JPH0640105A - 印字装置のフィードローラ機構 - Google Patents
印字装置のフィードローラ機構Info
- Publication number
- JPH0640105A JPH0640105A JP6157592A JP6157592A JPH0640105A JP H0640105 A JPH0640105 A JP H0640105A JP 6157592 A JP6157592 A JP 6157592A JP 6157592 A JP6157592 A JP 6157592A JP H0640105 A JPH0640105 A JP H0640105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed roller
- paper
- shaft
- holding force
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】用紙搬送時のバタツキ、だこう等の原因となる
フィードローラとアイドルローラとによる用紙保持力の
変動を防止し、保持力調整作業を容易とする。 【構成】フィードローラ2は、円筒状の硬質ゴム製のリ
ング部21と、中心に設けられたシャフト取付部23
と、リング部21とシャフト取付部23との間に設けら
れリング部21より柔軟性のある合成樹脂製のスポンジ
部22とで構成され、シャフト5に貫装され用紙6をは
さんでアイドルローラ1に押しつけられている。シャフ
ト5の回転に併ないフィードローラ2も回転し、スポン
ジ部22の弾性により用紙6を保持し搬送させる。スポ
ンジ部22は柔軟性があり、アイドルローラ1がたわん
でもリング部21表面の位置による保持力の変動は少な
く適正な保持力を得るためのシャフト5とアイドルロー
ラ1との間隔(L)調整が容易となる。
フィードローラとアイドルローラとによる用紙保持力の
変動を防止し、保持力調整作業を容易とする。 【構成】フィードローラ2は、円筒状の硬質ゴム製のリ
ング部21と、中心に設けられたシャフト取付部23
と、リング部21とシャフト取付部23との間に設けら
れリング部21より柔軟性のある合成樹脂製のスポンジ
部22とで構成され、シャフト5に貫装され用紙6をは
さんでアイドルローラ1に押しつけられている。シャフ
ト5の回転に併ないフィードローラ2も回転し、スポン
ジ部22の弾性により用紙6を保持し搬送させる。スポ
ンジ部22は柔軟性があり、アイドルローラ1がたわん
でもリング部21表面の位置による保持力の変動は少な
く適正な保持力を得るためのシャフト5とアイドルロー
ラ1との間隔(L)調整が容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字装置の印字用紙を搬
送するフィードローラ機構に関する。
送するフィードローラ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置のフィードローラ機構を
図2に示す。フィードローラ9は、硬質ゴム製であり、
シャフト取付部93を介してシャフト5に貫装され回転
力を受け、アイドルローラ1との間にはさんだ用紙6を
搬送する。このアイドルローラ1は端部に設けられたス
プリング8の張力によりフィードローラ9に押し付けら
れ、用紙6の保持力を出している。
図2に示す。フィードローラ9は、硬質ゴム製であり、
シャフト取付部93を介してシャフト5に貫装され回転
力を受け、アイドルローラ1との間にはさんだ用紙6を
搬送する。このアイドルローラ1は端部に設けられたス
プリング8の張力によりフィードローラ9に押し付けら
れ、用紙6の保持力を出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のフィードロ
ーラ機構では、フィードローラの用紙保持力をアイドル
ローラ端部のスプリングの張力により与えているので、
アイドルローラがたわみ易く、フィードローラ表面の位
置によって用紙保持力が変動し、保持力調整のためのス
プリングの張力調整が困難となり、用紙搬送時のバタツ
キ、だこう等の機能不良をひき起こすという問題があ
る。
ーラ機構では、フィードローラの用紙保持力をアイドル
ローラ端部のスプリングの張力により与えているので、
アイドルローラがたわみ易く、フィードローラ表面の位
置によって用紙保持力が変動し、保持力調整のためのス
プリングの張力調整が困難となり、用紙搬送時のバタツ
キ、だこう等の機能不良をひき起こすという問題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の印字装置のフィ
ードローラ機構は、駆動シャフトに貫装され駆動力を与
えられるフィードローラと、自在に回転するアイドルロ
ーラとの間に印字用紙を配置しこの用紙を搬送する印字
装置のフィードローラ機構において、前記フィードロー
ラが、前記印字用紙に対するフィードローラ面を有する
円筒状のリング部と、中心部に設けられ前記駆動シャフ
トに取付けるためのシャフト取付部と、これらリング部
とシャフト取付部との間に設けられリング部より柔軟性
のある弾性部材で形成されたスポンジ部とで構成され、
前記駆動シャフトの中心軸と前記アイドルローラの中心
軸との間の距離を調整する。
ードローラ機構は、駆動シャフトに貫装され駆動力を与
えられるフィードローラと、自在に回転するアイドルロ
ーラとの間に印字用紙を配置しこの用紙を搬送する印字
装置のフィードローラ機構において、前記フィードロー
ラが、前記印字用紙に対するフィードローラ面を有する
円筒状のリング部と、中心部に設けられ前記駆動シャフ
トに取付けるためのシャフト取付部と、これらリング部
とシャフト取付部との間に設けられリング部より柔軟性
のある弾性部材で形成されたスポンジ部とで構成され、
前記駆動シャフトの中心軸と前記アイドルローラの中心
軸との間の距離を調整する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。フィードローラ2は、円筒状のフィードローラ面を
有する硬質ゴム製のリング部21とリング部21の中心
に設けられ止めネジ24を有するシャフト取付部23
と、リング部21とシャフト取付部23との間に設けら
れリング部21より柔軟性のある弾性部材(合成樹脂製
スポンジ)で形成されたスポンジ部22とで構成されて
いる。これらフィードローラ2はシャフト5に貫装さ
れ、アイドルローラ1に押し付けられている。シャフト
5を回転することにより、フィードローラ2も回転し、
アイドルローラ1との間にはさんだ用紙6を保持し搬送
する。この用紙の保持力は、図示していないシャフト位
置調整手段によりシャフト5とアイドルローラ1との間
隔Lを調整し、フィードローラ2のスポンジ部22の弾
性応力を調整することにより行なわれる。
る。フィードローラ2は、円筒状のフィードローラ面を
有する硬質ゴム製のリング部21とリング部21の中心
に設けられ止めネジ24を有するシャフト取付部23
と、リング部21とシャフト取付部23との間に設けら
れリング部21より柔軟性のある弾性部材(合成樹脂製
スポンジ)で形成されたスポンジ部22とで構成されて
いる。これらフィードローラ2はシャフト5に貫装さ
れ、アイドルローラ1に押し付けられている。シャフト
5を回転することにより、フィードローラ2も回転し、
アイドルローラ1との間にはさんだ用紙6を保持し搬送
