JPH085172Y2 - シートロール保持機構 - Google Patents

シートロール保持機構

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JPH085172Y2
JPH085172Y2 JP3190189U JP3190189U JPH085172Y2 JP H085172 Y2 JPH085172 Y2 JP H085172Y2 JP 3190189 U JP3190189 U JP 3190189U JP 3190189 U JP3190189 U JP 3190189U JP H085172 Y2 JPH085172 Y2 JP H085172Y2
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JP
Japan
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sheet roll
recording paper
holding
reel
paper
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JP3190189U
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JPH02124953U (ja
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晋 藤原
茂樹 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、回動自在かつ着脱可能にシートロールを保
持するシートロール保持機構に関する。
(ロ) 従来の技術 固体状のインクを加熱し、溶融または昇華させ、記録
紙上に転写する装置で複数色のインクを重ねて多色表現
する場合、記録紙の搬送を確実かつ正確に行なうことで
優れた記録画質が表現できる。記録紙搬送系に関して
は、各ローラの平行度を均一にすることで正確な搬送が
行なえる。
而して、この種プリンタにおいては、シートロールを
回動自在かつ着脱可能に保持する機構が必要である。
第7図は、例えば実開昭59-173645号公報に見られる
従来例を示す。(30)はフレーム部、(31)は左保持
体、(32)は右保持体である。この左右保持体(31)
(32)にて回動自在にシートロール(1)の両端を挟持
している。(33)はフレーム部(30)に固着された第1
固定軸、(34)は該固定軸の先端に取着された左リール
板で、該リール板の中央にはシートロールの巻心(2)
の内径よりやや小径の左係合部(35)が設けられてい
る。
(36)はフレーム部(30)に固定された第2固定軸、
(37)は第2固定軸(36)に移動可能に挿入された保持
部で、該保持部は、第2固定軸(36)への挿入部(3
8)、該挿入部に取着された右リール板(39)、右リー
ル板(39)に設けられた右係合部(40)とからなる。
(41)はフレーム部(30)と保持部(37)との間で、第
2固定軸(36)に巻装されたばねで、該ばねは保持部
(37)をシートロール(1)の方向へ押圧する。挿入部
(38)には、第2固定部(36)の径とほぼ同径の第1孔
(38a)が、右側から穿設され、第1孔(38a)に続いて
径大の第2孔(38b)が設けられている。また(42)は
第2固定軸(36)の先端部に固着されたEリングで、保
持部(37)の抜け止めである。
而して、斯る構造において、ばね(41)が保持部(3
7)を左方向に押圧することによって、シートロール
(1)はその巻心(2)が左右リール板(34)(39)に
設けられた左右係合部(35)(40)にて挟持される。そ
してシートロール(1)からシート(記録紙)を引き出
すと、シートロール(1)はその両端面が左右リール板
(34)(39)に摺接状態で回動する。また、シートロー
ル(1)の交換時、保持部(37)をばね(41)の押圧力
に抗して右方向に移動せしめて左保持体(31)と右保持
体(32)との間隔をシートロール(1)の長さより大と
する。斯る状態でシートロール(1)を交換すると、シ
ートロール(1)の巻心(2)は左右保持体(31)(3
2)にて挟持される。記録紙としてロール紙を用いた熱
転写記録装置においては、記録紙搬送系の平行度を出す
為に、記録紙のシートロールセット部とプラテンローラ
取付部を1フレームに収める構成にしたものがある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかしながらこの場合、フレームの反り及び組立バラ
ツキにより生じる平行度の不均一を調整する機構がない
為、マシン毎の搬送系のバラツキが大きく信頼性の低い
装置であった。
本考案は、上述した従来の欠点による記録再現性の悪
化、すなわち副走査方向レジストレーション斜行と不良
を解消した熱転写記録装置を提供することをその課題と
する。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、相い対向する本体フレームの一方に配置さ
れた保持部がシートロールの一端に挿入され当該シート
ロールを回転自在に保持するシートロールの保持機構で
あって、前記保持部を有する支持部材と、この支持部材
を軸支し前記保持部の回転角を調整可能に前記本体フレ
ームに固着される支軸と、この支軸の周囲に巻装され前
記支持部材をシートロール側に向かって付勢するばね部
材と、を備え、前記シートロールの一端に挿入される保
持部は前記支軸に対して偏心して前記支持部材に設けら
れ、当該保持部の位置調整が前記支軸を本体フレームに
対して回転させることにより行われることを特徴とす
る。
(ホ) 作用 前述の如くシートロールの一端に挿入される保持部は
支軸に対して偏心して支持部材に設けられることによっ
て、当該保持部の位置調整が前記支軸を本体フレームに
対して回転させることにより行われる。
(ヘ) 実施例 第6図は記録紙搬送系に関する要部斜視図を示す。記
録紙(6)の搬送はステッピングモータ(27)で駆動を
行なう。印写中は排紙ローラ(13)とプラテンローラ
(12)をタイミングベルト(26)(27)を介して駆動す
る。記録紙セット部はワンウェイクラッチ(25)により
タイミングベルトからの伝達はなく、トルクリミッタ
(24)により一定バックテンションが付加された状態と
なっている。
また、記録紙巻き戻し時は、排紙ローラ部(13)は、
ワンウェイクラッチ付トルクリミッタ(23)によりタイ
