JP2778554B2 - 圧電トランス駆動回路 - Google Patents

圧電トランス駆動回路

Info

Publication number
JP2778554B2
JP2778554B2 JP7264081A JP26408195A JP2778554B2 JP 2778554 B2 JP2778554 B2 JP 2778554B2 JP 7264081 A JP7264081 A JP 7264081A JP 26408195 A JP26408195 A JP 26408195A JP 2778554 B2 JP2778554 B2 JP 2778554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
piezoelectric transformer
transistor
current
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7264081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09107684A (ja
Inventor
康平 嶌山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17398259&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2778554(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP7264081A priority Critical patent/JP2778554B2/ja
Priority to KR1019960045534A priority patent/KR100233192B1/ko
Priority to TW085112483A priority patent/TW400684B/zh
Priority to US08/732,575 priority patent/US5705877A/en
Publication of JPH09107684A publication Critical patent/JPH09107684A/ja
Priority to US08/874,585 priority patent/US5859489A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2778554B2 publication Critical patent/JP2778554B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/802Drive or control circuitry or methods for piezoelectric or electrostrictive devices not otherwise provided for
    • H10N30/804Drive or control circuitry or methods for piezoelectric or electrostrictive devices not otherwise provided for for piezoelectric transformers
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0067Converter structures employing plural converter units, other than for parallel operation of the units on a single load
    • H02M1/007Plural converter units in cascade

