JP2738884B2 - 循環式自動原稿供給装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

循環式自動原稿供給装置を備えた画像形成装置

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JP2738884B2
JP2738884B2 JP3031177A JP3117791A JP2738884B2 JP 2738884 B2 JP2738884 B2 JP 2738884B2 JP 3031177 A JP3031177 A JP 3031177A JP 3117791 A JP3117791 A JP 3117791A JP 2738884 B2 JP2738884 B2 JP 2738884B2
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裕詞 中川
美輝 森
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康司 山内
和幸 扇田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の露光部を有する
循環式自動原稿供給装置(以下RDHと称す)を備えた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のRDHを備えた画像形成装置にお
いては、RDHを使用して複写する場合の原稿露光部と
原稿台を使用して複写する場合の原稿露光部の2種類の
露光部を有していた。
【0003】RDHを使用して複写する場合にはRDH
の原稿載置台上に原稿をセットして順次露光部へ原稿を
給送して複写を行ない、原稿台を使用して複写する場合
には原稿台上に1枚ずつ原稿を載置して複写していた。
【0004】以上のような従来の画像形成装置で、例え
ば表紙等の原稿を複写する場合には、原稿が全てRDH
で給紙可能な紙厚のものであるとには全原稿をRDH
の原稿載置台上に載置して順次露光部へ給紙して複写し
ていた。即ち、RDHのみを使用した複写を行なってい
た。一方、上記表紙がRDHで給紙不可能な紙厚のもの
であったとき(例えば厚紙)には、表紙を取り除いた原
稿だけをRDHの原稿載置台上に載置して該原稿の複写
だけを行ない、表紙は、原稿台上に載置して複写を行な
っていた。そして、両者の複写終了後に排紙トレイ部か
ら複写された転写紙を取り出して表紙に対応する転写紙
(挿入紙)を必要箇所に挿入し必要であれば手動でス
テープル等を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、上記従来のR
DHを備えた画像形成装置ではRDHで給紙不可能な紙
厚の表紙を含む原稿の場合には、表紙とその他原稿と
を別々に複写しなければならず手間がかかっていた。
【0006】また、複写後の転写紙は原稿順ではないの
で、使用者が挿入紙を所定位置に自分で挿入しなければ
ならず大変面倒であるとともに、挿入間違いをすること
があった。
【0007】更に、ステープル等の後処理機能を備えた
ものではその機能を使用することができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点を解決するためになされたものであり、以下の手段
を特徴とする。
【0009】第1の手段は、循環式自動原稿供給装置を
備えた画像形成装置であって、上記循環式自動原稿供給
装置を使用し原稿の画像を露光走査する第1の露光部
と、該第1の露光部以外で載置される原稿の画像を露光
走査する第2の露光部とを有するものにおいて、上記循
環式原稿自動供給装置で給紙不可能な厚さの紙を含む原
稿の画像形成を行う場合に、上記給紙不可能な紙を挿入
するモードを選択する紙挿入モード選択手段と、上記紙
挿入モードが選択されたときに上記給紙不可能な紙の挿
入位置を任意に設定する紙挿入位置設定手段と、上記
紙不可能な原稿に対応する挿入紙に画像形成するか否か
を選択して設定する挿入紙画像形成設定手段と、画像形
成動作中に上記挿入紙の挿入位置か否かを判断する紙挿
入位置判断手段と、上記挿入紙画像形成設定手段による
画像形成設定時に、紙挿入位置判断手段による判断結果
に基づいて上記第1の露光部から第2の露光部による原
稿画像の露光走査を切換制御し、画像形成動作中に挿入
紙への画像形成を行い該画像形成された挿入紙を排出制
御する制御手段と、を設けたことを特徴とする。
