JPH0459572A - 循環式原稿供給装置を備える複写機 - Google Patents

循環式原稿供給装置を備える複写機

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JPH0459572A
JPH0459572A JP17056790A JP17056790A JPH0459572A JP H0459572 A JPH0459572 A JP H0459572A JP 17056790 A JP17056790 A JP 17056790A JP 17056790 A JP17056790 A JP 17056790A JP H0459572 A JPH0459572 A JP H0459572A
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Application number
JP17056790A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Nakabayashi
中林 正好
Kaoru Suzuki
薫 鈴木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH0459572A publication Critical patent/JPH0459572A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿像が読取られる読取位置へシート状の原
稿を循環しながら順次的に供給搬送する循環式原稿供給
装置をm 、t 、前記原稿供給装置と協働して各種複
写態様で複写動作を実行する複写機に関する。
従来の技術 近年、複写機には、同一寸法、複数枚のシート状原稿を
効率的に複写するために、複写枚の原稿を順次的に原稿
像を読取る光学的読取手段が配置する読取値1へ供給す
る原稿供給装置が備えられる。特に、前記原稿を自動的
に繰返して前記読取値1へ供給する、すなわち原稿を循
環させながら供給する原稿供給装置を、循環式原稿供給
装置という。
このような循環式原稿供給装置を用いて、原稿の表裏両
面をそれぞれ前記読取位置へ臨ませて供給し、前記読取
値1にて読取られた原稿像を、前記原稿供給装置と協働
する複写機において記録紙へ複写することによって、た
とえば表裏両面に原稿像を有する原稿(以下−5「両面
原稿」という)からこれに対応して記録紙の一方表面お
よび他方表面の両面に複写(以下、「両面複写」という
)や、片面原稿から両面複写などの各種複写態様を実現
することができる。
第6図は典型的な従来例である循環式原稿供給袋!1の
簡略化した構成を示す断面図である。複写1!2の機体
上方面には、読取位13を成す透明板4が配置され、前
記透明板4の機体内方側には光源5や反射鏡6などを含
む光学系7が配置される。前記循環式原稿供給装置1は
、前記透明板4に関して機体上方側に設けられる。
循環式原稿供給装置1において、複写すべきシート状の
原稿dは、たとえば上方側に設けられる載置部材8に積
重して載置される。たとえば載1部材8の下方側には、
吸着搬送手段などの給紙手段9が設けられており、図示
しないノズルからの排気流による端部さばき機能と協働
して、積重方向最下位の原稿dが順次的に1枚ずつ給紙
される。
前記給紙された原稿は、搬送ローラ10などによって搬
送経路11を搬送され、読取位置3へ導かれる。前記透
明板4の上方側には、たとえば2本のローラ1213に
無端状ベルト14が巻掛けられて成る搬送手段15が設
けられており、前記読取位置3へ搬送されてきた原稿d
を透明板4へ向けて押圧搬送し、前記原稿の搬送方向下
流端を透明板4上の予め定める停止位置までもたらす。
こうして、透明板4を介して読取位置3へは搬送されて
きた原稿dの原稿像が臨み、光学系7を矢符16方向に
走行駆動し、前記原稿像を光学的に読取る。原稿像が読
取られた後、再び搬送手段15が駆動し、前記原稿は搬
送経路17へ搬送され、さらに複数の搬送ローラ18.
