JP2979411B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2979411B2 JP2979411B2 JP1012873A JP1287389A JP2979411B2 JP 2979411 B2 JP2979411 B2 JP 2979411B2 JP 1012873 A JP1012873 A JP 1012873A JP 1287389 A JP1287389 A JP 1287389A JP 2979411 B2 JP2979411 B2 JP 2979411B2
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- paper
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野】 この発明は給紙装置に関し、特に循環式自動原稿供給
装置において原稿スタッカに収容した原稿を上部から給
紙するとともに、循環後の原稿を原稿スタッカの下戻し
口から戻すのに適した給紙装置に関する。
装置において原稿スタッカに収容した原稿を上部から給
紙するとともに、循環後の原稿を原稿スタッカの下戻し
口から戻すのに適した給紙装置に関する。
一般にこの種装置は複写機等の画像形成装置におい
て、原稿スタッカに積載セットした原稿を1枚づつ分離
して所定の露光部へ搬送して、露光終了後再び原稿スタ
ッカへ戻し、一方次の原稿を原稿スタッカから露光部へ
給送するサイクルを順次くり返すようにしたもので、積
載セット原稿を1回循環搬送させれば全積載原稿につい
ての1部の複写物が得られ、さらに所定の回数上記循環
搬送をくり返せば所定部数の複写物が得られものであ
る。
て、原稿スタッカに積載セットした原稿を1枚づつ分離
して所定の露光部へ搬送して、露光終了後再び原稿スタ
ッカへ戻し、一方次の原稿を原稿スタッカから露光部へ
給送するサイクルを順次くり返すようにしたもので、積
載セット原稿を1回循環搬送させれば全積載原稿につい
ての1部の複写物が得られ、さらに所定の回数上記循環
搬送をくり返せば所定部数の複写物が得られものであ
る。
このような場合、原稿スタッカに積載した原稿を上部
から給紙し、循環後の原稿を原稿スタッカの下部から戻
すことによって高速化に対応しやすい循環式自動原稿供
給装置を得ることができる。
から給紙し、循環後の原稿を原稿スタッカの下部から戻
すことによって高速化に対応しやすい循環式自動原稿供
給装置を得ることができる。
このような機能を有する装置においては、循環後の原
稿を原稿スタッカの下部から戻す都合上、原稿スタッカ
に積載収容された原稿に給紙ローラ等で負荷をかけるこ
とは避けなければならず、吸引ファン等のエア吸引手段
によって給送することが考えられる。
稿を原稿スタッカの下部から戻す都合上、原稿スタッカ
に積載収容された原稿に給紙ローラ等で負荷をかけるこ
とは避けなければならず、吸引ファン等のエア吸引手段
によって給送することが考えられる。
ところが、エアによる吸引力で原稿を分離給送する場
合、吸引エアの始動ないし停止によって搬送を制御する
ことは、搬送系の高速化にとっては非常に大きい障害と
なる。
合、吸引エアの始動ないし停止によって搬送を制御する
ことは、搬送系の高速化にとっては非常に大きい障害と
なる。
また高速搬送させるうえで、ジャムや原稿の損傷なく
分離給送するためには高い精度が要求される。
分離給送するためには高い精度が要求される。
この発明は上記の点に鑑み、高速化への対応が容易
で、ジャムや原稿の損傷を生ずることのない給紙装置の
提供をその主な目的としている。
で、ジャムや原稿の損傷を生ずることのない給紙装置の
提供をその主な目的としている。
すなわちこの発明の給紙装置は、用紙を収容する用紙
スタッカと、用紙スタッカに収容された用紙を吸引する
エア吸引手段と、エア吸引手段によって吸引され表面に
吸着された用紙を給紙する毎に間欠的に駆動される搬送
ベルトと、この搬送ベルトにより給紙された用紙を搬送
する搬送手段と、用紙に対して搬送ベルト面から出没自
在の離間手段と、搬送ベルトにより給紙された用紙が搬
送手段に到達した後、離間手段を搬送ベルト面から吸着
された用紙側へ突出させる制御手段とを備えるととも
に、搬送ベルトにより給紙された用紙が搬送手段に到達
した後、搬送ベルトを一旦停止して離間ブロックを後退
させてから、所定時間経過後、搬送ベルトを駆動するよ
うにしたことを特徴とするものである。
スタッカと、用紙スタッカに収容された用紙を吸引する
エア吸引手段と、エア吸引手段によって吸引され表面に
吸着された用紙を給紙する毎に間欠的に駆動される搬送
ベルトと、この搬送ベルトにより給紙された用紙を搬送
する搬送手段と、用紙に対して搬送ベルト面から出没自
在の離間手段と、搬送ベルトにより給紙された用紙が搬
送手段に到達した後、離間手段を搬送ベルト面から吸着
された用紙側へ突出させる制御手段とを備えるととも
に、搬送ベルトにより給紙された用紙が搬送手段に到達
した後、搬送ベルトを一旦停止して離間ブロックを後退
させてから、所定時間経過後、搬送ベルトを駆動するよ
うにしたことを特徴とするものである。
以下図示の一実施例に基いてその構成を詳述する。
第1図および第2図において、1は複写機2上に積載
されたRDH(循環式自動原稿供給装置)で、その機枠10
内には原稿(用紙)スタッカ11と、原稿スタッカ11に収
容された原稿を1枚ずつ分離して原稿循環系に供給する
給紙ユニット12と、分離給送された原稿を第1露光部21
に給送セットする第1の搬送手段13と、第1露光部21の
部位から搬送された原稿を、反転して第2露光部22に給
送セットする第2の搬送手段14と、第2露光部22から搬
送された原稿を原稿スタッカ11の最下部に給送セットす
る下戻し手段15とを備えている。
されたRDH(循環式自動原稿供給装置)で、その機枠10
内には原稿(用紙)スタッカ11と、原稿スタッカ11に収
容された原稿を1枚ずつ分離して原稿循環系に供給する
給紙ユニット12と、分離給送された原稿を第1露光部21
に給送セットする第1の搬送手段13と、第1露光部21の
部位から搬送された原稿を、反転して第2露光部22に給
送セットする第2の搬送手段14と、第2露光部22から搬
送された原稿を原稿スタッカ11の最下部に給送セットす
る下戻し手段15とを備えている。
原稿スタッカ11は第10図(ロ)、(ハ)のように、複
数のサイズの原稿を収容できる大きさに形成されてお
り、原稿の先端を規制する基準ストッパ31と、幅方向に
対向して設けられた一対の幅規制板32とを立設するとと
もに、この基準ストッパ31および幅規制板32の位置を調
整できるようにしている。上記幅規制板32の間隔は、原
稿スタック部32aでは循環して戻ってきた原稿が収納し
やすいよう原稿サイズ+6mm程度の幅広に、原稿を挟持
して搬送を開始する搬送開始部32bでは原稿サイズ+2mm
程度の幅狭の、コ字状に形成してある。そして上記幅狭
の搬送開始部32bに原稿を収納した状態においては、原
稿はニップローラ61等の挟持手段のみで保持されるよ
う、ニップローラ61の前後の搬送ローラの間隔は原稿サ
イズよりも長くとってある。したがってニップローラ61
による原稿の挟持をニップローラソレノイド62をオンし
て解除すれば、搬送開始部32bに不揃いに収納された原
稿は簡単に幅方向に整合され、スキューおよびセンター
ずれを確実に防止することができる。
数のサイズの原稿を収容できる大きさに形成されてお
り、原稿の先端を規制する基準ストッパ31と、幅方向に
対向して設けられた一対の幅規制板32とを立設するとと
もに、この基準ストッパ31および幅規制板32の位置を調
整できるようにしている。上記幅規制板32の間隔は、原
稿スタック部32aでは循環して戻ってきた原稿が収納し
やすいよう原稿サイズ+6mm程度の幅広に、原稿を挟持
して搬送を開始する搬送開始部32bでは原稿サイズ+2mm
程度の幅狭の、コ字状に形成してある。そして上記幅狭
の搬送開始部32bに原稿を収納した状態においては、原
稿はニップローラ61等の挟持手段のみで保持されるよ
う、ニップローラ61の前後の搬送ローラの間隔は原稿サ
