JP2752112B2 - コイル用のテーピング装置 - Google Patents
コイル用のテーピング装置Info
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- JP2752112B2 JP2752112B2 JP30004188A JP30004188A JP2752112B2 JP 2752112 B2 JP2752112 B2 JP 2752112B2 JP 30004188 A JP30004188 A JP 30004188A JP 30004188 A JP30004188 A JP 30004188A JP 2752112 B2 JP2752112 B2 JP 2752112B2
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- winding
- coil
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、コイルの内層巻線、中間巻線、外層巻線
等の巻周面にテーピングをするための装置に関する。
等の巻周面にテーピングをするための装置に関する。
(従来の技術) コイルの巻線を終えた周面あるいはコイルの内層巻
線、中間巻線等の周面に保護および絶縁用のテープ(粘
着テープ)を巻付けることが知られており、こうしたテ
ーピング装置として、テープリールから繰出したテープ
のガイド部と、テープの自由端をつかむクランプと、繰
出したテープを自動駆動されるコイルの周面に接着する
押圧ローラと、テープを切断するカッタとを備えたもの
がある(特開昭59−26841号公報等参照)。
線、中間巻線等の周面に保護および絶縁用のテープ(粘
着テープ)を巻付けることが知られており、こうしたテ
ーピング装置として、テープリールから繰出したテープ
のガイド部と、テープの自由端をつかむクランプと、繰
出したテープを自動駆動されるコイルの周面に接着する
押圧ローラと、テープを切断するカッタとを備えたもの
がある(特開昭59−26841号公報等参照)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、コイルの巻数等により巻線のリード部が途
中から巻線の周面等を横切るように形成したものがあ
り、この場合内層巻線や中間巻線のようにさらにその外
側に巻線を施すものでは、リード部が巻線の周面等を直
角に横切ることが望ましい。
中から巻線の周面等を横切るように形成したものがあ
り、この場合内層巻線や中間巻線のようにさらにその外
側に巻線を施すものでは、リード部が巻線の周面等を直
角に横切ることが望ましい。
従来の装置では、巻終わりのリード線は直角に横切る
ようにフォーミングしたままであり、後工程に運ばれる
途中で変形しやすい欠点がある。
ようにフォーミングしたままであり、後工程に運ばれる
途中で変形しやすい欠点がある。
また巻始め部では、フォーミングしたままで線材の押
えがないと、線材のテンションのため、直角に横切る形
状が維持出来ず、事実上巻線不可能であった。
えがないと、線材のテンションのため、直角に横切る形
状が維持出来ず、事実上巻線不可能であった。
この発明は、このような問題点を解決したテーピング
装置を提供することを目的としている。
装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、先端がコイルの巻周面に対して略斜行す
る爪部を介して、テープリールからのテープの自由端を
コイル巻周面に当着させると共にコイル巻線を拘持可能
な第1の押圧部材と、この当着部材でテープリールから
コイル巻付分のテープを繰出すテープ繰出機構と、繰出
したテープをコイル巻周面に当着させる第2の押圧部材
と、前記第1の押圧部材の爪部先端に沿ってテープを切
断するカッタとを備える。
る爪部を介して、テープリールからのテープの自由端を
コイル巻周面に当着させると共にコイル巻線を拘持可能
な第1の押圧部材と、この当着部材でテープリールから
コイル巻付分のテープを繰出すテープ繰出機構と、繰出
したテープをコイル巻周面に当着させる第2の押圧部材
と、前記第1の押圧部材の爪部先端に沿ってテープを切
断するカッタとを備える。
(作用) したがって、第1の押圧部材の爪部により、巻線を拘
持しながらテープの自由端をコイル巻周面に当着し、次
