JP4965034B2 - 原稿読取装置及び印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面原稿の画像を読み取る原稿読取装置、該原稿読取装置を有する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平8−332768号公報には、版胴と、該版胴に対向して設けられた接離自在なプレスローラを有する構成の下、版胴の外周面に表面画像と裏面画像が共に製版された1つのマスタを巻装し、表面画像をプレスローラに転写した後、版胴と転写胴としてのプレスローラ間に印刷用紙を通すことにより、印刷用紙の表面と裏面に同時に印刷を行う技術が開示されている。
マスタの製版は、複数の原稿を次々に読み取るタイプの原稿読取装置による読取情報に基づいてサーマルヘッドを駆動することによりなされる。ここでいう原稿読取装置は、自動原稿搬送装置(ADF)と、読取位置が固定式又は移動式の原稿読取手段を含めた構成を指す(以下、同じ)。
【0003】
特開2000−313548号公報には、両面原稿を自動的に読み取る原稿読取装置が記載されている。これは、読取位置が固定された原稿読取手段の該読取位置を搬送しながら原稿の表面を読み取り、表面読取が終了した原稿を逆方向に搬送して反転させ、表面読取時の搬送経路に合流させて上記原稿読取手段により裏面を読み取る、いわゆるスイッチバック方式の構成を有している。
これを図7に基づいて簡単に説明する。例えば、図示しない原稿トレイに載置された原稿Dの表面にはFの画像が存在し、裏面にはGの画像が存在すると仮定する。また、原稿トレイにおける原稿Dの搬送方向先端をD1、後端をD2とする。なお、分かりにくくならないように表裏画像F,Gは同時には表示していない。
【0004】
先ず、原稿Dは表面画像Fの読取を行うべく搬送経路Aを搬送される。搬送経路Aでは原稿Dは反転搬送され、図示しない原稿読取手段のシートスルー用コンタクトガラス200上の読取位置Eを搬送されつつ表面画像Fの読み取りが行われる。この場合、読み取りは、D1からD2方向へなされる。
表面画像Fの読み取りがなされた原稿Dは、スイッチバック構成によりD2側を先端側として裏面画像Gの読取を行うべく搬送経路Bを搬送される。搬送経路Bでは、原稿Dは反転されて搬送経路Aに合流し、シートスルー用コンタクトガラス200上を搬送されつつ裏面画像Gの読み取りが行われる。この場合、読み取りは、D2からD1方向へなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平8−332768号公報に記載されているような転写胴を用いた両面同時印刷により図8に示すような印刷物(表裏の画像位置が原稿と同一)を得る場合、版胴に巻装されるマスタの表面側から見た画像、すなわちマスタの樹脂フィルム側から見た画像の展開図は、図9に示す状態となる。符号204は版胴の外周面に設けられてマスタ202の先端部を挟持するクランパを示している。印刷物のハッチング部はいわゆる綴じ代部を示している。
但し、表面画像Fのみを印刷用紙の最初の1枚(損紙)に転写した後、裏面画像Gを図示しない転写胴に転写し、以降、両面同時印刷を行うケースである。
【0006】
表面画像Fは印刷用紙にダイレクトで転写されるため、マスタ202上では鏡像となる。裏面画像Gは一旦転写胴に転写される工程が増えるので、鏡像の鏡像となり、結果としてマスタ202上では正像となる。すなわち上下を逆さまにすると裏面画像は「G」と読める。
ここで、特開2000−313548号公報に記載された原稿読取装置による読取開始端を対応させると、表面画像FではD1からD2方向となって、製版工程におけるマスタ102の搬送方向と一致し、読み取りと同時の製版が可能となる。すなわち、原稿読取装置により読み込まれたデジタル画像データ信号がサーマルヘッドへ送られ、その信号に基づいてマスタ202が穿孔製版される。
しかしながら、裏面画像GではD2からD1方向となってマスタ102の搬送方向とは逆方向となる。従って、読み取りと同時の製版ができないため、読取画像を一旦画像メモリに格納し、反対側から読み出してサーマルヘッドへ送信することが行われている。
【0007】
