JPH0446783Y2 - - Google Patents
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- JPH0446783Y2 JPH0446783Y2 JP1984063010U JP6301084U JPH0446783Y2 JP H0446783 Y2 JPH0446783 Y2 JP H0446783Y2 JP 1984063010 U JP1984063010 U JP 1984063010U JP 6301084 U JP6301084 U JP 6301084U JP H0446783 Y2 JPH0446783 Y2 JP H0446783Y2
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- striking plate
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、パチンコ遊技に多大の偶然性を備
えて興趣を一段と高めた、構成の簡単なパチンコ
機の入賞装置に関するものである。
えて興趣を一段と高めた、構成の簡単なパチンコ
機の入賞装置に関するものである。
〈従来の技術〉
従来、この種のパチンコ機の入賞装置として、
例えば、特公昭56−46867号公報に記載されたパ
チンコ機の入賞玉装置があり、この入賞玉装置
は、前面が開放する箱枠の奥部に、モータを駆動
源として前後に揺動する打玉板を設け、この打玉
板により箱枠内に流入した球を弾き返して箱枠の
前部に設けた複数の入賞孔のうちの何れかに入賞
させるようにしたものである。また、特開昭56−
34369号公報には、ソレノイドに挿入されたプラ
ンジヤに直結する打撃片でパチンコ球を打ち返す
ように構成した弾球遊技機の入賞球装置が記載さ
れている。
例えば、特公昭56−46867号公報に記載されたパ
チンコ機の入賞玉装置があり、この入賞玉装置
は、前面が開放する箱枠の奥部に、モータを駆動
源として前後に揺動する打玉板を設け、この打玉
板により箱枠内に流入した球を弾き返して箱枠の
前部に設けた複数の入賞孔のうちの何れかに入賞
させるようにしたものである。また、特開昭56−
34369号公報には、ソレノイドに挿入されたプラ
ンジヤに直結する打撃片でパチンコ球を打ち返す
ように構成した弾球遊技機の入賞球装置が記載さ
れている。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記した従来の前者のパチンコ
機の入賞玉装置は、パチンコ遊技の興趣増大を狙
う余り、駆動源としてのモータが必要であるばか
りではなく、プーリ、ベルト、特殊形状のカム等
を必要として、いたずらに構成が複雑になつてい
る。また、このために装置の生産コスト増を招い
ている。しかも、モータを常に駆動して、打玉板
を常に揺動させているので、無駄が多いものであ
つた。更に、流入した球と打玉板の揺動タイミン
グとが合わないと、空振りとなつたり、球に充分
な打撃力を与えることができなかつた。従つて、
旨く球を弾き返せなかつた場合には悔しい思いを
するものであり、パチンコ遊技の興趣を減退させ
ていた。
機の入賞玉装置は、パチンコ遊技の興趣増大を狙
う余り、駆動源としてのモータが必要であるばか
りではなく、プーリ、ベルト、特殊形状のカム等
を必要として、いたずらに構成が複雑になつてい
る。また、このために装置の生産コスト増を招い
ている。しかも、モータを常に駆動して、打玉板
を常に揺動させているので、無駄が多いものであ
つた。更に、流入した球と打玉板の揺動タイミン
グとが合わないと、空振りとなつたり、球に充分
な打撃力を与えることができなかつた。従つて、
旨く球を弾き返せなかつた場合には悔しい思いを
するものであり、パチンコ遊技の興趣を減退させ
ていた。
他方、後者の弾球遊技機の入賞球装置は、ソレ
ノイドに挿入されたプランジヤに直結する打撃片
でパチンコ球を打ち返すので、打ち返されるパチ
ンコ球に勢いがなく、パチンコ遊技の興趣に欠け
るところがある。
ノイドに挿入されたプランジヤに直結する打撃片
でパチンコ球を打ち返すので、打ち返されるパチ
ンコ球に勢いがなく、パチンコ遊技の興趣に欠け
るところがある。
本考案は上記従来の欠点に鑑み提案されたもの
で、極めて簡単な構成でありながら、パチンコ球
を強力に打撃して偶然性によるパチンコ遊技の興
趣を一段と高めることのできるパチンコ機の入賞
装置を提供することを目的とするものである。
