JP2829142B2 - 循環式原稿供給装置を備える複写機 - Google Patents

循環式原稿供給装置を備える複写機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿像が読取られる読
取位置へシート状の原稿を循環しながら順次的に供給搬
送する循環式原稿供給装置を備え、前記原稿供給装置と
協働して各種複写態様で複写動作を実行する複写機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機には、同一寸法、複数枚の
シート状原稿を効率的に複写するために、複数枚の原稿
を順次的に、原稿像を読取る露光手段が配置する読取位
置へ供給するための原稿供給装置が備えられる。特に、
収納手段へ原稿を載置し、前記読取位置への給紙搬送
後、再び、前記収納手段内へ再収納させ、こうして前記
原稿を循環させながら供給する原稿供給装置を、循環式
原稿供給装置という。
【0003】このような循環式原稿供給装置を用いて、
原稿の表裏両面をそれぞれ前記読取位置へ臨ませて供給
し、前記原稿供給装置と協働する複写機において前記読
取位置にて読取られた原稿像を記録紙へ複写することに
よって、たとえば表裏両面に原稿像を有する原稿(以
下、「両面原稿」という)からこれに対応して記録紙の
一方表面および他方表面の両面に複写(以下、「両面複
写」という)や、片面原稿から両面複写などの各種複写
態様を実現することができる。
【0004】たとえば片面原稿から両面複写を行う場合
には、循環式原稿供給装置は複数枚の原稿を1枚ずつ順
次的に読取位置へ供給する。複写機では、原稿の一方表
面を露光して読取った原稿像に基づいて、たとえば一定
速度で回転する感光体上へ静電潜像、さらにトナー像を
顕像化し、供給される記録紙への一方表面に複写する。
前記一方表面に複写が実行された記録紙は中間トレイに
一時的に収納された後、再び前記感光体へ供給され、前
記複写された原稿像を有する原稿に続いて読取位置へ搬
送された原稿から読取った原稿像を、他方表面へ複写
し、機外へ排出する。こうして、複数枚の片面原稿か
ら、両面複写が行われた記録紙を作成することができ
る。
【0005】ところで、前記片面原稿から両面複写を得
る場合、順次的に頁数を揃えて配列する片面原稿の最終
頁から複写を行う方法と、第1頁から複写を行う方法と
の2種類の方法がある。ここで、最終頁から複写を行う
方法の場合には、原稿の枚数が偶数枚のときと奇数枚の
ときとで複写方法を代える必要がある。すなわち、原稿
の枚数が偶数枚のときは、記録紙の両面に順次片面原稿
の原稿像を複写すれば、完全に頁順の整合した両面複写
が得られる。けれども一方、原稿の枚数が奇数枚のとき
に、原稿の枚数が偶数枚のときと同様に記録紙の両面に
順次片面原稿の原稿像を複写していくと、片面原稿の第
1頁が一方表面に複写された記録紙の他方表面が白紙と
なり、両面複写の頁順にずれが生じてしまうからであ
る。
【0006】したがって、複写機の操作者が予め原稿の
枚数を数え、奇数か偶数かを複写機の操作パネルから入
力して複写方法を切換える方式がとられたり、あるいは
収納手段に載置される複数枚の片面原稿を露光すること
なく前記読取位置を経る搬送経路へ、いわゆる空搬送し
て一循環させ、光学検出器などによって自動的に原稿の
枚数を数える計数動作を実行したりしている。
【0007】前記計数動作を操作者に負担させるので
は、複写動作に必要な操作が繁雑であり、特に原稿枚数
が多大な場合には、より一層の困難性と枚数の誤判断を
招き易い。
【0008】一方、循環式原稿供給装置での原稿の空搬
送による計数動作の場合には、前記繁雑な操作負担が回
避されるので、近年において実用化されている。前記計
数動作は、このように片面原稿−両面複写モードの他
に、複数枚の複写済みの記録紙毎に白紙の記録紙を介在
させる、いわゆる合紙モードなどの際で、予め原稿の枚
数を計数する必要があるときにもまた実行される。
【0009】ところで、複写機の複写倍率モードには、
原稿の原稿像を等倍の大きさで記録紙へ複写する等倍モ
ードの他に、前記原稿像を縮小倍して記録紙へ複写する
いわゆる縮小モードや、前記原稿像を拡大倍して記録紙
へ複写する拡大モードが設けられているのが一般的であ
る。前記縮小モードおよび拡大モードでは、一定速度で
回転する感光体に対して、前記読取位置を通過させる原
稿の搬送速度を各倍率モードに応じて適度に調整するこ
とによって、感光体上へ読取られる原稿像の大きさが規
制され、こうして前記各倍率モードにおける記録紙への
複写像の倍率が設定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記計数動作において
原稿が順次的に空搬送される搬送速度は、従来から、原
稿が複写動作のために読取位置へ搬送する一定搬送速度
で実行される。すなわちこのように、各複写倍率モード
に応じて原稿を前記読取位置へ搬送する搬送速度は変更
可能にも拘わらず、前記計数動作での空搬送における一
定搬送速度は等倍モードでの読取位置への搬送速度と同
一に設定されている。したがって、より早く原稿を搬送
できるにも拘わらず、前記等倍モードに基づく一定搬送
速度で空搬送を実行するので、前記計数動作に多大な時
間を費やし、そのため、その後に続く複写動作を経て複
写済みの記録紙を得るまでに長時間必要とすることにな
る。本発明の目的は、複写動作前に行われる計数動作の
ために必要な時間を格段に短縮することができる循環式
原稿供給装置を備える複写機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の循環式原稿供給
装置を備える複写機は、上述の目的を達成するために
納手段に載置されるシート状の原稿を、複写すべき原稿
像が読取られる読取位置へと順次的に原稿供給経路によ
って供給搬送して、原稿像読取後に前記原稿を前記収納
手段へ原稿収納経路によって再収納する循環式原稿供給
装置を備え、読取った原稿像を記録紙へ複写する複写機
において、前記収納手段に載置された原稿の枚数を計数
するために、原稿供給経路と原稿収納経路とが交差せつ
ずに原稿が前記読取位置を通過して収納手段へと循環す
る際に読取位置での読取処理を行うことなく空搬送する
時の搬送速度を、原稿像の読取り時の原稿搬送速度より
も速い速度に設定して、原稿の搬送制御を行う制御手段