このため、高価な画像メモリ及び該画像メモリ内のデータを反対側から読み出す回路等が必要不可欠であるというコスト上の問題があるとともに、メモリ工程及び読み出し工程の存在によって、製版開始から印刷1枚目を刷り終わるまでの時間(FPT:ファーストプリントタイム)が長いという機能性上の問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、両面原稿の表裏画像いずれにおいても製版が同時にできる読み取りを行うことができ、画像メモリ不要による低コスト化、FPTの短縮化に寄与できる原稿読取装置、該原稿読取装置を備えた印刷装置の提供を、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、読取位置が固定された原稿読取手段と、原稿分離部を備え、原稿を搬送して該原稿読取手段の読取位置を通過させる正逆搬送可能な原稿搬送手段と、該原稿読取手段によって表面が読み取られた原稿を反転させる原稿反転手段とを有し、原稿裏面の読み取りを行う場合には、上記原稿反転手段により反転された原稿を、原稿表面の読み取り時とは逆方向に搬送しながら上記原稿読取手段により読み取り、原稿表面の読み取りを開始する原稿端と、原稿裏面の読み取りを開始する原稿端とを原稿の表裏で一致させる原稿読取装置であって、上記原稿反転手段が、表面が読み取られた原稿を逆方向に搬送して反転させ、表面読み取り時の搬送経路に合流させるスイッチバック方式であり、該反転時は上記原稿読取手段による読み取りは行わず、原稿が該原稿読取手段の読取位置を通過した後逆方向に搬送しながら上記原稿読取手段により読み取る、という構成を採っている。
【0010】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の原稿読取装置において、読み取りを行わずに上記原稿読取手段を通過させる搬送速度は、読み取り時の搬送速度よりも大きい、という構成を採っている。
【0011】
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の原稿読取装置において、裏面を読み取るために逆方向に搬送された原稿を、表面読み取り時の搬送経路における上記原稿分離部の上流側で該搬送経路から分岐させる分岐部を有している、という構成を採っている。
【0012】
請求項4記載の発明では、請求項記載の原稿読取装置において、上記分岐部の下流に、裏面の読み取りが終了した原稿の搬送方向先端部を収容する原稿収容部を有している、という構成を採っている。
【0013】
請求項5記載の発明では、請求項記載の原稿読取装置において、裏面の読み取りが終了して上記分岐部に案内された原稿を、表面読み取り時の搬送方向に上記原稿読取手段による読み取りを行うことなく搬送して所定の排紙トレイに排出する、という構成を採っている。
【0014】
請求項6記載の発明では、請求項記載の原稿読取装置において、読み取りを行わずに上記原稿読取手段を通過させる搬送速度は、読み取り時の搬送速度よりも大きい、という構成を採っている。
【0015】
請求項7記載の発明では、原稿読取装置と、該原稿読取装置による読み取り情報に基づいて表面画像と該表面画像に対して鏡像である裏面画像が製版された1つの印刷用版が巻装される版胴と、該版胴と同期して回転しその直径が該版胴の整数分の1であり且つ上記裏面画像を転写される転写胴とを有し、該版胴と転写胴の間に印刷用紙を通すことにより該印刷用紙の表面と裏面に同時に印刷する印刷装置において、上記原稿読取装置が、請求項1乃至6のうちの一つに記載のものである、という構成を採っている。
【0016】
請求項8記載の発明では、原稿読取装置と、該原稿読取装置による読取情報に基づいて表面画像が製版された印刷用版が巻装される版胴と、該版胴に対向して設けられ裏面画像が製版された印刷用版が巻装される版胴とを有し、該版胴同士間に印刷用紙を通すことにより該印刷用紙の表面と裏面に同時に印刷する印刷装置において、上記原稿読取装置が、請求項1乃至6のうちの一つに記載のものである、という構成を採っている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて印刷装置としての孔版印刷装置100の概要構成を説明する。孔版印刷装置100は、装置本体部102と、該装置本体部102の上部に設けられた原稿読取装置104を有している。原稿読取装置104は、自動原稿搬送部(ADF)104Aと、原稿読取手段104Bを有している。
