JP2758094B2 - 自動車用滑動ルーフ - Google Patents
自動車用滑動ルーフInfo
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- JP2758094B2 JP2758094B2 JP3338851A JP33885191A JP2758094B2 JP 2758094 B2 JP2758094 B2 JP 2758094B2 JP 3338851 A JP3338851 A JP 3338851A JP 33885191 A JP33885191 A JP 33885191A JP 2758094 B2 JP2758094 B2 JP 2758094B2
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- JP
- Japan
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- sliding
- roof
- opening
- wind deflector
- sliding lid
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/05—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels pivoting upwardly to vent mode and moving downward before sliding to fully open mode
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
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- B60J7/053—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels sliding with final closing motion having vertical component to attain closed and sealed condition, e.g. sliding under the roof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用滑動ルーフに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】非可滑動性でありルーフ開口部内でそれ
自身の前方の端部で回動できるフロントウインドデフレ
クタと、ルーフ開口部内で滑動できるように誘導される
後部滑動蓋とを具備し、ここでルーフがウインドデフレ
クタと共に閉じられるとき、ウインドデフレクタの後部
端部が滑動蓋の前部端部に隣接することによってルーフ
開口部が閉じられ、ウインドデフレクタが外向きに回動
するとき、滑動蓋はその後部端部が下げられた後で後部
の固定ルーフ表面の下に全体的に或いは部分的に移動さ
れることができ、ウインドデフレクタおよび滑動蓋の両
者の動きを調整するためには、同じ捩子山付きのケーブ
ル駆動装置が使用されるルーフは公知である。
自身の前方の端部で回動できるフロントウインドデフレ
クタと、ルーフ開口部内で滑動できるように誘導される
後部滑動蓋とを具備し、ここでルーフがウインドデフレ
クタと共に閉じられるとき、ウインドデフレクタの後部
端部が滑動蓋の前部端部に隣接することによってルーフ
開口部が閉じられ、ウインドデフレクタが外向きに回動
するとき、滑動蓋はその後部端部が下げられた後で後部
の固定ルーフ表面の下に全体的に或いは部分的に移動さ
れることができ、ウインドデフレクタおよび滑動蓋の両
者の動きを調整するためには、同じ捩子山付きのケーブ
ル駆動装置が使用されるルーフは公知である。
【0003】このタイプの公知の滑動ルーフ( DE 34 3
5 791 C2)では、ウインドデフレクタおよび滑動蓋の閉
鎖位置から開始され、一定の回転方向の駆動装置を備え
た作動ケーブルおよび持ち上げ要素を介して作動する手
動によるか、或いは電気モータの駆動装置によって、ま
ずウインドデフレクタが外に回動され、そして蓋の後部
端部が下げられ、最終的に滑動蓋はウインドデフレクタ
はなおも外に回動されながら後部の固定ルーフ表面の下
に傾斜した方向へ押される。駆動装置は、種々の個々の
規定位置に達したときに停止されることができる。この
動きのシーケンスによって、および外に回動されるウイ
ンドデフレクタと閉じられる滑動蓋とによって、通風装
置なしで自動車内部を換気することができる。ルーフ開
口部は、滑動蓋を後部ルーフ表面の下に押すことによっ
てほぼ全体的に露出される。
5 791 C2)では、ウインドデフレクタおよび滑動蓋の閉
鎖位置から開始され、一定の回転方向の駆動装置を備え
た作動ケーブルおよび持ち上げ要素を介して作動する手
動によるか、或いは電気モータの駆動装置によって、ま
ずウインドデフレクタが外に回動され、そして蓋の後部
端部が下げられ、最終的に滑動蓋はウインドデフレクタ
はなおも外に回動されながら後部の固定ルーフ表面の下
に傾斜した方向へ押される。駆動装置は、種々の個々の
規定位置に達したときに停止されることができる。この
動きのシーケンスによって、および外に回動されるウイ
ンドデフレクタと閉じられる滑動蓋とによって、通風装
置なしで自動車内部を換気することができる。ルーフ開
口部は、滑動蓋を後部ルーフ表面の下に押すことによっ
てほぼ全体的に露出される。
【0004】この公知の滑動ルーフの滑動蓋が閉じられ
ているときに自動車内の適切な換気を行うためには、ウ
インドデフレクタの後部端部を上向きに大きな角度で回
動して、閉じた滑動蓋の前部端部との間に十分に大きな
換気ギャップを得なければならない。したがって、ウイ
ンドデフレクタの後部端部はルーフ表面と同一平面であ
る蓋表面の上にかなりの量まで突き出て、そしてこれに
よって自動車の空気抵抗を増加させるのみならず、旅行
時の快適さを減少させる気流ノイズをも増加させる。さ
らにこの公知の滑動ルーフでは、この滑動蓋の前部端部
の付近に配置された枢軸の周りで下向きに回動されるこ
の蓋は、開放動作の際に固定ルーフ表面の下に傾斜した
方向に滑動されねばならない。この目的のため、固定ル
ーフ表面と自動車内部に向けて面している蓋ハウジング
ボックスの底部との間にはかなりの間隔が必要とされ
る。この方法では、自動車内部の高さは減少されそして
頭上の空間は限定される。
ているときに自動車内の適切な換気を行うためには、ウ
インドデフレクタの後部端部を上向きに大きな角度で回
動して、閉じた滑動蓋の前部端部との間に十分に大きな
換気ギャップを得なければならない。したがって、ウイ
ンドデフレクタの後部端部はルーフ表面と同一平面であ
る蓋表面の上にかなりの量まで突き出て、そしてこれに
よって自動車の空気抵抗を増加させるのみならず、旅行
時の快適さを減少させる気流ノイズをも増加させる。さ
らにこの公知の滑動ルーフでは、この滑動蓋の前部端部
の付近に配置された枢軸の周りで下向きに回動されるこ
の蓋は、開放動作の際に固定ルーフ表面の下に傾斜した
方向に滑動されねばならない。この目的のため、固定ル
ーフ表面と自動車内部に向けて面している蓋ハウジング
ボックスの底部との間にはかなりの間隔が必要とされ
る。この方法では、自動車内部の高さは減少されそして
頭上の空間は限定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自動
車内部と外界との間の空気の交換方法を改善する一方で
同時に空気力学的流体抵抗および滑動ルーフ構造全体の
厚さを減少させることを目的とする。
車内部と外界との間の空気の交換方法を改善する一方で
同時に空気力学的流体抵抗および滑動ルーフ構造全体の
厚さを減少させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によって、非可滑
動性でありルーフ開口部内でそれ自身の前方の端部で回
動できるフロントウインドデフレクタと、ルーフ開口部
内で滑動できるように誘導され、ルーフが閉じられると
きにはウインドデフレクタと共にルーフ開口部を閉じる
後部滑動蓋とを具備し、ここでこの滑動蓋はその閉鎖位
置でその前部端部を下げるために後部端部の付近に設け
られた枢軸の周りを回動できるように軸受支持されてお
り、結果としてウインドデフレクタの後部端部と滑動蓋
の前部端部との間に高さの調整できる換気ギャップが形
成される自動車用滑動ルーフが提供される。
動性でありルーフ開口部内でそれ自身の前方の端部で回
動できるフロントウインドデフレクタと、ルーフ開口部
内で滑動できるように誘導され、ルーフが閉じられると
きにはウインドデフレクタと共にルーフ開口部を閉じる
後部滑動蓋とを具備し、ここでこの滑動蓋はその閉鎖位
置でその前部端部を下げるために後部端部の付近に設け
られた枢軸の周りを回動できるように軸受支持されてお
り、結果としてウインドデフレクタの後部端部と滑動蓋
の前部端部との間に高さの調整できる換気ギャップが形
成される自動車用滑動ルーフが提供される。
【0007】好ましくは、ウインドデフレクタが外方向
に回動されると共に滑動蓋の後部端部が下げられた後、
滑動蓋は後部の固定ルーフ表面の下に全体的に或いは部
分的に移動されることができ、捩子山付きケーブル駆動
装置はウインドデフレクタおよび滑動蓋の両者の動きに
付勢するために使用される。
に回動されると共に滑動蓋の後部端部が下げられた後、
滑動蓋は後部の固定ルーフ表面の下に全体的に或いは部
分的に移動されることができ、捩子山付きケーブル駆動
装置はウインドデフレクタおよび滑動蓋の両者の動きに
付勢するために使用される。
【0008】それによってウインドデフレクタに対して
は比較的小さな回動角度で処理されることができるよう
になる。何故なら滑動蓋の下げられた前部端部は比較的
大きな換気ギャップを実現できるからである。本発明の
