JPH0289772A - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置

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JPH0289772A
JPH0289772A JP63240946A JP24094688A JPH0289772A JP H0289772 A JPH0289772 A JP H0289772A JP 63240946 A JP63240946 A JP 63240946A JP 24094688 A JP24094688 A JP 24094688A JP H0289772 A JPH0289772 A JP H0289772A
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君育 石井
Hitoshi Hoshi
星 等
Toshiya Tagawa
敏哉 田川
Hiroyasu Sumita
住田 浩康
Masao Moriya
守屋 正夫
Arata Umeda
梅田 新
Hideo Kikuchi
英夫 菊地
Atsushi Komazawa
駒沢 厚志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 梁上の1 本発明は、プリンタ、複写機等の画像形成装置であって
、特に画像形成後のシートにステープル、パンチ等とい
った後処理を施すことのできる画像形成装置に関する。
従来技術 複写機においては、原稿の画像が複写用紙等のシート上
に複写され、そのシートが所定の排紙トレイ上に排出さ
れる。排紙トレイ上に複数のシートが積み重ねられた後
に、予め排紙トレイに付設されているステープラ−によ
ってそのシート束を自動的にステープル処理する技術は
既に知られている。
この種の技術においては、ステープラ−によってステー
プル処理する位置は常に一定に決められていた。この場
合、ステープルミスが発生して針がシート束に不十分に
突き刺さった時には、そのシート束を要求通りにステー
プル止めすることができない。又、シート上に形成され
る画像によっては、ステープル位置が常に一定位置に決
められているとステープル針によって画像の一部が損な
われるという不都合もある。
が解 しようとする課題 本発明は、上記の点に鑑み、ステープラ−等といった後
処理手段によるシートに対する後処理位置を変更可能と
することにより、ステープルミス時の再ステープル処理
を可能にしたり、ステープル針によるシート上の画像の
損傷を防止したりすることを課題とする。
yを ゛するための 上記の課題は次の画像形成装置によって解決される。
(1)シートを収納するシート収納手段と、該シート収
納手段内に収納されているシートに後処理を施す後処理
手段とを有する画像形成装置において、 上記シート収納手段内のシートを上記後処理手段による
後処理位置まで移動させるシート移動手段を有し。
該シート移動手段によるシートの移動距離を変えること
により、シートの異なる部分を後処理手段による後処理
位置へ持ち運ぶことを特徴とする画像形成装置である。
(2)シート移動手段によるシートの移動距離を変える
ことを指示するための後処理位置指示手段を有すること
を特徴とする上記1記載の画像形成装置である。
上述した構成において、シートとしては紙シート、プラ
スチックシート、その他任意のシート材を適用できる。
シート収納手段は、単に1個だけ設けられている場合も
あり、あるいは、ソータ等のように複数個が配列される
場合もある。
後処理手段としては、シート束に針を打込んで束ねるス
テープラ−とか、シート束に六開けをするパンチ等があ
る。シート収納手段が1個だけ設けられている時は、そ
のシート収納手段に後処理手段が付設される。シート収
納手段が複数の場合は、後処理手段がシート収納手段に
沿って移動しながら各シート収納手段内のシート束に順
々に後処理を施こす。
シート移動手段はシートを後処理手段の後処理位置まで
運ぶものである。通常はシートは1枚だけでなくて、シ
ート束となっているので、その束をくずさないように持
ち運ぶ工夫が必要となる。
そのためにも、シート束を表裏両面から挟みつける部材
を含んでいると都合が良い、シート移動手段は、後処理
位置を変えるために、最低限シートを2ケ所の異なる位
置へ持ち運ぶ。しかし、必要に応じて2ケ所以上の位置
へ持ち運べるようにしておいても差支えない。
どのような条件の下に、シート移動手段によるシート移
動距離を変えるか、すなわち後処理位置を変更するかに
ついては、種々考えられる。例えば、ステープル位置変
更キー等の後処理位置指示手段がオペレータによって押
された時に変更するようにできる。又、ステープルミス
を検知した時に自動的に後処理位置を変更するようにC
PUにおいてプログラムすることもできる。
詐二」1 後処理手段は、シート移動手段によって持ち運ばれたシ
ート束に後処理を施こす。シート移動手段によるシート
移動距離が変更されると、シート束に対する後処理位置
が変わる。
大盈班 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
まず、本発明が適用される複写装置の全体構成の一例を
、第1図に示した側面図に基づいて説明する。
第1図において、符号1は露光々学系の第4ミラー、2
はレンズ、ミラー等のトナーによる汚れを防止する為の
防塵ガラス、3はADF (自動原稿送り装置)、4は
コンタクトガラス、5はイレーザ(イレースランプ)、
6は帯電チャージャ、7はセレン光導電体を用いた感光
体ドラム、8は感光体ドラム7の表面温度を検知するド
ラムサーミスタ、9は除電ランプ、10はレンズ、11
はクエンチングチャージャ(クリーニング後チャージャ