イズよりも長くとってある。したがってニップローラ61
による原稿の挟持をニップローラソレノイド62をオンし
て解除すれば、搬送開始部32bに不揃いに収納された原
稿は簡単に幅方向に整合され、スキューおよびセンター
ずれを確実に防止することができる。
原稿スタッカ11の原稿先端を規制する上記基準ストッ
パ31とは反対側の端部には、第3図のように、上下に所
定の間隔で給紙口33と下戻し口34とが形成されている。
給紙口33に臨む原稿スタッカ11の上部には、エア吸引手
段と搬送系とを備えた給紙ユニット12が設けられてい
る。上記エア吸引手段は図では吸引ファン35である。上
記搬送系はこの吸引ファン35の周囲にプーリを介して回
動自在に設けられ、給紙モータM(第4図)から回転を
伝達された軸36と連結した搬送ベルト37および給紙ロー
ラ40と、上記給紙モータMの軸36との間に介在させて搬
送ベルト37および給紙ローラ40を駆動ないし停止させる
搬送ベルト駆動クラッチ38(第5図)と、搬送ベルト37
面から出没自在に設けられた離間ブロック39からなって
いる。吸引ファン35で吸い上げた原稿はこの搬送ベルト
37に吸着して搬送可能となり、離間ブロック39が搬送ベ
ルト37面から突出することにより搬送が停止される。上
記搬送ベルト37は所定の間隔に並設された複数の細幅ベ
ルトからなり、また上記離間ブロック39も、複数本のく
し歯状に形成されていて上記複数の細幅ベルトの間に配
置されている。
パ31とは反対側の端部には、第3図のように、上下に所
定の間隔で給紙口33と下戻し口34とが形成されている。
給紙口33に臨む原稿スタッカ11の上部には、エア吸引手
段と搬送系とを備えた給紙ユニット12が設けられてい
る。上記エア吸引手段は図では吸引ファン35である。上
記搬送系はこの吸引ファン35の周囲にプーリを介して回
動自在に設けられ、給紙モータM(第4図)から回転を
伝達された軸36と連結した搬送ベルト37および給紙ロー
ラ40と、上記給紙モータMの軸36との間に介在させて搬
送ベルト37および給紙ローラ40を駆動ないし停止させる
搬送ベルト駆動クラッチ38(第5図)と、搬送ベルト37
面から出没自在に設けられた離間ブロック39からなって
いる。吸引ファン35で吸い上げた原稿はこの搬送ベルト
37に吸着して搬送可能となり、離間ブロック39が搬送ベ
ルト37面から突出することにより搬送が停止される。上
記搬送ベルト37は所定の間隔に並設された複数の細幅ベ
ルトからなり、また上記離間ブロック39も、複数本のく
し歯状に形成されていて上記複数の細幅ベルトの間に配
置されている。
上記吸引ファン35は、第9図(イ)、(ロ)のよう
に、原稿スタッカ11内に収容した原稿の搬送方向前方
で、かつ幅規制板32間の原稿中央部に設けられており、
この吸引ファン35によって吸引された原稿を保持して給
紙する搬送ベルト37も、吸引ファン35の幅とほぼ等しい
幅に形成されている。したがって搬送ベルト37に給紙方
向の前側を吸引された原稿は、前上りに傾斜して両辺が
下向きにたわみ、複数の原稿を分離できずに吸引した場
合でもそのたわみによって上下の原稿の間に隙間が発生
することにより分離しやすくなる。また、搬送ベルト37
の搬送面は幅規制板32上端部よりも下側に位置してお
り、効果的に原稿を吸引することができる。
に、原稿スタッカ11内に収容した原稿の搬送方向前方
で、かつ幅規制板32間の原稿中央部に設けられており、
この吸引ファン35によって吸引された原稿を保持して給
紙する搬送ベルト37も、吸引ファン35の幅とほぼ等しい
幅に形成されている。したがって搬送ベルト37に給紙方
向の前側を吸引された原稿は、前上りに傾斜して両辺が
下向きにたわみ、複数の原稿を分離できずに吸引した場
合でもそのたわみによって上下の原稿の間に隙間が発生
することにより分離しやすくなる。また、搬送ベルト37
の搬送面は幅規制板32上端部よりも下側に位置してお
り、効果的に原稿を吸引することができる。
第2図および第3図に示すように、吸引ファン35は常
時駆動され、搬送ベルト37を駆動ないし停止させたり、
離間ブロック39を出没させることにより、原稿の搬送を
制御している。すなわち、離間ブロック39を突出させた
状態で吸引ファン35と搬送ベルト37とを駆動すると、原
稿は搬送ベルト37側に吸引されるが搬送ベルト37と接触
していないので搬送されない。またこの状態で離間ブロ
ック39を後退させると、原稿は直ちに搬送ベルト37に接
触して搬送される。このように高速化に適した搬送系が
得られる。なお搬送ベルト37のベルト駆動クラッチ38
は、原稿吸引時、搬送ベルト37の回転中に離間ブロック
39を後退させるとスキューするので、その防止策として
一旦搬送ベルト37を停止して離間ブロック39を後退させ
てから、ベルト駆動クラッチ38を制御し、搬送ベルト37
を駆動することにより原稿を搬送するためのものであ
る。図において61はニップローラ、Cはニップローラク
ラッチである。
時駆動され、搬送ベルト37を駆動ないし停止させたり、
離間ブロック39を出没させることにより、原稿の搬送を
制御している。すなわち、離間ブロック39を突出させた
状態で吸引ファン35と搬送ベルト37とを駆動すると、原
稿は搬送ベルト37側に吸引されるが搬送ベルト37と接触
していないので搬送されない。またこの状態で離間ブロ
ック39を後退させると、原稿は直ちに搬送ベルト37に接
触して搬送される。このように高速化に適した搬送系が
得られる。なお搬送ベルト37のベルト駆動クラッチ38
は、原稿吸引時、搬送ベルト37の回転中に離間ブロック
39を後退させるとスキューするので、その防止策として
一旦搬送ベルト37を停止して離間ブロック39を後退させ
てから、ベルト駆動クラッチ38を制御し、搬送ベルト37
を駆動することにより原稿を搬送するためのものであ
る。図において61はニップローラ、Cはニップローラク
ラッチである。
次に第6図(イ)〜(ニ)のように、上記下戻し口34
は原稿スタッカ11の下面において、基準ストッパ31側に
原稿を排出するよう傾斜して設けられており、基準スト
ッパ31から原稿のサイズよりも手前の位置には排紙ガイ
ド41が設けられている。排紙ガイド41は、マイラ等の可
撓性のある材質で形成され、上記下戻し口34から排出さ
れた原稿の後端を下戻し口34上で保持している。上記下
戻し口34には排紙ガイド41に接する排紙ローラ42からな
る排紙手段が設けられており、その直前に設けられた排
紙補助ローラ43とともに、原稿を下戻し口34から原稿ス
タッカ11内に排出する[第6図(イ)、(ロ)]。
は原稿スタッカ11の下面において、基準ストッパ31側に
原稿を排出するよう傾斜して設けられており、基準スト
ッパ31から原稿のサイズよりも手前の位置には排紙ガイ
ド41が設けられている。排紙ガイド41は、マイラ等の可
撓性のある材質で形成され、上記下戻し口34から排出さ
れた原稿の後端を下戻し口34上で保持している。上記下
戻し口34には排紙ガイド41に接する排紙ローラ42からな
る排紙手段が設けられており、その直前に設けられた排
紙補助ローラ43とともに、原稿を下戻し口34から原稿ス
タッカ11内に排出する[第6図(イ)、(ロ)]。
原稿は、基準ストッパ31にその先端が突き当たった後
も、原稿スタッカ11に付設したくり込み手段によりたわ
ませられ、その後端が上記排紙ガイド41を越える位置ま
で送り込まれる。上記くり込み手段は、基準ストッパ31
側の原稿スタッカ11底面から出没自在で、原稿排出方向
に回転する半月ローラ44からなり、原稿を基準ストッパ
31に突き当てたのちもなお、くり込んでたわませる。ま
たくり込まれて基準ストッパ31に先端を規制され、排紙
ガイド41から完全に抜き出された原稿の後端は、上記半
月ローラ44とは逆回転のけり上げレバー45からなるけり
上げ手段によってけり上げられながら[第6図(ハ)]
後退し、最後には排紙ガイド41上に保持される[第6図
(ニ)]。上記半月ローラ44およびけり上げレバー45は
ギアと伝達ベルトによって正転ないし逆転するよう連結
され、第3図ないし第5図のように給紙モータ36と連動
するカム46に係合させた1回転ソレノイド47によって間