【0010】第2の手段は、第1の手段に紙挿入モード
が選択されたときに、給紙不可能な原稿に対応する挿入
紙とそれ以外の原稿の転写紙とを同種の紙とするか、或
は別の紙とするかの選択手段と、上記選択手段による選
択結果に基づいて給紙手段を切換える給紙切換手段と、
を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上述した本発明の構成によれば、循環式自動原
稿供給装置(RDH)を備えた画像形成装置によれば、
RDHで給紙不可能な紙厚の原稿の画像を形成する場合
、紙挿入モードを選択することでRDHで給紙不可能
な原稿の画像形成と、RDHで給紙される原稿の画像形
成が連続して、決められた順序で行わせることができる
ため、給紙不可能な厚紙の原稿と給紙可能な原稿による
別々の画像形成処理を行った後に、使用者が所定の順序
挿入する手間が省け、しかも挿入位置を間違える心配
もなくなる
【0012】また、ステープル等の後処理機能も使用す
ることができるので、わざわざ手でステープルするとい
うわずらわしさがなくなる。
【0013】更に第2の手段によれば、給紙不可能な厚
紙の原稿に対応する挿入紙をその他の給紙可能な原稿
に対応する転写紙とは別種の紙とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について複写機を例に
上げて図面を参照して説明する。図1は本発明にかかる
複写機の内部概略構成を示す断面図である。
【0015】まず図1に従って本発明の複写機の構成を
説明する。
【0016】図1において、複写機本体100の内部中
央部には、感光体ドラム101が回転自在に設置されて
おり、その外周部には帯電チャージ102および現像装
置103等と共に画像形成手段である各種複写プロセス
部が配置されており、かつ、その図中左側部に用紙の搬
送経路の一部を構成する定着装置104を設置してい
る。
【0017】画像形成装置である複写機本体100の上
面の一側部には循環式自動原稿供給装置1を備え、該装
置1の第1原稿シリンダ20と第2原稿シリンダ21の
鉛直下に原稿を給紙して原稿の画像を露光走査するため
の第1の露光部を構成する前段露光部5及び後段露光部
が、本体100の上端面の略同一平面上に並列して設
けられている。また、複写機本体の上面の上記第1露光
部に隣接して、ブック物原稿に対応した原稿の載置台
である第2の露光部105が設けており、これら第1及
び第2露光部にて、二系列の露光システム構成され
いる。
【0018】複写機本体100の一方の側面には、複写
用紙Yの給紙カセット106A、106Bを、中央下部
には同じく給紙カセット106C、106Dを装着して
いる。これら給紙カセット106A〜106D内に収容
された複写用紙Yは最上部より順次給送され、紙経路1
08A〜108Dに送り出される。そのために各給紙カ
セット106A〜106Dの上部には給紙ローラ109
A〜109Dが夫々に配置されており給紙駆動用モータ
M8により回転され、上記給紙経路108A〜108D
へ用紙Yが1枚づつ選択的に給紙される。
【0019】上記給紙経路108A〜108Dおよび後
述する中間トレイ113からの給紙経路115には用紙
搬送用ローラ107A〜107Eを設置しており、これ
ら搬送用ローラを駆動用モータM9で回転駆動し、上記
複写プロセス工程に複写用紙Yを給送している。以上が
給紙部から感光体ドラム101への複写プロセス部へと
用紙Yを搬送する搬送経路である。
【0020】複写機本体100の他方の側面にはオフセ
ットトレイ110を設置しており、該オフセットトレイ
100にはソレノイドSOL8を取り付けており、該ソ
レノイドSOL8を所定時間ONすると図1において紙
面の手前の方向にオフセットトレイ110をシフト動作
し、また、次にSOL8を所定時間ONすると紙面の裏
の方向にシフト動作し、よって、オフセットトレイ11
0を、一部の原稿に対して複数部の複写用紙Yを仕分け
された状態で受け取ることができるように構成してい
る。
【0021】感光体ドラム101に給送された複写用紙
Yはオフセットトレイ110へと搬送される際、複写プ
ロセス工程に給紙され、画像受像手段、定着装置104
を通り、更にそれに続く排出経路111を介して排出さ
れる。該排出経路111には、それより分岐した複写用
紙表裏反転経路(スイッチバック経路)112が設けら
れている。
【0022】上記複写プロセス工程および定着装置10
4を通過し、一面に原稿が複写された複写用紙Yは