)、12はクリーニングユニット、13はバイアスロー
ラ、25はFCC(クリーニング前チャージャ)、14
はハロゲンランプ等からなる露光用照明ユニット、15
は照明ユニット14等と一体に第1キヤリツジを形成す
る第1走査ミラー16.17は第2キヤリツジを形成す
る第2ミラ、第3ミラー 18は転写紙に転写されたト
ナー像を定着させる定着部、19は定着部18での定着
後の転写紙の排出方向及び排出面を制御する反転部、2
0は排紙機の転写紙の仕分は等を行なうソーター(後処
理機能付き)、26は分離爪、21は搬送ベルトを示す
、後処理機能とは、ステーブルで綴じることやパンチに
よる穿孔等の処理を指す。
さらに、22,23,24,33は転写紙をストック及
び供給する為のトレイで、22は両面給紙トレイ、23
は第1給紙トレイ、24は第2給紙トレイ、33は第3
給紙トレイ、29は給紙コロユニット、30は縦紙搬送
部、32は横紙搬送部、31は転写紙の紙粉を除去する
為の紙粉取りコロ、27は分離チャージャ、28は転写
チャージャ、35はレジストローラ、34は現像剤交換
時の旧現像剤の回収を行なう現像剤回収容器、36はP
TC(転写前チャージャ)、38は感光体ドラム7の温
度を上昇させる為のドラムヒータ。
37は現像ユニット、39は消耗トナーを補給する為の
トナーカートリッジ、40は感光体ドラム7を回転可能
に支持するドラム軸を示す。
次に上記構成を有する複写装置の動作に付いて略述する
。感光体ドラム7はドラム軸40に回転可能に支持され
て複写命令等により反時計方向に回転する。この感光体
ドラム7の回転と同時に、該感光体ドラム7上に付着し
たトナー、及び不均一な電位が帯電チャージャ6及び現
像ユニット37に到達しない様に、除電ランプ9.PT
C36、分離チャージャ27、転写チャージャ28、イ
レーザ5.クリーニングユニツト12、バイアスローラ
13、PCC25、クエンチングチャージャ11が駆動
される。クリーニングユニット12及び、除電ランプ9
を通過した後、感光体ドラム7の表面電位はゼロとなる
感光体ドラム7はメインモータ(図示せず)により駆動
される。この時、画像先端は、制御部よりクリーニング
ユニット12を通過した位置以降の部分とする。
感光体ドラム7が定位置まで回転していると、ADF3
によってコンタクトガラス4上に置かれた原稿は、第1
走査ミラー15、照明ユニット14等と一体になった第
1キヤリツジによって走査される。反射光像は第1走査
ミラー15、第2ミラー16、第3ミラー17、レンズ
10、第4ミラー1及び防塵ガラス2を経て感光体ドラ
ム7上に結像される。
感光体ドラム7は帯電チャージャ6によって帯電された
後、イレーザ、すなわちイレースランプ5により不要な
部分に光を当て転写紙又は投影画像に適合した画像枠を
作り、その後、反射光像により感光体ドラム7上に潜像
を形成する。この時、等倍の画像を得る為に、感光体ド
ラム7と第1キヤリツジは同一速度で駆動される。
感光体ドラム7上の潜像は現像ユニット37によりトナ
ー像として可視化される。この場合、現像ユニット37
に電位を印加することにより、濃い又は淡い画像を得る
ことが出来る。
他方において1両面給紙トレイ22、第1給紙トレイ2
3、第2給紙トレイ24又は第3給紙トレイ33内にス
トックされた転写紙は給紙コロユニット29により紙検
知(図示せず)が動作するまで送られる。
次に給紙タイミングで再度給紙コロユニッ1へ29を作
動し、転写紙を縦紙搬送部30又は横紙搬送部32を通
して予め停止しているレジストローラ35に送り、感光
体ドラム7上のトナー像の先端と転写紙の先端が合うタ
イミングでレジストローラ35を駆動する。
感光体ドラム7上のトナー像は、転写チャージャ28に
おいて転写紙に転写される。この時、感光体7の表面は
非常に滑らかであり、且つ従って該感光体ドラム7と転
写紙の密着力が大きいので。
分離チャージャ27より転写紙の電位を下げることによ
り、感光体ドラム7と転写紙との密着力を低下させる。
次いで、分離爪26により転写紙を感光体ドラム7から
分離し、そしてこの様にして分離された転写紙を搬送ベ
ルト21によって定着部18に送る。該定着部18に送
られた転写紙は、ここでトナーに熱と圧力が加えられ、
それにより転写紙上のトナー像は該転写紙に定着させら
れ、その後転写紙は反転部19を介してソーター20に
排出される。両面コピー等を行なう際には、反転部19
を介して両面給紙トレイ22に排出される。
転写後の感光体ドラム7の表面にはトナー像が少し残っ
ている為、PCC25を作動し、クリーニングユニット
12内のクリーニングブラシ及びクリーニングブレード
にて表面を清掃し、次のクエンチングチャージャ11及
び除電ランプ9により表面電位を一定にする。
これらの制御タイミングは、主として感光体ドラム7の
回転と同期して発生するパルス又は感光体ドラム7を駆
動する為の基準パルスにより得られる。
次に1本実施例のソータ20の構成を第2図乃至第8図
に基づいて説明する。
第2図に示すように、複写機より排出されたコピーの受
入口には入口ガイド板43が設けられ、これに続いて上
方へコピーを搬送するための上下搬送ベルト44,42
、切換爪46.切換ガイド板45.47が設けられてい
る。切換爪46による上側の経路には排紙ローラ対48
.49及び排紙トレイ54が設けられ、切換爪46によ
る下側の経路は、上下方向に平行に尻上りに設けられた
複数枚(図の例では20枚)のビン55のコピー挿入側
に沿うコピー縦送り経路に続いている。
縦送り経路の各ビンに対応する位置には偏向爪64及び
搬送ローラ62、排出ローラ63のローラ対が設けられ
ており、搬送ローラ62の適宜の間隔で設けられた複数
個のものにはコピー縦送り経路を挟んで従動ローラ65
が圧接している。上記の搬送ベルト44,42、排紙ロ