欠的に駆動される。なお上記実施例において半月ローラ
44を省略することができ、そのくり込み機能を排紙ロー
ラ42と排紙ガイド41とで達成することができる。その際
の動作を第6図(ホ)〜(チ)に示す。図のような構成
においては、半月レバー44の動作を排紙ローラ42が代っ
て行なうことを除けば、上記第6図(イ)〜(ニ)の場
合と全く同様に動作する。
も、原稿スタッカ11に付設したくり込み手段によりたわ
ませられ、その後端が上記排紙ガイド41を越える位置ま
で送り込まれる。上記くり込み手段は、基準ストッパ31
側の原稿スタッカ11底面から出没自在で、原稿排出方向
に回転する半月ローラ44からなり、原稿を基準ストッパ
31に突き当てたのちもなお、くり込んでたわませる。ま
たくり込まれて基準ストッパ31に先端を規制され、排紙
ガイド41から完全に抜き出された原稿の後端は、上記半
月ローラ44とは逆回転のけり上げレバー45からなるけり
上げ手段によってけり上げられながら[第6図(ハ)]
後退し、最後には排紙ガイド41上に保持される[第6図
(ニ)]。上記半月ローラ44およびけり上げレバー45は
ギアと伝達ベルトによって正転ないし逆転するよう連結
され、第3図ないし第5図のように給紙モータ36と連動
するカム46に係合させた1回転ソレノイド47によって間
欠的に駆動される。なお上記実施例において半月ローラ
44を省略することができ、そのくり込み機能を排紙ロー
ラ42と排紙ガイド41とで達成することができる。その際
の動作を第6図(ホ)〜(チ)に示す。図のような構成
においては、半月レバー44の動作を排紙ローラ42が代っ
て行なうことを除けば、上記第6図(イ)〜(ニ)の場
合と全く同様に動作する。
上記弾性片からなる排紙ガイド41は、その先端が排紙
ローラ42の接線上の位置よりも手前側で当接しており、
けり上げレバー45による原稿の排紙ガイド41上へのけり
上げを確実に行なえるようになっている。
ローラ42の接線上の位置よりも手前側で当接しており、
けり上げレバー45による原稿の排紙ガイド41上へのけり
上げを確実に行なえるようになっている。
上下に所定の間隔で形成された給紙口33と下戻し口34
との間には、第3図および第5図のように、搬送ベルト
37に吸引された原稿に向けてエアを吹き出すエア吹出し
口48が形成され、このエアにより各原稿の分離と、原稿
の浮き上がりによる原稿最下部への原稿の下戻しとを容
易ならしめている。
との間には、第3図および第5図のように、搬送ベルト
37に吸引された原稿に向けてエアを吹き出すエア吹出し
口48が形成され、このエアにより各原稿の分離と、原稿
の浮き上がりによる原稿最下部への原稿の下戻しとを容
易ならしめている。
またエア吹出し口48には、回転の軌跡がこの給紙口33
と下戻し口34にかかるようにリサイクルレバー49が回転
自在に軸着されており、かつエア吹出し口48内の給紙口
33と下戻し口34との中間部位には待機手段と計数手段、
すなわちリサイクルソレノイド51とリサイクルセンサS1
1とが、上記軌跡と交差する位置に設けられている。リ
サイクルセンサS11は、リサイクルレバー49の通過を検
知するとともに、リサイクルソレノイド51にリサイクル
レバー49が係合中であることを検知する。
と下戻し口34にかかるようにリサイクルレバー49が回転
自在に軸着されており、かつエア吹出し口48内の給紙口
33と下戻し口34との中間部位には待機手段と計数手段、
すなわちリサイクルソレノイド51とリサイクルセンサS1
1とが、上記軌跡と交差する位置に設けられている。リ
サイクルセンサS11は、リサイクルレバー49の通過を検
知するとともに、リサイクルソレノイド51にリサイクル
レバー49が係合中であることを検知する。
上記リサイクルレバー49は、第8図(イ)〜(ト)の
ように、駆動機械に連結されておらず、常態で下向きに
垂下して下戻し口34と交差するようになっている。先
ず、リサイクルソレノイド51に係合しているリサイクル
レバー49[第8図(イ)]を、リサイクルソレノイド51
をオンして垂下させる[第8図(ロ)]。次にこの下戻
し口34を通過する最初の原稿が原稿スタッカ11に収容さ
れると、原稿の移動とともにリサイクルレバー49も回転
して原稿スタッカ11上の最初の原稿の後端上に移動する
[第8図(ハ)]。次に原稿が吸引ファン35によって搬
送ベルト37に吸着され、給紙口33から給紙方向に移動す
ると、リサイクルレバー49も回転してリサイクルソレノ
イド51に係合[第8図(ニ),(ホ)]し、所定時間待
機する。このとき、リサイクルセンサS11がオンして給
紙を開始した原稿の直前の原稿が最終の原稿であると判
定されて原稿の一巡が自動的に計数される。上記待機中
に最終の原稿が下戻し口34から原稿スタッカ11内に排出
されるので、原稿の先端部が通過した後にリサイクルソ
レノイド51をオンして待機を解除し、リサイクルレバー
49を自重で落下させて下戻し口34と交差させる[第8図
(ト)]。以降上述の動作をくり返し行なう。
ように、駆動機械に連結されておらず、常態で下向きに
垂下して下戻し口34と交差するようになっている。先
ず、リサイクルソレノイド51に係合しているリサイクル
レバー49[第8図(イ)]を、リサイクルソレノイド51
をオンして垂下させる[第8図(ロ)]。次にこの下戻
し口34を通過する最初の原稿が原稿スタッカ11に収容さ
れると、原稿の移動とともにリサイクルレバー49も回転
して原稿スタッカ11上の最初の原稿の後端上に移動する
[第8図(ハ)]。次に原稿が吸引ファン35によって搬
送ベルト37に吸着され、給紙口33から給紙方向に移動す
ると、リサイクルレバー49も回転してリサイクルソレノ
イド51に係合[第8図(ニ),(ホ)]し、所定時間待
機する。このとき、リサイクルセンサS11がオンして給
紙を開始した原稿の直前の原稿が最終の原稿であると判
定されて原稿の一巡が自動的に計数される。上記待機中
に最終の原稿が下戻し口34から原稿スタッカ11内に排出
されるので、原稿の先端部が通過した後にリサイクルソ
レノイド51をオンして待機を解除し、リサイクルレバー
49を自重で落下させて下戻し口34と交差させる[第8図
(ト)]。以降上述の動作をくり返し行なう。
待機開始後、リサイクルソレノイド51をオンしてリサ
イクルレバー49を落下させ、下戻し口34と交差させるタ
イミングは、第14図(ハ)に示すように、リサイクルレ
バー49と下戻し口34との交差位置よりも前に設けた排紙
センサS10で最終の原稿の通過を検知したのち、原稿が
上記交差位置に到達する時間t12の経過をみて行なう。
リサイクルソレノイド51をオンして待機を解除し、リサ
イクルレバー49を最終の原稿の上に落下[第8図
(ヘ)]させても、最終原稿が通過し終るまでリサイク
ルレバー49は原稿上に保持されるので、計数上なにも問
題はない。t13はリサイクルソレノイド51のオンからリ
サイクルレバー49の落下完了までの時間である。
イクルレバー49を落下させ、下戻し口34と交差させるタ
イミングは、第14図(ハ)に示すように、リサイクルレ
バー49と下戻し口34との交差位置よりも前に設けた排紙
センサS10で最終の原稿の通過を検知したのち、原稿が
上記交差位置に到達する時間t12の経過をみて行なう。
リサイクルソレノイド51をオンして待機を解除し、リサ
イクルレバー49を最終の原稿の上に落下[第8図
(ヘ)]させても、最終原稿が通過し終るまでリサイク
ルレバー49は原稿上に保持されるので、計数上なにも問
題はない。t13はリサイクルソレノイド51のオンからリ
サイクルレバー49の落下完了までの時間である。
離間ブロック39を搬送ベルト37面から出没させる機構
は、第7図に示す構造となっている。すなわち、離間ブ
ロック39にスライドガイド71を付設し、これを複数の首
振りローラ72で昇降させる。各首振りローラ72は連結バ
ー73で運動するとともに、この連結バー73はリンク機構
74を介してリンク駆動レバー75に連結されている。リン
ク駆動レバー75は離間ブロックソレノイド76で所定の角
度引っ張られ、それにともなって連結バー73が下降す
る。同時に首振りローラ72がスライドガイド71を押し下
げ、これと一体化された離間ブロック39を下降させて搬
