JP2789466B2 - 電子学習機 - Google Patents

電子学習機

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JP2789466B2
JP2789466B2 JP1351188A JP1351188A JP2789466B2 JP 2789466 B2 JP2789466 B2 JP 2789466B2 JP 1351188 A JP1351188 A JP 1351188A JP 1351188 A JP1351188 A JP 1351188A JP 2789466 B2 JP2789466 B2 JP 2789466B2
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裕司 黒川
辰裕 池戸
陽一 晴山
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Brother Industries Ltd
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KYOIKUSHA KK
Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子学習機に関し、さらに詳言すれば学習を
進めていくときに、その学習者の学習上の弱点となって
いる学習項目等を表示して、弱点となっている学習項目
の優先的な選択を可能にした電子学習機に関する。
(従来技術) 従来の電子学習機は複数の問題と問題のそれぞれに対
する正解答とが記憶させてあり、問題を出題して、出題
問題に対して入力された解答と正解答とを比較して、入
力させた解答の正誤を判定するように構成されるか、ま
たは正解答を表示させて学習者による解答と正解答とを
学習者が比較して正誤を判定して学習を進めるように構
成されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の電子学習機においては、学習者が問題
を解き正解答を視た時点において、正解答を得るための
前提となっている知識や、学習項目に対する情報が得ら
れない問題点があった。
このために、従来の電子学習機によって学習を進める
場合、全体の学習項目の一覧表の中から1項目づつ恣意
的に選択して学習して行くか、または一覧表に表示され
ている順番に学習項目を選択して行く他に方法はなかっ
た。
したがって、学習者は既学習項目、既学習項目中にお
いて学習者の弱点となっている学習項目、未学習項目の
区別のない全体から学習項目を選択しなければならず、
学習者にとって効率よく学習させるための手段が不十分
であるという問題点があった。
本発明は学習者にとって弱点となっている学習項目を
指摘し、かつその学習項目を記憶しておいて、弱点とし
て指定された学習項目を優先的に選択できるようにし
て、上記した問題点を解決し、効率的に学習が進められ
る電子学習機を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するための本発明は第1図の如く
構成した。
複数の問題と問題に対する正解答とを記憶させた第1
記憶手段11と、第1記憶手段11に記憶の問題中から読み
出した問題と該問題に対する正解答とを異なるときに出
力手段13に出力して表示または印字を行なわせる第1制
御手段12とを備えた電子学習機において、問題に対して
正答をするために必要な学習項目を記憶させた第2記憶
手段14と、出力手段13に表示または印字された問題に対
し誤答したとき該誤答に対して第2記憶手段14に記憶の
学習項目を弱点項目として記憶する第3記憶手段15と、
第3記憶手段15に記憶の弱点項目の一覧を出力手段13に
表示させる第2制御手段16と、弱点項目とされた学習項
目を習得するための学習情報を第1記憶手段11から読み
出して出力手段13に表示または印字させる第3制御手段
17とを備えた。
(作 用) 第1記憶装置11から読み出した問題が第1制御手段12
によって出力手段13に表示または印字される。表示また
は印字された問題を解くことにより学習が進められる。
一方、第1制御手段12によって表示または印字された問
題に対する正解答が問題の表示または印字の時点から遅
