JPH0823484A - アンテナ指向制御装置およびテレビジョン受信機 - Google Patents

アンテナ指向制御装置およびテレビジョン受信機

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JPH0823484A
JPH0823484A JP15441294A JP15441294A JPH0823484A JP H0823484 A JPH0823484 A JP H0823484A JP 15441294 A JP15441294 A JP 15441294A JP 15441294 A JP15441294 A JP 15441294A JP H0823484 A JPH0823484 A JP H0823484A
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signal
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frequency
antennas
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Application number
JP15441294A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Hotta
宣孝 堀田
Tsutomu Noda
勉 野田
Toshiyuki Sakamoto
敏幸 坂本
Himio Nakagawa
一三夫 中川
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のアンテナで受信した信号の位相合成を中
間周波数に変換した後で行うことにより、希望する指向
特性を正確に実現すること。 【構成】移相器109は周波数変換回路104bで中間
周波数の信号に変換されたテレビジョン信号の移相処理
を行い、加算器は周波数変換回路104aの出力とと移
相器109の出力とを加算し、位相制御回路110は映
像検波回路の出力映像信号の振幅が最大となるように移
相器における位相シフト量を制御してアンテナ101
a,101bの合成指向特性を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機及
び、特に、移動体に搭載するテレビジョン信号装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機において最大の画質
劣化原因はゴースト妨害である。ゴースト妨害は、複数
の電波を同時に受信することで発生する。これらの電波
は、送信アンテナからの直接波とビル等からの反射波に
分けられるが、ビル街などでの移動受信では、直接波が
無く、複数の反射波のみが受信される場合もある。
【0003】上記したゴースト妨害は、アンテナ指向特
性のビームの方向を受信を希望する電波の方向に向け、
希望以外の電波の受信レベルを下げることで軽減でき
る。移動体での受信では、受信を希望する電波の方向が
時々刻々変化するので、その都度アンテナ指向特性を変
化させる必要がある。アンテナ指向特性を変化させる手
段としては、複数のアンテナ出力を合成する位相差給電
が知られている。その一例として、特開昭54−320
22号公報が知られており、その構成は図7に示すよう
なものである。
【0004】図7において、2,3はアンテナ、4はア
ンテナ2の出力信号の位相をシフトする移相器、5はア
ンテナ2,3の出力を合成して受信機6に入力する合成
器である。7は受信機6の受信状態を検出する受信状態
検出回路である。
【0005】この例では、受信状態検出回路6が移相器
4を制御して位相調整量を0゜から360゜の範囲で変
化させ、最もゴースト妨害の少ない位相を検出して、そ
の位相に固定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、移相
器4は受信する信号の全周波数帯域において、位相のシ
フトを行う必要がある。テレビジョン受信機の場合、テ
レビジョン信号の周波数帯域は、VHF帯で90から1
08MHzと170から222MHz、UHF帯では4
70から770MHzであり、移相器4がこれらの全帯
域で一様な移相特性を得るのは困難である。特に、受信
周波数が高い場合には、移相手段における絶対遅延が問
題となり、移相特性が乱れ易い。移相特性が乱れた場合
