JP2756401B2 - 一体型ブラケット構造を有する分離給紙器具 - Google Patents
一体型ブラケット構造を有する分離給紙器具Info
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Description
給紙する器具に関し、特に一体型ブラケット構造を有す
る分離給紙器具に関する。
及びファクシミリ等の事務機器には用紙を自動的に1枚
ずつ分離して給紙する器具を給紙部に夫々採用してい
る。
な場合は、分離ベルトと分離ローラーを通じて用紙を1
枚ずつ分離するとき、分離ベルトは固定され、固定ロー
ラーのみ回転され、分離ベルトの一部分だけが継続接触
・摩耗されることにより、ベルトの寿命が短縮されて頻
繁な部品交替が必要とされ、分離給紙性能が低下する問
題点と、用紙が分離ローラーと分離ベルトとに進入する
前に上記分離ローラーと分離ベルトが直接接触して大き
な摩擦力を起こすことにより、上記ローラーを回転させ
るモーターに大きな負荷がかかる問題点があった。
く既に図1に示す分離給紙器具を提案したことがあり
(大韓民国1991年実用新案登録出願第11586号
参照)、これを簡単に説明すると次の通りである。図1
は本出願人により提案された従来の分離給紙器具の一実
施例構造を示す斜視図である。
1aは固定部ブラケット四角形孔、12はベルト掛止ロ
ーラー、12aは固定ローラー四角形軸、13はベル
ト、14は回動部ブラケット、14aは回動部ブラケッ
ト長孔、15はベルト掛け回転ローラー、16は回転軸
支持部、17はスプリング、18は分離ローラーを夫々
示す。
ベルト掛止ローラー12とベルト掛け回転ローラー15
とを環形の分離ベルト13で連結して上記分離ベルト1
3が分離ローラー18に接触するようにした後、上記ベ
ルト掛け回転ローラー15にスプリング掛け回転軸15
aを連結する。そして、上記スプリング掛け回転軸15
aの両端に回転軸支持部16を挟持設置し、上記回転軸
支持部16を回動部ブラケット14の長孔14aに挿入
して、上記ベルト掛け回転ローラー15が回転できるよ
うにする。更に、上記ベルト掛止ローラー12を四角形
軸12aを利用して固定部ブラケット11の四角形孔1
1aに挿入することにより、ベルト掛止ローラー12が
回転できないようにし、上記スプリング掛け回転軸15
aにスプリング17の一方を連結し、他方を夫々装着機
器胴体に固定し、上記分離ベルト13が分離ローラー1
8に適宜な張力で密着されるようにするのである。
は、分離ベルトの使用寿命を延長させ、分離性能を増大
させる効果を実現しているが、固定部ブラケットと回動
部ブラケットが分離された構造を有しているため、独立
的に装着機器の胴体に締結され、スプリングを利用した
ベルト張力調節のために回動部ブラケット長孔等の複雑
な構造を有しており、上記スプリング又別途に装着機器
の胴体に固定するようになっているため、その製造及び
装着が難しいのみならず、故障発生時に交替が難して問
題点を有している。
るために発明されたものであって、簡単な構成により容
易に装着し、分離ベルトの使用寿命を延長させ、分離性
能を増大させる一体型ブラケット構造を有する分離給紙
器具を提供することを目的とする。
するために用紙を1枚ずつ分離して給紙する器具におい
て、両側の側板と、上記両側の側板との間に設けられて
上記両側面の間隔を維持し、ベルトを支持するベルト支
持体と、上記両側の側板との間に固定設置されて上記両
側面の間隔を維持し、無軸ローラーを支持する無軸ロー
ラー支持体と、上記ベルト支持体の反対側端の両側側板
に夫々連結設置されてスプリングの一方を固定するスプ
リング支持体が一体に形成されたブラケットと;上記一
体に形成されたブラケットのベルト支持体の反対側でベ
ルトの回転に従って回動され、ベルトの張力を調節する
ために前後に移動するように設置されたベルト掛け回動
軸と;上記ベルト掛け回動軸の両端と上記一体に形成さ
れたブラケットの両側スプリング支持体との間に位置し
て上記ベルト掛け回動軸に対し適宜な引力を作用させる
