JP2780787B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2780787B2
JP2780787B2 JP63227552A JP22755288A JP2780787B2 JP 2780787 B2 JP2780787 B2 JP 2780787B2 JP 63227552 A JP63227552 A JP 63227552A JP 22755288 A JP22755288 A JP 22755288A JP 2780787 B2 JP2780787 B2 JP 2780787B2
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正夫 守屋
新 梅田
厚志 駒沢
英夫 菊地
君育 石井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の収納部を有する排紙部と該収納部内に
収納された用紙に対する後処理装置とを有する画像形成
装置、例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等の後処
理装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、複写機に付設されるソーターにステープル装置
を内蔵し、ソーターのビンに収納された用紙をステープ
ル装置により綴じるようにした後処理装置は知られてい
る。
従来の複写装置では、ステープル装置による綴じ作業
を開始すると、ステープル作業が終了するまでは複写装
置本体の複写動作は中断する必要があった。すなわちス
テープル装置が動作している間はコピー禁止状態とな
り、プリントスタートキーの受付は行われない。
このため従来の複写装置では、ステープル作業により
複写処理作業が中断されるために機械が遊ぶ時間が生
じ、作業効率が悪くなるという問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記の従来の問題点を解消し、複写作業中の
任意のタイミングでステープル動作を行わせることがで
き、又ステープル作動中でも次の複写処理を行うことを
可能にした画像形成装置を提供することを課題としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の課題を、排紙部の収納部は前記後処理
装置の作動しない非後処理排紙収納部と、前記後処理装
置の作動する複数の排紙収納部と、前記非後処理排紙収
納部と排紙収納部との間の排紙方向切替手段とを有し、 前記後処理装置が作動すると前記排紙方向切替手段を
非後処理排紙収納部側に切換えることを特徴とする画像
形成装置により達成した。
〔作用〕
本発明により、排紙収納部に用紙が収納され、ステー
プル装置による綴じ作業等の後処理作業が開始すると、
排紙方向切換手段が非後処理排紙収納部に切替えられ
る。
複写作業が行われている途中にステープル装置等の後
処理装置が作動されると、排紙方向切替手段が自動的に
非後処理排紙収納部の側に切替えられ、複写された用紙
は後処理作業には無関係に後処理装置の作動しない非後
処理排紙収納部に排出される。したがって後処理作動が
開始されても複写作動を中断する必要がない。
又後処理作業が開始されると、排紙方向切替手段が非
後処理排紙収納部の側に切替えられいてるので、後処理
開始後にも別の複写作業を任意に行うことができ、複写
された用紙は非後処理排紙収納部に排出される。
〔実施例〕
本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
まず、本発明が適用される画像形成装置の一例として
の複写装置の全体構成を、第1図に示した側面図に基づ
いて説明する。
第1図において、符号1は露光光学系の第4ミラー、
2はレンズ、ミラー等のトナーによる汚れを防止する為
の防塵ガラス、3はADF(自動原稿送り装置)、4はコ
ンタクトガラス、5はイレーサ(イレースランプ)、6
は帯電チャージャ、7はセレン光導電体を用いた感光体
ドラム、8は感光体ドラム7の表面温度を検知するドラ
ムサーミスタ、9は徐電ランプ、10はレンズ、11はクエ