19によって載置部材8へ案内され、積重される原稿d
の積重方向最上部へ再収納される。なお、第6図に示さ
れる載置部材8からの搬送経路は一例であって、たとえ
ば載置部材8上に積重される原稿dの表裏表面を反転す
るための反転経路が設けられる場合もある。
このように、従来の循環式原稿供給装置1においては、
複写すべき原稿は専用の載置部材上に積重して載置され
ており、前記載置部材8を基点として原稿dは循環搬送
されていた。
発明が解決しようとする課題 したがって、前述の構成によれば、載置部材8からの原
稿dの給紙、読取位置3への搬送、光学系7による読取
露光動作、載置部材8への原稿dの再収納、さらに後続
する原稿dの載置部材8からの給紙といった順序で制御
が実行される。その結果、各原稿dにとっては、載置部
材8に対して給紙/再収納する、いわゆる原稿dの入換
えのための時間が必要である。すなわち、複数枚の原稿
に亘って読取露光する場合には、多大な時間を必要とし
ている。したがって、前記循環式原稿給紙装置1を備え
る複写機2では、複写を完了した記録紙を得るまでに費
やす時間、すなわち複写時間の短縮化への要求を充分に
満足することができず、限界がある。
したがって本発明の目的は、簡素な構成によって、複数
枚に亘る原稿間での読取露光動作に費やす時間を格段に
短縮し、その結果、複写時間を格段に短縮することがで
きる循環式原稿供給装置を備える複写機を提供すること
にある。
RMを解決するための手段 本発明は、読取位置へシート状の原稿を順次的に搬送す
る循環式原稿供給装置を備え、光学的読取手段の光学的
走査によって読取られる原稿像を記録紙上へ複写する複
写機において、 機体上方側に設けられて読取位置を成し、読取られるべ
き原稿像を臨ませて前記原稿が積重して載lされる透明
板と、 前記透明板の近傍に設けられて、読取られた原稿を前記
透明板が成す仮想平面に沿って搬送する読取位置搬送手
段と、 前記読取位置搬送手段がら搬送された原稿を透明板上に
積重される原稿の上方側へ案内する搬送経路とを含むこ
とを特徴とする循環式原稿供給装置を備える複写機であ
る。
作  用 本発明に従えば、複写機の機体上方側に設けられて読取
位置を成す透明−板上にシート状の原稿が読取られるべ
き原稿像を臨ませて積重して載置される。したがって、
光学的読取手段は前記透明板を介して直ちに原稿像を臨
むことができ、読取ることができる。換言すれば、積重
される原稿から読取位置までの給紙i造を必要としない
、前記読取られた原稿は、透明板の近傍に設けられる読
取位置搬送手段によって前記透明板が成す仮想平面に沿
って搬送され、さらに搬送経路を経て前記透明板上に積
重される原稿の上方側へ案内される。
したがって、前記読取位置搬送手段によって原稿が透明
板上より搬送された後は、直ちに後続する原稿の読取ら
れるべき原稿像が透明板を介して光学的読取手段を臨ん
でいるので、後続する原稿像の読取を直ちに実行するこ
とができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例である循環式原稿供給装置
20の簡略化した構成を示す断面図、第2図は循環式原
稿供給装置20を備える複写機21の基本的構成を示す
簡略化した断面図、さらに第3図は第1図の切断面線■
−■から見た断面図である。
複写機2〕の機体上方側面21 aには、たとえば硬質
ガラスなどの材料から成り、読取位置22を構成する透
明板23が配置される。本実施例に従う循環式原稿供給
装置20は、前記機体上方側面21a上であって前記透
明板23上方側に配置される。原稿供給装置20におい
ては、従来の技術の構成での載置部材のように、複写す
べき原稿が積重されるのみの専用の部材は設けられてい
ない。載置部材に代わり、複写すべきシート状の原稿り
は、蓋部材20aの開放操作後に、前記透明板23上に
積重して載!される。前記透明板23の周縁には、積重
される原稿りの端部を規制するための先端規制板24、
後端規制板25、さらに一対の幅方向端部規制板26.
