JP5572652B2 - 蛍光発光装置と蛍光発光装置の蛍光体層の形成方法 - Google Patents

蛍光発光装置と蛍光発光装置の蛍光体層の形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、蛍光表示装置等の蛍光発光装置に関し、特に蛍光発光装置の蛍光体層と蛍光体層の形成方法に関する。
蛍光発光装置は、フィラメントや電界放出素子等の電子源から放出される電子により発光する蛍光体層を備えているが、図3により従来の蛍光発光装置の蛍光体層について説明する。
図3は、ガラス基板に形成したアルミニウム等の導体からなるアノード電極上に形成した蛍光体層の拡大断面図である。
図3において、11は、ガラス基板、12は、アノード電極、51〜53は、蛍光体層である。また大きな白丸61は、蛍光体の粒子、小さい白丸62は、SiO2等の超微粒子からなる固着材の粒子である。
蛍光体層は、通常図3(a)の蛍光体層51のように、蛍光体粒子61と固着材粒子62によって形成し、必要に応じて導電材の粒子(図示せず)を添加してある。
固着材粒子62は、蛍光体層51をアノード電極12に固着する接着材の役目を果たしている。
固着材粒子62や導電材粒子は発光物質ではないから、それら粒子を蛍光体層51に添加すると、蛍光体層51の発光輝度が低下する原因の一つになる。即ち固着粒子62等の非発光粒子は、蛍光体粒子61から放射された光の進行を妨げたり、電子源から放出され蛍光体粒子61へ向かう電子の進行を妨げたりするため、蛍光体層51の発光輝度が低下することになる。
そこで蛍光体層51の発光輝度を改善するため、図3(b)のように、蛍光体層に固着材粒子や導電材粒子を添加しない蛍光体層52が提案されている(特許文献1)。
蛍光体層52は、非発光粒子である固着材粒子や導電材粒子を含まないから、蛍光体層52の発光輝度は改善されるが、固着材粒子を含まないためアノード電極12に対する固着力が弱く、アノード電極12から剥がれてしまう。
そこで蛍光体層の発光輝度を低下させずにアノード電極12に対する蛍光体層の固着力を高めるため、図3(c)のように、アノード電極12の表面にのみ固着材粒子62を付着させた蛍光体層53が提案されている(特許文献1)。
固着材粒子62は絶縁体であるから、図3(c)の場合、アノード電極上の固着材粒子62の分布密度が高くなると、蛍光体層53とアノード電極12の間の電気抵抗が大きくなり、蛍光体層53はチャージアップして発光の障害になる。そこで図3(c)の蛍光体層53は、アノード電極12の表面に固着材粒子62を点々と分布させてあるが、蛍光体層53は、十分な接着強度が得られず剥れてしまうことがある。したがってアノード電極12に固着材粒子62を付着することにより、蛍光体層53の所定の固着力と導電性を確保することは、困難であることが分かった。
また固着材粒子62をアノード電極12に付着する方法としては、所定量の固着材粒子62を添加したペーストをアノード電極12に塗布し、溶剤を蒸発させて固着材粒子62をアノード電極12に付着する方法がとられているが、この方法は、アノード電極上に固着材粒子62を低密度で付着することが難しく高密度になってしまう。
特開2011−49095号公報
従来の蛍光発光装置の蛍光体層は、前述したように、固着強度を大きくし、かつ同時に発光輝度を高くすることは困難であった。
本発明は、従来の蛍光発光装置の蛍光体層の前記問題点を改善することを目的とし、固着力が大きくかつ発光輝度の高い蛍光体層を備えた蛍光発光装置とその蛍光体層の形成方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の蛍光発光装置は、電子源から放出される電子によって発光する蛍光体層を備えた蛍光発光装置において、
蛍光体層は、アノード電極に形成した1層目の蛍光体層と1層目の蛍光体層に積層して形成した2層目の蛍光体層からなり、
1層目の蛍光体層は、ZnO:Zn蛍光体と固着材と導電材とWO3からなり、
2層目の蛍光体層は、ZnO:Zn蛍光体とWO3からなることを特徴とする。
請求項2に記載の蛍光発光装置は、請求項1に記載の蛍光発光装置において、
2層目のZnO:Zn蛍光体は、シリカコートZnO:Zn蛍光体であることを特徴とする。