で、極めて簡単な構成でありながら、パチンコ球
を強力に打撃して偶然性によるパチンコ遊技の興
趣を一段と高めることのできるパチンコ機の入賞
装置を提供することを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉
前記目的を達成するための本考案の構成は、パ
チンコ遊技板に開設した取付穴に奥行きを有する
筐体を固設し、該筐体の底面板は前部から奥部へ
と下り傾斜面にし、奥部には上端付近を支点とし
て回動自在な打撃板を配設すると共に、該打撃板
を下端が前方へ向けて回動するように付勢手段を
設け、上記打撃板及び筐体には、前記底面板を転
動落下するパチンコ球に押圧されて、上記打撃板
が付勢に抗して打撃待機位置に後退したことを検
出する検出手段を設け、該検出手段から出力され
る検知信号により動作して前記付勢手段と協働し
て打撃待機位置に後退した打撃板を回動させるソ
レノイドを設けたことを特徴とする。
チンコ遊技板に開設した取付穴に奥行きを有する
筐体を固設し、該筐体の底面板は前部から奥部へ
と下り傾斜面にし、奥部には上端付近を支点とし
て回動自在な打撃板を配設すると共に、該打撃板
を下端が前方へ向けて回動するように付勢手段を
設け、上記打撃板及び筐体には、前記底面板を転
動落下するパチンコ球に押圧されて、上記打撃板
が付勢に抗して打撃待機位置に後退したことを検
出する検出手段を設け、該検出手段から出力され
る検知信号により動作して前記付勢手段と協働し
て打撃待機位置に後退した打撃板を回動させるソ
レノイドを設けたことを特徴とする。
〈作用〉
筐体の底面を転動落下するパチンコ球により打
撃板を付勢に抗して回動させ、この打撃板が打撃
待機位置に後退したことを検出する検出手段から
の検知信号によりソレノイドを動作させて、テコ
の原理で前記打撃板により打撃待機位置にあるパ
チンコ球を打撃する。
撃板を付勢に抗して回動させ、この打撃板が打撃
待機位置に後退したことを検出する検出手段から
の検知信号によりソレノイドを動作させて、テコ
の原理で前記打撃板により打撃待機位置にあるパ
チンコ球を打撃する。
〈実施例〉
次に本考案について、その一実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
この考案の一実施例であるパチンコ機の入賞装
置(以下単に入賞装置と略称する。)1は、第1
図に示すように、前部から奥部に向つて下り傾斜
する底面板2を有する筐体3内の奥部に、この底
面板2の上方に回動可能に軸体4で枢支されると
共に垂直面に対して所定角度で上向きに傾斜する
ように付勢された打撃板5を配置する。この打撃
板5は、前記底面板2上のいずれの径路でパチン
コ球6が転動落下しても、このパチンコ球6を打
撃するのに充分な横幅及び正面の面積を有する。
また、この打撃板5の正面下方には、突出部5A
を形成して、この打撃板5の下方の重量を増して
この打撃板5の回動に慣性力を付加することによ
り、パチンコ球6を強力に打撃することができる
ようになつている。
置(以下単に入賞装置と略称する。)1は、第1
図に示すように、前部から奥部に向つて下り傾斜
する底面板2を有する筐体3内の奥部に、この底
面板2の上方に回動可能に軸体4で枢支されると
共に垂直面に対して所定角度で上向きに傾斜する
ように付勢された打撃板5を配置する。この打撃
板5は、前記底面板2上のいずれの径路でパチン
コ球6が転動落下しても、このパチンコ球6を打
撃するのに充分な横幅及び正面の面積を有する。
また、この打撃板5の正面下方には、突出部5A
を形成して、この打撃板5の下方の重量を増して
この打撃板5の回動に慣性力を付加することによ
り、パチンコ球6を強力に打撃することができる
ようになつている。
前記打撃板5の背面側下方には、マグネツト7
を装着する。そして、前記底面板2の奥部におけ
る上面には、ストツパ8を突出形成して、回動す
る前記打撃板5が、例えば垂直に垂下する状態か
らさらに後向きに傾斜する状態へと回動しないよ
うになつている。そして、この打撃板5が最も後
退した位置を打撃待機位置とする。更に、前記底
面板2の奥部先端には、磁気感応スイツチ9を配
置して前記したマグネツト7とともに検出手段を
構成し、ストツパ8に係止して打撃待機位置にあ
る打撃板5に取り付けたマグネツト7の磁力が磁
気感応スイツチ9に感応して、この磁気感応スイ
ツチ9から検知信号を出力するのである。
を装着する。そして、前記底面板2の奥部におけ