には、映像信号に歪が生じる上、この映像信号を基に行
うアンテナ指向特性の制御も正確にできなくなる。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
を解消し、正確な位相シフトを行うことにより、より正
確なアンテナ指向特性の制御を行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、複数の
アンテナで受信された信号を中間周波数の信号に変換す
る複数の周波数変換手段と、前記複数の周波数変換手段
の出力を加算する加算手段と、前記加算手段において加
算される前記周波数変換手段の出力信号の位相をシフト
する移相手段と、前記移相手段における位相のシフト量
を制御する位相制御手段と、を具備することで達成でき
る。
【0009】
【作用】複数の周波数変換手段は、複数のアンテナで受
信された信号をそれぞれ中間周波数の信号に変換する。
【0010】加算手段は、前記複数の周波数変換手段の
出力を加算する。
【0011】移相手段は、前記加算手段において加算さ
れる前記周波数変換手段の出力信号の位相をシフトす
る。前記周波数変換手段の出力信号は中間周波数の信号
であるので、受信周波数によらず一定の周波数帯域の信
号である。したがって、移相手段は限られた一定の周波
数帯域において位相シフトを行えばよく、より正確な位
相シフトが可能である。
【0012】位相制御手段は、前記移相手段における位
相のシフト量を制御する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
【0014】図1において、101a,101bはアン
テナ、102a,102bはRF増幅回路、103は加
算器、104は周波数変換回路、105は選局・局発回
路、106はナイキストフィルタ、107は映像検波回
路、108は搬送波再生回路、109は移相器、110
は位相制御回路、111は出力端子である。
【0015】RF増幅回路102a,102bは、アン
テナ101a,101bで受信された信号を増幅して、
それぞれ周波数変換回路104a,104bへ出力す
る。周波数変換回路104aは、選局・局発回路105
より出力される局部発信信号を用いて、RF増幅回路1
02aの出力信号を中間周波数の信号に周波数変換し、
加算器103へ出力する。同様にして、周波数変換回路
104bは、RF増幅回路102bの出力信号を中間周
波数の信号に周波数変換して移相器109へ出力する。
移相器109は、周波数変換回路104bの出力信号の
位相をシフトして、加算器103へ出力する。加算器1
03は、周波数変換回路104bの出力信号と移相器1
09の出力信号とを加算して、ナイキストフィルタ10
6へ出力する。アンテナ101aと101bとの合成に
よる指向特性は、加算器103での加算時の信号の移相
差によって決定される。すなわち、移相器109での位
相シフト量でアンテナの合成指向特性は制御される。合
成による指向特性のビームの方向を希望波の到来方向に
向けることで、希望波以外の電波の受信レベルを下げ、
ゴースト妨害を低減することができる。
【0016】ナイキストフィルタ106は、加算器10
3の出力信号に対して、VSB特性の補正を行なった信
号を映像検波回路107と搬送波再生回路108へ出力
する。搬送波再生回路108はナイキストフィルタ10
6の出力から搬送波を再生して映像検波回路107に出
力する。映像検波回路107はナイキストフィルタ10
6の出力信号を搬送波再生回路108の出力信号で検波
して得た映像信号を出力端子111および位相制御回路
110へ出力する。位相制御回路110は、移相器10
9における位相シフト量を制御して、映像検波回路10
7の出力映像信号振幅が最大となるようする。
【0017】本実施例では、アンテナ101a,101
bで受信した信号を周波数変換回路104a,104b
で中間周波数の信号に変換した後で位相合成を行なう。
中間周波数は受信チャネルによらず一定であるので、位
相制御回路110は一定の限定された周波数帯域内での
位相のシフトを行えばよく、移送器109での位相シフ
ト量を正確に制御できる。
【0018】したがって、本実施例によれば、どの受信
チャネルでも位相制御回路110が移送器109の制御
を正確に行なうことができるので、アンテナ101aと
101bの合成による指向特性の制御を正確に行うこと
ができ、どの受信チャネルでもゴースト妨害の軽減され
た良好な映像信号を得ることができる。