請求項3に記載の蛍光発光装置は、請求項2に記載の蛍光発光装置において、
1層目のZnO:Zn蛍光体は、シリカコートZnO:Zn蛍光体であることを特徴とする。
請求項4に記載の蛍光発光装置は、請求項3に記載の発光表示装置において、
2層目のシリカコートZnO:Zn蛍光体のシリカコート量を1層目のシリカコートZnO:Zn蛍光体のシリカコート量よりも多くしたことを特徴とする。
請求項5に記載の蛍光発光装置は、請求項1に記載の蛍光発光装置において、
2層目の蛍光体層の膜厚を1層目の蛍光体層の膜厚よりも薄くしたことを特徴とする。
請求項6に記載の蛍光発光装置は、請求項1に記載の蛍光発光装置において、
2層目の蛍光体層の面積の大きさを1層目の蛍光体層の面積の大きさよりも小さくしたことを特徴とする。
請求項7に記載の蛍光発光装置は、請求項1に記載の蛍光発光装置において、
2層目の蛍光体層の蛍光体の平均粒径を1層目の蛍光体層の蛍光体の平均粒径よりも小さくしたことを特徴とする。
請求項8に記載の蛍光発光装置は、請求項1に記載の蛍光発光装置において、
1層目及び2層目の蛍光体層の膜厚の合計は、40μm以下であることを特徴とする。
請求項9に記載の蛍光発光装置の蛍光体層の形成方法は、請求項1に記載の蛍光発光装置の蛍光体層の形成方法であって、アノード電極に1層目の蛍光体層形成用のペーストを塗布して乾燥し、その乾燥した1層目の蛍光体層に2層目の蛍光体層形成用のペーストを塗布して乾燥し、1層目及び2層目の蛍光体層を焼成することを特徴とする。
本発明の蛍光体層は、アノード電極に形成した1層目の蛍光体層と1層目の蛍光体層に積層して形成した2層目の蛍光体層からなり、1層目の蛍光体層は、蛍光体と非発光物質によって形成し、2層目の蛍光体層は、蛍光体によって形成してあるから、アノード電極に強固に固着し、発光輝度が高くなる。
本発明の蛍光体層は、1層目の蛍光体層に導電材を添加するから、導電性が高くなり、チャージアップすることがない。
本発明の蛍光体層は、1層目の蛍光体層形成用ペーストを乾燥し、焼成することなく2層目の蛍光体層形成用ペーストを塗布するから、2層目の蛍光体層形成用ペーストを塗布する際、スクリーンにより1層目の蛍光体層が剥れることがない。
図1は、本発明の実施例に係る蛍光体層の拡大断面図である。 図2は、本発明の実施例に係る蛍光体層の形成手順を示す図である。 図3は、従来の蛍光体層の拡大断面図である。
本発明の実施の形態に係る蛍光体層は、アノード電極に形成する1層目の蛍光体層と1層目の蛍光体層上に積層して形成する2層目の蛍光体層からなり、1層目の蛍光体層は、固着材や導電材等の非発光物質を含むが、2層目の蛍光体層は、非発光物質を含まない蛍光体で形成してある。即ち蛍光体層は、2層からなり、1層目の蛍光体層は、発光機能と固着力や導電性を高める機能を備え、2層目の蛍光体層は、発光機能のみを備え、2層の蛍光体層は、夫々固着・導電機能と発光機能とを分担してある。
本実施の形態に係る蛍光体層は、2層構造にして両蛍光体層の主たる機能を分けて分担することにより、固着力を大きくし発光輝度を高くすることができた。
図1により本発明の実施例に係る蛍光体層を説明する。
図1は、蛍光表示装置のアノード電極上に形成した蛍光体層の拡大断面図である。
図1において、11は、ガラス等の絶縁材からなる基板、12は、アルミニウム等の導電材からなるアノード電極、2は、蛍光体層、大きい白丸31は蛍光体の粒子、小さい白丸32は、固着材の粒子、黒丸33は、導電材の粒子、Fは、タングステン等の芯線の表面に三元炭酸塩等の電子放出物質を被着させたフィラメント等の電子源である。蛍光体(低速電子線用)は、ZnO:Znを、固着材は、SiO2の超微粒子(平均粒径数nm〜数十nm)を、導電材は、In23を用いている。なおSiO2の超微粒子は、アエロジル(登録商標)を用いた。
なお、蛍光表示装置は、内部が高真空雰囲気とされた気密容器部(図示しない)を有する。その気密容器部は、基板11と対向する基板(図示しない)を所定間隔をおいて互いに平行に配置し、その周囲をシール材(図示しない)で封止している。また、必要に応じて対向する両基板の間に側面部材を挟み、これらをシールガラスで封止した箱型の気密容器部としてもよい。
