JP2761404B2 - 蛍光表示管 - Google Patents
蛍光表示管Info
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- JP2761404B2 JP2761404B2 JP15975789A JP15975789A JP2761404B2 JP 2761404 B2 JP2761404 B2 JP 2761404B2 JP 15975789 A JP15975789 A JP 15975789A JP 15975789 A JP15975789 A JP 15975789A JP 2761404 B2 JP2761404 B2 JP 2761404B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ZnO:Zn蛍光体と酸化タングステン(WO3)
からなる蛍光体層を備えた蛍光表示管に関するものであ
る。
からなる蛍光体層を備えた蛍光表示管に関するものであ
る。
第2図及び第3図は、特願昭56−138202号(特開昭58
−40746号)にて本出願人が提案した蛍光表示管であ
る。基板1の上面に形成された配線導体2と、該配線導
体2を覆う絶縁層3の上に所望パターンで形成された陽
極導体4とは、スルホールを介して接続されている。そ
して、陽極導体4の上面には酸化タングステン(WO3)
の微粒子を添加・混合し、ZnO:Zn蛍光体の表面にWO3が
付着してなる蛍光体層5が一層構造で被着され、発光表
示部としての陽極6が構成されている。該陽極6の上方
には電子を放出するフィラメント状の陰極7が張設され
ており、該陰極7と前記陽極6の間には電子を加速・制
御する制御電極8が設けられている。そして、これらの
各電極は、容器部9を前記基板1に封着して構成した真
空外囲器10内に収納されている。
−40746号)にて本出願人が提案した蛍光表示管であ
る。基板1の上面に形成された配線導体2と、該配線導
体2を覆う絶縁層3の上に所望パターンで形成された陽
極導体4とは、スルホールを介して接続されている。そ
して、陽極導体4の上面には酸化タングステン(WO3)
の微粒子を添加・混合し、ZnO:Zn蛍光体の表面にWO3が
付着してなる蛍光体層5が一層構造で被着され、発光表
示部としての陽極6が構成されている。該陽極6の上方
には電子を放出するフィラメント状の陰極7が張設され
ており、該陰極7と前記陽極6の間には電子を加速・制
御する制御電極8が設けられている。そして、これらの
各電極は、容器部9を前記基板1に封着して構成した真
空外囲器10内に収納されている。
次に、特開昭60−92385において、酸化タングステン
(WO3)が添加・混合されたZnO:Zn蛍光体を用いた蛍光
表示管が開示されている。ここで、WO3の粒径を蛍光体
の2〜30倍の大粒子に限定することにより、WO3粒子の
表面にZnO:Zn蛍光体が付着した状態となっている。
(WO3)が添加・混合されたZnO:Zn蛍光体を用いた蛍光
表示管が開示されている。ここで、WO3の粒径を蛍光体
の2〜30倍の大粒子に限定することにより、WO3粒子の
表面にZnO:Zn蛍光体が付着した状態となっている。
以上いずれの蛍光表示管においても、WO3とZnO:Zn蛍
光体は混合されており、蛍光体層は一層とされている。
光体は混合されており、蛍光体層は一層とされている。
ZnO:Zn蛍光体中にWO3を混合した従来の蛍光表示管に
よれば、蛍光体層の表示面側には発光するZnO:Zn蛍光体
だけでなくWO3も存在しているので、次のような問題が
生じていた。
よれば、蛍光体層の表示面側には発光するZnO:Zn蛍光体
だけでなくWO3も存在しているので、次のような問題が
生じていた。
(1)近年、蛍光表示管には表示の高輝度化が求められ
るようになっており、これに答えて駆動電圧は高く設定
される傾向にある。ところが、動作電圧が30V以上にな
ると下記の反応が急激に進行し、蛍光体層の表示面にあ
る淡黄色のWO3が暗青色のHxWO3に変化してしまう。
るようになっており、これに答えて駆動電圧は高く設定
される傾向にある。ところが、動作電圧が30V以上にな
ると下記の反応が急激に進行し、蛍光体層の表示面にあ
る淡黄色のWO3が暗青色のHxWO3に変化してしまう。
WO3+XH++Xe-→HxWO3 このため、ZnO:Zn蛍光体の発光が吸収されて輝度が低
下してしまうという問題があった。その結果、1,000時
間点灯後の輝度残存率は、初期輝度の例えば72%位まで
低下してしまう。
下してしまうという問題があった。その結果、1,000時
間点灯後の輝度残存率は、初期輝度の例えば72%位まで
