JPH02198471A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH02198471A
JPH02198471A JP1017874A JP1787489A JPH02198471A JP H02198471 A JPH02198471 A JP H02198471A JP 1017874 A JP1017874 A JP 1017874A JP 1787489 A JP1787489 A JP 1787489A JP H02198471 A JPH02198471 A JP H02198471A
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JP
Japan
Prior art keywords
exposure
document
original
reading area
exposure means
Prior art date
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Pending
Application number
JP1017874A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Fujiwara
勝良 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Priority to US07/469,319 priority patent/US5055880A/en
Publication of JPH02198471A publication Critical patent/JPH02198471A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/62Holders for the original
    • G03B27/6207Holders for the original in copying cameras
    • G03B27/625Apparatus which relate to the handling of originals, e.g. presence detectors, inverters
    • G03B27/6257Arrangements for moving an original once or repeatedly to or through an exposure station

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、静電式複写機に関し、特に詳しくは、原稿が
固定され、原稿像を光学的に読取る露光手段を走査させ
て原稿像を読取る第1露光態様と、たとえば循環式自動
原稿供給装置(RDH)を備え前記露光手段が固定され
、読取られるべき原稿を搬送して原稿像を読取る第2露
光態様を有する複写機に関する。
従来の技術 静電式複写機では複数枚の原稿の複写を行う場合に、操
作者が原稿台に原稿を1枚ずつ載置する手間を軽減する
ために、いわゆる循環式自動原稿供給袋fi(RDH)
が備えられる場合がある。前記原稿供給装置は静電式複
写機本体の複写動作に同期して複数枚の原稿を順次的に
搬送し、複写機本体と協働して、たとえば両面に複写す
べき原稿像を有する両面原稿を記録紙の両面に複写する
などの機能を実現している。
前記原稿供給装置が備えられる静電式複写機は、少なく
とも2種類の露光動作態様を有している。
すなわち第1露光態様では、第1読取領域である原稿台
上に複写すべき原稿像が対向するように原稿が載置され
、前記原稿台の下方側(静電式複写機本体の内方側)に
配置される、ハロゲンランプなどの露光ランプや反射鏡
などを含む露光手段が定速度で走行され、前記原稿像が
光学的走査によって読取られる。一方、第2露光態様で
は、前記原稿供給装置によって原稿が1枚ずつ、たとえ
ば直円筒状の搬送手段に巻回されて搬送され、前記搬送
手段の近傍であって予め定められる第2読取領域に前記
露光手段が停止されて、搬送されてきた原稿の原稿像が
光学的に走査されて読取られる。
前記第1読取領域と第2読取領域とは複写機の上部に一
定の間隔を介して配置される。
露光手段の露光ランプからの光は原稿の読取られるべき
原稿像に導かれ、前記原稿像に対応して選択的に吸収さ
れる。原稿像からの反射光は複数の反射鏡およびズーム
レンズなどを介して直円筒状の感光体表面に導かれる。
この感光体に関連して主コロナ放電器、現像装置、転写
用コロナ放電器、クリーニング装置などが配設される。
感光体表面は前記主コロナ放電器によって一様に帯電さ
れ、その後露光手段からの光によって選択的に除電され
、前記読取られた原稿の原稿像に対応する静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像装置によってトナー像に
顕像化される。トナー像は、転写用コロナ放電器の働き
によって記録紙上へ転写され、この転写用コロナ放電器
よりも記録紙の搬送方向下流側に設けられる定着装置に
よって記録紙上に加熱定着される。またトナー像の転写
後の感光体表面に残留するトナーは、クリーニング装置
によって除去される。
前記第1露光態様においては、露光手段の走行と感光体
周辺の複写工程部の動作とが同期関係を有するように制
御され、また前記第2露光態様においては、前記循環式
自動原稿供給装置における原稿の搬送動作と感光体周辺
の複写工程部の動作とが同期関係を有するように制御さ
れる。上述のようにして、いずれの態様においても記録
紙上に良好な複写像を形成することができる。
上述のような静電式複写機において、前記2種類の露光
態様は操作者によってそれぞれ選択される。通常、複写
機が前記各露光態様の選択入力を待機している際におい
ては、前記露光手段は前記第2露光態様における露光手
段の停止位置において待機している。その後、第2露光
態様が選択される場合には、露光手段は所定の停止位置
にすでに設定されているので、前記第2露光態様の複写
動作が開始する。
一方、第1露光碧様が選択される場合には、前記第2露
光態様の停止位置において停止していた露光手段は、第
1露光態様の複写動作が行われる第1読取領域への移動
走行が開始する。走行開始後、露光ランプの光量が所定
のレベルまで立上げられるとともに、第1読取領域に到
達する直前までに所定の走査速度に立上げられ、第1読
取領域へ進入する。その後、露光手段が第1読取領域を
通過し読取られるべき原稿の原稿像を光学的に走査した
後、露光手段の走行方向は反転し、再度前記第2露光態
様の停止位置へ帰還するように構成されている。すなわ
ち、第1露光態様において、露光手段の第1読取領域へ
の走査開始位置および走査終了位置はともに前記第2露
光態様の露光手段の停止位置である。
発明が解決しようとする課題 従来、前記第1読取領域へ読取られるべき原稿を載置し
、その原稿に対して複数回複写動作を行う場合の前記露
光手段の移動範囲は、単一複写動作を行う場合の露光手
段の移動範囲と相異しない。
したがって、前記複数回複写動作を行う場合には、1回
毎に前記第2露光態様の停止位置から走査を開始し前記
停止位置へ帰還する露光手段の走行動作が繰返して行わ
れる。
しかし、前記複数回の複写動作を行う場合、光学的走査
を終了した露光手段が再度走査開始位置と同一位置であ
る走査終了位置まで帰還しなければ続いて行われるべき
光学的走査を開始することができない構成であれば、第
1の光学的走査を終了後に続いて第2の光学的走査を行
うまでに多大な時間を必要とし、複写動作速度の向上性
が抑制される。特に、前記走査開始位置く走査終了位置
)と原稿か載置される第1読取領域との間隔が比較的大
きい場合程、前記時間を必要とする。
本発明の目的は、上述の問題点を解決するためのもので
あり、容易な構成によって複写動作に要する時間を格段
に短縮することができる複写機を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、原稿像を光学的走査によって読取る複写機に
おいて、 原稿が固定され、原稿像を光学的に読取る露光手段を走
査させて原稿像が読取られる第1読取領域と、前記露光
手段が固定され、読取られるべき原稿が走行して走査さ
れる第2読取領域とが定められ、 第2読取領域に対応する露光手段の固定位置は、該露光
手段の第1読取領域への走査開始位置に選ばれ、 露光手段が前記第1読取領域の走査を終了した走査終了
位置は、前記露光手段の走査開始位置と第1読取領域と
の間に選ばれることを特徴とする複写機である。
作  用 本発明によれば、原稿像を光学的走査によって読取る複
写機には、原稿が固定され、原稿像を光学的に読取る露
光手段を走査させて原稿像が読取られる第1読取領域と
、前記露光手段が固定され読取られるべき原稿が走行し
て走査される第2読取領域とが定められている。前記第
2読取領域に対応する露光手段の固定位置は、前記第1
読取領域で固定される原稿の原稿像を光学的に走査する
前記露光手段の第1読取領域への走査開始位置である。
前記第1読取領域上での光学的走査が行われた露光手段
が走査を終了したものと判断される走査終了位置は、前
記露光手段の走査開始位置と第1読取領域との間に選ば
