JPH0466965A - 片面原稿から校合した両面複写を得る方法 - Google Patents

片面原稿から校合した両面複写を得る方法

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JPH0466965A
JPH0466965A JP2176994A JP17699490A JPH0466965A JP H0466965 A JPH0466965 A JP H0466965A JP 2176994 A JP2176994 A JP 2176994A JP 17699490 A JP17699490 A JP 17699490A JP H0466965 A JPH0466965 A JP H0466965A
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Kaoru Suzuki
薫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機において複数枚の片面原稿から頁順の
整った両面複写を得る際に好適に実施される片面原稿か
ら校合した両面複写を得る方法に関する。
従来の技術 近年、複写機には、同一寸法、複数枚のシート状原稿を
効率的に複写するために、複数枚の原稿を順次的に、原
稿像を読取る光学的読取手段が配置する読取位置へ供給
する原稿供給装置が備えられる。特に、載置部材へ原稿
を載置し、前記読取位1への給紙搬送後、再び、前記載
置部材内へ再収納させ、こうして前記原稿を循環させな
がら供給する原稿供給装置を、循環式原稿供給装置とい
つ  。
このような循環式原稿供給装置を用いて、原稿の表裏両
面をそれぞれ前記読取位置へ臨ませて供給し、前記原稿
供給装置と協働する複写機において前記読取位置にて読
取られた原稿像を記録紙へ複写することに゛よって、た
とえば表裏両面に原稿像を有する原稿(以下、1両面原
稿」という)からこれに対応して記録紙の一方表面およ
び他方表面の両面に複写(以下、「両面複写」という)
や、片面原稿から両面複写などの各種複写態様を実現す
ることができる。
たとえば片面原稿から両面複写を行う場合には、循環式
原稿供給装置は複数枚の原稿を1枚ずつ順次的に読取位
置へ供給する。複写機では、原稿の一方表面を露光−し
て読取った原稿像に基づいて、たとえば一定速度で回転
する感光体上へ静電潜像、さらにトナー像を面像化し、
供給される記録紙の一方表面に複写する。前記一方表面
に複写が実行された記録紙は中間トレイに一時的に収納
された後、再び前記感光体へ供給され、前記複写された
原稿像を有する原稿に続いて読取位置へ搬送された原稿
から読取った原稿像を、他方表面へ複写し、機外へ排出
する。こうして、複数枚の片面原稿から、両面複写が行
われた記録紙を作成することかできる。
ところで、前記片面原稿から両面複写を得る場合、順次
的に頁数を揃えて配列する片面原稿の最終頁から複写を
行う方法と、第1頁から複写を行う方法との2種類の方
法がある。ここで、最終頁から複写を行う方法の場合に
は、原稿の枚数が偶数枚のときと奇数枚のときとて複写
方法を代える必要がある。すなわち、原稿の枚数が偶数
枚のときは、記録紙の両面に順次片面原稿の原稿像を複
写すれば、完全に頁順の整合した両面複写が得られる。
けれども一方、原稿の枚数が奇数枚のときに、原稿の枚
数が偶数枚のときと同様に記録紙の両面に順次片面原稿
の原稿像を複写していくと、片面原稿の第1頁が一方表
面に複写された記録紙の他方表面が白紙となり、両面複
写の頁順にずれが生じてしまうからである。
したがって従来は、操作者が予め原稿の枚数を数え、奇
数か偶数かを複写機の操作パネルから入力して複写方法
を切換える方式が取られたり、あるいは載置部材に載置
される複数枚の片面原稿を露光することなく前記読取位
置を経る搬送経路へ、いわゆる空搬送して一循環させ、
光学検出器などによって自動的に原稿の枚数を数える計
数動作を実行し、計数結果に基づいて複写方法を切換え
る方式がとられたりしている。
発明が解決しようとする課題 けれども、操作者に前記計数動作を負担させるのでは、
複写動作に必要な操作が繁雑であり、特に原稿枚数が多
大な場合には、より一層の困難性と枚数の誤判断を招き
やすい また、原稿供給、装置による前記計数動作では、単に原
稿を空搬送して実行する動作であって、前記計数動作の
後に複写動作がWI始する。したがつて複写動作を完了
するまでに多大な時間を必要とする。
これらの問題点を解決する方法の一例が、特開平2−1
00061に開示されている。開示された構成によれば
、下方から上方へ頁順が整合されて積重される片面原稿
に対して、1回目の循環搬送で、最上部の最終頁から1
枚おきの原稿を記録紙の一方面に複写するとともに、前
記原稿の枚数を計数し、前記計数結果に基づいて2回目
の循環搬送で残余の原稿を記録紙の他方面に複写する。
こうして、計数動作と複写動作を同一循環で重複して実
行し、複写時間の短縮を図っている。その結果、積重さ
れる片面原稿をn循環に亘って繰返し搬送することによ
って(n−1>部数の両面複写の完了した記録紙を得る
ことができる。
けれども、前記構成においては、載置部材の周辺は、積
重される原稿の積重方向上方側から給紙し、積重方向下
方側から再収納させる、いわゆる上取り下戻し構造を成
している。前記構造に関して、特に原稿を積重方向下方
側から再収納する下戻しの構成は非常に繁雑化する傾向
があり、また紙詰まりを発生しやすい傾向がある。した
がって、前記構成はできるだけ回避したい要求もある。
したがって本発明の目的は、紙詰まりなどの搬送欠陥を
確実に回避し、さらに複数枚の片面原稿から頁順の整っ
た両面原稿を得る際に要する時間を格段に短縮すること
ができる片面原稿から校合した両面複写を得る方法を提
供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、第1載置部材上に原稿像を上方に臨ませて上
方から下方I\頁順を整理して積重される片面原稿に対
して、積重方向上方側から1枚おきに記録紙の一方面に
複写を行うとともに、前記原稿の枚数を計数し、 前記計数を経た原稿は、第2載置部材上に順次積重して
収納し、 前=己一方面に複写された記録紙は、複写機内の中間収
納手段に順次積重して収納し、 前記計数の結果、原稿枚数が奇数であるときには、前記
中間収納手段に積重される記録紙において、積重方向最
