JP2748829B2 - 衛星放送受信装置 - Google Patents

衛星放送受信装置

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JP2748829B2 JP5215287A JP21528793A JP2748829B2 JP 2748829 B2 JP2748829 B2 JP 2748829B2 JP 5215287 A JP5215287 A JP 5215287A JP 21528793 A JP21528793 A JP 21528793A JP 2748829 B2 JP2748829 B2 JP 2748829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星放送受信装置に係
り、特に2基の通信用衛星から送られる垂直偏波若しく
は水平偏波の通信衛星(CS:Communicati
on Satellite)放送信号のいずれかを切替
受信する衛星放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の衛星放送受信装置の一例の
ブロック図を示す。この従来の衛星放送受信装置は、2
基の通信用衛星のそれぞれからの垂直(V)偏波及び水
平(H)偏波のCS放送信号を、いわゆるマルチビーム
形式の受信アンテナ、若しくは衛星の数に対応して2面
のシングルビームアンテナを用い、前記受信アンテナの
低雑音コンバータにより第1中間周波数に変換された2
つの信号の入力端子1と2を有する。
【0003】ここで、図3中のサフィックスaは上記2
基の通信用衛星のうちの第1の通信用衛星Aの受信系、
サフィックスbは第2の通信用衛星Bの受信系であるこ
とを示す。また、入力端子1aと1bはそれぞれ垂直偏
波のCS放送信号の受信信号を周波数変換して得た第1
中間周波信号の入力端子、入力端子2aと2bはそれぞ
れ水平偏波のCS放送信号の受信信号を周波数変換して
得た第1中間周波信号の入力端子を示す。
【0004】V/H切替回路3は垂直偏波受信時は入力
端子1aと1bを周波数変換器4a、4bの入力端にそ
れぞれ接続し、水平偏波受信時は入力端子2aと2bを
周波数変換器4aと4bの入力端にそれぞれ接続する。
周波数変換器4a及び4bは入力第1中間周波信号をチ
ャンネル選局制御部11からの選局チャンネルに応じた
局部発振周波数と周波数変換して、選局チャンネルの第
1中間周波信号を所定の第2中間周波信号に周波数変換
する。
【0005】FM復調部5a及び5bは周波数変換部4
a、4bからの第2中間周波信号が被周波数変調波(F
M変調波)であるため、これを復調して復調信号を得
る。この復調信号は映像信号と音声信号との多重信号で
ある。音声信号処理部7a、7bは上記の復調信号から
音声信号を分離して所定の信号処理を行い、ベースバン
ドの音声信号を出力する。また、映像信号処理部8a、
8bは上記の復調信号から映像信号を分離して所定の信
号処理を行い、ベースバンドの映像信号を出力する。
【0006】音声選択回路15は上記の音声信号処理部
7a及び7bの両出力信号が入力信号として入力され、
チャンネル選局制御部11からの選局チャンネルに応じ
たセレクト信号に基づき、選局チャンネルに応じた一方
の音声信号を出力端子18へ選択出力する。一方、映像
選択回路19は上記の映像信号処理部8a及び8bの両
出力信号が入力信号して入力され、上記選局チャンネル
に応じたセレクト信号に基づき、選局チャンネルに応じ
た一方の映像信号を出力端子17へ選択出力する。
【0007】上記の構成の従来の受信装置において、例
えば第1の通信用衛星Aの垂直偏波を希望受信波とする
場合の動作について説明する。この場合、チャンネル選
局制御部11の制御によりV/H切替回路3が入力端子
1a、1bをそれぞれ周波数変換部4a、4bの入力端
に接続切り替えする。
【0008】これにより、第1の通信用衛星Aの垂直偏
波のCS放送信号を受信アンテナの低雑音コンバータ部
により周波数変換して得た第1中間周波信号がIFケー
ブルを介して入力端子1aに入力され、更にこれよりV
/H切替回路3を通して周波数変換部4aに入力され
る。ここで、上記の受信アンテナの口径が狭いと、第1
の通信用衛星Aに隣接する第2の通信用衛星Bの垂直偏
波CS放送信号を受信アンテナの低雑音コンバータ部に
より周波数変換して得た第1中間周波信号がIFケーブ
ルを介して入力端子1bに入力され、更にこれよりV/
H切替回路3を通して周波数変換部4bに入力されてし
まい、受信レベルにもよるが干渉波として希望波の映像
信号出力に妨害を与えてしまう。
【0009】そこで、従来は第2の通信用衛星Bの垂直
偏波を受信レベルを極力下げるために、受信アンテナの
口径は指向性の狭い大口径(例えば直径60cm〜75
cm以上)に設定されている。これにより、希望波であ
る第1の通信用衛星Aの垂直偏波のCS放送信号を受信
復調して得た映像信号を、第2の通信用衛星Bの垂直偏
波のCS放送信号の干渉を受けることなく映像選択回路
