JP2756858B2 - 車両用ホイールのスピニング成形装置およびその方法 - Google Patents

車両用ホイールのスピニング成形装置およびその方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両用ホイールのスピニング成形装置お
よびその方法に関する。
〔従来の技術〕
従来において、例えば、車両用ホイールをスピニング
成形する場合、第3図に示すように、先ず、ディスク部
51およびリム素材筒53を備えたホイール素材5を鍛造又
は鋳造によって成形する。そして、この素材5をリム成
形用マンドレル1に外嵌め固定した状態でこのマンドレ
ル1を軸心11の回りに回転させ、回転押圧具3によりリ
ム成形面12に沿って矢印方向に扱くことによりリム部R
を形成していた(特開昭61−115640号)。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる従来のスピニング成形方法にあ
っては、リムフランジ水平成形面121の直前において、
リム素材5をマンドレル1の放射方向に延ばし、その
後、この延びた部分を前記リムフランジ水平成形面121
にそって略直角方向に扱いていたため、リム素材5の先
端部に扱かれない部分が生じ、この結果、リムRにおけ
るリムフランジ部9の強度を維持するのに手間がかかる
という不都合を有した。
この発明の課題はかかる不都合を解消することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
前記課題を達成するために、 この発明に係る車両用ホイールのスピニング成形方法
においては、リム成形用マンドレルにリム素材を設置
し、このマンドレルを軸の回りに回転させながら前記リ
ム素材を前記マンドレルのリム成形面に沿って扱くこと
によりリム部を成形する車両用ホイールのリムのスピニ
ング成形方法において、 前記リム素材をリム成形面に沿って扱く際に、前記リ
ム成形面におけるリムフランジ立ち上がり成形面に沿っ
て前記リム素材を前記マンドレルの放射方向に延ばし、
その後、この延びた部分をリムフランジ水平成形面に沿
って略直角方向に扱くものである。
この発明に係る車両用ホイールのスピニング成形装置
においては、リム成形用マンドレルのリムフランジ水平
成形面に筒状補助型を軸方向に進退可能に外嵌めしたも
のである。
〔発明の作用〕
この発明に係る車両用ホイールのスピニング成形方法
は上記のように構成されているため、リムフランジ部ま
で充分扱かれたリム部を得ることができるものである。
又、この発明に係る車両用ホイール用リムのスピニン
グ成形装置は上記のように形成されているため、筒状補
助型の先端縁(図における右端縁)をマンドレルのリム
フランジ水平成形面の始端に合わせて設置固定すれば、
リム素材をリム成形面に沿って扱く際に、リムフランジ
水平成形面の直前において前記リム素材を前記マンドレ
ルの放射方向に延ばすことができる。そして、その後、
前記補助型を後退させれば、リムフランジ水平成形面が
露出するため、このリムフランジ水平成形面に沿って略
直角方向に扱くことによりリムフランジをスピニング成
形できるものである。
〔実施例の説明〕
以下、第1図および第2図に基づいてこの発明の実施
例を説明する。
第1図および第2図において、Aは車両用ホイールの
スピニング成形装置、1はこの装置Aのリム成形用マン
ドレルであり、軸11の回りに回転可能である。12はリム
成形面であり、前記マンドレル1の周面に形成されてい
る。また、122はリムフランジ立ち上がり成形面であ
り、リム成形面12の端部において略垂直状に形成されて
いる。また、121はリムフランジ水平成形面であり、前
記リムフランジ立ち上がり成形面122の外側に連なって
略水平状に形成されている。
次に、2は筒状補助型であり、前記マンドレル1のリ
ムフランジ水平成形面121に軸11に沿って進退可能に外
嵌めされている。3は回転押圧具であり、後記リム素材
部53を扱くためのものである。又、4は押圧板であり、
後記ホイール素材5をマンドレル1に挟持固定するため
のものである。
次に、このスピニング成形装置Aの使用方法を第1図
および第2図に基づいて説明する。
図において、5は車両用ホイール素材、51はこのホイ
ール素材5のディスク部、52はこのディスク部51の表側
周端縁に鍛造又は鋳造によって一体形成された表側リム
部である。53は裏側リム素材筒(この発明の「リム素
材」に相当する)であり、ディスク部51の裏側周端縁に
前記表側リム部52同様鍛造又は鋳造によって一体形成さ
れている。この裏側リム素材筒53はスピニング成形によ
