JPH09120183A - 循環式原稿供給装置 - Google Patents

循環式原稿供給装置

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Publication number
JPH09120183A
JPH09120183A JP8254193A JP25419396A JPH09120183A JP H09120183 A JPH09120183 A JP H09120183A JP 8254193 A JP8254193 A JP 8254193A JP 25419396 A JP25419396 A JP 25419396A JP H09120183 A JPH09120183 A JP H09120183A
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Application number
JP8254193A
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English (en)
Inventor
Kaoru Suzuki
薫 鈴木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積重される原稿の積重方向上方側から給紙し
下方側から再収納させる上取り下戻し構造においては、
構造が非常に複雑となり、しかも、原稿の給紙と戻し動
作を同時に行うことができず、原稿の搬送に時間がかか
っていた。 【解決手段】 原稿を給紙するための第1載置部と、第
1載置部に並設した原稿を戻すための第2載置部とから
なる載置部材1と、第1載置部に載置された原稿を読取
位置に搬送する搬送手段と、読取位置で原稿像が読取ら
れた原稿を第2載置部へ戻す原稿戻し手段と、原稿戻し
手段により第2載置部上に全ての原稿が積重されたとき
に、原稿を第2載置部から第1載置部へ移動させる後端
整合板4とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿載置部材に積
重された原稿を原稿の読取位置へ搬送し、読取位置で原
稿像が読取られた原稿を原稿載置部材へ循環させる循環
式原稿供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機には、同一寸法、複数枚の
シート状原稿を効率的に複写するために、複数枚の原稿
を順次的に、原稿像を読取る光学的読取手段が配置する
読取位置へ供給する原稿供給装置が備えられる。特に、
載置部材へ原稿を載置し、前記読取位置への給紙搬送
後、再び、前記載置部材内へ再収納させ、こうして前記
原稿を循環させながら供給する原稿供給装置を、循環式
原稿供給装置という。
【0003】このような循環式原稿供給装置を用いて、
原稿の表裏両面をそれぞれ前記読取位置へ臨ませて供給
し、前記原稿供給装置と協働する複写機において前記読
取位置にて読み取られた原稿像を記録紙へ複写すること
によって、たとえば表裏両面に原稿像を有する原稿(以
下「両面原稿」という)からこれに対応して記録紙の一
方表面および他方表面の両面に複写(以下、「両面複
写」という)や、片面原稿から両面複写などの各種複写
態様を実現することができる。
【0004】たとえば片面原稿から両面複写を行う場合
には、循環式原稿供給装置は複数枚の原稿を1枚ずつ順
次的に読取位置へ供給する。複写機では、原稿の一方表
面を露光して読取った原稿像に基づいて、たとえば一定
速度で回転する露光体上へ静電潜像、さらにトナー像を
顕像化し、供給される記録紙の一方表面に複写する。前
記一方表面に複写が実行された記録紙は中間トレイに一
時的に収納された後、再び前記感光体へ供給され、前記
複写された原稿像を有する原稿に続いて読取位置へ搬送
された原稿から読取った原稿像を、他方表面へ複写し、
機外へ排出する。こうして、複数枚の片面原稿から、両
面複写が行われた記録紙を作成することができる。
【0005】ところで、前記片面原稿から両面複写を得
る場合、順次的に頁数を揃えて配列する片面原稿の最終
頁から複写を行う方法と、第1頁から複写を行う方法と
の2種類の方法がある。ここで、最終頁から複写を行う
方法の場合には、原稿の枚数が偶数枚のときと奇数枚の
ときとで複写方法を代える必要がある。すなわち、原稿
の枚数が偶数枚のときは、記録紙の両面に順次片面原稿
の原稿像を複写すれば、完全に頁順の整合した両面複写
が得られる。けれども一方、原稿の枚数が奇数枚のとき
に、原稿の枚数が偶数枚のときと同様に記録紙の両面に
順次片面原稿の原稿像を複写していくと、片面原稿の第
1頁が一方表面に複写された記録紙の他方表面が白紙と
なり、両面複写の頁順にずれが生じてしまうからであ
る。
【0006】したがって従来は、操作者が予め原稿の枚
数を数え、奇数か偶数かを複写機の操作パネルから入力
して複写方法を切り換える方式が取られたり、あるいは
載置部材に載置される複数枚の片面原稿を露光すること
なく前記読取位置を経る搬送経路へ、いわゆる空搬送し
て一循環させ、光学検出器などによって自動的に原稿の
枚数を数える計数動作を実行し、計数結果に基づいて複
写方法を切り換える方式がとられたりしている。
【0007】けれども、操作者に前記計数動作を負担さ
せるのでは、複写動作に必要な操作が繁雑であり、特に
原稿枚数が多大な場合には、より一層の困難性と枚数の
誤判断を招きやすい。
【0008】また、原稿供給装置による前記計数動作で
は、単に原稿を空搬送して実行する動作であって、前記
計数動作の像に複写動作が開始する。したがって、複写
動作を完了するまでに多大な時間を必要とする。
【0009】これらの問題点を解決する方法の一例が、
特開平2−100061号公報に開示されている。開示
された構成によれば、下方から上方へ頁順が整合されて
積重される片面原稿に対して、1回目の循環搬送で、最
上部の最終頁から1枚おきの原稿を記録紙の一方面に複
写するとともに、前記原稿の枚数を計数し、前記計数結
果に基づいて2回目の循環搬送で残余の原稿を記録紙の
他方面に複写する。こうして、計数動作と複写動作を同
一循環で重複して実行し、複写時間の短縮を図ってい
る。その結果、積重される片面原稿をn循環に亘って繰
り返し搬送することによって(n−1)部数の両面複写
の完了した記録紙を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】けれども、前記構成に
おいては、載置部材の周辺は、積重される原稿の積重方
向上方側から給紙し、積重方向下方側から再収納させ
る、いわゆる上取り下戻し構造を成している。前記構造
に関して、特に原稿を積重方向下方側から再収納する下
戻しの構成は非常に繁雑化する傾向があり、また紙詰ま
りを発生しやすい傾向があった。
【0011】したがって本発明の目的は、紙詰まりなど
の搬送欠陥を確実に回避し、さらに複数枚の原稿から頁
順の整った複写を得る際に要する時間を格段に短縮する
ことができる循環式原稿供給装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿を給紙す
るための第1載置部と、該第1載置部に並設された原稿
を戻すための第2載置部と、前記第1載置部に載置され
た原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、読取位置で原
稿像が読取られた原稿を前記第2載置部上に戻す原稿戻
し手段と、前記原稿戻し手段により前記第2載置部上に
全ての原稿が積重されたときに、当該原稿を前記第1載
置部側へ移動させる原稿移動手段とを備えている。
【0013】本発明に従えば、第1載置部に積重された
原稿を読取位置への搬送に並行して、該読取位置で原稿
像が読取られた原稿を第2載置部に戻して積重すること
が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、循環式原稿供給装置(以
下、「RDH」という)51を備える静電式複写機52
の基本的構成を示す断面図であり、図2はRDH51の
構成を拡大して示す断面図である。
【0015】複写機本体53の上面には硬質ガラスなど
の材料から成る透明板55が配設される。RDH51に
よる原稿の供給が行われない場合(たとえば原稿が本な
どの場合)には、この透明板55にその原稿像を下方側
として原稿が載置され、押圧して固定した状態で複写動
作が行われる。
【0016】前記RDH51は、複写機本体53の上面
で回転軸54に関して角変位自在に取り付けられる。前
記RDH51によって、載置部材1の第1載置部(図に