送ベルト37面から突き出させる。77は連結バー73を牽引
して、離間ブロック39を元の位置に復帰させるバネであ
る。
は、第7図に示す構造となっている。すなわち、離間ブ
ロック39にスライドガイド71を付設し、これを複数の首
振りローラ72で昇降させる。各首振りローラ72は連結バ
ー73で運動するとともに、この連結バー73はリンク機構
74を介してリンク駆動レバー75に連結されている。リン
ク駆動レバー75は離間ブロックソレノイド76で所定の角
度引っ張られ、それにともなって連結バー73が下降す
る。同時に首振りローラ72がスライドガイド71を押し下
げ、これと一体化された離間ブロック39を下降させて搬
送ベルト37面から突き出させる。77は連結バー73を牽引
して、離間ブロック39を元の位置に復帰させるバネであ
る。
前記原稿スタッカ11の給紙方向端部には、第10図
(イ)のように原稿セット用ストッパ81が昇降自在に設
けられ、この原稿セット用ストッパ81は給紙を開始する
に際してセット位置から上昇して退避するようになって
いる。
(イ)のように原稿セット用ストッパ81が昇降自在に設
けられ、この原稿セット用ストッパ81は給紙を開始する
に際してセット位置から上昇して退避するようになって
いる。
すなわち上記原稿セット用ストッパ81はその軸着位置
の後部82を延長し、原稿スタッカ11上に開閉自在に軸着
した原稿セットカバー83に設けたピン84で、上記後部82
を押し下げることにより上昇するようになっている。し
たがって原稿セットに際して原稿スタッカ11上の原稿セ
ットカバー83を開放したときには、ストッパ81は原稿セ
ット位置にセットされ、原稿セット後原稿セットカバー
83を閉じたときには、上昇してセット位置から退避す
る。なお、原稿セット用ストッパ81の軸着部分にその長
さ方向に延びる長孔85を形成しておけば、原稿セット用
ストッパ81が上昇する際にその先端の軌跡が原稿端部と
交差することがなく、原稿スタッカに積載された原稿の
整合をくずす心配がない。
の後部82を延長し、原稿スタッカ11上に開閉自在に軸着
した原稿セットカバー83に設けたピン84で、上記後部82
を押し下げることにより上昇するようになっている。し
たがって原稿セットに際して原稿スタッカ11上の原稿セ
ットカバー83を開放したときには、ストッパ81は原稿セ
ット位置にセットされ、原稿セット後原稿セットカバー
83を閉じたときには、上昇してセット位置から退避す
る。なお、原稿セット用ストッパ81の軸着部分にその長
さ方向に延びる長孔85を形成しておけば、原稿セット用
ストッパ81が上昇する際にその先端の軌跡が原稿端部と
交差することがなく、原稿スタッカに積載された原稿の
整合をくずす心配がない。
原稿スタッカ11上の基準ストッパ31の内側に、原稿サ
イズに応じて複数の位置に各一対設けられた可動ストッ
パ91は、幅規制板32と連動するようになっている。すな
わち第11図(イ)〜(ハ)のように原稿スタッカ11の下
部に上下に首振りできるよう軸着され、その軸着位置の
後部92を延長して、幅規制板32に垂設した突条93でおの
おの上記後部92を押し下げることにより、原稿スタッカ
11上に突出するようになっている。94と95はラックとピ
ニオンで、両側の幅規制板32を連動させ、同時に一対の
可動ストッパ91を昇降させるためのものである。
イズに応じて複数の位置に各一対設けられた可動ストッ
パ91は、幅規制板32と連動するようになっている。すな
わち第11図(イ)〜(ハ)のように原稿スタッカ11の下
部に上下に首振りできるよう軸着され、その軸着位置の
後部92を延長して、幅規制板32に垂設した突条93でおの
おの上記後部92を押し下げることにより、原稿スタッカ
11上に突出するようになっている。94と95はラックとピ
ニオンで、両側の幅規制板32を連動させ、同時に一対の
可動ストッパ91を昇降させるためのものである。
第1図および第2図に示す分離給送された原稿を各露
光部に供給する搬送系において、第1露光部21に供給セ
ットする上記第1の搬送手段13は、第1の搬送ローラク
ラッチ101で一括制御される第1のレジストローラ104と
を備えている。S3は、第1の搬送ローラ102へ原稿が到
達したことを検出する先出しセンサ、S4は第1露光レジ
ストセンサ、S5は第1露光タイミングセンサである。
光部に供給する搬送系において、第1露光部21に供給セ
ットする上記第1の搬送手段13は、第1の搬送ローラク
ラッチ101で一括制御される第1のレジストローラ104と
を備えている。S3は、第1の搬送ローラ102へ原稿が到
達したことを検出する先出しセンサ、S4は第1露光レジ
ストセンサ、S5は第1露光タイミングセンサである。
上記第1露光部21の部位から搬送された原稿は、表裏
反転して第2露光部22に給送セットされる。そのための
上記第2の搬送手段14は、第2の搬送ローラクラッチ10
5で一括制御される複数の第2の搬送ローラ106と、スイ
ッチバック後、反転ゲート107で搬送経路から分岐する
スイッチバック経路において、第3の搬送ローラクラッ
チ108で一括制御される第2の搬送ローラ109とおよびス
イッチバックローラ112と、第2露光部22の前段で第2
のレジストローラクラッチ110で駆動制御される第2の
レジストローラ111とを備えている。113はスイッチバッ
クソレノイド、S6はスイッチバックタイミングセンサ、
S7はスイッチバックローラ入口センサ、S8は第2露光レ
ジストセンサ、S9は第2露光タイミングセンサである。
反転して第2露光部22に給送セットされる。そのための
上記第2の搬送手段14は、第2の搬送ローラクラッチ10
5で一括制御される複数の第2の搬送ローラ106と、スイ
ッチバック後、反転ゲート107で搬送経路から分岐する
スイッチバック経路において、第3の搬送ローラクラッ
チ108で一括制御される第2の搬送ローラ109とおよびス
イッチバックローラ112と、第2露光部22の前段で第2
のレジストローラクラッチ110で駆動制御される第2の
レジストローラ111とを備えている。113はスイッチバッ
クソレノイド、S6はスイッチバックタイミングセンサ、
S7はスイッチバックローラ入口センサ、S8は第2露光レ
ジストセンサ、S9は第2露光タイミングセンサである。
第2露光部22から搬送された原稿は、複数の搬送ロー
ラ114によって上記下戻し口34へ搬送される。S10は、排
紙タイミングセンサである。
ラ114によって上記下戻し口34へ搬送される。S10は、排
紙タイミングセンサである。
上記給紙ユニット12は、第12図のようにRDH1の機枠10
の原稿スタッカ11の上部に開閉自在に取付けた原稿セッ
トカバー83に収納され、この原稿セットカバー83を開く
ことにより原稿スタッカ11上を開放できるようになって
いる。
の原稿スタッカ11の上部に開閉自在に取付けた原稿セッ
トカバー83に収納され、この原稿セットカバー83を開く
ことにより原稿スタッカ11上を開放できるようになって
いる。
また原稿を露光部に供給する上記搬送系も、本体カバ
ー115を開放することによりジャム解除を行なうことが
できる。すなわち、本体カバー115に一体的に取付けた
第1の搬送手段13の上部、第1の搬送手段13の下部、第
2の搬送手段14の上部、反転ゲート107の上部を個別に
開放できるようなっている。さらに下戻し口34への搬送
部分も、全体をシーソー状に回動できるようにしたRDH1
を、ガスダンバー116を駆動して上記搬送系側を開放し
た状態で下方に開放できるようになっている。
ー115を開放することによりジャム解除を行なうことが
できる。すなわち、本体カバー115に一体的に取付けた
第1の搬送手段13の上部、第1の搬送手段13の下部、第
2の搬送手段14の上部、反転ゲート107の上部を個別に
開放できるようなっている。さらに下戻し口34への搬送
部分も、全体をシーソー状に回動できるようにしたRDH1
を、ガスダンバー116を駆動して上記搬送系側を開放し
た状態で下方に開放できるようになっている。
なお上記第1の搬送手段13の上部、第1の搬送手段13
の下部および反転ゲート107の上部はリンク機構118を介