上位の記録紙の他方面には複写せず、前記最上位の記録
紙の積重方向下方側に後続する記録紙以降の各他方面に
、前記第2載置部材に積重された原稿に関して、前記計
数時に複写を行わなかった残余の原稿を、積重方向上方
側から順次複写し、 原稿枚数が偶数であるときには、前記中間収納手段に積
重される記録紙において、積重方向最上位の記録紙以降
の各他方面に、前記第2載置部材に積重された原稿に関
して、前記計数時に複写を行わなかった残余の原稿を、
積重方向上方側から順次複写することを特徴とする片面
原稿から校合した両面複写を得る方法である。
作  用 本発明に従えば、片面原稿は、第1載置部材上に原稿像
を上方に臨ませて上方から下方へ頁順を整理して、すな
わち積重方向最上位を第1頁として積重して載置される
。前記原稿は積重方向上方側から1枚おきに記録紙の一
方面に複写が行われるとともに、前記原稿の枚数の計数
が行われる。
前記計数を経た原稿は第2載置部材上に順次原稿像を上
方に臨ませて下方から上方へ順次積重して収納される。
したがって、−循環の搬送を経て第2載置部材上に積重
された原稿の積重方向最上位は最終頁である。また前記
一方面に複写された記録紙は、複写機内の中間収納手段
に下方から上方へ順次積重して収納される。こうして、
1循環目の搬送によって原稿枚数の計数動作とともに、
約1 、、/ 2の原稿の複写を既に完了する。
続いて残余の原稿の複写のために2循環目の搬送を実行
する。このとき、前記計数動作による計数結果に基づい
て制御を切換える。前記計数の結果、原稿枚数が奇数で
あるときには、前記中間収納手段に積重される記録紙に
おいて積重方向最上位の記録紙の他方面は複写せずに、
直接複写機から排出する。その後、前記最上位の記録紙
の積重方向下方側に後続する記録紙以降の各他方面に、
前記第2載置部材に積重された原稿に関して、前記計数
時に複写を行わなかった残余の原稿を、積重方向上方側
から順次複写する。こうして、奇数枚の原稿の最終頁の
他方面が白紙となり、最終頁前までの原稿が記録紙の一
方面および他方面に交互に頁順を整合して複写する両面
複写が実行できる。
また、前記計数の結果、原稿枚数が偶数であるときには
、前記中間収納手段に積重される記録紙において、積重
方向最上位の記録紙以降の各他方面に、前記第2載置部
材に積重された原稿に関して、前記計数時に複写を行わ
なかった残余の原稿が積重方向上方側から順次複写され
る。こうして、記録紙の一方面および他方面に頁順が整
合した両面複写が実現できる。
したがって複写を行う際に、原稿枚数の計数を行う必要
がなく、さらに計数動作と複写動作とを同一の原稿搬送
に伴って実行するので、両面複写の作成時間が格段に短
縮される。
また、載置部材からは積重される原稿の上方側から給紙
し、さらに積重方向上方側から再収納されるので、いわ
ゆる上取り上戻し構造によって実現でき、構成が簡略化
し、紙詰まりなどの欠陥が回避できる。
実施例 第1図は、循環式原稿供給装置(以下、rRDH」とい
う)51を備える静電式複写機52の基本的構成を示す
断面図であり、第2図はRD H51の構成を拡大して
示す断面図である。
複写機本体53の上面には硬質ガラスなとの材料から成
る透明板55が配設される。RDH51による原稿の供
給が行われない場合(たとえば原稿が本などの場合)に
は、この透明板55にその原稿像を下方側として原稿が
載置され、押圧して固定した状態で複写動作が行われる
前記RDH51は、複写機本体53の上面で回転軸54
に関して角変位自在に取付けられる。前記RDH51に
よって、載置部材1上に積重して載置されるシート状の
原稿りが給紙方向2へ給紙され、自動的に透明板55が
成す読取位置23へ搬送され、原稿像を有する表面を前
記読取位置23へ提示する。提示される原稿像は複写f
i52内に備わる光学的読取手段によって光学的に走査
され、原稿像の読取露光動作が行われる。原稿像が読取
られた原稿りは、再び載置部材1へ再収納される。前記
搬送が載置部材1に積重される原稿りに対して順次実行
され、必要な複写部数に応しで、前記原稿間で循環して
行われる。
本実施例においては、原稿りか載置さj−する載置部材
1め給紙方向2に沿う寸法11は、前記原稿りの給紙方
向2に沿う寸法12よりも充分大きく設定される。前記
載置部材1には、給紙方向2に直角な幅方向に対向する
1対の整合板3か設けられる。前記整合板3は、相互に
対向する方向に沿って、積重される原稿りの幅方向寸法
に応して近接/離間移動し、前記原稿りの幅方向両端部
を整合する。すなわち、積重される原稿りは、幅方向寸
法に拘わらず、その幅方向中心位置は一定である。また
、載置部材1に関して積重される原稿りの給紙方向2上
流側端部には、積重される原稿りの給紙方向上流端を整
合する後端整合板4が配置される。前記後端整合板4は
、載置部材1に原稿りが積重された後に、前記原稿りの
給紙方向上流端へ近接移動して、前記上流端を押圧し、
前記上流端を整合した状態で、積重される原稿りを給紙
位置まて移動する。
第3図は、後端整合板4の基本的構成を示す図である。
載置部材1の下方側には、給紙方向2に沿ってプーリ5
,6が配置されており、前記プーリ5,6間にはワイヤ
7が巻掛けられている。前記ワイヤ7の上張架部分7a
には、連結部材8によって後端整合板4が固定されてい
る。前記後端整合板4は、載置部材1において給紙方向
2に7Bって形成される案内孔9に貫通して上方側に突
出している。前記一方のプーリ5の回転軸に、モータM
1の動力が伝達され、前記後端整合板4は案内孔9に案
内されて移動する。
したがって、前記後端整合板4は初期位置として第3図
(1)に示されるように、載置部材1に関して給紙方向
2上流側端部に位置し、操作者によって原稿りが載置さ
れたり、もしくは循環した原稿りが搬送経#136を経
て再収納して積重しな後に、前記モータM1が駆動し、
第3図(2)に示されるように、後端整合板4は給紙方
向2に沿って移動する。こうして前記原稿りの給紙方向
上流端が押圧され、給紙手段1oが配置する給紙位置l
\整合した状態で移動する。前記給紙LL置への整合後
、前記モータM1は逆回転駆動Ll&端整合板4は第3
図(1)で示される初期位置I\復帰する。
前記載置部材1の給紙方向下流側には、原稿りを1枚ず
つ順次的に給紙する給紙手段1oが設けられる。本実施
例においては、載置部材1に関して独立して2tf4成
が設けられる。一方の給紙手段10aは、載置部材1に