ペレータの所望の複写内容に従って、下記の3種の方法
でオフセットトレイ110へと排出される。
【0023】(i) 排出経路111をそのまま通過し
てオフセットトレイ110へ複写用紙Yを排出する。
【0024】(ii) 排出経路111に向かった後、複
写用紙Yの他面に複写を行うために、スイッチバック1
12にて反転を行い、再度、複写プロセス工程へ搬送す
る為に、一時的に中間トレイ113に収納する。
【0025】中間トレイ113に積み重ねられた複写用
紙Yをその最下部より順次モータM14により回転駆動
される給紙ローラ114により再搬送経路115へ給送
し、複写プロセス工程へ給送し、定着装置104を通
り、排出経路111を通過してオフセットトレイ110
へ排出する。
【0026】(iii) 排出経路111に向かった後、ス
イッチバック経路112で複写用紙Yの反転を行った
後、排出経路111よりオフセットトレイ110へ排出
する。上記した3種の用紙の搬送を可能とするため、排
出経路111とスイッチバック経路112における用紙
搬送路は以下の通り構成されている。即ち、スイッチバ
ック経路112は、排出経路111の二位置より分岐し
た経路112a、112b、これら経路112aと11
2bとが合流した経路112c、該経路112cより分
岐して中間トレイ113に向かう経路112dより構成
される。
【0027】上記経路112aと排出経路111との分
岐部にはゲートフラッパG1、経路112aと112b
の分岐部位にゲートフラッパG2、経路112cと11
2dの分岐部位にゲートフラッパG3を設置し、夫々駆
動ソレノイドによって作動し、オペレータの所望の複写
内容に応じて、複写用紙Yの搬送経路を自動選択してい
る。
【0028】経路112aと112bの分岐部近傍には
ローラ118A、118B、118Cを設置すると共
に。経路112cと112dとの分岐部近傍にローラ1
19A、119B、119Cを設置し、複写用紙Yを搬
送している。また、経路112aと112bの分岐部近
傍の経路112cには、反転用ローラ120を設置し、
駆動用モータM11で正逆回転させ。複写用紙Yの搬送
方向を反転すると共に、経路112cの経路112dと
の分岐部の下流位置に反転用ローラ121を設置し、駆
動用モータM12で正逆回転している。図中122A〜
122Cは排出経路111に沿って配置した搬送用ロー
ラ、123は経路112dに配置した搬送用ローラであ
る。上記搬送用ローラ122A〜122Cは、前記感光
体ドラム102等の複写プロセス工程構成部および定着
装置104とともに同期してモータM10により駆動し
ている。
【0029】上記構成とすることにより、上記(i)の場
合はゲートフラッパG1で経路112aを閉鎖して複写
用紙Yを排出経路111に沿って排出する。(ii)の場合
はゲートフラッパG1で排出経路111を閉鎖してスイ
ッチバック経路112の経路112aへ複写用紙Yを導
き、ゲートフラッパG2で経路112cを開き、経路1
12cを通って反転用ローラ121で搬送方向を反転す
ると共に、ゲートフラッパG3で経路112dを開き。
中間トレイ113へと複写用紙Yを導いている。
【0030】(iii)の場合は複写用紙Yを経路112c
へ導いた後、反転用ローラ120で搬送方向を反転し、
ゲートフラッパG2で経路112b側を開いて、経路1
12bより排出経路111へと導いている。
【0031】以上説明した通り、複写プロセス工程を通
過した複写用紙Yは、定着装置(ローラ)104を介し
て排出経路111、スイッチバック経路112からなる
用紙搬送経路を各ゲートフラッパG1〜G3の選択動作
に応じて反転排出、反転後に中間トレイ113への搬
送、あるいはそのまま排出経路111を通って排出され
ることになる。
【0032】そこで、上述に説明した複写用紙Yの搬送
経路中には、用紙の搬送状態を検出するための用紙検知
センサを適所に配置している。符号S10は、各給紙カ
セット106A〜106Dから給送されてくる複写用紙
を検知するセンサ、S11は転写前に配置されたレジス
トローラ160に用紙が搬送されてくるのを検知するセ
ンサ、S12は定着後の用紙検知センサ、S13は排出
経路111の出口近傍に配置され排出用紙を検知するセ
ンサ、S14は排出経路111より分岐搬送される用紙
を検知するセンサ、S15は用紙反転搬送における用紙
の検知センサ、S16は中間トレイ113へと排出され
る用紙を検知するセンサ、S18は中間トレイ113よ