【0019】なお、本実施例において、映像検波回路1
07を包絡線検波方式とした場合には搬送波再生回路1
08は不要とすることができる。また、位相制御回路1
10は、映像検波回路107の出力映像信号に多重され
ているGCR信号を利用して、ゴーストレベルが最小と
なるように移相器109を制御してもよい。また、周波
数変換回路104aと加算器103との間に移相器を追
加して、これを位相制御回路110で制御しても同様の
効果が得られるのは明らかである。さらに複数の、アン
テナ、周波数変換回路、移相器を追加して、これらの移
相器を位相制御回路110で制御を行っても同様の効果
が得られるのは明らかである。
【0020】図2に図1における位相制御回路110の
一具体例を示す。また、図3は図2の動作説明図であ
る。
【0021】図2において、1101は図1における映
像検波回路107の出力映像信号の入力端子、1102
は受信レベル検出回路、1103は最大値検出回路、1
104はタイミング生成回路、1105は切り換え回
路、1106は図1における位相器109における位相
量を制御する制御信号の出力端子である。
【0022】タイミング生成回路1104は任意の周期
毎に、受信レベル比較用のタイミング信号t1と、切り
換え回路1105の切り換え動作を制御するタイミング
信号t2と、図1における移相器109の位相シフト量
を制御する信号とを発生する。これらの信号の例をそれ
ぞれ図3の(c),(f),(a)に示す。切り換え回
路1105は、図3(f)のタイミング信号t2がロウ
レベル時には、タイミング生成回路の信号を出力し、タ
イミング信号がハイレベル時には最大値検出回路の信号
を出力する。タイミング生成回路1104は、タイミン
グ信号t2がロウレベルの期間に、図1の移相器109
の位相のシフト量の制御信号のレベルをl1からl4ま
で順次切り換える。この制御レベルの切り替えによるア
ンテナ指向特性の変化の例を図4(a)から(d)に示
す。この指向特性の変化により、入力端子1101より
入力される映像信号の振幅も図3(b)に示すように変
化する。受信レベル検出回路1102は、入力端子11
01より入力される映像信号を、タイミング信号t1を
用いてサンプリングして、最大値検出回路1103へ出
力する。受信レベル検出回路の出力信号の例を図3
(d)に示す。最大値検出回路1103は、タイミング
信号t1を用いて、受信レベル検出回路1102の出力
信号レベルを順次比較して、レベル最大時のタイミング
生成回路1104の位相シフト量の制御信号を切り換え
回路1105へ出力する。その最大値検出回路1103
の出力信号の例を(e)に示す。その後、タイミング生
成回路1104がタイミング信号t2をハイレベルとし
て、切り換え回路1105に最大値検出回路1103の
出力信号を出力させる。この時の出力端子1106より
出力される信号は、図3(g)のようになる。出力端子
1106から出力される制御信号のレベルは、次の位相
シフト量の順次切り換えまで、受信レベル最大となった
レベルに保持される。
【0023】本実施例によれば、任意の周期毎に図1の
移相器109の位相シフト量の順次切り替えを行い、最
適値を選択するので、常に最適なアンテナ指向性特性を
実現でき、移動体での受信においても安定に映像信号を
得ることができる。
【0024】また、これらの受信レベル比較を垂直帰線
期間内で行うことにより、アンテナ指向特性の切り換え
による映像信号の振幅乱れが表示画面上に現れない効果
を得ることができる。
【0025】図5に本発明の他の実施例を示す。図5に
おいて509は移相器である。また、図1と同一符号は
同一機能を示す。
【0026】RF増幅回路102a,102bは、それ
ぞれアンテナ101a,101bで受信した信号を増幅
して、周波数変換回路104a,104bに出力する。
選局・局発回路105は受信チャネルに応じた局部発信
信号を周波数変換回路104aと移相器509へ出力す
る。移相器509は局部発信信号の位相をシフトして、
周波数変換回路104bへ出力する。周波数変換回路1
04aは、RF増幅回路102aの出力信号を局部発信
信号を用いて中間周波数の信号に周波数変換して、加算
器103へ出力する。同様に、周波数変換回路104b
は、RF増幅回路102bの出力信号を移相器509で
位相をシフトされた局部発信信号を用いて中間周波数の
信号に周波数変換して、加算器103へ出力する。加算
器103は周波数変換回路104a,104bの出力を