に繰出したテープを巻着するので、テーピング時に巻線
のリード部等がずれたり、ゆがんだりすることはなく、
また巻線の巻始めにもテーピングが可能なため、コイル
の巻周面をリード部が直角に横切るような難しい巻線作
業も容易となる。
持しながらテープの自由端をコイル巻周面に当着し、次
に繰出したテープを巻着するので、テーピング時に巻線
のリード部等がずれたり、ゆがんだりすることはなく、
また巻線の巻始めにもテーピングが可能なため、コイル
の巻周面をリード部が直角に横切るような難しい巻線作
業も容易となる。
(実施例) 第1図〜第4図は本発明の実施例を示すもので、1は
第1の押圧部材2、カッタ3、第2の押圧部材4、テー
プカセット5等を装着した本体部、6はエアシリンダか
らなるアクチュエータ7、8を配置したベース部であ
る。
第1の押圧部材2、カッタ3、第2の押圧部材4、テー
プカセット5等を装着した本体部、6はエアシリンダか
らなるアクチュエータ7、8を配置したベース部であ
る。
ベース部6は、ロボット装置等の駆動機構(図示しな
い)に取り付けられ、前後、左右、上下等の各方向に移
動可能となっている。
い)に取り付けられ、前後、左右、上下等の各方向に移
動可能となっている。
本体部1は、下部の基枠9に形成した取付穴10と押え
ボルト11により、ベース部6に立設した支持軸12、13に
着脱自由に装着され、交換可能となっている。
ボルト11により、ベース部6に立設した支持軸12、13に
着脱自由に装着され、交換可能となっている。
第1の押圧部材2は、所定幅の爪部14を有する板状の
部材からなり、爪部14を所定量前方(図左側)に張り出
した状態で本体部1上部に固定される。爪部14の先端
は、その幅方向に対して所定側(例えばベース部6側)
にいくらか斜行するように形成され、先端の上面は先端
が所定厚さとなるように切り欠かれる。
部材からなり、爪部14を所定量前方(図左側)に張り出
した状態で本体部1上部に固定される。爪部14の先端
は、その幅方向に対して所定側(例えばベース部6側)
にいくらか斜行するように形成され、先端の上面は先端
が所定厚さとなるように切り欠かれる。
爪部14の下面側には、2つの小さなガイドローラ15、
16がローラ枠17を介して回動自由に配設され、ガイドロ
ーラ15、16の前方には、ローラ枠17から爪部14に沿って
その先端近くまで伸びるコの字状のガイドピン18が突設
される。
16がローラ枠17を介して回動自由に配設され、ガイドロ
ーラ15、16の前方には、ローラ枠17から爪部14に沿って
その先端近くまで伸びるコの字状のガイドピン18が突設
される。
カッタ3は、第1の押圧部材2の爪部14後方に形成し
た開口部19にピン20を介して回動自在に支持されるアー
ム21の先端にボルトにより取り付けられる。この場合、
カッタ3は前記爪部14先端に合わせて幅方向に斜行する
ように、かつ作動時に刃先が爪部14先端に沿い下方に突
設するように取り付けられる。
た開口部19にピン20を介して回動自在に支持されるアー
ム21の先端にボルトにより取り付けられる。この場合、
カッタ3は前記爪部14先端に合わせて幅方向に斜行する
ように、かつ作動時に刃先が爪部14先端に沿い下方に突
設するように取り付けられる。
第2の押圧部材4は、先端に所定の大きさの摺面22を
有する部材からなり、摺面22が前記カッタ3から所定距
離前方に位置するようにして、前記アーム21にボルトに
より取付けられる。
有する部材からなり、摺面22が前記カッタ3から所定距
離前方に位置するようにして、前記アーム21にボルトに
より取付けられる。
また、前記アーム21に側方からロッド23が挿通され、
ロッド23の両端部に本体部1の側面にて回動自由に支持
された1対のリンク24が係合される。
ロッド23の両端部に本体部1の側面にて回動自由に支持
された1対のリンク24が係合される。
そして、このベース部6側のリンク24にレバー25が一
体形成され、レバー25の先端にレバー25を後方に付勢す
るスプリング26が取付けられると共に、ベース部6に配
置したアクチユエータ7の押動ロッド27と押板28を介し
て係合するピン29が立設される。
体形成され、レバー25の先端にレバー25を後方に付勢す
るスプリング26が取付けられると共に、ベース部6に配
置したアクチユエータ7の押動ロッド27と押板28を介し
