JPH02100061A - 片面原稿から校合した両面複写を得る方法 - Google Patents

片面原稿から校合した両面複写を得る方法

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JPH02100061A
JPH02100061A JP63254381A JP25438188A JPH02100061A JP H02100061 A JPH02100061 A JP H02100061A JP 63254381 A JP63254381 A JP 63254381A JP 25438188 A JP25438188 A JP 25438188A JP H02100061 A JPH02100061 A JP H02100061A
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JP63254381A
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Inventor
Kazuo Maeyama
前山 和夫
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機において複数枚の片面原稿から頁順の
整った両面複写を得る際に好適に実施される片面原稿か
ら校きした両面複写を得る方法に関する。
従来の技術 複写機において複数枚の片面原稿から両面複写(複写紙
の両面に複写された複写紙)を得る場合、前記原稿の最
終頁から複写を行う方法および原稿の1頁から複写を行
う方法の2種類の方法がある。
最終頁から複写を行う方法の場合は、原稿の枚数が偶数
のときと奇数のときとで複写方法を変える必要がある。
原稿の枚数が偶数のときは、複写紙の両面に順次片面原
稿の原稿面を複写すれば、完全に頁順の整った両面複写
が得られる。一方。
原稿の枚数が奇数のときに、原稿の枚数が偶数のときと
同様に複写紙の両面に順次片面原稿の原稿面を複写して
いくと、片面原稿の第1頁が一方面に複写された複写紙
の他方面が白紙とされ、両面複写の頁順にずれが生じて
しまう、そこで、複写機の使用者が予め原稿の枚数を数
え、奇数か偶数かを複写機の操作パネルから入力して複
写方法を切替える方式が取られたり、あるいは原稿積載
部材に積載される複数枚の原稿が順次的に搬送されつつ
露光領域で露光された後、原稿積載部材に再度積載され
る循環経路が構成される循環式自動原稿供給装!!(以
下、rRDHJという)が備えられた複写機においては
、複写動作を行う前に原稿の枚数を数えるための循環を
行ったりしている。
また、片面原稿の第1頁から複写を行う方法の場合は、
原稿の枚数を数える必要はなくなるが、原稿を複写機に
供給する際、原稿を露光部に導く経路と露光後の原稿を
原稿ホッパに導く経路とが同一であるR D Hが用い
られたりしている。
発明が解決しようとする課題 最終頁から複写を行う方法の場合、人が原稿の枚数を数
えることは、原稿の枚数が多いときは無理であり、また
RDHによって原稿の枚数を数えるようにした場合は、
原稿の循環回数が増加するため、両面複写を作成する際
に要する時間が長時間となり、また原稿が損傷するおそ
れがある。
また、第1頁から複写を行う方法の場き、原稿を露光部
に導く経路と露光後の原稿を原稿ホッパに導く経路とが
同一であるR D Hが用いられているため、露光後の
原稿が原稿ホッパに戻るまで次の原稿を露光部に導くこ
とができず、両面複写を作成する際に要する時間が長時
間になるという問題点がある。
本発明の目的は、複写機において複数枚の片面原稿から
頁順の整った両面複写を得る際に要する時間を短縮する
ことができる片面原稿から校合した両面複写を得る方法
を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、片面原稿の最終頁から1枚おきに複写紙の一
方面に複写を行うとともに、原稿の枚数を計数し、 前記計数の結果、原稿枚数が奇数であるときには、原稿
の最終頁が複写されている・複写紙の他方面には複写を
せず、原稿の最終頁から2枚目以降の原稿が複写された
複写紙の各他方面に、前記計数時に複写を行わなかった
残余の原稿を逆頁順に複写し、 原稿枚数が偶数であるときには、原稿の最終頁が複写さ
れている複写紙以降の各他方面に、前記計数時に複写を
行わなかった残余の原稿を逆頁順に複写することを特徴
とする片面原稿から校合した両面複写を得る方法である
また本発明は、下から上に頁数順に重ねられ下面を複写
すべき原稿面とする片面原稿を下から1枚ずつ給紙し、 第1部目の複写時は、前記給紙される原稿の原稿面を下
方に望ませて露光を行って、複写紙の両面に片面原稿の
各頁を順に複写し、 各複写後の片面原稿をその原稿面が上となるように重ね
、この原稿面が上方に望んでいる片面原稿を原稿面が下
面となるように搬送して第2部目以降の両面複写を行う
ことを特徴とする片面原稿から校合した両面複写を得る
方法である。
作  用 本発明に従えば、片面原稿の最終頁から複写を行う場合
、片面原稿の最終頁から1枚おきに複写紙の一方面に複
写が行われるとともに、原稿の枚数の計数が行われる。
前記計数の結果、原稿枚数が奇数であるときには、原稿
の最終頁が複写されている複写紙の他方面には複写はさ
れず、原稿の最終頁から2枚目以降の原稿が複写された
複写紙の各他方面に、前記計数時に複写を行わなかった
残余の原稿が逆頁順に複写される。
また前記計数の結果、原稿枚数が偶数であるときには、
原稿の最終頁から1枚おきに複写されている複写紙以降
の各他方面に、前記計数時に複写を行わなかった残余の
原稿が逆頁順に複写される。
したがって複写を行う際に、原稿枚数の計数を行う必要
がなくなり、両面複写の作成時間が短縮される。
また本発明に従えば、片面原稿の第1頁がら複写を行う
場合、原稿は複写すべき原稿面が下面とされて下から上
に頁数順に重ねられ、下から1枚ずつ給紙される。第1
部目の複写時は、給紙される原稿の原稿面を下方に望ま
せて露光を行い、複写紙の両面には原稿の各頁が順に複
写さtIる。第2部目以降の複写を行うHIjき、第1
部目の各複写後の原稿は、その原稿面が上となるように
重ねられる。この原稿面が上方に望んでいる原稿は、原
稿面が下面となるように搬送され、複写紙の両面には原
稿の各頁が順に複写される。
実施例 第1図は、循環式自動原稿供給装置(以下、[RD H
Jという)71を備える静電式複写機(以下、「複写機
」という)77の基本的な構成を示す断面図である。R
DH71は複写機77の複写機本体100に対して回転
軸78まわりに回転自在に取付けられている。複写機本
体100においてRDH71が固定される上面にはまた
、硬質ガラスなどから成る原稿台105が配置され、こ
の原稿台105に載置される原稿を押圧するための押圧
板79が変位自在に配設される。
複写機77における複写動作は、RDH71を用いて行
われるか、または原稿台105上に原稿を載置して押圧
板79で前記載置された原稿を押圧するようにして行わ
れる。
RDH71において複数枚のたとえば頁数の順に揃えら
れたシート原稿Xは、原稿ホッパ72に積載される。こ
のシート原稿Xは、給紙ローラ12の回転によって、最
上方側から1枚ずつ順次的に第1搬送手段7へ分離給送
される。第1搬送手段7は水平方向から下方垂直方向に
曲折し再び水平方向に曲折する搬送路14を備えており
、この搬送路14内をシート原稿Xが搬送されることに
よってシート原稿Xは、その表裏が反転される。
搬送路14に関連して第1図の紙面に垂直な軸線を有す
る直円筒状の第1原稿ドラム20が配置される。この第
1原稿ドラム20は、複写機本体100の上面において
、硬質ガラスなどから成る露光ガラスが設けられる第1
露光部7らの直上に位置するようにされる。シート原稿
Xは前記第1原稿ドラム20に巻回され、第1原稿ドラ
ム20の半径方向外方側の原稿面が第1露光部75に順
次提示される。
原稿面の提示後のシート原稿Xは、第2搬送手段8に導
かれる。この第2搬送手段8はシート原稿Xの提示面を
反転させる表裏反転経路30を備えている。前記表裏反
転経路30からのシート原稿Xは、直円筒状の第2原稿
ドラム21に巻回される。この第2原稿ドラム21の回
転によって、シート原稿Xの第2原稿ドラム21の半径
方向外方側の原稿面が、第2原稿ドラム21の直下位置