して連結され、順次開放していって所定の角度以上にな
ると全体が開放できるようになっている。
の下部および反転ゲート107の上部はリンク機構118を介
して連結され、順次開放していって所定の角度以上にな
ると全体が開放できるようになっている。
上記RDH1は次のように動作する。
このときのRDH1全体のブロック図を第13図に示す。
最初に原稿セットカバー83を開き、幅規制板32を原稿
サイズに合せて、原稿を原稿セット用ストッパ81に捕え
てセットし、原稿セットカバー83を閉じる。複写機側の
コピーボタンをオンすると、吸引ファン35、吹出しファ
ンF[第10図(イ)]、給紙モータMおよび搬送モータ
(図示せず)が作動し、離間ブロックソレノイド76をオ
ンして離間ブロック39を搬送ベルト37から突出させ、ニ
ップローラソレノイド62をオンしてニップローラ61によ
る原稿保持を解除する。それと同時に第1の搬送ローラ
クラッチ101、レジストローラクラッチ103、第2の搬送
ローラクラッチ105および第3の搬送ローラクラッチ108
をオンする。
サイズに合せて、原稿を原稿セット用ストッパ81に捕え
てセットし、原稿セットカバー83を閉じる。複写機側の
コピーボタンをオンすると、吸引ファン35、吹出しファ
ンF[第10図(イ)]、給紙モータMおよび搬送モータ
(図示せず)が作動し、離間ブロックソレノイド76をオ
ンして離間ブロック39を搬送ベルト37から突出させ、ニ
ップローラソレノイド62をオンしてニップローラ61によ
る原稿保持を解除する。それと同時に第1の搬送ローラ
クラッチ101、レジストローラクラッチ103、第2の搬送
ローラクラッチ105および第3の搬送ローラクラッチ108
をオンする。
第14図(イ)のようにt1時間経過後、離間ブロックソ
レノイド76をオフし、t2時間経過後搬送ベルト駆動クラ
ッチ38をオンして給紙を開始する。給紙センサS1がオン
してt3時間経過後、すなわち、原稿先端が給紙ローラ40
により搬送できる状態になったところで、離間ブロック
ソレノイド76をオンし、搬送ベルト37と原稿とを分離さ
せることにより、原稿を1枚1枚送る。
レノイド76をオフし、t2時間経過後搬送ベルト駆動クラ
ッチ38をオンして給紙を開始する。給紙センサS1がオン
してt3時間経過後、すなわち、原稿先端が給紙ローラ40
により搬送できる状態になったところで、離間ブロック
ソレノイド76をオンし、搬送ベルト37と原稿とを分離さ
せることにより、原稿を1枚1枚送る。
次に原稿が給紙センサS1を通し終ってt4時間経過後、
ニップローラソレノイド62をオフにしてニップローラ61
で原稿を挟持する。t5時間経過後ニップローラクラッチ
63をオンし、再び搬送を開始する。なお、原稿が給紙セ
ンサS1を通過し終ってからt8時間経過後、エンプティレ
バー117が原稿上にあってエンプティセンサS12がオンの
ときには、上記離間ブロックソレノイド76のオフ以降の
一連の給紙動作を開始する。
ニップローラソレノイド62をオフにしてニップローラ61
で原稿を挟持する。t5時間経過後ニップローラクラッチ
63をオンし、再び搬送を開始する。なお、原稿が給紙セ
ンサS1を通過し終ってからt8時間経過後、エンプティレ
バー117が原稿上にあってエンプティセンサS12がオンの
ときには、上記離間ブロックソレノイド76のオフ以降の
一連の給紙動作を開始する。
先出しセンサS3がオンしてからt6時間経過後、すなわ
ち搬送モータによって駆動される第2の搬送ローラ106
に原稿が到達したところで、ニップローラクラッチ63を
オフしてニップローラ61の駆動を停止し、t7時間経過
後、ニップローラソレノイド62をオンしてニップローラ
61による原稿の保持を解除した後、第2の搬送ローラ10
6のみで原稿の搬送を行なう。
ち搬送モータによって駆動される第2の搬送ローラ106
に原稿が到達したところで、ニップローラクラッチ63を
オフしてニップローラ61の駆動を停止し、t7時間経過
後、ニップローラソレノイド62をオンしてニップローラ
61による原稿の保持を解除した後、第2の搬送ローラ10
6のみで原稿の搬送を行なう。
続いて原稿が第1露光レジストセンサS4、第1露光タ
イミングセンサS5を通過し、スイッチバックタイミング
センサS6、スイッチバックローラ入口センサS7に到達し
た後、スイッチバックタイミングセンサS6を原稿が通過
し終ったことにより反転ゲート107先端を通過するまで
の所定時間経過後、スイッチバックソレノイド113をオ
ンしてスイッチバックローラ112を逆回転さ、原稿を反
転ゲート107の下側にスイッチバック搬送する。
イミングセンサS5を通過し、スイッチバックタイミング
センサS6、スイッチバックローラ入口センサS7に到達し
た後、スイッチバックタイミングセンサS6を原稿が通過
し終ったことにより反転ゲート107先端を通過するまで
の所定時間経過後、スイッチバックソレノイド113をオ
ンしてスイッチバックローラ112を逆回転さ、原稿を反
転ゲート107の下側にスイッチバック搬送する。
なお2枚目以降は、原稿がスイッチバックタイミング
センサS6に到達した後、スイッチバック入口センサS7手
前までの所定時間経過後、直前の原稿の後端がスイッチ
バック入口センサS7をオンしていた場合、第2の搬送ロ
ーラクラッチ105部分を始め、それより上流の原稿は全
て停止する。すなわち、第1のレジストローラクラッチ
103、第1の搬送ローラクラッチ101、ニップローラクラ
ッチ63、ベルト駆動クラッチ38の各クラッチをオフす
る。そして、スイッチバック入口センサS7を直前の原稿
が通過したところで、停止していた原稿は上記第1のレ
ジストローラクラッチ103、第1の搬送ローラクラッチ1
01、ニップローラクラッチ63、ベルト駆動クラッチ38の
各クラッチのうち、停止前にオンしていたもののみオン
し、搬送を再開する。
センサS6に到達した後、スイッチバック入口センサS7手
前までの所定時間経過後、直前の原稿の後端がスイッチ
バック入口センサS7をオンしていた場合、第2の搬送ロ
ーラクラッチ105部分を始め、それより上流の原稿は全
て停止する。すなわち、第1のレジストローラクラッチ
103、第1の搬送ローラクラッチ101、ニップローラクラ
ッチ63、ベルト駆動クラッチ38の各クラッチをオフす
る。そして、スイッチバック入口センサS7を直前の原稿
が通過したところで、停止していた原稿は上記第1のレ
ジストローラクラッチ103、第1の搬送ローラクラッチ1
01、ニップローラクラッチ63、ベルト駆動クラッチ38の
各クラッチのうち、停止前にオンしていたもののみオン
し、搬送を再開する。
スイッチバックした原稿は、第2露光レジストセンサ
S8のオンにより、第2のレジストローラクラッチ110に
よって充分なしジスト時間が経過後、本体側の複写準備
ができていれば第2のレジストローラクラッチ110をオ
ンし、そうでなければ第3の搬送ローラクラッチ108を
始めとしてそれより上流の原稿は全て停止させ、準備が
でき次第、第2のレジストローラクラッチ110をオンす
るとともに、上記上流側の原稿の搬送を再開する。
S8のオンにより、第2のレジストローラクラッチ110に
よって充分なしジスト時間が経過後、本体側の複写準備
ができていれば第2のレジストローラクラッチ110をオ
ンし、そうでなければ第3の搬送ローラクラッチ108を
始めとしてそれより上流の原稿は全て停止させ、準備が
でき次第、第2のレジストローラクラッチ110をオンす
るとともに、上記上流側の原稿の搬送を再開する。
第2のレジストローラクラッチ110をオンしたのち、
第2露光タイミングセンサS9のオンによって本体側にお
いてコピーの同期をとる。そしてスイッチバックローラ
入口センサS7を原稿が通過し終わった後、スイッチバッ
クソレノイド113をオフにし、スイッチバックローラ112
の回転を正転に戻す。
第2露光タイミングセンサS9のオンによって本体側にお
いてコピーの同期をとる。そしてスイッチバックローラ
入口センサS7を原稿が通過し終わった後、スイッチバッ
クソレノイド113をオフにし、スイッチバックローラ112
の回転を正転に戻す。
そして第2露光タイミングセンサS9を原稿が通過し終
