JPH08245047A - タブ紙挿入可能な画像形成装置 - Google Patents
タブ紙挿入可能な画像形成装置Info
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- JPH08245047A JPH08245047A JP7047489A JP4748995A JPH08245047A JP H08245047 A JPH08245047 A JP H08245047A JP 7047489 A JP7047489 A JP 7047489A JP 4748995 A JP4748995 A JP 4748995A JP H08245047 A JPH08245047 A JP H08245047A
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Abstract
紙が挿入された複写物を簡単かつ効率良く作成できるよ
うにする。 【構成】 複写機本体1の操作パネルにタブ紙挿入モー
ド設定キーが設けられ、タブ紙挿入モードでは自動原稿
搬送装置で搬送された原稿がタブ紙挿入位置の原稿であ
ると、用紙供給装置6の給紙トレイ61〜63にタブが
搬送方向に対して後側となる向きで収納されたタブ紙が
像形成装置4に給紙される。感光体ドラム41、搬送部
47及び定着部48を経たタブ紙は搬送路切換部49に
より搬送方向がスイッチバックされ、前後が反転されて
用紙処理装置7に排出される。給紙時はタブ紙のタブを
搬送方向に対して後側にし、排出時はタブ紙のタブを搬
送方向に対して前側とすることにより給紙時の先端位置
揃え、排出後の後端位置揃え等においてタブが邪魔しな
いようにした。
Description
される複写物の所定位置(ページ)にタブ紙を挿入しつ
つ複写処理を行うことのできる画像形成装置に係り、特
にタブ紙挿入処理におけるタブ紙の搬送処理に関するも
のである。
置の他機能化及び高性能化が進み、複数の給紙ユニット
が多段配置され、サイズや紙質の異なる複数種類の用紙
を連続給紙可能な装置が商品化されている。そして、か
かる複写機の高機能化に伴い、近年、ユーザ側から複写
物の所定位置(所定ページ)にタブ紙(側縁にタブが突
出された用紙)を自動挿入する機能が要望されている。
トにタブ紙と通常の転写紙(以下、普通紙という)をセ
ットすれば、タブ紙と普通紙とをそれぞれ給紙すること
は可能であるが、専用の複写モードを備えていないの
で、通常の複写モードでタブ紙を所定の位置に自動挿入
しながら複写することはできない。
の挿入処理を行う専用の複写モードを設け、該複写モー
ドにおける複写処理においては、所定のタブ紙挿入位置
(挿入ページ)で給紙すべき用紙を普通紙からタブ紙に
切り換えるようにすれば、タブ紙を自動挿入させること
ができるが、給紙後の搬送時における用紙処理や排出後
の用紙処理を考慮すると、単純に給紙すべき用紙の切換
制御のみを変更するだけではタブ紙が挿入された複写物
を好適に作成することは困難である。
縁にタブが突出しているので、一次給紙時のレジストロ
ーラ対におけるタブ紙先端の位置合せや排出トレイへの
排出時における用紙揃え処理(排出される用紙を揃える
処理)やパンチング、ステイプリング等の用紙処理等を
考慮すると、タブ紙を給紙する場合、横向き(搬送方向
に対して横長となる向き)に、しかもタブのない側縁を
前側にして給紙カセットから給紙するとともに、定着装
置を通過した後、タブのある側縁が前側となるように、
搬送方向の前後を反転させる(スイッチバックさせる)
必要が生じるが、上記従来の複写機はタブ紙に対するス
イッチバック機構を備えていないので、給紙時のタイミ
ング不良、斜め給紙等の給紙ミスが生じたり、タブ紙が
挿入された複写物が不揃いとなり、上記用紙処理の失敗
が生じる等の不具合が生じる。
であり、タブ紙挿入処理において、タブ紙の給紙及び搬
送を適正に行い、タブ紙が挿入された複写物を好適に作
成することのできるタブ紙挿入可能な画像形成装置を提
供することを目的とする。
形成画像が転写される転写紙が収納された転写紙供給手
段と、給紙方向に対して後側にタブが突出するようにタ
ブ紙が収納されたタブ紙供給手段と、転写後の転写紙が
積層排出される排出手段と、積層排出される複数枚の転
写紙に上記タブ紙を挿入させる位置を設定する挿入位置
設定手段とを備え、タブ紙の挿入位置における複写処理
時に上記タブ紙供給手段からタブ紙を給紙させて、上記
排出手段に積層排出される転写紙の設定位置にタブ紙を
挿入するタブ紙挿入可能な画像形成装置であって、像形
成手段の下流側の搬送経路上に設けられ、用紙の搬送方
向をスイッチバックさせる搬送方向反転手段と、上記タ
ブ紙が給紙されたとき、当該タブ紙を上記搬送方向反転
手段に導いて搬送方向をスイッチバックさせる搬送方向
制御手段とを備えたものである。
挿入可能な画像形成装置において、タブ紙複写モードを
設定する複写モード設定手段を備え、上記タブ紙複写モ
ードが設定されているとき、上記タブ紙供給手段から給
紙されたタブ紙にタブ紙用原稿の像形成を行うものであ
る。
から給紙された転写紙は、形成画像が転写された後、排
出手段に積層排出される。予め設定された上記積層排出
される転写に対するタブ紙の挿入位置における複写処理
においては、タブ紙供給手段からタブ紙が給紙され、上
記積層排出された転写紙に積載排出されて設定位置に挿
