JP2672918B2 - ジャム管理装置 - Google Patents

ジャム管理装置

Info

Publication number
JP2672918B2
JP2672918B2 JP4041812A JP4181292A JP2672918B2 JP 2672918 B2 JP2672918 B2 JP 2672918B2 JP 4041812 A JP4041812 A JP 4041812A JP 4181292 A JP4181292 A JP 4181292A JP 2672918 B2 JP2672918 B2 JP 2672918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jam
sheet
path
copy
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4041812A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05238596A (ja
Inventor
和幸 扇田
裕詞 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4041812A priority Critical patent/JP2672918B2/ja
Publication of JPH05238596A publication Critical patent/JPH05238596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2672918B2 publication Critical patent/JP2672918B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジャムの発生状況を把握
するためのジャム管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えば複写機等においては、ジ
ャムが発生した場合には予め設定されたジャム発生箇所
毎のジャム発生回数をカウントしてジャム管理を行って
いた。
【0003】また、ジャム発生時にジャム発生箇所と記
憶させておき、メンテナンス時等に読み出し要求があっ
た場合に最新のジャム発生箇所から順にディスプレイに
表示させるものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のジャム発生箇所毎のジャム発生回数をカウントして
記憶させるものにおいては、ジャム発生回数だけを記憶
しているのでメンテナンス時等に必要となるジャム履歴
を把握することはできなかった。
【0005】また、ジャム発生時にジャム発生箇所を記
憶させるものにおいては、上記欠点は解決されるが、ジ
ャムの発生頻度を把握することができず、その位置での
ジャムが問題となるレベルか否か判断できなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を解決するためになされたものであり、用紙の搬送経路
中に配置された複数の用紙検知手段と、上記用紙検知手
段による搬送用紙の検知状態に応じてジャム検出を行う
ジャム検出手段と、上記ジャム検出手段によってジャム
検出されたときに、ジャム発生箇所を記憶するととも
に、前回のジャム発生から今回のジャム発生時までのコ
ピー枚数を記憶する手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】以上のようなジャム管理装置によれば、ジャム
発生時にジャム発生箇所を記憶するとともに、前回のジ
ャム発生から今回のジャム発生時までのコピー枚数を記
憶することができるから、ジャム履歴やジャム発生頻度
等のジャム状況を容易に知ることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明における画像形成装置である複
写機のジャム管理にかかる制御フローチャート、図2は
図1の制御フローにかかるジャム表示の一態様を示す
図、図3は本発明にかかる複写機の内部概略構成を示す
断面図である。
【0009】まず、図3に従って本発明の複写機の構成
を説明する。
【0010】図3において、複写機本体100の内部中
央部には、感光体ドラム101が回転自在に設置されて
おり、その外周部には帯電チャージ102および現像装
置103等と共に画像形成手段である各種複写プロセス
部が配置されており、かつ、その図中左側部に用紙の搬
送経路の一部を構成する定着装置104を設置してい
る。
【0011】複写機本体100の上面の一側部には循環
式自動原稿供給装置1を備え、該装置1の第1原稿シリ
