブジェ
クト処理810は、会議ウィンドウ110を消去し(9
22)、会議データファイル320の内容を更新し、保
存する(924)。以上の処理を終えたらユーザインタ
フェース部310を終了する(926)。つぎに、ドア
オブジェクト702に参加者オブジェクト718が重な
った場合の処理であるが、この場合は重なった参加者オ
ブジェクト718に対応した相手参加者を強制的に会議
から退席させる場合の処理を行う。まず、通信制御部3
02へ、該参加者に対する相手参加者退席要求を発行す
る(930)。これを受け取った通信制御部302は、
該当する参加者の通信制御部302’との通信路を切断
する。つぎに、ユーザインタフェース部310は、会議
ウィンドウ110から退席させる参加者の参加者オブジ
ェクト718を消去し、表示を変更し(932)、会議
データテーブル316の内容を更新する(934)。
【0026】図10には、通信路が参加者待機状態にな
った場合の、ドアオブジェクト702表示例を示す。図
では、ドアの色、または模様が変化した様子を示す。
【0027】図11には、図10で示した参加者待機状
態のドアオブジェクト702の別の表示例を示す。図で
は、ドアが開いた様子(702,702’)を示す。
【0028】図12は、ミラーオブジェクト716を使
って自分(端末画面上でこの会議ウィンドウを見ている
ユーザ)が会議から退席する操作例を示す。通常、会議
ウィンドウ110には、会議に参加している相手の参加
者のみ参加者オブジェクト718として表示する。これ
に対して、ミラーオブジェクトには、参加者オブジェク
ト718に変わるものとして、自分自身を特定できるも
の、自分自身の映像、静止画、似顔絵、アニメーショ
ン、あるいは図形やマークなどを表示する。これをマウ
ス220−Bによる移動操作により、ドアオブジェクト
702に重ねることにより、自分が会議から退席する操
作を実現できる。
【0029】図に示すように、ミラーオブジェクト71
6をマウスにより移動操作すると、ミラーオブジェクト
716の形態を変更し、1202に示すような歩く姿や
立った姿にする。そして、ドアオブジェクト702に重
ねると、1202’のような状態になり、いかにもこれ
から会議室のドアから出ていくような状態を表示する。
【0030】図13は、ユーザインタフェス部310に
おける参加者オブジェクト処理820の詳細を示す。参
加者オブジェクト処理820はまず入力を受け取ると、
その入力が、参加者属性を表示する要求なのか、参加者
オブジェクト718を移動させる操作なのか、参加者オ
ブジェクト718がドアオブジェクト702に重なった
のかを判定する(1304)。もし入力が参加者属性表
示操作であれば、会議データテーブル316を検索して
(1310)、操作された参加者オブジェクト718に
該当する参加者の属性を参加者属性ウィンドウ1402
として表示する。つぎに、入力が参加者オブジェクト7
18の移動操作であれば、参加者オブジェクト形態を変
更する(1320)。入力が、参加者オブジェクト71
8のドアオブジェクトへの重なりであれば、該参加者オ
ブジェクト718に対応する参加者を強制的に退席させ
る処理なので、図9の(930,932,934)と同
じ処理を行う。
【0031】図14は、参加者オブジェクト718に操
作することにより、参加者オブジェクト718に対応し
た参加者の参加者属性ウィンドウ1402(1402−
A,1402−C)を表示させた様子を示す。このと
き、参加者オブジェクト718と対応する参加者属性ウ
ィンドウ1402の縁の色またはパターンを統一すれ
ば、どれが誰の属性ウィンドウかを判別しやすい。
【0032】図15は、参加者オブジェクト718を移
動操作して、ドアオブジェクト702へ重ねるこよによ
り、該参加者オブジェクト718に対応した相手参加者
を会議から退席させる操作の様子を示す。参加者オブジ
ェクト718−B,Cは、通常図のように机に座ったよ
うな形で示すが、マウスにより移動操作を行うと、12
02のような歩いた、あるいは立った姿に形態を変更
し、ドアオブジェク702に重ねると、1202’のよ
うな、いまにも会議室のドアから出ていくような形で表
示する。こうすることにより、ユーザには、直感的な操
作と状況表示が可能になる。
【0033】図16は、ユーザインタフェース部310
における電話帳オブジェクト処理830の詳細を示す。
電話帳オブジェクト706への操作があると、まずアド
レスファイル318を参照し(1604)、電話帳ウィ
ンドウ1702を作成、表示する(1606)。次に、
この電話帳ウィンドウ1702への入力待ちを行い(1
608)、入力があれば、電話帳ウィンドウ1702上
の名前オブジェクト1704が移動されて電話オブジェ
クト710に重なったのか、あるいはアドレスの更新か
どうかを判定する(1610)。もし、名前オブジェク
ト1704の電話オブジェクト710への重なりであれ
ば、新たな参加者の呼出しの処理を行う。まず、選択さ
れた名前オブジェクト1704に対応するアドレスをア
