JPS62270360A

JPS62270360A - シ−ト送り装置

Info

Publication number: JPS62270360A
Application number: JP11575586A
Authority: JP
Inventors: Takehiko Kiyohara; 武彦清原; Hideo Fukazawa; 深沢　秀夫
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-05-20
Filing date: 1986-05-20
Publication date: 1987-11-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明〔技術分野〕本発明は、シート送り用の回転体にシート押え板を圧接
し、該回転体に密着したシートに１般送力を付与するよ
う構成したシート送ＩＱ装置に関する。

〔従来の技術〕

プリンタやファクシミリなどの記録装置あるいは画像読
取り装置にあっては、用紙あるいは原稿などの記録媒体
（シート）を記録部あるいは読取り部へ正確に搬送する
必要がある。

こツタめのシート送り装置として、従来、送りローラ（
回転体）に圧接離反するピンチローラを設け、シートを
送りローラに圧接させその間の摩擦力によりシート送り
を行う構造のものが広く使用されている。

また、この種のシート送り装置においては、ヘッド部（
記録部または読取り部）でのシートのバタツキによる動
作不良を防止するため、ヘッド部の手前に板状のシート
ガイドを設けることが提案されている。

ところで、前記シートガイドは単にシートを送りローラ
周面に沿わせるだけのものであり、一定の隙間をおいて
設置されていた。

しかし、このような従来のシート送り装置にあっては、
シート後端がピンチコーラを通過した後では送りローラ
とシートとの摩（車力が消失するので円滑なシート送り
動作を確保するのが困難であった。

〔目的〕

本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決でき
、シートがピンチローラを外れた後でも確実にシート送
りを行うことができ、しかもシートジャムなどに際しシ
ートを容易に引き出しうるシート送り装置を提供するこ
とである。

〔目的達成のための手段〕

本発明は、シート送り用の回転体の周面にシート押え板
を配置し、該シート押え板の先端が前記回転体に対し圧
接離反するよう該シート押え板を回動可能に支持すると
ともに、該シート押え坂に腕部材を結合し、咳腕部材を
カム手段で押圧することにより前記シート押え板を前記
回転体から離反させる構成により、上記目的を達成する
ものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例によるシート送り装置の分解
斜視図であり、第２図は第１図の要部の縦断面図である
。

第１図および第２図において、シート送りローラ（回転
体）１は、シャフト２に取付けられたドリブンギヤ３を
パルスモータ等に駆動源で矢印方向に駆動することによ
り回転し、周面に密着されたシート４を搬送する。

回転体くシート送りローラ）１は例えば所定硬度のゴム
ローラで構成されており、その下側には矢印方向から供
給されるシート４を回転体１問面に圧接し送り力を付与
するための一対のピンチローラ５Ａ、５Ｂが圧接、離反
可能に配置されている。

また、回転体１のシート供給側の周面に沿って、シート
４の通路を形成するためのペーパーパン６が設面されて
いる。

回転体１のシート供給側と略反対側の領域にヘッド７が
配置されている。このヘッド７はプリンタ等の記録装置
の場合は記録（印字）ヘッドであり、画像読取り装置の
場合はシート４上の画像を読取る読取りヘッドである。

然して、シート送り用の回転体１の周面にシート押え板
８が配置されている。

このシート押え板８は、その先端がヘッド７のすぐ手前
で回転体１周面に圧接され、該回転体に密接されたシー
ト４に対しヘッド７のすぐ手前で確実なシート送り力を
発生させるよう配置されている。

また、前記シート押え扱８の基端部く下端部）には、全
中にわたって延びる止め板９、シート中方向２箇所に配
置される腕部材１０．１０、並びに左右両側でベース（
図示せず）に支点１１で回転可能に軸支される支持部材
１２．１２が、ビス１３で互いに一体的に結合されてい
る。

こうして、シート押え坂８、止め板９および腕部材１０
．１０は、支持部材１２．１２を介して、ベース上の支
点１１を中心に回転可能に軸支されている。また、これ
らは、腕部材１０．１０に掛止めされたスプリング１４
により、シート押え坂８がシー）・４に圧接する方向に
付勢されている。