加算してナイキストフィルタへ出力する。アンテナ10
1a,bの合成による指向特性は、この加算器103で
加算される信号間の位相差、すなわち移相器509での
局部発信信号の位相シフト量で決定される。合成による
指向特性のビームの方向を希望波の到来方向に向けるこ
とで、希望波以外の受信レベルを下げ、ゴースト妨害を
低減することができる。
【0027】ナイキストフィルタ106は、加算器10
3の出力信号に対して、VSB特性の補正を行なった信
号を映像検波回路107と搬送波再生回路108へ出力
する。搬送波再生回路108はナイキストフィルタ10
6の出力から搬送波を再生して映像検波回路107に出
力する。映像検波回路107はナイキストフィルタ10
6の出力信号を搬送波再生回路108の出力信号で検波
して得た映像信号を出力端子111および位相制御回路
110へ出力する。位相制御回路110は、移相器50
9における位相シフト量を制御して、映像検波回路10
7の出力映像信号振幅が最大となるようする。
【0028】本実施例では、選局・局発回路105の局
部発振出力信号を移相器509で位相シフトし、その位
相シフト量を制御することにより、アンテナ101a,
101bの合成の指向特性を最適にする。局部発信信号
は周波数帯域幅を持たない単一の信号であるので、位相
制御回路110は移送器509での位相シフト量の制御
を正確に行うことができる。
【0029】したがって、本実施例によれば、位相制御
回路110が移送器509の制御を正確に行なうことが
できるので、アンテナ101aと101bの合成による
指向特性の制御を正確に行うことができ、ゴースト妨害
の軽減された良好な映像信号を得ることができる。
【0030】なお、本実施例において、映像検波回路1
07を包絡線検波方式とした場合には搬送波再生回路1
08は不要とすることができる。また、位相制御回路1
10は、映像検波回路107の出力映像信号に多重され
ているGCR信号を利用して、ゴーストレベルが最小と
なるように移相器509を制御してもよい。また、選局
・局発回路105と周波数変換回路104aとの間に移
相器を追加して、これを位相制御回路110で制御して
も同様の効果が得られるのは明らかである。さらに複数
の、アンテナ、RF増幅回路、周波数変換回路、移相器
を追加して、これらの移相器を位相制御回路で制御して
も同様の効果が得られるのは明らかである。
【0031】図6に本発明のさらに他の実施例を示す。
図6において、603は加算器、609は移相器であ
る。図1と同一符号は同一機能を示す。
【0032】RF増幅回路102a,102bは、それ
ぞれアンテナ101a,101bで受信した信号を増幅
して、周波数変換回路104a,104bに出力する。
選局・局発回路105は受信チャネルに応じた局部発信
信号を周波数変換回路104a,104bへ出力する。
周波数変換回路104a,104bは、それぞれRF増
幅回路102a,102bの出力信号を局部発信信号を
用いて中間周波数の信号に周波数変換してナイキストフ
ィルタ106a,106bに出力する。ナイキストフィ
ルタ106aは、周波数変換回路104aの出力信号に
対して、VSB特性の補正を行なった信号を映像検波回
路107aと搬送波再生回路108aへ出力する。同様
に、ナイキストフィルタ106bは周波数変換回路10
4bの出力信号に対して、VSB特性の補正を行なった
信号を映像検波回路107bへ出力する。搬送波再生回
路108はナイキストフィルタ106の出力から搬送波
を再生して映像検波回路107aと移相器609に出力
する。移相器609は搬送波再生回路108で再生され
た搬送波の位相をシフトして映像検波回路107bへ出
力する。映像検波回路107aは、搬送波再生回路10
8の出力信号を用いてナイキストフィルタ106aの出
力信号から映像信号を検波して加算器603へ出力す
る。同様に、映像検波回路107aは、移相器609の
出力信号を用いてナイキストフィルタ106bの出力信
号から映像信号を検波して加算器603へ出力する。加
算器603は映像検波回路107a,107bの出力映
像信号を加算して位相制御回路110と出力端子111
へ出力する。アンテナ101a,bの合成による指向特
性は、この加算器603で加算される信号間の位相差、
すなわち移相器609での搬送波再生信号の位相シフト
量で決定される。合成による指向特性のビームの方向を
希望波の到来方向に向けることで、希望波以外の受信レ
