JP3503567B2 - プリンタの印字用紙のバックテンション調整機構 - Google Patents
プリンタの印字用紙のバックテンション調整機構Info
- Publication number
- JP3503567B2 JP3503567B2 JP2000106092A JP2000106092A JP3503567B2 JP 3503567 B2 JP3503567 B2 JP 3503567B2 JP 2000106092 A JP2000106092 A JP 2000106092A JP 2000106092 A JP2000106092 A JP 2000106092A JP 3503567 B2 JP3503567 B2 JP 3503567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- printing paper
- paper
- printing
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
紙のバックテンション調整機構および方法に関し、特に
プラテン上を走行してきた印字用紙をトラクタ等により
引き出すプリンタにおける印字用紙のバックテンション
調整機構および方法に関する。
びその周辺の要部を示す構成図である。
に垂直な方向に設けられている。印字機構部1がプラテ
ン4に対向した状態で紙面に垂直な方向に往復移動する
ように設けられている。印字用紙2は、図示していない
供給部からガイド7に案内され、プラテン4の印字機構
部1が対向する部分に巻き付けられてからトラクタ3上
を通り、トラクタ3の駆動力により走行させられる。
テン4に巻き付く位置で、ガイド7に取り付けられた弾
性を有するテンションプレート5の先端でプラテン4に
押し付けられ、印字用紙2とプラテン4およびテンショ
ンプレート5との間の摩擦力によりバックテンションが
付加され、弛まないようにされている。印字速度の変化
および薄紙から厚紙までに至る様々な印字用紙2の厚さ
に対応して印字品質を確保する為には、印字用紙2のバ
ックテンションを微妙に調整しなければならない。
クテンションの調整は、テンションプレート5の位置調
整によりテンションプレート5が印字用紙2を押し付け
る弾性力を変化させて行っていた。
の印字用紙のバックテンションの調整方法では、テンシ
ョンプレート5の位置調整が非常に微細なものになり、
多くの時間を費やすこととなる欠点があった。
用紙のバックテンション調整機構は、円筒面を有するプ
ラテン(図1の4)と、このプラテンに対する印字用紙
(図1の2)の巻き付け角度(図1のθ)を変化させる
巻き付け角度調整手段(図1の3、6)とを含むことを
特徴とする。
ション調整機構は、円筒面を有するプラテン(図1の
4)と、このプラテンから印字用紙(図1の2)を引き
出す用紙搬送手段(図1の3)と、この用紙搬送手段が
取り付けられ前記プラテンを中心に回転可能な回転フレ
ーム(図1の6)とを含むことを特徴とする。
ション調整機構は、円筒面を有するプラテン(図1の
4)と、このプラテンに印字用紙(図1の2)を押し付
けるテンションプレート(図1の5)と、前記プラテン
から前記印字用紙を引き出す用紙搬送手段(図1の3)
と、この用紙搬送手段が取り付けられ前記プラテンを中
心に回転可能な回転フレーム(図1の6)とを含むこと
を特徴とする。
ション調整機構は、円筒面を有するプラテン(図1の
4)と、このプラテンから印字用紙(図1の2)を引き
出すトラクタ(図1の3)と、このトラクタが取り付け
られ前記プラテンを中心に回転可能な回転フレーム(図
1の6)とを含むことを特徴とする。
ション調整方法は、円筒面を有するプラテン(図1の
4)から印字用紙(図1の2)を引き出す用紙搬送手段
(図1の3)を前記プラテンを中心に回転させて前記印
字用紙の前記プラテンに対する巻き付け角度(図1の
θ)を変化させることを特徴とする。
て図面を参照して詳細に説明する。
印字用紙のバックテンション調整機構のプラテンおよび
その周辺の主要部分を示す構成図である。
垂直方向)に往復運動をする印字機構部1と、印字用紙
2を改行する為のトラクタ3と、プラテン4と、印字用
紙2の弛み防止として装着しているテンションプレート
5とを備えている。これらは、図2に示した従来のプリ
ンタと同じであるが、トラクタ3の取り付け構造は、従
来のプリンタと異なっている。
転可能な回転フレーム6に取り付けられ、しかもトラク
タ3の印字用紙2の走行する面が、ほぼプラテン4の円
筒面に接する平面となるように取り付けられている。回
転フレーム6の一端がプラテン4の軸に対し回転可能に
取り付けられている。回転フレーム6の他端は、プリン
タの筐体の一部を成す固定フレーム8にねじ9により固
定される。ねじ9は、固定フレーム8に設けられたプラ
テン4と同軸の円弧上の長穴10を挿通し、回転フレー
ム6に設けられた雌ねじに螺合する。ねじ9を締め付け
ることにより回転フレーム6の他端は固定フレーム8に
固定される。ねじ9の長穴10における位置を適宜に調
整することで回転フレーム6の傾き、すなわちトラクタ
3の傾きを調整することが出来る。このようにトラクタ
3をプラテン4を中心として回転させ、トラクタ3の傾
きを変えることにより、印字用紙2のプラテン4に対す
る巻き付け角度θを変化させることが出来る。
加えられる摩擦力が一定であっても巻き付け角度θが変
化するとトラクタ3での印字用紙2の張力が変化し、バ
ックテンションが変化する。従って、トラクタ3の傾き
を変えることにより、印字用紙2のバックテンションを
調整できる。しかも、回転フレーム6をプラテン4を中
心に回転させるという簡単な操作で巻き付け角度θを微
妙に変化させることが出来、印字用紙2のバックテンシ
ョンの調整が容易である。
ム8に対する固定として、ねじ9および長穴10の替わ
りに、例えば、回転フレーム6に固定されたプラテン4
と同軸のウオームホイールの歯面と噛み合うウオームを
固定フレーム8側に回転可能に設けた構造でもよい。
る印字用紙2にテンションを付加する手段は、テンショ
ンプレート5に限られない。例えば、回転負荷を有する
ピンチローラ間に通すことにより、印字用紙2にバック
テンションを付加するようにしてもよい。
巻き付き角度を変化させることにより、印字用紙のバッ