れて出力装置13に表示または印字される。この結果、問
題に対しての解答の正誤が判別でき、誤答のときに第2
記憶手段14に記憶させてあるその問題を正答するために
必要な学習項目が弱点項目として第3記憶手段15に記憶
される。したがって第3記憶手段15には弱点項目とされ
た学習項目が記憶された状態であり、弱点項目とされた
学習項目の一覧は第2制御手段16により出力手段13に少
なくとも表示される。この結果、学習者は誤答したこと
によって理解が不十分であった学習項目が一覧の状態で
判ることになる。次に学習を行なう際、学習項目を弱点
項目とされた学習項目の一覧から優先して選択でき、こ
の選択により弱点項目の習得のための学習情報が出力手
段13に表示または印字がなされて不十分であった学習項
目の理解を増進させることができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により説明する。
第2図は本発明を実施例により説明する。
本発明の一実施例における電子学習機は、中央処理装
置(CPU)1、ブートストラッププログラムを記憶させ
たROM2、RAM3、外部記憶装置4、キー入力装置5、ディ
スプレイ装置6およびプリンタ7を備えており、ROM2に
記憶されたブートストラッププログラムにともなって、
外部記憶装置4に記憶させてある操作手順をRAM3にロー
ドし、実行することにより、CPU1の制御のもとにキー入
力装置5からの出力を読み込み、CPU1による処理の結果
ディスプレイ装置6による表示およびプリンタ7による
印字を制御する。
外部記憶装置4は学習機の制御手順が記憶されている
教授部領域4A、学習項目目次、各学習項目に対する複数
の問題、それぞれの問題に対する正解答および問題を解
くための詳しい解説等が記憶されている問題・解答部領
域4B、学習種別等のメニューおよびどの学習項目が弱点
項目として指定されているか等の学習管理情報が記憶さ
れている管理情報領域4Cを備えており、たとえばフレキ
シブルディスク記憶装置で構成されている。
RAM3には外部記憶装置4に対応して教授部領域3A、問
題・解答部領域3Bおよび管理情報領域3Cのほかに、ディ
スプレイ領域6に出力するべき画面情報、プリンタ7に
出力するべき印字情報を編集する表示用RAM領域3Dを備
えており、電源の投入により外部記憶情報4の教授部領
域4Aの記憶内容がRAM3の教授部領域3Aに書き込まれ、さ
らに後記するキー入力装置5からの出力信号にともなっ
て問題・解答部領域4Bの記憶内容の一部が、管理情報領
域4Cの記憶内容の一部または全部が、RAM3の対応する領
域に書き込まれる。
管理情報領域3Cの記憶内容の一部は、その記憶内容に
変更があったときは変更の都度、管理情報領域4Cに書き
込んで管理情報領域4C内の記憶内容の更新を行なうよう
にしてある。さらにまた、管理情報領域3Cには指示され
た弱点項目を記憶する学習状況テーブル領域のほかに、
学習者により入力された解答と正解答とを照合比較のた
めに入力された解答を一次記憶するバッファ領域3C1
設けてある。
キー入力装置5はファンクションキー51、カーソルキ
ー52、スクロールキー53、実行キー54、終了キー55およ
び解答を入力するためのテンキー56、アルファベットキ
ー57等を備えている。ファンクションキー51はディスプ
レイ装置6の下欄に表示される機能を選択するためのキ
ーであり、前記下欄に表示される機能に対応して、例え
ば英語学習の場合を例に説明すれば、チェックシート
(CS)、文法A、文法B、読解、作文、模擬テストのそ
れぞれを選択するCSキー511、文法Aキー512、文法Bキ
ー513、読解キー514、作文キー512、模擬テストキー
516、目次画面の表示を指示する目次キー517、問題の印
刷を指示する問題印刷キー518、解説の印刷を指示する
解説印刷キー519、正解答の表示を指示する解答キー
520、正解答の印刷を指示する解答印刷キー521、弱点指
定の指示をするための弱点指定キー522、弱点指定され
ている項目の一覧の表示を指示する弱点一覧キー523
弱点として登録することを指示するチェックキー524
これを取り消すチェック取消キー525、問題の表示を指
示する問題キー526等を備えており、さらにメニュー表
示を指示するメニューキー58を備えている。