を含めたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、複写機には、収納手段に載置
されるシート状の原稿を読取位置へ順次的に原稿供給経
路によって供給搬送し、前記読取位置にて原稿像が読取
られた原稿を原稿収納経路によって前記収納手段へ再収
納し、こうして原稿を循環して供給する循環式原稿供給
装置が備えられる。前記循環式原稿供給装置では、原稿
供給経路と原稿収納経路とが交差せず、設定される複写
倍率に応じて前記読取位置へ供給される原稿の搬送速度
が設定される。複写機本体は前記読取位置にて読取った
原稿像を順次供給される記録紙へ複写する。
【0013】たとえば片面原稿−両面複写モードや合紙
モードなどのために、複写動作前に原稿の計数動作が必
要なときには、前記収納手段に載置される原稿に対し
て、前記読取位置にて原稿像を読取ることなく、一循環
させる空搬送が実行される。前記空搬送の際の原稿の搬
送速度は、読取位置へ搬送する原稿の搬送速度よりも速
い速度となるように制御手段によって設定される。
【0014】また、空搬送時の原稿の搬送速度制御は、
複写時の原稿の搬送速度制御に比べて、ラフ(大まか)
でよいので、新たな速度制御回路を設けることなく、高
速搬送が可能となる。
【0015】したがって、前記計数動作において空搬送
される原稿の搬送速度は可及的に速くすることができる
ので、前記計数動作に必要な時間を格段に短縮でき、こ
の計数後の複写動作の開始を速め、ユーザの操作時間を
短縮できる。ここで、通常原稿は読取位置へと搬送され
る時には、少なくとも最小縮小倍率に応じた速度で搬送
可能となり、この時の決められた搬送速度で速度制御さ
れる。しかし、空送りの場合には、それ以上の搬送速度
で送るようにしても、読取動作には関係ないため速度制
御を行う必要はなく、また原稿が循環される経路が交差
するようなことがないため、空送りのための搬送速度を
さらに速くしても不都合が全く生じることがなく、計数
のための時間を大幅に短縮できる効果が期待できる。
【0016】
【実施例】図1は、循環式原稿供給装置1を装備する転
写型静電式複写機の基本的構成を示す簡略化した断面図
である。複写機本体100の内部中央には、直円筒状の
感光体101が一定速度で回転自在に配設される。感光
体101の外周部には、帯電用コロナ放電器102およ
び現像装置103などと共に各複写工程部が設けられ、
感光体101に対して図面左方側には定着装置104が
配設される。
【0017】循環式原稿供給装置1は複写機本体100
の上部面に備えられ、この原稿供給装置1の第1支持筒
5と第2支持筒6の鉛直下方にそれぞれ構成される第1
読取位置20と第2読取位置21とが、本体100の上
部面において略同一平面に並列に設けられる。また、複
写機本体100の上部面には、製本化された書籍などに
対応した第3読取位置105を設け、2系統の読取り露
光方式が可能な露光手段149を構成する。
【0018】図2は、循環式原稿供給装置1の簡略化し
た断面図である。原稿供給装置1は、原稿を収納する収
納手段である原稿収納部2、原稿収納部2から原稿を1
枚ずつ給紙する給紙手段3、原稿を外周面に沿って搬送
して第1読取位置20へ一方の表面を臨ませる直円筒状
の第1支持筒5、搬送される原稿の他方の表面を第2読
取位置21へ臨ませる直円筒状の第2支持筒6、原稿収
納部2から第1支持筒5へ原稿を搬送する原稿搬送手段
7、第1支持筒5から第2支持筒6までの間に介在して
第2読取位置21へ臨む表面が第1読取位置20に臨む
一方表面に対する他方表面となるように原稿の搬送状態
を反転させる原稿反転手段8、さらに第2支持筒6から
原稿収納部2へ原稿を戻す原稿収納手段9を含んで構成
される。
【0019】原稿収納部2は、付された頁数順に整合さ
れた複数枚のシート状原稿Dを、その一端部(図1にお
いて左側端部)を端部揃え部材10で揃えた状態で、た
とえばその頁数が最も若い原稿面を原稿搬送ベルト11
上へ向けて載置して受入れる。この原稿収納部2内に載
置された原稿Dを、最上部に位置する原稿から順に1枚
ずつ原稿搬送手段7に分離給送するために、原稿収納部
2の上方に原稿給紙手段3を構成する給紙ローラ12が
設けられる。この給紙ローラ12は、原稿送出しモータ
M2によって予め定められたタイミングで矢印方向に回
転駆動されると共に、回転時にソレノイドなどの力によ
ってレバー13を介して最上部に位置する原稿D0に押
付けられ、これによって原稿D0から順に原稿搬送手段
7へ分離給送を行う。
【0020】原稿収納部2から給紙ローラ12によって
原稿Dが1枚ずつ送込まれる原稿搬送手段7は、図示の
如く、水平方向から下方垂直方向に曲折した搬送経路1
4を備える。この搬送経路14の入口側端部には、原稿
Dの重複搬送を防止するための捌きローラ15a,15
bが設置される。上側ローラ15aは原稿を搬送する方
向に回転駆動され、下側ローラ15bは原稿を戻す方向
に回転駆動され、これらローラ15a,15b間を通過
させることによって、原稿Dは確実に1枚ずつに分離し
て搬送経路14に送られる。この搬送経路14には、搬
送方向に間隔をあけて各一対の搬送ローラ16a,16
b,16c,16dが設置される。
【0021】これら各一対のローラ16a〜16dはそ
れぞれ原稿Dの両面に回転自在に当接し、上記ローラ1
6a〜16dを原稿搬送モータM3で強制回転すること
によって、上記各ローラで案内しながら原稿Dを搬送経
路14に沿って矢符17方向に搬送する。この搬送経路
14の入口側近傍には、原稿給送検出器S2が、出口側
近傍には第1読取位置前検出器S3がそれぞれ設置され
る。
【0022】また、搬送経路14の出口部(第1支持筒
5の近傍)には、一対の第1レジストローラ19a,1
9bを設置する。この第1レジストローラ19a,19
bは、図示していないが、駆動軸にクラッチCLT1を
介して連結されており、クラッチCLT1のオン・オフ
制御によって回転を停止し、再回転を行わせる。クラッ
チCLT1のオン・オフ制御は、操作者の所望の複写態
様に従って制御される。
【0023】すなわち、原稿Dの読取りが必要な場合に
は、複写機本体100における記録紙の搬送と同期を取
るために、ローラ19a,19bの回転を停止して原稿
Dを待機させ、同期が取られた後に再回転して第1支持
筒5へ原稿Dを搬送する。一方、原稿Dの読取りが不必