関して上方に配置する吸着搬送手段11aと載置部材1
に関して下方側に配置される排気用ダクト12aとから
成る。吸着搬送手段11aは、給紙方向2に直角な方向
に軸線を有する2本の駆動ローラr3a、14a間に無
数の開孔を有する無端状ベルト15aが巻掛けられて成
る。前記ベルト15aの内方側には、吸気用ダクト16
aが配置され、図示しない吸気用ファンを駆動すること
によって、前記吸気用ダクト16aからはベルト15a
を介して吸着力が作用し、積重される原稿りの最上部の
原稿が前記ベルト15aに吸引される。したがって前記
ベルト15aを反時計回り(第2図参照)に駆動するこ
とによって、前記積重方向最上位の原稿りが順次給紙方
向21\向けて給紙される。
排気用ダクト12aのノズルからは、積重方向上流側の
原稿りの給紙方向下流端へ向けて排気流が噴射される。
これによって、前記下?M′tJが1枚ずつさばかれ、
前記吸着搬送手段11aによる確実な1枚ずつの給紙を
実現する。こうして一方の給紙手段10aによって積重
される原稿りは積重方向上方側から順次給紙できる6 また他方の給紙手段10bは、載置部材1に関して下方
側に配置する吸着搬送手段11bと、載置部材lに関し
て上方側に配置する排気用ダクト12bとから成り、前
記一方の給紙手段10aと同様な精成であり、同一の数
値の参照符に添字aに置換して添字すを付して示す。し
たがって、図示しない吸気用ファンを駆動することによ
って吸気用タクト16bからはベルト15bを介して吸
着力が作用し、積重される原稿りの最下部の原稿が前記
ベルト15bに吸引される。こうしてベルト15bを時
計回り(第2図参照)に駆動することによって、前記積
重方向最下部の原稿りか順次給紙方向2へ向けて給紙さ
れる。排気用ダクト12bのノズルからは積重方向下方
側の原稿りの給紙方向下流端へ向けて排気流が噴射され
る。これによって前記下流端が1枚ずつさばかれ、前記
吸着搬送手段11bによる確実な1枚ずつの給紙を実現
する。こうして他方の給紙手段10bによって積重され
る原稿りは積重方向下方側から順次給紙できる。前述の
給紙手段10a、10bは、後述のように設定される各
種複写態様に応じて選択される。
前記給紙手段10によって給紙された原稿りは、搬送ロ
ーラ17を経て読取位置23が備わる搬送経路18へ搬
送される。前記確実な1枚ずつの原稿りの給紙は、載置
部材1の給紙方向下流側に設けられる光学検出器などが
ら成る搬送検出器81などによって検出される。
以後の説明において、載置部材1から給紙された原稿の
参照符はDiとし、積重される原稿りと区別して示す。
前記搬送杆816に関して搬・送方向下流側には略円筒
状の正逆回転駆動可能な支持筒19が設けられ、前記支
持筒19の外周には正逆回転駆動可能な搬送ローラ20
.21が設けられて搬送経路22を成す。前記載置部材
1から給紙された原稿りは、矢符R19方向に回転する
支持筒1つと従動する搬送ローラ20,21とによって
、前記搬送経路22を経て複写機52の機体上部に設け
られる透明板55から成る読取位置23へ搬送される。
前記透明板55の上方側には、2本のローラ24.25
に無端状ベルト26が巻掛けられて成る搬送手段27が
設けられている。前記搬送手段27によって読取位置2
3へ搬送されてきた原稿Diが前記透明板55上を押圧
搬送される。こうして押圧搬送される原稿Diは、その
搬送方向下流端が透明板55の予め定める位置まで搬送
され、こうして原稿Diの一方表面は透明板55を介し
て複写機内方側へ提示される。前記一方表面は、載置部
N1に積重される原稿りの積重方向上方側の表面である
また前記積重される原稿りの積重方向下方側の表面を前
記読取位置23に提示する際には、載置部材1から給紙
する前記搬送経路22を経た原稿Diに対して、前記支
持筒19および搬送ローラ20.21が逆転駆動し、さ
らに前記搬送ローラ20に関して搬送方向上流側に設け
られる方向転換風28を切換制御する。これによって、
前記原稿Diを前記支持筒19外周に設けられる搬送経
路29へ搬送し、搬送ローラ30を介して読取位置23
へ搬送する。こうして前記読取値1F23には、載置部
材1に積重される原稿りの積重方向下方側の表面が提示
される。前述のような原稿Diの搬送は、設定される各
複写態様に応じて選択される。
前記読取位置23に提示される原稿像に対して、複写機
52内方側に設けられる光学系31によって光学的に走
査し、原稿像の読取露光動作を行う。
原稿像の読取露光動作が終了した原稿Diは、再び搬送
手段27によって搬送ローラ33,34゜35が備わる
搬送経路36へ搬送される。搬送経路36の出口部は、
載置部材1の給紙方向上流側付近を臨む。こうして前記
搬送経路36を経た原稿Diは、載置部材1に関して給
紙方向上流側付近に下方から上方I\順次積重しで再収
納される。
すなわち、搬送経Ia36を経て載置部材1に再収納さ
れて積重される原稿Diは、給紙位置にて積重する原稿
りとは載置部材1上にて区分される。
もしくは一部分が重複しあってもよい したがって、た
とえば載置部材1へ再収納される原稿Diによって、給
紙位置に積重される原稿りの積重方向最上位からの給紙
が制約されることはなく、本実施例の構成では、下取り
上戻し構造とともにたとえば積重される原稿りの積重方
向上方側がら給紙し、積重方向上方側がら再収納する、
いわゆる上取り上戻し構造が実現できる。
このように上戻し構造であるので、原稿を再収納するた
めの構成を繁雑化することがなく、さらに紙詰まりなと
の危険性を回避することができる。
また、前記載置部材1の近傍には、積重された原稿りに
亘る一循環の搬送を検出する一循環検出器S2か設けら
れる。前記検出器S2は、たとえば、積重される原稿り
の最上位に当接する1を動部材を含んで成り、前記原稿
りの給紙に従って、前記f%動部材と載置部材1上との
間に原稿りが介在しないことが、たとえば光学的に検出
されると、すべての原稿りが給紙され、−循環したこと
が判断できる。
前述のように読取位置23へ提示される原稿像に対して
光学系31によって読取露光動作が実行される。光学系
31においてハロゲンランプなどの光源57と反射鏡5
8とを備える第1移動体56は、読取位W23に対して
水平方向59に沿って往復移動し、提示された原稿に光
照射し、その反射光は第2移動体55の反射鏡60,6
1、ズームしンズ62、および反射863を経て矢符5
0方向に回転駆動される直円筒状の感光体64上の露光
域64aに結像する。