スプリングと;上記一体に形成されたブラケットのベル
ト支持体と上記スプリングに連結されたベルト掛け回動
軸に亘って支持されるように設置された環形の平ベルト
と;上記無軸ローラー支持体の間で中心軸なしに上下に
自在に移動しながら上下側の環形の平ベルトに接触して
回転される無軸ローラー;及び上記環形の平ベルトが所
定の張力を有するよう密着設置され、動力源から提供さ
れる動力で回転される分離ローラーとを含み構成される
分離給紙器具を提供する。
体に形成されたブラケットのスプリング支持体を支持す
る連結支持板の下方面に過剰給紙阻止手段を更に付加装
着して用紙が一度に過剰挿入されるのを防止する分離給
紙器具を提供する。更に、上記の通り構成された本発明
の一体に形成されたブラケットの両側側板の外側に、連
結手段を更に付着して装着時に容易に締結できるように
する分離給紙器具を提供する。
明の一実施例を詳細に説明する。図2は本発明の一体型
ブラケット構造を有する分離給紙器具の斜視図であり、
図3は上記図2における一体型ブラケット構造物のA−
A’断面図であり、図4は本発明による分離給紙器具で
ある一体型ブラケット構造物の底面図てある。
23はベルト支持体、24はスプリング支持体、25は
無軸ローラー、26は無軸ローラー支持体、27は分離
給紙用平ベルト、28はベルト掛け回動軸、29はスプ
リング、30はスプリング掛け台連結支持板、31は過
剰給紙阻止板、31aはマイラー板、31bはコルク
板、32は分離ローラーを夫々示す。
の側板21と、上記両側の側板との間に設置されて上記
両側面の間隔を維持しベルトを支持するベルト支持体2
3と、上記両側の側板間に無軸ローラーの直径よりやや
広い間隔で固定設置されて上記両側面の間隔を維持して
無軸ローラーを支持する無軸ローラー支持体26、及び
上記ベルト支持体23の反対側端の両側の側板に夫々連
結設置されてスプリングの一方を固定させるスプリング
支持体24とを一つの金型を利用した射出物(以下、単
に“一体型ブラケット”という)でなるようにし、これ
に環形の平ベルト27を上記両側の側板21間に設置さ
れ、上記無軸ローラー支持体26間で中心軸なしに上下
に自在に移動しながらベルト27に接触して回転される
無軸ローラー25を位置させ、上記一体型ブラケットの
ベルト支持体23の反対側でベルトの回転に従って回動
され、ベルト張力を調節するように前後に移動しながら
上記ベルト27を支持するベルト掛け回動軸28を設置
し、上記ベルト掛け回転軸28の両端と上記一体型ブラ
ケットの両側スプリング支持体24との間に位置して、
上記ベルト掛け回動軸28に対しベルト27と反対方向
へ適切な引力を作用させて、上記ベルトが用紙の分離給
紙に要求される一定な張力を維持するようにするスプリ
ング29を挟み構成したものである。
ては、上記の構成で一体型ブラケットの両側の側板21
の外側に締結板22が突出するよう更に付着して、本発
明の器具を任意の機器に装着するとき、上記一体型ブラ
ケットを容易に装着できるようにした。更に、本発明に
おいては、上記一体型ブラケットのスプリング支持体2
4を支持する連結支持板30の下側面に過剰給紙阻止板
31を付着設置して、過剰の用紙が一度にベルト27と
分離ローラー32との間に挿入されることを防止するよ
うにしたところ、本発明の一実施例ではこれのための望
ましい構成として、上記連結支持板30の傾いた下側面
にその上端が付着され、その下端は上記分離ローラー3
2側へ向かって面全体が傾斜面をなすマイラー板31a
と、上記マイラー板31aの下側傾斜面に付着され、多
数の用紙挿入を効果的に阻止するための所定の大きさを
有するコルク板31bで構成された過剰給紙阻止板31
を用いてマイラー及びコルク材質の特性を利用して適正
な阻止力を有するようにした。
ト27が所定の張力を有するよう密着設置され、動力源
(図示せず)から提供される動力により回転される分離
ローラー32を設けている。特に、本発明においては、
上記無軸ローラー25により実質的に用紙の分離給紙動