に対応する複写機本体100の上面に配置される第2B
光部76に提示される。この第2露光部76に提示され
る原稿面は、したがって第1露光部75に提示される原
稿面とは反対側の原稿面である。
第2B光部76に対する原稿面の提示後のシート原稿X
は、第3搬送手段9がら原稿ホッパ72に導かれ原稿搬
送ベルト11の働きによって原稿ホッパ72に積載され
る複数のシート原稿Xの最下方側に積載される。
複写機本体100の内部には、該複写機本体100の上
面に関連して第1図の紙面に垂直な方向に延び矢符so
、si方向にモータM13によって搬送される露光手段
85が配設される。露光手段85はハロゲンランプなど
によって実現される光源150と反射鏡151Aとを含
んで構成されている。光源150から発生した光は、原
稿面において原稿像に対応して選択的に吸収される。原
稿面からの反射光は反射鏡151A、151B。
151C,151D、およびズームレンズ152によっ
て、第1図の紙面に垂直な軸線を有する直円筒状の感光
体101の露光域101aに結像するようにして導かれ
る。
感光体101に関連して、露光前の感光体101の表面
を均一に帯電させる帯電用コロナ放電器102が設けら
れている。露光1fA101 aに原稿像に対応した光
が導かれることによって感光体101の表面は選択的に
除電され、そのようにして静電潜像が形成される。この
静電潜像は露光域101aよりも感光体101の回転方
向下流側に設けられる現像装置103の働きによってト
ナー像に顕像化される。このトナー像は、転写用コロナ
放電器82の働きによって、後述する構成によって搬送
される複写紙Yに、転写域83において転写される。転
写後の感光体101の表面に残留するトナーはクリーニ
ング装置84によって除去される。転写域83において
トナー像が転写された後の複写紙Yは定着装置104へ
搬送され、前記トナー像が加熱定着される。
複写機本体100にはその側面から、それぞれサイズの
異なる複写紙を収納した給紙トレイ106A、106B
、106C,106Dが装填される。これらの給紙トレ
イ106A〜106Dのうちいずれか1つの給紙トレイ
から、その最上方側に積載される複写紙が、給紙ローラ
109A〜109DがモータMSなどの駆動手段によっ
て選択的に回転されることにより、給紙経路108A〜
108Dに1枚ずつ導かれる。前記給紙経路1゜8A〜
108Dおよびt&述する中間トレイ113からの給紙
経路115には、それぞれ搬送ローラ107A〜107
Eが配設され、これらの搬送ローラはモータM9によっ
て回転駆動される。この搬送0−ラ107A 〜107
E、7)Ijlきによッテ、給紙トレイ106A〜10
6Dおよび中間トレイ113からの複写紙が感光体10
1の転写域83の近傍に導かれる。
MM&lN108A〜108Dとffi光体101 (
7J転写域83の近傍との間の搬送経路には、レジスト
ローラ160A、160Bが設けられており、このレジ
ストローラ160A、160Bには後述するクラッチC
LTIを介してモータM9の回転力が選択的に伝達され
る。そのようにして感光体101表面に形成されるトナ
ー像に同期して複写紙Yが搬送されるように制御される
複写機本体100の側面には排紙トレイ110が設置さ
れている。この排紙トレイ110にはソレノイド5OL
8が取付けられており、このソレノイド5OL8を予め
定められる時間だけ励磁することによって、排紙トレイ
110は第1図の紙面に垂直な方向にシフトする。たと
えばソレノイド5OL8を励磁してut紙トレイ110
が第1図の紙面の手前の方向にシフトすると、次にソレ
ノイド5OL8を励磁するときには排紙トレイ110は
第1図の紙面において表から裏に向かう方向にシフトす
る。このようにして一部の原稿に対して複数部の複写後
の複写紙Yを仕分けされた状態で、排紙トレイ110上
に積載されるようにすることができる。
定着装置104がらの複写後の複写紙Yを排紙トレイ1
10に排出するための排出経路111に関連して、この
排出経路111がら分岐し、複写紙Yの表裏を反転する
反転経路112が設けられている。定着装置104から
の複写後の複写紙Yは操作者の後述する設定操作によっ
て設定される複写機、77の各動作モードに対応して、
次の3種類の態様で排紙トレイ110に排出される。
■排出経路111をそのまま通過して排紙トレイ110
へ排出する。
■排出経路111から反転経路112に導かれ、複写紙
Yの他方面に複写を行うために一時的に中間トレイ11
3に収納する。中間トレイ113に積載される複数の複
写紙Yは、その最下方側の複写紙Yから給紙ローラ11
4によって順次的に給紙経路115を介して感光体10
1の転写域83の近傍に導かれる。トナー像が転写され
た後の複写紙Yは定着装置104に導かれて、前記トナ
ー像が加熱定着され、この後排出経路111を通過して
排紙トレイ110に排出される。
■排出経路111から反転経路112に導かれて表裏が
反転された後、再び排出経路111に導かれて排紙トレ
イ110に排出される。
上記した3種の方法を可能とするため、反転経路112
は、排出経路111の二位置から分岐した経路112a
、112b、これら経路112aと112bとが合流し
た経路112cおよび該経路112cから分岐して中間
トレイ113に向かう経路112dで構成される。上記
経路1】2aと排出経路111との分岐部にはゲートフ
ラッパ115、経路112aと112bの分岐部位にゲ
ートフラッパ116、経路112Cと112dの分岐部
位にゲートフラッパ117をそれぞれ設置し、それぞれ
ソレノイド([]示していない)によって作動し、オペ
レータの所望の複写内容に応じて、複写紙Yの搬送経路
を自動選択している。経路112aと経路112bとの
分岐部近傍にはローラ118A、118B、118Cを
設置するとともに、経路112Cと112dとの分岐部
近傍にローラ119A、119B、119Cを設置し、
複写紙Yを搬送している。
また、経路112aと経路112bとの分岐部近傍の経
路112Cには、反転用ローラ120を設置し、駆動用
モータで正逆回転させ、複写紙Yの搬送方向を反転する
とともに、経路112Cの経路112dとの分岐部の下
流位置に反転用ローラ121を設置し、駆動用モータM
12で正逆回転している。
さらに、排出経路111の出口近傍に出紙検知センサー
S13を、経路112aの入口部近傍および経路112
Cに用紙反転検知センサーS14゜S15を、経路11
2dの出口近傍に中間トレイ入口検知センサーS16を
それぞれ設置している。
また、搬送用ローラ122A〜122Cは排出経路11
1に沿って配置され、搬送用ローラ123は経路112
dに配置される。上記搬送用ローラ122A〜122C
は、前記感光体ドラム102等の複写プロセス工程構成
部および定着装置104とともに同期してモータMIO
により駆動している。
上記構成とすることにより、上記■の場合はゲートフラ
ッパ115で経路112aを閉鎖して複写紙Yを排出経
路111に沿って排出する。■の場合はゲートフラッパ
115で排出経路111を閉鎖して反転経路112の経
路112aへ複写紙Yを導き、ゲートフラッパ116で
経路112Cを開き、経路112Cを通って反転用ロー
ラ121で搬送方向を反転するとともに、ゲートフラッ
パ117で経路112dを開き、中間トレイ113へと
複写紙Yを導いている。■の場合は複写紙Yを経路11
2cへ導いた1表、反転用ローラ120で搬送方向を反
転し、ゲートフラッパ116で経路112 b側を開い
て、経路112bより排出経路111へと導いている。
第2図は、RDH71の詳しい構成を示す断面図である
。原稿ホッパ77には一方面に画像が形成された複数枚
の頁数順に整列されたシート原稿Xが、その端部(第2
[i!左方側端部)が側端揃え部材10で揃えられた状
信で、搬送ベルト11上に載置されて受入れられている
。原稿ホッパ77に載置されたシート原稿Xは、その最
上方側のシート原稿×1から順次的に給紙ローラ12に
よって取出され、第1搬送手段7に給送される。
前記給紙ローラ12はモータM2によって予め定められ
るタイミングで矢符R1方向に回転駆動されるとともに
、回転時においてはソレノイドなどを含む図示しない構
成によって回転軸線61まわりに角変位されるレバー1
3により最−E方間のシート原稿X1に押付けられる。