ってから、第2露光部22を通過し終るまでの所定時間が
経過した後、第2のレジストローラクラッチ110をオフ
して次の原稿のレジスト動作に備える。また、第2のレ
ジストローラクラッチ110のオフのタイミングは、コピ
ー画像へのクラッチオフによる影響を考慮したものであ
る。
ってから、第2露光部22を通過し終るまでの所定時間が
経過した後、第2のレジストローラクラッチ110をオフ
して次の原稿のレジスト動作に備える。また、第2のレ
ジストローラクラッチ110のオフのタイミングは、コピ
ー画像へのクラッチオフによる影響を考慮したものであ
る。
原稿は、続いて排紙センサS10、排紙ローラ42を経
て、下戻し口34から原稿スタッカ11に積載された原稿の
最下部に入る。そして第14図(ロ)のように、原稿が排
紙センサS10を通過し終わった後、排紙ローラ42を通過
し終るまでのt9時間の経過後、1回転ソレノイド47をオ
ンし、けり上げレバー45によって排出原稿を持ち上げな
がら、くり込み手段によって原稿の先端を基準ストッパ
31に押し付けて原稿を排紙ガイド41から完全に抜き出
す。
て、下戻し口34から原稿スタッカ11に積載された原稿の
最下部に入る。そして第14図(ロ)のように、原稿が排
紙センサS10を通過し終わった後、排紙ローラ42を通過
し終るまでのt9時間の経過後、1回転ソレノイド47をオ
ンし、けり上げレバー45によって排出原稿を持ち上げな
がら、くり込み手段によって原稿の先端を基準ストッパ
31に押し付けて原稿を排紙ガイド41から完全に抜き出
す。
次に上記RDH1を搭載した複写機本体203について説明
する。
する。
複写機本体203の内部には、該複写機本体203の上面に
関連して第1図の紙面に垂直な方向に延び矢印255,321
方向に搬送される露光手段217が配設される。露光手段2
17はハロゲンランプなどによって実現される光源218と
反射鏡219とを含んで構成されている。光源218から発生
した光は、原稿面において原稿像に対応して選択的に吸
収される。原稿面からの反射光は反射鏡219,222,223,22
5およびズームレンズ224によって第1図の紙面に垂直な
軸線を有する直円筒状の感光体226の露光域226aに結像
するようにして導かれる。
関連して第1図の紙面に垂直な方向に延び矢印255,321
方向に搬送される露光手段217が配設される。露光手段2
17はハロゲンランプなどによって実現される光源218と
反射鏡219とを含んで構成されている。光源218から発生
した光は、原稿面において原稿像に対応して選択的に吸
収される。原稿面からの反射光は反射鏡219,222,223,22
5およびズームレンズ224によって第1図の紙面に垂直な
軸線を有する直円筒状の感光体226の露光域226aに結像
するようにして導かれる。
感光体226に関連して、露光前の感光体226の表面を均
一に帯電させる帯電用コロナ放電器227が設けられてい
る。露光域226aに原稿像に対応した光が導かれることに
よって感光体226の表面は選択的に除電され、そのよう
にして静電潜像が形成される。この静電潜像は露光域22
6aよりも感光体226の回転方向下流側に設けられる現像
装置228の働きによってトナー像に顕像化される。この
トナー像は、転写用コロナ放電器229の働きによって、
後述する構成によって搬送される複写紙Yに、転写域23
0において転写される。転写後の感光体226の表面に残留
するトナーはクリーニング装置231によって除去され
る。転写域230においてトナー像が複写された後の複写
紙Yは定着装置257へ搬送され、前記トナー像が加熱定
着される。
一に帯電させる帯電用コロナ放電器227が設けられてい
る。露光域226aに原稿像に対応した光が導かれることに
よって感光体226の表面は選択的に除電され、そのよう
にして静電潜像が形成される。この静電潜像は露光域22
6aよりも感光体226の回転方向下流側に設けられる現像
装置228の働きによってトナー像に顕像化される。この
トナー像は、転写用コロナ放電器229の働きによって、
後述する構成によって搬送される複写紙Yに、転写域23
0において転写される。転写後の感光体226の表面に残留
するトナーはクリーニング装置231によって除去され
る。転写域230においてトナー像が複写された後の複写
紙Yは定着装置257へ搬送され、前記トナー像が加熱定
着される。
複写機本体203にはその側面から、それぞれサイズの
異なる記録紙を収納した複数の給紙カセット232が装填
される。これらの給紙カセット232のうちいずれか1つ
の給紙カセットから、その最上方側に積載された記録紙
が、給紙ローラ233がモータなどの駆動手段によって選
択的に回転されることにより、給紙経路234に1枚ずつ
導かれる。前記給紙経路234および後述する中間トレイ2
36からの給紙経路237にはそれぞれ搬送ローラ238が配設
され、これらの搬送ローラはモータによって回転駆動さ
れる。この搬送ローラ238の働きによって、給紙カセッ
ト232および中間トレイ236からの複写紙Yが感光体226
の転写域230の近傍に導かれる。
異なる記録紙を収納した複数の給紙カセット232が装填
される。これらの給紙カセット232のうちいずれか1つ
の給紙カセットから、その最上方側に積載された記録紙
が、給紙ローラ233がモータなどの駆動手段によって選
択的に回転されることにより、給紙経路234に1枚ずつ
導かれる。前記給紙経路234および後述する中間トレイ2
36からの給紙経路237にはそれぞれ搬送ローラ238が配設
され、これらの搬送ローラはモータによって回転駆動さ
れる。この搬送ローラ238の働きによって、給紙カセッ
ト232および中間トレイ236からの複写紙Yが感光体226
の転写域230の近傍に導かれる。
給紙経路234と感光体226の上記転写域230の近傍との
間の搬送経路には、レジストローラ235が設けられてお
り、このレジストローラ235にはクラッチを介してモー
タの回転力が選択的に伝達される。そのようにして感光
体226表面に形成されるトナー像に同期して複写紙Yが
搬送されるように制御される。
間の搬送経路には、レジストローラ235が設けられてお
り、このレジストローラ235にはクラッチを介してモー
タの回転力が選択的に伝達される。そのようにして感光
体226表面に形成されるトナー像に同期して複写紙Yが
搬送されるように制御される。
複写機本体203の側面には排紙トレイ240が設置されて
いる。この排紙トレイ240は第1図の紙面に垂直な方向
にシフトする。たとえば最初に排紙トレイ240が第1図
の紙面の手前の方向にシフトすると、次に排紙トレイ24
0は第1図の紙面において表から裏に向かう方向にシフ
トする。このようにして、一部の原稿に対して複数部の
複写後の複写紙yを仕分された状態で、排紙トレイ240
上に積載されるようにすることができる。
いる。この排紙トレイ240は第1図の紙面に垂直な方向
にシフトする。たとえば最初に排紙トレイ240が第1図
の紙面の手前の方向にシフトすると、次に排紙トレイ24
0は第1図の紙面において表から裏に向かう方向にシフ
トする。このようにして、一部の原稿に対して複数部の
複写後の複写紙yを仕分された状態で、排紙トレイ240
上に積載されるようにすることができる。
定着装置257からの複写後の複写紙Yを排紙トレイ240
に排出するための排出経路241に関連して、この排出経
路241から分岐し、複写紙Yの表裏を反転する反転経路2
42が設けられている。定着装置257で複写した後の複写
紙Yは操作者の後述する設定操作によって設定される複
写機202の各動作モードに対応して、次の3種類の態様
で排紙トレイ240に排出される。
に排出するための排出経路241に関連して、この排出経
路241から分岐し、複写紙Yの表裏を反転する反転経路2
42が設けられている。定着装置257で複写した後の複写
紙Yは操作者の後述する設定操作によって設定される複
写機202の各動作モードに対応して、次の3種類の態様
で排紙トレイ240に排出される。
原稿を排出経路241をそのまま通過して排紙トレイ240
へ排出する。
へ排出する。
原稿は排出経路241から反転経路242に導かれ、複写紙
