JPH0662142A - マルチメディア端末装置および通信接続制御方式 - Google Patents

マルチメディア端末装置および通信接続制御方式

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JPH0662142A
JPH0662142A JP4211213A JP21121392A JPH0662142A JP H0662142 A JPH0662142 A JP H0662142A JP 4211213 A JP4211213 A JP 4211213A JP 21121392 A JP21121392 A JP 21121392A JP H0662142 A JPH0662142 A JP H0662142A
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JP4211213A
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English (en)
Inventor
Chiho Kitahara
千穂 北原
Takeshi Ishizaki
健史 石▲崎▼
Toshiaki Konase
敏彰 木名瀬
Susumu Nakayashiki
進 中屋敷
Masami Kameda
正美 亀田
Tadashi Yamamitsu
忠 山光
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、複数のワークステーションからなる
共同作業システムにおいて、利用者による通信接続のた
めの操作性を向上することを目的とする。 【構成】共同作業のための各端末装置(参加者)に対応
させて、通信メディアの現在の接続状態によって機能が
変化するようにしたマルチメディア通信接続用のアイコ
ン310〜330を設け、アイコンが選択された時、制
御プログラム680が、現在状態に応じた適切なマルチ
メディア通信接続を行なうようにした。 【効果】マルチメディア通信路の接続操作が大幅に簡略
化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメディア端末装置
および通信接続方式に関し、更に詳しくは、複数の端末
装置(あるいはワークステーション)間をマルチメディ
アの通信路で接続し、遠隔した複数の利用者が、各端末
画面上で互いに共通の資料や相手の動画像、あるいは音
声を介して会議、打合せ、資料の共同作成などの作業を
行うマルチメディア通信システムのための端末装置、お
よび通信メディアの接続制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザが、端末あるいはワークス
テーション上に形成された会議室画面を通信回線を介し
て相互接続して実現する多地点間会議システムに関して
は、端末間の接続方式やデータの送受信に関して多くの
提案がなされている。例えば、特開平3−157044
号公報では、テレビ会議への参加者数(端末数)を任意
に増加するための方式を提案している。また、特開昭6
3−1140号公報では、電話回線とデータ回線とを利
用して通信する複合端末の発呼、切断の操作性を向上さ
せるため、音声回線とデータ回線を同時に制御すること
を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案は、複数の参
加者が端末を利用して電子的に共同作業を行う場合の回
線接続制御の操作性を改良したものであるが、接続制御
の対象が電話機とコンピュータ端末に限定してあり、そ
の他の通信メディアを含む一般的なマルチメディア通信
に適用可能な柔軟な通信メディア接続制御方式を与える
ものではない。
【0004】本発明の目的は、複数の端末装置間をマル
チメディアの通信路で接続した電子的対話システム、あ
るいは共同作業システムに有効な端末装置、および通信
接続制御方式を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、通信メディアの接続
状態変化に連動して装置の機能を動的に変化させること
が可能な端末装置、電子的対話システム、あるいは共同
作業システムを提供することにある。
【0006】本発明の更に他の目的は、ユーザによる通
信メディアの切り替え操作を容易にした通信接続制御方
式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明によるマルチメディア端末装置および通
信接続制御方式は、それぞれマルチウィンドウ機能を備
えた複数の端末装置からなる通信システムにおいて、各
端末装置の画面に生成される1つのウィンドウに、上記
端末装置を介して行なう共同作業の形態と対応する複数
の通信制御アイコンを表示し、これらの通信制御アイコ
ンの機能を他の端末装置との接続状態に応じて動的に変
更し、選択された通信制御アイコンの機能に応じた通信
メディアによる接続を行なうようにしたことを特徴とす
る。ここで言う共同作業の形態は、例えば、電話による
対話、TV電話による映像を参照した対話、電話とデー
タ処理出力を利用した電子対話、あるいはTV電話とデ
ータ処理出力を同時に利用した対話等、利用する通信メ
ディアを異にする作業形態を意味する。
【0008】本発明の他の側面は、複数の端末装置(あ
るいはワークステーション)間の接続を制御するため
に、各端末装置に、それぞれ1つまたは異なる複数種類
の通信メディアの接続を制御するための複数種類の通信
接続制御アイコンを表示し、これらのアイコンの機能を
動的に変更するようにしたことにある。上記アイコン機
能の変更は、例えば、各通信接続制御アイコンの選択に
応答して実行すべき通信メディア接続制御内容を定義し