要な場合は、常時ローラ19a,19bを他の搬送ロー
ラと同様に単に搬送用ローラとして回転し、原稿Dを停
止することなく、通過させる。
【0024】なお、第1レジストローラ19a,19b
が単に搬送用ローラとして動作する場合には、搬送され
る原稿Dの許容される最大長さL1未満の長さだけ第1
レジストローラ19a,19bよりも搬送方向上流側に
ある搬送ローラ16c,16dの回転は、原稿Dの搬送
が終了するまで停止しない。一方、第1レジストローラ
19a,19bが、原稿Dを待機させて第1支持筒5へ
の搬送のタイミングを調整するレジスト用ローラとして
動作する場合には、前記位置にある搬送ローラ16c,
16dの回転も制御される。
【0025】すなわち、搬送経路14を搬送される原稿
Dの搬送方向先端部が第1レジストローラ19a,19
bのローラ間に到達すると、搬送ローラ16c,16d
の回転は一旦停止し、原稿Dの搬送を停止する。その
後、第1レジストローラ19a,19bが回転を開始す
ると同時に搬送ローラ16c,16dの回転もまた再開
され、原稿Dの搬送を再開する。
【0026】原稿Dの原稿像を読取る位置は、水平方向
に間隔をあけて並列に設置した第1支持筒5と第2支持
筒6のそれぞれの鉛直下端面に対応して構成される第1
読取位置20と第2読取位置21とからなる。これら第
1読取位置20と第2読取位置21とは、図示のように
同一平面上に位置する。
【0027】前記各支持筒5,6は、それぞれ原稿搬送
モータM4,M5によって記録紙への複写速度、すなわ
ち設定される複写倍率に基づいて原稿を前記各読取位置
20,21へ搬送すべき搬送速度に同期して時計方向
(図2参照)に回転駆動される。また各支持筒5,6に
は、その外周面に沿ってそれぞれ所定間隔をあけて従動
ローラ22a〜22d,23a〜23dが設置されてお
り、これら従動ローラによって原稿Dを各支持筒5,6
の各外周面に押付けて巻付け、支持筒5,6の外周面に
形成された周回搬送経路20a,21aに沿って原稿D
を搬送する。
【0028】この周回搬送経路20a,21aの鉛直下
方には、硬質透明ガラス板24,25が設置されて上記
第1および第2読取位置20,21を構成する。原稿D
が第1支持筒5と第1透明ガラス板24との間を、設定
される複写倍率に基づく速度で通過する際には、原稿D
の一方の表面(図2において、原稿収納部2に積重され
ている原稿Dの上面)を読取り露光して一方表面に対応
した原稿像の読取りを行う。第2支持筒21と第2透明
ガラス板25との間を通過する際には、後述するよう
に、原稿Dの他方の表面(原稿収納部2において、原稿
Dの下面)を読取り露光して他方表面に対応した原稿像
の読取りを行う。
【0029】なお、操作者の所望の複写態様および後述
する原稿の計数動作に伴う搬送においては、これら第1
読取位置20および第2読取位置21での読取り露光動
作は行われることなく、前記原稿Dがそのまま通過する
場合もある。
【0030】第1読取位置20には、前記原稿搬送手段
7の搬送経路14を介して、第1レジストローラ19
a,19bの回転力によって第1支持筒5に原稿Dを巻
付けつつ搬送する。第1支持筒5と第2支持筒6との間
には、図示のように、原稿Dが読取位置に臨む表面を切
換える表裏反転経路30を備えた原稿反転手段8が配設
される。表裏反転経路30は、第1支持筒5と第2支持
筒6との周回搬送経路20a,21aの対向する部位か
らそれぞれ上方へ傾斜して伸長する第1経路30aおよ
び第2経路30bと、これら経路30a,30bの合流
点から水平左方向へ伸長する第3経路30cとより構成
される。
【0031】第1支持筒5の周回搬送経路20aに連続
する第1経路30aの入口部には方向転換爪31が設置
される。この方向転換爪31をソレノイドSOL1によ
って作動させて、原稿Dを第1経路30aに、または第
1原稿支持筒5の周回搬送経路20aに選択的に搬送す
る。すなわち、第1読取位置20を通過した原稿Dを、
操作者の所望の複写態様に従って、一度の読取り露光で
よい場合には方向転換爪31を図1の実線位置に作動し
て原稿Dを第1経路30aに搬送する。一方、読取り露
光が複数回必要な場合には、方向転換爪31を2点鎖線
位置に作動して、原稿Dを第1支持筒5の周回搬送経路
20aに沿って複数回搬送する。
【0032】読取り露光動作終了後、方向転換爪31は
実線位置に作動し、第1経路30aに原稿Dを搬送す
る。第1経路30aには、原稿Dの搬送方向後端部を検
出する第1読取位置後検出器S4、一対のローラ34
a,34b、方向転換爪35が原稿Dの搬送方向上流側
から順に設置される。前記検出器S4の検出信号に基づ
いて、以下の表裏反転動作が制御される。
【0033】原稿Dは、ローラ34a,34bが回転駆
動されることによって、方向転換爪35を経て第3経路
30cへと搬送される。第3経路30cには、各一対の
搬送ローラ36a,36b;37a,37bが配設され
る。ローラ36a,37aは、原稿反転用モータM6に
よって正逆回転される。これら搬送ローラ36,37
は、方向転換爪35からの原稿Dを第3経路30c内で
矢符40a方向に搬送した後、原稿Dの搬送方向後端部
が方向転換爪35を通過した時点で、モータM6の回転
が反転されることによって、原稿Dを矢符40b方向へ
搬送する。
【0034】方向転換爪35は、ソレノイドSOL2に
よって図1の実線で示す状態とされ、第3経路30cに
対して第1経路30aを閉鎖する一方、第2経路30b
を開放し、原稿Dが第2経路30bへ搬送されるように
する。第2経路30bにはローラ34cが配置され、ソ
レノイドSOL3によってローラ34aに圧接されてそ
の間に原稿Dを挟持して搬送する。以上説明した原稿の
表裏反転動作は、正逆転ローラ36,37を用いて実現
しているが、たとえば、ベルト搬送装置やエアー搬送装
置などを用いた構成にて行ってもよい。
【0035】また前記ローラ34a,34cの回転力
は、第2支持筒6がその外周面に原稿Dを巻付けて第2
読取位置21へ搬送する動作を補助している。前記ロー
ラ34cに関して搬送方向下流側位置には、原稿Dの搬
送方向先端部の通過を検出する第2読取位置前検出器S
5が設置される。
【0036】さらに前記検出器S5に関して搬送方向下
流側には、一対の第2レジストローラ59a,59bが
配設される。この第2レジストローラ59a,59b