前記感光体64の表面は、前記露光域64aに間して回
転方向50上流側に配置する帯電用コロナ放電器65に
よって予め帯電されており、前記結像によって感光体6
4上には読取った原稿像に対応する静電潜像が形成され
る。この静電潜像は現像装置66によってトナー像に顕
像化され、このトナー像は、転写用コロナ放電器67の
働きによって転写域64bの近傍に後述する構成によっ
て搬送される記録紙Pに転写される。
トナー像の転写後の感光体64の表面に残留するトナー
は、クリーニング装置68によって除去される。トナー
像が転写された後の記録紙Pは、搬送ベルト6つによっ
て定着装置7oに導かれて、この定着装置70において
前記トナー像が加熱定着される。このようにして複写工
程を経た記録紙Pは、後述する態様で複写機本体52の
一方側面に設けられる排紙トレイ71上に排出される。
複写機本体52には、複数の記録紙Pが収納された給紙
トレイ72が装填されている。給紙トしイア2に積載さ
れて収納される記録紙Pは、たとえばその最上方側に積
載される記録紙Pに押付けられた状態で回転駆動される
給紙ローラ73によって、1枚ずつ上取りされ、搬送ロ
ーラ74によって給紙経路75に導かれる。給紙経FI
′If75の転写域64bの近傍には一対のレジストロ
ーラ76が設けられており、このしジストローラ76は
図示しないクラッチCLTを介して複写機本体内部の図
示しない駆動手段の駆動軸に連結されている。
前記クラッチCLTのオン/′オフ制御によって、記録
紙Pを感光体64表面に形成されるトナー像と同期する
ようにして搬送させることができる。
定着装置70の出口がら排紙トし、イア1に連なる排出
経!?r77がら分岐して、反転経路78が設けられて
いる。この反転経路78は、排出経路77の記録紙Pの
搬送方向上流側がら順に相互に異なる位置で分岐する第
1、第2経B78a、78b、第1および第2経路78
a、78bが合流する部位から下方側に延びる第3経路
78C1ならびに該第3経路78cから分岐して中間ト
レイ79に至る第4経路78dから構成されている。排
出経路77に関連して各一対の搬送ローラ8081.8
2が開隔をあけて配置されている。
反転経路78において、第1および第2経路78a、7
8bが合流する部位に関連してローラ83Aが配置され
、このローラ83Aに共通に接触するローラ83B、8
3Cが、それぞれ第1、第2経路78a、78bに関連
して設けられている。
ローラ83Aは矢符84方向に回転駆動され、これによ
って記録紙Pの第1経路78aから第3経路78cに向
かう搬送、および第3経路78cから第2経路78bに
向かう搬送が可能とされている。また第4経路78dが
第3経路78cから分岐する部位に関連してはローラ8
5Aが配置され、このローラ85Aに共通に接触するロ
ーラ85B。
85Cが、それぞれ第4、第3経路78d、78Cに関
連して設けられている。ローラ85Aは矢符86方向に
回転駆動され、これによって第3経路78cのローラ8
5Cの近傍で記録紙Pを鉛直下方に向かう方向に搬送す
ることができ、また第4経路78d内を中間トレイ79
に向かう方向に搬送することができる。
第1および第2経路78a、78dが合流する部位の近
傍の第3経路78cには正逆回転される搬送ローラ87
か配置され、また第4経路78dが第3経路78cから
分岐する部位の近傍てあ−ノて、この部位よりも下方側
の第3経路78cには、正逆回転される搬送ローラ88
が配置されている。
さらに第1経路78aが排出経路77から分岐する部位
の近傍には、定着装置70からの記録紙Pを排出経路7
7または第1経路78aに選択的に導くための方向転換
風8つが設けられ、第1および第2経路78a、78b
が合流する部位には、第3経路78cから第2経路78
bに記録紙Pを確実に導くための方向転換風90が設け
られ、第4経路78dが第3経路78cから分岐する部
位には、第3経路78cから第4経路78dに記録紙P
を確実に導くために方向転換風91が設けられている。
前記第4経路78dを経た記録紙Pは、中間収納手段で
ある中間トレイ79’\下方から上方へ順次積重して収
納される。中間トレイ79に積重される記録紙Pは、そ
の上方側面に複写像が形成されている。前記中間トしイ
ア9に関して記録紙Pの給紙方向41に沿う寸法13(
第1図参照)もまた前記載置部材1と同様に、積重され
る記録紙Pの給紙方向41に沿う寸法14よりも充分大
きく設定される。前記中間トレイ79に関して第4経路
78d側端部には後端整合板40が設けられ、前記後端
整合板40は前記載置部材1の後端整合板4と同様な構
造によって中間トレイ79上を給紙方向41に沿って移
動する。こうして、前記第4経路78dを経て中間トレ
イ79へ積重されて収納された記録紙Pは、前記後端整
合板40の移動制御によって、中間トレイ79の給紙位
置へ端部を整合した状態でもたらされる。
前記中間トレイ79において、第4経路78dと反対側
端部には、給紙手段92が設けられる。
前記給紙手段92も前記載置部材1の給紙手段lOと同
様に独立する2楕成から成る。本実施例においては、前
記給紙手段92は、たとえば吸着搬送手段である。した
がって中間トしイア9に関して上方側に設けられる一方
の吸着搬送手段92aによって、中間トレイ79に積重
される記録紙Pの積重方向上方側から順次給紙すること
かで・き、また中間トレイ79に関して下方側に設けら
れる他方の吸着搬送手段92bによって積重される記録
紙Pの積重方向下方側から順次給紙することができる。
前記吸着搬送手段92a、92bは、後述のように設定
される各種複写態様に応じて選択される。
このように給紙手段92によって1枚ずつ中間トレイ7
9から給紙された記録紙Pは、搬送ローラ93によって
給紙経路75に導かれ、前記中間トレイ79において下
方側を臨んでいる記録紙Pの他方表面側に転写域64b
にて読取った原稿像の転写を行い さらに定着装置70
にて定着されて搬送される。
定着装置70からの記録紙Pは次の3通りの方法で排出
される6 ■排出経路77を介してそのまま排紙トしイア1上に排
出される。
■排出経路77から第1経路78a、第3経路78C5
第2経路78bを経て再び排出経路77に導かれ、その
ようにして表裏反転されて排紙トしイア1上に排出され
る。
■排出経路77から第1経路78a、第3経路78C1
第4経路78dを経て中間トレイ79に一旦積載され、
さらに給紙経路75を介して忌光体64の転写域64b