ンチングチャージャ(クリーニング後チャージャ)、12
はクリーンングユニット、13はバイアスローラ、25はPC
C(クリーニング前チャージャ)、14はハロゲンランプ
等からなる露光用照明ユニット、15は照明ユニット14等
と一体に第1キャリッジを形成する第1走査ミラー、1
6,17は第2キャリッジを形成する第2ミラー、第3ミラ
ー、18は転写紙に転写されたトナー像を定着させる定着
部、19は定着部18での定着後の転写紙の排出方向及び排
出面を制御する反転部、20は排紙後の転写紙の仕分け等
を行うソーター、26は分離爪、21は搬送ベルトを示す。
ソーター20には、書類を綴じるステープ装置及び必要に
よって書類を穿孔するパンチが設けられる。
さらに、22、23、24、33は転写紙をストック及び供給
するためのトレイで、22は両面給紙トレイ、23は第1給
紙トレイ、24は第2給紙トレイ、33は第3給紙トレイで
ある。29は給紙コロユニット、30は縦紙搬送部、32は横
紙搬送部、31は転写紙の紙粉を除去するための紙粉取り
コロ、27は分離チャージャ、28は転写チャージャ、35は
レジストローラ、34は現像剤交換時の旧現像剤の回収を
行う現像剤回収容器、36はPTC(転写前チャージャ)、3
8は感光体ドラム7の温度を上昇させる為のドラムヒー
タ、37は現像ユニット、39は消耗トナーを補給する為の
トナーカートリッジ、40は感光体ドラム7を回転可能に
支持するドラム軸を示す。
次に上記構成を有する複写装置の動作に付いて略述す
る。感光体ドラム7はドラム軸40に回転可能に支持され
て複写命令等により反時計方向に回転する。この感光体
ドラム7の回転と同時に、該感光体ドラム7上に付着し
たトナー、及び不均一な電位が帯電チャージャ6及び現
像ユニット37に到達しない様に、徐電ランプ9、PTC3
6、分離チャージャ27、転写チャージャ28、イレーサ
5、クリーニングユニット12、バイアスローラ13、PCC2
5、クエンチングチャージャ11が駆動される。クリーニ
ングユニット12及び、徐電ランプ9を通過した後、感光
体ドラム7の表面電位はゼロとなる。
感光体ドラム7はメインモータ(図示せず)により駆
動される。この時、画像先端は、制御部よりクリーニン
グユニット12を通過した位置以降の部分とする。
感光体ドラム7が定位置まで回転していると、ADF3に
よってコンタクトガラス4上に置かれた原稿は、第1走
査ミラー15、照明ユニット14等と一体になった第1キャ
リッジによって走査される。反射光像は第1走査ミラー
15、第2ミラー16、第3ミラー17、レンズ10、第4ミラ
ー及び防塵ガラス2を経て感光体ドラム7上に結像され
る。
感光体ドラム7は帯電チャージャ6によって帯電され
た後、イレーサ、すなわちイレースランプ5により不要
な部分に光を当て、転写紙又は投影画像に適合した画像
枠を作り、その後、反射光像により感光体ドラム7上に
潜像を形成する。この時、等倍の画像を得るためには、
感光体ドラク7と第1キャリッジは同一速度で駆動され
る。
感光体ドラム7上の潜像は現像ユニット37によりトナ
ー像として可視化させる。この場合は現像ユニット37に
電位を印加することにより、濃い又は薄い画像を得るこ
とが出来る。
他方において、両面給紙トレイ22、第1給紙トレイ2
3、第2給紙トレイ24又は第3給紙トレイ33内にストッ
クされた転写紙は給紙コロユニット29により紙検知(図
示せず)が動作するまで送られる。
次に給紙タイミングで再度給紙コロユニット29を作動
し、転写紙を縦紙搬送部30又は横紙搬送部32を通して予
め停止しているレジストローラ35に送り、感光体ドラム
7上のトナー像の先端と転写紙の先端が合うタイミング
でレジストローラ35を駆動する。
感光体ドラム7上のトナー像は、転写チャージャ28に
おいて転写紙に転写される。この時、感光体7の表面は
非常に滑らかであり、且つ従って該感光体ドラム7と転
写紙の密着力が大きいので、分離チャージャ27により転
写紙の電位を下げることにより、感光体ドラム7と転写
紙との密着力を低下させる。次いで、分離爪26により転
写紙を感光体ドラム7から分離し、そしてこの様にして
分離された転写紙を搬送ベルト21によって定着部18に送
る。該定着部18に送られた転写紙は、ここでトナーに熱
