JP3033761B1 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3033761B1
JP3033761B1 JP4306099A JP4306099A JP3033761B1 JP 3033761 B1 JP3033761 B1 JP 3033761B1 JP 4306099 A JP4306099 A JP 4306099A JP 4306099 A JP4306099 A JP 4306099A JP 3033761 B1 JP3033761 B1 JP 3033761B1
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Japan
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shaft
platen
guide
guide shaft
carrier
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Inventor
邦夫 吉田
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新潟日本電気株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 キャリアを上下方向には動作させず、前後方
向にのみ動作させるギャップ調整機構を提供する。 【解決手段】 本発明のプリンタは、プラテン2と、プ
ラテン2と対向して配置された印字ヘッド3と、印字ヘ
ッド3を設置したキャリア4と、キャリア4をプラテン
2と平行に案内する第1のガイド軸5とを備えている。
さらに、第1のガイド軸5内の偏心位置に軸方向に嵌入
された回転自在な嵌入軸5aと、嵌入軸5aの端部の偏
心位置に設けられた駆動軸5cと、第1のガイド軸5の
上下方向への移動を規制するガイド手段7a,7bとを
設けている。そして、駆動軸5cをレバー8を操作して
回転さることにより、第1のガイド軸5をプラテン2に
対して接近または離反させるように移動させ、プラテン
2と印字ヘッド3とのギャップを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに関し、
特にプラテンギャップすなわちプラテンに対する印字ヘ
ッドの距離を調整することができるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のプリンタにおけるプラテン
ギャップ調整機構の一例を示す側面図である。11はプ
リンタのサイドフレームであり、左右に一対設けられて
いる。12はプラテンであり、サイドフレーム11に回
転可能に取り付けられている。13は印字ヘッドであ
り、プラテン12に対向して配置されている。印字ヘッ
ド13はキャリッジ14に取り付けられている。キャリ
ッジ14は、第1のガイド軸15と、第2のガイド軸1
6とに取り付けられていて、これら第1、第2のガイド
軸15、16に案内されて図5の紙面と直交する方向に
往復動するようになっている。
【0003】第1のガイド軸15は、大径部15aと、
この大径部15aの内側に設けられた小径部15bとを
有している。小径部15bは大径部15aに対して偏心
しており、この小径部15bが、サイドフレーム11に
回転可能に支持されている。小径部15bの一端には、
ネジによりサイドフレーム11の外側にプラテンギャッ
プ調整レバー18が固定されている。このプラテンギャ
ップ調整レバー18の回転によりガイド軸15が回転す
る。
【0004】キャリッジ14には第1の軸受け部14a
が設けられており、この軸受け部14aが第1のガイド
軸15の大径部15aにスライド可能に支持されてい
る。第2のガイド軸16は、サイドフレーム11に支持
されている。キャリッジ14には第2の軸受け部14b
が設けられており、この軸受け部14bが第2のガイド
軸16にスライド可能に支持されている。第2の軸受け
部14bは、b1及びb2方向にスライド可能にキャリ
ッジ14に支持されている。
【0005】この様なプリンタでは、プラテン12と印
字ヘッド13との間に記録媒体(一般には用紙である)
Pが給送され、往復動する印字ヘッド13によって用紙
Pに印字がなされる。そして、用紙Pの厚さに応じて、
ガイド軸15をa1又はa2方向に回転させることによ
り、プラテン12と印字ヘッド13の間のギャップGを
調整する。すなわち、偏心軸である第1のガイド軸15
が回転することにより、キャリッジ14が前後及び上下
に動作し、ギャップGを調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に上述したような
プリンタに於いて、印字ヘッド13とプラテン14との
ギャップG及びプラテン14に対する印字ヘッド13の
角度は、プリンタの信頼性や印字品質等に重要な影響を
及ぼす。そして、従来のギャップ調整機構では、キャリ
ア14は前後及び上下に動作することによりギャップG
を調整していたが、このキャリア14の上下動作により
プラテン12に対する印字ヘッド13の角度が適正な角
度から変化してしまう。
【0007】そこで、本発明の目的は、キャリアを上下
方向には動作させず、前後方向にのみ動作させるギャッ
プ調整機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタは、プラテンと、前記プラテンと
対向して配置された印字ヘッドと、前記印字ヘッドを設
置したキャリアと、前記キャリアを前記プラテンと平行
に案内する第1のガイド軸と、第1のガイド軸内の偏心
位置に軸方向に嵌入された回転自在な嵌入軸と、前記嵌
入軸の端部の偏心位置に設けられた駆動軸と、第1のガ
イド軸の上下方向への移動を規制するガイド手段とによ
って構成した。
【0009】駆動軸を回転させることによって嵌入軸を
回転させる。嵌入軸が回転した場合、ガイド軸も回転す
るが、ガイド軸の上下方向への移動はガイド手段によっ
て規制されているため、ガイド軸は前後方向のみの移動
をキャリアに伝達する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1,4を参照する
と、1はプリンタのサイドフレームであり、左右一対設
けられている。2はプラテンであり、サイドフレーム1
に回転可能に取り付けられている。3は印字ヘッドであ
り、プラテン2に対向して配置されている。印字ヘッド