れる。
したがって、第1読取領域へ固定される原稿の原稿像を
複数回走査する場合において、第1の光学的走査を終了
した露光手段は、走査開始位置まで帰還する必要がなく
、前述のように選ばれた走査終了位置から第2の光学的
走査を行うことができるので、複数回の複写動作に必要
とする時間を格段と短縮することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例である転写形静電式複写Il
lの簡略化した構成を示す断面図である。
転写形静電式複写機(以下「複写機」と言う。)1で機
体2の上部には、硬質ガラスなどから成る第1透明板3
が配置されている。前記第1透明板3は本などの厚手の
原稿が載置される原稿台であり、前記原稿の読取られる
べき原稿像が機体2の内方側へ向けて第1透明板3上へ
載置され、後述のように露光手段4が光学的走査を行う
第1読取領域5のために設けられている。前記第1透明
板3の上部には、載置される原稿の原稿像を外来光など
から覆い、前記原稿を押圧するための押圧板6が変位自
在に配設される。
また機体2の上部で押圧板6と近接する位置には、シー
ト状の原稿を1枚ずつ読取領域へ搬送し、読取り露光動
作を行わせるために、前記シート状の原稿を順次的に供
給する循環式自動原稿供給装置(以下rRDH,と言う
。)7が、複写機1の機体2に対して回転軸8のまわり
に回転自在に取付けられている。
また、機体2の上部て第1透明板6と同一平面上には、
第2透明板9および第3透明板10が配置されている。
第2透明板9は、後述するRDH7内に設けられる原稿
の搬送手段である直円筒状の第1支持筒11の下方に配
置される。この第2透明板9の機体内方側は、付近に露
光手段4が設置され前記第1支持筒11へ搬送されてき
た原稿の一方の表面を読取る第2読取領域12である。
また第3透明板10は同様に前記RDH7内の搬送手段
である直円筒状の第2支持筒13の下方に配置される。
第3透明板10の機体内方側は、付近に露光手段4が配
置され前記第2支持筒13へ搬送されてきた原稿の他方
の表面を読取る第3読取領域14である。
複写機1における複写動作は、後述のように操作者によ
って選択され、原稿台である第1透明板3上に原稿を載
置し、露光手段4を走行走査し、一 原稿像を光学的に読取る第1露光態様、もしくはRDH
7を用いて、後述のように各読取領域1214のいずれ
かへ露光手段4を設置し、各支持筒11.13によって
搬送されてきた原稿の原稿像を光学的に読取る第2露光
態様が選択される。
第2図はRDH7の簡略化した構成を示す断面図である
。第2図を参照して、RD I−17内におけるシート
状原稿りの搬送動作を説明する。
シート状の原稿りを複写するためには、RD H7内の
原稿収納部22へ前記原稿りは積重して収納される。原
稿収納部22へ積重して収納された原稿りは、モータM
1によって矢符23の方向に回転駆動されている給紙ロ
ーラ24によって最上部の原稿Daから1枚ずつ給紙さ
れ、さばきローラ25へ導かれる。給紙された原稿りは
、さばきローラ25において同一方向に回転する上ロー
ラ26と下ローラ27との協働によって、確実に1枚ず
つ搬送経路28へ搬送される。
搬送経路28には、対を成ず4組の搬送ローラ29〜3
2が設けられている。モータM2が、たとえば搬送ロー
ラ30を回転駆動することによって、他の3組の搬送ロ
ーラ29,31.32も連動して回転駆動する。この搬
送ローラ29〜32の回転によって、原稿りは矢符33
の方向に搬送される。また搬送経路28には、原稿りの
搬送位置を検出する検出素子SL、S2が、たとえば光
検出素子などによって設けられている。
搬送経路28の出口部であり、第1支持筒11の近傍に
は対を成すレジストローラ34が設けられる。このレジ
ストローラ34には、図示していない駆動軸にクラッチ
CLTIを介して動力伝達手段が連結されており、その
クラッチCLTIのオン/オフ制御によってレジストロ
ーラ34の回転/停止が制御される。このレジストロー
ラ34の駆動制御によって、原稿りの第1支持筒11へ
搬送するタイミングが制御される。この原稿りの搬送タ
イミングの制御は、機体2内における記録紙Pの感光体
20へ搬送するタイミングの制御と同期して行われる。
したがって後述のように原稿りの読取られた原稿像が感
光体20上に露光された後、その原稿像の顕像化された
トナー像が記録紙P上に転写するタイミングを図ること
ができる。
第1支持筒11には、たとえばその外周面に吸引孔が設
けられ、図示していない吸引手段が第1支持筒11内部
に接続されている。この吸引手段の吸引力によって搬送
されてきた原稿りを密着支持する。第1支持筒11は、
矢符35の方向にモータM3によって回転駆動されてお
り、第1支持筒11に密着支持された原稿りは、第1支
持筒11と従動ローラ36,37との間に挟圧されて、
第2読取領域12に備わる第2透明板9上を通過する。
通過する原稿りの一方の表面を読取るために、第2透明
板9の機体内方側の第1配置位置15a(第1図参照)
にハロゲンランプなどからなる露光ランプ38(第1図
参照)や反射鏡を含む露光手段4が設置される。前記露
光手段4の露光ランプ38から第2透透明板9に臨む原
稿りの一方の表面(第2図において原稿収納部22に積
重されている原稿りの上方面)に光が照射され読取り露
光動作が行われる。原稿りが第2透明板9上を通過する
際に、露光手段4が第1配置位置15aに配置していな
ければ、読取り露光動作は行われず、原稿りは単に通過
するのみである。
第2透明板9上において一方の表面が読取られた原稿り
は、第1支持筒11と従動ローラ39との間に挟圧され
、方向転換型40を通過する。方向転換型40の位置が
第2図の仮想線で示される位置に設けられると、原稿り
は第1支持筒11と従動ローラ41との間に挟圧され、
再度第2透明板9上を通過し、読取り露光動作が行われ
る。方向転換型40を第2図の実線で示される位置に切
換えると、原稿りは搬送経路42を介して原稿反転手段
43へと搬送される。この方向転換型40の切換えは、
ソレノイド5QL1の作動によって制御する。
原稿反転手段43は、検出素子S3、対を成す搬送ロー
ラ44,45、方向転換型46、搬送経路47、さらに
対を成す2組の正逆回転可能な搬送ローラ48,49を
含んで構成している。搬送経路42へ搬送されたきた原
稿りは、搬送ローラ44,45..48.49によって
原稿反転手段43における搬送経路47に搬送される。
原稿りが搬送経路47へ搬送される間、方向転換風46
は第2図の仮想線で示される位置に設定さiしている。
搬送経路42を搬送される原稿りの搬送方向上流端が検
出素子S3を通過すると、たとえばある定められた設定
時間が経過した後に原稿りの表面の表示方向を反転する
動作が開始する。すなわち原稿りを方向転換風46の設
定されている位置l\戻す方向に、搬送ローラ48,4
9がモータM4によって回転駆動され、さらに方向転換
風46を第2図の実線で示される位置に切換える。した
がって原稿りは方向転換風46の位置を通過して搬送経
路50へと搬送される。方向転換風46の切換えは、ソ
レノイド5QL2の作動によって制御する。
搬送経路50へ搬送されてきた原稿りは、搬送ローラ4
4と、この搬送ローラ44に当接/離間し、搬送ローラ
44の回転に従動して回転する搬送ローラ51とによっ
て挟圧され、第2支持筒13へ搬送される。搬送ローラ
51の搬送ローラ44に対する当接/離間制御は、ソレ
ノイド5OL3の作動によって制御する。搬送ローラ4
4,51を経た原稿りの搬送方向下流端が検出素子S4
によって検知されると、前述のレジストローラ34と同
様な手段によってレジストローラ52が制御され、原稿
りは第2支持筒13へと搬送される。
前記レジストローラ52には、図示していない駆動軸に
クラッチCLT2を介して動力伝達手段が連結されてお
り、そのクラッチCLT2のオン/オフ制御によってレ
ジストローラ52の回転/停止が制御される。
第2支持筒13は、第1支持筒11と同様な構成を有し
ており、前述された吸引手段などの吸引力によって搬送
されてきた原稿りを密着支持する。
第2支持筒13は矢符53の方向にモータM5によって
回転駆動されており、第2支持筒13に密着された原稿
りは、第2支持筒13と従動ローラ54.55との間に
挟圧されて第3読取領域に備わる第3透明板10上を通
過する。原稿反転手段43によって原稿の表示する表面
が反転しているので、第3透明板10に臨む原稿りの表
面は、まだ読取られていない他方の表面(第2図におい
て原稿収納部22に積重されている原稿りの下方面)で
ある。この他方の表面を読取るために、露光手段4を含
む光学系56(第1図参照)が移動され、露光手段4が
第3透明板10の機体内方側の第2配置位置15b(第
1図参照)に設置される。この露光手段4の露光ランプ
38から第3透明板10に臨む原稿りの他方の表面に光
が照射され、読取り露光動作が行われる。なお、第2配
置位置15bに露光手段4が配置されていない場合にお
いては、第3透明板10上を原稿りが搬送されても、読
取り露光動作は行われず、単に通過するのみである。
第3透明板10上において他方の表面が読取られた原稿
りは、第2支持筒13と従動ローラ57との間に挟圧さ
れ、方向転換風58の位置へ転送される。この方向転換
