JP2779920B2 - 入賞玉受口器 - Google Patents
入賞玉受口器Info
- Publication number
- JP2779920B2 JP2779920B2 JP29048895A JP29048895A JP2779920B2 JP 2779920 B2 JP2779920 B2 JP 2779920B2 JP 29048895 A JP29048895 A JP 29048895A JP 29048895 A JP29048895 A JP 29048895A JP 2779920 B2 JP2779920 B2 JP 2779920B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- opening
- plunger
- hit
- closing
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、起立して打玉を入
り難くしたり、逆ハ形に傾動して打玉を入り易くする一
対の開閉羽根と、該開閉羽根の起立及び傾動を制御する
ソレノイドを備えるパチンコ機の入賞玉受口器に関する
ものである。
り難くしたり、逆ハ形に傾動して打玉を入り易くする一
対の開閉羽根と、該開閉羽根の起立及び傾動を制御する
ソレノイドを備えるパチンコ機の入賞玉受口器に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のパチンコ機の入賞玉受口器とし
て、本件出願人に関わるものが実公平７−３００５０号
公報に開示されている。その入賞玉受口器は、ほぼ平行
に起立して打玉を入り難くしたり、逆ハ形に傾動して打
玉を入り易くする一対の開閉羽根と、該開閉羽根の起立
及び傾動を制御するソレノイドを備える構成である。
て、本件出願人に関わるものが実公平７−３００５０号
公報に開示されている。その入賞玉受口器は、ほぼ平行
に起立して打玉を入り難くしたり、逆ハ形に傾動して打
玉を入り易くする一対の開閉羽根と、該開閉羽根の起立
及び傾動を制御するソレノイドを備える構成である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の入賞玉受口器に
おいて、傾動姿勢にある開閉羽根の間を通る玉に勢いが
あって上方に弾んだ瞬間に、稀に、該玉が磁化されたプ
ランジャーに直に吸着されて落下しない現象を生じ、後
続の玉の通過を妨げるということがあつた。従って、か
かる不具合を解消することが課題とされていた。
おいて、傾動姿勢にある開閉羽根の間を通る玉に勢いが
あって上方に弾んだ瞬間に、稀に、該玉が磁化されたプ
ランジャーに直に吸着されて落下しない現象を生じ、後
続の玉の通過を妨げるということがあつた。従って、か
かる不具合を解消することが課題とされていた。
【０００４】よって、この発明の目的は、傾動姿勢にあ
る開閉羽根の間を通る玉に勢いがあって玉入口付近で弾
むような場合にも、常にその玉を円滑に後方に導くよう
な機能をもつ入賞玉受口器を提供することにある。
る開閉羽根の間を通る玉に勢いがあって玉入口付近で弾
むような場合にも、常にその玉を円滑に後方に導くよう
な機能をもつ入賞玉受口器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、起立して打玉を入り難くしたり、逆ハ形に
傾動して打玉を入り易くする一対の開閉羽根と、該開閉
羽根の起立及び傾動を制御するソレノイドを備える入賞
玉受口器において、前記開閉羽根を回転可能に支持する
取付板の下方部に、打玉を後方に導く玉入口を設け、各
開閉羽根の軸より下部に前記玉入口に突出する連動片を
設け、取付板の裏面に突設した支持片に揺動レバーを揺
動可能に支持すると共に、該揺動レバーの前端部に形成
した係合溝に前記連動片の先端部をそれぞれ遊嵌させ、
前記支持片に取り付けたソレノイドのプランジャーの先
端下部を揺動レバーの架橋部に係止させ、該架橋部の下
面に、入賞玉となる打玉を前記プランジャーの先端下部
に触れないようにする壁部を設けることを特徴とする。
に本発明は、起立して打玉を入り難くしたり、逆ハ形に
傾動して打玉を入り易くする一対の開閉羽根と、該開閉
羽根の起立及び傾動を制御するソレノイドを備える入賞
玉受口器において、前記開閉羽根を回転可能に支持する
取付板の下方部に、打玉を後方に導く玉入口を設け、各
開閉羽根の軸より下部に前記玉入口に突出する連動片を
設け、取付板の裏面に突設した支持片に揺動レバーを揺
動可能に支持すると共に、該揺動レバーの前端部に形成
した係合溝に前記連動片の先端部をそれぞれ遊嵌させ、
前記支持片に取り付けたソレノイドのプランジャーの先
端下部を揺動レバーの架橋部に係止させ、該架橋部の下
面に、入賞玉となる打玉を前記プランジャーの先端下部
に触れないようにする壁部を設けることを特徴とする。
【０００６】
【発明の作用及び効果】このように構成された入賞玉受
口器においては、ソレノイドのプランジャの先端下部
が、揺動レバーの壁部で覆われている。しかして、逆ハ
形の傾動姿勢にある開閉羽根の間を通る玉が、玉入口付
近で上方に弾んだような場合、該玉は壁部でプランジャ
ーとの接触を断たれるため、磁化されたプランジャーに
吸着することなくその壁部に当たって落下する。従っ
て、この入賞玉受口器によれば、従来の前記したプラン
ジャーに玉が吸着する事態を確実に防止することが可能
となり、傾動姿勢にある開閉羽根の間を通る玉に勢いが
あって弾むような場合にも、常にその玉を円滑に後方に
導くという効果を奏する。
口器においては、ソレノイドのプランジャの先端下部
