JP2789628B2 - 通信制御集積回路 - Google Patents

通信制御集積回路

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JP2789628B2 JP63334188A JP33418888A JP2789628B2 JP 2789628 B2 JP2789628 B2 JP 2789628B2 JP 63334188 A JP63334188 A JP 63334188A JP 33418888 A JP33418888 A JP 33418888A JP 2789628 B2 JP2789628 B2 JP 2789628B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、デジタル通信の通信ユニットに用いられ
る通信制御集積回路に関する。
「従来の技術」 ISDN(サービス総合デジタル網)の整備が進み、ISDN
用通信プロトコルに準拠した通信ユニットが開発されて
いる。このISDN用通信プロトコルは7階層に分けて規定
されており、通信ユニットには、各階層の処理を行う通
信制御集積回路が搭載される。
ここで、ISDN用通信プロトコルのレイヤ1(物理層)
では、通信回線上での電気信号の転送方式、配線形態、
TE(Terminal Equipment;端末装置)−NT(Network Ter
mination;網終端装置)間の起動手順等、通信を行う上
で守られるべき物理的条件が規定されている。このレイ
ヤ1の規定に基づいて、通信をサポートするレイヤ1制
御用集積回路が各種開発されている。
また、レイヤ1の上位階層、レイヤ2(論理層)で
は、送受信されるフレーム(デジタル信号の通信単位)
の順序制御、伝送誤りの検出および訂正、フレーム送信
の一時停止および再開の制御等、通信を行う各ユニット
間の論理的結合を保証する上で必要な条件が規定されて
いる。このレイヤ2の処理は、レイヤ1の処理よりもよ
り複雑かつ繰り返し性のあることから、レイヤ2の全て
をサポートする集積回路には、CPU(中央処理ユニッ
ト)が内蔵されていることが多い。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述したレイヤ1の処理を行う回路および
レイヤ2の処理を行う回路は、両方合わせると回路規模
が非常に大きくなってしまうので、従来は別々の集積回
路として実現される例が多かった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、レ
イヤ1の処理を行う回路の小規模化を行い、レイヤ1お
よびレイヤ2の全ての処理を共に行う通信制御回路を1
つの集積回路として実現することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、外部からの受信信号を処理し、該受信信
号に対する応答信号およびその他の送信信号を外部へ出
力する第1の制御回路と、前記第1の制御回路における
処理の上位階層の処理を行う第2の制御回路とを、共に
搭載してなる通信制御集積回路であって、 前記第1の制御回路の動作モードを変更させるイベン
トが生起した場合に、前記第2の制御回路における上位
階層の処理を行う演算処理手段を最優先で用いることに
より、該生起イベントデータおよび前記第1の制御回路
の現在の動作モードに対して所定の演算処理を行い、該
演算処理結果に従って、前記第1の制御回路の動作モー
ドを更新し、新しい動作モードに遷移すると共に前記第
1の制御回路に対して制御データを供給し、イベントデ
ータを出力する手段 を具備することを特徴としている。
「作用」 上記構成によれば、第1の制御回路における動作モー
ドの遷移は、第1の制御回路における演算手段の演算処
理、すなわち、ソフトウェア処理によってなされる。従
って、該動作モードを遷移させる動作を行うためのハー
ドウェア回路を第1の制御回路に設ける必要がなく、全
体の回路規模を小さくすることができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
第1図はこの発明の一実施例による通信制御集積回路
1の構成を示すブロック図である。この通信制御集積回
路1は端末装置TEに搭載されており、その内部はレイヤ
1制御回路10およびレイヤ2制御回路20で構成されてい
る。ここで、端末装置TEは下り回線10aおよび上り回線1
0bからなる通信回線を介し、網終端装置NTと接続され
る。レイヤ2制御回路20には、コントローラ21およびRO
M22が各々設けられている。ここで、ROM22には、レイヤ
2の処理を制御する制御プログラムL2と、レイヤ1制御
回路10の状態制御を行うプログラムL1とが記憶されてい
る。
第2図はレイヤ1制御回路10の動作を規定した状態遷
移表の一部を示したものである。なお、この通信制御集
積回路1は、CCITT(国際電信電話諮問委員会)の勧告
に準拠した動作が得られるように設計されており、第2
図の状態遷移表も同勧告書に記載されているものと同等
である。
以下、この通信制御集積回路1の動作を説明する。レ
イヤ1制御回路10においてその動作モードを変化しせめ
るようなイベントが発生しない限り、レイヤ2制御回路
20では、コントローラ21がROM22内の制御プログラムL2
に従ってレイヤ2の処理を実行する。
レイヤ1制御回路10がF3モード(停止状態)の時、端
末装置TEが下り回線10aを介して信号INFO2を受信したと
する。これにより、レイヤ1制御回路10では、レイヤ1
イベントレジスタ(L1EVENT)にINFO2受信を示すデータ
がセットされる。第3図はレイヤ1イベントレジスタの