入される。タブ紙の排出処理では、像形成手段の搬送経
路を通過した後、搬送方向反転手段に搬送され、当該用
紙反転手段で搬送方向がスイッチバックされて排出手段
に排出される。これによりタブ紙は、搬送方向に対して
タブが後側となる方向で給紙され、搬送方向反転手段を
通過後に搬送方向に対してタブが前側となる方向で排出
される。
紙挿入モードにおいて、タブ紙複写モードが設定されて
いると、像形成手段に搬送されたタブ紙にタブ紙用原稿
の像が形成される。
機の一例を示す全体構成図である。同図に示す複写機
は、指定された位置に(ページ)にタブ紙を挿入しなが
ら複写物を作成することのできるモード(以下、タブ紙
挿入モード)が設定可能になされ、このタブ紙挿入モー
ドでの複写処理においては、原稿の複写位置(通常の原
稿のページ方節挿入ページか)に応じて給紙すべき用紙
が普通紙とタブとに切り換えられて給紙され、像形成処
理が行われるようになっている。なお、上記タブ紙挿入
モードについては後述する。
面に原稿載置板としてのコンタクトガラス11が取り付
けられ、このコンタクトガラス11上に原稿を自動的に
搬送する自動原稿搬送装置2が開閉可能に配設されてい
る。この自動原稿搬送装置2は、後述するようにタブ紙
挿入位置の入力手段としても機能するものである。
(図略)が設けられ、両面コピー、縮小/拡大等の各種
のコピーモード、コピー枚数、用紙サイズ及び給紙トレ
イの選択の他、上記タブ紙挿入モードが設定可能になっ
ている。
3、中間部に像形成装置4、下部に再給紙装置5が配設
されている。更に本体の右側面に像形成用の用紙を供給
する用紙供給装置6が配設され、左側面に像形成後の用
紙(複写物)にソーティング、パンチング、ステイプリ
ング等の処理を施す用紙処理装置7が配設されている。
に原稿載置部21、原稿給紙部22、上面に第2原稿排
出部231が設けられた原稿搬送部23、原稿反転部2
4及び第1原稿排出部25がこの順に配置されている。
自動原稿搬送装置2は、表向き原稿及び裏向き原稿のい
ずれも給紙可能になされ、セットされた原稿の向きに拘
らず当該原稿をコンタクトガラス11上の原稿載置位置
に裏向きに載置するとともに、セットされた原稿のペー
ジ順を変更することなく排出するため、上記原稿搬送部
23、第1原稿排出部231、原稿反転部24及び第1
原稿排出部25が設けられている。
である。原稿給紙部22は、ピックアップローラ22
1、給紙ローラ対222及び原稿ガイド板223からな
り、原稿載置部21にセットされた原稿を上面側から1
枚ずつ上記コンタクトガラス11上に送り出すものであ
る。
稿セット検出センサ224が設けられるとともに、給紙
ローラ222の下流側適所にレジストスイッチ225及
び特殊原稿スイッチ226が設けられ、原稿セット検出
センサ224で原稿載置部21の原稿の有無が検出さ
れ、レジストスイッチ225で原稿給紙の有無が検出さ
れ、特殊原稿スイッチ226で特殊原稿が検出される。
ークが付された特殊な原稿で、タブ紙の挿入位置を示す
ものである。自動原稿搬送装置2からタブ紙挿入位置を
入力するとき、所定の挿入位置に特殊原稿が挿入された
原稿を自動原稿搬送装置2で搬送させ、特殊原稿を検出
してタブ紙挿入位置が自動入力されるようになってい
る。なお、タブ紙挿入位置の入力方法については後述す
る。
搬送ベルト231を回転駆動する駆動ローラ232及び
搬送ベルト231の回転をガイドするガイドローラ23
3からなり、原稿をコンタクトガラス11上の所定の原
稿載置位置に搬送するとともに、複写処理終了後の原稿
を排出するものである。原稿搬送部23は、原稿載置部
21に表向き原稿がセットされているときは、原稿給紙
部22から給紙された原稿を原稿載置位置にストレート
に搬送し、原稿載置部21に裏向き原稿がセットされて
いるときは、原稿給紙部22から給紙された原稿を原稿
反転部24に搬送し、該原稿搬送部24から反転給紙さ
れた原稿を上記原稿載置位置に搬送する。
転ガイド241、上記第1原稿排出部25への排出経路
を構成する第1排出ガイド242、上記第2原稿排出部
234への排出経路を構成する第2排出ガイド243及
び上記反転経路と上記第1原稿排出部25への排出経路
とを切り換える経路切換部材244とからなり、上記原
稿搬送部23から搬送された原稿を反転させて原稿搬送
部23に搬送したり、第1原稿排出部25又は第2原稿
排出部231に排出するものである。原稿反転部24
は、表向き原稿がセットされているときは原稿を第1原
稿排出部25にトレートに排出し、裏向き原稿がセット
されているときは、原稿を反転して第2原稿排出部23
1に排出する。
系32、レンズ系33及び反射鏡34からなり、原稿像
をスリット状に分割して像形成装置4に導くものであ
る。第1光学系31は、ハロゲンランプ311、反射傘
312及び反射鏡313からなり、原稿載置位置に載置
された原稿を照明し、該原稿からの反射光を第2光学系
32に導くものである。また、第2光学系32は、2枚
の反射鏡からなり、第1光学系31を介して導かれた原
稿からの反射光をレンズ系33に導くものである。レン
ズ系33は原稿像を像形成装置4の感光体ドラム41に
結像させるものである。また、反射鏡34は、レンズ系
33を透過した原稿からの反射光を上記感光体ドラム4
1に導くものである。
略の駆動モータにより所定の間隔を有してコンタクトガ
ラス11に沿ってそれぞれの速度で往復動可能になさ