ファンクションキー51は、ディスプレイ装置6の表示
の下欄に表示される機能名に対応する機能を実行し、カ
ーソルキー52はディスプレイ装置6の画面上に表示され
るカーソル(項目等を選択するための網掛け表示)を移
動させ、スクロールキー53はディスプレイ装置6の画面
上の表示を上下にスクロールさせ、実行キー54は項目の
選択や機能の実行をさせるキーである。
上記の如く構成された本発明の一実施例における作用
を、第3図にしたがって、英語学習の場合に適用した例
で説明する。
電源の投入によりROM2に記憶されたブートストラップ
プログラムにともなって教授部領域4Aの記憶内容が教授
部領域3Aに書き込まれ、続いて管理情報領域4Cからメニ
ュー等のデータが管理情報領域3Cに読み込まれる。管理
情報領域3Cに読み込まれたメニューデータは表示用RAM
領域3Dに書き込まれて表示用RAM領域3Dにて画面用のデ
ータに展開されてメニューがディスプレイ装置6の画面
上に表示される(ステップS1)。メニュー表示の一例は
第4図に示す如くである。
この状態で所望の学習種別〔チェックシート(CS)、
文法A,B、読解、作文、模擬テスト等〕に対応するキー5
11〜516の1つが選択されて押圧される。ここでチェッ
クシート(CS)は単語、熟語、発音、アクセントの他に
一問一答形式の文法問題等を示している。
また、これらの次に示されている分数は、分母がその
学習項目の問題数を、分子は学習済の問題数を示し、未
定着列に示されている数は学習した場合において誤答し
た問題の数を示している。なお、問題に配点値が割り当
てられており、トータルポイントは正答であった問題の
配点値の合計点を示している。
メニュー表示の下欄に示された表示に対応するキーの
1つを選択する。たとえば読解キー514が押圧されるも
のとする。読解キー514の押圧により学習種別として読
解が選択される。この選択により読解目次データが問題
・解答部領域4Bから問題・解答部領域3Bに書き込まれ、
表示用RAM領域3Dにて画面用のデータに展開され、ディ
スプレイ装置6の画面上に表示される。この場合の表示
は読解学習種別の同一学習項目毎に区分された学習項目
目次である。この学習項目目次画面上において所望の学
習項目番号にまでカーソル位置に移動させ、実行キー54
を押圧することによって学習項目の選択がなされる。例
えば長文問題の学習項目が選択されたものとする。長文
問題の学習項目の選択により読解の長文問題に対する問
題目次データが問題・解答部領域4Bから問題・解答部領
域3Bに書き込まれ、表示用RAM領域3D上で画面用のデー
タに展開され、ディスプレイ装置6の画面上に問題目次
が表示される(ステップS2)。ステップS2の実行による
ディスプレイ装置6の画面上の表示の一例は第5図に示
す如くである。
ステップS2の実行により表示されるディスプレイ装置
6の画面上の問題目次上において、カーソル位置の所望
の問題番号、たとえば長文番号“112"(内容真偽2)に
対応する位置にまで移動させ、実行キー54を押圧するこ
とによって学習問題の選択がなされる(ステップS3)。
なお、第5図において内容真偽2の問題を選択している
状態を示している。以後、本実施例において長文問題
“112"(内容真偽2)が選択されたものとして説明す
る。
一方、問題・解答部領域4Bには各学習項目に対して複
数の問題データが区分されて格納されていると共に、こ
れらの正解答データ、解説データ、正答するために学習
することを要する学習項目データ等が格納してある。
学習問題の選択をしたときは当該学習問題データが問
題・解答部領域4Bから問題・解答部領域3Bに書き込ま
れ、表示用RAM領域3D上において表示用のデータに展開
され、ディスプレイ装置6の画面上に問題が表示され
て、出題される。ディスプレイ装置6の画面上の一例を
示せば第6図に示す如くである。表示された問題はスク
ロールキー53の押圧によってスクロールさせることがで
きて、出題問題の総てをみることができる。また、表示
の下欄に問題印刷の表示もなされる。この表示に応答し
て問題印刷キー518を押圧することにより、出題された
問題がプリンタ7により印字される(ステップS4)。印
字された問題の一例は第7図に示す如くであり、第6図
は第7図と比較すれば明らかな如く、第7図に示した問
題の一部である。