の近傍に導かれ、再び定着装置70を通り、排出縁B7
7から第1経路78a、第3経路78c、第2経路78
bを経て排出経路77に導かれ、排紙トレイ71上に排
出される。
上記■〜■のような各記録紙Pの排出態様は、複写機本
体53に備えられる図示しない操作部から、操作者によ
って入力される各複写態様に対応して選択される。複写
機本体53内の記録紙Pの搬送経路には複数の検出器(
図示せず)が適所に配置されており、この検出器によっ
て記録紙Pを検出するようにして各搬送ローラおよび方
向転換型などを駆動して前述のような記録紙Pの搬送態
様を実現している。
第4図は、複写機52の電気的構成を示すブロック図で
ある。前記複数のローラなどを駆動するモータMl、 
 ・はモータ駆動回路110に、しシストローラなどを
制御するクラッチCLT、  はクラ・ノチ駆動回fl
l 11に、方向転換型などを制御するソしノイドSQ
L、  ・・はゾしノイド駆動回路112に接続される
。これらの駆動回路110〜112および直流電源11
4などの原稿搬送制御、記録紙搬送制御、および複写工
程の制御に用いられる制御要素は、インクフェイス回路
(■710)113に接続される。このインタフェイス
回路113には原稿りおよび記録紙Pの搬送を検出する
各種検出器Sl、S2.・・・が接続され、さらにマイ
クロコンピュータ(CPU)120が接続されている。
検出器からの信号はマイクロコンピュータ120に与え
られ、マイクロコンピュータ120ではこの信号に対応
する演算処理が行われ。
各駆動回8110〜112に駆動制御信号がインタフェ
イス回路113を介して与えられる。
マイクロコンピュータ120には、ROM (リードオ
ンリメモリ)121およびRAM(ランダムアクセスメ
モリ)122が接続されている。マイクロコンピュータ
120は、ROM121に記憶されるM御、、用プログ
ラムに基づいてRAM122の記憶領域を作業領域とし
て用いながら制御動作を行う。
インタフェイス回路113からは、駆動回路115を介
して光学系31に接続され、光源57を電力付勢すると
ともに、操作パネル116の各表示部118に表示駆動
回路117を介して表示制御信号を与え、また操作用の
キー119に接続されている。
第5図は、複写機本体53のたとえば上面などに配置さ
れる操作パネル116の一部の平面図である。操作パネ
ル116には複写部数を設定するためのテンキー191
、クリアキー192、複写条件を設定するための複写モ
ート選択キー193、RDH51を能動化/非能動化す
るためのRDH(循環式自動原稿供給)機能キー194
、複写動作の開始を指示するためのプリントスイッチ1
95、テンキー191によって設定される設定部数を表
示するための設定部数表示部196、複写された部数を
表示するための複写部数表示部197、複写モード選択
キー193によって選択される複写モードを表示する複
写モート表示部198A〜198D、およびRDH機能
機能モー8郡示99などを備えている。前記複写モード
表示部198A〜198DおよびRDH@能モート表示
部199はたとえば発光ダイオードなどを含んて実現さ
れ、各モードが選択されるときに、この発光ダイオード
が点灯駆動される。
前記複写モード表示部198A〜198Dはそれぞれ、
たとえば片面原稿から片面複写を取る場合(SIMPL
EX−+SIMPLEX) 、片面原稿カラ両面複写を
取ル4 合(SIMPLEX−+DUPLEX)、両面
原稿から片面複写を取る場合(DUPLEX −5TH
PLEX)、両面iaから両面複写を取る場合(DUP
LEX −DUPLEX )の4つの複写態様を示して
おり、複写モード選択キー193を1回押圧操作する毎
に上から順次的に各複写態様が選択されて、各表示部1
98A〜198Dの発光ダイオード(図示せず)が点灯
する。
ただし複写モード表示部1つ8Dが点灯されている状態
で、複写モート選択キー193を押圧操作すると複写モ
ードは複写モート表示部198Aに表示されるSIMP
LEX −SIMPLEXに変化する。
RDH51はRDH機能モートキー194を押圧操作し
てRDH機能モート表示部199が点灯される状態て′
能動化され、消灯された状態では非能動化される。すな
わち操作者は透明板55に、たとえば本などの原稿を載
置してその原稿像を記録紙P上に得る場合には、前記R
DH機能キー194を操作してRDH機能モード表示部
199を消灯させる。また、RDH51を用いてシート
原稿りを搬送させるようにして複写を行う場合には、R
DH機能モード表示部199が点灯される状態とする。
RDH機能が用いられる場合には操作者は前記複写モー
ド選択キー193の操作によって、前述のようにして複
写態様を設定する。次にテンキー191の操作によって
複写物の必要部数を設定する。このとき設定部数表示部
196において前記設定された複写部数が表示される。
テンキー191の操作に引続いてプリントスイッチ19
5を押圧操作すると、RDH51と複写機本体53とか
協働して動作し、複写動作が開始される。このとき複写
終了部数が複写部数表示部197に順次表示されていく
。そのようにして設定部数表示部196に表示される設
定部数と複写部数表示部197に表示される数値とが一
致すると複写機52の動作は停止し、設定部数表示部1
96の表示は10」にリセットされる。なおこのとき複
写部数表示部197における表示は、次にプリントスイ
ッチ195が押圧操作されるまでリセットされずに維持
される。
以下、前記RDH51および複写機52を協働して、前
述の各種複写態様ての原稿りおよび記録紙Pの搬送状態
を説明する。ます、片面原稿−両面複写モードを説明す
る。第6図は、奇数枚の片面原稿から両面複写を得る際
の複写動作を説明するための簡略化した断面図である。
ここでは、原稿枚数が奇数(本実施例では5枚の原稿)
で・あって、両面複写の部数が3部数の場合の動作につ
いて説明する。以下の説明において数字1〜5の添字は
、片面原稿りの頁数を表す。たとえば第1頁原稿の参照
符はDlと示す。なお、図面においては原稿りおよび記
録紙Pの表面に頁数を表す数字を記入し、便宜上、原稿
像を有する原稿りの表面側に白い三角印を、複写像を得
た記録紙Pの表面側に黒い三角印を付して示す。
片面原稿りは、第6図(1)のように、複写すべき原稿
像を上方側に臨ませ、上方から下方へ頁順を整えて配置
部材1上に載置される。複写が開始されると、第6図(