滑動ルーフでは、下げることができる後部端部に加えて
前部端部も下げられることができるので、滑動蓋は開放
動作の間後部の固定ルーフ表面の下で閉鎖される方向と
ほぼ平行な方向で滑動されることができる。この方法で
は、滑動ルーフ構造全体の高さを小さく維持することが
できる。
は比較的小さな回動角度で処理されることができるよう
になる。何故なら滑動蓋の下げられた前部端部は比較的
大きな換気ギャップを実現できるからである。本発明の
滑動ルーフでは、下げることができる後部端部に加えて
前部端部も下げられることができるので、滑動蓋は開放
動作の間後部の固定ルーフ表面の下で閉鎖される方向と
ほぼ平行な方向で滑動されることができる。この方法で
は、滑動ルーフ構造全体の高さを小さく維持することが
できる。
【0009】本発明によってウインドデフレクタのより
小さい回動角度によって、ルーフの輪郭およびそれ故に
気流は比較上でほとんど妨害されないことが実現可能で
ある。換気開口部は気流を最も強く吸引する部分に位置
付けられるので、ほんのわずかの角度で回動されたウイ
ンドデフレクタによってでさえ多くの空気を取入れるこ
とができる。小さい角度に回動されたウインドデフレク
タによって、気流を静かにすること、およびそれ故にノ
イズを減少させることもまた可能になる。
小さい回動角度によって、ルーフの輪郭およびそれ故に
気流は比較上でほとんど妨害されないことが実現可能で
ある。換気開口部は気流を最も強く吸引する部分に位置
付けられるので、ほんのわずかの角度で回動されたウイ
ンドデフレクタによってでさえ多くの空気を取入れるこ
とができる。小さい角度に回動されたウインドデフレク
タによって、気流を静かにすること、およびそれ故にノ
イズを減少させることもまた可能になる。
【0010】本発明の滑動ルーフの、およびウインドデ
フレクタの後部端部と滑動蓋の前部端部との間の空気ギ
ャップの利点はまず、滑動蓋の前部端部はすでに下げら
れているときでさえウインドデフレクタが回動しない静
止位置になおもあるという点である。また、ウインドデ
フレクタの回動と同時に、滑動蓋の前部端部を下げるこ
とも都合良く実現可能である。しかしながら、ウインド
デフレクタが完全に外に回動しきったときにのみ滑動蓋
がその前部端部を下げるように駆動されることができる
ような構造が好ましい。これによって、好ましい空気力
学的気流状態を保持しながらウインドデフレクタの換気
位置で自由に流れの断面を増加させ得る。それ故に、蓋
の前部端部を下げることとウインドデフレクタを回動す
ることとの組合わせによって、最適な量の気流を得るこ
とができる。
フレクタの後部端部と滑動蓋の前部端部との間の空気ギ
ャップの利点はまず、滑動蓋の前部端部はすでに下げら
れているときでさえウインドデフレクタが回動しない静
止位置になおもあるという点である。また、ウインドデ
フレクタの回動と同時に、滑動蓋の前部端部を下げるこ
とも都合良く実現可能である。しかしながら、ウインド
デフレクタが完全に外に回動しきったときにのみ滑動蓋
がその前部端部を下げるように駆動されることができる
ような構造が好ましい。これによって、好ましい空気力
学的気流状態を保持しながらウインドデフレクタの換気
位置で自由に流れの断面を増加させ得る。それ故に、蓋
の前部端部を下げることとウインドデフレクタを回動す
ることとの組合わせによって、最適な量の気流を得るこ
とができる。
【0011】滑動蓋の前部端部が下げられるまでは、滑
動蓋の後部端部を下げることができないだけでなく全体
的に下げられた滑動蓋を後部の固定ルーフ表面の下に滑
動させることもできないような構造の装置が好ましい。
それ故にもしウインドデフレクタの後部端部と滑動蓋の
前部端部との間に実現可能な最大限のギャップを設定す
ることから開始して、ルーフ開口部の領域が滑動蓋を部
分的に或いは完全に移動させることによって部分的に或
いは完全に露出されるためには、まず第1に蓋の後部端
部が、開放動作が開始され得る前に下げられねばならな
い。
動蓋の後部端部を下げることができないだけでなく全体
的に下げられた滑動蓋を後部の固定ルーフ表面の下に滑
動させることもできないような構造の装置が好ましい。
それ故にもしウインドデフレクタの後部端部と滑動蓋の
前部端部との間に実現可能な最大限のギャップを設定す
ることから開始して、ルーフ開口部の領域が滑動蓋を部
分的に或いは完全に移動させることによって部分的に或
いは完全に露出されるためには、まず第1に蓋の後部端
部が、開放動作が開始され得る前に下げられねばならな
い。
【0012】都合の良い形状の実施例では、ウインドデ
フレクタは外向きに回動する方向に作用するばね力を受
け、且つウインドデフレクタに或いはそれに接続された
構成要素に作用するくさび装置によってその閉鎖位置に
保持される。このくさび装置は捩子山付きケーブル駆動
装置によってほぼ水平に移動されることができ、くさび
装置が開放方向に移動されるときはウインドデフレクタ
は漸進的に解除されて回動し、くさび装置が閉鎖方向に
移動されるときはばね力に対抗して回動させられる。こ
の方法で、述べられたウインドデフレクタの動きのシー
ケンスが実行される、即ち外向きの回動運動はばね力に
よって作り出され、一方で内向きの回動運動は明確に制
御される。
フレクタは外向きに回動する方向に作用するばね力を受
け、且つウインドデフレクタに或いはそれに接続された
構成要素に作用するくさび装置によってその閉鎖位置に
保持される。このくさび装置は捩子山付きケーブル駆動
装置によってほぼ水平に移動されることができ、くさび
装置が開放方向に移動されるときはウインドデフレクタ
は漸進的に解除されて回動し、くさび装置が閉鎖方向に
移動されるときはばね力に対抗して回動させられる。こ
の方法で、述べられたウインドデフレクタの動きのシー
ケンスが実行される、即ち外向きの回動運動はばね力に
よって作り出され、一方で内向きの回動運動は明確に制
御される。
【0013】この移動運動およびそれに関する制御され
た滑動蓋の動きは、もし、ルーフ開口部の両側部で、ケ
ーブル駆動装置に力を伝達するように接続されたローラ
トロリ或いはそのようなものがガイドレール上で全体的
に水平に移動されることができ、前部および後部の制御
ピンは各ローラトロリに固定され、これらのピンは滑動
蓋に横方向で固定された制御ブロックの滑動トラックに
係合されるならば、都合の良い方法で実現されることが
できる。この構造によって、制御ピンは垂直および水平
に蓋を移動させるだけでなく、滑動蓋の前部端部および
後部端部を下げる際の枢軸ベアリングとしても作用す
る。前部端部が下げられるときには滑動蓋は後部制御ピ
ンの周りで滑動し、後部端部が下げられるときには滑動
蓋は前部制御ピンの周りで回動する。
た滑動蓋の動きは、もし、ルーフ開口部の両側部で、ケ
ーブル駆動装置に力を伝達するように接続されたローラ
トロリ或いはそのようなものがガイドレール上で全体的
に水平に移動されることができ、前部および後部の制御
ピンは各ローラトロリに固定され、これらのピンは滑動
蓋に横方向で固定された制御ブロックの滑動トラックに
係合されるならば、都合の良い方法で実現されることが
できる。この構造によって、制御ピンは垂直および水平
に蓋を移動させるだけでなく、滑動蓋の前部端部および
後部端部を下げる際の枢軸ベアリングとしても作用す
る。前部端部が下げられるときには滑動蓋は後部制御ピ
ンの周りで滑動し、後部端部が下げられるときには滑動
蓋は前部制御ピンの周りで回動する。
【0014】ウインドデフレクタおよび滑動蓋を閉鎖位
置で下から覆うライニングプレートが設けられ得る。こ
のプレートはルーフ開口部に対応するライニング内の開
口部に対して滑動可能で且つ持ち上げ可能であるように
装着され、滑動運動を行うために力を伝達するようにロ
ーラトロリ或いはそのようなものに結合され、滑動蓋は
その閉鎖位置でなおも保持される間でもウインドデフレ
クタの外向きの回動運動の間に同時に制御装置によって
ライニング開口部から持ち上げられ、ライニングプレー
トの前部端部とライナ開口部の隣接する端部との間に内
部換気開口部を形成するように滑動して開放される。こ
の方法では、まずウインドデフレクタの後部端部と滑動
蓋の前部端部との間の換気ギャップに関連する換気開口
部を作り出すことを開始するときにはライニングプレー
トがすでに後ろ向きに移動されていることを確実にして
いる。
置で下から覆うライニングプレートが設けられ得る。こ
のプレートはルーフ開口部に対応するライニング内の開
口部に対して滑動可能で且つ持ち上げ可能であるように
装着され、滑動運動を行うために力を伝達するようにロ
ーラトロリ或いはそのようなものに結合され、滑動蓋は
その閉鎖位置でなおも保持される間でもウインドデフレ
クタの外向きの回動運動の間に同時に制御装置によって
ライニング開口部から持ち上げられ、ライニングプレー
トの前部端部とライナ開口部の隣接する端部との間に内
部換気開口部を形成するように滑動して開放される。こ
の方法では、まずウインドデフレクタの後部端部と滑動
蓋の前部端部との間の換気ギャップに関連する換気開口
部を作り出すことを開始するときにはライニングプレー
トがすでに後ろ向きに移動されていることを確実にして
いる。
【0015】ライニングプレートを含む滑動ルーフの諸
要素の望ましい動きのシーケンスに対しては、ローラト
ロリ或いはそのようなものが水平方向に力を伝達するよ
うにおよび垂直方向で滑動できるようにライニングプレ
ートの横方向端部に結合されるような配置、そして制御
装置が、ライニングプレートの両側部に滑動できるよう
に装着され且つスライダ制御プレートがガイドスリット
内でそれに対して装着され且つライニングプレートに固
定された前部および後部のガイドピンが滑動できるよう
に係合するスライダと、前記スライダに連結されてお
り、それによってライニングプレートの持ち上げ動作の
間および換気開口部を形成するライニングプレートの開