装置本体部102は、外周面に製版済みのマスタが巻装される多孔性の版胴105と、該版胴105に対して接離自在に設けられた転写胴としてのプレスローラ106と、版胴105上の使用済みのマスタを剥離する排版手段107と、図示しない加熱手段としてのサーマルヘッドを備え、原稿読取装置104の読取情報に基づいてマスタを製版して版胴105に給版する製版・給版手段108と、版胴105とプレスローラ106間の転写部位に印刷用紙Pを給紙する給紙手段109と、印刷済みの印刷用紙Pを排出する排紙搬送手段110と、排紙台111等を有している。
【0024】
版胴105の内部には、インキ供給手段112が設けられている。インキ供給手段112は、版胴105を回転自在に支持する回転軸としてのインキ供給パイプ112aと、インキローラ112bと、該インキローラ112bとの間にインキ溜まり112cを形成するとともに、該インキ溜まり112cからインキローラ112bに供給されるインキの層厚みを一定にするドクターローラ112d等を有している。インキ供給パイプ112aから供給されたインキは、インキローラ112bにより版胴105の内周面に供給される。
【0025】
給紙手段109は、印刷用紙Pが積載収容される昇降可能な給紙台113と、積載された印刷用紙Pを最上のものから順に1枚ずつ分離して給紙する給紙コロ114、分離コロ115及び分離パッド116と、レジストローラ対117等を有している。給紙台113から1枚に分離されて送り出された印刷用紙Pは、レジストローラ対117で一旦停止されて斜めずれを修正された後、版胴105上の画像の先端と搬送方向の所定位置とが一致するタイミングで該レジストローラ対117により転写部位へ送られる。
レジストローラ対117による送りタイミングに同期してプレスローラ106が上昇し、印刷用紙Pを版胴105に押圧する。この押圧動作により、版胴105の内周面に供給されたインキが版胴105の孔部及びマスタの穿孔部を通って滲み出し、インキ画像が印刷用紙Pに転写される。
【0026】
本実施形態では原稿の表面画像が印刷用紙Pにダイレクトで転写され、裏面画像はプレスローラ106に一旦転写された後印刷用紙Pに転写される(後述)。
インキ画像を転写された印刷用紙Pは、図示しない分離爪やエアーナイフ等の分離手段により版胴105の表面から分離され、排紙搬送手段110により搬送される。排紙搬送手段110は、多孔性の搬送ベルト上に空気流の作用で印刷用紙Pを吸着して搬送する周知の構成を有している。排紙搬送手段110により搬送された印刷用紙Pは、排紙台111に排出・スタックされる。
【0027】
図2に示すように、版胴105の外周面にはクランパ119が設けられており、製版・給版手段108から供給される製版済みのマスタ118は該クランパ119によって先端部を挟持されながら版胴105の回転に伴って該版胴105の外周面に巻装される(図1では省略)。
プレスローラ106の直径は版胴105の直径の1/2(整数分の1)であり、マスタ118の巻装方向前半部には後述する原稿の表面画像が製版され、後半部には原稿の裏面画像が製版されている。
プレスローラ106の下側には、プレスローラ106に転写された裏面画像を清掃するクリーニング手段120が設けられている。
【0028】
自動原稿搬送部104Aは、図3に示すように、ベルト状の給紙部材6と分離部材7等を有する給紙部70と、搬送ローラ対8(8aは従動ローラ)等を有する搬送部80と、排紙ローラ12等を有する排紙部90を備えている。
印刷スタート信号が出されると、底板4が二点鎖線で示す所定位置(原稿上面が呼び出しコロ5に当接する位置)まで上昇し、呼び出しコロ5が回転駆動されて原稿トレイ2に収容された原稿Dが給紙される。
給紙された原稿Dは、給紙部材6と分離部材7により1枚に分離され、搬送ローラ対8により搬送路R1を読取位置Eへ向けて搬送される。原稿Dは原稿トレイ2上にセットされた状態から搬送路R1で反転されて読取位置Eに達する。
【0029】
読取位置Eの手前にはレジストセンサ9が設けられている。レジストセンサ9は、中間搬送ローラ対11(11aは従動ローラ)により搬送された原稿Dを検知する光学式反射型センサであって、原稿読取部104Bのシートスルー用コンタクトガラス121上に原稿Dを停止させるためのタイミングセンサとして用いられるとともに、ジャム検知用センサ及び原稿長さ検知用センサを兼ねている。
読取位置Eで搬送されながら画像を読み取られた原稿Dは、中間搬送ローラ対11により搬送路R2を搬送されるとともに、搬送ローラ対12(12aは従動ローラ)で搬送される。