なお、給紙ローラ12はシート原稿X1の給紙制御時に
おいてシート原稿X1に対して自重で常時接触させるよ
うにしてもよい。
第1搬送手段7の搬送路14の入口付近には、シート原
稿Xの重送を防止するために捌きローラ15A、15B
が配置されている。捌きローラ15Aはシート原稿Xを
搬送する方向に回転駆動され、捌きローラ15Bはシー
ト原稿Xをその搬送方向とは反対方向に搬送する方向に
捌きローラ15Aの回転速度よりも小さな回転速度で回
転駆動される。さらにこの捌きローラ15Bは、シート
原稿Xとの間の摩擦力が、捌きローラ15Aとシート原
稿Xとの間の摩擦力よりも小さく選ばれている。
これによってシート原稿Xは搬送路14内に確実に1枚
ずつ給送される。
搬送路14には、搬送方向に間隔をあけて各−対の搬送
ローラ16A〜16Dが間隔をあけて配置される。これ
らの搬送ローラ16A〜16DはモータM3によって回
転駆動され、シート原稿Xはこれらの搬送ローラ16A
〜16Dによって挟持されて搬送路14内を矢符R2方
向に搬送される。
搬送路14の出口近傍(第1露光部75の近傍)には一
対のレジストローラ19A、19Bが設置される。これ
らのレジストローラ19A、19Bは、後述するクラッ
チCLT2を介して図示しない駆動軸に連結されており
、このクラッチCLT2のオン/オフ制御によってその
回転が停止または再回転される。
クラッチCLT2のオン/オフ制御は、操作者によって
設定される複写機77の動作モードに対応して制御され
る。すなわちシート原稿Xの露光が必要な場合には、複
写紙Yとの同期をとるためにレジストローラ19A、1
9Bの回転を停止してシート原稿Xを一旦停止させ、複
写紙Yとの同期が取られた後に再回転して第1露光部7
5ヘシート原稿Xを給送するように制御される。一方、
シート原稿Xの露光が不必要な場合には、レジストロー
ラ19A、19Bを常時回転するようにしてシート原稿
Xを停止することなく通過させるように制御される。
レジストローラ19A、19Bによって搬送されるシー
1−原稿Xは、第1露光部75の直上に配設される直円
筒状の第1原稿ドラム20に巻回されて、この第1原稿
ドラム20の外周面が対向する搬送路20aに沿って搬
送される。搬送路20aには第1原稿ドラム20の周方
向に間隔をあけて複数の従動ローラ22A〜22Dが配
置され、第1原稿ドラム20がモータM4によって回転
駆動されることにより、シート原稿Xは第1原稿ドラム
20の外周面と従動ローラ22A〜22Dとに挟持され
て搬送される。
第1R光部75に関連する部分の複写機本体100の上
面には、硬質ガラスなどから成り第1原稿ドラム20の
軸線に平行に延びる露光ガラス24が配置されている。
第1原稿ドラム20に巻回されるシート原稿Xの第1N
稿ドラム20の半径方向外方側の原稿面に対する露光が
行われるときには、複写機本体100内の露光手段85
は第1露光部75に関連する位置に停止される。
第2原稿ドラム21は、第1原稿ドラム20と間隔をあ
けて、その軸線が第1原稿ドラム20の軸線と平行にな
るようにして第2露光部76に対向して配置される。第
2露光部76に関連して、硬質ガラスから成り第2原稿
ドラム21の軸線に平行に延びる露光ガラス25が配置
されている。
第2原稿ドラム21の外周面に関連しては搬送路21a
が配設され、この搬送路21aに第2原稿ドラム21の
周方向に間隔をあけて従動ローラ23A〜23Dが配置
される。
第1原稿ドラム20と第2原稿ドラム21との間には、
シート原稿Xの提示面を反転させるための表裏反転経路
30を有する第2搬送手段8が設けられている6表裏反
転経路30は搬送路20aの搬送路21aに対向する部
位から分岐して、上方へ傾斜して伸長する第1経路30
aと、搬送路21aの搬送路20aに対向する部位から
上方に延び、第1経路30aに合流する第2経路30b
と、第1および第2経路30a、30bの合流点から水
平方向に伸長する第3経路30cとから構成されている
。シート原稿Xが搬送路20aから第1経路30aを介
して第3経路30cに導かれ、この第3経路30cから
第2経路30bを介して搬送路21aに導かれることに
よって、第iff光部75にはシート原稿Xの一方の原
稿面が提示され、第2露光部76では他方の面が提示さ
れる。
搬送路20aから第1経路30aが分岐する部位にはソ
レノイドSQL 1によって駆動されるゲートフラッパ
31が配置され、搬送路2Oa内を搬送されるシート原
稿Xを選択的に第1経路3゜aに導いている。また第1
および第2経路30a30bが合流する部位にはソレノ
イド5QL2によって駆動されるゲートフラッパ35が
配置′され、第3経路30cからのシート原稿Xが確実
に第2経路30bに導かれるようにしている。
第1および第2経路30a、30bが合流する部位に関
連して、ローラ34Aが配置される。第1経路30aに
はこのローラ34Aに接触するローラ34Bが配置され
、第2経路30bにはソレノイド5OL3によってロー
ラ34Aに選択的に接触されるローラ3・↓Cが配置さ
れる。
シート原稿Xはローラ34A、34Bによって第1経路
30aから第3経路30cに導がれる。
第3経路30cには、モータM6によって正逆回転駆動
される各一対の搬送ローラ36A、36837A、37
Bが間隔をあけて配置されている。
これらの搬送ローラ36A、36B・37A 37Bに
よって、シート原稿Xはまず矢符Z1方向に搬送され、
その搬送方向を裔端部が第1および第2経路30a、3
0bが合流する部位を通過した時点で、搬送ローラ36
A、36B;37A、37Bの回転方向が反転されて矢
符Z2方向に搬送される。第3経路30c内におけるシ
ート原稿Xの搬送方向が反転されるとき、ゲートフラッ
パ35は第2図において実線で示される位置とされ、こ
れによってシート原稿Xは第2経路30bに導かれる。
シート原稿Xは搬送ローラ34A、34Cによってこの
第2経路30b内を搬送され、搬送路21aに導かれる
第2経路30bが搬送路21aに合流する部位の近傍に
は一対のレジストローラ59A  59Bが配置されて
いる。このレジストローラ59A。
59Bは後述するクラッチCLT3を介して図示しない
駆動軸に連結されており、クラッチCLT3のオン/オ
フ制御によって回転停止または再回転される。このクラ
ッチCLT3のオン/オフ制御は操作者によって設定さ
れる複写機77の動作モードに対応して行われる。
すなわち、シート原稿Xの露光が必要な場合には、複写
紙Yとの同期をとるためにレジストローラ59A、59
Bの回転を停止して、シート原稿Xの搬送を一旦停止し
、複写紙Yとの同期がとられた後に再回転して第2露光
部76への搬送が再開される。一方、シート原稿Xの露
光が不必要な場合には、レジストローラ59A、59B
を常時回転するようにしてシート原稿Xを停止すること
なく搬送路21aに導いている。ここで前記ソレノイド
S OL 3は、このレジストローラ59A5’lBの
回転動作、すなわちクラッチCL T 3のオン/オフ
制御に対応して制御される。
レジストローラ59A、5913によって搬送路21a
に導かれたシート原稿Xは、第2原稿ドラム21がモー
タM5によって回転駆動されることにより、該第2原稿
ドラム21の外周面と従動ローラ23A〜23Dとに挟
持されて搬送路21εを内を搬送される。そのようにし
て第2露光部76においてシート原稿Xの第2原稿ドラ
ム21の半径方向外方側の原稿面が順次的に提示される
。この提示される原稿面に対する露光が行われるときに
は、露光手段85は第2rG光部76の直下に固定され
る。
第3搬送手段9には、搬送路21aからシート原稿Xを
搬送ベルト11の近傍に導くための搬送路45が搬送路
21aがら分岐するようにして設けられている。llI
2送路45が搬送路21aから分岐する部位には、ソレ
ノイド5OL4によって駆動され、シート原稿Xを搬送
路45に選択的に導くためのゲートフラッパ46が配設
されている。
また搬送路45には間隔をあけて各一対の搬送ローラ5
0,51が設置されている。搬送ローラ50.51が回
転駆動されることによって、シート原稿Xは搬送ベルト
11へと導かれる。
搬送ベルト11は上下および左右に設置される駆動ロー
ラ55/l−55Dに巻掛けられている。
駆動ローラ55BはモータM7によって第2図示矢符R