低下してしまう。
(2)長時間点灯した陽極セグメントの方が短時間点灯
した陽極セグメントより多くのHWO3が生成されるのでよ
り青っぽく暗色化する。従って、グラフィック蛍光表示
管においては、常時点灯セグメントを消した後でも常時
点灯セグメントが他のセグメントより青っぽく見えると
いう残像現象が起きて、美観を損うという問題点があっ
た。又前記残像現象は、前面点灯をしたときにも同様に
行った。
した陽極セグメントより多くのHWO3が生成されるのでよ
り青っぽく暗色化する。従って、グラフィック蛍光表示
管においては、常時点灯セグメントを消した後でも常時
点灯セグメントが他のセグメントより青っぽく見えると
いう残像現象が起きて、美観を損うという問題点があっ
た。又前記残像現象は、前面点灯をしたときにも同様に
行った。
(3)WO3は、炭素化合物の分解ガスやH2Oに対するゲッ
ター作用があり、蛍光体の表面を清浄化する。このよう
な効果は、WO3の添加量が多い方が効果が持続すること
が周知である。ところが、前述した(1),(2)のよ
うな問題点があるため実際には少量のWO3しか添加でき
ず、蛍光表示管の寿命を長くできないという問題があっ
た。
ター作用があり、蛍光体の表面を清浄化する。このよう
な効果は、WO3の添加量が多い方が効果が持続すること
が周知である。ところが、前述した(1),(2)のよ
うな問題点があるため実際には少量のWO3しか添加でき
ず、蛍光表示管の寿命を長くできないという問題があっ
た。
(4)WO3の粒径を蛍光体の2〜30倍の大粒子にした従
来例においては、小粒子の蛍光体は大粒子のWO3の表面
に付着するがWO3の全表面に付着することはなくWO3の露
出する部分もでてくる。そしてこの蛍光体ペースト化し
て印刷した場合には小粒子である蛍光体は流れてしま
い、WO3の露出部分はより多くなる。一般に蛍光体層は2
0μm位の厚さであるため、20μm以上の大粒子のWO3の
先端表面にはさらに露出することになる。
来例においては、小粒子の蛍光体は大粒子のWO3の表面
に付着するがWO3の全表面に付着することはなくWO3の露
出する部分もでてくる。そしてこの蛍光体ペースト化し
て印刷した場合には小粒子である蛍光体は流れてしま
い、WO3の露出部分はより多くなる。一般に蛍光体層は2
0μm位の厚さであるため、20μm以上の大粒子のWO3の
先端表面にはさらに露出することになる。
従って(1)〜(3)のような問題点を有しているの
である。
である。
本発明の蛍光表示管は、高真空雰囲気に保持された外
囲器の内部で陰極から検出された電子をZnO:Zn蛍光体と
WO3から成る蛍光体層に射突させて励起発光させる蛍光
表示管において、前記蛍光体層が、表面層を形成してい
るZnO:Zn蛍光体のみからなる蛍光表示層と、前記蛍光体
表示層の下に形成されたWO3を含有しているゲッター層
の二層から構成されていることを特徴としている。
囲器の内部で陰極から検出された電子をZnO:Zn蛍光体と
WO3から成る蛍光体層に射突させて励起発光させる蛍光
表示管において、前記蛍光体層が、表面層を形成してい
るZnO:Zn蛍光体のみからなる蛍光表示層と、前記蛍光体
表示層の下に形成されたWO3を含有しているゲッター層
の二層から構成されていることを特徴としている。
発光表示層はZnO:Zn蛍光体のみからなるので、十分な
発光輝度が得られると共にWO3の変質による輝度の低下
もない。またゲッター層に含まれるWO3のゲッタ作用は
上記発光表示層の表面にまで及ぶ。
発光輝度が得られると共にWO3の変質による輝度の低下
もない。またゲッター層に含まれるWO3のゲッタ作用は
上記発光表示層の表面にまで及ぶ。
本発明の実施例を第1図により説明する。
ガラス等のような絶縁性のある基板11の表面には、配
線導体12と所定パターンの陽極導体13がAl薄膜で形成さ
れている。陽極導体13の部分を残して、基板11及び配線
導体12の上には絶縁層14が設けられている。
線導体12と所定パターンの陽極導体13がAl薄膜で形成さ
れている。陽極導体13の部分を残して、基板11及び配線
導体12の上には絶縁層14が設けられている。
次に、前記陽極導体13の上面にはゲッター層15と発光
表示層16の二層からなる蛍光体層17が被着されており、
発光表示部としての陽極18が形成されている。まず、ゲ
ッター層15は、平均粒径3〜10μmのZnO:Zn蛍光体にWO
3微粒子(平均粒径1μm以下)を0.5〜5wt%混合した
ものであり、厚さは約5μmとされている。また発光表
示層16は平均粒子径3〜10μmのZnO:Zn蛍光体のみから
なり、その厚さは約20μmとされている。