れ、原稿載置位置に載置された原稿を主走査方向(図
中、A方向)に走査して原稿像全体が感光体ドラム41
に投影される。
る感光部と、この感光体ドラム41の周囲に回転方向上
流側から順に主帯電部42、現像部43、転写部44、
分離部45、クリーニング部46、搬送部47、定着部
48、搬送路切換部49及び用紙搬送部50が配置さ
れ、上記搬送部47は上記感光体ドラム41の下部であ
って上記分離部45の下流側に配置され、上記用紙搬送
部50は上記感光体ドラム41の下部であって上記転写
部44の上流側に配置されている。また、上記定着部4
8及び搬送路切換部49は上記搬送部47の下流端にこ
の順に配置されている。
れた原稿像の静電潛像を形成するものである。主帯電部
42は上記静電潛像を形成するために感光体ドラム41
を所定の電位に帯電させるものである。現像部43は感
光体ドラム41に形成された原稿の潜像にトナーを静電
吸着させて原稿像を顕在化させるものである。転写部4
4は感光体ドラム41に形成された原稿の顕像(トナー
像)を用紙供給装置6から用紙搬送部50を介して給送
された用紙に転写して像を形成するものである。分離部
45は像形成後の用紙を感光体ドラム41から分離する
ものである。クリーニング部46は像形成後に感光体ド
ラム41に残留したトナーを除去するものである。
分離された用紙を定着部48に搬送し、定着部48は互
いに圧接された加熱ローラ481と加圧ローラ482と
からなり、用紙に転写されたトナー像を熱融着して定着
させるものである。
の搬送路を切り換えるとともに、用紙の搬送方向をスイ
ッチバックして搬出するものである。搬送路切換部49
は、本発明に係る搬送方向反転手段を構成しており、後
述するようにタブ紙挿入モードのタブ紙挿入処理におい
ては搬送方向、の前後を反転させてタブ紙を排出させる
ため、搬送路切換部49にスイッチバック機能が設けら
れている。
断面三角形状の切換板491と該切換板の各辺に対抗配
置されたガイド板492〜494とにより排出路R1、
循環路R2及び反転排出路R3の3つの搬送路が形成さ
れ、搬送路切換部49の入力端及び2つの出力端にそれ
ぞれ搬送ローラ対495〜497が配設されている。
より排出位置(循環路R2を遮蔽する位置;図中、点線
で示す。)と循環位置(排出路R1を遮蔽する位置;図
中、実線で示す。)とに切換可能に枢支されており、こ
の切換板491の位置を切り換えて排出路R1と循環路
R2とが切り換られるようになっている。
に設けられた用紙排出口12に複写処理済の用紙を排出
する搬送路であり、上記循環路R2は両面複写時に一回
目の複写(表面側の複写)が終了した用紙(以下、片面
複写済用紙という)を再給紙装置5側に搬送する搬送路
であり、反転排出路R3はスイッチバックされた用紙を
上記用紙排出口12に排出する搬送路である。
きは、切換板491が排出位置にセットされ、定着部4
8から排出された普通紙は排出路R1を介して用紙処理
装置7に排出される。また、普通紙に対して両面複写処
理が行われるとき、一回目の複写(表面複写)では切換
板491は循環位置にセットされ、定着部48から排出
された普通紙は循環路R2を介して再給紙装置5に搬送
され、二回目の複写(裏面複写)では切換板491は排
出位置に切り換られ、定着部48から排出された普通紙
は排出路R1を介して用紙処理装置7に排出される。
イッチバックは、上記切換板491を循環位置にセット
し、搬送ローラの駆動を制御して行われる。すなわち、
タブ紙が給紙されるときは、切換板491が循環位置に
セットされ、定着部48から排出されたタブ紙は循環路
R2を介して再給紙装置5側に搬送される。このとき、
搬送ローラ対497はタブ紙を少なくともその縦長寸法
だけ再給紙装置5側に搬送した後、タブ紙を挟持した状
態で駆動方向が反転される。これによりタブ紙は搬送方
向の前後が反転され、反転排出路R3を介して用紙処理
装置7に排出される。
ジストローラ対501と用紙ガイド502とからなり、
用紙に原稿像を転写・形成すべく用紙供給装置6から一
次給紙された用紙を所定タイミングで感光体ドラム41
に一次給紙するものである。上記用紙ガイド502の上
流側先端部には用紙供給装置6から給紙される用紙の用
紙ガイド503と再給紙装置5から再給紙される用紙の
用紙ガイド504とが合流しており、普通紙に対して両
面複写処理が行われるとき、一回目の複写(表面複写)
では用紙供給装置6から給紙された用紙が用紙ガイド5
03を介してレジストローラ対501に搬送され、二回
目の複写(裏面複写)では、再給紙装置5から再給紙さ
れた片面複写済用紙が用紙ガイド504を介してレジス
トローラ対501に搬送されるようになっている。
5、用紙反転部52、中間トレイ53及び用紙再給紙部
54からなり、両面複写モードにおいては、片面複写済
用紙に対して2回目の複写(裏面側の複写)を行うた
め、当該片面複写済用紙を像形成装置4に再給紙するも
のである。用紙ガイド部51は上記搬送路切換部49の
循環路R2を介して搬送された片面複写済用紙を用紙反
転部52に案内するものであり、用紙反転部52は上記
片面複写済用紙の表裏を反転するものであり、中間トレ
イ53は片面複写済用紙を一時的に収納するものであ
る。
面複写済用紙を奇数回、表裏反転させるために設けられ
たものである。片面複写済用紙は、搬送路切換部49の
循環路R2、用紙反転部52及び再給紙装置5の用紙ガ