27 (他方の幅方向端部規制板27は第3図参照)が
立設する。前記各規制板24〜27は固定配置されてお
り、したがって前記規制板24〜27によって整合され
て積重される原稿りの寸法は固定寸法である。前記寸法
は、たとえばA4サイズ(日本工業規格A列4番)やジ
ターサイズの寸法など適当に設定される。
また前記先端規制板24に関して下方側端部には、原稿
が通過可能な間隙24aが形成されている。
先端規制板24および後端規制板25に関して、規制す
る原稿りの積重方向上方側には、積重される原稿Dヘノ
ズル28a、29aを臨ませてそれぞれ排気用ダクト2
8.29が配置する0図示しないファンを駆動すること
によって、排気用ダク)28.29からは排気流が積重
される原稿りの上方側面に噴射され、前記原稿りを透明
板23上に押圧保持する。また、先端規制板24に関し
て規制する原稿りの積重方向下方側には、原稿りの前記
先端規制板28側端部付近にノズル30aを臨ませて排
気用ダクト30が配置する。したがって図示しないファ
ンを駆動すると、排気用ダクト30を介してノズル30
aからは、前記積重される原稿りの前記端部付近に排気
流が吹付けられ、前記積重方向下方側の原稿が1枚ずつ
さばかれる。
これによって、後述する読取位置搬送手段による積重方
向最下位の原稿の搬送が容易とされる。
前記透明板23を介して機体内方側へ臨む原稿像が、前
記透明板23に関して機体内方側に配!する後述の光学
系31の光学的走査によって読取露光された後、前記原
稿りは排出方向32に沿って前記間隙24aを介して読
取位置搬送手段32によって搬送され、前記読取値12
2から排出される。前記透明板23に関して排出方向3
2に直角な幅方向の間隔11(第3図参照)は、積重さ
れる原稿りの幅方向に沿う間隔12よりも小さく設定さ
れ、前記積重される原稿りの幅方向両端部は、前記透明
板23の幅方向両端部から偏かに突出して載置される。
読取値1搬送手段33は、前記透明板23の幅方向両端
部側にそれぞれ配置される一対の構成であって、本実施
例においては吸着搬送手段33a、33bから成る。
一方の吸着搬送手段33aは、前記排出方向32に直角
な軸線を有する2本のローラ34a、35aに無数の開
孔36&が形成される無端状ベルト37aを巻掛けるこ
とによって構成される。前記無端状ベルト37aに関し
て上張梁部分38aの外表面が成す仮想平面は、前記透
明板23の原稿りと当接する仮想平面よりもやや下方側
に位置する。前記上張梁部分38aの内表面側には、排
気用ダクト39aが配置する。なお、他方の吸着搬送手
段33bの構成もまた前記一方の吸着搬送手段33aの
構成と同様であり、以下対応する部分には同一の数値の
参照符に添字aに置換して添字すを付して示す。
図示しないファンを駆動すると、吸気用ダクト39a、
39bを介して透明板23から突出する原稿りの幅方向
両端部に吸着力が作用し、前記幅方向両端部はそれぞれ
ベルト37aに吸引される。
前記吸引時にベルト37a、37bを反時計回り(第1
図参照)へ回転駆動することによって、吸引された原稿
りは排出方向32に沿って、すなわち透明板23が成す
仮想平面に沿って前記間隙24aを通過して排出される
なお、以下の説明において読取位置23から排出方向3
2に沿って排出された原稿の替照符をDiとし、積重さ
れる原稿りと区別して示す。
前記読取位置搬送手段33によって排出方向32に沿っ
て排出される原稿Diは、搬送ローラ40によって、搬
送軽I@41へ搬送される。搬送経路41には、たとえ
ば電磁ソレノイドSQL 1の駆動によって爪部42a
の指示方向が切換わる方向転換風42が配置しており、
前記方向転換風42を分岐点として搬送経路41は搬送
経路43゜44へ分岐する。一方の搬送経路43の出口
部は、前記先端規制板24の上方側から透明板23を臨
んでいる。したがって、方向転換風42を経て搬送ロー
ラ45,46によって搬送経路43へ搬送されてきた原
稿Diは、表裏表面を反転させて前記搬送経路43から
排出され、積重される原稿りの積重方向最上部に再収納
される。
一方、方向転換風42を経て搬送ローラ45゜47によ
って搬送経路44へ搬送されてきた原稿Diは、搬送ロ
ーラ48,49.52を介して搬送経路50.51へ搬