作を遂行するベルト27と分離ローラー32の接触面積
を最大に増加させて分離給紙機能を大いに増大させたの
であり、一体型ブラケットの両側に締結板22を形成し
て使用機器に容易に装着できるようにした。
すると次の通りである。本発明においては、上記分離ロ
ーラー32の摩擦係数を相対的に最も大きくし、上記ベ
ルト27の摩擦係数は上記分離ローラー32の摩擦係数
に比べて相対的に小さくして、それにより発生する摩擦
力が上記ベルト支持体23とベルト27間との摩擦力、
上記ベルト掛け回動軸28とベルト27間との摩擦力及
び上記無軸ローラー25とベルト27間との摩擦力の和
により大きいように形成し、上記ベルト掛け回転軸28
が上記ベルトと共に回転されるように構成したのであ
り、上記無軸ローラー25は回転中心が固定されない状
態で単にその上下側がベルト27と接触されているた
め、上記無軸ローラー支持体26とベルト27との間で
上記ベルト27の回転に従って回転される。
分離ローラー32が動力を伝達受けで回転すると、摩擦
力による回転力が上記ベルト27に印加されて上記ベル
ト27、無軸ローラー25及びベルト掛け回転軸28が
共に回転されることにより、不要な動力損失を防止し、
ベルトの摩耗を防止する。反面、1枚の用紙が挿入され
て上記分離ローラー32とベルト27との間に噛まれて
いる場合には、上記分離ローラー32と挿入された用紙
との間の摩擦力と上記ベルト27と挿入された用紙との
間の摩擦力の大小に従って用紙給紙及びベルト回転可否
が決定されるが、既に触れた通り、分離ローラーの摩擦
係数がベルトの摩擦係数より大きくしたため、上記分離
ローラー32と挿入された用紙との間の摩擦力が相対的
に大きいから、上記ベルト27は回転せずに挿入された
用紙のみ給紙されるのである。
離ローラー32とベルト27との間に噛まれている場合
には、上記分離ローラー32と挿入された用紙との間の
摩擦力、挿入された用紙と用紙との間の摩擦力及び上記
ベルト27と挿入された用紙との間の摩擦力の大小に従
って用紙給紙及びベルト回転可否が決定されるが、上記
分離ローラー32と挿入された用紙との間の摩擦力が最
も大きく、挿入された用紙と用紙との間の摩擦力が最も
小さいため、上記用紙と用紙との滑りが発生して分離ロ
ーラーの回転力がベルト側へ伝えられないので、上記ベ
ルト27は回転しなくなり、上記分離ローラー32と当
接する用紙だけが分離されて給紙される。
かった時のみ回転し、用紙が挿入された時には回転しな
くなり、常に1枚の用紙だけを正確に分離給紙し、給紙
される用紙との摩擦によるベルト27の摩耗が全表面に
均一に発生するようにされる。更に、上記分離ローラー
32とベルト27とを長い間使用する場合、上記分離ロ
ーラー32とベルト27とが摩耗して摩擦力が減少して
も、本発明においては上記スプリング29を設けている
ため、上記ベルト27が常に適宜な張力を有して分離ロ
ーラー32に密着するよう引っ張ってやり上記の用紙分
離及び給紙動作が正確になされるようにする。
される機器又はピックアップローラー(図示せず)のよ
うな用紙給紙補助手段を有する機器等に使用される場合
に、上記ベルト27と上記分離ローラー32との間に用
紙が過剰挿入される場合が発生しうる。従って、これを
防止するために、上記ベルト27と上記分離ローラー3
2の先端側に適宜な摩擦力をもって原稿の過剰給紙を阻
止する過剰給紙阻止手段31を付加構成することができ
る。即ち、一体に形成されたブラケットのスプリング支
持体24を阻止する連結支持板30を傾き形成し、上記
連結支持板30の傾いた下側面に上記過剰給紙阻止手段
31を付着して構成する。
記連結支持板30の傾いた下側面にその上端が付着さ
れ、下端は上記分離ローラー32側へ向うよう面全体が
傾斜面をなすマイラー板31aと、上記マイラー板31
aの下側傾斜面に付着され、原稿の過剰給紙を阻止する
ための摩擦力を有するコルク板31bで構成した。しか
し、このような摩擦力を有する阻止板としてコルク板の
みでなくゴム板等を使用することができ、このとき、適