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電トランス素子を
用いて電圧の変換を行う為の圧電トランス駆動回路に関
し、特に入力電圧が広い範囲で変動した場合でも、効率
の高い動作を行うことが可能な圧電トランス駆動回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に圧電トランスは圧電素子のピエゾ
効果を利用して機械振動を発生させ、二次側電極側から
変換された電圧を取り出す電圧変換素子である。これは
電磁トランスと比較して小型化や薄型化を図れる特徴が
あり、冷陰極管を点灯させるインバータとして利用した
り、高圧電源として注目されている素子である。
【0003】本発明はこの圧電トランスの駆動回路に関
するものであり、直流電源を交流の高電圧に変換するイ
ンバータや、直流の高電圧に変換するDC/DCコンバ
ータとして構成する際に用いるものである。例えば、
9.4インチ用のカラー液晶用のバックライトに使用す
る場合では入力電圧として5[V]から20[V]の直
流電圧をインバータに入力して、負荷となる管長220
mm管径3mmφの冷陰極管に対して管電圧が約500
[Vrms]、管電流が約5[mArms]、周波数100[k
Hz]程度の交流に変換して供給する必要がある。ま
た、レーザプリンタの静電気発生用の電源では、24
[V]程度の直流電源から、約1[kV]から5[k
V]程度の直流電圧を得る必要がある。
【0004】この種の圧電トランスの駆動回路において
公知なものとしては、本願発明者による特願平7−69
207としてその技術が開示されている。図10がその
ブロック図で、圧電トランス1と、これを交流電圧で駆
動する昇圧回路4と、圧電トランス1を共振周波数付近
で駆動して一定の出力に制御する為の周波数制御回路3
から構成され、直流入力電圧VDDを印加して負荷2に交
流電圧V0[Vrms]を出力するインバータである。圧電ト
ランス1の一次側電極に共振周波数である正弦波の駆動
電圧を加えると圧電トランス1が機械的な振動を始め
る。圧電トランス1はその形状で定まる昇圧比を有して
おり、二次側電極から昇圧比だけ高くなった交流電圧と
して取り出すことが出来る素子である。
【0005】図14に圧電トランス1と、これに交流電
圧を加える昇圧回路4、負荷2による電気等価回路の例
を示す。圧電トランス1は一次側電極から入力した駆動
電圧をLCRの等価回路による共振回路と理想トランス
TによってAV の昇圧比を持ち、二次側電極に昇圧した
電圧を出力することが出来る。圧電トランス1を共振周
波数以外の成分で駆動した場合には、圧電トランス1が
寄生振動を発生するが、二次側では共振周波数成分しか
取り出すことが出来ずエネルギの損失となって、圧電ト
ランス1の効率を低下させることになる。従って、共振
周波数以外の成分を含まない正弦波で圧電トランス1を
駆動することが重要である。その上コイルや電磁トラン
スで入力された電源電圧より高い電圧の正弦波を発生で
きるので、より低い入力電圧で動作させることが出来る
利点がある。
【0006】そこで図10の昇圧回路4では電磁トラン
スのインダクタンスと共振させて正弦波を発生させて圧
電トランス1を駆動している。図10では圧電トランス
1の一次側電極に電磁トランスT1 、T2 をオートトラ
ンスとして接続し、2位相駆動回路9から出力された逆
相のクロックによってトランジスタQ1 、Q2 が交互に
オン状態になり、電磁トランスT1 、T2 の一次側に直
流入力電圧源VDDから電流を流し電磁エネルギとしてチ
ャージする。
【0007】トランジスタQ1 、Q2 がオフになるとチ
ャージしたエネルギを放出し、電圧エネルギとして電源
電圧より高い電圧を発生する。これは図14の圧電トラ
ンス1の一次側から見た入力等価容量Cd1と電圧共振波
形になるように設定してあり、直流入力電圧VDDの約3
倍のピーク電圧の半波正弦波になる。この半波正弦波V
d1[Vo-p ]、Vd2[Vo-p ]は電磁トランスT1 、T
2 の二次側で巻線比N+1倍に昇圧されて同じく半波正
弦波Vs1[Vo-p ]、Vs2[Vo-p ]になり圧電トラン
ス1の一次側電極に印加される。
【0008】この2つの位相の異なる半波の正弦波は等
価的に振幅Vs1+Vs2[Vp-p ]の正弦波になって圧電
トランス1を振動させ、二次側電極から圧電トランス1
の形状によって定まる昇圧された交流電圧V0[Vrms]と
して出力される。
【0009】この交流電圧V0[Vrms]は負荷2に印加さ
れて交流電流I0[mArms](または交流電圧V0[Vrm
s])が周波数制御回路3に入る。この周波数制御回路3
は、2位相駆動回路9に対して圧電トランス1を駆動す
る駆動周波数を発生し、圧電トランス1から出力する交
流電流I0[mArms](または交流電圧V0[Vrms])が所
定の値になるまで駆動周波数の掃引を続け、所定の値が
得られた周波数で停止する処理を行なう回路である。
【0010】この周波数制御回路3の内部は電流電圧変
換回路10、整流回路11、比較器12、積分回路1
3、比較器14、VCO(電圧制御発振器)15から構
成されている。まず負荷2に流れる交流電流I0[mArm
s]が電流電圧変換回路10で電圧信号に変換され、さら
に整流回路11で整流され直流の検出信号として比較器
12に入力される。この比較器12で基準電圧Vref
比較されて検出信号電圧の方が小さい場合、積分回路1
3に高レベルの信号を出力する。この積分回路13は高
レベルの電圧が入力された期間、出力電圧が一定の割合
で低下する様に構成されており、この積分回路13の出
力電圧がVCO15に入力される。VCO15は入力さ
れた制御電圧に比例した周波数のパルスを出力する電圧
制御発振器であり、このVCO15の周波数で圧電トラ
ンス1を駆動する。そこで検出信号電圧の方が基準電圧
ref より小さい場合、駆動周波数は下がり続けること
になる。
【0011】駆動周波数を高域側から掃引するのは圧電
トランス1の共振周波数fr より高い周波数領域を使用
するようにしたためであり、整流回路11の出力信号で
ある検出信号が基準電圧Vref より低いと周波数が下が
る方向に設定されており、共振周波数fr に近付くに従
って圧電トランス1の昇圧比が増加するため、交流電流
0[mArms](または交流電圧V0[Vrms])が時間的に
増加することになる。この状態で比較器12に入力され
る電圧が基準電圧Vref を越えた場合には、比較器12
の出力が低レベル側になりこの信号によって積分回路1
3の積分動作は停止し、以後その出力信号は低レベルに
なる直前の電圧を保ったままになる。従ってVCO15
の出力周波数は一定になって圧電トランス1も一定の駆
動周波数で駆動される為、圧電トランス1から出力され
る交流電流I0[mArms](または交流電圧V0[Vrms])
も一定に保たれる。
【0012】もし定格以下の直流入力電圧VDDが入力さ
れた場合や、負荷2として使用される冷陰極管が放電を
開始するまでの時間は当然、負荷2に所定の交流電流I
0[mArms](または交流電圧V0[Vrms])を供給できな
いことになる。そこでVCO15の駆動周波数が圧電ト
ランスの共振周波数以下まで低下してしまうことになる
ので、その後、直流入力電圧VDDが定格以上に上昇した
場合や、負荷2の冷陰極管が放電を開始した場合に、圧
電トランス1の昇圧比が足りず負荷2には所定の出力を
供給出来ない状態が続いてしまうことになる。そこで駆
動周波数がVCO15の最低周波数まで低下してしまっ
た場合には、新たに駆動周波数を圧電トランス1の共振
周波数より高域側に戻す必要がある。この動作を以下に
説明する。
【0013】もし負荷2に所定の交流電流I0[mArms]
(または交流電圧V0[Vrms])を供給できない場合に
は、比較器12の出力は高レベルのままとなり、駆動周
波数は共振周波数以下に低下し続ける。そこで、積分回
路13の出力電圧がVCO15の最低周波数に相当する
値に設定された基準電圧Vmin 以下になると、比較器1
4の出力は高レベルになり積分回路13にリセット信号
を出力する。この信号で積分回路13は最高電圧にな
り、駆動周波数がVCO15の最高周波数になって負荷
2に所定の交流電流I0[mArms](または交流電圧V
0[Vrms])が得られるまで上記の動作を繰り返すことに
なる。
【0014】そこで直流入力電圧VDDが定格以上の電圧
に回復した場合や、負荷2として使用された冷陰極管が
放電を開始した場合には、所定の出力を供給することが
出来る。
【0015】このように入力電圧が定格以上の場合に
は、負荷2には一定の交流電流I0[mArms](または交
流電圧V0[Vrms])が出力されるので周囲温度、電源電
圧、負荷の変動に対し一定の交流電流(または交流電
圧)の出力を得ることが出来る。
【0016】他の従来技術による公知例としては、特開
平4−210733が知られている。これは図11のブ
ロック図に示す様に圧電トランスを使用した高周波DC
/DCコンバータの出力制御方法であり、圧電トランス
1の駆動波形を作り出す為に一次側駆動回路31によっ
て、直流電源30から交流電圧を作り出している。この
交流電圧で駆動された圧電トランス1は昇圧した交流電
圧を出力整流回路32に出力する。この出力整流回路3
2によって直流となった電圧を負荷2に供給する。一方
出力整流回路32の直流電力電圧は検出増幅回路35に
入力して検出増幅して可変周波数発振器33に加えてそ
の周波数を調整し、圧電トランス1の昇圧比を調整して
検出増幅器35からフィードバックさせて負荷2に供給
する直流電圧を安定化させることが出来るものである。
【0017】図11の一次側駆動回路31は、駆動電圧
のゼロボルトスイッチング(ZVS)または駆動電流ゼ
ロ電流スイッチング(ZCS)を行う様に共振型コンバ
ータを使用しており、スイッチング素子(図示せず)の
デューティ比(時比率)を制御して一次側駆動回路31
のスイッチングのタイミングを調整するため、電圧・時
比率変換回路34によってオン、オフのタイミングを制
御して半波の正弦波を作り出して圧電トランス1を駆動
している。
【0018】さらにこの図11の構成と同様の従来技術
として、日経エレクトロニクス、1994年11月7日
号(NO.621)P147〜P157の記事が知られ
ている。これは図12のブロック図に示す様に直流入力
電圧を昇圧して負荷2に交流電圧を供給するインバータ
である。
【0019】図12では電磁トランスT1 とトランジス
タQ1 を使用してフォワード型コンバータを構成して、
デューティ比を制御してゼロ電流スイッチング(ZC
S)を行い半波の正弦波を作り圧電トランス1に駆動電
圧を印加し、圧電トランス1によって昇圧した交流出力
電圧を負荷2の冷陰極管に印加する。負荷2に流れた電
流はR10とD10で半波の正弦波の電圧波形に変換した
後、制御IC40に入力する。バッファ45を通り、積
分回路46で直流電圧に変換してVCO42に入力して
圧電トランス1の駆動周波数を作り、駆動回路43でQ
1 を駆動する。こうして圧電トランス1の駆動周波数を
制御して圧電トランス1の昇圧比を変えながら負荷2の
電流を制御することが出来るように構成されている。制
御IC40にはこの他に始動回路、負荷断線検出保護回
路47や、入力電源電圧検出回路41、異常点灯検出保
護回路、入力電圧低下検出保護回路44があり、電源電