風58が第2図の仮想線で示される位置に設定されてい
ると、原稿りは第2支持筒13と従動ローラ59との間
に挟圧されて搬送され、再度第3透明板10上を通過し
、読取り露光動作が行われる。方向転換風58を第2図
の実線で示される位置に切換えると、原稿りは搬送経路
62へ搬送され、対を成す2組の搬送ローラ60,61
によって原稿収納手段63へ搬送される。この方向転換
風58はソレノイド5OL4の作動によって制御する。
原稿収納手段63は、主ローラ64.3つの従動ローラ
65〜67、前記4つのローラに張架される原稿収納用
無端状ヘルド68、さらに搬送されてきた原稿りをベル
ト68と挟圧して搬送する従動ローラ69を含んで構成
している。搬送経路62の出口近傍には搬送されてきた
原稿りの搬送方向下流端を検出する検出素子S5が設け
られており、この検出素子S5からの出力に応答してモ
ータM6が電力付勢/消勢される。すなわち、搬送経路
62を搬送されてきた原稿りの搬送方向下流端が検出素
子S5によって検知されると、主ロア −ラ64はモータM6によって回転駆動され、原稿収納
用ベルト68の矢符70の方向I\の搬送が開始する。
原稿りは原稿収納用ベルト68とそのベルト68に従動
して回転する従動ローラ69との間に挟圧されて搬送さ
れ、原稿収納部22に積重されている原稿りの最下部へ
挿入され収納される。
原稿りの搬送経路28の入口近傍側端部の下方側には、
原稿後端はね上げローラ71が設置され、原稿の後端部
下側をはね上げるようにして最下端部に原稿りを収納す
るための開口が確実に広げられるようにしている。前記
ヘルド68によって搬送される原稿りの搬送方向下流端
がたとえば側部揃え部材72に到達した時点で、前記モ
ータM6は停止される。
原稿収納部22には、収納された全ての原稿りの前記搬
送経路への一循環が終了したことを検出するための原稿
終了検出用作動部材73が設けられている。この作動部
材73は原稿りが原稿収納部22内に複写をずへく収納
される以前には、第2図において実線で示される最下端
位置にあり、その上に複写すべき原稿が載置され積重さ
れる。
前記第2読取領域12および第3読取領域14における
各原稿の表面の提示後の原稿りが、前記原稿収納手段に
おいて作動部材73の下方側に順次挿入されていくこと
によって該作動部材73は」1昇していく。したがって
、全ての原稿りの一循環が終了した後には、第2図にお
いて仮想線て示される最上位置に作動部材73は到達す
る。
作動部材73が最上位置に達したことは、検出素子S6
によって検出される。作動部材73が前記最上位に到達
すると、作動部材駆動用モータM7が電力付勢され、作
動部材73は360度回転されて収納されている原稿り
の最下端位置(第2図実線)に移動され、再設置される
。前記作動部材73の一循環によって、原稿収納部22
内I\収納された全ての原稿りの1回の読取り露光動作
が終了したこと、ずなわち1組分の複写動作が終了した
ことが判断され、所望の複数粗分の複写動作を行う際の
制御信号となる。
光学系56は、露光ランプ38および反射鏡86.87
を含む露光手段4と、反射鏡88.89と、ズームレン
ズ97と、さらに反射鏡98とを含んで構成される。後
述する各配置位置に露光手段4が配置され、読取り露光
動作が行われると、原稿像からの反射光は光学系56を
経て、後述する感光体20の結像領域102へ結像する
上述のように、RDH7を用いた第2露光態様によれば
、第2読取領域12において読取り露光動作が行われる
際には、露光手段4は第1配置位置15aに設定され、
また第3読取領域14において読取り露光動作が行われ
る際には、露光手段4は第2配置位置15bに設定され
る。一方、第1読取領域5において読取り露光動作が行
われる第1露光態様においては、第1透明板3上に載置
された原稿に対して、露光手段4が第1図に示されるよ
うに、第3配置位置15cから第4配置位置15dまて
の間を矢符A1の方向に定速走行し、露光手段4の露光
ランプ38の光によって原稿像の読取り露光動作を行う
複写機1が停止している場合やもしくは複写機1が前記
2種態様の操作者による選択を待機している場合には、
露光手段4はたとえば第1配置位置15aに設定されて
いる。複写動作として第2露光態様が選択されると、露
光手段4は前述したRDHT内における各読取領域への
原稿りの搬送と同期して、読取り露光動作が行われるべ
きいずれかの読取領域近傍の配置位置15a、15bへ
移動する。すなわち、第2読取領域12へ搬送される原
稿に対して読取り露光動作が行われる際には、露光手段
4は第1配置位置15aに設定され、また第3読取領域
14/\搬送される原稿に対して読取り露光動作が行わ
れる際には、露光手段4は第2配置位置15bに設定さ
れる。
一方、操作者によって第2露光態様の複写動作が選択さ
れると、第1配置位置15aに待機していた露光手段4
は後述する操作パネルにおける複写開始スイッチに伴い
矢符A1で示される移動方向への移動を開始する。すな
わち第1配置位置15aは第1露光態様における走査開
始位置である。
矢符A1への移動を開始した露光手段4は、第1透明板
3上に載置されている原稿の読取り露光動作が開始する
第3配置位置15cに到達するまでに、露光ランプ38
の光量を充分に立上げ、さらに読取り露光動作中の走査
速度まで立上げ、第1読取領域51\進入する。以後第
4配置位置15(lまで露光手段4が移動すると、露光
手段4は、旦停止し、続いて矢符A2で示される進行方
向l\の移動を開始する。このとき露光ランプ38は消
勢状態であり、露光手段4は第3配置位置15cと第1
配置位置15aとの間に設定される第5配置位置15e
まで帰還する。
第1透明板3上に載置された原稿に対して、1度の複写
のみで終了する場きには、前述のように第5配置位置1
5eまで帰還した露光手段4はそのまま矢符A2方向へ
の移動を続け、第1配置位置15aまで移動して停止し
、複写動作を終了する。一方、前記載置された原稿に対
して複数回複写動作を繰返す(すなわち同一の複写を複
数回繰返す)場合には、前述のように第5配置位置15
eまで移動してきた露光手段4は一時停止し、この第5
配置位置15eから続いて前述のように矢符A1方向へ
の移動を開始し、続く読取り露光動作が開始する。すな
わち第5配置位置15eが、第1露光態様での1度の読
取り露光動作における露光手段4の移動の走査終了位置
と考慮することができ、複数回読取り露光動作が繰返さ
れる際の終了/継続の判断位置と想定することができる
第5配置位置15eと第3配置位置15cとの間隔は、
少なくとも第3配置位置15cに露光手段4が到達した
際に、露光ランプ38の光量が充分に立上がっており、
さらに第1読取領域5を走行する走行速度に達している
ように選択される。
以下、前記露光手段4の移動を制御する構造について説
明する。第3図は光学系56の要所斜視図である。移動
手段80は、第1移動体81と第2移動体82と、その
各移動体81.82を支持する一対の案内棒83.84
と、さらに各移動体81.82を移動させるための移動
伝達部85とを含んで構成している。対を成す各移動体
8182において、第1移動体81には露光ランプ38
および反射鏡86.87 (第1図参照)が支持されて
いる。第2移動体82には、反射鏡88゜8つが支持さ
れている。一対の移動体81.82の両側部には挿通孔
が設けられており、その挿通孔にはお互いに案内棒83
.84がそれぞれ挿通されている。したがってこの移動
体81.82は、案内棒83.84の長さ方向に摺動自
在に移動可能である。
第1移動体81の側部には、ワイヤ固定片90が設けら
れており、ワイヤ91の一部が固定されている。このワ
イヤ91は、プーリ92と図示しないプーリとの間に張
架されており、さらにこのワイヤ91はプーリ93に巻
掛けられている。このプーリ93と直流モータM8の回
転軸とにはワイヤ94が張架されている。したがって直
流モータM8の正逆回転動力がプーリ93に伝わり、さ
らにワイヤ91が矢符95の方向およびその逆方向に移
動されることによって、第1移動体81が水平方向に移
動し、また第2移動体82は第1移動体81の1/2の
速度で移動する。
第1移動体81のワイヤ固定片90の側部には、連結片
96が設けられている。第1図に示される露光手段4の
第1配置位置15aの下部にはホトインタラプタなどか
ら成るホームポジション検出素子S7が設けられている
。検出素子S7に連結片96が差掛かり、ホトインタラ
プタ間の光を遮断すると、機体2内に内蔵されている処
理回路が、その検出素子S7からの信号を判断し、後述
のように直流モータM8の回転の移動/停止を制御し、
各移動体81.82の移動を制御する。
また前記露光手段4の第2配置位置15bの下部にも検
出素子S7と同様の検出素子S8が設けられており、後
述のように連結片96が差掛かることによって、第1移
動体81および第2移動体82の移動制御に必要な信号
を出力する。さらに図示していないが、前記第1読取領
域5の両端部となる第3配置位置15cおよび第4配置
位置15dの下部にも検出素子S7と同様な検出素子が
設けられており、第1読取領域5における読取り露光動
作の開始および終了に必要な信号を出力する。
第4図は連結片96とホームポジション検出素子S7.