送される。前記搬送経851の出口部は、前記後端規制
板25の上方側から前記透明板23を臨んでいる。した
がって、搬送経路51から排出される原稿D1は、前記
読取位置搬送手段33によって排出方向32へ排出され
る際の原稿Diと同一の表裏表面を維持して積重される
原稿りの積重方向最上部へ再収納される。
このように各搬送経路43.51を経て再収納される原
稿D1は、各規制板24〜27によって端部が確実に規
制される。
なお、前記搬送経路50は、連結片53によって蓋部材
20aと連結されており、前記透明板23上に原稿りを
積重する際に、前記蓋部材20aが開放操作されると、
前記搬送経路50は両端部に接続するべき搬送経路44
.51と遮断され、前記蓋部材20aが閉鎖されると、
前記搬送経路44.51と連結される。
また、前記一方の幅方向端部規制板26付近には、積重
される原稿りの一循環を検出する一循環検出器S1が設
けられる。前記−循環検出器S1は、たとえば原稿りの
端部に当接する作動部材などから構成され、操作者によ
る原稿りの積重当初において、積重方向最上位に前記作
動部材は位置する。前述のように原稿りが循環し、再収
納されるに従って、再収納される原稿は、前記作動部材
の上方側に積重され、こうして前記作動部材が積重方向
最下位に位置することによって原稿りの一循環が検出さ
れる。
また、たとえば一方の吸着搬送手段33aの近傍には、
載置状態検出器S2が配置される。前記載置状態検出器
S2は透明板23上に原稿りが載置されているか否かを
検出し、たとえば発光素子と受光素子とから成り、発光
素子から照射されて載置される原稿の表面で反射する反
射光を受光素子で受光することによって検出することが
できる。
以下、読取位置22上に臨む原稿像を読取って記録紙P
上に複写する複写機21の構成を説明する。
前記透明板23に関して機体内方側には、光学系31が
配置される。光学系31は、ハロゲンランプなどの光源
57およ−び反射鏡58を有し、透明板23が配設され
る範囲に亘って搬送される第1移動体56と、反射鏡6
0.61を有し、前言己第1移動体の1/2の走査速度
で搬送される第2移動体55と、ズームレンズ62と、
さらに反射鏡63とを含んでいる。前記第1移動体56
は、第1図に示される位置から矢符59方向に搬送され
、これによって読取位置22へ臨む原稿像が光学的に走
査され、読取露光される。
光源57から発生した光は原稿像に対応して選択的に吸
収される。原稿の表面からの反射光は、前記反射鏡58
〜反射鏡63によって、複写機本体53の内部中央付近
に設けられて第2図の紙面に垂直な軸線を有する直円筒
状の感光体64の露光域64aに導かれる。第1移動体
56が搬送されるときには、第2移動体55もまた同時
に搬送され、そのようにして反射光の前記露光域64a
に至る光経路の長さが一定に保持される。
露光前の感光体64の表面は、感光体64の外表面の回
転方向上流側に配設される帯電用コロナ放電器65によ
って均一にitされている。このような感光体64の表
面に、前述のようにして原稿の表面からの反射光が照射
されることによって、前記感光体64表面は選択的に除
電され、そのようにして静電潜像が形成される。この靜
tV像は現像装置66によってトナー像に顕像化され、
このトナー像は、転写用コロナ放電器67の働きによっ
て転写域64bの近傍に後述する構成によって搬送され
る記録紙Pに転写される。
トナー像の転写後の感光体64の表面に残留するトナー
は、クリーニング装置68によって除去される。トナー
像が転写された後の記録紙Pは。
搬送ベルト69によって定着装置70に導かれて、この
定着装置70において前記トナー像が加熱定着される。
このようにして複写工程を経た記録紙Pは、後述する態
様で複写機本体21の一方側面に設けられる排紙トレイ
71上に排出される。
複写機本体21には、複数の記録紙Pが収納された給紙
トレイ72が装填されている。給紙トレイ72に積載さ
れて収納される記録紙Pは、その最上方側に積載される
記録紙に押付けられた状態で回転駆動される給紙ローラ
73によって、1枚ずつ上取りされ、搬送ローラ74に
よって給紙経路75に導かれる。給紙経路75の転写域
64bの近傍には一対のレジストローラ76が設けられ