ドレスファイル318から検索する(1620)。そし
て、通信制御部302へ、新たな参加者へ通信路を接続
する要求を該アドレスとともに発行する(1622)。
つぎに、電話帳ウィンドウ1702にて、「更新」が選
択されたら、アドレスファイルを更新する(163
0)。「終了」が選択されたら、電話帳ウィンドウ17
02を消去する(1640)。
【0034】図17は、電話帳オブジェクト706へ操
作して、電話帳ウィンドウ1702を表示した例を示
す。電話帳ウィンドウ1702上には、アドレスファイ
ル318に格納されたメンバがそれぞれ名前オブジェク
ト1704の形態で表示されている。相手の呼出しは、
呼び出したい人の名前オブジェクト1704をマウスで
移動操作させ、電話オブジェクト710に重ねることに
より実現できる。図では、”河野”という人を会議へ呼
び出すために、”河野”の名前オブジェクト1704−
Fを移動(ドラッギング)させて電話オブジェクト71
0へ重ねている。これにより、直感的な操作により相手
の呼出しが可能になる。
【0035】図18は、ユーザインタフェース部310
における通信制御部302からのデータの処理の詳細を
示す図である。入力を受け取ると(1804)、入力デ
ータが新規参加通知か、退席通知か、会議終了通知かど
うかを判定する。もし、新規参加通知であれば、参加受
付処理1810を呼出し、退席通知であれば、退席受付
処理を行う(1820)。会議終了通知であれば、すべ
ての参加者がそれぞれ退席するわけであるから、自分自
身も退席するため、まず、通信制御部302へ退席処理
要求を発行し(1830)、会議ウィンドウ110を消
去し(1832)、会議データファイル320を更新、
保存し(1834)、ユーザインタフェース部310を
終了させる(1836)。
【0036】図19に、ユーザインタフェース部310
における参加受付処理1810の詳細を示す。参加要求
を受信したら(1904)、会議ウィンドウ110上の
ドアオブジェクト702の表示を変更する(190
6)。つぎに、参加要求があったことを通信制御部30
2を介して全参加者に通知し(1908)、参加希望者
の属性を属性ウィンドウ2104として表示する(19
10)。そして、参加確認を行うため(1920)、参
加を「OK」か「NO」かを入力するのを待ち、「O
K」であれば、通信制御部302へ会議情報を新たな参
加者へ伝達するように依頼し(1924)、「NO」で
あれば、通信制御部302へ新たな参加者と仮につない
だ通信路を切断するよう依頼する(1926)。
【0037】図20は、新たな参加希望者から参加の希
望がきた場合、会議ウィンドウ110のドアオブジェク
ウト702の表示を変化させる。図では、ドアオブジェ
クト702を点滅させている様子を示す。点滅させる変
わりに、ノックの音やアラーム音を発生させてもよい。
【0038】図21は、新たな参加希望者が会議へ入ろ
うとした場合、一時的に参加を保留して、他の参加者が
参加の認可をできるようにする。この状態を図に示す。
図では、新たな参加者の仮の参加者オブジェクト210
2を表示し、合わせて、該参加者の属性2104も表示
する。この属性を参照することにより、該参加者を参加
させるか否かを決めることも可能である。
【0039】図22は、ユーザインタフェース部310
における退席受付処理の詳細を示す。他の参加者の退席
通知を受け取ったら(2204)、該参加者に対応する
参加者オブジェクト718を消去し(2206)、会議
データテーブル316を更新する(2208)。
【0040】図23は、通信制御部302における処理
を示す図である。通信制御部302は、起動されると、
まず初期処理を行う(2304)。そして自サイトのユ
ーザインタフェース部310と接続をすし(230
6)、入力待ち状態になる(2308)。受け取る入力
データは、自サイトのユーザインタフェス部310と他
サイトの通信制御部302’からのものが主である。こ
れらの入力データを判定し(2310)、ユーザインタ
フェス部310からの入力データであれば、それに対応
した処理を行い(2320)、他サイトからの入力デー
タであれば、それに対応した処理を行う(2330)。
それ以外の入力データであれば、それぞれの入力データ
に応じた処理を行う。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、会議ウィンドウに参加者オブジェクト、ドア
オブジェクト、ミラーオブジェクトを設け、さらに個人
環境ウィンドウに会議オブジェクトを設けることによ
り、電子的な対話、あるいは共同作業、会議において、
オブジェクトへの直接操作により、参加者の呼出し、受
付、退席などの進行操作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による共同作業システムの全体構成を示
す図である。
【図2】会議システムを構成する端末装置のハードウェ
ア構成図である。
【図3】本発明による会議ウィンドウ110を実現する