ーラ48゜49、搬送ローラ62、排出ローラ63は駆
動モータ41により駆動される。
ビン群の側方の上部と下部には夫々2個のプーリ53と
69を設けた軸が機枠に軸支され、下部の軸は後処理ユ
ニット移動用モータ68に接続されている。上下の2対
のプーリには後処理ユニット移動ベルト66が掛は渡さ
れ、これらのベルトにはチャックユニット60と後処理
ユニット 61とがガイドユニット51を介して取付け
られている。ガイドユニット51を案内するため、ビン
群の側方には鉛直方向にソータのはゾ全高に亘ってガイ
ドレール67が設けられている。
複写機から排出されたコピーは、入口ガイド板43から
挿入され、搬送ベルト対42.44により挟まれて、上
部へ搬送される。
今、通常排紙モード(排紙トレイ54に排出するモード
)であるとすると、切換爪46が下がっていて、コピー
は、切換ガイド板二上47に沿って、排紙ローラ対48
.49により排紙トレイ54に排出される。
また、今、ソートモード(ページ類に仕分けるモード)
及び、スタックモード(ページ毎に仕分けるモード)で
あるとすると、切換爪46が上がっていて、コピーは切
換ガイド板:下45に沿って下方に搬送される。搬送ロ
ーラ62と従動ローラ65によって搬送されたコピーは
、偏向爪64が作動している箇所のビン55に排出され
る。偏向爪64は、モード(ソートまたはスタック)に
合った動きを行なう。
ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪64が作動して
、第1ビン55に排出し、1ページ目の2枚目のコピー
は2ビン目の偏向爪が作動して第2ビン55に排出する
。また2ページ目の1枚目は第1ビン55に、2枚目は
第2ビン55にそれぞれ排出される。このようにして、
ソートモードの時は、1つのビンに1.2,3.  ・
・・・というようにページ類に排出される。
スタックモードの時は、1ページ目のコピー全部を第1
ビンに排出し、2ページ目のコピーを第2ビンに排出さ
せるように偏向爪64が作動する。
このようにして、スタックモードの時は、1つのビンに
同一ページのコピーが排出され、ページ毎に仕分けられ
る。
また、ソートモードまたはスタックモード中に偏向爪6
4付近でコピーがジャムしたような場合、そのジャムコ
ピー以後のコピーで切換爪46の前にあるコピーに対し
てソータ内から排出させる機能がある。これは、ジャム
時に切換爪46を切り換えて、後から来たコピーをジャ
ムさせずに排紙トレイ54に排出させている。排紙トレ
イ54に排出されたコピーは、ジャム除去後に手差しテ
ーブル52から手差しローラ50により所定のビンに入
れることが出来る。
また、ジャム以外でも、手差しテーブル52からコピー
を挿入すると、モードに応じて各ビンへコピーを排出し
、仕分けることも可能である。このように仕分けられた
コピーに対して、後処理を行なう後処理機能について、
以下に説明する。
後処理ユニット61とは、ステープラ−、パンチャー等
を意味する。後処理ユニットをそれぞれのビンに対応し
た位置に移動させるため、後処理ユニットモータ68を
回転させ、プーリ:下69、:上53を介して後処理ユ
ニット移動ベルト66を上下に動かし、それに伴いガイ
ドユニット51を上下に動かすようになっている。ガイ
ドユニット51には車があり、ガイドレール67に沿っ
て移動するようになっている。
チャックユニット60とは、コピー束を後処理ユニット
61の位置まで運び、後処理実行後に再び元の位置に戻
す装置である。
第2図では、ホーム検知片57によりホームセンサー5
6がONさせられていて、第1ビン目のコピーに対して
後処理が出来る状態になっている。
この状態から後処理を実行すると、実行後に後処理ユニ
ット移動モータ68のONにより後処理ユニット61が
下がり、2ビン目のビン位置検知片59により、ビン位
置センサー58がONL、で。
後処理ユニット移動モータ68をOFFさせて、後処理
ユニット61を停止させる。そして、第2ビン目の後処
理を行なう。そして、所定のビンのコピーに対する後処
理の実行が終了すると、後処理ユニット61をホームポ
ジションに移す。このようにして、複数のコピー束の後
処理を実行させることができる。
第3図は、第2図の反対側から見た図である。
第3図では、第2図で表現できなかったものについて説
明する。
本実施例のソータは、20ビンのソータであり、それぞ
れ10ビンづつの2ブロツクに分かれていて、上のブロ
ックにビンセンサー76.79と、排紙センサー77.
78があり、下のブロックにビンセンサー81.84と
排紙センサー80,83があ・る。また、排紙トレイ5
4にも排紙センサ98.99がある。これらのセンサー
は、LEDとホトトランジスタからなる透過式の光学検
知センサーである。コピーが排出されたかどうかを検出
するのが排紙センサー77.78,80゜83.98,
99であり、ビンにコピーがあるかどうかを判別するの
がビンセンサー76.79゜81.84である。このよ
うなビンセンサーにより、上ブロックにコピーが乗って
いれば下ブロックを使用するということが可能になって
いる。
コピーの後処理を行なうためには、複数のコピーは揃え
られていなければならない。そのため本発明のソータに
は、以下に説明するジョガーが備わっている。
ジョガー移動用モータ82によりプーリー85を介して
ジョガー駆動ベルト86が回転し、駆動軸96が回転す
る。それによりプーリ74.87を介してジョガー移動
ベルト:上73.:下88が移動して、それに固定され
ている軸固定ユニット72及び揃え軸駆動ユニット95
が移動する。
そして、所定のサイズ検知片92の−をサイズ検知セン
サー93が検知してジョガー駆動モータ82が停止する
。そしてコピーがビンに排出されると排紙センサ77.