3方向に回転駆動され、これによ・)で搬送ベルト11
は循環駆動される。前記第3搬送手段9の搬送路45の
出口近傍には、シート原稿Xの先端を検出するための検
出器S6が設けられており、この検出器S6からの出力
に応答してモータM7が電力付勢/消勢される。搬送路
45の出口に近接した位置には搬送ベルト11に接触す
る原稿呼込みローラ56が配置され“Cいる。搬送路4
5からのシート原稿Xはこの原稿呼込みローラ56と搬
送ベルト11とに挟持されて原稿ホッパ72に導かれ、
その最下方側から積載される。
シート原稿Xの搬送路14の入口近傍側端部の下方側に
は、原r4後端はね上げローラ58が設置され、シート
原稿Xの後端部下側をはね上げるようにして最下端部に
シート原稿Xを積載するための開口が確実に広げられる
ようにしている。モータM7は搬送ベルト11によって
搬送されるシート原稿Xの搬送方向下流側の端部が側部
揃え部材10に達した時点で停止される。
原稿ホッパ72には、載置された複数のシート原稿Xの
提示が一循環したことを検出するために検出用アクチュ
エータ60が設けられている。この検出用アクチュエー
タ60はシート原稿Xが原稿ホッパ72内に載置される
以前には、第2図において実線で示される最下端位置に
あり、この上に操作者によってシート原稿Xが載置され
る。第1および第2露光部75.76における原稿面の
提示後のシート原稿Xは、搬送ベルト11によって、こ
のアクチュエータ60の下方側に順次積載されてゆき、
これによって該アクチュエータ60は上昇していく、そ
のようにしてシート原稿Xの提示が一循環した後には、
第2図において破線で示される最上位に達する。アクチ
ュエータ60が最上位に達すると、このことが検出器S
1によって検出される。この検出器S1の出力によって
後述するようにして複写機本体100fflの動作が制
御される。アクチュエータ60が前記最上位に達すると
アクチュエータ駆動用モータM1が付勢され、これによ
ってアクチュエータ60は360度回転されてシート原
稿Xの最下端位置に移動される。
搬送路14において、捌きローラ15A、15Bよりも
シート原稿Xの搬送方向下流側近傍には。
シート原稿Xを検出するための検出器S2が配置され、
この検出器S2からの出力に応答してモータM3がf手
勢/消勢される。また第1原稿ドラム20の近傍の搬送
路14に配置されるレジストローラ19A、19Bより
もシート原稿Xの搬送方向上流側には検出器S3が配置
される。この検出器S3ではシート原稿Xの先端が検出
され、その出力に応答してモータM3が制御されるとと
もに、レジストローラ19A、19Bに関連して設けら
れるクラッチCLT2がオン、・′オフ制御される。
さらに第2t!i送手段8の表裏反転経路30において
、第1経路30aには検出器S4が設けられている。こ
の検出器S4からの出力に応答してモータM6が駆動制
御され、さらにソレノイド5OL2が制御される。この
ようにして第2搬送手段8におけるシート原稿Xの表裏
反転動fヤが実現される。
第2原稿ドラム21の近傍の第2経路30bに配置され
るレジストローラ59A、59Bよりもシート原稿Xの
搬送方向上流側には検出器S5が配置される。この検出
器S5からの出力に応答してソレノイド5OL3および
レジストローラ59A、59Bに関連して設けられるク
ラッチCI−T3の動作が制御される。
上述のような精成を有するRD l−171を備える複
写ll!77では、複数枚のシート原稿Xを複数回m環
させることによってたとえば次のような複写動作を行う
ことができる。
(A)片面原稿から複数部の仕分けした片面複数シート
を得る動作。
(B)片面原稿から複数部の仕分けした両面複数シート
を得る動作。
(C)両面原稿から複数部の仕分けした片面複数シート
を得る動作。
(D)両面原稿から複数部の仕分けした両面複数シート
を得る動作。
またさらにたとえばRDH71の第1および/または第
2原稿ドラム20.21にシート原稿Xを巻付けたまま
で露光を行い、シート原稿Xの一循環中に複数枚の複写
を行うこともできる。
第3図は複写機本体100のたとえば上面などに配置さ
れる操作パネル180の一部の平面図である。操作パネ
ル180には複写部数を設定するためのテンキー185
、クリアキー186、複写条件を設定するための複写モ
ード選択キー187、RDH71を能動化/非能動化す
るためのRD H(循環式自動原稿供給)機能キー18
9、複写動作の開始を指示するためのプリントスイッチ
188、テンキー185によって設定される設定部数を
表示するための設定部数表示部190、複写された部数
を表示するための複写部数表示部191、複写モード選
択キー187によって選択される複写モードを表示する
複写モード表示部192A〜192D、およびRD H
機能モード表示部196などを備えている。前記複写モ
ード表示部192A〜192DおよびRDHII!l能
モード表示部196はたとえば発光ダイオードなどを含
んで実現され、各モードが選択されるときに、この発光
ダイオードが点灯駆動される。
前記複写モード表示部192A〜192Dはそれぞれ、
片面原稿から片面複写を取る場合(SIMPLEX−3
IMPLEX) 、片面原稿から両面複写を取る場合(
SIMPLEX−DUPLEX)、両[[稿カ?) 片
面複写を取る場合(DUPLEX →SIMPLEX)
、両面原稿カラ両面複写を取る場合(DUPLEX −
DUPLEX ) ノ上述ノ(A)〜(D)の4つの複
写モードを示しており、複写モード選択キー187を1
回押圧操作する毎に上から順次的に各複写モードが選択
されて、各表示部192八〜192Dの発光ダイオード
(図示せず)が点灯する。ただし複写モード表示部19
2Dが点灯されている状態で、複写モード選択キー18
7を押圧操作すると複写モードは複写モード表示部19
2Aに表示されるSIMPLEX→SIMPLEXに変
化する。
RDH71はRDH機能モードキー189を押圧操作し
てRDH機能モード表示部196が点灯される状態で能
動化され、消灯された状態では非能動化される。すなわ
ち操作者は原稿台105に、たとえば本などの原稿を載
!してその複写像を複写紙Y上に得る場合には、前記R
D)lfi能キー189を操作してRDH機能モード表
示部196を消灯させる。また、RDH71を用いてシ
ート原稿Xを搬送させるようにして複写を行う場きには
、1(DH機能モード表示部196が点灯される状態と
する。
RD)1機能が用いられる場合には操作者は前記複写モ
ード選択キー187の操作によって、前述のようにして
複写モードを設定する0次にテンキー185の操作によ
って複写物の必要部数を設定する。このとき設定部数表
示部190において前記設定された複写部数が表示され
る。テンキー185の操作に引続いてプリントスイッチ
188を押圧操作すると、RD l(71と複写機本体
100とが協働して動作し、複写動作が開始される。こ
のとき複写終了部数が複写部数表示部191に順次表示
されていく、そのようにして設定部数表示部190に表
示される設定部数と複写部数表示部191に表示される
数値とが一致すると複写機77の動作は停止し、設定部
数表示部190の表示はr□、にリセットされる。なお
このとき複写部数表示部191における表示は、次にプ
リントスイッチ188が押圧操作されるまでリセットさ
れずに維持される。
第4図は複写tl177の電気的構成を示すブロック図
である。前記複数のモータM1〜M13はモータ駆動回
路170に、クラッチCLTI〜CLT3はクラッチ駆
動回路171に、複数のソレノイドSQL 1〜5OL
8はソレノイド駆動回路172に接続される。これらの
駆動回路170〜172および直流電源184などの原
稿搬送制御、複写紙搬送制御、および複写工程の制御に
用いられる制御要素は、インタフェイス回路(Ilo)
173に接続される。このインタフェイス回路173に
は前記複数の検出器81〜S18が接続され、さらにマ
イクロコンピュータ(CPU)174が接続されている
。検出器81〜S18からの信号はマイクロコンピュー
タ174に与えられ、マイクロコンピュータ174では
この信号に対応する演算処理が行われ、各駆動回路17
0〜172に駆動制御信号がインタフェイス回路173
を介して与えられる。
マイクロコンピュータ174には、ROM (リードオ
ンリメモリ)175およびRAM (ランダムアクセス