圧や負荷の異常時に図12のインバータの動作を停止さ
せる保護回路として動作するものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図10による公知技術
には次の問題点がある。ここでは圧電トランスの負荷と
して例えば冷陰極管が接続されている場合、冷陰極管の
輝度を安定化する為に駆動周波数を制御して、圧電トラ
ンスの昇圧比を増減させて、冷陰極管に流れる電流が所
定値になる様に制御している。
【0021】一般的に圧電トランスは共振周波数付近で
最大の効率を示し、この周波数から離れるに従って一次
側からの入力電力を二次側に伝送する効率が低下する傾
向がある。
【0022】従って圧電トランスの効率が最大の周波数
で動作させると図13(b)のグラフによる共振周波数
付近の駆動周波数になるので、圧電トランスは最大の昇
圧比Av で動作することになる。ここで圧電トランスの
駆動電圧が低下すると先ほどの管電流は維持出来ないこ
とになる。
【0023】図10による圧電トランス1の駆動電圧の
ピーク電圧Vs1[Vo-p ] は、トランジスタQ1 のドレ
イン電圧のピーク電圧Vd1[Vo-p ] に比例するが、図
13(a)の様にこの電圧は直流入力電圧VDDのおよそ
3倍のピーク電圧になるので、VDDにも比例することに
なる。そこで直流入力電圧が最低入力電圧(VDDmin[V]
)の場合、駆動周波数は圧電トランスの共振周波数f
r になり、圧電トランスは高い効率で動作することにな
る。
【0024】直流入力電圧が上昇すると、圧電トランス
1の駆動周波数を共振周波数から高い周波数に移し、昇
圧比の低い状態にして二次側の負荷に一定の電流を供給
する制御を行うことになる。例えば、入力電圧が前記の
最低入力電圧の2倍の2VDDmin[V]になると圧電トラン
ス1の昇圧比が半分になるような駆動周波数f1 に制御
し、3倍の3VDDmin [V] なら3分の1の昇圧比になる
ような周波数f2 で動作することになる。
【0025】そこでこの制御方法によれば、この駆動回
路に供給する電源電圧が高い電圧の場合、圧電トランス
を効率悪い駆動周波数で動作させることが避けられず、
広い電源の入力範囲で動作する場合には、平均的な効率
が低下する欠点を有していた。
【0026】またトランジスタQ1 、Q2 は直流入力電
圧VDDが最大の場合に発生するピーク電圧でブレークダ
ウンを発生させないように耐圧を上げる必要があり、入
力電圧範囲が広い場合には耐圧の高いトランジスタが必
要になり、オン抵抗が増加し効率が低下する原因となっ
たり、コストアップの要因になる問題点があった。
【0027】その他の問題点としては、直流入力電圧V
DDを高くすると圧電トランス1の昇圧比を下げるため駆
動周波数を上げるので、駆動波形が電圧共振波形を保つ
ことが出来なくなり、圧電トランスの一次側電圧がゼロ
にならない内にトランジスタQ1 、Q2 がオンになり、
ゼロボルトスイッチング(ZVS)を満足しなくなる現
象が発生する。
【0028】そこで、トランジスタQ1 、Q2 には大き
な電流が流れ発熱が大きくなり、ついにはトランジスタ
を破損する原因になるため、入力電圧範囲を大きくする
には上限があった。
【0029】これらの制限によって入力電圧範囲が一般
に2倍程度(例えば直流電圧で8〜16[V])の入力
電圧範囲を大きく越えることは困難となる。一方電磁ト
ランスを利用したものは、駆動周波数を広く取れるこ
と、さらに電圧共振型や電流共振型の駆動せずに済むの
で、3〜4倍程度(例えば直流電圧で5〜20[V])
の入力電圧範囲を取ることも出来、それに比べて圧電ト
ランスを用いたインバータやDC/DCコンバータは入
力電圧範囲が狭く、用途が限られる等の欠点を有してい
た。
【0030】他の従来技術による公知例の、図11の特
開平4−210733と日経エレクトロニクス、199
4年11月7日号(NO.621)P147〜P157
の記事による図12の圧電トランスの駆動回路において
も、圧電トランスの共振周波数範囲が狭くQが高い特性
の為に駆動周波数が数%程度しか変えられず、一トラン
ジスタ型のフォワード型コンバータのトランジスタのオ
ン、オフのデューティ比もほとんど変えることが出来な
い。従って、入力電圧に比例して圧電トランスの駆動電
圧が大きくなる現象は同じである為に、圧電トランスの
駆動周波数を共振周波数から離して昇圧比の低い領域で
駆動させなければならない問題点は同じである。
【0031】さらにこれらの従来方式であれば入力電圧
が最大時において、電磁トランスの一次側に流れる電流
によって、磁気飽和を発生しない様に設定する必要があ
るため、電磁トランスの容量に余裕のあるものを使用す
る必要がある。電磁トランス一次側に流れる電流は入力
電圧に比例するので、駆動回路の入力電圧が2倍になる
と電磁トランスに流れる電流は2倍になり、最低電圧の
みで動作させる場合に比較して2倍の電流が流せる電磁
トランスが必要になる。
【0032】一般に電磁トランスが磁気飽和しないよう
に巻線に大きい電流を流す為には、形状が大型化する欠
点があった。圧電トランスは電磁トランスより薄い形状
にすることが出来るが、駆動用の電磁トランスが大型化
すればその特徴が活かせず薄型のインバータや電源が出
来ない問題点があった。
【0033】以上のように従来の技術では、広い入力電
圧範囲で動作させる為には効率が低下したり駆動回路が
大型化する欠点があり、入力電圧範囲を大きく出来ない
問題点があった。
【0034】また、負荷に冷陰極管を使用したバックラ
イトを点灯させる高圧電源とする場合には、バックライ
トの輝度を変える為、冷陰極管に流れる電流値を制御す
る必要がある。冷陰極管は、管電流値が小さくなるとイ
ンピーダンスが増加する負性抵抗の性質を持つ上に、電
気等価回路で表わすと抵抗成分と容量成分によって構成
される。
【0035】この冷陰極管に流れる電流の絶対値が小さ
くなると、浮遊容量に流れる電流が無視出来ず冷陰極管
の高圧側と低圧側の電流値に差が発生する。そこで輝度
が不均一になりバックライトを構成した場合、不具合を
発生することになる。
【0036】そこで輝度を大きく変化させる為には次の
バースト調光方式(またはPWM制御:Pulse w
idth Modulation)が知られている。こ
れは、冷陰極管の管電流を人間の目にちらつきを感じさ
せない所定の周期(例えば210[Hz]で点滅させ、
その点灯時間と消灯時間の比を変化させて等価的に輝度
を低下させる手法である。
【0037】図10の特開平7−69207による公知
技術でこのバースト調光方式を採用する為には、二つの
トランジスタQ1 、Q2 を交互にオン、オフする動作を
停止させて、圧電トランスに入力する駆動波形を周期的
に止める必要があるが、負荷のインダクタンスの片側を
解放するので、これに蓄えられた電流エネルギーを電圧
エネルギーとして放出するため、圧電トランスの駆動電
圧よりはるかに大きい電圧サージを発生する。
【0038】そこでトランジスタをブレークダウンさせ
ない様に保護を行う必要があり、ツェナーダイオード等
を用いた保護回路が必要になる欠点があった。
【0039】本発明の目的はこれらの課題を解決し、広
い入力電圧範囲であっても効率良く動作することの可能
な小型薄型で、しかも保護回路の不要なバースト調光方
式を構成出来る圧電トランス駆動回路を提供することに
ある。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明による広入力電圧
範囲の圧電トランス駆動回路の構成は、圧電効果を利用
して、一次側から入力した交流電圧を二次側に出力する
圧電トランスと、前記圧電トランスの一次側電極の一方
の電極に接続された第一のコイルと第一のトランジスタ
と、前記圧電トランスの他方の一次側電極に片側を接続
した第二のコイルと第二のトランジスタと、これら第
一、第二のトランジスタを交互に駆動する分周回路から
構成された昇圧手段と、前記第一及び第二のコイルの他
方に、電源に接続された第三のトランジスタと電流保持
手段をそれぞれ接続し、前記第一または第二のトランジ
スタのオン時間内でデューティ比を可変した信号で前記
第三のトランジスタをオン、オフすることによって、前
記圧電トランスの駆動電圧を所定の電圧に制御する駆動
電圧制御手段と、前記第一及び第二のトランジスタ駆動
周波数を変化させて前記圧電トランスの二次電極から所
定の出力電流または出力電圧が得られるよう、前記圧電
トランスの昇圧比を制御する周波数制御手段から構成さ
れることを特徴とする。
【0041】また本発明において前記電流保持手段がダ
イオードによって構成されることを特徴とする。
【0042】さらに本発明において前記電流保持手段が
トランジスタによって構成され、前記第三のトランジス
タと排他的にスイッチングすることを特徴とする。
【0043】本発明において第三のトランジスタを時分
割にオフすることによって、前記圧電トランスの入力電
圧を停止させ、前記圧電トランスに接続された負荷に供
給する交流電流または交流電圧の実効値を可変すること
を特徴とする。
【0044】また、本発明の他の広入力電圧範囲の圧電
トランス駆動回路の構成は、圧電効果を利用して、一次
側から入力した交流電圧を二次側に出力する圧電トラン
スと、前記圧電トランスの一次側電極の一方の電極に二
次側端子を接続し中間端子を第一のトランジスタに接続
した第一のオートトランスと、前記圧電トランスの他方
の一次側電極に二次側端子を接続し中間端子を第二のト
ランジスタに接続した第二のオートトランスと、これら
第一、第二のトランジスタを交互に駆動する分周回路か
ら構成された昇圧手段と、前記第一及び第二のオートト
ランスのそれぞれの一次側端子に、電源に接続された第
三のトランジスタと電流保持手段を接続し、前記第一ま
たは第二のトランジスタのオン時間内でデューティ比を
可変した信号で前記第三のトランジスタをオン、オフす
ることによって前記圧電トランスの駆動電圧を所定の電
圧に制御する駆動電圧制御手段と、前記第一及び第二の
トランジスタの駆動周波数を変化させて前記圧電トラン
スの二次電極から所定の出力電流または出力電圧が得ら
れるよう、前記圧電トランスの昇圧比を制御する周波数
制御手段から構成されることを特徴とする。
【0045】また本発明において前記電流保持手段がダ
イオードによって構成されることを特徴とする。
【0046】さらに本発明において前記電流保持手段が
トランジスタによって構成され、前記第三のトランジス
タと排他的にスイッチングすることを特徴とする。
【0047】また本発明において第三のトランジスタを
時分割にオフすることによって、前記圧電トランス入力
電圧を停止させ、前記圧電トランスに接続された負荷に
供給する交流電流または交流電圧の実効値を可変するこ
とを特徴とする。
【0048】さらに本発明の他の広入力電圧範囲の圧電
トランス駆動回路の構成は、圧電効果を利用して、一次
側から入力した交流電圧を二次側に出力する圧電トラン
スと、前記圧電トランスの1駆動周期内で第一のトラン
ジスタをオンして電源から電流エネルギを入力し、前記
第一のトランジスタをオフして前記圧電トランス一次側
に電圧エネルギとして出力するコイルとを有した昇圧手
段と、前記コイルの他方に接続された電流保持手段と第
二のトランジスタとを有し、前記圧電トランスの1駆動
周期内において、前記コイルの片側に接続された前記第