と圧力が加えられ、それにより転写紙上のトナー像は該
転写紙と定着させられ、その後転写紙は反転部19を介し
て排紙部、例えばソーター20に排出される。両面コピー
等を行う際には、反転部19を介して両面給紙トレイ22に
排出される。
転写後の感光体ドラム7の表面にはトナー像が少し残
っている為、PCC25を作動し、クリーニングユニット12
内のクリーニングブラシ及びクリーニングブレードにて
表面を清掃し、次のクエンチングチャージャ11及び徐電
ランプ9により表面電位を一定にする。
これらの制御タイミングは、主として感光体ドラム7
の回転と同期して発生するパルス又は感光体ドラム7を
駆動する為の基準パルスにより得られる。
次に、本実施例の排紙部としてのソータ20の構成を第
2図乃至第8図に基づいて説明する。
第2図に示すように、複写装置より排出された転写紙
等の用紙を受入れる受入口には入口ガイド板43が設けら
れ、これに続いて上方へコピーを搬送するための上下搬
送ベルト44、42、切換爪46、上部切換ガイド板45、下部
切換ガイド板47が設けられている。切換爪46による上側
の経路には排紙ローラ対48、49及び排紙トレイ54が設け
られ、切換爪46による下側の経路は、上下方向に平行に
尻上がりに設けられた複数枚(図の例では20枚)のビン
55の用紙(コピー)挿入側に沿う縦送り経路に続いてい
る。
縦送り経路の各ビンに対応する位置には偏向爪64及び
搬送ローラ62、排出ローラ63のローラ対が設けられてお
り、搬送ローラ62のうち適宜の間隔で設けられた複数個
のものには縦送り経路を挟んで従動ローラ65が圧接して
いる。上記の搬送ベルト44、42、排紙ローラ48、49搬送
ローラ62、排出ローラ63は駆動モータ41により駆動され
る。
ビン群の側方の上部と下部には夫々2個のプーリ53と
69を設けた軸が機枠に軸支され、下部の軸には後処理ユ
ニット移動用モータ68に接続されている。上下の2対の
プーリには後処理ユニット移動ベルト66が掛け渡され、
これらのベルトにはチャックユニット60と後処理ユニッ
ト61とがガイドユニット51を介して取付けられている。
ガイドユニット51を案内するため、ビン群の側方には鉛
直方向にソータのほぼ全高に亘ってガイドレール67が設
けられている。
複写装置から排出された用紙(コピー)は入口ガイド
板43から挿入され、搬送ベルト対42、44により挟まれ
て、上部へ搬送される。
今、通常排紙モード(排紙トレイ54に排出するモー
ド)であるとすると、切換爪46が下がっていて、用紙
は、上部切換ガイド板47に沿って、排紙ローラ対48、49
により排紙トレイ54に排出される。
また、今、ソートモード(ページ順に仕分けるモー
ド)及び、スタックモード(ページ毎に仕分けるモー
ド)であるとすると、切換爪46が上がっていて、用紙は
下部切換ガイド板45に沿って下方に搬送される。搬送ロ
ーラ62と従動ローラ65によって搬送された用紙は、偏向
爪64が作動している箇所のビン55に排出される。偏向爪
64は、モード(ソートまたはスタック)に合った動きを
行う。
ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪64が作動し
て、第1ビン55に排出し、1ページ目の二枚目のコピー
は2ビン目の偏向爪が作動して第2ビン55に排出する。
又2ピージ目の一枚目は第1ビン55に、二枚目は第2ビ
ン55にそれぞさ排出される。このようにして、ソートモ
ードの時は、1つのビンに1、2、3…というようにペ
ージ順に排出される。
スタックモードの時は、1ページ目の用紙全部を第1
ビンに排出し、2ページ目の用紙を第2ビンに排出させ
るように偏向爪64が作動する。このようにして、スタッ
クモードの時は、1つのビンに同一ページの用紙が排出
され、ページ毎に仕分けられる。
また、ソートモード又はスタックモード中に偏向爪64
付近で用紙がジャムしたような場合、そのヤム用紙以後
の用紙で切換爪46の前にある用紙に対してソータ内から
排出させる機能がある。これは、ジャム時に切換爪46を
切り換えて、後から来たコピーをジャムさせずに排紙ト
レイ54に排出させている。排紙トレイ54に排出されたコ