S8との位置関係を示す図である。第4図に示される検
出素子S7.S8は、たとえばホトインタラプタなどが
ら成り、前記光学系56の移動手段80に備わる連結片
96が、第4図図面上において前記検出素子S7.S8
と交差しているときは、連結片96によって前記ホトイ
ンタラプタ間の光が遮断していることを示しており、前
記状態を検出素子S7、S8のオン状態とする。
第4図(1)は露光手段4が第1配置位置15aに配置
している際の連結片96の位置を示している、複写機1
が走査を停止している場合やもしくは後述のように操作
パネルにおける入力を待機している場合には、前述のよ
うに露光手段4は第1配置位置15aに設定されている
第4図(2)は露光手段4が第2配置位置15bに配置
している際の前記連結片96とホームポジション検出素
子S7.S8との関係を示す図である。複写動作が前記
第2露光態様が選択され、RD H7を利用する場合、
前述のように露光手段4は第1配置位置1.5 aと第
2配置位置15bとを原稿の搬送に同期して移動する。
露光手段4が第1配置位置15aから第2配置位置15
bへ移動するには、まず第4図(1)の状態から、連結
片96を含む第1移動体81が第1図の矢符A2で示さ
れる方向へ移動を開始する。連結片96の移動方向下流
端がホームポジション検出素子S8を通過し、前記検出
素子S8がオン状態に切換っな後、たとえば第3図の直
流モータM8近傍に備わるロークリエンコーダが前記直
流モータM8の回転と同期で発するパルスの計測を開始
する。予め定められた設定パルス数N2を計測後、前記
直流モータM8の回転が停止することによって、前記連
結片96は第4図(2)に示される位置に達し、露光手
段4は第2配置位置15bに設定される。
一方、第2配置位置15bから第1配置位置15aへ露
光手段4が帰還するためには、まず露光手段4が第2配
置位置15bから第1図の矢符A1で示される方向に移
動を開始する。連結片96の移動方向下流端がホームポ
ジション検出素子S7をオン状態に切換えた後、前記直
流モータM8近傍のロータリエンコーダが前記パルスの
計測を開始する。この計測されたパルス数が予め定めら
れる設定パルス数N1に達する際に、直流モータM8の
回転を停止することによって、連結片96は第4図(1
)に示される位置へ到達し、露光手段4は第1配置位置
15aに設定される。
一方、第1読取領域5において固定された原稿を複写す
る前記第1露光態様が選択されると、露光動作の開始と
ともに、前述のように露光手段4は第1配置位置15a
がら矢符A1方向I\移動を開始する。その後、第1読
取領域5へ進入し読取り露光動作終了後、第4配置位置
15dで進行方向を反転し、矢符A2の方向に沿って走
行する。
第1透明板9上に載置された原稿の原稿像に対して1回
の複写動作のみで終了する場合には、矢符A2に沿って
進行してきた露光手段4は第1配置位置15aへ帰還す
る。この第1配置位置15aへの帰還方法は、第1図に
おいて右側から帰還してきた露光手段4を、−旦第1配
置位置15aの位置を通過させ、第1配置位置15aの
左側から前記第2配置位置15bからの帰還と同様の手
段によって第1配置位置15aへ帰還させる。
すなわち、たとえば第4図においてボームポジション検
出素子S7の右側から帰還してきた連結片96をホーム
ポジション検出素子S7の左側へ通過させ、連結片96
の移動方向下流端が検出素子S8をオン状態に切換えな
出力に基づいて、進行方向を反転させる。その後前述の
ように検出素子S7のオン状態への切換え後のロータリ
エンコーダによる設定パルス数N1のカウントに基づい
て第1配置位置15aへ帰還させる。
また、第1透明板3上に載置された原稿の原稿像を複数
回複写する際には、前述のように第1読取領域5におい
て読取り露光動作を終了し第1配置位置15aへ帰還し
ようとした露光手段4を、前述の第5配置位置15eで
進行方向を反転させ、続く第1読取領域5ての読取り露
光動1ヤを行わせる。第4図(3)は露光手段4が第5
配置位置15eに配置している際の連結片96とホーム
ポジション検出素子37.S8の関係を示す図であり、
また、第4図(4)は露光手段4が第3配置位置1、5
 cに配置する際の連続片96とホームポジション検出
素子S7.S8との関係を示す図である。
すなわち第5配置位置15eは連結片96の移動方向下
流端がホームポジション検出素子S7をオン状態に切換
えた時点である。
第4図(1)、(3)、(4,)によって示されるよう
に、第5配置位置15eは第1配置位置15aに対して
間隔Wだけ第1読取領域5へ近接した位置となる。した
がって同一の原稿に対して複数回連続して読取り露光動
作を行う場合に、−度の読取り露光動作毎に第1配置位
置15εtまで帰還していた従来に比べて、各読取り露
光動作間で前記間隔Wを往復するのに必要とする時間分
だけ短縮することができる。したがって、複数回の連続
した複写動作に必要とする時間を格段と短縮することか
できる。
その後複数回の読取り露光動作が終了すると、露光手段
4は前述のように第1配置位置15aへ帰還する。
一方、第1図に示されるように、矢符100の方向に回
転駆動される感光体20は、まず主コロナ放電器101
によって帯電される。次に、上述のように光学系56が
移動手段80によって移動された各読取領域5,12.