り再給送される用紙を検知するセンサである。なお、S
17は中間トレイ113内の用紙の有無を検知する検知
センサである。
【0033】上記各種センサS10〜S18による用紙
検知により搬送中等のジャム等を検出できる。この検出
は従来周知の検出手段であってその詳細については省略
する。このジャム検出手段は、用紙検知センサS10〜
S18の用紙の有無検知に応じて停滞ジャム又は遅延ジ
ャム等を検出する。例えば、センサS11にて用紙Yを
検出している状態において、該用紙Yがレジストローラ
160の回転開始時より一定時間経過後も用紙を検知し
ておれば、ジャム状況として停滞ジャムを検出し、且つ
センサS11の位置でのジャムであることが合せて出力
される。このジャムは後で説明する記憶手段にその状況
が記憶される。また、センサS10が用紙を検知してお
り、センサS11にて用紙が検知されるまでの時間が必
要以上かかった場合等には、遅延ジャムとして検出され
ることになる。
【0034】次に、複写機本体100に設けた光学系に
ついて説明すると、複写機本体100の内部上方に、原
稿面をスリット露光を行う光源150、ミラー151
A、151B、151C、151Dおよびレンズ152
を備えた光学装置システムを走査自在に設置している。
該光学装置システムで、光源150の光が原稿Xの画像
面に照射され、その反射光がミラー151A〜151D
およびレンズ152を経て、感光体ドラム101の表面
に配光される。
【0035】また、上述した構成の光学系は、循環式自
動原稿供給装置1のシート原稿Xの提示に応じて、第1
原稿シリンダ20の前段露光部5又は第2原稿シリンダ
21の後段露光部6からなる第1露光部に対応した位置
(図1に示す実線位置)で、停止状態で原稿の画像露光
走査を行う。また、ブック原稿などが第露光部105
に載置された場合、上述した光学系は、第2露光部10
5に沿って図1における破線に示す状態で一定速度で走
行され、これにより載置原稿の画像露光走査を行う。こ
れらの露光走査のために、上記光学系を構成する一部の
ミラー系は、駆動用モータM13にて駆動される。
【0036】尚、感光体をベルト感光体として、その上
面を上述したRDHによる原稿の給紙による画像走査露
光を行う前段又は後段露光部5,6の第1露光部及び第
2露光部105が形成する面と平行に配置し、レンズを
自己集束性伝送体アレーなどにより構成すれば、ミラー
を使用しなくても、感光体上への原稿の画像露光走査を
行える。
【0037】本複写装置においては、各部位に検知セン
サーを設けており、S7は光学系第2露光位置検知セン
サー、S8は光学系第1露光位置検知センサー、S9は
OC部原稿先端位置検知センサーである。
【0038】さらに、図示していないが、本装置では、
循環式自動原稿供給装置1内に第1露光部5への原稿送
り出し用のクラッチCLT1、第2露光部6への原稿送
り出し用のクラッチCLT2を設けていると共に、複写
機本体100内に複写用紙と原稿先端露光同期用クラッ
チCLT3を設けている。
【0039】上記した循環式自動原稿供給装置を備えた
両面複写装置により、オペレータの所望の複写内容によ
り、 片面原稿から複数部の仕分けした片面複写シート 片面原稿から複数部の仕分けした両面複写シート 両面原稿から複数部の仕分けした片面複写シート 両面原稿から複数部の仕分けした両面複写シート の何れにでも、原稿を複数回循環させることで自在に複
写を行うことが可能である。
【0040】また、オペレータの所望の複写内容によ
り、シート原稿を原稿シリンダに複数回巻き付けたまま
露光を行いシート原稿の一循環中に複数枚の複写を行う
ことも出来る。
【0041】本発明に係る複写装置は図2のブロック図
で示す制御装置により複写機本体側と循環式自動原稿供
給装置1とを互いに関連して制御している。即ち、上記
各モータM1〜M14はモータドライバ200に、クラ
ッチCLT1〜CLT3はクラッチドライバ201に、
各ソレノイドSOL1〜SOL8はソレノイドドライバ
202に接続され、これら各ドライバ200〜202及
び直流電源79等、原稿搬送制御、用紙搬送制御、プロ
セス部の制御に用いられる制御要素はインターフェイス
回路(I/O)203に接続されると共に各検知センサ
ーS1〜S18も該インターフェイス回路203に接続
されている。
【0042】インターフェイス回路203はマイクロコ
ンピュータ204と接続し、上記検知センサーからの検
知信号をマイクロコンピュータ204に出力すると共