ており、このレジストローラ76は図示しないクラッチ
CLTを介して複写機本体内部の図示しない駆動手段の
駆動軸に連結されている。前記クラッチCLTのオン/
オフ制御によって、記録紙を感光体64表面に形成され
るトナー像と同期するようにして搬送させることができ
る。
定着装置70の出口から排紙トレイ71に連なる排出経
路77から分岐して、反転経路78が設けられている。
この反転経路78は、排出経路77の記録紙の搬送方向
上流側から順に相互に異なる位置で分岐する第1、第2
経178a、78b、第1および第2経路78a、78
bが合流する部位から下方側に延びる第3経路78C1
ならびに該第3経路78cから分岐して中間トレイ79
に至る第4経路78dから構成されている。排出経路7
7に関連して各一対の搬送ローラ80,81゜82が間
隔をあけて配置されている。
反転経路78において、第1および第2経路78a、7
8bが合流する部位に関連してローラ83Aが配置され
、このローラ83Aに共通に接触するローラ83B、8
3Cが、それぞれ第1、第2経路78a、78bに関連
して設けられている。
ローラ83Aは矢符84方向に回転駆動され、これによ
って記録紙Pの第1経路78aから第3経路78cに向
かう搬送、および第3経路78cから第2経路78bに
向かう搬送が可能とされている。また第4□経路78d
が第3経路78cから分岐する部位□に関連してはロー
ラ85Aが配置され、このローラ85Aに共通に接触す
るローラ85B。
85Cが、それぞれ第4、第3経路78d、78Cに関
連して設けられている。ローラ85Aは矢符86方向に
回転駆動され、これによって第3経路78cのローラ8
5Cの近傍で記録紙を鉛直下方に向かう方向に搬送する
ことができ、また第4経路78d内を中間トレイ79に
向かう方向に搬送することができる。
第1および第2経路78a、78bが合流する部位の近
傍の第3経路78cには正逆回転される搬送ローラ87
が配置され、また第4経路78dが第3経路78cから
分岐する部位の近傍であって、この部位よりも下方側の
第3経路78cには、正逆回転される搬送ローラ88が
配置されている。
さらに第1経路78aが排出経路77から分岐する部位
の近傍には、定着装置70からの記録紙を排出経路77
または第1経路78aに選択的に導くための方向転換型
89が設けられ、第1および第2経路78a、78bが
合流する部位には、第3経路78cから第2経路78b
に記録紙を確実に導くための方向転換型90が設けられ
、第4経路78dが第3経路78cから分岐する部位に
は、第3経路78cから第4経路78dに記録紙を確実
に導くために方向転換型91が設けられている。
中間トレイ79に積載される記録紙Pは、その上方側の
面に複写像が形成されている。このような記録紙Pはそ
の最下方側に積載される記録紙から給紙ベルト92によ
って1枚ずつ取出され、搬送ローラ93によって給紙経
路75に導かれる。
定着装置70からの記録紙は次の3通りの方法で排出さ
れる。
■排出経路77を介してそのまま排紙トレイ71上に排
出される。
■排出経路77から第1経路78a、第3経路78C1
第2経路78bを経て再び排出経路77に導かれ、その
ようにして表裏反転されて排紙トレイ71上に排出され
る。
■排出経路77から第1経路78a、第3経路78c、
第4経路78dを経て中間トレイ79に一旦積載され、
さらに給紙経路75を介して感光体64の転写域64b
の近傍に導かれ、再び定着装置70を通り、排出経路7
7から第1経路78a、第3経路78C1第2経路78
bを経て排出経路77に導かれ、排紙トレイ71上に排
出される。
上記■〜■のような各記録紙の排出態様は、複写機本体
21に備えられる図示しない操作部から、操作者によっ
て入力される各複写モードに対応して選択される。複写
機本体21内の記録紙の搬送経路には複数の検出器(図
示せず)が適所に配置されており、この検出器によって
記録紙Pを検出するようにして各搬送ローラおよび方向
転換型などを駆動して前述のような記録紙Pの搬送態様
を実現している。
第4図は、本実施例における原稿搬送動作を説明するた
めの図である。まず、第4図を参照して、片面原稿−片
面複写モードを説明する。
複写すべき片面原稿りは、その原稿像を下方側へ臨ませ