る上面には、ストツパ8を突出形成して、回動す
る前記打撃板5が、例えば垂直に垂下する状態か
らさらに後向きに傾斜する状態へと回動しないよ
うになつている。そして、この打撃板5が最も後
退した位置を打撃待機位置とする。更に、前記底
面板2の奥部先端には、磁気感応スイツチ9を配
置して前記したマグネツト7とともに検出手段を
構成し、ストツパ8に係止して打撃待機位置にあ
る打撃板5に取り付けたマグネツト7の磁力が磁
気感応スイツチ9に感応して、この磁気感応スイ
ツチ9から検知信号を出力するのである。
一方、打撃板5には下端が前方に向けて回動す
るように付勢する付勢手段を設ける。この付勢手
段は、例えば、軸体4による枢支点よりも上方
に、マグネツト7を装着したのと同じ側に向つて
突出する係止片10を設けて、軸体4を支点とし
て打撃板5とこの係止片10との重量バランスに
より実現する。また、図示しない付勢部材、例え
ばコイルスプリングをこの打撃板5に連結してバ
ネ付勢により強制的に実現してもよい。
るように付勢する付勢手段を設ける。この付勢手
段は、例えば、軸体4による枢支点よりも上方
に、マグネツト7を装着したのと同じ側に向つて
突出する係止片10を設けて、軸体4を支点とし
て打撃板5とこの係止片10との重量バランスに
より実現する。また、図示しない付勢部材、例え
ばコイルスプリングをこの打撃板5に連結してバ
ネ付勢により強制的に実現してもよい。
前記係止片10には、略U字状の切欠部11を
開設し、この切欠部11には、前記打撃板5の背
後に配置されたソレノイド12に一端を挿入する
プランジヤ13を貫通する。そして、プランジヤ
13の他端近傍には、前記打撃板5が前記ストツ
パ8に係止されている状態下で前記係止片10の
上方に位置するが、ソレノイド12を駆動すると
このソレノイド12内に引き込まれるプランジヤ
13に従つて前記係止片10を押圧することがで
きる位置に、このプランジヤ13の軸線に直交す
る方向に延在するピン14を設ける。
開設し、この切欠部11には、前記打撃板5の背
後に配置されたソレノイド12に一端を挿入する
プランジヤ13を貫通する。そして、プランジヤ
13の他端近傍には、前記打撃板5が前記ストツ
パ8に係止されている状態下で前記係止片10の
上方に位置するが、ソレノイド12を駆動すると
このソレノイド12内に引き込まれるプランジヤ
13に従つて前記係止片10を押圧することがで
きる位置に、このプランジヤ13の軸線に直交す
る方向に延在するピン14を設ける。
前記ソレノイド12は、前記磁気感応スイツチ
9より出力される検知信号を入力することにより
励磁する構成となつている。
9より出力される検知信号を入力することにより
励磁する構成となつている。
尚、この入賞装置1は、前記筐体3を、パチン
コ遊技板15のほゞ中心に開設した取付穴に、パ
チンコ遊技板15の正面から挿入してこれに固定
する構成となつている。そして、第1図、第3図
及び第4図に示すように、筐体3の正面上方に第
1入賞口16を開口し、この第1入賞口16にパ
チンコ球6が入ると、筐体3の両側に回動可能に
枢支した左右一対の可変回動翼17,17が逆八
字形に開く構成となつている。更に、筐体3内の
前部においては、第1図及び第3図に示すよう
に、底面板2の前部先端に第1案内樋18を介し
て第2入賞口19、例えば大当り入賞口を設け、
更にこの底面板2の前部先端にこの第1案内樋1
8及び第2入賞口19の両側に第2案内樋20を
介して第3入賞口21例えば外れ入賞口を設け
る。
コ遊技板15のほゞ中心に開設した取付穴に、パ
チンコ遊技板15の正面から挿入してこれに固定
する構成となつている。そして、第1図、第3図
及び第4図に示すように、筐体3の正面上方に第
1入賞口16を開口し、この第1入賞口16にパ
チンコ球6が入ると、筐体3の両側に回動可能に
枢支した左右一対の可変回動翼17,17が逆八
字形に開く構成となつている。更に、筐体3内の
前部においては、第1図及び第3図に示すよう
に、底面板2の前部先端に第1案内樋18を介し
て第2入賞口19、例えば大当り入賞口を設け、
更にこの底面板2の前部先端にこの第1案内樋1
8及び第2入賞口19の両側に第2案内樋20を
介して第3入賞口21例えば外れ入賞口を設け
る。
次に、上記した入賞装置1の作用について説明
する。
する。
第1入賞口16にパチンコ球6が入ると、図示
しない検出手段によりこのパチンコ球6を検知し
て、図示しないソレノイド機構により一対の可変
回動翼17が逆八字形に開く。この可変回動翼1