て係合するピン29が立設される。
アクチユエータ7は、ON(エア供給)されると押動ロ
ッド27および押板28が後退し、したがってこのときスプ
リング26の付勢力により、レバー25、リンク24、ロッド
23を介してアーム21がピン20を支点として下動し、第1
の押圧部材2と重なり合う。また、アクチユエータ7
は、OFF(エア開放)されると押動ロッド27および押板2
8が前進し、したがってこのときレバー25、リンク24、
ロッド23を介してアーム21がピン20を支点として上動し
第1図の状態となる。
ッド27および押板28が後退し、したがってこのときスプ
リング26の付勢力により、レバー25、リンク24、ロッド
23を介してアーム21がピン20を支点として下動し、第1
の押圧部材2と重なり合う。また、アクチユエータ7
は、OFF(エア開放)されると押動ロッド27および押板2
8が前進し、したがってこのときレバー25、リンク24、
ロッド23を介してアーム21がピン20を支点として上動し
第1図の状態となる。
なお、30はアクチユエータ7の押板28のガイドであ
る。
る。
一方、テープカセット5は、斜めに切り欠いたリール
溝31に所定の粘着テープ32を巻付けたテープリール33を
回動自由に支持すると共に、テープ32の繰り出し方向に
揺動可能となるように、テープカセット5の一端が本体
部1の巻枠9から伸びる支持アーム34にピン35を介して
取付けられる。
溝31に所定の粘着テープ32を巻付けたテープリール33を
回動自由に支持すると共に、テープ32の繰り出し方向に
揺動可能となるように、テープカセット5の一端が本体
部1の巻枠9から伸びる支持アーム34にピン35を介して
取付けられる。
そして、支持アーム34の先端にテープカセット5の揺
動位置を規制するストッパ36とガタツキを防止するスプ
リング37が設けられると共に、テープカセット5のベー
ス部6側の側面にベース部6に配置したアクチユエータ
8のロッド38とコマ部材39を介して係合するピン40が立
設され、テープ32を繰り出し機構を形成する。
動位置を規制するストッパ36とガタツキを防止するスプ
リング37が設けられると共に、テープカセット5のベー
ス部6側の側面にベース部6に配置したアクチユエータ
8のロッド38とコマ部材39を介して係合するピン40が立
設され、テープ32を繰り出し機構を形成する。
アクチユエータ8は、ON(エア供給)されるとロッド
38およびコマ部材39が前進し、したがってこのときピン
40を介してテープカセット5がピン35を支点に後方に揺
動し、テープカセット5の上部側が本体部1から所定量
離れる。また、アクチユエータ8は、OFF(エア開放)
されるとロッド38およびコマ部材39が後退し、したがっ
てこのときテープカセット5がピン35を支点に本体部1
側に戻り第1図の状態となる。
38およびコマ部材39が前進し、したがってこのときピン
40を介してテープカセット5がピン35を支点に後方に揺
動し、テープカセット5の上部側が本体部1から所定量
離れる。また、アクチユエータ8は、OFF(エア開放)
されるとロッド38およびコマ部材39が後退し、したがっ
てこのときテープカセット5がピン35を支点に本体部1
側に戻り第1図の状態となる。
なお、41はアクチユエータ8のコマ部材39のガイドで
ある。
ある。
また、テープカセット5の本体部1側の上部および本
体部1の中央部にはそれぞれ下動ローラ42、43が配設さ
れる。
体部1の中央部にはそれぞれ下動ローラ42、43が配設さ
れる。
そして、テープリール33から引き出されたテープ32
は、可動ローラ42の下側から可動ローラ43の上側に案内
され、さらに第1の押圧部材2の爪部14とガイドローラ
15、16およびガイドピン18との間を通してテープ32の自
由端が爪部14先端までくるようにセットされる。
は、可動ローラ42の下側から可動ローラ43の上側に案内
され、さらに第1の押圧部材2の爪部14とガイドローラ
15、16およびガイドピン18との間を通してテープ32の自
由端が爪部14先端までくるようにセットされる。
次に本装置による作用を第5図〜第10図に基づいて説
明する。なお、この場合巻線のリード部が巻線の周面等
を直角に横切るコイルを例に説明する。
明する。なお、この場合巻線のリード部が巻線の周面等
を直角に横切るコイルを例に説明する。