メモリ)176が接続されている。マイクロコンピュー
タ174は、ROM175に記憶される制御用プログラ
ムに基づいてRAM 176の記憶領域を作業領域とし
て用いながら制御動作を行う。
インタフェイス回路173は、駆動回路177を介して
露光手段85の光源150を電力付勢する調光ユニット
178に接続されるとともに、操作パネル180の各表
示部183(表示部190゜191.192A〜192
D、196を含む)に表示駆動回路182を介して表示
制御信号を与え、また操作用のキー181(キー185
,186゜187 188.189を含む)に接続され
ている。
第5図は、本発明の第1実施例を説明するための簡略化
した断面図である。ここでは原稿枚数が奇数(本実施例
では5枚の原稿)、両面複写の部数は3部の場合の動作
について説明する。以下の説明において数字1〜5の添
字は、片面原稿Xの頁数を表す、たとえば第1頁原稿は
×1と示す。
なお、図面においては、原稿Xおよび複写紙Yの表面に
真数を表す数字を記入する。
片面原稿Xは、第5図(1)のように、複写すべき原稿
面を下に向け、下から上へ頁順に原稿ホッパ72上に重
ねられる。11!写が開始されると第5図(1)のよう
に最上部の原稿X5が第2露光部76に提示される。給
紙トレイ106Aからは複写紙Yが給紙され、この複写
紙Yの一方表面に原稿X5が複写される。複■後、第5
図(2)のように原稿X5は原稿ホッパ72の最下部l
\原稿面を下に向けて戻され、複写紙Yは中間トレイ1
13に複写面を上に向けて収納される。続いて、第5図
(3)のように、原稿X4が第2露光部76に提示され
るが、このときは露光を行わずに空送りをして原稿ホッ
パ72の最下部に戻される0次に原稿X3が第28光部
76に提示されるときは、原稿X5のときと同様の動作
を行い(第5図(4)(5)参照)、原稿X2のときは
原稿X4のときと同様の動作を行う(第5図(6)参照
)、原稿X1が第2f!光部76に提示されたときは、
第5図(7)、(8)のように前述の原稿X5のときと
同様の動作を行う、したがって1回目の原稿W1環終了
時において中間トレイ113には原稿Xの奇数頁が一方
面に複写された複写紙Yが収納されることになる。すな
わち1部目の両面複写W1の奇数頁の複写が行われたこ
とになる。
原稿X1は最終原稿であるので、この時点で原稿枚数が
奇数であることが判明し、以降は奇数原稿モードで複写
が行われる。まず、原稿枚数が奇数であるので原稿X5
が複写された複写紙Yの他方面には原稿の複写を行う必
要がないので、第5図(9)のように該複写紙Yは他方
面に白紙複写を行うか、または単に複写紙Yの空送りの
みを行い、排紙トレイ110に反転されて排紙される。
この後、原稿Xの2回目の原稿循環が開始される。
原稿X5が供給されたときは、第5図(10)。
(11)のように1回目の原稿wi環のときと同様に給
紙トレイ106Aから新しい複写紙Yを給紙して複写を
行い、複写紙Yは中間トレイ113に収納される。原稿
X4が供給されたときは、第5図(12)のように中間
トレイ113の最下部に収納されている複写紙(原稿X
3が複写された複写紙)Yが給紙され、他方面に原稿X
4が複写された後に、第5図(13)のように反転され
て排紙トレイ110に排紙される。このように奇数原稿
モードのときは、中間トレイ113から給紙された複写
紙Yは、反転されて排紙トレイ110に排紙される。こ
れによって排紙トレイ110には頁順の校合した両面複
写が積載され、複写終了後に複写紙Yの頁順を改めて揃
える必要がなくなる。
原稿x3が給紙されたときには、第5図〈14)(15
)のように、新しい複写紙Yを給紙し、複写後の複写紙
Yは中間トレイ11,3に収納される。原稿X2が給紙
されたときは、第5図(16)のように中間トレイ11
3の最下部に収納されている複写紙(原稿X1が複写さ
れた複写紙)Yが給紙され、他方面に原稿X2が複写さ
れた後に、第5図(17)のように反転されて排紙トレ
イ110に排紙される。原稿X1が給紙されたときは、
第5図(18)、(1,9)のように、新しい複写紙Y
を給紙し、複写後の複写紙Yは中間トレイ113に収納
される。この時点で2回目の原稿循環が終了する。排紙
トレイ110には1部目の両面複写W1が完成しており
、中間トレイ113には1回目の原稿循環終了時と同様
に奇数頁が一方面に複写された複写紙Yが積載されてい
る。
第5図(20)〜(30)に示されている3回目の原稿
循環においては、2回目の原稿循環のときと同様な動作
が行われる。第5図(30)に示すように、3回目の原
稿循環の終了時において、排紙トレイ110には2部目
の両面複写W2が完成しており、中間トレイ113には
奇数頁が一方面に複写された複写紙Yが積載されている
次に4回目の原稿循環における動作について説明する。
第5図(31)に示すように、原稿X5が複写された複
写紙Yは反転されて排紙トレイ110に排紙される。原
稿X5が給紙されたときは、原稿X5の複写は行う必要
がないので、空送りして原稿ホッパ72に戻す、第5図
(32)、(33)に示すように原稿X4が給紙された
ときは、中間トレイ113がら原稿X3が複写された複
写紙Yが給紙され、他方面に原稿X4が複写された後に
反転されて排紙トレイ110に排紙される。
原稿X3は、第5図(34)に示すように空送りされる
。原稿x2が給紙されたときは、第5図(35)、(3
6)に示すように、中間トレイ113から原稿X1が複
写された複写紙Yが給紙され、他方面に原稿×2が複写
された後に反転されて排紙トレイ110に排紙される。
原稿X1は、第5図(37)に示すように、空送りされ
て4回目の原稿循環が終了する。第5図(38)のよう
に、原稿Xは最初に積載した状態であり、排紙トレイ1
10には3部の両面複写W1〜W3が完成している。
第6図は、本発明の第1実施例を説明するための簡略化
した断面図である。ここでは原稿枚数が偶数(本実施例
では4枚の原稿)、両面複写の部数は2部の場合の動作
について説明する。
片面原稿Xは、第5図(1)のように、複写すべき原稿
面を下に向け、下から上へ頁順に原稿ホッパ72上に重
ねられる。複写が開始されると第6図(1)のように最
上部の原稿X4が第2露光部76に提示される。給紙ト
レイ106Aがらは複写紙Yが給紙され、この複写紙Y
の一方面に原稿X4が複写される。複写後、第6図(2
)のように原稿x4は原稿ホッパ72の最下部へ原稿面
を下に向けて戻され、複写紙Yは中間トレイ113に収
納される。続いて、第6図(3)のように、原稿X3が
第2露光部76に提示されるが、このときは露光を行わ
ずに空送りをして原稿ホッパ72の最下部に戻される0
次に原稿X2が第2露光部76に提示されるときは、原
稿X4のときと同様の動作を行い(第6図(4)、(5
)参照)、原稿X1のときは原稿X3のときと同様の動
作を行う(第6図(6)参照)、原稿X1は最終原稿で
あるのでこの時点で原稿枚数が偶数であることが判明し
、以降は偶数原稿モードで複写が行われる。
原稿枚数が偶数であるので原稿X4が一方面に複写され
た複写紙Yの他方面には原稿X3の複写を行う必要があ
る。
原稿X4が供給されたときは、第6図(7)(8)のよ
うに1回目の原稿循環のときと同様に給紙トレイ106
Aがら新しい複写紙Yを給紙して複写を行い、複写紙Y
は中間トレイ113に収納される。原稿X3が供給され
たときは、第6図(9)のように中間トレイ113の最
下部に収納されている複写紙(原稿X4が複写された複
写紙)Yが給紙され、他方面に原稿X3が複写された後
に、第6図(10)のように表裏状態を維持して排紙ト
レイ110に排紙される。このように偶数原稿モードの
ときは、中間トレイ113がら給紙された複写紙Yは、
反転させずに排紙トレイ110に排紙される。これによ
って排紙トレイ110には頁順の校合した両面複写が積
載され、複写終了後に複写紙Yの頁順を改めて揃える必
要がなくなる。
原稿X2が給紙されたときは、第6図(11)。
(12)のように、新しい複写紙Yを給紙し、複写後の
複写紙Yは中間トレイ113に収納される。
原稿X1が給紙されたときは、第6図(13)のように
中間トレイ113の最下部に収納されている複写紙(原
稿X2が複写された複写紙)Yが給紙され、他方面に原
稿X1が複写された後に、第5図(14)のように表裏