放動作の間スライダが移動動作に対しては固定されるが
その後で前方ガイドピンによって固定を解かれてローラ
トロリと共に共通のさらなる開放動作のために解除され
る固定要素とを具備するような配置が好ましい。
要素の望ましい動きのシーケンスに対しては、ローラト
ロリ或いはそのようなものが水平方向に力を伝達するよ
うにおよび垂直方向で滑動できるようにライニングプレ
ートの横方向端部に結合されるような配置、そして制御
装置が、ライニングプレートの両側部に滑動できるよう
に装着され且つスライダ制御プレートがガイドスリット
内でそれに対して装着され且つライニングプレートに固
定された前部および後部のガイドピンが滑動できるよう
に係合するスライダと、前記スライダに連結されてお
り、それによってライニングプレートの持ち上げ動作の
間および換気開口部を形成するライニングプレートの開
放動作の間スライダが移動動作に対しては固定されるが
その後で前方ガイドピンによって固定を解かれてローラ
トロリと共に共通のさらなる開放動作のために解除され
る固定要素とを具備するような配置が好ましい。
【0016】本発明はまた、本滑動蓋を組込んだ自動車
にも関する。
にも関する。
【0017】
【実施例】滑動ルーフは理解を促進するために図面にお
およそ概略的に示されている。説明を簡略化するため、
これらの構成要素が関連する記述的テキストでは重要で
はないところでは種々の見方で見ることができる構成要
素および部分は省略されている。図面では、自動車の進
行方向前方で見られるような滑動ルーフの左側のみが示
されている。何故なら、ルーフの右側は左側とほぼ同じ
だからである。
およそ概略的に示されている。説明を簡略化するため、
これらの構成要素が関連する記述的テキストでは重要で
はないところでは種々の見方で見ることができる構成要
素および部分は省略されている。図面では、自動車の進
行方向前方で見られるような滑動ルーフの左側のみが示
されている。何故なら、ルーフの右側は左側とほぼ同じ
だからである。
【0018】例えば図2乃至図7から明白であるよう
に、U型断面支持フレーム1はルーフ表面3の前方横方
向側部と2つの縦方向側部との下でルーフ開口部2を囲
んでいる。このフレームの開放フランジは固定ルーフ表
面3の下で後方へと延在する。固定ルーフ表面3の下で
ルーフ開口部2の各縦方向側部に沿ったガイドレール5
は、ルーフ開口部2から外向きに延び出している支持フ
レーム1のフランジ4に接続される。これらのガイドレ
ール5もルーフ開口部の前部端部6から固定ルーフ表面
3の下に延び出している。
に、U型断面支持フレーム1はルーフ表面3の前方横方
向側部と2つの縦方向側部との下でルーフ開口部2を囲
んでいる。このフレームの開放フランジは固定ルーフ表
面3の下で後方へと延在する。固定ルーフ表面3の下で
ルーフ開口部2の各縦方向側部に沿ったガイドレール5
は、ルーフ開口部2から外向きに延び出している支持フ
レーム1のフランジ4に接続される。これらのガイドレ
ール5もルーフ開口部の前部端部6から固定ルーフ表面
3の下に延び出している。
【0019】例えば図9および図12に示されるよう
に、鏡対称の各ガイドレール5は、断面において、固着
フランジ7と、フランジ7に隣接し相互に反対側にある
凹型のガイドトラック9の在るガイドフランジ8とを有
している。ガイドトラック9はそれらの間に、横方向で
内向きに開口しているケーブルガイドダクト10を囲ん
でいる。U型断面の水路11はガイドレール5の下に位
置付けられる。水路11は前部および後部でルーフ開口
部2を取り囲み、そしてその後部端部は後部ルーフ表面
3の下に延在する。その断面はZ型である。その外側に
位置付けられ上向きに指向する壁12は、支持フレーム
1の固着フランジ4とほぼ表裏が揃っており、そのフラ
ンジ4との間にガイドレール5の固着フランジ7を挾ん
でフランジ4に横方向で固着される固着フランジ13に
垂直にそして水平に繋がる。ルーフ開口部2に向けて指
向された水路11の水平フランジ14の内側端部の付近
では、上向きに指向されたY型断面の封止輪郭体15が
水路の内側の境界として水路に装着される。封止輪郭体
15は、水路11の長さ全体に沿って延在している。
に、鏡対称の各ガイドレール5は、断面において、固着
フランジ7と、フランジ7に隣接し相互に反対側にある
凹型のガイドトラック9の在るガイドフランジ8とを有
している。ガイドトラック9はそれらの間に、横方向で
内向きに開口しているケーブルガイドダクト10を囲ん
でいる。U型断面の水路11はガイドレール5の下に位
置付けられる。水路11は前部および後部でルーフ開口
部2を取り囲み、そしてその後部端部は後部ルーフ表面
3の下に延在する。その断面はZ型である。その外側に
位置付けられ上向きに指向する壁12は、支持フレーム
1の固着フランジ4とほぼ表裏が揃っており、そのフラ
ンジ4との間にガイドレール5の固着フランジ7を挾ん
でフランジ4に横方向で固着される固着フランジ13に
垂直にそして水平に繋がる。ルーフ開口部2に向けて指
向された水路11の水平フランジ14の内側端部の付近
では、上向きに指向されたY型断面の封止輪郭体15が
水路の内側の境界として水路に装着される。封止輪郭体
15は、水路11の長さ全体に沿って延在している。
【0020】例えば図2からわかるとおり、ルーフ開口
部2の各横側部には前部および後部のガイド本体16,
17がそれぞれ、ガイドレール5の上に位置付けられ
る。ガイド本体は、図12のガイド本体17に見られる
ようにU型断面を有する。それらの開放フランジはそれ
ぞれ前方および後方に延在して凸状ローラ19に対する
ベアリングプレート18を形成する。2つのローラ19
はそれぞれベアリングプレート18内で一方の上方にも
う一方があるような状態で回転できるように軸受支持さ
れて、これらはガイドレール5のガイドトラック9の上
下に小さな遊びを有して乗っている。ルーフ開口部の各
横側部では、前部および後部のガイド本体16,17は
横側部力板(web)20によって、2つの前部ローラ
19が前方を指向し且つ2つの後部ローラ19が後方を
指向するように、ローラトロリ28に接続される。ロー
ラトロリの前部およひ後部のガイド本体16,17の両
者の上には、内向きに指向された制御ピン21,22が
それぞれ固定されている。ローラトロリの後部ガイド本
体17は、引ずり力板(entraining we
b)23を介して駆動ケーブル24に接続される。
部2の各横側部には前部および後部のガイド本体16,
17がそれぞれ、ガイドレール5の上に位置付けられ
る。ガイド本体は、図12のガイド本体17に見られる
ようにU型断面を有する。それらの開放フランジはそれ
ぞれ前方および後方に延在して凸状ローラ19に対する
ベアリングプレート18を形成する。2つのローラ19
はそれぞれベアリングプレート18内で一方の上方にも
う一方があるような状態で回転できるように軸受支持さ
れて、これらはガイドレール5のガイドトラック9の上
下に小さな遊びを有して乗っている。ルーフ開口部の各
横側部では、前部および後部のガイド本体16,17は
横側部力板(web)20によって、2つの前部ローラ
19が前方を指向し且つ2つの後部ローラ19が後方を
指向するように、ローラトロリ28に接続される。ロー
ラトロリの前部およひ後部のガイド本体16,17の両
者の上には、内向きに指向された制御ピン21,22が
それぞれ固定されている。ローラトロリの後部ガイド本
体17は、引ずり力板(entraining we
b)23を介して駆動ケーブル24に接続される。
【0021】駆動ケーブル24は、螺旋形作動巻き付け
部を持つ捩子山付き可撓性ケーブルである。ケーブル2
4は、引っ張り力および圧縮力に抵抗できる方法で、ガ
イドレール5の独占的ガイドダクト10内で長手方向に
可滑動的に誘導される。後部ガイド本体17とケーブル
24との間の引ずり力板23は、横方向に開口している
ケーブルガイドチャンネル10のスリット内に突き出て
いる。さらにケーブルを誘導するパイプ25は、図2お
よび図8に示されるように、ガイドレール5の前部端部
の中へそしてケーブルダクト10の中へと押込まれる。
自動車の中心の方に向いているパイプ25の他方の端部
は、パイプ25内を誘導される駆動ケーブル24が互い
に対して平行に動き且つその作動巻き付け部によってピ
ニョン27の歯と協同するように駆動ハウジング26に
着座させられる。それ故にピニョン27が回転すると、
ケーブル24は歯付きラックのように互いに反対方向で
長手方向に動かされる。駆動ハウジング26は、ルーフ
開口部の前部端部6の中央で支持フレーム1の中央に固
着される。ピニョン27は手動で、或いは電気モータ駆
動装置によって駆動されることができる。
部を持つ捩子山付き可撓性ケーブルである。ケーブル2
4は、引っ張り力および圧縮力に抵抗できる方法で、ガ
イドレール5の独占的ガイドダクト10内で長手方向に
可滑動的に誘導される。後部ガイド本体17とケーブル
24との間の引ずり力板23は、横方向に開口している
ケーブルガイドチャンネル10のスリット内に突き出て
いる。さらにケーブルを誘導するパイプ25は、図2お
よび図8に示されるように、ガイドレール5の前部端部
の中へそしてケーブルダクト10の中へと押込まれる。
自動車の中心の方に向いているパイプ25の他方の端部
は、パイプ25内を誘導される駆動ケーブル24が互い
に対して平行に動き且つその作動巻き付け部によってピ
ニョン27の歯と協同するように駆動ハウジング26に
着座させられる。それ故にピニョン27が回転すると、
ケーブル24は歯付きラックのように互いに反対方向で
長手方向に動かされる。駆動ハウジング26は、ルーフ
開口部の前部端部6の中央で支持フレーム1の中央に固
着される。ピニョン27は手動で、或いは電気モータ駆
動装置によって駆動されることができる。
【0022】図8乃至図13で特に見る事が出来る様
に、2つのローラトロリ28上で内側を向いている前部
および後部の制御ピン21および22は、滑動蓋31上