て、前記蓋部材20aを開放操作後、透明板22上に積
重して載置される。前記原稿りは各規制板24〜27に
よって端部が規制される。
操作者によって操作スイッチが操作されると、排気用ダ
クト28.29から排気流が噴射され、透明板23に押
圧される原稿りの積重方向最下位の原稿が常時駆動する
読取位置搬送手段33によって排出方向32へ排出され
る。このとき、光学系31による読取露光動作は行われ
ることなく、排出された原稿Diは方向転換型42を制
御して搬送経路51から表裏両表面を反転することなく
再収納する、いわゆる予備給送を実行する。前記予備給
送において、たとえば図示しない搬送状態検出器などで
通過する原稿Diの枚数が計数される。
前記予備給送終了後、複写のための各原稿像の読取露光
動作が実行される。このとき排気用ダク)−28,29
からは排気流が噴射しており、積重される原稿りは、透
明板22へ向けて押圧保持される。前記状態では、読取
位置搬送手段33は停止しており、第4図(1)に示さ
れるように光学系31が矢符59方向に往復移動し、読
取位置23へ臨む原稿像が読取られる。読取られた原稿
像は、前記感光体64を介して記録紙P上に複写され、
排紙トレイ71へ排出される。前記光学系31が矢符5
9方向への移動を終了し、前記原稿像に対する読取露光
動作が終了すると、第4図(2)に示されるように読取
位置搬送手段33が駆動し、排気用ダクト30からの排
気流によってさばかれる前記積重方向最下位の原稿りは
間隙24aを通過して排出方向32に沿−って排出され
る0片面原稿−片面複写モードの際には、前記排出され
る原稿Diは方向転換風42の制御によって、搬送経路
44.50.51を介して積重される原稿りの上方側へ
再収納される。
第4図(3)には、再収納された原稿Diが一循環検出
器S1に関して上方側に再収納され、排気用ダク+−2
8,29からの排気流によって下方側に押圧されている
ことが示されている。前記検出器S]の上方側に全ての
原稿Diが再収納するまで前述の処理が繰返される。複
数部数に亘る複写が必要な際には、前記−循環検出器S
1からの信号に応じて繰返して動作が実行される。
また、複写機21内では、一方表面に複写された記録紙
Pは、中間トレイ79を経ることなく、排紙トレイ71
へ排出される。
したがって、本実施例によれば、複写すべき原稿を透明
板上に載置する構成によって、読取られるべき原稿像が
すでに読取位1を臨むので、従来の構成のように載置部
材から給紙し、読取位置まで搬送するために費やす時間
を格段に短縮することができる。さらに、前記読取位置
へ臨む原稿像に対する読取露光動作r子役、読取位置搬
送手段によって透明板上から前記原稿を排出すると、直
ちに後続する原稿の原稿像が読取位置を臨むので、従来
の構成のように読取位置から読取露光動作の終了した原
稿を載置部材へ再収納し、後続する原稿を給紙するため
の時間を格段に短縮することができる。このように複数
枚に亘る原稿間での読取露光動作に費やす時間を格段に
短縮することができるので、その結果、前記読取られた
原稿像を記録紙上に複写するまでに費やす時間、すなわ
ち複写時間を格段に短縮することができる。
また、片面原稿−両面複写モードの場合には、前記原稿
供給袋220における原稿りの搬送は前述と同様である
。一方、複写v121における記録紙Pは、一方表面へ
の複写終了後、反転経路78を経て中間トレイ79へ一
旦排出され、その後前記中間トレイ79から給紙されて
、続いて読取られた原稿像が他方表面側に複写される。
その後、排紙トレイ71へ排出される。
次に、両面原稿−両面複写モードにおける原稿りおよび
記録紙Pの搬送を説明する。複写すべき両面原稿りが透
明板22上に積重して載置され、操作スイッチが操作さ
れると、前述と同様に予備給送が実行される。前記両面
原稿りの場合には、複写後の記録紙Pが排出される排紙
トレイ71上での前記記録紙Pの積層順などを考慮して
、前記予備給送時には、予め方向転換風42を制御し、
第4図(2)のように搬送経路43を活用し、積重した
原稿りの表裏表面を反転して再収納する。
こうして予備給送終了後、前述と同様に光字系31によ
る光学的走査が実行され、前記読取露光動作終了後、読
取位置搬送手段33によって積重方向最下位から順位排