ピーは、ジャム除去後に手差しテーブル52から手差しロ
ーラ50により所定のビンに入れることが出来る。
また、ジャム以外でも、手差しテーブル52から用紙を
挿入すると、モードに応じて各ビンへ用紙を排出し、仕
分けることも可能である。このように仕分けられた用紙
に対して、後処理を行う後処理機能について、以下に説
明する。
後処理ユニット61とは、ステープラー、パンチャー等
を意味する。後処理ユニットをそれぞれのビンに対応し
た位置に移動させるため、後処理のユニットモータ68を
回転させ、下部プーリ69、上部プーリ53を介して後処理
ユニット移動ベルト66を上下に動かし、それに伴いガイ
ドユニット51を上下に動かすようになっている。ガイド
ユニット51には車があり、ガイドレール67に沿って移動
するようになっている。
チャックユニット60とは、用紙束を後処理ユニット61
の位置まで運び、後処理実行後に再び元の位置に戻す装
置である。
第2図では、ホーム検知片57によりホームセンサー56
がONさせられていて、第1ビンに収納される用紙に対し
て後処理が出来る状態になっている。この状態から後処
理を実行すると、実行後に後処理ユニット移動モータ68
のONにより後処理ユニット61が下がり、2ビン目のビン
位置検知片59により、ビン位置センサー58がONして、後
処理ユニット移動モータ68をOFFさせて、後処理ユニッ
ト61を停止させる。そして、第2ビン目の後処理を行
う。そして、所定のビンの用紙に対する後処理の実行が
終了すると、後処理ユニット61をホームポジションに移
す。このようにして、複数のコピー束の後処理を実行さ
せることができる。
複数のビン(図では20個)55に収納された用紙は夫々
後処理装置61、例えばステープル装置による後処理を行
われることができ、排紙トレイ54は後処理装置61による
後処理をすることができない。ここでは排紙トレイ54
は、非後処理排紙収納部、ビン55は排紙収納部と称し、
収納部に含まれる。
第3図は、第2図の反対側から見た図である。第3図
では、第2図で表現できなかったものについて説明す
る。
本実施例のソータは、20ビンのソータであり、夫々10
ビンづつの2ブロックに分かれていて、上のブロックに
ビンセンサー76、79と、排紙センサー77、78があり、下
のブロックにビンセンサー81、84と排紙センサー80、83
がある。また、排紙トレイ54にも排紙センサー98、99が
ある。これらのセンサーは、LEDとホトトランジスタか
らなる透過式の光学検知センサーである。用紙が排出さ
れたかどうかを検出するのが排紙センサー77、78、80、
83、98、99であり、ビンに用紙があるかどうかを判別す
るのがビンセンサー76、79、81、84である。このような
ビンセンサーにより、上ブロックにコピーが乗っていれ
ば下ブロックを使用するということが可能になってい
る。
コピーの後処理を行うためには、複数の用紙は揃えら
れていなければならない。そのため本発明のソータに
は、以下に説明するジョガーが備わっている。
第3図及び第5図においてジョガー移動用モータ82に
よるプーリー85の回転がジョガー駆動ベルト86を介し
て、駆動軸96に伝達され駆動軸96が回転する。駆動軸96
に固定されたプーリ74、87の回転により上部ジョガー移
動ベルト73と下部ジョガー移動ベルト88を駆動し、上部
ジョガー移動ベルト73に固定されている軸固定ユニット
72及び下部ジョガー移動ベルト88に固定されている揃え
軸駆動ユニット95を移動する。軸固定ユニット72は揃え
軸71の端部を支持する作用をする。そして、所定のサイ
ズ検知片92の一つを揃え軸駆動ユニット95に取付けられ
たサイズ検知センサー93が検知してジョガー駆動モータ
82を停止する。そして用紙がビン55に排出されると排紙
センサ77、78または80、83が検知して、揃え軸駆動ユニ
ット95が作動して、揃え板70が揃え軸71により動かさ
れ、用紙を揃える。揃え板70は揃え軸71に取付けられて
いる。そして後処理終了後にジョガー移動用モータ82が
逆転し、ホーム検知片94によりホームセンサー91がONさ
れた位置で停止する。この位置は、最大サイズの場合の
位置である。このようにして、用紙が排出される毎に揃