の前部および後部の各制御ブロック29,30と夫々協
同する。1つの前部および1つの後部の制御ブロック2
9および30は蓋の各横側部端部に固定される。
に、2つのローラトロリ28上で内側を向いている前部
および後部の制御ピン21および22は、滑動蓋31上
の前部および後部の各制御ブロック29,30と夫々協
同する。1つの前部および1つの後部の制御ブロック2
9および30は蓋の各横側部端部に固定される。
【0023】閉鎖位置にある滑動蓋31はルーフ開口部
2の後部部分を塞いでいる(図1および図2)。蓋31
は金属シートから成る一体構造で皿状の形をしていて、
ルーフ輪郭と同一平面になっている蓋上方表面から始ま
って、垂直に下向きに曲がっているフランジ32は蓋3
1の4つのすべての側面を囲むように形成され、更にこ
れらのフランジは外に向かって水平に延在している。滑
動蓋31の外側縁部は、ルーフ開口部の後部および横側
部の縁部の形に、ある間隔をとって従っている。蓋31
の前部縁部は横側部の突き出し部33を形成するために
内向きに形成型され、蓋の前部縁部は後ろ向きに向いて
曲がっている窪みを有する。蓋の下向きで垂直なフラン
ジ32に繋がる水平な蓋の縁部34は、後部および横側
部の両方で固定ルーフ表面3の下に延び出す。縁部34
は水を集めるチャンネル35として形成され、ルーフ開
口部2の端部の下で係合する。横側部の部分では、それ
らの断面は端部ギャップ封止体36の断面に対応する。
封止体36は、ルーフ開口部の下向きに曲がった縁部の
上へ下から押し込まれる。蓋の後部端部では、水収集チ
ャンネル35内に縁部ギャップ封止ストリップ37が存
在する。横側部の水収集チャンネル35の開放され上向
きに方向付けられたフランジは、その上方の端部に、水
平に外向きに指向されたリム38を有する。前部および
後部の制御ブロック29および30は、両方ともこのリ
ム38上に押し込まれて固着される。さらに、水収集ダ
クト35の下に係合する輪郭付きの固着プレート39は
蓋31の横側部縁部に固着され、これら固着プレート3
9の上にも制御ブロック29および30は固着のために
押し込まれている。
2の後部部分を塞いでいる(図1および図2)。蓋31
は金属シートから成る一体構造で皿状の形をしていて、
ルーフ輪郭と同一平面になっている蓋上方表面から始ま
って、垂直に下向きに曲がっているフランジ32は蓋3
1の4つのすべての側面を囲むように形成され、更にこ
れらのフランジは外に向かって水平に延在している。滑
動蓋31の外側縁部は、ルーフ開口部の後部および横側
部の縁部の形に、ある間隔をとって従っている。蓋31
の前部縁部は横側部の突き出し部33を形成するために
内向きに形成型され、蓋の前部縁部は後ろ向きに向いて
曲がっている窪みを有する。蓋の下向きで垂直なフラン
ジ32に繋がる水平な蓋の縁部34は、後部および横側
部の両方で固定ルーフ表面3の下に延び出す。縁部34
は水を集めるチャンネル35として形成され、ルーフ開
口部2の端部の下で係合する。横側部の部分では、それ
らの断面は端部ギャップ封止体36の断面に対応する。
封止体36は、ルーフ開口部の下向きに曲がった縁部の
上へ下から押し込まれる。蓋の後部端部では、水収集チ
ャンネル35内に縁部ギャップ封止ストリップ37が存
在する。横側部の水収集チャンネル35の開放され上向
きに方向付けられたフランジは、その上方の端部に、水
平に外向きに指向されたリム38を有する。前部および
後部の制御ブロック29および30は、両方ともこのリ
ム38上に押し込まれて固着される。さらに、水収集ダ
クト35の下に係合する輪郭付きの固着プレート39は
蓋31の横側部縁部に固着され、これら固着プレート3
9の上にも制御ブロック29および30は固着のために
押し込まれている。
【0024】ウインドデフレクタ40は、ルーフ開口部
の前部部分を塞ぐ。ウインドデフレクタ40は硬質のル
ーフプレートとして構成され、その上方表面はルーフの
輪郭に従っている。その周りの端部はすべて下向きに曲
がっている。図3乃至図7で長手方向の断面で例示され
るように、リムの横側部および後部の部分上の輪郭付き
封止体41は下から押し込まれている。ウインドデフレ
クタは回動ベアリング42によってその前部端部で支持
プレート43に取り付けられる。支持プレート43は、
固定ルーフ表面3の下で、支持フレーム1と水路11と
の間にルーフ開口部の前部縁部に締着され、そしてルー
フ開口部に向けて突き出て水樋44を形成している。図
14乃至図16に示されるように、ウインドデフレクタ
40は、横側部で前方に指向されたアーム45およびア
ーム45に取り付けられた外向きに突き出たピン46を
介して、ローラトロリ28の前方端部に形成されたくさ
び表面47と能動的に関係付けされる。ウインドデフレ
クタ40の回動運動の解除は、ローラトロリ28上に固
定された傾斜状くさび表面47を長手方向に移動させる
ことによって行われる。それ自身の回動運動はリーフば
ね48によって生じる。リーフばね48は支持プレート
43の横側部に固着され、ウインドデフレクタ40の、
前方をに指向するアーム45に作用する。閉じた状態で
は、ウインドデフレクタの後部端部は、押し込まれた輪
郭付き封止体41によって、水樋49として形成された
滑動蓋31の前部端部の中へ係合する。
の前部部分を塞ぐ。ウインドデフレクタ40は硬質のル
ーフプレートとして構成され、その上方表面はルーフの
輪郭に従っている。その周りの端部はすべて下向きに曲
がっている。図3乃至図7で長手方向の断面で例示され
るように、リムの横側部および後部の部分上の輪郭付き
封止体41は下から押し込まれている。ウインドデフレ
クタは回動ベアリング42によってその前部端部で支持
プレート43に取り付けられる。支持プレート43は、
固定ルーフ表面3の下で、支持フレーム1と水路11と
の間にルーフ開口部の前部縁部に締着され、そしてルー
フ開口部に向けて突き出て水樋44を形成している。図
14乃至図16に示されるように、ウインドデフレクタ
40は、横側部で前方に指向されたアーム45およびア
ーム45に取り付けられた外向きに突き出たピン46を
介して、ローラトロリ28の前方端部に形成されたくさ
び表面47と能動的に関係付けされる。ウインドデフレ
クタ40の回動運動の解除は、ローラトロリ28上に固
定された傾斜状くさび表面47を長手方向に移動させる
ことによって行われる。それ自身の回動運動はリーフば
ね48によって生じる。リーフばね48は支持プレート
43の横側部に固着され、ウインドデフレクタ40の、
前方をに指向するアーム45に作用する。閉じた状態で
は、ウインドデフレクタの後部端部は、押し込まれた輪
郭付き封止体41によって、水樋49として形成された
滑動蓋31の前部端部の中へ係合する。
【0025】例えば図3に示された、ウインドデフレク
タ40および滑動蓋31がルーフ開口部2を閉じてい
る、滑動ルーフの閉鎖状態から始めると、駆動ピニョン
27を回転されることによって捩子山付きケーブル24
は駆動ガイド内で反対方向で長手方向に移動される。ガ
イドレール5のケーブルガイドダクト10内のケーブル
の部分は、ローラトロリ28に取り付けられている。こ
の様にして、ローラトロリは駆動装置が作動されるとき
はガイドレール上で長手方向に移動される。くさび表面
47を装着されているローラトロリ28の前部端部はま
ず、デフレクタアーム45の横方向に突き出たピン46
の下で滑動するくさび表面によって、ローラトロリが後
方に動くにつれてばね負荷されたウインドデフレクタ4
0の外向きの回動を促進する。ウインドデフレクタ40
は、その後部端部に換気ギャップ85を形成しながらリ
ーフばね48の作用を受けて図4に示された位置まで支
持ポイント42の周りを回動する。
タ40および滑動蓋31がルーフ開口部2を閉じてい
る、滑動ルーフの閉鎖状態から始めると、駆動ピニョン
27を回転されることによって捩子山付きケーブル24
は駆動ガイド内で反対方向で長手方向に移動される。ガ
イドレール5のケーブルガイドダクト10内のケーブル
の部分は、ローラトロリ28に取り付けられている。こ
の様にして、ローラトロリは駆動装置が作動されるとき
はガイドレール上で長手方向に移動される。くさび表面
47を装着されているローラトロリ28の前部端部はま
ず、デフレクタアーム45の横方向に突き出たピン46
の下で滑動するくさび表面によって、ローラトロリが後
方に動くにつれてばね負荷されたウインドデフレクタ4
0の外向きの回動を促進する。ウインドデフレクタ40
は、その後部端部に換気ギャップ85を形成しながらリ
ーフばね48の作用を受けて図4に示された位置まで支
持ポイント42の周りを回動する。
【0026】前部部分を示した図8乃至図10および後部
部分を示した図11乃至図13からわかるように、ローラト
ロリ28に装着された制御ピン21,22 は、前部および後部
の制御ブロック29および30内の各滑動トラック50,51 と
一緒に働く。各前部制御ブロック29内の滑動トラック50
(図10)の形は、まず前方の水平部分52で始まる。これ
は中央の上向きに上がっている部分53によって続けら
れ、そして後部の細長い水平部分へと導かれる。各制御
ブロック30内の滑動トラック(図13)は、細長い水平前
部部分55で始まる。これは、水平後部部分57へと続く上
向きに上がっている中央部分56によって続けられる。
部分を示した図11乃至図13からわかるように、ローラト
ロリ28に装着された制御ピン21,22 は、前部および後部
の制御ブロック29および30内の各滑動トラック50,51 と
一緒に働く。各前部制御ブロック29内の滑動トラック50
(図10)の形は、まず前方の水平部分52で始まる。これ
は中央の上向きに上がっている部分53によって続けら
れ、そして後部の細長い水平部分へと導かれる。各制御
ブロック30内の滑動トラック(図13)は、細長い水平前
部部分55で始まる。これは、水平後部部分57へと続く上
向きに上がっている中央部分56によって続けられる。