一のトランジスタがオンする時間内で、前記第二のトラ
ンジスタをオン、オフして前記コイルに流れる電流を保
持する電流保持手段が動作するデューティ比を変化させ
て前記圧電トランスの駆動電圧を所定の電圧に制御する
駆動電圧制御手段と、前記昇圧手段の駆動周波数を変化
させて前記圧電トランスの二次電極から所定の出力電流
または出力電圧が得られるよう、前記圧電トランスの昇
圧比を制御する周波数制御手段を有することを特徴とす
る。
【0049】また本発明において前記コイルに磁気的に
結合した二次側コイルによって、前記コイルから昇圧し
た電圧を前記圧電トランスに印加することを特徴とす
る。
【0050】さらに本発明において前記電流保持手段が
ダイオードによって構成されることを特徴とする。
【0051】また本発明において前記電流保持手段が第
三のトランジスタによって構成され、前記第二のトラン
ジスタと排他的にスイッチングすることを特徴とする。
【0052】本発明において前記第二のトランジスタを
時分割にオフすることによって、前記圧電トランスの入
力電圧を停止させ圧電トランスに接続された負荷に供給
する交流電圧または交流電流の実効値を可変することを
特徴とする。
【0053】本発明の構成によって、電源として入力さ
れた電圧が変動しても、コイルや、電磁トランス一次側
に入力する電流の最大値が一定に制御される為に、圧電
トランスを駆動する正弦波の電圧が一定に保たれる効果
があり、広い入力電圧でも駆動周波数が共振周波数付近
で駆動出来るので効率が悪化しない作用がある。
【0054】また、入力電圧が大きくなっても電磁トラ
ンス一次側に流れる電流の最大値を一定に制御すること
が出来るので、電磁トランスの容量に余裕のあるものを
使用する必要がなく小型薄型のものが使用できる作用が
ある。
【0055】さらに、入力電圧の変化で駆動周波数が変
化しないので、圧電トランスの駆動波形が変化せず、ゼ
ロボルトスイッチング(ZVS)の条件が保たれる為
に、入力電圧が大きくなった場合でもトランジスタの発
熱を防止することができ、効率の低下や、トランジスタ
の破損を防止することが出来る。
【0056】圧電トランスの駆動回路を停止状態にする
場合、入力電源側のトランジスタをオフにすれば駆動回
路の電力を容易に切断することが出来るので、インバー
タやDC/DCコンバータの動作を停止し、低消費電力
の状態にすることが出来る作用がある。
【0057】また、負荷に冷陰極管を使用したバックラ
イト用のインバータとして使用する時、管電流を周期的
に停止状態にするバースト調光制御を行って、冷陰極管
の明るさを変化させる場合、電源入力側のトランジスタ
をPWM制御すれば、圧電トランスの共振用コイルまた
は電磁トランスが高圧を発生しない形で圧電トランスの
駆動波形を停止できるので、ツェナーダイオード等の保
護回路を省略することが出来る作用がある。
【0058】
【発明の実施の形態】次に本実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明による実施の一形態による
ブロック図である。
【0059】図1による本実施の形態は大きく4個の回
路ブロックによってインバータを構成している。まず、
圧電トランス1の二次電極に接続された負荷2を流れる
交流電流I0[Vrms]または、印加する交流電圧V0[Vrm
s]を検出して、これらを所定の値に保持する為に圧電ト
ランス1の駆動周波数を制御する周波数制御回路3と、
直流入力電圧(VDD)から周波数制御回路3によって作
られた駆動周波数の交流信号を発生させて、圧電トラン
ス1の一次側電極に印加する昇圧回路4と、この圧電ト
ランス1に印加された正弦波の駆動電圧が、直流入力電
圧(VDD)が変化しても所定の値に制御する為の駆動電
圧制御回路5と、負荷2に流れる電流値をPWM制御す
る為の調光回路6から構成される。この構成は基本的に
は図10の従来技術による構成に駆動電圧制御回路5と
調光回路6を加えたものに相当する。
【0060】駆動電圧制御回路5は、比較器16、整流
回路17、ダイオード18、トランジスタQ3 から構成
されており、昇圧回路4のコイルL1 、L2 に供給する
ピーク電流値が直流入力電圧VDDによって変化しない様
に制御して、圧電トランス1の駆動電圧を所定の値に制
御する回路である。図10に示した従来技術の場合には
VCO15の駆動周波数は駆動周波数と同じであった
が、本実施例では周波数制御回路3のVCO15の発振
周波数は圧電トランス1の駆動周波数の2倍の周波数
(2xf)の三角波fvco と、同じく周波数2xfの矩形波
CLK とを出力する様に構成しておく。この波形を昇圧
回路4の分周回路8によって2xfの周波数を半分に分周
して位相の反転した矩形波Vg1、Vg2を出力し、トラン
ジスタQ1 、Q2 を交互にスイッチングさせる。
【0061】図1によるVCO15の回路図を図6に示
し、この動作を順に説明する。制御電圧Vinが最低電圧
min の場合であって、かつ、比較器22の出力が直流
電源電圧VDDに等しいHレベルの場合、増幅器23の反
転入力端子にRosc を通じて電流I1 が流れ込むので、
反転入力端子の電圧が上昇する。増幅器23の非反転入
力端子には直流入力電圧VDDの約半分の基準電圧Vref2
が接続されており、増幅器23の反転入力端子の電圧よ
り高くなるので、増幅器23の出力は、電源I1 と等し
い電流が流れ込む様に電圧が低下し続ける。増幅器23
の反転入力端子と非反転入力端子の電位差がゼロになる
電流で増幅器23は安定する為I1 =−I2 となる。ま
た比較器22がHレベルの時は、Q7 がオンになるので
6 はオフになり、Q6 のコレクタ電流Iinが流れない
状態になる。
【0062】そこで増幅器23の出力電圧は、Cosc
通じて定電流I1 =−I2 を流すため時間的に一定の割
合で低下し続けることになる。また比較器22の出力が
Hレベルの時はR2 の片側がVDDになり、R2 のもう一
方は比較器22の非反転入力端子に接続されて、さらに
1 を通じて増幅器23の出力に接続される形になる。
そこで増幅器23の出力電圧と電源との間の電圧をR1
とR2 で分圧した電圧が、比較器22の非反転入力端子
に印加されるので、増幅器23の出力電圧が低下するの
に従って、比較器22の非反転入力端子の電圧も低下し
続けることになる。
【0063】そこで増幅器23の出力電圧がVL [V]
になった場合に、比較器22の非反転入力端子の電圧が
反転入力端子の電圧が基準電圧Vref2に等しくなるよう
にR1 とR2 を設定してあるので、比較器22の出力電
圧がLレベルに反転することになる。するとI1 の向き
が逆になり、増幅器23の出力は定電流−I1 =I2
osc に流すので、増幅器23の出力電圧は逆に時間的
に一定の割合で上昇することになる。
【0064】比較器22の出力がLレベルの時はR2
片側がグランド電位になり、R2 のもう一方は比較器2
2の非反転入力端子に接続されて、さらにR1 を通じて
増幅器23の出力に接続される形になる。そこで増幅器
23の出力電圧とグランド電位をR1 とR2 で分圧した
電圧が、比較器22の非反転入力端子に印加されるの
で、増幅器23の出力電圧が上昇するのに従って、比較
器22の非反転入力端子の電圧も上昇し続けることにな
る。
【0065】比較器22の出力電圧がLレベルの状態で
は、Q7 がオフしてQ5 、Q6 でシレントミラー回路を
構成して、制御電圧端子から流れ込む電流Iinと等しい
電流を増幅器23の反転入力端子からグランドに流すこ
とになる。このIinはVinがVmin の時にゼロになるよ
うに設定されており、Vin=Vmin の場合にはCosc
は−I1 =I2 の電流が流れることになる。
【0066】そこで比較器22の出力がLレベルの時は
増幅器23の出力電圧は時間的に一定の割合で上昇する
ので、増幅器23の出力に接続されたR1 と、R2 を通
じてグランドに分圧された比較器22の非反転入力端子
の電圧も上昇する。そこで増幅器23の出力電圧がVH
[V]になった場合に、比較器22の非反転入力端子の
電圧が反転入力端子につながれた基準電圧Vref2に等し
くなるようにR1 とR2 を設定してあり比較器22の出
力電圧はHレベルに戻ることになる。
【0067】以上の様にして増幅器23の出力からは三
角波fVCO が出力されて比較器22の出力からは矩形波
CLK が出力されることになる。図7にVCO15の出
力する電圧波形を示す。制御電圧VinがVmin の場合、
図7(a)が三角波fvco の出力電圧波形となり、図7
(b)が矩形波fCLK の出力電圧波形になる。図7
(c)は昇圧回路4の分周回路8で矩形波fCLK が分周
されてVg1になった電圧波形図である。なお分周回路8
はfCLK の立上りのタイミングで反転する形式のものを
想定している。一方、比較器22の出力がLレベルの場
合、Q5 、Q6 のカレントミラー回路によって、増幅器
23の反転入力端子からグランドに制御電圧Vinに比例
したIinを流すため、増幅器23の出力はI2 =−I1
+Iinの電流を流すことになる。そこで制御電圧Vin
よってI2 が増加するので、Cosc を充電する電流が増
えることになり、増幅器23の出力電圧が単位時間に上
昇する割合が大きくなる。そこで三角波の立上り波形の
時間が短くなり、制御電圧Vinが大きくなるに従って、
三角fVCO の周期が短くなる。同時にfCLK の周期も短
くなるので、VCO15は入力電圧Vinに比例した周波
数の三角波fVCO 、矩形波fCLK を出力することが出来
る。
【0068】制御電圧Vinを高い電圧Vmax を入力して
周波数高くなった状態のfVCO を図7(d)に示す。さ
らに図7(e)にfCLK 、図7(f)に昇圧回路4で矩
形波fCLK を分周してVg1になった電圧波形図をそれぞ
れ示す。図7(d)のように制御電圧が高くなると三角
波fVCO の立上り波形が急になって周波数が高くなって
いることが分かる。
【0069】また図1ではVCO15の発生する2倍の
周波数の三角波fVCO は駆動電圧制御回路5の比較器1
6にも入力されている。整流回路17は圧電トランス1
の一次電圧波形を入力して整流し、これを整流電圧VC
に変換した後、比較器16に入力する。
【0070】図8のタイミングチャートに三角波
vco 、整流電圧VC 、Q3 のゲート電圧Vg3、Q1
2 のゲート電圧Vg1、Vg2、さらにQ1 、Q2 のドレ
イン電圧Vd1、Vd2、コイル電流iL1、iL2を示す。図
8(a)のグラフは比較器16に入力される二つの信号
VCO とVC を示し、図8(b)は比較器16の出力信
号を示し、トランジスタQ3 のゲート波形Vg3になる。
3 はPチャンネルトランジスタで構成されているの
で、Vg3がLレベルの時Q3 がオンになり、Hレベルの
時Q3 がオフになる。
【0071】直流入力電圧VDDが最低電圧の時、整流電
圧VC が三角波fVCO の波形の最低電圧とほぼ等しくな
る様に設定しておく。この状態で入力電圧を上昇させる
と、整流電圧VC が上昇し三角波fVCO の振幅内に入る
ことになる。この状態を図8(a)に示す。
【0072】三角波fVCO の電圧が整流電圧VC より大
きい時間のt1 〜t2 の間、比較器16の出力信号Vg3
はLレベルになる。図8(c)ではこのときVg1の電圧
がHレベルのためQ1 がオンになるのでコイルL1 に電
流が流れ始める。これを等価回路として図9(a)に示