たアイコン機能状態制御手段によって行なう。本発明の
好ましい実施例では、上記アイコン機能が、接続相手装
置対応に変更されるようにしている。
【0009】また、本発明の他の側面は、接続相手が指
定された時、相手装置のアドレス情報を記憶しておき、
その後に相手装置との間の通信メディアの接続態様の変
更指令が与えられた場合に、ユーザに相手装置アドレス
を再設定操作させる必要なしに、既に記憶されているア
ドレス情報を利用して通信路の接続制御がなされるよう
にしたことにある。
【0010】
【作用】本発明によれば、同一のアイコンが、操作時点
での相手装置との間の通信メディアの接続状態に応じて
異なった機能を備えたものとなる。例えば、複数種類の
通信メディアA、Bを利用する制御アイコンが選択され
た時、既にメディアAを介して相手装置と接続された状
態で上記制御アイコンが選択された場合と、全く接続さ
れていない状態で上記制御アイコンが選択された場合と
では、アイコン操作に応答して実行される通信メディア
の接続制御の内容が異なったものとなる。前者の場合
は、上記制御アイコンが1つのメディアBの接続指令用
アイコンとして機能し、後者の場合は、上記制御アイコ
ンが2つのメディアA、Bの接続指令用アイコンとして
機能する。
【0011】本発明によれば、会議や共同作業の種類や
規模を変更するために、ユーザが相手装置と接続すべき
通信メディアの種類、またはそれらの接続形態を変更が
必要となった場合、相手装置との間で実行したい作業形
態を示す制御アイコンを指定することによって、所望の
通信環境を実現できる。これは、通信メディア対応に設
けられた固定機能の通信接続制御アイコンを操作して、
目的に会議や共同作業に必要な複数種類の通信メディア
を個別に接続制御していく従来の方式に比較して、面倒
な操作の繰り返しを排除でき、操作を簡略化できるた
め、会議や共同作業の参加人数(端末数)や環境変化に
柔軟に対処できるようになる。
【0012】
【実施例】図1は、LAN(Local Area Network)ある
いはISDN(Integratedervices Digital Network)
等からなる通信ネットワーク30によって結合された3
台のワークステーション40(40−A、40−B、4
0−C)からなる電子対話システムを示す。各ワークス
テーション40はマルチウィンドウ機能を有し、共同作
業あるいは電子対話で用いる会議資料を表示するための
ウィンドウが表示画面20(20−A、20−B、20
−C)に生成される。また、各ワークステーション40
には、表示画面を参照して行われる会議の進行を音声に
よって補助するために、電話機10(10−A、10−
B、10−C)が備えられている。
【0013】図2は、ワークステーション40の基本的
な構成を示すブロック図である。図において、140は
各種プログラムとデータを格納するための記憶装置、9
0は上記記憶装置140から読み出したプログラム命令
に従ってデータ処理を実行する中央処理装置(CP
U)、100は、上記CPU90の命令に従って、表示
画面130に出力すべき内容をイメージデータとしてフ
レームメモリ110に書き込むビットマッププロセッサ
(BMP)を示す。フレームメモリ110の内容は、デ
ィスプレイコントローラ120により読み出され、表示
画面(出力装置)130に表示される。
【0014】180−Aは入力装置180の1つである
キーボード、160は、上記キーボードから入力された
コードデータをレジスタ150−Aに格納するためのキ
ーボードドライバ160、180−Bは入力装置の1つ
であるマウス、170は、上記マウスから入力されたコ
ードデータをレジスタ150−Bに格納するためのマウ
スドライバ170を示す。
【0015】各ワークステーション40は、通信インタ
フェース装置80を介して、LAN、ISDNなどの通
信ネットワーク30に接続される。尚、通信ネットワー
ク30としてISDNを適用する場合、電話機10の出
力は、通信インタフェース装置80を介してネットワー
ク30に出力される。この実施例では、CPU90から
電話機10を起動できるようになっている。
【0016】図3は、各ワークステーションのディスプ
レイ130の表示画面20に表示されるマルチメディア
通信接続制御のための作業用パネルウィンドウ300の
1例を示す。上記作業用パネルウィンドウ300は、通
信制御用アイコンとして、電話アイコン310、テレビ
電話アイコン320、会議アイコン330の3種類のア
イコンが用意され、この他に、接続相手を指定するため
のアドレス帳アイコン340が用意されている。この例
では、ユーザがアドレス帳アイコン340を選択するこ
とにより、表示画面にアドレス帳ウィンドウ350が生
成された状態を示している。
【0017】新規に共同作業を開始する場合、まず相手
に電話をかけて確認をとる。この場合、マウス180−
Bを操作することによって、先ず作業用パネルウィンド
ウ300上で電話アイコン310を選択し、次にアドレ
ス帳アイコン340を選択して、アドレス帳ウィンドウ
350を表示させる。但し、この選択の順序は逆にして
も構わない。
【0018】アドレス帳ウィンドウ350は共同作業に
呼出し可能なメンバーの一覧リストを含んでおり、利用
者が上記一覧リストから参加させたいメンバー名をマウ
ス180−Bで選択すると、予め記憶されている電話番
号が自動的にダイヤルされ、相手に電話がかかる。相手
が受話機を取り上げるとに、音声回線の接続が完了す
る。このとき、アドレス帳ウィンドウ350で選択され
た相手の端末アドレスが共同作業参加者として自動的に
記憶され、以後、上記相手メンバーに他のメディア(デ
ータ、映像)の接続制御を行う場合は、アドレス帳ウィ
ンドウ350で同一相手を再度指定する操作は必要はな