ンダ20と第2原稿シリンダ21の鉛直下方に設けた第
1露光部5と第2露光部6が、本体100の上端面の略
同一平面上に並列に設けられている。また、複写機本体
の上面の他側部には、ブック物原稿に対応した第3露光
部105を設け、二系列の露光システムをもつ光学系を
構成している。
【0012】複写機本体100の一方の側面には、複写
用紙Yの給紙カセット106A,106Bを、中央下部
には同じく給紙カセット106C,106Dを装着して
いる。これら給紙カセット106A〜106D内に収容
された複写用紙Yは最上部より順次給送され、紙経路1
08A〜108Dに送り出される。
【0013】そのために各給送カセット106A〜10
6Dの上部には給紙ローラ109A〜109Dが夫々に
配置されており給紙駆動用モータM8により回転され、
上記給紙経路108A〜108Dへ用紙Yが1枚づつ選
択的に給紙される。
【0014】上記給紙経路108A〜108Dおよび後
述する中間トレイ113からの給紙経路115には用紙
搬送用ローラ107A〜107Eを設置しており、これ
ら搬送用ローラを駆動用モータM9で回転駆動し、上記
複写プロセス工程に複写用紙Yを給送している。以上が
給紙部から感光体ドラム101への複写プロセス部へと
用紙Yを搬送する搬送経路である。
【0015】複写機本体100の他方の側面にはオフセ
ットトレイ110を設置しており、該オフセットトレイ
110にはソレノイドSOL8を取り付けており、該ソ
レノイドSOL8を所定時間ONすると図3において紙
面の手前の方向にオフセットトレイ110をシフト動作
し、また、次にSOL8を所定時間ONすると紙面の裏
の方向にシフト動作し、よって、オフセットトレイ11
0を、一部の原稿に対して複数部の複写用紙Yを仕分け
された状態で受け取ることができるように構成してい
る。
【0016】感光体ドラム101に給送された複写用紙
Yはオフセットトレイ110へと搬送される際、複写プ
ロセス工程に給紙され、画像受像手段、定着装置104
を通り、更にそれに続く排出経路111を介して排出さ
れる。該排出経路111には、それより分岐した複写用
紙表裏反転経路(スイッチバック経路)112が設けら
れている。上記複写プロセス工程および定着装置104
を通過し、一面に原稿が複写された複写用紙Yは、オペ
レータの所望の複写内容に従って、下記の3種の方法で
オフセットトレイ110へと排出される。
【0017】(i)排出経路111をそのまま通過して
オフセットトレイ110へ複写用紙Yを排出する (ii)排出経路111に向かった後、複写用紙Yの他面
に複写を行うために、スイッチバック112にて反転を
行い、再度、複写プロセス工程へ搬送する為に、一時的
に中間トレイ113に収納する。
【0018】中間トレイ113に積み重ねられた複写用
紙Yをその最下部より順次モータM14により回転駆動
される給紙ローラ114により再搬送経路115へ給送
し、複写プロセス工程へ給送し、定着装置104を通
り、排出経路111を通過してオフセットトレイ110
へ排出する。
【0019】(iii) 排出経路111に向かった後、スイ
ッチバック経路112で複写用紙Yの反転を行った後、
排出経路111よりオフセットトレイ110へ排出す
る。
【0020】上記した3種の用紙の搬送を可能とするた
め、排出経路111とスイッチバック経路112におけ
る用紙搬送路は以下の通り構成されている。
【0021】即ち、スイッチバック経路112は、排出
経路111の二位置より分岐した経路112a、112
b、これら経路112aと112bとが合流した経路1
12c、該経路112cより分岐して中間トレイ113
に向かう経路112dより構成される。
【0022】上記経路112aと排出経路111との分
岐部にはゲートフラッパG1、経路112aと112b
の分岐部位にゲートフラッパG2、経路112cと11
2dの分岐部位にゲートフラッパG3を設置し、夫々駆
動ソレノイドによって作動し、オペレータの所望の複写
内容に応じて、複写用紙Yの搬送経路を自動選択してい
る。
【0023】経路112aと112bの分岐部近傍には
ローラ118A、118B、118Cを設置すると共
に、経路112cと112dとの分岐部近傍にローラ1
19A、119B,119Cを設置し、複写用紙Yを搬
送している。また、経路112aと112bの分岐部近
傍の経路112cには、反転用ローラ120を設置し、
駆動用モータM11で正逆回転させ、複写用紙Yの搬送
方向を反転すると共に、経路112cの経路112dと
の分岐部の下流位置に反転用ローラ121を設置し、駆
動用モータM12で正逆回転している。
【0024】図中122A〜122Cは排出経路111