す。コイルL1 に流れる電流は、i(t)=VDD×t/
1 で表わされ直流入力電圧VDDと時間tに比例して大
きくなる。
【0073】次にfVCO の三角波が整流電圧VC より小
さくなる時間t2 〜t4 の間、Vg3はHレベルになるの
でQ3 はオフになり、L1 は電源から切り離されるがダ
イオード18を通じてグランドから供給される電流が流
れ、図8(g)のようにiL1の電流はt2 のままの電流
が流れ続ける。この時の等価回路を図9(b)に示す。
ダイオード18はコイルL1 の電流を保持する回路とし
て動作し、コイルL1に流れている電流i(t)はt2
の値を保持する為、グランド、ダイオード、L1 、Q1
を通じて流れ続けることになる。
【0074】t4 〜t5 の間では、また三角波fVCO
電圧が整流電圧VC より大きくなりQ3 がオンになるの
で、コイルL1 の電流はまた時間に比例して増加し、t
5 においてIpeakの電流値になる。同様に等価回路は図
9(c)となる。
【0075】次にt5 〜t6 の時間では、Q1 がオフに
なるので図9(d)の状態になり、Q1 のドレイン電圧
はコイルL1 と、圧電トランス1の入力等価容量Cd1
共振して図8(e)のような半波の正弦波電圧Vd1の波
形になる。
【0076】t6 〜t7 では、三角波fVCO の電圧が整
流電圧VC より小さくなるのでQ3はオフになるが、図
9(e)のようにコイルL1 から放出される電流はダイ
オード18を通して流れ、Q1 のドレイン電圧のピーク
電圧は直流入力電圧VDDの約3倍になる。
【0077】t7 〜t8 の時間では、Q3 はまたオンに
なるが、コイルL1 の電流iL1は図8(g)の様に圧電
トランスに接続した負荷による等価抵抗によってt8
ゼロになり、t1 〜t5 にチャージした電流エネルギを
放出する動作を行う。
【0078】また、さらに直流入力電圧VDDが上昇した
場合は、整流電圧VC が増加してVg3のオフの期間が増
加し、コイルL1 、L2 に電流をチャージする期間が短
くなる。そこで以上の構成によって入力電圧VDDが変化
すると三角波fVCO に対する整流電圧VC が大きく変化
してQ3 のデューティ比が変わることによってコイルに
チャージされるピーク電流が一定に制御されて圧電トラ
ンス1の駆動電圧が所定の値に制御される。
【0079】以上の様に圧電トランス1の駆動電圧
d1、Vd2のピーク電圧が、直流入力電圧VDDによって
変動しないことから、図1の周波数制御回路3は、負荷
2に流れる交流電流I0[mArms](または出力電圧V
0[Vrms])が所定値になる駆動周波数を発生する。この
制御については従来技術の図10と同じである。駆動電
圧制御回路5の働きによって圧電トランス1の駆動電圧
が直流入力電圧VDDによって変動しないことから、圧電
トランス1の昇圧比が一定で済み、等価的に一定の直流
入力電圧で動作する状態になる。
【0080】従って、周波数制御回路3は負荷2に流れ
る交流電流I0[mArms](または出力電圧V0[Vrms])
が所定値になる様に圧電トランス1の昇圧比を制御する
ので、駆動周波数は直流入力電圧VDDが変化しても一定
に制御されることになる。
【0081】また調光回路6は、負荷に冷陰極管を利用
したバックライトのように調光が必要な場合に用いられ
る回路であり、比較的低周期(例えば210Hz)の周
波数を発振する三角波発振器19と比較器20から構成
されており、外部から調光電圧を入力することで、三角
波発振器19の出力波形を比較器20で比較して、デュ
ーティを可変されたパルス信号を出力する。
【0082】この信号は、周波数制御回路3と駆動電圧
制御回路5に接続されており、Hレベルの期間は、Q3
をオフさせて圧電トランス1の駆動電圧を停止させると
同時に、VCO15の駆動周波数が変化しないように積
分回路13の出力電圧をホールドさせる働きをする。
【0083】第二実施例図2による本発明の他の実施例
については、コイルL1 、L2 が電磁トランスT1 、T
2 に置き換えられた点以外では図1と同等なインバータ
である。Q1 、Q2 で発生させた電圧共振波形Vd1、V
d2はT1 、T2 の二次側巻線によって巻線比N+1倍に
比例した電圧Vs1、Vs2として圧電トランスに印加する
もので、圧電トランス1で不足した昇圧比を電磁トラン
スT1 、T2 で補うことが出来るため、より低い電圧で
動作させることが出来る特徴がある。
【0084】次に本発明による他の実施例として、昇圧
回路4を1トランジスタ型の電圧共振型のコンバータで
構成する場合について説明する。図3はこの実施例によ
るインバータのブロック図で、図4(a)及び(b)は
昇圧回路4の詳細な回路図と、図4(c)はこのゲート
電圧波形図、図4(d)はドレイン電圧波形図である。
図3全体の動作については前記の発明によるものと同等
であるので、昇圧回路4の動作について説明する。
【0085】この昇圧回路4では、図4(a)の様に1
個のコイルL1 を使用してQ1 でスイッチングを行い、
1 と圧電トランス1の入力等価容量で電圧共振波形を
作り半波の正弦波によって圧電トランスを駆動するもの
で、Q1 の駆動電圧Vg1は2位相駆動回路9によって駆
動周波数に分周されたパルスを使用し、L1 と圧電トラ
ンスの入力容量を合わせることで図4(d)におけるt
6 の時間にドレイン電圧Vg1がセロ電圧になったタイミ
ングでQ1 をオンさせるもので、コイルL1 に入力され
る電流は、駆動電圧制御回路5によって前述したと同等
に制御される。そこで、広入力電圧範囲でもL1 にチャ
ージされる電流ピークが所定値に制御されるので、図
1、図2の回路と同様に効率の変動がなく動作可能であ
る。
【0086】同様に図4(b)では電磁トランスT1
使用してVd1を巻線比N倍の電圧に昇圧して圧電トラン
ス1を駆動しており、圧電トランス1の昇圧比を補うこ
とが出来る。これは図4(a)と同様にゼロ電圧スイッ
チング(ZVS)を行うように電磁トランスT1 の一
次、二次インダクタンスを設定する。この図3及び図4
の実施の形態では圧電トランス1を高調波成分を含んだ
半波の正弦波で駆動するため若干効率は低下するが、回
路素子が減らせる特徴がある。
【0087】以上の本発明による実施の形態では、圧電
トランス1の二次側出力を交流のまま負荷に印加するイ
ンバータとして説明したが、DC/DCコンバータとし
て動作させる場合には、圧電トランス1の二次側電極と
負荷2の間に整流回路を入れても回路動作は変わらない
ことは明らかである。また、負荷に出力する交流電圧V
0[Vrms]を一定値に制御する場合には、整流回路11に
交流電圧V0[Vrms]を入力すれば定電圧出力のインバー
タとして動作させることが出来る。
【0088】前記の図1、図2および図3の各実施例で
は、図5(a)のようにダイオード18を用い、トラン
ジスタQ3 がオフした場合にコイルL1 、L2 や電磁ト
ランスT1 、T2 に流れる電流を保持させるように構成
した例で説明したが、図5(b)の様にQ3 がオフにな
った場合にグランドに接地するトランジスタQ4 を用い
てコイル電流を保持する構成にしても構わない。この場
合には、Q3 との間で貫通電流が流れない様に貫通電流
防止回路24を用い、Q3 が完全にオフした後、Q4
オンさせてQ3 、Q4 のトランジスタが同時にオンにな
らないように制御する必要がある。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による広入
力電圧範囲の圧電トランス駆動回路によれば、駆動電圧
制御回路5によって直流入力電圧VDDが変化しても、圧
電トランス1を駆動する交流電圧が所定の電圧に制御さ
れるので、圧電トランス1の駆動周波数が共振周波数f
r の付近から変化しないことから、ゼロボルトスイッチ
ング(ZVS)の条件を満足して常に高い効率の周波数
で圧電トランス1を駆動出来る効果があり、入力電圧範
囲が4倍以上で安定に動作可能なことを確認出来た。
【0090】また、直流入力電圧VDDが最大の電圧にな
っても、コイルL1 、L2 または、電磁トランスT1
2 の一次側巻線に流れる電流のピーク値が直流入力電
圧VDDが最低電圧の場合と同じ電流値に制御されること
から、磁気飽和を起こす電流値を最低の入力電圧値に合
わせて設定出来るので、小型のコイルや電磁トランスを
使用することが可能で、圧電トランスの薄さや小型化に
適した駆動回路を実現出来る効果がある。
【0091】その上、駆動電圧制御回路5によって直流
入力電圧VDDが変化しても、Q1 、Q2 のドレイン電圧
のピーク値が一定に制御されることから、トランジスタ
の耐圧を下げることが出来るので、オン抵抗の低減によ
る効率改善や、コスト低減が出来る効果がある。
【0092】さらに本発明による図3及び図4の1トラ
ンジスタ型の昇圧回路5による駆動回路では、簡易な回
路でも広入力電圧範囲で圧電トランス1を駆動すること
が出来る効果がある。
【0093】またバックライト用のインバータとしてバ
ースト調光を行う場合、インダクタンスの解放をダイオ
ード18によって防ぐことができるので、Q1 、Q2
ドレイン電圧が高圧にならず、高圧保護用の素子(例え
ばツェナーダイオード)が不要になり、コスト低減を行
うことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の実施例のブロック図
【図2】本発明による第二の実施例のブロック図
【図3】本発明による第三の実施例のブロック図
【図4】(a),(b)は図3の昇圧回路4のブロック
図、(c),(d)はタイミングチャート
【図5】(a)は図1、図2、図3のダイオードによる
電流保持回路の回路例、(b)は図1、図2、図3のト
ランジスタによる電流保持回路の回路例
【図6】図1、図2、図3のVCO15の回路例
【図7】図1、図2、図3のVCO15の動作を説明す
るタイミングチャート
【図8】図1または図2の動作を説明するタイミングチ
ャート
【図9】図1の動作を説明する等価回路
【図10】従来技術によるブロック図
【図11】他の従来技術のブロック図
【図12】他の従来技術のブロック図
【図13】(a)は図8の従来技術による駆動電圧波形
図、(b)はその周波数特性図
【図14】圧電トランス1と周辺回路の等価回路
【符号の説明】
1 圧電トランス 2 負荷 3 周波数制御回路 4 昇圧回路 5 駆動電圧制御回路 6 調光回路 8 分周回路 9 2位相駆動回路 10 電流電圧変換回路 11、17 整流回路 12、14、16、20、22 比較器 13、46 積分回路 15 VCO 18 ダイオード 19 三角波発振回路 21 電流保持回路 23 増幅回路 24 貫通電流防止回路 30 直流電源 31 一次側駆動回路 32 出力整流回路 33 可変周波数発振器 34 電圧・時比率変換回路 35 検出回路 40 制御IC 41 入力電源電圧検出回路 42 VCO 43 駆動回路 44 異常点灯検出保護回路・入力電圧低下検出保護
回路 45 バッファ 47 始動回路・負荷断線検出保護回路 Q1 、Q2 、Q3 、Q4 、Q5 、Q6 、Q7 トラン
ジスタ L1 、L2 コイル T1 、T2 電磁トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 41/02 H05B 41/29 C 41/29 H01L 41/08 A