14において、読取られるべき原稿像が、その光学系5
6を経て感光体20上の結像領域102において結像し
、原稿像に対応した静電潜像が形成される。形成された
静電潜像は、現像装置103によってトナー像に顕像化
される。
このトナー像を複写すべき記録紙Pは、カセット104
から給紙され搬送経路105へ搬送される。搬送経路1
05の終端にはレジストローラ106と記録紙検出素子
S9とが設けられている。
搬送経路1051\記録紙Pが搬送されてくると、レジ
ストローラ106によって記録紙Pの搬送方向下流端が
保持される。検出素子S9は搬送経路105/\搬送さ
れてきた記録紙Pの存在を確認する検出素子である。そ
の後、感光体20上に形成されたトナー像を記録紙P上
に転写するタイミングの同期が図られると、レジストロ
ーラ106には図示しないクラッチCL T 3の連結
によって図示しないモータの動力が伝達され、記録紙P
の感光体20上l\の搬送が開始される。前記タイミン
グの同期は、第1露光態様の際には、たとえば第3配置
位置下の検出素子の出力に基づいて図られ、また第2露
光態様の際には、たとえばRDH7内のレジストローラ
3A、52の駆動開始に基づいて図られる。感光体20
上へ搬送されてきた記録紙Pには、転写用コロナ放電器
107を用いて感光体20上に形成されたトナー像が転
写される。
転写が終了した記録紙Pは搬送手段108を介して定着
装置109へ搬送され定着が行われる。
また、感光体20上に形成されたトナー像を記録紙Pに
転写後、残されたトナーは、クリーニング装置110に
よって感光体20上から剥離され収納される。その後、
除電装置111からの光が感光体20上に照射され、感
光体20上に残余していた電荷を逃がし、続いて形成さ
れる静電潜像のために感光体20は帯電される。
記録紙Pの片面だけに複写する場合は、定着を終了した
記録紙Pは搬送経路112を経て収納トレイ113へ排
出され積重される。また記録紙Pの両面に複写する必要
がある場合は、一方の表面の複写が完了した記録紙Pは
搬送経路112へ搬送されず、−旦、記録紙反転手段1
14へ搬送される。
記録紙反転手段114は、第1方向転換爪115、第2
方向転換爪116、対を成す搬送ローラ117、さらに
正逆回転可能な対を成す搬送ローラ118を含んで構成
する。第1方向転換爪115が第1図の仮想線で示され
る位置に設定されるので、一方の表面の複写動作が完了
した記録紙Pは搬送経路119へ搬送される。搬送経路
119へ搬送された記録紙Pは搬送ローラ117によっ
て搬送経路120へ搬送され、さらに第2方向転換爪1
16が第1図の仮想線で示される位置に設定されるので
、搬送経路121へと搬送される。
搬送経路120を搬送する記録紙Pの搬送方向上流端が
検出素子S10を通過すると、ある定められた設定時間
後、搬送ローラ118が記録紙Pを搬送経路120へ戻
す方向へ回転駆動される。
さらに、第2方向転換爪116を第1図の実線で示され
る位置へ切換えるので、記録紙Pは搬送経路121から
搬送経路122と搬送される。搬送経路122へ搬送さ
れてきた記録紙Pは、排出ローラ123によって中間ト
レイ124と排出される。
中間トレイ124へ収納された記録紙Pは再び給紙ロー
ラ125によって最下位置の記録紙から給紙され、搬送
経路126,105へと搬送される。搬送経路150へ
搬送されてきた記録紙Pは、レジストローラ106によ
って感光体20上へと搬送され、まだ複写が行われてい
ない他方の表面への複写動作が行われる。前述の動作に
よって両面複写の完了した記録紙Pは、記録紙反転手段
114の第1方向転換爪115を第1図の実線で示され
る位置に切換えるので、搬送経路112へ搬送され、そ
の後排出トレイ113へ排出される。
第1図には、カセット104の他にカセット127〜1
29がそれぞれ設けられており、たとえば大きさがそれ
ぞれ異なる記録紙が収納されている。各カセット104
,127〜129に収納されている記録紙は、それぞれ
の用途に合わせて選択されて給紙され、搬送経路105
へ搬送され、その後複写動作が行われる。
また第1図には、記録紙Pの搬送状態を検出するために
各位置において搬送状態検出素子311(定着装置10
9近傍)、512(記録紙反転手段114人口近傍>、
513(排出トレイ113への排出口近傍)、514(
中間トレイ124への排出ローラ123近傍)、515
(中間トレイ124出口部近傍)などが、たとえば光検
出素子などによって設けられている。
第5図は機体2に配置される操作パネル150の一部の
平面図である。操作パネル150には複写枚数を設定す
るためのテンキー151、クリアキー152、複写条件
を設定するための複写モード選択キー153、RDH7
を能動化/非能動化するためのRDH(循環式自動原稿
供給)機能キー154、複写動作の開始を指示するため
の複写開始スイッチ155、テンキー151によって設
定される設定枚数を表示するための設定枚数表示部15
6、複写された枚数を表示するための複写枚数表示部1
57、複写モード選択キー153によって選択される複
写モードを表示する複写モード表示部158A〜158
D、およびRDH機能モード表示部159などを備えて
いる。前記複写モード表示部158A〜158Dおよび
RDH機能モード表示部159は、たとえば発光タイオ
ードなどを含んで実現され、各モードが選択されるとき
に、この発光ダイオードが点灯駆動される。
前記複写モード表示部158A〜158Dはそれぞれ、
片面原稿から片面複写を取る場合(STMPLEX→5
I14PLEX) 、片面原稿から両面複写を取る場合
(5IHPLEX= DUPLEX)、両面原稿カラ片
面複写を取る場合(DUPLEX= SIMPLEX)
、両面原稿から両面複写を取る場合(DUPLEX−+
DUPLEX ) ノ4−’) ノ複写モードを示して
おり、複写モード選択キー153を1回押圧操作する毎
に上から順次的に各複写モードが選択されて、各表示部
158A〜158Dの発光ダイオード(図示せず)が点
灯する。
ただし複写モード表示部158Dが点灯されている状態
で、複写モード選択キー153を押圧操作すると複写モ
ードは複写モード表示部158Aに表示されるSIMP
LEX−+SIMPLEXに変化する。
RDH7はRDH機能モードキー154を押圧操作して
RDH機能モード表示部159が点灯される状態で能動
化され、消灯された状態では非能動化される。すなわち
操作者は原稿台(第1透明板3)に、たとえば本などの
原稿を載置してその複写像を記録紙P上に得る場合には
、前記RDH機能キー154を操作してRDH機能モー
ド表示部159を消灯させる。また、RDH7を用いて
原稿りを搬送させるようにして複写を行う場合には、R
DH機能モード表示部159が点灯される状態とする。
RDH機能が用いられる場合には操作者は前記複写モー
ド選択キー153の操作によって、前述のようにして複
写モードを設定する。次にテンキー151の操作によっ
て複写物の必要枚数を設定する。このとき設定枚数表示
部156において前記設定された複写枚数が表示される
。テンキー151の操作に引続いて複写開始スイッチ1
55を押圧操作すると、RDH7と機体2とが協働して
動作し、複写動作が開始される。このとき複写終了枚数
が複写枚数表示部157に順次表示されていく。そのよ
うにして設定枚数表示部156に表示される設定枚数と
複写枚数表示部157に表示される数値とが一致すると
複写機1の動作は停止し、設定枚数表示部156の表示
は「0」にリセットされる。なおこのとき複写枚数表示
部157における表示は、次に複写開始スイッチ155
が押圧操作されるまでリセットされずに維持される8第
6図は複写機1の電気的構成を示すブロック図である。
前記複数のモータMl、M2などはモータ駆動回路16
0に、クラッチCLTI〜CLT3はクラッチ駆動回路
161に、複数のソレノイド5OLI、5QL2などは
ソレノイド駆動回路162に接続される。これらの駆動
回路160〜162および直流電源163などの原稿搬
送制御、記録紙搬送制御、および複写工程の制御に用い
られる制御要素は、インタフェイス回路(Ilo)16
4に接続される。このインタフェイス回路164には前
記複数の検出素子SL、82などが接続され、さらにマ
イクロコンピュータ(CPU)からなる処理回路165
が接続されている。
各検出素子からの信号は処理回路165に与えられ、処
理回路165ではこの信号に対応する演算処理が行われ
、各駆動回路160〜162に駆動制御信号がインタフ
ェイス回路164を介して与えられる。
処理回路165には、ROM (リードオンリメモリ)
166およびRAM (ランダムアクセスメモリ)16
7が接続されている。処理回路165は、ROM 16
6に記憶される制御用プログラムに基づいてRAM 1
67の記憶領域を作業領域として用いながら制御動作を
行う。
インタフェイス回路164は、駆動回路168を介して
露光手段4の露光ランプ38を電力付勢する調光ユニッ
ト16つに接続されるとともに、操作パネル150の各
表示部170(表示部156.157,158A〜15
8D、159を含む)に表示駆動回路171を介して表
示制御信号を与え、また操作用のキー172(キー15
1 152.153,154,155を含む)に接続さ
れている。
第7図は複写機1の複写動作の制御を説明するためのフ