表示層16の二層からなる蛍光体層17が被着されており、
発光表示部としての陽極18が形成されている。まず、ゲ
ッター層15は、平均粒径3〜10μmのZnO:Zn蛍光体にWO
3微粒子(平均粒径1μm以下)を0.5〜5wt%混合した
ものであり、厚さは約5μmとされている。また発光表
示層16は平均粒子径3〜10μmのZnO:Zn蛍光体のみから
なり、その厚さは約20μmとされている。
WO3が表面の発光する蛍光体に直接付着していなくて
も、ZnO:Zn蛍光体に対するWO3のゲッター作用は条件に
よっては十分有効である。本発明者らは、経験的にこの
ような事実を認識し、上述のように蛍光体層17をゲッタ
ー層15と発光表示層16の二層構造とすることにより、WO
3のゲッター作用を確保しつつ発光表示面は蛍光体のみ
で形成するという本発明の構成を得るに至ったものであ
る。そして、ZnO:Zn蛍光体から成る発光表示層16の表面
とWO3を含むゲッター層15との距離がどの位であれば、W
O3のゲッター作用によって発光表示層16の表面が清浄化
されるかを本発明者らは実験により調べた。その結果、
上記距離が30μm以下であれば十分なゲッター作用を得
られることが判明し、本実施例では発光表示層16の厚さ
を前述したように20μmとしたものである。
も、ZnO:Zn蛍光体に対するWO3のゲッター作用は条件に
よっては十分有効である。本発明者らは、経験的にこの
ような事実を認識し、上述のように蛍光体層17をゲッタ
ー層15と発光表示層16の二層構造とすることにより、WO
3のゲッター作用を確保しつつ発光表示面は蛍光体のみ
で形成するという本発明の構成を得るに至ったものであ
る。そして、ZnO:Zn蛍光体から成る発光表示層16の表面
とWO3を含むゲッター層15との距離がどの位であれば、W
O3のゲッター作用によって発光表示層16の表面が清浄化
されるかを本発明者らは実験により調べた。その結果、
上記距離が30μm以下であれば十分なゲッター作用を得
られることが判明し、本実施例では発光表示層16の厚さ
を前述したように20μmとしたものである。
そして、前記陽極18の上方には電子を放出するフィラ
メント状の陰極19が張設されており、該陰極19と前記陽
極18の間には必要に応じて電子を加速・制御する制御電
極20が設けられている。そして、これらの各電極は、透
明な前面板21及び図示しない側面板からなる容器部を前
記基板11に封着して内部を高真空にした外囲器22の内部
に収納されている。
メント状の陰極19が張設されており、該陰極19と前記陽
極18の間には必要に応じて電子を加速・制御する制御電
極20が設けられている。そして、これらの各電極は、透
明な前面板21及び図示しない側面板からなる容器部を前
記基板11に封着して内部を高真空にした外囲器22の内部
に収納されている。
次に、本実施例の蛍光表示管の製造方法について説明
する。
する。
ガラス等のような絶縁性の基板11に例えばAlを全面に
わたってスパッタ法で被着し、配線導体12と陽極導体13
をフォトリソグラフィ法でパターン形成する。
わたってスパッタ法で被着し、配線導体12と陽極導体13
をフォトリソグラフィ法でパターン形成する。
陽極導体13以外の部分に絶縁層14を被着させる。
平均粒径7μmのZnO:Zn蛍光体に平均粒径1μmのWO
3微粒子を5wt%混合する。これに、エチルセルロース3
%をブチルカルビトールに溶解させたビークルを加え、
よく混練して蛍光体ペーストとし、スクリーン印刷法で
陽極導体13上に5μmの厚さで被着する。
3微粒子を5wt%混合する。これに、エチルセルロース3
%をブチルカルビトールに溶解させたビークルを加え、
よく混練して蛍光体ペーストとし、スクリーン印刷法で
陽極導体13上に5μmの厚さで被着する。
オーブンで150℃位で乾燥し、ビークル中の溶剤を蒸
発させてゲッター層15を形成する。ZnO:Zn蛍光体のみを
ビークルに加えたペーストを、ゲッター層15の上にスク
リーン印刷法で20μmの厚さで被着する。
発させてゲッター層15を形成する。ZnO:Zn蛍光体のみを
ビークルに加えたペーストを、ゲッター層15の上にスク
リーン印刷法で20μmの厚さで被着する。
上記ガラス製の基板11を酸化雰囲気中で加熱温度が50
0℃で焼成してビークルを分解・蒸発させて発光表示層1
6を形成する。
0℃で焼成してビークルを分解・蒸発させて発光表示層1
6を形成する。
前記基板11上に制御電極20、フィラメント状の陰極19
を設け、容器部を基板11に封着して外囲器22を完成し、
内部を高真空雰囲気に排気する。
を設け、容器部を基板11に封着して外囲器22を完成し、