えられ、後処理の動作に備える。
第2図の上部から見た図である第4図において、ビン
55には、揃え軸71が最小サイズの用紙揃えが可能な位置
まで移動可能なように切り欠きがある。また、揃え板70
は、矢印のように回動し、用紙を揃える。この時、用紙
の他方の端を定位置にするために、端面押え板97があ
る。この端面押え板97は、チャックユニット60の動きに
応じて動くようになっている。
第2図の右側面から見た図である第5図に示すように
揃え軸駆動ユニット95は下部ジョガー移動ベルト88によ
り、矢印のように移動し、各コピーサイズに合わせて、
サイズ検知片92の所で停止させることが出来る。揃え軸
駆動ユニット95と同期して軸固定ユニット72も停止す
る。また、第5図の右方向の移動は、最大コピーサイズ
に合わせたホームセンサー91が、ホーム検知片92により
作動させられた位置までである。
第6図は、チャックユニット60の詳細図である。
チャックユニット60は、ビン55上の用紙の束をつかん
で、後処理ユニット(第6図には書かれていない)61の
所まで移動させ、後処理終了後、再びビン55上に排出さ
れた時と同一の状態に戻す役目をもっている。
まず、モータ107がH方向に回転すると、ウオームギ
ア100が回転し、ギア101がI方向に動く。すると、スパ
イラス軸106が回転し、移動棒(これには、スパイラル
の穴があいている)105を介して、移動板113及びチャッ
ク上指109、チャック下指110及び押し板112がB方向に
移動する。B方向に移動すると、位置検知片103によ
り、ホームセンター102がONし、モータ107を停止させ
る。
また、逆にモータ107がG方向に回転すると、ギア101
がJ方向に、そして、移動棒105、移動板113、チャック
上指109、チャック下指110及び押し板112がA方向に移
動する。A方向に移動すると、位置検知片103が先端位
置センサー104をONさせ、モータ107を停止させる。そし
て、ソレノイド114をONさせるとチャック上指109が引張
棒108によりD方向に下がり、用紙の束(図示していな
い)をつかむ。この時、端面押え板97は、押し板112に
より、F方向に回動されていて用紙束の移動には邪魔に
ならないようになっている。
そして、モータ107がH方向に回転すると用紙束は、
B方向に持ってこられる。押し板112がB方向に戻ると
端面押え板97は、バネ111により、元に戻ろうとするが
用紙束がすでに上にあるため、用紙束でとなったままで
いる。ホーム位置まで移動板113がくるとモータ107を停
止させ、その後、後処理ユニット61を作動させて、後処
理完了後、再度モータをG方向に回転させて、用紙束を
A方向に戻す。再び位置検知片103が先端位置検知セン
サー104をONさせるとモータ107が停止すると共に、ソレ
ノイド114がOFFし、コイルバネ115によりチャック上指1
09が上に上がり、用紙束が元の位置に戻り、端面の押え
板97もばね111の作用により元の位置に戻る。そして、
モータ107がH方向に回転して、移動板113をホーム位置
に戻し、停止する。このようにして、チャックユニット
60は、ビン上に排出された用紙束を後処理装置の所まで
運んできて、再びもとの位置に戻す動作を行う。
第7図は、後処理ユニット61の一例としてのステープ
ラーを示す概略図である。
このステープラーは、電気信号により、モータ116がO
Nされると、カートリッジ117より供給されるステープル
119を押し曲げるようになっている。ステープル199は、
薄いテープにより帯状につながれて、カートリッジ117
内に丸め込まれて収納されている。また、ステープルの
最後がニヤーエンドセンサー(光学的に読み取る反射型
センサー)118を通過するとニヤーエンド信号が出力さ
れるようになっている。
第8図は、第3図及び第5図に示した揃え軸駆動ユニ
ット95の詳細図である。
レール89により案内されるコロ90により移動可能な台
板123に支持されるモータ120の出力軸が1回転すると、
揃え板70は、出力軸120に取付けられたカム121及び該カ
ム121に係合するレバー122及び該レバー122が固定され
る揃え軸71を介して矢印AB方向に扇型に往復回転する。