が、揺動レバーの壁部で覆われている。しかして、逆ハ
形の傾動姿勢にある開閉羽根の間を通る玉が、玉入口付
近で上方に弾んだような場合、該玉は壁部でプランジャ
ーとの接触を断たれるため、磁化されたプランジャーに
吸着することなくその壁部に当たって落下する。従っ
て、この入賞玉受口器によれば、従来の前記したプラン
ジャーに玉が吸着する事態を確実に防止することが可能
となり、傾動姿勢にある開閉羽根の間を通る玉に勢いが
あって弾むような場合にも、常にその玉を円滑に後方に
導くという効果を奏する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図１は一部を切欠して示す正
面図、図２は平面図、図３は図１のＡ−Ａ線切断側面
図、図４は揺動レバーの斜視図、図５は開閉羽根が傾動
した状態を示す全体斜視図、図６は図５の状態の切断側
面図である。
図面に基づいて説明する。図１は一部を切欠して示す正
面図、図２は平面図、図３は図１のＡ−Ａ線切断側面
図、図４は揺動レバーの斜視図、図５は開閉羽根が傾動
した状態を示す全体斜視図、図６は図５の状態の切断側
面図である。
【０００８】図において、１はパチンコ機（図示せず）
の遊技板ｂの前面に取り付ける取付板であり、その下方
部に入賞玉ｘを遊技板ｂの背面に導く玉入口２を設け、
その裏面には該玉入口２の下縁から後方に突出する案内
片３と、後記ソレノイド１１と揺動レバー１５とを取り
付ける支持片４とが形成されている。取付板１の前面に
は、チャッカー５の前面板６と取付板１とに渡した軸
７、７により一対の開閉羽根８、８を回転可能に支持す
る。
の遊技板ｂの前面に取り付ける取付板であり、その下方
部に入賞玉ｘを遊技板ｂの背面に導く玉入口２を設け、
その裏面には該玉入口２の下縁から後方に突出する案内
片３と、後記ソレノイド１１と揺動レバー１５とを取り
付ける支持片４とが形成されている。取付板１の前面に
は、チャッカー５の前面板６と取付板１とに渡した軸
７、７により一対の開閉羽根８、８を回転可能に支持す
る。
【０００９】開閉羽根８、８は、それらの下部突起９、
９をチャッカー５の隅壁部５ａ、５ａに突き当てて図
１、３のほぼ平行に起立した状態を保持し、前面板６の
内面に突出形成されたストッパ６ａ、６ａに下方から突
き当てて図５、６の逆ハ形の傾動姿勢を保持するように
設けられている。また、開閉羽根８、８には、軸７、７
より下部に前記玉入口２に突出する連動片１０、１０を
設ける。前記チャッカー５の底部５ｂは案内片３に連接
されており、開閉羽根８、８の間を通る入賞玉ｘを遊技
板ｂの背面に円滑に流すように設けられている。
９をチャッカー５の隅壁部５ａ、５ａに突き当てて図
１、３のほぼ平行に起立した状態を保持し、前面板６の
内面に突出形成されたストッパ６ａ、６ａに下方から突
き当てて図５、６の逆ハ形の傾動姿勢を保持するように
設けられている。また、開閉羽根８、８には、軸７、７
より下部に前記玉入口２に突出する連動片１０、１０を
設ける。前記チャッカー５の底部５ｂは案内片３に連接
されており、開閉羽根８、８の間を通る入賞玉ｘを遊技
板ｂの背面に円滑に流すように設けられている。
【００１０】通電時にばね１２の弾力に抗して内部に吸
引されるプランジャー１３を備えたソレノイド１１は、
ブラケット１４で支持片４に取り付けられている。図
２、３に示す開閉羽根８、８の起立状態において、プラ
ンジャー１３は、ばね１２により支持板１の裏面に突設
した当て片１ａに押圧されている。
引されるプランジャー１３を備えたソレノイド１１は、
ブラケット１４で支持片４に取り付けられている。図
２、３に示す開閉羽根８、８の起立状態において、プラ
ンジャー１３は、ばね１２により支持板１の裏面に突設
した当て片１ａに押圧されている。
【００１１】図４に示すように揺動レバー１５は、外側
に軸１７を同心状に突設した一対の側片１６、１６を架
橋部１８で連結して一体成形されている。その架橋部１
８には、プランジャ１３の先端下部を係止する隙間１９
を設けると共に、中央下面に、入賞玉ｘとなる打玉を前
記プランジャー１３の先端下部に触れないようにする壁
部としての舌片２０を形成する。側片１６、１６の前端
部には、前記連動片１０、１０の先端部をそれぞれ遊嵌
させる係合溝２１、２１が形成されている。かかる揺動
レバー１５は、図３、６に示すように前記支持片４に軸
１７、１７により揺動可能に支持される。
に軸１７を同心状に突設した一対の側片１６、１６を架
橋部１８で連結して一体成形されている。その架橋部１
８には、プランジャ１３の先端下部を係止する隙間１９
を設けると共に、中央下面に、入賞玉ｘとなる打玉を前
記プランジャー１３の先端下部に触れないようにする壁
部としての舌片２０を形成する。側片１６、１６の前端
部には、前記連動片１０、１０の先端部をそれぞれ遊嵌
させる係合溝２１、２１が形成されている。かかる揺動
レバー１５は、図３、６に示すように前記支持片４に軸
１７、１７により揺動可能に支持される。
【００１２】しかして、この入賞玉受口器においては、
開閉羽根８、８の起立した通常の状態で打玉が入り難く
されており、ソレノイド１１に通電されプランジャー１
３が後退することにより、揺動レバー１５が揺動するの
で開閉羽根８、８は逆ハ形に傾動し、打玉が一層入り易
い状態とされる。何れの状態にあっても、開閉羽根８、
８の間に入って入賞玉ｘとなる玉は、チャッカー５内に
落下してから玉入口２を通って遊技板ｂの裏面に誘導さ
れる。
開閉羽根８、８の起立した通常の状態で打玉が入り難く
されており、ソレノイド１１に通電されプランジャー１