に、マイクロコンピュータ204からの制御信号に応じ
て上記各ドライバ200〜203を制御作動する。
【0043】マイクロコンピュータ204はROM20
5とRAM206に接続しており、ROM205に予め
記憶されている制御用プログラムに従ってマイクロコン
ピュータ204は制御を行う。RAM206はバッファ
用メモリや複写制御に必要となる後述するフラグ、カウ
ンタ、タイマーその他の演算用領域として使用される。
【0044】また、インターフェイス回路203はドラ
イバ207を介して調光ユニット208、コピーランプ
209に接続すると共に、操作パネル210のオペレー
タ操作用のキー211および表示ドライバ212に接続
し、表示ドライバ212は表示装置213に接続してい
る。さらに、インターフェイス回路203は後述するセ
レクトスイッチSSW1〜SSW4に接続している。
【0045】上記操作パネル210は図3にし示す構成
よりなり、複写枚数設定用の10キー211−1、クリ
アーキー211−2、インフォメーションキー211−
3、プリントスイッチ211−4、SET表示部213
−1、COUNT表示部213−2、LCD表示部21
3−3を備えている。
【0046】また、上記操作パネル210にはRDHで
給紙不可能な紙を挿入するモードを選択する紙挿入モー
ド選択キー211−5、上記モードが選択されたときに
紙の挿入位置を設定する紙挿入位置設定キー211−
6、挿入する紙に複写するか否かを設定する挿入紙複写
設定キー211−7が設けられている。
【0047】次に、例えばRDHで給紙不可能な紙厚の
挿入紙例えば表紙を含む原稿の複写処理を行う場合につ
いて図4、図5を参照して説明する。
【0048】まず、表紙は原稿台105上へ載置し、そ
の他の原稿束はRDHの原稿載置トレイ211上へ載置
する。
【0049】次に、操作パネル210上の紙挿入モード
選択キー211−5を操作して紙挿入モードを選択す
る。該モードが選択された場合には、続いて両面複写モ
ードか片面複写モードかのモード設定を行なう。その
後、挿入する紙の挿入位置を紙挿入位置設定キー211
−6によって設定する。設定のやり方としては、表示部
に表示された位置の中から希望する位置を選択して設定
する。或はテンキー等を使用してダイレクトに設定する
等が考えられる。
【0050】挿入位置の設定が終了したら次に、挿入す
る表紙はただ挿入するだけなのか、或は表紙を複写して
挿入するのかのどちらかを選択して設定する。全ての設
定が終了するとレディランプが点灯して複写可能状態と
なる。
【0051】ここで、複写スタートキーを押すと複写動
作がスタートし、まず、紙挿入位置か否かが紙挿入位置
判断手段204aで判断される。紙挿入位置であった場
合には、続いて挿入制御手段204bによって挿入する
紙の複写が設定されているか否かの判断がされる。紙挿
入位置でなかった場合には、RDH1の原稿載置部2に
載置された原稿の複写が実行され、紙挿入位置に来た時
点でRDH複写が禁止されて、上記挿入紙の複写設定判
断ステップへ進む。
【0052】挿入紙の複写が設定されていると判断され
たときには、露光部がRDH用のものから原稿台105
の原稿用のものに切換えられる。そして、原稿台105
上に載置された表紙原稿の複写が行なわれてその転写紙
が排紙トレイ110上に排出される。
【0053】続いて複写を継続するか否かの判断がされ
るが、本実施例では表紙を挿入したのでその後にRDH
の原稿台2に載置された原稿の複写が行なわれることに
なるので、再び露光部がRDH用のものに切換えられ
る。
【0054】ここで、以後のステップで紙の挿入がまだ
残されているか否かの判断がされる。本実施例では表紙
の挿入だけなので、紙挿入は残されていないと判断され
てRDHの原稿トレイ2上に載置された原稿の複写が実
行されて、その転写紙上記表紙の後に順次排出されて複
写を終了する。
【0055】例えば表紙だけではなく表紙と裏表紙を挿
入するように設定されていた場合には、へ戻って複写
が実行され、以後上記各ステップがくり返して実行され
ることになる。
【0056】本実施例においては、挿入紙とRDHで処
理される原稿の転写紙を同じ種類の紙で複写して挿入す
ることで説明してが、これに限られるものではない。例
えば紙挿入モードが選択されたときに、挿入される紙と
それ以外のRDHで処理される原稿の転写紙とを同種の
紙とするか、或は別の紙とするかの選択手段を設け、該
選択手段による選択結果、挿入紙を別の種類の例えば厚