は、図示していないが、駆動軸にクラッチCLT2を介
して連結されており、クラッチCLT2のオン・オフ制
御によって回転を停止し、再回転を行わせる。クラッチ
CLT2のオン・オフ制御は、操作者の所望の複写態様
に従って制御される。
【0037】すなわち原稿Dの読取りが必要な場合に
は、記録紙との同期を取るために、ローラ59a,59
bの回転を停止して原稿Dを待機させ、同期が取られた
後に再回転して第2支持筒6へ原稿Dを搬送する。一
方、原稿Dの読取りが不必要な場合は、単に搬送用ロー
ラとして常時ローラ59a,59bを回転し、原稿Dを
停止することなく、通過させる。ここで前記ソレノイド
SOL3の動作は、前記ローラ59a,59bの回転動
作に応じて制御される。
【0038】なお、搬送される原稿Dの許容される最大
長さL1未満の長さだけ第2レジストローラ59a,5
9bよりも搬送方向上流側にある搬送ローラ36,37
は、前述の第1レジストローラ19a,19bと搬送ロ
ーラ16c,16dとの動作関係と同様の動作をなす。
【0039】すなわち、第2レジストローラローラ59
a,59bが単に搬送用ローラとして動作する場合に
は、原稿Dを第2支持筒6へ搬送するための搬送ローラ
36,37の回転は、原稿Dの搬送が終了するまで停止
しない。一方、第2レジストローラ59a,59bがレ
ジスト用ローラとして動作する場合には、原稿Dの搬送
方向先端部がローラ59a,59b間に到達すると、搬
送ローラ36,37の回転は一旦停止する。その後、第
2レジスタローラ59a,59bが回転を開始すると同
時に搬送ローラ36,37の回転もまた開始され、原稿
Dの搬送を再開する。
【0040】前述のように、表裏反転経路30で原稿D
の搬送方向が反転されることによって、原稿Dの既に第
1読取位置20へ臨んだ一方表面が第2支持筒6の外周
面に臨んで巻き付けられ、原稿Dのまだ読取位置を臨ん
でいない他方表面を外面側として第2支持筒6にて搬送
される。したがって、第2読取位置21では、設定され
る複写倍率に基づく搬送速度で搬送される原稿Dの他方
表面が読取り露光され、他方表面に対応した原稿像が読
取られる。
【0041】第2支持筒6に関して、第2読取位置21
を通過した原稿Dが周回搬送経路21aから原稿収納手
段9の搬送経路45へ分岐する部位には方向転換爪46
が設置される。この方向転換爪46はソレノイドSOL
4によって作動し、搬送経路45に対して周回搬送経路
21aを選択的に開閉する。
【0042】すなわち、操作者の所望の複写態様に従っ
て、第2読取位置21での読取り露光が1回のみの場合
には、周回搬送経路21aが開放されて原稿Dを搬送経
路45へ搬送する。一方、複数回の読取り露光を行う場
合には、搬送経路45が閉鎖されて周回搬送経路21a
にて原稿Dを必要回数搬送した後に、搬送経路45へ搬
送する。
【0043】前述したように、第1読取位置で原稿Dの
一方表面を、また第2読取位置21で他方表面をそれぞ
れ読取り露光することによって、原稿Dの表裏両面の原
稿像を読取ることができる。また、これら第1読取位置
20と、第2読取位置21とでそれぞれ必要回数読取り
露光できるので、複数枚の原稿Dに対して必要な複数部
の複写に行うことができる。
【0044】第2読取位置21から原稿収納部2へ原稿
Dを戻す原稿収納手段9において、前記搬送経路45
は、前記搬送ベルト11の下方側端部に接続して原稿D
を搬送ベルト11へ搬送する。すなわち、搬送経路45
には、各一対の搬送ローラ50,51を設置して原稿D
を搬送する。また、搬送経路45の出口近傍には、原稿
Dの通過を検知する原稿収納前検出器S6を設置する。
この検出器S6からの検出信号によって、搬送ベルト1
1および原稿収納手段9の動作制御が行われる。
【0045】無端状の搬送ベルト11は、図示のように
上下および左右に間隔をあけて設置したローラ55a,
55b,55c,55dに巻き掛けられている。駆動ロ
ーラ55bを、検出器S6からの検出信号に基づいて戻
し用搬送モータM7で矢印方向に回転駆動することによ
って、搬送ベルト11を反時計方向(図2参照)に回転
駆動する。この搬送ベルト11の上張架部分は、原稿D
の載置部を兼ねている。また、前記搬送経路45と近接
した位置には原稿呼込みローラ56が設置され、搬送ベ
ルト11との間での搬送力によって、原稿Dを搬送ベル
ト11の上張架部分と載置されている原稿Dの最下部と
の間に送込む。
【0046】その際、送込み動作を円滑とするために、
原稿収納部2に載置された原稿Dの給紙方向下流側端部
の下方側に、原稿蹴上げローラ58が設置される。これ
によって積重ねられた原稿Dの図面右方側端部を搬送ベ
ルト11から一時的に浮上し、最下端部に原稿を送込む
ための開口を確実に広げる。最下端位置に送り込まれた
原稿Dは、その搬送方向先端部が端部揃え部材10に達
した時点で、搬送ベルト11の駆動用モータM7が駆動
停止されることによって、原稿収納部2への戻し動作が
終了する。
【0047】また、原稿収納部2には、図示のように、
載置した原稿Dの一循環を検知するために、たとえば鏡
面仕上げされたステンレス鋼板などから成る検知用作動
部材60が配設される。この作動部材60は、原稿Dを
操作者が原稿収納部2内に載置する前の状態では、図1
の実線で示す下端位置にあり、その上に原稿Dが載置さ
れる。原稿収納部2から原稿Dが1枚ずつ給送され、再
び戻されるにつれて作動部材60は次第に上方側へ変位
し、未給送原稿と再収納原稿との間に介在して両者を区
分けする。原稿Dが全て一循環すると、作動部材60は
2点鎖線で示す最上位に達する。
【0048】最上位に達した作動部材60は、原稿収納
部2内のたとえば発光素子および受光素子の組合わせか
ら成る原稿一循環検出器S1でその露出状態が検出さ
れ、一循環が終了した旨を示す検出信号を発生する。こ
の検出信号を利用して、操作者の所望の複写部数だけ複
写を行うなどの複写機本体100側の動作が制御され
る。その後、作動部材60は、作動部材駆動モータM1
の駆動によって180度回転し、原稿Dに対して下方側
の位置(元の位置)に戻される。
【0049】再び図1を参照して、複写機本体100の
内部上方には、原稿の表面をスリット露光する光源15
0、反射鏡151a,151b,151c,151dお
よびズームレンズ152を含む露光手段149が設けら
れる。この露光手段149において、光源150からの