78または、80.83が検知して、揃え軸駆動ユニッ
ト95が作動して、揃え板70が揃え軸71により動き
、コピーを揃える。そして、後処理終了後にジョガー移
動モータが逆回転し、ホーム検知片94によりホームセ
ンサー91がONされた位置で停止する。この位置は、
最大サイズの場合の位置である。このようにして、コピ
ーが排出される毎に揃えられ、後処理の動作に備える。
第4図は、第2図の上部から見た図である。
ビン55には、揃え軸71が最小サイズのコピー揃えが
可能な位置まで移動可能なように切欠きがある。また、
揃え板70は、矢印のように回動し、コピーを揃える。
この時、コピーの他方の端を定位置にするために、端面
押え板97がある。
この端゛面押え板97は、チャックユニット60の動き
に応じて動くようになっている。
第5図は、第2図の右側面から見た図である。
ジョガー移動ベルト88により、揃え軸駆動ユニット9
5は矢印のように移動し、各コピーサイズに合わせて、
サイズ検知片92の所で停止させることが出来る。また
、右方向の移動は、最大コピーサイズに合わせたホーム
センサー91が、ホーム検知片94により作動させられ
た位置までである。
第6図は、チャックユニット6oの詳細図である。
チャックユニット60は、ビン55上のコピーの束をつ
かんで、後処理ユニット61の所まで移動させ、後処理
終了後、再びビン55上に排出された時と同一の状態に
戻す役目をもっている。
まず、モータ107がH方向に回転すると、ウオームギ
ア100が回転し、ギア101が■方向に動く。すると
、スパイラル軸106が回転し、移動棒(これには、ス
パイラルの穴が空いている)105を介して、−移動板
113及びチャック:上109、:下110及び押し板
112がB方向に移動する。B方向に移動すると1位置
検知片103により、第1ホームセンサー102a又は
第2ホームセンサー102bがONし、モータ107を
停止させる。
また、逆にモータ107がG方向に回転すると、ギア1
01がJ方向に、そして、移動棒105、移動板113
、チャック:上109、:下110及び押し板112が
A方向に移動する。A方向に移動すると、位置検知片1
03が先端位置センサー104をONさせ、モータ10
7を停止させる。
そして、ソレノイド114をONさせるとチャック上1
09が引っ張り捧108によりD方向に下がり、コピー
の束(図示していない)をつかむ。
この時、端面押え板97は、押し板112により、F方
向に下げられていてコピー束の移動には邪魔にならない
ようになっている。
そして、モータ107がH方向に回転するとコピー束は
、B方向に持ってこられる。押し板112がB方向に戻
ると端面押え板97は、バネ111により、元に戻ろう
とするがコピー束がすでに上にあるため、コピー束で止
まっている。ホーム位置まで移動板がくるとモータ10
7を停止させ、その後、後処理ユニット61を作動させ
て、後処理完了後、再度モータをG方向に回転させて、
コピー束をA方向に戻す。再び位置検知片103が先端
位置検知センサー104をONさせるとモータ107が
停止すると共に、ソレノイド114が0FFL、、コイ
ルバネ115によりチャック:上109が上に上がり、
コピー束が元の位置に戻り。
端面押え板97も元の位置に戻る。そして、モータ10
7がH方向に回転して、移動板113をホーム位置に戻
し、停止する。このようにして、チャックユニット60
は、ビン55上に排出されたコピー束を後処理装置の所
まで運んできて、再びもとの位置に戻す動作を行なう。
第7図は、後処理ユニット61の概略図である。
実施例としてステープラ−を図示して説明する。
このステープラ−は、電気信号により、モータ116が
ONされると、カートリッジ117内のステープル11
9を押し曲げるようになっている。
ステープル119は、aいテープにより帯状につながれ
て、カートリッジ117内に丸め込まれている。また、
ステープルの最後がニヤーエンドセンサー(光学的に読
み取る反射型センサー)118を通過するとニヤーエン
ド信号が出力されるようになっている。
第8図は、第3図及び第4図で示した揃え軸駆動ユニッ
ト95の詳細図である。
モータ120が1回転すると、揃えFJ、70は、カム
121、レバー122及び揃え軸71を介して矢印AB
力方向扇型に回転する。このようにして、コピーがビン
に排出される毎にモータ120が1回転してコピーを揃
えることが出来る。
第10図は、本発明における制御系のブロック図である
本制御は、CPU300を中心に、ROM301、RA
M302.INボート303.OUTポート304.I
10ポ・−ト305で構成されるマイクロコンピュータ
システムである。プログラムを書き込んだROM301
により、随時RAM302を利用しつつ、INポート3
03からの各種入力信号を受けてOUTポート304に
制御された信号を出力させて、複写機及びソータの制御
を行なう。また、ソータの制御には、コピーの仕分けを
行なった後の後処理動作(ステープル動作など)も含ま
れる。また、I10ボート305にはADF3の制御部
が接続されていて、CPU300と信号のやりとりをす
る。ADF3は、CPUからの信号により、原稿をコン
タクトガラス上に給紙し、露光が終了したら排紙する。
また1両面原稿のモード(両面片面モード、両面両面モ
ード)であれば第1面の露光終了後に原稿を反転させて
再びコンタクトガラス上に給紙し、第2面の露光が終了
したら反転させて排紙するようになっている。また、R
AM302にはバックアップ用の電池306が接続され
ていて不揮発メモリとなっている。
第9図に、上記の複写機の操作部の一部を示す。
符号201はコピースタートを指示するスタートキー 
202はコピーセット枚数等を入力する為のテンキー、
203は置数のクリア及びコピーストップを指示する為
のクリア/ストップキー204はコピーセット枚数を表
示するセット枚数を表示するセット枚数表示器、205
はコピー枚数を表示するコピー枚数表示器、206は原
稿枚数を表示する原稿枚数表示器、207は各トレイに
セットされているコピー用紙サイズを表示する用紙サイ
ズ表示器、208は各トレイにセットされているコピー
用紙の残量を表示する用紙残量表示器、209は原稿サ
イズ情報等から自動的に、最適なコピー用紙を選択させ
るモード(自動用紙選択モード)がセットされている事
を表示する、自動用紙選択モード表示器、210はコピ
ー用紙を選択する為の用紙キー、211はどのコピー用