19より出力端子17へ出力することができる。
【0010】なお、音声信号はパルス符号変調(PC
M)されて伝送されるため、映像信号に比べて隣接する
通信用衛星からの干渉による妨害を受けにくく、受信ア
ンテナの口径が直径45cm程度までならば、特に干渉
に対する対策を施さなくても実用上の問題はない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CS放送は
赤道上の静止軌道に4°間隔で配置された複数の中出力
通信衛星を用いるため、高出力衛星を用いる放送衛星
(BS:Broadcasting Satellit
e)と異なり、衛星からの信号レベルが低く、また、隣
接する衛星からの妨害電波の受信レベルを極力下げるた
めに、その受信アンテナは現在普及している直径35c
m〜45cmクラスのBS放送用の受信アンテナに比べ
て60cm〜75cm以上と大口径とする必要がある。
【0012】このため、BS放送用の受信アンテナでは
ベランダ等への据付けが個人で簡単に行えるのに対し、
このCS放送で用いられる大口径の受信アンテナになる
と、受信アンテナが受ける風圧荷重の問題により、専用
の据付け工事が不可欠となる。このため、CS放送用の
受信装置は、アンテナの大型化によるコスト上昇の他
に、据付け金具、据付け工事の費用も必要でBS受信装
置に比し費用が大幅にかかり、CS放送の普及を阻害す
る一因となっている。
【0013】また、昨今の衛星放送受信用アンテナの製
法技術の進歩により、アンテナの効率改善が着実に進ん
でおり、また低雑音増幅用半導体デバイスの低雑音化の
進展とも相まって、アンテナ口径の小型化が今後一層進
むものと考えられる。しかし、CS放送の場合は通信用
衛星が前記したように赤道上の静止軌道に4°間隔と近
接して配置されているために、アンテナ口径を小さくし
過ぎると、その指向性が広がることにより、隣接衛星か
らの干渉を受けることになり、受信アンテナの小型化に
も限界がある。
【0014】更に従来では、マイクロ波帯の無線通信分
野等では受信した希望波に含まれている干渉波信号の位
相、振幅を制御して合成することにより、干渉波信号を
低減する方法は各種提案されているが(例えば、特開昭
62−147818号、特開平2−146824号各公
報)、これらはいずれも干渉波をモニタするための専用
のアンテナを必要とすると共に、ベースバンド信号に復
調する前の高周波信号段階での信号処理を行っている
が、CS放送用の衛星放送受信装置ではこれらの対策は
特に講じられていない。
【0015】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
隣接する2衛星からの放送信号を同時に受信して、それ
らの受信信号の振幅及び位相を制御して合成することに
より、上記の課題を解決した衛星放送受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、静止軌道上近接する第1及び第2の衛星か
らのそれぞれ互いに直交する偏波からなる各放送信号を
受信アンテナにより同時に受信して得た第1及び第2の
受信信号のうち、選局したチャンネル側の偏波の一方の
受信信号を選択すると共に、選局したチャンネル側の偏
波と同一偏波の他方の受信信号を選択して、それぞれ
々に中間周波信号に周波数変換した後復調手段により別
々に復調してベースバンドの第1及び第2の復調信号を
取り出し、第1及び第2の復調信号のうち選局したチャ
ンネルの復調信号を選択出力する衛星放送受信装置にお
いて、第1及び第2の復調信号のうちチャンネル選局
た側の復調信号はそのままスルーで出力し、かつ、非選
局側の他方の復調信号の位相を反転し、かつ、他方の復
調信号の信号レベルを調整する波形調整回路と、波形調
整回路より取り出された前記第1及び第2の復調信号を
加算合成して出力する加算回路とを有する構成としたも
のである。
【0017】
【作用】本発明では、前記第1及び第2の衛星のうち所
望の選局チャンネルの一方の衛星の受信信号に対して、
他方の衛星の受信信号が干渉波として混入していても、
前記波形調整回路により希望波中の干渉波とほぼ同等の
レベルで、かつ、位相反転した復調信号を生成し、それ
を希望波の受信復調信号に前記加算回路で加算合成する
ようにしているため、希望波の受信復調信号(所望の選
局チャンネルの一方の衛星の受信復調信号)に含まれて
いる干渉波を相殺除去若しくは低減することができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図を示
す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図1において、位相反転回路9a
及び9bはそれぞれ映像信号処理部8a、8bからの復
調映像信号が入力され、その位相を位相反転・非反転制
御部12からの制御信号に基づいて、非反転若しくは反
転する。
【0019】また、信号レベル調整回路10a及び10