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電効果を利用して、一次側から入力し
    た交流電圧を二次側に出力する圧電トランスと、 前記圧電トランスの一次側電極の一方の電極に接続され
    た第一のコイルと第一のトランジスタと、 前記圧電トランスの他方の一次側電極に片側を接続した
    第二のコイルと第二のトランジスタと、 これら第一、第二のトランジスタを交互に駆動する分周
    回路から構成された昇圧手段と、 前記第一及び第二のコイルの他方に、電源に接続された
    第三のトランジスタと電流保持手段をそれぞれ接続し、 前記第一または第二のトランジスタのオン時間内でデュ
    ーティ比を可変した信号で前記第三のトランジスタをオ
    ン、オフすることによって、前記圧電トランスの駆動電
    圧を所定の電圧に制御する駆動電圧制御手段と、 前記第一及び第二のトランジスタの駆動周波数を変化さ
    せて前記圧電トランスの二次電極から所定の出力電流ま
    たは出力電圧が得られるよう、前記圧電トランスの昇圧
    比を制御する周波数制御手段から構成されることを特徴
    とする圧電トランス駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記電流保持手段がダイオードによって
    構成されることを特徴とする請求項1記載の圧電トラン
    ス駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記電流保持手段がトランジスタによっ
    て構成され、前記第三のトランジスタと排他的にスイッ
    チングすることを特徴とする請求項1記載の圧電トラン
    ス駆動回路。
  4. 【請求項4】 第三のトランジスタを時分割にオフする
    ことによって、前記圧電トランスの入力電圧を停止さ
    せ、前記圧電トランスに接続された負荷に供給する交流
    電流または交流電圧の実効値を可変することを特徴とす
    る請求項1記載の圧電トランス駆動回路。
  5. 【請求項5】 圧電効果を利用して、一次側から入力し
    た交流電圧を二次側に出力する圧電トランスと、 前記圧電トランスの一次側電極の一方の電極に二次側端
    子を接続し中間端子を第一のトランジスタに接続した第
    一のオートトランスと、 前記圧電トランスの他方の一次側電極に二次側端子を接
    続し中間端子を第二のトランジスタに接続した第二のオ
    ートトランスと、 これら第一、第二のトランジスタを交互に駆動する分周
    回路から構成された昇圧手段と、 前記第一及び第二のオートトランスの一次側端子に、電
    源に接続された第三のトランジスタと電流保持手段をそ
    れぞれ接続し、 前記第一または第二のトランジスタのオン時間内でデュ
    ーティ比を可変した信号で前記第三のトランジスタをオ
    ン、オフすることによって前記圧電トランスの駆動電圧
    を所定の電圧に制御する駆動電圧制御手段と、 前記第一及び第二のトランジスタの駆動周波数を変化さ
    せて前記圧電トランスの二次電極から所定の出力電流ま
    たは出力電圧が得られるよう、前記圧電トランスの昇圧
    比を制御する周波数制御手段から構成されることを特徴
    とする圧電トランス駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記電流保持手段がダイオードによって
    構成されることを特徴とする請求項5記載の圧電トラン
    ス駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記電流保持手段がトランジスタによっ
    て構成され、前記第三のトランジスタと排他的にスイッ
    チングすることを特徴とする請求項5記載の圧電トラン
    ス駆動回路。
  8. 【請求項8】 第三のトランジスタを時分割にオフする
    ことによって、前記圧電トランスの入力電圧を停止さ
    せ、前記圧電トランスに接続された負荷に供給する交流
    電流または交流電圧の実効値を可変することを特徴とす
    る請求項5記載の圧電トランス駆動回路。
  9. 【請求項9】 圧電効果を利用して、一次側から入力し
    た交流電圧を二次側に出力する圧電トランスと、 前記圧電トランスの1駆動周期内で第一のトランジスタ
    をオンして電源から電流エネルギを入力し、前記第一の
    トランジスタをオフして前記圧電トランス一次側に電圧
    エネルギとして出力するコイルとを有した昇圧手段と、 前記コイルの他方に接続された電流保持手段と第二のト
    ランジスタとを有し、前記圧電トランスの1駆動周期内
    において、前記コイルの片側に接続された前記第一のト
    ランジスタがオンする時間内で、前記第二のトランジス
    タをオン、オフして前記コイルに流れる電流を保持する
    電流保持手段が動作するデューティ比を変化させて前記
    圧電トランスの駆動電圧を所定の電圧に制御する駆動電
    圧制御手段と、 前記昇圧手段の駆動周波数を変化させて前記圧電トラン
    スの二次電極から所定の出力電流または出力電圧が得ら
    れるよう、前記圧電トランスの昇圧比を制御する周波数
    制御手段を含むことを特徴とする圧電トランス駆動回
    路。
  10. 【請求項10】 前記コイルに磁気的に結合した二次側
    コイルによって、前記コイルから昇圧した電圧を前記圧
    電トランスに印加することを特徴とする請求項9記載の
    圧電トランス駆動回路。
  11. 【請求項11】 前記電流保持手段がダイオードによっ
    て構成されることを特徴とする請求項9または10記載
    の圧電トランス駆動回路。
  12. 【請求項12】 前記電流保持手段が第三のトランジス
    タによって構成され、前記第二のトランジスタと排他的
    にスイッチングすることを特徴とする請求項9または1
    0記載の圧電トランス駆動回路。
  13. 【請求項13】 前記第二のトランジスタを時分割にオ
    フすることによって、前記圧電トランスの入力電圧を停
    止させ圧電トランスに接続された負荷に供給する交流電
    圧または交流電流の実効値を可変することを特徴とする
    請求項9または10記載の圧電トランス駆動回路。
JP7264081A 1995-10-12 1995-10-12 圧電トランス駆動回路 Expired - Lifetime JP2778554B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7264081A JP2778554B2 (ja) 1995-10-12 1995-10-12 圧電トランス駆動回路
KR1019960045534A KR100233192B1 (ko) 1995-10-12 1996-10-12 압전 트랜스 구동 회로
TW085112483A TW400684B (en) 1995-10-12 1996-10-12 Piezoelectric transformer driving circuit
US08/732,575 US5705877A (en) 1995-10-12 1996-10-15 Piezoelectric transformer driving circuit
US08/874,585 US5859489A (en) 1995-10-12 1997-06-13 Piezoelectric transformer driving circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7264081A JP2778554B2 (ja) 1995-10-12 1995-10-12 圧電トランス駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09107684A JPH09107684A (ja) 1997-04-22
JP2778554B2 true JP2778554B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=17398259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7264081A Expired - Lifetime JP2778554B2 (ja) 1995-10-12 1995-10-12 圧電トランス駆動回路