Yの他面に複写を行なうために一時的に中間トレイ236
に収納する。中間トレイ236に積載される複数の複写紙
Yは、その最下方側の複写紙Yから給紙ローラ239によ
って順次的に給紙経路237を介して感光体226の転写域23
0の近傍に導かれる。トナー像が転写された後の複写紙
Yは定着装置257に導かれて前記トナー像が加熱定着さ
れ、この後排出経路241を通過して排紙トレイ240に排出
される。
Yの他面に複写を行なうために一時的に中間トレイ236
に収納する。中間トレイ236に積載される複数の複写紙
Yは、その最下方側の複写紙Yから給紙ローラ239によ
って順次的に給紙経路237を介して感光体226の転写域23
0の近傍に導かれる。トナー像が転写された後の複写紙
Yは定着装置257に導かれて前記トナー像が加熱定着さ
れ、この後排出経路241を通過して排紙トレイ240に排出
される。
原稿は排出経路241から反転経路242に導かれて表裏が
反転された後、再び排出経路241に導かれて排紙トレイ2
40に排出される。
反転された後、再び排出経路241に導かれて排紙トレイ2
40に排出される。
上記した3種の方法を可能とするため反転経路242
は、排出経路241の二位置より分岐した経路242a,242b、
これら経路242a,242bとが合流した経路242C、該経路242
Cより分岐して中間トレイ236に向かう経路242dより構成
される。上記各経路241,242a〜dの分岐部にはそれぞれ
ゲートフラッパを設置し、それぞれ駆動ソレノイドによ
って作動し、オペレータの所望の複写内容に応じて、複
写紙Yの搬送経路を自動選択している。上記各分岐部に
は反転用ローラ248,250を設置し、駆動用モータで正逆
反転させ、複写紙Yの搬送方向を反転している。
は、排出経路241の二位置より分岐した経路242a,242b、
これら経路242a,242bとが合流した経路242C、該経路242
Cより分岐して中間トレイ236に向かう経路242dより構成
される。上記各経路241,242a〜dの分岐部にはそれぞれ
ゲートフラッパを設置し、それぞれ駆動ソレノイドによ
って作動し、オペレータの所望の複写内容に応じて、複
写紙Yの搬送経路を自動選択している。上記各分岐部に
は反転用ローラ248,250を設置し、駆動用モータで正逆
反転させ、複写紙Yの搬送方向を反転している。
複写機202の動作態様は後述するように複数に変化す
るけれども、このとき露光手段217は参照矢印252,253で
示される位置に第2,第1露光部22,21に関連して停止さ
れるか、または参照矢印252で示される位置と参照矢印2
54で示される位置に配置されている。
るけれども、このとき露光手段217は参照矢印252,253で
示される位置に第2,第1露光部22,21に関連して停止さ
れるか、または参照矢印252で示される位置と参照矢印2
54で示される位置に配置されている。
複写機202では、複数枚の原稿Xを複数回循環させる
ことによって例えば次のような複写動作を行なうことが
できる。
ことによって例えば次のような複写動作を行なうことが
できる。
(A)片面原稿から複数部の仕分した片面複数シートを
得る動作。
得る動作。
(B)片面原稿から複数部の仕分した両面複数シートを
得る動作。
得る動作。
(C)両面原稿から複数部の仕分した片面複数シートを
得る動作。
得る動作。
(D)両面原稿から複数部の仕分した両面複数シートを
得る動作。
得る動作。
第15図は、複写機本体203の例えば上面などに配置さ
れる操作パネル290の一部の平面図である。操作パネル2
90には複写部数を設定するためのテンキー291、クリア
キー292、複写条件を設定するための複写モード選択キ
ー293、RDH1を能動化/非能動化するためのRDH(循環式
自動原稿供給)機能キー294、複写動作の開始を指示す
るためのプリントスイッチ295、テンキー291によって設
定される設定部数を表示するための設定部数表示部29
6、複写された部数を表示するための複写部数表示部29
7、複写モード選択キー293によって選択された複写モー
ドを表示する、複写モード表示部298(A)〜(D)、
およびRDH機能モード表示部299などを備えている。前記
複写モード表示部298およびRDH機能モード表示部299は
たとえば発光ダイオードなどを含んで実現され、各モー
ドが選択されるときに、この発光ダイオードが点灯駆動
される。
れる操作パネル290の一部の平面図である。操作パネル2
90には複写部数を設定するためのテンキー291、クリア
キー292、複写条件を設定するための複写モード選択キ
ー293、RDH1を能動化/非能動化するためのRDH(循環式
自動原稿供給)機能キー294、複写動作の開始を指示す
るためのプリントスイッチ295、テンキー291によって設
定される設定部数を表示するための設定部数表示部29
6、複写された部数を表示するための複写部数表示部29
7、複写モード選択キー293によって選択された複写モー
ドを表示する、複写モード表示部298(A)〜(D)、
およびRDH機能モード表示部299などを備えている。前記
複写モード表示部298およびRDH機能モード表示部299は
たとえば発光ダイオードなどを含んで実現され、各モー
ドが選択されるときに、この発光ダイオードが点灯駆動
される。
前記複写モード表示部298はそれぞれ、片面原稿から
片面複写を取る場合(SIMPLEX−SIMPLEX)、片面原稿か
ら両面複写を取る場合(SIMPLEX−DUPLEX)、片面原稿
から両面複写を取る場合(DUPLEX−DUPLEX)の上述の
(A)〜(D)の4つの複写モードを示しており、複写
モード選択キー293を1回押圧操作する毎に上から順次
的に各複写モードが選択されて、各表字部298の発光ダ
イオード(図示せず)が点灯する。ただし複写モード表
示部298(D)が点灯されている状態で、複写モード選
択キー293を押圧操作すると複写モードは複写モード表
示部298(A)に表示されるSIMPLEX−SIMPLEXに変化す
る。
片面複写を取る場合(SIMPLEX−SIMPLEX)、片面原稿か
ら両面複写を取る場合(SIMPLEX−DUPLEX)、片面原稿
から両面複写を取る場合(DUPLEX−DUPLEX)の上述の
(A)〜(D)の4つの複写モードを示しており、複写
モード選択キー293を1回押圧操作する毎に上から順次
的に各複写モードが選択されて、各表字部298の発光ダ
イオード(図示せず)が点灯する。ただし複写モード表
示部298(D)が点灯されている状態で、複写モード選
択キー293を押圧操作すると複写モードは複写モード表
示部298(A)に表示されるSIMPLEX−SIMPLEXに変化す
る。
RDH1はRDH機能モードキー294を押圧操作してRDH機能
モード表示部299が点灯される状態で能動化され、消灯
された状態では非能動化される。すなわち操作者は原稿
台206に、たとえば本などの原稿を載置してその複写像
を複写紙Y上に得る場合には、前記RDH機能キー294を操
作してRDH機能モード表示部299を消灯させる。また、RD
H1を用いて原稿Xを搬送させるようにして複写を行なう
場合には、RDH機能モード表示部299が点灯される状態と
する。
モード表示部299が点灯される状態で能動化され、消灯
された状態では非能動化される。すなわち操作者は原稿
台206に、たとえば本などの原稿を載置してその複写像
を複写紙Y上に得る場合には、前記RDH機能キー294を操
作してRDH機能モード表示部299を消灯させる。また、RD
H1を用いて原稿Xを搬送させるようにして複写を行なう
場合には、RDH機能モード表示部299が点灯される状態と
する。
RDH機能が用いられる場合には、操作者は前記複写モ
ード選択キー293の操作によって、前述のようにして複
写モードを設定する。次にテンキー291の操作によって
複写物の必要部数を設定する。このとき設定部数表示部
296において前記設定された複写部数が表示される。テ
ンキー291の操作に引き続いてプリントスイッチ295を押
圧操作すると、PDH1と複写機本体203とが協働して動作
し、複写動作が開始される。このとき複写終了部数が複