出され、搬送経路43を活用して表裏表面を反転して再
収納する。前記搬送を原稿りに対して一循環することで
各一方表面の複写が行われる。続いて、光学的走査の後
に積重方向最下位から順次排出し、搬送経路44,50
゜51を活用して表裏表面を反転せずに循環することで
、各他方表面の複写が行われ、載置当初の積重状態に復
帰する。一方、複写機21においては、搬送される記録
紙Pの一方表面に読取られた原稿像が複写されると、直
ちに排紙トレイ71へ排出される。
さらに両面原稿−両面複写モードの場合を説明する。前
記モードでの原稿供給装置20における原稿りの搬送は
、前述の両面原稿−片面複写モードの場合と同様であり
、予備給送の際に表裏表面が反転して積重され、その後
に読取露光動作が開始する。一方複写機21内において
は、搬送される記録紙Pの一方表面側に読取られた原稿
像が複写された後、反転手段78を経て中間トレイ79
へ排出される。前記積重される原稿りが一循環するまで
、一方表面に複写の終了した記録紙Pは順次中間トレイ
79に排出されて積層される。その後、前記原稿りの2
回目の循環が開始すると、中間トレイ79に積重される
記録紙Pの積重方向最下位から順に給紙され、順次読取
られる原稿像が他方表面側に複写され、その後に排紙ト
レイ71へ排出され積層される。−なお、前記排出され
る記録紙Pの表裏表面を整合するために、反転経!@7
8が活用され、排出される記録紙Pの表裏表面が反転さ
れる場合もある。
したがって、本実施例によれば、複数枚に亘る原稿にお
いて、読取位置での読取露光動作終了後、後続する原稿
を読取位置へ配置するまでに費やす時間を格段に短縮す
ることができるので、その結果読取露光動作に費やす時
間が短縮でき、さらには複写機が費やす複写時間を格段
に短縮することができる。
第5図は、複写機21の電気的構成を示すブロック図で
ある。読取位置搬送手段33のローラ34.35を始め
とする複数のローラなどを回転駆動するモータMl、M
2.・・・、などは、モータ駆動回路110に接続され
る6才な、ローラやモータとの間に設けられ、その駆動
タイミングを制御して原稿供給装置20内を搬送される
原稿Diと、方向転換型42内を搬送される記録紙Pと
の搬送タイミングの動機などを行うクラッチCLT・・
・などは、クラッチ駆動回路111に接続される。方向
転換型42などを作動させるソトノイト5QL1などは
、ソレノイド駆動回路112に接続される。これらの駆
動回路110〜112は、インタフェイス回路113に
接続されている。
インタフェイス回路113には、直7N電源114、原
稿りの搬送の一循環を検出する一循環検出器を始めとし
て記録紙Pの搬送状態などを検出する各種検出器Sl、
S2・、光学系31を駆動する駆動回路115、さらに
複写機本体21に設けられている操作パネル116の入
力操作キー119、および操作パネル116の表示手段
118を駆動する表示駆動回路117などが接続される
インタフェイス回路113は、マイクロコンピュータな
どによって実現される制御回路120と接続され、前記
検出器からの検出信号を制御回路120に送出するとと
もに、制御回路120からの制御信号に応じて、前記各
種駆動回路110〜112.115,117を制御する
。制御回路120には、リードオンリメモリ (ROM
)121とランダムアクセスメモリ (RAM)122
とが接続されており、メモリ121に予め記憶されてい
る制御用プログラムに従って、制御回路120は複写v
121と原稿供給装置20とを協働して複写動作の制御
を行う、メモリ122は、たとえば複写動作の制御に必
要となるカウンタやタイマやフラグなどの演算用領域と
して使用される。
またインタフェイス回路113は、駆動回路115を介
して光学系31を駆動し、読取位置22における光源5
7の点灯/消灯および点灯レベルなどを制御する。さら
にインクフェイス回路113は、操作パネル116の入
力操作キー119によって入力される信号を制御回路1
20に送出し、また複写動作の進行情況などに関する情
報を表示駆動回路117によって表示手段118を駆動
して表示する。
さらにまたインタフェイス回路113には、原稿供給装
置20を用いた複写態様を選択するセレクトスイッチ5