い。上記アドレス帳アイコン340は、既に開始されて
いる共同作業環境に新たなメンバーを追加するときに
も、上記と同様に利用される。
【0019】電話アイコン310、テレビ電話アイコン
320、会議アイコン330は、作業用の特別なウィン
ドウ300に置く代わりに、図6で説明する個人作業用
(ローカル作業用)のウィンドウ420−A内に配置し
てもよい。これらのアイコンの属性は、図7で後述する
ように、アイコン状態管理テーブル500によって管理
され、これらのアイコンの機能はそのときどきの状況に
応じて変化する。
【0020】図4は、3者での共同作業を行っている場
合のワークステーション20の画面表示の1例を示す。
作業用パネルウィンドウ300には、図3で示した電話
アイコン310、テレビ会議アイコン320、会議アイ
コン330、アドレス帳アイコン340の他に、参加者
ボタン360(360−A、360−B)が表示されて
いる。
【0021】共同作業が2人でおこなわれている(相手
が1人)場合は、記憶するアドレスは1個でよいが、相
手が2人以上になると記憶するアドレは2つ以上にな
る。複数人の相手のうちの特定の1人を指定した形で指
令を与える場合は、これらの参加者ボタン360を用い
て相手を特定する。
【0022】上記参加者ボタン360の近傍には、自ス
テーションと、各ボタンで示される参加者のステーショ
ンとの間を接続している通信メディアの種類を示す表示
エリア370(370−A、370−B)が配置されて
いる。図示した例では、参加者「島崎」360−Aのス
テーションに対しては、データ系(「デ」)と音声系
(「映」)と映像系(「音」)の3種類の通信メディア
が接続され、参加者「小林」のステーションに対して
は、データ系と音声系の2種類の通信メディアが接続さ
れていることを示している。
【0023】データ系の通信メディアは、会議室ウィン
ドウ390に表示されているアイコン400−Aが示す
「資料1」およびアイコン400−Bが示す「資料2」
のアプリケーションプログラム(AP)を連動あるいは
共同利用するために、これらのAPに対する入力コマン
ドやデータをステーション間で通信するためのものであ
る。音声系の通信メディアは、電話機による音声信号を
各ステーションで通信することによって、共同作業を円
滑に行うのを支援するためのものである。映像系の通信
メディアは、各ステーションに付属するTVカメラで撮
像された利用者の顔画像を他のステーションに送信し、
例えばテレビ電話ウィンドウ380に示すように、互い
に他の参加者の表情を観察できるようにするためのもの
である。上記した例では、会議室ウィンドウ390は
「島崎」と「小林」と自分の3者で共同利用している
が、参加者「小林」に対しては、映像系メディアが接続
されていないため、参加者「小林」用のテレビ電話ウィ
ンドウは画面の生成されていない。この状態で、参加者
「小林」の顔画像も表示したい場合、つまり「小林」の
ステーションとの間に映像系の通信回線を確立したい場
合は、例えば、作業用パネルウィンドウ300で、テレ
ビ電話アイコン320を選択した後、参加者「小林」の
参加者ボタン360−Bを選択すればよい。これに代わ
る操作として、例えば、テレビ電話アイコン320をピ
ックし、これを参加者「小林」の参加者ボタン360−
B上へ移動させるようにしてもよい。これらの操作に応
答して、テレビ電話アイコン320で示される回線接続
制御ルーチンが、参加者「小林」のステーションとの間
に自動的に映像系通信回線を確立する。
【0024】図5は、図4と同様に、他の2人の参加者
と共同作業を行なう場合のワークステーション20の表
示画面の1例を示す。参加者の状態と参加者別の通信メ
ディアの状態は、図4の例と同じである。
【0025】ここでは、図4の場合の作業用パネルウィ
ンドウ300の変形例として、各参加者用に作業用パネ
ルウィンドウ410(410−B、410C)を設けて
いる。参加者別に作業用パネルウィンドウ410を設
け、各パネルウィンドウにそれと対応する参加者の装置
アドレスを記憶させることにより、参加者ボタン360
を省略できる。つまり、参加者別作業用パネルウィンド
ウ410(410B、410C)上で電話アイコン31
0、テレビ電話アイコン320、会議アイコン330を
選択すれば、それぞれのパネルウィンドウに対応した相
手装置アドレスを獲得することができる。
【0026】上記した参加者別に作業用パネルウィンド
ウを設ける方式では、マスタとなる作業用パネルウィン
ドウ410−Aを予め用意しておき、このマスタパネル
ウィンドウを操作して新規参加者を設定し、その参加者
に対応した参加者別の作業用パネルウィンドウ410を
生成していく。アドレス帳アイコン340は、参加者別
の作業用パネルウィンドウ410には設ける必要がな
く、マスタパネルウィンドウ410−A、あるいは個人
作業用のウィンドウ420に設けておけばよい。新規に
参加させる相手の指定は、上記アドレス帳アイコン34
0を操作してアドレス帳ウィンドウ350を生成し、一
覧リスト上で相手を指定する。
【0027】図4の方式は、作業用パネルウィンドウ3
00が参加者の人数に関係なく1つで済むため、共同作
業のために画面上に表示されるウィンドウ数を減らすこ
とができる。この点、図5の方式では、参加者の人数が
増えるに従って画面上に表示されるウィンドウ数が多く
なるという問題があるが、通信メディアの接続変更の都
度、参加者ボタン360により相手を指定する操作をし
なくてもよいという利点がある。実際の応用にあたって
は、上記2つの方式のいずれかを利用者が選択できるよ
うにしてもよい。
【0028】図6は、接続要求確認ウィンドウ430が
生成された表示画面20の1例を示す。接続要求確認ウ