構成を示したものである。次いで、レイヤ1制御回路10
からコントローラ21に割り込み要求が行われる。第4図
はコントローラ21における割り込み要求レジスタの構成
を示したものである。この図に示すように、コントロー
ラ21はレイヤ制御回路10からの割り込みを最優先とする
ようになっている。従って、この時点でコントローラ21
は、レイヤ2の処理を中断し、レイヤ1イベントレジス
タL1EVENT)のデータを読み取る。データ読取が行われ
ると、レイヤ1制御回路10からコントローラ21への割り
込み要求が解除されると共に、コントローラ21ではROM2
2内の制御プログラムL1による演算処理が実行される。
この演算処理の結果、第2図に示すようにレイヤ1制
御回路10の動作モードはF6モード(同期状態)とされ
る。また、コントローラ21は、レイヤ1制御回路10に対
して信号INFO3の送出を指示すべく、レイヤ1コマンド
レジスタ(L1COMD)に当該データをセットする。このレ
イヤ1コマンドレジスタ(L1COMD)の構成を第5図に示
す。そして、レイヤ1コマンドレジスタ(L1COMD)のデ
ータがレイヤ1制御回路10によって読み取られ、レイヤ
1制御回路10から上り回線10bへ信号INFO3が送出され
る。
次に、下り回線10aを介して信号INFO4が受信される
と、上述の手順と同様に、レイヤ2制御回路20内のコン
トローラ21によって、レイヤ制御回路10はF7モード(起
動状態)とされ、また、レイヤ1制御回路10から上り回
線10bへ信号INFO3が送出される。これにより、端末装置
TEは、上り回線10aおよび下り回線10bを介して他の通信
ユニットとのレイヤ2以上の通信を開始する。そして、
相手の通信ユニットが通信を打ち切り、下り回線に信号
INFO0を送出すると、これが、レイヤ1制御回路10によ
って受信される。そして、上述の手順と同様、レイヤ2
制御回路20によって、レイヤ1制御回路10はF3モードと
され、上り回線10bに信号INFO0が送出され、通信が終了
する。以上の一連の処理概要を第6図に示す。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、第1の制御
回路の動作モードを変更させるイベントが生起した場合
に、前記第2の制御回路における上位階層の処理を行う
演算処理手段を最優先で用いることにより、該生起イベ
ントデータと前記第1の制御回路の現在の動作モードと
に対して所定の演算処理を行い、該演算処理結果に従っ
て、前記第1の制御回路の動作モードを更新し、新しい
動作モードに遷移すると共に前記第1の制御回路に対し
て制御データを供給し、イベントデータを出力する手段
を設けたので、第1の制御回路の状態制御がわずかのス
テップ数のソフトウェアによって実行され、状態制御の
ための回路を削減することができる。従って、第1の制
御回路および第2の制御回路の両方を含む回路を1チッ
プの通信制御集積回路として実現することができる。こ
れにより、通信ユニットの部品点数が減少し、信頼性が
向上すると共に、通信ユニットのコストダウンを行うこ
とができる。また、従来、別々のLSI(大規模集積回
路)チップで実現されていた2つの制御回路が1つのLS
Iチップで実現されるので、各制御回路間の信号伝送を
従来よりも高速に行うことが可能となり、性能が向上す
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による通信制御集積回路1
の構成を示すブロック図、第2図は同実施例におけるレ
イヤ1制御回路10の動作を示す状態遷移表の一部、第3
図は同実施例におけるレイヤ1イベントレジスタ(L1EV
ENT)の構成を示す図、第4図は同実施例における割り
込み要求レジスタの構成を示す図、第5図は同実施例に
おけるレイヤ1コマンドレジスタ(L1COMD)の構成を示
す図、第6図は同実施例における割り込み処理プログラ
ムの概要を示すフローチャートである。 1……通信制御集積回路、10……レイヤ1制御回路、20
……レイヤ2制御回路、21……コントローラ、22……RO
M。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの受信信号を処理し、該受信信号
    に対する応答信号およびその他の送信信号を外部へ出力
    する第1の制御回路と、前記第1の制御回路における処
    理の上位階層の処理を行う第2の制御回路とを、共に搭
    載してなる通信制御集積回路であって、 前記第1の制御回路の動作モードを変更させるイベント
    が生起した場合に、前記第2の制御回路における上位階
    層の処理を行う演算処理手段を最優先で用いることによ
    り、該生起イベントデータおよび前記第1の制御回路の
    現在の動作モードに対して所定の演算処理を行い、該演
    算処理結果に従って、前記第1の制御回路の動作モード
    を更新し、新しい動作モードに遷移すると共に前記第1
    の制御回路に対して制御データを供給し、イベントデー
    タを出力する手段 を具備することを特徴とする通信制御集積回路。
JP63334188A 1988-12-29 1988-12-29 通信制御集積回路 Expired - Fee Related JP2789628B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001268159A (ja) * 2000-01-19 2001-09-28 Wiznot Corp Tcp/ipをハードウェア的に処理する装置及びその動作方法

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