JPH03256634A - ワーククランプ装置 - Google Patents

ワーククランプ装置

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JPH03256634A
JPH03256634A JP5445390A JP5445390A JPH03256634A JP H03256634 A JPH03256634 A JP H03256634A JP 5445390 A JP5445390 A JP 5445390A JP 5445390 A JP5445390 A JP 5445390A JP H03256634 A JPH03256634 A JP H03256634A
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JP
Japan
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face plate
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work
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clamper
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Hiroaki Taketomi
竹富 浩昭
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、クランクシャフト等のピン研削加工において
使用されるワーククランプ装置に関するものである。
b、 従来の技術 従来より、2輪車で採用されている並列4気筒および2
気筒用のクランクシャフトのピン研削加工においてはピ
ン位相が互いに180°間隔にずれているので、第4図
および第5図に示す如くピン研削盤主軸ヘッド端面に設
けられた基準ピン5152を基準として、ワーク(クラ
ンクシャフト)Wの位相基準面53をワーク押え54に
て押し付けることによりピン位相の割出しを行っている
また、4輪車で採用されている並列4気筒および3気筒
用のクランクシャフトのピン研削加工においては基準ピ
ンにて押える位相基準面がないので、第6図および第7
図に示す如くワークWのフロント側フランジ部55の端
面に設けられたノック穴56を利用しており、マシニン
グの右側主軸ヘッド57に内蔵された位相割出面板を有
する位相割出装置(図示せず)により、ノック穴56に
挿入したノックピン58を介してワークWを回転させ、
ピン位相の割出しを行っている。
C8発明が解決しようとする課題 ところが、上述した2輪車における並列4気筒および2
気筒用のクランクシャフトと同様の加工方法をV型2気
筒用クランクシャフトに適用しようとすると、2つの基
準ビン51.52が互いに近くなり過ぎて(位相角45
°)スペース的に入り切らず、ビン研削加工することが
できないという欠点があった。また、■型2気筒用クラ
ンクシャフトの2つのクランクビンの位相角が異なる新
機種が出た場合、上記基準ビン方式で対応するとマシニ
ングの改造費が掛かりすぎ、経済的に不利であった。こ
のような観点より、上述した4輪車における割出面板方
式を採用したいが、ワーク形状の制約から割出装置57
とワークWとを連結する手段(例えば、ノック穴)が設
けられないため、■型2気筒用クランクシャフトのビン
研削加工が不可能であった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって
、その目的は、上述の如き欠点を解消し得るワーククラ
ンプ装置を提供することにある。
d、 課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明に
おいては、加工装置の主軸ヘッドに内蔵される位相割出
装置から突出した軸状部材と係合する係合穴を有し、か
つワークの端部に着脱自在に取付けられる面板と、ワー
クの位相基準面を押える固定クランパおよびワークを前
記固定クランパ側に押し付ける可動クランパを有する面
板取付治具とをそれぞれ具備し、前記ワークの端部に回
転可能な状態で装着した面板を軸状部材を介して前記割
出装置と互いに連結す−ると共に、前記面板取付治具に
よって前記面板を一定位相でワークに固定するようにし
ている。
e、  作  用 本発明のワーククランプ装置では、ワークに取付けた面
板を軸状部材を介して位相割出装置に連結すると共に、
上記面板を固定クランパおよび可動クランパからなる面
板取付治具によって一定位相で固定しているため、ノッ
ク穴等が端面になくかつビン位相角が小さい2輪車の■