蛍光体層2は、アノード電極12上に形成した1層目の蛍光体層21、蛍光体層21上に積層して形成した2層目の蛍光体層22からなる。2層目の蛍光体層22は、電子源Fに近い側の蛍光体層である。
蛍光体層21は、蛍光体粒子31、固着材粒子32、導電材粒子33により形成されているから、固着材粒子32によりアノード電極12に強固に固着し、また導電材粒子33により高い導電性を有する。なお導電材粒子33は、蛍光体の種類等により混入する必要のない場合もあるが、その場合には、固着材粒子32のみを添加する。蛍光体層22は、蛍光体粒子31のみからなり、固着材粒子32、導電材粒子33は、添加していない。蛍光体層22は、固着材粒子32、導電材粒子33等の非発光粒子を含まないから、発光輝度が高くなる。
蛍光体層2は、蛍光体層21が主として固着・導電機能を担当し、蛍光体層22が発光機能を担当しているから、固着強度が高く、導電性も高く、かつ発光輝度も高くなる。
蛍光体層2の発光輝度は、層厚と成分が蛍光体層21と同じ、従来の1層の蛍光体層に比べて30%程度アップすることが分かった。
蛍光体層2は、後述するように、まずアノード電極12上に蛍光体層21の形成用ペーストを塗布して乾燥し、その蛍光体層21上に蛍光体層22の形成用ペーストを塗布して形成するから、仮に蛍光体層21の塗布層にピンホールが生じても蛍光体層22の塗布層によりそのピンホールは塞がれるため、蛍光体層2のピンホールの発生箇所を減らすことができる、又は蛍光体層2にピンホールが生じることがない。
蛍光体層2の層厚は、固着強度の点から40μm以下(1層目の蛍光体層の層厚の2倍以下)、量産を考えた場合には35μm以下(同1.75倍以下)が望ましく、蛍光体層22の層厚は、蛍光体層21の層厚と同じか、蛍光体層21よりも薄くすることが望ましい。また蛍光体層22の蛍光体の粒径は、発光効率の点から蛍光体層21の粒径(平均粒径)と同じか、蛍光体層21の粒径(平均粒径)よりも小さくすることが望ましい。本実施例は、蛍光体層21に粒径が3μmの蛍光体を、蛍光体層22に粒径が2.5μmの蛍光体を用いた。
蛍光体層22は、大きさ(塗布したパターンの面積)を蛍光体層21と同じか、蛍光体層21よりも小さくするとペーストの塗布が容易になる。
印加するアノード電圧が高い場合、例えば、70V以上の場合には、従来蛍光体の耐電圧性を高めるために、蛍光体粒子にシリカをコートした、いわゆるシリカコート蛍光体を用いているが、本実施例の蛍光体層2は、2層目の蛍光体層22にシリカコート蛍光体を用いると耐電圧性が高くなることが分かった。この場合、2層目の蛍光体層のみシリカコート蛍光体を用いるか、又は、1層目及び2層目の蛍光体層の双方にシリカコート蛍光体を用いて2層目のシリカコート量を多くする。また従来蛍光表示装置の駆動中に蛍光体層に発生するガスにより蛍光体層の発光効率が低下するのを防止するため、蛍光体粒子をWO3により被覆することもあるが、本実施例においても少なくとも2層目の蛍光体層22にWO3(輝度改善物質)を用いることができる。この場合、2層目の蛍光体層は、蛍光体とWO3からなり、固着材を含んでいない。
蛍光体層21,22に用いる蛍光体は、ZnO:Znに限らず、他の蛍光体を用いてもよい。また蛍光体層21,22に用いる蛍光体は、同じ種類のものを用いてもよいし、蛍光体層毎に異なる種類のものを用いてもよい。
次に図2により図1の蛍光体層の形成手順(工程)と蛍光体層の形成用ペーストについて説明する。
まず図2(a)により蛍光体層の形成手順(工程)を説明する。
ステップS1においてアノード電極上に1層目の蛍光体層形成用ペーストを所定のパターン(グラフィック、七セグメント、キャラクタ等)で塗布し、ステップS2においてオーブンにより100℃で30分間乾燥し、ステップS3においてその乾燥した1層目の蛍光体層の上に2層目の蛍光体層形成用ペーストを所定のパターンで塗布し、ステップS4においてオーブンにより100℃で30分間乾燥し、ステップS5において乾燥した1層目、2層目の蛍光体層を500℃で焼成する。