上記の如くにして出題された問題を、解答していくこ
とによって出題問題の学習が進められることになる。
出題問題に対する解答ができたとき、解答キー520
押圧される。この押圧により出題問題に対する正解答デ
ータ等が問題・解答部領域4Bから問題・解答部領域3Bに
書き込まれ、表示用RAM領域3Dにて表示用のデータに展
開されて、ディスプレイ装置6の画面上に出題に対する
正解答および解き方のポイントが表示される。また解答
印刷キー521を押圧することによって正解答および解き
方のポイントがプリンタ7により印字される(ステップ
S6)。この場合におけるディスプレイ装置6の画面上の
正解答表示の一例は第8図に示す如くであり、この画面
表示の下欄に解答印刷の表示もされている。またプリン
タ7による解答の印字結果の一例は第9図に示す如くで
ある。
解き方のポイント中には第8図および第9図に示され
ている如くその問題を正答するために必要な学習項目と
して文法項目の番号が記述されている。ここで本出願に
おいては、枝番号6の問題を正答するために必要な文法
項目が存在する場合を示しており、その文法項目の番号
は誤答に対応して示されている。本例では正答が“エ”
であるが、たとえば“イ”と誤答したときは文法項目
(G233とG354)の学習が必要であることを示し、この文
法項目が学習者にとって弱点となっていることを示して
いる。他の誤答に対しても同様である。また正答に対し
て確認のために文法項目の番号が付してある。
したがってステップS6を実行することによって得た正
解答と学習者による解答とを学習者が比較した場合に、
誤答した問題に対してどの文法項目を復習するべきかが
明らかになる。たとえば上記において枝番号6の問題に
おいて“ウ”と解答していた場合には文法項目(G227と
G354)の復習が必要ということになる。
上記した正解答との比較により、学習者の当該問題に
対する解答の総てが正答のときは終了キー55が押圧さ
れ、当該問題の学習を終了する(ステップS8)、ステッ
プS8に続いて再び学習の開始のときはメニューキー58
押圧することによりステップS1から実行できる。
ステップS6の解答の表示におけるディスプレイ装置6
の画面表示下欄には弱点指定が表示されている(第8図
参照)。学習者の当該問題に対する解答において誤答し
たものが存在すれば、弱点指定キー522が押圧される。
弱点指定キー522が押圧されたことによって出題された
問題を正答するために必要とする全学習項目(上記の例
ではG233,G227およびG354)に対するデータが問題・解
答部領域3Bに問題・解答部領域4Bから書き込まれ、表示
用RAM領域3Dにて表示用のデータに展開されて、ディス
プレイ装置6の画面上に表示される。ディスプレイ装置
6の画面上の表示は上記の例では第10図(A)に示す如
くである。
さらに学習者が誤答した解答に対応させてある学習項
目にまでカーソルを移動させてチェックキー524を押圧
することにより弱点項目の登録がなされる。この一例は
第10図(A)において文法項目G227(枝番号6の問題に
対して“ウ”と誤答した場合)にまでカーソルを移動さ
せ、チェックキー524を押圧して、不定詞の副詞用法(G
227)を弱点項目として登録する状態を示している。弱
点項目の登録は複数であっても差支えない。さらに誤っ
た弱点項目の登録をしたときはチェック取消キー525
押圧することにより、その弱点項目の登録が取り消され
る。チェックキー524が押圧、すなわち弱点項目の登録
されたことにより、管理情報領域3C内の学習状況テーブ
ルに学習情報として書き込まれる。その一例は第10図
(B)に示す如く、文法項目G227,G354が弱点項目とし
て登録された場合、その元になった問題番号(読解11
2)が文法項目G227,G354に対応した領域に書き込まれ
る。総ての弱点項目の登録が終了したとき実行キー54
押圧する。実行キー54の押圧により再びステップS1の状
態に戻される(ステップS9)。
なお、ステップS9において弱点の登録がされる毎に管
理情報領域3C内の学習状況テーブルの記憶内容に変更が
生じた状態であり、学習状況テーブルの記憶内容は管理
情報領域4Cに転送されて、管理情報領域4Cの記憶内容が
更新される。
ステップS9に続いて、メニュー表示がなされる(ステ