紙サイズが選択されているかを表示する用紙サイズ選択
表示器、212は複写機の準備中を表示する、おまちく
ださい表示器、213は複写器の準備が完了した事を表
示する、コピーできます表示器、214はソートモード
を指示する為のソートキー、215はソートモードがセ
ットされている事を表示するソートモード表示器、21
6はスタックモードを指示する為のスタックキー、21
7はスタックモードがセットされている事を表示するス
タックモード表示器、218は自動原稿送り装置(AD
F)モードを指示する為のDFキー219は自動原稿送
り装置(ADF)モードがセットされている事を表示す
るDFモード表示器、220はステープル綴じモードを
指示する為のステープルキー、221はステープル綴じ
モードがセットされている事を表示する。ステープルモ
ード表示器、222は2枚の片面原稿から1枚の両面コ
ピーを行なう事を指示する為の片面両面モードキー、2
23は片面両面モードがセットされている事を表示する
片面両面モード表示器、224は1枚の両面原稿から2
枚の片面コピーを行なう事を指示する為の両面片面モー
ドキー、225は両面片面モードがセットされている事
を表示する両面片面モード表示器、226は1枚の両面
原稿から1枚の両面コピーを行なう事を指示する為の両
面両面モードキー、227は両面両面モードがセットさ
れている事を表示する両面両面モード表示器、228は
ソータービンにコピー紙が残っている事を警告する、ソ
ータービン用紙忘れ表示器、229はソーター内でのジ
ャムを警告する、ソータージャム表示器、230は複写
器本体内等でのジャムを警告する。ジャム表示器、23
1は選択されたコピー用紙が無い事を警告する、用紙補
給表示器、232はステープル(針)が無い事を警告す
る。ステープル補給表示器、233はステープル出来な
い事を警告する、ステープル不可能表示器、234はス
テープル限界を警告する、ステープル限界表示器、25
0はソータビン上にあるコピー紙に対し、ステープルの
開始を指示するためのマニュアルステープルモードキー
、251はマニュアルステープルモード中であることを
示すマニュアルステープルモード表示器、235は裏面
排紙モードを指示する裏面排紙モードキー、236は裏
面排紙モード中であることを示す裏面排紙モード表示器
である。
更に、237,239,241は後処理としてのステー
プル処理、特に画像シフト及び画像縮小を共に行なわな
い場合のステープル処理を示す通常ステープル処理表示
器、特に239及び241はそれぞれ異なるステープル
位置を表示するステープル位置表示器、238,240
,242は画像シフト処理が行なわれた場合のステープ
ル処理を示す画像シフト表示器、特に240及び242
はそれぞれ異なるステープル位置を表示するステープル
位置表示器、そして243は画像縮小処理が行なわれて
いること(実施例の場合は特に93%の縮小が行なわれ
ていること)を示する画像縮小表示器である。又、24
4はステープル位置の変更を指示するステープル位置変
更キーである。
以上説明した装置を用いて、複写機により複写されたコ
ピーをソーター20のビン55に排出してスタックし、
ソーターに設けられた後処理ユニットとしてあステープ
ラで綴じる場合の動作を詳細に説明する。
ステープルモードは第9図のステープルモードキー22
0により選択できる。また選択時に再度押下すると解除
となる。ステープルモードが選択されるとステープルモ
ード表示器221が点灯し。
DipSW145(第1図の制御基板150内に設けら
れている)の状態によって、イメージシフトの自動設定
、縮小イメージシフトの自動設定、あるいは自動設定な
しのいずれかが行なわれる。
さらに、裏面排出モードが自動設定される。また、これ
らの状態に応じてステープル処理表示器237〜243
、裏面排出モード表示器236が表示される。
ステープルモード時のコピーはソートモードでADF使
用が基本となっている。すなわち設定コピー枚数がコピ
一部数として扱われ、ADF上に原稿がなくなったこと
によりそのジョブが終了とみなされて、ソーティングさ
れた用紙を1部づつ自動的にステープルしてゆく。
ステープルモード時、ソートモードでADF不使用のコ
ピー時には原稿の終了、すなわちジョブの終了を自動的
に判断できないため、ステープル動作は自動的には開始
されない。この時には、操作者がジョブの終了と判断し
たところでマニュアルステープルキー250でステープ
ル動作の開始を指示する。この動作指示はステープルモ
ードキー220の再押下であるとか、クリア/ストップ
キー203の押下であるとかいろいろ考えられる。
ステープルモード時、スタックモードではADFの使用
、不使用によらず各原稿に対して設定コピー枚数が1部
のコピーとみなされ、ステープル動作の開始が自動的に
判断できる。すなわち、設定コピー枚数分のコピー終了
にてステープル動作を開始する。次の原稿に対するコピ
ーは、次のビンに収納され同様に設定コピー枚数分のコ
ピー終了にてステープルする。
ステープルモード時、ソートモードでもスタックモード
でもない時は、ADFの使用、不使用にかかわらず以下
のような動作となる。
通常、ステープルモードでなく、ソートモードでもスタ
ックモードでもない時は、コピーされた用紙は第2図に
示す排紙トレイ54にすべて排出されるが、ここはステ
ープル動作のできない用紙収納部となっているため、ス
テープルモード時にはここに排出してはならない。ステ
ープル動作のできる用紙収納部は、第2図のビン55に
限られている。よって、この複数のビン(ここでは20
ビンある)のうち、いずれかに排出する必要がある。
このため、このモートでは、排紙トレイ54に排出する
かわりに、紙の残っていないあきビンをさがして、そこ
に排出する。ここでは、1ビンから10ビンを第1ブロ
ツク、11ビンから20ビンを第2ブロツクとして分け
、第1ブロツク中に紙が残っていなければ1ビンを、第
1ブロツク中に紙かのこっているが第2ブロツク中に紙
がなければ11ビンを、各々排紙トレイがわりに使用し
てステープル動作に備える。どちらのブロックにも紙が
残っていたら、コピー禁止とか、ステープル禁止などの
処理をすることが考えられる。
また、このモードでは、ステープル動作の開始はまった
く操作者のマニュアル指示にゆだねられており、前述の
ステープル指示動作によりステープル動作を実行する。
ステープル処理表示 ステープル処理表示器は前述の通り第9図の37〜43