【0027】ウインドデフレクタ40の回動運動を解除す
るローラトロリ28が後方に動く間に、前部制御ピン21は
前部制御ブロック29の滑動トラック50の前部水平部分52
内を動く。後部制御ピン22は、後部制御ブロック30の前
部水平部分55内を動く。2つの制御ピン21,22 を水平方
向で誘導することによって、滑動蓋31はまずウインドデ
フレクタの回動運動の間は、静止位置、すなわち閉じた
位置に残る。ウインドデフレクタ40が外向きに完全に回
動し終わった後、第1の換気位置に到達する。もしこれ
が変化されないままにするべきであるならば、そこで駆
動装置は停止される。
るローラトロリ28が後方に動く間に、前部制御ピン21は
前部制御ブロック29の滑動トラック50の前部水平部分52
内を動く。後部制御ピン22は、後部制御ブロック30の前
部水平部分55内を動く。2つの制御ピン21,22 を水平方
向で誘導することによって、滑動蓋31はまずウインドデ
フレクタの回動運動の間は、静止位置、すなわち閉じた
位置に残る。ウインドデフレクタ40が外向きに完全に回
動し終わった後、第1の換気位置に到達する。もしこれ
が変化されないままにするべきであるならば、そこで駆
動装置は停止される。
【0028】ここで、もし換気の効果がより強くされる
べきならば、滑動蓋31の前部端部は以下の方法で更に
下げられる。駆動装置を作動することによって、ローラ
トロリ28は更に後方へ動かされる。そして、前部制御
ピン21は前部制御ブロック29内の滑動トラック50
の中央部分53に入る。後部制御ピン22は、後部制御
ブロック30の滑動トラック51の前部水平部分55内
をさらに動く。この様にして、図5に示されるように、
蓋の前部端部は下げられ、一方蓋の後部端部はルーフ表
面3とほぼ同一平面の位置にとどまる。
べきならば、滑動蓋31の前部端部は以下の方法で更に
下げられる。駆動装置を作動することによって、ローラ
トロリ28は更に後方へ動かされる。そして、前部制御
ピン21は前部制御ブロック29内の滑動トラック50
の中央部分53に入る。後部制御ピン22は、後部制御
ブロック30の滑動トラック51の前部水平部分55内
をさらに動く。この様にして、図5に示されるように、
蓋の前部端部は下げられ、一方蓋の後部端部はルーフ表
面3とほぼ同一平面の位置にとどまる。
【0029】この第2の換気位置も、駆動装置を停止す
ることによって保持されることができる。
ることによって保持されることができる。
【0030】もし滑動蓋31が固定ルーフ表面3の下で後
方に移動されるべきならば、駆動装置のさらなる動きに
よってルーフ開口部2を完全に或いは部分的に露出する
ことができる。ローラトロリ28はさらに後方に動く。前
部制御ピン21はここで、前部制御ブロック29内の滑動ト
ラック50の後部水平部分54内を動く。後部制御ピン22は
これと同時に、後部制御ブロック30の滑動トラック51の
上向きに上がっている中央部分56内を滑動する。この方
法では、滑動蓋の後部端部もまた図6に示されるように
下げられる。
方に移動されるべきならば、駆動装置のさらなる動きに
よってルーフ開口部2を完全に或いは部分的に露出する
ことができる。ローラトロリ28はさらに後方に動く。前
部制御ピン21はここで、前部制御ブロック29内の滑動ト
ラック50の後部水平部分54内を動く。後部制御ピン22は
これと同時に、後部制御ブロック30の滑動トラック51の
上向きに上がっている中央部分56内を滑動する。この方
法では、滑動蓋の後部端部もまた図6に示されるように
下げられる。
【0031】例えば図11および図12からわかるよう
に、押え付け装置58が蓋の各側部に固定されている。
制御ピンおよび滑動トラックのこの位置では、押え付け
装置58は下向きの鉤型端部59と共に、T型部材61
のウインドウ状開口部60の上に位置付けられる。T型
部材61は、横側部の水路11の内側縁部の近くで水平
ベースから上向きに突き出ておりこの水路と一体になっ
ている。T型部材61は、横側部の水路11の長さ全体
にわたって延在する。蓋の後部端部が下げられるとき、
押え付け装置58の鉤型端部59は開口部60を通過し
た後、部材61の水平フランジの下で係合する。この
時、滑動蓋31は水平な長手方向の滑動状態にある。制
御ピン21,22は、後部制御ピン22が後部制御ブロ
ック30の滑動トラック51の水平な後部部分57を通
過するとすぐに、各滑動トラック50,51の端部に対
して押し付けられる。滑動動作中に蓋の後部端部が不本
意に持ち上げられることは、押え付け装置のT型部材と
の係合によって阻止される。
に、押え付け装置58が蓋の各側部に固定されている。
制御ピンおよび滑動トラックのこの位置では、押え付け
装置58は下向きの鉤型端部59と共に、T型部材61
のウインドウ状開口部60の上に位置付けられる。T型
部材61は、横側部の水路11の内側縁部の近くで水平
ベースから上向きに突き出ておりこの水路と一体になっ
ている。T型部材61は、横側部の水路11の長さ全体
にわたって延在する。蓋の後部端部が下げられるとき、
押え付け装置58の鉤型端部59は開口部60を通過し
た後、部材61の水平フランジの下で係合する。この
時、滑動蓋31は水平な長手方向の滑動状態にある。制
御ピン21,22は、後部制御ピン22が後部制御ブロ
ック30の滑動トラック51の水平な後部部分57を通
過するとすぐに、各滑動トラック50,51の端部に対
して押し付けられる。滑動動作中に蓋の後部端部が不本
意に持ち上げられることは、押え付け装置のT型部材と
の係合によって阻止される。
【0032】回転駆動運動がさらに続けられおよびそれ
故にローラトロリ28がさらに後方に動くことによって、
完全に下げられた滑動蓋31は後部ルーフ表面3の下で滑
動トラック50,51 の端部に係合する各制御ピン21,22 に
よって押され(図7)、押え付け装置58の鍵型端部59は
部材61の水平横方向フランジの下で誘導される。
故にローラトロリ28がさらに後方に動くことによって、
完全に下げられた滑動蓋31は後部ルーフ表面3の下で滑
動トラック50,51 の端部に係合する各制御ピン21,22 に
よって押され(図7)、押え付け装置58の鍵型端部59は
部材61の水平横方向フランジの下で誘導される。
【0033】ウインドデフレクタの回動から蓋の滑動ま
での動作シーケンス全体は、連続した駆動動作によって
もまた得られることができる。しかしながら駆動装置を
中断させることによって、いかなる中間位置ででも固定
することができる。
での動作シーケンス全体は、連続した駆動動作によって
もまた得られることができる。しかしながら駆動装置を
中断させることによって、いかなる中間位置ででも固定
することができる。
【0034】蓋およびウインドデフレクタの閉鎖動作は
基本的に逆のシーケンスで実行され、蓋押さえ付け装置
58と開口部60との協同によって、蓋が水平方向でル
ーフ開口部の真下に来るまで蓋の後部端部の持ち上げ運
動は開始できないことが確実にされている(図6)。蓋
押え付け装置58が開口部60を通過した時に、この状
態となる。蓋の前方への移動中、押え付け装置58の鉤
型端部59は、部材61の横方向フランジを下から押す
ことによって、蓋の後部端部が持ち上がるのを防ぐ。
基本的に逆のシーケンスで実行され、蓋押さえ付け装置
58と開口部60との協同によって、蓋が水平方向でル
ーフ開口部の真下に来るまで蓋の後部端部の持ち上げ運
動は開始できないことが確実にされている(図6)。蓋
押え付け装置58が開口部60を通過した時に、この状
態となる。蓋の前方への移動中、押え付け装置58の鉤
型端部59は、部材61の横方向フランジを下から押す
ことによって、蓋の後部端部が持ち上がるのを防ぐ。
【0035】ライニングプレート構造のより詳細な説明
は、今図17乃至図27を参照することによって為され
る。自動車内部の上方の境界を形成するルーフライナ6
2には、ライナ開口部63がルーフ開口部2の下で切り
出されている。ライナ開口部63のサイズはルーフ開口
部2のサイズに基本的に対応している。ライナ開口部6
3の前部端部64と2つの横側部端部65とは、水路1
1の内側縁部によって境界を定められる。後部端部66
はルーフ開口部の後部端部の下に位置付けられ、そして
それらの端は揃っている。ライナ開口部63の前部端部
64および横側部端部65は、水路11の関連する縁部
のフランジの周りで曲げられそれに締着される。
は、今図17乃至図27を参照することによって為され
る。自動車内部の上方の境界を形成するルーフライナ6
2には、ライナ開口部63がルーフ開口部2の下で切り
出されている。ライナ開口部63のサイズはルーフ開口
部2のサイズに基本的に対応している。ライナ開口部6
3の前部端部64と2つの横側部端部65とは、水路1
1の内側縁部によって境界を定められる。後部端部66
はルーフ開口部の後部端部の下に位置付けられ、そして
それらの端は揃っている。ライナ開口部63の前部端部
64および横側部端部65は、水路11の関連する縁部
のフランジの周りで曲げられそれに締着される。
【0036】ライニングプレート67は、その下方の面
がルーフライナ62と同一平面にあるようにライナ開口
部63の中へ嵌められる。ライニングプレート67の横
側部端部68は、そのすべての周りの端部において、上
向きにそして横方向で外向きに曲げられるので、ライナ
開口部の縁部64乃至66に上から乗る。ライニングプ
レート67の各横側部端部68には、前部および後部の
各ガイドピン69,70が接続される。ガイドピン6
9,70の自由端部は外向きになっており、各ガイドピ
ン69,70は夫々の横側部制御プレート71,72と
一緒に働く。2つの制御プレート71,72はスライダ
73の構成要素であり、このスライダは横側部水路11
の水平ベースのT型部材61上で長手方向に滑動可能な
ように装着されている(図20)。
がルーフライナ62と同一平面にあるようにライナ開口