ップS1)。メニュー表示の一例は第4図に示す通りであ
る。
ついで、文法Aキー512を押圧して文法Aの学習種別
を選択する。ここで文法Bキー513を押圧して文法Bの
学習種別を選択してもよい。文法Aに対し、文法Bは程
度の高い内容にしてあるため学習者が選択する。文法A
の選択により文法Aに対する文法A目次データが問題・
解答部領域4Bから問題・解答部領域3Bに書き込まれる。
また、管理情報領域3Cの学習状況テーブルの内容が参照
されて問題・解答部領域Bに書き込まれた文法A目次デ
ータは表示用RAM領域3Dで編集され、表示用のデータに
展開されて、ディスプレイ装置6の画面上に文法A目次
画面が表示される。この目次画面上において、ステップ
S9にて弱点項目として指定の元になった問題番号(読解
112)も表示される(ステップS10)。この場合のディス
プレイ装置6の画面上の表示の一例は第11図に示す如く
である。
この状態においてカーソルを移動させ、実行キー54
押圧により文法Aの学習項目を選択して、学習すること
ができる。
文法Aの学習項目の選択時に、弱点一覧キー523を押
圧することにより、管理情報領域3Cの学習状況テーブル
が参照されて、弱点登録された文法項目のみを選択して
編集した目次がディスプレイ装置6の画面上に表示され
る。この場合におけるディスプレイ装置6の画面上の表
示の一例は第12図に示す如くである。この目次画面にお
いては、弱点項目のみが表示されているため、学習者は
容易に弱点項目の学習を優先的に選択することができ
る。この目次画面上においてカーソルを移動させ、学習
を希望する弱点項目上にカーソルを位置させて実行キー
54を押圧することにより学習を希望する弱点項目が選択
される(ステップS11)。
ステップS11における弱点項目の選択により弱点項目
とされた学習項目に対する解説データ、たとえば文法項
目G227を選択することによって、不定詞の副詞用法に関
する解説データが問題・解答部領域4Bから問題・解答部
領域3Bに書き込まれ、表示用RAM領域3Dにて表示用のデ
ータに展開されて、ディスプレイ装置6の画面上に解説
が表示される(ステップS12)。この場合のディスプレ
イ装置6の画面上の表示の一例は第13図に示す如くであ
る。また解説印刷キー519を押圧することによってステ
ップS12における解説がプリンタ7により印字される。
したがってこの解説を読むことによって学習者は自分
の学習上の弱点が解消していき、弱点項目に対する理解
が深まる。
ステップS12に続いて問題キー526を押圧することによ
って、ステップS11において選択された弱点項目とされ
た学習項目に対する問題、たとえば文法項目G227に対す
る問題データが問題・解答部領域4Cから問題・解答部領
域3Cに書き込まれ、表示用RAM領域3Dにて表示用のデー
タに展開されて、ディスプレイ装置6の画面上に問題が
表示される。また、問題印刷キー518を押圧することに
より問題がプリンタ7により印字される(ステップ
S13)。ステップS13におけるディスプレイ装置6の画面
上の表示の一例は第14図に示す如くである。学習者はス
テップS11において選択して弱点項目に対するこの問題
を解くことによって弱点項目の理解を確実なものにする
ことができる。
ステップS13にて表示された問題を解いたときは、解
答キー520を押圧すると、ステップ13にて表示された問
題に対する正解答データが問題・解答部領域4Bから問題
・解答部領域3Cに書き込まれ、表示用RAM領域3Dにて表
示用のデータに展開されて、ディスプレイ装置6の画面
上に正解答が表示される。この場合におけるディスプレ
イ装置6の画面上の表示の一例は第15図に示す如くであ
る。また、解答印刷キー521を押圧することによりステ
ップS13で表示された問題の正解答がプリンタ7によっ
て印字される(ステップS14)。したがって、ステップS
14における正解答をみることにより弱点項目に対する理
解度をテストすることができ、かつ弱点項目を克服する
ことができる。
ステップS14に続いて、ステップS11にて選択された弱
点項目のチェックが取消され、ステップS11にて選択さ
れた弱点項目が登録されることになって元の問題番号が
消される(ステップS15)。したがってステップS11にて
選択した弱点項目に対する学習項目がG227である場合に