このようにして、用紙がビンに排出される毎にモータ12
0が1回転してコピーを揃えることが出来る。
第10図は、本発明における制御系のブロック図であ
る。
本制御は、CPU300を中心に、ROM301、RAM302、INポー
ト303、OUTポート304、I/Oポート305で構成されるマイ
クロコンピュータシステムである。プログラムを書き込
んだROM301により、随時RAM302を利用しつつ、INポート
303からの各種入力信号を受けてOUTポート304に制御さ
れた信号を出力させて、複写装置及びトソータの制御を
行う。また、ソータの制御には、用紙の仕分けを行った
後の処理動作(ステープル動作など)も含まれる。ま
た、I/Oポート305にはADF3の制御部が接続されていて、
CPU300と信号のやりとりをする。ADF3は、CPUからの信
号により、原稿をコンタクトガラス上に給紙し、露光が
終了したら排紙する。また、両面原稿モード(両面片面
モード、両面両面モード)であれば第1面の露光終了後
に反転させて再びコンタクトガラス上に給紙し、第2面
の露光が終了したら反転させて排紙するようになってい
る。また、RAM302にはバックアップ用の電池306が接続
されていて不揮発メモリとなっている。
第9図に、上記の複写装置の操作部の一部を示す。
符号201はコピースタートを指示するスタートキー、2
02はコピーセット枚数等を入力する為のテンキー、203
は置数のクリア及びコピーストップを指示する為のクリ
ア/ストップキー、204はコピーセット枚数を表示する
セット枚数表示器、205はコピー枚数を表示するコピー
枚数表示器、206は原稿枚数を表示する原稿枚数表示
器、207は各給紙トレイにセットされているコピー用紙
サイズを表示する用紙サイズ表示器、208は各トレイに
セットされているコピー用紙の残量を表示する用紙残量
表示器、209は原稿サイズ情報等から自動的に、最適な
コピー用紙を選択させるモード(自動用紙選択モード)
ガセットされている事を表示する、自動用紙選択モード
表示器、210はコピー用紙を選択する為の用紙キー、211
はどのコピー用紙サイズが選択されているかを表示する
用紙サイズ選択表示器、212は複写装置の準備中を表示
する、おまちください表示器、213は複写装置の準備が
完了したことを表示する、コピーできます表示器、214
はソートモードを指示するためのソートキー、215はソ
ートモードがセットされている事を表示するソートモー
ド表示器、216はスタックモードを指示する為のスタッ
クキー、217はスタックモードがセットされている事を
表示するスタックモード表示器、218は自動原稿送り装
置(ADF)モードを指示する為のDFキー、219は自動原稿
送り装置(ADF)モードがセットされている事を表示す
るDFモード表示器、220はステープル綴じモードを指示
するためのスナープルキー、221はステープル綴じモー
ドがセットされている事を表示する、ステープルモード
表示器、222は2枚の片面原稿から1枚の両面コピーを
行う事を指示する為の片面両面モードキー、223は片面
両面モードがセットされている事を表示する片面両面モ
ード表示器、224は1枚の両面原稿から2枚の片面コピ
ーを行う事を指示する為の両面片面モードキー、225は
両目片面モードがセットされている事を表示する両面片
面モード表面器、226は1枚の両面原稿から1枚の両面
コピーを行う事を指示する為の両面両面モードキー、22
7は両面両面モードがセットされている事を表示する両
目両面モード表示器、228はソータービンにコピー紙が
残っていることを警告する、ソータービン用紙忘れ表示
器、229はソーター内でのジャムを警告する、ソーター
ジャム表示器、230は複写装置本体内等でのジャムを警
告する、ジャム表示器、231は選択されたコピー用紙が
無いことを警告する、用紙補給表示器、232はステープ
ル(針)が無い事を警告する、ステープル補給表示器、
233はステープル出来ない事を警告する、ステープル不
可能表示器、234はステープル限界を警告する、ステー
プル限界表示器である。
235はステープルキー220によるソートモードの丁合に
続いて自動的にステープルするのとは違い、ソータビン