7が開くことにより、筐体3の正面開口部22か
らパチンコ球6が筐体3内に流入可能となる。こ
の開放状態のときに筐体3内に入つたパチンコ球
6は、底面板2上を転動落下して奥部に至り、下
側が上向きに傾斜する打撃板5の正面下部に当
る。そして、このパチンコ球6により打撃板5が
押圧されて垂直になるように付勢手段に抗して回
動する。打撃板5が回動して下端がストツパ8に
係止された打撃待機位置にまで後退すると、この
打撃板5の背面下方に取り付けたマグネツト7の
磁力が磁気感応スイツチ9に感応し、この磁気感
応スイツチの検知信号によりソレノイド12に入
力が供給される。この入力により前記ソレノイド
12が励磁してプランジヤ13がソレノイド12
中に急激に引き込まれる。そうすると、打撃板5
の前記回動により上方に変位していた係止片10
が、急激に引き込まれるプランジヤ13に取り付
けたピン14により急激に下方に押え込まれるこ
ととなる。その結果、打撃待機位置にある打撃板
5が、付勢手段の付勢力と協働して軸体4を中心
にして前方に急激に回動し、パチンコ球6を前部
に向つて打撃する。打撃されたパチンコ球6は、
底面板2上を転動して、第1案内樋18及び第2
案内樋20のいずれかに入ることになる。このパ
チンコ球6が第2入賞口19に入ると遊技者に特
別の利益を与えるが、第2案内樋20に入ると単
に賞球を排出するだけである。
しない検出手段によりこのパチンコ球6を検知し
て、図示しないソレノイド機構により一対の可変
回動翼17が逆八字形に開く。この可変回動翼1
7が開くことにより、筐体3の正面開口部22か
らパチンコ球6が筐体3内に流入可能となる。こ
の開放状態のときに筐体3内に入つたパチンコ球
6は、底面板2上を転動落下して奥部に至り、下
側が上向きに傾斜する打撃板5の正面下部に当
る。そして、このパチンコ球6により打撃板5が
押圧されて垂直になるように付勢手段に抗して回
動する。打撃板5が回動して下端がストツパ8に
係止された打撃待機位置にまで後退すると、この
打撃板5の背面下方に取り付けたマグネツト7の
磁力が磁気感応スイツチ9に感応し、この磁気感
応スイツチの検知信号によりソレノイド12に入
力が供給される。この入力により前記ソレノイド
12が励磁してプランジヤ13がソレノイド12
中に急激に引き込まれる。そうすると、打撃板5
の前記回動により上方に変位していた係止片10
が、急激に引き込まれるプランジヤ13に取り付
けたピン14により急激に下方に押え込まれるこ
ととなる。その結果、打撃待機位置にある打撃板
5が、付勢手段の付勢力と協働して軸体4を中心
にして前方に急激に回動し、パチンコ球6を前部
に向つて打撃する。打撃されたパチンコ球6は、
底面板2上を転動して、第1案内樋18及び第2
案内樋20のいずれかに入ることになる。このパ
チンコ球6が第2入賞口19に入ると遊技者に特
別の利益を与えるが、第2案内樋20に入ると単
に賞球を排出するだけである。
以上、この考案の一実施例について説明した
が、この考案は前記した実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の要旨の範囲内で適宜に変形
して実施することができるのは言うまでもない。
が、この考案は前記した実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の要旨の範囲内で適宜に変形
して実施することができるのは言うまでもない。
上記のように構成した打撃板5でパチンコ球6
を打撃して、当該パチンコ球6の運動に変化を与
えると、底面板2上でのパチンコ球6の入賞口へ
の入賞に一段と偶然性を高めることができる。従
つて、打撃板5の正面下方に設けた突出部5A
を、例えば図5に示すように、凸状に前方に湾曲
する形状の突出部5Bにしてもよいし、第6図に
示すように凹状に湾曲する形状の突出部5Cにし
てもよいし、第7図に示すように波状に湾曲する
突出部5Dにしてもよい。また、突出部の代わり
に第8図に示すように板ばね5Eを設けてもよ
い。
を打撃して、当該パチンコ球6の運動に変化を与
えると、底面板2上でのパチンコ球6の入賞口へ
の入賞に一段と偶然性を高めることができる。従
つて、打撃板5の正面下方に設けた突出部5A
を、例えば図5に示すように、凸状に前方に湾曲
する形状の突出部5Bにしてもよいし、第6図に
示すように凹状に湾曲する形状の突出部5Cにし
てもよいし、第7図に示すように波状に湾曲する