イド部55において合計3回、表裏が反転され、2回目
の複写面が1回目の複写面と反対になるようになってい
る。
ーラ541及び搬送ローラ542を有し、中間トレイ5
3に収納された片面複写済用紙を所定のタイミングで再
給紙するものであり、用紙ガイド部55はこの再給紙さ
れた片面複写済用紙を像形成装置4の用紙搬送部50に
案内するものである。
3個の昇降式給紙トレイ61,62,63、1個の手挿
しトレイ64からなり、本発明に係るタブ紙供給手段及
び転写紙供給手段を構成している。最大容量の給紙トレ
イ61は最下段に配置され、手挿しトレイ64は最上段
に配置され、上記給紙トレイ61,62,63又は手挿
しトレイ64に普通紙又はタブ紙が収納される。
な用紙載置台611〜631と該用紙載置台611〜6
31に載置された用紙を給紙する給紙部612〜632
とを備え、給紙部612〜632はそれぞれ用紙載置台
611〜631の用紙先端側の上部に配設されている。
下段の給紙トレイ61の給紙部611の下流側には用紙
排出口65が設けられ、用紙供給装置6からの用紙は該
用紙排出口65から像形成装置4の用紙搬送部50に給
紙されるようになっている。また、用紙供給装置本体6
の前側面(図中、左側面)の上記用紙排出口65より上
側に用紙ガイド部66が設けられている。この用紙ガイ
ド部66は手挿しトレイ64並びに上段及び中段の給紙
トレイ62,63から給紙された用紙を上記用紙排出口
65に搬送するものである。
れピックアップローラ612A,622A,632A及
び給紙ローラ612B,622B,632Bを備え、用
紙載置台611〜613又は手挿しトレイ64に載置さ
れた用紙のうち、最上段の用紙をピックアップローラ6
12A〜632Aで拾い上げ、給紙ローラ612B〜6
32Bにより給紙する。下段の給紙トレイ61から給紙
された用紙は用紙排出口65から装置本体1内の用紙搬
送部50に搬送され、手挿しトレイ64、上段及び中段
の給紙トレイ62,63から給紙された用紙は用紙ガイ
ド部66により用紙排出口65に搬送された後、該用紙
排出口65から装置本体1内の用紙搬送部50に搬送さ
れる。
設けられ、左側面(図中、左側の側面)に複数のビン7
21からなるソータ部72が設けられ、これら排出トレ
イ71及びソータ部72が本発明に係る排出手段を構成
している。また、装置内の下部にパンチング及びステイ
プリングの処理を行う用紙処理部73が設けられ、該用
紙処理部73の上部に用紙ガイド部74が設けられてい
る。
(図中、右側の側面)に設けられた用紙搬入口75から
搬入された用紙を上記排出トレイ71に案内する第1搬
送路741と当該用紙を上記ソータ部72に案内する第
2搬送路742と有し、上記用紙搬入口に近接して上記
第1搬送路741と第2搬送路742とを切り換える搬
送路切換部743が設けられている。第1搬送路741
は上記搬送路切換部743から上方に伸び、その先端は
排出トレイに達している。また、第2搬送路742は上
記搬送路切換部743から略直線的に斜め下方に伸び、
その先端は上記用紙処理を行うための所定位置に達して
いる。この所定位置は、上記用紙処理部73の用紙処理
位置に対向している。
742の一部ガイド板を構成する断面三角形状の切換板
からなり、この切換板を図略のソレノイドにより排出位
置(第2搬送路742を遮蔽する位置)とソータ位置
(第1搬送路741を遮蔽する位置)とに切り換えて、
第1搬送路741と第2搬送路742とが切り換られ
る。
ない用紙を排出するトレイである。ソータ部72は全体
的に昇降可能に構成されるとともに、各ビン721が前
後方向(用紙の排出方向)に移動可能になっている。ソ
ーティング処理時にはソータ部72を昇降させて各ビン
721が上記所定位置にセットされ、第2搬送路742
から搬送された用紙が当該ビン721に排出される。ま
た、上記所定位置は上記用紙処理部73の用紙処理位置
に対向する位置に設けられ、用紙処理時には各ビン72
1を上記所定位置にセットするとともに、当該ビン72
1を用紙処理部73側に移動させ、更にこのビン721
に収納された用紙を用紙処理部73の用紙処理位置に移
動させてパンチング、ステイプリング等の所定の用紙処
理が行われる。
写機のタブ紙挿入制御に関するブロック図である。な
お、同図において、図1また図2に示す部材と同一部材
には同一番号を付している。
搬送動作を集中制御する制御部であり、原稿給紙部2
2、原稿搬送部23及び原稿反転部24の駆動を制御し
て設定された複写モードに応じた所定の原稿搬送制御を
行うものである。
中制御する制御部であり、光学機構3、像形成装置4及
び用紙供給装置6の駆動を制御して各原稿に対する像形
成処理及びタブ紙挿入処理を行うものである。CPU1
00は、通常の原稿の複写処理のときは、用紙供給装置
6から普通紙を給紙させ、タブ紙挿入位置の複写処理の
時は、用紙処理からタブ紙を給紙させる。また、CPU
100は、本発明に係る搬送方向制御手段を構成し、用
紙の搬送方向をスイッチバックして排出するときは、搬
送路切換部49の切換信号を送出して搬送路を循環路R
2に切り換えるととともに、用紙が循環路R2を介して
搬送ローラ対497まで搬送されると、当該搬送ローラ
対497の駆動方向を反転させ用紙の搬送方向をスイッ
チバックさせて排出させる。
動作を集中制御する制御部で、ソータ部72及び用紙処
理部73の駆動を制御して設定された用紙処理モードに