状態を維持して排紙トレイ110に排紙される。この時
点で2回目の原稿循環が終了する。排紙トレイ110に
は1部目の両面複写W1が完成しており、中間トレイ1
13には前述の1回目の原稿循環終了時と同様に偶数頁
が複写された複写紙Yが積載されている。
次に3回目の原稿循環における動作について説明する。
第6図(15)に示すように、原稿X4が給紙されたと
きは、原稿X4の複写は行う必要がないので、空送りし
て原稿ホッパ72に戻す。
第5図(16)、(17)に示すように原稿X3が給紙
されたときは、中間トレイ113から原稿x4が複写さ
れた複写紙Yが給紙され、他方面に原稿×3が複写され
た後に表裏状態を維持して排紙トレイ110に排紙され
る。
原稿X2は、第6図(18)に示すように空送りされる
。原稿X1が給紙されたときは、第6図(19)、(2
0)に示すように、中間トレイ113から原稿X2が複
写された複写紙Yが給紙される。該複写紙Yは、他方面
に原稿X1が複写された後に表裏状態を維持して排紙ト
レイ110に排紙され、3回目の原稿循環が終了する。
第6図(20)のように、原稿Xは最初に積載した状態
であり、排紙トレイ110には2部の両面複写W1、W
2が完成している。
以上のように第1実施例によれば、原稿Xの複写を行う
前に原稿Xの枚数をRD H71によって計数する必要
がなくなり、両面複写の作成に要する時間が短縮される
。また原稿Xの損傷も軽減される。
第7図は、循環式自動原稿供給装置(以下、「RDH,
という)251を備える静電式複写機252の基本的な
構成を示す断面図である。RDH251は複写機本体2
53の上面に回転軸254に関して角変位自在に取付け
られる。複写機本体253の上面には硬質ガラスなどの
材t+から成る原稿台255が配設される。RDH25
1による原稿の供給が行われない場合(たとえば原稿が
本などの場合)には、この原稿台255にその原稿面を
下方側として原稿が載置され、RD H251の下部で
前記原稿を原稿台255に押圧して固定した状態で複写
動作が行なわれる。
複写機本体253の内部には、第7図の紙面に垂直な方
向に延び、原稿台255に近接した位置で、この原稿台
255が配設される範囲にわたって搬送される露光手段
256が備えられている。
露光手段256はハロゲンランプなどによって実現され
る光源257および反射鏡258などを含んでいる。該
露光手段256は原稿台255上に原稿が停止された状
態で、この原稿の走査を行う場合には矢符259方向に
図示しない構成によって搬送され、そのようにして前記
原稿面が走査されて露光される。
光源257から発生した光は原稿面において原稿像に対
応して選択的に吸収される。原稿面からの反射光は、前
記反射jm 258から反射鏡260゜261、ズーム
レンズ262、および反射鏡263によって、複写機本
体253の内部中央(−1近に設けられ、前記露光手段
256の長平方向に下行な軸線を有する直円筒状の感光
体264の露光域264aに導かれる。露光手段256
が搬送されるときには、反射鏡260.261もまた同
時に搬送され、そのようにして露光手段256から感光
体264の露光域264aに至る光経路の長さが一定に
保たれる。
感光体264において露光前の感光体264の表面は、
感光体264の外周面に沿って、感光体264の軸線方
向に延びて配設される帯電用コロナ放電器265によっ
て均一に帯電されている。
この゛ような感光体264の表面に、前述のようにして
原稿面からの反射光が照射されることによって、該感光
体264表面は選択的に除電され、そのようにして静電
潜像が形成される。この静電潜像は現像装置266によ
ってトナー像に顕像化され、このトナー像は、転写用コ
ロナ放電器267の働きによって転写域264bの近傍
に後述する構成によって搬送される複写紙に転写される
トナー像の転写後の感光体264の表面に残留するトナ
ーは、クリーニング装置268によって除去される。ト
ナー像が転写された後の複写紙は、搬送ベルト269に
よって定着装置270に導かれて、この定着装置270
において前記トナー像が加熱定着される。このようにし
て複写工程を経た複写紙は、後述する態様で複写機本体
252の一方側面に設けられる排紙トレイ271上に排
出される。
複写機本体252には、複数の複写紙が収納された給紙
トレイ272が装填されている。給紙トレイ272に積
載されて収納される複写紙は、その最上方側に積載され
る複写紙に押付けられた状態で回転駆動される給紙ロー
ラ273によって、1枚ずつ上取りされ、搬送ローラ2
74によって給紙経路275に導かれる。給紙経路27
5の転写域264bの近傍には一対のレジストローラ2
76が設けられており、このレジストローラ276は図
示しないクラッチを介して複写機本体内部の図示しない
駆動手段の駆動軸に連結されている。
前記クラッチのオン/オフ制(1によって、複写紙を感
光体264表面に形成されるトナー像と同期するように
して搬送させることができる。
定着装置270の出口から排紙トレイ271に連なる排
出経路277から分岐して、反転経路278が設けられ
ている。この反転経路278は、排出経路277の複写
紙の搬送方向上流側から順に相互に異なる位置で分岐す
る第1、第2経路278a、278b、第1および第2
経路278a278bが合流する部位から下方側に延び
る第3経路278c、ならびに該第3経路278Cから
分岐して中間トレイ279に至る第4経路278dから
構成されている。排出経路277に関連して各一対の搬
送ローラ280,281,282が間隔をあけて配置さ
れている。
反転経路278において、第1および第2経路278a
、278bが合流する部位に関連してローラ283Aが
配置され、このローラ283Aに共通に接触するローラ
283B、283Cが、それぞれ第1、第2経路278
a、278bに関連して設けられている。ローラ283
Aは矢符284方向に回転駆動され、これによって複写
紙の第1経路278aから第3経路278Cに向かう搬
送、および第3経路278Cから第2経路278bに向
かう搬送が可能とされている。また第4経路278dが
第3経路278Cから分岐する部位に関連してはローラ
285Aが配置され、このローラ285Aに共通に接触
するローラ285B285Cが、それぞれ第11 、第
3経路278d278Cに関連して設けられている。ロ
ーラ285Aは矢符286方向に回転駆動され、これに
よって第3経路278Cのローラ285Cの近傍で複写
紙を鉛直下方に向かう方向に搬送することができ、また
第4経路278d内を中間トレイ279に向かう方向に
搬送することができる。
第1および第2経路278a、278bが合流する部位
の近傍の第3経路278Cには正逆回転される搬送ロー
ラ287が配置され、また第4経路278dが第3経路
278Cから分岐する部位の近傍であって、この部位よ
りも下方側の第3経路278(には、正逆回転される搬
送ローラ288が配置されている。さらに第1経路27
8aが排出経路277から分岐する部位の近傍には、定
着装置270からの複写紙を排出経路277または第1
経路278aに選択的に導くためのゲートフラッパ8つ
が設けられ、第1および第2経路278a  278b
が合流する部位には、第3経路278cから第2経路2
78bに複写紙を確実に導くためのゲートフラッパ29
0が設けられ、第4経路278dが第3経路278Cか
ら分岐する部位には、第3経路278cから第4経路2
78dに複写紙を確実に導くためにゲートフラッパ29
1が設けられている。
中間トレイ279に積載される複写紙は、その上方側の
面に複写像が形成されている。このような複写紙はその
最下方側に積載される複写紙から給紙ベルト292によ
って1枚ずつ取出され、搬送ローラ293によって給紙
経路275に導かれる。
定着装置270からの複写紙は次の3通りの方法で排出
される。
■排出経路277を介してそのまま排紙トレイ271上
に排出される。
■排出経路277から第1経路278a、第3経路27
8c、第2経路278bを経て再び排出経路277に導
かれ、そのようにして表裏反転されて排紙トレイ271
上に排出される。
■排出経路277から第1経路278a、第3経路27
8c、第4経路278dを経て中間トレイ279に一旦
積載され、さらに給紙経路275を介して感光体264
の転写域264bの近傍に導かれ、再び定着装置270