部63の中へ嵌められる。ライニングプレート67の横
側部端部68は、そのすべての周りの端部において、上
向きにそして横方向で外向きに曲げられるので、ライナ
開口部の縁部64乃至66に上から乗る。ライニングプ
レート67の各横側部端部68には、前部および後部の
各ガイドピン69,70が接続される。ガイドピン6
9,70の自由端部は外向きになっており、各ガイドピ
ン69,70は夫々の横側部制御プレート71,72と
一緒に働く。2つの制御プレート71,72はスライダ
73の構成要素であり、このスライダは横側部水路11
の水平ベースのT型部材61上で長手方向に滑動可能な
ように装着されている(図20)。
【0037】上向きに指向された制御プレート71,7
2は、ライニングプレート67の各ガイドピン69,7
0がその中で係合するガイドスリット74,75をそれ
ぞれ具備する。制御プレート71,72のガイドスリッ
ト74,75は両方とも同じ形である。これらは第1の
水平部分76と、それに隣接し上昇している第2の部分
77と、第1の部分76からのある垂直の距離を上がっ
て第2の部分77に水平に続く第3の部分78とによっ
て構成される。
2は、ライニングプレート67の各ガイドピン69,7
0がその中で係合するガイドスリット74,75をそれ
ぞれ具備する。制御プレート71,72のガイドスリッ
ト74,75は両方とも同じ形である。これらは第1の
水平部分76と、それに隣接し上昇している第2の部分
77と、第1の部分76からのある垂直の距離を上がっ
て第2の部分77に水平に続く第3の部分78とによっ
て構成される。
【0038】前部制御プレート71のガイドスリット7
4の部分には、固定要素79が在り、この固定要素79
の下向きに指向するノーズ80は水路11のベースのT
型部材61上の開口部81と係合してスライダ73の移
動を阻止する。固定要素79の上方端部82はガイドス
リット74の第3の水平部分78の領域に位置付けられ
ており、ガイドピン69と一緒に働いてスライダ73の
移動の阻止を解除することができる。スライダ73がT
型部材61によりその移動を阻止されている限り、ライ
ニングプレート67のガイドピン69,70従ってライ
ニングプレート自身はガイドスリット74,75の領域
内でのみ動くことができる。
4の部分には、固定要素79が在り、この固定要素79
の下向きに指向するノーズ80は水路11のベースのT
型部材61上の開口部81と係合してスライダ73の移
動を阻止する。固定要素79の上方端部82はガイドス
リット74の第3の水平部分78の領域に位置付けられ
ており、ガイドピン69と一緒に働いてスライダ73の
移動の阻止を解除することができる。スライダ73がT
型部材61によりその移動を阻止されている限り、ライ
ニングプレート67のガイドピン69,70従ってライ
ニングプレート自身はガイドスリット74,75の領域
内でのみ動くことができる。
【0039】図17に示されるように、ライニングプレ
ート67はローラトロリ28に装着された前部接続アー
ム83によってこれらのローラトロリ28と共に駆動さ
れるように接続され、ローラトロリ28と同期して動か
される。蓋の閉鎖位置から始まる時は、ローラトロリ2
8はそれらの前方位置にある。ここでは、ライニングプ
レート67はライナ開口部63内に在り、そして接続ア
ーム83によってローラトロリ28に接続されている。
スライダ73はそれらの制御プレート71,72と共に
水路11のベース上のT型部材61に動けなくされ、そ
れ故定着している。ライニングプレート67のガイドピ
ン69,70は、制御プレートのガイドスリット74,
75の第1の水平部分76に係合している。
ート67はローラトロリ28に装着された前部接続アー
ム83によってこれらのローラトロリ28と共に駆動さ
れるように接続され、ローラトロリ28と同期して動か
される。蓋の閉鎖位置から始まる時は、ローラトロリ2
8はそれらの前方位置にある。ここでは、ライニングプ
レート67はライナ開口部63内に在り、そして接続ア
ーム83によってローラトロリ28に接続されている。
スライダ73はそれらの制御プレート71,72と共に
水路11のベース上のT型部材61に動けなくされ、そ
れ故定着している。ライニングプレート67のガイドピ
ン69,70は、制御プレートのガイドスリット74,
75の第1の水平部分76に係合している。
【0040】駆動装置を作動させてローラトロリ28を
後方へ移動させることによって、まずウインドデフレク
タ40が上向きに回動させられる。ローラトロリ28が
ウインドデフレクタ40の回動運動の終了までの距離を
移動する中に、ローラトロリ28によって動かされるラ
イニングプレート67はまずガイドピン69,70によ
ってライナ開口部63から斜め上向きに持ち上げられ
る。何故なら、これらのピン69,70は拘束されてい
る制御プレート71,72の上向きのガイドスリット部
分77内で誘導されるからである。ライニングプレート
67が後方へそして上方へ持ち上げられるのを妨げない
ように、ライナ開口部63の後部端部66にはガイドス
リット74,75の斜めに上向きの部分77の上昇角度
より小さい角度で面取りされている。
後方へ移動させることによって、まずウインドデフレク
タ40が上向きに回動させられる。ローラトロリ28が
ウインドデフレクタ40の回動運動の終了までの距離を
移動する中に、ローラトロリ28によって動かされるラ
イニングプレート67はまずガイドピン69,70によ
ってライナ開口部63から斜め上向きに持ち上げられ
る。何故なら、これらのピン69,70は拘束されてい
る制御プレート71,72の上向きのガイドスリット部
分77内で誘導されるからである。ライニングプレート
67が後方へそして上方へ持ち上げられるのを妨げない
ように、ライナ開口部63の後部端部66にはガイドス
リット74,75の斜めに上向きの部分77の上昇角度
より小さい角度で面取りされている。
【0041】ウインドデフレクタ40を外向きに回動させ
るためにローラトロリ28を移動する間に、ライニングプ
レート67のガイドピン69,70 はさらにガイドスリット7
4,75の第3の水平部分78に入る。それ故に今持ち上げら
れたライニングプレート67は、ウインドデフレクタの外
向きの回動によって得られた換気ギャップ85と一緒に働
く内側換気開口部84を維持するために、なおも静止して
いるスライダ73に対して比較的短い距離だけ後方へ押さ
れる。この状況は図24に示されている。
るためにローラトロリ28を移動する間に、ライニングプ
レート67のガイドピン69,70 はさらにガイドスリット7
4,75の第3の水平部分78に入る。それ故に今持ち上げら
れたライニングプレート67は、ウインドデフレクタの外
向きの回動によって得られた換気ギャップ85と一緒に働
く内側換気開口部84を維持するために、なおも静止して
いるスライダ73に対して比較的短い距離だけ後方へ押さ
れる。この状況は図24に示されている。
【0042】ローラトロリ28を後方へ連続的に移動する
ことによって、すでに記載されたように滑動蓋31の前部
端部は下がる。ローラトロリ28がこの蓋の前部端部の下
降する動きの終りまである距離を移動する間に、ライニ
ングプレート67は、ライニングプレート67の前部端部が
蓋の下げられた前部端部とほぼ表裏が揃うまで、そのガ
イドピン69,70 によってなおも固定されている制御プレ
ート71,72 内のガイドスリット74,75 の第3の水平部分
78へとさらに後方に向けて押される(図25)。この動き
によって、内側換気ギャップ84はさらに増大し、そして
外側換気ギャップ85を増大させることができる。
ことによって、すでに記載されたように滑動蓋31の前部
端部は下がる。ローラトロリ28がこの蓋の前部端部の下
降する動きの終りまである距離を移動する間に、ライニ
ングプレート67は、ライニングプレート67の前部端部が
蓋の下げられた前部端部とほぼ表裏が揃うまで、そのガ
イドピン69,70 によってなおも固定されている制御プレ
ート71,72 内のガイドスリット74,75 の第3の水平部分
78へとさらに後方に向けて押される(図25)。この動き
によって、内側換気ギャップ84はさらに増大し、そして
外側換気ギャップ85を増大させることができる。
【0043】滑動ルーフの開口動作が続けられてローラ
トロリ28がさらに後方に移動すると、蓋の後方端部は
下げられそして滑動蓋31は水平な移動される状態(図
26)になる。ライニングプレート67の前部ガイドピ
ン69は、制御プレート71のガイドスリット74の第
3の水平部分78内で、固定要素79の上方端部82
(図20)に当たり、この要素を枢軸ピン87の周りで
回動させるので、固定要素79の下方ノーズ80はT断
面部材61の開口部81から外へ動かされる。
トロリ28がさらに後方に移動すると、蓋の後方端部は
下げられそして滑動蓋31は水平な移動される状態(図
26)になる。ライニングプレート67の前部ガイドピ
ン69は、制御プレート71のガイドスリット74の第
3の水平部分78内で、固定要素79の上方端部82
(図20)に当たり、この要素を枢軸ピン87の周りで
回動させるので、固定要素79の下方ノーズ80はT断
面部材61の開口部81から外へ動かされる。
【0044】ここで固定が解除され、制御プレート71,7
2 を伴ったスライダ73は、滑動蓋31が各ガイドスリット
74,75 の端部に今到達したライニングプレート67のガイ
ドピン69,70 によって後方に押されるのと同時に後方へ
押される。後部の固定された表面3の下で蓋31が移動す
るさらなる過程では、ライニングプレート67もまたロー
ラトロリ28によって接続アーム83を介して、ルーフ表面
3の下で滑動する。移動動作の間、ライニングプレート
は横方向の制御プレート71,72 に乗っている。ライニン
グプレートの閉鎖動作は、反転されたシーケンスでほぼ
実行される。
2 を伴ったスライダ73は、滑動蓋31が各ガイドスリット