まず、図示しない駆動機構により本装置を移動し、第
5図のようにテープリール33から各ローラ42、43、15、
16を介し第1の押圧部材2の爪部14先端にセットされた
テープ32の自由端を、その爪部14先端により上方から巻
線機(図示しない)のスピンドル等に取付けられたコイ
ル44の巻周面45に所定の押圧力で当接させる。
5図のようにテープリール33から各ローラ42、43、15、
16を介し第1の押圧部材2の爪部14先端にセットされた
テープ32の自由端を、その爪部14先端により上方から巻
線機(図示しない)のスピンドル等に取付けられたコイ
ル44の巻周面45に所定の押圧力で当接させる。
この場合、ハンドリング式の巻線機であれば、コイル
44の巻始め、巻終わりにかかわらず、第9図のように端
子46にからげるリード部47を残して爪部14先端によりテ
ープ32自由端を巻周面45の巻線48上に当接させ、ノズル
式の巻線機であれば、コイル44の巻終わり時に同じくリ
ード部47を残して、爪部14先端によりテープ32自由端を
巻周面45の巻線48上に当接させる。また、ノズル式でコ
イル44の巻始めであれば、第10図のように爪部14先端に
より巻周面45を横切るリード部47上にテープ32自由端を
当接させる。なお、この場合には爪部14先端の斜行角度
を大きくしてリード部47側でのテープ32自由端の接着面
積を大きくすると良い。
44の巻始め、巻終わりにかかわらず、第9図のように端
子46にからげるリード部47を残して爪部14先端によりテ
ープ32自由端を巻周面45の巻線48上に当接させ、ノズル
式の巻線機であれば、コイル44の巻終わり時に同じくリ
ード部47を残して、爪部14先端によりテープ32自由端を
巻周面45の巻線48上に当接させる。また、ノズル式でコ
イル44の巻始めであれば、第10図のように爪部14先端に
より巻周面45を横切るリード部47上にテープ32自由端を
当接させる。なお、この場合には爪部14先端の斜行角度
を大きくしてリード部47側でのテープ32自由端の接着面
積を大きくすると良い。
したがって、テープ32の自由端が巻線48あるいはリー
ド部47の上側から接着されると共に、第9図の場合には
巻線48部分が爪部14先端にて拘持されるため、この状態
でリード部47を爪部14先端に沿って折り曲げることで、
リード部47を端子46に容易にからげることができる。ま
た、第10図の場合にはリード部47が爪部14先端にて拘持
されるため、爪部14先端にて巻線48を折り曲げることが
できる。これにより、コイル44の巻始めの場合にはリー
ド部47がずれることなく、テーピング終了時に容易に巻
線に入ることが可能となる。
ド部47の上側から接着されると共に、第9図の場合には
巻線48部分が爪部14先端にて拘持されるため、この状態
でリード部47を爪部14先端に沿って折り曲げることで、
リード部47を端子46に容易にからげることができる。ま
た、第10図の場合にはリード部47が爪部14先端にて拘持
されるため、爪部14先端にて巻線48を折り曲げることが
できる。これにより、コイル44の巻始めの場合にはリー
ド部47がずれることなく、テーピング終了時に容易に巻
線に入ることが可能となる。
次に、テープ32の自由端を上記巻線48あるいはリード
部47上に当着させた状態から、アクチュエータ8をON
し、第6図のようにテープカセット5をピン35を支点と
して後方に所定位置まで回動させる。この場合、テープ
32の自由端は爪部14にてコイル44側に押圧、当着してい
るため、テープカセット5の回動に応じてテープリール
33からコイル44の巻付分のテープ32が繰り出される。
部47上に当着させた状態から、アクチュエータ8をON
し、第6図のようにテープカセット5をピン35を支点と
して後方に所定位置まで回動させる。この場合、テープ
32の自由端は爪部14にてコイル44側に押圧、当着してい
るため、テープカセット5の回動に応じてテープリール
33からコイル44の巻付分のテープ32が繰り出される。
次に、アクチュエータ8をOFFし、テープカセット5
を元の位置に戻した後、第7図のように本装置をコイル
44の巻周面45の接線方向に所定量後退させる。このとき
必要があれば、コイル44を自転させることで、所定量の
テープ32をコイル44の巻周面45に巻着することもでき
る。
を元の位置に戻した後、第7図のように本装置をコイル