を通り、排出経路277から第1経路278a、第3経
路278c、第2経路278bを経て排出経路277に
導かれ、排紙トレイ271上に排出される。
上記■〜■のような各複写紙の排出態様は、複写機本体
253に備えられる図示しない操作部から、操作者によ
って入力される各複写モードに対応して選択される。複
写機本体253内の複写紙の搬送経路には複数の検出器
(図示せず)が適所に配置されており、この検出器によ
って複写紙を検出するようにして各搬送ローラおよびゲ
ートフラッパなどを駆動して前述のような複写紙の搬送
Reaを実現している。
第8図は、RDH251の構成を拡大して示す断面図で
ある。このRDH251を用いてシート原稿を搬送させ
つつ、複写動作が行われるときには、露光手段256を
検出器300で検出するようにして、この露光手段56
を第7図および第8図に共通に示される露光領域301
に関連する位置に停止させる。露光領域301の上方側
に対応する部位のRDH251内には、第7図および第
8図の紙面に垂直な軸線を有する直円筒状の原稿ドラム
302が設けられている。この原稿ドラム102はモー
タMllによって矢符R11方向に回転駆動される。
RDH251において、複数枚のシート原稿Xは原稿積
載部材である原稿ホッパ303に積載される。原稿ホッ
パ303に関連して、モータM11の回転力がクラッチ
を介して伝達され、矢印方向に回転駆動される駆動ロー
ラ304に巻掛けられる搬送手段である給紙ベルト30
5が配置される。この給紙ベルト305によって、複数
枚のシート原稿Xのうち、原稿ホッパ303の最下方側
に積載されるシート原稿Xが引出される。
引出されたシート原稿Xは、ソレノイドによって駆動さ
れるゲートフラッパ306によって、第1搬送路307
または第2搬送路308に選択的に導かれる。すなわち
、ソレノイドが消磁されているときには、ゲートフラッ
パ306は第2搬送路308を閉鎖し、第1撤送路30
7を開放する。
またソレノイドが励磁されるとゲートフラッパ306が
角変位されて、第1搬送路307が閉鎖され、第2搬送
路308が開放される。
第1搬送路307はシート原稿Xの幅方向(第7図およ
び第8図の紙面に垂直な方向)に延びて形成されており
、その長手方向に垂直な断面が大略的に半円周状の形状
を有し、給紙ローラ305によって引出されたシート原
稿Xを原稿台255の近傍に導いている。
第2搬送路308は原稿ホッパ303から水平方向に延
びる第1経路308aと、この第1経路308aに連な
る第2経路308bと、この第2経路308bから分岐
して原稿台255の近傍で第1搬送路307にき流する
第3経路308cとを含んでいる。第2経路308bに
は、クラッチによってモータMllの回転力が伝達され
、正逆回転駆動される搬送ローラ309が設けられてお
り、これによってこの第2経路308bにおいてシート
原稿Xは矢符R11,R12方向に搬送される。
第3経路308cが第2経路308bから分岐する部位
に関連して、ソレノイドによって駆動され、第2経路3
08bに導かれたシート原稿Xを確実に第3経路308
cに導くためのゲートフラッパ310が設けられている
。まなこの部位に関連してローラ311Aが配置され、
このローラ311Aに共通に接触するローラ311B、
311Cが、第1、第3経路308a、308cのそれ
ぞれに関連して配置されている。ソレノイドが消磁され
ている状態では、第1経路308aと第2経路308b
との間は開放されており、励磁されるとゲートフラッパ
310が角変位して第1および第2経路308a、30
8bの間を閉鎖し、第2および第3経路308b、30
8cの間を広く開[]させる。
第1搬送路307、または第2搬送路308の第3経路
308cから原稿台255の近傍に導かれたシート原稿
Xは、この原稿台255に関連して配置される搬送ベル
ト312によって、この搬送ベルト312と原稿台25
5との間に形成される搬送経路314内を搬送される。
この搬送ベルト312はモータM 11からの回転力が
図示しない構成によって伝達される駆動ローラ313に
巻付けられている8 搬送ベルト312によって露光領域301の近傍に導か
れたシート原稿Xは、原稿ドラム302と、この露光ド
ラム302に接触する従動ローラ315とに挟持され、
そのようにして原稿ドラム302に巻掛けられて搬送さ
れる。
従動ローラ315の近傍で、シート原稿Xの搬送路は、
第3WJ、送路316と第4搬送路317とに分岐して
いる。第3搬送路316は露光ドラノ、302の外周面
に沿う搬送路であって、原稿ホッパ303の上方側に連
なる搬送経路318に連続している。
第4tli送路317は、第3搬送路316から従動ロ
ーラ315の近傍で水平方向に分岐する第1−経路31
7aと、この第1経路317aに連なって延びる第2経
路317bと、前記第2経路317bから分岐し、第3
経路316と合流して搬送経路318に連なる第3経路
317cとから構成されている。第1経路317εtが
第3搬送路316から分岐する部位には、ソレノイドに
よって駆動され、露光領域301がら導がれるシート原
稿Xを、ソレノイドの励磁または消磁によって第4搬送
路316または第3搬送路317に選択的に導くゲート
フラッパ319が配置されている、第2経路317bに
はクラッチを介してモータM11の回転力が伝達され、
回転される搬送ローラ320が配置されており、これに
よって第2経1i’8317bにおいてシート原稿Xは
矢符R13,R14方向に搬送される。
第3経路317cが第2経路317bから分岐する部位
に関連して駆動ローラ321Aが配置され、この駆動ロ
ーラ321Aに共通に接触するローラ321B、321
Cがそれぞれ第1、第3経路317a、317cに関連
して設けられている。
さらに前記分岐部にはソレノイドによって駆動されるゲ
ートフラッパ322が配置され、これによって第2経路
317bからのシート原稿Xを確実に第3経路317c
に導くようにしている。ソレノイドが消磁されていると
きには、第1および第2経2ft317a、317bの
間は開放されており、ソレノイドの励磁によって、ゲー
トフラッパ322が角変位して第1および第2経路31
7a、317bの間を閏鎖し、第2および第3経路31
7b、317cの間を広く開口させる。
第9図は、複写機252の基本的な電気的構成を示すブ
ロック図である。制御部201は、原稿供給装置251
、複写紙供給手段203、複写手段204および複写紙
排紙手段205をそれぞれ制御する。
複写紙供給手段203は供紙トレイ272および中間ト
レイ279を含んで構成され、複写紙排紙手段205は
排紙トレイ271、排出経路277および反転経路27
8を含んで構成される。複写手段204は、露光手段2
56および感光体264などを含んで構成される。
第10図は、本発明の第2実施例を説明するための簡略
化した断面図である0片面原稿Xは、複写すべき原稿面
を下に向けて下がら上に頁順に重ねられ、原稿ホッパ3
03に積載される。原稿Xは下から順に1枚ずつ給紙さ
れ、最上部に戻される。ここでは原稿枚数が奇数(本実
施例では3)で、複写部数が3部の場合を説明する。
原稿X1は、第10図(1)のように第2搬送路308
を経由して露光部301に給紙される。
給紙トレイ272から複写紙Yが給紙され、該複写紙Y
の一方面に原稿X1が複写される。複写後の原稿X1は
、第10図(2)のように第3搬送路316を経由して
原稿ホッパ303に戻され、複写紙Yは中間トレイ27
9に収納される。原稿X2は、第10図(3)のように
第2搬送路3゜8を経由して露光部301に給紙される
。中間トレイ279から原稿X1が複写された複写紙Y
が給紙され、該複写紙Yの他方面に原稿X2が複写され
る。第10図(4)のように、複写後の原稿X2は、第
31fi送路316を経由して原稿ホ・ソバ303に戻
され、複写紙Yはそのままの表裏状態で排紙トレイ27
1に排紙される。
[f?IX3は、第10図(5)のように、第2v!i
送路308を経由して露光部301に給紙され、給紙l
〜レイ272から給紙される複写紙Yの一方面に原稿X
3が複写される。この時点で原稿X3が最終原稿である
と判明するので、第10[D(6)のように複写紙Yは
反転されて排紙トレイ271に排紙される。したがって
1回目の原稿循環終了時において、1部目の両面複写W