光源光が原稿Dの原稿面に照射されると、原稿像を示す
その反射光は反射鏡151a〜151dおよびレンズ1
52を経て、感光体101の露光領域130にて結像す
る。
【0050】露光手段149は、原稿供給装置1におけ
る前記複写倍率に基づく搬送速度による原稿Dの搬送に
応じて、第1支持筒5直下の第1読取位置20および第
2支持筒6直下の第2読取位置21にて停止状態で読取
り露光を行う。また、書籍などが第3読取位置105に
載置された場合は、光源150および反射鏡151aを
備える第1移動体71が第3読取位置105を走査しつ
つ読取り露光を行う。これら2つの読取り露光方式は、
上記露光手段149を駆動用モータM13で駆動して行
う。
【0051】また、感光体101は時計方向に一定速度
で回転駆動されるに伴って、まず、帯電用コロナ放電器
102によって帯電される。帯電された感光体101に
は、露光領域130において露光手段149を経た反射
光が結像し、読取られた原稿像に対応した静電潜像が形
成される。この静電潜像は、現像装置103によってト
ナー像に顕像化される。このトナー像は、後述のように
感光体101へ給紙される記録紙Pに、転写領域129
において転写用コロナ放電器131によって転写され
る。転写後の記録紙Pは、搬送手段132によって定着
装置104へ搬送され、定着が行われる。
【0052】なお、転写領域129において転写終了
後、感光体101上に残留したトナーは、転写領域12
9よりも感光体101の回転方向下流側に設置されるク
リーニング装置133によって除去される。その後、除
電装置134によって感光体101上の残留電荷を逃が
し、続いて静電潜像を形成するために帯電用コロナ放電
器102によって感光体101表面は帯電される。
【0053】複写機本体100の一方の側部には、記録
紙Pが収納された給紙カセット106a,106bが、
また本体100の下方部には同じく給紙カセット106
c,106dが装填される。これら給紙カセット106
a〜106d内に積載された記録紙Pは、最上部に位置
するものから順に1枚ずつ上取りされて給紙経路108
a〜108dに給紙される。この給紙動作は、各給紙カ
セット106a〜106dの上部面に配設された給紙ロ
ーラ109a〜109dが給紙駆動用モータM8にて回
転駆動されることによって行われる。上記給紙経路10
8a〜108dおよび後述する中間トレイ113からの
給紙経路115には、用紙搬送用ローラ107a〜10
7eが設置され、これら搬送用ローラを駆動用モータM
9で回転駆動することによって、上記複写工程部に記録
紙Pを給紙する。
【0054】給紙カセット106a〜106dおよび中
間トレイ113から給紙され搬送される記録紙Pは、感
光体101への搬送経路途上に設置される第3レジスト
ローラ160a,160bによって感光体101への搬
送タイミングが制御される。すなわち、感光体101へ
搬送される記録紙Pの搬送方向先端部が、第3レジスト
ローラ160a,160b間に到達すると、記録紙Pの
搬送は一旦停止される。
【0055】原稿Dの一方表面の読取り露光が第1読取
位置20で行われる場合、前記原稿供給装置1内の第1
レジストローラ19a,19bは原稿Dの搬送を制御す
るレジスト用ローラとして動作し、第2レジストローラ
59a,59bは単に搬送用ローラとして動作する。原
稿Dが第1レジストローラ19a,19bにおいて、ま
た記録紙Pが第3レジストローラ160a,160bに
おいて一旦停止した後、たとえば、第1レジストローラ
19a,19bを回転駆動して原稿Dの搬送を開始した
後、予め定められる設定時間経過後に第3レジストロー
ラ160a,160bを回転駆動して記録紙Pの搬送を
開始する。
【0056】この設定時間は、第1レジストローラ19
a,19bによって原稿Dの搬送が開始されてから、前
述のようにその原稿Dが第1読取位置20において読取
り露光され、原稿像に対応して感光体101に形成され
たトナー像の移動方向下流側端部が転写領域129へ到
着するまでの時間から、記録紙Pが第3レジストローラ
160a,160bから搬送を開始してからその搬送方
向先端部が転写領域129に到着するまでの時間を差引
いた時間に設定され、たとえば制御装置内のタイマなど
によって計時される。したがって、上述のように同期を
図ることによって、転写像の記録紙Pに対する位置合わ
せを確実に行うことができる。
【0057】また、原稿Dの他方表面の読取り露光が第
2読取位置21で行われる場合、第1レジストローラ1
9a,19bは単に搬送用ローラとして動作し、第2レ
ジストローラ59a,59bはレジスト用ローラとして
動作する。第2レジストローラ59a,59bによる原
稿Dの搬送のタイミングと第3レジストローラ160
a,160bによる記録紙Pの搬送タイミングとの関係
は、前述の第1レジストローラ19a,19bと第3レ
ジストローラ160a,160bとの同期関係と同様に
設定される。なお、上述のような第3レジストローラ1
60a,160bの回転/停止制御は、駆動モータとの
間に介在される記録紙搬送用クラッチCLT3のオン・
オフ制御によって行われる。
【0058】複写機本体100の他方の側部面には、排
出トレイ110が配設される。この排出トレイ110に
はソレノイドSOL8が取付けられており、このソレノ
イドSOL8を所定時間励磁すると図1の紙面手前方向
に排出トレイ110がシフト動作し、また、次にSOL
8を所定時間消磁すると紙面裏面方向にシフト動作す
る。これによって排出トレイ110は、複数枚の原稿に
対して複数組とられた記録紙を仕分けした状態で受取る
ことが可能となる。
【0059】本体100内には、この排出トレイ110
へ、複写工程を経て定着装置104を通過した記録紙P
を排出するための排出経路111、および排出経路11
1から分岐した記録紙表裏反転経路112が設けられ
る。上記複写工程および定着装置104を通過し、一方
表面に原稿像に対応する複写が行われた記録紙Pは、操
作者の所望の複写態様に従って、下記(1)〜(3)の
3種の態様で排出トレイ110へ排出される。
【0060】 (1)排出経路111をそのまま通過して排出トレイ1
10へ排出される。
【0061】 (2)排出経路111に向かった後、記録紙Pの他方表
面に複写を行うために、記録紙表裏反転経路112にて
スイッチバック動作された後、再度、複写工程へ搬送す