Country Status (4)

Country Link
US (2) US5705877A (ja)
JP (1) JP2778554B2 (ja)
KR (1) KR100233192B1 (ja)
TW (1) TW400684B (ja)

Families Citing this family (106)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5834889A (en) * 1995-09-22 1998-11-10 Gl Displays, Inc. Cold cathode fluorescent display
JP3050130B2 (ja) * 1996-07-31 2000-06-12 日本電気株式会社 圧電トランスおよびその異常動作検出保護装置
JP2842526B2 (ja) * 1996-08-01 1999-01-06 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動回路
JP2845209B2 (ja) * 1996-08-23 1999-01-13 日本電気株式会社 圧電トランスインバータ及びその制御回路並びに駆動方法
JP2943910B2 (ja) * 1996-09-30 1999-08-30 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動装置
JP3063645B2 (ja) * 1996-10-24 2000-07-12 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動回路
JP3031265B2 (ja) * 1996-10-24 2000-04-10 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動回路および駆動方法
WO1998025441A2 (en) * 1996-12-02 1998-06-11 Koninklijke Philips Electronics N.V. Circuit arrangement
JP2923873B2 (ja) * 1996-12-03 1999-07-26 日本電気株式会社 圧電トランスの制御方法及び駆動回路
US5969963A (en) * 1997-01-14 1999-10-19 Matsushita Electric Works, Ltd. Power converting device supplying AC voltage of a continuous wave form
TW356618B (en) * 1997-01-16 1999-04-21 Nippon Electric Co AC/DC converter with a piezoelectric transformer
US6084363A (en) * 1997-01-17 2000-07-04 Minolta Co., Ltd. Drive pulse generating apparatus for drive device using electromechanical transducer
WO1999012390A2 (en) * 1997-09-01 1999-03-11 Koninklijke Philips Electronics N.V. Circuit arrangement
JP3067715B2 (ja) * 1997-10-31 2000-07-24 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動装置
JPH11163429A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Taiyo Yuden Co Ltd 圧電トランスの駆動方法
JP3289663B2 (ja) * 1998-01-13 2002-06-10 日本電気株式会社 圧電トランスインバータ
JP3257505B2 (ja) * 1998-03-31 2002-02-18 株式会社村田製作所 圧電トランスインバータ
US6016052A (en) * 1998-04-03 2000-01-18 Cts Corporation Pulse frequency modulation drive circuit for piezoelectric transformer
JPH11299249A (ja) 1998-04-16 1999-10-29 Murata Mfg Co Ltd 圧電トランスインバータ
JP3050203B2 (ja) * 1998-04-27 2000-06-12 株式会社村田製作所 圧電トランスインバータ
EP1278403B1 (en) * 1998-05-08 2004-04-21 Denso Corporation Starter transformer for discharge lamp
US6246153B1 (en) 1998-07-16 2001-06-12 Face International Corp. Positive feedback resonant transducer circuit
JP3269460B2 (ja) 1998-07-29 2002-03-25 日本電気株式会社 圧電トランス駆動回路及び駆動方法
US6153962A (en) * 1998-09-21 2000-11-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric transformer inverter
JP2000116155A (ja) * 1998-09-29 2000-04-21 Murata Mfg Co Ltd 圧電トランスインバータ
WO2000024115A1 (fr) * 1998-10-21 2000-04-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Circuit d'excitation pour transformateur piezo-electrique
JP3061043B2 (ja) * 1998-12-11 2000-07-10 日本電気株式会社 電源回路
JP3063755B1 (ja) * 1999-04-08 2000-07-12 株式会社村田製作所 圧電トランスインバ―タ
US6946806B1 (en) 2000-06-22 2005-09-20 Microsemi Corporation Method and apparatus for controlling minimum brightness of a fluorescent lamp
JP4694681B2 (ja) * 1999-11-26 2011-06-08 セイコーインスツル株式会社 超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器
US6509671B2 (en) * 2000-06-05 2003-01-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Driving method and driving circuit for piezoelectric transformer, cold cathode tube emission device, liquid crystal panel and liquid crystal panel built-in apparatus
US6307765B1 (en) 2000-06-22 2001-10-23 Linfinity Microelectronics Method and apparatus for controlling minimum brightness of a fluorescent lamp
JP3788214B2 (ja) 2000-08-15 2006-06-21 株式会社村田製作所 放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路
JP2002064977A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電トランスの駆動方法及び電源装置
JP4889849B2 (ja) * 2000-09-27 2012-03-07 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 正弦波発生回路
JP3724377B2 (ja) * 2001-03-01 2005-12-07 ソニー株式会社 レーザ駆動方法及び装置、並びに記録再生装置及び方法
KR100401291B1 (ko) * 2001-06-25 2003-10-10 인터피온반도체주식회사 이중 전압 입력 전압제어 발진기를 이용한 압전 변압기의공진 구동 시스템 및 방법
WO2003081963A1 (en) * 2002-03-27 2003-10-02 Sanken Electric Co., Ltd. Cold-cathode tube operating apparatus
TW200425628A (en) * 2002-11-25 2004-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Driving method and driving circuit for piezoelectric transformer, cold-cathode tube light-emitting apparatus, liquid crystal panel and device with built-in liquid crystal panel
US6979959B2 (en) * 2002-12-13 2005-12-27 Microsemi Corporation Apparatus and method for striking a fluorescent lamp
US7275292B2 (en) 2003-03-07 2007-10-02 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Method for fabricating an acoustical resonator on a substrate
US7187139B2 (en) * 2003-09-09 2007-03-06 Microsemi Corporation Split phase inverters for CCFL backlight system
US7183727B2 (en) * 2003-09-23 2007-02-27 Microsemi Corporation Optical and temperature feedbacks to control display brightness
KR100629510B1 (ko) * 2004-01-29 2006-09-28 삼성전자주식회사 백라이트 인버터 시스템 및 그 시동 제어 방법
US7468722B2 (en) 2004-02-09 2008-12-23 Microsemi Corporation Method and apparatus to control display brightness with ambient light correction
WO2005099316A2 (en) * 2004-04-01 2005-10-20 Microsemi Corporation Full-bridge and half-bridge compatible driver timing schedule for direct drive backlight system
US7023142B2 (en) * 2004-05-07 2006-04-04 Zippy Technology Corp. Light modulation method and apparatus for cold cathode fluorescent lamps
US7755595B2 (en) 2004-06-07 2010-07-13 Microsemi Corporation Dual-slope brightness control for transflective displays
JP4514118B2 (ja) 2004-08-13 2010-07-28 ローム株式会社 圧電トランス駆動回路及びそれを備えた冷陰極管点灯装置
US7388454B2 (en) * 2004-10-01 2008-06-17 Avago Technologies Wireless Ip Pte Ltd Acoustic resonator performance enhancement using alternating frame structure
KR100662469B1 (ko) * 2004-10-04 2007-01-02 엘지전자 주식회사 인버터 및 인버터 구동 방법
US20060087199A1 (en) * 2004-10-22 2006-04-27 Larson John D Iii Piezoelectric isolating transformer
US8981876B2 (en) * 2004-11-15 2015-03-17 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Piezoelectric resonator structures and electrical filters having frame elements
US7202560B2 (en) 2004-12-15 2007-04-10 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Wafer bonding of micro-electro mechanical systems to active circuitry
US7791434B2 (en) * 2004-12-22 2010-09-07 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustic resonator performance enhancement using selective metal etch and having a trench in the piezoelectric
US7548708B2 (en) * 2005-04-01 2009-06-16 Canon Kabushiki Kaisha Power supply unit in image forming apparatus
US7369013B2 (en) 2005-04-06 2008-05-06 Avago Technologies Wireless Ip Pte Ltd Acoustic resonator performance enhancement using filled recessed region
US7436269B2 (en) * 2005-04-18 2008-10-14 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustically coupled resonators and method of making the same
US7868522B2 (en) * 2005-09-09 2011-01-11 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Adjusted frequency temperature coefficient resonator
CN1953631A (zh) * 2005-10-17 2007-04-25 美国芯源系统股份有限公司 一种适合冷阴极荧光灯背光应用的直流/交流电源装置
US7675390B2 (en) * 2005-10-18 2010-03-09 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustic galvanic isolator incorporating single decoupled stacked bulk acoustic resonator
US7737807B2 (en) * 2005-10-18 2010-06-15 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustic galvanic isolator incorporating series-connected decoupled stacked bulk acoustic resonators
US7425787B2 (en) 2005-10-18 2008-09-16 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustic galvanic isolator incorporating single insulated decoupled stacked bulk acoustic resonator with acoustically-resonant electrical insulator
US7525398B2 (en) * 2005-10-18 2009-04-28 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustically communicating data signals across an electrical isolation barrier
US7463499B2 (en) * 2005-10-31 2008-12-09 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte Ltd. AC-DC power converter
JPWO2007074849A1 (ja) * 2005-12-28 2009-06-04 日本電気株式会社 電源回路及び照明システム
US7612636B2 (en) * 2006-01-30 2009-11-03 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Impedance transforming bulk acoustic wave baluns
US20070210748A1 (en) * 2006-03-09 2007-09-13 Mark Unkrich Power supply and electronic device having integrated power supply
US7746677B2 (en) * 2006-03-09 2010-06-29 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. AC-DC converter circuit and power supply
US20070210724A1 (en) * 2006-03-09 2007-09-13 Mark Unkrich Power adapter and DC-DC converter having acoustic transformer
US7479685B2 (en) * 2006-03-10 2009-01-20 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Electronic device on substrate with cavity and mitigated parasitic leakage path
US7629865B2 (en) * 2006-05-31 2009-12-08 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Piezoelectric resonator structures and electrical filters
US7569998B2 (en) * 2006-07-06 2009-08-04 Microsemi Corporation Striking and open lamp regulation for CCFL controller
US7973520B2 (en) * 2007-08-01 2011-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Piezoelectric transformer type high-voltage power apparatus and image forming apparatus
US7791435B2 (en) * 2007-09-28 2010-09-07 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Single stack coupled resonators having differential output
US8111003B2 (en) * 2007-11-19 2012-02-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Backlight assembly, display apparatus having the same and control method thereof
IL187544A0 (en) * 2007-11-21 2008-03-20 Audiodent Israel Ltd Circuitry of a low-power piezoelectric driver and method thereof
US7855618B2 (en) * 2008-04-30 2010-12-21 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Bulk acoustic resonator electrical impedance transformers
US7732977B2 (en) * 2008-04-30 2010-06-08 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Transceiver circuit for film bulk acoustic resonator (FBAR) transducers
US7701308B1 (en) * 2008-11-10 2010-04-20 Raytheon Company Radio frequency modulator
US8093839B2 (en) * 2008-11-20 2012-01-10 Microsemi Corporation Method and apparatus for driving CCFL at low burst duty cycle rates
JP5558786B2 (ja) * 2008-12-26 2014-07-23 キヤノン株式会社 高圧電源装置及び画像形成装置
US8248185B2 (en) * 2009-06-24 2012-08-21 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustic resonator structure comprising a bridge
US8902023B2 (en) * 2009-06-24 2014-12-02 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustic resonator structure having an electrode with a cantilevered portion
US8193877B2 (en) * 2009-11-30 2012-06-05 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Duplexer with negative phase shifting circuit
US8796904B2 (en) 2011-10-31 2014-08-05 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Bulk acoustic resonator comprising piezoelectric layer and inverse piezoelectric layer
US9243316B2 (en) 2010-01-22 2016-01-26 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Method of fabricating piezoelectric material with selected c-axis orientation
JP5473643B2 (ja) * 2010-02-04 2014-04-16 キヤノン株式会社 電源装置及びそれを使用する画像形成装置
DE102010029177A1 (de) * 2010-05-20 2011-11-24 Semikron Elektronik Gmbh & Co. Kg Treiber für ein Leistungshalbleitermodul
RU2453982C2 (ru) * 2010-06-21 2012-06-20 Александр Алексеевич Красин Автогенераторная схема для возбуждения пьезоэлектрического трансформатора
JP5693262B2 (ja) * 2011-01-28 2015-04-01 キヤノン株式会社 振動体の駆動回路
US8962443B2 (en) 2011-01-31 2015-02-24 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Semiconductor device having an airbridge and method of fabricating the same
US9048812B2 (en) 2011-02-28 2015-06-02 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Bulk acoustic wave resonator comprising bridge formed within piezoelectric layer
US9148117B2 (en) 2011-02-28 2015-09-29 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Coupled resonator filter comprising a bridge and frame elements
US9083302B2 (en) 2011-02-28 2015-07-14 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Stacked bulk acoustic resonator comprising a bridge and an acoustic reflector along a perimeter of the resonator
US9136818B2 (en) 2011-02-28 2015-09-15 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Stacked acoustic resonator comprising a bridge
US9203374B2 (en) 2011-02-28 2015-12-01 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Film bulk acoustic resonator comprising a bridge
US9154112B2 (en) 2011-02-28 2015-10-06 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Coupled resonator filter comprising a bridge
US9425764B2 (en) 2012-10-25 2016-08-23 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Accoustic resonator having composite electrodes with integrated lateral features
US9444426B2 (en) 2012-10-25 2016-09-13 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Accoustic resonator having integrated lateral feature and temperature compensation feature
US8575820B2 (en) 2011-03-29 2013-11-05 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Stacked bulk acoustic resonator
US8350445B1 (en) 2011-06-16 2013-01-08 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Bulk acoustic resonator comprising non-piezoelectric layer and bridge
US8922302B2 (en) 2011-08-24 2014-12-30 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Acoustic resonator formed on a pedestal
TWI458146B (zh) * 2011-12-30 2014-10-21 Champion Elite Co Ltd Piezoelectric drive circuit with zero voltage switching
RU2737789C2 (ru) * 2016-05-18 2020-12-03 Конинклейке Филипс Н.В. Актуаторное устройство на основе электроактивного полимера
JP7206630B2 (ja) * 2018-05-08 2023-01-18 株式会社デンソー 抑制回路