より構成されている。まず、単なるステープルモード時
には第14A図の如く、37を点灯し、39を点滅させ
る。ステープル時に自動でイメージシフトが選択された
場合には、第14B図の如<37.38を点灯し、39
.40を点滅させる。これで、画像がシフトされている
様子を示している。また、ステープル時に自動で縮小モ
ードとイメージシフトが選択された場合には、第14C
図に示す如<37.38.43をオンし、39.40を
点滅させる。これにより画像が93%に縮小され、同時
に画像がシフトされている様子を示している。
上記のいずれの場合であっても、ステープル位置キー2
44により、ステープル位置が変更されると、239あ
るいは239と240は消灯し、241あるいは241
と242を点滅させる。これで、ステープル位置が変更
された様子を示している。第14D図、第14E図、第
14F図はそれぞれ第14A図、第14B図、第14C
図に対応している。
ステープル位置の選択 実施例ではステープル位置を2ケ所もっていて、どちら
か一方を選択できるようになっている。
例えばステープルモードでステープルしたが針がまがっ
てしまいステープルミスを生じたような時、同一の場所
には再度ステープルできない、このような時にはステー
プル位置を変更し、マニュアルステープルキー250に
よりステープルを再実行させることができる。また、ス
テープルミスを検知するような機構をそなえると、ミス
検知により自動的に位置を変更して再実行させるような
ことも考えられ、有効である。
実施例では、第9図のステープル位置キー44の押下に
より、ステープル位置が2つの異なる位置の間で交互に
変更される。第12A図〜第12C図に基づいてステー
プル位置の変更のための動作を説明する。まず第12A
図において、用紙移動のためのチャック109を開いて
センサー104を遮蔽板103が遮蔽するまでチャック
109を転写紙P方向に移動する。センサー104が遮
蔽されたらチャックの移動を停止し、その後チャックを
とじて転写紙Pをつかむ。
ステープル位置がイニシャル位置(通常位置)の場合に
は第12B図のように、チャック109をまずステープ
ラ61方向に移動させ、遮蔽板103が第1ホームセン
サ102aを遮蔽した時にチャックを停止し、ステープ
ラ61を駆動してステープル動作を行なう。
ステープル位置がイニシャル位置以外の位置に変更され
ている場合には、第12C図のように、第1ホームセン
サ102aは無視し、第2ホームセンサ102bによっ
て第12B図の場合と同様の動作を行なう。
第12B図あるいは第12C図の動作のいずれかを選択
することにより、2ケ所の異なるステープル位置が選択
される。
貫鷹り」りぢLζ二 通常のコピー時には転写紙は、レジスタローラにより感
光体7上の画像先端と転写紙の先端が−致するようなタ
イミングで送られる。このタイミングをずらすと、転写
紙先端と画像先端は一致しなくなる。これを積極的に利
用したものが画像シフトである。この画像シフトでは、
転写紙送り方向での画像移動が実現できる。これを第1
5図のタイムチャートで説明する。
この例では、給紙タイミングをシーケンスの基準とした
場合を例示している。通常コピーでは、給紙タイミング
で所定のタイミングだけ給紙コロを駆動する。その後タ
イミングTsで露光系をスキャンさせ、T でレジスタ
ローラを駆動する。
このタイミングが、転写紙先端と画像先端の一致するタ
イミングである。
次に、転写紙に対して画像が先行する画像シフトaでは
、露光系のスキャンタイミングを早め、(T s −t
j とすることによって実現される。
転写紙がレジスタローラにより感光体7上の転写地点に
達した時には、すでに感光体7上の画像先端は転写地点
をこえている。よって先端のかけた画像が転写される。
次に、画像に対して転写紙の先行する画像シフトbでは
、露光系のスキャンタイミングを遅らせ。
(T s + tz)とすることによって実現される。
転写紙がレジスタローラに也り感光体7上の転写地点に
達した時には、まだ感光体7上の画像先端は転写地点に
達していない、よって、転写紙の途中に画像先端がくる
ことになる。
画像シフトa、b共に、シフトにより画像の乗らなくな
った所をイレーザによって電荷を除去すれば、各々転写
紙の後端あるいは先端に余白を作ることができる。画像
シフトaにおいては、イレーザにおけるサイ1−ランプ
点灯から全ランプ点灯へのタイミングを乞えたけ早め、
一方1画像シフトbにおいては、イレーザにおける全ラ
ンプ点灯からサイドランプ点灯へのタイミングをt2だ
け遅らせれば良い。
皺久ユ(二 第1図に示す複写装置は図示しない変倍モー1へ選択手
段により、変倍コピーを得ることができる。
すなわち、感光体の回転速度は一定とし、原稿走査スピ
ード及びレンズ位置が変倍率によって変化する。
変倍コピーは、原稿セット基準位置Qを不変の原点とし
て変倍される。ステープルモート時、ステープル位置に
画像がこないように画像シフトを行うと、そのシフトに
よって画像が欠けることがある。そのような場合、縮小
することにより画像欠けを防止することができる。つま
り、ステープル位置を確保することによって減少した転
写紙上の有効画像領域に、縮小した画像を転写すること
により1画像欠けを防止することができる。
このように1画像シフトと画像縮小を組合わせてステー
プル位置の確保を実現することができるが、画像縮小だ
けでステープル位置が確保できるならば、画像シフトを
行なわずに画像縮小のみを行なうこともできる。
Di  スイッチ145によるモード選択第1図におけ
る複写装置の下部左側に制御部プリント基板150(そ
の内部構成は第10図に示す通り)が収納されており、
この基板上に8ビツトのDipSW145(第10図)
が設置されている。このうちの2ビツトが、ステープル
モード選択時に自動設定されるモードの選択用に用いら
れる。これは主にサービスマンがユーザの要望により操
作する。
まず、DipSW145の1ビツト目がON、2ビツト
目がOFFの時は、画像シフトモートが自動設定される
(第1モード)。次にDipSW145の1ビツト目が
OFF、2ビツト目がONの時は93%縮小モードと画
像シフトモードが自動設定される(第2モード)。次に
DipSW145の1ビツト目、2ビット目共にOFF
の時は、上記のどちらのモードも自動設定しない(第3
モード) ユーザの使用原稿によっては、ステープル位置に画像が