おいて載置部材1の右側部分)上に積重して載置される
シート状の原稿Dが給紙方向2へ給紙され、自動的に透
明板55が成す読取位置23へ搬送され、原稿像を有す
る表面を前記読取位置23へ提示する。提示される原稿
像は複写機52内に備わる光学的読取手段によって光学
的に走査され、原稿像の読取露光動作が行われる。原稿
像が読取られた原稿Dは、載置部材1の第2載置部(図
において載置部材1の左側部分)へ再収納される。前記
搬送が載置部材1に積重される原稿Dに対して順次実行
され、必要な複写部数に応じて、前記原稿間で循環して
行われる。
【0017】本実施例においては、原稿Dが載置される
載置部材1の給紙方向2に沿う寸法l1は、前記原稿D
の給紙方向2に沿う寸法l2よりも充分大きく設定され
る。前記載置部材1には、給紙方向2に直角な幅方向に
対向する1対の整合板3が設けられる。前記整合板3
は、相互に対向する方向に沿って、積重される原稿Dの
幅方向寸法に応じて近接/離間移動し、前記原稿Dの幅
方向両端部を整合する。すなわち、積重される原稿D
は、幅方向寸法に拘わらず、その幅方向中心位置は一定
である。また、載置部材1に関して積重される原稿Dの
給紙方向2上流側端部には、積重される原稿Dの給紙方
向上流端を整合する後端整合板4が配置される。前記後
端整合板4は、載置部材1に原稿Dが積重された後に、
前記原稿Dの給紙方向上流端へ近接移動して、前記上流
端を押圧し、前記上流端を整合した状態で、積重される
原稿Dを給紙位置まで移動する。
【0018】図3は、後端整合体4の基本的構成を示す
図である。載置部材1の下方側には、給紙方向2に沿っ
てプーリ5,6が配置されており、前記プーリ5,6間
にはワイヤ7が巻掛けられている。前記ワイヤ7の上張
架部分7aには、連結部材8によって後端整合板4が固
定されている。前記後端整合板4は、載置部材1におい
て給紙方向2に沿って形成される案内孔9に貫通して上
方側に突出している。前記一方のプーリ5の回転軸に、
モータM1の動力が伝達され、前記後端整合板4は案内
孔9に案内されて移動する。
【0019】したがって、前記後端整合体4は初期位置
として図3(1)に示されるように、載置部材1に関し
て給紙方向2上流側端部に位置し、操作者によって原稿
Dが載置されたり、もしくは循環した原稿Dが搬送経路
36を経て再収納して積重した後に、前記モータM1が
駆動し、図3(2)に示されるように、後端整合板4は
給紙方向2に沿って移動する。こうして、前記原稿Dの
給紙方向上流端が押圧され、給紙手段10が配置する給
紙位置へ整合した状態で移動する。前記給紙位置への整
合後、前記モータM1は逆回転駆動し、後端整合板4は
図3(1)で示される初期位置へ復帰する。
【0020】前記載置部材1の給紙方向下流側には、原
稿Dを1枚ずつ順次的に給紙する給紙手段10が設けら
れる。本実施例においては、載置部材1に関して独立し
て2構成が設けられる。一方の給紙手段10aは、載置
部材1に関して上方に配置する吸着搬送手段11aと載
置部材1に関して下方側に配置される排気用ダクト12
aとから成る。吸着搬送手段11aは、給紙方向2に直
角な方向に軸線を有する2本の駆動ローラ13a,14
a間に無数の開孔を有する無端状ベルト15aが巻掛け
られて成る。前記ベルト15aの内方側には、吸気用ダ
クト16aが配置され、図示しない吸気用ファンを駆動
することによって、前記吸気用ダクト16aからはベル
ト15aを介して吸着力が作用し、積重される原稿Dの
最上部の原稿が前記ベルト15aに吸引される。したが
って、前記ベルト15aを反時計回り(図2参照)に駆
動することによって、前記積重方向最上位の原稿Dが順
次給紙方向2へ向けて給紙される。
【0021】排気用ダクト12aのノズルからは、積重
方向上流側の原稿Dの給紙方向下流端へ向けて排気流が
噴射される。これによって、前記下流端が1枚ずつさば
かれ、前記吸着搬送手段11aによる確実な1枚ずつの
給紙を実現する。こうして一方の給紙手段10aによっ
て積重される原稿Dは積重方向上方側から順次給紙でき
る。
【0022】また、他方の給紙手段10bは、載置部材
1に関して下方側に配置する吸着搬送手段11bと、載
置部材1に関して上方側に配置する排気用ダクト12b
とから成り、前記一方の給紙手段10aと同様な構成で
あり、同一の数値の参照符に添字aに置換えして添字b
を付して示す。したがって、図示しない吸気用ファンを
駆動することによって吸気用ダクト16bからはベルト
15bを介して吸着力が作用し、積重される原稿Dの最
下部の原稿が前記ベルト15bに吸引される。こうして
ベルト15bを時計回り(図2参照)に駆動することに
よって、前記積重方向最下部の原稿Dが順次給紙方向2
へ向けて給紙される。排気用ダクト12bのノズルから
は積重方向下方側の原稿Dの給紙方向下流端へ向けて排
気流が噴射される。これによって前記下流端が1枚ずつ
さばかれ、前記吸着搬送手段11bによる確実な1枚ず
つの給紙を実現する。こうして他方の給紙手段10bに
よって積重される原稿Dは積重方向下方側から順次給紙
できる。前述の給紙手段10a,10bは、後述のよう
に設定される各種複写態様に応じて選択される。
【0023】前記給紙手段10によって給紙された原稿
Dは、搬送ローラ17を経て読取位置23が備わる搬送
経路18へ搬送される。前記確実な1枚ずつの原稿Dの
給紙は、載置部材1の給紙方向下流側に設けられる光学
検出器などからなる搬送検出器S1などによって検出さ
れる。
【0024】以後の説明において、載置部材1から給紙
された原稿の参照符はDiとし、積重される原稿Dと区
別して示す。
【0025】前記搬送経路16に関して搬送方向下流側
には略円筒状の正逆回転駆動可能な支持筒19が設けら
れ、前記支持筒19の外周には正逆回転駆動可能な搬送
ローラ20,21が設けられて搬送経路22を成す。前
記載置部材1から給紙された原稿Dは、矢符R19方向
に回転する支持筒19と従動する搬送ローラ20,21
とによって、前記搬送経路22を経て複写機52の機体
上部に設けられる透明板55から成る読取位置23へ搬
送される。
【0026】前記透明板55の上方側には、2本のロー
ラ24,25に無端状ベルト26が巻き掛けられて成る
搬送手段27が設けられている。前記搬送手段27によ
って読取位置23へ搬送されてきた原稿Diが前記透明
板55上を押圧搬送される。こうして押圧搬送される原
稿Diは、その搬送方向下流端が透明板55の予め定め
る位置まで搬送され、こうして原稿Diの一方表面は透
明板55を介して複写機内方側へ提示される。前記一方
表面は、載置部材1に積重される原稿Dの積重方向上方
側の表面である。
【0027】また前記積重される原稿Dの積重方向下方
側の表面を前記読取位置23に提示する際には、載置部
材1から給紙する前記搬送経路22を経た原稿Diに対
して、前記支持筒19および搬送ローラ20,21が逆
転駆動し、さらに前記搬送ローラ20に関して搬送方向
上流側に設けられる方向転換爪28を切換制御する。こ
れらによって、前記原稿Diを前記支持筒19外周に設
けられる搬送経路29へ搬送し、搬送ローラ30を介し
て読取位置23へ搬送する。こうして前記読取位置23
には、載置部材1に積重される原稿Dの積重方向下方側
の表面が提示される。前述のような原稿Diの搬送は、
設定される各複写態様に応じて選択される。
【0028】前記読取位置23に提示される原稿像に対
して、複写機52内方側に設けられる光学系31によっ
て光学的に走査し、原稿像の読取露光動作を行う。
【0029】原稿像の読取露光動作が終了した原稿Di
は、再び搬送手段27によって搬送ローラ33,34,
35が備わる搬送経路36へ搬送される。搬送経路36
の出口部は、載置部材1の給紙方向上流側付近を臨む。
こうして前記搬送経路36を経た原稿Diは、載置部材
1に関して給紙方向上流側付近に下方から上方へ順次積
重して再収納される。すなわち、搬送経路36を経て載
置部材1に再収納されて積重される原稿Diは、給紙位
置にて積重する原稿Dとは載置部材1上にて区分され
る。もしくは、一部分が重複しあってもよい。したがっ
て、たとえば載置部材1へ再収納される原稿Diによっ
て、給紙位置に積重される原稿Dの積重方向最上位から
の給紙が制約されることはなく、本実施例の構成では、
下取り上戻し構造とともにたとえば積重される原稿Dの
積重方向上方側から給紙し、積重方向上方側から再収納
する、いわゆる上取り上戻し構造が実現できる。
【0030】このように上戻し構造であるので、原稿を
再収納するための構成を繁雑化することがなく、さらに