るために、一時的に中間トレイ113に収納される。中
間トレイ113に積重ねられた記録紙Pを、その最下部
に位置するものから順にモータM14によって回転駆動
される給紙手段114にて搬送経路115を介して複写
工程部へ給送し、定着装置104を通り、排出経路11
1を通過して排出トレイ110へ排出される。
【0062】 (3)排出経路111に向かった後、記録紙表裏反転経
路112にて記録紙Pの反転を行った後、排出経路11
1から排出トレイ110へ排出される。
【0063】上記した3種の記録紙Pの搬送動作を可能
とするために、記録紙表裏反転経路112は、排出経路
111の2箇所の位置から分岐した経路112a,11
2b、これら経路112a,112bが合流する経路1
12c、この経路112cから分岐して中間トレイ11
3へ向かう経路112dによって構成される。上記経路
112aが排出経路111から分岐する部位には第1方
向転換爪115が、経路112aと経路112bとの合
流部位には第2方向転換爪116が、経路112cと経
路112dとの分岐部位には第3方向転換爪117がそ
れぞれ配設される。これら第1〜第3方向転換爪115
〜117は、それぞれ図示しない駆動ソレノイドSOL
5,SOL6,SOL7によって作動し、操作者の所望
の複写態様に応じて、記録紙Pの搬送経路が選択され
る。
【0064】経路112aと経路112bとの合流部位
近傍にはローラ118a,118b,118cが配設さ
れ、経路112cと経路112dとの分岐部近傍にはロ
ーラ119a,119b,119cが配設され、それぞ
れ記録紙Pを搬送する。また、経路112aと経路11
2bの合流部位近傍の経路112cには反転用ローラ1
20が配設され、図示しない駆動用モータM11で正逆
回転されて記録紙Pの搬送方向を反転する。経路112
cと経路112dとの分岐部の下方側には反転用ローラ
121が配設され、図示しない駆動用モータM12で正
逆回転される。さらに、排出経路111の出口部近傍に
は排出検出器S13が、経路112aの入口部近傍およ
び経路112cには記録紙反転検出器S14、S15
が、さらに経路112dの出口部近傍には中間トレイ入
口検出器S16がそれぞれ配設される。
【0065】上述した記録紙表裏反転経路112の構成
によって、上記(1)の排出態様の場合には、第1方向
転換爪115で排出経路111に対して経路112aを
閉鎖し、記録紙Pを排出経路111に沿って排出する。
上記(2)の態様の場合は、第1方向転換爪115で排
出経路111を閉鎖して、経路112aへ記録紙Pを導
入し、第2方向転換爪116で経路112cを開放し、
経路112cにて反転用ローラ121で搬送方向を反転
する。その後、第3方向転換爪117で経路112dを
開放し、中間トレイ113へ記録紙Pを導出する。上記
(3)の場合は、上述のように記録紙Pを経路112c
に導入した後、反転用ローラ120で搬送方向を反転
し、第2方向転換爪116で経路112aを閉鎖する一
方、経路112bを開放して、経路112bから排出経
路111へ導出する。
【0066】本複写機においては、図1に示される各部
位における記録紙Pの搬送状態を検出するために、記録
紙給紙検出器S10、記録紙転写前検出器S11、定着
後検出器S12、中間トレイ内用紙有無検出器S17、
中間トレイ給紙検出器S18などが設けられる。
【0067】上記した循環式自動原稿供給装置1を備え
た複写機は、操作者の所望の複写態様によって、(A)
片面原稿から複数組の仕分けした片面複写、(B)片面
原稿から複数組の仕分けした両面複写、(C)両面原稿
から複数組の仕分けした片面複写、(D)両面原稿から
複数組の仕分けした両面複写、のいずれにおいても、原
稿を複数回循環させることで自在に複写を行うことが可
能である。
【0068】また、操作者の所望の複写態様により、原
稿を支持筒に複数回巻き付けたまま読取り露光を行い、
原稿の一循環中に複数枚複写することも行われる。
【0069】さらに、設定される複写倍率に基づいて、
前記各支持筒5,6および前記各支持筒5,6での搬送
前後に設けられるレジストローラ19a,19b,59
a,59bや各搬送ローラなどの回転速度を制御するこ
とによって、一定速度で回転駆動される感光体101上
へ読取られる原稿像の倍率が規制され、こうして等倍モ
ード、縮小モード、さらに拡大モードの所望の大きさで
原稿像を記録紙へ複写することが可能である。すなわ
ち、等倍モードでの各読取位置20,21への原稿Dの
搬送速度を基準として、縮小モードでは、前記支持筒
5,6およびレジストローラ等の回転速度が縮小倍率に
応じて速くなるように制御され、前記各読取位置20,
21を搬送する原稿Dの搬送速度が速くなる。一方、拡
大モードでは、前記支持筒5,6およびレジストローラ
等の回転速度が拡大倍率に応じて遅くなるなるように制
御され、こうして各読取位置20,21を搬送する原稿
Dの搬送速度が遅くなる。
【0070】前記各種複写態様において、(B)片面原
稿−両面複写モードであって、最終頁から複写を行う複
写態様においては、前記原稿枚数が奇数枚もしくは偶数
枚によって制御方法が異なるので、予め前記複写態様に
よる複写動作前に前記原稿Dの計数動作が行われ、奇数
枚であるか偶数枚であるかが判断される。本実施例で
は、前記計数動作が、前記循環式原稿供給装置1によっ
て自動的に行われる。
【0071】すなわち、原稿収納部2に複写のために予
め積重して載置された原稿Dは、前述の搬送経路へ順次
的に供給され、各レジストローラ19a,19b,59
a,59bを単なる搬送用ローラとして機能させ、第1
支持筒5、原稿反転手段8、さらに第2支持筒6を経
て、搬送ベルト11によって前記原稿Dを原稿収納部2
へ再収納する。こうして前記原稿収納部2へ載置された
すべての原稿Dに亘って前記搬送経路を一循環させ、前
記搬送経路に近接配置される前記光学検出器S2〜S6
のいずれかによって搬送する原稿Dの枚数を計数するこ
とができる。前記すべての原稿の一循環は、前記原稿一
循環検出器S1によって検出される。
【0072】前記計数動作の際には、単に原稿の枚数を
計数するのみであるので、各支持筒5,6によって読取
位置20,21を搬送される原稿Dへは、露光手段14
9によって読取り露光されることはない。すなわち、単
に搬送される、いわゆる空搬送が行われる。前記空搬送