1層目、2層目の蛍光体層形成用ペーストの塗布は、スクリーン印刷、フォトリソグラフィーのいずれであってもよい。なおスクリーン印刷の場合、1層目のペーストを乾燥して焼成すると、2層目のペーストを塗布する際、焼成した1層目の蛍光体層にスクリーンが当たって1層目の蛍光体層が剥れることがあるが、本実施例は、1層目のペーストを乾燥させた後焼成せずに2層目のペーストを塗布するから、1層目の蛍光体層が剥れることはない。
次に図2(b)により図2(a)の1層目と2層目の蛍光体層の形成に用いるペーストについて説明する。
1層目の蛍光体層形成用ペーストは、蛍光体(ZnO:Zn)が60wt%,導電材(In23)が3wt%,固着材(SiO2の超微粒子)が1wt%、有機溶剤(ターピネオール)が36wt%のものを用い、2層目の蛍光体層形成用ペーストは、蛍光体(ZnO:Zn)が60wt%,導電材と固着材子が0wt%、有機溶剤(ターピネオール)が40wt%のものを用いている。更に各ペーストに樹脂を加えてもよい。
蛍光体層2の発光輝度は、1層目の蛍光体層に添加する導電材を0.5wt%から増やすと、その添加量の増加に伴って上昇し、添加量2wt%でピークに達する。したがって1層目の蛍光体層の導電材の添加量は、3wt%に限らず0.5〜3wt%の範囲であればよい。
なお導電材料は、少なすぎると蛍光体層の抵抗が大きくなって蛍光体層はチャージアップしやすくなるし、多すぎると発光に寄与しない無効電流が大きくなる。また蛍光体に添加する導電材の量は、蛍光体自体の抵抗(蛍光体の母体抵抗)によって異なり、現在使用されているカラー蛍光体は、一般に母体抵抗が大きいため導電材を15wt%程度添加することもある。
蛍光体に添加する導電材や固着材、有機溶剤は、上記以外のものであってもよい。
前記実施例は、熱電子放出用フィラメントを備えた蛍光表示装置について説明したが、電界放出型電子源(FEC)を備えたものであってもよい。また蛍光表示装置に限らず、光源等の蛍光体層を備えた蛍光発光装置であってもよい。
11 ガラス基板
12 アノード電極
2,21,22 蛍光体層
31 蛍光体の粒子
32 固着材の粒子
33 導電材の粒子

Claims (9)

  1. 電子源から放出される電子によって発光する蛍光体層を備えた蛍光発光装置において、
    蛍光体層は、アノード電極に形成した1層目の蛍光体層と1層目の蛍光体層に積層して形成した2層目の蛍光体層からなり、
    1層目の蛍光体層は、ZnO:Zn蛍光体と固着材と導電材とWO3からなり、
    2層目の蛍光体層は、ZnO:Zn蛍光体とWO3からなることを特徴とする蛍光発光装置。
  2. 請求項1に記載の蛍光発光装置において、
    2層目のZnO:Zn蛍光体は、シリカコートZnO:Zn蛍光体であることを特徴とする蛍光発光装置。
  3. 請求項2に記載の蛍光発光装置において、
    1層目のZnO:Zn蛍光体は、シリカコートZnO:Zn蛍光体であることを特徴とする蛍光発光装置。
  4. 請求項3に記載の発光表示装置において、
    2層目のシリカコートZnO:Zn蛍光体のシリカコート量を1層目のシリカコートZnO:Zn蛍光体のシリカコート量よりも多くしたことを特徴とする蛍光発光装置。
  5. 請求項1に記載の蛍光発光装置において、
    2層目の蛍光体層の膜厚を1層目の蛍光体層の膜厚よりも薄くしたことを特徴とする蛍光発光装置。
  6. 請求項1に記載の蛍光発光装置において、
    2層目の蛍光体層の面積の大きさを1層目の蛍光体層の面積の大きさよりも小さくしたことを特徴とする蛍光発光装置。
  7. 請求項1に記載の蛍光発光装置において、
    2層目の蛍光体層の蛍光体の平均粒径を1層目の蛍光体層の蛍光体の平均粒径よりも小さくしたことを特徴とする蛍光発光装置。
  8. 請求項1に記載の蛍光発光装置において、
    1層目及び2層目の蛍光体層の膜厚の合計は、40μm以下であることを特徴とする蛍光発光装置。
  9. 請求項1に記載の蛍光発光装置の蛍光体層の形成方法であって、アノード電極に1層目の蛍光体層形成用のペーストを塗布して乾燥し、その乾燥した1層目の蛍光体層に2層目の蛍光体層形成用のペーストを塗布して乾燥し、1層目及び2層目の蛍光体層を焼成することを特徴とする蛍光発光装置の蛍光体層の形成方法。
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