JPH0325993Y2 - - Google Patents

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JPH0325993Y2
JPH0325993Y2 JP19030181U JP19030181U JPH0325993Y2 JP H0325993 Y2 JPH0325993 Y2 JP H0325993Y2 JP 19030181 U JP19030181 U JP 19030181U JP 19030181 U JP19030181 U JP 19030181U JP H0325993 Y2 JPH0325993 Y2 JP H0325993Y2
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JP
Japan
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drum
thin
rotating drum
accuracy
cylinder
Prior art date
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JP19030181U
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JPS5894592U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転するドラムの円周側面に描画用紙
を固定して描画するドラム形自動製図機の回転ド
ラムの改良に関するものである。
従来ドラム形自動製図機の回転ドラムとして
は、描画時間の短縮を図る上で重要な回転ドラム
の加速性能の向上を図るため、回転ドラム自体の
慣性モーメントを小さくする必要があり、アルミ
ニウムやマグネシウムなどの軽合金を機械加工す
るか、GFRP(GIass Fiber Reinforced
Plastics)、CFRP(Carbon Fiber Reinforced
Plastics)などの繊維強化プラスチツク(以降
FRPと称す)をマンドレルなどの金型により成
形し、円周側面を機械加工して使用しているが、
軽合金を素材とする場合は加工上肉厚を薄くする
のに限度があり、FRPを素材とする場合は、マ
ンドレルに巻かれた状態で成形された円周側面を
機械加工するので、軽合金を素材とする場合より
肉厚を半分程度にすることが出来るが、機械加工
後マンドレルから外すと、成形時の残留応力など
で変形し、回転ドラムの描画紙取付面の加工時の
真円精度が維持出来ないと言う欠点があつた。本
考案は上記の事情に鑑みなされたもので、FRP
を素材とし、薄肉にして真円精度の高い回転ドラ
ムを提供するものである。
先ずFRPを素材とする従来の回転ドラムの一
例を図によつて説明する。第1図は従来の回転ド
ラムの一例の縦断面図である。。上記のごとくマ
ンドレルに巻きつけられ、機械加工されたFRP
製の薄肉円筒1は軽合金製のドラムホイル2,
2′を介して回転軸3に固着され、回転ドラムの
描画紙取付面1aを形成する。しかし前述のごと
く薄肉円筒1の真円精度をマンドレルより外す前
の水準に維持することは、特にドラムホイル2,
2′より離れた部分ほど困難である。
このため本考案者等は上記のごとき加工後の薄
肉円筒の変形を防止もしくは修正を可能とするド
ラム形自動製図機の回転ドラムを考案し出願した
(実願昭56−095197)。
以下図面によつてその要旨を説明する。第2図
は先に出願した考案に係るドラム形自動製図機の
回転ドラムの縦断面図で第1図と同一符号を付し
た部分は同一機能部分を示す。
上記回転ドラムは先ずテーパーのついたマンド
レルによりFRP製の薄肉円筒1′を製作し、マン
ドレルから外した後にその内壁の定位置にFRP
製のリング4,4a,4b,4c,4dを挿入接
着剤などにより装着するものである。これにより
リング4,4a,4c,4dの挿入された部分の
薄肉円筒1′の真円精度はほゞマンドレルよりは
ずれされる前の状態に維持される。
しかしながら該各リングは挿入時回転軸3に対
しフリーの状態にあるので、薄肉円筒1′に装着
された各リングの外周円の中心線が一直線上に一
致しない状態に組立られる場合があり、この場合
は薄肉円筒1′の描画紙取付面1a′の回転中心線
に対する平行精度が維持出来ないと言う欠点があ
つた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので軽量
にして前記真円精度、平行精度の高い回転ドラム
を提供するものである。
次に本考案に係る一実施例を図面によつて説明
する。
第3図は本考案に係る一実施例の回転ドラムの
縦断面図、第4図は第1図A−A線に沿つた断面
の矢視図で、それぞれ第1図、第2図と同一符号
を付した部分は同一機能部分を示す。
本実施例におけるFRP製の薄肉円筒1′は前述
したところの、先に出願(実願昭56−095197)し
た考案に係るものと同様にテーパーのついたマン
ドレルにより成型し、描画紙取付面1′aなどが
機械加工された後マンドレルから外し、内壁に
FRP製リング4′,4′a,4′bを挿入し、該内
壁と該リングの外周の間に接着剤を挿填し固定す
る。
一方回転軸3には板3′,3′a,3′bが溶接
などにより装着されている。リング4′,4′a,
4′bと板3′,3′a,3′bとは、薄肉円筒1′
に回転軸3が挿入され組立られた状態において
夫々対向するような位置に装着されているもので
ある。
次にターンバツクル式のスポーク5を前記した
3組の対向するリングと板の間にそれぞれ4箇介
在させピン6などにより総数で12個のスポーク5
をリングと板に固着する。この間スポーク5の一
部を固着した段階で適当な治具により回転軸3に
仮付けされた薄肉円筒1′を回転させ薄肉円筒
1′の描画紙取付面1′aである外側の側面の前記
真円精度や平行精度を測定し、精度を出すための
スポーク5のスパンなどの調整を行う。このよう
なスポーク5の調整が終了した後にドラムホイル
2,2′を最終的に取付け、回転ドラムの組立が
完了するものである。上記のごとき回転ドラムに
おいて、構成部品であるスポーク5を軽金属製と
することにより、リング4′,4′a,4′bは
FRP製であるから、これらによる回転ドラムの
慣性モーメントの増加は小さい。またリング4′,
4′a,4′bを薄肉円筒1′に挿入する際も薄肉
円筒1′の内壁にはテーパーがついているので挿
入は容易であり、またスポーク5はターンバツク
ル方式であるから前記薄肉円筒1′の描画紙取付
面1′aの回転中心線に対する平行精度を出すた
めの調整もまた容易である。なおリング、スポー
クの数は薄肉円筒1′の大きさなどにより適宜増
減可能なことは勿論である。
以上本考案に係るドラム形自動製図機の回転ド
ラムは軽量にして真円精度、平行精度が高いか
ら、ドラム形自動製図機の描画速度、描画精度は
向上するからその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の、第2図は先に出願した考案に
係る回転ドラムの一例の縦断面図、第3図は本考
案に係る一実施例の回転ドラムの縦断面図、第4
図は第1図A−A線に沿つた断面の矢視図であ
る。 1,1′……薄肉円筒、2,2′……ドラムホイ
ル、3……回転軸、3′,3′a,3′b……板、
4,4′,4a,4′a,4b,4′b……リング、
5……スポーク、6……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラム形自動製図機の回転ドラムにおいて、薄
    肉円筒の内面に複数のリングを装着し、かつ該リ
    ングと回転軸とを複数のスポークで係着したこと
    を特徴とするドラム形自動製図機の回転ドラム。
JP19030181U 1981-12-22 1981-12-22 ドラム形自動製図機の回転ドラム Granted JPS5894592U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19030181U JPS5894592U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 ドラム形自動製図機の回転ドラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19030181U JPS5894592U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 ドラム形自動製図機の回転ドラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894592U JPS5894592U (ja) 1983-06-27
JPH0325993Y2 true JPH0325993Y2 (ja) 1991-06-05

Family

ID=30103888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19030181U Granted JPS5894592U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 ドラム形自動製図機の回転ドラム

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JP (1) JPS5894592U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4811038A (en) * 1987-04-14 1989-03-07 Metromedia Company Ink jet printing system and drum therefore

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Publication number Publication date
JPS5894592U (ja) 1983-06-27

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