突出部5Dにしてもよい。また、突出部の代わり
に第8図に示すように板ばね5Eを設けてもよ
い。
また、パチンコ球6の転動に変化を与えるため
に、底面板2の上面に、第9図に示すように種々
の形状で突出する第1障害物2Aを設けてもよい
し、第10図に示すように種々の形状で窪んだ第
2障害物2Bを設けてもよい。このようにする
と、打撃板5で打撃されたパチンコ球6が予想外
の転動をすることとなるので、パチンコ遊技の興
趣を倍加することになる。
に、底面板2の上面に、第9図に示すように種々
の形状で突出する第1障害物2Aを設けてもよい
し、第10図に示すように種々の形状で窪んだ第
2障害物2Bを設けてもよい。このようにする
と、打撃板5で打撃されたパチンコ球6が予想外
の転動をすることとなるので、パチンコ遊技の興
趣を倍加することになる。
更に、前記打撃板5の回動を検知する検出手段
として、マグネツト7と磁気感応スイツチ9との
組合せの代わりに、マイクロスイツチを用いても
よいし、また、第11図に示すように前記打撃板
5の所定回動位置で相対向して配置した光源23
とこの光源23からの光を検知する光センサ24
との組合せを用いてもよい。
として、マグネツト7と磁気感応スイツチ9との
組合せの代わりに、マイクロスイツチを用いても
よいし、また、第11図に示すように前記打撃板
5の所定回動位置で相対向して配置した光源23
とこの光源23からの光を検知する光センサ24
との組合せを用いてもよい。
〈考案の効果〉
以上詳述したように、この考案に係る入賞装置
は、打撃待機位置にある打撃板を、打撃板と筐体
とに設けた検出手段により検出し、この検出手段
が出力する検知信号にもとづいて動作するソレノ
イドにより回動させているので、極めて簡単な構
造とすることができるばかりでなく、部品点数が
減少して組立作業や配線作業が簡単となる。しか
も、ソレノイドの励磁によるプランジヤの動き
を、軸体を支点とするテコの原理で打撃板の大き
な回動動作に変換すると共に、付勢手段の付勢力
が打撃板の回動方向に作用しているので、打撃力
を重畳することができ、パチンコ球を打撃したと
きの打球加速度を大きくすることができる。従つ
て、打撃されたパチンコ球の運動に偶然性を付与
することができ、パチンコ遊技の興趣を高めるこ
とができる。更に、打撃板の正面下方に突出部を
設けたり、底面板の上面に障害物を設けると、パ
チンコ球の運動に更に意外性を付与することがで
き、これによつて、パチンコ遊技の興趣を一段と
高めることができる。
は、打撃待機位置にある打撃板を、打撃板と筐体
とに設けた検出手段により検出し、この検出手段
が出力する検知信号にもとづいて動作するソレノ
イドにより回動させているので、極めて簡単な構
造とすることができるばかりでなく、部品点数が
減少して組立作業や配線作業が簡単となる。しか
も、ソレノイドの励磁によるプランジヤの動き
を、軸体を支点とするテコの原理で打撃板の大き
な回動動作に変換すると共に、付勢手段の付勢力
が打撃板の回動方向に作用しているので、打撃力
を重畳することができ、パチンコ球を打撃したと
きの打球加速度を大きくすることができる。従つ
て、打撃されたパチンコ球の運動に偶然性を付与
することができ、パチンコ遊技の興趣を高めるこ
とができる。更に、打撃板の正面下方に突出部を
設けたり、底面板の上面に障害物を設けると、パ
チンコ球の運動に更に意外性を付与することがで
き、これによつて、パチンコ遊技の興趣を一段と
高めることができる。
また、打撃板が打撃待機位置に後退したことを
検知する検出手段を打撃板及び筐体に設けている
ので、パチンコ球が底面板上の奥部にあるときの
み打撃板が回動し、確実に且つ空振りなく、安定
した動作でパチンコ球を強力に打撃することがで
きる。
検知する検出手段を打撃板及び筐体に設けている
ので、パチンコ球が底面板上の奥部にあるときの
み打撃板が回動し、確実に且つ空振りなく、安定
した動作でパチンコ球を強力に打撃することがで
きる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
第3図中のA−A線断面図、第2図は前記実施例
における係止片とプランジヤとの係合関係を示す
概略斜視図、第3図は前記実施例を示す斜視図、
第4図は第3図におけるB−B線断面図、第5図
ないし第11図はこの考案の変形例を示す概略斜
視図である。 1は入賞装置、2は底面板、3は筐体、5は打
撃板、6はパチンコ球、9は磁気感応スイツチ、
10は係止片、12はソレノイド、15は遊技