片面読取モードの場合には、切換爪14が実線で示す位置にある状態で、原稿Dは搬送ローラ対12(12a)を排紙ローラとして排紙トレイ15に排出される。
【0030】
搬送ローラ対12の手前には排紙センサ13が設けられている。該排紙センサ13は、搬送路R2を搬送された原稿Dを検知し、原稿反転時及び両面読取後の排出時の切換爪14の変更タイミングのトリガとして使用される。
両面読取モードの場合には、片面を読み取られた原稿Dは切換爪14が二点鎖線で示す位置にある状態で搬送ローラ対12及び反転ローラ対16(16aは従動ローラ)により搬送路R3を搬送されて中間トレイ17へ一旦排出される。
反転ローラ対16の下流近傍には反転センサ18が設けられている。反転センサ18は、中間トレイ17へ排出された原稿Dを検知し、原稿反転時及び両面読取後の排出時の切換爪14の変更タイミングのトリガとして使用される。
中間トレイ17へ排出された原稿Dは、反転ローラ対16の逆転によりスイッチバックされ、切換爪14が実線で示す位置にある状態で搬送路R3を搬送され、搬送ローラ対12(12bは従動ローラ)のニップ部に先端を突き当てられる。ここで斜めずれを修正された後、反転ローラ対16、搬送ローラ対12により搬送路R4を搬送され、表面読取時の搬送路R1に合流する。
【0031】
搬送ローラ対8、搬送路R1、中間搬送ローラ対11、搬送路R2、搬送ローラ対12等により原稿搬送手段が構成され、切換爪14、反転ローラ対16、搬送路R3、搬送路R4等により原稿反転手段が構成されている。
【0032】
原稿読取手段104Bは、シートスルー用コンタクトガラス121、光源としての照明ランプ122、第1ミラー123、第2ミラー124、第3ミラー125、CCDセンサ126、レンズ127、原稿を載置して読み取る場合に使用される原稿台としてのコンタクトガラス128等を有している(図1では省略)。
原稿Dが読取位置Eを通過する際に、照明ランプ122により照明されてその反射光像が第1ミラー123、第2ミラー124、第3ミラー125を介してレンズ127によりCCDセンサ126上に結像される。CCDセンサ126は結像された原稿の反射光像を光電変換してアナログ信号を出力し、原稿Dの読み取りが行われる。CCDセンサ126からのアナログ信号は、アナログ/デジタル変換器によりデジタル画像に変換され、種々の画像処理(2値化、多値化、階調処理、変倍処理、編集処理など)が施される。
【0033】
自動原稿搬送部104Aを使用せずに読取を行う場合には、自動原稿搬送部104Aが二点鎖線で示すように上方(c方向)に回動され、コンタクトガラス128上に原稿がセットされる。自動原稿搬送部104Aを下ろすと、セットされた原稿は自動原稿搬送部104Aの下面に設けられた図示しない原稿押え板により押えられる。
照明ランプ122及び第1ミラー123が図示しない駆動系により駆動され、図中右方向への移動を開始する。また、図示しない駆動系によって第2ミラー124及び第3ミラー125が駆動されて第1ミラー123の1/2の速度で同方向への移動を開始する。照明ランプ122、第1ミラー123、第2ミラー124、第3ミラー125、レンズ127、CCDセンサ126、コンタクトガラス128等により走査手段が構成される。
【0034】
次に、本実施形態における両面原稿の読取動作を図1及び図4に基づいて説明する。
図示しない製版スタートキーが押下されると、原稿読取装置104による原稿の読取動作が開始される。原稿トレイ2に原稿表面が上向きとなるようにセットされた原稿Dは、給紙部70により1枚に分離されて給紙され、搬送ローラ対8により搬送されながら読取位置Eを通過する。これにより原稿Dの表面画像Fが原稿読取手段104Bにより読み取られる。表面画像Fの読取方向は、図4(a)に示すように、搬送方向先端D1から後端D2へ向けてなされる。この読取は、マスタ118の製版における搬送方向と一致するので、該読取動作と同時に該読取情報に基づいて製版・給版手段108の図示しないサーマルヘッドが駆動され、製版がなされる。
【0035】
表面画像Fの読取が終了した原稿Dは、切換爪14が二点鎖線で示す位置にある状態で中間トレイ17へ排出される。次に、切換爪14が実線で示す位置にある状態で中間トレイ17から原稿Dのスイッチバック搬送がなされ、原稿Dは搬送路R4を経て搬送路R1に合流する。原稿Dは搬送路R1で反転され、裏面画像Gを下向きにして読取位置Eを通過する。