３が後退することにより、揺動レバー１５が揺動するの
で開閉羽根８、８は逆ハ形に傾動し、打玉が一層入り易
い状態とされる。何れの状態にあっても、開閉羽根８、
８の間に入って入賞玉ｘとなる玉は、チャッカー５内に
落下してから玉入口２を通って遊技板ｂの裏面に誘導さ
れる。
【００１３】また、逆ハ形の傾動姿勢にある開閉羽根
８、８の間を通る玉が、チャッカー５の底部５ｂ或いは
案内片３の所で上方に弾んだような場合にも、該玉は舌
片２０（壁部）に当たってプランジャー１３との接触を
断たれる。このため、入賞玉ｘは、磁化されたプランジ
ャー１３に吸着されることなくその壁部に当たって落下
し、確実に後方に移動する。しかして、この入賞玉受口
器によれば、打玉が連続して開閉羽根８、８の間に入っ
て入賞玉ｘとなる場合においても、後続の玉の通過が妨
げられて玉詰まりを生ずることがなく、円滑に作動す
る。
８、８の間を通る玉が、チャッカー５の底部５ｂ或いは
案内片３の所で上方に弾んだような場合にも、該玉は舌
片２０（壁部）に当たってプランジャー１３との接触を
断たれる。このため、入賞玉ｘは、磁化されたプランジ
ャー１３に吸着されることなくその壁部に当たって落下
し、確実に後方に移動する。しかして、この入賞玉受口
器によれば、打玉が連続して開閉羽根８、８の間に入っ
て入賞玉ｘとなる場合においても、後続の玉の通過が妨
げられて玉詰まりを生ずることがなく、円滑に作動す
る。
【００１４】
【図１】一部を切欠して示す正面図
【図２】平面図
【図３】図１のＡ−Ａ線切断側面図
【図４】揺動レバーの斜視図
【図５】開閉羽根が傾動した状態を示す全体斜視図
【図６】図５の状態の切断側面図
１→取付板 ２→玉入口 ４→支持片 ８→開閉羽根
１０→連動片 １１→ソレノイド １３→プランジャー １５→揺動レ
バー １８→架橋部 ２０→舌片（壁部） ２１→係合溝
１０→連動片 １１→ソレノイド １３→プランジャー １５→揺動レ
バー １８→架橋部 ２０→舌片（壁部） ２１→係合溝
Claims (1)
- 【請求項１】 起立して打玉を入り難くしたり、逆ハ形
に傾動して打玉を入り易くする一対の開閉羽根と、該開
閉羽根の起立及び傾動を制御するソレノイドを備える入
賞玉受口器において、前記開閉羽根を回転可能に支持す
る取付板の下方部に、打玉を後方に導く玉入口を設け、
各開閉羽根の軸より下部に前記玉入口に突出する連動片
を設け、取付板の裏面に突設した支持片に揺動レバーを
揺動可能に支持すると共に、該揺動レバーの前端部に形
成した係合溝に前記連動片の先端部をそれぞれ遊嵌さ
せ、前記支持片に取り付けたソレノイドのプランジャー
の先端下部を揺動レバーの架橋部に係止させ、該架橋部
の下面に、入賞玉となる打玉を前記プランジャーの先端
下部に触れないようにする壁部を設けることを特徴とす
る入賞玉受口器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29048895A JP2779920B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 入賞玉受口器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29048895A JP2779920B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 入賞玉受口器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09103549A JPH09103549A (ja) | 1997-04-22 |
| JP2779920B2 true JP2779920B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17756680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29048895A Expired - Lifetime JP2779920B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 入賞玉受口器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2779920B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008043575A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Million Entertech:Kk | 可変入賞装置 |
| JP4677384B2 (ja) * | 2006-08-24 | 2011-04-27 | 株式会社ニューギン | 入賞装置 |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP29048895A patent/JP2779920B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09103549A (ja) | 1997-04-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980324 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 15 |
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