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3657579A (en) * 1971-04-16 1972-04-18 Motorola Inc Power supply circuit employing piezoelectric voltage transforming device
JPS5221173B1 (ja) * 1971-07-05 1977-06-08
US4054936A (en) * 1976-03-16 1977-10-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gas ignition device
JPH04210773A (ja) * 1990-12-13 1992-07-31 Nippon Electric Ind Co Ltd 電気・機械変換トランスを用いたコンバータの制御法
JP2591423B2 (ja) * 1992-07-17 1997-03-19 日本電気株式会社 電力用圧電トランスコンバータ
US5424935A (en) * 1993-06-03 1995-06-13 Wu; Donald B. C. Power converter with a piezoelectric ceramic transformer
JP2751842B2 (ja) * 1994-10-05 1998-05-18 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動回路および駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR970024477A (ko) 1997-05-30
JPH09107684A (ja) 1997-04-22
TW400684B (en) 2000-08-01
US5705877A (en) 1998-01-06
US5859489A (en) 1999-01-12
KR100233192B1 (ko) 1999-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2778554B2 (ja) 圧電トランス駆動回路
JP2842526B2 (ja) 圧電トランスの駆動回路
KR100323369B1 (ko) 인버터의구동방법,압전트랜스의구동방법및구동회로
JP3257505B2 (ja) 圧電トランスインバータ
US6876157B2 (en) Lamp inverter with pre-regulator
KR100881500B1 (ko) 직류-교류 변환 장치, 및 교류 전력 공급 방법
EP0922324B1 (en) Control circuit and method for piezoelectric transformer
JP3216572B2 (ja) 圧電トランスの駆動回路
JP3063645B2 (ja) 圧電トランスの駆動回路
JP2707465B2 (ja) インバータ装置
JPH0845663A (ja) El素子点灯装置
JPH08275553A (ja) 圧電トランスの駆動回路
EP2222141A1 (en) Discharge lamp lighting circuit for AC-driving a discharge lamp
JP3173585B2 (ja) 圧電トランスの駆動方法及び駆動回路
JP2001126891A (ja) 圧電トランスインバータ
JPH0951681A (ja) 広入力圧電トランスインバータ
JP2001197756A (ja) 電源装置
JP3269460B2 (ja) 圧電トランス駆動回路及び駆動方法
JP3272218B2 (ja) 照明装置
JP2672692B2 (ja) El点灯回路
JP3322218B2 (ja) 圧電トランス駆動装置及び方法
JP2001314091A (ja) 電源装置
JP4111588B2 (ja) El駆動装置及びel駆動方法
JPH08149851A (ja) 圧電トランス駆動装置
JPH0993959A (ja) インバ−タ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090508

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100508

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110508

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110508

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120508

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120508

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130508

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140508

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term