ここで、従来では裏面画像Gの読取がなされるが、読取方向が図9で示したのと同じになるので本実施形態ではここでは裏面画像Gの読取はせず、空搬送する。この空搬送では、原稿読取もマスタ118への書き込みも行われないので、通常の読取搬送速度より十分速い速度で搬送される。従って、空搬送による無駄な時間を極力少なくすることができる。
【0036】
原稿Dの先端側は切換爪14の位置により、排紙トレイ15又は中間トレイ17に到達する。どちらに切り換えてもよいが、排紙トレイ15上には既に排出されている原稿が積載されている可能性があるので、中間トレイ17側に切り換えるのが望ましい。
原稿Dの先端部が中間トレイ17に収容され、原稿Dの後端が排紙センサ13により検知された時に搬送ローラ対8,11,12が停止される。次にこれらの搬送ローラ対8,11,12が逆回転される。従って、原稿Dは表面画像Fの読取時とは逆方向に搬送されながら読取位置Eを通過する。ここで、裏面画像Gの読取がなされる。
【0037】
従来の裏面画像の読取に対して逆搬送での読取となるので、図4(b)に示すように、裏面画像Gの読取方向はD1からD2に向けてなされ、読取開始端が表面画像Fの場合と一致する。
裏面画像Gは逆行しつつ読み取る結果、鏡像の画像データとなる。前述のように裏面画像Gはプレスローラ106に転写され、印刷されるので、表面画像Fとは互いに鏡像の関係になっており、鏡像処理回路は不要となる。
この裏面画像Gの読取は、マスタ118の製版における搬送方向と一致するので、該読取動作と同時に該読取情報に基づいて製版・給版手段108の図示しないサーマルヘッドが駆動され、製版がなされる。
【0038】
裏面画像Gの読取における原稿Dの先端部は搬送路R1を逆行するため、そのままでは先端部が給紙部材6や分離部材7からなる原稿分離部に突き当たり、ジャムとなる。
これを回避するため、本実施形態では、図1に示すように、原稿分離部の上流側で搬送路R1から分岐させる分岐部としての且つ原稿貯留手段としての分岐路130を有している。搬送路R1の曲率と、原稿Dのコシにより逆行時には原稿Dの先端部は原稿分離部の方向に進まず、分岐路130に案内されて自動原稿搬送部104Aの筐体外に一時的にストックされる。
このような分岐案内が確実になされるように、分岐路130の角度が設定されている。勿論、切換爪14等を用いた機構により切り換える構成としてもよい。
また、原稿Dの先端部が自動原稿搬送部104Aの筐体外部に垂れ下がって外観が損なわれるのを防止するために、分岐路130に、自動原稿搬送部104Aの筐体外面に沿って原稿Dの先端部を収容する原稿収容部を連設してもよい。
【0039】
原稿Dの裏面画像Gの読取が終わったら、搬送ローラ対8,11,12を正転させ、切換爪14を排紙トレイ15に案内するように切り換えて早送りで原稿Dを搬送して排紙トレイ15に排出する。この早送りは通常の読取搬送速度より十分速い速度でなされる。従って、空搬送による無駄な時間を極力少なくすることができる。以上の工程で両面原稿Dの表面、裏面の読取が完了する。
【0040】
製版が終了すると、マスタ118が版胴105の外周面に巻装される。図2に示すように、マスタ118の巻装方向前半部には表面画像Fが製版され、後半部には裏面画像Gが製版されている。
表面画像Fの先端と搬送方向の所定位置とが一致するタイミングで1枚目の印刷用紙Pが給紙される。印刷用紙Pの搬送方向の長さは、最大印刷長さの約1/2の長さとなっている。例えば、最大サイズのA3の用紙に対してA4サイズである。1枚目の印刷用紙Pには表面画像Fのみが転写される。最初の1枚目はいわゆる損紙となる。版胴105の回転に伴って、裏面画像Gはプレスローラ106に転写される。
2枚目以降の印刷用紙Pでは、印刷用紙Pの表裏にそれぞれ表面画像Fと裏面画像Gが同時に転写され、両面同時印刷がなされる。所定枚数の印刷がなされると、プレスローラ106上の裏面画像Gはクリーニング手段120により清掃される。
【0041】
自動原稿搬送部104Aを使用しない場合には、上述のようにコンタクトガラス128上に原稿がセットされるが、原稿裏面読取時は、原稿表面と反対側の原稿端(表面と同じ側の原稿端)の位置が図示しない原稿端検知センサにより検知される。該検知情報に基づいて照明ランプ122及び第1ミラー123等の走査手段が移動し、原稿表面とは逆方向に移動しつつ原稿読取を行う。原稿端の検知は、設定された印刷用紙Pのサイズ情報に基づいて行ってもよい。
【0042】