って裏側リム部Rとなる。
このように構成される車両用ホイール素材5をマンド
レル1に設置するにあたって、筒状補助型2の先端縁
(図における右端縁)をマンドレル1のリムフランジ水
平成形面121の始縁に合わせて設置する(第1図の状態
を参照のこと)。その後、ホイール素材5を設置し、押
圧板4によって挟持する。この状態で、マンドレル1を
軸11の回りに回転させ、回転押圧具3によって前記裏側
リム素材筒53を前記リム成形面(マンドレル1の)12、
ひいては、リムフランジ立ち上がり成形面122に沿って
扱く。この場合、裏側リム素材筒53の先端部は前記筒状
補助型2の先端面(図における右端面)に沿って垂直方
向、換言すれば、マンドレル1の放射方向に延ばすこと
ができる(第1図仮想線の図を参照のこと)。その後、
第2図に示すように、筒状補助型2を後退させ、リムフ
ランジ水平成形面121を露出させ、裏側リム素材筒53の
先端部(放射状に延びた部分)を、このリムフランジ水
平成形面121に沿ってスピニング成形しリムフランジ
9、ひいては、裏側リム部Rを形成する。なお、図にお
いて、Wが形成された車両用ホイールである。
〔発明の効果〕
この発明に係る車両用ホイールのスピニング成形方法
は、リム成形用マンドレルにリム素材を設置し、このマ
ンドレルを軸の回りに回転させながら前記リム素材を前
記マンドレルのリム成形面に沿って扱くことによりリム
部を成形する車両用ホイールのリムのスピニング成形方
法において、 前記リム素材をリム成形面に沿って扱く際に、前記リ
ム成形面におけるリムフランジ立ち上がり成形面に沿っ
て前記リム素材を前記マンドレルの放射方向に延ばし、
その後、この延びた部分をリムフランジ水平成形面に沿
って略直角方向に扱くものであるため、 リムフランジ部まで充分扱かれたリム部を得ることが
できるものである。
よって、このスピニング成形方法を使用すれば、リム
フスランジ部の強度を維持したリムを容易に得ることが
できるものである。
また、 この発明に係る車両用ホイールのスピニング成形装置
は、リム成形用マンドレルのリムフランジ水平成形面に
筒状補助型を軸方向に進退可能に外嵌めしたものである
ため、 筒状補助型の先端縁(図における右端縁)をマンドレ
ルのリムフランジ水平成形面の始端に合わせて設置固定
すれば、リム素材をリム成形面に沿って扱く際に、リム
フランジ水平成形面の直前において前記リム素材を前記
マンドレルの放射方向に延ばすことができる。そして、
その後、前記補助型を後退させれば、リムフランジ水平
成形面が露出するため、このリムフランジ水平成形面に
沿って略直角方向に扱けばリムフランジをスピニング成
形できるものである。
よって、このスピニング成形装置を使用すれば、この
発明のスピニング成形方法を簡易に実施できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すものであり、 第1図および第2図は成形工程の断面図、 第3図は従来の成形工程の断面図である。 1…リム成形用マンドレル 11…軸 12…リム成形面 121…リムフランジ水平成形面 122…リムフランジ立ち上がり成形面 2…筒状補助型 53…裏側リム素材筒(リム素材) A…スピニング成形装置 R…裏側リム部(リム) W…車両用ホイール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リム成形用マンドレルにリム素材を設置
    し、このマンドレルを軸の回りに回転させながら前記リ
    ム素材を前記マンドレルのリム成形面に沿って扱くこと
    によりリム部を成形する車両用ホイールのスピニング成
    形方法において、 前記リム素材をリム成形面に沿って扱く際に、前記リム
    成形面におけるリムフランジ立ち上がり成形面に沿って
    前記リム素材を前記マンドレルの放射方向に延ばし、そ
    の後、この延びた部分をリムフランジ水平成形面に沿っ
    て略直角方向に扱くことを特徴とする車両用ホイールの
    スピニング成形方法。
  2. 【請求項2】リム成形用マンドレルのリムフランジ水平
    成形面に筒状補助型を軸方向に進退可能に外嵌めしたこ
    とを特徴とする車両用ホイールのスピニング成形装置。
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JPH07115104B2 (ja) * 1988-09-21 1995-12-13 旭テック株式会社 スピニング成形方法

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