ローチャートである。第7図を参照して、各複写モード
における露光手段4の移動とともに、原稿搬送状態およ
び記録紙搬送状態を説明する。
第7図(1)のプログラムは、たとえば複写機1の電源
が入力されると開始する。
プログラムが開始すると、まず露光手段4の第1配置位
置15aへの配置設定が行われる。すなわち、複写機1
が入力待機状態になると、露光手段4は第1配置位置1
5aで待機するように設定されている。したがって、た
とえ複写動作中の停電や振動によって、露光手段4が他
の配置位置に配置されていても、確実に第1配置位置1
5aに配置させる初期処理である。ステップm1では第
2配置位置15bに備わるホームポジション検出素子S
8がオン状態であるか否かが判断される。
検出素子S8がオン状態であるならば、処理はステップ
m1からステップrn 2へ進む。また前記検出素子S
8がオフ状態であるならば、処理はステップm1からm
3へ進む。ステップm3ではモータM8を駆動し、露光
手段4を矢符A2へ移動を開始し処理はステップm4へ
進む。
ステップm4では露光手段4を支持する第1移動体81
(第3図参照)の側部に備わる連結片96が検出素子S
8へ差掛かり、検出素子S8がオン状態に切換わったか
否かが判断される。まだ切換わっていなければ、処理は
再度ステップm4を繰返し、検出素子S8がオン状態に
切換わると、処理はステップm4からステップrn 5
 ’\進む。ステップm5ではモータM8の回転を停止
し、処理はステップm2へ進む。
ステップm2では、前記モータM8を駆動し、露光手段
4を矢符A1の方向l\移動を開始し、処理はステップ
m2からステップm6へ進む。ステップm6では、前記
連結片96が第1読取領域の下部に備わるホームポジシ
ョン検出素子S7に差掛かることによって、前記検出素
子S7がオン状態に切換わったか否かが判断される。ま
だ検出素子S7が切換わなければ、処理はステップrn
 6を繰返し、前記検出素子S7がオン状態に切換わる
と、処理はスフフグ1口6からステップm 7 ’\進
む。
ステップm7では前記検出素子S7がオン状態に切換わ
っな時点からモータM8近傍に備わるロータリエンコー
ダによって前記モータM8と同期で発生するパルスを計
測する動作を開始し、処理はステップm8へ進む。ステ
ップrn 8では前記ロータリエンコーダによって計測
されたパルス数が設定パルス数N1に達したか否かが判
断される。
まだカウント数が設定パルス数N1に達していなければ
、処理はステップm8を繰返し、設定パルス数N1に達
すると、処理はステップm9へ進みモータM8の回転を
停止し、露光手段4の移動を停止する。この状態で露光
手段4は第1配置位置15aに設定されることになる。
露光手段4の第1配置位置i5aの設定が終了すると、
処理はステップmloへ進み、複写動作を行うための初
期設定が終了しているか否かが判断される。前記初期設
定とは、たとえば定着装置109の温度および感光体2
0周辺の複写工程部の初期設定などである。前記初期設
定がまだ終了していなければ、処理はステップm 10
からステップrn 1.1へ進む。ステップmllでは
前記初期設定が施され、処理はステップm 11から再
度ステップ’rnloへ進み、前記判断が行われる。ス
テップm 10において前記初期設定が終了したと判断
されると、処理はステップm 10からステップm 1
2へ進む。
ステップm 12では、操作者による操作パネル150
上のキー人力が行われ、複写枚数および複写モードなど
の設定または変更などが行われる。
前記操作が行われると処理はスフフジ1口12からステ
ップm13へ進み、複写開始スイッチが押圧操作された
か否かが判断され、操作されていないときは、処理はス
テップm13からステップm12へ戻り、前述の判断が
繰返される。またステップm13において複写開始スイ
ッチの押圧操作が行われたことが判断されると、処理は
ステップm13からステップm 14へ進む。
ステップrn 14では、RDH機能を用いての複写動
作、すなわちRDH7を用いて複写を行う第2露光態様
に設定されているか盃かが判断される。
RDH機能が用いられる場合には、処理はステップml
’4から後述する第7図(3)のステップm15へ進み
、一方RDH機能を用いない場合、すなわち原稿台であ
る第1透明板3上に原稿を載置して複写動作を行う第1
露光態様が選択されている場合には、処理はステップm
 14から第7図(2)のステップm16へ進む。
以後、第1露光態様によって、原稿台上に載置された原
稿への複写動作が開始する。ステップI′r116にお
いて第1配置位置15aに待機していた露光手段4に対
して、前記モータM8を駆動し、矢符A1方向l\の移
動を開始し、ステップrn 17において、第1読取領
域5における読取り露光動作を行い、複写機1内におい
て記録紙P上I\複写動作を行い、処理はステップr0
18へ進む。複写動作の終了した記録紙Pは、たとえば
排出トレイ113へ排出される。
ステップm 18では、矢符A1方向への露光手段4の
移動が終了したか否かが判断される。露光手段4が第4
配置位置15dにまだ到達せず、走査が終了していない
と判断されると、処理はステップrn 18を繰返し、
前記位置15d/\到達したものと判断されると、処理
はステップm19へ進む。ステップrn 19では、モ
ータM8を停止し露光手段4の移動を停止し、ステップ
m20において再度モータM8の駆動を開始し、露光手
段4の矢符A2方向l\の移動を開始し、処理はステ・
ンプrn 21 ’\進む。
ステップm21ては、前記連結片96がホームポジショ
ン検出素子S7に差掛がることによって、前記検出素子
S7がオン状態に切換わっだが否がが判断される。まだ
切換わっていなければ、処理は再度ステップmllを繰
返し、前記検出素子S7がオン状態に切換わっなものと
判断されると、処理はステップm22へ進む。ステップ
m22では、原稿台である第1透明板3上に載置された
原稿に対しての同一の複写を行うべき設定枚数分の複写
が終了したか否かが判断される。また設定枚数分終了し
ていなければ、処理はステップrn 22からステップ
m23へ進む。ステップrn 23では、モータM8の
回転を停止し、露光手段4を第5配置位置15eで停止
さぜ、再度ステップm16/\進む。以後設定枚数分の
回数だけ前述のステップrn 16〜ステップm23の
処理が繰返され、設定枚数分の複写動作が終了すると、
処理はステップm22からステップrn 24 ’\進
む。
ステップm24では、第1露光態様による複写動作の終
了した露光手段4が第1配置位置15 aへ帰還するの
に必要な処理が開始する。すなわち、−旦、露光手段4
に第1配置位置15aを通過させ、第1図において左側
から第1配置位置15al\設定する処理が行われる。
ステップrn 24においては、前記連結片96によっ
てホームポジション検出素子S8がオン状態に切換わっ
たか否かが判断される。まだ切換わっでいなければ処理
はステップrn 24を繰返し、前記検出素子S8がオ
ン状態に切換わると、処理はステップm25へ進み、モ
ータM8の回転を停止する。
その後、処理はステップm 26へ進み、再度モータM
8を駆動し、露光手段4の矢符A1方向l\の移動を開
始し、処理はステップm27へ進む。
ステップrn 27では、連結片96によってホームポ
ジション検出素子S7がオン状態に切換わったか否かが
判断される。まだ切換わっでいなければ、処理はステッ
プm27を繰返し、前記検出素子S7がオン状態に切換
わると、処理はステップrn 28へ進み、モータM8
近傍に備わるロータリエンコータによる設定パルス数N
1の計測を開始し、処理はステップm29へ進む。
ステップm29では、計測されたパルス数が設定パルス
数N1に達したが否かが判断される。まだ設定パルス数
N1に達していなければ、処理はステップm29を繰返
し、設定パルス数N1に達すると、処理はステップm 
30へ進み、モータM8の駆動を停止し、ステップrn
 31において複写機1が停止状態となる。その後、処
理はステップm12へ戻り、前述のように操作者による
操作パネル150上のキー人力を待機する。
一方、前記ステップm14において選択された複写動作
がRDH7を利用する第2露光態様であるならば、ステ
ップm14から進んできた処理はステップm15におい
て、片面原稿がち片面複写モードが選択されているか否
かが判断される。片面原稿から片面複写モードが選択さ
れていなければ、処理は後述するステップm32へ進み
、前記モードが選択されているならば処理はステップf
f115からステップm33へ進む。
片面原稿から片面複写モードにおいては、露光手段4は
第1配置位置15aに固定され、移動されることはない
。ステップm33において、RDH7内の原稿収納部2
2に積重して収納された原稿りの搬送を開始し、ステッ
プm 34においては、第2読取領域12における読取
り露光動作が行われ、複写機1内において記録紙Pへ複
写する複写動作が行われる。第2読取領域12で一方の
表面が読取られた原稿りは、第3読取領域14では単に
搬送されるのみである。また、一方の表面への複写動作
を終了した記録紙Pは、排出トレイ113へ排出される
その後、処理はステップrn 35 /\進み、複写動
作が終了した原稿りを原稿収納部22に積重されている
