JP2620652B2 - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

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JP2620652B2
JP2620652B2 JP2278395A JP27839590A JP2620652B2 JP 2620652 B2 JP2620652 B2 JP 2620652B2 JP 2278395 A JP2278395 A JP 2278395A JP 27839590 A JP27839590 A JP 27839590A JP 2620652 B2 JP2620652 B2 JP 2620652B2
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thermal
thermal head
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platen roller
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真人 山田
芳正 大山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はサーマルヘッドを用いて感熱記録紙に記録を
行う感熱記録装置における記録紙送り装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に感熱記録装置は熱を受けた部分が発色する感熱
記録紙をサーマルヘッドとプラテンローラにより押圧す
る。そして、感熱記録紙を送りながらサーマルヘッドを
発熱することにより記録を得るものである。
第6図に従来の感熱記録装置の構成を示す。この従来
の感熱記録装置においては、プラテンローラ(1)によ
り感熱記録紙(3)を送りながら記録をし、記録が終了
した時点で所定の長さ送られた後、カッター(4)で切
断される。そして、再び記録する場合に感熱記録紙が無
駄にならないように、感熱記録紙(3)の先端がサーマ
ルヘッド(2)の記録位置(b)に来るまでプラテンロ
ーラ(1)により戻される。一方感熱記録紙ロール部
(18)は自ら回転することはないため切断位置(a)か
ら記録位置(b)まで戻した長さだけプラテンローラ
(1)と感熱記録紙ロール部(18)との間に弛みを生ず
る。第7図は感熱記録紙(3)が弛んだ状態を示す。次
の記録はこの状態から始められる。従って、記録を始め
た直後はブラテンローラ(1)には感熱記録紙ロール部
(18)による負荷は全くかかっていない。しかし記録位
置(b)から切断位置(a)の距離だけ感熱記録紙
(3)がプラテンローラ(1)により送られた時点でプ
ラテンローラ(1)と感熱記録紙ロール部(18)の間の
弛みが無くなり、第6図の状態になる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記の様な従来の装置では、停止した感熱記録紙ロー
ル部の回転開始の時点で、プラテンローラとサーマルヘ
ッドとの紙送り部に急激な負荷が掛り、記録紙の送りピ
ッチむらを生ずる欠点があった。本発明はその欠点を無
くすと共に、記録紙負荷ローラによるスムーズな記録紙
の搬送を得ることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明はプランテローラ方向に移動可能な記録紙負荷
ローラをローラ押えバネにより記録紙に押し当てるもの
である。
(ホ)作用 本発明によれば、記録紙に働く張力が増加した場合に
前記ローラ押えバネがダンパの役目を果たし、記録紙の
張力を弱くするように働く。その場合記録紙負荷ローラ
はローラ押えバネの力に抗して一旦プラテンローラから
離れる。その後感熱記録紙ロール部が回転し始めると、
記録紙に働く張力が減少し、記録紙負荷ローラは再びプ
ラテンローラに記録紙を介して当接して、記録紙の搬送
の役目を兼ねる。こうしてプラテンローラとサーマルヘ
ッドとの紙送り部に急激な負荷が掛かることはない。
(ヘ)実施例 本発明の一実施例を以下に図面に従い説明する。第1
図は本発明における感熱記録装置をファクシミリに使用
した場合の概略構成図で、これでまず感熱記録装置の全
体構成を説明する。図において(1)はプラテンロー
ラ、(2)はサーマルヘッド、(3)は感熱記録紙、
(4)はカッター、(5)はサーマルヘッド押圧用圧縮
バネである。この感熱記録装置による記録方法について
説明する。感熱記録紙(3)はプラテンローラ(1)と
サーマルヘッド(2)により挟まれ、さらにサーマルヘ
ッド(2)はサーマルヘッド押圧圧縮バネ(5)により
押圧されている。この状態でプラテンローラ(1)は図
示しない駆動系により反時計方向に回転する。それと同
時に、サーマルヘッド(2)から感熱記録紙(3)には
画信号に応じた熱パルスが加えられる。このようにして
送信されてきた画像情報は感熱記録紙(3)に記録され
る。
次に第1図、サーマルヘッド周辺の拡大図である第2
図及び第2図の分解斜視図である第4図、第5図に基づ
いて紙送り機構を説明する。第4図、第5図で記録紙負
荷ローラ(6)のその端部(27)はローラ押圧金具(2
8)の回転穴B(29)と回動自在に、サーマルヘッド取
付金具(12)のローラガイド長穴(22)とスライド自在
に両端で挿入され、一方ローラ押圧用引張バネ(7)は
ローラ押圧金具(28)の一端とサーマルヘッド取付金具
(12)のバネ取付穴B(30)に取り付けられているの
で、記録紙負荷ローラ(6)は常時プラテンローラ
(1)の記録紙順方向送り時の記録部の上流側に押し当
てられ、サーマルヘッド取付金具(12)のローラガイド
長穴(22)にそって移動可能である。こうすることによ
り感熱記録紙(3)は記録紙負荷ローラ(6)によりプ
ラテンローラ(1)に押し付けられており、感熱記録紙
(3)は記録位置(b)と記録紙負荷ローラ(6)によ
る押圧位置(c)においてプラテンローラ(1)に密着
されながら記録方向に送られる。記録が終了すると感熱
記録紙(3)は所定の長さプラテンローラ(1)により
送られた後、第1図にしめすカッター(4)により切断
される。この時感熱記録紙(3)の先端はカッター
(4)の切断位置(a)にあるが、再び記録する場合に
感熱記録紙(3)が無駄にならないように、感熱記録紙
(3)の先端がサーマルヘッド(2)の記録位置(b)
に来るまでプラテンローラ(1)により戻される。一方
感熱記録紙ロール部(18)は自ら回転することはないた
め切断位置(a)から記録位置(b)まで戻した長さだ
け記録紙負荷ローラ(6)と感熱記録紙ロール部(18)
との間に弛みを生ずる。次の記録はこの状態において開
始される。再び記録を開始した場合、感熱記録紙(3)
はプラテンローラ(1)によりカッター(4)の方向に
送られる。そして前述の弛みの長さだけ送ると感熱記録
紙(3)には張力が働いて、張った状態になり、この感
熱記録紙ロール部(18)の回転開始時の急激な負荷が働
くが、第2図に示す如く記録紙負荷ローラ(6)はロー
ラ押圧用引張バネ(7)によって、プラテンローラ
(1)に押し当てられていて、サーマルヘッド取付金具
(12)のローラガイド長穴(22)にそって移動可能であ
るので、ローラ押圧用引張バネ(7)がダンパの役目を
果たし、感熱記録紙(3)の張力を弱くする様に働く、
その場合記録紙負荷ローラ(6)はローラ押圧用引張バ
ネ(7)の力に抗して一旦プラテンローラ(1)から離
れる。その後感熱記録紙ロール部(18)が回転し始める
と、感熱記録紙(3)に働く張力が減少し、記録紙負荷
ローラ(6)は再びプラテンローラ(1)に感熱記録紙
(3)を介して当接し、感熱記録紙(3)の搬送の役目
をかねる。ここにおいて負荷の急変はやわらげられ、プ
ラテンローラ(1)に急激な負荷がかかることはない。
このようにすることで、負荷の急変による感熱記録紙の
送りピッチむらをなくすことができる。
尚第2図に於て、プラテンローラ(1)の中心、記録
紙負荷ローラ(6)の中心及びローラ押圧用引張バネ
(7)の方向は一直線が望ましい。一直線でない場合、
感熱記録紙(3)を往復移動させると、往復移動の片方
の移動は正常であるが、他方の移動の場合プラテンロー
ラ(1)と記録紙負荷ローラ(6)とが互いに食い込む
力が働き、感熱記録紙(3)の正常な移動が行われな
い。
次に第3図に基づいて、感熱記録紙ロール部の交換機
構について説明する。機械の内部の点検・修理・清掃等
を行うことができるようにしておくことが必要であり、
その際サーマルヘッド(2)をプラテンローラ(1)か
ら引き離せる様にしなくてはならない。センサー(8)
はフォトインターラプターを使用し、感熱記録紙(3)
のあり、なしを感知し、ない場合は直ちに記録を終了す
るようにしている。又このファクシミリは感熱記録紙ロ
ール部(18)の交換のために、軸(9)のまわりに開閉
できる構造になっている。その結果として、第2図に示
す様に記録紙負荷ローラ(6)は感熱記録紙ロール部
(18)の交換、プラテンローラ(1)と記録紙負荷ロー
ラ(6)との位置合わせ精度の保持及びコンパクトな機
構の保持の為、構造上サーマルヘッド取付金具(12)に
取り付ける方がよい。尚位置合わせ精度が保たれてない
と、感熱記録紙(3)の蛇行、歪を生じさせる。
次にサーマルヘッド位置合わせ機構について、第4図
に基づいて説明する。(2)はサーマルヘッド、(12)
はサーマルヘッド(2)をネジ等で取付けるサーマルヘ
ッド取付金具、(1)はプラテンローラ、(13)はプラ