74,75 の端部に今到達したライニングプレート67のガイ
ドピン69,70 によって後方に押されるのと同時に後方へ
押される。後部の固定された表面3の下で蓋31が移動す
るさらなる過程では、ライニングプレート67もまたロー
ラトロリ28によって接続アーム83を介して、ルーフ表面
3の下で滑動する。移動動作の間、ライニングプレート
は横方向の制御プレート71,72 に乗っている。ライニン
グプレートの閉鎖動作は、反転されたシーケンスでほぼ
実行される。
【0045】固定要素79の固定されていない回動運動で
は、上向きに突き出るカムすなわちハンプ(hump)88
(図20)はガイドスリット74の水平部分78の部分に到達
する。このカム88によって、ライニングプレート67のガ
イドピン69が蓋31が滑動して閉鎖する間にカム88の上を
動くときに、ノーズ80がくぼみ81に係合するまで固定要
素79を回動し戻し、それによってスライダ73を再度きっ
ちりと固定することが確実にされる。
は、上向きに突き出るカムすなわちハンプ(hump)88
(図20)はガイドスリット74の水平部分78の部分に到達
する。このカム88によって、ライニングプレート67のガ
イドピン69が蓋31が滑動して閉鎖する間にカム88の上を
動くときに、ノーズ80がくぼみ81に係合するまで固定要
素79を回動し戻し、それによってスライダ73を再度きっ
ちりと固定することが確実にされる。
【図1】閉じている滑動ルーフのある自動車ルーフの部
分平面図。
分平面図。
【図2】閉じた滑動ルーフの、部分的に切取られた、詳
細部分平面図。
細部分平面図。
【図3】図2の線 III−III に沿った完全に閉じた滑動
ルーフの長手方向の断面図。
ルーフの長手方向の断面図。
【図4】ウインドデフレクタが回動している、図3に対
応する長手方向の断面図。
応する長手方向の断面図。
【図5】ウインドデフレクタが回動し且つ滑動蓋がその
後部端部を下げている、図3に対応する長手方向の断面
図。
後部端部を下げている、図3に対応する長手方向の断面
図。
【図6】ウインドデフレクタが回動し且つ滑動蓋がその
後部端部をも下げている、すなわち滑動蓋が全体的に下
げられている、図3に対応する長手方向の断面図。
後部端部をも下げている、すなわち滑動蓋が全体的に下
げられている、図3に対応する長手方向の断面図。
【図7】ウインドデフレクタが回動し且つ滑動蓋が後部
の固定されたルーフ表面の真下に滑動して開放してい
る、図3に対応する長手方向の断面図。
の固定されたルーフ表面の真下に滑動して開放してい
る、図3に対応する長手方向の断面図。
【図8】ローラトロリの前部部分を示す、滑動ルーフの
一側部の部分的に切取られた部分平面図。
一側部の部分的に切取られた部分平面図。
【図9】図8の折れ曲がった線IX−IXにに対応する断面
図。
図。
【図10】図8のラインX−Xに対応する長手方向の断
面図。
面図。
【図11】図8に対応する滑動ルーフの側部を示すが、
ローラトロリの後部部分に関連する、部分的に切取られ
た部分平面図。
ローラトロリの後部部分に関連する、部分的に切取られ
た部分平面図。
【図12】図11の折れ曲がった線 XII−XII に対応する
断面図。
断面図。
【図13】図11の線XIII−XIIIに対応する長手方向の断
面図。
面図。
【図14】ウインドデフレクタの長手方向端部部分と、
図8および図11と同じ滑動ルーフ側部の部分を形成する
その機能的構成要素との、部分的に切取られた部分平面
図。
図8および図11と同じ滑動ルーフ側部の部分を形成する
その機能的構成要素との、部分的に切取られた部分平面
図。
【図15】図14の折れ曲がった線XV−XVに対応する長手
方向の断面図。
方向の断面図。
【図16】図14の線 XVI−XVI に対応する断面図。
【図17】図8、図11および図14と同じ滑動ルーフの部
分を形成する、ライニングプレートの角およびそれとロ
ーラトロリとの接続部を示す部分的に切取られた部分平
面図。
分を形成する、ライニングプレートの角およびそれとロ
ーラトロリとの接続部を示す部分的に切取られた部分平
面図。
【図18】図17の線 XVIII−XVIII に対応する断面図。
【図19】ライニングプレートとそれに連結された制御
装置の一側部の部分平面図。
装置の一側部の部分平面図。
【図20】図19の線XX−XXに対応する長手方向の断面
図。
図。
【図21】図19の線 XXI−XXI に対応する断面図。
【図22】図19の線XXII−XXIIに対応する断面図。
【図23】ウインドデフレクタおよび滑動蓋に連結され
た機能部分は示されないが、閉じた位置で位置付けられ
たライニングプレートの機能部分は示されている、図3
に対応する長手方向の断面図。
た機能部分は示されないが、閉じた位置で位置付けられ
たライニングプレートの機能部分は示されている、図3
に対応する長手方向の断面図。
【図24】持ち上げられ開放動作を開始するライニング
プレートを示す、図4に対応し且つ図23のように構成さ
れた長手方向の断面図。
プレートを示す、図4に対応し且つ図23のように構成さ
れた長手方向の断面図。
【図25】持ち上げられ開放動作を開始するライニング
プレートを示す、図5に対応し且つ図23のように構成さ
れた長手方向の断面図。
プレートを示す、図5に対応し且つ図23のように構成さ
れた長手方向の断面図。
【図26】持ち上げられ開放動作を開始するライニング
プレートを示す、図6に対応し且つ図23のように構成さ
れた長手方向の断面図。
プレートを示す、図6に対応し且つ図23のように構成さ
れた長手方向の断面図。
【図27】持ち上げられ滑動して開放するライニングプ
レートを示す、図7に対応し且つ図23のように構成され
た長手方向の断面図。
レートを示す、図7に対応し且つ図23のように構成され
た長手方向の断面図。
2…ルーフ開口部、3…ルーフ表面、5…ガイドレー
ル、9…ガイドトラック、10…ケーブルガイドダクト、
16,17 …ガイド本体、21,22 …制御ピン、28…ローラト
ロリ、29,30 …制御ブロック、31…滑動蓋、40…ウイン
ドデフレクタ、50,51 …滑動トラック、63…ライナ開口
部、67…ライニングプレート、69,70 …ガイドピン、73
…スライダ、74,75,77…ガイドスリット、84…換気開口
部。
ル、9…ガイドトラック、10…ケーブルガイドダクト、
16,17 …ガイド本体、21,22 …制御ピン、28…ローラト
ロリ、29,30 …制御ブロック、31…滑動蓋、40…ウイン
ドデフレクタ、50,51 …滑動トラック、63…ライナ開口
部、67…ライニングプレート、69,70 …ガイドピン、73
…スライダ、74,75,77…ガイドスリット、84…換気開口
部。
フロントページの続き (72)発明者 アルベルト・シュラップ ドイツ連邦共和国、6072 ドライアイ ヒ、レッシンクシュトラーセ 10 (72)発明者 ギュンター・プファイファー ドイツ連邦共和国、8751 ニーデルンベ ルク、アム・ビンゲルト 14 (56)参考文献 実開 昭63−141022(JP,U) 特開 昭56−131421(JP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】 ルーフ開口部の前方の端部で回動できる
非可滑動フロントウインドデフレクタと、ルーフ開口部
で滑動できるように誘導され、ルーフが閉じられるとき
にウインドデフレクタと共にルーフ開口部を閉じる後部
滑動蓋とを具備するルーフ開口部付き自動車の為の滑動
ルーフであり、 前記滑動蓋が、閉鎖位置にある時に、前記滑動蓋の前部
端部を下げる為に前記滑動蓋の後部端部の付近に設けら
れた枢軸の周りを回動できるように軸受支持され、その
結果ウインドデフレクタの後部端部と滑動蓋の前部端部
との間に高さの調整できる換気ギャップが形成され、 ウインドデフレクタの回動と共に滑動蓋の後部端部が下
げられた後、滑動蓋が後部の固定ルーフ表面の下に全体
的に或いは部分的に移動されることができ、捩子山付き
ケーブル駆動装置がウインドデフレクタおよび滑動蓋の
両者の動きを作動させるために使用され、 滑動蓋が、ウインドデフレクタが完全に回動しきったと
きのみ、滑動蓋の前部端部を下げることを目的として回
動するように駆動されることができ、 滑動蓋の前部端部が下げられてしまうまでは、滑動蓋の
後部端部を下げる事も、完全に下げられた滑動蓋を後部
の固定ルーフ表面の下に滑動させる事も出来ない滑動ル
ーフ。 - 【請求項2】 ウインドデフレクタは、外向きに回動さ
せる方向に作用するばね力によって作用され、且つ捩子
山付きケーブル駆動装置によってほぼ水平に移動される
ことができ、ウインドデフレクタに或いはウインドデフ
レクタに接続された構成要素に作用するくさび装置によ
って閉鎖位置に保持され、くさび装置が開放方向に移動
するにつれて外方向に回動する様に漸進的に解除され、
くさび装置が閉鎖方向に移動される時はばね力に対抗し
て回動させられる請求項1記載の滑動ルーフ。 - 【請求項3】 ルーフ開口部の両側部で、力を伝達する
ようにケーブル駆動装置に接続されるローラトロリ或い
はそのようなものがガイドレール上でほぼ水平に移動さ
れることができ、各ローラトロリに固定される前部およ
び後部の制御ピンが滑動蓋の側部に固定される制御ブロ
ックの滑動トラックに滑動できるように係合する請求項
1記載の滑動ルーフ。 - 【請求項4】 ウインドデフレクタ及び滑動蓋を閉鎖位
置で下から覆うライニングプレートが、ルーフ開口部に
対応するライナ開口部に対して滑動可能で且つ垂直に移
動可能に装着され、滑動移動のための力を伝達されるよ
うにローラトロリ或いはそのようなものに結合され、ウ
インドデフレクタの回動運動の間に同時に制御装置によ
ってライナ開口部から持ち上げられ、滑動蓋が閉鎖位置
になおも保持されている間に、ライニングプレートの前
部端部とライナ開口部の隣接する端部との間に内部換気
開口部を形成するように開く方向に向けて移動される請