原稿最下部へ収納し、処理はステップm36へ進む。ス
テップrn 36では、原稿収納部22に積重して収納
された全ての原稿の複写動作が終了したか否かが判断さ
れる。まだ全ての原稿りの複写動作が終了していなけれ
ば、処理はステップm36からステップm3Bへ戻り、
前述のステップrn 33〜ステップm 36の処理が
繰返される。
一方、全ての原稿りの複写動作が終了すると、処理はス
テップm36からステップm 37に進む。
ステップm37では、原稿収納部22に収納された全て
の原稿りに対して、予め設定された設定組数分の複写動
作が終了したか否がが判断される。
まだ設定組数分に達していなければ、処理はステップm
 37からステップm33へ進み、前述のステップm3
3〜ステツプm 37の処理が繰返される。また、設定
組数分の複写動作が終了したものと判断されると、処理
はステップm 37がらステップm38へ進み、複写機
1が停止状態となり、前述のステップm 12 ’\進
み操作者のキー人力を待機する。
ステ711口15において選択された複写モードが片面
原稿から片面複写モードでないと判断され、ステップm
32/\進んできた処理は、選択された複写モードが片
面原稿から両面複写モードであるか否かが判断される。
選択された複写モードが片面原稿から両面複写モードで
はないと判断されると、処理はステップm 32がら後
述するステップm39’\進み、前記モードであると判
断されると、処理はステップm40/\進む。
以後性われる片面原稿から両面複写モードでは露光手段
は第1配置位置15 aに固定されるので、露光手段の
移動は行われない。まずステップm40において、前記
原稿収納部22へ積重して収納された原稿りの読取領域
12.14への搬送を開始し、ステップr+141にお
いて原稿収納部22に積重された原稿の最上部から奇数
枚目の原稿に対してのみ第2読取領域12において読取
り露光動作を行い、複写機1内において記録紙P上へ複
写する複写動作が行われる。各読取領域12.14を搬
送された原稿りはステップm 42において原稿収納部
22へ積重されている原稿りの最下部I\収納され、処
理はステップm43へ進む。
ステップm 4 Bでは、原稿収納部22に積重して収
納された全ての原稿において読取領域12゜14/\の
搬送を終了したか否かが判断される。まだ終了していな
ければ、処理はステップrn 4 Bからステップm 
40 ’\戻り、前述のステ711口40〜m43の処
理が繰返される。なお、ステップm40〜rn 43の
処理において、読取り露光動作が行われるのは原稿収納
部22に積重して収納された原稿の最上部から奇数枚目
の原稿のみてあり、偶数枚目の原稿は単に前記搬送経路
を読取り露光動作されることなく搬送される。また、一
方の表面に複写動作の終了した記録紙Pは、前記記録紙
反転手段114を経て、中間トレイ124へ順次収納さ
れる。
ステップm43において全ての原稿りの搬送が終了した
ものと判断されると、処理はステップ「144へ進み、
再度、原稿収納部22に積重して収納される原稿りの最
上部から読取領域12.14への搬送を開始する。ステ
ップrn45においては、原稿収納部22に積重して収
納された原稿りの最上部から偶数枚目の原稿に対しての
み第2読取領域12にて読取り露光動作が行われ、中間
トレイ124にすでに一方の表面に複写され収納されて
いる記録紙Pの最下部から給紙された記録紙の他方の表
面に複写動作が行われる。その後、ステップrn 46
において搬送の終了した原稿は原稿収納部22において
積重されている原稿りの最下部へ収納され、処理はステ
ップm47へ進む。なお、両面l\の複写動作を終了し
た記録紙Pは、排出トレイ113へ排出される。
ステップrn47では、原稿収納部22に収納されてい
た全ての原稿において、読取領域12,14への搬送を
終了したか否かが判断される。まだ終了していなければ
、処理はステップm47からステップm44/\進み、
以後ステップm 44〜ステップr口47の処理が繰返
される。なお、ステップm 44〜ステップm 47の
処理において、読取り露光動作が行われるのは原稿収納
部22に積重して収納された原稿の最上部から偶数枚目
の原稿のみであり、奇数枚目の原稿は単に前記搬送経路
を読取り露光動作されることなく搬送される。また、全
ての原稿の搬送が終了したものと判断されると、処理は
ステップm 47からステップm48へ進む。
ステップm 48では、原稿収納部22に収納された原
稿に対して、予め定められた設定組数分の複写動作を終
了したか否かが判断される。まだ設定組数分の複写動作
が終了しなければ、処理はステップm48からステップ
rn 40へ進み、前述のステンプm40〜ステップ「
148の処理が繰返される。その後、設定組数分の複写
動作が完了したものと判断されると、処理はスフフジ1
口48からステップm38/\進み、複写機1が停止状
態に設定され、その後ステップrn 1.2において操
作者によるキー人力を待機する。
一方、ステップm32において選択された複写モードが
片面原稿から両面複写モードではないと判断され進んで
きた処理は、ステップm 39において選択された複写
モードが両面原稿から片面複写モードであるか否かが判
断される。選択された複写モードが両面原稿から片面複
写モードてないと判断されると、処理はスフフジ1口3
9から後述するステップm 49へ進む。
ステップm39において前記モートであると判断される
と、処理はステップm 50 ’\進み、原稿収納部2
2に積重して収納される原稿りの最上部からの前記搬送
を開始し、処理はステップm51へ進む。ステップrn
 51ては、予め第1配置位置15aに設定されている
露光手段4によって、第2読取領域12へ搬送されてき
た原稿の一方の表面に対する読取り露光動作が行われ、
複写機1内て記録紙Pの一方の表面への複写動作が行わ
れる。
一方の表面へ前記原稿の一方の表面の複写動作が終了し
た記録紙Pは排出トレイ113へ排出される。
その後、処理はステップrn 52へ進み、第2読取領
域12での読取り露光動作の終了とともに光学系56を
移動させるモータM8を駆動し、露光手段4の矢符A2
への移動を開始し、処理はステップm53/\進む。ス
テップm53では、露光手段4を支持する第1移動体8
1の側部に備わる連結片96が第3読取領域14下部に
備わるホームポジション検出素子S8に差掛かることに
よって、前記検出素子S8がオン状態に切換わったか否
かが判断される。まだ切換わっでいなければ、処理はス
テップm53を繰返し、検出素子S8がオン状態に切換
わると、処理はステップm54/\進み、前記モータM
8の近傍に備わるロータリエンコーダによってモータM
8の回転と同期で発生されるパルス数の計測を開始し、
ステップm55へ進む。
ステップm55では、計測されるパルス数が予め設定さ
れる設定パルス数N2に達したか否かが判断される。ま
だ達していなければ、処理はステップm55を繰返し、
設定パルス数N2に達すると、処理はスフフジ1口56
へ進みモータM8の回転を停止し、露光手段4の第2配
置位置15bへの設定が終了する。
その後、ステップrn 57において、第3読取領域1
4へ搬送されてきた原稿りの他方の表面への読取り露光
動作が行われ、複写機1内において記録紙P上への複写
動作が行われる。一方の表面へ前記原稿の他方の表面の
複写動作が終了した記録紙Pは排出トレイ113へ排出
される。
前記第3読取領域14での読取り露光動作が終了すると
、処理はステップm58においてモータM8を駆動し、
露光手段4の矢符A1方向への移動を開始し、処理はス
テップm 59へ進む。ステップrr+ 59では、前
記連結片96が第2読取領域12下部に備わるホームポ
ジション検出素子S7に差掛かることによって、前記検
出素子S7はオン状態に切換わったか否かが判断される
。まだ切換わっていなければ、処理はステップm59を
繰返し、前記検出素子S7がオン状態に切換わると、処
理はステップm60’\進み、前記ロータリエンコーダ
によってモータM8の回転と同期して発生するパルス数
の計測を開始し、処理はステップm61へ進む。
ステップm 61では、計測されたパルス数が予め定め
られる設定パルス数N1に達したか否かが判断される。
まだ達していなければ、処理はステップm61を繰返し
、設定パルス数N1に達すると、処理はステップrn 
62へ進み、モータM8の回転を停止し、露光手段4の
第1配置位1f15aの帰還を終了する。
その後、処理はステップrn 63において両面が読取
られた原稿の原稿収納部22への収納が行われ、処理は
ステップr口64へ進む。ステップm64では、原稿収
納部22に積重して収納された全ての原稿に対して前記
搬送が行われたが否かが判断される。まだ全ての原稿に
対して終了していなければ、処理はステップrn 64
がらステップm50へ戻り、前述のステップm 50〜
ステップm 64の処理が繰返される。その後、前記全
ての原稿に対する搬送が終了したものと判断されると、
処理はステップm 65へ進む。
ステップm65では、原稿収納部22に積重して収納さ
れた全ての原稿に対して、予め定められる設定組数分の
複写動作が終了したか否がか判断される。まだ設定組数
分の複写動作が終了していなければ、処理はステップm
65からステップm50へ戻り、以後前述のステップm