3はキャリッジ4に取り付けられている。キャリッジ4
は、第1のガイド軸5と、第2のガイド軸6とに取り付
けられていて、これら第1、第2のガイド軸5、6に案
内されて図1の紙面と直交する方向に往復動するように
なっている。
【0011】第1のガイド軸5は、ガイド軸5a内に軸
方向に嵌入された嵌入軸5bと、嵌入軸5bの端部に設
置された駆動軸5cとを有している。嵌入軸5bはガイ
ド軸5aに対して偏心しており、この嵌入軸5bがガイ
ド軸5aに回転可能に内蔵されている。駆動軸5cは嵌
入軸5bに対して偏心しており、この駆動軸5cが、サ
イドフレーム1に回転可能に支持されている。駆動軸5
cの一端には、サイドフレーム1の外側にプラテンギャ
ップ調整レバー8がネジにより固定されている。このプ
ラテンギャップ調整レバー8を回転操作することにより
駆動軸5c及び嵌入軸5bが回転する。
【0012】キャリッジ4には第1の軸受け部4aが設
けられており、この軸受け部4aが第1のガイド軸5に
スライド可能に支持されている。
【0013】第1のガイド軸5は、ガイド板7a及びガ
イド板7bに沿ってスライドするように設置されてい
る。ガイド板7a及びガイド板7bは、ガイド軸5とガ
イド軸6の中心をむすんだ直線と平行にサイドフレーム
1の内側に設置されている。第2のガイド軸6は、サイ
ドフレーム1に支持されている。キャリッジ4には第2
の軸受け部4bが設けられており、この軸受け部4bが
第2のガイド軸6にスライド可能に支持されている。第
2の軸受け部4bは、b1及びb2方向にスライド可能
にキャリッジ4に支持されている。
【0014】以上の構成において、プラテン2と印字ヘ
ッド3との間に記録媒体(一般には用紙である)Pが給
送され、往復動する印字ヘッド3によって用紙Pに印字
がなされる。そして、用紙Pの厚さに応じて、ガイド軸
5をa1又はa2方向に回転させることにより(プラテ
ン2に対して接近または離反させるように移動させるこ
とにより)、プラテン2と印字ヘッド3の間のギャップ
Gを調整する。すなわち、偏心軸である第1のガイド軸
5が回転することにより、キャリッジ4が前後に動作
し、ギャップGを調整する。
【0015】上記ギャップ調整動作を図2,3を用いて
詳細に説明する。図2,3において破線は調整前の位置
を表わし、実線は調整後の位置を表わしている。記録媒
体Pの用紙厚が薄い場合又は印刷結果が薄い場合、プラ
テンギャップ調整レバー8をa2方向(図1)に回転さ
せる。この回転に伴いレバー8とネジにより連結されて
いる駆動軸5cがc1方向に回転する。この回転に伴い
嵌入軸5bも5b'の位置に回転移動する。嵌入軸5b
の回転移動に伴い、嵌入軸5bを内蔵しているガイド軸
5aもc1方向に回転しようとするが、上下方向の動作
をガイド板7a,7bにより規制させているため、ガイ
ド軸5aはc1方向と逆の方向に回転しながら5aから
5a’の位置に移動する。ガイド軸5aの移動により、
軸受け部4aを介してキャリッジ4がb1方向に移動
し、ギャップGが狭くなる。
【0016】又、記録媒体Pの用紙厚が厚い場合又は印
刷結果が濃い場合、プラテンギャップ調整レバー8をa
1方向(図1)に回転させる。この回転に伴いレバー8
とネジにより連結されている駆動軸5cがc2方向に回
転する。この回転に伴い嵌入軸5bも5b''の位置に回
転移動する。嵌入軸5bの回転移動に伴い、嵌入軸5b
を内蔵しているガイド軸5aもc2方向に回転しようと
するが、上下方向の動作をガイド板7a,7bにより規
制させているため、ガイド軸5aはc2方向と逆の方向
に回転しながら5aから5a’’の位置に移動する。ガ
イド軸5aの移動により、軸受け部4aを介してキャリ
ッジ4がb2方向に移動し、ギャップGが広くなる。
【0017】以上の動作により、図1のキャリッジ4
は、前後方向(図1の左右方向)に動作するが、上下方
向には動作しないため、プラテン2に対する印字ヘッド
4の適正な角度から変化することがなくなる。
【0018】上記例においては、駆動軸5cを手動で回
転させたが、ギア機構等を介してモータ等により回転さ
せてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリアを上下方向には動作させず、前後方向にのみ動
作させるギャップ調整機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の側面図。
【図2】図1のガイド軸の動作を示す図。
【図3】図1のガイド軸の動作を示す図。
【図4】本発明の一実施形態の斜視図。
【図5】従来のプラテンギャップ調整機構の側面図。
【符号の説明】
2 プラテン 3 印字ヘッド 4 キャリア 5 ガイド軸 5b 嵌入軸 5c 駆動軸 8 プラテンギャップ調整レバー P 用紙 G ギャップ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと、前記プラテンと対向して配
    置された印字ヘッドと、前記印字ヘッドを設置したキャ
    リアと、前記キャリアを前記プラテンと平行に案内する
    第1のガイド軸と、第1のガイド軸内の偏心位置に軸方
    向に嵌入された回転自在な嵌入軸と、前記嵌入軸の端部
    の偏心位置に設けられた駆動軸と、第1のガイド軸の上
    下方向への移動を規制するガイド手段とを備えたことを
    特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段は、前記ガイド軸を上下
    から挟持するガイド板である請求項1に記載のプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸を装置本体のフレームに回転
    可能に取り付けた請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記駆動軸に操作レバーを取り付けた請
    求項1ないし3のいずれかに記載のプリンタ
  5. 【請求項5】 前記駆動軸をモータによって回転させる
    請求項1ないし4のいずれかに記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記キャリアを案内する第2のガイド軸
    を備えた請求項1ないし5のいずれかに記載のプリン
    タ。
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