2)のように、原稿D1〜D5は後端整合板4によって
給紙位置へもたらされ、一方の給紙手段10aの駆動に
よって積重方向上方側から給紙(上取り)を開始する。
したがってまず最上部の原稿DIが読取位置23へ搬送
され、第6図(3)のように提示される。
給紙トレイ72からは記録紙Pが給紙され、この記録紙
Pの一方表面に原稿D1が複写される。複写後、第61
21(4)のように、原稿D1は載置部材1上であって
前記原稿D2〜Dヲが積重される給紙位置に隣接する位
置へ、原稿像を上方I\臨ませて再収納され、一方、記
録紙Pは中間トレイ79に複写像を上方へ向けて収納さ
れる。続いて第6図(5)のように、原稿D2が読取位
置23に提示されるが、このときは露光を行わす、空搬
送して前記載置部材lの原稿D1の上方に積重して再収
納される。
次に原稿D3が読取位置23に提示されるときは、原稿
D1のときと同様の動作を行い(第6図(6)、(7)
参照)、原稿D4のときは原稿D2のときと同様の動作
を行う(第6図(8)参照)。
原稿D5が読取位置23に提示されたときは、第6図(
9>、(10)のように前述の原稿D1のときと同様の
動作を行う。したがって1回目の原稿循環終了時におい
て中間トレイ79には原稿りの奇数頁が一方面に複写さ
れた記録紙Pが収納されることになる。すなわち1部数
目の両面複写W1の奇数頁の複写が行われたことになる
原稿D5は最?−原稿であるので、この時点て原稿枚数
が奇数である二とが判明し、以降は奇数原稿モートで複
写か行われる。前記原稿りの1回目の循環搬送か終了す
ると、載置部材1上では後端整台板4が、さらに中間ト
レイ79ては後端整合板40が移動し、前記積重される
原稿りおよび記録紙Pは給紙位置へもたらされる(第6
図(11)参照〉。
本実施例における片面原稿−両面複写モードでは、中間
トレイ79の給紙手段92は一方の吸着搬送手段92a
の構成が用いられ、積重される記録紙Pの積重方向上方
側から給紙される。前記奇数原稿モードによって、原稿
D5が複写された記録紙Pの他方面には原稿の複写を行
う必要がないしたがって第6図(12)のように、前記
記録紙Pは他方面に白紙複写を行うか、または単に記録
紙Pの空搬送のみを行い、排紙トレイ71に反転されて
排出される。その後、続いて一方の給紙手段10aによ
る上取りによって原稿りの2回目の原稿循環が開始され
る。
原稿D5が供給されたときは、第6図(13)(14)
のように、1回目の原稿循環のときと同様に給紙トレイ
72から新しい記録紙Pを給紙して複写を行い、記録紙
Pは中間トしイア9に収納される。前記収納される記録
紙Pは、前述のように後端整合板40によって給紙位置
I\移動した記録紙Pとは区分して再収納される。した
がって前記給紙位置に位置する記録紙Pの給紙が前記再
収納される記録紙によって制約されることはない原稿D
4が供給されたときは、第6図(15)のように中間ト
レイ79の最上部に収納されている記録紙(原稿D3が
複写された記録紙)Pが給紙され、他方面に原稿D4が
複写された後に、第6図(16)のように反転されて排
紙トレイ71に排出される。
原稿D3が給紙されたときには、第6図(17)(18
)のように、新しい記録紙Pを給紙し、複写後の記録紙
Pは中間トしイア9の前記原稿D5が複写された記録紙
P上に収納される。原稿D2が給紙されたときは、第6
図(1つ)のように中間トレイ79の最下部から記録紙
(原稿D1が複写された記録紙)Pが給紙され、他方面
に原稿D2が複写された後に、第6図(20)のように
反転させて排紙トνイ71に排出される。原稿D1が給
紙されたときは、第6図(21)、<22>のように、
新しい記録紙Pを給紙し、複写後の記録紙Pは中間トレ
イ79に収納される。この時点で2回目の原稿循環が終
了する。排紙トしイア1には1部数目の両面複写W1が
完成しており、中間トレイ79には1回目の原稿循環終
了時と同様に奇数頁が一方面に複写された記録紙Pが積
重されている。
第6図(23ン〜(33)に示されている3回目の原稿
循環においては、1回目の原稿循環のときと同様な動作
が行われる。ただし1回目の原稿循環において空搬送さ
れた原稿D2.D4に対しては、読取位置23にて読取
露光動作を行い、中間トドイア9から給紙手段92a(
こよって上取りされる記録紙Pの他方面に複写し、前記
両面複写を完了した記録紙Pは排紙トレイ71/\排出
する。
中間トしイア9の給紙位置に位置する原稿D5か複写済
の記録紙Pは、複写の必要かないので、第6図(34)
のように、直ちに排紙トしイに排出される。こうして3
回目の原稿循環の終了時において、排紙トしイア1には
2部数目の両面複写W2が完成しており、中間トしイア
9には奇数頁が一方面に複写された記録紙Pが積重され
ている。
次に4回目の原稿循環が実行される。第6図(35)に
示すように、再び後端整合板4.40によって積重され
る原稿りおよび記録紙Pが給紙位置へもたらされ、第6
図(36)に示すように、原稿D5が複写された記録紙
Pは給紙手段10aによって上取りされ、反転された後
、排紙トしイア1に排出される。原稿D5が給紙された
ときは、原稿D5を複写する必要がないので、空搬送し
て載置部材1に再収納する。第6図(37)、(38)
に示すように、原稿D4が給紙されたときは、中間トレ
イ79がら原稿D3が複写された記録紙Pが給紙手段9
2aによって上取り給紙され、他方面に原稿D4が複写
された後に反転されて排紙トレイ71に排出される。
原稿D3は、第6図(3つ)に示すように空搬送される
。原稿D2が給紙されたときは、第6I2I(40>、
(41)に示すように中間トしイア9から原稿D1が複
写された記録紙Pが給紙され、他方面に原稿D2が複写
された後に反転されて排紙トレイ71に排出される。原
稿D1は、第6図(42)に示すように、空搬送され、
こうして4回目の原稿循環が終了する。第6図(42)
は原稿りを最初に載置した状態と同一でり、排紙トレイ
71には3部数の両面複写W1〜〜v3が完成している
第7図は、偶数枚の片面原稿がら両面複写を得る際の複
写動作を説明するための簡略化した断面図である。ここ
では、原稿枚数が偶数(本実施例て・は4枚の原稿〉て
あって、両面複写の部数が3部数の場合の動作について
説明する。
片面原稿りは、第7図(1)のように、複写すl\き原
稿像を上方側に臨ませて、下方から上カム、頁順を整え
て載置部材1上に積重される。複写が開始されると、第