応じた用紙処理を行うものである。
00は相互にデータ交信可能になされ、相互に必要な情
報を交信することにより自動原稿搬送装置2、複写機本
体1及び用紙処理装置7が有機的に結合して一連の複写
動作が行われるようになっている。例えばCPU200
からCPU100には自動原稿搬送層値2で予め検出さ
れたタブ紙挿入位置のデータや複写処理時の原稿給紙及
び原稿終了等の検出情報が送信され、CPU100から
CPU200には複写処理時の原稿交換要求信号、原稿
給紙タイミング信号等が送信され、CPU100からC
PU300には設定された用紙処理の情報が送信され
る。
で原稿を搬送してタブ紙挿入位置のデータを入力するよ
うにしているが、操作パネルにタブ紙挿入位置設定キー
17を設け、このキー17からタブ紙挿入位置(原稿の
先頭から枚数目)を入力するようにしてもよい。
は複数のカウント部を有し、後述するセットされた原稿
の枚数J、タブ紙挿入位置を示すポインタKをカウント
するものである。また、CPU200に内蔵されたメモ
リ202は、このカウンタ201のカウント値と上記特
殊原稿検出スイッチ26の検出結果とに基づいて検出さ
れたタブ紙挿入位置を記憶するメモリである。
タブ紙挿入モードを設定するための操作キーである。ま
た、タブ紙複写モード設定キー15は、普通紙だけでな
くタブ紙にも原稿像を形成するモードを設定するための
キーである。コピーキー16は複写動作の開始を指示す
るキーである。
検出器101は、タブ紙挿入モードにおける複写処理に
おいて、今回の複写処理がタブ紙挿入位置の処理である
か否かを検出するものである。
る用紙給紙枚数等をカウントするカウンタである。カウ
ンタ102も複数のカウント部を有し、上記原稿給紙枚
数Iや給紙された用紙枚数L等をカウントする。
00から読み込まれたタブ紙挿入位置のデータTAB
(K)(K=1,2,…n;nはタブ紙挿入ページ)と
原稿の給紙枚数Iとから今回の複写処理がタブ紙挿入位
置の処理であるか否かを検出する。CPU100はタブ
紙挿入位置検出器101の検出結果に基づき搬送路切換
部49の切換及び搬送ローラ対497の駆動を制御して
用紙のスイッチバック処理を行う。
について説明する。なお、説明の便宜上、片面複写の場
合について説明する。また、タブ紙は、図4に示すよう
に、縦長用紙の右側長辺の上部にタブ8が突設された形
状をなし、右側上部にタブ8が突設する面を表面とし、
表面からみて上辺をタブ紙の天側とする。
タブ紙挿入モードにおいて、タブ紙に複写しないモード
とタブ紙にも複写するタブ紙複写モードとを選択設定す
ることができるようになっている。
る原稿の搬送処理を示す図であり、図6は、同モードお
けるタブ紙及び普通紙の給紙処理を示す図である。
面(複写すべき画像のある面)を下側にし(裏向けにし
て)、かつ、その天地方向が給紙カセットに収納された
タブ紙の天地と逆になるように原稿を原稿載置部21に
セットして複写処理が行われる。
でかつその天地方向が手前側から奥側となるように給紙
カセットに収納されている場合、天地方向が奥側から手
前側となるように原稿を原稿載置部21にセットして複
写処理が行われる。
ように、最上段から1枚ずつコンタクトガラス11上の
原稿載置位置にストレートに搬送され、複写処理が終了
すると、原稿反転部24で反転されて第2原稿排出部2
34に排出される。なお、原稿を反転させて排出するの
は、原稿が最後の頁から最初の頁の方向(以下、昇順方
向という)に複写処理されるため、排出後の原稿の順番
を最初の頁から最後の頁の方向(以下、降順方向とい
う)に変換するためである。
処理がされることなく搬送路切換部49に搬送され、該
搬送路切換部49で搬送方向がスイッチバックされて用
紙処理装置7に排出され、普通紙は像形成処理が行われ
た後、搬送路切換部49に搬送され、該搬送路切換部4
9で搬送方向がスイッチバックされることなく用紙処理
装置7に排出される(図6参照)。すなわち、用紙処理
装置7には表面が上側となるように反転されたタブ紙を
所定のタブ紙挿入位置に挿入しつつ像形成された普通紙
が昇順方向に排出される。
は、タブ紙の表面と複写後の普通紙の表面(像形成され
た面)とを一致させるとともに、複写物のタブが搬送方
向に対して前側となるようにし、用紙処理装置7におけ
る複写物の揃え処理や用紙処理をスムーズに行えるよう
にするためである。
搬送処理を示す図であり、図8は、同モードおけるタブ
紙及び普通紙の給紙処理を示す図である。
にし(表向けにして)、かつ、その天地方向が給紙カセ
ットに収納されたタブ紙の天地と逆になるように原稿を
原稿載置部21にセットして複写処理が行われる。
でかつその天地方向が奥側から手前側となるように給紙
カセットに収納されている場合、天地方向が手前側から
奥側となるように原稿を原稿載置部21にセットして複
写処理が行われる。
ように、最上段から1枚ずつ原稿反転部24に搬送さ
れ、該原稿反転部24で反転されてコンタクトガラス1
1上の原稿載置位置に搬送され、複写処理が終了する
と、第1原稿排出部25にストレートに排出される。な
お、原稿を反転して原稿載置位置に搬送するのは、表向
きの原稿を裏向きにして原稿載置位置に載置しなければ
ならないからである。また、複写処理後の原稿をストレ
ートに排出しているのは、原稿が降順方向に複写処理さ
れるため、原稿方向を変換して排出する必要がないから
である。
紙は像形成処理が行われた後、搬送路切換部49に搬送
され、該搬送路切換部49で搬送方向がスイッチバック
されて用紙処理装置7に排出される(図8参照)。すな
わち、用紙処理装置7には裏面が上側となるように反転
されたタブ紙を所定のタブ紙挿入位置に挿入しつつ像形
成されたタブ紙及び普通紙が降順方向に排出される。な
お、タブ紙及び普通紙をスイッチバックして排出してい
るは、タブ紙に複写しない場合と同様の理由による。
の制御について説明する。図9は、自動原稿搬送装置2
によりタブ紙挿入位置を入力する制御フローである。
同図の制御フローにより自動原稿装置2によりタブ紙挿
入位置が入力される。
ブ紙複写モードが設定されている否かにより異なり、タ
ブ紙に複写しないモードが設定されているときは、図1
0に示すように、タブ紙挿入位置(原稿Gのr頁と(r
+1)頁間)に特殊原稿Tが挿入された原稿が用いら
れ、タブ紙複写モードが設定されているときは、図11
に示すように、タブ紙挿入位置に特殊原稿Tとタブ紙複
写用の原稿GT(以下、タブ紙用原稿という)とが挿入
された原稿が用いられる。このとき、特殊原稿Tはタブ
紙用原稿GTの前の頁に挿入される。
複写しないモードにおけるタブ紙挿入位置入力用の原稿
は、元の原稿Gのタブ紙挿入位置に特殊原稿Tのみが挿
入されるので、総数Nは(n+k)枚であるが、、タブ
紙複写モードにおけるタブ紙挿入位置入力用の原稿は、
元の原稿Gのタブ紙挿入位置に特殊原稿Tとタブ紙用原
稿GTが挿入されるので、総数Nは(n+2k)枚とな
る。
じた所定のタブ紙挿入位置検出用の原稿を原稿載置部2
1にセットし、コピーキーを操作すると、図9の制御フ
ローが実行される。
か否かが判別され(S1)、タブ紙挿入モードが設定さ
れていなければ(S1でNO)、直ちに処理を終了す
る。タブ紙挿入モードが設定されていれば(S1でYE
S)、CPU200に内蔵されたカウンタJ,K及びメ
モリTAB(K)の初期化が行われる(S2)。カウン
タJは原稿Gの枚数をカウントするものであり、カウン
タKはタブ紙挿入位置を記憶するためのポインタ用カウ
ンタであり、TAB(K)はK番目のタブ紙挿入位置
(挿入ページ)のデータを記憶するメモリである。
3)、特殊原稿検出スイッチ226の検出信号により当
該給紙された原稿が特殊原稿であるか否かが判別される
(S4)。
4でYES)、タブ紙複写モードが設定されているか否
かが判別され(S5)、タブ紙複写モードが設定されて
いなければ(S5でNO)、K番目(なお、最初はK=
0である)のメモリTAB(K)に(J+1)が格納さ
れ、更にカウンタKのカウント値が1だけインクリメン
トされた後、給紙された原稿が第1原稿排出部25にス
トレートに排出される(S6〜S8)。
ば(S5でYES)、更にK番目のメモリTAB(K)
の内容が(J+1)と一致しているか否かが判別され
(S9)、TAB(K)=(J+1)であれば(S9で
YES)、S8に移行し、給紙された原稿が第1原稿排
出部25にストレートに排出され、TAB(K)≠(J
+1)であれば(S9でNO)、S6に移行し、メモリ
TAB(K)に(J+1)が格納され、更にカウンタK
のカウント値が1だけインクリメントされた後、給紙さ
れた原稿が第1原稿排出部25にストレートに排出され
る(S6〜S8)。
れば(通常の原稿であれば)(S4でNO)、カウンタ
Jのカウント値が1だけインクリメントされた後(S1
0)、通常の原稿Gが原稿反転部24で反転されて第2
原稿排出部234に排出される(S11)。
により全原稿が給紙されたか否かが判別され(S1
2)、原稿が残っていれば(S12でNO)、ステップ
S3に戻り、2枚目の原稿が給紙され、以下、同様の手
順で全ての原稿について上述の処理が行われる。そし
て、全原稿の給紙が終了すると(S12でYES)、タ
ブ紙挿入位置の入力処理は終了する。
稿Tは第1原稿排出部25に排出し、通常の原稿は第2
原稿排出部234に排出しているのは、タブ紙挿入位置
の入力処理のときに特殊原稿Tと通常の原稿Gとを自動
的に分離し、ユーザによる原稿分離の利便性を高めるよ
うにしたものである。
おける原稿給紙制御のフローチャートであり、図13及
び図14は、タブ紙挿入モードの複写処理における用紙
給紙制御のフローチャートである。図12はCPU20
0による制御フローであり、図13及び図14はCPU
100による制御フローである。
を検出した後、タブ紙複写モードの設定状態に応じた所
定の原稿を原稿載置部21にセットし、コピーキーを操
作すると、複写処理が開始され、図12の制御フローに
従って各原稿が給紙され、図13及び図14の制御フロ
ーに従って用紙(普通紙及びタブ紙)が給紙される。
写処理では、タブ紙挿入位置の入力処理で特殊原稿Tが
除かれた原稿Gが原稿載置部21にセットされているも
のとする。すなわち、タブ紙に複写しないモードにおい
ては、原稿Gのみからなる原稿(図10に示す原稿で特
殊原稿を除いたもの)が所定の天地方向で裏向きに原稿
載置部21にセットされ、タブ紙複写モードにおいて
は、原稿Gとタブ紙用原稿GTからなる原稿(図11に
示す原稿で特殊原稿のみを除いたもの)が所定の天地方
向で表向きに原稿載置部21にセットされているものと
する。
コピーキーにより複写開始の指示が入力されると(S2
1でYES)、カウンタI,Kの初期化が行われ(S2
2)、CPU100から原稿Gの枚数のデータJ及び複
写部数のデータPRSETが読み込まれ(S23)、原
稿交換要求のフラグがクリアされる(S24)。なお、
上記カウンタIは給紙された原稿枚数カウントするもの
であり、カウンタKはCPU200から読み込まれるタ
ブ紙挿入位置のデータTAB(K)から所定位置のデー
タを読み出すためのポインタ用カウンタである。
が給紙され(S25)、レジストスイッチ225の検出
信号に基づきカウンタIのカウント値が1だけインクリ
メントされる(S26)。
判別され(S27)、タブ紙複写モードであれば(S2
7でYES)、給紙された原稿は原稿反転部24で反転
されてコンタクトガラス11の原稿載置位置にセットさ
れ(S28,S29)、タブ紙複写モードでなければ
(S27でNO)、給紙された原稿は反転されることな
くストレートにコンタクトガラス11の原稿載置位置に
セットされる(S27,S29)。そして、CPU10
0から原稿交換要求信号が入力されるまで原稿載置位置
に原稿をセットした状態で待機する(S30のルー
プ)。
が終了し、次の原稿に対して複写処理を行うときCPU
100からCPU200に出力されるものである。タブ
紙複写モードでは給紙された原稿毎に複写処理が行われ
るので、普通紙又はタブ紙が給紙され、所定の像形成処
理が終了する毎に原稿交換要求信号がCPU20に出力
されるが、タブ紙に複写しないモードでは先の原稿と後
の原稿との間にタブ紙が挿入される場合、後の原稿を原
稿載置位置にセットした状態でタブ紙の挿入処理を行っ
た後、普通紙に当該原稿の複写処理が行われるので、タ
ブ紙挿入位置における原稿に対してはタブ紙挿入処理と
普通紙への像形成処理との終了後に原稿交換要求がCP
U200に出力される。
されると(S30でYES)、続いて、タブ紙複写モー
ドであるか否かが判別され(S31)、タブ紙複写モー
ドであれば(S31でYES)、原稿載置位置にセット
された原稿がストレートに第1原稿排出部25に搬出さ
れ(S32)、タブ紙複写モードでなければ(S31で
NO)、原稿載置位置にある原稿は原稿反転部24で反
転されて第2原稿排出部234に排出される(S3
3)。
り原稿の給紙方法及び排出方法を変えているのは、図5
及び図7で説明したようにタブ紙複写モードであるか否
かにより原稿セットの向きが互いに逆になっていること
に基づくものである。
原稿Gの枚数Jに一致しているか否かにより全原稿の給
紙が終了したか否かが判別され(S34)、I≠Jであ
れば(S34でNO)、給紙すべき原稿が残っているの
で、S24に戻り、次の原稿について上述と同様の処理
が行われ、I=Jであれば(S34でYES)、給紙す
べき原稿は終了したので、原稿給紙処理を終了する。
なお、ここでは説明の便宜上、タブ紙が昇降式給紙トレ
イ61に収納され、普通紙が昇降式給紙トレイ62に収
納されている場合について説明する。
1)、CPU200からCPU100に給紙された原稿
枚数のカウントデータIとタブ紙挿入位置のデータTA
B(K)が読み込まれる(S42)。なお、カウンタL
は、給紙供給装置6から給紙された用紙枚数をカウント
するカウンタである。
タブ紙挿入位置のデータTAB(K)と一致しているか
否かが判別され(S43)、TAB(K)=Iであれば
(S43でYES)、タブ紙挿入位置であるから、給紙
トレイ61からタブ紙が給紙され(S44)、TAB
(K)≠Iであれば、タブ紙挿入位置ではないから、給
紙トレイ62から普通紙が給紙され(S45)、カウン
タLのカウント値が1だけインクリメントされる(S4
6)。
位置まで搬送されたことを検出するるフィードスイッチ
がONになるまで待機され、フィードスイッチがONに
なると(S47でYES)、当該複写処理がタブ紙挿入
位置の処理であるか否か(原稿枚数IがデータTAB
(K)と一致しているか否か)が判別され(S48)、
タブ紙挿入位置の処理でなければ(TAB(K)≠I,
S48でNO)、タブ紙挿入位置の処理ではないから、
光学機構3の光学モータが起動されるとともに(S4
9)、給紙された普通紙が該光学モータに同期してレジ
ストローラ対501により二次給紙され、この普通紙に
像形成処理が行われる(S50)。
写部数PRSETに一致したか否かが判別され(S5
1)、一致していなければ(L≠PRSET,S51で
NO)、S59に移行し、一致していれば(L=PRS
ET,S51でYES)、CPU100からCPU20
0に原稿交換要求信号が出力された後(S52)、更に
当該複写処理がタブ紙挿入位置の処理であるか否か(原
稿枚数IがデータTAB(K)と一致しているか否か)
が判別され(S53)、タブ紙挿入位置の処理でなけれ
ば(TAB(K)≠I,S53でNO)、S59に移行
する。
AB(K)=I,S53でYES)、カウンタKのカウ
ント値が1だけインクリメントされた後(S54)、S
59に移行し、搬送された用紙が定着部48に達したこ
とを検出する定着スイッチがONになるまで待機する。
すなわち、用紙が定着部48に搬送されるまで待機す
る。
れば(TAB(K)=I,S48でYES)、更にタブ
紙複写モードであるか否かが判別され(S55)、タブ
紙複写モードであれば(S55でYES)、S49に移
行し、普通紙と同様に光学機構3の光学モータが起動さ
れ、該光学モータに同期してレジストローラ対501に
よりタブ紙が二次給紙されてこのタブ紙に像形成処理が
行われる(S49〜S54)。
O)、光学モータの起動を行うことなく所定時間経過後
にタブ紙はレジストローラ対501により二次給紙され
る(S56)。続いて、給紙した用紙枚数のカウント値
Lが複写部数PRSETに一致したか否かが判別され
(S57)、一致していなければ(L≠PRSET,S
56でNO)、S59に移行して上記定着スイッチがO
Nになるまで待機し、一致していれば(L=PRSE
T,S56でYES)、給紙枚数のカウンタLを0にリ
セットして(S58)、S59に移行し、上記定着スイ
ッチがONになるまで待機する。
ではタブ紙への像形成が行われないので、不必要に光学
機構3を駆動しないようにしている。また、タブ紙に複
写モードでは原稿載置位置にセットされた原稿とその前
の原稿との間にタブ紙挿入処理を行うため、タブ紙給紙
時は原稿交換要求信号を出力しないようにしている。
で待機され(S59)、スイッチがONになると、続い
てタブ紙複写モードであるか否かが判別される(S6
0)。タブ紙複写モードであれば(S60でYES)、
定着処理後の用紙が搬送路切換部49でスイッチバック
されて用紙処理装置7に排出される(S61)。タブ紙
複写モードでなければ(S60でNO)、給紙された用
紙がタブ紙であるか否かが判別され(S62)、タブ紙
であれば(S62でYES)、S61に移行し、搬送路
切換部49でスイッチバックされて用紙処理装置7に排
出される(S61)。また、タブ紙でなければ(S62
NO)、搬送路切換部49でスイッチバックされること
なく用紙処理装置7に排出される(S63)。
図6及び図8で説明した用紙の排出処理に基づくもので
ある。
が複写部数PRSETに一致したか否かが判別され(S
64)、一致していなければ(L≠PRSET,S64
でNO)、S42に移行し、次の用紙について上述の給
紙処理が行われ、一致していれば(L=PRSET,S
64でYES)、複写処理が終了したので、用紙給紙制
御は終了する。
によりタブ紙挿入位置を検出する場合について説明した
が、操作パネルの設けられたタフ紙挿入位置設定キー1
7によりタブ紙挿入位置のデータを入力した場合も、入
力データをメモリTAB(K)に格納させれば、上述と
同様の方法で原稿及び用紙の給紙制御を行うことができ
る。
め自動原稿搬送装置2によりタブ紙挿入位置を検出する
ようにしていたが、複写処理と同時にタブ紙挿入位置を
検出し、給紙された原稿の書類(通常の原稿又は特殊原
稿)に応じて給紙すべき用紙を切り換えてリアルタイム
でタブ紙挿入モードにおける複写処理を行うこともでき
る。このようにすれば、タブ紙挿入位置の検出処理がな
くなる分、複写処理の効率が向上する。
排出手段に積層排出される複数の転写後の転写紙に対
し、設定された挿入位置にタブ紙の挿入が可能な画像形
成装置であって、上記タブ紙の挿入処理においては、搬
送方向に対して後側にタブが突出する向きでタブ紙を給
紙し、像形成工程を通過した後、搬送方向反転手段でタ
ブ紙の搬送方向をスイッチバックさせて前後を反転さ
せ、タブが搬送方向に対して前側となるようにしたの
で、給紙時における先端の位置合わせや排出後の用紙処
理時における後端の位置合わせにおいてタブが邪魔にな
らず、給紙タイミングのずれ、斜め給紙等の給紙ミスや
複写物の位置揃え、パンチング又はステイプル等の用紙
処理の不良を確実に防止することができる。
当該タブ複写モードにおいては、挿入されるタブ紙にも
タブ紙用原稿の像形成するようにしたので、目次等の情
報が転写形成されたタブ紙を含む複写物を簡単かつ効率
良く作成することができる。
示す全体構成図である。
挿入制御に関するブロック図である。
処理を示す図である。
普通紙の搬送処理を示す図である。
す図である。
搬送処理を示す図である。
る制御のフローチャートである。
入位置入力用原稿の構成を示す図である。
力用原稿の構成を示す図である。
紙制御のフローチャートである。
紙制御のフローチャートである。
紙制御のフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 形成画像が転写される転写紙が収納され
た転写紙供給手段と、給紙方向に対して後側にタブが突
出するようにタブ紙が収納されたタブ紙供給手段と、転
写後の転写紙が積層排出される排出手段と、積層排出さ
れる複数枚の転写紙に上記タブ紙を挿入させる位置を設
定する挿入位置設定手段とを備え、タブ紙の挿入位置に
おける複写処理時に上記タブ紙供給手段からタブ紙を給
紙させて、上記排出手段に積層排出される転写紙の設定
位置にタブ紙を挿入するタブ紙挿入可能な画像形成装置
であって、像形成手段の下流側の搬送経路上に設けら
れ、用紙の搬送方向をスイッチバックさせる搬送方向反
転手段と、上記タブ紙が給紙されたとき、当該タブ紙を
上記搬送方向反転手段に導いて搬送方向をスイッチバッ
クさせる搬送方向制御手段とを備えたことを特徴とする
タブ紙挿入可能な画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のタブ紙挿入可能な画像形
成装置において、タブ紙複写モードを設定する複写モー
ド設定手段を備え、上記タブ紙複写モードが設定されて
いるとき、上記タブ紙供給手段から給紙されたタブ紙に
タブ紙用原稿の像形成を行うことを特徴とするタブ紙挿
入可能な画像形成装置。
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