44の巻周面45の接線方向に所定量後退させる。このとき
必要があれば、コイル44を自転させることで、所定量の
テープ32をコイル44の巻周面45に巻着することもでき
る。
そして、第7図の状態にてアクチュエータ7をONし、
レバー25、リンク24、ロッド23を介してアーム21をピン
20を支点として下動させる。これにより、第1の押圧部
材2に代わって、アーム21を取付けた第2の押圧部材4
の摺面22が、第8図のようにコイル44の巻周面45上のテ
ープ32に当接し押圧すると共に、カッタ3が下降して繰
り出した分のテープ32が切断される。したがって、テー
プ32の切断時にコイル44側に当着しているテープ32がは
がれるようなことはない。
レバー25、リンク24、ロッド23を介してアーム21をピン
20を支点として下動させる。これにより、第1の押圧部
材2に代わって、アーム21を取付けた第2の押圧部材4
の摺面22が、第8図のようにコイル44の巻周面45上のテ
ープ32に当接し押圧すると共に、カッタ3が下降して繰
り出した分のテープ32が切断される。したがって、テー
プ32の切断時にコイル44側に当着しているテープ32がは
がれるようなことはない。
そして、テープ32の切断後、コイル44を自転させるこ
とで、テープ32の終端側が第2の押圧部材4により巻周
面45が当てがわれながら巻着され、テーピングが終了さ
れる。なお、テープ32はカッタ3により第1の押圧部材
2の爪部14先端に沿って切断されるため、テープ32をセ
ットしなおさなくても、そのまま次のテーピングに入る
ことができる。
とで、テープ32の終端側が第2の押圧部材4により巻周
面45が当てがわれながら巻着され、テーピングが終了さ
れる。なお、テープ32はカッタ3により第1の押圧部材
2の爪部14先端に沿って切断されるため、テープ32をセ
ットしなおさなくても、そのまま次のテーピングに入る
ことができる。
このようにして、第1の押圧部材2の爪部14により、
巻線48や巻線48のリード部47を拘持しながらテープ32の
自由端を当着し、さらに繰り出したテープ32を巻着する
ので、巻線48のリード部47がコイル44の巻周面45を直角
に横切る場合に、巻線48やリード部47がずれたり、ゆが
んだりすることなくテーピングすることができ、特にハ
ンドリング式の巻線機ではコイル44の巻始め、巻終わり
にまたノズル式の巻線機ではコイル44の巻終わりに爪部
14先端にて巻線48部分を拘持するので、巻線48部分のテ
ーピングと同時に爪部14先端に沿ってリード部47を折り
曲げることで、リード部47を容易に端子46にからげるこ
とができる。また、ノズル式の巻線機ではコイル44の巻
始めに爪部14先端によりリード部47を拘持かつテーピン
グするので、巻線48部分を折り曲げテーピングを終了す
れば、ハンドリング式の巻線機でのコイル44の巻始めと
同様に容易に巻線を行うことができる。
巻線48や巻線48のリード部47を拘持しながらテープ32の
自由端を当着し、さらに繰り出したテープ32を巻着する
ので、巻線48のリード部47がコイル44の巻周面45を直角
に横切る場合に、巻線48やリード部47がずれたり、ゆが
んだりすることなくテーピングすることができ、特にハ
ンドリング式の巻線機ではコイル44の巻始め、巻終わり
にまたノズル式の巻線機ではコイル44の巻終わりに爪部
14先端にて巻線48部分を拘持するので、巻線48部分のテ
ーピングと同時に爪部14先端に沿ってリード部47を折り
曲げることで、リード部47を容易に端子46にからげるこ
とができる。また、ノズル式の巻線機ではコイル44の巻
始めに爪部14先端によりリード部47を拘持かつテーピン
グするので、巻線48部分を折り曲げテーピングを終了す
れば、ハンドリング式の巻線機でのコイル44の巻始めと
同様に容易に巻線を行うことができる。
したがって、巻線並びにテーピングをきれいに施すこ
とができ、さらに外側に巻線を施す場合に巻線をきれい
に巻くことができると共に、難しい巻線作業も容易に行
うことができる。
とができ、さらに外側に巻線を施す場合に巻線をきれい
に巻くことができると共に、難しい巻線作業も容易に行
うことができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、先端がコイルの巻周面
に対して略斜行する爪部を介して、テープリールからの