内部を高真空雰囲気に排気する。
以上のように構成された蛍光表示管において、陰極19
から放出された電子は制御電極20で加速・制御され、陽
極18に射突して発光表示層16の蛍光体を発光させる。こ
の発光表示は透光性の前面板21を通して観察される。
から放出された電子は制御電極20で加速・制御され、陽
極18に射突して発光表示層16の蛍光体を発光させる。こ
の発光表示は透光性の前面板21を通して観察される。
WO3(=1μm)微粒子を2wt%混合した蛍光体を25
μmの厚さに印刷被着させた従来例と、本実施例とを比
較したライフテストの結果を表1に示す。
μmの厚さに印刷被着させた従来例と、本実施例とを比
較したライフテストの結果を表1に示す。
本実施例の発光表示層16は、ZnO:Zn蛍光体のみから成
り、青系統の暗色に変化するWO3が全く含まれていない
ので、発光がHWO3に吸収されることによって輝度が低下
する等の不都合が生じることはない。従って表1からわ
かるように、陽極18の初期輝度は従来よりも向上する。
また、高温状態下(80〜85℃)で一定時間(72時間)放
置した後に発光させた輝度を示す高温放置後の輝度につ
いても、本実施例は従来例に比べて優れており、初期の
高輝度が高温条件下で長く保たれることを示している。
このような性能は車載用等の蛍光表示管として有用であ
る。さらにまた、本実施例における1,000時間点灯後の
輝度残存率は従来例に比べてはるかに高く、90%にも達
しており、寿命が大幅に改善されていることがわかる。
り、青系統の暗色に変化するWO3が全く含まれていない
ので、発光がHWO3に吸収されることによって輝度が低下
する等の不都合が生じることはない。従って表1からわ
かるように、陽極18の初期輝度は従来よりも向上する。
また、高温状態下(80〜85℃)で一定時間(72時間)放
置した後に発光させた輝度を示す高温放置後の輝度につ
いても、本実施例は従来例に比べて優れており、初期の
高輝度が高温条件下で長く保たれることを示している。
このような性能は車載用等の蛍光表示管として有用であ
る。さらにまた、本実施例における1,000時間点灯後の
輝度残存率は従来例に比べてはるかに高く、90%にも達
しており、寿命が大幅に改善されていることがわかる。
また、本実施例によれば、従来例で問題になっていた
残像現象が起きることもない。そして、本実施例では十
分な量のWO3を用いることができることから発光表示層1
6の表面を十分に清浄化できるので、この点においても
蛍光表示管の寿命を改善することができた。
残像現象が起きることもない。そして、本実施例では十
分な量のWO3を用いることができることから発光表示層1
6の表面を十分に清浄化できるので、この点においても
蛍光表示管の寿命を改善することができた。
また、特に本実施例では、WO3を平均粒度が1μmの
微粒子としたので、総重量が同じでも粒度の粗いものに
比べて表面積を大きくすることができ、ゲッター作用を
向上させることができる。また、発光表示層16は微粒子
のWO3によって基板11に確実に接着される。また、本実
施例ではゲッター層15がZnO:Zn蛍光体を含んでいたが、
WO3のみで構成してもよい。
微粒子としたので、総重量が同じでも粒度の粗いものに
比べて表面積を大きくすることができ、ゲッター作用を
向上させることができる。また、発光表示層16は微粒子
のWO3によって基板11に確実に接着される。また、本実
施例ではゲッター層15がZnO:Zn蛍光体を含んでいたが、
WO3のみで構成してもよい。
本発明によれば、発光表示部としての蛍光体層が、表
面層を形成しているZnO:Zn蛍光体のみからなる蛍光表示
層と、前記蛍光表示層の下に形成されたWO3を含有して
いるゲッター層の二層から構成されているので、次のよ
うな効果を得ることができる。
面層を形成しているZnO:Zn蛍光体のみからなる蛍光表示
層と、前記蛍光表示層の下に形成されたWO3を含有して
いるゲッター層の二層から構成されているので、次のよ
うな効果を得ることができる。
(1)表面がすべて蛍光体層であるから発光面積が増加
するので、蛍光体層の初期輝度がWO3と蛍光体を混合し
た従来の蛍光表示管よりも向上する。
するので、蛍光体層の初期輝度がWO3と蛍光体を混合し
た従来の蛍光表示管よりも向上する。
(2)蛍光体層の表面にWO3が存在しないので長時間点
灯させたセグメントに残像現象が起ることが皆無になっ
た。
灯させたセグメントに残像現象が起ることが皆無になっ
た。
(3)1,000時間連続点灯後にも初期輝度の90%以上の
残存率であり、従来に比較して寿命が大幅に改善され
