JPH09152754A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09152754A
JPH09152754A JP7312394A JP31239495A JPH09152754A JP H09152754 A JPH09152754 A JP H09152754A JP 7312394 A JP7312394 A JP 7312394A JP 31239495 A JP31239495 A JP 31239495A JP H09152754 A JPH09152754 A JP H09152754A
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JP7312394A
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English (en)
Inventor
Aiko Matsuda
愛子 松田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Publication of JPH09152754A publication Critical patent/JPH09152754A/ja
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OHPフィルムに新たに合い紙を挟むことな
くOHPフィルムの形成画像を容易に確認可能にする。 【解決手段】 OHP原稿合い紙モードのときは、分岐
ガイド82を実線で示す向きに切り換えておく。原稿載
置台13に上向きに載置された原稿は、反転してコンタ
クトガラス2の所定位置に下向きにセットされ、走査が
終了すると、反転して原稿排出部18に上向きに排出さ
れる。一方、原稿画像がコピーされたOHPフィルム
は、コピー面が上向きの状態で、原稿排出部18に排出
された原稿の上に積層される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OHPフィルムに
対して画像形成が可能な画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、透明なOHPフィルムに画像形成
を行う際に、排出部に積層されたOHPフィルムに形成
された画像内容が容易に確認できるようにOHPフィル
ムに挟むための普通紙(以下、合い紙という)を別の給
紙部から給紙するようにした画像形成装置が提案されて
いる(特開平3−23472号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
3−23472号公報記載の画像形成装置では、原稿と
は別に、合い紙が常にOHPフィルムに挟まれることに
なるので、合い紙に原稿画像を複写した場合には、原稿
自体が余分になってしまうことになる。また、原稿を合
い紙としてOHPフィルムに挟みたい場合には、自動的
に挟まれた合い紙と原稿を手作業で入れ替える必要があ
るので作業性が非常に低下するとともに、合い紙が無駄
になっていた。
【0004】本発明は、上記問題を解決するもので、O
HPフィルムに新たに合い紙を挟むことなくOHPフィ
ルムの形成画像が容易に確認可能な画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、原稿を走査して画像を得る走査手段と、
載置された原稿を1枚ずつ搬送してコンタクトガラス上
にセットし、このセットされた原稿が走査された後、こ
の原稿を排出部に排出する自動原稿搬送手段と、上記走
査によって得られた画像を転写紙に形成する画像形成手
段と、上記画像が形成された転写紙を上記排出部に排出
する排出手段とを備えたものである(請求項1)。
【0006】この構成によれば、原稿が走査されて得ら
れた画像が転写紙に形成され、原稿が排出される排出部
に、この画像が形成された転写紙が排出される。
【0007】また、請求項1記載の画像形成装置におい
て、各原稿毎に複数の転写紙に画像を形成させる画像形
成制御手段を備えたものである(請求項2)。
【0008】この構成によれば、排出部には、複数の転
写紙毎に原稿が積層して排出されることとなり、転写紙
が原稿によってグループ分けされる。
【0009】また、請求項1記載の画像形成装置におい
て、上記転写紙は、OHPフィルムであって、このOH
Pフィルムを上記排出部において上記原稿の表面側に積
層して排出させる排出制御手段を備えたものである(請
求項3)。
【0010】この構成によれば、原稿の表面側に積層し
て画像が形成されたOHPフィルムが排出され、原稿が
OHPフィルムの合い紙として作用する。
【0011】また、請求項3記載の画像形成装置におい
て、上記走査によって得られた画像を鏡像に変換し、こ
の変換された鏡像を上記画像形成手段に導く変換手段を
備え、上記排出制御手段は、上記OHPフィルムをその
画像形成面が上記原稿に対向する向きにして排出させる
ものである(請求項4)。
【0012】この構成によれば、原稿の表面側に積層し
て、原稿に対向する面に原稿の鏡像が形成されたOHP
フィルムが排出され、原稿がOHPフィルムの合い紙と
して作用する。OHPフィルムは透明であるので、鏡像
が形成された面の反対側を表とすることによって、原稿
画像が得られることとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る画像形成装置
の第1実施形態の内部構成を示す正面図である。この画
像形成装置は、図1に示すように、装置本体1と、この
装置本体1の上部の原稿押えを兼用する原稿搬送装置1
0及び右側部の給紙部30とを備えてなる。装置本体1
の上面中央にはコンタクトガラス2が、上面手前側には
操作表示部40(図3参照)が配設され、内部には露光
部50、像形成部60、用紙搬送部70、定着部85及
び両面コピー部90が配設されている。
【0014】まず、図1、図2を用いて上記原稿搬送装
置10について説明する。図2は図1の原稿搬送装置1
0の右側面図である。
【0015】上記原稿搬送装置10は、図2に示すよう
に、下端に上記コンタクトガラス2に対向して配設され
た搬送ベルト11と、上面に形成された中間載置部12
と、この中間載置部12の上方に配設された原稿載置台
13と、右側に配設された原稿搬入路14と、左側に配
設された原稿搬出路15とを備えている。また、図1に
示すように、上記中間載置部12の左方に配設された原
稿排出路16と、その左方に配設された排出ローラ対1
7と、左端に配設された原稿排出部18とを備えてい
る。
【0016】上記原稿載置台13は、原稿を上向きに載
置するもので、この原稿載置台13には、一対の載置ガ
イド19,19が配設されている。この載置ガイド1
9,19は、図1中、左側が固定され、右側が左右にス
ライド可能にされてなり、これによって固定側の載置ガ
イド19を基準端とし、スライド可能な載置ガイド19
を原稿サイズに合わせてスライドさせることによって、
複数原稿の両端が揃えられて積層載置されるように構成
されている。なお、上記原稿載置台13は、図略の原稿
センサ及び原稿サイズ検出部を備えている。
【0017】上記原稿搬入路14は、図2に示すよう
に、原稿載置台13に載置された原稿を反転して搬送ベ
ルト11とコンタクトガラス2との間に導くガイド板か
ら構成され、このガイド板には、原稿を搬送する搬送ロ
ーラ対が配設されている。
【0018】上記搬送ベルト11は、複数のプーリに張
設された無端ベルトからなり、搬入された原稿をコンタ
クトガラス2上の所定位置にセットするとともに、光学
部50による走査終了後にコンタクトガラス2から搬出
するものである。
【0019】上記原稿搬出路15は、搬送ベルト11に
よりコンタクトガラス2から搬出された原稿を反転して
上記中間載置部12に導くガイド板から構成され、この
ガイド板には原稿を搬送する搬送ローラ対が配設されて
いる。
【0020】上記中間載置部12は、搬出されてきた原
稿を一旦載置するもので、この中間載置部12には、原
稿サイズに合わせて図2中、左右方向にスライド可能な
原稿当接部20が立設されている。この中間載置部12
には、図1に示すように、その左端部にピックアップロ
ーラ21が配設されている。
【0021】このピックアップローラ21は、図1に示
すように、上記中間載置部12の左端上方に紙面奥行き
方向に配設された回転軸22に立設された一対の腕部材
23の先端間にローラ軸が連結されることによって支持
されている。この腕部材23は、上記回転軸22を中心
として回動可能に構成されており、上記ピックアップロ
ーラ21は、上記腕部材23の回動によって、中間載置
部12に載置された原稿に当接する搬送位置とその上方
の退避位置との間を昇降可能になっている。なお、ピッ
クアップローラ21は、通常、退避位置に配置されてい
る。
【0022】上記原稿排出路16は、原稿を上記排出ロ
ーラ対17に導くガイド板から構成され、このガイド板
には原稿を搬送する搬送ローラ対が配設されている。
【0023】次に、図1を用いて、他の構成について説
明する。上記給紙部30は、給紙デッキ部31,32,
33及び手差し給紙部34から構成されている。給紙デ
ッキ部31,32,33は、それぞれ上方の給紙位置と
下方の補給位置間を昇降可能にされた用紙載置板40を
備えており、この用紙載置板40上に転写紙が載置され
る。そして、上記給紙位置において積層載置された転写
紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙ローラ35に
当接して順次給紙されるようになっている。手差し給紙
部34は、手差しトレイ36を備え、この手差しトレイ
36に積層載置された転写紙の最上段の転写紙が回転駆
動される給紙ローラ35に当接して順次給紙される。上
記給紙部30の各部から、転写紙として普通紙及びOH
Pフィルムが給紙可能になっている。
【0024】上記露光部50は、露光ランプ51及び反
射板52からなる光源部と、反射鏡53a,53b,5
3c,53d,53e,53fと、レンズ部54とを備
えている。上記光源部及び反射鏡53aと、反射鏡53
b,53cとは、それぞれ所定の速度で図面左右方向に
往復駆動されるようになっており、この往動時に原稿画
像の走査を行って、原稿の光像を生成するものである。
【0025】上記像形成部60は、回転可能に支持され
た感光体61を備えるとともに、この感光体61の周囲
に回転方向上流側から、主帯電部62、ブランクランプ
63、現像部64、転写分離部65、クリーニング部6
6及び除電部67を備えてなる。
【0026】主帯電部62は、感光体61表面を所定電
位に均一帯電させるものである。ブランクランプ63
は、感光体61の幅方向に多数のLEDが配列されてな
り、転写紙サイズに応じて感光体61上の不要な電荷を
消去するものである。このブランクランプ63の直ぐ下
流に原稿の光像を露光する領域が設けられ、この光像に
より感光体61表面に静電潜像が形成されるようになっ
ている。現像部64は、静電潜像にトナーを付着させて
トナー像を形成するものである。転写分離部65は、感
光体61表面のトナー像を転写紙に転写するとともに、
転写後の転写紙を感光体61から分離させるものであ
る。クリーニング部66は、転写後の感光体61の表面
に残留しているトナーを清掃するものである。除電部6
7は、感光体61表面の残留電荷を消去するものであ
る。
【0027】上記用紙搬送部70は、搬送方向上流側か
ら、給紙部30から給紙された転写紙を感光体61に向
けて搬送する搬送ローラ対71、フィードローラ対7
4、露光部50の走査タイミングに同期して駆動される
レジストローラ対75、感光体61から分離された転写
紙を搬送する搬送ベルト76、転写紙上に転写されたト
ナー像を定着する定着部85、定着後の転写紙を搬送す
る搬送ローラ対77,78,79,80,81を備えて
いる。
【0028】上記フィードローラ対74の上流側及び下
流側には、搬送される転写紙を検出するフィードスイッ
チ72及びレジストスイッチ73が配設されている。
【0029】上記搬送ローラ対77,78間には反転分
岐ガイド91が配設され、上記搬送ローラ対78,79
間には分岐ガイド82が配設され、この分岐ガイド82
の左方には転写紙排出部83が配設されている。
【0030】上記反転分岐ガイド91は、転写紙の搬送
先を上記分岐ガイド82と両面コピー部90とに切り換
えるもので、上記分岐ガイド82は、転写紙の搬送先を
上記原稿排出部18と上記転写紙排出部83とに切り換
えるものである。
【0031】上記両面コピー部90は、上記反転分岐ガ
イド91によって下方に導かれた転写紙を第1反転路9
2を介して中間ストック部93に一旦収納させるととも
に、この中間ストック部93から第2反転路94を介し
て感光体61に転写紙を表裏反転させた状態で再循環さ
せるように構成されている。
【0032】次に、図3を用いて操作表示部40につい
て説明する。図3は操作表示部40の外観図である。
【0033】操作表示部40は、中央部に配設された表
示パネル41と、その右方に配設されたオールクリアキ
ー42、テンキー43及びプリントキー44と、上記表
示パネル41の下方に配設された給紙部選択キー45
と、上記表示パネル41の左方に配設されたOHP合い
紙モードキー46及びOHP原稿合い紙モードキー47
と、その他のモード設定キー等とを備えている。
【0034】上記表示パネル41は、バックライト付き
液晶表示パネルからなり、設定されたモード等、操作の
ためのメッセージを表示するものである。上記オールク
リアキー42は、全ての設定を初期状態(例えばコピー
倍率を100%、コピー枚数を1枚等)に戻すためのも
のである。上記テンキー43は、コピー枚数等を設定す
るためのものである。上記プリントキー44は、コピー
動作を開始させるためのものである。上記給紙部選択キ
ー45は、給紙デッキ部31,32,33または手差し
給紙部34の内から転写紙を給紙する給紙部を選択する
ものである。
【0035】上記OHP合い紙モードキー46は、転写
紙としてOHPフィルムを用いるときに、合い紙を自動
給紙させるOHP合い紙モードを設定するためのもので
ある。このOHP合い紙モードキー46の左方には、L
EDからなるOHP合い紙モード表示部46a,46b
が設けられている。このOHP合い紙モード表示部46
aは、合い紙にコピーせずに白紙で排出する合い紙白紙
モードを表示するためのもので、上記OHP合い紙モー
ド表示部46bは、合い紙にコピーする合い紙コピーモ
ードを表示するためのものである。
【0036】上記OHP原稿合い紙モードキー47は、
転写紙としてOHPフィルムを用いるときに、原稿を合
い紙とするためにOHPフィルムを原稿排出部18に排
出させるOHP原稿合い紙モードを設定するためのもの
である。このOHP原稿合い紙モードキー47の左方に
は、OHP原稿合い紙モードであることを表示するため
のLEDからなるOHP原稿合い紙モード表示部47a
が設けられている。
【0037】次に、この画像形成装置の制御構成につい
て、図4のブロック図を用いて説明する。この画像形成
装置は、装置本体1を制御する主制御部3及び原稿搬送
装置10を制御する原稿搬送制御部24を備え、主制御
部3が原稿搬送制御部24とシリアル通信を行って各種
のデータや動作タイミングを送受信することにより、各
部の動作制御が行われている。
【0038】原稿搬送制御部24は、原稿搬送装置10
の制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを
保管するRAMが内蔵されたマイクロコンピュータから
なり、原稿搬送装置10の搬送ベルト11やピックアッ
プローラ21等からなる原稿搬送系25の各部の動作を
制御するもので、原稿載置台13に載置された原稿をコ
ンタクトガラス2上の所定位置にセットするものであ
る。また、上記原稿センサによって原稿載置台13上の
原稿の有無を判別するとともに、上記原稿サイズ検出部
によって原稿載置台13に載置された原稿のサイズを検
出する。
【0039】主制御部3は、装置本体1の制御プログラ
ムを記憶するROMや一時的にデータを保管するRAM
が内蔵されたマイクロコンピュータからなり、プリント
キー44が押されるとコピー動作を開始させるものであ
る。また、給紙部選択キー45で選択された給紙デッキ
の転写紙サイズ及び原稿搬送制御部24で検出された原
稿サイズからコピー倍率を算出し、これに基づいて、給
紙部30、露光部50像形成部60及び用紙搬送部70
の各部の動作を制御するものである。
【0040】また、主制御部3は、次の〜の各機能
を有する。 OHP原稿合い紙モードキー47が押されると、OH
P原稿合い紙モードを設定し、OHP原稿合い紙モード
表示部47aを点灯させ、プリントキー44が押される
とコピー動作を開始してOHPフィルムを給紙部30か
ら給紙させ、OHPフィルムに対してコピー動作を行っ
て排出させる。そして、分岐ガイド82は、図1中、実
線で示す向きに切り換えておき、コピーが行われたOH
Pフィルムを原稿排出部18に排出する。このとき、原
稿が先に原稿排出部18に排出されるように、搬送ロー
ラ対77〜81の駆動を調整する。
【0041】OHP合い紙モードキー46が押される
と、OHP合い紙モードの合い紙白紙モードを設定し、
合い紙モード表示部46aを点灯させ、プリントキー4
4が押されるとコピー動作を開始して、合い紙及びOH
Pフィルムを交互に給紙部30から給紙させる。そし
て、合い紙に対してコピー動作を行わずに白紙のままで
排出させ、OHPフィルムに対してコピー動作を行って
排出させる。このとき、分岐ガイド82は、図1中、仮
想線で示す向きに切り換えておき、双方とも転写紙排出
部83に排出する。
【0042】OHP合い紙モードキー46が更に1回
押されると、OHP合い紙モードの合い紙コピーモード
を設定し、合い紙モード表示部46aを消灯させるとと
もに合い紙モード表示部46bを点灯させ、プリントキ
ー44が押されるとコピー動作を開始して、合い紙及び
OHPフィルムを交互に給紙部30から給紙させ、双方
に対してコピー動作を行って排出させる。このとき、分
岐ガイド82は、上記と同様に配置させておき、双方
とも転写紙排出部83に排出する。
【0043】OHP合い紙モードキー46が更に1回
押されると、合い紙モード表示部46bを消灯させてO
HP合い紙モードを解除する。
【0044】なお、給紙部30からの合い紙及びOHP
フィルムの給紙は、それぞれが収納された給紙部を給紙
部選択キー45で指示し、その指示された給紙部から合
い紙及びOHPフィルムを交互に給紙するようにすれば
よい。また、給紙デッキ31〜33及び手差し給紙部3
4に合い紙及びOHPフィルムを判別するセンサを配設
し、OHP合い紙モードキー46又はOHP原稿合い紙
モードキー47が押されたときに、主制御部3によって
自動的に給紙部を選択するようにしてもよい。
【0045】次に、図1、図2を用いてOHP原稿合い
紙モードキー47(図3)が押されたときのコピー動作
について説明する。
【0046】OHP原稿合い紙モードキー47(図3)
が押されると、OHP原稿合い紙モードが設定され、O
HP原稿合い紙モード表示部47a(図3)が点灯する
とともに、分岐ガイド82が図1中、実線で示す向きに
切り換えられる。
【0047】プリントキー44(図3)が押されるとコ
ピー動作が開始され、転写紙(OHPフィルム)が給紙
ローラ35によって給紙されるとともに、原稿載置台1
3に上向きに載置された原稿が、原稿搬入路14を通っ
て反転してコンタクトガラス2の所定位置に下向きにセ
ットされる。そして、光源部からの光がコンタクトガラ
ス2上の原稿で反射し、その反射光が反射鏡53a〜5
3cを介してレンズ部54に導かれた後、反射鏡53d
〜53fを経て感光体61を露光する。
【0048】このとき、帯電部62により感光体61表
面が一律に帯電されており、露光部50により感光体6
1の転写領域が露光されて静電潜像が形成され、次い
で、現像部64から感光体61に供給される帯電トナー
が上記静電潜像に付着して現像が行われる。
【0049】コンタクトガラス2上の原稿は、走査が終
了すると、原稿搬出路15を通って反転して中間載置部
12に上向きに一旦載置され、次いでピックアップロー
ラ21が上記搬送位置に下降して回転駆動し、原稿排出
路16を通って排出ローラ対17によって原稿排出部1
8に上向きに排出される。
【0050】一方、給紙された転写紙は、用紙搬送部7
0によってレジストローラ対75まで搬送され、露光部
50の動作に同期してレジストローラ対75により搬送
され、感光体61と転写分離部65の隙間に搬送され、
転写分離部65により感光体61のトナー像が転写さ
れ、次いで感光体61から分離される。
【0051】分離された転写紙は、搬送ベルト76によ
り搬送され、定着部85によりトナー像が紙面に定着さ
れつつ搬送され、更に搬送ローラ対77〜81により搬
送されて、排出ローラ対17によって、原稿排出部18
に排出された原稿の上に、トナー像形成面が上向きに排
出される。
【0052】このように、原稿排出部18に上向きに排
出された原稿の上に、原稿画像がコピーされたOHPフ
ィルムを画像形成面が上向きになるように排出したの
で、原稿自体が合い紙として作用し、OHPフィルムの
形成画像を容易に確認することができる。また、新たな
合い紙が不要になり、省資源を図ることができる。
【0053】また、第1実施形態によれば、原稿毎に簡
易的なグループ分けを行うことができる。すなわち、原
稿を普通紙からなる複数枚の転写紙にコピーし、全ての
転写紙を原稿排出部18に排出した後に原稿を排出す
る。これによって、図5(a)に示すように、縮小コピ
ーC1,C2,C3を行った場合には、原稿G1,G
2,G3によってグループ分けを行うことができる。ま
た、等倍コピーの場合でも原稿の地色が転写紙と異なる
場合には、同様に原稿によってグループ分けを行うこと
ができる。
【0054】なお、この場合において、コピーされた複
数枚の転写紙を原稿毎に両面コピー部90の中間ストッ
ク部93に一旦待機させておき、原稿が原稿排出部18
に排出された後に、待機させておいた転写紙を中間スト
ック部93から搬出して原稿排出部18に排出するよう
にしてもよい。この場合には、図5(b)に示すよう
に、原稿G1,G2,G3の上に当該原稿に対応する縮
小コピーC1,C2,C3を積層することができ、これ
によって、原稿によるグループ分けが容易に確認でき、
コピー後の操作性を向上することができる。
【0055】図6は本発明に係る画像形成装置の第2実
施形態の内部構成を示す正面図である。なお、第1実施
形態と同一機能を果たすものには同一符号を付し、相違
点についてのみ説明する。
【0056】第2実施形態の画像形成装置は、図6に示
すように、装置本体1と、この装置本体1の上部の原稿
押えを兼用する原稿搬送装置10とを備えてなる。装置
本体1の上面中央にはコンタクトガラス2が、上面手前
側には操作表示部40(図3参照)が配設され、内部に
は給紙部30、露光部50、像形成部60、用紙搬送部
70、定着部85及び両面コピー部90が配設されてい
る。
【0057】第2実施形態では、上記露光部50が、第
1実施形態のアナログ光学系と異なりディジタル光学系
から構成され、制御構成は第1実施形態と同様の構成を
有している。
【0058】上記給紙部30は、手差し給紙部34及び
給紙カセット挿入部37,37を備えており、この給紙
カセット挿入部37,37には、転写紙が収納された給
紙カセットが挿入されるように構成されている。
【0059】上記露光部50は、露光ランプ51及び反
射板52からなる光源部と、反射鏡53a,53b,5
3cと、レンズ部54と、撮像素子55と、画像処理部
56と、レーザ光学部57とを備えている。
【0060】上記光源部及び反射鏡53aと、反射鏡5
3b,53cとは、それぞれ所定の速度で図面左右方向
に往復駆動されるようになっており、この往動時に原稿
画像の走査を行って、原稿の光像を生成するものであ
る。
【0061】上記レンズ部54は、原稿からの反射光を
撮像素子55に結像させるものである。上記撮像素子5
5は、CCDラインセンサ等からなり、結像された原稿
画像を読み取るものである。
【0062】上記画像処理部56は、撮像素子55でラ
イン毎に読み取られた原稿画像を記憶し、得られた画像
データをレーザ光学部57に出力するものである。ま
た、この画像処理部56は、OHP原稿合い紙モードの
ときには、上記原稿画像と対向したときに互いに重なり
合う鏡像がOHPフィルムに形成されるように画像デー
タを変換してレーザ光学部57に出力する。
【0063】上記レーザ光学部57は、レーザ光源やポ
リゴンミラー等からなり、画像処理部56で得られる画
像データを用いて感光体61を露光するものである。
【0064】なお、上記撮像素子55と上記画像処理部
56、上記画像処理部56と上記レーザ光学部57は、
それぞれ電気的に接続されている。
【0065】上記像形成部60は、回転可能に支持され
た感光体61を備えるとともに、この感光体61の周囲
に回転方向上流側から、主帯電部62、現像部64、転
写分離部65、クリーニング部66及び除電部67を備
えてなり、主帯電部62の直ぐ下流にレーザ光学部57
からの原稿の光像を露光する領域が設けられ、この光像
により感光体61表面に静電潜像が形成されるようにな
っている。
【0066】次に、図6を用いてOHP原稿合い紙モー
ドキー47(図3)が押されたときのコピー動作につい
て説明する。
【0067】OHP原稿合い紙モードキー47(図3)
が押されると、OHP原稿合い紙モードが設定され、O
HP原稿合い紙モード表示部47a(図3)が点灯する
とともに、分岐ガイド82が図6に示す向きに切り換え
られる。
【0068】そして、プリントキー44(図3)が押さ
れるとコピー動作が開始され、転写紙(OHPフィル
ム)が給紙ローラ35によって給紙されるとともに、原
稿が原稿載置台13から搬送されてコンタクトガラス2
の所定位置にセットされ、光源部からの光がコンタクト
ガラス2上の原稿で反射し、その反射光が反射鏡53a
〜53cを介してレンズ部54に導かれた後、撮像素子
55に結像する。撮像素子55でライン毎に読み取られ
た原稿画像は、画像処理部56で所定の画像処理が行わ
れ、上記原稿画像の鏡像が形成されるように画像データ
が変換されてレーザ光学部57に送出され、このレーザ
光学部57によって感光体61が露光される。
【0069】このとき、帯電部62により感光体61表
面が一律に帯電されており、露光部50により感光体6
1の転写領域が露光されて静電潜像が形成され、次い
で、現像部64から感光体61に供給される帯電トナー
が上記静電潜像に付着して現像が行われる。
【0070】一方、給紙された転写紙は、用紙搬送部7
0によってレジストローラ対75まで搬送され、レーザ
光学部57の動作に同期してレジストローラ対75によ
り搬送され、感光体61と転写分離部65の隙間に搬送
され、転写分離部65により感光体61のトナー像が転
写され、次いで感光体61から分離される。
【0071】分離された転写紙は、搬送ベルト76によ
り搬送され、定着部85によりトナー像が紙面に定着さ
れつつ搬送され、更に搬送ローラ対77〜81により搬
送されて、排出ローラ対17によって、原稿排出部18
に排出される。
【0072】また、コンタクトガラス2上の原稿は、走
査が終了すると、原稿搬出路15を通って排出ローラ対
17によって原稿排出部18に排出される。このとき、
転写紙が先に原稿排出部18に排出されるように、原稿
搬出路15の搬送ローラ対の駆動が調整される。
【0073】そして、原稿排出部18には、図7に示す
ように、トナー像形成面が上面になる向きに載置された
OHPフィルムF1の上に、画像面が下面になる向きの
原稿G1が積層される。ここで、OHPフィルムF1の
トナー像は原稿画像の鏡像になっているので、OHPフ
ィルムF1はトナー像形成面の反対面を表とすることに
よって、原稿画像を得ることができる。
【0074】このように、原稿画像の鏡像がコピーされ
たOHPフィルムの上に原稿を排出するようにしたの
で、原稿を合い紙として用いることによりOHPフィル
ムの形成画像を容易に確認することができる。また、新
たな合い紙が不要になり、省資源を図ることができる。
【0075】図8は上記第2実施形態の変形形態の内部
構成を示す正面図である。なお、第2実施形態と同一機
能を果たすものには同一符号を付し、相違点についての
み説明する。
【0076】この変形形態は、図8に示すように、分岐
ガイド82から左方に延びて形成された排出反転路84
を備えている。この排出反転路84は、転写紙の表裏を
反転して原稿排出部18に左側から排出するように転写
紙を導くガイド板から構成され、上記搬送ローラ対79
〜81は、この排出反転路84に配設されている。
【0077】また、上記画像処理部56は、OHP原稿
合い紙モードのときには、原稿画像の走査データを原稿
の後端側を先頭としてレーザ光学部57に出力する。な
お、この変形形態では、上記画像処理部56は、原稿画
像の鏡像への変換処理を行わない。
【0078】この変形形態によれば、原稿排出部18に
は、図9に示すように、排出反転路84で表裏が反転さ
れてトナー像形成面が下面になる向きに載置されたOH
PフィルムF2の上に、画像面が下面になる向きの原稿
G1が積層される。ここで、OHPフィルムF2は前後
方向にも反転されることになるが、原稿画像の走査デー
タを後端側を先頭としているので、OHPフィルムF2
のトナー像は原稿G1の画像に一致することとなる。
【0079】このように、表裏を反転して排出したOH
Pフィルムの上に原稿を排出するとともに、原稿の後端
側を先頭として画像を形成することにより、第2実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、原稿を排出する排出部に画像が形成された転写
紙を排出するようにしたので、画像形成後に転写紙に対
して作業するときに原稿そのものを利用することがで
き、これによって作業性を向上できる。
【0081】また、請求項2の発明によれば、複数の転
写紙毎に原稿を積層して排出するようにしたので、転写
紙サイズが原稿と異なる場合や転写紙の地色が原稿と異
なる場合に、原稿によって転写紙をグループ分けするこ
とができ、これによって画像形成後の作業性を向上する
ことができる。
【0082】また、請求項3の発明によれば、画像が形
成されたOHPフィルムを原稿の表面側に積層して排出
させるようにしたので、別途合い紙を要することなく原
稿自体をOHPフィルムの合い紙として利用することが
でき、作業性を向上するとともに、省資源を図ることが
できる。
【0083】また、請求項4の発明によれば、原稿に対
向する面に原稿の鏡像が形成されたOHPフィルムを排
出するようにしたので、別途合い紙を要することなく原
稿自体をOHPフィルムの合い紙として利用することが
でき、作業性を向上するとともに、省資源を図ることが
できる。この場合に、OHPフィルムは透明であるの
で、鏡像が形成された面の反対側を表とすることによっ
て、原稿画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の内
部構成を示す正面図である。
【図2】図1の原稿搬送装置の右側面図である。
【図3】操作表示部の外観図である。
【図4】制御構成を示すブロック図である。
【図5】(a)(b)は原稿によるグループ分けを説明
する図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の内
部構成を示す正面図である。
【図7】第2実施形態において原稿排出部に排出された
OHPフィルムの画像形成面及び原稿の画像面を説明す
る図である。
【図8】第2実施形態の変形形態の内部構成を示す正面
図である。
【図9】同変形形態において原稿排出部に排出されたO
HPフィルムの画像形成面及び原稿の画像面を説明する
図である。
【符号の説明】
3 主制御部(排出制御手段、画像形成制御手段) 10 原稿搬送装置(自動原稿搬送手段) 18 原稿排出部 24 原稿搬送制御部 30 給紙部 40 操作表示部 46 OHP合い紙モードキー 46a,46b OHP合い紙モード表示部 47 OHP原稿合い紙モードキー 47a OHP原稿合い紙モード表示部 50 露光部(走査手段) 56 画像処理部(変換手段) 60 像形成部(画像形成手段) 70 用紙搬送部(排出手段) 82 分岐ガイド 83 転写紙排出部 84 排出反転路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査して画像を得る走査手段と、
    載置された原稿を1枚ずつ搬送してコンタクトガラス上
    にセットし、このセットされた原稿が走査された後、こ
    の原稿を排出部に排出する自動原稿搬送手段と、上記走
    査によって得られた画像を転写紙に形成する画像形成手
    段と、上記画像が形成された転写紙を上記排出部に排出
    する排出手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    各原稿毎に複数の転写紙に画像を形成させる画像形成制
    御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記転写紙は、OHPフィルムであって、このOHPフ
    ィルムを上記排出部において上記原稿の表面側に積層し
    て排出させる排出制御手段を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、
    上記走査によって得られた画像を鏡像に変換し、この変
    換された鏡像を上記画像形成手段に導く変換手段を備
    え、上記排出制御手段は、上記OHPフィルムをその画
    像形成面が上記原稿に対向する向きにして排出させるも
    のであることを特徴とする画像形成装置。
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