する。この用紙の保持力は、図示していないシャフト位
置調整手段によりシャフト5とアイドルローラ1との間
隔Lを調整し、フィードローラ2のスポンジ部22の弾
性応力を調整することにより行なわれる。
【0007】このフィードローラ2は、スポンジ部22
が応力に応じて自在に変形するので、アイドルローラ1
がたわんでもリング部21の表面の位置によって用紙の
保持力が変動することが従来に比べて少なくなり、保持
力調整のためのシャフト位置決めも容易となり、用紙搬
送時のバタツキ、だこうを防止することができる。
が応力に応じて自在に変形するので、アイドルローラ1
がたわんでもリング部21の表面の位置によって用紙の
保持力が変動することが従来に比べて少なくなり、保持
力調整のためのシャフト位置決めも容易となり、用紙搬
送時のバタツキ、だこうを防止することができる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、印字装置
の用紙送り等に使用されるフィードローラ機構におい
て、フィードローラの内部に柔軟性を有する弾性部材を
設けたので、用紙送出時の保持力が均一になり、用紙の
バタツキ、だこう等の機能不良要因もなくなり、保持力
調整のためのシャフト位置の調整が簡単になる効果があ
る。
の用紙送り等に使用されるフィードローラ機構におい
て、フィードローラの内部に柔軟性を有する弾性部材を
設けたので、用紙送出時の保持力が均一になり、用紙の
バタツキ、だこう等の機能不良要因もなくなり、保持力
調整のためのシャフト位置の調整が簡単になる効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】従来のフィードローラ機構の構成例を示す斜視
図である。
図である。
1 アイドルローラ 2,9 フィードローラ 5 シャフト 6 用紙 8 スプリング 21 リング部 22 スポンジ部 23,93 シャフト取付部
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動シャフトに貫装され駆動力を与えら
れるフィードローラと、自在に回転するアイドルローラ
との間に印字用紙を配置しこの用紙を搬送する印字装置
のフィードローラ機構において、前記フィードローラ
が、前記印字用紙に対するフィードローラ面を有する円
筒状のリング部と、中心部に設けられ前記駆動シャフト
に取付けるためのシャフト取付部と、これらリング部と
シャフト取付部との間に設けられリング部より柔軟性の
ある弾性部材で形成されたスポンジ部とで構成され、前
記駆動シャフトの中心軸と前記アイドルローラの中心軸
との間の距離を調整することにより前記印字用紙の保持
力を調整することを特徴とする印字装置のフィードロー
ラ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6157592A JPH0640105A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 印字装置のフィードローラ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6157592A JPH0640105A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 印字装置のフィードローラ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640105A true JPH0640105A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=13175063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6157592A Pending JPH0640105A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 印字装置のフィードローラ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640105A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7448624B2 (en) | 2004-09-06 | 2008-11-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Paper feeding device of image forming apparatus and image forming apparatus having the same |
WO2012062390A1 (de) * | 2010-11-10 | 2012-05-18 | Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) | Vorrichtung zum handhaben von zuschnitten in verpackungsmaschinen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60258051A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-19 | Hitachi Ltd | 用紙搬送ロ−ラ |
JPH01192640A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-02 | Hitachi Ltd | 媒体搬送装置用ローラ |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6157592A patent/JPH0640105A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60258051A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-19 | Hitachi Ltd | 用紙搬送ロ−ラ |
JPH01192640A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-02 | Hitachi Ltd | 媒体搬送装置用ローラ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7448624B2 (en) | 2004-09-06 | 2008-11-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Paper feeding device of image forming apparatus and image forming apparatus having the same |
WO2012062390A1 (de) * | 2010-11-10 | 2012-05-18 | Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) | Vorrichtung zum handhaben von zuschnitten in verpackungsmaschinen |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980623 |