テープの自由端をコイル巻周面に当着させると共にコイ
ル巻線を拘持可能な第1の押圧部材と、この当着状態で
テープリールからコイル巻付分のテープを繰出すテープ
繰出機構と、繰出したテープをコイル巻周面に当着させ
る第2の押圧部材と、前記第1の押圧部材の爪部先端に
沿ってテープを切断するカッタとを備えたので、巻線や
巻線のリード部がずれたりすることなく容易にテーピン
グを行うことができると共に、巻線のリード部がコイル
巻周面を直角に横切るような場合にその巻線作業も容易
にできる。
に対して略斜行する爪部を介して、テープリールからの
テープの自由端をコイル巻周面に当着させると共にコイ
ル巻線を拘持可能な第1の押圧部材と、この当着状態で
テープリールからコイル巻付分のテープを繰出すテープ
繰出機構と、繰出したテープをコイル巻周面に当着させ
る第2の押圧部材と、前記第1の押圧部材の爪部先端に
沿ってテープを切断するカッタとを備えたので、巻線や
巻線のリード部がずれたりすることなく容易にテーピン
グを行うことができると共に、巻線のリード部がコイル
巻周面を直角に横切るような場合にその巻線作業も容易
にできる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図は本発明の実施例を示す側面図と平面図
とそのA−A線矢視図とB−B線矢視図、第5図〜第10
図は動作状態を示す側面図と部分斜視図である。 2……第1の押圧部材、3……カッタ、4……第2の押
圧部材、5……テープカセット、7、8……アクチュエ
ータ、14……爪部、33……テープリール。
とそのA−A線矢視図とB−B線矢視図、第5図〜第10
図は動作状態を示す側面図と部分斜視図である。 2……第1の押圧部材、3……カッタ、4……第2の押
圧部材、5……テープカセット、7、8……アクチュエ
ータ、14……爪部、33……テープリール。
Claims (1)
- 【請求項1】先端がコイルの巻周面に対して略斜行する
爪部を介して、テープリールからのテープの自由端をコ
イル巻周面に当着させると共にコイル巻線を拘持可能な
第1の押圧部材と、この当着状態でテープリールからコ
イル巻付分のテープを繰出すテープ繰出機構と、繰出し
たテープをコイル巻周面に当着させる第2の押圧部材
と、前記第1の押圧部材の爪部先端に沿ってテープを切
断するカッタとを備えたことを特徴とするコイル用のテ
ーピング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30004188A JP2752112B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | コイル用のテーピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30004188A JP2752112B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | コイル用のテーピング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146713A JPH02146713A (ja) | 1990-06-05 |
JP2752112B2 true JP2752112B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=17879986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30004188A Expired - Lifetime JP2752112B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | コイル用のテーピング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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1988
- 1988-11-28 JP JP30004188A patent/JP2752112B2/ja not_active Expired - Lifetime
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