写部数表示部297に順次表示されていく。そのようにし
て、設定部数表示部296に表示される数値とが一致する
と複写機2の動作は停止し、設定部数表示部296の表示
は「0」にリセットされる。なおこのとき複写部数表示
部297における表示は、次にプリントスイッチ295が押圧
操作されるまでリセットされずに維持される。
ード選択キー293の操作によって、前述のようにして複
写モードを設定する。次にテンキー291の操作によって
複写物の必要部数を設定する。このとき設定部数表示部
296において前記設定された複写部数が表示される。テ
ンキー291の操作に引き続いてプリントスイッチ295を押
圧操作すると、PDH1と複写機本体203とが協働して動作
し、複写動作が開始される。このとき複写終了部数が複
写部数表示部297に順次表示されていく。そのようにし
て、設定部数表示部296に表示される数値とが一致する
と複写機2の動作は停止し、設定部数表示部296の表示
は「0」にリセットされる。なおこのとき複写部数表示
部297における表示は、次にプリントスイッチ295が押圧
操作されるまでリセットされずに維持される。
なお、上記実施例においては取扱われる用紙の例とし
て複写原稿を示したが、勿論複写原稿以外の用紙の取扱
いにも適用することができる。
て複写原稿を示したが、勿論複写原稿以外の用紙の取扱
いにも適用することができる。
この発明は上述のように構成したので、用紙スタッカ
から積載セットされた用紙をエアによる吸引力で用紙を
分離給送する場合、吸引エアを停止させることなく搬送
を制御することができ、搬送系の大幅な高速化が可能と
なる。
から積載セットされた用紙をエアによる吸引力で用紙を
分離給送する場合、吸引エアを停止させることなく搬送
を制御することができ、搬送系の大幅な高速化が可能と
なる。
また、用紙スタッカから積載セットされた用紙をエア
による吸引力で確実に分離給送することができ、ジャム
や用紙に損傷を与えることなく、高速で用紙を循環させ
ることができる。
による吸引力で確実に分離給送することができ、ジャム
や用紙に損傷を与えることなく、高速で用紙を循環させ
ることができる。
さらに、離間ブロックを後退させる際には一旦ベルト
を停止させることによってスキューをも防止することが
できる。
を停止させることによってスキューをも防止することが
できる。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はその全体説
明図、第2図はRDHの構成図、第3図はその要部拡大
図、第4図は1回転ソレノイドを示す説明図、第5図は
要部平面図、第6図(イ)〜(ニ)は下戻し機構の慨略
図、第6図(ホ)〜(チ)は下戻し機構の他の例を示す
概略図、第7図は離間ブロックの説明図、第8図(イ)
〜(ト)はリサイクルレバーの動作を示す慨略図、第9
図(イ),(ロ)は吸引ファンの配置を示すそれぞれ側
面図および正面図、第10図(イ)は原稿セット用ストッ
パの概略図、第10図(ロ),(ハ)は幅規制板の平面図
および側面図、第11図(イ)〜(ハ)は幅規制板と可動
ストッパの連動機構を示す平面図、正面図および側面
図、第12図は各カバーの開放機構を示す概略図、第13図
はRDH全体のブロック図、第14図(イ)〜(ハ)はタイ
ミングチャート、第15図は操作パネルの平面図である。 1……RDH、2……複写機 11……原稿スタッカ、12……給紙ユニット 35……吸引ファン、37……搬送ベルト 39……離間ブロック
明図、第2図はRDHの構成図、第3図はその要部拡大
図、第4図は1回転ソレノイドを示す説明図、第5図は
要部平面図、第6図(イ)〜(ニ)は下戻し機構の慨略
図、第6図(ホ)〜(チ)は下戻し機構の他の例を示す
概略図、第7図は離間ブロックの説明図、第8図(イ)
〜(ト)はリサイクルレバーの動作を示す慨略図、第9
図(イ),(ロ)は吸引ファンの配置を示すそれぞれ側
面図および正面図、第10図(イ)は原稿セット用ストッ
パの概略図、第10図(ロ),(ハ)は幅規制板の平面図
および側面図、第11図(イ)〜(ハ)は幅規制板と可動
ストッパの連動機構を示す平面図、正面図および側面
図、第12図は各カバーの開放機構を示す概略図、第13図
はRDH全体のブロック図、第14図(イ)〜(ハ)はタイ
ミングチャート、第15図は操作パネルの平面図である。 1……RDH、2……複写機 11……原稿スタッカ、12……給紙ユニット 35……吸引ファン、37……搬送ベルト 39……離間ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 正夫 山梨県甲府市山宮町3167番地 日本精密 工業株式会社内 (72)発明者 管野 英信 山梨県甲府市山宮町3167番地 日本精密 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−93144(JP,A) 特開 昭49−43357(JP,A) 実開 昭52−116879(JP,U) 実開 昭49−85782(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68
Claims (1)
- 【請求項1】用紙を収容する用紙スタッカと、用紙スタ
ッカに収容された用紙を吸引するエア吸引手段と、エア
吸引手段によって吸引され表面に吸着された用紙を給紙
する毎に間欠的に駆動される搬送ベルトと、この搬送ベ
ルトにより給紙された用紙を搬送する搬送手段と、用紙
に対して搬送ベルト面から出没自在の離間手段と、搬送
ベルトにより給紙された用紙が搬送手段に到達した後、
離間手段を搬送ベルト面から吸着された用紙側へ突出さ
せる制御手段とを備えるとともに、搬送ベルトにより給
紙された用紙が搬送手段に到達した後、搬送ベルトを一
旦停止して離間ブロックを後退させてから、所定時間経
過後、搬送ベルトを駆動するようにしたことを特徴とす
る給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012873A JP2979411B2 (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012873A JP2979411B2 (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193831A JPH02193831A (ja) | 1990-07-31 |
JP2979411B2 true JP2979411B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=11817544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1012873A Expired - Fee Related JP2979411B2 (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979411B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5157376B2 (ja) * | 2007-02-08 | 2013-03-06 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体処理装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938363A (ja) * | 1972-08-25 | 1974-04-10 | ||
JPS4985782U (ja) * | 1972-11-13 | 1974-07-25 | ||
JPS52116879U (ja) * | 1976-03-02 | 1977-09-05 |
-
1989
- 1989-01-21 JP JP1012873A patent/JP2979411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02193831A (ja) | 1990-07-31 |
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