板。
第3図中のA−A線断面図、第2図は前記実施例
における係止片とプランジヤとの係合関係を示す
概略斜視図、第3図は前記実施例を示す斜視図、
第4図は第3図におけるB−B線断面図、第5図
ないし第11図はこの考案の変形例を示す概略斜
視図である。 1は入賞装置、2は底面板、3は筐体、5は打
撃板、6はパチンコ球、9は磁気感応スイツチ、
10は係止片、12はソレノイド、15は遊技
板。
Claims (1)
- パチンコ遊技板に開設した取付穴に奥行きを有
する筐体を固設し、該筐体の底面板は前部から奥
部へと下り傾斜面にし、奥部には上端付近を支点
として回動自在な打撃板を配設すると共に、該打
撃板を下端が前方へ向けて回動するように付勢手
段を設け、上記打撃板及び筐体には、前記底面板
を転動落下するパチンコ球に押圧されて、上記打
撃板が付勢に抗して打撃待機位置に後退したこと
を検出する検出手段を設け、該検出手段から出力
される検知信号により動作して前記付勢手段と協
働して打撃待機位置に後退した打撃板を回動させ
るソレノイドを設けてなることを特徴とするパチ
ンコ機の入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6301084U JPS60175281U (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | パチンコ機の入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6301084U JPS60175281U (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | パチンコ機の入賞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60175281U JPS60175281U (ja) | 1985-11-20 |
JPH0446783Y2 true JPH0446783Y2 (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=30592758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6301084U Granted JPS60175281U (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | パチンコ機の入賞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60175281U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483545A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-03 | Sofuia Kk | Pinball machine |
JPS5646867A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-28 | Ono Pharmaceut Co Ltd | Pyridone derivative, its preparation and antineoplasmic agent |
-
1984
- 1984-05-01 JP JP6301084U patent/JPS60175281U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483545A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-03 | Sofuia Kk | Pinball machine |
JPS5646867A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-28 | Ono Pharmaceut Co Ltd | Pyridone derivative, its preparation and antineoplasmic agent |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60175281U (ja) | 1985-11-20 |
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