次に、図5に基づいて第2の実施形態を説明する。なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示し、既にした構成上及び機能上の説明は特に必要がない限り省略する。また、要部のみ説明する。
本実施形態では、上記実施形態で示した切換爪14、中間トレイ17、搬送路R4等は有していない。ローラ11と131との間に搬送ベルト132が掛け渡され、搬送ベルト132の下流には反転ローラ133が設けられている。反転ローラ133の周囲には、複数の従動ローラ134が設けられている。搬送ベルト132、反転ローラ133等により原稿反転手段が構成されている。
表面画像Fの読取を終了した原稿Dは、搬送ベルト132で搬送され、反転ローラ133で反転される。反転された原稿Dは逆転する搬送ベルト132で読取位置Eへ逆搬送され、裏面画像Gを読み取られる。反転ローラ133の搬送力は搬送ベルト132の搬送力より大きく設定されている。このため、反転時、搬送ベルト132に原稿Dの後端側がまだ残っているような原稿サイズであっても、原稿Dの前半部分は反転ローラ133の搬送力を受け、搬送ベルト132が逆転しても引き戻されることはない。いわゆるすれ違い方式の原稿反転手段となっている。
【0043】
本実施形態においても、裏面画像Gの読取開始端は、表面画像Fの場合と一致する。
裏面画像Gの読取が完了したら、原稿Dは再度順方向(反転ローラ方向)へ早送りで搬送され、反転ローラ133の近傍に設けられた切換爪135により案内されて排紙トレイ15に排出される。図5において、符号137はコンタクトガラス128を使用する場合の原稿押え板を示す。
【0044】
次に、図6に基づいて第3の実施形態を説明する。
本実施形態では、2つの版胴138,139が対向配置され、これらの間に印刷用紙Pを通して両面同時印刷を行う構成となっている。版胴138側において、符号140はクランパを、141はインキ供給手段を、142は製版・給版手段を、143は排版手段を、144は分離爪を示している。
版胴139側において、符号145はクランパを、146はインキ供給手段を、147は製版・給版手段を、148は排版手段を、149は分離爪を示している。インキ供給手段141,146の構成は第1の実施形態におけるインキ供給手段112に対応している。符号146eはインキ供給パイプを示す。
【0045】
図示しないが上述した原稿読取装置による原稿の読み取りがなされ、表面画像Fの読取情報に基づいて読取と同時に製版・給版手段142により製版がなされる。表面画像Fを製版されたマスタ150は版胴138の外周面に巻装される。裏面画像Gの読取情報に基づいて読取と同時に製版・給版手段147により製版がなされる。裏面画像Gを製版されたマスタ151は版胴139の外周面に巻装される。本実施形態では、マスタ150の表面画像Fに対してマスタ151には鏡像の裏面画像Gが製版される。
【0046】
図示しない給紙手段より給紙された印刷用紙Pは、レジストローラ対152で一旦停止され、斜めずれを修正された後、該レジストローラ対152により所定のタイミングで転写部位(版胴間)へ送られる。このタイミングに同期して版胴139の外周面がインキローラ146b等を含む周知の押圧手段により版胴138へ押圧され、印刷用紙Pの表裏面にそれぞれの画像が転写される。
画像を転写された印刷用紙Pは、分離爪144,149により各版胴138,139から分離され、排紙ローラ対153により図示しない排紙トレイに排出される。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、原稿表面の読み取りを開始する原稿端と、原稿裏面の読み取りを開始する原稿端を原稿の表裏で一致させて読み取りを行うこととしたので、鏡像反転回路を不要にでき、より一層の低コスト化を実現できる。
裏面画像を製版するときもマスタに対する製版開始位置と原稿に対する読取開始位置が一致するため、読取と同時に製版を行うことができる。従って、裏面画像の画像データを一旦蓄積するための画像メモリが不要となり、低コスト化を実現できる。また、画像メモリに一旦蓄積して反対側から読み出す工程が不要となるので、製版開始から1枚目の印刷が終わるまでの時間を短縮することができる。
請求項2、6記載の発明によれば、空搬送による時間的無駄を極力少なくすることができる。