クテンションを精度よく容易に調整ができる。
印字用紙の巻き付け角度を容易に微妙に調整出来る。さ
らに、従来のプリンタでテンションプレートの取り付け
位置を調整するためには、印字機構部とプラテンとに手
が届くように、これらを開放させなければならなかった
が、本発明でのトラクタの傾きを変える等の場合は、印
字機構部とプラテンとを開放させずに行うことも可能に
なる。
ックテンション調整機構のプラテンおよびその周辺の主
要部の構成図である。
要部の構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒面を有するプラテンと、このプラテ
ンに対する印字用紙の巻き付け角度を変化させる巻き付
け角度調整手段とを含むことを特徴とするプリンタの印
字用紙のバックテンション調整機構。 - 【請求項2】 円筒面を有するプラテンと、このプラテ
ンから印字用紙を引き出す用紙搬送手段と、この用紙搬
送手段が取り付けられ前記プラテンを中心に回転可能な
回転フレームとを含むことを特徴とするプリンタの印字
用紙のバックテンション調整機構。 - 【請求項3】 円筒面を有するプラテンと、このプラテ
ンに印字用紙を押し付けるテンションプレートと、前記
プラテンから前記印字用紙を引き出す用紙搬送手段と、
この用紙搬送手段が取り付けられ前記プラテンを中心に
回転可能な回転フレームとを含むことを特徴とするプリ
ンタの印字用紙のバックテンション調整機構。 - 【請求項4】 円筒面を有するプラテンと、このプラテ
ンから印字用紙を引き出すトラクタと、このトラクタが
取り付けられ前記プラテンを中心に回転可能な回転フレ
ームとを含むことを特徴とするプリンタの印字用紙のバ
ックテンション調整機構。 - 【請求項5】 円筒面を有するプラテンから印字用紙を
引き出す用紙搬送手段を前記プラテンを中心に回転させ
て前記印字用紙の前記プラテンに対する巻き付け角度を
変化させることを特徴とするプリンタの印字用紙のバッ
クテンション調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000106092A JP3503567B2 (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | プリンタの印字用紙のバックテンション調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000106092A JP3503567B2 (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | プリンタの印字用紙のバックテンション調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001287860A JP2001287860A (ja) | 2001-10-16 |
JP3503567B2 true JP3503567B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=18619328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000106092A Expired - Fee Related JP3503567B2 (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | プリンタの印字用紙のバックテンション調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3503567B2 (ja) |
-
2000
- 2000-04-07 JP JP2000106092A patent/JP3503567B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001287860A (ja) | 2001-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3503567B2 (ja) | プリンタの印字用紙のバックテンション調整機構 | |
JP2000191194A (ja) | 画像形成装置用ロ―ル給紙装置 | |
JPH11246092A (ja) | 長尺部材搬送装置 | |
JP2004255730A (ja) | サーマルプリンタ | |
JPH1191993A (ja) | 印字媒体の巻取り機 | |
JP4087649B2 (ja) | 感熱記録ヘツドの取付構造 | |
JPH0636025Y2 (ja) | ロール紙ホルダー | |
JP3440999B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2607324B2 (ja) | ウェブ供給装置 | |
JP2731022B2 (ja) | プリンタ | |
JPH0113052Y2 (ja) | ||
JPH11268854A (ja) | 記録紙巻取り装置 | |
JPH085172Y2 (ja) | シートロール保持機構 | |
JP2786371B2 (ja) | サーマルヘッドの支持構造 | |
JP3033761B1 (ja) | プリンタ | |
JPH0229081Y2 (ja) | ||
JPS6089382A (ja) | 印字装置 | |
JP2926799B2 (ja) | 印字装置の紙送り構造 | |
JP2000127596A (ja) | 輪転孔版印刷機の給版装置 | |
JP2706193B2 (ja) | プリンタ | |
JP3618958B2 (ja) | 印字方法及び印字装置 | |
JPH07125852A (ja) | 画像形成装置用給紙カセット | |
JP2004122494A (ja) | プリンタのロール紙支持装置 | |
JPH0640105A (ja) | 印字装置のフィードローラ機構 | |
JP2001088398A (ja) | ラインプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3503567 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |