JPH09141986A - リボンガイド機構及びリボンカセット - Google Patents
リボンガイド機構及びリボンカセットInfo
- Publication number
- JPH09141986A JPH09141986A JP32835195A JP32835195A JPH09141986A JP H09141986 A JPH09141986 A JP H09141986A JP 32835195 A JP32835195 A JP 32835195A JP 32835195 A JP32835195 A JP 32835195A JP H09141986 A JPH09141986 A JP H09141986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- guide plate
- ink ribbon
- cassette
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便な構成でありながら、リボンの張力不均
一の是正により偏りあるいは巻乱れを防止して良好な印
紙品質を得る。 【課題を解決するための手段】 インクリボン12は、
リボン供給コア側から印字ヘッドに供給され、印字後は
リボン巻取コア側に巻き取られる。この場合に、インク
リボン12の幅方向で張力の不均一が発生すると、リボ
ンガイド板26がガイド板ホルダ100に対しダボ10
2,104を軸として矢印FE又はFF方向に傾動す
る。これによって、インクリボン12の張力不均一が良
好に是正される。
一の是正により偏りあるいは巻乱れを防止して良好な印
紙品質を得る。 【課題を解決するための手段】 インクリボン12は、
リボン供給コア側から印字ヘッドに供給され、印字後は
リボン巻取コア側に巻き取られる。この場合に、インク
リボン12の幅方向で張力の不均一が発生すると、リボ
ンガイド板26がガイド板ホルダ100に対しダボ10
2,104を軸として矢印FE又はFF方向に傾動す
る。これによって、インクリボン12の張力不均一が良
好に是正される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば熱転写プリ
ンタなどで使用されるインクリボンなどを移送するため
のリボンガイド板及びリボンカセットにかかり、特に厚
さの薄い長尺状のリボンの移送に好適なリボンガイド機
構及びリボンカセットに関する。
ンタなどで使用されるインクリボンなどを移送するため
のリボンガイド板及びリボンカセットにかかり、特に厚
さの薄い長尺状のリボンの移送に好適なリボンガイド機
構及びリボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、熱転写プリンタ用インクリボン
カセット等のリボンカセットにおいては、予め供給コア
の外周に巻かれたインクリボンは、印字ヘッドとプラテ
ンローラの間に供給される。そして、印字が終了したイ
ンクリボン(使用済みのインクリボン)は、巻き取りコ
アで巻き取られる。インクリボンの厚さは一般的に非常
に薄いため、正確に巻き取りコアに対してガイドされな
いと、インクリボンが巻き取りコアの片側に偏った状態
で巻き取られ、インクリボンが巻き取りコアからせり出
してしまう。インクリボンが巻き取りコアから外側にせ
り出すと、インクリボンの端部に折り目が生じる。そし
て、この折り目が印字ヘッドの部分にまで達すると、印
字品質を著しく低下させることになる。
カセット等のリボンカセットにおいては、予め供給コア
の外周に巻かれたインクリボンは、印字ヘッドとプラテ
ンローラの間に供給される。そして、印字が終了したイ
ンクリボン(使用済みのインクリボン)は、巻き取りコ
アで巻き取られる。インクリボンの厚さは一般的に非常
に薄いため、正確に巻き取りコアに対してガイドされな
いと、インクリボンが巻き取りコアの片側に偏った状態
で巻き取られ、インクリボンが巻き取りコアからせり出
してしまう。インクリボンが巻き取りコアから外側にせ
り出すと、インクリボンの端部に折り目が生じる。そし
て、この折り目が印字ヘッドの部分にまで達すると、印
字品質を著しく低下させることになる。
【0003】また、不均一な張力でリボンが巻き取られ
ると、巻き取りコア側で巻き乱れが生じ、ひいてはリボ
ンが巻き膨れてインクリボンがカセット本体に収まらな
くなってしまう。このようなインクリボンの偏りや巻き
乱れ,あるいはそれらに起因する印字品質の劣化を防止
するためには、インクリボンを均一な張力でガイドする
必要がある。
ると、巻き取りコア側で巻き乱れが生じ、ひいてはリボ
ンが巻き膨れてインクリボンがカセット本体に収まらな
くなってしまう。このようなインクリボンの偏りや巻き
乱れ,あるいはそれらに起因する印字品質の劣化を防止
するためには、インクリボンを均一な張力でガイドする
必要がある。
【0004】従来のリボンガイド板としては、例えば特
開昭61−189974号に開示されたものがある。こ
の従来例は、インクリボンを案内するガイドローラを、
その回転中心軸上で回転可能に、かつ、傾斜可能に支持
することで、リボンの走行方向に対する直交方向の張力
不均一を是正するようにしたものである。また、特開昭
61−189975号に開示された従来例は、ガイドロ
ーラのインクリボンとの接触面の回転中心軸を含む面で
の断面形状を、該回転中心軸に対し非平行な直線あるい
は曲線で構成することで、インクリボンの走行時のスキ
ューを補正するようにしたものである。
開昭61−189974号に開示されたものがある。こ
の従来例は、インクリボンを案内するガイドローラを、
その回転中心軸上で回転可能に、かつ、傾斜可能に支持
することで、リボンの走行方向に対する直交方向の張力
不均一を是正するようにしたものである。また、特開昭
61−189975号に開示された従来例は、ガイドロ
ーラのインクリボンとの接触面の回転中心軸を含む面で
の断面形状を、該回転中心軸に対し非平行な直線あるい
は曲線で構成することで、インクリボンの走行時のスキ
ューを補正するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術では、いずれもガイドローラの構造が複雑であ
り、生産性やコスト面で満足できるものではない。特
に、使用後にリボンカセット全体を交換するような場合
は、資源節約の観点から、構成の簡略化が要望されてい
る。
従来技術では、いずれもガイドローラの構造が複雑であ
り、生産性やコスト面で満足できるものではない。特
に、使用後にリボンカセット全体を交換するような場合
は、資源節約の観点から、構成の簡略化が要望されてい
る。
【0006】この発明は、かかる点に着目したもので、
簡便な構成でありながら、リボンの張力不均一の是正や
偏りあるいは巻乱れを防止して良好な印紙品質を得るこ
とができるリボンガイド機構及びリボンカセットを提供
することを、その目的とするものである。
簡便な構成でありながら、リボンの張力不均一の是正や
偏りあるいは巻乱れを防止して良好な印紙品質を得るこ
とができるリボンガイド機構及びリボンカセットを提供
することを、その目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のリボンガイド機構においては、リボン(1
2)が当接する曲折部を有するリボンガイド板(22,26,3
2,35)を、リボンの略走行方向を軸としてガイド板ホル
ダ(100)に傾動可能にガイド板支持手段(102,104,11
0,112)によって支持するようにしたを特徴とする。リ
ボンガイド板(22,26,32,35)の傾動によって、簡便な
構成でありながら、リボンの張力の不均一は良好に是正
される。
に、本発明のリボンガイド機構においては、リボン(1
2)が当接する曲折部を有するリボンガイド板(22,26,3
2,35)を、リボンの略走行方向を軸としてガイド板ホル
ダ(100)に傾動可能にガイド板支持手段(102,104,11
0,112)によって支持するようにしたを特徴とする。リ
ボンガイド板(22,26,32,35)の傾動によって、簡便な
構成でありながら、リボンの張力の不均一は良好に是正
される。
【0008】このリボンガイド機構は、リボンカセット
(10)におけるリボンガイド位置の少なくとも一個所に
設けられる。リボンカセットとしては、印字ヘッド(20
2)とプラテンローラ(204)の間を印字用紙(206)と
ともに移動して、前記印字用紙(206)に印字するため
のインクリボン(12)が収納された熱転写プリンタ用の
リボンカセットが好適な例である。
(10)におけるリボンガイド位置の少なくとも一個所に
設けられる。リボンカセットとしては、印字ヘッド(20
2)とプラテンローラ(204)の間を印字用紙(206)と
ともに移動して、前記印字用紙(206)に印字するため
のインクリボン(12)が収納された熱転写プリンタ用の
リボンカセットが好適な例である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。以下に示す
実施例は、本発明を熱転写プリンタのインクリボンカセ
ットに適用したものである。
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。以下に示す
実施例は、本発明を熱転写プリンタのインクリボンカセ
ットに適用したものである。
【0010】
【実施例の構成】図1には、本実施例のインクリボンカ
セットの上蓋を取った内部が示されている。この図にお
いて、リボンカセット本体10内には、インクリボン1
2を供給するリボン供給コア14と、インクリボン12
を巻き取るリボン巻取コア16が収納されている。リボ
ン供給コア14は回転可能なリボン供給軸18に支持さ
れており、リボン巻取コア16は回転可能なリボン巻取
軸20に支持されている。リボン供給コア14から引き
出されたインクリボン12は、第1のリボンガイド板2
2,ガイドローラ24,リボンガイド板26に順にガイ
ドされ、同図下方の開口部28からカセット本体10外
に導出される構成となっている。更にインクリボン12
は、反対側の開口部30から再びカセット本体10内に
入り、リボンガイド板32,ガイドローラ34,リボン
ガイド板35に順にガイドされ、リボン巻取コア16に
巻き取られる構成となっている。
セットの上蓋を取った内部が示されている。この図にお
いて、リボンカセット本体10内には、インクリボン1
2を供給するリボン供給コア14と、インクリボン12
を巻き取るリボン巻取コア16が収納されている。リボ
ン供給コア14は回転可能なリボン供給軸18に支持さ
れており、リボン巻取コア16は回転可能なリボン巻取
軸20に支持されている。リボン供給コア14から引き
出されたインクリボン12は、第1のリボンガイド板2
2,ガイドローラ24,リボンガイド板26に順にガイ
ドされ、同図下方の開口部28からカセット本体10外
に導出される構成となっている。更にインクリボン12
は、反対側の開口部30から再びカセット本体10内に
入り、リボンガイド板32,ガイドローラ34,リボン
ガイド板35に順にガイドされ、リボン巻取コア16に
巻き取られる構成となっている。
【0011】また、リボン供給側の開口部28の近傍に
は、リボン検出用の窓36が形成されており、プリンタ
(図示せず)側に設けられた反射型フォトセンサ38に
よって、インクリボン12の端部を検出するようになっ
ている。すなわち、インクリボン12の最終端である供
給コア14への巻き始めの部分に銀色の塗料が塗布され
ており、これをフォトセンサ38で検出することによっ
て、インクリボン12の残量が少ないことを検知するよ
うになっている。なお、インクリボン12としては、例
えば幅約60mmのものが使用されており、リボンカセッ
ト本体10のインクリボン12の幅方向の内寸は、例え
ば約61mmに設定されている。
は、リボン検出用の窓36が形成されており、プリンタ
(図示せず)側に設けられた反射型フォトセンサ38に
よって、インクリボン12の端部を検出するようになっ
ている。すなわち、インクリボン12の最終端である供
給コア14への巻き始めの部分に銀色の塗料が塗布され
ており、これをフォトセンサ38で検出することによっ
て、インクリボン12の残量が少ないことを検知するよ
うになっている。なお、インクリボン12としては、例
えば幅約60mmのものが使用されており、リボンカセッ
ト本体10のインクリボン12の幅方向の内寸は、例え
ば約61mmに設定されている。
【0012】次に、図2には、図1の#2−#2線に沿
った断面が示されている。この図において、リボンカセ
ット本体10には、同図上方からカセット蓋40が被せ
られている。このカセット蓋40には、リボン供給軸1
8とリボン巻取軸20が貫通する軸受け穴42,44が
設けられている。リボン供給軸18の一端には突起45
が形成されており、リボン供給コア14の対応する位置
に形成された切欠き46と嵌合するようになっている。
同様に、リボン巻取軸20の一端には突起45が形成さ
れており、リボン巻取コア16の対応する位置に形成さ
れた切欠き50と嵌合するようになっている。
った断面が示されている。この図において、リボンカセ
ット本体10には、同図上方からカセット蓋40が被せ
られている。このカセット蓋40には、リボン供給軸1
8とリボン巻取軸20が貫通する軸受け穴42,44が
設けられている。リボン供給軸18の一端には突起45
が形成されており、リボン供給コア14の対応する位置
に形成された切欠き46と嵌合するようになっている。
同様に、リボン巻取軸20の一端には突起45が形成さ
れており、リボン巻取コア16の対応する位置に形成さ
れた切欠き50と嵌合するようになっている。
【0013】更に、カセット本体10とリボン供給軸1
8との間には、座金52を介してバックテンションバネ
54が配置されている。バックテンションバネ54とし
ては、例えば圧縮コイルバネが利用できる。このバック
テンションバネ54によって、リボン供給軸18の回転
に対して負荷を与えるようになっている。すなわち、イ
ンクリボン12の供給時に、このインクリボン12に対
して逆側(リボン供給コア14側)に張力を与えて、イ
ンクリボン12の弛みを防止する構成となっている。
8との間には、座金52を介してバックテンションバネ
54が配置されている。バックテンションバネ54とし
ては、例えば圧縮コイルバネが利用できる。このバック
テンションバネ54によって、リボン供給軸18の回転
に対して負荷を与えるようになっている。すなわち、イ
ンクリボン12の供給時に、このインクリボン12に対
して逆側(リボン供給コア14側)に張力を与えて、イ
ンクリボン12の弛みを防止する構成となっている。
【0014】他方、リボン巻取軸20には溝56が形成
されており、リボンカセットを図示しないプリンタに装
着したときに、プリンタのトルクリミッタ出力軸と係合
するようになっている。そして、トルクリミッタの入力
軸に連結されたモータによって、リボン巻取軸20が図
1の矢印FA方向に回転する。トルクリミッタの滑りト
ルクは適当な値に設定されており、リボン巻取コア16
の巻取力によってインクリボン12が引っ張られる構成
となっている。これにより、記録紙及びプラテンローラ
とインクリボン12とが滑って、インクリボン12が所
定速度より速く搬送されたり、あるいは途中で切れてし
まうことがない。
されており、リボンカセットを図示しないプリンタに装
着したときに、プリンタのトルクリミッタ出力軸と係合
するようになっている。そして、トルクリミッタの入力
軸に連結されたモータによって、リボン巻取軸20が図
1の矢印FA方向に回転する。トルクリミッタの滑りト
ルクは適当な値に設定されており、リボン巻取コア16
の巻取力によってインクリボン12が引っ張られる構成
となっている。これにより、記録紙及びプラテンローラ
とインクリボン12とが滑って、インクリボン12が所
定速度より速く搬送されたり、あるいは途中で切れてし
まうことがない。
【0015】次に、図3(A),(B)を参照して、前記
実施例におけるリボンガイド板22,26,32,35
について説明する。なお、いずれも同一の構成となって
いるので、リボンガイド板26を中心としたリボンガイ
ド機構を代表して説明する。同図(A)にはガイド板付
近が拡大して示されており、同図(B)には(A)を矢印
FC方向からみた状態が示されている。これらの図にお
いて、上述したカセット本体10の側壁からは、ガイド
板ホルダ100が延長形成されている。このガイド板ホ
ルダ100の表裏には、その先端側中央付近に回転軸と
なる一対のダボ102,104(図1参照)が形成され
ている。ダボ102,104の突出方向はインクリボン
12の走行方向に略沿っており、更にガイド板ホルダ1
00の段部106,108にそれぞれ連続している。こ
れらの段部106,108は、プラスチック成形型の製
作及びカセットの肉厚と強度の関係上設けられているも
ので、ガイド板ホルダ100の下側に延長形成されてい
る。
実施例におけるリボンガイド板22,26,32,35
について説明する。なお、いずれも同一の構成となって
いるので、リボンガイド板26を中心としたリボンガイ
ド機構を代表して説明する。同図(A)にはガイド板付
近が拡大して示されており、同図(B)には(A)を矢印
FC方向からみた状態が示されている。これらの図にお
いて、上述したカセット本体10の側壁からは、ガイド
板ホルダ100が延長形成されている。このガイド板ホ
ルダ100の表裏には、その先端側中央付近に回転軸と
なる一対のダボ102,104(図1参照)が形成され
ている。ダボ102,104の突出方向はインクリボン
12の走行方向に略沿っており、更にガイド板ホルダ1
00の段部106,108にそれぞれ連続している。こ
れらの段部106,108は、プラスチック成形型の製
作及びカセットの肉厚と強度の関係上設けられているも
ので、ガイド板ホルダ100の下側に延長形成されてい
る。
【0016】他方、リボンガイド板26は、横断面が略
U字状となっており、上述したガイド板ホルダ100の
ダボ102,104に対応して、貫通孔による軸受け用
ダボ110,112がそれぞれ形成されている。このリ
ボンガイド板26は、同図(A)に示す矢印FBあるい
はFC方向からガイド板ホルダ100に取付けられる。
すなわち、リボンガイド板26側の軸受け用ダボ11
0,112を、ガイド板ホルダ100側のダボ102,
104がそれぞれ貫通する。
U字状となっており、上述したガイド板ホルダ100の
ダボ102,104に対応して、貫通孔による軸受け用
ダボ110,112がそれぞれ形成されている。このリ
ボンガイド板26は、同図(A)に示す矢印FBあるい
はFC方向からガイド板ホルダ100に取付けられる。
すなわち、リボンガイド板26側の軸受け用ダボ11
0,112を、ガイド板ホルダ100側のダボ102,
104がそれぞれ貫通する。
【0017】これにより、リボンガイド板26は、ガイ
ド板ホルダ100に対し、ダボ102,104を回転軸
として回動ないしは傾動可能に取付けられ、リボンガイ
ド機構が構成される。上述したように、ダボ102,1
04は、インクリボン12の略走行方向に沿って設けら
れているため、リボンガイド板26は、インクリボン1
2の走行方向を略回転軸として回動するようになる。
ド板ホルダ100に対し、ダボ102,104を回転軸
として回動ないしは傾動可能に取付けられ、リボンガイ
ド機構が構成される。上述したように、ダボ102,1
04は、インクリボン12の略走行方向に沿って設けら
れているため、リボンガイド板26は、インクリボン1
2の走行方向を略回転軸として回動するようになる。
【0018】
【実施例の動作】次に、上記のように構成された本実施
例の動作について説明する。 (1)インクリボン12のセット まず、リボン供給コア14をリボン供給軸18に対し
て、リボン供給軸18の突起44がリボン供給コア14
の切欠き46に嵌合するようにセットする。これと同様
に、リボン巻取コア16をリボン巻取軸20に対し、リ
ボン巻取軸20の突起48とリボン巻取コア16の切欠
き50とが嵌合するようにセットする。これにより、リ
ボン供給軸18とリボン供給コア14,及びリボン巻取
軸20とリボン巻取コア26とが、それぞれ一体で回転
できる状態となる。
例の動作について説明する。 (1)インクリボン12のセット まず、リボン供給コア14をリボン供給軸18に対し
て、リボン供給軸18の突起44がリボン供給コア14
の切欠き46に嵌合するようにセットする。これと同様
に、リボン巻取コア16をリボン巻取軸20に対し、リ
ボン巻取軸20の突起48とリボン巻取コア16の切欠
き50とが嵌合するようにセットする。これにより、リ
ボン供給軸18とリボン供給コア14,及びリボン巻取
軸20とリボン巻取コア26とが、それぞれ一体で回転
できる状態となる。
【0019】次に、カセット蓋40をカセット本体10
に固定してリボンカセットを完成させ、インクリボン1
2が印字ヘッドとプラテンローラの間に良好に配置され
るように、当該カセットを図示しないプリンタに装着す
る。図4,図5にはその様子が示されており、インクリ
ボン12は、ヘッドホルダ200の先端に設けられた印
字ヘッド202とプラテンローラ204の間に、印字用
紙206とともに挟み込まれる。
に固定してリボンカセットを完成させ、インクリボン1
2が印字ヘッドとプラテンローラの間に良好に配置され
るように、当該カセットを図示しないプリンタに装着す
る。図4,図5にはその様子が示されており、インクリ
ボン12は、ヘッドホルダ200の先端に設けられた印
字ヘッド202とプラテンローラ204の間に、印字用
紙206とともに挟み込まれる。
【0020】(2)印字動作 プラテンローラ204が所定の搬送速度で矢印FD方向
に回転すると、リボン供給コア14に巻回されたインク
リボン12は、リボンガイド板22,ガイドローラ2
4,リボンガイド板26によってガイドされつつ、開口
部28を通ってカセット本体10の外部に引き出され
る。印字作業時においては、図4に示すように、インク
リボン12と印字用紙206とが、印字ヘッド202と
プラテンローラ204との間に引き込まれ、印字ヘッド
202によって印字用紙206に印字が行われる。この
インクリボン12を供給する際には、上述したバックテ
ンションバネ54によってインクリボン12に逆側の力
(バックテンション)が作用しているため、インクリボ
ン12は弛むことなく供給される。
に回転すると、リボン供給コア14に巻回されたインク
リボン12は、リボンガイド板22,ガイドローラ2
4,リボンガイド板26によってガイドされつつ、開口
部28を通ってカセット本体10の外部に引き出され
る。印字作業時においては、図4に示すように、インク
リボン12と印字用紙206とが、印字ヘッド202と
プラテンローラ204との間に引き込まれ、印字ヘッド
202によって印字用紙206に印字が行われる。この
インクリボン12を供給する際には、上述したバックテ
ンションバネ54によってインクリボン12に逆側の力
(バックテンション)が作用しているため、インクリボ
ン12は弛むことなく供給される。
【0021】(3)リボン巻取動作 リボン巻取軸20がトルクリミッタを介してリボン送り
モータにより回転駆動されると、印字後の使用済みのイ
ンクリボン12が、カセット本体10の開口部30か
ら、リボンガイド板32,ガイドローラ34,リボンガ
イド板35にガイドされつつ、リボン巻取コア16に巻
き取られる。このとき、リボン送りモータは、リボン巻
取コア16の外周速度が、プラテンローラ204によっ
て一定速度で送られているインクリボン12の走行速度
よりもわずかに大きくなる速度で回転する。但し、トル
クリミッタ(図示せず)は一定の値以上のトルクがかか
ると滑るように設定してあるため、印字ヘッド202の
部分のインクリボン12には一定以上の張力はかからな
い。このため、インクリボン12の走行速度がプラテン
ローラ204の外周速度よりも速くなったり、インクリ
ボン12自体が切れてしまうような事態は発生しない。
モータにより回転駆動されると、印字後の使用済みのイ
ンクリボン12が、カセット本体10の開口部30か
ら、リボンガイド板32,ガイドローラ34,リボンガ
イド板35にガイドされつつ、リボン巻取コア16に巻
き取られる。このとき、リボン送りモータは、リボン巻
取コア16の外周速度が、プラテンローラ204によっ
て一定速度で送られているインクリボン12の走行速度
よりもわずかに大きくなる速度で回転する。但し、トル
クリミッタ(図示せず)は一定の値以上のトルクがかか
ると滑るように設定してあるため、印字ヘッド202の
部分のインクリボン12には一定以上の張力はかからな
い。このため、インクリボン12の走行速度がプラテン
ローラ204の外周速度よりも速くなったり、インクリ
ボン12自体が切れてしまうような事態は発生しない。
【0022】なお、印字を行うことなくインクリボン1
2を巻き取る場合は、図5に示すように、印字ヘッド2
02を上方に待機させた状態とする。
2を巻き取る場合は、図5に示すように、印字ヘッド2
02を上方に待機させた状態とする。
【0023】(4)リボンガイド機構の作用 ところで、以上のような動作において、リボン供給軸1
8,ガイドローラ24,プラテンローラ204,ガイド
ローラ34及びリボン巻取軸20の回転中心軸が平行と
なっていないような場合、あるいはそれらの径がリボン
幅方向で不均一であるような場合には、インクリボン1
2の幅方向に張力の不均一が生じ、ひいてはインクリボ
ン12の偏りや間巻乱れが生ずるようになる。
8,ガイドローラ24,プラテンローラ204,ガイド
ローラ34及びリボン巻取軸20の回転中心軸が平行と
なっていないような場合、あるいはそれらの径がリボン
幅方向で不均一であるような場合には、インクリボン1
2の幅方向に張力の不均一が生じ、ひいてはインクリボ
ン12の偏りや間巻乱れが生ずるようになる。
【0024】ところが、本実施例では、インクリボン1
2の張力の不均一が、リボンガイド板22,26,3
2,35によって是正されるようになっている。図3
(C),(D)にはリボンガイド26による張力是正の様
子が示されている。まず、インクリボン12の上側で張
力が高く、下側で張力が低くなったとすると、同図
(C)に示すようにリボンガイド板26がダボ102,
104を中心として矢印FE方向に傾動する。すると、
ガイドローラ24からプラテンローラ204に至る経路
が、インクリボン12の上側で減少し、下側で増大す
る。このため、インクリボン12の上側では張力が減少
するとともに、下側では張力が増大し、インクリボン1
2の張力不均一が良好に是正される。
2の張力の不均一が、リボンガイド板22,26,3
2,35によって是正されるようになっている。図3
(C),(D)にはリボンガイド26による張力是正の様
子が示されている。まず、インクリボン12の上側で張
力が高く、下側で張力が低くなったとすると、同図
(C)に示すようにリボンガイド板26がダボ102,
104を中心として矢印FE方向に傾動する。すると、
ガイドローラ24からプラテンローラ204に至る経路
が、インクリボン12の上側で減少し、下側で増大す
る。このため、インクリボン12の上側では張力が減少
するとともに、下側では張力が増大し、インクリボン1
2の張力不均一が良好に是正される。
【0025】逆に、インクリボン12の下側で張力が高
く、上側で張力が低くなったとすると、同図(D)に示
すようにリボンガイド板26がダボ102,104を中
心として矢印FF方向に傾動する。すると、ガイドロー
ラ24からプラテンローラ204に至る経路が、インク
リボン12の下側で減少し、上側で増大する。このた
め、インクリボン12の下側では張力が減少するととも
に、上側では張力が増大し、同様にインクリボン12の
張力不均一が良好に是正される。他のリボンガイド板2
2,32,35についても同様である。
く、上側で張力が低くなったとすると、同図(D)に示
すようにリボンガイド板26がダボ102,104を中
心として矢印FF方向に傾動する。すると、ガイドロー
ラ24からプラテンローラ204に至る経路が、インク
リボン12の下側で減少し、上側で増大する。このた
め、インクリボン12の下側では張力が減少するととも
に、上側では張力が増大し、同様にインクリボン12の
張力不均一が良好に是正される。他のリボンガイド板2
2,32,35についても同様である。
【0026】このように、本実施例によれば、簡便な構
成のリボンガイド機構によって、インクリボンの張力不
均一が良好に是正され、リボンの偏りや巻乱れが防止さ
れて良好な印字品質を得ることができる。
成のリボンガイド機構によって、インクリボンの張力不
均一が良好に是正され、リボンの偏りや巻乱れが防止さ
れて良好な印字品質を得ることができる。
【0027】
【他の実施例】この発明には数多くの実施の形態があ
り、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能で
ある。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記実施例では、リボンガイド板のインクリボン
当接面を直線形状としたが、例えば図6(A)に示すリ
ボンガイド板300のように、端部にインクリボン12
の幅方向の移動範囲を規制する凸部302を形成するよ
うにしてもよい。また、同図(B)に示すリングガイド
板310のように、インクリボン12の張力を是正する
ため、リボン当接面312を曲線としてもよい。
り、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能で
ある。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記実施例では、リボンガイド板のインクリボン
当接面を直線形状としたが、例えば図6(A)に示すリ
ボンガイド板300のように、端部にインクリボン12
の幅方向の移動範囲を規制する凸部302を形成するよ
うにしてもよい。また、同図(B)に示すリングガイド
板310のように、インクリボン12の張力を是正する
ため、リボン当接面312を曲線としてもよい。
【0028】(2)また、ガイド板ホルダの形状も、必
要に応じて適宜変更してよい。同図(A)に示すガイド
板ホルダ320は先端部分がが半円となっており、同図
(B)に示すガイド板ホルダ322は先端部分が略台形
状となっている。 (3)更に、図3(B)に示したように、前記実施例では
リボンガイド板をU字形状としたが、他の形状,例えば
図6(C)に示すリボンガイド板330のようにV字形
状としてもよい。
要に応じて適宜変更してよい。同図(A)に示すガイド
板ホルダ320は先端部分がが半円となっており、同図
(B)に示すガイド板ホルダ322は先端部分が略台形
状となっている。 (3)更に、図3(B)に示したように、前記実施例では
リボンガイド板をU字形状としたが、他の形状,例えば
図6(C)に示すリボンガイド板330のようにV字形
状としてもよい。
【0029】(4)前記実施例では、凸状ダボ,貫通孔
ダボによってリボンガイド板を傾動するリボンガイド機
構を構成したが、ガイド板ホルダに対するリボンガイド
板の支持構造は、傾動可能であればどのような構成とし
てもよい。また、その傾動の軸は、リボンの走行方向に
略沿った方向であればよく、完全にリボン走行方向に一
致する必要はない。 (5)前記実施例は、本発明を熱転写プリンタのインク
リボンカセットに適用したものであるが、他のリボンカ
セット,例えばワイヤドットプリンタ,タイプライタな
ど各種のリボンカセットに適用可能である。
ダボによってリボンガイド板を傾動するリボンガイド機
構を構成したが、ガイド板ホルダに対するリボンガイド
板の支持構造は、傾動可能であればどのような構成とし
てもよい。また、その傾動の軸は、リボンの走行方向に
略沿った方向であればよく、完全にリボン走行方向に一
致する必要はない。 (5)前記実施例は、本発明を熱転写プリンタのインク
リボンカセットに適用したものであるが、他のリボンカ
セット,例えばワイヤドットプリンタ,タイプライタな
ど各種のリボンカセットに適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ボンが当接する曲折部を有するリボンガイド板を、リボ
ンの略走行方向を軸としてガイド板ホルダに傾動可能に
支持することとしたので、簡便な構成でありながら、リ
ボンの張力不均一の是正や偏りあるいは巻乱れを防止し
て良好な印紙品質を得ることができるという効果があ
る。
ボンが当接する曲折部を有するリボンガイド板を、リボ
ンの略走行方向を軸としてガイド板ホルダに傾動可能に
支持することとしたので、簡便な構成でありながら、リ
ボンの張力不均一の是正や偏りあるいは巻乱れを防止し
て良好な印紙品質を得ることができるという効果があ
る。
【図1】本発明の実施例にかかる熱転写用インクリボン
カセットを示す内部の平面図である。
カセットを示す内部の平面図である。
【図2】図1に示した熱転写用インクリボンカセットの
#2−#2線に沿って矢印方向に見た断面図である。
#2−#2線に沿って矢印方向に見た断面図である。
【図3】前記実施例におけるリボンガイド機構を示す図
である。
である。
【図4】前記実施例の使用状態及び動作を説明するため
の内部を示す正面図である。
の内部を示す正面図である。
【図5】前記実施例の使用状態及び動作を説明するため
の内部を示す正面図である。
の内部を示す正面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
10…リボンカセット本体 12…インクリボン 14…リボン供給コア 16…リボン巻き取りコア 18…リボン供給軸 20…リボン巻取軸 22,26,32,35,300,310,330…リ
ボンガイド板 100,320,322…ガイド板ホルダ 102,104…ダボ 106,108…段部 110,112…ダボ 202…印字ヘッド 204…プラテンローラ 206…印字用紙 302…凸部
ボンガイド板 100,320,322…ガイド板ホルダ 102,104…ダボ 106,108…段部 110,112…ダボ 202…印字ヘッド 204…プラテンローラ 206…印字用紙 302…凸部
Claims (3)
- 【請求項1】 リボンが当接する曲折部を有するリボン
ガイド板;このリボンガイド板を支持するガイド板ホル
ダ;前記リボンガイド板を、リボンの略走行方向を軸と
して前記ガイド板ホルダに傾動可能に支持するガイド板
支持手段;を備えたことを特徴とするリボンガイド機
構。 - 【請求項2】 リボンのガイド位置の少なくとも一個所
に、請求項1記載のリボンガイド機構を備えたことを特
徴とするリボンカセット。 - 【請求項3】 印字ヘッドとプラテンローラの間を印字
用紙とともに移動して、前記印字用紙に印字するための
インクリボンが収納された熱転写プリンタ用のリボンカ
セットにおいて、 カセット本体;このカセット本体に回転自在に支持さ
れ、インクリボンをカセット本体外に供給する供給コ
ア;前記カセット本体に回転自在に支持され、前記供給
コアから供給されたインクリボンを巻取る巻取コア;を
備えるとともに、 前記インクリボンのガイド位置の少なくとも一個所に、
請求項1記載のリボンガイド機構を設けたことを特徴と
する熱転写プリンタ用のリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32835195A JPH09141986A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | リボンガイド機構及びリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32835195A JPH09141986A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | リボンガイド機構及びリボンカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09141986A true JPH09141986A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18209279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32835195A Pending JPH09141986A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | リボンガイド機構及びリボンカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09141986A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011177895A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Brother Industries Ltd | テープカセット |
US9011028B2 (en) | 2009-03-31 | 2015-04-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9132682B2 (en) | 2009-03-31 | 2015-09-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape unit and tape cassette |
US9352600B2 (en) | 2009-12-16 | 2016-05-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9409425B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-08-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9427988B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-08-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9493016B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-11-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9498998B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-11-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9566808B2 (en) | 2009-03-31 | 2017-02-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9573401B2 (en) | 2009-06-30 | 2017-02-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9656495B2 (en) | 2009-12-28 | 2017-05-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP32835195A patent/JPH09141986A/ja active Pending
Cited By (58)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9539838B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape Cassette |
US11479053B2 (en) | 2008-12-25 | 2022-10-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11285749B2 (en) | 2008-12-25 | 2022-03-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10744798B2 (en) | 2008-12-25 | 2020-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10661589B2 (en) | 2008-12-25 | 2020-05-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10189284B2 (en) | 2008-12-25 | 2019-01-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9855779B2 (en) | 2008-12-25 | 2018-01-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9751349B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-09-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9682584B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-06-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9656496B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-05-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9656497B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-05-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9493016B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-11-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9649861B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-05-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9498998B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-11-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9498997B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-11-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9566812B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-02-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9511610B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-12-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9511611B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-12-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9511609B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-12-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9522556B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-12-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9533522B2 (en) | 2008-12-25 | 2017-01-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9616690B2 (en) | 2009-03-31 | 2017-04-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10201988B2 (en) | 2009-03-31 | 2019-02-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9566808B2 (en) | 2009-03-31 | 2017-02-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9498987B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-11-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11945217B2 (en) | 2009-03-31 | 2024-04-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9592692B2 (en) | 2009-03-31 | 2017-03-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11707938B2 (en) | 2009-03-31 | 2023-07-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9498988B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-11-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9011028B2 (en) | 2009-03-31 | 2015-04-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9656488B2 (en) | 2009-03-31 | 2017-05-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9427988B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-08-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9409425B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-08-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9132682B2 (en) | 2009-03-31 | 2015-09-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape unit and tape cassette |
US9403389B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-08-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9381756B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-07-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11254149B2 (en) | 2009-03-31 | 2022-02-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9370949B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-06-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11052685B2 (en) | 2009-03-31 | 2021-07-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10201993B2 (en) | 2009-03-31 | 2019-02-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10744802B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10226949B2 (en) | 2009-03-31 | 2019-03-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10675894B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-06-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9346296B2 (en) | 2009-03-31 | 2016-05-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10618325B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-04-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9676217B2 (en) | 2009-06-30 | 2017-06-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11225099B2 (en) | 2009-06-30 | 2022-01-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9802432B2 (en) | 2009-06-30 | 2017-10-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9573401B2 (en) | 2009-06-30 | 2017-02-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10265976B2 (en) | 2009-12-16 | 2019-04-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9539837B2 (en) | 2009-12-16 | 2017-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9352600B2 (en) | 2009-12-16 | 2016-05-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11235600B2 (en) | 2009-12-16 | 2022-02-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11135862B2 (en) | 2009-12-28 | 2021-10-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette with indicator portion having pressing and non-pressing portion for indentifying tape type |
US10265982B2 (en) | 2009-12-28 | 2019-04-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9656495B2 (en) | 2009-12-28 | 2017-05-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US9174476B2 (en) | 2010-02-26 | 2015-11-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ribbon guide in a tape cassette |
JP2011177895A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Brother Industries Ltd | テープカセット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4023538B2 (ja) | 高解像度のドナー/ダイレクト組み合わせ型サーマルプリンタ | |
US5709488A (en) | Printer | |
JPH09141986A (ja) | リボンガイド機構及びリボンカセット | |
US5342131A (en) | Tension balancer device for ink ribbon | |
JPH01235678A (ja) | 熱転写記録装置 | |
EP0121218A1 (en) | Printing apparatus | |
JP3398288B2 (ja) | リボンカセット | |
JP3610243B2 (ja) | ロール状記録紙の保持構造 | |
JPH0664774A (ja) | 用紙搬送装置 | |
US6149329A (en) | Versatile printing mechanism | |
JPH08295060A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JPH0736768Y2 (ja) | リボン案内装置 | |
JPH10119401A (ja) | リボンカセット | |
JP2001199091A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JP2000198592A (ja) | 印字装置 | |
JP4183309B2 (ja) | プリンタ | |
JPH10100519A (ja) | リボンよじれ防止用ガイドローラ | |
JP2878535B2 (ja) | 熱転写プリンタ | |
JPH10119398A (ja) | リボンカセット | |
JPH0648004A (ja) | リボンカセット | |
JPS61189974A (ja) | 熱転写プリンタのリボンカ−トリツジ | |
JPH085172Y2 (ja) | シートロール保持機構 | |
JPS6259072A (ja) | 印字装置 | |
JPH09202024A (ja) | ピンチローラおよびその製造方法ならびにリボンカセット | |
JPH07178992A (ja) | 熱転写式記録装置 |