ベルを下げ、ゴースト妨害を低減することができる。
【0033】位相制御回路110は、移相器609にお
ける位相シフト量を制御して、加算器603の出力映像
信号振幅が最大となるようする。
【0034】本実施例では、搬送波再生回路108が中
間周波数の信号から再生した搬送波信号を移相器609
で位相シフトし、その位相シフト量を位相制御回路11
0で制御することにより、アンテナ101a,101b
の合成の指向特性を最適にする。搬送波再生回路108
で再生された搬送波は周波数帯域幅を持たない単一の信
号であるとともに、受信チャネルによっても周波数が変
化しないので、位相制御回路110は、移送器109で
の位相シフト量の制御を正確に行うことができる。
【0035】したがって、本実施例によれば、どの受信
チャネルでも位相制御回路110が移送器109の制御
を正確に行なうことができるので、アンテナ101aと
101bの合成による指向特性の制御を正確に行うこと
ができ、ゴースト妨害の軽減された良好な映像信号を得
ることができる。
【0036】なお、本実施例において、位相制御回路1
10は、加算器603の出力映像信号に多重されている
GCR信号を利用して、ゴーストレベルが最小となるよ
うに移相器609を制御してもよい。また、搬送波再生
回路108と映像検波回路107aとの間に移相器を追
加して、これを位相制御回路110で制御しても同様の
効果が得られるのは明らかである。さらに複数の、アン
テナ、RF増幅回路、周波数変換回路、ナイキストフィ
ルタ、映像検波回路、移相器を追加して、これらの位相
制御回路110で制御しても同様の効果が得られるのは
明らかである。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナで受信した信
号を周波数変換回路で中間周波数の信号に変換した後で
位相をシフトして合成を行なうので、受信チャネルによ
らず一定の周波数帯で位相シフトを行うことができ、位
相シフト量の制御を正確に行うことができる。したがっ
て、どの受信チャネルでもアンテナ指向特性の制御を正
確に行うことができ、ゴースト妨害の軽減された良好な
映像信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明における位相制御手段の一具体例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明における位相制御手段の動作説明図であ
る。
【図4】アンテナ指向特性の例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図7】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…アンテナ、 102…RF増幅手段、 103…加算手段、 104…周波数変換手段、 105…選局・局発手段、 106…ナイキストフィルタ、 107…映像検波手段、 108…搬送波再生手段、 109…移相手段、 110…位相制御手段。
フロントページの続き (72)発明者 坂本 敏幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 中川 一三夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアンテナと、 前記複数のアンテナで受信された信号を中間周波数の信
    号に変換する複数の周波数変換手段と、 前記複数の周波数変換手段の出力を加算する加算手段
    と、 前記加算手段において加算される前記周波数変換手段の
    出力信号の位相をシフトする移相手段と、 前記移相手段における位相のシフト量を制御する位相制
    御手段と、を具備したことを特徴とするアンテナ指向制
    御装置。
  2. 【請求項2】複数のアンテナと、 受信チャネルを選択して局部発信信号を発生する選局・
    局発手段と、 前記局部発信信号の位相をシフトさせる移相手段と、 前記移相手段の出力または前記選局・局発手段の出力を
    用いて前記複数のアンテナで受信された信号を中間周波
    数の信号に変換する複数の周波数変換手段と、 前記複数の周波数変換手段の出力を加算する加算手段
    と、 前記移相手段の位相シフト量を制御する位相制御手段
    と、を具備したことを特徴とするアンテナ指向制御装
    置。
  3. 【請求項3】複数のアンテナと、 前記複数のアンテナで受信された信号を中間周波数の信