テンローラ(1)の両端に取付けられ、サーマヘッド取
付金具(12)と当接するプラテンローラ(1)の軸受
け、(5)はサーマルヘッドユニット取付金具(16)と
サーマルヘッド(2)との間に介され、サーマルヘッド
(2)をプラテンローラ(1)に押し付ける為のサーマ
ルヘッド押圧用圧縮バネ、(14)は位置合せ用引張バ
ネ、(15)はサーマルヘッド支持ピンである。サーマル
ヘッドユニット取付金具(16)は図示しないメインシャ
ーシに固定されている。サーマルヘッド取付金具(12)
の切起し部A(25)のバネ取付穴A(26)には位置合せ
用引張バネ(14)が取り付けられ、サーマルヘドユニッ
ト取付金具(16)と位置合せ用引張バネ(14)を介して
つながれている。この位置合せ用引張バネ(14)はサー
マルヘッド取付金具(12)の当接部(d)を軸受け(1
3)の外周部に押し当てるためのものである。さらにサ
ーマルヘッド取付金具(12)の切起し部B(25)には取
付金具ガイド長穴(23)があり、この取付金具ガイド長
穴(23)とサーマルヘッドユニット取付金具(16)の切
起し部A(17)の回転穴A(24)にサーマルヘッド支持
ピン(15)が挿入されている。こうすることにより、サ
ーマルヘッド(2)はサーマルヘッド支持ピン(15)の
まわりに回転可能であるのと同時に取付金具ガイド長穴
(23)方向に移動可能である。又サーマルヘッド(2)
の取付け、取外しも容易に行える。
次に上述のサーマルヘッド位置合わせ機構による、サ
ーマルヘッドの位置合わせ状態について第4図に基づい
て詳細に説明する。第3図のような状態から第1図の状
態になると、サーマルヘッド(2)はサーマルヘッド押
圧用圧縮バネ(5)によってゴム製のプラテンローラ
(1)に押し当てられると同時に、位置合せ用引張バネ
(14)により、サーマルヘッド取付金具(12)を介し
て、軸受け(13)の外周部に当接部(d)が押し当てら
れる。なおサーマルヘッド支持ピン(15)はサーマルヘ
ッド取付金具(12)の取付金具ガイド長穴(23)よって
支持されているのでサーマルヘッド(2)はサーマルヘ
ッド支持ピン(15)のまわりに回転可能であるのと同時
に取付金具ガイド長穴(23)方向に移動可能である。従
って軸受け(13)に対して、サーマルヘッド(2)の位
置がばらつくことなく固定される。こうしてプラテンロ
ーラ(1)に対するサーマルヘッド取付金具(12)の取
付精度が得られ、プラテンローラ(1)と記録紙負荷ロ
ーラ(6)との位置合わせ精度を良くする事ができる。
尚本発明は上記実施例に限定されるものではなく、記録
紙負荷ローラ(6)を直接サーマルヘッドユニット取付
金具(16)に取り付けることも可能である。
(ト)発明の効果 本発明によれば、記録紙の弛みによるプラテンローラ
に働く負荷の急変を防止し、送りピッチむらを無くすこ
とができ、又、順方向の安定な記録紙送りを得る事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図は本発明における実施例の概略構成図、
第2図は本発明における実施例のサーマルヘッド周辺拡
大図、第4図、第5図はサーマルヘッド位置合わせ機構
の分解斜視図、第6図、第7図は従来のサーマルヘッド
位置合わせ機構の構成図である。 (1)……プラテンローラ、(2)……サーマルヘッ
ド、(3)……感熱記録紙、(6)……記録紙負荷ロー
ラ、(7)……ローラ押圧用引張バネ、(12)……サー
マルヘッド取付金具、(14)……位置合せ用引張バネ、
(16)……サーマルヘッドユニット取付金具、(b)…
…記録位置、(c)……押圧位置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転可能に駆動されるプラテンローラ
    により、ロール状の記録紙をサーマルヘッドに圧接して
    感熱記録を行う感熱記録装置において、 前記プラテンローラの記録部の上流側で、バネの力によ
    り前記プラテンローラに保持されたロール状の記録紙に
    当接する記録紙負荷ローラが、前記プラテンローラと前
    記ロール状記録紙との間の張力増加時に前記バネの力に
    抗して前記プラテンローラから離間すべく支持されたこ
    とを特徴とする感熱記録装置。
JP2278395A 1990-10-16 1990-10-16 感熱記録装置 Expired - Lifetime JP2620652B2 (ja)

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JPH04152165A JPH04152165A (ja) 1992-05-26
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