7図(2)のように、後端整合板4によって原稿D1〜
D4は給紙位置へもたらされ、一方の給紙手段10aの
駆動によって積重方向上方側から上取り給紙を開始する
。したがって、まず第7図(3)のように、最上部の原
稿D1が読取位置23に提示される。給紙トしイア2か
らは記録紙Pが給紙され、前記記録紙Pの一方面に原稿
D1が複写される。複写後、第7図(4)のように、原
稿D1は載置部材1に関して積重される原稿D2〜D4
に隣接する給紙方向上流側に原稿像を上方に向けて再収
納され、記録紙Pは中間トレイ79に収納される。
続いて第7図(5)のように、原稿D3が読取位置23
に提示されるが、このときは露光を行うことなく、空搬
送して載1部材1の前記原稿D1の上方側に積重して再
収納される。次に原稿D3が読取位置23に提示される
ときは、原稿D1のときと同様の動作を行い(第7図(
6)、(7)参照)、原稿D4のときは原稿D2のとき
と同様の動作を行う(第7図(8)参g、)  原稿D
4は最終原稿であるので、この時点で原稿枚数が偶数で
あることが判明し、以降は偶数原稿モードで複写が行わ
れる。
続いて2回目の原稿循環の開始のために、原稿D1〜D
4は後端整合板4によって、また中間トレイ79の記録
紙Pは@、端整合板4oによってそれぞれ給紙位置I\
もたらされる(第7図(9)参照)。前記計数動作によ
って原稿枚数が偶数であることが判明しているので、原
稿D4が一方面に複写された記録紙Pの他方面には原稿
D3の複写を行う必要がある。
2回目の原稿循環が開始すると、給紙手段1゜aによっ
て原稿D4が上取りされて給紙され、第7図(10)の
ように、読取値7123にて露光され、中間トレイ79
の原稿D3が一方面に複写された記録紙Pが給紙手段9
2aによって上取り給紙される。前記読取られた原稿D
4の原稿像は、第7図(11)のように、前記記録紙P
の他方面に複写され、反転されて排紙トレイ71へ排出
される。また前記読取られた原稿D4は載置部材1の前
Jこ給紙方向上流側付近に再収納される。次に原稿D3
が読取位置23に提示されると、給紙)へレイ72から
新しい記録紙Pを給紙して複写を行い(第7図(12)
参照)、前記原稿D3は載置部材1へ、tた一方面に複
写された記録紙Pは中間トシイ79/\収納される(第
7図(13)参照)原稿D2か読取位置23に提示され
ると、原稿D4のときと同様の動作を行い(第7図(1
4)(15)参照)、原稿D1のときは原稿D3のとき
と同様の動作を行う(第7図(16>、(17)参照)
。こうして2回目の原稿循環が終了し、排紙トレイ71
には頁順が整合した1部数口の両面複写W1が完成し、
中間トレイ79には1回目の原稿循環終了時と同様に奇
数頁が一方面に複写された記録紙Pが積重される。
続いて3回目の原稿厖環分開始するために、原稿りは後
端整合板4によって、また中間トレイ79め記録紙Pは
後端整合板40によってそれぞれ給紙位置I\もたらさ
れる(第7図(18)参照)第7図(1つ)〜(26)
に示される3回目の原稿循環では、前述の2回目の原稿
循環において同一の原稿に対して行われた搬送とほぼ同
一の動作が実行される。したがって給紙手段10aによ
って上取り給紙される原稿DI、DBに関しては、給紙
トしイア2から新たな記録紙Pを給紙して方面に複写し
、こうして奇数頁か複写された記録紙Pは中間トレイに
積重して収納される。一方、原稿D2.D4に関しては
、2回目の原稿循環にて中間トしイア9に積重されてい
た記録紙Pを給紙手段92aによって上取り給紙し、他
方表面に読取った原稿像を複写し、反転せずに排紙トレ
イ71へ排出する。こうして第7図(26)に示される
3回目の原稿循環が終了した時点で、排紙トレイには2
部数目の頁順の整合した両面複写W2が完成する。また
、中間トレイ79には、1回目の原稿循環終了時と同様
に奇数頁か一方面に複写された記録紙Pが積重される。
次に4回目の原稿循環の開始のために、前記原稿りおよ
び中間トレイ79の記録紙Pが第7111(27)のよ
うに、給紙位置へもたらされる。3部数目を形成するた
めの最終循環である4回目の原稿循環が開始すると、給
紙手段10aによる上取りによって原稿D4が給紙され
たときは、第7図(2S)のように、読取位置23に提
示されて原稿像か読取られ、中間トレイ72から給紙手
段92aによって上取りされた、一方面に原稿D3が複
写されている記録紙Pの他方面に複写される。
前記原稿D4は、第7図(2つ)のように、載置部材1
へ上戻しによって再収納され、両面複写の完了した記録
紙Pは排紙トレイ71へ排出される。
原稿D3は、複写をする必要がないので、第7図(30
)のように、読取位置23で読取ることなく、空搬送し
て載置部材1へ再収納する。原稿D2は、第7図(31
)、(32)に示すように原稿D4が給紙されたときと
同様な動作を行い、読取った原稿像を一方面に原稿D1
が複写された記録紙Pに複写する。さらに原稿D1は、
第7図(33)のように、原稿D2と同様の動作を行い
読取位置23にて読取露光することなく空搬送して載置
部材1上に再収納する。
こうして、4回目の原稿循環が終了した時点て、排紙ト
しイア1には3部数の両面複写w 1〜W 3が完成す
る。
なお、本実施例において示した記録紙Pの排紙トレイ7
1への排紙状態は単に一例を示しているのであって、た
とえばいわゆるソータなどを用いて頁Illの調整や表
裏表面の反転などを任意に設定してもよい したがって本実施例によれば、1回目の原稿循環で奇数
頁目の複写を実行するとともに、原稿枚数の計数動作が
完了し、前記計数結果に基づいて2回目の原稿循環以降
の複写動作を切換えることができる。こうして1回毎の
原稿循環を有意義に利用し、総括的にn循環で(n−1
)部数の両面複写を実現することができる。したがって
片面原稿から校合した両面複写を得る際に、操作者によ
って原稿枚数を計数する必要もなく、最終的に両面複写
を得るまてに費やす時間を格段に短縮することができる
。したがって複写機の利便性が向上される。
次に、片面原稿−片面複写モードの場合を説明する。前
記場合には、載置部材1に、たとえは原稿像を上方に臨
ませて積重される原稿に対して給紙手段10bによって
積重方向最下位から順次下取り給紙し、読取位置23へ
搬送する。読取位置23では、光学系31によって搬送
されてきた原稿の原稿像が読取露光され、給紙トしイア
2から給紙される新しい記録紙Pの一方面に複写後、排
出される。したがって中間トレイ79は使用されない 