型2気筒用クランクシャフトのビン研削にも適用可能と
なる。
f、 実施例 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図〜第3図は本発明に係るワーククランプ装置の一
実施例を示したものである。このワーククランプ装置は
、特にノック穴等が端面になくかつピン位相角が小さい
2輪車V型2気筒用クランクシャフト等のワークWを加
工装置1によってビン研削加工する際に使用されるもの
である。
加工装置1は、左右両側に一定の間隔をおし1て配設さ
れた一対の主軸ヘッド2.3を有しており一これら主軸
へラド2,3にはワークWを支持するセンタ4.5を備
えたチャック装置6.7が取付けられている。また、右
側の主軸へラド3の内部には、カムを利用した位相割出
面板を有する位相割出装置8が内蔵されており、この自
動的に作動する割出装置8によって後述する面板、さら
にはワークWのビン位相の割出しを行っている。このた
め、割出装置には軸状部材たるノック基準ビン9が突設
されている。なお、加工装置1にはワークWを保持する
左右一対のジャーナルホルダ10゜11が立設されてい
る。
一方、上記ワーククランプ装置は、加工装置1の外で専
用治具を用いてワークWの一端部に着脱自在に取付けら
れる円筒状の面板12と、この面板12を一定位相でワ
ークWに固定する面板取付治具13とをそれぞれ具備し
ている。面板12の内部には、ワークWの軸部14の外
径を基準にして形成された嵌合孔15が設けられており
、外周面にはワークWへの着脱を容易にするスリット1
6が軸方向に沿って形成されている。しかして、面板1
2はワークWに装着した状態でスリット16をポルト1
7にて締付けることにより固定するように構成されでい
る。
また、面板12の両端面のうち、右側の主軸ヘッド3側
に位置する端面12aには基準ビン9および補助ビン1
8とそれぞれ係合する複数のノック穴19が周方向に間
隔を置いて設けられている。補助ビン17はチャック装
置7側に設けられた固定ノックビンである。
上記面板取付治具13は、ワークWの位相基準面20を
押える固定クランパ21、ワークWを固定クランパ21
側に押し付ける可動クランツマ22および面板12を回
転方向に拘束する補助ビン18をそれぞれ備えてなり、
固定クランパ21は位相基準面20に対するピン位相割
出しの1aix整が行えるようになっている。しかして
、固定クランパ21はこれを本体23に取付ける締付ボ
ルト24を緩め、ストツバボJレト25を回転させるこ
とにより本体23に対して移動可能に構成されている。
このため、固定クランパ21には移動方向に延びる2個
の長孔26が間隔を置し)て設けられており、これら長
孔26に締付ボルト24が挿入配置されている。
また、可動クランパ22は空圧シリンダ(図示せず)に
て作動するクランパアーム27を備えており、該クラン
パアーム27は回動ピン28を中心にして回動できるよ
うに構成されている。そして、クランパアーム27の先
端押圧部27a は位相基準面20と反対側のワークW
の対応箇所を押圧する高さに配置れており、これによっ
てワークWは固定クランノ〈21と可動クランパ22と
の間に挟持されるようになっている。
次に、上記構成のワーククランプ装置にてワークWをク
ランプする手順について述べる。但し、主軸ヘッド3内
の位相割出装置8は正しくセットされているものとする
先ず、ワークWの右端の軸部14に面板12を回転可能
な状態で装着する0次いで、ワークWを左右のジャーナ
ルホルダ10.11に載せ、面板12の端面12aに設
けたノック穴19と割出装置8側の基準ビン9および補
助ビン18とを合わせ、当該ノック穴19を基準ビン9
および補助ビン18に嵌入して互いに係合させることに
より面板12と割出装置8とを連結すると共に、左右の
チャック装置6,7のセンタ4,5でワークWを支持す
る。
そして、ワークWの位相基準面20を固定クランパ21
に当てた状態で可動クランパ22のクランパアーム27
を作動させてワークWを固定クランパ21!!に押付け
る。そののち、ポル日7を締付けて面板12をワークW
の軸部14に固定すると、ワークWの複数のクランクピ
ンは自動的に割出され、ビン研削加工を行うことが可能
になる(第3図参照)。
なお、ピン研削加工後は、面板12をワークWカ)ら取
り外し、それ以−〇加工に再使用する。
本実施例の面板取付治具13には、締付ボルト24、ス
トッパポルト25および長孔26等からなる位相調整機
構が設けられているため、ビン位相の精度出しが容易と
なり、ピン研削作業の能率向上刃(図れる。
以上、本発明の一実施例につき述べたが、本発明は既述
の実施例に限定されるもので番よなく、本発明の技術的