紙詰まりなどの危険性を回避することができる。
【0031】また、前記載置部材1の近傍には、積重さ
れた原稿Dに亘る一循環の搬送を検出する一循環検出器
S2が設けられる。前記検出器S2は、たとえば、積重
される原稿Dの最上位に当接する作動部材を含んで成
り、前記原稿Dの給紙に従って、前記作動部材と載置部
材1上との間に原稿Dが介在しないことが、たとえば光
学的に検出されると、すべての原稿Dが給紙され、一循
環したことが判断できる。
【0032】前述のように読取位置23へ提示される原
稿像に対して光学系31によって読取露光動作が実行さ
れる。光学系31においてハロゲンランプなどの光源5
7と反射鏡58とを備える第1移動体56は、読取位置
23に対して水平方向59に沿って往復移動し、提示さ
れた原稿に光照射し、その反射光は第2移動体55の反
射鏡60,61、ズームレンズ62、および反射鏡63
を経て矢符50方向に回転駆動される直円筒状の感光体
64上の露光域64aに結像する。
【0033】前記感光体64の表面は、前記露光域64
aに関して回転方向50上流側に配置する帯電用コロナ
放電器65によって予め帯電されており、前記結像によ
って感光体64上には読取った原稿像に対応する静電潜
像が形成される。この静電潜像は現像装置66によって
トナー像に顕像化され、このトナー像は、転写用コロナ
放電器67の働きによって転写域64bの近傍に後述す
る構成によって搬送される記録紙Pに転写される。
【0034】トナー像の転写後の感光体64の表面に残
留するトナーは、クリーニング装置68によって除去さ
れる。トナー像が転写された後の記録紙Pは、搬送ベル
ト69によって定着装置70に導かれて、この定着装置
70において前記トナー像が加熱定着される。このよう
にして複写工程を経た記録紙Pは、後述する態様で複写
機本体52の一方側面に設けられる排紙トレイ71上に
排出される。
【0035】複写機本体52には、複数の記録紙Pが収
納された給紙トレイ72が装填されている。給紙トレイ
72に積載されて収納される記録紙Pは、たとえばその
最上方側に積載される記録紙Pに押付けられた状態で回
転駆動される給紙ローラ73によって、1枚ずつ上取り
され、搬送ローラ74によって給紙経路75に導かれ
る。給紙経路75の転写域64bの近傍には一対のレジ
ストローラ76が設けられており、このレジストローラ
76は図示しないクラッチCLTを介して複写機本体内
部の図示しない駆動手段の駆動軸に連結されている。前
記クラッチCLTのオン/オフ制御によって、記録紙P
を感光体64表面に形成されるトナー像と同期するよう
にして搬送させることができる。
【0036】定着装置70の出口から排紙トレイ71に
連なる排出経路77から分岐して、反転経路78が設け
られている。この反転経路78は、排出経路77の記録
紙Pの搬送方向上流側から順に相互に異なる位置で分岐
する第1,第2経路78a,78b、第1および第2経
路78a,78bが合流する部位から下方側に延びる第
3経路78c、ならびに該第3経路78cから分岐して
中間トレイ79に至る第4経路78dから構成されてい
る。排出経路77に関連して各一対の搬送ローラ80,
81,82が間隔をあけて配置されている。
【0037】反転経路78において、第1および第2経
路78a,78bが合流する部位に関連してローラ83
Aが配置され、このローラ83Aに共通に接触するロー
ラ83B,83Cが、それぞれ第1、第2経路78a,
78bに関連して設けられている。ローラ83Aは矢符
84方向に回転駆動され、これによって記録紙Pの第1
経路78aから第3経路78cに向かう搬送、および第
3経路78cから第2経路78bに向かう搬送が可能と
されている。また第4経路78dが第3経路78cから
分岐する部位に関連してはローラ85Aが配置され、こ
のローラ85Aに共通に接触するローラ85B,85C
が、それぞれ第4、第3経路78d,78cに関連して
設けられている。ローラ85Aは矢符86方向に回転駆
動され、これによって第3経路78cのローラ85Cの
近傍で記録紙Pを鉛直下方に向かう方向に搬送すること
ができ、また第4経路78d内を中間トレイ79に向か
う方向に搬送することができる。
【0038】第1および第2経路78a,78dが合流
する部位の近傍の第3経路78cには正逆回転される搬
送ローラ87が配置され、また第4経路78dが第3経
路78cから分岐する部位の近傍であって、この部位よ
りも下方側の第3経路78cには、正逆回転される搬送
ローラ88が配置されている。さらに第1経路78aが
排出経路77から分岐する部位の近傍には、定着装置7
0からの記録紙Pを排出経路77または第1経路78a
に選択的に導くための方向転換爪89が設けられ、第1
および第2経路78a,78bが合流する部位には、第
3経路78cから第2経路78bに記録紙Pを確実に導
くための方向転換爪90が設けられ、第4経路78dが
第3経路78cから分岐する部位には、第3経路78c
から第4経路78dに記録紙Pを確実に導くために方向
転換爪91が設けられている。
【0039】前記第4経路78dを経た記録紙Pは、中
間収納手段である中間トレイ79へ下方から上方へ順次
積重して収納される。中間トレイ79に積重される記録
紙Pは、その上方側面に複写像が形成されている。前記
中間トレイ79に関して記録紙Pの給紙方向41に沿う
寸法l3(図1参照)もまた前記載置部材1と同様に、
積重される記録紙Pの給紙方向41に沿う寸法l4より
も充分大きく設定される。前記中間トレイ79に関して
第4経路78d側端部には後端整合板40が設けられ、
前記後端整合板40は前記載置部材1の後端整合板40
と同様な構造によって中間トレイ79上を給紙方向41
に沿って移動する。こうして、前記第4経路78dを経
て中間トレイ79へ積重されて収納された記録紙Pは、
前記後端整合板40の移動制御によって、中間トレイ7
9の給紙位置へ端部を整合した状態でもたらされる。
【0040】前記中間トレイ79において、第4経路7
8dと反対側端部には、給紙手段92が設けられる。前
記給紙手段92も前記載置部材1の給紙手段10と同様
に独立する2構成から成る。本実施例においては、前記
給紙手段92は、たとえば吸着搬送手段である。したが
って、中間トレイ79に関して上方側に設けられる一方
の吸着搬送手段92aによって、中間トレイ79に積重
される記録紙Pの積重方向上方側から順次給紙すること
ができ、また中間トレイ79に関して下方側に設けられ
る他方の吸着搬送手段92bによって積重される記録紙
Pの積重方向下方側から順次給紙することができる。前
記吸着搬送手段92a,92bは、後述のように設定さ
れる各種複写態様に応じて選択される。
【0041】このように給紙手段92によって1枚ずつ
中間トレイ79から給紙された記録紙Pは、搬送ローラ
93によって給紙経路75に導かれ、前記中間トレイ7
9において下方側を臨んでいる記録紙Pの他方表面側に
転写域64bにて読取った原稿像の転写を行い、さらに
定着装置70にて定着されて搬送される。
【0042】定着装置70からの記録紙Pは次の3通り
の方法で排出される。
【0043】 排出経路77を介してそのまま排紙ト
レイ71上に排出される。
【0044】 排出経路77から第1経路78a、第
3経路78c、第2経路78bを経て再び排出経路77
に導かれ、そのようにして表裏反転されて排紙トレイ7
1上に排出される。
【0045】 排出経路77が第1経路78a、第3
経路78c、第4経路78dを経て中間トレイ79に一
旦積載され、さらに給紙経路75を介して感光体64の
転写域64bの近傍に導かれ、再び定着装置70を通
り、排出経路77から第1経路78a、第3経路78
c、第2経路78bを経て排出経路77に導かれ、排紙
トレイ71上に排出される。
【0046】上記の〜のような各記録紙Pの排出態
様は、複写機本体53に備えられる図示しない操作部か
ら、操作者によって入力される各複写態様に対応して選
択される。複写機本体53内の記録紙Pの搬送経路には
複数の検出器(図示せず)が適所に配置されており、こ
の検出器によって記録紙Pを検出するようにして各搬送
ローラおよび方向転換爪などを駆動して前述のような記
録紙Pの搬送態様を実現している。
【0047】図4は、複写機52の電気的構成を示すブ
ロック図である。前記複数のローラなどを駆動するモー
タM1,…はモータ駆動回路110に、レジストローラ
などを制御するクラッチCLT,…はクラッチ駆動回路
111に、方向転換爪などを制御するソレノイドSO
L,…はソレノイド駆動回路112に接続される。これ
らの駆動回路110〜112および直流電源114など