なお、前記シート押え板８は所望の弾性を有するばね板
で形成されている。

前記腕部材１０．１０の他端は、調節ねじ１５を介して
、ベース（図示せず）に軸支されたシャフト１６に設け
たカム１７に当接している。前記シャフト１６の一端に
は操作レバー１８が取付けられている。

また、前記調節ねじ１５はコックナツト１９で所定位置
にロックされ、カム１７側（下方）へねじ調節すること
により腕部材１０およびシート押え坂８がスプリング１
４に抗して第２図中反時計方向へ調節され、シート押え
板８の回転体１に対する圧接力が軽減されるようになっ
ている。

以上説明したシート送り装置の動作は次のとおりである
。

第２図に示すシート押え板８の圧接状態で、関節ねじ１
５の位置を関節することにより、シート押え板８の圧接
力を変化させることができ、これによってシート搬送力
を調整することができる。

第２図中矢印で示す方向からピンチローラ５Ａの供給さ
れたシート４は、回転体１の回動により、順次ピンチロ
ーラ５Ａおよび５Ｂで圧接されなからｉ［転体１に同期
して送られる。

次いで、前記シート押え坂８によっても圧接され、ヘッ
ド７の領域にバタツキにない状態で正確にシート送りさ
れる。

この場合、シート４の終端がピンチローラ５Ｂを過ぎた
後でも、シート押え＠８によりシート４に所定の送り力
を付与しながらシート送りを行なうことができる。

また、操作レバー１８でカム１７を矢印方向に回動させ
ると、シート押え板８は支点１１を中心に第２図中反時
計方向に回動して回転体１から離反する。ピンチローラ
５Ａ、５Ｂとともにシート押え板８を離反させれば、シ
ート４は回転体１周面に沿って自由に通過することがで
きる。

操作レバー１８を元に戻せば、再び第２図のシート送り
状態に戻される。

以上説明した実施例によれば、次のような効果が得られ
た。

い）ヘッド７のすぐ手前に、回転体１に圧接するシート
押え＠８を設けたので、ヘッド７の領域でのシート４の
バタツキをなくすことができ、正確な記録あるいは読取
りが可能になった。

（ｉｉ）ＩｉＩｉｌｌ’ｔに、シート４の終端がピンチ
ローラ５Ａ、５Ｂを過ぎた後でも、該シート４を正確に
送ることができ、シート刈終端近くまでの記録や読取り
が可能になった。

（ｉｉｉ　）シート押え板８を回転体１から離反させう
る構造になったので、シート４を自由に通過させること
が可能になり、例えばシートジャムなどの時シートを容
易に引き凄くことが可能になった。

（ｉｖ）さらに、関節ねじ１５によりシート押え板８の
圧接力を自由に調節できるので、シート送り力を適正値
に関節でき、シートの種類などに関係なく円滑で正確な
シート送りを実現することができた。

〔効果］以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、シー
トがピンチローラを外れた後でもシート送りを行なうこ
とができ、しかも、シートジャムなどに際しシートを容
易に引き抜き得るシート送り装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるシート送り装置の分解
斜視図、第２図は第１図の要部の縦断面図である。１・・・・・・−・回ｉＥ体、４・・・・・・・・・・
−シート、８・・・・・−’ｉミートえ板、１０−・−
・−・−・−・腕部材、１１・−・・−・・−・支点、
１５・−・−−−−−−一位置言周節手段（関節ねし）
、１７・・−−−−−−カム手段（カム）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シート送り用の回転体の周面にシート押え板を配
置し、該シート押え板の先端が前記回転体に対し圧接離
反するよう該シート押え板を回動可能に支持するととも
に、該シート押え板に腕部材を結合し、該腕部材をカム
手段で押圧することにより前記シート押え板を前記回転
体から離反させることを特徴とするシート送り装置。
（２）前記腕部材と前記カム手段との間に位置調節手段
を設けることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
シート送り装置。