bはそれぞれ位相反転回路9a及び9bを経た復調映像
信号が入力され、その信号レベルを信号レベル調整・非
調整制御部13からの制御信号に基づいて、無調整若し
くは調整する。加算回路14は上記の信号レベル調整回
路10a、10bを経た復調映像信号が入力されてそれ
ぞれ加算合成し、得られた合成映像信号を出力端子17
へ出力する。
【0020】上記の位相反転回路9a、9bと、信号レ
ベル調整回路10a、10bと、位相反転・非反転制御
部12と信号レベル調整・非調整制御部13とは、前記
波形調整回路を構成している。また、位相反転・非反転
制御部12と信号レベル調整・非調整制御部13とは、
チャンネル選局制御部21の出力選局信号に応じて位相
反転回路9a及び9bと信号レベル調整回路10a及び
10bとを制御する。
【0021】図2は上記の位相反転・非反転制御部12
と信号レベル調整・非調整制御部13による、位相反転
回路9a及び9bと信号レベル調整回路10a及び10
bの制御動作をまとめて示す図である。同図から分るよ
うに、第1の衛星である通信衛星AのV偏波が希望波で
あるときは、第2の衛星である隣接する通信衛星BのV
偏波が干渉波として作用する。このとき、位相反転回路
9aは入力信号をそのままスルーで出力し、位相反転回
路9bは入力信号を位相反転する。また、上記の場合、
信号レベル調整回路10aは入力信号をそのままスルー
で出力し、信号レベル調整回路10bは入力信号に対し
て信号レベル調整を行う。
【0022】同様に、通信衛星AのH偏波が希望波であ
るときは、通信衛星BのH偏波が干渉波として作用す
る。このとき、位相反転回路9aは入力信号をそのまま
スルーで出力し、位相反転回路9bは入力信号を位相反
転する。また、上記の場合、信号レベル調整回路10a
は入力信号をそのままスルーで出力し、信号レベル調整
回路10bは入力信号に対して信号レベル調整を行う。
【0023】また、通信衛星BのV偏波又はH偏波が希
望波であるときは、通信衛星AのV偏波又はH偏波が干
渉波として作用する。このとき、位相反転回路9bは入
力信号をそのままスルーで出力し、位相反転回路9aは
入力信号を位相反転する。また、上記の場合、信号レベ
ル調整回路10bは入力信号をそのままスルーで出力
し、信号レベル調整回路10aは入力信号に対して信号
レベル調整を行う。
【0024】このように、位相反転回路9a及び9bと
信号レベル調整回路10a及び10bは、選局しようと
するチャンネルの通信衛星の受信信号処理系(希望波の
受信信号処理系)の位相反転回路及び信号レベル調整回
路の方がそれぞれ動作を行わず、入力信号をそのままス
ルーで出力するのに対し、干渉波となる受信信号の処理
系の位相反転回路及び信号レベル調整回路の方がそれぞ
れ所定の動作を行うように制御される。
【0025】次に、図1に示す実施例の動作について説
明する。いま、図3と同様に希望波が通信衛星AのV偏
波であり、また使用する受信アンテナの口径が小さく
て、通信衛星AのV偏波中には隣接する通信衛星BのV
偏波が干渉波として混入しており、通信衛星BのV偏波
中には隣接する通信衛星AのV偏波が干渉波として混入
しているものとする。
【0026】これにより、図1の入力端子1aに入力さ
れた第1中間周波信号には、通信衛星AからのV偏波受
信により得られた主信号中に、通信衛星BからのV偏波
が混入して生じた干渉波成分が含まれている。この第1
中間周波信号は、周波数変換部4aにより第2中間周波
信号に変換され、FM復調部5aで復調された後、音声
信号処理部7aと映像信号処理部8aとにそれぞれ供給
されて音声信号及び映像信号にそれぞれ復元される。
【0027】一方、入力端子1bに入力された第1中間
周波信号には、通信衛星BからのV偏波受信により得ら
れた主信号中に、通信衛星AからのV偏波が混入して生
じた干渉波成分が含まれている。この第1中間周波信号
は、周波数変換部4bにより第2中間周波信号に変換さ
れ、FM復調部5bで復調された後、音声信号処理部7
bと映像信号処理部8bとにそれぞれ供給されて音声信
号及び映像信号にそれぞれ復元される。
【0028】ここで、図2に示したように、希望波が通
信衛星AのV偏波のときは位相反転回路9aと信号レベ
ル調整回路10aとは動作せず、入力信号をそのまま後
続の回路へ出力するだけであるから、映像信号処理部8
aからの復調映像信号はそのまま位相反転回路9aと信
号レベル調整回路10aを通過して加算回路14に入力
される。
【0029】これに対して、映像信号処理部8bからの
復調映像信号は位相反転回路9bにより位相反転された
後、信号レベル調整回路10bにより通信衛星Aの信号
処理系に含まれる干渉波成分のレベルと同等のレベルま
で信号レベルが減衰されて加算回路14に供給される。
【0030】これにより、加算回路14において選局チ
ャンネルである信号レベル調整回路10aを通過した通
信衛星AのV偏波受信復調映像信号中に含まれている干
渉波成分が、信号レベル調整回路10bの出力信号と相
殺除去若しくは大幅に低減されることとなる。従って、