上にあるコピー紙に対してステープルの開始を指示する
ためのマニュアルステープルモードキー、236はマニュ
アルステープルモード中である事を示すマニュアルステ
ープルモード表示器である。
以下に画像形成装置の後処理装置の本発明に関連する実
施例の作動を説明する。
オペレータが、操作部上のマニュアルステープルキー
35を押すことによって後処理ユニット61によりステープ
ル作動することのできる収納部内、すなわちビン55に収
納されている用紙、つまり転写済の用紙に対してステー
プル動作を開始する。
第11図に示すサブルーチンSB10においてステープル動
作中かどうか、即ちステープル動作中フラグがセットさ
れているかどうかを判別し、動作中であれば、排紙トレ
イセットフラグがセットされているかどうかを判別す
る。排紙トレイセットフラグがセットされていないとき
は、排紙トレイセットフラグをセットし、切換爪46を排
紙トレイ54に用紙を送る状態にセットする。排紙トレイ
セットフラグがセットされているときは戻る。
ステープル動作中フラグがセットされていないときは
コピー終了かどうかを判別し、コピー終了の場合は排紙
トレイセットフラグをリセットする。
この制御により、ステープル動作が開始されるとただ
ちに切換爪46を後処理ユニット61によりステープル作動
することのできない収納部、すなわち排紙トレイ54の方
向へセットし、ビン55への排紙を中断し、以後送られる
用紙は排紙トレイ54へ排出する。
トレイセットフラグは、コピーが継続して行われてい
る途中にステープル装置によるステープル動作が始ま
り、切換爪46を排紙トレイ54側に切換えた後コピーが終
了しないうちにステープル動作が完了となり、ステープ
ル動作中フラグがリセットされても切換爪46をビン55の
側に切換えないようにするためのフラグである。このフ
ラグを設けることにより、一旦排紙トレイに排紙が行わ
れるようになった状態で、複写の継続中にステープル動
作が終わり再びビン55の方に排紙が行われるのを防止す
る。このことによりコピー終了後排紙トレイ54に排紙さ
れた用紙をマニュアルソート(手差しソート)でページ
順に揃えることを確実に行うことができる。
次に第12図に示すサブルーチンSB11において、ソート
モードかスタックモードになっているかどうかを判別
し、YESの場合は排紙トレイセットフラグがリセットさ
れているかどうかを判別し、第10図のフローで排紙トレ
イフラグがセットされておれば切換爪46は動作せずフロ
ーは戻り、排紙トレイフラグがセットされていないとき
は、切換爪46をソータのビン55の側に切換えセットす
る。つまりソート・スタックモードでもステープル動作
中の場合は排紙トレイ54へ排紙される状態である。排紙
トレイフラグがリセットされているときはソート及びス
タックは行ってもよいのでビン55の方向へ切換爪46を切
換える。そして目的とするビンのソータ偏向爪64をセッ
トし、目的とするビンへ用紙を排紙するようにする。
ソートスタックモードでないときは切換爪46を排紙ト
レイ側にセットする。
第13図に示すサブルーチンSB12においてマニュアルス
テープルモードが選択され、ステープル動作が完了する
までの間はステープル動作中フラグがセットされステー
プル動作が行われる。又ステープル動作が完了するとス
テープル動作中フラグがリセットされる。
第14図に示すサブルーチンSB13において、マニュアル
ステープルキー235が押されると、ステープルキーセッ
トフラグがセットされていないとセットし、コピー中で
ないとマニュアルステープルモードをセットし、コピー
中の場合はマニュアルステープルモードメモリのフラグ
をセットする。
マニュアルステープルキーが押されたとき、ステープ
ルセットフラグがセットされているときには、マニュア
ルステープルモードメモリのフラグがセットされていな
いときは繰り返し、セットされているときはコピー枚数
がセット枚数に一致しているかどうかを判別し、一致し
ていないときはくり返して尚複写を続け、一致している
ときは、マニュアルステープルモードメモリのフラグを
リセットし、マニュアルステープルモードをセットす
る。
このフローにより、マニュアルステープルキーが押さ
れたとき、コピー中でなければマニュアルステープルモ