は第10図(A)においてG227のチェックが取り消され、
第10図(B)に示した学習状況テーブル領域上において
G227の欄に対する読解112の記憶も抹消される。管理情
報領域4C内の学習状況テーブルの記憶内容についても同
様である。
ステップS15に続いて弱点項目として登録された学習
項目が無くなったかが判別され、弱点項目として登録さ
れた学習項目が無くなるか、またはステップS17で弱点
項目の学習を中断するまでステップS11〜S15が繰返され
る(ステップS17)。したがってステップS11〜S17の一
連のプログラムによって学習を行なうことで、ステップ
S6によって発見した弱点項目が学習でき、学習者は自分
の学習上の弱点を克服することが可能となる。
また、ステップS9において登録した弱点項目は管理情
報領域4Cにも記憶され、かつ更新されていく。また管理
情報領域4Cはフレキシブルディスク記憶装置で構成され
ているため、電源をオフ状態にしても弱点項目の記憶は
保持されており、後日でも学習者は自分が苦手とした弱
点項目を優先的に学習することができる。
さらにまた、ファンクションキー51はそれぞれのファ
ンクションに対して独立している如くに説明したが、印
刷指示を1つのキーで行なったり、機能を切替えるキー
を設けて1つのキーで複数のファンクションの選択がで
きるようにすることは容易で、このようにすればファン
クションキー51の数は低減させることができる。
つぎに本発明の一実施例の変形例について説明する。
第16図は本発明の一実施例の変形例における作用の説
明に供するフローチャートである。
本変形例においては、教授部領域4Aに記憶の学習機の
制御手順が、本発明の一実施例におけるステップS6〜S9
において異なっている。以下、第16図のフローチャート
にしたがって、相違する部分について説明する。
この変形例においては、管理情報領域4C内に各問題の
誤答と、誤答に対する弱点項目と対照表(前記した例で
示せば第17図の如き対照表)が問題毎に記憶させてあ
る。
ステップS4における問題の表示が行なわれると、その
問題に対する学習者の解答がテンキー56アルファベット
キー57等により入力される(ステップS5)。ステップS5
における学習者からの解答は管理情報領域3Cのバッファ
領域3C1に一時記憶される。
学習者が解答を入力し終ると、解答キー520を押圧す
る。解答キー520が押圧されるとステップS6と同様に正
解答がディスプレイ装置6の画面上に表示されると共
に、バッファ領域3C1に一時記憶した入力された解答が
表示用RAM領域3Dに書き込まれ、正解答と対比した状態
で入力された解答を表示するべく編集され、表示用のデ
ータに展開されて、ディスプレイ装置6の画面上に表示
される(ステップS6)。
ステップS6に続いて、正解答とバッファ領域3C1に一
時記憶した入力された解答とが照合比較されて、入力さ
れた解答の正誤の判定が行なわれ、判定の結果が各問に
対比した状態で表示され(ステップS7)、ステップS7
おける正誤判定結果により、総てが正答であったかが判
別される(ステップS8A)。
ステップS5〜S7が実行されたときのディスプレイ装置
6の画面上の表示の一例は第18図に示す如くである。
ステップS8Aにおける判別の結果、総てが正答のとき
は終了となるが、誤答された問題があれば誤答された問
題に対する問題番号が弱点項目として登録される(ステ
ップS9A)。この登録はステップS7による正誤判定の結
果に伴なって第17図に例示した弱点項目との対照表を参
照して、自動的に行なわれる(ステップS8A)。したが
って登録されたときのディスプレイ装置6の画面上の表
示および管理情報領域3Cの学習状況テーブルの記憶内容
の状態は第10図(A)および(B)と同様である。
ステップS8Aにおける弱点項目の登録が終了したとき
は、ステップS8Aに続いてステップS11が実行される。
ここでステップS1〜S4、S11〜S15は本発明の一実施例
と同一である。本変形例においては解答が入力され、入
力された解答の正誤が判定されることおよび誤答に対す
る学習項目が自動的に弱点項目として登録され、この登
録された弱点項目に対する学習項目の目次が表示され
て、弱点項目に対する学習項目の学習が優先して選択さ