ィンドウ430は、例えば会議室接続要求のように、相
手ステーションから音声系以外の通信メディアの接続要
求を受けた場合、要求された側の利用者の了解を得て接
続を行なうために生成される。すなわち、利用者が、個
人作業ウィンドウ420−A、420−Bでデータ処理
を行っている時、相手側の操作によって、例えば会議室
ウィンドウ390のような、共同作業のための環境がい
きなりワークステーションの画面20に形成されてしま
うという事態を回避するために、一旦、接続要求確認ウ
ィンドウ430に利用者への問い合わせメッセージ44
0を出力し、利用者が会議室390の接続を受け付け可
能であれば「YES」ボタン450を選択し、もし、接
続を拒否したければ「NO」ボタン460を選択できる
ようにする。電話連絡等で予め了解がとれている場合
は、操作をより簡略化するため、接続要求確認ウィンド
ウ430の表示を抑制できるようにしてもよい。
【0029】図7は、作業パネルウィンドウ300上の
メディアアイコン(電話アイコン310、テレビ電話ア
イコン320、会議アイコン330)の状態を管理する
ためのアイコン機能状態テーブル500を示す。図示し
たテーブルは、初期時点での標準的な状態設定の1例を
示している。
【0030】メディアアイコン名称504に対応して、
そのアイコンが選択された場合に接続または確立すべき
通信メディア502が定義されている。初期時点では、
例えば、電話アイコン310が選択されたば場合、状態
が「ON」となっているのは音声だけであるから、音声
系だけが接続状態となる。テレビ電話アイコン320が
選択された場合は、状態が「ON」になっている音声系
と映像系が接続状態となる。また、会議アイコン330
が選択された場合、状態が「ON」になっている音声
系、映像系、データ系がそれぞれ接続状態となる。
【0031】上記アイコン機能状態テーブル500は、
参加者毎、つまり相手アドレス毎に設けられる。図4の
場合、作業用パネルウィンドウ300上の参加者ボタン
360毎にテーブル500が設けられる。また、図5の
場合には、参加者別作業用パネルウィンドウ毎にテーブ
ル500が設けられる。
【0032】アイコン機能状態テーブル500は、メデ
ィアアイコンの選択の都度、初期状態からの設定機能が
変化していく。例えば、電話アイコン310が一度選択
された後は、既に音声系が接続済となっているため、ア
イコン機能状態テーブル500は図8のように変化す
る。なお、テーブルの初期状態は、ユーザの操作により
設定内容を変更することが可能である。
【0033】図8は、アイコン機能状態テーブル500
において電話アイコン310を選択した結果、状態が変
化したアイコン機能状態テーブル500’を示す。アイ
コン機能状態テーブルと対応した各参加者に対しては、
電話アイコンによって既に音声が接続されているため、
変化後のテーブル500’では、電話アイコン310、
テレビ電話アイコン320、会議アイコン330の全て
において、通信メディアの音声系の状態が「OFF」に
なっている。従って、これらのアイコンを使ってテーブ
ル500’に対応する参加者に対して新たに通信路接続
操作を行なった場合、例えば、テレビ電話アイコン32
0を使った場合、音声系を除く映像系のみを接続するよ
う接続処理が行われる。
【0034】図9〜図13は、参加者間におけるメディ
ア毎の論理通信路接続の様子を示している。図9では、
参加者A510とB520の2者において、作業用パネ
ルウィンドウ300で電話アイコン310を選択した後
の音声系540の論理通信路接続の様子を示す。音声系
540の論理通信路が接続されると、それぞれのサイト
では、次の接続指令に備えて、データ系550と映像系
560の通信路が接続待ち状態になる。
【0035】図10は、図9に示した音声系接続状態
で、作業用パネルウィンドウ300における会議アイコ
ン330の選択操作により、更にデータ系550と映像
系560が接続された様子を示す。
【0036】図11は、参加者A510とB520の2
者間に音声系、データ系、映像系の接続がなされている
状態から、新たに参加者C530を追加して3者間接続
へ拡張される様子を示している。ここでは、参加者A5
10が、作業用パネルウィンドウ300における電話ア
イコン310の選択操作と、アドレス帳ウィンドウ35
0における相手選択操作を行なって新たな参加者C53
0を呼び出し、参加者C530が電話を受けた結果、3
者間に環状の音声系540の接続が形成された状態を示
している。音声系の接続が形成されると、参加者C53
0は通信路の待ち状態に入る。このとき、データ系55
0と映像系560は、未だ参加者A510とB520の
2者間接続の状態にある。
【0037】図12は、図11において、参加者A51
0が会議アイコン330を操作し、参加者C530に対
してデータ系550と映像系560の接続を行う様子を
示している。参加者A510は、通信路の待ち状態にあ
る参加者C530に対して、新たにデータ系と映像系の
接続操作を行なった後、参加者B520へのデータ系5
50と映像系560の通信路を切断する。参加者B52
0は、これらの通信路が切断されると同時に、次の接続
に備えた通信路の待ち状態になる。参加者C530に対
しては、参加者B520のアドレスが通知され、参加者
B520への通信路を接続するよう命令される。
【0038】図13は、図12の状態において、参加者
A510から命令を受けた参加者C530が、通信路の
待ち状態にある参加者B520に対してデータ系55
0、映像系560の通信路を接続した状態を示す。この
ようにして、参加者A510、B520、C530の3
者間に、音声系540、データ系550、映像系560
の論理通信路が、図のように環状に形成される。