に沿って配置した搬送用ローラ、123は経路112d
に配置した搬送用ローラである。上記搬送用ローラ12
2A〜122Cは、前記感光体ドラム102等の複写プ
ロセス工程構成部および定着装置104とともに同期し
てモータM10により駆動している。
【0025】上記構成とすることにより、上記(i)の場
合はゲートフラッパG1で経路112aを閉鎖して複写
用紙Yを排出経路111に沿って排出する。(ii)の場合
はゲートフラッパG1で排出経路111を閉鎖してスイ
ッチバック経路112の経路112aへ複写用紙Yを導
き、ゲートフラッパG2で経路112cを開き、経路1
12cを通って反転用ローラ121で搬送方向を反転す
ると共に、ゲートフラッパG3で経路112dを開き、
中間トレイ113へと複写用紙Yを導いている。
【0026】(iii)の場合は複写用紙Yを経路112c
へ導いた後、反転用ローラ120で搬送方向を反転し、
ゲートフラッパG2で経路112b側を開いて、経路1
12bより排出経路111へと導いている。
【0027】以上説明した通り、複写プロセス工程を通
過した複写用紙Yは、定着装置(ローラ)104を介し
て排出経路111、スイッチバック経路112からなる
用紙搬送経路を各ゲートフラッパG1〜G3の選択動作
に応じて反転排出、反転後に中間トレイ113への搬
送、あるいはそのまま排出経路111を通って排出され
ることになる。
【0028】そこで、上述に説明した複写用紙Yの搬送
経路中には、用紙の搬送状態を検出するための用紙検知
センサを適所に配置している。符号S10は、各給紙カ
セット106A〜106Dから給送されてくる複写用紙
を検知するセンサ、S11は転写剤の配置されたレジス
トローラ160に用紙が搬送されてくるのを検知するセ
ンサ、S12は定着後の用紙検知センサ、S13は排出
経路111の出口近傍に配置され排出用紙を検知するセ
ンサ、S14は排出経路111より分岐搬送される用紙
を検知するセンサ、S15は用紙反転搬送における用紙
の検知センサ、S16は中間トレイ113へと排出され
る用紙を検知するセンサ、S18は中間トレイ113よ
り再給送される用紙を検知するセンサである。
【0029】なお、S17は中間トレイ113内の用紙
の有無を検知する検知センサである。
【0030】上記各種センサS10〜S18による用紙
検知により搬送中等のジャム等を検出できる。この検出
は従来周知の検出手段であってその詳細については省略
する。
【0031】このジャム検出手段は、用紙検知センサS
10〜S18の用紙の有無検知に応じて停滞ジャム又は
遅延ジャム等を検出する。例えば、センサS11にて用
紙Yを検出している状態において、該用紙Yがレジスト
ローラ160の回転開始時より一定時間経過後も用紙を
検知しておれば、ジャム状況として停滞ジャムを検出
し、且つセンサS11の位置でのジャムであることが合
せて出力される。
【0032】このジャムは後で説明する記憶手段にその
状況が記憶される。また、センサS10が用紙を検知し
ており、センサS11にて用紙が検知されるまでの時間
が必要以上かかった場合等には、遅延ジャムとして検出
されることになる。
【0033】次に、複写機本体100に設けた光学系に
ついて説明すると、複写機本体100の内部上方に、原
稿面をスリット露光を行う光源150、ミラー151
A、151B、151C、151Dおよびレンズ152
を備えた光学装置システムを走査自在に設置している。
該光学装置システムで、光源150の光が原稿Xの画像
面に照射され、その反射光がミラー151A〜151D
およびレンズ152を経て、感光体ドラム101の表面
に配光される。
【0034】また、該光学装置システムでは、循環式自
動原稿供給装置1のシート原稿Xの提示に応じて、第1
原稿シリンダ20の第1露光部5および第2原稿シリン
ダ21の第2露光部6にて停止状態で露光を行い、ま
た、ブロック原稿などが第3露光部105に載置された
場合は光学系を走査させつつ露光を行う2つのシステム
を採用しており、上記ミラー系を駆動用モータM13で
駆動している。
【0035】尚、感光体をベルト感光体として、その上
面を前記第1、第2、第3の露光部が形成する面と平行
に配置し、レンズを自己集束性伝送体アレーなどにより
構成すれば、ミラーを使用しなくても、感光体上に画像
形成が可能である。 本複写装置においては、各部位に
検知センサーを設けており、S7は光学系第2露光位置
検知センサー、S8は光学系第1露光位置検知センサ
ー、S9はOC部原稿先端位置検知センサーである。
【0036】さらに、図1には図示していないが、本装
置では、循環式自動原稿供給装置1内に第1露光部5へ
の原稿送り出し用のクラッチCLT1、第2露光部6へ
の原稿送り出し用のクラッチCLT2を設けていると共