手の紙とすると選択したときには、挿入時に挿入紙用の
厚手の紙が収容された給紙トレイに給紙トレイを切換え
て該トレイから給紙するように制御するように構成して
もよい。
【0057】
【発明の効果】本発明の循環式自動原稿供給装置(RD
H)を備えた画像形成装置によれば、紙挿入モードを選
択することで、RDHで給紙可能な原稿の画像形成と、
RDHで給紙不可能な原稿の画像形成とを、決められた
順序で連続的に行わせ、そのまま排出制御されるため、
別々の複写処理を行った後、使用者が所定の順序に並べ
換える手間が全く不要になる。しかも、頁順序が不揃い
になる心配はなくなる。
【0058】また、ステープル等の後処理機能も使用す
ることができるので、複写後にわざわざ手でステープル
するというわずらわしさがなくなる。
【0059】更に、第2の手段によれば、必要に応じて
給紙不可能な原稿に対応する挿入紙をその他の原稿の
転写紙とは別種の紙とすることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる複写機の内部概略構成を示す断
面図である。
【図2】本発明にかかる複写機の制御ブロック図であ
る。
【図3】本発明にかかる複写機の操作パネル部を示す図
面である。
【図4】本発明にかかる制御フローチャートの前半部で
ある。
【図5】本発明にかかる制御フローチャートの後半部で
ある。
【符号の説明】
211−5 紙挿入モード選択手段 211−6 紙挿入位置設定手段 211−7 挿入紙複写設定手段 204a 挿入位置判断手段 204b 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 康司 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (72)発明者 扇田 和幸 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−198471(JP,A) 特開 昭57−133459(JP,A) 特開 平2−225070(JP,A) 特開 昭60−126663(JP,A) 特開 昭56−17360(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】循環式自動原稿供給装置を備えた画像形成
    装置であって、上記循環式自動原稿供給装置を使用し原
    稿の画像を露光走査する第1の露光部と、該第1の露光
    部以外で載置される原稿の画像を露光走査する第2の露
    光部とを有するものにおいて、 上記循環式原稿自動供給装置で給紙不可能な厚さの紙を
    含む原稿の画像形成を行う場合に、上記給紙不可能な紙
    を挿入するモードを選択する紙挿入モード選択手段と、 上記紙挿入モードが選択されたときに上記給紙不可能な
    紙の挿入位置を任意に設定する紙挿入位置設定手段と、 上記給紙不可能な原稿に対応する挿入紙に画像形成する
    か否かを選択して設定する挿入紙画像形成設定手段と、 画像形成動作中に上記挿入紙の挿入位置か否かを判断す
    る紙挿入位置判断手段と、 上記挿入紙画像形成設定手段による画像形成設定時に、
    紙挿入位置判断手段による判断結果に基づいて上記第1
    の露光部から第2の露光部による原稿画像の露光走査を
    換制御し、画像形成動作中に挿入紙への画像形成を行
    い該画像形成された挿入紙を排出制御する制御手段と、 を設けたことを特徴とする循環式自動原稿供給装置を備
    えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】紙挿入モードが選択されたときに、給紙不
    可能な原稿に対応する挿入紙とそれ以外の原稿の転写紙
    とを同種の紙とするか、或は別の紙とするかの選択手段
    と、 上記選択手段による選択結果に基づいて給紙手段を切換
    える給紙切換手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1記載の循環式自動原
    稿供給装置を備えた画像形成装置。
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JP3020959B2 (ja) * 1989-02-28 2000-03-15 キヤノン株式会社 印刷制御方法

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