【0039】図14は、参加者A510、B520の2
者間において未だ何も接続されていない状態で、参加者
A510が、作業用パネルウィンドウ300でテレビ電
話アイコン320を操作した場合の処理の流れを示す。
【0040】ステップ1(606):参加者A510に
よる操作1(602)と、参加者B520による操作2
(604)が行われる。参加者A510は、操作1(6
02)として、作業用パネルウィンドウ300でテレビ
電話アイコン320を選択すると共に、アドレス帳アイ
コン340を選択してアドレス帳ウィンドウ350を表
示させ、アドレス一覧から参加者B520を指定する。
これにより、参加者B520への電話発信が行なわれ
る。参加者B520は、操作2(604)として、受話
器を取り、参加者Aからの音声接続を受け付ける。
【0041】ステップ2(608):上記操作の結果、
2者間が音声で接続された状態を示す。
【0042】ステップ3(610):参加者A510と
B520が、ともに通信路の待ち状態に入った状態を示
す。参加者A510は、参加者B520を指定したこと
により、作業用パネルウィンドウ300に対応付けて参
加者B520のアドレスを保持する。
【0043】ステップ4(612):上記保持したアド
レスに基づいて、参加者A510から参加者B520に
対して映像系の接続を行った状態を示す。音声系と映像
系の接続が終了した時点で、テレビ電話アイコン320
の機能による接続動作は終了する。
【0044】図15は、参加者A510、Bの2者間に
おいて、未だ何も接続されていない状態から、音声系を
接続した後、さらに会議へと移行する過程での処理の流
れを示す。
【0045】ステップ1(626):参加者A510
は、操作1(620)として、作業用パネルウィンドウ
300で電話アイコン310を選択するとともに、アド
レス帳アイコン340を選択してアドレス帳ウィンドウ
350を表示させ、アドレス一覧から参加者Bを指定す
る。これにより、参加者B520への電話が発信され
る。参加者B520、操作2(604)として、受話器
を取り、参加者Aからの音声接続を受け付ける。
【0046】ステップ2(628):上記操作により2
者間で音声が接続された状態を示す。
【0047】ステップ3(630):参加者A510、
B520が共に通信路の待ち状態に入る。参加者A51
0は、参加者B520を指定したことにより、参加者B
520のアドレスを保持している。
【0048】ステップ4(632):参加者A510
は、操作3(624)として、作業用パネルウィンドウ
300で会議アイコン330を選択する。この時点での
会議アイコン330の機能は、アイコン機能状態テーブ
ル500を参照して決定されている。この例では、ステ
ップ1(626)で既に音声系が接続されているため、
会議アイコン330の機能は、音声「OFF」、映像
「ON」、データ「ON」となっている。
【0049】ステップ5(634):参加者A510
は、ステップ3で保持した参加者B520のアドレスに
基づいて、参加者B520宛に映像接続要求とデータ接
続要求を送信する。このとき、参加者B520のワーク
ステーション画面上20には、図6で示した接続要求確
認ウィンドウ430が表示される。
【0050】ステップ6(636):ウィンドウ430
において、参加者B520がYESを入力することによ
り、上記参加者A510からの映像接続要求とデータ接
続要求を受付ける。これによって、既にある音声系に加
えて、2者間にデータ系と映像系の通信路が確立され
る。
【0051】映像系560が接続されると、テレビ電話
ウィンドウ380を制御しているプログラムの起動また
は新たな処理の実行によって、ワークステーション画面
上20にテレビ電話ウィンドウ380が表示される。ま
た、データ系が接続されると、会議室ウィンドウ390
を制御しているプログラムの起動または新たな処理の実
行によって、ワークステーションが画面上20に会議室
ウィンドウ390が表示される。これにより、2者間で
電話による音声と、テレビ電話による映像と、会議室ウ
ィンドウ390におけるAP出力データを利用した共同
作業が可能となる。
【0052】図16は、参加者Aと参加者Bとの2者で
会議(音声系、データ系、映像系を接続)を行っている
状態から、参加者Cを加えた3者間の議へと移行する過
程での処理の流れを示す。
【0053】ステップ1(646):参加者A510と
参加者B520の間では、既に音声系、データ系、映像
系が接続されている。
【0054】ステップ2(648):参加者A510
が、操作1(640)として、作業用パネルウィンドウ
300でテレビ電話アイコン320を選択し、アドレス
帳アイコン340を選択してアドレス帳ウィンドウ35
0を表示させた後、アドレス一覧から参加者Cを指定す
る。これにより、参加者C530へ電話が発信される。
【0055】ステップ3(650):参加者C530
が、操作2(642)として、受話器を取り、参加者A
からの音声接続を受け付ける。参加者A510は、上記
ステップで参加者C530を指定し時点で、参加者C5
30のアドレスを保持している。
【0056】ステップ4(652):上記操作1と操作
2により、参加者A、B、Cの3者間において音声接続
が達成されれる。
【0057】ステップ5(654):上記音声接続と同
時に、参加者C530では、他の通信メディアの接続に
備えて、通信路の待ち状態になる。
【0058】ステップ6(656):参加者A510
が、操作3(644)として、作業用パネルウィンドウ
300で会議アイコン330を選択し、参加者ボタン3
60で参加者Cを選択する。このとき、参加者C530
に対応するアイコン機能状態テーブル500ーCは、既
に音声系が接続されているため、会議アイコンの330