1は完成し、また原稿Xは最初に原稿ホッパ303に積
載した状態とは表裏状態が反転した状態で積載されるこ
とになる。
2回目の原稿循環について説明する。原稿Xは原稿面を
上に向けて原稿ホッパ303に積載されているので、第
1搬送路307を経由して露光部301に給紙され、第
3搬送路316を経由して原稿ホッパ303に戻される
。?!写動作は、1回目の原稿循環のときと同様である
(第10図(7)〜(12)参照)。したがって2回目
の原稿循環終了時において、2部目の両面複写W2は完
成し、また原稿Xは最初に原稿ホッパ303に積載した
状態とは表裏状態が反転した状態で積載されることにな
る。
3回目の原稿循環において、原稿Xは第1搬送路307
を経由して露光部301に提示され、第4搬送路317
を経由して原稿ホッパ303に戻される。複写動作は、
1回目の原稿循環のときと同様である(第10図(13
〉〜(18)参照)。
したがって3回目の原稿循環終了時において、3部の両
面複写W1〜W3が完成し、原稿Xは最初に原稿ホッパ
303に積載した状態に戻されている。
第11図は本発明の第2実施例を説明するための簡略化
した断面図である6片面原稿Xは、複写すべき原稿面を
下に向けて下から上に頁順に重ねられ、原稿ホッパ30
3に積載される。原稿Xは下から順に1枚ずつ給紙され
、最上部に戻される。
ここでは原稿枚数が偶数(本実施例では4)で、複写部
数が3部の場合を説明する。
原稿X1は、第11図(1)のように第2搬送路308
を経由して露光部301に給紙される。
給紙トレイ272から複写紙Yが給紙され、該複写紙Y
の一方面に原稿X1が複写される。複写後の原稿X1は
、第11図(2)のように第3搬送路31Gを経由して
原稿ホッパ303に戻され、複写紙Yは中間トレイ27
9に収納される。原稿X2は、第11図(3)のように
第2搬送路308を経由して露光部301に給紙される
。中間トレイ279から原稿X1が複写された複写紙Y
が給紙され、該複写紙Yの他方面に原稿X2が複写され
る。第11図(4〉のように、複写後の原稿X2は、第
3ffl送路316を経由して原稿ホッパ303に戻さ
れ、複写紙Yはそのままの表裏状態で排紙l・レイ27
1に排紙される。
原稿X3は、第10図(5)のように、第2ffi送路
308を経由して露光部301に給紙され、給紙トレイ
272から給紙される複写紙Yの一方面に原稿X3が複
写される。複写後の原稿×3は、第11図(6)のよう
に第3搬送路316を経由して原稿ホッパ303に戻さ
れ、複写紙Yは中間トレイ279に収納される。原稿X
4は、第10図(7)のように第2搬送路308を経由
して露光部301に給紙される。中間トレイ279から
は原稿×3が複写された複写紙Yが給紙され、該複写紙
Yの他方面に原稿X4が複写される。第10図(8〉の
ように、複写後の原稿x4は、第3搬送路316を経由
して原稿ホッパ303に戻され、複写紙Yはそのままの
表裏状態で排紙トレイ271に排紙される。この時点で
原稿X4が最終原稿であると判明する。したがって1回
目の原稿循環終了時において、1部目の両面複写W1は
完成しており、また原稿Xは最初に原稿ホッパ303に
積載した状態とは表裏状態が反転した状態で積載される
ことになる。
2回目の原稿循環について説明する。原稿Xは、原稿面
を上に向けて原稿ホッパ303に積載されているので、
第1搬送路307を経由して露光部301に給紙され、
第3搬送路316を経由して原稿ホッパ303に戻され
る。複写動作は、1回目の原稿循環のときと同様である
(第11図(9)〜(17)参照)、シたがって2回目
の原稿循環終了時において、2部目の両面複写W2が完
成し、原稿Xは最初に原稿ホッパ303に積載した状態
とは表裏成心が反転した状態で積載される。
3回目の原稿循環において、原稿Xは第1搬送路307
を経由して露光部301に提示され、第4搬送路317
と経由して原稿ホッパ303に戻される。複写動作は、
1回目の原稿循環のときと同様である(第11図(17
〉〜(24)参照)。
したがって3回目の原稿循環終了時において、3部の両
面複写W1〜W3が完成し、原稿Xは最初に原稿ホッパ
303に積載した状態に戻されている。
以上のように第2実施例によれば、原稿Xの枚数を数え
ることなく、片面原稿から頁順の整った両面複写が得ら
れる。また、原稿Xを原稿ホッパ303から露光部30
1に導く経路と、露光後の原稿Xを露光部301から原
稿ホッパ303に導く経路とが異なり、さらに原稿Xの
表裏状態を維持しながら搬送する第2および第4搬送路
308.317の使用回数が2回となるので、両面複写
の作成に要する時間が短縮される。
発明の効果 以上のように本発明に従えば、複写機において片面原稿
から校合した両面複写を得る際に要する時間が短縮され
、複写機の利便性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機77の基本的構成を示す断面図、第2図
はRDH71の構成を示す断面図、第3図は操作パネル
180の平面図、第4図は複写機77の電気的構成を示
すブロック図、第5図は複写機77において奇数枚の片
面原稿から両面複写を得る際の複写動作を説明するため
の簡略化した断面図、第6図は複写機77において偶数
枚の片面原稿から両面複写を得る際の複写動作を説明す
るための簡略化した断面図、第7図は複写機252の基
本的構成を示す断面図、第8図はRD H251の基本
的構成を示す断面図、第9図は複写機252の電気的構
成を示すブロック図、第10図は複写1fi252にお
いて奇数枚の片面原稿から両面複写を得る際の複写動作
を説明するための簡略化した断面図、第11図は複写機
252おいて偶数枚の片面原稿から両面複写を得る際の
複写動f丁を説明するための簡略化した断面図である。 72 303・・・原稿ホッパ、76.301・・・露
光部、106,272・・給紙トレイ、110.271
・・・排紙トレイ、113,279・・・中間トレイX
・・・片面原稿、Y・・・複写紙 代理人  弁理士 西教 圭一部 17ム “う1 一門=i −〒1 4ユ 第 図 第 図 第 図 一

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片面原稿の最終頁から1枚おきに複写紙の一方面
    に複写を行うとともに、原稿の枚数を計数し、前記計数
    の結果、原稿枚数が奇数であるときには、原稿の最終頁
    が複写されている複写紙の他方面には複写をせず、原稿
    の最終頁から2枚目以降の原稿が複写された複写紙の各
    他方面に、前記計数時に複写を行わなかった残余の原稿
    を逆頁順に複写し、 原稿枚数が偶数であるときには、原稿の最終頁が複写さ
    れている複写紙以降の各他方面に、前記計数時に複写を
    行わなかった残余の原稿を逆頁順に複写することを特徴
    とする片面原稿から校合した両面複写を得る方法。
  2. (2)下から上に頁数順に重ねられ下面を複写すべき原
    稿面とする片面原稿を下から1枚ずつ給紙し、第1部目
    の複写時は、前記給紙される原稿の原稿面を下方に望ま
    せて露光を行って、複写紙の両面に原稿の各頁を順に複
    写し、 各複写後の原稿をその原稿面が上となるように重ね、こ
    の原稿面が上方に望んでいる原稿を原稿面が下面となる
    ように搬送して第2部目以降の両面複写を行うことを特
    徴とする片面原稿から校合した両面複写を得る方法。
JP63254381A 1988-10-07 1988-10-07 片面原稿から校合した両面複写を得る方法 Pending JPH02100061A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0466965A (ja) * 1990-07-03 1992-03-03 Sharp Corp 片面原稿から校合した両面複写を得る方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0466965A (ja) * 1990-07-03 1992-03-03 Sharp Corp 片面原稿から校合した両面複写を得る方法

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