思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施例においては、スリット16を設け
た円筒状の面板12をボルト17で締付番することによ
りワークWに固定しているが、一対の断面略半円弧状部
材を互いにボルトで締付けて連結することにより構成し
た面板をワークWに固定しても同様の作用効果を奏する
g、 発明の効果 上述の如く、本発明に係るワーククランプ装置は、位相
割出装置から突出した軸状部材と係合する係合孔を有す
る面板と、固定クランプおよび可動クランパからなる面
板取付治具とをそれぞれ具備し、ワークの端部に回転可
能な状態で装着した面板を軸状部材を介して上記割出装
置と互いに連結すると共に、上記面板取付治具によって
面板を一定位相でワークに固定するようにしているので
、例えばノック穴等が端面になくかつピン位相角が小さ
い2輪車の■型2気筒用クランクシャフトのビン外径研
削加工を行うことができ、汎用性に優れている。また、
本発明のワーククランプ装置では、上記■型2気筒用ク
ランクシャフトの2つのクランクビンの位相角が異なる
新機種が仮に出た場合でも、加工装置の主軸ヘッドに内
蔵されている位相割出装置の位相割出面板を作り換える
ことにより容易に対応できるため、従来の如く加工装置
を改造する必要がなくなり、経済的に極めて有利である
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係るワーククランプ装置の一
実施例を示すものであって、第1図は加工装置に取付け
た状態のワークの正面図、第2図は面板の拡大図、第3
図は面板取付治具の平面図、第4図〜第7図は従来例を
示すものであって、第4図および第5図は基準ピンを用
いてビン位相の割出しを行った状態のワークの側面図、
第6図はノックピンとノック穴を用いてビン位相の割出
しを行った状態のワークの正面図、第7図は第6図に示
すワークの側面図である。 l・・・加工装置、     3・・・主軸ヘッド、4
.5・・・センタ、    6.7・・・チャック装置
、8・・・位相割出装置、  9・・・基準ビン、10
、11・・・ジャーナルホルダ、 12・・・面板、      13・・・面板取付治具
、14・・・ワークの軸部、  15・・・嵌合孔、1
6・・・スリット、     17・・・ボルト、18
・・・補助ビン、     19・・・ノック穴、20
・・・ワークの位相基準面、 21・・・固定クランパ、  22・・・可動クランパ
、23・・・本体、      24・・・締付ボルト
、25・・・ストツバボルト、 27・・・クランパアーム、 W・・・ワーク。 26・・・長孔、 28・・・回動ピン、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  加工装置の主軸ヘッドに内蔵される位相割出装置から
    突出した軸状部材と係合する係合穴を有し、かつワーク
    の端部に着脱自在に取付けられる面板と、ワークの位相
    基準面を押える固定クランパおよびワークを前記固定ク
    ランパ側に押し付ける可動クランパを有する面板取付治
    具とをそれぞれ具備し、前記ワークの端部に回転可能な
    状態で装着した面板を軸状部材を介して前記割出装置と
    互いに連結すると共に、前記面板取付治具によって前記
    面板を一定位相でワークに固定するようにしたことを特
    徴とするワーククランプ装置。
JP5445390A 1990-03-06 1990-03-06 ワーククランプ装置 Expired - Lifetime JP2874004B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103624296A (zh) * 2013-11-20 2014-03-12 江苏九鼎新材料股份有限公司 一种大型玻璃纤维风电叶片端部钻孔系统
CN105057965A (zh) * 2015-07-16 2015-11-18 成都市松川金属材料有限公司 一种圆管加工夹紧结构
CN105269346A (zh) * 2015-11-16 2016-01-27 山西平阳重工机械有限责任公司 圆柱体轴类零件端面快速定心装置
CN105855967A (zh) * 2016-06-06 2016-08-17 贵州航太精密制造有限公司 一种加工精密细小轴类零件的夹头
CN106826046A (zh) * 2016-12-14 2017-06-13 奇瑞汽车股份有限公司 钣金件与连接辅件的定位焊接结构

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