    号に変換する複数の周波数変換手段と、 前記周波数変換手段の出力から搬送波の再生を行う搬送
    波再生手段と、 前記搬送波再生手段の出力搬送波信号の位相をシフトさ
    せる移相手段と、 前記移相手段の出力または前記搬送波再生手段の出力を
    用いて前記周波数変換手段の出力から映像信号を検波す
    る複数の映像検波手段と、 前記複数の映像検波手段の出力を加算する加算手段と、 前記移相手段における位相シフト量を制御する位相制御
    手段と、を具備したことを特徴とするアンテナ指向制御
    装置。
  4. 【請求項4】複数のアンテナと、 受信チャネルを選択して局部発信信号を発生する選局・
    局発手段と、 前記局部発信信号を用いて前記複数のアンテナで受信さ
    れた信号を中間周波数の信号に変換する複数の周波数変
    換手段と、 前記複数の周波数変換手段の出力信号の位相をシフトさ
    せる少なくとも1つの移相手段と、 前記した全ての周波数変換手段の出力に移相手段が接続
    されている場合には移相手段の出力を加算し、前記移相
    手段の接続されていない周波数変換手段がある場合には
    その周波数変換手段の出力と全ての移相手段の出力とを
    加算する加算手段と、 前記加算手段の出力のVSB特性を補正するナイキスト
    フィルタと、 前記ナイキストフィルタ出力から映像信号を検波する映
    像検波手段と、 前記移相手段の位相シフト量を制御する位相制御手段
    と、を具備したことを特徴とするテレビジョン受信機。
  5. 【請求項5】複数のアンテナと、 受信チャネルを選択して局部発信信号を発生する選局・
    局発手段と、 前記局部発信信号の位相をシフトさせる少なくとも1つ
    の移相手段と、 前記局部発信信号または前記移相手段で位相のシフトし
    た局部発信信号を用いて前記アンテナで受信された信号
    を中間周波数の信号に変換する複数の周波数変換手段
    と、 前記複数の周波数変換手段の出力を加算する加算手段
    と、 前記加算手段の出力のVSB特性を補正するナイキスト
    フィルタと、 前記ナイキストフィルタ出力から映像信号を検波する映
    像検波手段と、 前記移相手段の位相シフト量を制御する位相制御手段
    と、を具備したことを特徴とするテレビジョン受信機。
  6. 【請求項6】複数のアンテナと、 受信チャネルを選択して局部発信信号を発生する選局・
    局発手段と、 前記局部発信信号を用いて前記複数のアンテナで受信さ
    れた信号を中間周波数の信号に変換する複数の周波数変
    換手段と、 前記複数の周波数変換手段の出力のVSB特性を補正す
    る複数のナイキストフィルタと、 前記複数のナイキストフィルタの出力の1つから搬送波
    の再生を行う搬送波再生手段と、 前記搬送波再生手段の出力搬送波信号の位相をシフトさ
    せる少なくとも1つの移相手段と、 前記搬送波再生手段の出力信号または前記移相手段の出
    力信号を用いて前記ナイキストフィルタ出力から映像信
    号を検波する複数の映像検波手段と、 前記映像検波手段の出力を加算する加算手段と、 前記移相手段における位相変化量を制御する位相制御手
    段と、を具備したことを特徴とするテレビジョン受信
    機。
  7. 【請求項7】請求項4、5又は6に記載したテレビジョ
    ン受信機において、 前記移相手段における位相のシフト量を変更する期間を
    映像信号の垂直帰線期間内で行なうことを特徴とするテ
    レビジョン受信機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1318618A2 (en) * 2001-12-10 2003-06-11 TDK Corporation Antenna beam control system
US6992730B1 (en) * 1999-06-25 2006-01-31 Hirschmann Electronics Gmbh & Co. Kg Process for mobile reception of television signals and a circuit for executing the process

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