においては、設定される複写倍率に関与する必要がな
く、できるだけ速い動作が望まれる。
【0073】本実施例においては、前記原稿Dを搬送経
路において搬送させる際での最大搬送速度は、複写倍率
が縮小モードのときの最小倍率での複写を実現する際の
搬送速度より速い速度であるので、前記計数動作の空搬
送の際には、前記最大搬送速度に同期して前記各支持筒
5,6および周辺のレジストローラ等を回転制御する。
【0074】したがって、前記計数動作時において空搬
送される原稿Dの搬送速度は高速となり、前記計数動作
に必要な時間を格段に短縮することができる。その結
果、複写すべき原稿Dを原稿収納部2へ載置した後、片
面原稿−両面複写モードで所望の複写済みの記録紙Pを
得るまでに費やす時間を格段に短縮することができる。
【0075】なお、前記計数動作は片面原稿−両面複写
モードの他に、複数枚の複写済みの記録紙の所望の記録
紙間にたとえば白紙の記録紙を介在させる、いわゆる合
紙モードの際などにて、予め原稿の枚数を計数するとき
に実行される計数動作にてもまた好適に実施できる。す
なわち、前記合紙モードでは、計数動作の後に、操作パ
ネルからのキー操作によって所望の記録紙間情報(たと
えば第n頁と第n+1頁との間を示す情報)を入力する
ことで、前記所望の記録紙間毎に複写工程部で複写され
ずに白紙の記録紙が記録紙の搬送経路を経て排出され、
前記記録紙間に介在される。
【0076】図3は、本発明の計数動作を説明するため
のフローチャートである。図3に示されるプログラム
は、複写機本体100に備わる操作パネルによって、各
種複写態様を選択した際に実行される。ステップn1で
は、操作パネルから入力される複写態様に応答して、計
数動作が行われる原稿計数モードであるか否かが判断さ
れる。前記判断が否定、すなわちたとえば両面原稿−両
面複写モードや片面原稿−片面複写モードなどの場合に
は、処理はステップn2へ進み、設定された複写倍率に
基づく搬送速度で原稿Dを各読取位置20,21へ搬送
して読取り露光を開始し、複写動作を実行する。
【0077】一方、前記ステップn1における判断が肯
定、すなわち設定された複写態様が片面原稿−両面複写
モードや合紙モードなどの場合には、原稿計数モードが
実行され、ステップn3にて、縮小モードの最小倍率に
基づく搬送速度よりも速い前記最大搬送速度で原稿Dを
搬送し、計数動作を開始する。ステップn4では、原稿
収納部2に載置された原稿Dを一循環させることによっ
て計数動作が終了したか否かが判断され、終了後、前記
ステップn2へ進み、設定された倍率の搬送速度で原稿
Dを各読取位置20,21へ搬送して読取り露光を開始
し、複写動作を実行する。
【0078】したがって、計数動作が実行される際に
は、高速の搬送速度で原稿Dを空搬送して実行するの
で、前記計数動作に費やす時間を格段に短縮することが
できる。
【0079】図4は、複写機本体100と原稿供給装置
1とを制御する制御装置の電気的構成を示すブロック図
である。前述した搬送ローラや支持筒などを動作させる
モータM1,M2,M3,…などは、モータ駆動回路1
70に接続される。原稿供給装置1内を搬送される原稿
Dと複写機本体100内を搬送される記録紙Pとの搬送
の同期をとるためなどに用いられるクラッチCLT1,
CLT2,CLT3,…などは、クラッチ駆動回路17
1に接続される。搬送経路における方向転換爪31,3
5などを作動させるソレノイドSOL1,SOL2,…
などは、ソレノイド駆動回路172に接続される。
【0080】これらの駆動回路170〜172は、直流
電源173、原稿Dや記録紙Pの搬送状態を検出する検
出器S1,S2,S3,…など、露光手段149を移動
する光学系駆動回路174、さらに複写機本体100に
設けられる操作パネル175上の入力操作キー176、
および操作パネル175上の表示装置を駆動する表示駆
動回路177などとともにインタフェイス回路178に
接続される。
【0081】インタフェイス回路178は、マイクロコ
ンピュータなどによって実現される処理回路179に接
続され、前記検出器からの検出信号を処理回路179に
送出するとともに、処理回路179からの制御信号を前
記各種駆動回路170,171,172,174,17
7に与える。処理回路179には、リードオンリメモリ
(ROM)180とランダムアクセスメモリ(RAM)
181が接続されている。処理回路179は、メモリ1
80に予め記憶されている制御用プログラムに従って、
複写動作の制御を行う。メモリ181は、たとえば複写
動作の制御に必要となるカウンタ、タイマ、フラグなど
の演算用領域として使用される。
【0082】またインタフェイス回路178は、光学系
駆動回路174を介して露光手段149を移動し、各読
取位置20,21,105における光源150の点灯/
消灯および点灯レベルなどを制御する。さらにインタフ
ェイス回路178は、操作パネル175上における入力
操作キー176からの信号を処理回路179に送出し、
また複写動作の経過などに関する情報を表示駆動回路1
77を介して、操作パネル175に設けられる表示手段
182にて表示させる。前記入力操作キー176の一部
によって、複写倍率などを設定することができる。
【0083】さらにまたインタフェイス回路178に
は、複写態様を選択する選択スイッチSSW1〜SSW
4が操作パネル175の一部として接続される。選択で
きる複写態様としては、片面原稿から片面複写、片面原
稿から両面複写、両面原稿から片面複写、両面原稿から
両面複写などである。
【0084】制御手段である前記処理回路179は、前
記入力操作キー176によって設定される複写倍率に基
づいて、循環式原稿供給装置1にて原稿Dを搬送させる
各支持筒5,6や各搬送ローラを駆動するモータM3〜
M6の回転速度を制御する。また、前記選択スイッチS
SW1〜SSW4によって選択される複写態様から、前
記処理回路179は計数動作の必要を判断し、前記計数
動作の際には、前記モータM3〜M6を前記最大搬送速
度に基づく回転速度となるように制御し、前記計数動作
での原稿Dの空搬送に費やす時間を短縮する。
【0085】計数動作時の原稿の搬送速度制御は、複写
時の原稿の搬送速度制御に比べて、ラフ(大まか)でよ
いので、新たな速度制御回路を設けることなく、高速搬
送が可能となる。
【0086】図5は、操作パネル175の入力操作キー