ミングベルトからの伝達はなく、バックテンション付加
状態にあり、プラテンローラ(12)とプーリ(21)とタ
イミングベルト(28)、プーリ(22)を介して記録紙セ
ット部(4)の2ケ所で記録紙搬送を行なっている。
このような2ケ所にわたる記録紙搬送の場合、スキュ
ーを防ぐ為、搬送系の平行度がとれていることが必要不
可欠である。
そこで、プラテンローラ取付穴と記録紙ロールの取付
穴を1フレームに構成している。
そして、フレーム反りや組立てバラツキによるローラ
平行度の補正を以下に示す構成として行なっている。
第5図にロール状記録紙の取付部略図を示す。
シートロールとしての記録紙ロール(1)は左右の装
着リールにはめこむ形式となっている。記録紙駆動は左
側の記録紙装着リール(4)で行なっており、右側の記
録紙装着リール(3)側でスプリングにより記録紙を圧
接保持する構成となっている。この右側の記録紙装置リ
ール(3)にて平行度を調整する。
第1図は本考案の特徴を示す位置調整機構を備えた右
側の記録紙装着リールを示す分解斜視図、第2図は組立
時の断面図を示す。第1図および第2図に示すように、
支軸としての連結ボス(54)に凸部としてのピン(55)
がかしめて取着されており、このピン(55)がペーパー
セットリールボス(50)の前記連結ボス(54)の軸方向
に切り欠かれて形成された凹部(51)と係合する。ま
た、ペーパーセットリールボス(50)とペーパーセット
リール(3)はねじ(61)で締めつけられ、一体となっ
ている。すなわち、連結ボス(54)が回転しない場合、
ペーパーセットリール(3)は回転しないように構成さ
れる。
また、ペーパーセットリールボス(50)は記録紙ロー
ル装着部(即ち、保持部)がボスセンタ位置に対し、偏
心した位置に装着できる様になっている。通常、連結ボ
ス(54)はガイド(56)に螺着される止めねじ(55′)
で締めつけられ、固定した状態である。そして、フレー
ム(30)にガイド(56)が止めねじ(57)で固定され
る。またセットリール(3)とフレーム(30)間には弾
性バネ(52)がスペーサ(53)を介して配設され、セッ
トリール(3)が装着リール(4)方向に付勢される。
次に、記録紙ロールの位置調整につき第3図および第
4図を参照して説明する。第3図は調整前の記録紙装着
リール(3)を示す斜視図である。第3図に示す通り、
偏心した部分は軸センタに対し、左右方向のずれがない
状態に設定している。ここで、記録紙は搬送時、記録紙
引き出し張力の強い方向に寄っていく性質がある。例え
ば、記録紙が右方向、すなわち右側のペーパーセットリ
ール(3)側に搬送されている場合には、第4図に示す
ように、プラテンローラ側にペーパーセットリールボス
(50)を回転させることで、ロール紙とプラテンローラ
間の張力が緩和され、斜行が改善できる。ペーパーセッ
トリールの回転は、記録紙ロールを取り付つけた状態
で、止めねじ(55′)を緩め、ペーパーセットリールボ
ス(54)と一体のペーパーセットリール(3)を回転さ
せることで、記録紙セット位置を微調整する。調整後、
止めねじ(55′)を締めつける作業を行うことで、ペー
パーセットリール(3)は固定が完了し、調整が終了す
る。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、保持部の位置
調整が容易に行なえ、シートの斜行等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示し、第1図
は分解斜視図、第2図は組立時の断面図、第3図および
第4図は位置調整を説明するための斜視図、第5図はシ
ート保持機構を示す斜視図、第6図は記録紙搬送系を示
す要部斜視図、第7図は従来のシート保持機構を示す断
面図である。 1……記録紙ロール(シートロール)、3……右側の記
録紙装着リール、4……左側の記録紙装着リール、30…
…フレーム、50……ペーパーセットリールボス、51……
凹部、54……連結ボス、55′……止めねじ、56……連結
ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相い対向する本体フレームの一方に配置さ
    れた保持部がシートロールの一端に挿入され当該シート
    ロールを回転自在に保持するシートロールの保持機構で
    あって、 前記保持部を有する支持部材と、 この支持部材を軸支し前記保持部の回転角を調整可能に
    前記本体フレームに固着される支軸と、 この支軸の周囲に巻装され前記支持部材をシートロール
    側に向かって付勢するばね部材と、 を備え、 前記シートロールの一端に挿入される保持部は前記支軸
    に対して偏心して前記支持部材に設けられ、当該保持部
    の位置調整が前記支軸を本体フレームに対して回転させ
    ることにより行われることを特徴とするシートロール保
    持機構。
JP3190189U 1989-03-20 1989-03-20 シートロール保持機構 Expired - Lifetime JPH085172Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190189U JPH085172Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 シートロール保持機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190189U JPH085172Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 シートロール保持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02124953U JPH02124953U (ja) 1990-10-15
JPH085172Y2 true JPH085172Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=31534705

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JP3190189U Expired - Lifetime JPH085172Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 シートロール保持機構

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