請求項3記載の発明によれば、逆搬送による用紙ジャムを防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、原稿が装置外部に垂れ下がって外観が損なわれたりすることを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、裏面読み取り終了後の印刷用紙を新たな排紙トレイを設けることなく収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における印刷装置としての孔版印刷装置の概要正面図である。
【図2】版胴周辺の概要正面図である。
【図3】原稿読取装置を分かりやすく説明するための分解概要正面図である。
【図4】原稿に対する読み取り方向を示す図である。
【図5】第2の実施形態における要部概要正面図である。
【図6】第3の実施形態における要部概要正面図である。
【図7】従来における両面原稿の読取動作を示す工程図である。
【図8】印刷物の画像位置と綴じ代部の関係を示す図である。
【図9】マスタにおける表面画像と裏面画像の位置関係を示す展開図である。
【符号の説明】
104B 原稿読取手段
105,138,139 版胴
106 転写胴としてのプレスローラ
130 分岐部としての分岐路
P 印刷用紙

Claims (8)

  1. 読取位置が固定された原稿読取手段と、原稿分離部を備え、原稿を搬送して該原稿読取手段の読取位置を通過させる正逆搬送可能な原稿搬送手段と、該原稿読取手段によって表面が読み取られた原稿を反転させる原稿反転手段とを有し、原稿裏面の読み取りを行う場合には、上記原稿反転手段により反転された原稿を、原稿表面の読み取り時とは逆方向に搬送しながら上記原稿読取手段により読み取り、原稿表面の読み取りを開始する原稿端と、原稿裏面の読み取りを開始する原稿端とを原稿の表裏で一致させる原稿読取装置であって、
    上記原稿反転手段が、表面が読み取られた原稿を逆方向に搬送して反転させ、表面読み取り時の搬送経路に合流させるスイッチバック方式であり、該反転時は上記原稿読取手段による読み取りは行わず、原稿が該原稿読取手段の読取位置を通過した後逆方向に搬送しながら上記原稿読取手段により読み取ることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 請求項1記載の原稿読取装置において、
    読み取りを行わずに上記原稿読取手段を通過させる搬送速度は、読み取り時の搬送速度よりも大きいことを特徴とする原稿読取装置。
  3. 請求項1又は2記載の原稿読取装置において、
    裏面を読み取るために逆方向に搬送された原稿を、表面読み取り時の搬送経路における上記原稿分離部の上流側で該搬送経路から分岐させる分岐部を有していることを特徴とする原稿読取装置。
  4. 請求項記載の原稿読取装置において、
    上記分岐部の下流に、裏面の読み取りが終了した原稿の搬送方向先端部を収容する原稿収容部を有していることを特徴とする原稿読取装置。
  5. 請求項記載の原稿読取装置において、
    裏面の読み取りが終了して上記分岐部に案内された原稿を、表面読み取り時の搬送方向に上記原稿読取手段による読み取りを行うことなく搬送して所定の排紙トレイに排出することを特徴とする原稿読取装置。
  6. 請求項記載の原稿読取装置において、
    読み取りを行わずに上記原稿読取手段を通過させる搬送速度は、読み取り時の搬送速度よりも大きいことを特徴とする原稿読取装置。
  7. 原稿読取装置と、該原稿読取装置による読み取り情報に基づいて表面画像と該表面画像に対して鏡像である裏面画像が製版された1つの印刷用版が巻装される版胴と、該版胴と同期して回転しその直径が該版胴の整数分の1であり且つ上記裏面画像を転写される転写胴とを有し、該版胴と転写胴の間に印刷用紙を通すことにより該印刷用紙の表面と裏面に同時に印刷する印刷装置において、
    上記原稿読取装置が、請求項1乃至6のうちの一つに記載のものであることを特徴とする印刷装置
  8. 原稿読取装置と、該原稿読取装置による読取情報に基づいて表面画像が製版された印刷用版が巻装される版胴と、該版胴に対向して設けられ裏面画像が製版された印刷用版が巻装される版胴とを有し、該版胴同士間に印刷用紙を通すことにより該印刷用紙の表面と裏面に同時に印刷する印刷装置において、
    上記原稿読取装置が、請求項1乃至6のうちの一つに記載のものであることを特徴とする印刷装置。
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