れることになる。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明によれば、電子学習機におい
て、問題に対して正答をするために必要な学習項目を記
憶しておき、出題された問題に対して誤答したとき該問
題に対して必要な学習項目として記憶させてある学習項
目を弱点項目として記憶し、弱点項目を表示させるよう
にしたため、この表示により学習者は自己の学習上の弱
点を知ることができると共に、弱点項目とされた学習項
目を優先して選択することができる。この結果、学習項
目の選択において、弱点項目に対する学習項目を選択し
ていくことによって、学習者にとって理解が不十分であ
った学習項目が学習できて効率的に学習を進めることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図。 第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図。 第3図は本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャート。 第4図は本発明の一実施例におけるメニュー表示の一例
を示す図。 第5図は本発明の一実施例における読解問題目次画面の
一例を示す図。 第6図は本発明の一実施例における出題問題の表示画面
の一例を示す図。 第7図は本発明の一実施例における出題問題を印字した
状態の一例を示す図。 第8図は本発明の一実施例における出題問題に対する正
解答の表示画面の一例を示す図。 第9図は本発明の一実施例における出題問題に対する正
解を印字した状態の一例を示す図。 第10図(A)は本発明の一実施例における弱点項目の指
定のときにおける表示画面の一例を示す図。 第10図(B)は本発明の一実施例における弱点項目が指
定されたときの学習状況テーブル領域の記憶内容の一例
を示す模式図。 第11図は本発明の一実施例における文法目次画面の一例
を示す図。 第12図は本発明の一実施例における弱点項目一覧の表示
画面の一例を示す図。 第13図、第14図および第15図は選択された弱点項目に対
する学習項目の解説画面、出題問題画面および解答画面
の一例を示す図。 第16図は本発明の一実施例の変形例の作用説明に供する
フローチャート。 第17図は本発明の一実施例の変形例に用いられる弱点項
目の対照表を示す模式図。 第18図は本発明の一実施例の変形例における入力解答、
正解答及び正誤判定結果を示す表示画面の一例を示す
図。 1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……外部記憶装
置、5……キー入力装置、6……ディスプレイ装置、7
……プリンタ、11,14および15……第1,第2および第3
記憶手段、12,16および17……第1,第2および第3制御
手段、13……出力手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 晴山 陽一 東京都新宿区西新宿1丁目20番2号 ホ ウライビル 株式会社教育社内 (56)参考文献 特開 昭61−252575(JP,A) 特開 昭64−23275(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の問題と問題に対する正解答とを記憶
    させた第1記憶手段と、第1記憶手段に記憶の問題中か
    ら読み出した問題と該問題に対する正解答とを異なると
    きに出力手段に出力して表示または印字を行なわせる第
    1制御手段とを備えた電子学習機において、問題に対し
    て正答をするために必要な学習項目を記憶させた第2記
    憶手段と、出力手段に表示または印字された問題に対し
    誤答したとき該誤答に対して第2記憶手段に記憶の学習
    項目を弱点項目として記憶する第3記憶手段と、第3記
    憶手段に記憶の弱点項目の一覧を出力手段に少なくとも
    表示させる第2制御手段と、弱点項目とされた学習項目
    を習得するための学習情報を第1記憶手段から読み出し
    て出力手段に表示または印字させる第3制御手段とを備
    えたことを特徴とする電子学習機。
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