の機能が、通信メディアのうち映像とデータが「ON」
となった状態となっている。従って、この時点で、参加
者C530に対して会議アイコン330を実行させると
いうことは、映像系とデータ系の接続を行うことを意味
する。
【0059】テップ7(658):参加者A510が、
参加者B520方向への映像系とデータ系の通信路を切
断する。また、自分への映像系とデータ系の通信路が切
断された参加者B520は、これらの通信路が再度接続
されることに備えて、通信路の待ち状態になる。
【0060】ステップ8(660):参加者A510
は、参加者C530に対して、映像系とデータ系の通信
路の接続要求を出す。
【0061】ステップ9(662):参加者C530
が。接続要求ウィンドウ430で「YES」を入力す
る。これにより、参加者510Aから参加者C530へ
のデータ系と映像系の通信路が接続される。
【0062】ステップ10(664):参加者A510
が、参加者C530に対して、参加者B520のアドレ
スとともに、参加者B520との間に映像系とデータ系
の通信路を接続するよう命令を送る。
【0063】ステップ11(668):参加者C530
は、上記参加者B520のアドレスを保持する。
【0064】ステップ12(670):参加者C530
が、参加者A510から知らされた参加者B520のア
ドレスに基づいて、参加者B520との間に映像系とデ
ータ系の通信路を確立する。
【0065】このようにして、3者間で会議を行うため
の、音声系、データ系、映像系の通信路を環状接続する
ための処理が終了する。
【0066】図17は、本発明によるマルチメディア通
信接続を実行するプログラム680の処理のフローチャ
ートを示す。
【0067】本プログラム680によって最初に接続さ
れるのは通信系は、電話による音声通信路である(ステ
ップ682)。音声通信路が接続されると、他の通信メ
デイアに関して、それぞれの通信路が待ち状態にあるか
否かを判定する(ステップ684)。もし、その通信路
が待ち状態になっていなければ、状態を通信路待ち状態
に変更した後(ステップ686)、また、通信路が待ち
状態になっていれば、そのまま次のステップ688へ進
み、入力待ちの状態になる。
【0068】ステップ688で待つ入力としては、ユー
ザによる作業用パネルウィンドウ300への入力、ある
いは他のサイトから送られてくる接続要求などである。
何れかの入力があると、その入力が音声切断を示すもの
か否かを判定する(ステップ690)。音声切断は、電
話機の受話器を置くことにより発生し、もし、利用者が
受話器を置いた場合、その時点で音声系の通信路は切断
される。音声が接断されると、先ず、他の通信メディア
(データ系、映像系)が接続中か否かを判定し(ステッ
プ692)、もし、何れかの通信メディアが接続中であ
れば、他の参加者に対して、その通信路の切断要求を送
信する(ステップ694)と共に、未だ接続状態にある
通信路を切断して(ステップ696)、処理を終了する
(ステップ698)。もし、ステップ692で音声系以
外の通信路が接続状態にないと判定された場合は、そこ
で処理を終了する(ステップ698)。また、ステップ
690で入力が音声切断を示すものでないと判定された
場合は、以下に説明する入力処理(ステップ700)を
実行する。
【0069】図18は、入力処理700の詳細を示すフ
ローチャートである。ここでは、図4に示した複数参加
者を同時に表示する作業用パネルウィンドウ300を例
にとって、上記入力処理の内容を説明する。
【0070】先ず、その入力が作業用パネルウィンドウ
300のアイコン選択のためのものか否かを判定する
(ステップ702)。もし、作業用パネルウィンドウ3
00への入力でない場合は、他サイトからの接続要求か
否かを判定する(ステップ734)。他サイトからの接
続要求であれば、ワークステーション画面上20に接続
要求確認ウィンドウ430を表示し(ステップ73
6)、このウィンドウに対して、ユーザから「YES」
の入力があるかどうかを判定する(ステップ738)。
もし「YES」入力があれば、接続要求のあった通信路
を接続した後(ステップ740)、アイコン機能状態テ
ーブル500の内容を更新する(ステップ744)。上
記ステップ738で、もし、「NO」の入力があった場
合は、そこで処理を終了する。また、判定ステップ73
4で、その入力が他サイトからの接続要求でないと判定
された場合は、その入力に対応した処理ルーチンを実行
する(ステップ742)。
【0071】判定ステップ702で、入力が作業用パネ
ルウィンドウ300に対するものと判定された場合、既
に通信路で接続されている参加者の数が3人以上か否か
をチェックする。参加者の人数は、このプログラムが変
数(例えば、N)として記憶しており、共同作業へ新た
な参加者が加わる度に、上記変数Nに1ずつ加算してい
く。ここでは、参加者人数が2人の場合を想定して、以
下の説明を行う。
【0072】参加者が2人ということは、会議の相手は
1人だけの状態にある。従って、作業用パネルウィンド
ウ300に参加者ボタン360を設定する必要はない。
つまり、作業用パネルウィンドウ300と対応付けて保
持しているアドレスは、会議相手である唯一の参加者の
ものだけであり、この作業用パネルウィンドウ300で
電話アイコン310、テレビ電話アイコン320、また
は会議アイコン330を選択した時、相手のアドレスは
一意的に決定される。従って、この例では、判定ステッ
プ704から720に進み、この時点で相手のアドレス
を獲得することができる。
【0073】次に、上記参加者に対応するアイコン機能
状態テーブル500を参照し(ステップ722)、上記
テーブルに定義された選択メディアアイコンに対応した
機能を獲得し(ステップ724)、その機能を実行する