の原稿搬送制御、記録紙搬送制御、および複写工程の制
御に用いられる制御要素は、インタフェイス回路(I/
O)113に接続される。このインタフェイス回路11
3には原稿Dおよび記録紙Pの搬送を検出する各種検出
器S1,S2,…が接続され、さらにマイクロコンピュ
ータ(CPU)120が接続されている。検出器からの
信号はマイクロコンピュータ120に与えられ、マイク
ロコンピュータ120ではこの信号に対応する演算処理
が行われ、各駆動回路110〜112に駆動制御信号が
インタフェイス回路113を介して与えられる。
【0048】マイクロコンピュータ120には、ROM
(リードオンリメモリ)121およびRAM(ランダム
アクセスメモリ)122が接続されている。マイクロコ
ンピュータ120は、ROM121に記憶される制御用
プログラムに基づいてRAM122の記憶領域を作業領
域として用いながら制御動作を行う。
【0049】インタフェイス回路113からは、駆動回
路115を介して光学系31に接続され、光源57を電
力付勢するとともに、操作パネル116の各表示部11
8に表示駆動回路117を介して表示制御信号を与え、
また操作用のキー119に接続されている。
【0050】図5は、複写機本体53のたとえば上面な
どに配置される操作パネル116の一部の平面図であ
る。操作パネル116には複写部数を設定するためのテ
ンキー191、クリアキー192、複写条件を設定する
ための複写モード選択キー193、RDH51を能動化
/非能動化するためのRDH(循環式自動原稿供給)機
能キー194、複写動作の開始を指示するためのプリン
トスイッチ195、テンキー191によって設定される
設定部数を表示するための設定部数表示部196、複写
された部数を表示するための複写部数表示部197、複
写モード選択キー193によって選択される複写モード
を表示する複写モード表示部198A〜198D、およ
びRDH機能モード表示部199などを備えている。前
記複写モード表示部198A〜198DおよびRDH機
能モード表示部199はたとえば発光ダイオードなどを
含んで実現され、各モードが選択されるときに、この発
光ダイオードが点灯駆動される。
【0051】前記複写モード表示部198A〜198D
はそれぞれ、たとえば片面原稿からから片面複写を取る
場合(SIMPLEX→SIMPLEX)、片面原稿か
ら両面複写を取る場合(SIMPLEX→DUPLE
X)、両面原稿から片面複写を取る場合(DUPLEX
→SIMPLEX)、両面原稿から両面複写を取る場合
(DUPLEX→DUPLEX)の4つの複写態様を示
しており、複写モード選択キー193を1回押圧操作す
る毎に上から順次的に各複写態様が選択されて、各表示
部198A〜198Dの発光ダイオード(図示せず)が
点灯する。ただし、複写モード表示部198Dが点灯さ
れている状態で、複写モード選択キー193を押圧操作
すると複写モードは複写モード表示部198Aに表示さ
れるSIMPLEX→SIMPLEXに変化する。
【0052】RDH51はRDH機能モードキー194
を押圧操作してRDH機能モード表示部199が点灯さ
れる状態で能動化され、消灯された状態では非能動化さ
れる。すなわち操作者は透明板55に、たとえば本など
の原稿を載置してその原稿像を記録紙P上に得る場合に
は、前記RDH機能キー194を操作してRDH機能モ
ード表示部199を消灯させる。また、RDH51を用
いてシート原稿Dを搬送させるようにして複写を行う場
合には、RDH機能モード表示部199が点灯される状
態とする。
【0053】RDH機能が用いられる場合には操作者は
前記複写モード選択キー193の操作によって、前述の
ようにして複写態様を設定する。次にテンキー191の
操作によって複写物の必要部数を設定する。このとき設
定部数表示部196において前記設定された複写部数が
表示される。テンキー191の操作に引き続いてプリン
トスイッチ195を押圧操作すると、RDH51と複写
機本体53とが協働して動作し、複写動作が開始され
る。このとき複写終了部数が複写部数表示部197に順
次表示されていく。そのようにして設定部数表示部19
6に表示される設定部数と複写部数表示部197に表示
される数値とが一致すると複写機52の動作は停止し、
設定部数表示部196の表示は「0」にリセットされ
る。なおこのとき複写部数表示部197に置ける表示
は、次にプリントスイッチ195が押圧操作されるまで
リセットされずに維持される。
【0054】以下、前記RDH51および複写機52を
協働して、前述の各種複写態様での原稿Dおよび記録紙
Pの搬送状態を説明する。まず、片面原稿−両面複写モ
ードを説明する。
【0055】図6〜図47は、奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作を説明するための簡略化した
断面図である。ここでは、原稿枚数が奇数(本実施例で
は5枚の原稿)であって、両面複写の部数が3部数の場
合の動作について説明する。以下の説明において数字1
〜5の添字は、片面原稿Dの頁数を表す。たとえば第1
頁原稿の参照符はD1と示す。なお、図面において原稿
Dおよび記録紙Pの表面に頁数を表す数字を記入し、便
宜上、原稿像を有する原稿Dの表面側に黒い三角印を付
して示す。
【0056】片面原稿Dは、図6の(1)のように、複
写すべき原稿像を上方側に臨ませ、上方から下方へ頁順
を整えて配置部材1上に載置される。複写が開始される
と、図7の(2)のように、原稿D1〜D5は後端整合
板4によって給紙位置へもたらされ、一方の給紙手段1
0aの駆動によって積重方向上方側から給紙(上取り)
を開始する。
【0057】したがってまず最上部の原稿D1が読取位
置23へ搬送され、図8の(3)のように提示される。
給紙トレイ72からは記録紙Pが給紙され、この記録紙
Pの一方表面に原稿D1が複写される。複写後、図9の
(4)のように、原稿D1は載置部材1上であって前記
原稿D2〜D5が積重される給紙位置に隣接する位置
へ、原稿像を上方へ臨ませて再収納され、一方、記録紙
Pは中間トレイ79に複写機を上方へ向けて収納され
る。続いて図10の(5)のように、原稿D2が読取位
置23に提示されるが、このときは露光を行わず、空搬
送して前記載置部材1の原稿D1の上方に積重して再収
納される。
【0058】次に原稿D3が読取位置23に提示される
ときは、原稿D1のときと同様の動作を行い(図11の
(6),図12の(7)参照)、原稿D4のときは原稿
D2のときと同様の動作を行う(図13の(8)参
照)。原稿D5が読取位置23に提示されたときは、図
14の(9),図15の(10)のように前述の原稿D
1のときと同様の動作を行う。したがって、1回目の原
稿循環終了時において中間トレイ79には原稿Dの奇数
頁が一方面に複写された記録紙Pが収納されることにな
る。すなわち、1部数目の両面複写W1の奇数頁の複写
が行われたことになる。
【0059】原稿D5は最終原稿であるので、この時点
で原稿枚数が奇数であることが判明し、以降は奇数原稿
モードで複写が行われる。前記原稿Dの1回目の循環搬
送が終了すると、載置部材1上では後端整合板4が、さ
らに中間トレイ79では後端整合板40が移動し、前記
積重される原稿Dおよび記録紙Pは給紙位置へもたらさ
れる(図16の(11)参照)。
【0060】本実施例における片面原稿−両面複写モー
ドでは、中間トレイ79の給紙手段92は一方の吸着搬
送手段92aの構成が用いられ、積重される記録紙Pの
積重方向上方側から給紙される。前記奇数原稿モードに
よって、原稿D5が複写された記録紙Pの他方面には原
稿の複写を行う必要がない。したがって、図17の(1
2)のように、前記記録紙Pは他方面に白紙複写を行う
か、または単に記録紙Pの空搬送のみを行い、排紙トレ
イ71に反転されて排出される。その後、続いて一方の
給紙手段10aによる上取りによって原稿Dの2回目の
原稿循環が開始される。
【0061】原稿D5が供給されたときは、図18の
(13),図19の(14)のように、1回目の原稿循
環のときと同様に給紙トレイ72かに新しい記録紙Pを
給紙して複写を行い、記録紙Pは中間トレイ79に収納
される。前記収納される記録紙Pは、前述のように後端
整合板40によって給紙位置へ移動した記録紙Pとは区
分して再収納される。したがって、前記給紙位置に位置
する記録紙Pの給紙が前記再収納される記録紙によって
制約されることはない。
【0062】原稿D4が供給されたときは、図20の
(15)のように中間トレイ79の最上部に収納されて
いる記録紙(原稿D3が複写された記録紙)Pが給紙さ
れ、他方面に原稿D4が複写された後に、図21の(1
6)のように反転されて排紙トレイ71に排出される。
【0063】原稿D3が給紙されたときには、図22の
(17),図23の(18)のように、新しい記録紙P
を給紙し、複写後の記録紙Pは中間トレイ79の前記原
稿D5が複写された記録紙P上に収納される。原稿D2
が給紙されたときは、図24の(19)のように中間ト
レイ79の最下部から記録紙(原稿D1が複写された記
録紙)Pが給紙され、他方面に原稿D2が複写された後
に、図25の(20)のように反転させて排紙トレイ7
1に排出される。原稿D1が給紙されてときは、図26
の(21),図27の(22)のように、新しい記録紙
Pを給紙し、複写後の記録紙Pは中間トレイ79に収納
される。この時点で2回目の原稿循環が終了する。排紙
トレイ71には1部数目の両面複写W1が完成してお
り、中間トレイ79には1回目の原稿循環終了時と同様
に奇数頁が一方面に複写された記録紙Pが積重されてい
る。
【0064】図28の(23)〜図38の(33)に示
されている3回目の原稿循環においては、1回目の原稿
循環のときと同様な動作が行われる。ただし1回目の原
稿循環において空搬送された原稿D2,D4に対して
は、読取位置23にて読取露光動作を行い、中間トレイ
79から給紙手段92aによって上取りされる記録紙P
の他方面に複写し、前記両面複写を完了した記録紙Pは
排紙トレイ71へ排出する。中間トレイ79の給紙位置
に位置する原稿D5が複写済みの記録紙Pは、複写の必
要がないので、図39の(34)のように、直ちに排紙
トレイに排出される。こうして3回目の原稿循環の終了
時において、排紙トレイ71には2部数目の両面複写W
2が完成しており、中間トレイ79には奇数頁が一方面
に複写された記録紙Pが積重されている。
【0065】次に4回目の原稿循環が実行される。図4
0の(35)に示すように、再び後端整合板4,40に
よって積重される原稿Dおよび記録紙Pが給紙位置へも
たらされ、図41の(36)に示すように、原稿D5が
複写された記録紙Pは給紙手段10aによって上取りさ
れ、反転された後、排紙トレイ71に排出される。原稿
D5が給紙されたときは、原稿D5を複写する必要がな
いので、空搬送して載置部材1に再収納する。図42の
(37),図43の(38)に示すように、原稿D4が
給紙されたときは、中間トレイ79から原稿D3が複写
された記録紙Pが給紙手段92aによって上取り給紙さ
れ、他方面に原稿D4が複写された後に反転されて排紙
トレイ71に排出される。
【0066】原稿D3は、図44の(39)に示すよう
に空搬送される。原稿D2が給紙されたときは、図45
の(40),図46の(41)に示すように中間トレイ
79から原稿D1が複写された記録紙Pが供給され、他
方面に原稿D2が複写された後に反転されて排紙トレイ
71に排出される。原稿D1は、図47の(42)に示
すように空搬送されこうして4回目の原稿循環が終了す
る。図47の(42)は原稿Dを最初に載置した状態と
同一であり、排紙トレイ71には3部数の両面複写W1
〜W3が完成している。
【0067】図48〜図80は、偶数枚の片面原稿から
両面複写を得る際の複写動作を説明するための簡略化し
た断面図である。ここでは、原稿枚数が偶数(本実施例
では4枚の原稿)であって、両面複写の部数が3部数の
場合の動作について説明する。
【0068】片面原稿Dは、図48の(1)のように、
複写すべき原稿像を上方側に臨ませて、下方から上方へ
頁順を整えて載置部材1上に積重される。複写が開始さ
れると、図49の(2)のように、後端整合板4によっ
て原稿D1〜D4は給紙位置へもたらされ、一方の給紙
手段10aの駆動によって積重方向上方側から上取り給
紙を開始する。したがって、まず図50の(3)のよう
に、最上部の原稿D1が読取位置23に提示される。給
紙トレイ72からは記録紙Pが給紙され、前記記録紙P
の一方面に原稿D1が複写される。複写後、図51の
(4)のように、原稿D1は載置部材1に関して積重さ
れる原稿D2〜D4に隣接する給紙方向上流側に原稿像
を上方に向けて再収納され、記録紙Pは中間トレイ79
に収納される。
【0069】続いて図52の(5)のように、原稿D3
が読取位置23に提示されるが、このときは露光を行う
ことなく、空搬送して載置部材1の前記原稿D1の上方
側に積重して再収納される。次に原稿D3が読取位置2
3に提示されるときは、原稿D1のときと同様の動作を
行い(図53の(6),図54の(7)参照)、原稿D
4のときは原稿D2のときと同様の動作を行う(図55
の(8)参照)。原稿D4は最終原稿であるので、この
時点で原稿枚数が偶数であることが判明し、以降は偶数
原稿モードで複写が行われる。
【0070】続いて2回目の原稿循環の開始のために、
原稿D1〜D4は後端整合板4によって、また中間トレ
イ79の記録紙Pは後端整合板40によって、それぞれ
給紙位置へもたらされる(図56の(9)参照)。前記
計数動作によって原稿枚数が偶数であることが判明して
いるので、原稿D4が一方面に複写された記録紙Pの他
方面には原稿D3の複写を行う必要がある。
【0071】2回目の原稿循環が開始すると、給紙手段
10aによって原稿D4が上取りされて給紙され、図5
7の(10)のように、読取位置23にて露光され、中
間トレイ79の原稿D3が一方面に複写された記録紙P
が給紙手段92aによって上取り給紙される。前記読取
られた原稿D4の原稿像は、図58の(11)のよう
に、前記記録紙Pの他方面に複写され、反転されて排紙
トレイ71へ排出される。また、前記読取られた原稿D
4は載置部材1の前記給紙方向上流側付近に再収納され
る。次に原稿D3が読取位置23に提示されると、給紙
トレイ72から新しい記録紙Pを給紙して複写を行い
(図59の(12)参照)、前記原稿D3は載置部材1
へ、また一方面に複写された記録紙Pは中間トレイ79
へ収納される(図60の(13)参照)。原稿D2が読
取位置23に提示されると、原稿D4のときと同様の動
作を行い(図61の(14),図62の(15)参
照)、原稿D1のときは原稿D3のときと同様の動作を
行う(図63の(16),図64の(17)参照)。こ
うして2回目の原稿循環が終了し、排紙トレイ71には
頁順が整合した1部数目の両面複写W1が完成し中間ト
レイ79には1回目の原稿循環終了時と同様に奇数頁が
一方面に複写された記録紙Pが積重される。
【0072】続いて3回目の原稿循環を開始するため
に、原稿Dは後端整合板4によって、また中間トレイ7
9の記録紙Pは後端整合板40によってそれぞれ給紙位
置へもたらされる(図65の(18)参照)。図66の
(19)〜図73の(26)に示される3回目の原稿循
環では、前述の2回目の原稿循環において同一の原稿に
対して行われた搬送とほぼ同一の動作が実行される。し
たがって、給紙手段10aによって上取り給紙される原
稿D1,D3に関しては、給紙トレイ72から新たな記
録紙Pを給紙して一方面に複写し、こうして奇数頁が複
写された記録紙Pは中間トレイ79に積重して収納され
る。一方、原稿D2,D4に関しては、2回目の原稿循
環にて中間トレイ79に積重されていた記録紙Pを給紙
手段92aによって上取り給紙し、他方表面に読取った
原稿像を複写し、反転せずに排紙トレイ71へ排出す
る。こうして図73の(26)に示される3回目の原稿
循環が終了した時点で、排紙トレイ71には2部数目の
頁順の整合した両面複写W2が完成する。また、中間ト
レイ79には、1回目の原稿循環終了時と同様に奇数頁
が一方面に複写された記録紙Pが積重される。
【0073】次に4回目の原稿循環の開始のために、前
記原稿Dおよび中間トレイ79の記録紙Pが図74の
(27)のように、給紙位置へもたらされる。3部数目
を形成するための最終循環である4回目の原稿循環が開
始すると、給紙手段10aによる上取りによって原稿D
4が給紙されたときは、図75の(28)のように、読
取位置23に提示されて原稿像が読取られ、中間トレイ
72から給紙手段92aによって上取りされた、一方面
に原稿D3が複写されている記録紙Pの他方面に複写さ
れる。前記原稿D4は、図76の(29)のように、載
置部材1へ上戻しによって再収納され、両面複写の完了
した記録紙Pは排紙トレイ71へ排出される。原稿D3
は、複写をする必要がないので、図77の(30)のよ
うに、読取位置23で読取ることなく、空搬送して載置
部材1へ再収納する。原稿D2は、図78の(31),
図79の(32)に示すように原稿D4が給紙されたと
きと同様な動作を行い、読取った原稿像を一方面に原稿
D1が複写された記録紙Pに複写する。さらに原稿D1
は、図80の(33)のように、原稿D2と同様の動作
を行い、読取位置23にて読取露光することなく空搬送
して載置部材1上に再収納する。
【0074】こうして、4回目の原稿循環が終了した時
点で、排紙トレイ71には3部数の両面複写W1〜W3
が完成する。
【0075】なお、本実施例において示した記録紙Pの
排紙トレイ71への排紙状態は単に一例を示しているの
であって、たとえば、いわゆるソータなどを用いて頁順
の調整や表裏表面の反転などを任意に設定してもよい。
【0076】したがって本実施例によれば、1回目の原
稿循環で奇数頁目の複写を実行するとともに、原稿枚数
の計数動作が完了し、前記計数結果に基づいて2回目の
原稿循環以降の複写動作を切換えることができる。こう
して1回毎の原稿循環を有意義に利用し、総括的にn循
環で(n−1)部数の両面複写を実現することができ
る。したがって片面原稿から校合した両面複写を得る際
に、操作者によって原稿枚数を計数する必要もなく、最
終的に両面複写を得るまでに費やす時間を格段に短縮す
ることができる。したがって複写機の利便性が向上され
る。
【0077】次に、片面原稿−片面複写モードの場合を
説明する。前記場合には、載置部材1に、たとえば原稿
像を上方に臨ませて積重される原稿に対して給紙手段1
0bによって積重方向最下位から順次下取り給紙し、読
取位置23へ搬送する。読取位置23では、光学系31
によって搬送されてきた原稿の原稿像が読取露光され、
給紙トレイ72から給紙される新しい記録紙Pの一方面
に複写後、排出される。したがって中間トレイ79は使
用されない。前記原稿像が読取られた原稿Dは載置部材
1上に再収納されて積重される。すなわち片面原稿−片
面複写モードでは、載置部材1周辺は下取り上戻し構造
で実現される。
【0078】次に両面原稿−両面複写モードについて説
明する。両面原稿Dは、頁順が上方から下方へ揃うよう
に整合して載置部材1上に積重される。給紙位置へもた
らされた原稿Dに対して、給紙手段10bが機能し、積
重方向最下位から順に下取り給紙され、搬送経路29を
用いて表裏表面を反転することなく、読取位置23へ搬
送する。読取位置へ臨む原稿像は光学系31によって読
取露光され、給紙トレイ72から給紙される記録紙Pの
一方面に複写され、前記記録紙Pは反転経路78を経て
中間トレイ79に積重して収納される。前記原稿像が読
取られた原稿は載置部材1に再収納して積重される。こ
うして1回目の原稿循環によって載置当初において下方
側を臨んでいた原稿像が記録紙Pの各一方面に複写され
る。
【0079】なお前記1回目の原稿循環によって載置当
初の原稿の表裏表面からは反転した状態で積重される。
【0080】続いて後端整合板4によって給紙位置へも
たらされた原稿Dは再び給紙手段10bによって積重方
向最下位から順に下取り給紙され、搬送経路29を用い
て表裏表面を反転することなく読取位置23へ搬送す
る。前記読取位置23で読取られる原稿像は、中間トレ
イ79から給紙手段92bによって積重方向最下位から
下取り給紙される記録紙の他方面に複写される。こうし
て両表面に複写された記録紙Pは反転することなく排紙
トレイ71へ排出される。前記読取位置23での読取り
を終了した原稿Dは載置部材1へ順次積重して再収納さ
れ、こうして2循環によって1部数の両面複写が完成す
る。すなわち、両面原稿−両面複写モードでは、載置部
材1周辺および中間トレイ79周辺は下取り上戻し構造
で実現できる。
【0081】このように、各種複写態様での複写動作
は、RDH51と複写機52とを協働することで実行で
きる。このように本実施例によれば、片面原稿から校合
した両面複写を得る際に、1回目の原稿循環によって計
数動作とともに、すでに約半部数の複写動作を実行し、
さらに前記計数結果に基づいて枚数に態様する制御動作
に切換え、残余の複写動作を実行する。これらの動作を
重複することによって、n回の原稿循環で(n−1)部
数の両面複写を完成することができる。こうして前記片
面原稿から校合した両面複写を得る際に操作者によって
計数動作を行う必要がなく、さらに両面複写の作成に要
する時間が格段に短縮される。また、積重される原稿D
は、いわゆる上取り上戻し構造によって循環するので、
前記載置部材へ原稿を再収納させる構成が繁雑化するこ
とがなく、また紙詰まりなどの危険性も回避できる。
【0082】なお本実施例においては、転写形静電式複
写機の構成に関連して説明しているけれども、たとえば
この他に、感光性を有する記録紙に複写するような構成
であってもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、第1載置部に積重され
た原稿の読取位置への搬送に並行して、該読取位置で原
稿像が読取られた原稿を第2載置部に戻して積重するの
で、従来に比べ簡単な構造で、しかも、原稿の搬送及び
戻し動作を交互に行うことなく、原稿の搬送及び戻し動
作を並行して行うことができ、原稿の搬送(循環)時間
を短縮することができる。
【0084】さらに、第2載置部に戻された原稿を原稿
移動手段により第1載置部へ移動させているので、例え
ば、複数枚の片面原稿から両面原稿を複写する場合に、
使用者が原稿を移動させる手間が省け、しかも、移動忘
れによる不都合をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である循環式原稿供給装置5
1を備える静電式複写機52の簡略化した構成を示す断
面図である。
【図2】循環式原稿供給装置51を拡大して示す断面図
である。
【図3】後端整合板4を移動する構成を説明するための
図である。
【図4】複写機52の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図5】操作パネル116の一部平面図である。
【図6】複写機52において奇数枚の片面原稿から両面
複写を得る際の複写動作(1)を説明するための簡略化
した断面図である。
【図7】複写機52において奇数枚の片面原稿から両面
複写を得る際の複写動作(2)を説明するための簡略化
した断面図である。
【図8】複写機52において奇数枚の片面原稿から両面
複写を得る際の複写動作(3)を説明するための簡略化
した断面図である。
【図9】複写機52において奇数枚の片面原稿から両面
複写を得る際の複写動作(4)を説明するための簡略化
した断面図である。
【図10】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(5)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図11】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(6)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図12】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(7)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図13】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(8)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図14】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(9)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図15】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(10)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図16】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(11)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図17】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(12)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図18】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(13)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図19】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(14)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図20】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(15)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図21】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(16)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図22】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(17)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図23】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(18)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図24】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(19)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図25】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(20)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図26】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(21)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図27】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(22)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図28】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(23)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図29】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(24)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図30】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(25)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図31】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(26)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図32】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(27)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図33】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(28)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図34】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(29)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図35】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(30)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図36】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(31)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図37】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(32)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図38】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(33)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図39】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(34)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図40】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(35)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図41】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(36)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図42】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(37)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図43】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(38)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図44】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(39)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図45】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(40)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図46】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(41)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図47】複写機52において奇数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(42)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図48】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(1)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図49】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(2)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図50】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(3)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図51】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(4)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図52】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(5)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図53】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(6)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図54】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(7)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図55】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(8)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図56】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(9)を説明するための簡略
化した断面図である。
【図57】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(10)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図58】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(11)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図59】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(12)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図60】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(13)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図61】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(14)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図62】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(15)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図63】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(16)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図64】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(17)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図65】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(18)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図66】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(19)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図67】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(20)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図68】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(21)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図69】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(22)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図70】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(23)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図71】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(24)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図72】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(25)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図73】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(26)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図74】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(27)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図75】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(28)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図76】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(29)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図77】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(30)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図78】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(31)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図79】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(32)を説明するための簡
略化した断面図である。
【図80】複写機52において偶数枚の片面原稿から両
面複写を得る際の複写動作(33)を説明するための簡
略化した断面図である。
【符号の説明】
1 載置部材 2 給紙方向 4 後端整合板 10 給紙手段 23 読取位置 31 光学系 55 透明板 64 感光体 79 中間トレイ 92 給紙手段 D 原稿 P 記録紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を給紙するための第1載置部と、該
    第1載置部に並設された原稿を戻すための第2載置部
    と、 前記第1載置部に載置された原稿を読取位置に搬送する
    搬送手段と、 読取位置で原稿像が読取られた原稿を前記第2載置部上
    に戻す原稿戻し手段と、 前記原稿戻し手段により前記第2載置部上に全ての原稿
    が積重されたときに、当該原稿を前記第1載置部側へ移
    動させる原稿移動手段とを備えたことを特徴とする循環
    式原稿供給装置。
JP8254193A 1996-09-26 1996-09-26 循環式原稿供給装置 Pending JPH09120183A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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