来てしまうようなことがある。このような原稿の多いユ
ーザー・に対しては第1あるいは第2のモードを設定す
る。こうすると、ステープル時には自動的に画像シフト
が行なわれ、ステープル位置は余白部となるため、画像
上にステープルしてしまうようなミスを防止できる。と
ころが、原稿全面に画像があるような場合、イメージシ
フトだけでは(第1モードでは)、ステープル位置は余
白となるが画像の後端はシフト量だけ切れてしまう。そ
れが困るユーザーに対しては第2モードを設定する。こ
うすると、画像を縮小した上でイメージシフトするので
、用紙上には全原稿情報が損なわれることなく複写され
るのである。また、原稿として、端部に余白をとって記
入しているような、一般的な原稿が多いユーザーに対し
ては第3モードを設定すればよい。
このようにユーザーの要求により、最適なモードが自動
的に設定されるように予め設定しておけば、ミスコピー
及びミスステープルの防止ができる。
m肚敬 実施例の複写装置は、複写された用紙を画像面を上にし
て用紙収納部(排紙トレイ54、ビン55)に排出する
裏面排紙モードと、画像面を下にして排出する裏面排紙
モードの2つの排紙モードを備えている。
第13図に示すように、ADF3は1画像面を下にして
原稿りをセットし、セットされた原稿束の1番下から原
稿を給送するタイプなので、第13図の(a)に示す様
に通常の排紙モードでコピーすると、1ページから順に
画像面を上にして排出されるため、ページ類が逆転して
しまう。ここで裏面排紙モードを選択すると、第13図
の(b)に示すように、1ページから順に画像面を下に
して排出されるので、コピー終了後にこの用紙束をひっ
くり返せば、ページ類はくるわない。
ステープル等のとじ機能を有する場合には、ページ類は
特に重要な項目である。
とじてしまった後にページ類の狂いを修正することは容
易ではない。そこで、ステープルモード選択時には、ソ
ータやADF等の他のモードによらず、自動的に裏面排
出モー1へを設定することにより、ミスコピー及びミス
ステープルの防止および操作性のアップをはかる。
通常排紙あるいは裏面排紙は第1図の用紙反転部19に
よって選択される。用紙反転部19には、第11図に示
すように、用紙搬送方向に回転する主反転ローラ400
と、用紙経路を挟んでこの主反転ローラ400に圧接す
る2つの反転コロ401.402とが設けられており、
反転せずに用紙を排出する場合は、図に実線で示す如く
反転コロ401.402が一部重なり合った状態にして
用紙を主反転ローラ400と前反転コロ401の間から
主反転ローラ400と後反転コロ402の間へ順に通紙
して排出する。表裏反転する場合は、図示しない反転ソ
レノイドで前後反転コロ401゜402の間を図中破線
で示す如く開き、主反転ローラ400と前反転コロ40
1の間を搬送されてきた用紙を前後の反転コロ401,
402の間から1対のガイド板の間に形成された反転部
403に導き、紙の後端が主反転ローラ400と前反転
コロ401との間を脱出したタイミングに反転部403
に設けた反転戻しコロ404にタタキコロ405をリタ
ーンソレノイド406で圧接させて用紙を逆方向に送り
、用紙をこれ迄の後端を前にして主反転ローラ400と
後反転コロ402の間から排出することにより用紙の表
裏を反転する。
以下、ステープル処理を行なう場合の動作制御の一例を
フローチャートに基づいて説明する。
第19図に示すステープルモードセットルーチンは、複
写装置の待機中に実行されるものであって、ステープル
キー220の押下によってステープルモードを選択する
という機能を表わしている。
ステーブルキー220が押下されてオフからオンに変化
した時、既にステープルモードになっていたら、図示し
ていないステーブルキ・−トリセットルーチンが実行さ
れる。一方、まだステープルモードになっていなければ
、ステープルモードをセットする。そして同時に、裏面
排紙モードをセットする。その後、DipSW145を
チエツクして、その1ビツト目と2ビツト目のオン/オ
フの組合せによって、前述した第1モード(画像シフト
モード)、第2モード(画像シフト及び画像縮小を同時
に行なうモード)、そして第3モード(画像シフトも画
像縮小も行なわないモード)の各モードのうちのいずれ
かが実行される。その時、それぞれに対応した表示(第
14図参照)が行なわれる。この場合、ステープル位置
はイニシャル位置にセットされている。
第20図に示すステープル位置選択ルーチンは、複写装
置の待機中に実行されるものであって、ステープル位置
キー244の押下によりステープル位置を、第1位置(
第1ホームセンサ102aで決められるイニシャル位置
)と第2位置(第2ホームセンサ102bで決められる
シフト位置)との間で選択する機能を表わしている。
ステープルモード中にステープル位置キー244が押下
されてオフからオンに変化した時、ステープル位置が第
1位置モードならば第2位置モードとし、第2位置モー
ドならば第1位置モードとする。そして同時にステープ
ル位置表示(239。
241.240,242)の変更が実行される。
第21図に示すスキャン等のタイミング演算ルーチンは
、コピースタート時、つまりコピ−スタートキー201
押下時に実行され、スキャン開始タイミング、レジスタ
タイミング、サイトイレースタイミング、エントイレー
スタイミングを決定する機能を表わしている。
コピースタート時1通常コピー時には、スキャンタイミ
ングはTs、レジスタタイミングはTR、サイトイレー
スタイミングはTBS−エントイレースタイミングはT
EF、とされる。一方、ステープルモード選択時にイメ
ージシフトが自動選択されている場合には、シフト量を
タイミング値で表わしてt2とすると、スキャンタイミ
ングはTs+シ2、レジスタタイミングはTR(変更な
し)、サイトイレースタイミングはT。8+シ2、エン
トイレースタイミングはTEE(変更なし)とされる。
コピー中はドラム駆動パルスのカウント値とこのタイミ
ング値によって各負荷が制御される。
このタイミングの関係は第15図に示すとおりである。
尚、サイトイレースタイミングとは、イレーザを全点灯
から転写紙サイズと変倍率によって決まる有効画像領域
外の点灯にきりかえるタイミングである。エントイレー
スタイミングとは、サイトイレースから全点灯にきりか
えるタイミングのことである。
第22図に示すシーケンス制御ルーチンは、感光体ドラ
ム駆動用の駆動パルスに同期して、すなわち感光体に同