前記原稿像が読取られた原稿りは載置部材1上に再収納
されて積重される。すなわち片面原稿−片面複写モード
では、載置部材1周辺は下取り上戻し構造で実現される
次に両面原稿−両面複写モードについて説明する。両面
原稿りは、頁順が上方から下方へ揃うように整合して載
置部材1上に積重される。給紙位置へもたらされた原稿
りに対して、給紙手段10bが機能し、積重方向最下位
から順に下取り給紙され、搬送経路2つを用いて表裏表
面を反転することなく、読取位置23f\搬送する。読
取位置I\臨む原稿像は光学系31によって読取露光さ
れ、給紙トレイ72から給紙される記録紙Pの一方面に
複写され、前記記録紙Pは反転経路78を経て中間トレ
イ79に積重して収納される。前記原稿像が読取られた
原稿は、載置部材1に再収納して積重される。こうして
1回目の原稿循環によって載置当初において下方側を臨
んでいた原稿像が記録紙Pの各一方面に複写される。な
お、前記1回目の原稿循環によって載置当初の原稿の表
裏表面からは反転した状態で積重される。続いて、後端
整合板4によって給紙位置へもたらされた原稿りは再び
給紙手段10bによって積重方向最下位から順に下取り
給紙され、搬送経路29を用いて表裏表面を反転するこ
となく読取位置23へ搬送する。前記読取位置23で読
取られる原稿像は、中間トしイア9から給紙手段92b
によって積重方向最下位から下取り給紙される記録紙の
他方面に複写される。こうして両表面に複写された記録
紙Pは反転することなく排紙トレイ71j\排出される
。前記読取位置23での読取りを終了した原稿りは載置
部材1へ順次積重して再収納され、こうして2厖環によ
って1部数の両面複写か完成する。
すなわち、両面原稿−両面複写モートては、載置部材1
周辺および中間1− L=イア9周辺は下取り上戻し構
造で実現される。
このように、各種複写態様での複写動作は、RDH51
と複写機52とを協働することて実行できる。このよう
に本実施例によれば、片面原稿から校合した両面複写を
得る際に、1回目の原稿循環によって計数動作とともに
、すてに約半部数の複写動作を実行し、さらに前記計数
結果に基づいて枚数に態様する制御動作に切換え、残余
の複写動作を実行する。これらの動作を重複することに
よって、0回の原稿循環で(n−1)部数の両面複写を
完成することができる。こうして前記片面原稿から校合
した両面複写を得る際に操作者によって計数動作を行う
必要がなく、さらに両面複写の作成に要する時間が格段
に短縮される。また、積重される原稿りは、いわゆる上
取り上戻し構造によって循環するので、前記載置部材へ
原稿を再収納させる構成か繁雑化することがなく、また
紙詰まりなどの危険性も回避できる。
なお本実施例においては、転写形静電式複写機の構成に
関連して説明しているけれども、たとえばこの他に、感
光性を有する記録紙に複写するような構成であってもよ
い 発明の効果 本発明によれば、複写機において片面原稿から校合した
両面複写を得る際に要する時間が格段に短縮され、複写
機の利便性が向上される。
また、積重される原稿を、いわゆる上取り上戻し構造に
よって循環することができるので、原稿を載置部材上に
収納する構成を簡略化することができ、紙詰まりなどの
危険性も回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である循環式原稿供給装置5
1を備える静電式複写機52の簡略化した構成を示す断
面図、第2図は循環式原稿供給装置51を拡大して示す
断面図、第3図は後端整合板4を移動する構成を説明す
るための図、第4図は複写機ヲ2の電気的構成を示すプ
ロ・、・り図、第5図は操作パネル116の一部平面図
、第6図は複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作を説明するための簡略化した
断面図、第7図は複写機52において偶数枚の片面原稿
から両面複写を得る際の複写動作を説明するための簡略
化した断面図である。 1・・・載置部材、2 給紙方向、4 後端整合板、1
0・・・給紙手段、23 読取位置、31・・光学系、
55・・・透明板、64・・感光体、79・中間トトイ
、92・・・給紙手段、D・原稿、P・・記録紙代理人
  弁理士 画数 圭一部 lソ 第 図 第 図 ====〒==1 万 2a ュエエ、。:2:l:l 9Za

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1載置部材上に原稿像を上方に臨ませて上方から下方
    へ頁順を整理して積重される片面原稿に対して、積重方
    向上方側から1枚おきに記録紙の一方面に複写を行うと
    ともに、前記原稿の枚数を計数し、 前記計数を経た原稿は、第2載置部材上に順次積重して
    収納し、 前記一方面に複写された記録紙は、複写機内の中間収納
    手段に順次積重して収納し、 前記計数の結果、原稿枚数が奇数であるときには、前記
    中間収納手段に積重される記録紙において、積重方向最
    上位の記録紙の他方面には複写せず、前記最上位の記録
    紙の積重方向下方側に後続する記録紙以降の各他方面に
    、前記第2載置部材に積重された原稿に関して、前記計
    数時に複写を行わなかった残余の原稿を、積重方向上方
    側から順次複写し、 原稿枚数が偶数であるときには、前記中間収納手段に積
    重される記録紙において、積重方向最上位の記録紙以降
    の各他方面に、前記第2載置部材に積重された原稿に関
    して、前記計数時に複写を行わなかった残余の原稿を、
    積重方向上方側から順次複写することを特徴とする片面
    原稿から校合した両面複写を得る方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02100061A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Sharp Corp 片面原稿から校合した両面複写を得る方法
JPH02132069A (ja) * 1988-11-08 1990-05-21 Konica Corp 複写装置
JPH0255683B2 (ja) * 1980-01-28 1990-11-28 Volvo Flygmotor Ab

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