求項3記載の滑動ルーフ。 - 【請求項5】 ローラトロリ或いはそのようなものが水
平方向に力を伝達するようにおよび垂直方向に移動でき
るようにライニングプレートの側部端部に結合され、制
御装置は、ライニングプレートの両側部に移動できるよ
うに装着され、スライダ制御プレートがスライダの上に
装着されライニングプレートに固定される前部および後
部のガイドピンがスライダ制御プレートのガイドスリッ
ト内で滑動できるように係合する前記スライダと、前記
スライダに連結されており、固定要素によって、換気開
口部を形成するライニングプレートの上昇移動の間及び
ライニングプレートの開口移動の間スライダが滑動移動
に対して固定されるがライニングプレートの上昇移動及
び開放移動の後では前方ガイドピンによって固定を解か
れそしてローラトロリと共に共通のさらなる開放移動の
ために解放される前記固定要素とを具備する請求項4記
載の滑動ルーフ。 - 【請求項6】 ルーフ開口部の前方の端部の所で回動す
る非可滑動性のフロントウインドデフレクタと、ルーフ
開口部内で滑動できるように誘導され、ルーフ開口部が
閉じられる時にウインドデフレクタと共にルーフ開口部
を閉じる後部滑動蓋とを摺動屋根に具備する自動車であ
り、前記滑動蓋が閉鎖位置にある時に前記滑動蓋は前記
滑動蓋の前部端部を下げるために後部端部の付近に設け
られた枢軸の周りを回動できるように軸受支持されてお
り、その結果、ウインドデフレクタの後部端部と滑動蓋
の前部端部との間に高さの調整できる換気ギャップが形
成される、ルーフ開口部を有する自動車。 - 【請求項7】 滑動蓋の後部端部がウインドデフレクタ
が回動されると共に下げられた後に前記滑動蓋が、後部
の固定ルーフ表面の下に全体的に或いは部分的に移動さ
れることができ、捩子山付きケーブル駆動装置がウイン
ドデフレクタおよび滑動蓋の両者の動きに付勢するため
に使用される請求項6記載の自動車。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4040825A DE4040825C2 (de) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | Schiebedach für Kraftfahrzeuge |
DE4040825:6 | 1990-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04293616A JPH04293616A (ja) | 1992-10-19 |
JP2758094B2 true JP2758094B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=6420807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3338851A Expired - Lifetime JP2758094B2 (ja) | 1990-12-20 | 1991-12-20 | 自動車用滑動ルーフ |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5306069A (ja) |
JP (1) | JP2758094B2 (ja) |
KR (1) | KR960001131B1 (ja) |
BR (1) | BR9105457A (ja) |
CA (1) | CA2056300C (ja) |
DE (1) | DE4040825C2 (ja) |
ES (1) | ES2051180B1 (ja) |
FR (1) | FR2670720B1 (ja) |
GB (1) | GB2251223B (ja) |
IT (1) | IT1253541B (ja) |
MX (1) | MX9102596A (ja) |
NL (1) | NL194327C (ja) |
SE (1) | SE9103768L (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5803534A (en) * | 1993-10-15 | 1998-09-08 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Passenger car with a transparent top assembly |
DE4417049C1 (de) * | 1994-05-14 | 1995-06-14 | Webasto Karosseriesysteme | Windabweiser für Fahrzeugdächer mit beweglichem Dachteil |
DE19505006C1 (de) * | 1995-02-15 | 1996-04-04 | Webasto Karosseriesysteme | Fahrzeugdach mit zwei Deckelelementen |
DE19804144C1 (de) * | 1998-02-03 | 1999-02-25 | Webasto Karosseriesysteme | Fahrzeugdach mit im Bereich einer Dachöffnung verschiebbar geführten Himmelplatte |
DE19809943C5 (de) * | 1998-03-07 | 2006-01-05 | Webasto Ag | Fahrzeug-Windabweiser mit abhängig von der Fahrzeuggeschwindigkeit einstellbarem Aufstellgrad |
NL1009071C2 (nl) * | 1998-05-06 | 1999-11-09 | Inalfa Ind Bv | Open-dakconstructie voor een voertuig. |
DE19911551B4 (de) * | 1999-03-16 | 2009-06-10 | Webasto Ag | Windabweiser für ein Fahrzeugdach |
US6199944B1 (en) | 1999-06-04 | 2001-03-13 | Asc Incorporated | Spoiler sunroof |
NL1013832C2 (nl) * | 1999-12-13 | 2001-06-14 | Inalfa Ind Bv | Open-dakconstructie voor een voertuig. |
DE10002457C2 (de) * | 2000-01-21 | 2001-03-08 | Audi Ag | Schiebedach |
NL1015394C2 (nl) * | 2000-06-07 | 2001-12-10 | Inalfa Ind Bv | Open-dakconstructie voor een voertuig. |
DE10037035B4 (de) | 2000-07-27 | 2007-12-27 | Webasto Ag | Fahrzeugdach mit zumindest einem bewegbaren Schiebedachdeckel |
DE10040701A1 (de) * | 2000-08-17 | 2002-03-07 | Meritor Automotive Gmbh | Baugruppenelement als Zwischenprodukt für ein aus mehreren Baugruppenteilen bestehendes Verschlußelement für Fahrzeuge, ein Herstellungsverfahren hierfür sowie ein aus dem Zwischenprodukt gebildetes mehrteiliges Verschlußelement für Fahrzeuge |
JP2003237372A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ルーフ装置 |
DE10208185B4 (de) * | 2002-02-20 | 2006-02-02 | Webasto Ag | Windabweiseranordnung für ein Fahrzeugdach |
JP4634189B2 (ja) * | 2005-03-01 | 2011-02-16 | 富士重工業株式会社 | 車両用サンルーフ装置 |
FR2983129A1 (fr) * | 2011-11-30 | 2013-05-31 | Acs France Sas | Pavillon vitre a panneau mobile coulissant et entrebaillant. |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1946161C3 (de) * | 1969-09-12 | 1978-09-14 | Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt | Schiebedach für Kraftfahrzeuge |
JPS56131421A (en) * | 1980-02-15 | 1981-10-15 | Nhk Spring Co Ltd | Device for opening and closing roof of vehicle |
JPS6071327A (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-23 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 自動車のサンルーフ開閉装置 |
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