50〜ステツプm65の処理が繰返される。その後、設
定組数分の複写動作が終了したものと判断されると、処
理はステップm38へ進み、複写!1が停止状態に設定
され、ステップm 12において操作者によるキー人力
を待機する。
一方、ステップm39において選択された複写モードが
両面原稿から片面複写モードでないと判断され、ステッ
プm 49 ’\進んできた処理は、以後両面原稿から
両面複写モードの制御が行われる。
ステップr口49においては、原稿収納部22に積重し
て収納される原稿の最上部から順次的に搬送経路I\の
搬送を開始し、処理はステップrn 66へ進む。
露光手段4は第1配置位置15aに設定されているので
、ステップrn 66において第2読取領域12/\搬
送されてきた原稿の一方の表面に対する読取り露光動作
が行われ、複写機1内において記録紙Pの一方の表面へ
複写する複写動作が行われる。一方の表面が読取られた
原稿は第3読取領域14では読取られずに単に搬送され
、ステップm67において原稿収納部22の積重されて
いる原稿りの最下部へ収納され、ステップm 68 ’
\進む。
なお、一方の表面に前記原稿の一方の表面が複写された
記録紙Pは、前記記録紙反転手段114を経て、中間ト
レイ124へ順次に収納される。
ステップrn 68では原稿収納部22に積重して収納
された全ての原稿に対して一方の表面の複写動作を終了
したか否かが判断される。まだ終了していなければ、処
理はステップrn68からステップm49へ進み、処理
はステップm49.ステップm66〜ステツプm68の
処理が繰返される。
また全ての原稿に対して一方の表面の複写動作が終了す
ると、処理はステップm69へ進む。
ステップm69では、モータM8を駆動し、露光手段4
の矢符A2への移動を開始しステップm70へ進む。ス
テップm 70では前記連結片96がホームポジション
検出素子S8に差掛かることによって、前記検出素子S
8がオン状態に切換わったか否かが判断される。切換わ
っていなければ、処理はステップm70の繰返し、前記
検出素子S8がオン状態に切換わると、処理はステップ
m71へ進み、前記ロータリエンコーダによる設定パル
ス数の計測を開始し、処理はステップm72へ進む。
ステップm72においては、計測されたパルス数が設定
パルス数N2に達したか否かが判断される。まだ達して
いなければ処理はステップm72を繰返し、設定パルス
数N2に達すると、処理はステップm73へ進み、モー
タM8を停止し、露光手段4の第2配置位置15bの設
定を終了する。
その後、処理はステップrn 74において、再度、原
稿収納部22に積重されている原稿の最上部がち搬送経
路への搬送を開始し、ステップm75へ進む。ステップ
m75では、搬送されてきた原稿りを第2読取領域12
では読取られずに単に搬送され、第3読取領域14にお
いて原稿の他方の表面の読取り露光動作を行い、複写機
1内において中間トレイ124に積重して収納されてい
る記録紙の最下部から給紙されてきた記録紙Pの他方の
表面l\の複写動作を行う。読取られた原稿は、ステッ
プrn 76において原稿収納部22に積重されている
原稿の最下部へ収納され、処理はステップm77へ進む
。なお、両面への複写動作の終了した記録紙Pは排出ト
レイ113/\排出される。
ステップm 77では、原稿収納部22に積重されてい
る全ての原稿に対して他方の表面の複写動作が終了した
か否かが判断される。まだ終了していなければ、処理は
ステップm 77からステップm 74へ進み、以後、
前述のステップm77の処理が繰返される。その後、全
ての原稿に対して複写動作が終了したものと判断される
と、処理はステ・ンブ丁r+ 77からステ・ンブm 
78 ”進み、モータM8を駆動し、露光手段4の矢符
A1への移動を開始し、処理はステップ川79へ進む。
ステップm79では、前記連結片96が前記ホームポジ
ション検出素子S7に差掛かることによって、前記検出
素子S7がオン状態に切換わったか否かが判断される。
切換わってなければ、処理はステップm 79を繰返し
、その後前記検出素子S7がオン状態に切換わると、処
理はステップm80へ進み、前記ロータリエンコーダに
よる設定パルス数の計測を開始し、処理はステップm 
81へ進む。
ステップm 81では計測されたパルス数が設定パルス
数N1に達したか否かが判断される。達していなければ
処理はステップrn 81を繰返し、パルス数N1に達
すると、処理はステップm82へ進み、前記モータM8
を停止し、露光手段4の第1配置位置15aの設定を終
了し、処理はステップm83/\進む。
ステップm8Bでは、原稿収納部22に積重して収納さ
れた原稿に対して、予め定められた設定組数分の複写動
作を終了したか否かが判断される。
まだ終了していなければ、処理はステップm83からス
テップm 49へ戻り、以後前述のステップm49.ス
テップm66〜ステツプm83の処理が繰返される。そ
の後設定相数分の複写動作が終了したと判断されると、
処理はステップm83からステップrn 38へ進み、
複写機1が停止状態に設定され、ステップm12におい
て操作者によるキー人力を待機する。以後前述の処理が
順次繰返される。
上述のように本実施例によれば、原稿台である第1透明
板上に原稿を載置し、露光手段を走行して読取り露光動
作を行う第1露光態様で複数回の同一複写を行う場合に
、1回の読取り露光動作毎に行われる前記露光手段の走
行距離を短縮することができるので、複写動作、特に読
取り露光動作に必要とする時間を従来に比べて格段と短
縮することができる。また、露光手段を支持する移動手
段の走行距離を減少することができるので、前記移動手
段を移動させるためのモータなどの消耗を防ぐことがて
き、したがって複写機の耐久寿命が長くなる。
本実施例において露光手段を第1配置位置15aに設定
する際には、常に第1図においてホームポジション検出
素子S7.S8とロークリエンコーダを用いて第1配置
位置15aの左側から設定するように構成されている。
しかし他の実施例として、前記露光手段が第1配置位置
15aの右側から移動してきた際に、前記連結片がホー
ムポジション検出素子S7に差掛かった後にロータリエ
ンコーダによって予め定められる設定パルス数N3を計
測し、前記露光手段を第1配置位置15aに設定するよ
うな構成にしてもよい。
また、本実施例では、感光体上に静電潜像を形成する構
成について記載している。しかし、感光性を有する記録
紙上へ露光する構成の複写機でもよい。
発明の効果 本発明に従えば、第1読取領域I\の露光手段の走査を
開始する走査開始位置と第1読取領域との間に、前記第
1読取領域においての走査を終了した前記露光手段の走
査終了位置を選んでいるので、複数回連続して第1読取
領域において原稿像の光学的走査を行う際に前記走査を
行うために必要とする時間を格段と短縮することができ
、複写機としての品位を格段と向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である静電式複写機1の簡略
化した構成を示す断面図、第2図はRDH7の簡略化し
た構成を示す断面図、第3図は光学系56の要所斜視図
、第4図は連結片96とホームポジション検出素子S7
.S8との位置関係を示す図、第5図は機体2に配置さ
れる操作パネル150の一部の平面図、第6図は複写機
1の電気的構成を示すブロック図、第7図は複写機1の
複写動作の制御を説明するためのフローチャートである
。 1・・・転写形静電式複写機、3・・第1透明板、4・
・・露光手段、5・・・第1読取領域、6・・・押圧板
、7・・・循環式自動原稿供給装置(RDH)、12・
・・第2読取領域、14・・・第3読取領域、15a・
・・第1配置位置、15c・・・第3配置位置、15e
・・・第5配置位置、38・・・露光ランプ、80・・
・移動手段、96・・・連結片、S7,38・・ホーム
ポジション検出素子 代理人  弁理士 画数 圭一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原稿像を光学的走査によって読取る複写機において、 原稿が固定され、原稿像を光学的に読取る露光手段を走
    査させて原稿像が読取られる第1読取領域と、前記露光
    手段が固定され、読取られるべき原稿が走行して走査さ
    れる第2読取領域とが定められ、 第2読取領域に対応する露光手段の固定位置は、該露光
    手段の第1読取領域への走査開始位置に選ばれ、 露光手段が前記第1読取領域の走査を終了した走査終了
    位置は、前記露光手段の走査開始位置と第1読取領域と
    の間に選ばれることを特徴とする複写機。
JP1017874A 1989-01-28 1989-01-28 複写機 Pending JPH02198471A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1017874A JPH02198471A (ja) 1989-01-28 1989-01-28 複写機
US07/469,319 US5055880A (en) 1989-01-28 1990-01-24 Copying apparatus

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