SW1〜5SW4が接続されている。これによって複数
枚の原稿りから複数枚の複写記録を行う態様として、片
面原稿−片面複写、片面原稿−両面複写、両面原稿−片
面複写、さらに両面原稿−両面複写などの各種複写態様
が選択される。
したがって本実施例によれば、複数枚に亘る原稿間にお
いて、読取位置にて読取露光された原稿が搬送され、後
続する原稿が読取位置へ配置されるまでに費やす時間を
格段に短縮することができ、その結果、全体に費やす読
取露光時間を格段に短縮することができる。したがって
、前記原稿供給装置20を装備する複写機21において
は、複写時間を格段に短縮することができる。
なお、本実施例においては複写機の構成として転写形静
電式複写機に関連して説明しているけれども、他の構成
による複写機であってもよく、さらに感光紙に複写する
構成であってもよい。
発明の効果 本発明によれば、読取位置を成す透明板上に原稿像を臨
ませて直接積重され、前記原稿像の読取露光動作終了後
、直ちに読取位置搬送手段によって原稿は排出され、後
続−する原稿の原稿像が読取位置へ臨む。したがって簡
素な構成によって、複数枚に亘る原稿間において読取位
置へ原稿を配置するまでに費やす時間を格段に短縮する
ことができ、その結果、読取露光動作に費やす時間を格
段に短縮することができる。さらには、前記循環式原稿
供給装置を備える複写機では、複写を完了するまでに費
やす複写時間を格段に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である循環式原稿供給装置2
0の簡略化した構成を示す断面図、第2図は循環式原稿
供給装置20を装備する転写形静電式複写機21の簡略
化した構成を示す断面図、第3図は第1図の切断面線l
−111から見た断面図、第4図は本実施例における原
稿りの搬送状態を説明するための図、第5図は複写機2
1の電気的構成を示すブロック図、第6図は典型的な従
来例である循環式原稿供給装置lの簡略化した構成を示
す断面図である。 20・・・循環式原稿供給装置、21・・・複写機、2
2 ・読取位置、23 透明板、2−1 先端規制板、
25・・後端規制板、26.27・幅方向端部規制板、
24a・間隙、3] 光学系、32 排出方向、33 
・読取位置搬送手段、42・方向転換爪、41.43,
44.50.51  搬送経路、42・・・方向転換爪
、64・・・感光体、D 原稿、P・記録紙、Sl・・
・−循環検出器、28〜3o・排気用ダクト 代理人  弁理士 西教 圭一部 第 図 ゝ56 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 読取位置へシート状の原稿を順次的に搬送する循環式原
    稿供給装置を備え、光学的読取手段の光学的走査によっ
    て読取られる原稿像を記録紙上へ複写する複写機におい
    て、 機体上方側に設けられて読取位置を成し、読取られるべ
    き原稿像を臨ませて前記原稿が積重して載置される透明
    板と、 前記透明板の近傍に設けられて、読取られた原稿を前記
    透明板が成す仮想平面に沿って搬送する読取位置搬送手
    段と、 前記読取位置搬送手段から搬送された原稿を透明板上に
    積重される原稿の上方側へ案内する搬送経路とを含むこ
    とを特徴とする循環式原稿供給装置を備える複写機。
JP17056790A 1990-06-27 1990-06-27 循環式原稿供給装置を備える複写機 Pending JPH0459572A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018124144A1 (ja) * 2016-12-28 2019-06-27 株式会社小松製作所 作業車両、サーバ装置、積載重量管理システムおよび積載重量管理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018124144A1 (ja) * 2016-12-28 2019-06-27 株式会社小松製作所 作業車両、サーバ装置、積載重量管理システムおよび積載重量管理方法

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