出力端子17には選局チャンネルの高品質の映像信号が
出力される。他の希望波の場合も上記と同様にして、干
渉波成分が相殺除去又は大幅に減衰される。
【0031】なお、信号レベル調整回路10a及び10
bによる干渉波成分のレベルに相当する、非選局チャン
ネル側受信信号処理系の復調映像信号のレベル調整は、
出力端子17からの映像信号が入力されるテレビモニタ
(図示せず)に映し出された実際の受信映像を見なが
ら、マニュアルレベル調整用操作部16のボリューム等
を操作することにより、モニタ画像中の干渉によるノイ
ズが最も目立たなくなるようにすることで行われる。
【0032】このように、本実施例によれば、小口径の
受信アンテナを使用しても、干渉波除去専用のアンテナ
を用いることなく、隣接する衛星からの干渉波による妨
害を相殺除去又は低減することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
波形調整回路により希望波中の干渉波とほぼ同等のレベ
ルで、かつ、位相反転した復調信号を生成し、それを希
望波の受信復調信号に前記加算回路で加算合成すること
により、希望波の受信復調信号(所望の選局チャンネル
の一方の衛星の受信復調信号)に含まれている干渉波を
相殺除去若しくは低減することができるため、従来に比
し受信アンテナを小型化することができ、よって、この
受信アンテナの小型化によりアンテナ設置工事の簡略化
及び設置工事費用の低減化を実現することができる。ま
た、受信アンテナ以外に干渉波モニタ用のアンテナが不
要であるため、アンテナ設置スペース及びコストの点で
有利であり、以上よりCS放送受信装置の普及に寄与す
るところ大であるという特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の要部の動作説明図である。
【図3】従来の一例のブロック図である。 【符号の説明【 1a、1b 垂直偏波受信信号の第1中間周波信号入力
端子 2a、2b 水平偏波受信信号の第1中間周波信号入力
端子 3 V/H切替回路 4a、4b 周波数変換部 5a、5b FM復調部 8a、8b 映像信号処理部 9a、9b 位相反転回路 10a、10b 信号レベル調整回路 12 位相反転・非反転制御部 13 信号レベル調整・非調整制御部 14 加算回路 16 マニュアルレベル調整用操作部 17 映像信号出力端子 21 チャンネル選局制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止軌道上近接する第1及び第2の衛星
    からのそれぞれ互いに直交する偏波からなる各放送信号
    を受信アンテナにより同時に受信して得た第1及び第2
    の受信信号のうち、選局したチャンネル側の偏波の一方
    の受信信号を選択すると共に、該選局したチャンネル側
    の偏波と同一偏波の他方の受信信号を選択して、それぞ
    別々に中間周波信号に周波数変換した後復調手段によ
    り別々に復調してベースバンドの第1及び第2の復調信
    号を取り出し、該第1及び第2の復調信号のうち選局し
    たチャンネルの復調信号を選択出力する衛星放送受信装
    置において、 前記第1及び第2の復調信号のうちチャンネル選局した
    側の復調信号はそのままスルーで出力し、かつ、非選局
    側の他方の復調信号の位相を反転し、かつ、該他方の復
    調信号の信号レベルを調整する波形調整回路と、 該波形調整回路より取り出された前記第1及び第2の復
    調信号を加算合成して出力する加算回路とを有すること
    を特徴とする衛星放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信アンテナは前記第1及び第2の
    衛星からの信号を同時に受信するマルチビーム形式の受
    信アンテナ、又は2面のシングルビームアンテナで、か
    つ、前記第1及び第2の衛星それぞれからの垂直偏波及
    び水平偏波の各放送信号を同時に受信するアンテナであ
    り、 該受信アンテナで受信された垂直偏波及び水平偏波のう
    ち所望の一方の偏波の受信放送信号を選択して前記中間
    周波信号に変換させる切替回路を有し、 前記波形調整回路は前記第1及び第2の復調信号のうち
    希望チャンネルの衛星側の復調信号の位相はそのままと
    し、非希望チャンネルの衛星側の復調信号の位相を反転
    する位相調整回路と、 該位相調整回路を経た第1及び第2の復調信号のうち希
    望チャンネルの衛星側の復調信号のレベルはそのままと
    し、非希望チャンネルの衛星側の復調信号のレベルを調
    整してそれぞれ前記加算回路へ出力するレベル調整回路
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の衛星放送受
    信装置。
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