ためのソフトウェア構成図である。
【図4】個人環境処理部314の処理を示す図である。
【図5】個人環境処理部314における会議オブジェク
ト処理を示す図である。
【図6】ユーザインタフェース部310の処理を示す図
である。
【図7】会議ウィンドウ110の詳細を示す図である。
【図8】ユーザインタフェース部310におけるオブジ
ェクト処理を示す図である。
【図9】ユーザインタフェース部310におけるドアオ
ブジェクト処理を示す図である。
【図10】会議ウィンドウ110において、ドアオブジ
ェクト702を参加者待機状態にした表示例を示す図で
ある。
【図11】会議ウィンドウ110において、ドアオブジ
ェクト702を参加者待機状態にした別の表示例を示す
図である。
【図12】会議ウィンドウ110において、自分が退席
するために、ミラーオブジェクト716をドアオブジェ
クト702に重ねる操作を示す図である。
【図13】ユーザインタフェース部310において、参
加者オブジェクトへの操作の処理を示す図である。
【図14】参加者オブジェクト718への操作に呼応し
て、該参加者に関する属性表示のために、参加者属性ウ
ィンドウ1402を表示している図である。
【図15】相手を退席させるために、該参加者の参加者
オブジェクト718を移動操作してドアオブジェクト7
02に重ねる操作を示す図である。
【図16】ユーザインタフェース部310において、電
話帳オブジェト706に対する入力を処理する図であ
る。
【図17】新たな参加者を呼び出すために、まず電話帳
オブジェクト706から電話帳ウィンドウ1702を開
き、電話帳ウィンドウ1702上の名前オブジェクト1
704を電話オブジェクト710に重ねる操作を示す図
である。
【図18】ユーザインタフェース部310における、通
信制御部302から入力データを受け取った場合、その
入力内容によって対応する処理を呼び出すようすを示す
図である。
【図19】ユーザインタフェス部310おける、参加受
付の処理を示す図である。
【図20】会議ウィンドウ110において、参加要望が
きたときに、ドアオブジェクトの表示を変更(点滅表
示)している様子を示す図である。
【図21】新たな途中参加者が参加を表明して、それを
他の参加者が見るため、該参加者の属性表示を行ってい
る図である。
【図22】ユーザインタフェス部310において、他の
参加者の退席を受け付けた場合の処理を示す図である。
【図23】通信制御部302の処理の概要を示す図であ
る。
【符号の説明】
102…端末装置、 104…端末画面、 106…電話機、 108…通信ネットワーク、 110…会議ウィンドウ、 112…個人環境ウィンドウ、 114…会議オブジェクト、 116…個人利用APウィンドウ、 118…共同利用ウィンドウAP、 302…通信制御部、 310…ユーザインタフェース部、 312…AP共有制御、 314…個人環境処理部、 316…会議データテーブル、 318…アドレスファイル、 320…会議データファイル、 702…ドアオブジェクト、 704…共有黒板オブジェクト、 706…電話帳オブジェクト、 708…資料オブジェクト、 710…電話オブジェクト、 716…ミラーオブジェト、 718…参加者オブジェクト。
フロントページの続き (72)発明者 森 賢二郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチウィンドウ機能を有するデータ処理
    装置と入力装置と表示画面とを備えた複数の端末装置を
    ネットワークで接続し、遠隔の利用者が表示画面上に表
    示された情報を同時に参照しながら共同作業を行うシス
    テムにおける画面表示制御方法において、 前記マルチウィンドウの1つのウィンドウを、特定の共
    同作業支援プログラムのもとで実行されている共同作業
    の状態を、複数のオブジェクトにより視覚的に表現して
    共同作業の場を表示する会議ウィンドウとし、該会議ウ
    ィンドウ内の何れかのオブジェクトに対して行われた操
    作に応答して、共同作業への参加、相手の呼出し、参加
    の受付、退席などの一連の会議進行のための操作を視覚
    的に行うようにしたことを特徴とする会議画面表示制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の会議画面表示制御装置に
    おいて、 会議ウィンドウを表示するために、会議で用いる情報、
    媒体、ツールなどを表す会議オブジェクトを、個人環境
    上に設定し、該オブジェクトへの操作に応答して会議ウ
    ィンドウを表示することを特徴とする会議画面表示制御
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の会議画面表示制御装置に
    おいて、 会議ウィンドウの中に、ドアを想定できるような形のド
    アオブジェクトを設定し、利用者がマウスなどの入力装
    置による操作により、他の参加者の会議への参加を待つ