ードに移行し、コピー中であれば、コピー枚数とセット
枚数が一致しないとき、つまり原稿のジョブの途中であ
る場合にはマニュアルステープルモードが保留され、ジ
ョブ完了時にマニュアルステープルモードに移行する。
マニュアルステープルモードメモリはジョブ途中にマ
ニュアルステープルキーが押されたときにメモリしてお
くためのフラグである。
第15図に示すフローにより、コピー動作と上記各サブ
ルーチンとの関係を示す。
上記の実施例では後処理装置としてステープル装置の
例を示したがこれに限らず、パンチするパンチャー、や
契印などをスタンプするスタンパー等に応用することも
可能である。
〔効果〕
従来はコピー中はステープルモード等の後処理を含め
て各種モードの選択が不可能にされていたが、本発明に
より、コピー中においても任意のタイミングでステープ
ル装置等の後処理のキーを押して後処理動作を行うこと
が可能になり、しかも、後処理作動時にはソータのビン
への排紙が禁止され、後処理作業とは関係のない排紙ト
レイに排紙されるので、後処理作業中のビンに用紙が放
出されて紙づまりを生ずるような事が防止された。
又後処理作業中でも別の原稿についてのコピースター
トが可能である。
本発明により後処理作業によりコピー作業を中断する
必要がなくなりコピー作業の効率が向上した。
【図面の簡単な説明】
第一図は本発明が適用される複写システムの全体構成を
示す側断面図、第2図はそのソータの構成を示す側断面
図、第3図は第2図の反対側から見たソータの側断面
図、第4図はその一部を切欠いて示す上面図、第5図は
ソータの第2図の右側から見た側面図、第6図はチャッ
クユニットの構成を示す斜視図、第7図は後処理ユニッ
トの構成を示す斜視図、第8図は揃え軸駆動ユニットの
構成を示す斜視図、第9図は複写装置の操作パネルの一
部を示す平面図、第10図は制御系のブロック図、第11図
〜第15図は本発明に関連する主要な動作と制御のフロー
を示すフローチャートである。 20……ソーター(排紙部) 46……切換爪(切換手段) 54……排紙トレイ(非後処理排紙収納部) 55……ビン(排紙収納部) 61……後処理ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守屋 正夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 梅田 新 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 駒沢 厚志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 菊地 英夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 石井 君育 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭61−160766(JP,A) 特開 昭61−136866(JP,A) 特開 平1−214579(JP,A) 特開 昭61−64666(JP,A) 特開 昭63−116167(JP,A) 実開 昭62−68968(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 39/00 - 39/16 B65H 31/00 - 31/40 B65H 37/00 - 37/06 G03G 15/00 534

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の収納部を有する排紙部と該収納部内
    に収納された用紙に対する後処理装置とを有する画像形
    成装置において、 前記排紙部の収納部は前記後処理装置の作動しない非後
    処理排紙収納部と、前記後処理装置の作動する複数の排
    紙収納部と、前記非後処理排紙収納部と排紙収納部との
    間の排紙方向切替手段とを有し、 前記後処理装置が作動すると前記排紙方向切替手段を非
    後処理排紙収納部側に切換えることを特徴とする画像形
    成装置。
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