(ステップ726)。次に、接続相手となるサイトに対
して接続要求を送信し(ステップ728)、相手から上
記接続要求に対する「YES」の応答を得たら、接続処
理を完了し(ステップ732)、接続相手に対応するア
イコン機能状態テーブル500の機能設定状態を更新し
て(ステップ744)、このルーチンを修力する。も
し、ステップ730で、「NO」の返答があった場合
は、接続をすることなく、このルーチンを終了する。
【0074】判定ステップ704において、もし、参加
者が3人以上と判定された場合は、作業用パネルウィン
ドウ300で参加者ボタンが押されたか否かを判定する
(ステップ706)。もし、参加者ボタンが押された場
合は、上記参加者ボタンに対応した参加者のアドレスを
獲得し(ステップ718)、上述したステップ722〜
744の処理によって、相手サイトへの接続を試みる。
【0075】判定ステップ706において、もし、参加
者ボタン360が押されなかった場合、以下の処理を行
う。ここで、メデイアアイコン(電話アイコン310、
テレビ電話アイコン320、または会議アイコン33
0)が選択された後、参加者ボタン360が押されなか
ったということは、新規参加者の呼び出しが行なわれて
いることを意味している。従って、この場合は、アドレ
ス帳アイコン340が選択されるのを待ち(ステップ7
08)、もし、アドレス帳アイコン340が選択された
場合、アドレス帳ウィンドウ350をワークステーショ
ン画面上20に表示する(ステップ710)。次に、相
手アドレス選択の入力を待ち(ステップ712)、相手
アドレス選択の入力があった場合は、その相手アドレス
を獲得してこれを保持する(ステップ714)。これが
終わると、ステップ722以下の処理を行い、相手サイ
トへの通信路の接続を試みる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のマルチメディア端末および通信接続制御方式によれ
ば、通信接続制御用のアイコンが動的に変化した機能を
もつため、同一のアイコンを異なった機能で動作させる
ことによって、通信メディアの接続状態の変更操作を簡
略化できる。また、受信側が電話の受話器を取るだけ
で、あとは送信側の操作だけで簡単に目的の通信環境を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する会議システムの全体構成を示
す図。
【図2】会議システムを構成する端末装置(ワークステ
ーション)のハードウェア構成を示す図。
【図3】ワークステーション画面に表示される本発明に
よる作業用パネルウィンドウ300の1例を示す図。
【図4】参加者が複数の場合の作業用パネルウィンドウ
300の1例を示す図。
【図5】上記作業用パネルウィンドウ300の変型であ
る参加者別の作業用パネルウィンドウ410の1例を示
す図。
【図6】ワークステーション画面に表示される接続確認
要求ウィンドウ430の1例を示す図。
【図7】マルチメディア通信接続プログラム680が備
えるアイコン機能状態テーブル500の1例を示す図。
【図8】アイコン操作によってアイコン機能状態テーブ
ルの機能状態が変化したことを示すための図。
【図9】2者間の会議で音声系の論理通信路が接続され
た状態を示す図。
【図10】上記図9の状態で、さらにデータ系、映像系
の論理通信路が接続される様子を示すための図。
【図11】2者間の会議に3人目の参加者が加入した場
合において、音声系の論理通信路が確立した状態を示す
図。
【図12】図11の状態で、さらにデータ系、映像系の
通信路を確立するための過程を示す図。
【図13】3者間に音声系、データ系、映像系の論理通
信路が環状に接続された状態を示す図。
【図14】2者間が接続されていない状態で、参加者A
がテレビ電話アイコン320を操作した場合の処理を説
明するための図。
【図15】2者間が音声回路で接続された状態から、会
議アイコン330を操作して映像系とデータ系を接続す
る過程を説明するための図。
【図16】2者間の会議から3者間の会議へ移行する過
程の処理を説明するための図。
【図17】本発明によるマルチメディア通信接続のため
のプログラム680を示すフローチャート。
【図18】図17における入力処理700の詳細を示す
フローチャート。
【符号の説明】
10…電話機、20…ワークステーション、30…ネッ
トワーク、50…電話交換網、60…個人利用ウィンド
ウ、70…共同利用ウィンドウ、130…出力装置、1
80…入力装置、190…ウィンドウシステム、300
…作業用パネルウィンドウ、310…電話アイコン、3
20…テレビ電話アイコン、330…会議アイコン、3
40…アドレス帳アイコン、350…アドレス帳ウィン
ドウ、360…参加者ボタン、370…通信メディア表
示、380…テレビ電話ウィンドウ、390…会議室ウ
ィンドウ、400…資料アイコン、410…参加者別作
業用パネルウィンドウ、420…個人作業用ウィンド
ウ、430…接続要求確認ウィンドウ、440…接続確
認メッセージ、500…アイコン機能状態テーブル、5
02…通信メディア、504…アイコン名、540…音
声系論理通信路、550…データ系論理通信路、560
…映像系論理通信路、680…マルチメディア通信接続
プログラム、700…マルチメディア通信接続プログラ
ムにおける入力処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/56 C H04N 7/15 8943−5C (72)発明者 中屋敷 進 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 亀田 正美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 山光 忠 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれマルチウィンドウ機能を備えた複