176や表示手段182などの構成の一部を示す平面図
である。操作パネル175は、複写枚数などを設定する
ための置数キー183、クリアキー184、複写態様を
設定するための選択キー185、原稿を固定し光学系を
移動走査して複写を行う場合に操作するADFキー18
6、複写動作の開始指示を与えるプリントスイッチ18
7、設定部数表示部188、複写部数表示部189、原
稿供給装置1を用いる複写態様表示部190〜193、
光学系を走行駆動した読取り露光動作状態を示すADF
表示部194、複写倍率表示部195、さらに複写倍率
を設定するための倍率設定キー196を有する。
【0087】前記複写態様表示部190〜193は、片
面原稿から片面複写をとる場合、片面原稿から両面複写
をとる場合、両面原稿から片面複写をとる場合、両面原
稿から両面複写をとる場合の4種の複写態様をそれぞれ
示す。選択キー185を1回押圧操作する度毎に、たと
えば上から順に1つの発光素子が点灯し、対応する複写
態様が選択される。最下位置の次は最上位置に戻り、初
期状態では最上位置に復帰し、それぞれに対応する複写
態様が選択される。複写の設定部数は、置数キー183
の押圧操作によって設定され、たとえば複数の7セグメ
ント表示装置などによって実現される設定部数表示部1
88で表示される。
【0088】原稿供給装置1を使用しない場合の複写、
たとえば製本化された書籍など複写の場合は、ADFキ
ー186の押圧操作によってADF表示部194の発光
素子が点灯し、第3読取位置105に静置した原稿に対
して露光手段149を走行駆動して読取り露光動作を行
う複写態様が選択される。操作者が選択した複写態様に
おいて、複写倍率は、倍率設定キー196の操作で等倍
モード、拡大モード、さらに縮小モードにおける所望の
倍率に設定される。前記設定される倍率は複写倍率表示
部195によって表示される。
【0089】プリントスイッチ187が押圧操作される
ことによって複写動作が開始すると、複写された部数が
複写部数表示部189に順次表示される。設定部数表示
部188に表示される設定部数と複写部数とが一致した
ところで、複写動作は停止し、設定部数の表示は自動的
に「0」表示に戻る。複写部数の表示は、たとえば次の
プリントスイッチ187が押圧操作されるまで維持され
る。
【0090】上述のように本実施例によれば、片面原稿
−両面複写モードなどのように、循環式原稿供給装置1
における原稿Dの空搬送による計数動作が実行される際
には、前記原稿Dの搬送速度は最小倍率に基づく搬送速
度より速い搬送速度に設定されるので、設定される複写
倍率に拘わらず、前記計数動作を高速で実行することが
でき、前記計数動作に費やす時間を格段に短縮すること
ができる。すなわち、原稿Dを原稿収納部2に載置した
後複写された記録紙Pを排出するまでに費やす時間を格
段に短縮することができ、複写機の品位が向上する。
【0091】本実施例においては、原稿Dの空搬送時に
は、各読取位置20,21上を搬送させる各支持筒5,
6および各支持筒5,6周辺の搬送ローラ等の回転速度
を最大とする構成に関連して説明しているけれども、循
環式原稿供給装置1内に設けられる原稿Dを搬送すべき
搬送ローラのすべての回転速度を前記空搬送時において
高速とするような構成であってもよい。
【0092】上記実施例においては、転写型静電式複写
機に関連して説明しているけれども、転写型のものに限
らず、たとえば表面が感光面である記録紙を用いた複写
機その他に関連する構成であってもよい。
【0093】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、循環式原
稿供給装置を備える複写機において、原稿の枚数を計数
する時に、原稿を読取位置へと搬送する時の速度制御さ
れる搬送速度より速くしても、速度制御を必要としない
ため簡易に設定でき、計数のための処理時間を格段に短
縮できる。この時、原稿は読取位置への供給経路と、そ
の読取後の原稿収納経路とが交差しないように循環搬送
されるため、空送りのための搬送速度を速くしても何ら
搬送に阻害されることはなく、可及的に空搬送速度を速
め、さらなる処理時間の短縮が期待でき、複写動作に費
やす時間短縮によりユーザが拘束される時間短縮も合わ
せて行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】循環式原稿供給装置1を備える転写型静電式複
写機の基本的構成を示す簡略化した断面図である。
【図2】循環式原稿供給装置1の基本的構成を示す簡略
化した断面図である。
【図3】本実施例の計数動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】複写機の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】操作パネル175の一部平面図である。
【符号の説明】
1 循環式原稿供給装置 2 原稿収納部 5,6 支持筒 20,21 読取位置 101 感光体 149 露光手段 179 処理回路 196 倍率設定キー D 原稿 P 記録紙 S1〜S18 検出器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納手段に載置されるシート状の原稿
    を、複写すべき原稿像が読取られる読取位置へと順次的
    に原稿供給経路によって供給搬送して、原稿像読取後に
    前記原稿を前記収納手段へ原稿収納経路によって再収納
    する循環式原稿供給装置を備え、読取った原稿像を記録
    紙へ複写する複写機において、前記収納手段に載置された原稿の枚数を計数するため
    に、原稿供給経路と原稿収納経路とが交差せつずに原稿
    が前記読取位置を通過して収納手段へと循環する際に読
    取位置での読取処理を行うことなく空搬送する時の搬送
    速度を、原稿像の読取り時の原稿搬送速度よりも速い速
    度に設定して、原稿の搬送制御を 行う制御手段を含むこ
    とを特徴とする循環式原稿供給装置を備える複写機。
JP3058750A 1990-04-17 1991-03-22 循環式原稿供給装置を備える複写機 Expired - Fee Related JP2829142B2 (ja)

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