に、複写機本体100内に複写用紙と原稿先端露光同期
用クラッチCLT3を設けている。
【0037】上記した循環式自動原稿供給装置を備えた
両面複写装置により、オペレータの所望の複写内容によ
り、 片面原稿から複数部の仕分けした片面複写シート 片面原稿から複数部の仕分けした両面複写シート 両面原稿から複数部の仕分けした片面複写シート 両面原稿から複数部の仕分けした両面複写シート の何れにでも、原稿を複数回循環させることで自在に複
写を行うことが可能である。
【0038】また、オペレータの所望の複写内容によ
り、シート原稿を原稿シリンダに複数回巻き付けたまま
露光を行い、シート原稿の一循環中に複数枚の複写を行
うことも出来る。
【0039】本発明に係る複写装置は図4のブロック図
で示す制御装置により複写機本体側と循環式自動原稿供
給装置1とを互いに関連して制御している。
【0040】即ち、上記各モータM1〜M14はモータ
ドライバ200に、クラッチCLT1〜CLT3はクラ
ッチドライバ201に、各ソレノイドSOL1〜SOL
8はソレノイドドライバ202に接続され、これら各ド
ライバ200〜202及び直流電源79等、原稿搬送制
御、用紙搬送制御、プロセス部の制御に用いられる制御
要素はインターフェイス回路(I/O)203に接続さ
れると共に各検知センサーS1〜S18も該インターフ
ェイス回路203に接続されている。
【0041】インターフェイス回路203はマイクロコ
ンピュータ204と接続し、上記検知センサーからの検
知信号をマイクロコンピュータ204に出力すると共
に、マイクロコンピュータ204からの制御信号に応じ
て上記各ドライバ200〜203を制御作動する。
【0042】マイクロコンピュータ204はROM20
5とRAM206に接続しており、ROM205に予め
記憶されている制御用プログラムに従ってマイクロコン
ピュータ204は制御を行う。RAM206はバッファ
用メモリや複写制御に必要となる後述するフラグ、カウ
ンタ、タイマーその他の演算用領域として使用される。
一方、本発明にかかるジャム検出状況を記憶する。
【0043】また、インターフェイス回路203はドラ
イバ207を介して調光ユニット208、コピーランプ
209に接続すると共に、操作パネル210のオペレー
タ操作用のキー211および表示ドライバ212に接続
し、表示ドライバ212は表示装置213に接続してい
る。
【0044】さらに、インターフェイス回路203は後
述するセレクトスイッチSSW1〜SSW4に接続して
いる。
【0045】上記操作パネル210は図5に示す構成よ
りなり、複写枚数設定用の10キー211−1、クリア
ーキー211−2、スクロールキー211−3、インフ
ォメーションキー211−5、プリントスイッチ211
−4、SET表示部213−1、COUNT表示部21
3−2、LCD表示部213−3を備えている。
【0046】以上の構成において、以下に本発明のジャ
ム管理装置の制御動作について図1を参照し詳細に説明
する。
【0047】複写機は電源を投入し、定着装置104の
定着温度が定着可能温度に達すると使用可能となり、ス
イッチ211−4を操作することで複写動作を開始す
る。この場合、予め設定されたコピー枚数が表示部21
3−1に表示され、表示部213−2にはコピーされた
枚数がその都度表示される。
【0048】図1のフローにおいて、複写機の動作が開
始すれば、複写機本体がコピー巾(N1)であるとし
て、ステップN2にて各種コピー制御を実行していく。
【0049】この制御中に選択された用紙Yがカセット
106A〜106Dより一枚づつ給紙され、搬送経路に
沿って感光体ドラム101へ搬送される。
【0050】そして、感光体ドラム101を通過して画
像が転写されると、定着装置104を介して画像が定着
された後、排出経過111をそのまま搬送されてトレイ
110へと排出される。
【0051】あるいは、両面コピーを行うのであれば、
ゲートフラッパーG1の作用にて反転経路112a、1
12cへと送り込まれ、反転ローラ121の作用にて逆
転搬送されゲートフラッパーG3の作用にて逆転搬送さ
れる用紙Yが搬送経路112dへと案内され中間トレイ
113へと搬出される。
【0052】以上の様なコピー動作中において、用紙搬
送経路中に配置された各種センサS10〜S18の用紙
検知信号は、I/Oポート203を介してマイクロコン
ピュータ(CPU)204に入力される。CPU204
側では、用紙検知信号を受けてジャム状態を検出する。
【0053】コピー動作中にジャムが検出(N3)され
た時、その原因箇所をRAM206の指定領域に格納す
るとともに、前回のジャムからのコピー枚数を記憶(N
4)する。