    数の端末装置からなる通信システムにおいて、各端末装
    置の画面に生成される1つのウィンドウに、上記端末装
    置を介して行なう共同作業の形態と対応する複数の通信
    制御アイコンを表示し、これらの通信制御アイコンの機
    能を他の端末装置との接続状態に応じて動的に変更し、
    選択された通信制御アイコンの機能に応じた通信メディ
    アによる接続を行なうようにしたことを特徴とするマル
    チメディア通信接続制御方式。
  2. 【請求項2】前記通信制御アイコンの機能を接続相手と
    なる端末装置対応に変更するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のマルチメディア通信接続制御方式。
  3. 【請求項3】接続相手の端末装置が指定された時、該相
    手端末装置のアドレスを記憶しておき、その後に上記相
    手端末装置を対象として前記何れかの通信制御アイコン
    が選択された場合に、上記記憶しておいたアドレスを利
    用して、上記相手端末装置との間に上記アイコンの機能
    で特定される通信メディアによる接続を行なうことを特
    徴とする請求項1または2に記載のマルチメディア通信
    接続制御方式。
  4. 【請求項4】前記各端末装置の画面に接続相手となる端
    末装置と対応した相手表示アイコンを表示しておき、上
    記相手表示アイコンと前記通信制御アイコンとを選択す
    ることによって、接続制御すべき相手端末装置と通信メ
    ディアを指定するようにしたことを特徴とする請求項
    1、2または3に記載のマルチメディア通信接続制御方
    式。
  5. 【請求項5】前記各端末装置の画面に、接続相手となる
    端末装置対応に前記通信制御アイコン表示用のウィンド
    ウを生成しておき、何れかの通信制御アイコンが選択さ
    れた場合に、該アイコンが位置するウィンドウと対応し
    た相手端末装置との間に、上記選択された通信制御アイ
    コンの機能で特定される通信メディアによる接続を行な
    うことを特徴とする請求項1、2または3に記載のマル
    チメディア通信接続制御方式。
  6. 【請求項6】それぞれマルチウィンドウ機能を備えた複
    数の端末装置からなる通信システムにおいて、それぞれ
    1つまたは異なる複数種類の通信メディアによる接続制
    御用に用意された複数種類の通信接続制御アイコンを画
    面に表示し、上記各通信接続制御アイコン対応に実行す
    べき通信メディア接続制御を動的に変更し、何れかの通
    信接続制御アイコンが選択されたとき、他の端末装置と
    の間に該アイコンの機能によって特定される通信メディ
    アによる接続を形成するようにしたことを特徴とするマ
    ルチメディア通信接続制御方式。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して少なくとも1つの他
    の端末装置と接続されるマルチメディア端末装置におい
    て、それぞれ1つまたは異なる複数種類の通信メディア
    による接続制御用に用意された複数種類の通信接続制御
    アイコンを画面に表示するための手段と、上記各通信接
    続制御アイコン対応に実行すべき通信メディア接続制御
    を動的に変更するためのアイコン機能制御手段と、アイ
    コン選択手段とを有し、上記他の端末装置との間に上記
    選択手段で選択された通信接続制御アイコンの機能によ
    って特定される通信メディアによる接続を形成するよう
    にしたことを特徴とするマルチメディア端末装置。
  8. 【請求項8】前記アイコン機能制御手段が、前記通信制
    御アイコンの機能を接続相手となる端末装置対応に変更
    することを特徴とする請求項7に記載のマルチメディア
    端末装置。
  9. 【請求項9】接続相手の端末装置が指定された時、該相
    手端末装置のアドレスを記憶するための手段を有し、そ
    の後に上記相手端末装置を対象として前記何れかの通信
    制御アイコンが選択された場合に、上記手段が記憶して
    おいたアドレスを利用して、上記相手端末装置との間に
    上記アイコンの機能で特定される通信メディアによる接
    続が形成されることを特徴とする請求項7または8に記
    載のマルチメディア端末装置。
  10. 【請求項10】前記アイコン表示手段が、画面に接続相
    手となる端末装置と対応した相手表示アイコンを表示
    し、上記相手表示アイコンと前記通信制御アイコンとを
    選択することによって、接続制御すべき相手端末装置と
    通信メディアを指定するようにしたことを特徴とする請
    求項7、8または9に記載のマルチメディア端末装置。
  11. 【請求項11】前記アイコン表示手段が、接続相手とな
    る端末装置対応に前記通信制御アイコン表示用のウィン
    ドウを生成し、通信制御アイコンが選択された場合に、
    該アイコンが位置するウィンドウと対応した相手端末装
    置との間に、上記選択された通信制御アイコンの機能で
    特定される通信メディアによる接続が形成されるように
    したことを特徴とする請求項7、8または9に記載のマ
    ルチメディア端末装置。
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