期してシーケンス制御を行なうものである。このフロー
は駆動パルスを発生するための基準クロックによる割込
みにより実行される処理の一部である。ここでは、コピ
ー中に基準クロックをカウントして、所定のカウント値
になったら所定の処理を実行することを示している。所
定のカウント値とは、例えば、タイミング演算ルーチン
(第21図)で決定されたタイミングに相当するイ直で
ある。
第23図に示すビン切換ルーチンは、コピースタート時
に実行されるものであって、コピー用紙を排紙トレイ5
4に排出するか、ビン55に排出するかを切り換える機
能を持っている。ステープル処理を行なわない通常モー
ドの場合は、ソートモード及びスタックモードの時はビ
ン55へ排出し、一方、ソート等を行なわない普通排紙
の時は排紙トレイ54へ排出する。ところが、ステープ
ルモードにおいては、ソートモード及びスタックモード
でない時でも、紙をビン55へ排出する。
これは、排紙トレイ54にはステープル機能がないため
である。排紙方向の切換は、切換爪46によって行なわ
れる。
第24図に示す反転準備ルーチンは、コピースタート時
に実行されるものであって、裏面排紙モード時にコピー
用紙を反転部403へ導くものである。
第25図に示す反転後排出ルーチンは、コピー中に常時
チエツクされるものであって、裏面排紙モート時、反転
部403へ導かれたコピー用紙を排紙口へ導くものであ
る。
第26図に示すステープル処理ルーチンは、ビン55に
収納された用紙束をステープルするタイミングで実行さ
れるものであって、チャックユニット60とステープラ
61の制御を表わしている。
まず、チャックユニット60は、イニシャル位置として
第1ホームセンサ102aがオンする位置にいる。この
フローが実行されると、ソレノイド114をオフしてチ
ャック109を開き、用紙束をはさむ動作にそなえる。
次に先端位置センサ104がオンするまでモータ107
をG方向に回転し、チャック109を用紙側によせてい
く。先端位置センサ104がオンしたらモータ107を
オフとしてソレノイド114をオンする。これでチャッ
ク109は閉じて用紙束をはさむ。ここで。
チャック109が確実に用紙束をはさむだけのデイレイ
をおいてから1次にチャック109を移動してステープ
ル位置まで用紙束をもってくる。
ステープル位置として第1位置モードが選択されていた
ら、第1ホームセンサ102aがオンするまで、また第
2位置モードであれば第2ホームセンサ102bがオン
するまで、モータ107をH方向に回転させる。それぞ
れのホームセンサがオンしたらモータ107をオフとす
る。これで用紙束は、ステープル位置(第1/第2)ま
で移動する。ここでモータ116をオンとすると、ステ
ープラ61はステープル動作を1回実行する。ステープ
ル動作が完了するまでのデイレイの後、モータ116を
オフとする。その後、デイレイをへて、ステープル済み
の用紙束をビンに戻す動作に入る。
すなわち、先端位置センサ104がオンするまでモータ
107をG方向に回転させビン方向にチャックと用紙束
を移動する。先端位置センサ104がオンとなったらモ
ータ107をオフとしてソレノイド114をオフとして
チャック109をオープンし、用紙束をもとのビン上に
戻す。チャック109が確実にオープンするまでのデイ
レイの後、チャックをイニシャル位置に戻す。第1ホー
ムセンサ102aがオンになるまでモータ107を1]
方向に回転させ、オンになったらモータ1゜7をオフと
する。これでチャックはイニシャル位置に戻って停止す
る。
肱−来 本発明によれば、シートに対する後処理位置を変更する
ことができるので、ステープルミス時の再ステーブルが
可能となり、又ステープル針による画像の損傷を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の全体側断面図、第2図は該実施例の
後処理部の詳細図、第3図は第2図と同じ後処理部を第
2図の奥側から見た図、第4図は第2図及び第3図の平
面図、第5図は第2図及び第3図の矢視■に従った正面
図、第6図及び第7図は後処理手段の一例の斜視図、第
8図は第3図の要部の斜視図、第9図は操作パネルの一
部を示す平面図、第10図は制御装置のブロック図、第
11図は第1図の要部の側面図、第12A図〜第12C
図は後処理の様子を経時的に示す平面図。 第13図は原稿の置き方とシートの排出のされ方の関係
を示す図式図、第14A図〜第14F図は後処理状態に
関する表示方法の具体例を示す図式図、第15図は画像
シフトを行なうための動作の一例のタイミングチャート
、第16図は変倍複写(縮小複写及び拡大複写)の様子
を示す図式図、第17図は原稿の置き方とシートの排出
位置との関係を示す図式図、第18図〜第25図は制御
動作の一例のフローチャートである。 P・・転写紙(シート) 55・・・ビン(シート収納手段) 61・・・ステープラ−(後処理手段)60・・・チャ
ックユニット(シート移動手段)244・・・ステープ
ル位置変更キー (後処理位置指示手段) 第 図 ノ瞠拳コこ′− F会庫氏、タイミング 吾 東金1地口ロ レシ゛スタローラ たれ でz′> イレープ′ エイ&シフト0 トが本紀コロ レジ゛ズタローラ スキイガ  ズそマン リターン イし−ブ Jムイ眉タジフト b トな象氏コ口 レン°スタローラ スキ−ej スキマ〉 リターン イレーブ 9楚糸のスキヤニ方如 第23図 第24図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シートを収納するシート収納手段と、該シート収
    納手段内に収納されているシートに後処理を施す後処理
    手段とを有する画像形成装置において、 上記シート収納手段内のシートを上記後処理手段による
    後処理位置まで移動させるシート移動手段を有し、 該シート移動手段によるシートの移動距離を変えること
    により、シートの異なる部分を後処理手段による後処理
    位置へ持ち運ぶことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)シート移動手段によるシートの移動距離を変える
    ことを指示するための後処理位置指示手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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