【0054】これらの記憶は、ジャムの発生順に順次R
AM206の指定領域に格納されることになる。一例と
して、n番目のジャム検出時に指定される記憶領域の先
頭アドレス(HL)は、ジャムメモリのために割り付け
られた先頭アドレス(h1)に、1回のジャム発生時に
必要なバイト数(m)とすると、HL=h1+(n−
1)・mで設定でき、そのアドレスよりn番目に発生し
たジャムの原因の場所及び(n−1)番目のジャムから
n番目のジャム迄のコピー枚数カウントが記憶される。
尚、このカウンタは記憶後クリアされる(図6参照)。
ジャムの原因箇所は、ジャムをした用紙がどの位置、
つまり用紙搬送経路に配置されているセンサS10〜S
18のいづれの位置で検出されたジャムかを示すもので
ある。
【0055】ジャムが検出されれば、複写機は一旦停止
しそのジャム用紙を除去しジャムリセットされることで
複写動作の開始が可能となる。そこで、再度スイッチ2
11−4を操作することで複写動作が開始する。
【0056】そこで、保守等において、複写機の待期中
にジャムの発生状況等を確認する場合、その要求(N
5)を複写機に対して行う。これは、インフォメーショ
ンキー211−5を操作することで、要求ありとして表
示部213−3にジャム状況が表示(N6)される。そ
の表示例は図2に示す通りである。
【0057】まず、インフォメーションキー211−5
を操作すれば、図2(a)の通りいままでのジャムの総
発生回数例えば“14”が表示される。この総発生回数
は、RAM206の一部にカウンターを構成し、ジャム
発生の都度カウントアップさせればよい。
【0058】次に,インフォメーション211−5を操
作することで図2(b)に示す如くジャムの発生の状況
が表示される。
【0059】この表示において、最上には一番最近に発
生したジャムからのコピー枚数カウントが表示され、次
行に表示された“S13”は、一番最近に発生したジャ
ムの原因箇所を示すもので、それより古いものは順次そ
の下段の行に表示される。
【0060】この表示は、RAM206の最新のアドレ
スに記憶されたデータによりジャムの原因箇所及び、前
回のジャムからのコピー枚数を順次表示する。
【0061】また、ジャムが全て表示部213−3に表
示されなければ、次にスクロールキー211−3を操作
することで、図2(c)の如く引き続くジャム状況がジ
ャム発生順に表示される。
【0062】尚、図2(b)又は(c)の状態でインフ
ォメーションキー211−5を操作すれば図2(a)の
状態に戻る。また、ジャム状況の表示から元の状態に復
帰させるには、ジャム表示の要求を解除すればよく、例
えばクリアーキー211−2を操作すればよい。
【0063】以上の様にジャム発生状況が表示されるこ
とで、その表示内容にてジャムの発生傾向を認識するこ
とができる。特に最近発生しているジャムの状況に応じ
て、その部分のジャム対策を行えば有効であることが直
ぐにわかる。そこで、その部分の搬送ローラやガイド板
等の交換や調整等によりジャム防止効果を高めることが
できる。
【0064】また、ジャムとジャムのコピー枚数の間
隔、原因箇所、及び本体のMCBJ(平均ジャム間隔)
のスペックから、発生しているジャムが問題となるレベ
ルかどうかを的確に判断できる。
【0065】また、ジャム発生時にその原因箇所、ジャ
ム間隔と共にさらにその時のコピーモードを記憶して、
表示すればより効果的である。
【0066】ところで、説明は省略したがジャム発生状
況を記憶するRAMを複写機の電源を切った状態でもそ
の内容を保持させるためにも、バックファップ電源が接
続されている。
【0067】
【発明の効果】本発明のジャム管理装置によれば、ジャ
ム履歴やジャム発生頻度等のジャム状況を容易に知るこ
とができるから、メンテナンス時のジャム対応が極めて
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像形成装置である複写機のジ
ャム管理にかかる制御フローチャートである。
【図2】図1の制御フローにかかるジャム表示の一態様
を示す図である。
【図3】本発明にかかる複写機の内部概略構成を示す断
面図である。
【図4】本発明にかかる複写機の制御ブロック図であ
る。
【図5】本発明にかかる複写機の操作パネルである。
【図6】本発明にかかるアドレスマップである。
【符号の説明】
106A〜106D 給紙カセット 107A〜107D 用紙搬送ローラ 108A〜108D 給紙経路 109A〜109D 給紙ローラ 111 排出経路 112 スイッチバック経路 113 中間トレイ 114 給紙ローラ 115 再搬送経路 S10〜S18 用紙検知センサ G1〜G3 ゲートフラッパー 204 CPU 206 RAM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の搬送経路中に配置された複数の用