    状態として通信路を設定することを特徴とする会議画面
    表示制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の会議画面表示制御装置に
    おいて、 会議ウィンドウの中のドアオブジェクトと、共同作業へ
    参加している複数のデータ処理装置または参加メンバを
    表す参加者オブジェクトとを表示し、何れかのユーザ
    が、何れかの参加者オブジェクトを上記ドアオブジェク
    トに対して移動操作をした時、上記操作に対応して、移
    動操作した参加者オブジェクトが表す参加メンバまたは
    データ処理装置を共同作業から退席させる指令を入力す
    るようにしたことを特徴とする会議画面表示制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の会議画面表示制御装置に
    おいて、 会議ウィンドウの中に、必要に応じて自画像または自分
    の似顔絵、静止画像などを表示できるミラーオブジェク
    トを設け、前記ドアオブジェクトに対して上記ミラーオ
    ブジェクトを移動操作をした時、自分を共同作業から退
    席させる指令を入力するようにしたことを特徴とする会
    議画面表示制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1または4に記載の会議画面表示制
    御装置において、 前記参加者オブジェクトを所定の位置から移動操作させ
    ている時、前記参加者オブジェクトの形態を変更し、会
    議室内を歩いている状態を想定できるような形態にする
    ことを特徴とする会議画面表示制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の会議画面表示制御装置に
    おいて、 これから共同作業へ加わろうとしている参加メンバまた
    はデータ処理装置から参加希望のコマンドが送られてき
    たとき、前記会議ウィンドウにおいて前記ドアオブジェ
    クトを点滅表示することを特徴とする会議画面表示制御
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1または3に記載の会議画面表示制
    御装置において、 前記ドアオブジェクトに対して、利用者がマウスなどの
    入力装置による操作により、他の参加者の会議への参加
    を待つ状態として通信路を設定したとき、上記ドアオブ
    ジェクトの表示形態を変更することを特徴とする会議画
    面表示制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の会議画面表示制御装置に
    おいて、 会議ウィンドウに電話帳オブジェトを設け、上記電話帳
    オブジェクトに対する操作により電話帳ウィンドウを表
    示し、上記電話帳オブジェクトには登録されたメンバ
    を、メンバがもつ通信路のアドレスとを対応付けて名前
    オブジェクトとして表示し、上記名前オブジェクトの何
    れかを前記会議ウィンドウ上に設けられた電話オブジェ
    クトに対して移動操作をした時、前記名前オブジェクト
    に対応したメンバまたはデータ処理装置に対して、共同
    作業への参加を促すコマンドを発行することを特徴とす
    る会議画面表示制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7117265B2 (en) 2000-12-21 2006-10-03 Fujitsu Limited System for controlling communications in a network based on a previous place name and relocated place name displayed on terminals of current conversation participants
JP2011514043A (ja) * 2008-02-14 2011-04-28 マイクロソフト コーポレーション マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションを生成する技術
JP2018173829A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社ルクレ 仮想会議プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011514043A (ja) * 2008-02-14 2011-04-28 マイクロソフト コーポレーション マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションを生成する技術
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