宜な摩擦力をもたせるために各摩擦部材の大きさを異に
して同一の効果を得ることができる。
って、分離ローラー32が矢印方向へ回転すると、上記
の通り用紙が挟まれない状態ではベルト27が当接して
共に回転される。特に、このときは無軸ローラー25が
ベルトの間に位置して、上記分離ローラー32とベルト
27の接触面積を増やしてやり、下側ベルトの回転力を
上側ベルトに伝達して上記ベルト27の回転動作が円滑
になされるようにする。
ルト27との間に挿入されると、ベルト27は停止し、
上記分離ローラー32に当接した用紙から順次に1枚ず
つ給紙させるのである。
は、ベルトが選択的に回転されるようにして、摩耗を最
大限減らすことにより、分離性能を増大させ、適宜なベ
ルト張力を維持してベルトと分離ローラーとの間の接触
面積を増加させて、用紙の分離給紙機能の信頼度を増大
させ、装着を容易にするだけでなく、用紙の過剰給紙を
防止することにより、用紙の分離給紙信頼度を一層向上
させる効果を有する。
図である。
紙器具の斜視図である。
紙器具の正面図である。
紙器具の底面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 用紙を1枚ずつ分離して給紙する器具に
おいて、 両側の側板(21)と、上記両側の側板との間に設置さ
れて上記両側面の間隔を維持し、ベルトを支持するベル
ト支持体(23)と、上記両側の側板との間に固定設置
されて上記両側面の間隔を維持し、無軸ローラーを支持
する無軸ローラー支持体(26)と、上記ベルト支持体
(23)の反対側端の両側側板に夫々連結設置されてス
プリングの一方を固定させるスプリング支持体(24)
が一体に形成されたブラケットと;上記一体に形成され
たブラケットのベルト支持体(23)の反対側でベルト
の回転に従って回動され、ベルトの張力を調節するため
に前後に移動できるように設置されたベルト掛け回動軸
(28)と;上記ベルト掛け回動軸(28)の両端と上
記一体に形成されたブラケットの両側スプリング支持体
(24)との間に位置して上記ベルト掛け回動軸(2
8)に対し適宜な引力を作用させるスプリング(29)
と;上記一体に形成されたブラケットのベルト支持体
(23)と上記スプリング(29)に連結されたベルト
掛け回動軸(28)に亘って支持するように設置された
環形の平ベルト(27)と;上記無軸ローラー支持体
(26)の間で中心軸なしに上下へ自在に移動しながら
上下側の環形の平ベルト(27)に接触して回転される
無軸ローラー(25)と;上記環形の平ベルト(27)
が所定の張力を有するよう密着設置され、動力源から提
供される動力で回転される分離ローラー(32)とを有
することを特徴とする一体型ブラケット構造を有する分
離給紙器具。 - 【請求項2】 上記一体に形成されたブラケットのスプ
リング支持体(24)を支持する連結支持板(30)の
下側面に付着されて過剰の用紙が一度に挿入されるのを
防止する過剰給紙阻止手段(31)とを更に含んでいる
ことを特徴とする請求項1記載の一体型ブラケット構造
を有する分離給紙器具。 - 【請求項3】 上記一体に形成されたブラケットは、 上記両側の側板(21)の外側に付着されて装着時の締
結を容易にできるようにする締結手段(22)が更に形
成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の一
体型ブラケット構造を有する分離給紙器具。 - 【請求項4】 上記過剰給紙阻止手段(31)は、 上記連結支持板(30)の傾いた下側面にその上端が付
着され、その下端は上記分離ローラー(32)側へ向っ
て面全体が傾斜面をなすマイラー板(31a)と;上記
マイラー(31a)の下側傾斜面に付着されており、用
紙の過剰給紙を防止するコルク板(31b)とから構成
されることを特徴とする請求項2記載の一体型ブラケッ
ト構造を有する分離給紙器具。
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