    紙検知手段と、 上記用紙検知手段による搬送用紙の検知状態に応じてジ
    ャム検出を行うジャム検出手段と、 上記ジャム検出手段によってジャム検出されたときに、
    ジャム発生箇所を記憶するとともに、前回のジャム発生
    から今回のジャム発生時までのコピー枚数を記憶する手
    段と、 を備えたことを特徴とするジャム管理装置。
JP4041812A 1992-02-28 1992-02-28 ジャム管理装置 Expired - Lifetime JP2672918B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041812A JP2672918B2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 ジャム管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041812A JP2672918B2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 ジャム管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05238596A JPH05238596A (ja) 1993-09-17
JP2672918B2 true JP2672918B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=12618728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4041812A Expired - Lifetime JP2672918B2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 ジャム管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2672918B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002255442A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05238596A (ja) 1993-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5819151A (en) Original feeding apparatus with rotary conveyor that releases original before reading
JPS63176246A (ja) 作像装置
JP3445724B2 (ja) 複写方法
JP3388669B2 (ja) 複写機
JP2944057B2 (ja) 自動原稿供給装置
JP2672918B2 (ja) ジャム管理装置
US4610446A (en) Sheet material transporting apparatus
US5315360A (en) Copying machine for copying a one-side subject copy on both sides of a copying sheet
JP2829142B2 (ja) 循環式原稿供給装置を備える複写機
JP2738884B2 (ja) 循環式自動原稿供給装置を備えた画像形成装置
JP2501479B2 (ja) 循環式原稿供給装置を備える複写機
JP2592174B2 (ja) 自動原稿供給装置
JP2554748B2 (ja) 複写機
JP2726501B2 (ja) 複写機
JPH04353872A (ja) 画像形成装置
JPH08268618A (ja) 用紙反転機構およびこれを用いた画像形成装置
JPH03182770A (ja) 原稿供給装置を備える複写機
JPH04165369A (ja) 画像形成装置
JPH0990824A (ja) 画像形成装置
JPS61188559A (ja) 並列搬送型複写機
JPH0619251A (ja) 画像形成装置の原稿種類検知方法
JPH0485555A (ja) 画像形成装置のジャム管理装置
JPH04283764A (ja) 画像形成装置における両面ユニットのシート整置制御装置
JPH028158A (ja) 画像形成装置
JPH07301961A (ja) 複写機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 15