た。
残存率であり、従来に比較して寿命が大幅に改善され
た。
(4)WO3の添加率を増加させても従来のような問題点
が生じなくなるので、WO3の添加率を増加させることに
よって上記(1)〜(3)の効果をさらに増大させるこ
とができる。
が生じなくなるので、WO3の添加率を増加させることに
よって上記(1)〜(3)の効果をさらに増大させるこ
とができる。
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図は従来の蛍光
表示管の一構造例を示す要部平面図、第3図は従来の蛍
光表示管の一構造例を示す要部拡大断面図である。 15……ゲッター層,16……発光表示層, 17……蛍光体層,19……陰極, 22……外囲器。
表示管の一構造例を示す要部平面図、第3図は従来の蛍
光表示管の一構造例を示す要部拡大断面図である。 15……ゲッター層,16……発光表示層, 17……蛍光体層,19……陰極, 22……外囲器。
Claims (1)
- 【請求項1】高真空雰囲気に保持された外囲器の内部で
陰極から放出された電子をZnO:Zn蛍光体とWO3から成る
蛍光体層に射突させて励起発光させる蛍光表示管におい
て、前記蛍光体層が、表面層を形成しているZnO:Zn蛍光
体のみからなる蛍光表示層と、前記蛍光表示層の下に形
成されたWO3を含有しているゲッター層の二層から構成
されていることを特徴とする蛍光表示管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15975789A JP2761404B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 蛍光表示管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15975789A JP2761404B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 蛍光表示管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325839A JPH0325839A (ja) | 1991-02-04 |
JP2761404B2 true JP2761404B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=15700599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15975789A Expired - Fee Related JP2761404B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 蛍光表示管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761404B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW261631B (ja) * | 1993-08-03 | 1995-11-01 | Futaba Denshi Kogyo Kk | |
US5453659A (en) * | 1994-06-10 | 1995-09-26 | Texas Instruments Incorporated | Anode plate for flat panel display having integrated getter |
KR100728771B1 (ko) * | 2000-03-20 | 2007-06-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 게터를 갖는 형광 표시관과 이 게터의 제조 방법 |
JP2006313675A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
JP5572652B2 (ja) * | 2012-03-08 | 2014-08-13 | 双葉電子工業株式会社 | 蛍光発光装置と蛍光発光装置の蛍光体層の形成方法 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP15975789A patent/JP2761404B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325839A (ja) | 1991-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |