JP3517046B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3517046B2
JP3517046B2 JP31115995A JP31115995A JP3517046B2 JP 3517046 B2 JP3517046 B2 JP 3517046B2 JP 31115995 A JP31115995 A JP 31115995A JP 31115995 A JP31115995 A JP 31115995A JP 3517046 B2 JP3517046 B2 JP 3517046B2
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愛子 松田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、OHPフィルムな
どの特定の転写紙と他の転写紙とに対して異なる画像を
形成するようにした画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、OHPフィルム及びOHPフィル
ムに挟む普通紙(以下、合い紙という)に対して同一の
原稿画像を形成するようにした画像形成装置が提案され
ている(特開平3−23472号公報)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】一般にOHPは多数の
聴衆に対して情報提供を行うものであるので、その聴衆
に応じて原稿記載の機密事項を公表しないように留意す
る必要がある。また、スクリーンに投影したときの見易
さを優先するために、細かい説明事項を省略する等のよ
うな配慮が必要である。一方、合い紙は、作成者の控え
として用いられるので、原稿と同一内容が記載されてい
ることが望ましい。しかしながら、上記特開平3−23
472号公報記載の画像形成装置は、このような事情が
全く考慮されておらず、OHPフィルム及び合い紙に対
して同一の原稿画像が形成されるに過ぎないものであ
る。 【0004】本発明は、上記問題を解決するもので、O
HPフィルムと合い紙に対して異なる画像が形成可能な
画像形成装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、原稿画像を読み取る原稿読取手段と、読
み取った原稿画像と同一の画像をOHPフィルム及び当
該OHPフィルムの台紙として挟む合い紙それぞれに転
写する画像形成手段とを備えた画像形成装置であって、
上記OHPフィルム及び合い紙からOHPフィルムを特
定の転写紙として指示する転写紙指示手段と、原稿の所
定領域を必要に応じてマスキング処理の対象として指定
する手段と、読み取った原稿画像の指定された所定領域
をマスキング処理して編集する画像編集手段と、指示さ
れた上記OHPフィルムに対してのみ編集された原稿画
像を転写させる画像形成制御手段とを備えたものである
(請求項1)。 【0006】この構成によれば、原稿の所定領域がマス
キング処理の対象として指定された場合は、原稿画像が
読み取られ、指示されたOHPフィルムに対して原稿画
像が編集されて転写される。一方、合い紙には、読み取
られた原稿画像がそのまま転写される。 【0007】 【発明の実施の形態】図2は、本発明に係る画像形成装
置の内部構成の一実施形態を示す正面図である。この画
像形成装置は、装置本体1と、この装置本体1の上部の
原稿押えを兼用する原稿搬送装置10、左側部のソータ
部20及び右側部の給紙部30を備えてなる。装置本体
1の上面中央にはコンタクトガラス2が、上面手前側に
は操作表示部40(図4参照)が配設され、内部には露
光部50、像形成部60、用紙搬送部70、定着部80
及び両面コピー部90が配設されている。また、この画
像形成装置は、付属のタブレット100(図3参照)を
備えている。 【0008】上記原稿搬送装置10は、左右端に配設さ
れた載置トレイ11及び排紙台16と、その間に配設さ
れた搬入ローラ対等を有する搬入駆動部12、搬送ベル
ト13、排出ローラ14及び分岐ガイド15とを備える
とともに、図略の原稿センサ及び原稿サイズ検出部を備
えている。この原稿搬送装置10は、載置トレイ11に
載置された原稿を自動的に1枚ずつコンタクトガラス2
上の所定位置まで搬入して、一旦停止させ、原稿の露光
走査後に排紙台16に排出し、あるいは分岐ガイド15
の切換動作により原稿を表裏反転させた状態でコンタク
トガラス2上にセットする両面コピー機能を有するもの
である。 【0009】上記給紙部30は、給紙デッキ部31,3
2,33及び手差し給紙部34から構成されている。給
紙デッキ部31,32,33は、それぞれ上方の給紙位
置と下方の補給位置間を昇降可能にされた用紙載置板4
0を備えており、この用紙載置板40上に転写紙が載置
される。そして、上記給紙位置において積層載置された
転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙ローラ3
5に当接して順次給紙されるようになっている。手差し
給紙部34は、手差しトレイ36を備え、この手差しト
レイ36に積層載置された転写紙の最上段の転写紙が回
転駆動される給紙ローラ35に当接して順次給紙され
る。上記給紙デッキ部31,32,33では、転写紙と
して普通紙及びOHPフィルムが載置可能になってい
る。 【0010】上記露光部50は、露光ランプ51及び反
射板52からなる光源部と、反射鏡53a,53b,5
3c,53d,53e,53fと、レンズ部54とを備
えている。上記光源部及び反射鏡53aと、反射鏡53
b,53cとは、それぞれ所定の速度で図面左右方向に
往復駆動されるようになっており、この往動時に原稿画
像の走査を行って、原稿の光像を生成するものである。 【0011】上記像形成部60は、回転可能に支持され
た感光体61を備えるとともに、この感光体61の周囲
に回転方向上流側から、主帯電部62、ブランクランプ
63、現像部64、転写分離部65、クリーニング部6
6及び除電部67を備えてなる。 【0012】主帯電部62は、感光体61表面を所定電
位に均一帯電させるものである。ブランクランプ63
は、感光体61の幅方向に多数のLEDが配列されてな
り、転写紙サイズ及び後述する編集内容に応じて感光体
61上の不要な電荷を消去するものである。このブラン
クランプ63の直ぐ下流に原稿の光像を露光する領域が
設けられ、この光像により感光体61表面に静電潜像が
形成されるようになっている。現像部64は、静電潜像
にトナーを付着させてトナー像を形成するものである。
転写分離部65は、感光体61表面のトナー像を転写紙
に転写するとともに、転写後の転写紙を感光体61から
分離させるものである。クリーニング部66は、転写後
の感光体61の表面に残留しているトナーを清掃するも
のである。除電部67は、感光体61表面の残留電荷を
消去するものである。 【0013】上記用紙搬送部70は、搬送方向上流側か
ら、給紙部30から給紙された転写紙を感光体61に向
けて搬送する搬送ローラ対71、フィードローラ対7
4、露光部50の走査タイミングに同期して駆動される
レジストローラ対75、感光体61から分離された転写
紙を搬送する搬送ベルト76、転写紙上に転写されたト
ナー像を定着する定着部80、定着後の転写紙を搬送す
る搬送ローラ対77、転写紙をソータ部20へ排出する
排出ローラ対78から構成されている。 【0014】上記フィードローラ対74の上流側及び下
流側には、搬送される転写紙を検出するフィードスイッ
チ72及びレジストスイッチ73が配設されている。ま
た、搬送ローラ対77と排出ローラ対78間には転写紙
の搬送先をソータ部20と両面コピー部90とに切り換
える反転分岐ガイド91が配設されている。 【0015】上記両面コピー部90は、反転分岐ガイド
91によって下方に導かれた転写紙を第1反転路92を
介して中間ストック部93に一旦収納させるとともに、
この中間ストック部93から第2反転路94を介して感
光体61に転写紙を表裏反転させた状態で再循環させる
ように構成されている。 【0016】上記ソータ部20は、排出分岐ガイド21
と、最上段部の排出ビンからなるノンソートビン22
と、複数段の排出ビンを有するソートビン23とを備え
ている。そして、後述するソータ制御部から出力される
制御信号に応じて、上記排出分岐ガイド21が図外の駆
動部により駆動されて揺動変位することにより、転写紙
の排出方向がノンソートビン22とソートビン23に切
り換えられるようになっている。上記ソータ部20は、
ビン昇降部24を備え、装置本体1からの転写紙の排出
に同期してソートビン23の各排出ビンを順次1段ずつ
上下方向の一方向に移動させることにより、転写紙を各
ビン上にそれぞれ排出させて収納するように構成されて
いる。 【0017】次に、図3を用いてタブレット100につ
いて説明する。タブレット100は、図略のスペーサを
介して上下に対向して配設されたX座標検出用シート1
21、Y座標検出用シート122及び保護シート12
3,124から構成され、入力ペン又はそれに相当する
もので任意の点が押さえられると、上記X,Y座標検出
力シート121,122が接触し、この接触した座標位
置に応じた値の抵抗値を出力するものである。 【0018】次に、図4を用いて操作表示部40につい
て説明する。図4は操作表示部40の外観図である。 【0019】操作表示部40は、中央部に配設された表
示パネル41と、その右方に配設されたテンキー42及
びプリントキー43と、上記表示パネル41の下方に配
設された給紙部選択キー44と、上記表示パネル41の
左方に配設されたアップダウンキー45、エンターキー
46、OHP合い紙モードキー47、編集モードキー4
8及びソートキー49と、その他のモード設定キー等と
を備えている。 【0020】上記表示パネル41は、バックライト付き
の液晶表示パネルからなり、後述するように設定された
モードや操作のためのメッセージを表示するものであ
る。上記テンキー42は、コピー枚数などを設定するも
のである。上記プリントキー43は、複写動作を開始さ
せるものである。上記給紙部選択キー44は、給紙デッ
キ部31,32,33または手差し給紙部34の内から
転写紙を給紙する給紙部を選択するものである。 【0021】上記OHP合い紙モードキー47は、特定
の転写紙としてOHPフィルムを用いるときに、OHP
フィルムの台紙として普通紙を自動給紙させるOHP合
い紙モードを設定するためのものである。このOHP合
い紙モードキー47には、LEDからなるOHP合い紙
モード表示部47aが設けられ、OHP合い紙モードが
設定されると点灯するようになっている。 【0022】上記アップダウンキー45は、モードの選
択、例えば上記OHP合い紙モードが設定されたとき
に、更に自動給紙される普通紙に対するコピーモード等
を選択するためのもので、上記エンターキー46は、選
択したモードを確定させるためのものである。 【0023】上記編集モードキー48は、上記OHP合
い紙モードにおいて、OHPフィルムに対して原稿画像
をマスキングして転写するモードのときに、上記タブレ
ット100を用いたマスキング処理を開始させるための
ものである。 【0024】上記ソートキー49は、1回押す毎にノン
ソートモード、ソートモード及びグループモードを循環
的に切り換えて設定するためのものである。上記ソート
キー49の上方には、それぞれLEDからなるソートモ
ード表示部49a,49b,49cが配設されている。
ここで、ソートモード表示部49aはノンソートモード
に対応し、ソートモード表示部49bはソートモードに
対応し、ソートモード表示部49cはグループモードに
対応している。 【0025】次に、この画像形成装置の制御構成につい
て、図1のブロック図を用いて説明する。この画像形成
装置は、装置本体1を制御する主制御部3、原稿搬送装
置10を制御する原稿搬送制御部17及びソータ部20
を制御するソータ制御部25を備え、主制御部3が他の
原稿搬送制御部17及びソータ制御部25とシリアル通
信を行って各種のデータや動作タイミングを送受信する
ことにより、各部の動作制御が行われている。 【0026】原稿搬送制御部17は、原稿搬送装置10
の制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを
保管するRAMが内蔵されたマイクロコンピュータから
なり、原稿搬送装置10の搬入駆動部12、搬送ベルト
13、排出ローラ14や分岐ガイド15等からなる原稿
搬送系18の各部の動作を制御するもので、載置トレイ
11に載置された原稿をコンタクトガラス2上の所定位
置にセットするものである。また、上記原稿センサによ
って載置トレイ11上の原稿の有無を判別するととも
に、上記原稿サイズ検出部によって載置トレイ11に載
置された原稿のサイズを検出するものである。 【0027】ソータ制御部25は、ソータ部20の制御
プログラムを記憶するROMや一時的にデータを保管す
るRAMが内蔵されたマイクロコンピュータからなり、
ソータ部20の搬送ローラ対、分岐ガイド21やビン昇
降部24等からなるソータ駆動系106の各部の動作を
制御するものである。 【0028】座標検出部105は、タブレット100で
出力される抵抗値を電圧信号に変換するもので、タブレ
ット100から出力される抵抗値に定電流を通電し、抵
抗値に比例する電圧信号を生成して、座標位置信号をア
ナログ電圧信号として出力するとともに、このアナログ
電圧信号をディジタル電圧信号に変換して出力するもの
である。 【0029】主制御部3は、装置本体1の制御プログラ
ムを記憶するROMや一時的にデータを保管するRAM
が内蔵されたマイクロコンピュータからなり、プリント
キー43が押されると複写動作を開始させるものであ
る。また、給紙部選択キー44で選択された給紙デッキ
の転写紙サイズ及び原稿搬送制御部17で検出された原
稿サイズから複写倍率を算出し、これに基づいて、給紙
部30、像形成部60及び用紙搬送部70の各部の動作
を制御するものである。 【0030】また、主制御部3は、上記ソートキー49
が1回押される毎にノンソートモード、ソートモード及
びグループモードを循環的に切り換えて設定し、その設
定内容をソータ制御部25に送信するとともに、設定さ
れたモードに対応するソートモード表示部49a,49
b,49cを点灯させる。なお、電源オンの初期状態で
はノンソートモードが設定され、ソートモード表示部4
9aが点灯するようになっている。 【0031】更に、主制御部3は、次の(1)〜(3)の各機
能を有する。 (1)OHP合い紙モードキー47が選択されたときに、
合い紙モード表示部47aを点灯させるとともに、アッ
プダウンキー45及びエンターキー46の操作によって
選択される各モード、すなわち合い紙を白紙で排出する
モード、合い紙に原稿画像を複写するモード又はOHP
フィルムに編集した原稿画像を複写するモードを判別す
る。 【0032】(2)上記合い紙を白紙で排出するモードの
ときは、合い紙及びOHPフィルムを交互に給紙部30
から給紙させるとともに、合い紙に対する複写動作を行
わずに排出させる。 【0033】(3)上記合い紙に原稿画像を複写するモー
ドのときは、合い紙及びOHPフィルムを交互に給紙部
30から給紙させるとともに、合い紙に対してOHPフ
ィルムと同様に原稿画像を複写する。 【0034】(4)上記OHPフィルムに編集した原稿画
像を複写するモード、すなわち原稿の所定領域をマスキ
ングして複写するモードのときは、まず、タブレット1
00を用いて指定されるマスキング領域の座標位置を座
標検出部105から取り込んで上記RAMに記憶する。
そして、プリントキー43が押されると複写動作を開始
させ、まず合い紙を給紙して通常の複写動作を行わせ
る。次いで、上記RAMに記憶されたマスキング領域の
座標位置と、算出された複写倍率と、コンタクトガラス
2上の原稿セット位置とから、ブランクランプ63の内
でマスキング領域に対応するLEDを判別する。そし
て、OHPフィルムを給紙し、像形成動作の際に上記対
応LEDを点灯させることによって、マスキング領域が
空白にされた原稿画像を複写する。 【0035】なお、給紙部30からの合い紙及びOHP
フィルムの給紙は、それぞれが収納された給紙部を給紙
部選択キー44で指示し、その指示された給紙部から合
い紙及びOHPフィルムを交互に給紙するようにすれば
よい。また、給紙デッキ31〜33及び手差し給紙部3
4に合い紙及びOHPフィルムを判別するセンサを配設
し、OHP合い紙モードキー47によってOHP合い紙
モードが設定されたときに、主制御部3によって自動的
に給紙部を選択するようにしてもよい。 【0036】次に、以上のような構成の画像形成装置の
動作について説明する。給紙部選択キー44で転写紙を
給紙する給紙部が選択され、プリントキー43が押され
ると、原稿搬送装置10で検出された原稿サイズに応じ
て複写倍率が設定され、複写動作が開始される。そし
て、原稿が載置トレイ11から搬送されてコンタクトガ
ラス2の所定位置にセットされ、光源部からの光がコン
タクトガラス2上のセット原稿で反射し、その反射光が
反射鏡53a〜53cを介してレンズ部54に導かれた
後、反射鏡53d〜53fを経て感光体61を露光す
る。 【0037】このとき、帯電部62により感光体61表
面が一律に帯電されており、露光部50により感光体6
1の転写領域が露光されて静電潜像が形成される。次
に、現像部64から感光体61に供給される帯電トナー
が上記静電潜像に付着して現像が行われる。 【0038】一方、転写紙は、給紙ローラ35によって
給紙され、用紙搬送部70によってレジストローラ対7
5まで搬送される。次いで、転写紙は、露光部50の動
作に同期してレジストローラ対75により搬送され、感
光体61と転写分離部65の隙間に搬送され、転写分離
部65により感光体61のトナー像が転写され、次いで
感光体61から分離される。 【0039】分離された転写紙は、搬送ベルト76によ
り搬送され、定着部80でトナー像が紙面に定着されつ
つ搬送され、更に搬送ローラ対77により搬送されて、
排出ローラ対78によってソータ部20のノンソートビ
ン22等に排出される。 【0040】次に、図5、図6を用いてOHP合い紙モ
ードキー47によりOHP合い紙モードが設定されたと
きの動作について説明する。図5はOHP合い紙モード
キー47が押されたときの表示パネル41の表示画面を
示す図である。図6は図5(c)の状態でエンターキー
46が押されたときの動作手順を示すフローチャートで
ある。 【0041】OHP合い紙モードキー47が押される
と、まず、図5(a)に示すように、「白紙の台紙」が
選択された状態の画面が表示パネル41に表示される。
この状態でエンターキー46が押されると、合い紙が白
紙のまま排出される。 【0042】図5(a)の状態でダウンキー45が押さ
れると、図5(b)に示すように、「コピー台紙」が選
択された状態の画面が表示パネル41に表示される。こ
の状態でエンターキー46が押されると、合い紙にOH
Pフィルムと同様に原稿画像が転写されて排出される。 【0043】図5(b)の状態でダウンキー45が押さ
れるか、又は図5(a)の状態でアップキー45が押さ
れると、図5(c)に示すように、「編集コピー」が選
択された状態の画面が表示パネル41に表示される。こ
の状態でエンターキー46が押されると、図6に示す処
理ルーチンに入り、OHPフィルムに対して原稿画像が
編集された画像が転写されるとともに、合い紙に対して
原稿画像がそのまま転写されて排出される処理が行われ
る。 【0044】図6において、まず、原稿画像に対するマ
スキング処理が行われる(ステップS1)。すなわち、
編集モードキー48を押して編集モードに移行し、タブ
レット100を用いて原稿をマスキングしたい所定領域
を指定し、エンターキー46を押して領域指定を確定さ
せる。このマスキング処理は、全原稿に対して行われる
まで(ステップS2でNO)、原稿1枚毎に繰り返され
る。 【0045】そして、全原稿に対するマスキング処理が
終了し(ステップS2でYES)、原稿が載置トレイ1
1に載置されてプリントキー43が押されると(ステッ
プS3)、合い紙が給紙されて通常の複写動作が行われ
る(ステップS4)。次いで、給紙デッキが切り換えら
れてOHPフィルムが給紙され、所定領域に対してマス
キング処理が施された原稿画像の複写動作が行われる
(ステップS5)。 【0046】そして、載置トレイ11の原稿の有無が判
別され(ステップS6)、原稿が終了でなければ(ステ
ップS6でNO)、原稿が排出されるとともに次の原稿
がコンタクトガラス2上に給紙され(ステップS7)、
ステップS4に戻って以上の動作が繰り返される。一
方、ステップS6で原稿が終了であれば(ステップS6
でYES)、この動作が終了する。 【0047】このように、合い紙には原稿画像をそのま
ま複写するとともに、OHPフィルムに対してマスキン
グ領域が空白にされた原稿画像を複写可能にしたので、
OHPフィルムを用いて発表する際に、聴衆に対して公
表を避けたい事項を有する場合でも複写動作を自動的に
行うことができる。これによって、原稿の機密保持を容
易に行うことができる。 【0048】また、OHPフィルムを用いて講習を行う
場合でも、伏せておきたい箇所や細かい説明事項を消去
することによって、聴衆がOHP画面を容易に理解可能
になる一方で、講師の控えとして用いる合い紙には全情
報が複写されているので、講義や説明に用いるのに好適
である。 【0049】なお、本発明は、以下の(1)〜(4)に
示す変形形態を採用することができる。 (1)OHPフィルム及び合い紙は、同一サイズに限ら
れず、異なるサイズのものであってもよい。また、同一
原稿を複数のOHPフィルムに対して複写するようにし
てもよい。 【0050】(2)マスキング領域の指定は、タブレッ
ト100に代えて、図7に示すような編集用シート11
0を用いて行ってもよい。図7は編集用シートを示す図
で、(a)は側面図、(b)は平面図である。 【0051】マスキング領域を指定するときは、座標と
しての通し番号1〜nが書き込まれた方眼目盛を備えた
透明シート111と、台紙部112間に、保持部113
に書かれた原稿サイズの目盛に位置を合わせて挟み、所
望の座標番号を操作表示部40のテンキー42で指定す
ればよい。 【0052】(3)上記実施形態では、アナログ光学系
を備えた画像形成装置を用いて説明したが、ディジタル
光学系を備えた画像形成装置を用いてもよい。この場合
には、原稿画像を記憶する画像メモリと、タブレット1
00を用いて設定された座標位置がマスキングされた画
像を記憶する編集メモリとを備え、合い紙を給紙したと
きは上記画像メモリの記憶データに従って感光体を露光
し、OHPフィルムを給紙したときは上記編集メモリの
記憶データに従って感光体を露光する。これによって、
上記実施形態と同様の効果が得られる。 【0053】(4)上記実施形態では、特定の転写紙と
してOHPフィルムに対してマスキングを施して複写す
る形態について説明したが、特定の普通紙に対してマス
キングを施して複写するようにしてもよい。この場合に
は、OHP合い紙モードキーに代えて、特定の普通紙を
指示する普通紙指示キーを操作表示部40に備え、テン
キー42で設定された複写枚数の内で、上記普通紙指示
キーを用いて指示された枚数の普通紙に対してマスキン
グ処理を施した複写を行うことにより、同一原稿に対し
てマスキングを施す普通紙と、マスキングを施さない普
通紙とを連続して複写することができる。 【0054】これによって、学校や塾などで作成した解
答付きの問題を複写する際に、生徒配布用として解答部
分をマスキングして複写し、先生用として全体を複写す
るような複写動作を自動的に行うことができる。なお、
この場合に、主制御部3からソータ制御部25に対し
て、先生用の転写紙をノンソートビン22に排出し、生
徒用の転写紙をソートビン23に排出させるように指示
してもよい。これによって、先生用の転写紙のみ区分け
することができ、複写後の作業性を向上することができ
る。 【0055】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、原稿の所定領域が指定された場合はOHPフィ
ルムに対して原稿画像を編集して転写し、合い紙には原
稿画像をそのまま転写するようにしたので、原稿画像を
編集した画像と編集しない画像の画像形成動作を連続し
て自動的に行うことができ、これによって操作性の向上
を図ることができる。 【0056】また、請求項の発明によれば、OHPフ
ィルムに対して編集した原稿画像を転写するようにした
ので、OHPフィルムを用いた発表等において、原稿の
所定部分を公表しないようにすることが容易に行える。
また、合い紙には原稿画像をそのまま転写するようにし
たので、発表時の控えとして用いて好適である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の制御
構成を示すブロック図である。 【図2】同実施形態の内部構成を示す正面図である。 【図3】タブレットの構成を示す斜視図である。 【図4】操作表示部の外観図である。 【図5】(a)(b)(c)はOHP合い紙モードキー
が押されたときの表示パネルの画面を示す図である。 【図6】図5(c)の状態でエンターキーが押されたと
きの動作手順を示すフローチャートである。 【図7】編集用シートを示す図で、(a)は側面図、
(b)は平面図である。 【符号の説明】 3 主制御部(画像編集手段、画像形成制御手段、排出
制御手段) 10 原稿搬送装置 17 原稿搬送制御部 20 ソータ部(排出手段) 21 排出分岐ガイド 22 ノンソートビン(第2の排出部) 23 ソートビン(第1の排出部) 25 ソータ制御部 30 給紙部 40 操作表示部 41 表示パネル 45 アップダウンキー 46 エンターキー 47 OHP合い紙モードキー(転写紙指示手段) 47a OHP合い紙モード表示部 48 編集モードキー 49 ソートキー 49a,49b,49c ソートモード表示部 50 露光部(原稿読取手段) 60 像形成部(画像形成手段) 70 用紙搬送部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−111584(JP,A) 特開 平7−295440(JP,A) 特開 平8−320606(JP,A) 特開 平4−317078(JP,A) 特開 平7−33317(JP,A) 特開 平4−362968(JP,A) 特開 平5−229680(JP,A) 特開 昭64−7050(JP,A) 特開 昭61−62070(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 512 G03G 15/36 G03G 15/00 510 G03G 15/04 - 15/04 120

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】原稿画像を読み取る原稿読取手段と、読み
    取った原稿画像と同一の画像をOHPフィルム及び当該
    OHPフィルムの台紙として挟む合い紙それぞれに転写
    する画像形成手段とを備えた画像形成装置であって、 上記OHPフィルム及び合い紙からOHPフィルムを特
    定の転写紙として 指示する転写紙指示手段と、原稿の所
    定領域を必要に応じてマスキング処理の対象として指定
    する手段と、読み取った原稿画像の指定された所定領域
    をマスキング処理して編集する画像編集手段と、指示さ
    れた上記OHPフィルムに対してのみ編集された原稿画
    像を転写させる画像形成制御手段とを備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
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